JPH07254893A - 位相差補正回路 - Google Patents

位相差補正回路

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Publication number
JPH07254893A
JPH07254893A JP6069934A JP6993494A JPH07254893A JP H07254893 A JPH07254893 A JP H07254893A JP 6069934 A JP6069934 A JP 6069934A JP 6993494 A JP6993494 A JP 6993494A JP H07254893 A JPH07254893 A JP H07254893A
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JP
Japan
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phase difference
address
memory
signal
write address
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6069934A
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English (en)
Inventor
Seshiji Miura
誓士 三浦
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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Publication of JPH07254893A publication Critical patent/JPH07254893A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 位相差を補正するために必要な時間を短縮す
ることができるようにすることを目的とする。 【構成】 入力クロック信号CLKに従って巡回書き込
みアドレスを発生させる書き込みアドレスカウンタ5
(6)と、上記書き込みアドレスカウンタからの巡回書
き込みアドレスに従って基準信号INaをビット単位に
記憶する第1のメモリ2と、同じく非基準信号INbを
ビット単位に記憶する第2のメモリ3と、これらの信号
INa、INbの位相差の量をビット単位で検出する位
相差判定回路8と、上記位相差判定回路8によって検出
された位相差に対応して上記第2のメモリ3に記憶され
ている非基準信号INbを読み出すアドレスをずらして
発生させる読み出しアドレス発生手段9とを設けること
により、基準となる信号の先頭位置を示すフレームパル
スを待つことなく位相差を検出できるようにして、位相
差検出から同位相確認までに要する時間を大幅に短縮で
きるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は位相差補正回路に関し、
特に、複数ビットの信号を伝送単位とする複数の信号間
の位相を合わせるようにする位相差補正回路に関する。
【0002】
【従来の技術】複数ビットの信号を1フレームの伝送単
位として伝送する場合に、それぞれの信号の伝送路の影
響等によって各信号間には数ビットの位相差が生じる場
合がある。そこで、このような1フレーム単位の伝送を
行うような場合には、各フレームの先頭には位相あわせ
のためのフレームパルスが複数ビット含まれる場合が多
い。
【0003】従来、このような信号の位相差を補正する
ためには以下の方法がとられていた。すなわち、位相差
を生じる2種類の信号をa,bとしたとき、一方の信号
aと他方の信号bの先頭位置を示す各フレームパルスを
各々のメモリへクロック信号に同期して順次書き込む。
【0004】また、上記メモリに書き込んだ第1の信号
および第2の信号を順次読み出して行き、第1の信号a
の最初のフレームパルスと第2の信号bの最初のフレー
ムパルスとによりこれらの両信号a,bの位相差を検出
する。そして、第1の信号aの次のフレームパルスで位
相補正動作を行い、さらに、次の第1の信号aのフレー
ムパルスで、第1の信号aと第2の信号bのフレームパ
ルスが同位相で出力されるのを検出することで、位相補
正が正しく実行されたことを確認するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来は一
連の位相差検出、位相補正、同位相確認までの動作を行
うためには3つのフレームパルスが必要となり、したが
