JP3188439B1 - プロセスカートリッジの再生産方法 - Google Patents

プロセスカートリッジの再生産方法

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Abstract

【要約】 【課題】 プロセスカートリッジの簡易な再生産方法を
提供する。 【解決手段】 現像ローラ9cと現像フレーム12のあ
ご部12h間を封止してあるオリジナルシール12s2
の外側に追加シール12s6を設ける。これによってト
ナーシールを再取り付けすることなくトナーを封止でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロセスカートリ
ッジの再生産方法に関する。
【0002】ここでプロセスカートリッジとしては、帯
電手段、現像手段またはクリーニング手段と、電子写真
感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッ
ジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするものをい
う。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少な
くとも1つと電子写真感光体とを一体的にカートリッジ
化して画像形成装置本体に着脱可能とするものである。
更に、少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体的
にカートリッジ化して装置本体に着脱可能とするものを
いう。
【0003】また画像形成装置としては、例えば電子写
真複写機、電子写真プリンター(例えば、LEDプリン
ター、レーザービームプリンター等)電子写真ファクシ
ミリ装置、及び電子写真ワードプロセッサー等が含まれ
る。
【0004】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置においては、像担持体及び前記像担持体
に作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化し
て、このカートリッジを画像形成装置本体に着脱可能と
するプロセスカートリッジ方式が採用されている。この
プロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナン
スをサービスマンによらずにユーザー自身で行うことが
できるので、格段に操作性を向上させることが出来た。
そこでこのプロセスカートリッジ方式は、画像形成装置
において広く用いられている。
【0005】このようなプロセスカートリッジにおいて
は、現像剤を用いて記録媒体に画像を形成するものであ
る。そこで、画像形成を行うに従って現像剤を消費す
る。そして、プロセスカートリッジを購入した使用者に
とって満足できる品質の画像を形成することが出来なく
なる程度まで現像剤が消費された際に、プロセスカート
リッジとしての商品価値を喪失する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来、現像剤が消費さ
れて商品価値の喪失したプロセスカートリッジを再び商
品化することができる簡易なプロセスカートリッジの再
生産方法の実現が望まれていた。
【0007】本発明の目的は、簡易なプロセスカートリ
ッジの再生産方法を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、プロセスカートリッ
ジを運搬する際等に、プロセスカートリッジの外部へ現
像剤が漏れ出ることを防止することのできるプロセスカ
ートリッジの再生産方法を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、使用者にとって満足
できる品質の画像を形成することができなくなる程度ま
で現像剤が消費されて、プロセスカートリッジとしての
商品価値を喪失したプロセスカートリッジを再び商品化
することのできるプロセスカートリッジの再生産方法を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】主要な本発明は請求項と
対応する番号を付して示せば以下のとおりである。
【0011】本出願に係る第1の発明は電子写真感光体
ドラムを支持する第1ユニットと、現像ローラを支持す
る現像フレームと、現像ローラによって現像に用いられ
る現像剤を収納する現像剤収納部と、現像剤収納部に収
納されている現像剤を現像ローラへ供給するための現像
剤供給開口とを有する第2ユニットと、が互いに回動可
能に結合されており、電子写真画像形成装置本体に着脱
可能なプロセスカートリッジの再生産方法において、 (a)第1ユニットと第2ユニットとを分離するユニッ
ト分離工程と、 (b)分離された第2ユニットに取り付けられている現
像ローラを取り外す現像ローラ取り外し工程と、 (c)現像ローラと、現像フレームとの間から現像剤が
漏れるのを防止するために、現像フレームの長手方向に
沿って現像フレームに予め取り付けられているオリジナ
ルシールに沿って追加シールを取り付ける追加シール取
り付け工程と、 (d)分離された第2ユニットの有する現像剤収納部に
現像剤を再充填する現像剤再充填工程と、 (e)分離された第2ユニットに現像ローラを再度取り
付ける現像ローラ再取り付け工程と、 (f)第1ユニットと第2ユニットとを再度結合するユ
ニット再結合工程と、を有し、プロセスカートリッジを
使用する際にトナーシールを除去することによって開封
された現像剤供給開口にトナーシールを再び取り付ける
ことなく再生産を可能とすることを特徴とするプロセス
カートリッジの再生産方法である。
【0012】
【発明の実施の形態】まず、本発明の実施の形態の画像
形成装置及びプロセスカートリッジの全体構成について
説明し、次にプロセスカートリッジの組立方法を説明す
る。そして最後にプロセスカートリッジを分解再組立す
る際の工程及び組立てられたプロセスカートリッジにつ
いて説明する。なお、プロセスカートリッジBの短手方
向とは、プロセスカートリッジBを装置本体14へ着脱
する方向であり、記録媒体の搬送方向と一致している。
またプロセスカートリッジBの長手方向とは、プロセス
カートリッジBを装置本体14へ着脱する方向と交差す
る方向(略直交する方向)であり、記録媒体の搬送方向
と交差(略直交)し、記録媒体の表面に平行している。
【0013】図1は本発明の実施の形態を適用した電子
写真画像形成装置(レーザービームプリンター)の構成
説明図。また図2〜図6は本発明の実施の形態を適用す
るプロセスカートリッジに関する図面である。図2はプ
ロセスカートリッジの側断面図、図3はその斜視図、図
4はその一部分解斜視図、図5は一部分解左側面図、図
6は一部分解右側面図である。なお、プロセスカートリ
ッジBの上面とは、プロセスカートリッジBを装置本体
14へ装着した状態で上方に位置する面であり、下面と
は下方に位置する面である。また、プロセスカートリッ
ジBの左右とはプロセスカートリッジBを装置本体14
へ装着する方向を上から見ての左右である。
【0014】先ず、図1を用いて、本発明の実施の形態
を適用する電子写真画像形成装置としてのレーザービー
ムプリンターAについて説明する。また図2にプロセス
カートリッジBの側断面図を示す。このレーザービーム
プリンターAは、図1に示すように、電子写真画像形成
プロセスによって記録媒体(例えば、記録紙、OHPシ
ート、布等)に画像を形成するものである。そしてドラ
ム形状の電子写真感光体(以下感光体ドラムと称す)
に、現像剤(以下トナーと称す)によって可視画像(以
下トナー像と称す)を形成する。詳しくは、帯電手段に
よって感光体ドラムに帯電を行い、次いでこの感光体ド
ラムに光学手段から画像情報に応じたレーザー光を照射
して前記感光体ドラムに画像情報に応じた潜像を形成す
る。そしてこの潜像を現像手段によって現像してトナー
像を形成する。そして前記トナー像の形成と同期して、
カセット3aにセットした記録媒体2をピックアップロ
ーラ3b、レジストローラ対3eで搬送する。次いで、
プロセスカートリッジBの有する前記感光体ドラムに形
成したトナー像を転写手段としての転写ローラ4に電圧
を印加することによって記録媒体2に転写する。その後
トナー像の転写を受けた記録媒体2を搬送ガイド3fで
定着手段5へと搬送する。この定着手段5は駆動ローラ
5c及びヒータ5aを内蔵する定着ローラ5bを有す
る。そして通過する記録媒体2に熱及び圧力を印加して
転写されたトナー像を定着する。そしてこの記録媒体2
を排出ローラ対3gで搬送し、反転経路3jを通して排
出トレイ6へと排出する。この排出トレイ6は画像形成
装置Aの装置本体14へプロセスカートリッジBを着脱
するための開口部を開閉する開閉部材35の上面に設け
られている。本実施の形態においては、前記ピックアッ
プローラ3b、レジストローラ対3e、搬送ガイド3
f、排出ローラ対3gによって搬送手段3を構成してい
る。
【0015】一方、前記プロセスカートリッジBは、図
2に示すように、外周に感光層7eを有する感光体ドラ
ム7を回転し、その表面を帯電手段である帯電ローラ8
への電圧印加によって一様に帯電する。次いで光学系1
からの画像情報に応じたレーザービーム光Lを露光開口
部1eを介して感光体ドラム7へ照射して潜像を形成す
る。そしてこの潜像をトナーを用いて現像手段9によっ
て現像(可視化)する。すなわち、帯電ローラ8は感光
体ドラム7に接触して設けられており、感光体ドラム7
に帯電を行う。なお、この帯電ローラ8は、感光体ドラ
ム7に従動回転する。また、現像手段9は、感光体ドラ
ム7の現像領域へトナーを供給して感光体ドラム7に形
成された潜像を現像する。なお光学系1は不図示のレー
ザーダイオード、ポリゴンミラー、レンズ及び反射ミラ
ー1dを有している。
【0016】ここで、前記現像手段9は、トナー容器1
1A内のトナーをトナー送り部材9bの回転によって、
現像ローラ9cへ送り出す。そして、固定磁石を内蔵し
た現像ローラ9cを回転させると共に、現像ブレード9
dによって摩擦帯電電荷を付与したトナー層を現像ロー
ラ9cの表面に形成し、そのトナーを感光体ドラム7の
現像領域へ供給する。そして、そのトナーを前記潜像に
応じて感光体ドラム7へ転移させることによってトナー
像を形成して可視像化する。ここで現像ブレード9d
は、現像ローラ9cの周面のトナー量を規定するもので
ある。またこの現像ローラ9cの近傍には、現像室内の
トナーを循環させるトナー撹拌部材9eを回転可能に取
り付けている。
【0017】そして転写ローラ4に前記トナー像と逆極
性の電圧を印加して、感光体ドラム7に形成されたトナ
ー像を記録媒体2に転写した後に、クリーニング手段1
0によって感光体ドラム7上の残留トナーを除去する。
ここでクリーニング手段10は、感光体ドラム7に当接
して設けられた弾性クリーニングブレード10aによっ
て感光体ドラム7に残留したトナーを掻き落として廃ト
ナー溜め10bへ集める。ここでトナー掻き寄せ部材1
0cはクリーニングブレード10aが掻き落とした除去
トナーを除去トナー溜め10bの奥側へ送るものであ
る。
【0018】尚、プロセスカートリッジBは、トナーを
収納するトナー容器(トナー収納部)11Aを有するト
ナーフレーム11と現像ローラ9c等の現像手段9を保
持する現像フレーム12とを結合する。そしてこれに感
光体ドラム7、クリーニングブレード10a等のクリー
ニング手段10及び、帯電ローラ8を取付けたクリーニ
ングフレーム13を結合して構成し、この結合体をカー
トリッジカバー15で覆っている。そしてこのプロセス
カートリッジBは、操作者によって装置本体14に着脱
可能である。
【0019】このプロセスカートリッジBには画像情報
に応じた光を感光体ドラム7へ照射するための露光開口
部1e及び感光体ドラム7を記録媒体2に対向するため
の転写開口部13nが設けてある。詳しくは、露光開口
部1eはカートリッジカバー15に設けられており、ま
た、転写開口部13nは現像フレーム12とクリーニン
グフレーム13との間に構成される。
【0020】次に本実施の形態に係るプロセスカートリ
ッジBのハウジングの構成について説明する。本実施の
形態で示すプロセスカートリッジBは、トナーフレーム
11と現像フレーム12とを結合し、これにクリーニン
グフレーム13を回動可能に結合して構成した結合体を
カートリッジカバー15で覆ったハウジング内に前記感
光体ドラム7、帯電ローラ8、現像手段9及びクリーニ
ング手段10等を収納してカートリッジ化したものであ
る。そして、このプロセスカートリッジBを装置本体1
4に設けたカートリッジ装着手段に対して取り外し可能
に装着する。
【0021】{プロセスカートリッジBのハウジングの
構成}実施の形態に係るプロセスカートリッジBは、前
述したようにトナーフレーム11と現像フレーム12及
びクリーニングフレーム13を結合した結合体をカート
リッジカバー15で覆ってハウジングを構成している
が、次にその構成について説明する。
【0022】図2に示すように、トナーフレーム11に
はトナー送り部材9bを回動可能に取り付けてある。ト
ナー送り部材9bはクランク9b1のピン部にスライダ
9b2を係合してある。また現像フレーム12には現像
ローラ9c及び現像ブレード9dを取り付け、更に前記
現像ローラ9cの近傍には現像室内のトナーを循環させ
るトナー撹拌部材9eを回動可能に取り付けている。
又、現像ローラ9cの長手方向と対向して、前記現像ロ
ーラ9cと略平行にアンテナ棒9hが取り付けられてい
る。そして前記トナーフレーム11と現像フレーム12
をカバーフィルム板53を介して溶着して一体的な第二
枠体としての現像ユニットDを構成している。
【0023】また、クリーニングフレーム13には感光
体ドラム7、帯電ローラ8及びクリーニング手段10の
各部材を取り付けている。更にプロセスカートリッジB
を装置本体14から取り外したときに感光体ドラム7を
覆い、これを長時間光に晒される、あるいは異物との接
触等から保護するドラムシャッタ部材18を取り付けて
第一枠体としてのクリーニングユニットC(図5参照)
を構成している。
