JP2709201B2 - マイクロコンピュータ - Google Patents

マイクロコンピュータ

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JP2709201B2
JP2709201B2 JP3096447A JP9644791A JP2709201B2 JP 2709201 B2 JP2709201 B2 JP 2709201B2 JP 3096447 A JP3096447 A JP 3096447A JP 9644791 A JP9644791 A JP 9644791A JP 2709201 B2 JP2709201 B2 JP 2709201B2
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隆 土屋
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はデータ処理を行なうも
ので、特に周期的なイベントパターンを発生する機能を
有するマイクロコンピュータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のマイクロコンピュータのイ
ベントパターン回路部を示すブロック図である。図7に
おいて、1は基準クロックをカウントするカウンタ、2
はカウンタ1の値との比較値を設定する比較レジスタ、
3はカウンタ1の値と比較レジスタ2の値を比較して両
者が一致したとき一致信号を出力する第1の比較器、7
は上記一致信号をトリガとして比較レジスタ2に順次転
送する比較値データを格納する第1のレジスタ群、8は
第1のレジスタ群7と同様に動作しイベントパターンデ
ータを格納する第2のレジスタ群、4は第1,第2のレ
ジスタ群7,8の転送されるデータの位置を示すデータ
ポインタ、5はその転送されるデータの終了位置を示す
終了位置レジスタ、6はデータポインタ4の値と上記終
了位置を比較する第2の比較器、9は第2のレジスタ群
8のデータをラッチするデータラッチ回路である。
【0003】次に動作について説明する。カウンタ1
は、常に動作し基準クロックをカウントしている。この
カウント値と比較レジスタ2の値を第1の比較器3で比
較し、両者の値が一致すると一致信号が第1の比較器3
から出力される。この一致信号をトリガとして比較値デ
ータが格納された第1のレジスタ群7から比較レジスタ
2に新たな比較値データが転送され、それと同時にイベ
ントパターンデータが格納された第2のレジスタ群8か
ら新たなイベントパターンデータがデータラッチ回路9
に転送される。また、その一致信号で第1,第2のレジ
スタ群7,8の転送すべきデータのポインタを示すデー
タポインタ4もインクリメントされる。終了位置レジス
タ5には第1,第2のレジスタ群7,8で使用されてい
るデータ数が格納され、第2の比較器6でデータポイン
タ4の値と終了位置レジスタ5の値の比較を行い、両者
が一致すると割り込み要求信号を発生する。第1,第2
のレジスタ群7,8及び終了位置レジスタ5はデータバ
ス12を通してソフトウェア的に内容が設定ができる。
【0004】この回路を用いて図2(b)の出力を行な
おうとする場合、図2(a)に示される様にカウンタ1
に対応して、イベントパターンデータの発生する時間
(比較値データ)とイベントパターンデータをそれぞれ
レジスタ群7と8に格納し、データの終了を知らせる割
り込み信号をもとに、次の発生時間とイベントパターン
データをソフトウェアでレジスタ群7と8にそれぞれ格
納する。
【0005】そのソフトウェア処理のフローチャートを
図8に示す。ステップ81ではカウンタ1の値をtn
イベントパターンデータのパルス幅をTn とし、カウン
タ1の値tn+1 を求める。ステップ82では上記カウン
タ値tn+1 を第1のレジスタ群7へ書き込む。ステップ
83ではイベントパターンデータを第2のレジスタ群8
へ書き込む。ステップ84では書き込み終了か否かを判
定する。ステップ85では上記書き込みを終了しデータ
数を終了位置レジスタ5へ書き込む。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のマイクロコンピ
ュータのイベントパターン回路部は以上のように構成さ
れているので、カウンタ1は常に動作しており初期化さ
れることはなく、第1のレジスタ群7に格納する比較時
間(比較値データ)はイベントパターンの周期毎にソフ
トウェア的に計算を行ない、そして第1のレジスタ群7
に格納しなければならず、したがって周期的なイベント
パターンを発生させるためにも、ソフトウェア的な負担
が大きく、ソフトウェアの介在による時間的なずれが多
いという問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、周期的なイベントパターンを得
るためのソフトウェア的な負担を減じ、ソフトウェアの
介在による時間的なずれを少なくすることができるマイ
クロコンピュータを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るマ
イクロコンピュータは、第1,第2のレジスタ群7,8
の転送される比較値データ,イベントパターンデータの
位置を示すデータポインタ4の値と、その転送されるデ
ータの終了位置を示す終了位置レジスタ5の値とを第2
の比較器6により比較し、両者が一致したときにデータ
ポインタ4の値と基準クロックをカウントするカウンタ
1の値とを初期値に設定するように構成したものであ
る。
【0009】請求項2の発明に係るマイクロコンピュー
