JP3274032B2 - 共重合ポリエチレンナフタレートフイルム - Google Patents

共重合ポリエチレンナフタレートフイルム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は共重合ポリエチレンナフ
タレートフイルムに関し、更に詳しくは優れた透明性、
色相、耐デラミ特性および耐巻ぐせカール性を兼備し
た、特に写真感光材料用ベースフイルムとして有用な共
重合ポリエチレンナフタレートフイルムに関する。
【0002】
【従来の技術】写真感光材料に用いられる基材フイルム
(ベースフイルム)としては、従来から、トリアセテー
トフイルムが広く使用されてきた。このトリアセテート
フイルムは、その製造工程において有機溶剤を使用する
ことから、安全上、環境上の問題をかかえている。ま
た、機械的強度および寸法安定性に限界がある等の課題
がある。
【0003】このため、代替素材として、ポリエチレン
テレフタレートフイルムが一部使用されるようになった
が、巻ぐせカールが強く残留するため、現像処理後の取
扱い性が悪く、その使用範囲が限定されている。
【0004】そこで、特開昭53―146773号、特
開平1―244446号等において、水蒸気透過性の向
上、含水率の向上等を図った改質ポリエチレンテレフタ
レートフイルムが提案されている。しかし、これらは巻
ぐせカールの減少の面では効果が認められるものの、吸
湿による寸法安定性の悪化、ガラス転移温度の低下によ
るフイルム端面部の変形増大等の欠点を有しており、不
十分なものであった。
【0005】特に近年、写真感光材料の用途は多様化し
てきており、また撮影時のフイルム搬送の高速化、撮影
装置の小型化が進んでおり、写真感光材料用フイルムと
しては、優れた巻ぐせカール解消性と共に、強度、寸法
安定性、薄膜化の適応性等の性能が要求されている。こ
の要求に対して、トリアセテートフイルムおよび改質ポ
リエチレンテレフタレートフイルムはともに十分対応で
きず、優れた特性を有する写真感光材料用フイルムが望
まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、優れ
た透明性、色相、耐デラミ特性および耐巻ぐせカール性
を兼備した、特に写真感光材料用ベースフイルムとして
有用な共重合ポリエチレンナフタレートフイルムを提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
本発明によれば、共重合ポリエチレンナフタレートから
なるフイルムであって、該共重合ポリエチレンナフタレ
ートの主な酸成分がナフタレンジカルボン酸とテトラリ
ンジカルボン酸であることを特徴とする共重合ポリエチ
レンナフタレートフイルムによって達成される。
【0008】本発明において共重合ポリエチレンナフタ
レートとは、ナフタレンジカルボン酸とテトラリンジカ
ルボン酸を主たる酸成分とし、エチレングリコールを主
たるグリコール成分とする共重合ポリエチレンナフタレ
ートである。
【0009】このナフタレンジカルボン酸としては、例
えば2,6―ナフタレンジカルボン酸、2,7―ナフタ
レンジカルボン酸、1,5―ナフタレンジカルボン酸等
を挙げることができるが、これらの中でも特に2,6―
ナフタレンジカルボン酸が好ましい。主たる酸成分がナ
フタレンジカルボン酸を含まない場合、例えばフイルム
に成形したときの巻ぐせカール性が不良となるため、好
ましくない。
【0010】このテトラリンジカルボン酸は、例えばナ
フタレンジカルボン酸を白金触媒を用いて水素添加する
ことで得られるものであり、例えば2,6―テトラリン
ジカルボン酸、2,7―テトラリンジカルボン酸、1,
5―テトラリンジカルボン酸等を挙げることができる
が、これらの中でも特に2,6―テトラリンジカルボン
酸が好ましい。
【0011】本発明において共重合ポリエチレンナフタ
レートフイルムを構成する主な酸成分は、ナフタレンジ
カルボン酸80〜99.5モル%とテトラリンジカルボ
ン酸0.5〜20モル%であることが好ましい。
【0012】共重合成分であるテトラリンジカルボン酸
が全酸成分の0.5モル%に満たない場合、ナフタレン
環に起因する低波長領域での光の吸収が大きくなるた
め、フイルムとした場合の黄色味が強くなり、フイルム
のイエローインデックス(YID)が4を超えてしまい、
さらに耐デラミ特性が低下してしまうため好ましくな
