JP3225528B2 - レジスタ回路 - Google Patents

レジスタ回路

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JP3225528B2
JP3225528B2 JP06172691A JP6172691A JP3225528B2 JP 3225528 B2 JP3225528 B2 JP 3225528B2 JP 06172691 A JP06172691 A JP 06172691A JP 6172691 A JP6172691 A JP 6172691A JP 3225528 B2 JP3225528 B2 JP 3225528B2
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/30Marginal testing, e.g. by varying supply voltage
    • G01R31/3004Current or voltage test

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  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • Logic Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レジスタ回路に関し、
特に内部クロックを一定レベルに停止して低消費電力に
するモード(以後ストップモードと称す。)を有するマ
イクロコンピュータ或いはマイクロプロセッサで使用さ
れるレジスタ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マイクロコンピュータ等の大規模
集積回路(以後LSIと略す。)で使用されていたレジ
スタ回路の中で代表的な回路を図4に示す。
【0003】図4に示すように、従来例は、Nチャンネ
ル型電界効果型トランジスタ(以後トランジスタと略
す。)1とPチャンネル型トランジスタ2の並列回路
と、反転回路(以後インバータと称す。)4とインバー
タ5との帰還ループ回路と、インバータ6から構成され
ていた。
【0004】次に従来例の動作について簡単に説明す
る。
【0005】LSIを動作させる周期的クロックφ1が
ハイレベル及びその逆相クロックφ1がローレベルにな
ると、前記並列回路はオン状態となり、入力信号Iは、
前記並列回路を伝達し、前記帰還ループ回路のインバー
タ5のオン抵抗を充分大きく設計すれば、入力信号I
は、インバータ4,6を伝達し出力信号Qとなる。ここ
でクロックφ1がローレベル及びφ1がハイレベルにな
ると、前記並列回路はオフし、出力信号Qは前記帰還ル
ープ回路により前記並列回路がオフする直前の入力信号
Iを出力することになる。
【0006】又ストップモードでクロックφ1がローレ
ベル及びφ1がハイレベルに停止して、前記並列回路が
オフした場合も、出力信号Qはオフ直前の入力信号Iを
出力する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】LSIのストップ電流
(ストップモード時の電源電流)をデータシートに示さ
れる規格値内かどうか検査する場合、従来のレジスタ回
路では、図5に示す如く例えばインバータ4の入力が何
らかの要因により接地線9と抵抗18を介してショート
した場合、検査用のテストパターンで入力信号Iのデー
タをローレベルにしか設定していなければ抵抗16を介
して電流が流れない為、実際のストップ電流が規格値よ
りも大きいとした場合にも、検査で除去することができ
なかった。すなわちLSI内部のレジスタ回路は多数有
り、この全てのレジスタ回路出力をハイレベル又はロー
レベルに状態設定した後に、ストップ電流を測定するこ
とは、LSIを検査するためのテストパターン設計が複
雑になりかつテストパターン設計工数も大きくなる問題
があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のレジスタ回路
は、ストップモードを生起するためのストップ信号とレ
ジスタ回路出力をセット又はリセットする為の信号との
ゲート回路と前記ゲート回路出力によりレジスタ回路出
力をセット又はリセットさせる回路手段とを有する。
【0009】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例のレジスタ回路である。図
4と重複する部分は省略して説明する。Nチャンネル型
トランジスタ1とPチャンネル型トランジスタ2との並
列回路と、インバータ4と5の帰還ループ回路との接続
点にPチャンネル型トランジスタ8及びNチャンネル型
トランジスタ7を各々電源線10及び接地線9との間に
接続する。又、ストップ信号14と、レジスタ出力信号
Qをハイレベルにするためのセット信号15とのゲート
回路12がPチャンネル型トランジスタ8のゲート電極
17に入力される。更に、ストップ信号14と、レジス
タ出力信号Qをローレベルにするためのリセット信号1
3とのゲート回路11が、Nチャンネル型トランジスタ
7のゲート電極16に入力される。
【0010】次に動作について図2を用いて説明する。
帰還ループ回路を構成するインバータ4の入力が何らか
の要因により、接地線9に抵抗18を介してショートし
たとする。LSIがストップモードになり、クロックφ
1が一定のローレベル及び逆相クロックφ1が一定のハ
イレベルに停止すると、Nチャンネル型トランジスタ1
とPチャンネル型トランジスタ2の並列回路はオフして
入力信号を受付けなくなる。又ストップモードを生起す
るストップ信号14が、ストップモード時にハイレベル
でセット信号15がハイレベル、リセット信号14がロ
ーレベルとすると、Pチャンネル型トランジスタ8はオ
ンし、Nチャンネル型トランジスタ7はオフする。従っ
て電源線から、Pチャンネル型トランジスタ8及び抵抗
18,接地線9を介して貫通電流が流れる為、規格値以
上の電流であれば、検査でストップ電流不良を除去可能
である。
【0011】又図3の通り、何らかの要因により、前記
帰還ループ回路を構成するインバータ4の入力が電源線
10にショートしたとする。この場合は、ストップ信号
14がハイレベル、リセット信号13がハイレベル、セ
ット信号15がローレベルとすると、Pチャンネル型ト
ランジスタ8はオフし、Nチャンネル型トランジスタ7
はオンする為、電源線10,抵抗18,Nチャンネル型
トランジスタ7,接地線9を介して貫通電流が流れ、こ
れがストップ電流の規格値以上であれば、ストップ電流
不良を除去可能である。更にレジスタ回路セット信号又
はリセット信号をLSIのインストラクションとして命
令セットの中に準備しておけば全レジスタに一回の命令
でセット信号又はリセット信号を設定できる為、ストッ
プモードで全レジスタのストップ電流不良を除去可能で
ある。尚ストップモード以外ではストップ信号がローレ
ベルである為、レジスタ回路セット信号又はリセット信
号は、LSIの動作に影響を与えない。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、簡単な回
路を追加することにより、従来例では除去するのが難し
いレジスタ回路が寄因するストップ電流不良を容易に検
査で除去でき、LSIの信頼生・品質を向上させる効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路図である。
【図2】本実施例の効果の一例を示す回路図である。
【図3】本実施例の効果の他の例を示す回路図である。
【図4】従来例の回路図である。
【図5】従来例の問題点を示す回路図である。
【符号の説明】
1 Nチャンネル型トランジスタ 2 Pチャンネル型トランジスタ 3〜6 インバータ 7 Nチャンネル型トランジスタ 8 Pチャンネル型トランジスタ 9 接地線 10 電源線 11 ゲート回路(AND回路) 12 ゲート回路(NAND回路) 13 リセット信号 14 セット信号 15 ストップ信号 16〜17 ゲート電極 18 抵抗