【0024】そして、上記現像ユニットDと上記クリー
ニングユニットCを回動中心SC(図5、図6参照)に
よって互いに回動可能に結合することによってプロセス
カートリッジBの主要部を構成する。即ち、図8に示す
ように、現像フレーム12の長手方向(現像ローラ9c
の軸線方向)両側にアーム部材19R,19Lが固定さ
れている。アーム部材19R,19Lのアーム部19R
1,19L1の先端には回動軸20R、穴20Lが設け
てある(図11参照)。このアーム部材19R,19L
はクリーニングフレーム13の対向する側板13sの間
に挿入される。一方、クリーニングフレーム13の長手
方向片側には前記回動軸20Rを位置決め係止するため
のU字形凹部21Rが設けてある(図8図示中心線が側
板13sをとおる位置参照)。
【0025】感光体ドラム7と平行でU字形凹部21R
の底の円弧中心をとおる線上に穴21Lが設けてある。
ここで前記凹部21R、穴21Lはクリーニングフレー
ム13の両側板13sに設けてある。この凹部21Rに
前記回動軸20Rを係合し、結合ピン22(図5参照)
をクリーニングフレーム13の側板13sの穴21Lに
圧入してその先端をアーム部19L1先端の穴20Lに
挿入することにより、現像ユニットDとクリーニングユ
ニットCは回動中心SCで回動可能に結合される。この
とき現像ユニットDとクリーニングユニットC間に取り
付けた引張りコイルばね24a,24b(24bは図5
参照)によって現像ユニットDとクリーニングユニット
Cを互いに引き寄せることにより現像ローラ9cと感光
体ドラム7を互いに確実に押し付ける。従って、現像ロ
ーラ9cの長手方向両側に現像ローラ9cよりも大径の
スペーサコロ9i(図11参照)を取り付けることによ
り、このコロ9iが感光体ドラム7に押し付けられ、感
光体ドラム7と現像ローラ9cとが一定間隔(約300
μm程度)をもって対向する。したがって、現像ユニッ
トDとクリーニングユニットCは回動軸20R、結合ピ
ン22を中心にして互いに回動可能である。そこで引張
りコイルばね24a,24bの弾性力によって、感光体
ドラム7の周面と、現像ローラ9cの周面の位置関係を
保持することができる。この引張コイルばね24a,2
4bは感光体ドラム7と現像ローラ9cの対向部と現像
ユニットDとクリーニングユニットCを結合する回動中
心SCを結ぶ線を横切るように設けてある。
【0026】{プロセスカートリッジBのガイド手段の
構成}次にプロセスカートリッジBを装置本体に着脱す
る際のガイド手段について説明する。
【0027】なお、このガイド手段については、図5、
図6に図示している。なお、図5はプロセスカートリッ
ジBを装置本体14に装着する方向(図1の矢印X)に
見た場合(現像ユニットD側から見た場合)の左側の側
面図である。図6は右側の側面図である。
【0028】さて、クリーニングフレーム13の両外側
面には、図に示すように、プロセスカートリッジBを装
置本体14に着脱するときのガイドとなるガイド手段が
設けられている。該ガイド手段は、ガイド部材としての
円筒形ガイド13aで構成されている。
【0029】前記円筒形ガイド13aは、円筒状部材で
あって、クリーニングフレーム13の側面に、感光体ド
ラム7の軸線と同軸に外方に突出して配設されている。
そしてこの円筒状部材は、感光体ドラム7の両端夫々を
支持しているドラム軸7a(感光体ドラム7の中心線上
にある)と一体である(図9参照)。
【0030】この円筒形ガイド13aはクリーニングフ
レーム13の両側板13s部に小ねじ13bにより固定
された支持板13cにかしめられている。この円筒形ガ
イド13a、支持板13cは金属製である。従って、感
光体ドラム7は支持板13c、円筒形ガイド13a(ド
ラム軸7aと一体)を介してクリーニングフレーム13
に支持されている。なお、ドラム軸7aはクリーニング
フレーム13の側板13sに設けられた穴13s1に嵌
合することにより位置決めされている(図9参照)。
【0031】カートリッジカバー15は、現像ユニット
D及びクリーニングユニットCを上方から覆う。カート
リッジカバー15の前後方向(図1の矢印K1,K2方
向)ほぼ中央には、開口部1eが上下方向に貫通してい
る。カートリッジカバー15は現像ユニットDとクリー
ニングユニットC外部側を保護すると共にプロセスカー
トリッジBの取扱いを容易とするものである。
【0032】なお、ここで現像ユニットDはトナーとト
ナー送り部材9bを内蔵したトナーフレーム11と現像
手段9を内蔵した現像フレーム12を一体としたもので
ある。また、クリーニングユニットCは感光体ドラム
7、クリーニングブレード10a等のクリーニング手段
10及び帯電ローラ8をクリーニングフレーム13で支
持したものである。
【0033】カートリッジカバー15はクリーニングフ
レーム13に固定され、現像ユニットDとクリーニング
ユニットCの結合体を上方から覆っている。図4、図
5、図6に示すようにクリーニングフレーム13には長
手方向両側の側板13sに丸穴13e、長穴13fが設
けてある。長穴13fは丸穴13eと長穴13fを結ぶ
直線の方向に長い穴である。
【0034】カートリッジカバー15の長手方向の端板
15aには貫通穴15b,15cが設けてある。貫通穴
15b,15cはカートリッジカバー15を結合した状
態の現像ユニットDとクリーニングユニットCの結合体
にかぶせると、クリーニングフレーム13の丸穴13
e、長穴13fと一致する位置にある。そこで貫通穴1
5bを挿通して小ねじ15dを丸穴13eにねじ込み、
ピン15eを貫通穴15cに圧入して長穴13fに差し
込んである。また、組立を容易にするため、カートリッ
ジカバー15にはプロセスカートリッジBのレーザービ
ームプリンタAへの装着方向でみて前壁15fに下側か
ら上下方向に向って二条のスリットを入れ、その間にフ
ック15gを設けてある。このフック15gはカートリ
ッジカバー15を現像ユニットDとクリーニングユニッ
トCの結合体にかぶせる際にクリーニングフレーム13
の前壁に設けた上下方向へ通ずる条溝13g(図5参
照)に嵌まり先端は外方へたわませられる。そして条溝
13gを通過し終ると、フック15gの先端の逆爪はク
リーニングフレーム13の前壁側下面13iに係止され
る。これによってカートリッジカバー15は条溝13g
にフック15gが係合することによりクリーニングユニ
ットCに対して長手方向、前後方向、上下方向の位置が
定まり、カートリッジカバー15の貫通穴15b,15
cがクリーニングフレーム13の穴13e、長穴13f
に一致することにより組立を容易としている。
【0035】このように構成されたプロセスカートリッ
ジBは、図1に図示するレーザービームプリンターAに
装着される。レーザービームプリンターAは装置本体1
4前側(矢印K1方向)下端の支点35aで枢着された
開閉部材35を備えている。この開閉部材35は、平常
時は閉鎖されており(同図の実線)、プロセスカートリ
ッジBの交換時や、画像形成対象となる紙等の記録媒体
2のジャム処理時等には開放される(同図の二点鎖線)
構成となっている。プロセスカートリッジBは、開放状
態の開閉部材35によって一旦保持される。この開閉部
材35には下方へ向ってブラケット35b,35cが設
けられ、プロセスカートリッジBはブラケット35b,
35cに載置された状態で支持される。
【0036】開閉部材35を閉じることにより、装置本
体14内の所定の位置に設けられた位置決め溝(不図
示)にプロセスカートリッジBの感光体ドラム7の中心
線上に設けた円筒形ガイド13aが嵌まり込むと共にカ
ートリッジカバー15の一部が装置本体14の不図示の
固設部材に支持され、プロセスカートリッジBの位置と
姿勢が定まる。そしてプロセスカートリッジBの位置と
姿勢が定まった際は、開閉部材35は完全に閉り切って
おらず、開閉部材35を全閉すると開閉部材35のブラ
ケット35b,35cのプロセスカートリッジBを支持
している下端部はプロセスカートリッジBから下方へ離
れる。なお、反射ミラー1dは開閉部材35に固定され
ており、開閉部材35が全閉されるとレーザー光Lを感
光体ドラム7の結像位置へ反射可能となる。
【0037】プロセスカートリッジBが装置本体14へ
装着される際に感光体ドラム7の一方端に設けたドラム
ギア7b(図8、図9参照)は装置本体14に設けた不
図示の駆動ギアと噛み合う。これによってプロセスカー
トリッジBは装置本体14から駆動される状態となる。
【0038】帯電ユニットEは図2に示すように軸8a
の周囲に弾性体8a2を一体的に成形した帯電ローラ8
を感光体ドラム7に圧接させるようにしている。このた
め、クリーニングフレーム13に帯電フレーム8Aを固
定し、帯電フレーム8Aの長手方向両端部に設けた平行
するガイド溝8A1に帯電ローラ軸受8bを滑合し、こ
の軸受8bにて帯電ローラ8の軸8aを回転自在に嵌合
する。そして、帯電ローラ軸受8cと帯電フレーム8A
間に圧縮コイルばね8cを縮設してある。
【0039】ここで感光体ドラム7の中心を帯電ローラ
8の中心を結ぶ線は両側のガイド8A1のほぼ2等分位
置にあり、該中心を結ぶ線とガイド8A1は平行してい
る。
【0040】帯電ユニットEのクリーニングフレーム1
3への取り付けは図9に示すようにクリーニングフレー
ム13の一方の側板13sの穴13s3に帯電フレーム
8Aの一方端に設けた図示されないダボを差し込んで、
両側板13s間に帯電フレーム8Aを長手方向に沿って
位置せしめ、他方の側板13sの穴13s2に止め具1
3hのスナップフィット爪13h1を差し込み、不図示
のピンをこの他方の側板13sの穴13s5を挿通して
帯電フレーム8Aの長手方向の一端側の穴に嵌入すると
共に該ピンと平行しているピン13h2を側板13sの
切り込み13s4へ係合する。
【0041】プロセスカートリッジBには着脱動作に連
動して転写開口部13nを開閉するドラムシャッタ部材
18(図6参照)が設けてあり、プロセスカートリッジ
BをレーザービームプリンタAから取り出した時には前
記シャッタ部材18が閉じて感光体ドラム7の転写領域
を保護するようになっている。なお、このシャッタ部材
18は図6に示すように夫々クリーニングフレーム13
に回転自在に支持されたアーム18a、リンク部材18
bの夫々の先端に枢着されて支持されている。ここでア
ーム18a、リンク部材18b、シャッタ部材18、ク
リーニングフレーム13でもって四節連鎖機構を構成し
ている。このシャッタ部材18はシャッタアーム18a
をクリーニングフレーム13に支持する支点18cにお
いて該アーム18aに根本が固定されたレバー23の先
端がプロセスカートリッジBを図5において下方向(開
閉部材35を閉じる方向)に装置本体14へ装着する際
に、装置本体14に固設したストッパ(不図示)に突き
当たることにより開き、装置本体14からプロセスカー
トリッジBを取り出すとねじりコイルばね23aの弾性
力によって閉じるものである。ねじりコイルばね23a
は支点18cに装着され、支点18cを中心にしてシャ
ッタアーム18aを図6において時計方向(シャッタ部
材18を閉じる方向)に付勢している。
【0042】次に、プロセスカートリッジBを装置本体
14から取り出す場合について説明する。
【0043】開閉部材35を支点35aを中心にして上
方へ持ち上げると、ブラケット35b,35cはクリー
ニングフレーム13、カートリッジカバー15の一部を
抱える。そして、円筒形ガイド13aは装置本体14の
位置決めガイド溝(不図示)から離れると共に装置本体
14に支持されていたカートリッジカバー15の一部は
装置本体14の不図示の固設部材から上方へ離れる。開
閉部材35を開いた状態で図1においてプロセスカート
リッジBを右斜め上方に引き上げると、プロセスカート
リッジBは装置本体14から取り外される。なお、装置
本体14から上方へプロセスカートリッジBが移動する
と、ねじりコイルばね23aのばね力でアーム18aは
回動してシャッタ部材18は転写開口13nを閉じる。
【0044】図8に示す通り、感光体ドラム7のはす歯
ドラムギア7bを設けた端部に対して軸線方向他端側に
は、はす歯ギア7nが設けられている。このはす歯ギア
7nは、プロセスカートリッジBが装置本体14に装着
された際に、装置本体14に設けられた転写ローラ4と
同軸のギア(図示せず)と噛合して、転写ローラ4を回
転させる駆動力をプロセスカートリッジBから伝達す
る。なお、ドラムギア7bとはす歯ギア7nはねじれ方
向が互いに反対である。従って感光体ドラム7へは両ギ
ア7b,7nのスラストが同方向にかかるようになって
いる。また、図11に示す9kは現像ローラ9cの軸線
方向一端に設けられたはす歯ギアで、前記はす歯ドラム
ギア7bと噛合して、現像ローラ9cを回転させる駆動
力を前記はす歯ドラムギア7bから伝達される。
【0045】{トナー枠体}図10を用いてトナーフレ
ームについて詳細に説明する。
【0046】トナーフレーム11は1部品によって構成
されている。シールフイルム51を貼り付けたカバーフ
イルム板53をトナーフレーム11に溶着するのに先立
ってトナーフレーム11の内部にトナー送り部材9bを
組み込む。さらに、トナー送り部材9bの端部に係止す
るようにカップリング部材11eを11e1の外側から
組み込む(図10に示す状態)。前記穴11e1はトナ
ーフレーム11の長手方向一側端に設けられている。そ
してこの穴11e1と同じ側に円形のトナーを充填する
ためのトナー充填口11d(図6参照)が設けられてい
る。そこで穴11e1とトナー充填口11dは並んで設
けられている。更にトナーフレーム11にはトナーフレ
ーム11から現像フレーム12へトナーを送るための開
口部11iが設けられており、この開口部11iをふさ
ぐようにシール付のカバーフィルム板53を溶着する。
その後、トナー充填口からトナーを充填し、トナー充填
口11dをトナーキャップ11fでふさいでトナーユニ
ットJとして完成する。トナーキャップ11fはポリエ
チレン、ポリプロピレン等のやわらかい材質で形成され
ており、トナーフレーム11に設けられたトナー充填口
11dに圧入されて抜け止めされる。更にトナーユニッ
トJはカバーフイルム板53を介して後述する現像フレ
ーム12と超音波溶着し、現像ユニットDとなる。ただ
