JPH05120079A - 動作履歴記憶装置 - Google Patents

動作履歴記憶装置

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JPH05120079A
JPH05120079A JP3282542A JP28254291A JPH05120079A JP H05120079 A JPH05120079 A JP H05120079A JP 3282542 A JP3282542 A JP 3282542A JP 28254291 A JP28254291 A JP 28254291A JP H05120079 A JPH05120079 A JP H05120079A
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JP
Japan
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shift register
signal
operation history
input
output
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Application number
JP3282542A
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English (en)
Inventor
Kouji Fukamizu
幸滋 深水
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】情報処理装置のハードウエアおよびソフトウエ
アの評価を行う際に,特別な解析装置や人手を要するこ
となく実行することを可能とする。 【構成】情報を保持する複数のフリップフロップと保持
した情報をデコードするデコーダを含んで構成される第
1のシフトレジスタ102,第2のシフトレジスタ10
3および第3のシフトレジスタ104と,複数のフリッ
プフロップとエンコーダとを含んで構成され,動作記憶
の時間情報を保持する第4のシフトレジスタ105と,
全体動作をコントロールするコントロール部101とを
備えて,システムバス106上を走る制御,入力,アド
レスの各データの過去の状態を,時間情報も含めて記憶
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は動作履歴記憶装置に関
し,特に情報処理装置のハードウェアおよびソウトウェ
アの評価に供する過去の動作履歴を記憶する動作履歴記
憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の情報処理装置では,デバッグや障
害発生時の解析方法として,情報処理装置の主記憶装置
の内容を外部装置に打ち出して,その内容を解析し,情
報処理装置がどのような働きをしているかを解析する第
1の方法と,中央処理装置(CPU)や,情報伝達路で
あるバスにハードウェア的に解析装置,たとえばインサ
ーキットエミュレータ,ロジックアナライザなどを接続
してCPUの動きをトレースしたり,電気信号の波形を
解析したりして,情報処理装置がどのような働きをして
いるのか調べる第2の方法が一般的に利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の情報処
理装置の動作解析方法では,第1の方法では,解析する
ために,プログラムの内容を詳しく知っておく必要があ
り,解析にかなりの訓練と経験を要するという欠点があ
る。
【0004】第2の方法では,デバッグや障害解析の現
場に解析装置を持ち込み,情報処理装置に人手で接続し
なければならず,人力と場所と専用の解析装置が必要で
あるという欠点がある。
【0005】本発明の目的は上述した欠点を除去し,プ
ログラムの内容を詳しく知る必要がなく,また外部から
専用の解析装置を準備,配置することなく情報処理装置
の動作履歴を把握できる動作履歴装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の動作履歴記憶装
置は,システムバスを介して非同期データの転送を行な
って情報処理を行なう情報処理装置にデータバッファを
介して接続され,前記システムバス上を転送するデータ
の過去の状態を把握して前記情報処理装置の動作履歴を
記憶する動作履歴記憶装置であって,前記システムバス
上を転送する制御信号,アドレス信号および入力データ
のそれぞれを所定の期間にわたってCPUの制御のもと
に保持し,かつ動作履歴として指定の領域に出力する手
段を備えて構成される。
【0007】
【実施例】次に,本発明について図面を参照して説明す
る。
【0008】図1は,本発明の全体構成を示すブロック
図である。
【0009】本発明の動作履歴記憶装置505は,シス
