JP3220256B2 - 画像形成方法および画像形成装置 - Google Patents

画像形成方法および画像形成装置

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JP3220256B2 JP26974892A JP26974892A JP3220256B2 JP 3220256 B2 JP3220256 B2 JP 3220256B2 JP 26974892 A JP26974892 A JP 26974892A JP 26974892 A JP26974892 A JP 26974892A JP 3220256 B2 JP3220256 B2 JP 3220256B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真装置等の記録濃
度の制御における画像形成方法および画像形成装置に関
し、より詳細には、常に適正な画像形成を行える画像形
成方法および画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を用いた画像形成装置にお
いては、所定の方法により担体上に形成された静電潜像
が、現像装置からトナーと呼ばれる着色微粒子を供給さ
れて現像される。トナーは、通常、静電潜像とは逆極性
に帯電されており、静電潜像に静電的に吸着されること
により現像が行われる。
【0003】トナーを静電潜像とは逆極性に帯電される
方法として、現像剤をトナーとキャリアで構成(一般
に、このような現像剤を二成分系現像剤という)、両者
を混合攪拌することにより互いに摩擦帯電させる方法が
知られている。
【0004】ところが、二成分系現像剤を使用する現像
方法では、トナーを十分に帯電させることができる反
面、現像に際してはトナーのみが消費されるため、現像
剤におけるトナー濃度(画像濃度)を常に一定に保つた
めの制御が必要である。このために、記録濃度を制御す
るための画像形成方法として、現像剤のトナー濃度を測
定し、トナー濃度に基づいて、トナー補給量を制御する
方法が用いられている。
【0005】このような画像形成方法では、現像剤のト
ナー濃度を測定する方法として、例えば、感光体上に基
準となる静電潜像パターン(画像濃度関連値を検出する
ための検出用パターン)を作成し、これを現像した後、
光学的センサを用いて現像画像の濃度を光電的に測定す
る間接的な現像剤トナー濃度測定方法や、現像剤の重量
を測定したり、透磁率を測定したりするトナー濃度セン
サを用いて直接的な現像剤トナー濃度測定方法が用いら
れている。
【0006】ここで、光学的センサとしてPセンサ(フ
ォトセンサ)を用いた場合を例として、従来の画像形成
方法について具体的に説明する。
【0007】図23は従来の画像形成方法を適用した複
写装置を示し、コンタクトガラス板301上の原稿(図
示せず)の画像は、第1ミラー302、第2ミラー30
3、インミラーレンズ304、及び、第3ミラー305
を介して感光体ドラム306の表面に投影される。感光
体ドラム306の回転(図中では反時計方向)に同期し
て、第1ミラー302及び第2ミラー303が所定の速
度比で左方に走査駆動される。感光体ドラム306の静
電潜像は、現像装置307の現像ローラ307aの現像
剤(トナーとキャリアからなる二成分系現像剤)で現像
される。このようにして感光体ドラム306の表面に形
成されたトナー像は、転写チャージャー308で記録紙
に転写される。記録紙は分離ベルト309で定着部(図
示せず)に送られる。
【0008】一方、第1ミラー302のホームポジショ
ンにおける画像投影視野には、図示の如く、検出用パタ
ーンとなる白パターンP0 と黒パターンP1 が付されて
おり、第1ミラー302が露光走査のために左方に駆動
されると、感光体ドラム306上に白パターンP0 と黒
パターンP1 の静電潜像が連続して形成される。
【0009】現像装置307と転写チャージャー308
の間には、感光体ドラム306表面のトナー濃度を検出
するためのPセンサ(フォトセンサ)310が配置され
ており、Pセンサ310の検出信号は増幅器311で増
幅及び波形整形されてA/Dコンバータ312でA/D
変換(アナログ・デジタル変換)されてMPU(マイク
ロプロセッサ)313に出力される。
【0010】MPU313は、白パターンP0 と黒パタ
ーンP1 の対応トナー像の濃度比(VSP/VSG)を演算
し、濃度比に基づいて、トナー供給量を定め、トナー供
給量に対応する時間の間、ソレノイドドライバ314に
ソレノイド付勢指示を与える。ドライバ314は、ソレ
ノイド付勢指示を入力するとクラッチソレノイド315
に通電する。クラッチソレノイド315が通電される
と、トナー切出しローラ316が回転し、トナーがトナ
ー貯留槽より現像装置307へ供給される。
【0011】尚、317は感光体ドラム306を一様に
帯電する帯電チャージャーを示し、318は帯電チャー
ジャー317で帯電した感光体ドラム306表面の所定
部分(白パターンP0 と黒パターンP1 が投影される部
分)を除電するイレースランプを示す。
【0012】ここで、イレースランプ317の付勢を制
御することにより、白パターンP0と黒パターンP1
静電潜像が10枚コピーする毎に1回感光体ドラム30
6上に作成され、そのときのトナー濃度がPセンサ31
0によって検出される。
【0013】以上の構成において、記録濃度の制御動作
を図24〜図26を参照して詳細に説明する。Pセンサ
310を用いたトナー濃度検知は、感光体ドラム306
上に現像されたパターン像の濃度変化を現像剤中のトナ
ー濃度の変化として捕らえて、現像剤中のトナー濃度を
制御するものである。
【0014】トナー濃度の検知時期は、図24に示すよ
うに、電源投入後にスタートキーが押下された時の1枚
目とその後の10枚毎に行われ、トナー濃度が薄いと検
知された場合は、次のトナー濃度検知時期まで10枚の
間1枚毎にクラッチソレノイド315がON→OFFし
て、トナー切出しローラ316を介してトナーの補給を
続ける。一方、イレースランプ317は、トナー濃度検
知時期に同期してOFFし、感光体ドラム306上に白
パターンP0 と黒パターンP1 の静電潜像が形成され
る。
【0015】白パターンP0 と黒パターンP1 のパター
ン像(現像後の像)がPセンサ310の位置に来ると、
Pセンサ310は、発光ダイオードをONしてパターン
像に光を照射し、反射光をフォトトランジスタで受光
し、パターン像の濃度を検知する。
【0016】図25に示すように、Pセンサ310の出
力は、トナー濃度が低い場合(白パターンP0 の場合)
には反射光が強くなるので大きな値となり、トナー濃度
が高い場合(黒パターンP1 の場合) には反射光が弱く