し結合方法としては、超音波溶着に限定されずに、接
着、あるいは弾性力を用いてスナップフィット等で行っ
てもよい。
【0047】なおトナー送り部材9bは直径3mm程度
の棒状の鉄系の材質が用いられたクランク9b1のクラ
ンクピンでスライダ9b2を往復動させる。トナー送り
部材9bはクランク9b1の一方のジャーナルをトナー
フレーム11の開口部11i内に面する長手方向の端板
部分の穴に枢着すると共に他方をカップリング部材11
eに固定してある。
【0048】{トナー枠体の現像枠体との対向部の構
成}図2、図10に示すようにトナーフレーム11の現
像フレーム12との接合部には、トナーフレーム11か
ら現像フレーム12へトナーを送り出す開口部11iが
設けられている。この開口部11iの周囲にはフランジ
部11aが設けられている。このフランジ部11aは一
平面11kを持っている。そしてこの平面11kにはカ
バーフイルム板53が溶着される。このため、フランジ
部11aの表面11kにはカバーフイルム板53をトナ
ーフレーム11に溶着するための突条11hが開口部1
1iを囲繞するように設けてある。
【0049】図13に示すように現像フレーム12のト
ナーフレーム11との対向面は概略一平面12uであ
り、この平面12uの縁には長手方向に三角突条12v
が設けられている。この突条12vは平面12uの中間
部分よりも一段高くした平面12u1上に設けられてい
る。そこでカバーフイルム板53を溶着されたトナーフ
レーム11と現像フレーム12は、カバーフィルム板5
3に現像フレーム12の突条12vを押し当ててその長
手方向に沿って超音波溶着される。
【0050】さて図10に示すようにトナーフレーム1
1に溶着されるカバーフイルム板53には、2個の穴5
3cが設けられている。一方トナーフレーム11のフラ
ンジ11aには2個の穴11cが設けられている。カバ
ーフイルム板53がフランジ11aの表面11kに貼り
付けられるとカバーフイルム板53の穴53cとトナー
フイルム11のフランジ11aの穴11cは一致する。
このカバーフイルム板53には前記開口部11iに対応
する開口部(前記開口部11iより小さい)53bが設
けらている。そして、この開口部53bを塞ぐように、
長手方向に裂け易いシールフイルム51がカバーフイル
ム板53に貼り付けられている。このシールフイルム5
1は、前記開口部53bの4辺の縁に沿って、カバーフ
イルム板53に貼り付けられている。このシールフイル
ム51は開口部53bを開封するために、開口部53b
の長手方向一端で折り返されて、現像フレーム12のト
ナーフレーム11に固定したカバーフイルム板53と対
向する平面の長手方向の端部に貼り付けられた、例えば
フェルトのような弾性シール材54(図12、図13参
照)とカバーフイルム板53間を通って外部へ引き出さ
れている(図12参照)。ただし、図12では分り易く
するため、シールフィルム51とカバーフィルム板53
及び弾性シール材53間は間をあけて図示してある。こ
こで弾性シール材54はカバーフイルム板53に向って
シールフイルム51を押さえ付けている。尚、該シール
材54表面の内部寄りには、図13に示すように摩擦係
数の小さい合成樹脂フイルム状のテープ55が貼り付け
られている。またさらに、このシール材54を貼り付け
た位置と長手方向の反対側の端部において平面12uに
は、弾性シール材56が貼り付けられている(図12、
図13参照)。
【0051】またさらに、トナーフレーム11と現像フ
レーム12を結合する際に、両フレーム11,12の位
置合せを容易にするために、トナーフレーム11のフラ
ンジ部11aには、現像フレーム12に設けた円筒形ダ
ボ12w1、角形ダボ12w2と嵌合する丸穴11r、
角穴11qが設けられている(図10参照)。ここで、
丸穴11rはダボ12w1と密に嵌合し、角穴11qは
ダボ12w2と長手方向に関してラフに係合する。なお
シール材54,56は、短手方向に突条12vを越えて
平面12uに接着されている。また、現像フレーム12
に設けたダボ12fが前述したカバーフイルム板53の
穴53c及びトナーフイルム11の穴11cにゆるく嵌
合している。このダボ11fはシール材54を貫通して
いる。
【0052】トナーフレーム11と現像フレーム12を
結合する際には、トナーフレーム11、現像フレーム1
2は夫々を仕組品として独立に組立る。その後に、現像
フレーム12の位置決め用の円筒形ダボ12w1、角形
ダボ12w2をトナーフレーム11の位置決め用の丸穴
11r、角穴11qに嵌入する。そして、トナーフレー
ム11と現像フレーム12を互いに圧接すると、シール
部材54,56は圧縮され、現像フレーム12の平面1
2uの短手方向両側で長手方向に一体成形で設けた突条
12vがカバーフイルム板53の表面に圧接する。ここ
で、シールフイルム51の通過を規制するために、前記
ダボ12fは、シールフイルム51の幅方向(短手方
向)の両側に設けられている。
【0053】上記状態でトナーフレーム11と現像フレ
ーム12を圧して三角突条12vとカバーフイルム板5
3間に超音波振動を加え、摩擦熱によって前記三角突条
12v及びカバーフイルム板53の三角突条12vが当
接している部分を溶かして両者を溶着する。これによっ
て、現像フレーム12の上下の縁とカバーフイルム板5
3は夫々相手部材と密着状態となり、カバーフイルム板
53の表面と現像フレーム12の対向平面12u間には
周縁が密封された空間ができる。この空間に前記シール
フイルム51が収まる。
【0054】またトナーフレーム11に収納されたトナ
ーを現像フレーム12へ送り出すためには、プロセスカ
ートリッジBの外部へ突出しているシールフイルム51
の端部51a(図12参照)を操作者が手で引くことに
より、シールフイルム51がカバーフイルム板53から
剥離されて開口部53b(11i)が開封され、トナー
をトナーフレーム11から現像フレーム12へ送り出し
可能となる。
【0055】このようにトナーフレーム11と現像フレ
ーム12の対向面が構成されいるので、カバーフイルム
51を引くように力を加えると、カバーフイルム板53
の表面にシールフイルム51が貼り付けられているの
で、シールフイルム51を両フレーム11,12間から
円滑に引き出せる。また、カバーフイルム板53と現像
フレーム12間のシールフイルム51を引き出す引き出
し口にはダボ12fがあって、ダボ12fの間隔は丁度
シールフイルム51を通すように位置決めされている。
そこでシールフイルム51は真すぐに引き出すことがで
きる。
【0056】これらトナーフレーム11、現像フレーム
12及びカバーフイルム板53を形成する材質として
は、プラスチック例えばポリスチレン、ABS樹脂(ア
クリロニトリル/ブタジエン/スチレン共重合体)、ポ
リカーボネイト、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
フェニレンオキサイド等である。
【0057】次に、現像フレームについて、更に詳細に
説明する。
【0058】{現像フレーム}現像フレーム12につい
て、図2、図11、図13を用いて説明する。図11は
現像フレーム12に各部品を組み込む状態を示した分解
斜視図、図13は現像フレーム12のトナーフレーム1
1との対向部を示す斜視図である。
【0059】現像フレーム12には、前述のように現像
ローラ9c、現像ブレード9d、トナー撹拌部材9e及
びトナー残量を検出するためのアンテナ棒9hが組み込
まれる。
【0060】現像ブレード9dは、厚さ1〜2mm程度
の板金9d1にウレタンゴム9d2がホットメルト、両
面テープ等で固定されたもので、現像ローラ9c周面上
のトナー量を規制する。
【0061】現像フレーム12に設けられたブレード取
り付け部としてのブレード突当て平面12iは、平面度
が0.05mm程度に規制されている。そしてこの各平
面12iには、ダボ12i1及びめねじ12i2が設け
られている。平面12i、ダボ12i1、めねじ12i
2は長手方向の両端部にあり左右対称に配設されてい
る。そこで、板金9d1に設けられた穴9d3を前記ダ
ボ12i1に嵌合する。その後、板金9d1に設けられ
たねじ穴9d4を挿通して不図示の小ねじを前記めねじ
12i2にねじ込み、板金9d1を平面12iに固定す
る。なお、現像フレーム12には、板金9d1の上方長
手方向に沿って、トナーの侵入を防ぐため、モルトプレ
ーン等の弾性シール部材12sを貼り付けている。この
シール部材12sはブレード板金9dにより押圧され
る。さらに、この弾性シール部材12sの両端から続い
て現像ローラ9cに沿う円弧面12jまで、弾性シール
部材12s1が貼り付けられている。またさらに、下あ
ご部12hには現像ローラ9cの母線に接する薄片の吹
き出し防止シール12s2が貼り付けられている(図2
参照)。
【0062】ここで、現像ブレード9dの板金9d1の
一端9d1aは略90。に曲げられている。この曲げ部
9dlaはアーム部材19Lに保持されている現像バイ
アス接点12l(図14参照)と接触して、板金9d1
を現像ローラ9cと同電位する。これは、トナー残量検
知用のアンテナ棒9hと現像ローラ9c間の静電容量の
変化によってトナー量を検知するため、その静電容量が
板金9d1の影響を受けて不規則に変化しない様にする
ためである。
【0063】次に、現像ローラユニットGについて説明
する。現像ローラユニットGは、一端側にスリーブフ
ランジ9aを固定された現像ローラ9c、現像ローラ
9c周面と感光体ドラム7周面間の距離を一定にするた
めのスペーサコロ9i、現像ローラ9cを現像フレー
ム12に位置決めするための現像ローラ軸受9j、感
光体ドラム7のアルミニウムAl(エル)製の円筒部と
現像ローラ9cのアルミニウムAl(エル)製の円筒部
がリークしない様に現像ローラ9cの一端部に被せるス
リーブキャップ9o(オー)、このスリーブキャップ9
o(オー)はスペーサコロ9iの一方と一体成形又は嵌
合されている。感光体ドラム7に設けられたはす歯ド
ラムギア7bから駆動を受けて、現像ローラ9cを回転
させるための現像ローラギア9k(はす歯ギア)、現
像ローラ9c端部内に固定されていて、板ばね状の接点
9l(エル)1を有する現像ばね接点9l(エル)、こ
の接点9l(エル)のアーム状とされた接点9l(エ
ル)1は現像バイアス接点12lの円板状電極(不図
示)に摺擦する。現像ローラ軸受9j、ここで一方の
現像ローラ軸受9jはスリーブフランジ9aの現像ロー
ラ9cよりも縮径した軸部に嵌入し、他方の現像ローラ
軸受9jはスリーブキャップ9o(オー)に嵌入してい
る。及び、現像ローラ9c内部に設けられ、トナーを
現像ローラ9c周面上に付着させるためのマグネット9
gでユニット化されている。この現像ローラユニットG
は、現像ローラ軸受9jに設けられた回り止め用の突部
9j1と現像フレーム12の長手方向両側端に設けられ
た凹部12Pを合わせて、円弧面12jに嵌合したアー
ム部材19R,19Lの欠円筒部19aの内周に保持さ
れている。そして、アーム部材19R,19Lを現像フ
レーム12にねじ12d留めして(図5、図6参照)固
定することによって、現像ローラユニットGは現像フレ
ーム12の現像ローラ取り付部に取り付けられる。
【0064】このように本実施の形態においては、現像
ローラ9cを現像フレーム12に取り付けるにあたっ
て、まず現像ローラユニットGを組み立てる。そして組
立てた現像ローラユニットGをアーム部材19R,19
Lを用いて現像フレーム12に取り付ける。これによっ
て、現像ローラ9cを単独で現像フレーム12に取り付
ける場合と比べて、組立て効率が向上する。
【0065】なお現像ローラユニットGの組立ては、次
の工程で行われる。まず、マグネット9gを現像ローラ
9cの中に挿入し、次いで現像ばね接点9l(エル)を
現像ローラ9c内に取り付ける。現像ローラ9cの一側
端にスリーブキャップ9o(オー)を被せる。両端にス
ペーサコロ9iをかぶせる。次いで現像ローラ9cの両
側端にあって、現像ローラ9cを支持する現像ローラ軸
受9jを取り付ける。次いで現像ローラ9cの一側端で
あって、軸受9jの外側に現像ローラギア9kを取り付
ける。そして、現像ローラ9cの現像ローラギア9kが
取り付けられた一側端からは、先端がDカットされたマ
グネット9gの一側端欠円形軸9g1を突出させてい
る。また、現像ローラ9cの他側端からは円柱形状のマ
グネット9gの他端のDカットされた欠円形軸9g2を
突出させている。このようにして、現像ローラユニット
Gを構成している。この欠円形軸9g1,9g2はアー
ム部材19R,19Lに設けたD形穴19b(アーム部
材19Lについては示されない)に嵌合している。
【0066】次に、トナー残量を検知するためのアンテ
ナ棒9hについて説明する。アンテナ棒9hは、図13
に示すようにその一端部がクランク状に曲げられてい
る。クランク部9h1は装置本体14にプロセスカート
リッジBを装着した際、装置本体14に取り付けられて
いるトナー検出接点(不図示)と接触して、電気的に接
続する。現像フレーム12の長手方向の開口部12Pの
対向する端壁には図13に示すようにV溝12kが設け
てある。一方V溝12kはL形の溝12k1で外部へ通
じている。これらの溝12k,12k1にアンテナ棒9
hを嵌め、V溝19kに不図示の栓を接着剤を介して嵌
め込み固定する。このようにアンテナ棒9hはV溝12
k、溝12k1により位置決めして支持される。
【0067】次にトナー撹拌部材9eについて説明す
る。このトナー撹拌部材9eはクランク形状であって、
回転することによって、トナーを撹拌するものである。
そして、トナー容器11Aに収納されているトナーが現
像ローラ9cへ至る経路であって、現像ローラ9c及び
アンテナ棒9h近傍に設けられている。
【0068】まず、トナー撹拌部材9eは、前記アンテ
ナ棒9hの外部へ出ている外部接点部9h1と反対側の
現像フレーム12の側板12Aに設けられた貫通穴12
tからその先端を挿入する。ここで貫通穴12tの直径
はトナー撹拌部材9eのクランク状部が挿通できる大き
さである。次いでこのトナー撹拌部材9eの先端のジャ
ーナルを前記現像フレーム2の側板12Aとは反対側の
側板12Bに設けられた不図示の貫通穴に嵌合する。そ