テムバス106と接続され,システムバスを走る転送デ
ータを入力し,その過去の履歴を把握する。
【0010】システムバス106には,情報処理装置と
しての中央処理装置501,主記憶装置502,I/O
装置503およびDMA(Direct Memory
Access)コントローラ504が接続され,動作
におけるデータ転送はシステムバス106を介して行な
われる。
【0011】動作履歴記憶装置505の動作は,中央処
理装置501が動作履歴記憶装置にリセット命令を送出
することによって開始される。
【0012】図2は,図1の動作履歴記憶の一実施例の
構成を示すブロック図である。
【0013】図2に示す実施例の構成は,全体動作を制
御するコントロール部101と,システムバス106上
を走る制御信号の履歴を保持,記憶する第1のシフトレ
ジスタ102と,システムバス106上を走るアドレス
信号の履歴を保持,記憶する第2のシフトレジスタ10
3と,システムバス106上を走る入力データの履歴を
保持,記憶する第3のシフトレジスタ104と,動作履
歴記憶装置に記憶した動作履歴情報の記憶時間を把握し
ておく第4のシフトレジスタ105と,システムバス1
06とのバッファとして介在する入力バッファ114,
アドレスバッファ115,入力データバッファ116お
よび出力データバッファ117を備えて成り,図2には
なお,アドレスバス107,制御信号バス108,入力
データバス109および出力データバス110の各ロー
カルバスを併記して示す。
【0014】図6は,システムバス106上を転送され
るデータの転送タイミングを示す図である。
【0015】図6において,斜線を施した部分は転送が
禁止されているサイクルで,ACK信号はバス利用認承
信号,CLK信号はACK信号を利用して発生するクロ
ック信号で,特にこれを第1のクロック信号と呼ぶ。
【0016】次に,図2の実施例の動作について説明す
る。
【0017】まず図2のコントロール部101の動作に
ついて,図3を参照して説明する。
【0018】図3はコントロール部101の構成を示す
ブロック図である。
【0019】コントロール部101に,制御信号バス1
08を介して入力される制御信号のうち,ACK信号を
クロック発生回路301に入力して第1のクロック信号
306を生成する。
【0020】この第1のクロック信号306は,AND
ゲート305によって入出力ポート304がら出力され
るクロックマスク信号307とのAND条件を取り,ク
ロックマスク信号307がH(ハイレベル)ならば第
1,第2,第3および第4のレジスタ102,103,
104および105に入力される第2のクロック信号1
13が出力される。
【0021】また,入出力ポート304は,制御信号デ
コード回路302とアドレスデコード回路303とによ
って,入出力ポートが選択されると,アドレスデコード
回路303の結果と入力データバス109を介して入力
する情報に従って,クロックマスク信号307,第4の
レジスタ105のリセット信号111,後述する第4の
レジスタ105のデータバッファ403イネーブル信号
112,図2のデータバッファ116イネーブル信号1
18,出力データバッファ117イネーブル信号11
9,後述する第1〜第3のシフトレジスタ102〜10
4のそれぞれの内蔵するデコーダ200をイネーブルと
する3つのデコーダイネーブル信号120〜122を生
成,出力する。また,入出力ポート304と入力データ
バス109とによって,第1のシフトレジスタ102,
第2のシフトレジスタ103および第3のシフトレジス
タ104のそれぞれの内蔵するデコーダ200へのレジ
スタアドレス信号123を生成する。
【0022】次に,同じ構成の第1,第2および第3の
レジスタ102,103および104について,第2の
レジスタ103を例として,図4を参照して動作の説明
を行なう。
【0023】まず,図4に示す第2のシフトレジスタ1
03は,過去の入力データを保持するためにフリップフ
ロップを利用し,アドレスバス107によって入力され
るnビット構成のパラレルアドレスデータを受けるn個
の入力側フリップフロップ201−1〜201−nと,
これら入力側フリップフロップに続く多段接続のフリッ
プフロップ202−1〜202−n,…,20m−1〜
20m−nと,フリップフロップの出力を受けてデコー
ドし出力するデコーダ200と,各フリップフロップの
出力側に配置したバッファ2001−1〜200m−n
とを備えて構成される。
【0024】次に,第2のシフトレジスタ103の動作
について説明する。
【0025】コントロール回路101から第2のクロッ
ク信号113が入力されると,その信号の立ち上がりで
各フリップフロップが動作する。これによって,第2の
シフトレジスタ103に接続されているアドレスバス1
07の状態が第1段目のフリップフロップ201−1〜
201−nの出力信号として保持され,たとえばフリッ
