JP3067182B2 - 画像濃度制御方法 - Google Patents

画像濃度制御方法

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JP3067182B2
JP3067182B2 JP02249110A JP24911090A JP3067182B2 JP 3067182 B2 JP3067182 B2 JP 3067182B2 JP 02249110 A JP02249110 A JP 02249110A JP 24911090 A JP24911090 A JP 24911090A JP 3067182 B2 JP3067182 B2 JP 3067182B2
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toner
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千恵美 兼子
亘 安田
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Ricoh Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子写真プロセスを利用した画像形成装置
の画像濃度制御方法に関する。
従来技術 電子写真複写機、ファクシミリ、静電プリンタ等の電
子写真プロセスを利用した画像形成装置の画像濃度制御
方法の1つとしてPセンサ法が知られている。
この方法は、ホームポジションの位置で原稿スキャナ
により照射されるような設けられた基準濃度パターンを
例えば10枚作像する毎に1度露光光学系を介して感光体
上に露光し、又はレーザ書込光学系で所定の比率で点滅
させて感光体上に書込み形成された一定の大きさ、例え
ば30×30mm程度のパターン潜像を現像装置により現像し
てトナーパターン像を作成し、その部分の濃度を光学的
に検知し、その信号に基づいて画像濃度に関係する因
子、例えばトナー補給量、現像剤攪拌時間、現像バイア
ス、露光々量等を制御し、トナーパターン像の濃度が所
定の濃度になるように制御するものである。このために
使用されるセンサは、発光ダイオードとフォトトランジ
スタとを組合せて成るフォトセンサでPセンサと呼ばれ
ている。Pセンサ5は、第1図に示す如く感光体12に沿
って現像装置4の下流側直下又はクリーニング装置9の
下部に設けられている。
なお、第1図中、1は帯電チャージャ、2は露光位
置、3はイレーサ、6は給紙系レジスト、7は転写・分
離チャージャ、8はクリーニング前チャージャ、10はク
リーニングブラシ、11は除電ランプである。
この制御方法はつまり、任意のポテンシャルの感光体
ドラム上のトナー付着量、ひいては転写紙上のトナー付
着量を制御していることになる。実際的には、トナーパ
ターン像の濃度(換言すれば反射光量に対するセンサの
出力VSPだけでなく、感光体地肌の反射光量に対するセ
ンサの出力VSGも検知し、VSP/VSGの比を使用し、その値
が現像ポテンシャル約250V程度で1/10〜1/8になるよう
に制御している。この比を使用する目的は、センサ表面
の汚れによるVSG等の低下による影響を回避し安定化す
ることを狙いとするものである。
通常、VSGは帯電チャージ後、イレーサで全面の電位
をほゞ0V近傍迄落して、例えばバイアス電圧VB290Vで現
像される。たゞしトナーの付着量はほゞ0である。
VSPは、前述の如く、基準濃度パターンを露光し所定
幅の両側をイレーサ3で消し、現像バイアス500Vで現像
し、その付着量に対する出力をVSPとしている。
Pセンサ出力VSP及びVSGは、第2図に示す如く、夫々
矢印で挟まれた安定した範囲を8分割し、各分割点での
データの平均値でVSP,VSGとしている。この例では、VSG
は4Vに調整されている。
制御は、第3図に示すようなID−γ曲線のポテンシャ
ル250V付近でID 1.0に維持すべく、Pセンサはトナー補
給をコントロールしている。上記の250VをPセンサポテ
ンシャルと云う。
上述の制御方法では、VSGは感光体地肌相当部パター
ン反射光量の出力であり、例えば感光体ドラム上に地肌
汚れトナーが多い場合次のような不具合が発生する。ト
ナーの帯電特性として、立上り特性が大切であり、この
帯電特性の悪いトナーが混入した場合、VSP/VSGの比が1
/10反射光量比でトナー補給を実施していたとすると、
トナー補給によってQ/M(単位質量当りの帯電量)の立
上りが悪いため、Q/Mが小さく、地肌汚れが生じる。ト