してこの側板12Bに設けた不図示の貫通穴を、側板1
2Bの外側から側板12Bを熱溶着するか、若しくは小
ねじを捩じ込んでふさぐ。このようにして、撹拌部材9
eを現像フレーム12に挿入後、貫通穴12tに撹拌ギ
ア9m(図16参照)を嵌合する。この際に、図13に
示すようにギア9mの先端の軸方向のスリットとなった
切り欠き部9m1をトナー撹拌部材9eのクランクアー
ム9e2に係合させる。また更に、撹拌部材9eのジャ
ーナル9e1をギア9mに設けた切り欠き部9m1の奥
に設けられた中心穴に嵌合し、トナー撹拌部材9eを現
像フレーム12に支持している。この撹拌ギア9mはア
ーム部材19Rの板状部19cをギア端面に重ねられる
ことで外方へ脱出しないようになっている。
【0069】ここで、前記トナー撹拌部材9eを挿入す
る側の現像フレーム12の側板12Aはトナーフレーム
11と現像フレーム12を結合した際に、トナーフレー
ム11の側面側に延出してトナーフレーム11に取りけ
たトナーキャップ11fと対向してトナーキャップ11
fを覆う。また側板12Aには、嵌合穴12xが設けら
れており、この嵌合穴12xには、トナー送り部材9b
及び撹拌部材9eに駆動力を伝達するためのギアーボッ
クス9qの出力ギアであるトナー送りギア9s(図11
参照)が遊嵌している。このトナー送りギア9sは、ト
ナー送り部材9bの端部に係合しトナーフレーム11に
回転自在に支持されているカップリング部材11e(図
10参照)と連結して、トナー送り部材9bに駆動力を
伝達している。このギアボックス9qは現像フレーム側
板12Aに向って伸びる逆爪付のアーム9q1を側板1
2Aの穴12Aaにスナップフィットで取り付けてあ
る。
【0070】次に、駆動力の伝達について説明する。
【0071】図11に示すようにギアボックス9qに回
転自在に支持される入力ギア9nは現像ローラギア9k
より駆動力の伝達を受けるように現像ローラギア9kと
噛み合う。撹拌ギア9mはギアボックス9qの他の出力
ギア9rと噛み合う。現像ローラギア9kが噛み合って
いるドラムギア7bから駆動力を受けて回転すると入力
ギア9nが回転し、入力ギア9nとギア列でつらなるト
ナー送りギア9sが回転することによりトナー送り部材
9bが駆動力の伝達を受ける。また、出力ギア9rが撹
拌ギア9mを回転し、撹拌部材9eが回転する。
【0072】現像フレーム12の下アゴ部12hの下面
は、記録媒体2例えば記録紙の搬送ガイドを兼ねてい
る。また、剛性を大きくするために、現像フレーム12
は多数のリブ(不図示)で構成している。
【0073】また、図13において、12Pは開口部で
あって、現像フレーム12の長手方向に沿って設けられ
ている。そしてこの開口部12Pは、トナーフレーム1
1と現像フレーム12とをカバーフィルム板53を介し
て結合した状態で、トナーフレーム11の有する開口部
11iとカバーフィルム板53の開口部53bを通じて
対向する。そしてトナーフレーム11に収納されている
トナーを、現像ローラ9cへ供給可能とする。また、こ
の開口部12Pの長手方向全幅に沿って前記撹拌部材9
e及びアンテナ棒9hが取り付けられている。
【0074】又、本実施の形態によれば現像フレーム1
2は、現像ローラ取り付け部、側板12A(ギアボック
ス9q取付部)、現像ブレード取付け部(ブレード突当
て平面12i)、アンテナ棒9h取付け部、撹拌部材取
付け部等を有して一体成形されている。またこの現像フ
レーム12を形成する材質としては、前述したトナーフ
レーム11の材質と同様である。
【0075】{アーム部材}次にアーム部材19R,1
9Lについて説明する。
【0076】アーム部材について図5、図6、図11、
図22を用いて説明する。図11には駆動側に取り付け
られるアーム部材19Rを内側から見た斜視図、反駆動
側のアーム部材19Lを外側から見た斜視図が示されて
いる。
【0077】図11に示す状態から組立てた組立品の現
像ローラユニットGの両側面側からアーム部材19R,
19Lを現像フレーム12に取り付けて現像ユニットD
を完成する。この際にまず現像ローラユニットGは、現
像ローラ9cの外周をシール部材12s1に抱かれた状
態で軸受9jの突部9j1を凹部12pに嵌め込み、ア
ーム部材19R,19Lの欠円筒形部19aが現像フレ
ーム12の円弧面12jに嵌合される。この嵌合により
軸受9jの外周が欠円筒形部19aの内周と嵌合する。
これによって軸受9jはアーム部材19R,19Lを介
して現像フレーム12に支持される。現像バイアス接点
121はアーム部材19Lにスナップフィットで取り付
けられている。アーム部材19R,19Lはその板状部
19cの穴19c1、切り欠き19c2を現像フレーム
12のダボ12g、突起12eにはめ合せ、ねじ穴19
c3を挿通して小ねじ12d(図5参照)を現像フレー
ム12にねじ込み固定されている。
【0078】さらに前記アーム部材19Lには、現像バ
イアス接点121が嵌着されている。即ち、接点121
はアーム部材19Lの図11において背面に設けられた
ダボに切り欠きが圧入することによって取り付けられて
いる。
【0079】現像バイアス接点121の外部接点部12
1cは、プロセスカートリッジBが装置本体14に装着
された状態で、装置本体14に設けられた不図示の現像
接点部材と当接して、装置本体14から現像ローラ9c
へ印加する現像バイアスを受ける。装置本体14から受
けた現像バイアスは、現像バイアス接点121及び現像
ばね接点9l(エル)を介して現像ローラ9cへ印加さ
れる。
【0080】ここでトナー検出接点122は、プロセス
カートリッジBが装着本体14に装着された状態で外部
接点部9h1は、装置本体14に設けられた不図示のト
ナー検出接点部材と電気的に接続している。そこで、現
像ローラ9とアンテナ棒9hとの間に存在するトナー量
の変化に応じて変化する静電容量に応じた電気信号がア
ンテナ棒9hから装置本体14の不図示の接点部材に伝
達される。接点部材に伝達された電気信号が所定の値に
なったことを制御部(図示せず)が検出するとプロセス
カートリッジBの交換報知を行う。
【0081】{電気接点の構成}次に、プロセスカート
リッジBをレーザービームプリンタ本体14に装着した
ときに、両者を電気的に接続するための接点の接続と配
置について図5、図6、図9を用いて更に説明する。
【0082】プロセスカートリッジBには、図に示すよ
うに、複数の電気接点が設けてある。即ち、感光体ド
ラム7を装置本体14との間でアースするために、該感
光体ドラム7と電気的に接続した導電製アース接点11
9(円筒形ガイド13aの一方が兼ねている)、帯電
ローラ8へ装置本体14から帯電バイアスを印加するた
めに、帯電ローラ軸8aと電気的に接続した導電性帯電
バイアス接点120、現像ローラ9cに装置本体14
から現像バイアスを印加するために、現像ローラ9cと
電気的に接続した導電性現像バイアス接点121、ト
ナー残量を検出するために、アンテナ棒9h外部接点部
9h1、の4個の接点がカートリッジ枠体側面(左側
面)から露出するように設けてある。そして前記4個の
接点は、全てカートリッジ枠体の一方側側面に、各接点
間が電気的にリークしない距離を隔てて設けられてい
る。なお、前述したとおり、アース接点119及び帯電
バイアス接点120はクリーニングフレーム13に設け
られており、又、現像バイアス接点121及びトナー残
量検出接点9h1は現像フレーム12(アーム部材19
L)に設けられている。また、前記トナー残量検出外部
接点部9h1は、プロセスカートリッジBが装置本体1
4に装着されたことを装置本体14に検出させるため
の、プロセスカートリッジ有無検出接点を兼ねる。
【0083】前記アース接点119は、感光体ドラム7
のドラム軸7aを導電性の材質にするか、或は、樹脂に
導電材をインサート成形して電気接点としている。本実
施の形態では、ドラム軸7aを鉄等の金属製としてい
る、また。他の接点120,121は厚さが約0.1m
m〜0.3mm程度の導電性の金属材(例えば、ステン
レススチール、燐青銅)をプロセスカートリッジ内部か
ら張り巡らせている。そして、帯電バイアス接点120
はクリーニングユニットCの反駆動側側面から露出し、
現像バイアス接点121及びトナー残量検出接点9h1
は現像ユニットDの反駆動側側面から露出するように設
けられている。
【0084】前記帯電バイアス接点120は水平方向に
おいて、前記アース接点119のほぼ真横であって、前
記帯電ローラ8を支持している帯電フレーム8Aと一体
のアーム8A2端に設けられている(図5参照)。そし
て前記帯電バイアス接点120は、帯電ローラ軸8aと
接触している導電性部材を介して前記帯電ローラ8と電
気的に接続している。
【0085】前記アンテナ棒9hは、現像ローラ9cの
長手方向全長にわたって現像ローラ9cと一定距離を隔
てた位置に設けられている。そして、このアンテナ棒9
hと現像ローラ9cとの間の静電容量は両者間に存在す
るトナー量によって変化する。そこで、この静電容量の
変化を電位差変化として、装置本体14の制御部(図示
せず)によって検出することにより、トナー残量を検出
するものである。
【0086】ここで前記トナー残量とは、現像ローラ9
cとアンテナ棒9hの間に存在するトナー量が、所定の
静電容量を生ずるトナー量である。これによって、トナ
ー容器11A内のトナー残量が、所定の量となったこと
を検出できる。そこで、装置本体14に設けた前記制御
部によって、前記トナー検出接点122を介して静電容
量が第一の所定の値になったことを検出し、トナー容器
11A内のトナー残量が所定の量となったことを判別す
る。装置本体14は、静電容量が前記第一の所定の値と
なったことを検出すると、プロセスカートリッジBの交
換報知を行う(例えば、ランプの点滅、ブザーによる音
の発生)。また、前記制御部、前記静電容量が前記第一
の所定の値よりも小さい第二の所定の値を検出すること
によって、プロセスカートリッジBが装置本体14に装
着されたことを検出する。また、前記制御部はプロセス
カートリッジBが装着されたことを検出しなければ、装
置本体14の画像形成動作を開始させない。即ち、装置
本体14の画像形成動作を開始させない。なおプロセス
カートリッジ未装着の報知を行っても良い(例えば、ラ
ンプの点滅等)。
【0087】{ハウジングの構成}本実施の形態に係る
プロセスカートリッジBは前述したようにトナーフレー
ム11と現像フレーム12及びクリーニングフレーム1
3を結合してハウジングを構成しているが、次にその構
成について説明する。
【0088】図2に示すように、トナーフレーム11に
はトナー容器11Aを形成すると共にトナー送り部材9
bを取り付けている。また現像フレーム12には現像ロ
ーラ9c及び現像ブレード9dを取り付け、更に前記現
像ローラ9cの近傍には現像室内のトナーを循環させる
撹拌部材9eを回動可能に取り付けている。そして前記
トナーフレーム11と現像フレーム12を溶着して一体
的な現像ユニットD(図8参照)を構成している。
【0089】また、クリーニング枠体13には感光体ド
ラム7、帯電ローラ8及びクリーニング手段10の各部
材を取り付け、更に、プロセスカートリッジBを装置本
体14から取り外したときに感光体ドラム7を覆い、こ
れを保護するドラムシャッタ部材18(図5参照)を取
り付けクリーニングユニットC(図8参照)を構成して
いる。
【0090】そして、上記現像ユニットDと上記クリー
ニングユニットCを結合することによってプロセスカー
トリッジBを構成する。この結合方法は、現像ユニット
Dの回動軸20RをクリーニングユニットCの凹部21
Rに嵌め合わせると共にクリーニングユニットCの側板
13sの対向面内に現像ユニットDのアーム部材19
R,19Lの板状部19R1,19L1を嵌め合わせ、
側板13の穴13s4に圧入した結合ピン22の先端を
アーム部材19Lの穴20Lに滑合させる。
【0091】次に図5に示すようにクリーニングフレー
ム13に一体成形して外方への突起としたばね掛け13
yとアーム部材19Lに一体成形して外方へ突起とした
ばね掛け19zとに引張コイルばね24bの両端を係止
する。
【0092】更に、図6に示すように現像フレーム12
の側板12AのプロセスカートリッジBの装着方向で見
て下流側に設けた側板12Aに外方へ向う突起となった
一体成形のばね掛け12zとクリーニングフレーム13
の下面側から長手方向に突出するばね掛け13zとの間
に引張りコイルばね24aを係止してある。上記によっ
て感光体ドラム7と現像ローラ9cの両端のスペーサコ
ロ9iは回動中心SCを中心にして互いに回動して圧接
する。
【0093】また、感光体ドラム7及び現像ローラ9c
の端部には、夫々ドラムギア7b、現像ローラのはす歯
ギア9kが取り付けられ互いに噛合いしており、現像ロ
ーラ9cは感光体ドラム7によって回転駆動される。ま
た、前記結合突部の回動軸20は感光体ドラム7及び現
像ローラ9cのギア噛み合い作用線と、ピッチ点と回動
中心SCを結ぶ直線とのなす角が食い込み側に位置する
ように設けられている。このため、現像ローラ9cを回
転させることによっても現像ユニットDに回転モーメン
トが働き、現像ローラ9cがスペーサコロ9iを介して
感光体ドラム7へ押し付けられる。
【0094】従って、上記プロセスカートリッジBで
は、現像ユニットDの自重、引張りコイルばね24a,
24bの付勢力、及び感光体ドラム7と現像ローラ9c
のギアの回転駆動により、現像ローラ9cがスペーサコ
ロ9iを介して感光体ドラムに押し付けられるため、感
光体ドラム7と現像ローラ9cの間隔が常に一定に保持
され(実施例では約300μm程度)、良好な画質が安
定して出力される。
【0095】[プロセスカートリッジの再生産]トナー
容器11A内のトナーが使い切られると、そのプロセス
カートリッジBは回収され、次のように再生産される。
従って、再生産の対象となるプロセスカートリッジB
は、シールフィルム51は除去されて存在しない。
【0096】[クリーニングユニットと現像ユニットの
分離工程]クリーニングユニットCと現像ユニットDを
分離する前に先ずカートリッジカバー15が取り外され
る。
【0097】はじめに、分解対象となるプロセスカート
