JP3347549B2 - プロセスカートリッジの再生方法及びプロセスカートリッジ - Google Patents

プロセスカートリッジの再生方法及びプロセスカートリッジ

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JP3347549B2
JP3347549B2 JP25925395A JP25925395A JP3347549B2 JP 3347549 B2 JP3347549 B2 JP 3347549B2 JP 25925395 A JP25925395 A JP 25925395A JP 25925395 A JP25925395 A JP 25925395A JP 3347549 B2 JP3347549 B2 JP 3347549B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロセスカートリ
ッジの再生方法、及び、前記再生方法を用いて再生され
たプロセスカートリッジに関する。
【0002】ここでプロセスカートリッジとしては、帯
電手段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感
光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジ
を画像形成装置本体に対して着脱可能とするものであ
る。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少な
くとも1つと電子写真感光体とを一体的にカートリッジ
化して画像形成装置本体に着脱可能とするものである。
更に、少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体的
にカートリッジ化して装置本体に着脱可能とするものを
いう。
【0003】また画像形成装置としては、例えば電子写
真複写機、電子写真プリンター(例えばLEDプリンタ
ー、レーザービームプリンター等)、電子写真ファクシ
ミリ装置、及び、電子写真ワードプロセッサー等が含ま
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、後述する従
来技術をさらに発展させたものである。
【0005】本発明は、簡易に、また効率良く、プロセ
スカートリッジを再生することのできるプロセスカート
リッジの再生方法、及び前記再生方法を用いて再生され
たプロセスカートリッジを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は電
子写真感光体を有する第一ユニットと、現像手段を有す
る現像フレーム及び現像剤を収納する現像剤収納部を有
するトナーフレームが接合部にガスケットを内包して接
合されて一体となった第二ユニットと、が、互いに結合
されて、電子写真画像形成装置に着脱可能なプロセスカ
ートリッジの再生方法において、(a)電子写真感光体
を有する第一ユニットと、現像手段と現像剤収納部を有
する前記第二ユニットを結合している結合部材を取り外
して両ユニットに分解し、次いで(b)第二ユニットの
トナーフレームを結合部付近で接合部に沿って切断分離
し、(c)上記工程(b)により分離した現像フレーム
及びガスケットのトナーフレームとの接合面の溶着部及
び接着部を切削により削除し、(d)前記(c)工程で
残ったガスケットにトナーシールを剥離可能に接着又は
溶着し、(e)前記(c)工程で作られた現像フレーム
の接合面に適合する専用のトナーフレームを用意し、
(f)前記(c)工程で作られた現像フレームと前記専
用のトナーフレームを接合し、(g)現像剤を充填す
る、工程を有するプロセスカートリッジの再生方法であ
る。
【0007】本発明の第2の発明は(c)工程後の現像
フレームと専用のトナーフレームを溶着により接合する
第1の発明に記載のプロセスカートリッジの再生方法で
ある。
【0008】本発明の第3の発明は電子写真感光体を有
する第一ユニットと、現像手段を有する現像フレーム及
び現像剤を収納する現像剤収納部を有するトナーフレー
ムが接合部にガスケットを内包して接合されて一体とな
った第二ユニットと、が、互いに結合されて、電子写真
画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジの再生
方法において、(a)電子写真感光体を有する第一ユニ
ットと、現像手段と現像剤収納部を有する前記第二ユニ
ットを結合している結合部材を取り外して両ユニットに
分解し、次いで(b)第二ユニットのトナーフレームを
接合部付近で接合部に沿って切断し、(c)上記工程
(b)により分離した現像フレームのトナーフレームと
の溶着部及びガスケット並びにガスケットの現像フレー
ムとの接合面の溶着部を切削により削除し、(d)前記
(c)工程で作られた現像フレームの接合面に適合する
接合面を有する専用のトナーフレームと新たなガスケッ
トを用意し、(e)新たなガスケットにトナーシールを
剥離可能に接着し、(f)トナーシールを施した新たな
ガスケットを前記専用のトナーフレームに接着又は溶着
し、(g)前記(c)工程で作られた現像フレームと前
記(f)工程で作られたトナーシール付の新たなガスケ
ット付のトナーフレームを接合し、(h)前記(f)工
程後又は(g)工程後に現像剤を充填する、工程を有す
るプロセスカートリッジの再生方法である。
【0009】本発明の第4の発明は(c)工程後の現像
フレームとトナーフレームを溶着により結合する第2の
発明に記載のプロセスカートリッジの再生方法である。
【0010】本発明の第5の発明は電子写真感光体を有
する第一ユニットと、現像手段を有する現像フレーム及
び現像剤を収納する現像剤収納部を有するトナーフレー
ムが接合部にガスケットを内包して接合されて一体とな
った第二ユニットと、が、互いに結合されて、電子写真
画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジの再生
方法において、(a)電子写真感光体を有する第一ユニ
ットと、現像手段と現像剤収納部を有する前記第二ユニ
ットを結合している結合部材を取り外して両ユニットに
分解し、次いで(b)第二ユニットの現像フレームを接
合部付近で接合部に沿って切断し、(c)上記工程
(b)により分離したトナーフレーム及びガスケットの
現像フレームとの溶着部がなくなるまで切削により削除
し、(d)上記(c)工程で残ったガスケットにトナー
シールを剥離可能に接着し、(e)前記(c)工程で作
られたトナーフレームの接合面に適合する専用の現像フ
レームを用意し、(f)前記(c)工程で作られたトナ
ーフレームと前記専用の現像フレームを接合し(g)前
記(d)工程後又は(f)工程後に現像剤を再充填す
る、工程を有するプロセスカートリッジの再生方法であ
る。
【0011】本発明の第6の発明は(c)工程後のトナ
ーフレームと専用の現像フレームを溶着により接合する
第5の発明に記載のプロセスカートリッジの再生方法で
ある。
【0012】本発明の第7の発明は電子写真感光体を有
する第一ユニットと、現像手段を有する現像フレーム及
び現像剤を収納する現像剤収納部を有するトナーフレー
ムが接合部にガスケットを内包して接合されて一体とな
った第二ユニットと、が、互いに結合されて、電子写真
画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジの再生
方法において、(a)電子写真感光体を有する第一ユニ
ットと、現像手段と現像剤収納部を有する前記第二ユニ
ットを結合している結合部材を取り外して両ユニットに
分解し、次いで(b)第二ユニットの現像フレームを接
合部付近で接合部に沿って切断し、(c)上記工程
(b)により分離したトナーフレームの現像フレームと
の溶着部及びガスケット並びにガスケットのトナーフレ
ームとの接合面の溶着部又は接着部を切削により削除
し、(d)前記(c)工程で作られたトナーフレームの
接合面に適合する接合面を有する専用の現像フレームと
新たなガスケットを用意し、(e)新たなガスケットに
トナーシールを剥離可能に接着し、(f)前記(c)工
程で作られたトナーフレームと前記専用の現像フレーム
との間にトナーシールを剥離可能に接着したガスケット
を内包してこれら両フレームを接合し、(g)現像剤を
再充填する、工程を有するプロセスカートリッジであ
る。
【0013】本発明の第8の発明は(c)工程後のトナ
ーフレームと専用の現像フレームを溶着により接合する
第7の発明に記載のプロセスカートリッジの再生方法で
ある。
【0014】本発明の第9の発明は電子写真感光体を有
する第一ユニットと、現像手段を有する現像フレーム及
び現像剤を収納する現像剤収納部を有するトナーフレー
ムが接合部にガスケットを内包して接合されて一体とな
った第二ユニットと、が、互いに結合されて、電子写真
画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジの再生
方法において、(a)電子写真感光体を有する第一ユニ
ットと、現像手段と現像剤収納部を有する前記第二ユニ
ットを結合している結合部材を取り外して両ユニットに
分解し、次いで(b)第二ユニットのトナーフレームを
結合部付近で接合部に沿って切断分離し、(c)上記工
程(b)により分離した現像フレーム及びガスケットの
トナーフレームとの接合面の溶着部及び接着部を切削に
より削除し、(d)前記(c)工程で作られた現像フレ
ームの接合面に適合する専用のトナーフレームとこのト
ナーフレームに接着又は溶着する新しいガスケットを用
意し、(e)前記(c)工程で残ったガスケット又は前
記(d)工程で用意したガスケットにトナーシールを剥
離可能に接着又は溶着し、(f)前記専用のトナーフレ
ームに新しいガスケットを接着又は溶着し、(g)前記
(c)工程で作られた現像フレームと前記専用のトナー
フレームを接合し、(h)現像剤を充填する、工程を有
するプロセスカートリッジの再生方法である。
【0015】本発明の第10の発明は(c)工程後の現
像フレームと専用のトナーフレームを溶着により接合す
る第9の発明に記載のプロセスカートリッジの再生方法
である。
【0016】本発明の第11の発明は電子写真感光体を
有する第一ユニットと、現像手段を有する現像フレーム
及び現像剤を収納する形材収納部を有するトナーフレー
ムが接合部にガスケットを内包して接合されて一体とな
った第二ユニットと、が、互いに結合されて、電子写真
画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジの再生
方法により得られたプロセスカートリッジであって、
(a)電子写真感光体を有する第一ユニットと、現像手
段と現像剤収納部を有する前記第二ユニットを結合して
いる結合部材を取り外して両ユニットに分解し、次い
で、(b)第二ユニットのトナーフレームを接合部付近
で接合部に沿って切断分離し、(c)上記工程(b)に
