JPH0850407A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0850407A
JPH0850407A JP6204403A JP20440394A JPH0850407A JP H0850407 A JPH0850407 A JP H0850407A JP 6204403 A JP6204403 A JP 6204403A JP 20440394 A JP20440394 A JP 20440394A JP H0850407 A JPH0850407 A JP H0850407A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現像剤量が少ない場合や現像剤の撹拌能力が
あまり高くない場合でも、地肌汚れやトナー飛散を発生
させることなく、所定の画像濃度を維持して現像器内に
トナー補給できる複写機を提供する。 【構成】 トナーホッパ10から現像器9内へトナー補
給する補給ローラ16等からなるトナー補給手段と、現
像器9内の現像剤を撹拌する撹拌パドル12と、原稿の
画像を読み取る光学スキャナー1と、画像の読み取り結
果に基づいてコピー時のトナー消費量の予測値を算出
し、トナー消費量の予測値に基づいてトナー補給量を設
定し、トナー補給量の設定値に基づいてトナー補給手段
を制御する制御部18とを備えた複写機において、制御
部18を、トナー消費量の予測値が所定値より大きい場
合に、トナー消費量の予測値に応じた量よりも所定量だ
け少なめにトナー補給量を設定するように構成したこと
を特徴とする複写機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、現
像装置のトナー収容部から現像器内に必要に応じてトナ
ーを補給する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置としては、
例えば原稿の画像を読み取り、その読み取り結果に基づ
いて画像形成時のトナー消費量の予測値を算出し、該ト
ナー消費量の予測値に基づいてトナー補給量を設定し、
該トナー補給量の設定値に基づいて補給ローラ等のトナ
ー補給手段を制御するトナー補給制御を行うものが知ら
れている。また、例えば現像器内の現像剤のトナー濃度
を検出し、その検出値と基準値との比較結果に基づいて
トナー補給量を設定し、該トナー補給量の設定値に基づ
いてトナー補給手段を制御するトナー補給制御や、該ト
ナー補給制御においてトナー補給量の設定に用いる基準
値を、像担持体上に形成した基準画像の画像濃度の検出
結果に基づいて補正するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
画像形成装置のトナー補給制御においては、トナー補給
量の多少とは無関係に、画像濃度又はトナー濃度を一定
濃度に維持するようにトナー収支をバランスさせてトナ
ー補給量を設定しているので、現像剤全体の量が少ない
場合や現像剤の撹拌能力があまり高くない場合は、トナ
ー補給量が多くなると補給トナーの帯電量の立ち上げが
不足気味になりやすく、画像上の地肌汚れや、トナー飛
散による機内の汚染が発生しやすくなる。
【0004】図2は、原稿の画像の読み取り結果に基づ
いて画像形成時のトナー消費量の予測値を算出し、該ト
ナー消費量の予測値に基づいてトナー補給量を設定し、
該トナー補給量の設定値に基づいて補給ローラ等のトナ
ー補給手段を制御するトナー補給制御において、現像剤
の撹拌能力が一定の下で現像剤量及びトナー濃度の制御
レベルを変化させた場合の、等倍時の原稿面積率ρと地
肌汚れランクとの関係の一例を示す特性図である。図中
の記号○,●は現像剤量が1.0kgの場合のデータを示
し、記号△,▲は現像剤量が0.3kgの場合のデータを
示している。また、白抜きの記号○,△はトナー濃度の
制御レベルが2.0wt%の場合のデータを示し、黒塗り
の記号●,▲はトナー濃度の制御レベルが1.7wt%の
場合のデータを示している。また、現像器9内の現像剤
は、図3(a)に示すように一つの撹拌パドル12から
なる撹拌手段で撹拌している。この図2の特性図からわ
かるように、原稿面積率が高くなってトナー消費量が多
くなるほど、すなわち現像器内へのトナー補給量が多く
なるほど、補給したトナーの摩擦帯電量の立上りが不足
気味になり、その帯電量不足のトナーもより多く現像領
域に到達するようになって地肌汚れが発生しやすくなる
という傾向がある。しかも、この原稿面積率が高くなる
に従って地肌汚れが発生しやすくなるという傾向は、現
像剤量が少ないほど、またトナー濃度の制御レベルが高
いほど強くなっている。
【0005】図4は、図2とは異なり現像剤量が一定
(0.3kg)の下で現像剤の撹拌能力及びトナー濃度の