リッジBをエアダクト(不図示)内にセットし、エアを
吹き付けて、表面に付着しているトナーや塵埃を除去す
る。
【0098】次に、図3、図5、図6に示すように、カ
ートリッジカバー15の左右の端板15aの穴15bを
挿通して、クリーニングフレーム13の丸穴13eにね
じ込んだ小ねじ15dをドライバで取り外し、同じく端
板で15aの穴15cを挿通してクリーニングフレーム
13の長穴13fに挿入してあるピン15eをラジオペ
ンチ等を用いて引き抜く。次にフック15gの先端を指
先等で外方へ引いた状態でカートリッジカバー15を上
方へ引き上げると、カートリッジカバー15はクリーニ
ングユニットCと現像ユニットDの結合体から取り外さ
れる。なお、ピン15eの頭部は中央に凹部を有するフ
ランジ状に形成されており、このフランジ部を例えばラ
ジオペンチでつかみ、回しながら外側に引き抜く。ピン
15eは、樹脂性で、先端側に係合部を有するが、引き
抜き時にこの係合部や、ラジオペンチでつかんだフラン
ジ部が破損しやすく、再組立時には、新品と交換する。
プロセスカートリッジBをクリーニングユニットCと現
像ユニットDとに分解する工程について以下説明する。
【0099】感光体ドラム7と現像ローラ9cを互いに
加圧するために設けた図5、図6に示す引張りコイルば
ね22a,22bを外す。引張りコイルばね22aにつ
いては現像フレーム12のばね掛け12z、クリーニン
グフレーム13のばね掛け13zから夫々、外す。引張
りコイルばね22bについては、アーム部材19Lに備
えるばね掛け19zとクリーニングフレーム13のばね
掛け13yから夫々外す。取り外した引張りコイルばね
24a,24bは検査をして所定の基準に達していれば
再組立時に再使用する。
【0100】図8、図9に示すU字形凹部21Rからア
ーム部材19Rから外方へ突出しているピン部20Rを
持ち上げて外し、クリーニングユニットCと現像ユニッ
トDを長手方向に相対的に移動して結合ピン22から現
像ユニットDを外す。なお、上記において、結合ピン2
2をラジオペンチ等で引き抜いてから現像ユニットDと
クリーニングユニットCを分離してもよい。
【0101】上述によって、感光体ドラム7を支持する
第1ユニットであるクリーニングユニットCと、現像ロ
ーラ9cを支持する現像フレーム12と、前記現像ロー
ラ9cによって現像に用いられる現像剤であるトナーを
収納する現像剤収納部であるトナー容器11Aを有する
トナーフレーム11と、を有する第2ユニットである現
像ユニットDと、が互いに回動可能に結合されており、
画像形成装置本体14に着脱可能なプロセスカートリッ
ジBの前記第1ユニットと前記第2ユニットとを分離す
るユニット分離工程を終了する。
【0102】[現像ユニットの再生産]現像ユニットの
再生産を説明する前に、図10、図11、図15を参照
して分解前の現像ユニットDの概略構成について説明す
る。既にのべたように現像ローラ9cには、その一方端
に嵌め込まれたスリーブフランジ9aが現像ローラ軸受
9jの1つ9jRによって回転自在に支持されており、
他方端はスリーブキャップ9oが現像ローラ軸受9jL
に回転自在に支持されている。現像フレーム12の現像
ブレード9dが取り付けられて開口部12Pの上縁に装
着されている。また現像ローラ9c内に装備されるマグ
ネット9gの両端に突設した欠円形軸9g1,9g2
は、先端がアーム部材19R,19Lに設けた欠円筒形
の穴19b(図11参照)に嵌合した状態で、これらア
ーム部材19R,19Lはねじ12d止めにより現像フ
レーム12の両端に固定されている。即ち、現像ローラ
9cは、現像ローラ軸受9jR,9jLによって回転可
能に支持され、またマグネット9gの欠円形軸9g1,
9g2の先端がアーム部材19R,19Lによって位置
決めされ保持されている。
【0103】[現像ローラ及び現像ブレードの取外し工
程]アーム部材19R,19Lを外すには現像フレーム
12側の位置決め用ダボ12g、突起12e(図11参
照)に位置決め穴19c1、切り込み12c2を嵌め込
んで、更に別の位置でアーム部材19R,19Lの穴1
9c3(図11参照)を挿通して現像フレーム12にね
じ込み固定してある小ねじ12dを取り外すことによ
り、アーム部材19R,19Lを現像ユニットDの側面
より取り外す。なお前述の如く、上記アーム部材19R
のアーム部19R1の端部には現像フレーム12をクリ
ーニングフレーム13と結合するための回動軸20Rが
一体的にモールド成形されている。ギアボックス9qは
現像フレーム12の側板12Aの穴12Aaから突出し
ているスナップフィット爪となっているアーム9q1を
側板12Aとトナーフレーム11間にラジオペンチ等を
挿入してたわませて該側板12Aから長手方向外側へ引
いて取り外す。
【0104】アーム部材19R,19Lが現像フレーム
12から取り外されると、マグネット9gの両端の欠円
筒形軸9g1,9g2の支持が開放された現像ローラユ
ニットGを軸方向に対して直角方向に取り外す。このと
き現像ローラ軸受9jR,9jLは現像ローラユニット
Gと一体に取り外される。次いで現像フレーム12のブ
レード突当て平面12iに設けためねじ12i2及び対
応する現像ブレード9dのねじ穴9d4に嵌め込んで固
定した不図示のねじを取り外す。そして、現像フレーム
12のブレード突当て平面12iに設けた左右の位置決
めダボ12i1に嵌合する嵌合穴9d3の嵌合を解除し
て現像ブレード9dを現像フレーム12から取り外す。
【0105】シールフィルム51の修復によれば、新品
のプロセスカートリッジと同様の再生産プロセスカート
リッジが出来上がる。本発明ではシールフィルム51の
修復は行わない。シールフィルム51を再度取り付けな
くても、現像ユニットを再組立てした状態でトナーが洩
れないように密封性があれば良い。
【0106】以下にシールフィルムを用いないで現像ユ
ニットからトナーが漏れないように密封を計る方法につ
いてのべる。
【0107】[現像ユニットのフレーム間の密封]トナ
ーフレーム11と現像フレーム12はカバーフィルム板
53を間にして接合されている。シールフィルム51で
トナーフレーム11の開口部11iが封止されている状
態ではトナーは洩れることはない。再生産時にシールフ
ィルムでトナーフレーム11の開口部11iを封止する
ことは、トナーフレーム11及び現像フレーム12を接
合したままで不可能である。
【0108】そこでトナーフレーム11と現像フレーム
12を再利用する場合における現像ユニットの密封性を
計る方法について説明する。ここではトナーフレーム1
1と現像フレーム12との接合部分の密封についてのべ
る。
【0109】図10に示すように、トナーフレーム11
のフランジ部11aのー平面11kには開口部11iを
囲続して突条11hが設けてあり、この突条11hとカ
バーフィルム板53が溶着されているのでトナーフレー
ム11とカバーフィルム板53間からは外部へトナーが
洩れることがない。
【0110】カバーフィルム板53と現像フレーム12
間は図13に示す現像フレーム12の三角突条12vと
カバーフィルム板53が溶着されているので、カバーフ
ィルム板53と現像フレーム12の上下の長手方向にの
びる接合部分からトナーが外部へ洩れることがない。
【0111】カバーフィルム板53は長手方向の両端側
が現像フレーム12に接着されている弾性シール材5
4,56に接している。この弾性シール材54,56は
フエルトのような弾性体で作られており、カバーフィル
ム板53に圧接しているのでプロセスカートリッジBを
装置本体14へ着脱する動作では洩れることはない。し
かし乍ら、物流時に格別な衝撃が加わると、内部のトナ
ーの圧力で外部へ洩れるおそれがあり、このトナーが洩
れることを防止する必要がある。
【0112】[トナーフレーム11と現像フレーム12
の接合部右側の封止]ここでトナーフレーム11と現像
フレーム12の右側面側にはギアボックス9qが配設さ
れている。このギアボックス9qを現像フレーム12か
ら取り外すとトナーフレーム11と現像フレーム12の
接合部右側の封止は可能である。なお、この封止作業は
現像ローラユニットGを現像フレーム12に取り付けた
ままでも行うことができるが、接着性ある封止剤を扱う
ので現像ローラユニットG及び現像ブレード9dを取り
外して行う方がよい。
【0113】図15に示すようにトナーフレーム11の
下部には長手方向外方へ向かって下部フランジ部11g
が一体成形されている。この下部フランジ11gはトナ
ーフレーム11正面のフランジ11a及びトナーフレー
ム11の側板11Asに対して直角方向である。この下
部フランジ部11gと現像フレーム12の側板12Aの
下部に側板12Aと一体に設けた三角形状の下部フラン
ジ部12A2とは板面が平行しており、この間に隙間が
ある。この隙間の外部へ現われている第1の部分は下部
フランジ部12A2の縁12A3とトナーフレーム11
の下部フランジ部11g間である(隙間g1)。
【0114】第2の隙間部分は図18に示すようにトナ
ーフレーム11の下部フランジ部11gの縁11g1と
現像フレーム12の平面12u1の対向部間にある隙間
g2である。ここで、隙間g1とg2は連続しており、
図15の符合g1aと図18の符合g2aの部分でつな
がっている。これらの隙間g1,g2は図19に示すカ
バーフィルム板53を貼り付けてある部分のカバーフィ
ルム板53下端部の外部側の隙間g3部分に隙間でつら
なっている。
【0115】トナーフレーム11と現像フレーム12の
右側上部の接合部分は図16に示すようにトナーフレー
ム11のフランジ部11aと現像フレーム12の平面1
2u1が接合されている部分の内、ダボ12w2の回り
は溶着されていない。この間はカバーフィルム板53の
厚さだけ間隔があいている。この部分は図13に示すよ
うに開口部12Pとは弾性シール材56により密封され
ている。物流過程でトナーが開口部12Pから弾性シー
ル材56部分をとおりぬけるとダボ12w2回りのトナ
ーフレーム11の平面11kと現像フレーム12の平面
12u1間をとおって外部へ出るおそれがある。
【0116】ダボ12w2回りのトナーフレーム11と
現像フレーム12間の隙間について詳細に説明する。
【0117】図19に示すようにトナーフレーム11の
フランジ部11aはトナー容器11Aを構成しているト
ナーフレーム側板11Asから長手方向外方へ出てい
る。この部分にはトナーフレーム11の天板11Acと
同一面から始まる段形のリブ11a1が一体に設けてあ
る。このリブ11a1の段部11a2は現像フレーム1
2の側板12Aの上部角から下方に隙間g3をおいて沿
っている。この段部11a2の上側のリブ11a2は現
像フレーム12の側板12Aの上部に設けた三角形状の
上部フランジ部12A4とは隙間g4が生じている。そ
して、ダボ12w2回りにおけるトナーフレーム11の
フランジ部11aと現像フレーム12の平面12u1と
の間には隙間g5がある。
【0118】図20は図19を反対側から見た斜視図で
ある、現像フレーム12のダボ12w2を設ける平面1
2u1を構成するためのフランジ部12u2は図19に
示すように三角形状の上部フランジ部12A4と直角で
ある。前記隙間g5はダボ12w2回りのフランジ部1
2u2の縁に沿って外部に現われている。この隙間g5
はカバーフィルム板53の厚みとほぼ等しい。ダボ12
w2とダボ12w2が嵌合するトナーフレーム11の長
穴11qとの間に隙間g6がある。隙間g6は隙間g5
に直接通じている。
【0119】図21に示すように現像フレーム12の開
口部12P正面側から長手方向一端側で折曲され側板1
2Aの折曲した根本近くにはトナーフレーム11の側板
11Asから折曲した形のフランジ部11aの縁が接近
しており、直線状に隙間g7ができている。この隙間g
7は現像フレーム12に貼り付けた弾性シール材56
(図13参照)に沿って生じている。この隙間g7は最
初にのべた下部の隙間g1に通じている。
【0120】上述したトナーフレーム11と現像フレー
ム12の接合部分の外部へ現われる隙間g1〜g7部分
はつらなっている。即ち、隙間g1とg2がつうじてい
る。隙間g3とg4とg5とg6がつうじている。そし
て隙間g7の両端は隙間g2,g3につらなる。
【0121】ここで隙間g1〜g7の外部へ現われてい
る縁をデイスペンサーを用いて封止剤SBで封止する。
封止された状態は図22から図25に示される。ここで
用いられる封止剤SBは流動性を有しており隙間g1〜
g7に塗布可能な粘性を有するものである。この封止剤
SBは異なる流動性を有する複数種類の封止剤を用いて
行われる。この用い方は例えば塗工の施工箇所、隙間の
大きさ等により流動性の異なる封止剤を用いる。
【0122】現像フレーム(現像ローラフレーム)12
の長手方向の一端が折曲している折曲部の内側の接合部
分を封止する際には流動性の高い封止剤SBを用いる。
ここで現像フレーム12の折曲部とは側板12Aと平面
12uを構成する長手方向の交叉部で折曲部の内側には
トナーフレーム11のフランジ11aの長手方向の端部
で短手方向に縁が折曲部の内側の隅に接近して沿ってい
る。この部分は既にのべた隙間g7(図21参照)の縁
が現われている。流動性の高い封止剤を用いる理由は隙
間g7の部分はトナーフレーム11の側板11As1と
現像フレーム12の側板12A間がせまく塗布ノズルが
入らないので隙間g7を斜めにした状態で上部から封止
剤を流し込むためである。流動性の高い封止剤の具体的
に適当な流動性の目安としては粘度が25ポアズ(g/
cm・s)程度が良い。
【0123】そして、それ以外の接合部分を封止する際
には隙間g1〜g6に流動性の低い封止剤SBを用いて
封止する。流動性の低い封止剤は封止部を垂直に立てて
も自重では殆ど垂れない程度の粘度である。
【0124】前記封止は、前記両フレーム11,12の
接合部分であって、少なくとも、両フレーム11,12
間が溶着されていない部分について行われる。従って、
隙間g1〜g7の縁には封止剤SBが連続する。
【0125】前記封止は、トナーフレーム11と現像フ
レーム12の接合部分であって、この両フレーム11,
12間が溶着されていない部分、及び、溶着されている
部分にまたがって行われる。この溶着されていない部分