より分離した現像フレーム及びガスケットのトナーフレ
ームとの接合面の溶着部及び接着部を切削により削除
し、(d)前記(c)工程で残ったガスケットにトナー
シールを剥離可能に接着又は溶着し、(e)前記(c)
工程で作られた現像フレームの接合面に適合する専用の
トナーフレームを用意し、(f)前記(c)工程で作ら
れた現像フレームと前記専用のトナーフレームを接合
し、(g)現像剤を充填する、工程により得られ、再使
用の現像フレーム及びガスケットと新たな専用のトナー
フレームを有するプロセスカートリッジである。
【0017】本発明の第12の発明は電子写真感光体を
有する第一ユニットと、現像手段を有する現像フレーム
及び現像剤を収納する現像剤収納部を有するトナーフレ
ームが接合部にガスケットを内包して接合されて一体と
なった第二ユニットと、が、互いに結合されて、電子写
真画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジの再
生方法により得られたプロセスカートリッジであって、
(a)電子写真感光体を有する第一ユニットと、現像手
段と現像剤収納部を有する前記第二ユニットを結合して
いる結合部材を取り外して両ユニットに分解し、次いで
(b)第二ユニットのトナーフレームを接合部付近で接
合部に沿って切断し、(c)上記工程(b)により分離
した現像フレームのトナーフレームとの溶着部及びガス
ケット並びにガスケットの現像フレームとの接合面の溶
着部を切削により削除し、(d)前記(c)工程で作ら
れた現像フレームの接合面に適合する接合面を有する専
用のトナーフレームと新たなガスケットを用意し、
(e)新たなガスケットにトナーシールを剥離可能に接
着し、(f)トナーシールを施した新たなガスケットを
前記専用のトナーフレームに接着又は溶着し、(g)前
記(c)工程で作られたガスケット付の現像フレームと
前記(f)工程で作られたトナーシール付の新たなガス
ケット付のトナーフレームを接合し、(h)前記(f)
工程後又は(g)工程後に現像剤を充填する、工程によ
り得られ、再使用の現像フレーム及び新たな専用のトナ
ーフレーム及びガスケットを有するプロセスカートリッ
ジである。
【0018】本発明の第13の発明は電子写真感光体を
有する第一ユニットと、現像手段を有する現像フレーム
及び現像剤を収納する現像剤収納部を有するトナーフレ
ームが接合部にガスケットを内包して接合されて一体と
なった第二ユニットと、が互いに結合されて、電子写真
画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジの再生
方法により得られたプロセスカートリッジであって、
(a)電子写真感光体を有する第一ユニットと、現像手
段と現像剤収納部を有する前記第二ユニットを結合して
いる結合部材を取り外して両ユニットに分解し、次いで
(b)第二ユニットの現像フレームを接合部付近で接合
部に沿って切断し、(c)上記工程(b)により分離し
たトナーフレーム及びガスケットの現像フレームとの溶
着部がなくなるまで切削により削除し、(d)上記
(c)工程で残ったガスケットにトナーシールを剥離可
能に接着し、(f)前記(c)工程で作られた現像フレ
ームと前記専用のトナーフレームを接合し、(g)前記
(d)工程後又は(f)工程後に現像剤を再充填する、
工程により得られ、再使用のトナーフレーム及びガスケ
ットと新たな専用の現像フレームを有するプロセスカー
トリッジである。
【0019】本発明の第14の発明は電子写真感光体を
有する第一ユニットと、現像手段を有する現像フレーム
及び現像剤を収納する現像剤収納部を有するトナーフレ
ームが接合部にガスケットを内包して接合されて一体と
なった第二ユニットと、が、互いに結合されて、電子写
真画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジの再
生方法により得られたプロセスカートリッジであって、
(a)電子写真感光体を有する第一ユニットと、現像手
段と現像剤収納部を有する前記第二ユニットを結合して
いる結合部材を取り外して両ユニットに分解し、次いで
(b)第二ユニットの現像フレームを接合部付近で接合
部に沿って切断し、(c)上記工程(b)により分離し
たトナーフレームの現像フレームとの溶着部及びガスケ
ット並びにガスケットのトナーフレームとの接合面の溶
着部又は接着部を切削により削除し、(d)前記(c)
工程で作られたトナーフレームの接合面に適合する接合
面を有する専用の現像フレームと新たなガスケットを用
意し、(e)新たなガスケットにトナーシールを剥離可
能に接着し、(f)前記(c)工程で作られたトナーフ
レームと前記専用の現像フレームとの間にトナーシール
を剥離可能に接着したガスケットを内包してこれら両フ
レームを接合し(g)現像剤を再充填する、工程により
得られ、再使用のトナーフレーム及び新たな専用の現像
フレーム及びガスケットを有するプロセスカートリッジ
である。
【0020】本発明の第15の発明は電子写真感光体を
有する第一ユニットと、現像手段を有する現像フレーム
及び現像剤を収納する現像剤収納部を有するトナーフレ
ームが接合部にガスケットを内包して接合されて一体と
なった第二ユニットと、が、互いに結合されて、電子写
真画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジの再
生方法により得られたプロセスカートリッジであって、
(a)電子写真感光体を有する第一ユニットと、現像手
段と現像剤収納部を有する前記第二ユニットを結合して
いる結合部材を取り外して両ユニットに分解し、次いで
(b)第二ユニットのトナーフレームを結合部付近で接
合部に沿って切断分離し、(c)上記工程(b)により
分離した現像フレーム及びガスケットのトナーフレーム
との接合面の溶着部及び接着部を切削により削除し、
(d)前記(c)工程で作られた現像フレームの接合面
に適合する専用のトナーフレームとこのトナーフレーム
に接着又は溶着する新しいガスケットを用意し、(e)
前記(c)工程で残ったガスケット又は前記(d)工程
で用意したガスケットにトナーシールを剥離可能に接着
又は溶着し、(f)前記専用のトナーフレームに新しい
ガスケットを接着又は溶着し、(g)前記(c)工程で
作られた現像フレームと前記専用のトナーフレームを接
合し、(h)現像剤を充填する、工程により得られ、再
使用の現像フレーム及びガスケットと、新たな専用のト
ナーフレーム及びガスケットを有するプロセスカートリ
ッジである。
【0021】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た電子写真画像形成装置においては、電子写真感光体及
び前記電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的
にカートリッジ化して、このカートリッジを画像形成装
置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採
用されている。このプロセスカートリッジ方式によれ
ば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユー
ザー自身で行うことができるので、格段に操作性を向上
させることができた。そこでこのプロセスカートリッジ
方式は、画像形成装置において広く用いられている。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態は電子
写真感光体ドラムを有するクリーニングユニットと、現
像ローラを有する現像フレーム及び現像剤を収納する現
像剤収納部を有するトナーフレームが接合部にガスケッ
トを内包して接合されて一体となった現像ユニットと、
が、互いに結合されて、電子写真画像形成装置に着脱可
能なプロセスカートリッジの再生方法において、(a)
電子写真感光体ドラムを有するクリーニングユニット
と、現像ローラと現像剤収納部を有する前記現像ユニッ
トを結合している結合部材を取り外して両ユニットに分
解し、次いで(b)現像ユニットのトナーフレームを接
合部付近で接合部に沿って切断分離し、(c)上記工程
(b)により分離した現像フレーム及びガスケットのト
ナーフレームとの接合面の溶着部及び接着部をフライス
切削により削除し、(d)前記(c)工程で残ったガス
ケットにトナーシールを剥離可能に接着又は溶着し、
(e)前記(c)工程で作られた現像フレームの接合面
に適合する専用のトナーフレームを用意し、(f)前記
(c)工程で作られた現像フレームと前記専用のトナー
フレームを接合し、(g)現像剤を充填する、工程を有
するプロセスカートリッジの再生方法である。
【0023】本発明の第2の発明の実施の形態は(c)
工程後の現像フレームと専用のトナーフレームを超音波
溶着により接合する第1の発明の実施の形態に記載のプ
ロセスカートリッジの再生方法である。
【0024】本発明の第3の発明の実施の形態は電子写
真感光体ドラムを有するクリーニングユニットと、現像
ローラを有する現像フレーム及び現像剤を収納する現像
剤収納部を有するトナーフレームが接合部にガスケット
を内包して接合されて一体となった現像ユニットと、
が、互いに結合されて、電子写真画像形成装置に着脱可
能なプロセスカートリッジの再生方法において、(a)
電子写真感光体ドラムを有するクリーニングユニット
と、現像ローラと現像剤収納部を有する前記第二ユニッ
トを結合している結合部材を取り外して両ユニットに分
解し、次いで(b)現像ユニットのトナーフレームを接
合部付近で接合部に沿って切断し、(c)上記工程
(b)により分解した現像フレームのトナーフレームと
の溶着部及びガスケット並びにガスケットの現像フレー
ムとの接合面の溶着部をフライス切削により削除し、
(d)前記(c)工程で作られた現像フレームの接合面
に適合する接合面を有する専用のトナーフレームと新た
なガスケットを用意し、(e)新たなガスケットにトナ
ーシールを剥離可能に接着し、(f)トナーシールを施
した新たなガスケットを前記専用のトナーフレームに接
着又は溶着し、(g)前記(c)工程で作られた現像フ
レームと前記(f)工程で作られたトナーシール付の新
たなガスケット付のトナーフレームを接合し、(h)前
記(f)工程後又は(g)工程後に現像剤を充填する、
工程を有するプロセスカートリッジの再生方法である。
【0025】本発明の第4の発明の実施の形態は(c)
工程後の現像フレームとトナーフレームを超音波溶着に
より結合する第2の発明の実施の形態に記載のプロセス
カートリッジの再生方法である。
【0026】本発明の第5の発明の実施の形態は電子写
真感光体ドラムを有するクリーニングユニットと、現像
ローラを有する現像フレーム及び現像剤を収納する現像
剤収納部を有するトナーフレームが接合部にガスケット
を内包して接合されて一体となった現像ユニットと、
が、互いに結合されて、電子写真画像形成装置に着脱可
能なプロセスカートリッジの再生方法において、(a)