い。一方、テトラリンジカルボン酸が全酸成分の20モ
ル%を超えてしまう場合、フイルムとしたときのカール
回復率が不良となってしまうため好ましくない。
【0013】本発明において共重合ポリエチレンナフタ
レートは、本発明の効果を損なわない限り、ナフタレン
ジカルボン酸およびテトラリンジカルボン酸以外の酸成
分(他の酸成分)を小割合共重合してもかまわない。
【0014】他の酸成分としては、芳香族ジカルボン酸
(例えばテレフタル酸、イソフタル酸、ジフェニルエタ
ンジカルボン酸、ジフェニルジカルボン酸、ジフェニル
エーテルジカルボン酸、ジフェニルスルホンジカルボン
酸、ジフェニルケトンジカルボン酸、アンスラセンジカ
ルボン酸等);脂肪族ジカルボン酸(例えばアジピン
酸、セバチン酸等);脂環族ジカルボン酸(例えばシク
ロヘキサン―1,4―ジカルボン酸等)等を例示するこ
とができる。
【0015】共重合ポリエチレンナフタレートを構成す
るエチレングリコール以外のグリコール成分としては、
脂肪族グリコール(例えばトリメチレングリコール、テ
トラメチレングリコール、ペンタメチレングリコール、
ヘキサメチレングリコール、デカメチレングリコール等
のごとき炭素数3〜10のポリメチレングリコール、シ
クロヘキサンジメタノール等);芳香族ジオール(例え
ばハイドロキノン、レゾルシン、2,2―ビス(4―ヒ
ドロキシフェニル)プロパン等);ポリアルキレングリ
コール(ポリオキシアルキレングリコール)(例えばポ
リエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポ
リテトラメチレングリコール等)などを例示することが
できる。これら他のグリコール成分の割合は、全グリコ
ール成分当り、10モル%以下であることが好ましい。
【0016】また、本発明における共重合ポリエチレン
ナフタレートには、本発明の効果を損なわないかぎり、
例えばヒドロキシ安息香酸の如き芳香族オキシ酸、ω―
ヒドロキシカプロン酸の如き脂肪族オキシ酸等のオキシ
カルボン酸に由来する成分を、ジカルボン酸成分及びオ
キシカルボン酸成分の総量に対し、10モル%以下で共
重合あるいは結合させることもできる。
【0017】さらに、本発明における共重合ポリエチレ
ンナフタレートには、実質的に線状である範囲の量であ
り、かつ本発明の効果を損なわないかぎり、例えば全酸
成分に対し2モル%以下の量で、3官能以上のポリカル
ボン酸又はポリヒドロキシ化合物、例えばトリメリット
酸、ペンタエルスリトール等を共重合させることもでき
る。
【0018】さらに本発明における共重合ポリエチレン
ナフタレートには、表面平坦性、および熱安定性を損な
わない範囲であれば、例えば滑剤、顔料、染料、酸化防
止剤、光安定剤、遮光剤(例えばシリカ、架橋ポリスチ
レン、テラゾールブルー、イルガノックス、コバルト
等)等の添加剤を必要に応じて含有させることもでき
る。
【0019】本発明における共重合ポリエチレンナフタ
レートを製造する方法としては、酸をグリコールと直接
エステル化反応させ、引続き重縮合反応を行う方法(D
E法)、または酸成分としてジアルキルエステルを用
い、これとグリコールとのエステル交換反応を行い、引
続き重縮合反応を行う方法(EI法)を好ましく用いる
ことができる。
【0020】かかるジアルキルエステルとしては、例え
ば、ジメチルエステル、ジエチルエステル、ジプロピル
エステル等を挙げることができ、特にジメチルエステル
が好ましい。
【0021】本発明において、共重合ポリエチレンナフ
タレートフイルムのヘーズは2.0%以下であることが
好ましい。さらに好ましくは1.5%以下、特に好まし
くは1.0%以下である。このヘーズが2.0%を超え
ると、フイルムの透明性が低下し、写真感光材料用フイ
ルムとして好ましくない。
【0022】本発明において、共重合ポリエチレンナフ
タレートフイルムのイエローインデックス(YID)は4
以下であることが好ましい。YIDが4を超える場合、カ
ラーフイルムとして使用したとき、偏った色調となって
しまうため、好ましくない。
【0023】本発明の共重合ポリエチレンナフタレート
フイルムは、その製造方法によって特に制限されること
はなく、例えば以下の方法で好ましく製造される。
【0024】上記共重合ポリエチレンナフタレートを、
融点(Tm)+10℃ないしTm+30℃の温度で押出
し急冷して未延伸フイルムとし、次いで該未延伸フイル