とは三角突条12vが右側端で終る部分のトナーフレー
ム11のフランジ11aがカバーフィルム板53の厚み
だけ離れて現像フレーム12のフランジ部12u2と重
ねられた部分である。これらの溶着されていない部分は
2条の三角突条12v間の両端間を直線状に結んで封止
できればよいがそれは内部のため不可能である。
【0126】前記封止剤SBの塗布は、塗布装置を用い
て行われる。ここで、塗布装置は手動のデイスペンサ
ー、ロボットにより塗布ノズルに所要の軌跡を画かせる
自動塗布装置であってもよい。
【0127】前記封止剤SBは硬化性の高分子材料、又
は、熱可塑性の高分子材料である。前記硬化性の高分子
材料はシリコン系接着剤、前記熱可塑性の高分子材料は
ホットメルトプラスチックである。
【0128】前記封止は、トナーフレーム11と現像フ
レーム12の長手方向の前記一端側とは反対側の他端側
に配置されている接合部分についても行われる。この他
端側は図31に示すようにカバーフィルム板53の外部
側へ露出した面に対して現像フレーム12は上下の縁近
くが溶着されているが、長手方向の端部では短手方向に
ある隙間g8は弾性シール材54(図13参照)で封止
されている。この弾性シール材54はフエルトのような
弾性体であるので物流方法によって内部のトナーがフエ
ルト間を通じて洩れる場合を考慮した場合にはここへ封
止剤SB8を施工する。この封止剤施工方法の内容は前
述したトナーフレーム11と現像フレーム12の他方端
と同様であり、図31に示す隙間g8に図32に示すよ
うに封止剤SB8が施工される。
【0129】上述のように封止剤を施工すると、図1
5、図16に示すトナーフレーム11のフランジ11g
と現像フレーム12の側板12Aの下部フランジ部12
A2間の隙間g1は図22に示すように封止剤SB1で
封止されている。
【0130】図18に示すトナーフレーム11の下部フ
ランジ11gの縁11g1と現像フレーム12の平面1
2u1間の隙間g2は図23に示すように封止剤SB2
で封止されている。この封止剤SB2はSB1とつなが
る。封止剤SB2は隙間gからカバーフィルム板53が
現れている部分にわたって施行する。
【0131】図19に示すトナーフレーム11の長手方
向端部の段部11a2と現像フレーム12の側板12A
の上部を折曲した上部フランジ12A3の根本との間の
隙間g3は図24に示すように封止剤SB3で封止され
ている。
【0132】図19に示すトナーフレーム11のフラン
ジ部11aともつらなるリブ11a1と現像フレーム1
2の側板12Aの上部フランジ12A4間の隙間g4は
図25に示すように封止剤SB4で封止されている。
【0133】図19、図20に示すトナーフレーム11
のフランジ11aの長手方向端部上方の縁と現像フレー
ム12のフランジ12u2の平面12u1との間の隙間
g5は図22、図25に示すように封止剤SB5で封止
されている。
【0134】図19に示すトナーフレーム11の長穴1
1qと現像フレーム12の角形ダボ12w2の間の隙間
g6は図24に示すように封止剤SB6で封止されてい
る。
【0135】図21に示すトナーフレーム11のフラン
ジ11aの長手方向端部の短手方向の縁と現像フレーム
12の側板12Aの折曲部12A1との間には隙間g7
にのぞんで条溝ができる。この条溝に図24に示すよう
に封止剤SB7を施工されている。この条溝は幅が約1
mm程度であるので、この溝幅を埋めることにより隙間
g7も封止される。この封止剤SB7は封止剤SB2と
SB3と連続する。この封止剤SB7を施工されている
部分は既にのべたように塗布ノズルが入り難いので流動
性が高く粘性の低いシリコンボンドが用いられている。
【0136】このように施工された封止剤SB1,SB
2〜SB7〜SB3,SB4,SB5,SB6は連続し
ている。従って、シール材56とカバーフィルム板53
の間から洩れたトナーは封止剤SB1〜SB7で封止さ
れ外部へ洩れることがない。また、シール材54とカバ
ーフィルム板53との間から洩れようとするトナーは封
止剤SB8で封止される。
【0137】[現像フレームと現像ローラ間の密封]現
像フレーム12と現像ブレード9d回り間は長手方向の
シール部材12s、及びその両端の短手方向のシール部
材12s1の一部とブレード板金9d2と圧接してい
る。また現像ローラ9cにウレタンゴム9dが圧接して
密封されている。
【0138】また、現像ローラ9c回りは長手方向の両
端が現像ローラ9cの周方向に沿って前記シール部材1
2s1が接触する。そして現像ブレード9dの上記ウレ
タンゴム9d2が現像ローラ9cの母線に接している。
【0139】ウレタンゴム9d2の長手方向の両端はシ
ール部材12s1に接近している。そしてウレタンゴム
9d2の両端部は図27に示すスポンジシール12s4
によって現像ローラ9cに押圧されている。このスポン
ジシール12s4はシール部材12s1に接し、且つ現
像フレーム12に貼り付けられている。スポンジシール
12s4はウレタンゴム9d2が現像ローラ9cに接触
している部分の背面に弾力で接している。
【0140】ここで現像ユニットDを再生産時は、現像
フレーム12に予め取り付けられているオリジナルシー
ルとしての吹き出し防止シール12s2と現像ローラ9
c間からのトナー洩れを防止するため、吹き出し防止シ
ール12s2対してバックアップシート(追加シー
ル)を設ける。
【0141】この吹き出し防止シール(オリジナルシー
ル)12s2に対する追加吹き出し防止シール12s6
の施工は、現像ユニットDとクリーニングユニットCを
分離した後、少なくとも現像ローラユニットGを取り外
して行うが、ギアボックス9q、現像ブレード9dを外
して行う方が作業性が良い。ここまでのプロセスカート
リッジBの分解手順は既にのべたので、ここではこの分
解手順の説明を省略する。
【0142】図27は現像ユニットDから現像ローラユ
ニットG、ギアボックス9qを取り外した状態を示す正
面図である。なお、アーム部材19R,19Lは現像ロ
ーラユニット9Gを取り外すために先に取り外されてい
る。
【0143】図26は図2のプロセスカートリッジBに
追加吹き出し防止シールを施工した一部拡大図面を併せ
示す図である。現像フレーム12の下あご部12hには
異形Z形鋼型断面を有する補強部材12Cが固定されて
いる。この補強部材12Cは長手方向でシール部材12
s1に達するように配設されている。補強部材12Cの
ウエブ12C2の長手方向全長にわたって貼り付けられ
た吹き出し防止シール12s2は他端側の現像ローラ9
cに平行な長手方向が現像ローラ9cの母線に接触して
いる。吹き出し防止シール12s2の長さはシール部材
12s1に接近するように設けられている。
【0144】図27に示すように吹き出し防止シール1
2s2は長手方向両端部に設けられたスポンジシール1
2s5でもって現像ローラ9cへ押圧されている。スポ
ンジシール12s5はシール部材12s1に接し且つ現
像フレーム12に貼り付けられている。スポンジシール
12s5は吹き出し防止シール12s2が現像ローラ9
cに接触している部分の背面に弾力で接している。
【0145】[追加シール取付工程]追加吹き出し防止
シール12s6は厚さ50μm程度で両面テープの片面
を剥がして片面に貼り付けたポリエチレンテレフタレー
ト(PET)等の弾性あるシートが用いられる。
【0146】この追加吹き出し防止シール12s6の長
手方向の長さは両端が夫々シール部材(端部シール)1
2s1の一部に重なる長さである。
【0147】この追加吹き出し防止シール12s6を図
28に示すように補強板金12Cの下部フランジ12C
1に指Fで貼り付ける。すると、図29のようになり、
追加吹き出し防止シール12s6は平板状で長手方向に
沿う上下縁12s7,12s9が平板状の補強板金12
Cの下部フランジ12C1上下の両側へはみ出してい
る。そこで図30に示すように追加吹き出し防止シール
12s6の下縁12s9を下側へ指Fで折り曲げて、図
26に示すように補強板金12Cの下端12C3及び下
あご部12hの下面12h1に追加吹き出し防止シール
12s6を貼り付ける。
【0148】図23、図26は上述のように施工された
下あご部12hの現像ローラ9c部の縦断面図である。
ただし、図23は追加吹き出し防止シール12s6を図
で表現するために示したもので、封止剤施工後に追加シ
ールは施行される。現像ローラ9cが取り付けられてい
ない状態では追加吹き出し防止シール12s6の上縁1
2s7側は補強板金12Cの下部フランジ12C1外側
表面の延長上にある。
【0149】そこで、現像ローラ9cを取り付けた状態
では、追加吹き出し防止シール12s6は現像ローラ9
cの母線に或る幅をもって圧接する。なお現像ローラ9
cに圧接されたこのシール12s6先端12s8は現像
ローラ9cから離れている。
【0150】このようにしてあるため、オリジナルの吹
き出し防止シール12s2と現像ローラ9c間から外部
へ向かって仮に洩れようとするトナーは空間S6(図2
6参照)に入る。空間S6は現像室12aのトナーの圧
力は直接及ばないので、例えば、物流時のトナーがオリ
ジナルシール12s2と現像ローラ9c間をとおりぬけ
ようとする圧力を減圧し、追加吹き出し防止シール12
s6は現像ローラ9cとの間の密封能力を保持できる。
【0151】[現像ユニットの組立]以上のように、封
止剤SB1〜SB8、追加吹き出し防止シール12s6
を取り付けて、トナー容器11A内にトナーを再充填
し、再度プロセスカートリッジBを組立てる。前記プロ
セスカートリッジBの再組立を行うには、前述の分解工
程を逆の手順で行えば良い。即ち、図11に示すよう
に、現像フレーム12のブレード突当て平面12iにブ
レード取付部の板金9d1をねじ止めすることによっ
て、現像ブレード9dを取り付ける。
【0152】次に現像ローラ9cに現像ローラ軸受9j
を嵌合させて現像フレーム12に係止し、該現像ローラ
9cに現像ローラギア9kを嵌め込む等の工程で現像ロ
ーラユニットGを構成する。その後、このユニットGを
開口部12Pを覆うように現像ローラ9cをその両端が
トナー洩れ防止弾性シール部材12s1(端部シール)
に当接するようにセットする。この際、現像ローラ軸受
9j端を現像フレーム12の溝部12pに差し込む。ま
た現像フレーム12の側板12Aにギアボックス9qを
取り付ける。
【0153】次に図10に示すアーム部材19R,19
Lを現像フレーム12の両端部に差し込み、現像ローラ
軸受9jを欠円筒部19aで保持した状態でアーム部材
19R,19Lを現像フレーム12にねじ止めする。
【0154】なお、現像ブレード9d、現像ローラ9c
を取り付けるに先だって、夫々エアー吸引と同時にエア
ー吹き付け等を用いて付着したトナーを清掃し、夫々検
査を行い再使用可能か否かを判断する。検査を行った結
果、その性能が所定の基準を満たさないものについては
適宜新品と交換する。但し開発過程での検討時または再
生産時において統計的に交換が必要である確率が高い場
合には、検査することなしに再生産時に新品と交換する
ことが作業の効率向上になる場合もある。
【0155】[トナー充填工程]次に、トナー容器11
Aにトナーを再充填する。このトナー充填は図33に示
すように開口部12Pを上に、トナー容器11Aが下に
なるようトナーフレーム11と現像フレーム12を結合
したフレームを保持して行う。開口部12Pにロート4
7の先端を差し込み、ロート47にトナーボトル48か
らトナーtを落とし込む。なお、ロート状の本体中にオ
ーガを備えた定量供給装置を用いると、トナーの再充填
を効率良く行うことができる。
【0156】[現像ユニットとクリーニングユニットを
結合し、カバーを付ける工程]次に図8を参照してアー
ム部材19Lの穴20LをクリーニングユニットCの側
板13s(左側)に差し込んである結合ピン22に差し
込み、アーム部材19Rに突設した回動軸20Rをクリ
ーニングユニットCの側板13s(右側)の凹部21R
に嵌め込むようにして現像ユニットDをクリーニングユ
ニットCに組み付ける。なお、分解時に結合ピン22が
ラジオペンチ等で引き抜いた場合は、現像ユニットDの
回動軸20Rを前記凹部21Rに嵌め込み、その後に結
合ピン22をクリーニングユニットCの穴21Lに圧入
すると共にアーム部材19Lの穴20Lに滑入する。
【0157】最後に現像ユニットDとクリーニングユニ
ットCにカートリッジカバー15を嵌めて、分解時と逆
に小ねじ15d、ピン15eを用いてカートリッジカバ
ー15をクリーニングユニットCに固定する。
【0158】追加吹き出し防止シールの施工工程をまと
めると次のようになる。 (1)感光体ドラム7を支持する第1ユニットであるク
リーニングユニットCと、現像ローラ9cを支持する現
像フレーム12と、前記現像ローラ9cによって現像に
用いられるトナーを収納するトナーフレーム11とを有
する第2ユニットである現像ユニットDと、が互いに回
動可能に結合されており、装置本体14に着脱可能なプ
ロセスカートリッジBの再生産方法において、(a)前
記第1ユニットと前記第2ユニットとを分離するユニッ
ト分離工程と、(b)分離された前記第2ユニットに取
り付けられている現像ローラ9cを取り外す現像ローラ
取り外し工程と、(c)前記現像ローラ9cと、前記現
像フレーム12との間からトナーが洩れるのを防止する
ために、前記現像フレーム12の長手方向に沿って前記
現像フレーム12に取り付けられているオリジナルシー
ルである吹き出し防止シール12s2に沿って追加シー
ルであるシール12s6を取り付ける追加シール取り付
け工程とにより追加吹き出し防止シール12s6が施工
される。
【0159】上記の追加吹き出し防止シール12s6は
オリジナルの吹き出し防止シール12s2よりも現像フ
レーム12の外側に設けてある。
【0160】追加シールとしての吹き出し防止シール1
2s6の取り付け工程において、追加吹き出し防止シー
ル12s6は、現像フレーム12に取り付けられている
補強板金12cと現像フレーム12とにまたがって、追
加吹き出し防止シール12s6の短手方向の一端が貼付
されることによって現像フレーム12に取り付けられ
る。
【0161】前記追加シールとしての吹き出し防止シー
ル12s6の取り付け工程において、追加吹き出し防止