タは、基準クロックをカウントするカウンタ1の値と、
このカウンタ1の値との比較値を設定する比較レジスタ
2の値とを第1の比較器3により比較し、両者が一致す
る毎に第2のレジスタ群8のイベントパターンデータを
データラッチ回路9に転送し、同時に第1のレジスタ群
7の比較値データと、第1のレジスタ群7に格納された
比較値データに対応するイベントパターンデータの始ま
りの時間を格納する基準時間レジスタ10の値とを加算
器11で加算し、比較レジスタ2へその加算結果を転送
するように構成したものである。
【0010】
【作用】請求項1の発明において、データポインタ4の
値と終了位置レジスタ5の値とが一致したときデータポ
インタ4の値とカウンタ1の値とが初期値に設定され
る。これにより周期的なイベントパターンを発生するこ
とが可能となる。
【0011】請求項2の発明において、カウンタ1の値
と比較レジスタ2の値とが一致する毎に第2のレジスタ
群8のイベントパターンデータはデータラッチ回路9に
転送され、それと同時に第1のレジスタ群7の比較値デ
ータと基準時間レジスタ10の値との加算結果が比較レ
ジスタ2へ転送される。これにより周期的なイベントパ
ターンを発生することが可能になる。
【0012】
【実施例】図1は請求項1の発明の一実施例に係るマイ
クロコンピュータのイベントパターン回路部を示すブロ
ック図である。図1において、図7に示す構成要素に対
応するものには同一の符号を付し、その説明を省略す
る。この実施例では、カウンタ1及びデータポインタ4
は第2の比較器6からの一致信号で初期化されるように
構成されている。
【0013】次に動作について説明する。図2(b)に
示すようなイベントパターンを得るためには、図2
(c)に示されるようにカウンタ1の初期値からの時間
(比較値データ)と、その時間に対応するイベントパタ
ーンデータを1周期分レジスタ群7と8にそれぞれ格納
し、また、イベントパターンデータのデータ数を終了位
置レジスタ5に格納する。このような1度のソフトウェ
ア的な処理の後は、1周期の処理終了の毎にハードウェ
ア的に第2の比較器6からの一致信号でカウンタ1及び
データポインタ4が初期化されるので、周期的なイベン
トパターンデータを得ることができる。なお、異なるイ
ベントパターンデータを得るには、レジスタ群7,8の
内容を書き換えることにより対応できる。
【0014】上記処理のフローチャートを図3に示す。
初期設定時またはイベントパターン変化時において、ス
テップ31では時間データ(比較値データ)をレジスタ
群7へ書き込み、ステップ32ではイベントパターンデ
ータをレジスタ群8へ書き込み、ステップ33ではデー
タ数を終了位置レジスタ5に書き込む。
【0015】図1の実施例によれば、1周期分のイベン
トパターンの繰り返しをハードウェアで制御するように
構成したので、ソフトウェアの介在による時間的なずれ
がなくなり、これにより精度の高い周期的なイベントパ
ターンが得られる。
【0016】図4は請求項2の発明の一実施例に係るマ
イクロコンピュータのイベントパターン回路部を示すブ
ロック図である。図4において、図1に示す構成要素に
対応するものには同一の符号を付し、その説明を省略す
る。この実施例では、第1のレジスタ群7に格納された
比較値データに対応するイベントパターンデータの始ま
りの時間を格納する基準時間レジスタ10と、この基準
時間レジスタ10の値と第1のレジスタ群7の値を加算
する加算器11とが追加され、比較レジスタ2へはその
加算された値が格納されるように構成されている。
【0017】次に動作について説明する。図5(a)に
示すようなイベントパターンを得るためには図5(c)
に示されるように基準時間BT1からの時間(比較値デ
ータ)とこの時間に対応するイベントパターンデータと
を、1周期分レジスタ群7とレジスタ群8とにそれぞれ
格納し、それらのデータ数を終了位置レジスタ5に格納
する。また、基準時間BT1を基準時間レジスタ10へ
格納する。このようにしてイベントパターンの1周期の
終了毎に発生する割り込みで基準時間レジスタ10の値
(基準時間)を書き換えるのみで、周期的なイベントパ
ターンを得ることができる。
【0018】上記ソフトウェア処理のフローチャートを
図6に示す。ステップ61ではイベントパターンデータ
を変化させるかどうかを判定する。ステップ62ではイ
ベントパターンデータを変化させる場合に比較時間(比
較値データ)を第1のレジスタ群7へ書き込む。ステッ
プ63ではイベントパターンデータを第2のレジスタ群
8へ書き込む。ステップ64ではデータ数を終了位置レ
ジスタ5へ書き込む。ステップ65では基準時間を基準
時間レジスタ10へ書き込む。
【0019】図4の実施例によれば、基準時間レジスタ
10への基準時間の設定のみを行なえば周期的なイベン
トパターンを発生できるように構成したので、ソフトウ
ェアの介在による時間的なずれがなくなり、または少な
くなり、これにより精度の高いイベントパターンが得ら
れる。
【0020】なお、上記各実施例では自動的にデータが
転送されるレジスタ群として表現したが、このレジスタ
群はFIFOメモリ等で実現してもよい。
【0021】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、データポイン
タと終了位置レジスタとの値の一致を見る比較器の一致
信号でデータポインタと基準クロックをカウントするカ
ウンタとを初期化するように構成したので、イベントの
発生する時間とイベントパターンとを1周期分第1,第
2レジスタ群にそれぞれ格納するというソフトウェア処