って、フレームパルス周期で最低2周期分以上の時間が
かかっていた。すなわち、従来の論理回路においては、
次のフレームのフレームパルスを待たなければ位相補正
の確認ができないため、位相差の検出から同位相確認ま
での時間が長くなってしまうという問題があった。
【0006】本発明は上述の問題点にかんがみ、位相検
出から同位相確認の一連の動作を短時間に行うことが可
能な論理回路を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの、本発明の位相差補正回路は、複数ビットの信号を
伝送単位とする第1の入力信号および第2の入力信号の
位相差を補正して出力する位相差補正回路において、入
力クロック信号に従って巡回書き込みアドレスを発生さ
せる書き込みアドレスカウンタと、上記書き込みアドレ
スカウンタから与えられる巡回書き込みアドレスに従っ
て上記第1の入力信号をビット単位に記憶する第1のメ
モリと、上記書き込みアドレスカウンタから与えられる
巡回書き込みアドレスに従って上記第2の入力信号をビ
ット単位に記憶する第2のメモリと、上記第1の入力信
号および第2の入力信号の位相差の量をビット単位で検
出する位相差判定手段と、上記位相差判定手段によって
検出された位相差に対応して上記第2のメモリに記憶さ
れているデータを読み出すためのアドレスをずらして発
生させる読み出しアドレス発生手段とを具備している。
【0008】また、本発明の他の特徴とするところは、
読み出しアドレス発生手段として位相差判定手段が上記
第1の信号と第2の信号の位相差の存在を検出した場合
に、位相差分だけ非基準信号記憶手段からの読み出しア
ドレスを早めるか遅らせるかしてずらし、以後巡回アド
レスを発生して順次書き込みアドレス順にデータを読み
出す読み出しアドレス発生手段を設けている。
【0009】
【作用】以下に、本発明の位相差補正回路の作用を説明
する。この論理回路に位相差を有する2つの信号が入力
されると、アドレス演算手段がこれら2つの信号の位相
差を検出し、次のフレームのデータ読み出し時に読み出
しアドレス発生手段によってこの位相差分だけ上記第2
のメモリからのデータの読み出しアドレスをずらすよう
にする。したがって、次のフレームの読み出し時にはフ
レームの先頭のデータから読み出しが開始され、2つの
信号の位相がそろうことになる。
【0010】この結果、基準となる信号の先頭位置を示
すフレームパルスを待つことなく位相差を補正できるの
で、一連の位相差検出、位相補正、同位相確認までの時
間が従来の1/2となり位相を補正する動作の高速化を
図ることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の位相差補正回路の一実施例を
図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施例を
示す論理回路の回路図である。図1に示す論理回路1
は、第1のメモリ2と、第2のメモリ3と、第1の書き
込みアドレスカウンタ4と、読み出しアドレスカウンタ
5と、第2の書き込みアドレスカウンタ6と、アドレス
演算回路7と、位相差判定回路8と、読み出しアドレス
設定回路9とを具備している。
【0012】上記第1のメモリ2は、基準信号INaを
書き込むために設けられているものであり、第2のメモ
リ3は非基準信号INbを書き込むために設けられてい
るものである。
【0013】また、第1の書き込みアドレスカウンタ4
は、上記第1のメモリ2に対して基準信号INaの書き
込み処理を行うために設けられているものであり、読み
出しアドレスカウンタ5は、上記第1のメモリ2に書き
込まれているデータの読み出し処理を行うために設けら
れているものである。
【0014】また、第2の書き込みアドレスカウンタ6
は、非基準信号INbを第2のメモリ3へ書き込むため
に設けられているものであり、読み出しアドレス設定回
路9は上記第2のメモリ3に書き込まれているデータの
読み出し処理を行うために設けられているものである。
【0015】さらに、アドレス演算回路7は第1および
第2のメモリ2、3からそれぞれ読み出された基準信号
INaおよび非基準信号INbの位相差の量を検出し、
第2のメモリ3の読み出しアドレスの値を補正演算する
ためのものである。
【0016】また、位相差判定回路8は、第1のメモリ
2および第2のメモリから上記基準信号INaおよび非
基準信号INbを読み出し、両者に位相差が有るのか無
いのかを判断するためのものである。また、読み出しア
ドレス設定回路9は、上記第2のメモリ3に書き込まれ
ている非基準信号INbの読み出し処理を行うためのも
のである。