電子写真感光体ドラムを有するクリーニングユニット
と、現像ローラと現像剤収納部を有する前記第二ユニッ
トを結合している結合部材を取り外して両ユニットに分
解し、次いで(b)現像ユニットの現像フレームを接合
部付近で接合部に沿って切断し、(c)上記工程(b)
により分離したトナーフレーム及びガスケットの現像フ
レームとの溶着部がなくなるまでフライス切削により削
除し、(d)上記(c)工程で残ったガスケットにトナ
ーシールを剥離可能に接着し、(e)前記(c)工程で
作られたトナーフレームの接合面に適合する専用の現像
フレームを用意し、(f)前記(c)工程で作られたト
ナーフレームと前記専用の現像フレームを接合し、
(g)前記(d)工程後又は(f)工程後に現像剤を再
充填する、工程を有するプロセスカートリッジの再生方
法である。
【0027】本発明の第6の発明の実施の形態は(c)
工程後のトナーフレームと専用の現像フレームを超音波
溶着により接合する第5の発明の実施の形態に記載のプ
ロセスカートリッジの再生方法である。
【0028】本発明の第7の発明の実施の形態は電子写
真感光体ドラムを有するクリーニングユニットと、現像
ローラを有する現像フレーム及び現像剤を収納する現像
剤収納部を有するトナーフレームが接合部にガスケット
を内包して接合されて一体となった現像ユニットと、
が、互いに結合されて、電子写真画像形成装置に着脱可
能なプロセスカートリッジの再生方法において、(a)
電子写真感光体ドラムを有するクリーニングユニット
と、現像ローラと現像剤収納部を有する現像ユニットを
結合している結合部材を取り外して両ユニットに分解
し、次いで(b)現像ユニットの現像フレームを接合部
付近で接合部に沿って切断し、(c)上記工程(b)に
より分離したトナーフレームの現像フレームとの溶着部
及びガスケット並びにガスケットのトナーフレームとの
接合面の溶着部又は接着部をフライス切削により削除
し、(d)前記(c)工程で作られたトナーフレームの
接合面に適合する接合面を有する専用の現像フレームと
新たなガスケットを用意し、(e)新たなガスケットに
トナーシールを剥離可能に接着し、(f)前記(c)工
程で作られたトナーフレームと前記専用の現像フレーム
との間にトナーシールを剥離可能に接着したガスケット
を内包してこれら両フレームを接合し、(g)現像剤を
再充填する、工程を有するプロセスカートリッジの再生
方法である。
【0029】本発明の第8の発明の実施の形態は(c)
工程後のトナーフレームと専用の現像フレームを超音波
溶着により接合する第7の発明の実施の形態に記載のプ
ロセスカートリッジの再生方法である。
【0030】本発明の第9の発明の実施の形態は電子写
真感光体ドラムを有する第一ユニットと、現像器を有す
る現像フレーム及び現像剤を収納する現像剤収納部を有
するトナーフレームが接合部にガスケットを内包して接
合されて一体となった第二ユニットと、が、互いに結合
されて、電子写真画像形成装置に着脱可能なプロセスカ
ートリッジの再生方法において、(a)電子写真感光体
ドラムを有する第一ユニットと、現像手段と現像剤収納
部を有する前記第二ユニットを結合している結合部材を
取り外して両ユニットに分解し、次いで(b)第二ユニ
ットのトナーフレームを結合部付近で接合部に沿って切
断分離し、(c)上記工程(b)により分離した現像フ
レーム及びガスケットのトナーフレームとの接合面の溶
着部及び接着部を切削により削除し、(d)前記(c)
工程で作られた現像フレームの接合面に適合する専用の
トナーフレームとこのトナーフレームに接着又は溶着す
る新しいガスケットを用意し、(e)前記(c)工程で
残ったガスケット又は前記(d)工程で用意したガスケ
ットにトナーシールを剥離可能に接着又は溶着し、
(f)前記専用のトナーフレームに新しいガスケットを
接着又は溶着し、(g)前記(c)工程で作られた現像
フレームと前記専用のトナーフレームを接合し、(h)
現像剤を充填する、工程を有するプロセスカートリッジ
の再生方法である。
【0031】本発明の第10の発明の実施の形態は
(c)工程後の現像フレームと専用のトナーフレームを
溶着により接合する第9の発明の実施の形態に記載のプ
ロセスカートリッジの再生方法である。
【0032】本発明の第11の発明の実施の形態は電子
写真感光体ドラムを有するクリーニングユニットと、現
像ローラを有する現像フレーム及び現像剤を収納する現
像剤収納部を有するトナーフレームが接合部にガスケッ
トを内包して接合されて一体となった現像ユニットと、
が、互いに結合されて、電子写真画像形成装置に着脱可
能なプロセスカートリッジの再生方法により得られたプ
ロセスカートリッジであって、(a)電子写真感光体ド
ラムを有するクリーニングユニットと、現像ローラと現
像剤収納部を有する前記現像ユニットを結合している結
合部材を取り外して両ユニットに分解し、次いで(b)
現像ユニットのトナーフレームを接合部付近で接合部に
沿って切断分離し、(c)上記工程(b)により分離し
た現像フレーム及びガスケットのトナーフレームとの接
合面の溶着部及び接着部をフライス切削により削除し、
(d)前記(c)工程で残ったガスケットにトナーシー
ルを剥離可能に接着又は溶着し、(e)前記(c)工程
で作られた現像フレームの接合面に適合する専用のトナ
ーフレームを用意し、(f)前記(c)工程で作られた
現像フレームと前記専用のトナーフレームを接合し、
(g)現像剤を充填する、工程により得られ再使用の現
像フレーム及びガスケットと新たな専用のトナーフレー
ムを有するプロセスカートリッジである。
【0033】本発明の第12の発明の実施の形態は電子
写真感光体ドラムを有するクリーニングユニットと、現
像ローラを有する現像フレーム及び現像剤を収納する現
像剤収納部を有するトナーフレームが接合部にガスケッ
トを内包して接合されて一体となった現像ユニットと、
が、互いに結合されて、電子写真画像形成装置に着脱可
能なプロセスカートリッジの再生方法により得られたプ
ロセスカートリッジであって、(a)電子写真感光体ド
ラムを有するクリーニングユニットと、現像ローラと現
像剤収納部を有する前記現像ユニットを結合している結
合部材を取り外して両ユニットに分解し、次いで(b)
現像ユニットのトナーフレームを接合部付近で接合部に
沿って切断し、上記工程(b)により分離した現像フレ
ームのトナーフレームとの溶着部及びガスケット並びに
ガスケットの現像フレームとの接合面の溶着部をフライ
ス切削により削除し、(d)前記(c)工程で作られた
現像フレームの接合面に適合する接合面を有する専用の
トナーフレームと新たなガスケットを用意し、(e)新
たなガスケットにトナーシールを剥離可能に接着し、
(f)トナーシールを施した新たなガスケットを前記専
用のトナーフレームに接着又は溶着し、(g)前記
(c)工程で作られた現像フレームと前記(f)工程で
作られたトナーシール付の新たなガスケット付のトナー
フレームを接合し(h)前記(f)工程後又は(g)工
程後に現像剤を充填する、工程により得られ、再使用の
現像フレーム及び新たな専用のトナーフレーム及びガス
ケットを有するプロセスカートリッジである。
【0034】本発明の第13の発明の実施の形態は電子
写真感光体ドラムを有するクリーニングユニットと、現
像ローラを有する現像フレーム及び現像剤を収納する現
像剤収納部を有するトナーフレームが接合部にガスケッ
トを内包して接合されて一体となった現像ユニットと、
が、互いに結合されて、電子写真画像形成装置に着脱可
能なプロセスカートリッジの再生方法により得られたプ
ロセスカートリッジであって、(a)電子写真感光体ド
ラムを有するクリーニングユニットと、現像ローラと現
像剤収納部を有する前記現像ユニットを結合している結
合部材を取り外して両ユニットに分解し、次いで(b)
現像ユニットの現像フレームを接合部付近で接合部に沿
って切断し、(c)上記工程(b)により分離したトナ
ーフレーム及びガスケットの現像フレームとの溶着部が
なくなるまでフライス切削により削除し、(d)上記工
程で残ったガスケットにトナーシールを剥離可能に接着
し、(e)前記(c)工程で作られたフレームの接合面
に適合する専用の現像フレームを用意し、(f)前記
(c)工程で作られたトナーフレームと前記専用の現像
フレームを接合し、(g)前記(d)工程後又は(f)
工程後に現像剤を再充填する、工程により得られ、再使
用のトナーフレーム及びガスケットと新たな専用の現像
フレームを有するプロセスカートリッジである。
【0035】本発明の第14の発明の実施の形態は電子
写真感光体ドラムを有するクリーニングユニットと、現
像ローラを有する現像フレーム及び現像剤を収納する現
像剤収納部を有するトナーフレームが接合部にガスケッ
トを内包して接合されて一体となった現像ユニットと、
が、互いに結合されて、電子写真画像形成装置に着脱可
能なプロセスカートリッジの再生方法において、(a)
電子写真感光体ドラムを有するクリーニングユニット
と、現像ローラと現像剤収納部を有する前記現像ユニッ
トを結合している結合部材を取り外して両ユニットに分
解し、次いで(b)現像ユニットの現像フレームを接合
部付近で接合部に沿って切断し、(c)上記工程(b)
により分離したトナーフレームの現像フレームとの溶着
部及びガスケット並びにガスケットのトナーフレームと
の接合面の溶着部又は接着部をフライス切削により削除
し、(d)前記(c)工程で作られたトナーフレームの
接合面に適合する接合面を有する専用の現像フレームと
新たなガスケットを用意し、(e)新たなガスケットに
トナーシールを剥離可能に接着し、(f)前記(c)工
程で作られたトナーフレームと前記専用の現像フレーム
との間にトナーシールを剥離可能に接着したガスケット
を内包してこれら両フレームを接合し、(g)現像剤を
再充填する、工程により得られ、再使用のトナーフレー
ム及び新たな専用の現像フレーム及びガスケットを有す
るプロセスカートリッジである。
【0036】本発明の第15の発明の実施の形態はは電
子写真感光体ドラムを有する第一ユニットと、現像器を
有する現像フレーム及び現像剤を収納する現像剤収納部
を有するトナーフレームが接合部にガスケットを内包し
て接合されて一体となった第二ユニットと、が、互いに
結合されて、電子写真画像形成装置に着脱可能なプロセ
スカートリッジの再生方法により得られたプロセスカー
トリッジであって、(a)電子写真感光体ドラムを有す
る第一ユニットと、現像器と現像剤収納部を有する前記
第二ユニットを結合している結合部材を取り外して両ユ
ニットに分解し、次いで(b)第二ユニットのトナーフ
レームを結合部付近で接合部に沿って切断分離し、
(c)上記工程(b)により分離した現像フレーム及び
ガスケットのトナーフレームとの接合面の溶着部及び接
着部を切削により削除し、(d)前記(c)工程で作ら
れた現像フレームの接合面に適合する専用のトナーフレ
ームとこのトナーフレームに接着又は溶着する新しいガ
スケットを用意し、(e)前記(c)工程で残ったガス