シール12s6は、現像ローラ9cの回転による現像ロ
ーラ9cの周面の移動方向に対して、前記オリジナルシ
ールである吹き出し防止シール12s2よりも上流側で
現像ローラ9cに接触するように現像フレーム12に取
り付けられる。
【0162】現像剤再充填工程は、追加シールとしての
吹き出し防止シール12s6の取り付け工程の後に行わ
れる。
【0163】現像ローラ再取り付け工程において、再取
り付けされる現像ローラは新品若しくは再使用された現
像ローラ9cである。
【0164】プロセスカートリッジの再生産方法は、ト
ナー容器11Aに収納されているトナーを現像ローラ9
cへ供給するために設けられた現像剤供給開口部11i
を封止すること無しに行われる。
【0165】[クリーニングユニットの再生産]現像ユ
ニットの再生産時には分離されたクリーニングユニット
Cの再生産が行われる。
【0166】図8に感光体ドラム7、帯電ローラ8、図
には現われないクリーニングブレード10aを取り付け
たクリーニングフレーム13を示す。また図9にクリー
ニングユニットCの分解斜視図を示す。そして、図34
に帯電ローラ8のクリーニングフレーム13への支持構
成を示す。
【0167】図9に示すように、感光体ドラム7は外周
に感光層を有する中空アルミニウム円筒のドラム筒7d
の一方端にフランジ7j、他方端にフランジ7kが夫々
嵌入して接着、かしめ等により固定されている。フラン
ジ7jにはドラムギア7bを有する。フランジ7kは転
写ローラ駆動ギア7nを有する。フランジ7j、7kの
中心穴7j1,7k1を貫通しドラム筒7dへ挿通する
ドラム軸7aは(左側のみ図に現れる右側も同様)クリ
ーニングフレーム13に固定した支持板13cにかしめ
られている。プロセスカートリッジBが画像形成装置本
体14に装着されると、ドラムギア7bは画像形成装置
本体14の不図示の駆動ギアと噛み合い、転写ローラギ
ア7nは転写ローラ4に固定した不図示のギアと噛み合
うものである。また、クリーニングユニットCと現像フ
レームDの結合が完了するとドラムギア7bは現像ロー
ラ9cの現像ローラギア9kと噛み合うものである。
【0168】帯電手段は既にのべたように帯電ユニット
Eとしてクリーニングフレーム13に取り付けられてい
る。帯電ローラ8は図9、図34に示すように金属製の
軸8aの周囲に弾性体8a2即ち中抵抗のゴムローラを
成形したものであり、両端に該軸8aが突出している。
【0169】図34に示すように帯電ローラ8の軸8a
はクリーニング容器13に設けたほぼ帯電ローラ8と感
光体ドラム7の中心を結ぶ線上のガイド溝8A2に滑合
している帯電ローラ軸受8bに回転自在に嵌合してい
る。該ガイド溝8A2の一方端にあるばね座8A3と、
該軸受8b間に縮設された圧縮コイルばね部8cで帯電
ローラ軸受8bは感光体ドラム7に向かって付勢される
ことによって、帯電ローラ8は感光体ドラム7に圧接し
ている。帯電ローラ8は感光体ドラム7に従動回転する
ようになっている。圧縮コイルばね8cは軸受8bに保
持されている。
【0170】なお、帯電ローラ8は金属製の軸8aに接
触する不図示の電極をプロセスカートリッジB外へ導い
て、その電極の外部接点部の帯電バイアス接点120を
画像形成装置本体14の高圧電源に通ずる接点部と電気
的に接続するようにしている。
【0171】クリーニングブレード10aは図9に示す
ように感光体ドラム7の母線に接する弾性体ブレード1
0a1をブレード板金10a2に固着したものである。
図9に示すようにクリーニングブレード10aはブレー
ド板金10a2の長手方向両端の切り込み10a3をク
リーニングフレーム13の突起(不図示)に嵌め込み、
ブレード板金10a2の孔10a3を挿通して不図示の
小ねじをクリーニングフレーム13にねじ込み固定され
ている。
【0172】上記において、クリーニングフレーム13
から感光体ドラム7、帯電ローラ8、感光体ドラム7の
取り外しについてのべる。
【0173】図5、図6に示す支持板13cをクリーニ
ングフレーム13に固定している小ねじ13bを外し、
支持板13cを長手方向外方へ移動すると、ドラム軸7
bはフランジ7r,7kの中心穴7j1,7k1及びク
リーニングフレーム13の側板13sの穴13s1から
引き抜かれる。
【0174】そこでクリーニングフレーム13の側板1
3s間から短手方向に感光体ドラム7を移動すると感光
体ドラム7はクリーニングフレーム13から取り外され
る。
【0175】帯電ローラユニットEは止め具13hのス
ナップフイット爪(夫々上下の片側で逆爪が互いに反対
方向外側を向いて対になっている)13h1をラジオペ
ンチで逆爪を近付けるようにしてクリーニングフレーム
13の側板13sの穴13s2から抜き出すと外し得
る。即ち、帯電ユニットEの右側を持ち上げ右方へ引く
と帯電フレーム8Aの左端面に設けたダボ(不図示)が
クリーニングフレーム13の側板13sの穴13s3か
ら引きぬかれる。
【0176】上述のようにすると、クリーニングブレー
ド10aとスクイシート10b間には開口G(図36参
照)がほぼ長手方向全域にわたり生ずる。
【0177】帯電ローラユニットEが取り外されると帯
電ローラ8を軸直角方向に平行移動して軸受8bをガイ
ド溝8A1に沿って移動して引き出すと、ガイド溝8A
1から軸受8bが帯電ローラ8を伴って取れ外される。
軸8aから軸受8bを抜いて次に圧縮コイルばね8cを
取り外す。
【0178】取り外された感光体ドラム7、帯電ローラ
8、軸受8b、圧縮コイルばね8cは検査の上再利用か
否かを決定し、再利用可能な場合は後述の組立時に再び
クリーニング容器13に組付け、再利用不可能の場合は
新品を用いる。ただし、感光体ドラム7は通常寿命が長
くプロセスカートリッジBのトナーを使い切った状態で
そのまま使用できるのが通常である。
【0179】上述のように、感光体ドラム7、帯電ロー
ラ8、軸受8c等を取り外されたクリーニングフレーム
13中に溜った除去トナーを取り除く。
【0180】図35、図36、図37を用いてクリーニ
ングフレーム13内の除去トナー溜め11bに溜ってい
るトナーの清掃について説明する。
【0181】図35はクリーニングフレームの清掃装置
を示す。この清掃装置70は密閉した筐体70a内にク
リーニングフレーム13をセットし、揺動装置73に担
持された衝撃付与装置77でクリーニングフレーム13
に打撃を与え、吸引装置79でクリーニングフレーム1
3中の除去トナーを吸引する。また、揺動装置73で軸
76bを中心にしてクリーニングフレーム13を揺動す
るものである。
【0182】図36に吸引装置79のエアブロック79
aの詳細図を示す。エアブロック79a全体は、ほぼ中
空に構成されており、クリーニングフレーム13の開口
Gに対面する密着面79gには、噴出口79d及び吸引
口79eの部分を除いて、ほぼ全体にゴム状のシール部
材79bが取り付けられている。エアブロック79aの
内側には、クリーニングフレーム13にエアを吹き込む
ための送気管79cが配設され、該送気管79cの噴出
口79dは、上述密着面79gの長手方向の端部近傍に
開口している。さらにエアブロック79aの内側には、
吸気管79fが配設され、該吸気管79fの吸引口79
eは密着面79gの他方の端部近傍に配設されている。
これら噴出口79d、吸引口79eを有する密着面79
gは、後述の受け台72を介して矢印K3方向に搬送さ
れ、清掃位置M2に配置されたクリーニングフレーム1
3のクリーニングブレード10a及びスクイシート10
dとに密着し、両者の先端の間の開口Gを完全に覆うよ
うに構成されている。その様子を図36の開口G近傍の
二点鎖線で示すシール範囲A1、エア吹込口A2、エア
排出口A3で示す。これらの二点鎖線で示すシール範囲
A1、エア吹込口A2、エア排出口A3は、それぞれ密
着面79g、噴出口79d、吸引口79eに対応する。
このように、吸引装置79は、エアブロック79aに密
着されたクリーニングフレーム13に対し、送気管79
cの基端側から供給した圧縮エアQ1を、エア吹込口A
2に密着された噴出口79dから開口Gを介してクリー
ニングフレーム13内部に送り込んで、(矢印Q2)、
クリーニングフレーム13内の除去トナーを飛散させた
上、エア排出口A3に密着された吸引口79eからクリ
ーニングフレーム13内の空気とともに除去トナーを吸
引し(矢印Q3)、この吸引した除去トナーを基端側に
送り出す(矢印Q4)ように構成されている。
【0183】なお、この際、クリーニングフレーム13
及びエアブロック79aの外部に漏れ出た除去トナー
は、図35に示すように雰囲気吸引口78を介して雰囲
気とともに補助吸引装置(不図示)によって吸引するよ
うにしている。
【0184】つづいて、清掃装置70の構成を示す図3
5及び動作の流れを示すフローチャート図37を中心
に、そして適宜図36を参照しながら、クリーニングフ
レーム13の清掃方法及び清掃装置70の動作について
詳細に説明する。
【0185】まず、清掃装置(掃除機)70の動作を開
始する(S1)。次に、原点位置M1に配置された受け
台72の上面に、清掃対象となるクリーニングフレーム
13を載せる(S2)。カバー70bを閉じると(S
3)、これを検知センサ(ドアスイッチ)70dが検知
し(S4)、不図示のクランプ装置のエアシリンダがオ
ンされて(S5)クリーニングフレーム13の上面が加
圧される。
【0186】これによって、受け台72上の所定位置に
クリーニングフレーム13が受け台72に対してクラン
プされる(S6)。そのピストンロッドが受け台72に
直結されたエアシリンダ75がオンされ(S7)、受け
台72がスライドベース71上を原点位置M1から揺動
装置73中の清掃位置M2に移動し(S8)、クリーニ
ングフレーム13の開口Gが吸引装置79の密着面79
gに密着される(図36参照)。モータ77aがオンさ
れ(S9)、衝撃付与装置77が起動し、モータ77a
の軸に固定したクランクのピン77bがヨーク77cを
ヨーク77cを支持しているピン77dを中心に揺動す
る。ヨーク77cに固定された板ばねのアーム77eの
先端に固定した凸部材77gによるクリーニングフレー
ム13の上面の点P(図36)に対して打撃が開始され
る(S10)。これにより、クリーニングフレーム13
の内壁に付着していた除去トナーを強制的に落下させる
とともに除去トナーを移動しやすいようにする。ロータ
リアクチュエータ76が起動され(S11)、揺動装置
73の揺動台73aが揺動台73aを揺動自在に支持し
ている軸76b(ロータリアクチュエータ76の軸とね
じれギア対(不図示)で結合されている)を中心にして
α=0〜80度の間を1往復する(S12)。ここで揺
動台73aは位置を調節可能なストッパ71a,71b
に当って制止される。吸引装置79の圧縮空気の制止弁
(不図示)が開かれ、(S13,S14)、噴出口79
d(図36参照)から開口Gを介してクリーニングフレ
ーム13内に圧縮空気を吹き込むのと並行して、クリー
ニングフレーム13内の空気を、除去トナーとともに開
口Gを介して吸引口79eから吸引する。これを適宜な
時間だけ継続する。
【0187】揺動台73aを1往復、揺動させる(S1
5)。ロータリアクチュエータ76がオフされ(S1
6)、揺動台73aの水平位置N1が確認された後(S
17)、モータ77aがオフされ(S18,S19)、
衝撃付与装置77によるクリーニングフレーム13の打
撃が終了する。圧縮空気の制止弁が閉じられ(S20,
S21)、エアシリンダ75が復帰方向に付勢されると
(S22)、清掃位置M2にあった受け台72が原点位
置M1に復帰する(S23)。すると、不図示のクラン
プ用エアシリンダがオフされて(S24)、受け台72
に対するクリーニングフレーム13のクランプが解除さ
れる(S25)。つづいて、カバー70bを開放し(S
26)、筐体70a内からクリーニングフレーム13を
取り出し(S27)、このクリーニングフレーム13に
対する清掃作業が完了する。
【0188】上述の清掃工程においては、図37のフロ
ーチャートのS9からS18までの間、衝撃付与装置7
7によるクリーニングフレーム13の打撃は、継続して
行われており、これと並行して、クリーニングフレーム
13の揺動動作、及び除去トナーの吸引が行われてい
る。したがって、クリーニングフレーム13の内壁等に
付着している除去トナーをたたき落とすとともに、開口
Gに向けて、円滑に移動させ、さらに噴出口79dから
吹き出す圧縮空気によってクリーニングフレーム13内
の除去トナーを適宜舞い上がらせ、そして吸引口79e
から吸引する。これら一連の動作によって、クリーニン
グフレーム13内の除去トナーを残すことなく確実に抜
き取ることができる。
【0189】トナーの抜き取りの終了したクリーニング
フレーム13は、クリーニングブレード10aのブレー
ド板金10a2を挿通してクリーニングフレーム13に
ねじ込んである不図示の小ねじを取り外してクリーニン
グブレード10aをクリーニングフレーム13から外
す。次にスクイシート10dをクリーニングフレーム1
3からはぎ取る。その次にクリーニングフレーム13内
の空気を吸引し乍らクリーニングフレーム13内へ圧縮
空気を吹き付けて清掃する。その後、新品のスクイシー
ト10dをクリーニングフレーム13に貼り付ける。そ
して新品のクリーニングブレード10aの切り込み10
a3をクリーニングフレーム13の不図示の位置決め突
起に嵌め込み、ブレード板金10a2の孔10a3を挿
通して不図示の小ねじをクリーニングフレーム13にね
じ込む。
【0190】次に軸8aに圧縮コイルばね8cを取り付
けた軸受8bを嵌合した帯電ローラ8を帯電フレーム8
Aに取り付ける。この取り付けは圧縮コイルばね8cを
ガイド溝8A1に対して先にして軸受8bをガイド溝8
A1にはめ込む。この帯電ユニットEをクリーニングフ
レーム13の側板13sの穴13s2,13s3に取り
付ける。その後、感光体ドラム7をクリーニングフレー
ム13の長手方向両端の側板13s間に嵌めてフランジ
7j,7kの中心穴7j1,7k1を夫々クリーニング
フレーム13の長手方向両端の側板13sの穴13s1
に合わせ、ドラム軸7aを前記各13s1と穴7j1及
び7k1を挿通して組立てる。なお、ドラム軸7aと穴
