JP3633747B2 - マイクロプロセッサのプログラムデバッグ装置 - Google Patents

マイクロプロセッサのプログラムデバッグ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3633747B2
JP3633747B2 JP09349397A JP9349397A JP3633747B2 JP 3633747 B2 JP3633747 B2 JP 3633747B2 JP 09349397 A JP09349397 A JP 09349397A JP 9349397 A JP9349397 A JP 9349397A JP 3633747 B2 JP3633747 B2 JP 3633747B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instruction
microprocessor
debugging
unit
strobe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP09349397A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10289125A (ja
Inventor
敏正 三森
卓也 佐山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP09349397A priority Critical patent/JP3633747B2/ja
Publication of JPH10289125A publication Critical patent/JPH10289125A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3633747B2 publication Critical patent/JP3633747B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Executing Machine-Instructions (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はマイクロプロセッサが実行するプログラムのデバッグに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、制御回路におけるプログラムのデバッグ作業では、特開平7−332878号に開示されているように、デバッグ専用命令を挿入し、その命令特有の制御信号の動作を外部で観察してマイクロプロセッサの動作状況を把握することによりデバッグを行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来のデバッグ方法では、命令挿入によりタイミングが変わることになるので、本来の動作に影響を与えたり、処理速度が低下するといった問題があった。
【0004】
本発明ではデバッグ機能による速度低下、命令数増加を無くし、回路増加を少なくすることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の欠点はデバッグ用に命令を追加、挿入することに起因するものである。この課題を解決するために、本発明のデバッグ方法では、デバッグ対象のプロセッサに実行させる命令にIDを付加し、そのIDの変化を外部解析部で参照し、マイクロプロセッサの動作を観察することでデバッグを行う。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について、図1〜図6を用いて説明する。
【0007】
図1は本発明の一実施の形態を示すデバッグ方式の全体構成図であり、デバッグ方法を実現するマイクロプロセッサと解析部の接続、及びマイクロプロセッサ(被デバッグプロセッサ)の内部構成を示した図である。
【0008】
同図において、11はマイクロプロセッサ、12は解析部であり、マイクロプロセッサ11と解析部12はID13とIDストローブ14で接続される。
【0009】
15はプログラムカウンタ制御部であり、アドレス110を命令記憶部16に出力する。
【0010】
17は命令取り込部であり、命令記憶部16から出力される命令データを一時的に貯える。
【0011】
18は命令デコード部であり、命令取り込部17から出力される命令コード111を制御信号112に変換する。
【0012】
19は命令実行部であり、入力された命令に従いプログラムカウンタ制御信号113およびマイクロプロセッサ内部制御信号を出力する。
【0013】
10は命令デコード部18から出力されるIDが有効、無効を判別する有効ID判別部であり、有効ID判別部10の出力により、ID13、IDストローブ14の出力が制御される。
【0014】
図2はマイクロプロセッサ11が実行する命令のフィールドとその役目を示している。
【0015】
20はマイクロプロセッサ11が実行する1つの命令であり、この一つを1ワードとして命令記憶部16に記憶される。21はマイクロプロセッサ11が実行する命令の種類を決めるオペコードフィールドであり、22はオペコードフィールド21における命令の実行変数を指定するオペランドフィールドである。23は図1におけるID13の値を示すためのIDフィールドである。