ケット又は前記(d)工程で用意したガスケットにトナ
ーシールを剥離可能に接着又は溶着し、(f)前記専用
のトナーフレームに新しいガスケットを接着又は溶着
し、(g)前記(c)工程で作られた現像フレームと前
記専用のトナーフレームを接合し、(h)現像剤を充填
する、工程により得られ、再使用の現像フレーム及びガ
スケットと、新たな専用のトナーフレーム及びガスケッ
トを有するプロセスカートリッジである。
【0037】〔実施の形態の詳細な説明〕以下、図面に
沿って、本発明の実施の形態について説明する。
【0038】{プロセスカートリッジ及び画像形成装置
の全体構成}本発明の詳細な説明に入る前に、感光体ド
ラム及びクリーニングブレードが組み込まれたプロセス
カートリッジの構成の概略、さらに該プロセスカートリ
ッジを装着するレーザビームプリンタ(画像形成装置)
の構成の概略について説明する。ここで下記説明するレ
ーザビームプリンタ(画像形成装置)は、電子写真画像
形成方式を用いて記録媒体に画像を形成する電子写真レ
ーザビームプリンタ(電子写真画像形成装置)である。
【0039】図1は、プロセスカートリッジCの概略を
示す縦断面である。プロセスカートリッジCは、まず、
大きくは4つのユニット、すなわち上枠(カートリッジ
カバー)1、一次帯電ユニット(帯電手段)2、現像ユ
ニット(現像手段)3及びクリーニングユニット(クリ
ーニング手段)4に分解可能となっている。また、現像
ユニット3及びクリーニングユニット4は、後述の各構
成部材を収納しまたは支持するトナー現像フレーム(T
−Dフレーム)3A及びドラムフレーム4Aを備えてい
る。なお、プロセスカートリッジCをこの4つのユニッ
トに分解した場合には、感光体ドラム(電子写真感光体
ドラム)41は、クリーニングユニット4に含まれる構
成となっている。
【0040】上枠1は、一次帯電ユニット2、現像ユニ
ット3及びクリーニングユニット4を上方から覆うフレ
ームによって構成され、前後方向(図1の矢印K1,K
2方向)のほぼ中央には、露光光、前露光光をそれぞれ
通過させるための透孔11a,11bが上下方向に貫通
するように穿設されている。
【0041】一次帯電ユニット2は、コ字型の断面を有
しその開口部を感光体ドラム41に向けたシールド21
と、該シールド21の内側に配置された放電ワイヤ22
と、シールド21の開口部に配置されたグリッド23と
を備えている。
【0042】現像ユニット3は、トナー(現像剤)収容
部を有するトナーフレーム31、該トナーフレーム31
に隣接して配置されトナーが通過するトナーフレーム3
1に設けられた開口部31a及び現像フレーム32に設
けられた開口32aを介して該トナーフレーム31に連
通された現像室を有する現像フレーム32、該現像フレ
ーム32に前記感光体ドラム41に対向するようにして
配置された現像ローラ33が取り付けられている。現像
ローラ33は、矢印R1方向に回転自在に支持され、ま
た現像ローラ33の上方には、現像ローラ33表面に塗
布されたトナーの層厚を規制する現像ブレード35が配
置されている。尚、図16に示すように32fは現像ロ
ーラ33を取り付けるための取付部で、現像ローラ33
はこの取付部で軸受け33c,33hを介して支持され
ると共に磁石33aが固定され、この取付部32fの左
右のアーム36c,36dを現像フレーム32に回動可
能に取り付ける。また32gは端部シールである。
【0043】クリーニングユニット4は、感光体ドラム
41及びクリーニング装置42を備えている。感光体ド
ラム41は、矢印R2方向に回転自在に支持されてお
り、その下方には感光体ドラム41を不要な露光や傷か
ら保護するための保護板(ドラムシャッター43)が配
置されている。なお、この保護板43は、退避可能に構
成されていて、プロセスカートリッジCを後述の装置本
体に装着したときには、自動的に退避し、感光体ドラム
41の下部を露出するように構成されている。クリーニ
ング装置42は、感光体ドラム41表面に摺擦して該表
面に付着している残留トナーを除去する弾性クリーニン
グブレード(例えばウレタンゴム製)45、該クリーニ
ングブレード45にて掻き落とされた残留トナーを捕獲
するスクイシート46、スクイシート46によって捕獲
された残留トナーを前方(矢印K1方向)に移動させる
廃トナー送り部材47、移動された残留トナーを溜める
廃トナー溜め49を備えている。
【0044】このように構成されたプロセスカートリッ
ジCは、図2に図示するレーザビームプリンタ50に装
着される。レーザビームプリンタ50は、装置本体51
及び装置本体51前側(矢印K1方向)下端に回動中心
51aを有するカバー52を備えている。このカバー5
2は、平常時は、閉鎖されており(同図の実線)、プロ
セスカートリッジCの交換時や、画像形成対象となる紙
等の転写材Pのジャム処理時等には開放される(同図の
二点鎖線)構成となっている。プロセスカートリッジC
は、開放状態のカバー52によって一旦保持され、この
カバー52を閉鎖することにより、装置本体51内の所
定の位置(同図の実線)に配置される。なお、所定の位
置に配置されたプロセスカートリッジCは、感光体ドラ
ム41、現像ローラ33等が装置本体51側の駆動手段
(不図示)に接続されて、それぞれ矢印R2,R1方向
(図1参照)に回転駆動され、また一次帯電ユニット2
の放電ワイヤ22現像ローラ33は同じく装置本体51
側の高圧電源に接続されるようになっている。
【0045】次に、図1、図2を参照してレーザビーム
プリンタ50による画像形成プロセスを説明する。スタ
ートボタン(不図示)を介して、画像形成開始が指令さ
れると、感光体ドラム41が矢印R2方向に回転駆動さ
れ、感光体ドラム41表面は、一次帯電ユニット2によ
って一様に帯電される。感光体ドラム41表面は、レー
ザユニット53、反射ミラー55等を備えた露光手段に
よって露光Lを受け、画像情報に応じた静電潜像が形成
される。この静電潜像は、現像ユニット3の現像ローラ
33を介してトナーが付着されてトナー像となる。感光
体ドラム41上に形成されたトナー像は、転写装置56
を介して転写材P上に転写される。この転写材Pは、装
置本体51の後側(矢印K2方向)に装着された給紙カ
セット57に収納されていたものが給紙ローラ59によ
って給紙され、さらにレジストローラ対60によって感
光体ドラム41の回転に同期して供給されたものであ
る。トナー像が転写された転写材Pは、搬送ガイド61
に沿って搬送され、定着装置62に到達する。転写材P
は、ここで定着ローラ62aと加圧ローラ62bとによ
る加熱加圧を受けて、トナー像が表面に固着(定着)さ
れる。トナー像が定着された転写材Pは、その後、排紙
ローラ63によって、カバー52の上面に形成された排
紙トレイ65上に排出される。
【0046】{プロセスカートリッジの再生工程}次に
使用済のプロセスカートリッジCを再生再利用する場合
について説明する。尚、通常、使用済のプロセスカート
リッジは市場から消費者の協力によって回収される。こ
こで、交換が必要な部材として、長期使用に伴い表面の
感光層が劣化した感光体ドラム41をはじめとして、寿
命に達した、或いは何かの要因によって損傷した部材等
があげられる。
【0047】本実施の形態に係るプロセスカートリッジ
Cは、トナーを再充填したり、上述の部材を交換したり
する際に、はじめに4つの大きなユニットに分解し、つ
づいて各ユニットと必要に応じて細部に分解するように
構成されている。
【0048】(分解手順)そこで、まず、プロセスカー
トリッジC全体を前述の4つの大きなユニット、すなわ
ち上枠1、一次帯電ユニット2、現像ユニット3、クリ
ーニングユニット4に分解する手順から説明する。
【0049】はじめに、分解対象となるプロセスカート
リッジCをエアダクト(不図示)内にセットし、エアを
吹き付けて、表面に付着しているトナーや塵埃を除去す
る。
【0050】次に、図3に示すように、上枠1の左右
(矢印K1方向を前方とする)の壁部1a,1bを、ク
リーニングユニット4に固定している左右2本ずつ、計
4本のピン12を外す。ピン12の頭部は、中央に凹部
を有するフランジ状に形成されており、このフランジ部
を例えばラジオペンチでつかみ、回しながら外側に引き
抜く。ピン12は、樹脂性で、先端側に係合部を有する
が、引き抜き時にこの係合部や、ラジオペンチでつかん
だフランジ部が破損しやすく、再組立時には、新品と交
換する。また、プロセスカートリッジCを使用する前、
トナーフレーム31と現像フレーム32を密閉している
シールフィルム(不図示)を保護するシールフィルムカ
バー13を、例えばラジオペンチで引き抜く。シールフ
ィルムカバー13の固定もピン12と同様に行っている
ため、再組み立て時には新品と交換する。
【0051】次に、図3に示すように、上枠1の左右両
側を左右の手でつかみ(二点鎖線)左右の親指を同図上
方の2箇所の斜線部aにそれぞれ当て、これらの部分を
下方に押しながら、他の指で上枠1の左右の壁部1a,
1bの下部の斜線部b(一方の斜線部のみ図示)をそれ
ぞれ左右外側に開くようにして全体を持ちあげる。これ
によって、図4に示すように、クリーニングユニット4
の上面の2箇所に突出されて、上枠1の係合孔1c,1
dに係止されている爪4a,4bの係合を解除し、上枠
1をクリーニングユニット4から外す。これで4つのユ
ニットのうち上枠1の取外しを完了する。上枠1は、エ
アダクト内でエアを吹き付け、表面や内側に付着したト
ナー、埃等の異物を除去することにより、そのまま、再
利用する。
【0052】次に、クリーニングユニット4の上部に嵌
合されている一次帯電ユニット2を外す。一次帯電ユニ
ット2は、図4、図5に示すように、一方の端部に脚部
25を有し、脚部25と反対側に配置されたクリーニン
グユニット4の付勢部材(不図示)によって、脚部25
側に付勢された状態で、係合されている。脚部25を手
でつかみ、横方向(図5矢印L方向)に軽く押しながら
脚部25を上方に持ち上げる。これにより、一次帯電器
ユニット2の取外しが完了する。
【0053】現像ユニット3とクリーニングユニット4
とを分解するに先立ち、図6に図示するように、トナー
現像フレーム3A側の凸部3c及びドラムフレーム4A
側の凸部4cに係合させ、両者の間に張設された圧縮ば
ね(ばね部材)41aを取り外す。この圧縮ばね41a
とほぼ同様の圧縮ばね41aが現像ユニット3及びクリ
ーニングユニット4の反対側の端部にも張設されてお
り、この圧縮ばねも同様に取り外す。なお、これらの圧
縮ばね41a等は、現像ユニット3側の現像ローラ33
をクリーニングユニット4側の感光体ドラム41に向け
て付勢するものであり、これにより、現像ローラ33の
両端部の外周に装着したスペーサ(不図示)が感光体ド
ラム41両端部の非画像形成領域に当接し、感光体ドラ
ム41表面と、現像ローラ33表面とが所定の隙間で対
向するように構成されている。なお、上述の圧縮ばね4
1aは、検査者が検査して所定の基準に達していれば再