ムを一軸方向(縦方向又は横方向)に(Tg−10)〜
(Tg+50)℃の温度(但し、Tg:共重合ポリエチ
レンナフタレートのガラス転移温度)で2〜5倍の倍率
で延伸し、続いて上記延伸方向と直角方向(一段目延伸
が縦方向の場合には、二段目延伸は横方向となる)にT
g(℃)〜(Tg+50)℃の温度で2〜5倍の倍率で
延伸する。その後、さらに熱固定処理を、該Tgよりも
60℃以上かつ120℃以下高い温度で行い、目的の共
重合ポリエチレンナフタレートフイルムを得る。
【0025】二軸延伸フイルムの厚みは写真感光材料と
しての使用態様によって適宜選択できるが、25〜25
0μm、更には40〜150μmが好ましい。
【0026】本発明の共重合ポリエチレンナフタレート
フイルムには、用途に応じて易滑性を付与することもで
きる。易滑性付与の手段としては特に限定されるもので
はないが、ポリマーへの不活性粒子の含有、またはフイ
ルムへの易滑剤の塗布等が一般的手法として知られてお
り、これらを用いることができる。
【0027】不活性粒子を含有させる方法としては、例
えばSiO2 、BaSO4 、CaCO3 、アルミナミリ
ケート、架橋有機粒子等をポリマー中に添加する方法、
共重合ポリエチレンナフタレートの製造時に触媒等を析
出させる方法があげられる。なお、フイルムの透明性を
確保する観点より、外部より添加する場合の粒子は、共
重合ポリエチレンナフタレートの屈折率に近い屈折率を
有するものが好ましく、例えばBaSO4 、アルミナシ
リケート、架橋有機粒子(架橋ポリスチレン等)が好ま
しく挙げられる。
【0028】更には、不活性粒子を含有させる場合、フ
イルムの透明性を得るためには、粒子を実質的に含まな
いポリエチレンナフタレートフイルムの少なくとも片方
の面に不活性粒子含有した層を薄く積層する方法も好ま
しい。この手段としては、例えば複数の押出し機ならび
にフィードブロック、あるいはマルチマニフォールドダ
イによる共押出し法が有効な手段として挙げられる。
【0029】本発明の共重合ポリエチレンナフタレート
フイルムは、優れた透明性、色相、熱安定性および耐巻
ぐせカール性を有するため、例えば撮影用フイルム、ス
チル写真用ロールフイルム、映画用ロールフイルム、X
線用ロールフイルム、製版用フイルム等の幅広い写真用
途のベースフイルムとして利用できる。
【0030】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を更に具体的に
説明するが、本発明はその要旨を越えない範囲で実施例
に限定されるものではない。尚、実施例での「部」は重
量部を意味し、「モル」は酸成分106 gに対するモル
数を意味する。また実施例での各特性値の測定は下記の
方法による。
【0031】(1)フイルムヘーズ(曇り度) JIS―K6714に準じ、日本精密光学社製、積分球
式HTRメーターにより、フイルムのヘーズを求める。
【0032】(2)フイルムイエローインデックス(Y
ID) 日本電色工業(株)製色差計SZ―Σ90を用い、フイ
ルムのYIDを下記式により求める。
【0033】
【数1】
【0034】 X、Y、Z=国際CIE規格に定められる光の3刺激値
【0035】(3)フイルムの折り目デラミ白化率(耐
デラミ性) 80mm×80mmの大きさにフイルムサンプルを切り
出し、手で軽く2つ折りしながら、平坦な一対の金属板
ではさんだ後、プレス機により所定の圧力P1(kg/
cm2 G)で20秒間プレスする。プレス後、2つ折り
のフイルムを手で元の状態に戻し、前記金属板にはさん
で、圧力P1 (kg/cm2 G)で20秒間プレスす
る。その後、サンプルフイルムを取り出し、折り目に現
われた白化部分の長さ(mm)を測定して合計する。
【0036】それぞれ新しいフイルムサンプルを使用
し、プレス圧力P1 =1,2,3,4,5,6(kg/
cm2 G)について上記測定を繰り返す。
【0037】各プレス圧力における白化部分の長さ(m
m)の合計の平均値が、折り目の全長(80mm)に占
める割合をもって、折り目デラミ白化率とし、この値を
フイルムの層剥離(デラミ)の起こり易さを示す指標と
して使用する。
【0038】
【数2】
【0039】(4)カール回復率 フイルムサンプルを120mm×32mmにカットし、
直径10mmの巻芯に長手方向に巻いた後、80℃で2
時間処理した後、巻芯から解放する。その後40℃の蒸
留水に15分間浸漬した後、サンプルを長手方向に垂直