ナー補給によってパターン部のトナー付着量が増え、第
4図に示す如く、VSPが小さくなると同時に地肌汚れが
増えるためVSGも小さくなる。VSG自体が低下すると、V
SP/VSG比が大となり、通常の安定制御トナー補給よりト
ナー補給信号が多く出て、結果的に現像剤濃度が上昇
し、悪循環を繰り返す。
VSGが下り、VSPの基準値が小さくなるため、VSP/VSG
の比としては、トナー補給前と同じか、場合によっては
更に大きくなるので、パターン部の付着量は増え、第5
図に示す如くID−γが狙いより高くなり、トナー補給が
連続的に引き続き行われ、トナー濃度過多の状態とな
り、地肌汚れの発生した黒々とした画像が出力される状
態になる。
こう云う状態では、本来の画質制御装置としての狙い
は達成されない。
発明が解決しようとする課題 本発明は、従来の画像濃度制御方法の上記の欠点にか
んがみ、地肌汚れによる影響を除去したPセンサを使用
する画像濃度制御方法を提供することを課題とする。
課題解決のための手段 本発明は、上記の課題を解決するため、 像担持体上に基準濃度パターンに対応する潜像を形成
し、これを現像装置で現像してトナー付着パターンを形
成し、その濃度と、現像装置を駆動していない時の像担
持体のトナー非付着部の濃度とをそれぞれ反射式光セン
サにより出力電圧として検知し、両者の比を比較してト
ナー補給を制御する画像濃度制御方法において、 電源ON後1回めの像担持体の濃度検知時は、上記トナ
ー非付着部の濃度に相当する出力電圧はあらかじめ設定
された値を用い、ジャム等でジョブが中断した時の次の
像担持体の濃度検知時の上記トナー非付着部濃度に相当
する出力電圧としてジョブ中断直前のトナー非付着部濃
度の値を用いることを特徴とする。
電源ON後1回目の検知時は上記トナー非付着部の濃度
に相当する出力電圧VSGは設定値を用い、ジャム等によ
るジョブ中断の次の検知時のトナー非付着部の濃度に相
当する出力電圧としてジャム中断直前の値を使用するよ
うにしたので、中断前の原稿パターンが像担持体上に残
っていても、その部分をトナー非付着部としてPセンサ
で検知することはなく、誤検知に基づく誤制御がさけら
れ、正しい画像濃度制御が行なわれる。
実施例 以下に本発明の画像濃度制御方法の実施例をフローチ
ャートを参照して詳細に説明する。
第6図は、第1参考例のフローチャートを示す図であ
る。
前述の如く、基準濃度パターンは原稿走査のためのス
キャナのホームポジションに設置され、電源オン時の1
枚目にVSG,VSPの1セットで読み込まれ、これ以後、次
の検知時例えば10枚目までのトナー補給を決定してい
る。
本参考例においては、VSGの値は地肌汚れ分を排除す
るために、コピーボタンオン時の1枚目で、なおかつ、
現像ユニットが駆動される以前にVSGを1回又は複数回
読みとり、その値又はそれらの平均値をVSGOとして、次
のVSP検知時のVSGとして使用し、VSP/VSGOの検出比に基
づいてトナー補給を制御する。
この制御方法によれば、VSGを非現像時に検知してい
るため、地肌汚れ等の外乱に左右されず、正確なトナー
補給が可能となる。
第7図は、第2参考例のフローチャートを示す図であ
る。
第6図の第1参考例のフローチャートと比較して見れ
ば判るように、このフローは鎖線で囲んだ部分が第6図
のフローに付加されたものである。この参考例では、セ
ンサ単体の能力をチェックする目的を兼ねて、朝一番、
又はコピー動作スタート時の現像ユニットが動き出す前
に、感光体地肌反射光量VSGOを1回又は複数回検知し、
その値又はそれらの平均値を記憶手段に格納しておく。
通常動作中は従来と同じように感光体地肌反射光量V
SG、トナーパターン像反射光量VSPを計測し、その比VSP
/VSGの値によって、トナー補給を制御する。但し、真の
感光体地肌反射光量VSGOとVSGとの非が90%以下の場
合、トナー補給は定量7%補給としてトナーの過補給を
防ぐ。VSG/VSGOが90%以上に復帰した時点で通常の動作
に戻すものとする。
このように制御することにより、非現像時と、現像装
置駆動時のVSGの差によって地汚れを検知し、トナー補
給モード、攪拌時間に反映し、帯電量の立上り、正確な
濃度制御が可能となる。
次に本発明の実施例を第8図に示すフローチャートを
参照して詳細に説明する。
このフローチャートは第6図の第1参考例のフローチ
ャートに鎖線で囲んだ部分が付加されたものである。
従来技術の項で説明したように、基準濃度パターンは
原稿走査のためのスキャナのホームポジションに設置さ