組み立て時に、再使用する。
【0054】この状態では、アーム36c,36d先端
の回動軸36c1,36d1が夫々ドラムフレーム4A
に嵌合していて現像ユニット3とクリーニングユニット
4とは、左右両端部にて回転可能な状態で係合されてい
る(図16参照)。この係合を解除するには、図7に示
すように現像ユニット3とクリーニングユニット4とを
結合しているピン4dをラジオペンチで引き抜く。そし
て、図6の矢印W方向に現像ユニット3を約80度程回
転させた上、現像ユニット3の図7中右端側を上方に少
し持ち上げると、右端側の係合が解除され、現像ユニッ
ト3とクリーニングユニット4とが分離される。
【0055】これで、プロセスカートリッジCは、上枠
1、一次帯電ユニット2、現像ユニット3、クリーニン
グユニット4の4つの大きなユニットに分解されたこと
になる。
【0056】つづいて、各ユニットのさらに細部への分
解、部材の清掃そして部材の交換等について、各ユニッ
ト毎に説明する。
【0057】まず、上枠1は、他の部材によって摺擦さ
れたりする部分がない、つまり摩耗したりする部分がな
いので、上述のように、清掃した後、検査者が検査を行
い、異常がなければそのまま再利用に供する。
【0058】(一次帯電ユニットの再生)次に、一次帯
電ユニット2は、シールド21、放電ワイヤ22、グリ
ッド23の清掃等を行う。まず、一次帯電ユニット2全
体の付着トナーや塵を除去する。これは、例えば、清掃
装置(不図示)を利用して行う。清掃装置の収納室の所
定の位置に一次帯電ユニット2をセットし、全体にエア
を吹き付けるとともに、収納室全体の雰囲気を吸引する
ようにする。
【0059】次に、個別の部材の清掃に先立ち、連結ば
ね(不図示)を外し、係合部の係合を解除して、シール
ド21からグリッド23を取り外す。そして、シールド
21を図8(a)に示すように、治具B1の傾斜面B2
に載せ、同図(b)のように該傾斜面B2上に設けたス
トッパB3で位置決めする。シールド21の一方の壁部
21aの外面と他方の壁部21bの内面(斜線部)とを
IPA(アルコール液)を付けたシルボン紙で清掃し、
次に180度反転して、今度は他方の壁部21bの外面
と一方の壁部21aの内面(斜線部)とを同様にシルボ
ン紙で清掃する。この際、シルボン紙の塵やけばがシー
ルド21に付着しないように注意する。
【0060】シールド21は、清掃後、変形をチェック
する。図9に示すように、max部とmin部とを有す
るゲージG1を、シールド21の一方の端部に挿入し、
min部ではスムーズに通り、max部では軽く止るこ
とを確認する。同様にシールド21の中央部及び他端部
においてもゲージG1を差し込み、min部とmax部
とのそれぞれ通過と停止とを確認する。
【0061】次に、グリッド23は、図10(a)に示
すように、治具B4の凸部B5に被せるようにして載
せ、表面側をシルボン紙B7によって清掃する。その
後、同図(b)のようにグリッド23を反転し、今度は
凹部B6に嵌め込むようにしてセットし、裏面側を同様
にシルボン紙B7によって清掃する。
【0062】放電ワイヤ22は、エアを吹き付け、CR
ゴムで空拭きした後、図11に示すように、クリーナペ
ンB8での清掃を行う。クリーナペンB8のペン先B9
には、V字型に切り込んだフェルトが取り付けてあり、
このフェルトにはアルコールが含浸させてある。ペン先
B9の谷部を放電ワイヤ22にまたがせ、強制的に下方
に押し付けることなく、クリーナペンB8の自重をかけ
た状態で放電ワイヤ22の一方の端部から、他方の端部
へと矢印方向に移動させる。その後、シールド21を1
80度反転して裏返し、クリーナペンB8による同様の
動作を繰り返し、放電ワイヤ22の清掃を終了する。こ
れらの清掃によって、その性能が回復されたことを検査
者が確認できた場合には、シールド及び放電ワイヤ22
は、再使用する。
【0063】一次帯電ユニット2においては、必要に応
じて、すなわち、上述の清掃によっても放電ワイヤ22
の性能が所定の基準に達しないような場合には、次のよ
うにして放電ワイヤ22を交換する。まず、一次帯電ユ
ニット2の構成を簡単に説明する。図12の分解斜視図
に示すように、シールド21の左右両端部には、絶縁ブ
ロック21c,21dが固定されている。各絶縁ブロッ
ク21c,21dの下端面には、ピン状の突起21c
1,21c2(不図示)、21d1,21d2が突設さ
れており(図13参照、同図には、絶縁ブロック21d
のもののみ図示)、該突起21d1,21d2をシール
ド21の左右両端部に穿設した小孔21e1,21e2
に貫通させた後、一方の突起21d2を加熱圧着するこ
とによって、絶縁ブロック21c,21dをシールド2
1の左右両端部に固定している。
【0064】絶縁ブロック21c,21dには、嵌合穴
21c4(図15参照)21d4(図14参照)が穿設
されており、放電ワイヤ22は、これらの嵌合穴21c
4,21d4に嵌合するピン22a,22bによって左
右両端を固定されている。なお、ピン22a,22b
は、絶縁ブロック21c,21dよりも硬度の低い樹脂
製の部材によって形成されている。
【0065】絶縁ブロック21c,21dの内側には、
図12に示すように、上下方向のガイド部21c3,2
1d3が形成されており、このガイド部21c3,21
d3によって駒21f,21gが上下動自在に案内され
ている。これら駒21f,21gは、それぞれ腕部21
f1,21g1、V字状の切欠部21f2,21g2を
有する。各腕部21f1,21g1にはこれらを貫通す
るピン21f3,21g3によって、ころ21f4,2
1g4が回動自在に支持され、一方切欠部21f2,2
1g2は、放電ワイヤ22の左右両端部にまたがるよう
にして、これらの部分を同図中、下方に押圧する。した
がって、感光体ドラム41表面に当接するころ21f
4,21g4の先端から放電ワイヤ22までの距離は正
確に維持されるように構成されている。すなわち、感光
体ドラム41表面と、放電ワイヤ22の距離とが、上述
の駒21f,21gによって、正確に規制されるように
なっている。
【0066】また、一方の絶縁ブロック21cには、図
12及び図15に示すように放電ワイヤ22に電圧を印
加するための電極22cが、ピン22aとの間に介装さ
れている。
【0067】左右の絶縁ブロック21c,21dには、
図12に示すように、カバー21h,21iが着脱容易
に取り付けられている。各カバー21h,21iには、
それぞれ、窓21h1,21i1、係止孔21h2,2
1h2,21i2,21i2が形成されている。カバー
21iは、図14に示すように、絶縁ブロック21dの
上方から被せると、係止孔21i2,21i2が絶縁ブ
ロック21dの、爪21d5,21d5に係合するよう
に構成されている。このとき、窓21i1からは、駒2
1gの腕部21g1及びころ21g4が突出し、また、
カバー21iに押されたピン22bが嵌合穴21d4に
押圧されて、放電ワイヤ22の保持を確実にするように
構成されている。なお、カバー21hの構成も、上述の
カバー21iと同様である。
【0068】放電ワイヤ22を交換するには、まず、左
右のカバー21h,21iの下端部を開くようにして、
係止孔21h2,21h2,21i2,21i2を、そ
れぞれ爪21c5,21c5,21d5,21d5から
外し、つづいて、図14において矢印方向に持ちあげ
る。これによって左右の駒21f,21gと、放電ワイ
ヤ22の左右両端部を固定しているピン22a,22b
とが露出する。左右の駒21f,21gは、特にこれを
固定しているものはないから、それぞれガイド部21c
3,21d3に沿って上方に取り外す。次にピン22
a,22bをそれぞれ絶縁ブロック21c,21dから
引き抜き、これらのピン22a,22bに巻き付けてあ
った放電ワイヤ22を取り外す。
【0069】放電ワイヤ22及びピン22a,22bを
新品に交換し、新規の放電ワイヤ22の左右両端部をそ
れぞれピン22a,22bに4回ほど巻き付ける。その
後、該ピン22a,22bを各絶縁ブロック21c,2
1dの係合穴21c4,21d4に嵌合する。さらに、
このようにして左右のピン22a,22bの間に張設さ
れた放電ワイヤ22の左右両端部に、それぞれガイド部
21c3,21d3に沿うようにして、駒21f,21
gをまたがす。さらに絶縁ブロック21c,21dにそ
れぞれカバー21h,21iを被せることによって、放
電ワイヤ22の交換を完了する。
【0070】シールド21や放電ワイヤ22の清掃、ま
たは交換によって、性能が回復した一次帯電ユニット2
は、後述の分解、清掃、検査等の終了したクリーニング
ユニット4に再取り付けすることになる。このとき、左
右両端部付近に貼着されているシールド部材21n(た
だし、図9には、一方のみ図示)も検査後、異常がなけ
れば再使用する。このシール部材21nは人工皮革によ
って形成されており、感光体ドラム41表面に摺接され
ているため、摩耗が激しく、多くの場合再利用不能であ
るので再利用可能か否かの検査を行わずに新品と交換す
る。なお、シールド21の近傍には、シール部材21m
が配置されているが、発泡ポリウレタンによって形成さ
れたこのシールド21は、固定部材に当接されているだ
けで極めて損傷が少ないため、清掃後検査を行って異常
がなければ交換せずにそのまま再利用する。
【0071】(再生前の現像ユニットにおける現像フレ
ームとトナーフレームの接合部)図41の模式図に示す
ようにトナーフレーム31と現像フレーム32の接合部
は夫々対向するフランジ部31b,32bを備えてい
る。トナーフレーム31のフランジ部31bの内側はガ
スケット92が入る凹部31pが設けられている。ガス
ケット92は図41の紙面に直角方向に長い長方形の外
形を有し、外形と同方向に長い長方形の開口部92aを
有する。ガスケット92の非圧縮時の厚さは接着剤93
を含め凹部31pの深さよりもわずかに大きく、圧縮時
の厚さは凹部31pの深さと等しくなる。フランジ31
bには長手方向に溶着用リブ条31eが設けられてい
る。ガスケット92の開口部92aはシールフィルム9
1が接着されて折り返して重ねられている。そして、引
抜側よりも奥側で折り返されて端部は現像フレーム32
の溝(不図示)を挿通してプロセスカートリッジBの外
部へ現れている。
【0072】現像フレーム32のフランジ部32bはト
ナーフレーム31のフランジ部31b及び、ガスケット
92の外縁側に当接する幅を有する。
【0073】シールフィルム91の前記折り返し部分
は、図41の断面で端部シール(後述、詳述する)部分
を除いて夫々トナーフレーム31、現像フレーム32の
長手方向全域にわたっていて、シールフィルム91はト
ナーフレーム31、現像フレーム32の間から外部へ引
き抜き可能となっている。図においてトナーフレーム3
1と現像フレーム32を圧接するとトナーフレーム31
のリブ条31eが現像フレーム32のフランジ部32b
に接し、この状態で超音波溶着するとフランジ部31
b,32bはリブ条31eの溶けた部分を挟み、且つ、