なるので小さな値となる。MPU313は、Pセンサ3
10からの入力データが4回連続して 2.5Vより下がっ
た時点より前の9〜16までの平均をとりVSGとし、Pセ
ンサ310からの入力データが4回連続して 2.5Vより
下った後、その後の9〜16までの平均をとりVSPとす
る。
【0017】現像剤中のトナー濃度が適正の時、図26
(a)に示すように、VSGが4Vの場合、VSPは約0.44
Vであるとすると、現像剤中のトナー濃度が低くなった
場合、感光体ドラム306上に現像されるパターン像も
薄くなるので、図26(b)に示すように、VSPは0.44
Vより高くなる。一方、トナー濃度が高い場合には、図
26(c)に示すように、パターン濃度が濃くなるの
で、VSPは0.44Vより低くなる。従って、VSPの値から
トナー補給をするか否か判定することができる。実際に
は、VSGが必ずしも4Vではないので、VSPとVSGの比
率を用いて、VSP/VSG= 1/9(≒0.44/4)を基準とし
て、VSP/VSGの大小によりトナー補給を制御するもの
である。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像形成方法によれば、トナー濃度が低くなった後にト
ナー補給を開始するため、トナーを多量に消費する原稿
が続いた場合には、トナー濃度の変化が急激となり、安
定したトナー濃度を得ることが困難となるという問題点
があった。
【0019】また、従来の画像形成方法では、トナーを
補給してからトナー濃度が濃くなるまでの間の時間遅れ
を考慮していないため、トナー濃度のバラツキの幅が大
きくなる、換言すれば、制御精度が十分でないという問
題点もあった。
【0020】また、従来の画像形成方法によれば、検出
用パターンと検出用パターンの間に消費されるトナー消
費量は、原稿の画素密度、及び、経時環境等により大き
く変化するため、常に、トナー消費量に見合った適切な
トナー補給を行うことができないという問題点もあっ
た。ここでは、検出用パターン間の原稿の画素密度の変
化(換言すれば、トナー消費量の変化)が、光学的セン
サ出力のフィードバック系において外乱要因となってい
おり、これを補ってトナー濃度に対する精度を向上させ
るには、検出用パターンの作成頻度を増やして、フィー
ドバック量を増加させる方法が考えられるが、検出用パ
ターンを頻繁に作成すると無駄なトナー消費の増加や、
クリーニングにかかる負担の増加等の不具合が生じる。
【0021】一方、特開昭63−33704号公報に示
されるように、画像形成信号を計数し、消費トナー量を
検出する第1の検出手段と、現像ローラの稼働時間を求
め、飛散して消費されるトナー量を検出する第2の検出
手段とに基づいて、トナー補給を行ってトナー濃度を一
定に保つものが開示されているが、画像形成信号と消費
トナー量の関係は、経時環境による現像剤の劣化による
キャリアの帯電能力(CA)変動の影響を受けて、一定
ではないため、現像装置の現像能力が変動してしまい、
状態(経時環境)に対応して、理想の画像品質(トナー
濃度)を維持することは困難であるという問題点があっ
た。
【0022】また、一般に電子写真方式に用いられる二
成分現像剤は、経時において現像剤劣化によるCA(キ
ャリアの帯電能力)の低下があり、また、現像剤周辺の
環境条件においても、低温低湿では電荷蓄積度が増して
Q/Mが上昇し、高温高湿では電荷漏洩度が増してQ/
Mが減少するという現像がある。このようにQ/Mに対
して相互的に影響を与える因子が数多いにもかかわら
ず、換言すれば、制御目標に影響を与える多元的な多く
の情報を考慮して最適な制御値を決定する必要があるに
もかかわらず、1〜2の因子が単独に与える影響のみを
考慮して制御値を決めていたため、状態の変化(経時環
境)に対応することができず、高画像品質を維持できな
いという問題点もあった。
【0023】また、従来の画像形成方法では、例えば、
高速機のように時間的制約が厳しい場合には、検出用パ
ターンを多く作成できなかったり、制御演算を高速に行
わなければならないため、高精度の制御を行うことが困
難であるという問題点があった。
【0024】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、光学的センサやトナー濃度センサを用いた従来の画
像形成方法と比較して、経時環境変動や、原稿種類に対
応する応答性が良く、安定した画像濃度が得られること
を第1の目的とする。
【0025】また、本発明は上記に鑑みてなされたもの
であって、制御精度を低下させずに光学的センサの検出
用パターンの作成回数減らすことができ、検出用パター
ンを作成することによる無駄なトナーの消費、クリーニ
ング装置への負担、コピースピードの低下等を低減する
ことを第2の目的とする。
【0026】また、本発明は上記に鑑みてなされたもの
であって、黒ベタ連続作像時のように、連続して多量の
トナーを消費し、且つ、多量のトナー補給を必要とする
場合でも、狙いとする画像濃度を維持することができる
ことを第3の目的とする。
【0027】また、本発明は上記に鑑みてなされたもの
であって、時間的制約が厳しい場合でも、容易に高精度
の制御を行うことができることを第4の目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、トナー濃度センサの出力に基づいて、ト
ナー補給制御を行う画像形成方法または画像形成装置に
おいて、検出用パターンの光学的センサによる反射濃度
比、及び検出用パターン作成時のトナー濃度と狙いのト
ナー濃度との差分値に基づいて、狙いのトナー濃度を設
定或いは変更し、前記狙いのトナー濃度を設定或いは変
更を行う場合には、検出用パターンの光学的センサによ
る反射濃度比がほぼ狙いの値である場合においても、検
出用パターン作成時のトナー濃度と狙いのトナー濃度と
の差分値に基づいて、狙いのトナー濃度を設定或いは変
更する画像形成方法または画像形成装置を提供するもの
である。尚、検出用パターンの光学的センサによる反射
濃度比がほぼ狙いの値である場合には、検出用パターン
作成時のトナー濃度と狙いのトナー濃度との差分が低い
場合、狙いのトナー濃度を下げる一方、検出用パターン
作成時のトナー濃度と狙いのトナー濃度との差分が高い
場合、狙いのトナー濃度を上げることが望ましい。ま
た、検出用パターンの光学的センサによる反射濃度比が
狙いの値より低くても、検出用パターン作成時のトナー
濃度と狙いのトナー濃度との差分が高い場合には、狙い
のトナー濃度を変更しないことが望ましい。また、検出
用パターンの光学的センサによる反射濃度比が狙いの値
より高くても、検出用パターン作成時のトナー濃度と狙
いのトナー濃度との差分が低い場合、狙いのトナー濃度
を変更しないことが望ましい。また、検出用パターンの