プフロップ201−1のクロック信号113が入力する
前の出力は,フリップフロップ202−1へ,そして以
下同様に次次に接続先のフリップフロップへ情報がシフ
トされていく。
【0026】こうして,フリップフロップの接続される
段数の分だけ,アドレスバス107の過去の状態が各フ
リップフロップに保持されることになる。
【0027】さらに,コントロール回路101から出力
されるデコーダイネーブル信号121と,レジスタアド
レス信号123とによって指定されるフリップフロップ
の出力の情報が,図7に示すデコーダ200の真理値表
に従ってバッファ2001−1〜200m−nの内の必
要なものをイネーブルにすることによって出力データバ
ス110に送出され,さらにコントロール回路101に
よって出力データバッファ117イネーブル信号119
を有効とすることにより,アドレスバス107の過去の
状態に関する情報をシステムバス106に送出すること
ができる。
【0028】上述した内容は第2のシフトレジスタ10
3について述べたが,第1のシフトレジスタ102,第
3のシフトレジスタ104についてもほぼ同様にして,
それぞれ制御信号バス108,入力データバス109の
過去の状態に関する情報をシステムバス106に送出す
ることができる。
【0029】次に,第4のシフトレジスタ105につい
て説明する。
【0030】図5は,第4のシフトレジスタ105の構
成を示すブロック図である。
【0031】図5に示す第4のシフトレジスタ105
は,エンコーダ401と,n段のフリップフロップ40
2−1,402−2,…,402−nと,出力バッファ
としてのデータバッファ403を備えて成る。
【0032】第4のレジスタ105において,リセット
信号111を有効とすることによりフリップフロップ4
02−1の−Q出力と,エンコーダ401の入力D1は
H(ハイレベル)になり,フリップフロップ402−2
〜402nのQ出力とエンコーダ401の入力D2,
…,Dn−1,DnはL(ロウレベル)となる。
【0033】ここで,コントロール回路101から第2
のクロック信号113が入力されると,この第2のクロ
ック信号113の立上りエッジにてフリップフロップ4
02−1の−Q出力はLとなり,フリップフロップ40
2−2の出力はHとなる。また,次の第2のクロック信
号113が入力されると,フリップフロップ402−2
のQ出力はLとなる。こうして,第2のクロック信号1
13が入力される都度,各フリップフロップの状態が次
々に次段のフリップフロップに移っていくことになり,
これでクロックが何回入力されたかという情報を保持し
ておくことができる。
【0034】さて,コントロール部101からのデータ
バッファ403イネーブル信号112が有効になると,
エンコーダ401が図8の真理値表に従って出力する信
号が出力データバス110上に送出され,これによりど
れだけの情報量が本実施例の動作履歴記憶装置内に有る
かといった情報がシステムバス106上に送出されるこ
とになる。
【0035】ここで,本発明の動作履歴記憶装置の運用
の一例について説明する。
【0036】図1において,まず,中央処理装置502
は,動作履歴記憶装置505に対してリセット命令を送
る。この時,図5に示す第4のシフトレジスタ105の
各フリップフロップが初期化される。また,この時,図
3の入出力ポート304から出力されるクロックマスク
信号307が有効となり,第2のクロック信号113は
出力せずシステムバス106上でデータ転送が起こって
もクロック信号は発生しなくなる。
【0037】このあと,情報処理装置の動作を確認した
いプログラムルーチンの所にきたならば,入出力ポート
304に対して命令を出しクロックマスク信号307を
有効とする。
【0038】プログラムが一通り走り終わるか,デバッ
グしたい所にきたら,また入出力ポート304に対して
命令を出しクロックマスク信号307を無効とする。こ
こで,入出力ポート304に対して命令を出し,第4の
シフトレジスタ105のデータバッファ403イネーブ
ル信号112を有効とすることによって,過去のバスの
状態がどれだけ記録されているかを読み出す。それから
第1,第2および第3のシフトレジスタ102,103
および104のいずれかのデータを読みとって,どのよ
うな順序で情報処理装置が動作したかを調べることがで
きる。また,これらシフトレジスタ内の情報を一時,主
記憶装置502に保持しておき,DMAコントローラ5
04などを使用してI/O装置503の,例えばプリン
タなどに出力することによって,情報処理装置の動作履
歴を外部装置に打ち出すこともできる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明は,情報処理
装置のシステムバスと接続して,システムバス上を流れ
る制御,アドレス,入力データの過去の状態を時間デー
タとともに保持,記憶することにより,外部から測定装