現像フレーム32のフランジ部32bがガスケット92
に圧接して、トナーフレーム31と現像フレーム32が
接合される。
【0074】上述のトナーフレーム31と現像フレーム
32の超音波溶着の際は現像フレーム32のフランジ部
32bとガスケット92の圧接面も溶着してしまう。従
って、トナーフレーム31と現像フレーム32の接合面
においては長手方向には溶着により密封され、長手方向
一端のシールフィルム91の通過する部分及びその長手
方向の反対側は弾性体の端部シール(後述)で密封され
ている。
【0075】このプロセスカートリッジCの使用開始に
当っては、プロセスカートリッジCの外部へ出ているシ
ールフィルム94の端部を手で引くと、引出方向の奥側
から、シールフィルム94がガスケット92の表面から
剥離し、全部引抜ことにより、開口部92aは全開し、
トナーフレーム31中のトナーが現像フレーム32へ移
動する。使用により、トナーがほぼなくなると現像ロー
ラ33に平行に配したアンテナ線34と現像ローラ33
間の静電容量の変化を装置本体51側の検知手段が検知
してトナーなしを表示するようになっている(図1参
照)。
【0076】(現像ユニットの再生)次に、現像ユニッ
ト3の再生方法について説明する。再生にあたっては、
まずクリーニングユニット4と分離した現像ユニット3
を細部に分解する。その手順は、図16に示すように、
現像ブレード35を挿通して現像フレーム32にねじ込
んであるねじ35a,35bを外して、現像ブレード3
5を取り外し、さらに左右両端のアーム36c,36d
を現像フレーム32に固定しているねじ36a,36b
を外して左右のアーム36c,36dを引き抜く。左右
のアーム36c,36dを介することによって現像フレ
ーム32に固定されていた現像ローラ33及びその内側
の磁石33aを前方(矢印K1方向)に取り外す。さら
に、現像ローラ33を細部に分解して、磁石33a、ロ
ーラギヤ33b、軸受(前)33c、現像ローラ本体3
3e、ころ33d,33d、軸受(奥)33h、ローラ
電極(不図示)を再利用するものと廃棄するものとに分
ける。再利用するものについては、エア吹き付け等によ
って清掃を行う。なお、上述の現像ブレード35、ロー
ラギヤ33b等は、検査を行って異常がなければ再使用
することになるが、これら再使用する部材であっても、
検査を行った結果、その性能が所定の基準を満たさない
ものについては、適宜新品と交換する。
【0077】本実施の形態では、現像ローラ33や現像
ブレード35等の部品は検査の結果、その性能が基準を
満たしていれば再使用をする。トナー現像フレームにお
いて再使用可能部品と不可能部品(フレームの破損、変
形等)があった場合について次に説明する。
【0078】(第一現像フレーム32及びガスケット9
2は再使用可能であるがトナーフレーム31が再使用不
可能の場合)トナーフレーム31を現像フレーム32と
ガスケット92の溶着部を破壊することなくトナーフレ
ーム31を例えば図17に示すような台186cに取付
具186d,186eで保持して固定したトナー現像フ
レーム3A(上述において、現像フレーム32から現像
ローラ33等の部材を外した状態で現像フレーム32と
トナーフレーム31が一体的となっている)をスライド
ベース186a上で図の紙面に直角方向に送られる鋸台
186bに備える直線刃の鋸186をジグソウのように
図示矢印c方向に往復動させて長手方向に送って切断す
る。次に図18(a)(図42切断面31s)に示すよ
うに現像フレーム32とガスケット92上のトナーフレ
ーム31との溶着部94がなくなる迄、トナーフレーム
31と該溶着部94をフライス187或は研削盤やカン
ナ188(図23参照)等で削った(図42参照)後現
像フレーム32、ガスケット92を清掃し、再使用す
る。
【0079】ここでシールフィルム91を取付ける場
合、2通りの取付け方が考えられることができ、最初の
方法は、図19に示すように結合前のガスケット92の
開口部92aにシールフィルム91を例えばヒートシー
ルしてガスケット92とシールフィルム91を固定す
る。そして再使用の現像フレーム32とガスケット92
を、専用のトナーフレーム31′に固定(例えば、溶
着、両面テープ、挟持部材、接着剤等)する。この専用
のトナーフレーム31′は、一平面のフランジ部31′
bを持ち、このフランジ部31′b上にシールフィルム
91に干渉しない外側に位置し、シールフィルム91を
引き抜く際の妨げにならないようになっている超音波溶
着用のリブ条31′eとシールフィルム91の引き抜き
部分にはポリウレタン31′gとその長手方向の反対側
にポリウタレタン31′hが設けてある。超音波溶着時
には前記リブ条31′eをガスケット92を圧接し加振
すると前記リブ条31′eが溶けてガスケット92に溶
着され(図43参照)、ポリウタレタン31′gとポリ
ウタレタン31′hによりシールフィルム91を引き抜
いた後もトナーが漏れないようになっている。
【0080】次の方法は図20に示すように新たに用意
された専用のトナーフレーム31′と前記トナーフレー
ム31′に溶着されている新たなガスケット92′の開
口部92′aにシールフィルム91を例えばヒートシー
ルしてトナーフレーム31′を密封する。そして再使用
の現像フレーム32とガスケット92にシールフィルム
91の引き抜き部分にポリウレタン92bとその長手方
向の反対側にポリウレタン92cを貼り付け、用意され
た専用のトナーフレーム31′を使用し、現像フレーム
32と専用のトナーフレーム31′を固定(例えば溶
着、両面テープ、挟持部材、接着剤等)したものを使用
する。例えば、この専用のトナーフレーム31′には、
シールフィルム91に干渉しない外側に位置し、シール
フィルム91を引抜く際の妨げにならないようになって
いる超音波溶着用のリブ条31′eが設けてあり、超音
波溶着時には前記リブ条31′eが溶けてガスケット9
2に溶着され、ポリウレタン92b,92cによりシー
ルフィルム91を引き抜いた後もトナーが漏れないよう
になっている(図44参照)。
【0081】前記トナーフレーム31は新しくするがガ
スケット92を現像フレーム32につけるか併せてトナ
ーフレーム31に更に設けるかの2通りの方法におい
て、図19に示すようにシールフィルム91を開口部9
2aに取付ける以前には、トナーフレーム31′と現像
フレーム32とは別体であって、これらはシールフィル
ム91の取付け後に一体に構成するようにしているた
め、開口部92aを完全に塞ぐようにシールフィルム9
1を取付けることは容易である。図18(b)に示すよ
うに、トナーフレーム31′の長方形状の開口部31′
aの全周には額縁状のフランジ部31′bが形成されて
いる。また、現像フレーム32にもほぼ同形状のフラン
ジ部32bが形成されている。一方、シールフィルム9
1はこれらフランジ部31′b,32bと同形の額縁状
の板部材であるプラスチック製のガスケット92に取付
ける。つまりシールフィルム91とガスケット92とを
ヒートシール等によって剥離可能な状態で取付けるもの
である。
【0082】なお、ここでシールフィルム91をガスケ
ット92から取り外し可能にする理由は、プロセスカー
トリッジの使用に先立って、操作者がシールフィルム9
1を引き剥がすことによりトナーフレーム31′に存ず
るトナーを現像ローラ33に供給するためである。
【0083】さて、現像フィルム32とガスケット92
とを再利用し、導用のトナーフィルム31を用いた場合
は、次にトナーフレーム31′のフランジ部31′bと
現像フレーム32のフランジ部32bとにより、ガスケ
ット92を挟み込むようにして、トナーフレーム31′
と現像フレーム32とを一体に構成する。ただし、シー
ルフィルム91に対応する部分には、現像フレーム32
側にスリット32c(図21参照)を設けて、シールフ
ィルム91の剥離を妨げないようにしている。開口部3
1′aの開放に関しては、一方のスリット32cから突
出しているシールフィルム91の基端部91aを矢印K
3の方向に引くことによって、図21(b)のように、
シールフィルム91の屈曲部91bを移動させ、シール
フィルム91を完全に引き抜けば、開口部31′aが完
全に開放される。またシールフィルム引き抜き後のトナ
ーの漏れ防止のため、ポリウレタン31′g,31′h
がスリット32cに介在する。
【0084】ここでトナーフレーム31′と現像フレー
ム32を超音波溶着する方法であるが、これは図22に
示すように、治具を用いて行なう。即ち、受け治具99
aの凹部99a1にトナーフレーム31′をセットし、
ガスケット92にヒートシールしたシールフィルム91
を折り返す。このシールフィルム91はガスケット92
における開口部92aの長手方向の2倍以上の長さを有
し、折り返すと基端部91aがトナーフレーム31′の
長手方向一方端からはみ出す。
【0085】前記トナーフレーム31′に現像フレーム
32を重ねると共に、現像フレーム32の上方から押さ
え治具99bで押さえる。このとき、前記シールフィル
ム91の自由端はスリット32c(図21(a)参照)
から外部に露出するようにする。そして、この状態でト
ナーフレーム31′と現像フレーム32に超音波を加え
ると、トナーフレーム31′に設けたリブ条32′eが
溶けて現像フレーム32の溶着面に溶着し、両フレーム
31′,32が結合する。
【0086】尚、図19に示すように、現像フレーム3
2にはトナーフレーム31′との接合面所定位置に位置
決めボス32dが設けてあり、これに対応してトナーフ
レーム31′には前記ボス32dが嵌入し得る位置決め
孔31′fが設けてある。このために、両フレーム3
1′,32を重ねるときに前記ボス32dを孔31′f
に嵌入して位置決めしておくことにより、溶着時に両フ
レーム31′,32のズレ及び変形を防止することがで
きる。
【0087】(第二:現像フレーム32は再使用可能で
あるがトナーフレーム31、ガスケット92が再使用不
可能の場合)トナーフレーム31を現像フレーム32と
の溶着部を破壊することなくトナーフレーム31を図1
7に示した装置の鋸186等で長手方向に切断し、現像
フレーム32をトナーフレーム31とガスケット92の
溶着部がなくなる迄、フライス盤、研削盤やカンナ等
(図18(a)参照)で長手方向に削るか、またはトナ
ーフレーム31を切断し、ガスケット92を現像フレー
ム32から現像フレーム32を破壊することなくカンナ
188等で引き剥がし(図23参照)、ガスケット92
の溶着部がなくなる迄、フライス盤、研削盤やカンナ等
(図18(a)参照)で長手方向に削った後、現像フレ
ーム32を清掃し、再使用する。
【0088】そして図24に示すように再使用の現像フ
レーム32と新たに用意された専用のトナーフレーム3
1″と前記のトナーフレーム31″に溶着していない専
用のガスケット92″を使用することにより、結合前の
専用のガスケット92″の開口部92″aにシールフィ
ルム91を例えばヒートシールする。そして現像フレー