【0017】このように構成された本実施例の位相差補
正回路においては、第1のメモリ2および第2のメモリ
3のアドレスが0番地から7番地まで有るとき、第1の
書き込みアドレスカウンタ4および第2の書き込みアド
レスカウンタ6はクリア信号CLEARが入力されると
アドレスを「0」に設定する。
【0018】そして、上記アドレスを「0」に設定した
後クロック信号CLKに同期して1ずつ増やし、「7」
になると再度「0」に戻す。その後、再びクロック信号
CLKに同期して1ずつ増やし、この動作を繰り返し行
う。すなわち、第1および第2の書き込みアドレスカウ
ンタ4、6は0〜7の巡回するアドレスを発生させて第
1および第2のメモリ2、3に供給する。
【0019】読み出しアドレスカウンタ5は、クリア信
号CLEARが入力されるとアドレスは「3」に設定さ
れる。そして、このアドレスはクロック信号CLKに同
期して1ずつ増え、「7」になると再度「0」に戻る。
その後、上記アドレスはクロック信号CLKに同期して
1ずつ増える動作を繰り返し行う。このように、本実施
例の位相差補正回路は、第1のメモリ2の書き込みアド
レスと読み出しアドレスとが所定ビットだけオフセット
されている。
【0020】また、位相差判定回路8は第1のメモリ2
および第2のメモリ3から読み出された基準信号INa
および非基準信号INbを取り込み、両信号に位相差が
有るのか無いのかを判断する。そして、両信号に位相差
があると判断した場合には“H”の信号を、その反対に
位相差が無いと判断した場合には“L”の信号を読み出
しアドレス設定回路9に送る。
【0021】一方、アドレス演算回路7は、第1のメモ
リ2および第2のメモリ3から読み出された基準信号I
Naおよび非基準信号INbを取り込み、これらの信号
の位相差の量を検出する。そして、この検出した位相差
と読み出しアドレス設定回路9で設定されているアドレ
スとに基づいて補正演算を行い、この補正されたアドレ
スを読み出しアドレス設定回路9に送る。
【0022】読み出しアドレス設定回路9は、クリア信
号CLEARが入力するとアドレスを3に設定する。そ
して、位相差判定回路8からの信号が“H”信号の場
合、アドレス演算回路7での補正されたアドレスの値を
設定する。その後は、クロック信号CLKに同期して、
アドレス値は1ずつ増えて行き「7」になると再度0に
戻り、その後1ずつ増える動作を繰り返し行う。
【0023】また、位相差判定回路8からの信号が
“L”信号の場合、アドレス演算回路7での補正された
アドレスの値を設定することはなく、CLKに同期し
て、アドレス値は1ずつ増えて行き「7」になると再度
0に戻り、その後、1ずつ増える動作を繰り返し行う。
【0024】第1のメモリ2では、第1の書き込みアド
レスカウンタ4によって示されたアドレスに基準信号I
Naが書き込まれ、読み出しアドレスカウンタ5によっ
て示されたアドレスから基準信号INaが読み出され
る。
【0025】また、第2のメモリ3では、第2の書き込
みアドレスカウンタ6によって示されたアドレスに非基
準信号INbが書き込まれ、アドレス設定回路9によっ
て示されたアドレスから非基準信号INbが読み出され
る。
【0026】次に、本実施例の論理回路1の動作を図2
を参照して説明する。基準信号INaおよび非基準信号
INbが位相差「3」(基準クロックに換算して3つ
分)をもって第1のメモリ2および第2のメモリ3に入
力してきたとき、基準信号INaは第1の書き込みアド
レスカウンタ4によって第1のメモリ2に0番地から順
に書き込まれ、読み出しアドレスカウンタ5によって3
番地から順に読み出される。
【0027】また、非基準信号INbは第2の書き込み
アドレスカウンタ6によって第2のメモリに0番地から
順に書き込まれ、アドレス設定回路9によって3番地か
ら順に読み出される。
【0028】第1のメモリ2および第2のメモリ3から
読み出された基準信号および非基準信号INa、INb
はそれぞれ第1の読み出し信号OAおよび第2の読み出
しOBとなり、図2に示したように、上記位相差「3」
を保ったままアドレス演算回路7に入力される。
【0029】アドレス演算回路7は、上記第1の読み出
し信号OAおよび第2の読み出しOBの位相差「3」を
検出し、アドレス設定回路9で設定された現アドレスに
対して補正演算を行うとともに、補正したアドレス値
「1」をアドレス設定回路9に送る。
【0030】また、第1のメモリ2および第2のメモリ
3からそれぞれ読み出された各信号INaおよびINb
は、上記位相差「3」を保ったまま位相差判定回路8に
も入力される。位相差判定回路8の判定信号LDは、位