【0016】
図5は解析部12の内部構成を示した図であり、ID入力レジスタ51はストローブ信号14に同期してID13を入力し保持する。52は有効なIDの値とそのIDを挿入した命令の命令記憶部16上のアドレスを記憶したIDテーブルである。
【0017】
以上のように構成されたマイクロプロセッサデバッグ方法について基本動作を以下に示す。
【0018】
図3は図1のマイクロプロセッサ11に実行させる被デバッグプログラムを記憶させた命令記憶部16の内容を示した図であり、マイクロプロセッサ11は31〜38の順番で命令を実行する。図3に示すように、解析部12がマイクロプロセッサ11の動作解析する際にポイントとなる命令33と36に有効ID310、311を各命令のIDフィールド23に挿入する。その他の命令には無効IDをIDフィールド23に挿入する。また、図3における有効ID310の命令記憶部番地Y+2、有効ID311の命令記憶部番地Y+5の対応を図5のIDテーブル52に図6の様に記録する。
【0019】
図4はマイクロプロセッサ11が図3の命令31〜38を実行したときのアドレス110、命令コード111、ID13、IDストローブ14の信号パターンを示した図である。図4において水平方向が時間軸である。
【0020】
以降、図4におけるサイクル1〜8に沿って解析手順の説明する。
サイクル1の期間は命令デコード部18ではサイクル1の前にアドレス110が示したアドレスの命令が実行されているため使わない。
【0021】
サイクル2の期間は無効IDを挿入した命令31が命令デコード部18で処理されているため、IDストローブ14はアサートされず、ID13は無効である。
【0022】
サイクル3の期間は無効IDを挿入した命令32が命令デコード部18で処理されているため、IDストローブ14はアサートされず、ID13は無効である。
【0023】
サイクル4では有効ID310を挿入した命令33が命令デコード部18で処理され、IDストローブ14がアサートされるため、ID13の値が有効となる。このサイクルにおいて図5のID入力レジスタ51が更新され、解析プロセッサ53がID入力レジスタ51からIDの値を入力し、IDテーブル52を参照することによりマイクロプロセッサ11がY+2番地の命令を実行したことを認識する。
【0024】
サイクル5では無効IDを挿入した命令34が命令デコード部18で処理され、IDストローブ14はアサートされず、ID13はサイクル4の時の値が保持されている。
【0025】
サイクル6では無効IDを挿入した命令35が命令デコード部18で処理され、IDストローブ14はアサートされず、ID13はサイクル4の時の値が保持されている。
【0026】
サイクル7では有効ID311を挿入した命令36が命令デコード部18で処理され、IDストローブ14がアサートされるため、ID13の値が有効となる。このサイクルにおいて図5のID入力レジスタ51が更新され、解析プロセッサ53がID入力レジスタ51からIDの値を入力し、IDテーブル52を参照することによりマイクロプロセッサ11がY+5番地の命令を実行したことを認識する。
【0027】
サイクル8では無効IDを挿入した命令37が命令デコード部18で処理され、IDストローブ14はアサートされず、ID13はサイクル7の時の値が保持されている。
【0028】
以上サイクル1〜8を経ることにより、解析部12は解析のポイントとなる命令32と36が実行されたことを解析用命令を追加することなく認識することが可能である。
【0029】
なお、本実施の形態ではデバッグするポイントとして2個所としているが、デバッグポイントの数はID13のビット幅で表現できる数だけ設けることができる。
【0030】
また、本発明により外部からマイクロプロセッサの動きが把握可能となるので、デバッグのみならず、マイクロプロセッサのプログラムの改善や外部制御部との同期をとることにも使用することができる。
【0031】
【発明の効果】
本発明によるデバッグ方法は、以上の様にデバッグ用の命令を追加せずにマイクロプロセッサ本来の動作に影響することなく外部にID情報を出力することにより外部の解析部でデバッグ作業を行うことを可能にするものであり、しかも回路の増加は少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すデバッグ方式の全体構成図
【図2】図1のマイクロプロセッサ11が実行する命令の構成を示す図
【図3】図1のマイクロプロセッサ11に実行させる被解析プログラムを記憶させた命令記憶部16の内容を示した図
【図4】図1のマイクロプロセッサ11が命令31〜38を実行した時のPC110、命令デコード部18、IDストローブ14、ID13の信号パターンを示した図
【図5】解析部12の内部構成を示した図
【図6】同実施の形態のIDテーブル52の内容を示した図
【符号の説明】
10 有効ID判別部
11 マイクロプロセッサ
12 解析部
13 ID
14 IDストローブ
15 プログラムカウンタ制御部
16 命令記憶部
17 命令取り込部
18 命令デコード部
19 命令実行部
20 命令
21 オペコードフィールド
22 オペランドフィールド
23 IDフィールド
51 ID入力レジスタ
52 IDテーブル
53 解析プロセッサ