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一のNチャネル電界効果型トランジス
    タのソース電極並びにドレイン電極を第一のPチャネル
    電界効果型トランジスタのソース電極並びにドレイン電
    極と並列接続し、前記第一のNチャネル電界効果型トラ
    ンジスタへのゲート電極に周期クロック信号を入力し、
    前記第一のPチャネル電界効果型トランジスタのゲート
    電極へ前記周期クロック信号の逆相信号を入力し、前記
    並列接続点の一端を入力信号と接続した並列回路と、第
    一の反転回路の出力を第二の反転回路の入力へ接続し、
    前記第二の反転回路の出力を前記第一の反転回路の入力
    へ接続する帰還ループ回路と、 前記第一の反転回路の出力を入力とし、レジスタ出力信
    号を出力する第三の反転回路とを有し、 前記並列回路の他端の並列接続点を前記帰還ループ回路
    の前記第一の反転回路の入力に接続するレジスタ回路で
    あって、 電源線と前記並列回路の前記他端の並列接続点との間に
    設けられ、低消費電力モードにするためのストップ信号
    がハイレベルで、かつ、前記レジスタ出力信号をハイレ
    ベルにするためのセット信号がハイレベルであるとき
    に、前記並列回路の前記他端の並列接続点をハイレベル
    にする第一のゲート回路と、 接地線と前記並列回路の前記他端の並列接続点との間に
    設けられ、前記ストップ信号がハイレベルで、かつ、前
    記レジスタ出力信号をローレベルにするためのリセット
    信号がハイレベルであるときに、前記並列回路の他端の
    並列接続点をローレベルにする第二のゲート回路と、 を有することを特徴とするレジスタ回路。
  2. 【請求項2】 第一のNチャネル電界効果型トランジス
    タのソース電極並びにドレイン電極を第一のPチャネル
    電界効果型トランジスタのソース電極並びにドレイン電
    極と並列接続し、前記第一のNチャネル電界効果型トラ
    ンジスタへのゲート電極に周期クロック信号を入力し、
    前記第一のPチャネル電界効果型トランジスタのゲート
    電極へ前記周期クロック信号の逆相信号を入力し、前記
    並列接続点の一端を入力信号と接続した並列回路と、 第一の反転回路の出力を第二の反転回路の入力へ接続
    し、前記第二の反転回路の出力を前記第一の反転回路の
    入力へ接続する帰還ループ回路と、 前記第一の反転回路の出力を入力とし、レジスタ出力信
    号を出力する第三の反転回路とを有し、 前記並列回路の他端の並列接続点を前記帰還ループ回路
    の前記第一の反転回路の入力に接続するレジスタ回路で
    あって、 ソース電極に電源線が接続され、ドレイン電極に前記並
    列回路の前記他端の並列接続点が接続され、ゲート電極
    に、前記レジスタ出力信号をハイレベルにするためのセ
    ット信号と低消費電力モードにするためのストップ信号
    とを入力とするNANDゲート回路の出力が接続され
    た、第二のPチャネル電界効果型トランジスタと、 ソース電極に接地線が接続され、ドレイン電極に前記並
    列回路の前記他端の並列接続点が接続され、ゲート電極
    に、前記レジスタ出力信号をローレベルにするためのリ
    セット信号と低消費電力モードにするための前記ストッ
    プ信号とを入力とするANDゲート回路の出力が接続さ
    れた、第二のNチャネル電界効果型トランジスタと、 を有することを特徴とするレジスタ回路。
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