ム32のシールフィルム91の引き抜き部分とその長手
方向の反対側にポリウレタン32h、ポリウレタン32
iを貼り付ける。この後にシールフィルム91を溶着し
たガスケット92″をトナーフレーム31″と現像フレ
ーム32の間に挟み込み固定(例えば溶着、両面テー
プ、挟持部材、接着剤等)したものを使用する。ここで
専用のトナーフレーム31″は再使用の現像フレーム3
2の削られた凹部のガイド32jに密着するように凸部
のガイド31″g,31″gを有し、前記凸部のガイド
31″g,31″gの間に専用のガスケット92″が嵌
合するようになっている。また、例えば超音波溶着を用
いて現像フレーム32とトナーフレーム31″を固定す
る場合は、超音波溶着用のリブ条31″eが凸部のガイ
ド31″g上面に長手方向に設けてあり、超音波溶着時
には前記リブ条31″eが溶けて現像フレーム32に溶
着されるようになっている。
【0089】前記方法において、図24に示すようにシ
ールフィルム91付きガスケット92″を開口部31″
aに取付ける以前には、トナーフレーム31″と現像フ
レーム32とは別体であって、これらはシールフィルム
91付きガスケット92″の取付け後に一体に構成する
ようにしているため、開口部31″aを完全に塞ぐよう
にシールフィルム91付きガスケット92″を取付ける
ことは容易である。また、トナーフレーム31″の長方
形状の開口部31″aの全周には額縁状のフランジ部3
1″bと前記現像フレーム32の削られた凹部のガイド
32jに密着するように凸部のガイド31″gが形成さ
れている。また、現像フレーム32にもほぼ同形状のフ
ランジ部32bと前記トナーフレーム31との溶着部を
削った際の凹部32jが形成されている。一方、シール
フィルム91はこれら凸部のガイド31″g間に嵌合す
る専用の額縁状の板部材であるプラスチック製のガスケ
ット92″に取付ける。つまりシールフィルム91とガ
スケット92″とをヒートシール等によって剥離可能な
状態で取付けるものである。
【0090】なお、ここでシールフィルム91をガスケ
ット92″から取り外し可能にする理由は、前記第一の
方法で示したものと同じである。
【0091】ここでトナーフレーム31″と現像フレー
ム32を超音波溶着する方法であるが、前記第一の方法
で示した治具等(図22参照)を用いて行なう。
【0092】(第三:トナーフレーム31及びガスケッ
ト92は再使用可能であるが現像フレーム32が再使用
不可能の場合)現像フレーム32をフレーム31とガス
ケット92の溶着部を破壊することなく現像フレーム3
2を第一の方法と同様に鋸等で長手方向に切断し、第一
の方法で同様にトナーフレーム31とガスケット92を
現像フレーム32との溶着部がなくなる迄、フライス
盤、研削盤やカンナ等で削った後(図18(b)、図2
3参照)、トナーフレーム31、ガスケット92を清掃
し、再使用する。
【0093】そして再使用のトナーフレーム31と新た
に用意された現像フレーム32′を使用することによ
り、図25に示すように平面を削ったトナーフレーム3
1付きガスケット92の開口部92aにシールフィルム
91を例えばヒートシールしてガスケット92とシール
フィルム91を固定する。そして再使用のトナーフレー
ム31とガスケット92を、この後に新たに専用の現像
フレーム32′を使用し、トナーフレーム31と専用の
現像フレーム32′を固定(例えば溶着、両面テープ、
挟持部材、接着剤等)したものを使用する。この専用の
現像フレーム32′は例えば超音波溶着用のリブ条3
2′eとシールフィルム91の引き抜き部分にはポリウ
レタン32′gと、その長手方向の反対側にもポリウレ
タン32′hが設けてあり超音波溶着時には前記リブ条
32′eが溶けてトナーフレーム31に溶着され、前記
ポリウレタン32′g、ポリウレタン32′hによりシ
ールフィルム91を引き抜いた後もトナーが漏れないよ
うになっている。
【0094】前記の方法において、図25に示すように
シールフィルム91を開口部92aに取付ける以前に
は、トナーフレーム31付きガスケット92と現像フレ
ーム32′とは別体であって、これらはシールフィルム
91の取付け後に一体に構成するようにしているため、
開口部92aを完全に塞ぐようにシールフィルム91を
取付けることは容易である。図25に示すように、トナ
ーフレーム31の長方形状の開口部31aの全周には額
縁状のフランジ部31bが形成されている。また、現像
フレーム32′にもほぼ同形状のフランジ部32′bが
形成されている。一方、シールフィルム91はこれらフ
ランジ部31b,32′bと同形の額縁状の板部材であ
るプラスチック製のガスケット92に取付ける。つまり
シールフィルム91とガスケット92とをヒートシール
等によって剥離可能な状態で取付けるものである。な
お、ここでシールフィルム91をガスケット92から取
り外し可能にする理由は、プロセスカートリッジの使用
に先立って、操作者がシールフィルム91を引き剥がす
ことにより、トナーフレーム31に存ずるトナーを現像
ローラ33に供給するためである。
【0095】さて、次にトナーフレーム31のフランジ
部31bと現像フレーム32′のフランジ部32′bと
により、ガスケット92を挟み込むようにして、トナー
フレーム31と現像フレーム32′とを一体に構成する
(図45参照)。ただし、シールフィルム91に対応す
る部分には、現像フレーム32′側にスリット32c
(図21参照)を設けて、シールフィルム91の剥離を
妨げないようにしている。開口部31aの開放に関して
は、一方のスリット32cから突出しているシールフィ
ルム91の基端部91aを矢印K3の方向に引くことに
よって、図21(b)のように、シールフィルム91の
屈曲部91bを移動させ、シールフィルム91を完全に
引き抜けば、開口部31aが完全に開放される。また、
シールフィルム引き抜き後のトナー漏れ防止のため、ポ
リウレタン32′g,32′hがスリット32cに介在
する。
【0096】ここでトナーフレーム31と現像フレーム
32′を超音波溶着する方法であるが、これは前記第一
の方法に示した方法に準じて行なうものとする。
【0097】尚、図25に示すように、現像フレーム3
2′にはトナーフレーム31との接合面所定位置に位置
決めボス32′dが設けてあり、これに対応してトナー
フレーム31には前記ボス32′dが嵌入し得る位置決
め穴31fが設けてある。このために、両フレーム3
1,32′を重ねるときに前記ボス32′dを穴31f
に嵌入して位置決めしておくことにより、溶着時に両フ
レーム31,32′のズレ及び変形を防止することがで
きる。
【0098】(第四:トナーフレーム31は再使用可能
であるが現像フレーム32、ガスケット92が再使用不
可能の場合)現像フレーム32とトナーフレーム31と
の溶着部を破壊することなく、現像フレーム32を第一
の方法と同様に鋸等で長手方向に切断し、トナーフレー
ム31をトナーフレーム31とガスケット92の溶着部
がくなる迄、フライス盤、研削盤やカンナ等で削る(図
18(b)参照)。
【0099】または第一の方法と同様に現像フレーム3
2を切断し、ガスケット92をトナーフレーム31から
トナーフレーム31を破壊することなくカンナ等で引き
剥がし(図23参照)、ガスケット92のトナーフレー
ム31との溶着部がなくなる迄、フライス盤、研削盤や
カンナ等で長手方向に削った後、トナーフレーム31を
清掃し、再使用する。そして図26に示すように再使用
のトナーフレーム31と新たに用意された専用の現像フ
レーム32″と前記現像フレーム32″に溶着していな
い専用のガスケット92″を使用することにより、結合
前の専用のガスケット92″の開口部92″aにシール
フィルム91を例えばヒートシールする。そして現像フ
レーム32″のシールフィルム91の引き抜き部分とそ
の長手方向の反対側にポリウレタン32″h、ポリウレ
タン32″iを貼り付ける。この後にシールフィルム9
1をヒートシールしたガスケット92″をトナーフレー
ム31と現像フレーム32″の間に挟み固定(例えば溶
着、両面テープ、挟持部材、接着剤等)したものを使用
する。
【0100】ここで専用の現像フレーム32″は再使用
のトナーフレーム31の削られた凹部のガイド31jに
密着するように凸部のガイド32″gを有する。また、
例えば超音波溶着を用いて現像フレーム32″とトナー
フレーム31を固定する場合は、ガイド32″g上に超
音波溶着用のリブ条32″e,32″eが設けてあり、
超音波溶着時には前記リブ条32″e,32″eが溶け
てトナーフレーム31に溶着されるようになっている
(図46参照)。
【0101】前記方法において、図26に示すようにシ
ールフィルム91を開口部92″aに取付ける以前に
は、トナーフレーム31と現像フレーム32″、ガスケ
ット92″とは別体であって、開口部31aを完全に塞
ぐようにシールフィルム91付きガスケット92″を取
付けることは容易である。また、現像フレーム32″の
長方形状の開口部32″aの全周には額縁状のフランジ
部32″bと前記トナーフレーム31の削られた凹部の
ガイド31jに密着するように凸部のガイド32″gが
形成されている。また、トナーフレーム31にもほぼ同
形状のフランジ部31bと前記現像フレーム32との溶
着部を削った際の凹部のガイド31jが形成されてい
る。一方、シールフィルム91は、トナーフレーム31
の凹部31j同士の間に幅方向に一致する専用の額縁状
の板部材であるプラスチック製のガスケット92″に取
付ける。つまりシールフィルム91とガスケット92″
とをヒートシール等によって剥離可能な状態で取付ける
ものである。なお、ここでシールフィルム91をガスケ
ット92″から取り外し可能にする理由は、前記第一の
方法で示したものと同じである。
【0102】ここでトナーフレーム31と現像フレーム
32″を超音波溶着する方法であるが、これには前記第
一の方法で示した治具等(図22参照)を用いて行な
う。
【0103】尚、図26に示すように、現像フレーム3
2″にはトナーフレーム31との接合面所定位置に位置
決めボス32″dが設けてあり、これに対応してトナー
フレーム31には前記ボス32″dが嵌入し得る位置決
め穴31fが設けてある。このために、両フレーム3
1,32″を重ねるときに前記ボス32″dを穴31f
に嵌入して位置決めしておくことにより、溶着時に両フ
レーム31,32″のズレ及び変形を防止することがで
きる。
【0104】ここで、トナーフレーム、現像フレーム、
ドラムフレーム等はハイインパクトスチロール、あるい
はポリフェニレンオキサイド等で形成されている。
【0105】ここで、前記4通りの再使用の方法に共通
に使用する前記シールフィルム91によるシールは、ま
ず開口部92aを有する基材のガスケット92にシール
フィルム91をヒートシールする。この方法としては、
厚さが約0.3mm〜2mm程度のポリエステル板やポ
リスチレン板、ナイロン板、ABS板等のプラスチック
板をシート成型し、後に開口部92aを中抜きして製造