光学的センサによる反射濃度比が狙いの値より低く、か
つ、検出用パターン作成時のトナー濃度と狙いのトナー
濃度との差分が低い場合または検出用パターン作成時の
トナー濃度と狙いのトナー濃度との差分がほぼ狙い通り
の場合、狙いのトナー濃度を下げることが望ましい。ま
た、検出用パターンの光学的センサによる反射濃度比が
狙いの値より高く、かつ、検出用パターン作成時のトナ
ー濃度と狙いのトナー濃度との差分が高い場合または検
出用パターン作成時のトナー濃度と狙いのトナー濃度と
の差分がほぼ狙い通りの場合には、狙いのトナー濃度を
上げることが望ましい。また、前記狙いのトナー濃度を
ファジィにより推論することが望ましい。また、前記狙
いのトナー濃度の推論、及び、トナー補給量の推論を、
それぞれ異なる推論ブロックで異なる検知タイミング、
及び、演算タイミングで行うことが望ましい。また、前
記狙いのトナー濃度は、現状値からの変更量で示される
ことが望ましい。
【0029】
【作用】本発明の画像形成方法または画像形成装置は、
検出用パターンの光学的センサによる反射濃度比、及び
検出用パターン作成時のトナー濃度と狙いのトナー濃度
との差分値に基づいて、狙いのトナー濃度を設定或いは
変更し、前記狙いのトナー濃度を設定或いは変更を行う
場合には、検出用パターンの光学的センサによる反射濃
度比がほぼ狙いの値である場合においても、検出用パタ
ーン作成時のトナー濃度と狙いのトナー濃度との差分値
に基づいて、狙いのトナー濃度を設定或いは変更する。
【0030】
【実施例】以下、本発明の画像形成方法を、〔実施例
1〕、〔実施例2〕、〔実施例3〕、〔実施例4〕、
〔実施例5〕、〔実施例6〕の順に図面を参照して詳細
に説明する。
【0031】〔実施例1〕 図1は、実施例1の画像形成方法を利用した画像形成装
置の構成を示す説明図であり、図において、100は画
像読取部であり、110は画像読取部にて読み取った画
像情報を記録紙に転写する作像部である。
【0032】画像読取部100は、原稿を載置するコン
タクトガラス101と、コンタクトガラス101に載置
された原稿に対して、移動しながら光を照射する光源1
02と、光源102と共に移動し、原稿からの反射光を
偏向するミラー103と、同様にミラー103からの反
射光を所定方向へ偏向するミラー104、105と、ミ
ラー105からの反射光を集束させるレンズ106と、
レンズ106からの光を読み取るCCD107とから構
成されている。
【0033】作像部110は、高速で回転してレーザビ
ームを等角度で走査するポリゴンミラー111と、ポリ
ゴンミラー111により等角度で走査されたレーザビー
ムを感光体ドラム114面上において等間隔になるよう
に補正するfθレンズ112と、fθレンズ112から
のレーザビームを感光体ドラム114に導くミラー11
3と、静電潜像を形成する感光体ドラム114と、感光
体ドラム114の表面を均一に帯電する帯電チャージャ
115と、帯電チャージャ115による帯電処理後、ミ
ラー113により導かれたレーザビームによる露光によ
り形成された静電潜像を顕像化する現像装置116とを
有する。
【0034】また、所定サイズの記録紙を収納し、装置
本体に対し着脱自在に構成されている給紙カセット11
7、118と、給紙カセット117、118から1枚毎
に記録紙を転写部方向へ搬送する給紙ローラ117a、
118aと、給紙ローラ117a、118aにより給紙
された記録紙を所定のタイミングをとって転写部に送り
出すレジストローラ119と、レジストローラ119に
より送り出された記録紙に対し感光体ドラム114上の
像を転写する転写チャージャ121aと、転写処理後、
記録紙を感光体ドラム114から分離する分離チャージ
ャ121bと、分離チャージャ121bにより感光体ド
ラム114から分離された記録紙を定着ユニット122
方向へ搬送する搬送ベルト120と、転写処理後におけ
る記録紙上の像を定着させる定着ユニット122と、転
写処理後における感光体ドラム114表面の残留トナー
を除去するクリーニングユニット123と、感光体ドラ
ム114表面の残留電荷を除去する除電ランプ124と
から構成されている。尚、125は給紙カセット11
7、118周辺に配置され、湿度を検知する湿度セン
サ、記録紙の給紙間隔を検知するタイマ及び記録紙の厚
みを検知する紙厚センサを示し、126は転写前露光を
実行するPTL、127は記録紙の電気抵抗値を検知す
る抵抗値検知部、128は転写チャージャ121a、分
離チャージャ121bの使用時間を積算するタイマであ
る。
【0035】また、本実施例では、感光体ドラム114
として負帯電用有機感光体を使用し、現像剤としてマイ
ナス帯電トナーを含有する2成分現像剤を使用する反転
現像システムを利用している。更に、実施例1では、ト
ナー消費量予測信号として画像形成信号を用い、具体的
には、レーザビームの点灯時間を利用している。ここで
レーザビームの点灯時間は、画像形成信号として後述す
る積算カウンタ202によって順次積算カウントされ
る。
【0036】以上の構成において、その動作を説明す
る。第1に画像読取部100において、コンタクトガラ
ス101上に載置された原稿は、光源102により照明
され、その反射光がミラー103、104、105、及
び、レンズ106を介してCCD107に読み取られ
る。CCD107に読み取られた画像情報は所定の画像
処理を経て、半導体レーザ(図示せず)からレーザビー
ムとして出射される。
【0037】レーザビームはポリゴンミラー111、f
θレンズ112、ミラー113を介して感光体ドラム1
14へ導かれる。一方、感光体ドラム114は事前に帯
電チャージャ115によりその表面を均一に帯電されて
おり、上記レーザビームにより露光されて静電潜像を形
成する。この時の感光体ドラム114の表面電位は通常
地肌部電位(暗部電位)VD が約−800V、画像部電
位(明部電位)VL が約−100Vに設定されており、
現像バイアス電位VB の約−600Vとの電位差で現像
される。感光体ドラム114上に形成された静電潜像は
現像装置116により顕像化され、該顕像は給紙カセッ
ト117、118から給紙ローラ117a、118a、
及び、レジストローラ119によって搬送された記録紙
に対し、転写チャージャ121aにより転写される。
【0038】像が転写された記録紙は、分離チャージャ
121bにより感光体ドラム114より分離され、転写
ベルト120により搬送されて定着ユニット122に入
り定着処理を経た後、装置外部へ排出される。また、転
写処理を終了した感光体ドラム114はクリーニングユ
ニット123により残留トナーが除去され、除電ランプ
124により残留電荷が除去された後、次回の画像形成
処理に備えて待機状態となる。
【0039】また、図1に示したPTL126は転写チ