置を接続することなく,また主記憶装置の内容を時間を
掛けて解析することなく,情報処理装置の動作の履歴を
知ることが出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構成を示すブロック図
である。
【図2】図1の動作履歴記憶装置503の一実施例の構
成を示すブロック図である。
【図3】図2のコントロール部101の構成を示すブロ
ック図である。
【図4】図2の第1〜第3のシフトレジスタ102〜1
04の構成を示すブロック図である。
【図5】図2の第4のシフトレジスタ105の構成を示
すブロック図である。
【図6】図1の動作履歴記憶装置503の接続バス上を
転送するデータの転送タイミングを示す図である。
【図7】図4のデコーダ209の真理値を表記して示す
図である。
【図8】図5のエンコーダ401の真理値を表記して示
す図である。
【符号の説明】
101 コントロール部 102 第1のシフトレジスタ 103 第2のシフトレジスタ 104 第3のシフトレジスタ 105 第4のシフトレジスタ 106 システムバス 107 アドレスバス 108 制御信号バス 109 入力データバス 110 出力データバス 111 リセット信号 112 データバッファ403イネーブル信号 113 第2のクロック信号 114 制御信号入力バッファ 115 アドレスバスバッファ 116 入力データバッファ 117 出力データバッファ 118 入力データバッファ116イネーブル信号 119 出力データバッファ117イネーブル信号 120〜122 デコーダイネーブル信号 123 レジスタアドレス信号 200 デコーダ 201−1〜20m−n フリップフロップ 2001−n〜200m−n バッファ 301 クロック発生回路 302 制御信号デコード回路 303 アドレスデコード回路 304 入出力ポート 305 ANDゲート 306 第1のクロック信号 307 クロックマスク信号 401 エンコーダ 402−1〜402−n フリップフロップ 403 データバッファ 501 中央処理装置 502 主記憶装置 503 I/O装置 504 DMAコントローラ 505 動作履歴装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システムバスを介して非同期データの転
    送を行なって情報処理を行なう情報処理装置にデータバ
    ッファを介して接続され,前記システムバス上を転送す
    るデータの過去の状態を把握して前記情報処理装置の動
    作履歴を記憶する動作履歴記憶装置であって,前記シス
    テムバス上を転送する制御信号,アドレス信号および入
    力データのそれぞれを所定の期間にわたってCPUの制
    御のもとに保持し,かつ動作履歴として指定の領域に出
    力する手段を備えて成ることを特徴とする動作履歴記憶
    装置。
JP3282542A 1991-10-29 1991-10-29 動作履歴記憶装置 Pending JPH05120079A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3282542A JPH05120079A (ja) 1991-10-29 1991-10-29 動作履歴記憶装置

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JP3282542A JPH05120079A (ja) 1991-10-29 1991-10-29 動作履歴記憶装置

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JPH05120079A true JPH05120079A (ja) 1993-05-18

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JP3282542A Pending JPH05120079A (ja) 1991-10-29 1991-10-29 動作履歴記憶装置

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JP (1) JPH05120079A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010044773A (ja) * 2009-09-25 2010-02-25 Fujitsu Ltd プロセッサデバッグ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010044773A (ja) * 2009-09-25 2010-02-25 Fujitsu Ltd プロセッサデバッグ装置

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