れ、電源ON時の1枚めにVSG,VSPの1セットで読み込ま
れ、これ以後、次の検知時、例えば10枚めまでのトナー
補給を決定している。
この実施例ではVSGの値は地肌汚れ分を排除するた
め、通常コピー時、VSGの検知は、コピーボタンON後1
枚めで、なおかつ現像ユニットが駆動される以前にVSG
を1回または複数回読みとり、その値またはそれらの平
均値をVSGOとしてそのジョブ中のVSGとして使用し、VSP
/VSGOの検出比に基づいてトナー補給を制御すること
は、前記参考例と同様である。
ただしジャム等でジョブが中断されたときは、VSGO
して次の値を採用する。
ジャム等でジョブが中断し、電源OFFせずに再スタ
ートしたとき、VSGの値は、そのジョブ開始時のVSGO
用いる。
電源ON時(ジョブ中断で電源OFF,ONした時を含め
て)1枚めのVSG,VSP検知のとき、VSGは機械設置時の値
(VSGO=4)をそのジョブ終了までVSGOとして用いる。
(上記のことはフローチャート中に,の符号を付し
て示されている。) 上記のようにジョブ中断時のVSGOを定めることにより
ジャム時等のVSGOの誤検知を除去できる。
上記の各実施例では、2成分現像方法を例にとって説
明したが、これらの制御方法は、1成分現像方法にも適
用可能であり、1成分現像方法では、作像条件として現
像バイアス、露光々量が採用される。
1成分現像方法では、画像を明るくするために現像バ
イアスを上げるか、高くしすぎると、地肌部に反転トナ
ーが付着する場合がある。
上記第2参考例でVSGOとVSGの比を使用したが差を使
用することもできる。
VSGOとVSGを比較することにより、VSGがある値より低
くなった、すなわちトナー付着が増えた場合は、現像バ
イアスを上げずに露光々量を上げ明るくする制御が効果
がある。
効 果 以上の如く、本発明により地肌汚れの影響を除去し、
かつ、ジョブ中断時のVSG誤検知をなくすことができる
ので正確な濃度制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はPセンサを使用して画像濃度制御を行う画像形
成装置の1例の感光体周囲の配置を示す図式図、第2図
乃至第5図はPセンサによる従来の画像濃度制御方法を
説明する曲線図、第6図乃ば第7図は夫々参考例の制御
方法のフローを示すフローチャート、第8図は本発明の
制御方法のフローチャートである。 4……現像装置 5……Pセンサ 12……感光体ドラム(像担持体)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−582(JP,A) 特開 昭64−2074(JP,A) 特開 平3−87867(JP,A) 特開 昭59−81665(JP,A) 特開 平2−189568(JP,A) 特開 平2−43572(JP,A) 特開 平2−97971(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/08 G03G 13/095 G03G 15/00 303 G03G 15/08 - 15/08 507 G03G 15/095 G03G 15/36 G03G 21/00 370 - 540 G03G 21/02 - 21/04 G03G 21/14 G03G 21/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体上に基準濃度パターンに対応する
    潜像を形成し、これを現像装置で現像してトナー付着パ
    ターンを形成し、その濃度と、現像装置を駆動していな
    い時の像担持体のトナー非付着部の濃度とをそれぞれ反
    射式光センサにより出力電圧として検知し、両者の比を
    比較してトナー補給を制御する画像濃度制御方法におい
    て、 電源ON後1回目の像担持体の濃度検知時は、上記トナー
    非付着部の濃度に相当する出力電圧はあらかじめ設定さ
    れた値を用い、ジャム等でジョブが中断した時の次の像
    担持体の濃度検知時の上記トナー非付着部濃度に担当す
    る出力電圧としてジョブ中断直前のトナー非付着部濃度
    の値を用いることを特徴とした画像濃度制御方法。
JP02249110A 1990-06-01 1990-09-19 画像濃度制御方法 Expired - Lifetime JP3067182B2 (ja)

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