ャージャ121aにより転写処理前に感光体ドラム11
4に光照射することにより、感光体ドラム114上の余
分な電荷を消滅させる。
【0040】ここで、画像形成領域外の感光体ドラム1
14上には、コピー枚数15枚に一度、画像濃度制御用
の検出用パターンが形成され、感光体ドラム114に近
接して対向配置された反射型の光学的センサで基準画像
(顕像化した検出用パターン)の反射率に対応した検知
信号電圧VSP及び基準画像内感光体ドラム114の面の
検知信号電圧VSGが出力され、狙いの画像濃度に対応す
るVSP/VSGと比較することによって、画像濃度の高低
を判定している。
【0041】図2の制御ブロック図を参照して、実施例
1における制御のフローを説明する。ファジィコントロ
ーラ201に、VSP/VSG値、及び、画像形成信号の積
算値が入力されると、ファジィコントローラ201は、
狙いの画像濃度を維持するために必要なトナー補給量を
得るためのトナー補給クラッチ203のON時間を推論
し、制御する。ここで画像形成信号の積算値は、推論直
前の原稿1枚分の画像形成信号(レーザビームの点灯時
間)が積算カウンタ202によって積算された値であ
り、A3黒ベタ1枚相当分の積算カウント値で除算する
ことによって記録紙サイズA3に対する画像面積率が得
られる。
【0042】次に、ファジィコントローラ201におけ
る推論過程を以下に示す。ファジィコントローラ201
は、言語的に表現された制御ルールを定量化し、実際の
数値に置き換え可能にしたものである。即ち、ルールの
作り方によって、推論結果、ひいては制御能力が大きく
変わってしまうため、この制御ルールの表現方法は非常
に重要であり、ここで使用するパラメータを的確に選択
する必要がある。
【0043】実施例1では、目標とする画像濃度を表す
ものとして、光学的センサのVSP/VSGを用い、トナー
消費量予測信号として画像形成信号の積算値をとること
で、顕像パターン(検出用パターン)間に作成される画
像の情報量(換言すれば、トナー消費量)によって制御
精度が変動するのを防いでおり、光学的センサの情報の
みの場合と比較して、制御精度を大きく向上させること
ができる一つの要因となっている。また、単純に画像形
成信号を乗じた場合と比較しても有利である。これは画
像形成信号の積算値とトナー消費量の関係は画像の種類
(ベタ、ドット等)にもよるが、一般的には完全なベタ
画像は少なく、図3の実線で示すように非線形であるた
めで、しかもVSP/VSGと密接に関連しているからであ
る。
【0044】また、実施例1では、総合的な推論に、フ
ァジィ推論を用いており、画像濃度が薄いというあいま
いな概念は、光学的センサのVSP/VSGが低いという表
現に置き換えることで論理的に推論が可能であり、これ
らは言語的ルールによって表1に示すように表現され
る。
【0045】実施例1によるルールは前件部(もし〜な
ら)と後件部(〜とする)からなっている。
【表1】
【0046】これらの7個のルールは、図4(a)、
(b)、(c)に示すようなメンバーシップ関数によ
り、定量的にファジィ変数として表され、演算可能とな
る。実施例1においては上記7個のルールを用いて推論
しているが、特にこれに限定するものではなく、更にル
ールの数を増やしてきめ細かい制御を行うことも可能で
あり、それぞれの制御系に適した設計を行えば良い。前
件部における推論演算は、通常の方法により、先ず、入
力に対して前件部の適合度を入力値と前件部変数のMA
Xを取ることによって求め、後件部変数と前件部適合度
のMINをとってそのルールの結論とする。与えられた
全てのルールについてそれぞれの結論を求めた後、全結
論のMAXを取ることにより最終的な推論結果として、
設定した画像濃度に対して必要なトナー補給量を得るた
めに必要なトナー補給クラッチ203のON時間が得ら
れる。
【0047】ここで、具体的に、もしVSP/VSGが少し
低く、且つ、画像形成信号の積算値が出力画像面積率4
0%であった場合に関して計算例を示すと、先ず、これ
らの入力によって先のルール1〜7を用いて狙いの補給
量を演算する。図5に示すように、例えば、VSP/VSG
=0.05、画像形成信号の積算値の出力記録紙(A
3)に対する面積率が40%という条件に対して、ルー
ル7ではVSP/VSG=0.05はVSP/VSGが中ぐらい
低いという集合に0.30のグレード(属する度合)で
あるというように各ルールに属する各メンバーシップ関
数との交点を計算する。この交点のうち、最小の値(ル
ール7では0)の計算を行い、結論を求める。全てのル
ールに関して同様に結論を求めた後、合成出力によって
全ての結論のMAXをとり(図中の斜線で示す部)その
重心を求めることで推論結果(ここでは、トナー補給ク
ラッチ203のON時間:3.5秒)が得られる。
【0048】この推論は、コピー1枚毎に行われ、顕像
パターン作成時(15枚に1回)以外は、VSP/VSG
データは前回のデータを用い、画像情報のみを更新して
演算が行われる。尚、ここでは原稿がA3の場合を例と
して説明したが、実施例1では出力画像のサイズに応じ
て出力のメンバーシップ関数のスケールが自動的に切り
替わるようになっている。従って、例えば、A4の原稿
の場合にはスケールは1/2に切り替わって演算を行う
(図4(c)のスケール1からスケール2へ切り替わ
る)。このような構成にすることで、画像形成信号の積
算値/原稿面積相当に対するトナー消費量の関係を原稿
サイズによらず、しかもサイズ別にメンバーシップ関数
を設定することなく、うまく取り込むことが可能であ
る。
【0049】また、実施例1では、トナー消費量予測信
号としてレーザビームの点灯時間を用いているが、特に
これに限定するものではなく、例えば、スキャナの読取
データ、画像処理データ等を使用することも可能であ
る。
【0050】このような方法で制御することにより、消
費量に応じて検知用パターンを作成しな時でもファジィ
推論を用いて細かくトナー補給制御を行っているため、
従来のPセンサやトナー濃度センサのみによる画像濃度
(もしくはトナー濃度)の制御に比較して、経時環境変
動、原稿の種類に対する応答性が良く、常に画像濃度を
所望の濃度に制御することが可能である。
【0051】図6は、従来の1〜10枚程度に1回の割
合で検出用パターンを形成してトナー補給制御を行う方
法と、本実施例の画像形成方法のトナー補給制御とを比
較したものであり、図示の如く、A4サイズの6%の画
像面積の原稿の連続コピーからA4サイズの60%の画
像面積の原稿の連続コピーになった場合でも安定した画
像濃度を得ることができる。換言すれば、様々な原稿面
積に対応した高精度の画像濃度制御(トナー補給制御)
を行うことができる。
【0052】また、画像形成信号を利用して制御してい