制御レベルを変化させた場合の、等倍時の原稿面積率ρ
と地肌汚れランクとの関係の一例を示す特性図である。
図中の記号□,■は撹拌パドル12が一つで撹拌能力が
低い場合(図3(a)参照)のデータを示し、記号△,
▲は撹拌パドル12a,bが二つで撹拌能力が高い場合
(図3(b)参照)のデータを示している。また、白抜
きの記号□,△はトナー濃度の制御レベルが2.0wt%
の場合のデータを示し、黒塗の記号■,▲はトナー濃度
の制御レベルが1.7wt%の場合のデータを示してい
る。この図4の特性図からは更に、原稿面積率が高くな
るに従って地肌汚れが発生しやすくなるという傾向は、
現像剤の撹拌能力が低いほど強くなっていることがわか
る。
【0006】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、現像剤量が少ない場
合や現像剤の撹拌能力があまり高くない場合でも、地肌
汚れやトナー飛散を発生させることなく、所定の画像濃
度が維持できるように現像器内にトナーを補給すること
ができる画像形成装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、トナー収容部から現像器内へト
ナーを補給するトナー補給手段と、該現像器内の現像剤
を撹拌する現像剤撹拌手段と、原稿の画像を読み取る画
像読み取り手段と、該画像の読み取り結果に基づいて画
像形成時のトナー消費量の予測値を算出し、該トナー消
費量の予測値に基づいてトナー補給量を設定し、該トナ
ー補給量の設定値に基づいて該トナー補給手段を制御す
る制御手段とを備えた画像形成装置において、該制御手
段を、該トナー消費量の予測値が所定値より大きい場合
に、該トナー消費量の予測値に応じた量よりも所定量だ
け少なめに該トナー補給量を設定するように構成したこ
とを特徴とするものである。
【0008】また、請求項2の発明は、トナー収容部か
ら現像器内へトナーを補給するトナー補給手段と、該現
像器内の現像剤を撹拌する現像剤撹拌手段と、該現像器
内の現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段
と、該トナー濃度の検出値と基準値との比較結果に基づ
いてトナー補給量を設定し、該トナー補給量の設定値に
基づいて該トナー補給手段を制御する制御手段とを備え
た画像形成装置において、該制御手段を、直前のトナー
補給時までのトナー補給量が増加傾向に推移している場
合に、該トナー濃度の検出値と基準値との比較結果に応
じた量よりも所定量だけ少なめに該トナー補給量を設定
するように構成したことを特徴とするものである。
【0009】また、請求項3の発明は、トナー収容部か
ら現像器内へトナーを補給するトナー補給手段と、該現
像器内の現像剤を撹拌する現像剤撹拌手段と、該現像器
内の現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段
と、像担持体上に基準画像を形成する基準画像形成手段
と、該像担持体上の基準画像の画像濃度を検出する画像
濃度検出手段と、該トナー濃度の検出値と基準値との比
較結果に基づいてトナー補給量を設定し、該トナー補給
量の設定値に基づいて該トナー補給手段を制御するとと
もに、該画像濃度の検出結果に基づいて該基準値を補正
する制御手段とを備えた画像形成装置において、該制御
手段を、該基準画像の画像濃度検出前の所定期間におけ
るトナー補給量が増加傾向に推移している場合に、該ト
ナー濃度の検出値と基準値との比較結果及び該画像濃度
の検出結果に応じた量よりも所定量だけ少なめに該トナ
ー補給量を設定するように構成したことを特徴とするも
のである。
【0010】
【作用】請求項1の画像形成装置においては、画像読み
取り手段による原稿の画像の読み取り結果に基づいて、
画像形成時のトナー消費量の予測値を算出し、該トナー
消費量の予測値に基づいてトナー補給量を設定する。こ
こで、該トナー消費量の予測値が所定値より大きい場合
に、該トナー消費量の予測値に応じた量よりも所定量だ
け少なめに、具体的には画像濃度が許容範囲から外れな
い程度の量だけ少なめに、該トナー補給量を設定し、そ
の設定値に応じてトナーを補給することにより、現像器
内のトナー量を所定以下に抑え、現像器内の現像剤量が
少ない場合や現像剤撹拌手段の撹拌能力が低い場合で
も、補給したトナーの帯電量を十分に立ち上げ、帯電量
不足のトナーの増加を抑えることができるようになる。
【0011】請求項2の画像形成装置においては、トナ
ー濃度検出手段による現像器内の現像剤のトナー濃度の
検出値と基準値との比較結果に基づいてトナー補給量を
設定する。ここで、直前のトナー補給時までのトナー補
給量が増加傾向に推移している場合に、該トナー濃度の
検出値と基準値との比較結果に応じた量よりも所定量だ