理を1度行なえば周期的なイベントパターンをソフトウ
ェア的な負担なしで得ることができ、これによりソフト
ウェアの介在による時間的なずれがなくなり、または少
なくなり、したがって精度の高い周期的なイベントパタ
ーンが得られるという効果がある。
【0022】請求項2の発明によれば、基準クロックを
カウントするカウンタの値と比較レジスタの値とを比較
し、両者が一致する毎に第2のレジスタ群のイベントパ
ターンデータをデータラッチ回路に転送し、同時に第1
のレジスタ群の比較値データと基準時間レジスタの値と
を加算し、比較レジスタへその加算結果を転送するよう
に構成したので、イベントの発生する時間とイベントパ
ターンとを1周期分第1,第2レジスタ群にそれぞれ格
納するというソフトウェア処理を1度行なえば1周期終
了毎に基準時間レジスタの値のみを書き換えるソフトウ
ェア処理のみで周期的なイベントパターンを得ることが
でき、これによりソフトウェアの介在による時間的なず
れがなくなり、または少なくなり、したがって精度の高
い周期的なイベントパターンが得られるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の一実施例に係るマイクロコン
ピュータのイベントパターン回路部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】図1の実施例の動作を説明するためのタイミン
グ図である。
【図3】図1の実施例の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図4】請求項2の発明の一実施例に係るマイクロコン
ピュータのイベントパターン回路部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】図4の実施例の動作を説明するためのタイミン
グ図である。
【図6】図4の実施例の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図7】従来のマイクロコンピュータのイベントパター
ン回路部の構成を示すブロック図である。
【図8】図7の従来例の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 カウンタ 2 比較レジスタ 3 第1の比較器 4 データポインタ 5 終了位置レジスタ 6 第2の比較器 7 第1のレジスタ群 8 第2のレジスタ群 9 データラッチ回路 10 基準時間レジスタ 11 加算器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準クロックをカウントするカウンタ
    と、このカウンタの値との比較値を設定する比較レジス
    タと、上記カウンタの値と上記比較レジスタの値を比較
    して両者が一致したとき一致信号を出力する第1の比較
    器と、上記一致信号をトリガとして上記比較レジスタに
    順次転送する比較値データを格納する第1のレジスタ群
    と、イベントパターンデータをラッチするデータラッチ
    回路と、上記一致信号をトリガとして上記データラッチ
    回路に順次転送するイベントパターンデータを格納する
    第2のレジスタ群と、上記第1,第2のレジスタ群の転
    送されるデータの位置を示すデータポインタと、その転
    送されるイベントパターンデータの終了位置を示す終了
    位置レジスタと、上記データポインタの値と上記終了位
    置を比較する第2の比較器とを備え、上記データポイン
    タの値と上記終了位置レジスタの値が上記第2の比較器
    により比較され一致したときに上記データポインタの値
    と上記カウンタの値を初期値に設定するように構成した
    ことを特徴とするマイクロコンピュータ。
  2. 【請求項2】 基準クロックをカウントするカウンタ
    と、このカウンタの値との比較値を設定する比較レジス
    タと、上記カウンタの値と上記比較レジスタの値を比較
    して両者が一致したとき一致信号を出力する第1の比較
    器と、上記比較の1回以上の比較値データを格納する第
    1のレジスタ群と、イベントパターンデータをラッチす
    るデータラッチ回路と、上記一致信号をトリガとして上
    記データラッチ回路に順次転送するイベントパターンデ
    ータを格納する第2のレジスタ群と、上記第1のレジス
    タ群に格納された比較値データに対応するイベントパタ
    ーンデータの始まりの時間を格納する基準時間レジスタ
    と、上記第1,第2のレジスタ群のデータの位置を示す
    データポインタと、このデータポインタで示される第1
    のレジスタ群内の比較値と上記基準時間レジスタの値を
    加算し上記比較レジスタに転送するデータを作る加算器
    と、その転送されるデータの終了位置を示す終了位置レ
    ジスタと、上記データポインタと上記終了位置を比較す
    る第2の比較器とを備え、上記カウンタの値と上記比較
    レジスタの値が上記第1の比較器により比較され一致す
    る毎に上記第2のレジスタ群のデータを上記データラッ
    チ回路に転送し、同時に上記第1のレジスタ群のデータ
    と上記基準時間レジスタの値を上記加算器で加算し、上
    記比較レジスタへその加算結果を転送するように構成し
    たことを特徴とするマイクロコンピュータ。
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