るため、検出用パターンの作成間隔(即ち、光学的セン
サの検知間隔)を従来の1〜10枚程度に1回であった
ものを2〜3倍程度に延ばしても従来と同等以上の制御
精度を得ることができる。
【0053】また、ファジィルール(推論ルール)の変
更によって、異機種の画像形成装置のプロセス制御にも
適応可能である。更に、二次的な効果として開発期間、
開発コストの低減等を図ることができる。
【0054】〔実施例2〕 図7は、実施例2の制御ブロック図を示す。実施例2に
おいて、画像形成装置の構成は実施例1と同様であるの
で図示及び説明を省略する。
【0055】ファジィコントローラ212にVSP/VSG
値、ラッチ211を介して前回のVSP/VSGとの差分、
画像形成信号の積算値/記録紙面積相当が入力される
と、記録紙サイズに応じて実施例1と同様に出力メンバ
ーシップ関数のスケールを変更し、必要なトナー補給量
を得るためのトナー補給クラッチ214のON時間を演
算し、制御する。ここで画像形成信号の積算値は、推論
直前の原稿1枚分の画像形成信号(レーザビームの点灯
時間)が積算カウンタ213によって積算された値であ
り、A3黒ベタ1枚相当分の積算カウント値で除算する
ことによって記録紙サイズA3に対する画像面積率が得
られる。
【0056】VSP/VSG(及びその履歴情報)は新しい
入力があるまで同じ値を保持し、画像情報は1枚毎に更
新され、演算をコピー1枚毎に行う点は実施例1と同様
である。
【0057】次に、ファジィコントローラ212におけ
る推論について説明する。実施例2では目標とする画像
濃度を示すものとして光学的センサのVSP/VSGを用
い、その他にトナー消費予測信号として画像形成信号の
積算値を取ることで顕像パターン間に作成される画像の
情報量(換言すれば、トナー消費量)によって制御精度
が悪化するのを防いでおり、更に、光学的センサのVSP
/VSGの履歴を情報として取り込むことによって、未来
の画像濃度を推定することが出来るので、常時画像濃度
を所望の濃度にするために必要なトナー補給時間を演算
することができる。
【0058】尚、ファジィ推論のルール及び演算方法
は、基本的に実施例1と同様であるので説明を省略する
が、実施例2では、実施例1に加えて光学的センサのV
SP/VSGの履歴情報が加わっているため、例えば、VSP
/VSGが高く、前回のVSP/VSGも同じくらい高く、同
様の画像が連続して取られた場合、次回のトナー補給量
は前回よりも多めに補給するというようなルールが記述
されることになる。図8(a)、(b)、(c)、
(d)に実施例2におけるメンバーシップ関数を示す。
【0059】前述したように実施例2では、光学的セン
サのVSP/VSGの履歴情報を取り込んでいるため、制御
精度を向上させることができ、更に検出用パターンの作
成回数を低減させることができる。
【0060】また、実施例2においても、実施例1(図
6参照)と同様に様々な原稿面積に対応した高精度の画
像濃度制御(トナー補給制御)を行うことができる。ま
た、画像形成信号を利用して制御しているため、検出用
パターンの作成間隔(即ち、光学的センサの検知間隔)
を従来の1〜10枚程度に1回であったものを2〜3倍
程度に延ばしても従来と同等以上の制御精度を得ること
ができる。
【0061】〔実施例3〕 図9は、実施例3の制御ブロック図を示す。実施例3に
おいて、画像形成装置の構成は実施例1と同様であるの
で図示及び説明を省略する。
【0062】ファジィコントローラ222に、VSP/V
SG値、及び、ラッチ221を介して前回のVSP/VSG
の差分が入力されると、ファジィコントローラ222
は、単位画像形成信号に対するトナー補給量の変更度合
を推論し、単位補給量当たりのトナー補給量(ここで
は、変更度合)を決定する。単位画像形成信号当たりト
ナー補給量記憶・読み出し部223は、ファジィコント
ローラ222で決定した変更度合に応じた単位画像形成
信号当たりトナー補給量を記憶する。
【0063】ファジィコントローラ225は、単位画像
形成信号当たりトナー補給量と画像形成信号の積算値を
入力すると、必要なトナー補給量を得るための、トナー
補給クラッチ226のON時間を演算し、制御する。こ
こで画像形成信号の積算値は、直前の原稿1枚分の画像
形成信号(レーザビームの点灯時間)が積算カウンタ2
24によって積算された値である。
【0064】換言すれば、ファジィコントローラ222
には、所定回数毎(例えば、15枚に1回)の入力タイ
ミングでVSP/VSG(及びその履歴情報)が入力され、
単位画像形成信号当たりトナー補給量記憶・読み出し部
223は、ファジィコントローラ222で決定した変更
度合に応じた単位画像形成信号当たりトナー補給量を次
の入力があるまで(例えば、15枚相当の画像形成が行
われる間)保持する。
【0065】一方、ファジィコントローラ225は、原
稿1枚毎に積算カウンタ224から出力される画像形成
信号と、単位画像形成信号当たりトナー補給量記憶・読
み出し部223に保持されている変更度合に応じた単位
画像形成信号当たりトナー補給量とを入力情報としてト
ナー補給クラッチ226のON時間を演算し、制御す
る。
【0066】尚、実施例3においては、単位画像形成信
号当たりトナー補給量記憶・読み出し部223でファジ
ィコントローラ222の出力結果を保持しているため、
SP/VSG(及びその履歴情報)を新しい入力があるま
で他の手段を用いて別に保持しておく必要はない。
【0067】ファジィ演算においてその演算速度は、入
力因子の各入力ステップを乗じた割合で決まってくる。
従って、実施例3のようにトナー補給制御の推論入力情
報の入力タイミングによって演算ブロックを分けて、タ
イミング周期の長い方の演算ブロックの出力を次に入力
があるまでラッチしておき、その値を他のタイミング周
期の短い方の入力情報とするとにより、検知用パターン
を作成しない時でもそれ以前の情報、画像形成信号から
消費量に応じた適切なトナー補給制御を行うことができ
る。また、演算の高速化を図ることができるため、高速
機対応のトナー補給制御が可能となる。
【0068】尚、ファジィ推論のルール及び演算方法
は、基本的に実施例1と同様であるので説明を省略す
る。図10(a)、(b)、(c)はファジィコントロ
ーラ222のメンバーシップ関数を示し、図11
(a)、(b)、(c)はファジィコントローラ225
のメンバーシップ関数を示す。
【0069】また、実施例3においても、実施例1(図
6参照)と同様に様々な原稿面積に対応した高精度の画
像濃度制御(トナー補給制御)を行うことができる。ま
た、画像形成信号を利用して制御しているため、検出用
パターンの作成間隔(即ち、光学的センサの検知間隔)
を従来の1〜10枚程度に1回であったものを2〜3倍
程度に延ばしても従来と同等以上の制御精度を得ること
ができる。
【0070】〔実施例4〕 図12は、実施例4の画像形成方法を利用した画像形成
装置の構成を示す説明図である。図において、現像装置
116内部にはトナー濃度(以下、T.Cと記載する)
を検出するためのトナー濃度センサ129が組み込まれ
ている。ここで、トナー濃度センサ129はコピー1枚
おきのタイミングで近傍5点の平均的なデータを取り込
むようになっている。トナー濃度センサ129は、具体
的にはトナー濃度の変化による透磁率の変化を電圧の変
化として出力するタイプのものであり、狙いのT.Cに
対する出力電圧との比較によってT.Cの高低を判定し
ている。尚、その他の構成は実施例1と共通であるので
説明を省略する。
【0071】図13の制御ブロック図を参照して、実施
例4における制御のフローを説明する。ファジィコント
ローラ234に、狙いのT.C記憶読み出し部231、
ラッチ232、及び、差分計算233を介して、T.C
の狙いの値との差分、T.Cの前回との差分が入力され
ると、ファジィコントローラ234は、その値に応じて
トナー補給量(ここでは、補給時間)を推論し、トナー
補給クラッチ238の制御を行う。
【0072】また、ファジィコントローラ237に、ラ
ッチ235及び差分計算236を介して、VSP/VSG
狙い値との差分、及び、VSP/VSGの前回との差分が入
力されると、ファジィコントローラ237は、その値に
応じてT.Cの狙いの値を変更し、新たな入力があるま
で、出力結果を狙いのT.C記憶読み出し部231に保
持しておく。尚、本実施例では、ファジィコントローラ
237の出力結果を絶対量としてではなく狙いのT.C
変化量(ΔT.C)として出力変更することにより、経
時環境でトナー濃度センサの出力特性がずれてきた場合
にも対応できるようにしている。
【0073】ファジィ演算においてその演算速度は、入
力因子の各入力ステップを乗じた割合で決まってくる。
従って、本実施例のようにトナー補給制御の推論入力情
報の入力タイミングによって演算ブロックを分けて、タ
イミング周期の長い方の演算ブロックの出力を次の入力
があるまでラッチしておき、その値を他方のタイミグン
周期の短い方の入力情報とすることにより、演算の高速
化を図ることができ、高速機対応のトナー補給制御が可
能となる。
【0074】次に、ファジィコントローラ234、23
7における推論過程を以下に示す。ファジィコントロー
ラ234、237は、言語的に表現された制御ルールを
定量化し、実際の数値に置き換え可能にしたものであ
る。即ち、ルールの作り方によって、推論結果、ひいて
は制御能力が大きく変わってしまうため、この制御ルー
ルの表現方法は非常に重要であり、ここで使用するパラ
メータを的確に選択する必要がある。
【0075】実施例4では、目標とする画像濃度を表す
ものとして、光学的センサのVSP/VSGを用い、その履
歴を情報として取り込むことによって、画像が安定した
状態であるかどうかによって、狙いのT.Cを変えるべ
きかどうかを判断している。これは、画像濃度が不安定
な状態にあるのに狙いのT.Cを変えてしまうと、トナ
ー補給に時間遅れがあるために最終目標とする画像濃度
が狙いに収束せず発散する恐れがあるためである。ま
た、狙いのT.Cに対して実際のT.Cとの差分、及
び、T.Cの履歴を情報として取り込むことによって、
未来のT.Cを推定することができ、常時T.Cが狙い
の値になるようにトナー補給量を前もって切り替えるよ
うになっている。
【0076】また、実施例4では、総合的な推論に、フ
ァジィ推論を用いており、画像濃度が薄いというあいま
いな概念は、光学的センサのVSP/VSGが低いという表
現に置き換えることで論理的に推論が可能であり、これ
らは言語的ルールによって表2、表2に示すように表現
される。
【0077】実施例4によるルールは前件部(もし〜な
ら)と後件部(〜とする)からなっている。尚、表2は
ファジィコントローラ234の制御ルール、表3はファ
ジィコントローラ237の制御ルールを示す。
【0078】
【表2】
【0079】
【表3】
【0080】これらの10個のルールは、図14及び図
15に示すようなメンバーシップ関数により、定量的に
ファジィ変数として表され、演算可能となる。実施例4
においては上記10個のルールを用いて推論している
が、特にこれに限定するものではなく、更にルールの数
を増やしてきめ細かい制御を行うことも可能であり、そ
れぞれの制御系に適した設計を行えば良い。前件部にお
ける推論演算は、通常の方法により、先ず、入力に対し
て前件部の適合度を入力値と前件部変数のMAXを取る
ことによって求め、後件部変数と前件部適合度のMIN
をとってそのルールの結論とする。与えられた全てのル
ールについてそれぞれの結論を求めた後、全結論のMA
Xを取ることにより最終的な推論結果として、狙いの
T.C変更量(ΔT.C)及び必要なトナー補給量を得
るために必要なトナー補給時間を得ることができる。
【0081】ここで、図14において、もし、T.Cが
狙いの2%に対して1.5%で、前回差分値との差分が
−0.5%である場合のトナー補給時間を演算してみる
と、7秒となる。図15において、VSP/VSGに関して
も同様に演算することによって、狙いのT.Cの変更量
(ΔT.C)を得ることができる。
【0082】このような方法で制御することにより、常
時検知可能なトナー濃度センサ129を用いて、トナー
濃度を所定値に保つと共に、画像濃度が狙いの濃度にな
るように、画像が安定している時だけ狙いのトナー濃度
を変更して制御しているため、高精度の画像濃度制御が
可能となり、Pセンサパターンの作成回数を1/2〜1
/3に減少させても、従来と同等以上の制御精度を得る
ことができる。
【0083】尚、実施例4においては、ファジィコント
ローラ234によってT.Cを所定値に保つように制御
しているが、単純にファジィコントローラ237の出力
になるようにON・OFF制御を行っても良い。
【0084】〔実施例5〕 図16は、実施例5の制御ブロック図を示す。実施例5
において、画像形成装置の構成は実施例4と同様である
ので図示及び説明を省略する。
【0085】ファジィコントローラ244に、狙いの
T.C記憶読み出し部241、ラッチ242、及び、差
分計算243を介して、T.Cの狙いの値との差分、
T.Cの前回との差分が入力されると、ファジィコント
ローラ244は、その値に応じてトナー補給量(ここで
は、補給時間)を推論し、トナー補給クラッチ246の
制御を行う。
【0086】また、ファジィコントローラ245に、V
SP/VSG、光学的センサの検知パターン作成時のT.C
と狙いのT.Cとの差分Dが入力されると、ファジィコ
ントローラ245は、その値に応じて狙いのT.C変更