け少なめに、具体的には画像濃度が許容範囲から外れな
い程度の量だけ少なめに、該トナー補給量を設定し、そ
の設定値に応じてトナーを補給することにより、現像器
内のトナー量を所定以下に抑え、現像器内の現像剤量が
少ない場合や現像剤撹拌手段の撹拌能力が低い場合で
も、補給したトナーの帯電量を十分に立ち上げ、帯電量
不足のトナーの増加を抑えることができるようになる。
【0012】請求項3の画像形成装置においては、トナ
ー濃度検出手段による現像器内の現像剤のトナー濃度の
検出値と基準値との比較結果、及び像担持体上に形成し
た基準画像の画像濃度の検出結果に基づいてトナー補給
量を設定する。ここで、基準画像の画像濃度検出前の所
定期間におけるトナー補給量が増加傾向に推移している
場合に、該トナー濃度の検出値と基準値との比較結果及
び該画像濃度の検出結果に応じた量よりも所定量だけ少
なめに、具体的には画像濃度が許容範囲から外れない程
度の量だけ少なめに、該トナー補給量を設定することに
より、現像器内のトナー量を所定以下に抑え、現像器内
の現像剤量が少ない場合や現像剤撹拌手段の撹拌能力が
低い場合でも、補給したトナーの帯電量を十分に立ち上
げ、帯電量不足のトナーの増加を抑えることができるよ
うになる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を画像形成装置である電子写真
複写機(以下、複写機という)に適用した実施例につい
て説明する。 〔実施例1〕図1は、実施例1に係る複写機の概略構成
を示す正面図である。先ず、複写機全体の概略について
説明する。図1において、原稿の画像はCCDラインセ
ンサ等からなる図示しない画像読み取り手段としての光
学スキャナー1によって読み取られる。そして、矢印方
向に回転している像担持体としてのドラム状の感光体2
が帯電器3で一様に帯電された後、図示しない露光装置
によって上記光学スキャナー1で読み取られた画像デー
タに基づいて光が照射され、感光体2上に静電潜像が形
成される。この静電潜像は、感光体2の右側方に設けら
れた現像装置4のトナーによりトナー像化され、このト
ナー像は、図示しない給紙部から搬送されてきた転写紙
(不図示)に転写チャージャ5により転写される。トナ
ー像が転写された転写紙は、分離チャージャ6により感
光体2から分離され、図示しない定着装置を通ってコピ
ー紙として機外に排出される。一方、転写後の感光体2
は、感光体2の左側方に設けられたクリーニング装置7
によって残留トナーが除去されてから除電ランプ8で残
留電荷が除電されて、一様帯電器2による次の帯電に備
えられる。
【0014】上記現像装置4は、主に現像器9と、その
上方に設けられたトナー収容部であるトナーホッパ10
とから構成されている。現像器9は、ケーシングの感光
体2に向いた開口部に図示しない磁石を内蔵し、かつ図
示しない現像クラッチを介して連結された現像用モータ
で矢印方向に回転駆動される現像スリーブ11、ケーシ
ング底部に現像剤撹拌手段としての撹拌パドル12、現
像スリーブ11上に担持された現像剤量を規制する現像
剤規制部材としてのドクターブレード13、補給された
トナーと現像器9内の現像剤とを混合する混合部材14
等を有しており、上記撹拌パドル12でトナーとキャリ
ヤとからなる現像剤を混合撹拌しながら現像スリーブ1
1上に補給している。トナーホッパ10は、下部の現像
器9へのトナー排出部に、補給用モータ15により回転
駆動されるトナー補給手段である補給ローラ16を有し
ている。この補給用モータ15はモーター駆動回路17
によって駆動される。
【0015】上記光学スキャナー1及びモータ駆動回路
17は、例えばマイクロコンピュータからなる制御手段
として制御部18の入出力インターフェイス(I/O)
に接続されている。この制御部18は主にマイクロプロ
セッサ(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、読
み出し書き込みメモリ(RAM)及び上記I/Oからな
り、I/Oを介して補給ローラ16を駆動する補給用モ
ータ15の駆動回路17に制御信号を出力するように構
成されている。上記ROMには、後述するトナー補給制
御のプログラムが記憶されている。
【0016】次に、コピー動作ごとに実行されるトナー
補給制御について説明する。本実施例1のトナー補給制
御では、光学スキャナー1で読み取った原稿の画像デー
タを制御部18に送り、この画像データに基づいて画像
形成時のトナー消費量の予測値を算出している。このト
ナー消費量の予測値を算出する際には、画像データから
求めた原稿面積率ρ及びコピーサイズのデータと、図示
しない操作部から送られてきた変倍率のデータとを用
い、ベタ部におけるトナー付着量M/A(mg/cm2)が所
定の付着量になるように、トナー消費量の予測値(g)
が算出される。
【0017】ここで、図5に示すように、同じトナー補
給率(コピーサイズ及び変倍率一定条件下での原稿面積
率100%のときのトナー補給量に対する他の原稿面積
率のときのトナー補給量の割合)でも、現像器9内の現
像剤のトナー濃度TCが低いほど地肌汚れが発生しにく
いので、本実施例1では、コピーする原稿の原稿面積率
が大きくトナー消費量の予測値が多くなるような場合に
は、そのトナー消費量の予測値に応じた量よりも所定量
だけ少なめに補給ローラ16で補給するトナー補給量、
すなわち補給ローラ16の補給能力が一定の場合のトナ
ー補給時間T(補給ローラ16の駆動時間)を設定して
いる。
【0018】図6は、本実施例1におけるトナー補給
量、すなわち補給ローラ16の補給能力が一定の場合の
トナー補給時間Tの具体的な設定例を説明するための図
である。図中の符号A1,A2,A3で示したライン
は、それぞれ黒ベタ部のトナー付着量M/Aを0.55
mg/cm2(中心)、0.65mg/cm2(上限)及び0.45
mg/cm2(下限)に保つための原稿面積率ρとトナー補給
時間Tとの関係を示しており、それぞれ下記の数1、数
2及び数3の式に対応している。
【0019】本実施例1では、図6の符号A4のライン
及び表1に示すようにトナー補給時間Tを設定してい
る。すなわち、原稿面積率ρが0.30以下であってト
ナー消費量の予測値が少ない場合には、トナー消費量の
予測値に応じた符号A2のラインのトナー補給時間より
も長めにトナー補給時間Tを設定している。この場合の
トナー付着量M/Aは0.55mg/cm2≦M/A<0.6
5mg/cm2の許容範囲内に収まっている。一方、原稿面積
率ρが0.30よりも大きくトナー消費量の予測値が多
い場合には、トナー消費量の予測値に応じたラインA2
のトナー補給時間よりも短めにトナー補給時間Tを設定
している。この場合のトナー付着量M/Aも0.45mg
/cm2<M/A≦0.55mg/cm2の許容範囲内に収まって
いる。
【数1】T=0.0167ρ
【数2】T=0.0203ρ
【数3】T=0.0138ρ
【表1】
【0020】なお、等倍でないコピー時のトナー補給時
間Tは、上記画像データから算出した原稿面積率ρに変
倍率αを掛け、このαρの値を上記図6及び表1におけ
るρの代わりに用いてトナー補給時間Tを設定する。
【0021】そして、上記設定したトナー補給量だけ現
像器9内にトナー補給されるように、上記トナー補給量
の設定値(g)を補給ローラ16のトナー補給能力(g
/秒)で割った時間(秒)だけ補給ローラ16を駆動す
るように制御部18で制御される。
【0022】図7(b)〜(e)は、上記トナー補給制
御を採用して図7(a)に示すように原稿面積率ρが2
0%及び40%の原稿について100枚ずつ交互にコピ
ーを行ったときの、トナー補給率、地肌汚れランク、画
像濃度、トナー濃度TCの変化を示すグラフである。図
7(a)及び(b)から判るように、原稿面積率ρが2
0%の原稿についてコピーしているときにはトナー補給
率20%よりも多めにトナーを補給しており、原稿面積
率ρが40%の原稿についてコピーしているときにはト
ナー補給率40%よりも少なめにトナーを補給してい
る。そして、図7(a)及び(c)から判るように、い
ずれの原稿面積率ρの原稿についてコピーしているとき
でも、地肌汚れランクが標準レベル(4)より高い良好
な値(4.5)となっている。また、図7(a),
(d),(e)及び図8のトナー濃度と画像濃度との関
係から判るように、原稿面積率ρが20%の場合にはト
ナー濃度及び画像濃度がともに高めに変化し、一方原稿
面積率ρが40%の場合にトナー濃度及び画像濃度がと
もに低めに変化しているが、その変化幅は目標中心値を
中心とした許容範囲内に入っているので、問題とならな
い。
【0023】以上、本実施例1によれば、原稿面積率ρ
が大きくトナー消費量の予測値が多くなるような場合
に、トナー消費量の予測値に応じた時間よりも所定時間
だけ短めにトナー補給時間Tを設定することにより、画
像濃度が所定の濃度から外れない程度に現像器9内の現
像剤のトナー濃度を低めにし、補給したトナーの帯電量
を十分に立ち上げることができるので、地肌汚れ及びト
ナー飛散を防止することができるとともに、画像濃度の
変化は所定の許容範囲内に収めることができる。
【0024】また、本実施例1によれば、原稿面積率ρ
が小さくトナー消費量の予測値が少なくなるような場合
に、トナー消費量の予測値に応じた時間よりも所定時間
だけ長めにトナー補給時間Tを設定することにより、画
像濃度が所定の濃度から外れない程度に現像器9内の現
像剤のトナー濃度を高めにし、次のトナー消費が多い原
稿のコピー時における急激なトナー消費に備えておくこ
とができるので、画像濃度の急激な落ち込みを防止する
ことができるという効果がある。但し、原稿面積率ρが
小さくトナー消費量の予測値が少なくなるような場合
に、本実施例1のように必ずしもトナー補給時間を長め
に設定する必要はない。
【0025】また、本実施例1によれば、原稿のコピー
サイズ、画像面積率、及び変倍率を用いてトナー消費量
を正確に予測していることにより、トナー補給制御にお
けるトナー補給量を適正に設定することができる。
【0026】〔実施例2〕図9は、実施例2に係る複写
機の概略構成を示す正面図であって、図1と同様な部分
には同一の符号を付してあり、それらの機能も同様であ
るので、それらについての説明は省略する。本実施例2
の複写機においては、現像装置4の現像器9のケーシン
グ底部の壁面に、例えば図10の出力特性を有する透磁
率センサからなるトナー濃度検出手段としてのトナー濃
度センサ19が設けられている。このトナー濃度センサ
19の出力電圧は、図示しないA/D変換器を介して制
御部18のI/Oインターフェースに入力される。
【0027】本実施例2のトナー補給制御においては、
コピー毎にトナー濃度センサ19によって現像器9内の
トナー濃度を検出し、その出力値Vtと目標濃度値に対
応する制御基準値Vrefとの差を算出し、その差Vt−
Vrefとそのn枚前からのコピー時のトナー補給時間T
の推移に基づいてトナー補給時間Tを設定している。上
記トナー補給時間Tの推移は、例えば、上記n枚のコピ
ーを前半部(n枚前からn/2枚前まで)と後半部(n
/2枚前から直前の1枚前まで)とに区分し、その前半
部におけるトナー補給時間Tの合計と後半部におけるト
ナー補給時間Tの差によって判断することができる。 (以下、余白)
【0028】そして、具体的には、過去のトナー補給時
間Tが次の数4を満足するように減少傾向で推移してい
る場合には、図11の符号B1で示すラインを用いて、
Vt−Vrefの値に応じた時間(ラインB2)よりも長
めにトナー補給時間Tを設定する。また、過去のトナー
補給時間Tが次の数5を満足するように略一定に安定し
て推移している場合には、図11の符号B2で示すライ
ンを用いて、Vt−Vrefの値に応じた時間にトナー補
給時間Tを設定する。また、過去のトナー補給時間Tが
数6を満足するように増加傾向に推移している場合に
は、図11の符号B3で示すラインを用いて、Vt−V
refの値に応じた時間(ラインB2)よりも短めにトナ
ー補給時間Tを設定する。ここで、上記トナー補給時間
Tの変化幅は画像濃度が所定範囲内に収まる程度に設定
する。そして、制御部18によって、上記設定したトナ
ー補給時間Tだけ補給ローラ16を回転駆動するよう
に、駆動回路17を介して補給モータ15を制御する。
【数4】
【数5】
【数6】
【0029】以上、本実施例2によれば、過去のn枚前
からのトナー補給時間Tの推移が増加傾向にある場合
に、Vt−Vrefの値に応じた時間よりも所定時間だけ
短めにトナー補給時間Tを設定することにより、画像濃
度が所定の濃度から外れない程度に現像器9内の現像剤
のトナー濃度を低めにし、補給したトナーの帯電量を十
分に立ち上げることができるので、地肌汚れ及びトナー
飛散を防止することができるとともに、画像濃度の変化
は所定の許容範囲内に収めることができる。
【0030】また、本実施例2によれば、過去のn枚前
からのトナー補給時間Tの推移が減少傾向にある場合
に、Vt−Vrefの値に応じた時間よりも所定時間だけ
長めにトナー補給時間Tを設定することにより、画像濃
度が所定の濃度から外れない程度に現像器内の現像剤の
トナー濃度を高めにし、次のトナー消費が多い原稿のコ
ピー時における急激なトナー消費に備えておくことがで
きるので、画像濃度の急激な落ち込みを防止することが
できる。但し、トナー補給時間Tの推移が減少傾向にあ
る場合に、本実施例2のように必ずしもVt−Vrefの
値に応じた時間よりも長めにトナー補給時間Tを設定す
る必要はない。
【0031】〔実施例3〕図12は、実施例3に係る複
写機の概略構成を示す正面図であって、上記実施例2の
図9と同様な部分には同一の符号を付してあり、それら
の機能も同様であるので、それらについての説明は省略
する。本実施例3の複写機においては、上記トナー濃度
センサ19に加えて、現像器9よりも感光体2回転方向
下流側の感光体2表面に対向する位置に、後述の基準画
像の画像濃度を検出する画像濃度検出手段としての光学
センサ20が設けられている。この光学センサ20は感
光体2表面に向けて光を照射する発光素子と感光体2表
面からの反射光を受光する光電変換素子とから構成され
ている。また、光学センサ20の出力電圧は、トナー濃
度センサ19の出力電圧とともに図示しないA/D変換
器を介して制御部18のI/Oインターフェースに入力
される。また、光学センサ20の光学面の汚れ等の影響
を補正するために、基準画像の画像濃度に対する出力V
spとともに、感光体2の地肌部に対する出力Vsgが制御
部18に入力され、その比Vsp/Vsgの値が後述のトナ
ー補給制御に用いられる。
【0032】上記光学センサ20で画像濃度が検出され
る基準画像は、その画像濃度が所定濃度に設定されてお
り、所定のタイミングで、例えばコピー10枚目ごと
に、帯電器3、図示しない露光装置、現像装置4などか
らなる基準画像形成手段によって感光体2上に形成され
る。
【0033】本実施例3のトナー補給制御においては、
上記実施例2と同様にコピー毎にトナー濃度センサ19
によって現像器9内のトナー濃度を検出し、その出力値
Vtと目標濃度値に対応する制御基準値Vrefとの差Vt
−Vrefを算出している。そして、現像剤特性等の変化
によって現像能力が変化した場合でも画像濃度が略一定
になるように、上記光学センサ20による基準画像の検
出結果に基づいて、上記トナー補給量の設定時に用いる
制御基準値Vrefを補正している。例えば、現像能力が
低下して感光体2上の基準画像の濃度が低下した場合に
は、光学センサ20の出力Vsp/Vsgの値が前もって設
定している基準値より大きくなる。そのVsp/Vsgの増
加分に基づいて、上記トナー濃度センサ19の制御基準
値Vrefを小さくなるように補正してトナーを多めに補
給し、現像器9内の現像剤のトナー濃度を高くして現像
能力を向上させる。これにより、画像濃度が所定濃度に
維持される。逆に、現像能力が高くなって光学センサ2
0の出力Vsp/Vsgの値が前もって設定している基準値
より小さくなった場合には、トナー濃度センサ19の制
御基準値Vrefを大きくなるように補正してトナーを少
なめに補給し、現像器9内の現像剤のトナー濃度を高く
して現像能力を低下させる。
【0034】ここで、経時的に現像剤特性の変化率が減
少して略一定となった所定期間内においては、現像剤の
トナー濃度と光学センサ20の出力Vsp/Vsgとの関係
が図13のようになり、光学センサ20の出力Vsp/V
sgとトナー濃度センサ19の出力Vtとの関係が図14
のようになる。図13中のラインC1,C2,C3は、
それぞれトナー付着量M/Aが0.45mg/cm2、0.5
5mg/cm2、0.65mg/cm2に対応する光学センサ20の
出力Vsp/Vsgのレベルを示している。
【0035】また、上記本実施例3では、光学センサ2
0による基準画像の画像濃度の検出結果Vsp/Vsgに加
え、過去のn枚前からのトナー補給時間Tの推移に基づ
いて、上記制御基準値Vrefを補正している。すなわ
ち、図15に示すように、n枚前からのコピー時のトナ
ー補給時間Tの推移に基づいて、光学センサ20による
基準画像の濃度検出を行うQ枚目における上記制御基準
値Vrefの補正量ΔVrefを決定する。具体的には、過去
のトナー補給時間Tが次の数7を満足するように減少傾
向で推移している場合には、図15の符号D1で示すラ
インを用いて、光学センサ20の検出結果Vsp/Vsgに
応じた時間よりも長めにトナー補給するように、Q枚目
における制御基準値Vrefの補正量ΔVrefを設定する。
また、過去のトナー補給時間Tが次の数8を満足するよ
うに略一定に安定して推移している場合には、それぞれ
図15の符号D2で示すラインを用いて、光学センサ2
0の検出結果Vsp/Vsgに応じた時間だけトナー補給す
るように、Q枚目における制御基準値Vrefの補正量Δ
Vrefを設定する。また、過去のトナー補給時間Tが数
9を満足するように増加傾向に推移している場合には、
図15の符号D3で示すラインを用いて、光学センサ2
0の検出結果Vsp/Vsgに応じた時間よりも短めにトナ
ー補給するように、Q枚目における制御基準値Vrefの
補正量ΔVrefを設定する。ここで、上記補正量ΔVref
の上下限は画像濃度が所定範囲内に収まる程度に設定す
る。そして、制御部18によって、上記補正後の制御基
準値Vrefを用いてVt−Vrefを算出し、そのVt−V
refに応じたトナー補給時間だけ補給ローラ16を回転
駆動するように、モータ駆動回路17を介して補給モー
タ15を制御する。
【数7】
【数8】
【数9】
【0036】以上、本実施例3によれば、過去のn枚前
からのトナー補給時間Tの推移が増加傾向にある場合
に、光学センサ20の検出結果Vsp/Vsgに応じた時間
よりも所定時間だけ短めにトナー補給するように制御基
準値Vrefの補正量ΔVrefを設定することにより、画像
濃度が所定の濃度から外れない程度に現像器内の現像剤
のトナー濃度を低めにし、補給したトナーの帯電量を十
分に立ち上げることができるので、地肌汚れ及びトナー
飛散を防止することができるとともに、画像濃度の変化
は所定の許容範囲内に収めることができる。
【0037】また、本実施例3によれば、過去のn枚前
からのトナー補給時間Tの推移が減少傾向にある場合
に、光学センサ20の検出結果Vsp/Vsgに応じた時間
よりも所定時間だけ長めにトナー補給するように制御基
準値Vrefの補正量ΔVrefを設定することにより、画像
濃度が所定の濃度から外れない程度に現像器内の現像剤
のトナー濃度を高めにし、次のトナー消費が多い原稿の
コピー時における急激なトナー消費に備えておくことが
できるので、画像濃度の急激な落ち込みを防止すること
ができる。但し、トナー補給時間Tの推移が減少傾向に
ある場合に、本実施例3のように必ずしもトナー補給量
が多めになるように上記制御基準値Vrefを補正する必
要はない。
【0038】なお、本発明は、上記実施例1ないし3に
おけるトナー補給制御に限定されることなく、他の方式
のトナー補給制御、例えば上記実施例1においてトナー
濃度センサ19を設け、トナー補給動作自体を行うか否
かをトナー濃度センサ19の出力Vtと制御基準値Vre
fとの比較結果に基づいて決定し、トナー補給する場合
のトナー補給量をトナー消費量の予測値に基づいて設定
するようなトナー補給制御にも適用できるものである。
【0039】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、原稿の画像の
読み取り結果に基づいて算出したトナー消費量の予測値
が所定値より大きい場合に、該トナー消費量の予測値に
応じた量よりも所定量だけ少なめにトナー補給量を設定
し、その設定値に応じてトナーを補給することにより、
現像器内のトナー量を所定以下に抑え、現像器内の現像
剤量が少ない場合や現像剤撹拌手段の撹拌能力が低い場
合でも、補給したトナーの帯電量を十分に立ち上げ、帯
電量不足のトナーの増加を抑えることができるので、地
肌汚れやトナー飛散による機内の汚染を防止できるとと
もに、所定の画像濃度に維持できるという効果がある。
【0040】請求項2の発明によれば、直前のトナー補
給時までのトナー補給量が増加傾向に推移している場合
に、該トナー濃度の検出値と基準値との比較結果に応じ
た量よりも所定量だけ少なめにトナー補給量を設定し、
その設定値に応じてトナーを補給することにより、現像
器内のトナー量を所定以下に抑え、現像器内の現像剤量
が少ない場合や現像剤撹拌手段の撹拌能力が低い場合で
も、補給したトナーの帯電量を十分に立ち上げ、帯電量
不足のトナーの増加を抑えることができるので、地肌汚
れやトナー飛散による機内の汚染を防止できるととも
に、所定の画像濃度に維持できるという効果がある。
【0041】請求項3の発明によれば、基準画像の画像
濃度検出前の所定期間におけるトナー補給量が増加傾向
に推移している場合に、トナー濃度の検出値と基準値と
の比較結果及び基準画像の画像濃度の検出結果に応じた
量よりも所定量だけ少なめに、トナー補給量を設定する
ことにより、現像器内のトナー量を所定以下に抑え、現
像器内の現像剤量が少ない場合や現像剤撹拌手段の撹拌
能力が低い場合でも、補給したトナーの帯電量を十分に
立ち上げ、帯電量不足のトナーの増加を抑えることがで
きるので、地肌汚れやトナー飛散による機内の汚染を防
止できるとともに、所定の画像濃度に維持できるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係る複写機の概略構成を示す正面
図。
【図2】原稿面積率ρと地肌汚れランクとの関係を示す
特性図。
【図3】(a)は撹拌パドルを一つ備えた現像装置の概
略構成を示す正面図。(b)は撹拌パドルを二つ備えた
現像装置の概略構成を示す正面図。
【図4】原稿面積率ρと地肌汚れランクとの関係を示す
特性図。
【図5】トナー補給率と地肌汚れランクとの関係を示す
特性図。
【図6】原稿面積率ρとトナー補給時間Tとの関係を示
す特性図。
【図7】(a)〜(e)は、コピー枚数と原稿面積率
ρ、トナー補給率、地肌汚れランク、画像濃度、及びト
ナー濃度TCとの関係を示す特性図。
【図8】現像剤のトナー濃度TCと画像濃度との関係を
示す特性図。
【図9】実施例2に係る複写機の概略構成を示す正面
図。
【図10】現像剤のトナー濃度TCとトナー濃度センサ
出力Vtとの関係を示す特性図。
【図11】トナー濃度センサ出力及び制御基準値の差V
t−Vrefとトナー補給時間Tとの関係を示す特性図。
【図12】実施例2に係る複写機の概略構成を示す正面
図。
【図13】現像剤のトナー濃度TCと光学センサの出力
比Vsp/Vsgとの関係を示す特性図。
【図14】光学センサの出力比Vsp/Vsgとトナー濃度
センサ出力Vtとの関係を示す特性図。
【図15】光学センサの出力比Vsp/Vsgとトナー濃度
センサの制御基準値の補正量ΔVrefとの関係を示す特
性図。
【符号の説明】
1 光学スキャナー 2 感光体 3 帯電器 4 現像装置 9 現像器 10 トナーホッパ 11 現像スリーブ 12 撹拌パドル 15 補給用モータ 16 補給ローラ 17 モーター駆動回路 18 制御部 19 トナー濃度センサ 20 光学センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナー収容部から現像器内へトナーを補給
    するトナー補給手段と、該現像器内の現像剤を撹拌する
    現像剤撹拌手段と、原稿の画像を読み取る画像読み取り
    手段と、該画像の読み取り結果に基づいて画像形成時の
    トナー消費量の予測値を算出し、該トナー消費量の予測
    値に基づいてトナー補給量を設定し、該トナー補給量の
    設定値に基づいて該トナー補給手段を制御する制御手段
    とを備えた画像形成装置において、 該制御手段を、該トナー消費量の予測値が所定値より大
    きい場合に、該トナー消費量の予測値に応じた量よりも
    所定量だけ少なめに該トナー補給量を設定するように構
    成したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】トナー収容部から現像器内へトナーを補給
    するトナー補給手段と、該現像器内の現像剤を撹拌する
    現像剤撹拌手段と、該現像器内の現像剤のトナー濃度を
    検出するトナー濃度検出手段と、該トナー濃度の検出値
    と基準値との比較結果に基づいてトナー補給量を設定
    し、該トナー補給量の設定値に基づいて該トナー補給手
    段を制御する制御手段とを備えた画像形成装置におい
    て、 該制御手段を、直前のトナー補給時までのトナー補給量
    が増加傾向に推移している場合に、該トナー濃度の検出
    値と基準値との比較結果に応じた量よりも所定量だけ少
    なめに該トナー補給量を設定するように構成したことを
    特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】トナー収容部から現像器内へトナーを補給
    するトナー補給手段と、該現像器内の現像剤を撹拌する
    現像剤撹拌手段と、該現像器内の現像剤のトナー濃度を
    検出するトナー濃度検出手段と、像担持体上に基準画像
    を形成する基準画像形成手段と、該像担持体上の基準画
    像の画像濃度を検出する画像濃度検出手段と、該トナー
    濃度の検出値と基準値との比較結果及び該画像濃度の検
    出結果に基づいてトナー補給量を設定し、該トナー補給
    量の設定値に基づいて該トナー補給手段を制御する制御
    手段とを備えた画像形成装置において、 該制御手段を、該基準画像の画像濃度検出前の所定期間
    におけるトナー補給量が増加傾向に推移している場合
    に、該トナー濃度の検出値と基準値との比較結果及び該
    画像濃度の検出結果に応じた量よりも所定量だけ少なめ
    に該トナー補給量を設定するように構成したことを特徴
    とする画像形成装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007212778A (ja) * 2006-02-09 2007-08-23 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2009020166A (ja) * 2007-07-10 2009-01-29 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、画像形成システム、画像形成プログラムおよびプリンタドライバ
US7783215B2 (en) 2007-03-26 2010-08-24 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and toner replenishment control method
JP2011112799A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Fuji Xerox Co Ltd 制御装置、画像形成装置及びプログラム
JP2015114572A (ja) * 2013-12-13 2015-06-22 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置、現像装置のトナー補給方法、及びプログラム
WO2018066719A1 (ja) * 2016-10-05 2018-04-12 キヤノン株式会社 画像形成装置

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