Claims (2)

  1. 外部に出力するIDフィールドを有する命令を記憶する命令記憶部より命令を読み出して実行しIDフィールドの値であるIDとIDが有効であることを示すIDストローブを出力するマイクロプロセッサと、
    前記IDの値と前記IDストローブを入力し前記マイクロプロセッサのプログラムのデバッグをする解析部とを具備したマイクロプロセッサのプログラムデバッグ装置。
  2. 前記解析部は、マイクロプロセッサが実行する命令のIDフィールドの値であるID及び前記IDが前記プログラムに配置されるアドレスを記憶しているIDテーブルと、
    前記マイクロプロセッサが出力するIDにより、前記IDテーブルを検索することにより前記マイクロプロセッサの動作を解析してデバッグを行う解析プロセッサとを備えた請求項1記載のプログラムデバッグ装置。
JP09349397A 1997-04-11 1997-04-11 マイクロプロセッサのプログラムデバッグ装置 Expired - Fee Related JP3633747B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09349397A JP3633747B2 (ja) 1997-04-11 1997-04-11 マイクロプロセッサのプログラムデバッグ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09349397A JP3633747B2 (ja) 1997-04-11 1997-04-11 マイクロプロセッサのプログラムデバッグ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10289125A JPH10289125A (ja) 1998-10-27
JP3633747B2 true JP3633747B2 (ja) 2005-03-30

Family

ID=14083881

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09349397A Expired - Fee Related JP3633747B2 (ja) 1997-04-11 1997-04-11 マイクロプロセッサのプログラムデバッグ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3633747B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100348027B1 (ko) * 2000-06-28 2002-08-07 류종렬 운영체제와 컴파일러가 연계된 프로그램 변경방지 시스템및 그 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10289125A (ja) 1998-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2513417B2 (ja) 情報処理装置
JP3633747B2 (ja) マイクロプロセッサのプログラムデバッグ装置
EP0525672A2 (en) Microprocessor with program tracing
JP2734382B2 (ja) インサーキットエミュレータおよびそのデバッグ方法
JP2559924B2 (ja) プログラマブルコントローラ
JPH09319592A (ja) マイクロコンピュータ
JP3057732B2 (ja) 情報処理装置
JPH01116753A (ja) 1チップマイコンの周辺装置とのアクセス方法
JPH05312838A (ja) ロジック・アナライザ
JPH0333939A (ja) マイクロプロセッサ
JPH04267440A (ja) トレース情報格納方式
JPH0512061A (ja) アドレストレース記憶装置
JPS6255738A (ja) プログラムカウンタトレ−ス機構をもつデ−タ処理装置
JPS6226546A (ja) 実行バスサイクルトレ−ス回路
JPH0793180A (ja) マイクロプロセッサ
JPS63196954A (ja) 情報処理装置
JPH02242349A (ja) コマンド処理装置
KR19990079356A (ko) 마이크로프로세서의 프리-패치에 의해 발생되는 레인지아웃 신호를 검출하는 필터링 회로
JPS59106048A (ja) マイクロプロセツサシステム
JPS63251843A (ja) 実行バスサイクル判断回路
JPS62140157A (ja) デイジタル信号処理用プロセツサ
JPH04284544A (ja) マイクロコントローラ
JPH05120079A (ja) 動作履歴記憶装置
JPH0690665B2 (ja) オペランドアクセス制御方式
JPH02242443A (ja) 情報処理装置のデバッグ機構

Legal Events

Date Code Title Description
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041221

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080107

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090107

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100107

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110107

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110107

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120107

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees