JP3204379B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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    • G06F11/1666Error detection or correction of the data by redundancy in hardware where the redundant component is memory or memory area
    • G06F11/167Error detection by comparing the memory output

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気的に書込みが
出来、且つ、不揮発性を有する記憶装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】不揮発性半導体記憶装置には、例えばシ
リコン基板上に形成されたフローティングゲートに電荷
を蓄積させることによって情報を記憶させるものがあ
る。情報の書込みは、フローティングゲートに電荷を蓄
積させることによって、制御ゲートを基準にした場合の
しきい値を高くし、情報の消去は、フローティングゲー
トに蓄積された電荷を引抜くことによって実現してい
る。
【0003】このような不揮発性半導体記憶装置は消去
/書込みを行うたびに徐々に劣化し、最終的には消去/
書込みが出来なくなる現象がある。この一例として、E
EPROMの例を図8に示す。
【0004】図8はEEPROM消去/書込みを繰返し
た場合に消去/書込みに要する最小時間の変化を示した
ものであり、消去/書込みを繰返していくと、消去/書
込みに要する時間が増加する。図8には拡散条件を変化
させた複数のサンプルの評価結果を載せてあるが、製造
工程でのバラツキによって書込み可能回数が大きく変化
する。
【0005】このため、サンプルを評価した上で書込み
制限回数を設定し、その制限回数内で動作を保証するよ
うにしている。消去/書込みが正常に行われなくなるこ
とは、メモリ内の情報が消失してしまうことになるた
め、従来は次のようにして寿命を判断していた。
【0006】すなわち、不揮発性半導体記憶装置の寿命
を検出する回路の構成は、書込みを行う最小単位である
ブロック毎に書込み回数を記憶する書込み回数保持用メ
モリと、書込み回数を積算してメモリの書込み回数を更
新するカウンタとを設け、書込み回数が予め定めた回数
を超えた場合に警報信号を出力するというような方法を
採っており、例えば、特開平7−254290号公報に
示されるようなものがある。
【0007】その動作は、あるブロックにデータを書込
む場合、先ずそのブロック内の全てのメモリセルに対し
て消去を行いメモリセルの内容を0にする。次に、ブロ
ック内のメモリセルに対して書込みを行うが、これはセ
ルの内容を1にするメモリセルに対してのみ行われる。
このとき、書込んだブロックに対応するカウンタの書込
み回数を1だけ増加させ、何れかのブロックに対応する
カウンタに積算された書込み回数が、予め定めた回数を
超えた場合に警報信号を出力し、メモリセルが寿命に達
したことを通知する。
【0008】カウンタを設けた回路の一例を図9に示
す。この回路は、ブロック毎の書込み回数をカウンタ用
メモリ16に格納し、指定された書込み回数を超えた場
合には、カウンタ制御部17より警報信号を出力する方
法を採っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
書込み制限回数を設定する方法では、書込み可能回数を
製品評価によって割出し、一律に一定の書込み回数に至
ったことによって、使用限度であると判定している。
【0010】したがって、第1の問題点は、この方法で
は劣化状況ではなく所定の書込み回数によって寿命を判
定していることである。その理由は、一定の書込み回数
制限値を設定する場合、メモリセルがまだ充分に機能し
ているにもかかわらず、これ以上は使用出来ないと判断
することにある。メモリセルは製造ロットによってある
程度のバラツキが生じるので、書込み回数の制限値は最
悪の条件に合わせなければならない。その結果、この方
法ではメモリセルの特性に合わせた使い方は不可能であ
る。
【0011】第2の問題点は、余分なメモリが必要にな
るということである。その理由は、カウンタ用にメモリ
を用意しなければならないので、例えば、10万回まで
カウントする場合には17個のメモリセルが必要となる
ためである。
【0012】本発明の目的は上記事情に基づいてなされ
たものであり、書込み回数を予め固定してしまうのでは
なく、実際の劣化状況を検出することにより、個々のメ
モリの特性に沿って使用が出来る不揮発性半導体記憶装
置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の不揮発性半導体
記憶装置は、電気的に書換えが可能な第1の半導体記憶
素子と、前記第1の半導体記憶素子に対し選択的に書込
み/読出しが可能な第1の記憶手段と、前記第1の記憶
素子と同様な工程で形成し、前記第1の記憶素子の劣化
状況を検出するための第2の半導体記憶素子と、前記第
2の半導体記憶素子に対し選択的に書込み/読出しが可
能な第2の記憶手段と、前記第2の半導体記憶素子に記
憶されている値と前記第2の半導体記憶素子に記憶させ
る値とを比較するデータ比較手段と、前記第1の記憶手
段の入力となる第1の書込み信号および第1の消去信号
のそれぞれのパルス幅を各々可変させ、前記第2の記憶
手段の入力となる第2の書込み信号および第2の消去信
号を生成するタイミング制御手段とを備え、前記第1の
書込み信号および前記第1の消去信号のそれぞれのパル
ス幅の合計と、前記第2の書込み信号および前記第2の
消去信号のそれぞれのパルス幅の合計とを等しくし、前
記第2の半導体記憶素子に対し常に”1”レベルを書き
込み、前記第2の半導体記憶素子に対する書き込み条件
を前記第1の半導体記憶素子に対する書き込み条件より
厳しい設定とする構成である。
【0014】
【0015】さらにまた、本発明の不揮発性半導体記憶
装置の前記第2の書込み信号のパルス幅が、前記第1の
書込み信号のパルス幅に対して小さい構成とすることも
できる。
【0016】またさらに、本発明の不揮発性半導体記憶
装置の記第2の消去信号のパルス幅が、前記第1の消去
信号のパルス幅に対して大きい構成とすることもでき
る。
【0017】さらに、本発明の不揮発性半導体記憶装置
の前記第2の半導体記憶素子に対してのみ消去/書込み
を行う為にゲート入力を切替える手段を備えた構成とす
ることもできる。
【0018】本発明では劣化の進み具合を検出するため
に前記第2の半導体記憶素子を設け、前記第1の半導体
記憶素子よりも使用条件を厳しく設定し、前記第2の半
導体素子が正常に機能するかどうかを検出することによ
って前記第1の半導体記憶素子の劣化状況を判断するも
のである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。
【0020】図1は本発明の第1の実施の形態の不揮発
性半導体記憶装置(以下、EEPROMと略記する)の
回路図、図2は本発明のEEPROMの消去/書込み信
号のタイミングを示す波形図、図3は本発明の第1の実
施の形態の構成要素であるデータ比較回路の回路図、図
4は前記データ比較回路の信号を示す波形図、図5は本
発明の第1の実施の形態の構成要素であるタイミング制
御回路の回路図、図6は前記タイミング制御回路の信号
を示す波形図である。
【0021】図1を参照すると、本実施の形態のEEP
ROMは、メインメモリ10を有する記憶手段と、劣化
状況を検出するために使用する予備メモリ20と、その
周辺回路として、検出時に信号を増幅させるセンスアン
プ32と、予備メモリ20に対して書込みを行うデータ
書込み回路33と、書込み時及び検出時のソース電圧を
制御する電圧制御回路19と、前記データ書込み回路3
3と前記電圧制御回路19とに各々高電圧を供給する高
電圧制御回路18と、検出時に読出し値と書込み値とを
比較して異なる場合に警報信号を発するデータ比較回路
31とを具備する。
【0022】なお、A0、A1、・・・、A10はアド
レス入力端子、PRはプリチャージ信号prechの入
力端子、RDは読出し信号readの入力端子、WRは
書込み信号write入力端子、ERは消去信号era
se入力端子、DIOはデータ信号data入出力端
子、ALは警報信号alarm出力端子である。
【0023】本発明のEEPROMのアドレス入力端子
A0、A1、・・・、A10は、各々アドレスバッファ
9を介してデコーダ回路5、及び6に接続されている。
デコーダ回路6は、アドレス入力端子A4、A5、・・
・、A10より入力されたアドレスによってワード線2
1,22、・・・、24の内の1本を選択状態とし、他
を非選択状態とする。
【0024】ワード線21、22、・・・、24は、各
々メモリセルの制御ゲートに接続されている。前記デコ
ーダ回路5は、前記アドレス入力端子A0、A1、・・
・、A3を入力とし、出力はマルチプレクサ4への入力
となっている。マルチプレクサ4は前記デコーダ回路5
の出力を入力とし、ビット線11、12、・・・、14
の内の1本を選択状態とし、他の非選択状態とする。
【0025】EEPROMの記憶部分であるメインメモ
リ10は、第1のメモリセル101、102、・・・、
104、第1のメモリセル111,112、・・・、1
14、・・・、第1のメモリセル131、132、・・
・、134より構成されている。EEPROMの記憶部
分である予備メモリ20は、第2のメモリセル209、
219、・・・、239より構成される。メインメモリ
10はn個のセルで1ブロックを構成している。
【0026】この例では1アドレスで1ブロックを形成
しており、第1のメモリセル101、102、・・・、
104で1ブロックを構成する。予備メモリ20は、メ
インメモリ10のブロックに対応するメモリセルによっ
て構成されており、例えば、第2のメモリセル209
は、メインメモリ10の第1のメモリセル101、10
2、・・・、104と共通のワード線上に、第2のメモ
リセル219は、メインメモリ10の第1のメモリセル
111、112、・・・、114と共通のワード線上に
それぞれ配置されている。
【0027】ワード線21が選択状態になる時、メイン
メモリ10の第1のメモリセル101、102、・・
・、104が選択状態になると共に、予備メモリ20の
第2のメモリセル209も選択状態になる。第1のメモ
リセル101、102、・・・、104が消去される場
合は第2のメモリセル209も同時に消去され、第1の
メモリセル101、102、・・・、104、及び、第
2のめもりせる209の内容は全て0になる。又、第1
のメモリセル101、102、・・・、104にデータ
を書込む場合、セルの内容を1にする必要のあるメモリ
セルに対してのみ書込みが行われるが、このとき第2の
メモリセル209には必ず1が書込まれる。
【0028】従って、第1のメモリセル101、10
2、・・・、104の全てのセルに0を書込む場合、第
1のメモリセル101、102、・・・、104の何れ
のセルにも書込み動作は行われないが、この場合でも第
2のメモリセル209には必ず1が書込まれる。このよ
うにすれば、ワード線21上のメモリセルの中で、常に
1が書込まれる第2のメモリセル209に対しての消去
/書込みの回数がいちばん多くなるので、第2のメモリ
セル209がいちばん使用条件の厳しいセルとなる。
【0029】さらに、第1のメモリセル101、10
2、・・・、104の何れかのデータを読出す場合に
は、同時に第2のメモリセル209のデータの読出しも
行い、セル内容に1が保持されているかどうかをみるこ
とによって劣化状況の検出をする。
【0030】予備メモリ20の中の各メモリセルは、同
一ワード線上のメインメモリ10の各メモリセルに書込
みの動作が発生する度に必ず1が書込まれるため、同一
ワード線上ではいちばん劣化が進むことになり、メイン
メモリ10と予備メモリ20に対する消去/書込みの条
件を等しくした場合でも、予備メモリ20によって劣化
状況の確認が可能である。
【0031】メインメモリ10に属する各メモリセルの
中で、書込みの度に必ず1が書込まれるメモリセルがあ
る場合、同一ワード線上に属する予備メモリと劣化の進
み具合が等しくなるが、これは予備メモリ20に対する
書込みの条件を、メインメモリ10に対する書込みの条
件よりも厳しく設定することにより、予備メモリ20に
属するメモリセルの使用条件を厳しくすることが可能で
ある。
【0032】端子ERと端子WRはそれぞれ消去信号e
raseと書込み信号writeの入力端子であり、メ
インメモリ10の消去/書込みタイミングを制御する信
号である。
【0033】予備メモリ20の消去/書込みのタイミン
グは、消去信号eraseと書込み信号writeをタ
イミング制御回路34によってタイミングを変更した信
号erase’、及び、write’によって制御す
る。端子RDと端子PRはそれぞれ読出し信号read
とプリチャージ信号prechの入力端子であり、読出
し信号readによってデータの読出しモードを制御
し、プリチャージ信号prechによってデータの読出
しモードを制御し、プリチャージ信号prechによっ
て指定したアドレスからデータを読出すタイミングを制
御する。読出したデータは入出力バッファ1を通して端
子DIOから出力され、同時に予備メモリ20の劣化状
況の検出でエラーが発生した場合には、端子ALから警
報信号alarmが出力される。
【0034】次に、本発明の第1の実施の形態のEEP
ROMの動作を説明する。
【0035】データを書込む場合を説明する。ここでは
先頭ブロックである第1のメモリセル101、102、
・・・、104に書込みを行う場合を例にとる。
【0036】初めにブロックに書込まれているデータを
消去する。ER端子より消去信号eraseが入力され
ることにより、メインメモリ10の第1のメモリセル1
01、102、・・・、104の保持内容が消去され、
同時に予備メモリ20の第2のメモリセル209の保持
内容が消去される。
【0037】次に、データの書込みを行う。書込みを行
うメモリセルは消去により全て0になっているので、書
込みはデータを1にするメモリセルに対してのみ行われ
る。WR端子より書込み信号writeが入力されるこ
とにより、ブロックにデータが書込まれる。このとき予
備メモリ20のメモリセルに対しては、常に1を書込む
ように設定しておく。なお、消去/書込み時間に関して
は、タイミング制御回路34を通すことによって、図2
に示したようにメインメモリ10と予備メモリ20で波
形のタイミングを変える。
【0038】消去時は、メインメモリ10に対しては消
去信号eraseにより5ms、予備メモリ20に対し
ては消去信号erase’により6ms、書込み時は、
メインメモリ10に対しては書込み信号writeによ
り5ms、予備メモリ20に対しては書込み信号wri
te’により4msというように設定する。
【0039】こうすることにより、消去/書込み時間の
合計は等しいまま、予備メモリに対する書込み条件の方
を厳しく設定することが出来る。メインメモリ10も予
備メモリ20も同じ様に劣化していくので、メインメモ
リ10よりも先に、書込み条件が厳しい予備メモリ20
に対する書込みが出来なくなる。図5は前記タイミング
制御回路の一例で、カウンタを用いることによって予備
メモリ20に対する消去/書込み信号のタイミングを制
御する。
【0040】読出しはブロック毎ではなくアドレスを指
定して行うが、例えば、前記先頭ブロックに属するアド
レスのデータを読出す場合、対応する予備メモリ20の
第2のメモリセル209に書込んであるデータを読出
し、データが1ではなかった場合、警報信号を発するよ
うにする。
【0041】これは、予備メモリ20に対して正常に書
込み動作を行えなくなった時点では、メインメモリ10
の劣化もかなり進んでおり、寿命がつきることが容易に
推測されるからである。
【0042】図3は読出しの際に使用されるデータ比較
回路31の一例である。このデータ比較回路31は、読
出し信号readが1になっている間のみプリチャージ
信号prechを入力し、前記プリチャージ信号pre
chが立下がることによって指定したアドレスのデータ
を読みにいき、それと同時に、読みにいくアドレスに対
応した予備メモリ20のデータをチェックする。
【0043】波形41は図3の点Aの箇所の波形、同様
に、42、43、44、45はそれぞれ点B、C、D、
Eの箇所の波形である(図4参照)。
【0044】点Aに於ける信号は、読出し信号read
が0の場合には常に0、読出し信号readが1の場合
にはプリチャージ信号prechと等価になる。点B、
点C、点Dの信号は、それぞれの手前から半周期遅れる
ので、これによって得られた1周期半遅れの信号と、プ
リチャージ信号prechとをNAND47の入力と
し、この出力信号を使って予備メモリ20から読出され
たデータをチェックするタイミングを合わせる。予備メ
モリ20から正常にデータが読出されなかった場合に
は、警報信号として、端子ALに1が出力される。
【0045】このようにして、メインメモリ10に対し
て消去/書込み動作が起こったとき、同時に予備メモリ
20に対し、より厳しい条件で書込みを行い、読出し時
に予備メモリに保持されているデータを確認することに
より、メインメモリ10が正常に動作しなくなる以前に
寿命がつきることを判断出来る。
【0046】次に、本発明の第2の実施の形態について
図7を参照して説明する。本発明のEEPROMは、予
備メモリ20の使用条件をメインメモリ10の使用条件
よりも厳しくすることによって実現している。従って、
使用開始前に、予備メモリ20に対して消去/書込み
を、例えば、5千回程度行っておくことによって、予備
メモリ20がメインメモリ10よりも劣化が進んだ状態
になるので、予備メモリ20に対する消去/書込み時間
とメインメモリ10に対する消去/書込み時間を全く同
じにしても、同様の効果が得られる。予備メモリ20の
みに消去/書込みを行う場合、入力端子SELよりセレ
クト信号selectを入力してゲート入力を切替え
る。
【0047】
【発明の効果】以上の説明により、本発明の第1の効果
は、書込み回数を固定する従来方法に比べ、個々のメモ
リセルの特性に合わせた使用が出来るという点である。
その理由は、メインメモリに消去/書込みを行う度に、
対応する予備メモリを消去し、且つ、1を書込むので、
予備メモリの劣化状態はメインメモリの劣化状態の最悪
のメモリセルと同等、又はそれよりも劣化している状態
になっているため、予備メモリの劣化状態を検出するこ
とによってメインメモリの劣化状態を判断出来るからで
ある。
【0048】本発明の第2の効果は、必要になる余分な
メモリの数が少なくて済むという点で、その理由は、カ
ウンタとして用意する場合には、書込むブロック毎に1
0数ビットは必要になるが、本発明のメモリセルの特性
を検出する用途としては、ブロック毎に1個用意すれば
充分だからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の不揮発性半導体記
憶装置を示す回路図である。
【図2】メモリに対して消去/書込みを行う場合のタイ
ミング波形図である。
【図3】第1の実施の形態のデータ比較回路の回路図で
ある。
【図4】第1の実施の形態のデータ比較回路のタイミン
グ波形図である。
【図5】第1の実施の形態のタイミング制御回路の回路
図である。
【図6】第1の実施の形態のタイミング制御回路のタイ
ミング波形図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図8】メモリセルの消去/書込みスピードの経時変化
を示す特性図である。
【図9】従来のカウンタを用いた回路の回路図の一例で
ある。
【符号の説明】
1 入出力バッファ 2,32 センスアンプ 3,33 データ書込み回路 4 マルチプレクサ 5,6 デコーダ回路 7,18 高電圧制御回路 8,19 電圧制御 9 アドレスバッファ 10 メインメモリ 11〜15 ビット線 16 カウンタ用メモリ 17 カウンタ制御部 20 予備メモリ 21〜24 ワード線 31 データ比較回路 34 タイミング制御回路 41 点Aに於ける波形 42 点Bに於ける波形 43 点Cに於ける波形 44 点Dに於ける波形 45 点Eに於ける波形 46,81 インバータ 47,59 NAND 48,71〜75 トランスファゲート 51 点fに於ける波形 52 点gに於ける波形 53 点hに於ける波形 54 点jに於ける波形 55 点kにおける波形 56 SRフリップフロップ 57 カウンタ 58 OR 60 AND 101〜134 第1のメモリセル 209〜239 第2のメモリセル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 16/00 - 16/34 G11C 29/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的に書換えが可能な第1の半導体記
    憶素子と、前記第1の半導体記憶素子に対し選択的に書
    込み/読出しが可能な第1の記憶手段と、前記第1の記
    憶素子と同様な工程で形成し、前記第1の記憶素子の劣
    化状況を検出するための第2の半導体記憶素子と、前記
    第2の半導体記憶素子に対し選択的に書込み/読出しが
    可能な第2の記憶手段と、前記第2の半導体記憶素子に
    記憶されている値と前記第2の半導体記憶素子に記憶さ
    せる値とを比較するデータ比較手段と、前記第1の記憶
    手段の入力となる第1の書込み信号および第1の消去信
    号のそれぞれのパルス幅を各々可変させ、前記第2の記
    憶手段の入力となる第2の書込み信号および第2の消去
    信号を生成するタイミング制御手段とを備え、前記第1
    の書込み信号および前記第1の消去信号のそれぞれのパ
    ルス幅の合計と、前記第2の書込み信号および前記第2
    の消去信号のそれぞれのパルス幅の合計とを等しくし、
    前記第2の半導体記憶素子に対し常に”1”レベルを書
    き込み、前記第2の半導体記憶素子に対する書き込み条
    件を前記第1の半導体記憶素子に対する書き込み条件よ
    り厳しい設定とすることを特徴とする不揮発性半導体記
    憶装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の書込み信号のパルス幅が、前
    記第1の書込み信号のパルス幅に対して小さいことを特
    徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の消去信号のパルス幅が、前記
    第1の消去信号のパルス幅に対して大きいことを特徴と
    する請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の半導体記憶素子に対してのみ
    消去/書込みを行うためにゲート入力を切替える手段を
    備えたことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体
    記憶装置。
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