量(ΔT.C)を出力する。ファジィコントローラ24
5から出力された狙いのT.C変更量(ΔT.C)はフ
ァジィコントローラ245に新しい入力があるまで、狙
いのT.C記憶読み出し部241に保持される。尚、本
実施例では、ファジィコントローラ245の出力結果を
絶対量としてではなく狙いのT.C変化量(ΔT.C)
として出力変更することにより、経時環境でトナー濃度
センサの出力特性がずれてきた場合にも対応できるよう
にしている。
【0087】ファジィ演算においてその演算速度は、入
力因子の各入力ステップを乗じた割合で決まってくる。
従って、本実施例のようにトナー補給制御の推論入力情
報の入力タイミングによって演算ブロックを分けて、タ
イミング周期の長い方の演算ブロックの出力を次の入力
があるまでラッチしておき、その値を他方のタイミグン
周期の短い方の入力情報とすることにより、演算の高速
化を図ることができ、高速機対応のトナー補給制御が可
能となる。
【0088】実施例5では、目標とする画像濃度を表す
ものとして、光学的センサのVSP/VSGを用い、検知パ
ターン作成時のT.Cと狙いのT.Cとの差分Dを考慮
することで、画像濃度が不安定な状態にあっても狙いの
T.Cを適切に変更することができるようになってい
る。また、狙いのT.Cに対して実際のT.Cとの差
分、及び、T.Cの履歴を情報として取り込むことによ
って、未来のT.Cを推定することができ、常時T.C
が狙いの値になるようにトナー補給量を前もって切り替
えるようになっている。
【0089】また、実施例5におけるファジィ推論の制
御ルール、演算方法は、基本的に実施例4と同様であ
り、説明を省略するが、狙いのT.C変更量を推論する
ルールのみ異なり、表4に示すように制御ルールが記述
されている。尚、実施例5で使用するメンバーシップ関
数を図17及び図18に示す。
【0090】
【表4】
【0091】このような方法で制御することにより、狙
いのT.Cに対してトナーが追従していないような場合
や、狙いのT.Cに対してオーバーシュートしてしまっ
たような場合でも、あらゆる経時環境において適切な狙
いのT.Cを決定し、画像濃度制御を行うことができ
る。
【0092】〔実施例6〕 図19は、実施例6の制御ブロック図を示す。実施例6
は、実施例4と実施例5を組み合わせた画像形成方法で
あり、画像形成装置の構成は実施例4と同様であるので
図示及び説明を省略する。また、制御ルール、演算方法
等も、実施例4及び実施例5と同様であるので説明を省
略する。
【0093】図19の制御ブロック図を参照して、実施
例6における制御のフローを説明する。ファジィコント
ローラ254に、狙いのT.C記憶読み出し部251、
ラッチ252、及び、差分計算253を介して、T.C
の狙いの値との差分、T.Cの前回との差分が入力され
ると、ファジィコントローラ254は、その値に応じて
トナー補給量(ここでは、補給時間)を推論し、トナー
補給クラッチ258の制御を行う。
【0094】また、ファジィコントローラ257に、ラ
ッチ255及び差分計算256を介して、VSP/VSG
狙い値との差分、及び、VSP/VSGの前回との差分が入
力され、更に光学的センサの検知パターン作成時のT.
Cと狙いのT.Cとの差分Dが入力されると、ファジィ
コントローラ257は、その値に応じて狙いのT.C変
更量(ΔT.C)を変更し、新たな入力があるまで、出
力結果を狙いのT.C記憶読み出し部251に保持して
おく。
【0095】図20及び図21は、ファジィコントロー
ラ254、257で使用するメンバーシップ関数を示
す。また、図22は、従来の1〜10枚程度に1回の割
合で検出用パターンを形成してトナー補給制御を行う方
法と、本実施例の画像形成方法のトナー補給制御とを比
較したものであり、図示の如く、A4サイズの6%の画
像面積の原稿の連続コピーからA4サイズの60%の画
像面積の原稿の連続コピーになった場合でも安定した画
像濃度を得ることができる。換言すれば、様々な原稿面
積に対応した高精度の画像濃度制御(トナー補給制御)
を行うことができる。
【0096】このような構成とすることによって、実施
例4及び実施例5の特徴とそれぞれ生かし、あらゆる経
時環境、原稿種類に対応した高精度な画像濃度制御を行
うことができる。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
方法および画像形成装置は、トナー濃度センサの出力に
基づいて、トナー補給制御を行う画像形成方法および画
像形成方法において、検出用パターンの光学的センサに
よる反射濃度比、及び検出用パターン作成時のトナー濃
度と狙いのトナー濃度との差分値に基づいて、狙いのト
ナー濃度を設定或いは変更し、前記狙いのトナー濃度を
設定或いは変更を行う場合には、検出用パターンの光学
的センサによる反射濃度比がほぼ狙いの値である場合に
おいても、検出用パターン作成時のトナー濃度と狙いの
トナー濃度との差分値に基づいて、狙いのトナー濃度を
設定或いは変更するため、光学的センサやトナー濃度セ
ンサを用いた従来の画像形成方法と比較して、経時環境
変動や、原稿種類に対応する応答性が良く、安定した画
像濃度を得ることができる。また、制御精度を低下させ
ずに光学的センサの検出用パターンの作成回数減らすこ
とができ、検出用パターンを作成することによる無駄な
トナーの消費、クリーニング装置への負担、コピースピ
ードの低下等を低減させることができる。また、黒ベタ
連続作像時のように、連続して多量のトナーを消費し、
且つ、多量のトナー補給を必要とする場合でも、狙いと
する画像濃度を維持することができる。また、時間的制
約が厳しい場合でも、容易に高精度の制御を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の画像形成方法を利用した画像形成装
置の構成を示す説明図である。
【図2】実施例1の制御ブロック図である。
【図3】トナー消費量と画像形成信号の積算値の関係を
示す説明図である。
【図4】実施例1で使用するメンバーシップ関数であ
る。
【図5】実施例1における推論例を示す説明図である。
【図6】従来の方法によるトナー補給制御と本実施例の
画像形成方法のトナー補給制御との比較を示す説明図で
ある。
【図7】実施例2の制御ブロック図である。
【図8】実施例2で使用するメンバーシップ関数であ
る。
【図9】実施例3の制御ブロック図である。
【図10】実施例3で使用するメンバーシップ関数であ
る。
【図11】実施例3で使用するメンバーシップ関数であ
る。
【図12】実施例4の画像形成方法を利用した画像形成
装置の構成を示す説明図である。
【図13】実施例4の制御ブロック図である。
【図14】実施例4で使用するメンバーシップ関数であ
る。