相差が有る場合にはアドレス演算回路7が上記位相差
「3」を検出した後に“H”レベルになり、アドレス設
定回路9へ送られる。
【0031】アドレス設定回路9は、上記位相差判定回
路8から送られる判定信号LDの“H”レベルによっ
て、読み出しアドレスを上記アドレス演算回路7によっ
て補正されたアドレス値「1」に設定し補正動作を終了
する。その後、アドレス設定回路9はクロック信号CL
Kに同期してアドレスを1つずつ進める。この結果、次
に周期的にメモリに入力する基準信号INaおよび非基
準信号INbは位相差を補正されているので、第1のメ
モリ2および第2のメモリ3から同時に読み出されるよ
うになり、位相差が補正されたことを確認できる。
【0032】
【発明の効果】本発明は上述したように、位相差を検出
した直後に補正したアドレスを設定できるので、基準と
なる信号の先頭位置を示すフレームパルスを待つ時間を
省略することができる。したがって、位相差を補正する
ために必要な位相差検出、補正演算、同位相確認までの
時間を従来の1/2にすることができて高速化を図るこ
とが可能な論理回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位相差補正回路の一実施例を示す論理
回路のブロック図である。
【図2】本実施例の論理回路の動作を示す波形図であ
る。
【符号の説明】
1 論理回路 2 第1のメモリ 3 第2のメモリ 4 第1の書き込みアドレスカウンタ 5 読み出しアドレスカウンタ 6 第2の書き込みアドレスカウンタ 7 アドレス補正回路 8 位相差判定回路 9 アドレス設定回路 INa 基準信号 INb 非基準信号 CLEAR クリア信号 CLK クロック信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数ビットの信号を伝送単位とする第1
    の入力信号および第2の入力信号の位相差を補正して出
    力する位相差補正回路において、 入力クロック信号に従って巡回書き込みアドレスを発生
    させる書き込みアドレスカウンタと、 上記書き込みアドレスカウンタから与えられる巡回書き
    込みアドレスに従って上記第1の入力信号をビット単位
    に記憶する第1のメモリと、 上記書き込みアドレスカウンタから与えられる巡回書き
    込みアドレスに従って上記第2の入力信号をビット単位
    に記憶する第2のメモリと、 上記第1の入力信号および第2の入力信号の位相差の量
    をビット単位で検出する位相差判定手段と、 上記位相差判定手段によって検出された位相差に対応し
    て上記第2のメモリに記憶されているデータを読み出す
    ためのアドレスをずらして発生させる読み出しアドレス
    発生手段とを備えたことを特徴とする位相差補正回路。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記読み出しアドレ
    ス発生手段は、上記位相差判定手段が上記第1の信号と
    上記第2の信号との位相差の存在を検出した場合に、上
    記位相差分だけ上記第2のメモリからの読み出しアドレ
    スをずらし、以後巡回アドレスを発生して順次書き込み
    アドレス順にデータを読み出すことを特徴とする位相差
    補正回路。
JP6069934A 1994-03-15 1994-03-15 位相差補正回路 Withdrawn JPH07254893A (ja)

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JP6069934A JPH07254893A (ja) 1994-03-15 1994-03-15 位相差補正回路

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JP6069934A JPH07254893A (ja) 1994-03-15 1994-03-15 位相差補正回路

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JPH07254893A true JPH07254893A (ja) 1995-10-03

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JP6069934A Withdrawn JPH07254893A (ja) 1994-03-15 1994-03-15 位相差補正回路

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Effective date: 20010605