に垂らし、5gの荷重下55℃の空気恒温槽で3分間乾
燥する。続いて、荷重を除いてフイルムの上端部と下端
部の距離(A:mm)を求める。カール回復率を下記の
式で表わす。
【0040】
【数3】
【0041】[実施例1]2,6―ナフタレンジカルボ
ン酸ジメチルエステル92部及び2,6―テトラリンジ
カルボン酸ジメチルエステル8部とエチレングリコール
56部とを、エステル交換触媒として酢酸マンガン4水
塩0.025部(1.02モル)を使用して、常法に従
ってエステル交換反応させた後、トリメチルフォスフェ
ート0.019部(1.35モル)を添加し実質的にエ
ステル交換反応を終了させた。
【0042】次いで反応生成物に非晶性酸化ゲルマニウ
ム0.017部(1.64モル)を添加した後、高温高
真空下で重縮合反応を行ない、固有粘度(フェノール/
テトラクロロエタン混合溶媒、35℃)0.62dl/
gの共重合ポリエチレンナフタレートを得た。
【0043】この共重合ポリエチレンナフタレートのペ
レットを180℃で5時間乾燥後、押出機ホッパーに供
給し、溶融温度295℃で溶融し、この溶融ポリマーを
1.2mmのスリット状ダイを通して表面温度40℃の
回転冷却ドラム上に押出し急冷して未延伸フイルムを得
た。このようにして得られた未延伸フイルムを120℃
に予熱し、更に低速、高速のロール間で15mm上方よ
り900℃の表面温度のIRヒーター1本にて加熱して
3.0倍に延伸し、続いてステンターに供給し、140
℃にて横方向に3.3倍に延伸した。得られた二軸配向
フイルムを220℃の温度で窒素気流下10秒間熱固定
して厚み95μmの共重合ポリエチレンナフタレートフ
イルムを得た。このフイルムの固有粘度は0.60dl
/gであった。
【0044】得られたフイルムを115℃にて2日間熱
処理し、フイルム特性を測定した。表1に示す通り良好
であった。
【0045】[実施例2]2,6―ナフタレンジカルボ
ン酸ジメチルエステルと2,6―テトラリンジカルボン
酸ジメチルエステルの仕込量を表1のように変更する以
外は実施例1と同様に行い、フイルム特性を測定した。
写真用基材として良好な特性を示す。ただし、これ以上
のテトラリンジカルボン酸成分共重合はカール回復率の
悪化を引き起こすため好ましくない。
【0046】[比較例1]2,6―ナフタレンジカルボ
ン酸ジメチルエステル100部とエチレングリコール5
6部とを実施例1のようにエステル交換反応させる以外
は、実施例1と同様に行いフイルムを得た。このフイル
ムはYIDが4を超えてしまい、写真フイルム用基材とし
て要求特性を満足することができなかった。
【0047】
【表1】
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、優れた透明性、色相、
耐デラミ性および耐巻ぐせカール性を兼備し、特に写真
感光フイルム用基材として有用な共重合ポリエチレンナ
フタレートフイルムを提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−81325(JP,A) 特開 平6−258768(JP,A) 特公 昭48−40414(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 63/00 - 63/91

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共重合ポリエチレンナフタレートからな
    るフイルムであって、該共重合ポリエチレンナフタレー
    トの主な酸成分がナフタレンジカルボン酸とテトラリン
    ジカルボン酸であることを特徴とする共重合ポリエチレ
    ンナフタレートフイルム。
  2. 【請求項2】 共重合ポリエチレンナフタレートの酸成
    分がナフタレンジカルボン酸80〜99.5モル%とテ
    トラリンジカルボン酸0.5〜20モル%であり、フイ
    ルムのヘーズが2.0%以下、イエローインデックス
    (YID)が4以下である請求項1記載の共重合ポリエチ
    レンナフタレートフイルム。
  3. 【請求項3】 フイルムが写真感光材料用ベースフイル
    ムである請求項1又は2記載の共重合ポリエチレンナフ
    タレートフイルム。
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