【図15】実施例4で使用するメンバーシップ関数であ
る。
【図16】実施例5の制御ブロック図である。
【図17】実施例5で使用するメンバーシップ関数であ
る。
【図18】実施例5で使用するメンバーシップ関数であ
る。
【図19】実施例6の制御ブロック図である。
【図20】実施例6で使用するメンバーシップ関数であ
る。
【図21】実施例6で使用するメンバーシップ関数であ
る。
【図22】従来の方法によるトナー補給制御と本実施例
の画像形成方法のトナー補給制御との比較を示す説明図
である。
【図23】従来の画像形成方法を適用した複写装置を示
す説明図である。
【図24】従来の画像形成方法の制御動作を示す説明図
である。
【図25】従来の画像形成方法の制御動作を示す説明図
である。
【図26】従来の画像形成方法の制御動作を示す説明図
である。
【符号の説明】
100 画像読取部 110 作
像部 201 ファジィコントローラ 202 積
算カウンタ 203 トナー補給クラッチ 211 ラッチ 212 フ
ァジィコントローラ 213 積算カウンタ 214 ト
ナー補給クラッチ 221 ラッチ 222 フ
ァジィコントローラ 223 単位画像形成信号当たりトナー補給量記憶・
読み出し部 224 積算カウンタ 225 フ
ァジィコントローラ 226 トナー補給クラッチ 231 狙いのT.C記憶読み出し部 232 ラッチ 233 差
分計算 234 ファジィコントローラ 235 ラッチ 236 差
分計算 237 ファジィコントローラ 238 ト
ナー補給クラッチ 241 狙いのT.C記憶読み出し部 242 ラッチ 243 差
分計算 244 ファジィコントローラ 245 ファジィコントローラ 246 ト
ナー補給クラッチ 251 狙いのT.C記憶読み出し部 252 ラッチ 253 差
分計算 254 ファジィコントローラ 255 ラッチ 256 差
分計算 257 ファジィコントローラ 258 ト
ナー補給クラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−10272(JP,A) 特開 昭63−40179(JP,A) 特開 平3−226778(JP,A) 特開 平2−50183(JP,A) 特開 平3−119377(JP,A) 実開 昭63−20156(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 115 G03G 15/00 303

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー濃度センサの出力に基づいて、ト
    ナー補給制御を行う画像形成方法において、 検出用パターンの光学的センサによる反射濃度比、及び
    検出用パターン作成時のトナー濃度と狙いのトナー濃度
    との差分値に基づいて、狙いのトナー濃度を設定或いは
    変更し、 前記狙いのトナー濃度を設定或いは変更を行う場合に
    は、検出用パターンの光学的センサによる反射濃度比が
    ほぼ狙いの値である場合においても、検出用パターン作
    成時のトナー濃度と狙いのトナー濃度との差分値に基づ
    いて、狙いのトナー濃度を設定或いは変更することを特
    徴とする画像形成方法。
  2. 【請求項2】 検出用パターンの光学的センサによる反
    射濃度比がほぼ狙いの値である場合には、検出用パター
    ン作成時のトナー濃度と狙いのトナー濃度との差分が低
    い場合、狙いのトナー濃度を下げる一方、検出用パター
    ン作成時のトナー濃度と狙いのトナー濃度との差分が高
    い場合、狙いのトナー濃度を上げることを特徴とする請
    求項1に記載の画像形成方法。
  3. 【請求項3】 検出用パターンの光学的センサによる反
    射濃度比が狙いの値より低くても、検出用パターン作成
    時のトナー濃度と狙いのトナー濃度との差分が高い場合
    には、狙いのトナー濃度を変更しないことを特徴とする
    請求項1に記載の画像形成方法。
  4. 【請求項4】 検出用パターンの光学的センサによる反
    射濃度比が狙いの値より高くても、検出用パターン作成
    時のトナー濃度と狙いのトナー濃度との差分が低い場
    合、狙いのトナー濃度を変更しないことを特徴とする請
    求項1に記載の画像形成方法。
  5. 【請求項5】 検出用パターンの光学的センサによる反
    射濃度比が狙いの値より低く、かつ、検出用パターン作
    成時のトナー濃度と狙いのトナー濃度との差分が低い場
    合または検出用パターン作成時のトナー濃度と狙いのト
    ナー濃度との差分がほぼ狙い通りの場合、狙いのトナー
    濃度を下げることを特徴とする請求項1に記載の画像形
    成方法。
  6. 【請求項6】 検出用パターンの光学的センサによる反
    射濃度比が狙いの値より高く、かつ、検出用パターン作
    成時のトナー濃度と狙いのトナー濃度との差分が高い場
    合または検出用パターン作成時のトナー濃度と狙いのト
    ナー濃度との差分がほぼ狙い通りの場合には、狙いのト
    ナー濃度を上げることを特徴とする請求項1に記載の画
    像形成方法。
  7. 【請求項7】 前記狙いのトナー濃度をファジィにより
    推論することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれ
    か1つに記載の画像形成方法。
  8. 【請求項8】 前記狙いのトナー濃度の推論、及び、ト
    ナー補給量の推論を、それぞれ異なる推論ブロックで異
    なる検知タイミング、及び、演算タイミングで行うこと
    を特徴とする請求項7に記載の画像形成方法。
  9. 【請求項9】 前記狙いのトナー濃度は、現状値からの
    変更量で示されることを特徴とする請求項1〜請求項8
    のいずれか1つに記載の画像形成方法。
  10. 【請求項10】 トナー濃度センサの出力に基づいて、
    トナー補給制御を行う画像形成装置において、 検出用パターンの光学的センサによる反射濃度比、及び
    検出用パターン作成時のトナー濃度と狙いのトナー濃度
    との差分値に基づいて、狙いのトナー濃度を設定或いは
    変更し、 前記狙いのトナー濃度を設定或いは変更を行う場合に
    は、検出用パターンの光学的センサによる反射濃度比が
    ほぼ狙いの値である場合においても、検出用パターン作
    成時のトナー濃度と狙いのトナー濃度との差分値に基づ
    いて、狙いのトナー濃度を設定或いは変更することを特
    徴とする画像形成装置。
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