13s1はしまりばめ、ドラム軸7aと穴13j,13
k夫々とは滑合である。即ちドラム軸7a上でユニット
化された感光体ドラム7は自在に回転する。その後、支
持板13cは小ねじ13bによってクリーニングフレー
ム13に固定される。
【0191】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プロセスカートリッジの再生産についての1つの簡易な
方法を実現したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子写真画像形成装置の縦断面図である。
【図2】プロセスカートリッジの縦断面図である。
【図3】プロセスカートリッジの分解又は組立工程を示
す斜視図である。
【図4】プロセスカートリッジの分解又は組立工程を示
す斜視図である。
【図5】プロセスカートリッジの分解又は組立工程を示
す左側面図である。
【図6】プロセスカートリッジの分解又は組立工程を示
す右側面図である。
【図7】プロセスカートリッジのクリーニングユニット
と現像ユニットの結合体を示す斜視図である。
【図8】プロセスカートリッジのクリーニングユニット
及び現像ユニットを示す斜視図である。
【図9】クリーニングユニットの分解斜視図である。
【図10】現像ユニットのトナー容器側分解斜視図であ
る。
【図11】現像ユニットの一部分解斜視図である。
【図12】(a)(b)はトナーフレームのトナー排出
開口の密封を示す水平断面図である。
【図13】現像フレームの斜視図である。
【図14】現像ユニットの正面図である。
【図15】再生産前の現像ユニットの前方から後方へ向
って視る右斜視図である。
【図16】再生産前の現像ユニットの後方から前方へ向
って視る右斜視図である。
【図17】現像ユニット全体を後斜め右から視る斜視図
である。
【図18】再生産前の現像ユニットの裏側(下側)の斜
視図である。
【図19】図16と同じ側から視るトナーフレームと現
像フレームの右上の接合部の斜視図である。
【図20】図19の背部から視る斜視図である。
【図21】再生産前の現像フレームの右側の側板の裏側
を視る斜視図である。
【図22】封止材及び追加吹き出し防止シールを施工し
た現像ユニットの右斜視図である(図15に対応)。
【図23】封止材及び追加吹き出し防止シールを施工し
た現像ユニット裏側の斜視図である(図18に対応)。
【図24】封止材の施工をした現像フレームの側板の裏
側を視る斜視図である(図21に対応)。
【図25】封止材の施工をした現像ユニットを視る右斜
視図である(図16に対応)。
【図26】追加吹き出し防止シールを施した現像ユニッ
トの部分縦断面図である。
【図27】現像ローラ及び現像ブレードを取り外した現
像ユニットのフレームを示す正面図である。
【図28】図27に対して追加吹き出し防止シールを施
工している状態を示す正面図である。
【図29】図27に対して追加吹き出し防止シールを施
工している状態を示す正面図である。
【図30】図27に対して追加吹き出し防止シールを施
工している状態を示す正面図である。
【図31】トナーフレームと現像フレームの左側の接合
部を示す斜視図である。
【図32】封止剤を施工したトナーフレームと現像フレ
ームの左側の接合部を示す斜視図である。
【図33】トナー再充填を示す縦断面図である。
【図34】帯電ユニットを示す正面図である。
【図35】除去トナーを清掃するための清掃装置の縦断
面図である。
【図36】トナー吸引装置の斜視図である。
【図37】除去トナー清掃工程を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
A…画像形成装置(レーザービームプリンタ) B…プロセスカートリッジ C…クリーニングユニット D…現像ユニット E…帯電ユニット F…指 G…現像ローラユニット g1,g2,g3,g4,g
5,g6,g7,g8…隙間 J…トナーユニット K1,K2…矢印 L…レーザ光 S6…空間 SB,SB1,SB2,SB3,SB4,SB5,SB
6,SB7,SB8…封止剤 SC…回動中心 t…トナー 1…光学系 1d…反射ミラー 1e…露光開口部 2…記録媒体 3…搬送手段 3a…カセット 3b…ピックアップロ
ーラ 3e…レジストローラ対 3f…搬送ガイド 3
g…排出ローラ対 3j…反転経路 4…転写ローラ 5…定着手段 5a…ヒータ 5b…定着ローラ 5c
…駆動ローラ 6…排出トレイ 7…感光体ドラム 7a…ドラム軸 7b…ドラムギア
7d…ドラム筒 7e…感光層 7f…導電板 7
j…フランジ 7j1…穴 7k…フランジ 7k1…穴 8…帯電ローラ 8A…帯電フレーム 8A1…ガイド
溝 8A2…アーム 8a…帯電ローラ軸 8a2…弾性体 8b…軸受 8
c…圧縮コイルばね 9…現像手段 9b…トナー送り部材 9b1…クラン
ク 9b2…スライダ 9c…現像ローラ 9d…現像ブレード 9d1…板金
9d1a…曲げ部 9d2…ウレタンゴム 9d3…穴 9d4…ねじ穴
9e…トナー撹拌部材 9e1…ジャーナル 9e2…クランクアーム 9G…
現像ローラユニット 9g…マグネット 9g1,9g2…欠円筒形軸 9h
…アンテナ棒 9h1…外部接点部 9i…スペーサコ
ロ 9j…現像ローラ軸受 9jL,9jR…現像ロー
ラ軸受 9k…現像ローラギア(はす歯ギア) 9l
(エル)…現像ばね接点 9m…撹拌ギア 9m1…切
り欠き部 9n…入力ギア 9o…スリーブギア 9q
…ギアボックス 9q1…アーム 9r…出力ギア 9
s…トナー送りギア 9u…はす歯ギア 10…クリーニング手段 10a…クリーニングブレー
ド 10b…除去トナー溜め 10c…掻き寄せ部材
10d…スクイシート 11…トナーフレーム 11A…トナー容器 11Ac
…天板 11As…トナーフレーム側板 11a…フラ
ンジ部 11a1…リブ 11a2…段部 11c…穴
11d…トナー充填口 11e…カップリング部材
11e1…穴 11f…トナーキャップ 11g…下部フランジ 11
g1…縁 11i…開口部 11h…突条 11k…表
面 11q…穴 11r…丸穴 12…現像フレーム 12A…側板 12A1…折曲部
12A2…下部フランジ部 12A3…縁 12A4
…上部フランジ部 12Aa…穴 12B…側板 12
C…補強板金 12C1…下部フランジ 12C2…ウ
エブ 12C3…下端 12a…現像室 12c2…切
り込み 12d…ねじ 12e…突起 12f…ダボ 12g…ダボ 12h…下あご部 12
h1…下面 12i…ブレード突き当て平面 12i1
…ダボ 12i2…めねじ 12j…円弧面 12k…V溝 12k1…L形の溝 12P…開口部
12p…凹部 12q…溝部 12s…弾性シール部材
12s1…弾性シール部材 12s2…吹き出し防止
シール 12s3…シール部材 12s4…スポンジシ
ール 12s5…スポンジシール 12s6…追加吹き
出し防止シール 12s7…上縁 12s8…先端 1
2s9…下縁 12t…貫通穴 12u…平面 12u
1…平面 12u2…フランジ部 12v…突条 12w1…円筒
形ダボ 12w2…角形ダボ 12x…嵌合穴 12
z…ばね掛け 13…クリーニングフレーム 13a…円筒形ガイド
13b…小ねじ 13c…支持板 13e…丸穴 1
3f…長穴 13g…条溝 13h…止め具 13i…前壁側下面 13h1…スナップフイット 1
3h2…ピン 13n…転写開口部 13s…側板 1
3s1…穴 13s2,13s3,13s5…穴 13s4…切り込み 13y,13z…ばね掛け 14…装置本体 15…カートリッジカバー 15a…端板 15b…貫
通穴 15c…貫通穴 15d…小ねじ 15e…ピン 15f…前壁 15g
…フック 18…ドラムシャッタ部材 18a…アーム 18b…
リンク部材 18c…支点 19a…欠円筒部 19b…D形穴 19c…板状部
19c1…穴 19c2…切り欠き 19c3…ねじ穴
19k…V溝 19L…アーム部材 19L1…アー
ム部 19R…アーム部材 19R1…アーム部 19
z…ばね掛け 20…軸 20L…穴 20R…回動軸 21…結合凹部 21L…穴 21R…U字形凹部 22…結合ピン 23…レバー 23a…ねじりコイルばね 24a,24b…引張コイルばね 35…開閉部材 35a…支点 35b,35c…ブラ
ケット 47…ロート 48…トナーボルト 51…シールフィルム 51a…端部 53…カバーフィルム板 53b…開口部 53c…穴 54…弾性シール材 55…テープ 56…弾性シール材 119…導電性アース接点 120…導電性帯電バイアス接点 121…現像バイアス接点 121c…外部接点部 122…トナー検出接点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−305258(JP,A) 特開 平7−181857(JP,A) 特開 平7−72719(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 550 G03G 21/16 - 21/18 G03G 15/08

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真感光体ドラムを支持する第1ユ
    ニットと、現像ローラを支持する現像フレームと、現像
    ローラによって現像に用いられる現像剤を収納する現像
    剤収納部と、現像剤収納部に収納されている現像剤を現
    像ローラへ供給するための現像剤供給開口とを有する第
    2ユニットと、が互いに回動可能に結合されており、電
    子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリ
    ッジの再生産方法において、 (a)第1ユニットと第2ユニットとを分離するユニッ
    ト分離工程と、 (b)分離された第2ユニットに取り付けられている現
    像ローラを取り外す現像ローラ取り外し工程と、 (c)現像ローラと、現像フレームとの間から現像剤が
    漏れるのを防止するために、現像フレームの長手方向に
    沿って現像フレームに予め取り付けられているオリジナ
    ルシールに沿って追加シールを取り付ける追加シール取
    り付け工程と、 (d)分離された第2ユニットの有する現像剤収納部に
    現像剤を再充填する現像剤再充填工程と、 (e)分離された第2ユニットに現像ローラを再度取り
    付ける現像ローラ再取り付け工程と、 (f)第1ユニットと第2ユニットとを再度結合するユ
    ニット再結合工程と、 を有し、プロセスカートリッジを使用する際にトナーシ
    ールを除去することによって開封された現像剤供給開口
    にトナーシールを再び取り付けることなく再生産を可能
    することを特徴とするプロセスカートリッジの再生産
    方法。
  2. 【請求項2】 追加シール取り付け工程において、追加
    シールはオリジナルシールよりも外側に取り付けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載のプロセスカートリッ
    ジの再生産方法。
  3. 【請求項3】 追加シール取り付け工程において、追加
    シールは、現像フレームに取り付けられている板金と現
    像フレームとにまたがって、追加シールの短手方向の一
    端が貼付されることによって現像フレームに取り付けら
    れることを特徴とする請求項1又は2に記載のプロセス
    カートリッジの再生産方法。
  4. 【請求項4】 追加シール取り付け工程において、追加
    シールは、現像ローラの回転方向に対して、オリジナル
    シールよりも上流側で現像ローラに接触するように現像
    フレームに取り付けられることを特徴とする請求項1か
    ら3の何れか1つに記載のプロセスカートリッジの再生
    産方法。
  5. 【請求項5】 現像剤再充填工程は、追加シール取り付
    け工程の後に行われることを特徴とする請求項1から4
    の何れか1つに記載のプロセスカートリッジの再生産方
    法。
  6. 【請求項6】 現像ローラ再取り付け工程において、再
    取り付けされる現像ローラは新品若しくは再使用された
    現像ローラであることを特徴とする請求項1から5の何
    れか1つに記載のプロセスカートリッジの再生産方法。
  7. 【請求項7】 ユニット再結合工程に先立って、第1ユ
    ニットから電子写真感光体ドラム、及び、電子写真感光
    体ドラムに残留した現像剤を除去するためのクリーニン
    グブレードが取り外され、そして、クリーニングブレー
    ドによって電子写真感光体ドラムから除去された除去現
    像剤が第1ユニット内から除去されることを特徴とする
    請求項1から6の何れか1つに記載のプロセスカートリ
    ッジの再生産方法。
  8. 【請求項8】 除去現像剤が第1ユニット内から除去さ
    れた後に、第1ユニットには新品の電子写真感光体ドラ
    ム、または、再使用する電子写真感光体ドラムが取り付
    けられる、及び、新品のクリーニングブレード、また
    は、再使用するクリーニングブレードが取り付けられる
    ことを特徴とする請求項1から7の何れか1つに記載の
    プロセスカートリッジの再生産方法。
  9. 【請求項9】 ユニット分離工程に先立って、第1ユニ
    ットと第2ユニットを覆っているカートリッジカバーを
    取り外す工程を有することを特徴とする請求項1から8
    の何れか1つに記載のプロセスカートリッジの再生産方
    法。
  10. 【請求項10】 ユニット分離工程において、第1のユ
    ニットと第2のユニットとの分離は、両ユニット両端に
    配置した係合部の、一方に取り付けられたピンの取り外
    しと、他方に配置した第1のユニットに設けられた溝
    と、第2のユニットに設けられたダボとの嵌合を外すこ
    とによって行われることを特徴とする請求項1から9の
    何れか1つに記載のプロセスカートリッジの再生産方
    法。
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