するか、或いは通常の、モールド成型によって額縁状の
ガスケット92を製造する。
【0106】このガスケット92に対して図27、図2
8に示すように、シールフィルム91を熱圧着によって
ヒートシールする。シール条件としては、例えばホーン
98のシールバー98aを温度約110℃〜130℃、
圧力約1.5kgf/cm2〜5kgf/cm2 、時間
約1秒〜3秒程度の熱圧着よってシールを行う。
【0107】尚、このシールバー98aによって熱圧着
する場合には、ガスケット92とシールバー98aとが
平行に、且つ均一に圧接するようにしなければならな
い。これが不均一であると、シールフィルム91に余分
なストレスがかかり、プロセスカートリッジに衝撃を与
えたり、落下させた場合にシールフィルム91のシール
面の内側から破れるおそれがあるからである。
【0108】上記のように溶着して一体化されたトナー
現像フレームにトナーを充填する。このトナー充填は、
図29に示すように、トナー補給口31cを介して、現
像ホッパー97を利用する等によってトナーTの再充填
を行う。ロート状の本体97aの上部には、トナーTを
補給するための供給口97bが構成されており、また下
端部には、トナーフレーム31のトナー補給口31cに
適合するアダプタ97cが装着されている。さらに本体
97aの内部には、回転自在のオーガ97dが配置さ
れ、このオーガ97dの回転を適宜に制御することによ
って、トナーの補充速度を調整する。なお、本体97a
の内面等にフッ素処理を施す等して、摩擦係数を低減さ
せるようにした場合には、現像ホッパー97からトナー
フレーム31に対するトナーの補充を効率よく実施する
ことが可能である。
【0109】トナーの補充の終了したトナーフレーム3
1には、トナー補給口31cにキャップ31dを装着し
(図30参照)、さらに、分解時とは逆にエア等にて清
掃済みの現像ブレード35、現像ローラ33等を装着す
ることによって、現像ユニット3を再構成することがで
きる。因みに、通常は前記キャップ31dは新品を使用
する。これは、キャップ31dが不用意に外れることを
防止するためである。
【0110】本実施の形態のように、トナーフレームと
現像フレームを溶着することによって、両フレームの結
合力が強固となり、トナー漏れ等を生ずることがない。
ここで、溶着としては、超音波溶着や振動溶着等が挙げ
られる。超音波溶着によれば、より短い時間で、より強
固な結合とすることができる。
【0111】また、ガスケット92,92′,92″を
用いることによって、シールフィルム91を適度な強度
(操作者による引き抜きに適した強度)でもって現像フ
レームとトナーフレーム間に取り付けることができる。
また、ガスケットの開口面積を選択することによってト
ナーフレーム31から現像フレーム32へ供給されるト
ナー量を調整することができる。
【0112】(クリーニングユニットの再生)次にクリ
ーニングユニット4の再生についで説明する。このクリ
ーニングユニット4にあってはドラムフレーム4Aを清
掃後に再使用する。そこで、まずクリーニングユニット
4の分解、清掃を行うための清掃装置について説明す
る。クリーニングユニット4からドラムシャッタ43
(図1参照)、感光体ドラム41を取外し、この状態で
後述の廃トナーの抜取り(清掃作業)を行う。なお、上
述の説明においては、感光体ドラム41、保護板43を
も含めてクリーニングユニット4としていたが、以下に
おいては、これらを含まないものについても適宜クリー
ニングユニット4というものとする。
【0113】図31を参照して、清掃装置の構成を説明
する。清掃装置170は、全体を覆うハウジング170
aを有しており、ハウジング170aの手前側上部(図
31の左上)には、把手170c付きの透明なカバー1
70bが開閉自在に取り付けられている。このカバー1
70bの開閉状態は、検知センサ170dによって検知
される。また、ハウジング170aの奥側上部(同図の
右上)には、排気口170eが構成されていて、補助吸
引装置の雰囲気吸引口178が接続されている。
【0114】ハウジング170aの内側の手前側下部に
は、ストッパ台171が配置されており、ストッパ台1
71の上面は水平面171hに形成され、また奥側の面
は急勾配の傾斜面171cに形成されている。これら水
平面171h及び傾斜面171cには、それぞれゴム材
からなるストッパ171a,171bが固着されてお
り、後述の揺動装置の揺動運動は、これらストッパ17
1a,171bによって、その揺動限が規制されてい
る。
【0115】ストッパ台171の水平面171hには、
受け台172が前後方向(図の紙面に平行に左右方向)
移動自在に配置されている。受け台172は、奥側に連
結されたエアシリンダ175によって、原点位置M1
(図31の二点鎖線)と清掃位置M2(同図の実線)と
の間を移動するように構成されている。受け台172の
上面は、クリーニングユニット4の下面に適合する形状
に形成されており、図31の二点鎖線で示すように、原
点位置M1に配置された受け台172に対して、クリー
ニングユニット4は、クリーニングブレード45を奥側
上方、スクイシート46を奥側下方に配置した姿勢で受
け台172上面に載置する。したがって、クリーニング
ブレード45先端とスクイシート46の先端とによって
形成される隙間Gは、奥側に配置することになる。受け
台172は、図32に示すように移動ブロック172a
と固定ブロック172bとからなるクランプ装置172
cを備えている。なお、図32の斜視図には、原点位置
M1に位置する受け台172(不図示)の上述の姿勢で
載置した状態のクリーニングユニット4を図示してい
る。クランプ装置172cは、原点位置M1の受け台1
72にクリーニングユニット4を載せるに先立って開放
されていたカバー170b(図31の二点鎖線)を、ク
リーニングユニット4の載置後に閉鎖すると(同図実
線)、この閉鎖を前述の検知センサ170dが検知し、
受け台172上のクリーニングユニット4を把持して、
位置決めするように構成されている。つまり、クランプ
装置172cは、カバー170bの閉鎖に連動してクラ
ンプ動作を開始し、図32の移動ブロック172aを不
図示のエアシリンダを介して伸長してクリーニングユニ
ット4の側面の嵌合部4bに当接させ、クリーニングユ
ニット4を他の側面が固定ブロック172bに当接され
るまでスライドさせるように構成されている。
【0116】上述の受け台172は、その奥側下端がス
トッパ173c(図31参照)にて規制される清掃位置
M2においては、揺動装置(移動装置)173に積載さ
れる。揺動装置173は、図33(a)に示すように底
板の左右両端に側板173b,173bを立設させた揺
動台173aを備えている。この揺動台173aは、一
方の側板173bの外面に固着された回転軸173dを
介して揺動自在に支持されるとともに、他方の側板17
3bには、回転軸173dに対応する位置に、キー17
6cを介して揺動軸176bが連結されている。揺動軸
176bは、図31に示すように、エアシリンダ176
aを介してロータリアクチュエータ176により、所定
の角度αの範囲において、正転と逆転とを繰り返すよう
に構成されている。この揺動軸176bの正転、逆転の
反復によって、図33(b)(a)の断面A)に示すよ
うに、揺動台173aは、水平位置N1(同図の実線)
と、起立位置N2(同図の二点鎖線)との間を角度αを
もって揺動するように構成されている。揺動台173a
の水平位置N1と起立位置N2とは、それぞれ前述のス
トッパ台171のストッパ171a,171bとによっ
て位置決めされるようになっている。なお、実施例にお
いてはα=80度に設定している。
【0117】揺動台173aの水平位置N1(図31の
実線)における奥側上部には、モータ177aを介して
クリーニングユニット4に打撃を加える衝撃付与装置1
77が装着されている。衝撃付与装置177は、図34
(a)に示すように(ただし、同図は衝撃付与装置17
7を図31とは反対側から見た図である)、モータ軸1
77bの端面に、その中心から偏心して突設されたカム
軸177c(同図(c)参照)と、基端側に揺動中心1
77eを有するとともに先端側に上述カム軸177cが
遊嵌するガイド溝177hを有する打撃台177dと、
該打撃台177dの先端側上面にねじ止めされた打撃板
177fと、該打撃板177f先端に下向きに固定され
た凸部材177gとを備えている。打撃板177fは適
度な弾性を有する板状の部材によって形成されている。
また凸部材177gは、例えば打撃対象となるクリーニ
ングユニット4の廃トナー溜め49よりも硬度の低い樹
脂によって構成されていて、クリーニングユニット4を
傷つけないようにしている。衝撃付与装置177は、モ
ータ軸177bと一体のカム軸177cの矢印方向の回
転によって、打撃台177dがほぼ上下方向に揺動す
る。これによって凸部材177gがクリーニングユニッ
ト4から離れたり(図34(a))、クリーニングユニ
ット4上面を打撃したり(同図(b))する動作を繰り
返す。なお、同図では、打撃台177d、打撃板177
f、凸部材177gは、1組のみを図示しているが、他
にもう1組のものを設けこれら2組を例えば軸で一体に
連結し、それぞれの凸部材177gによって、図35に
図示するクリーニングユニット4上面の矢印P,Pで示
す位置に打撃を加えるものとする。
【0118】図31に示すように、上述の清掃位置M2
における受け台172、エアシリンダ175、衝撃付与
装置177は、すべて揺動装置173の揺動台173a
に搭載されており、したがってこれらは、揺動台173
aと一体に動作するように構成されている。
【0119】清掃位置M2に移動された受け台172上
のクリーニングユニット4の奥側の間隙Gは、図31に
図示するように吸引装置179のエアブロック179a
によって覆われる。図35にエアブロック179aの詳
細図を示す。エアブロック179a全体は、ほぼ中空に
構成されており、クリーニングユニット4の間隙Gに対
面する密着面179gには、噴出口179d及び吸引口
179eの部分を除いて、ほぼ全体にゴム状のシール部
材179bが取り付けられている。エアブロック179
aの内側には、クリーニングユニット4にエアを吹き込
むための送気管179cが配設され、該送気管179c
の噴出口179dは、上述密着面179gの一方の端部
近傍に開口している。さらにエアブロック179aの内
側には、吸気管179fが配設され、該吸気管179f
の吸引口179eは密着面179gの他方の端部近傍に
配設されている。これら噴出口179d、吸引口179
eを有する密着面179gは、前述の受け台172を介
して矢印K3方向に搬送され、清掃位置M2に配置され
たクリーニングユニット4のクリーニングブレード45
及びスクイシートと46に密着し、両者の先端の間の間
隙Gを完全に覆うように構成されている。その様子を図
35の間隙G近傍の二点鎖線で示すシール範囲A1、エ
ア吹込口A2、エア排出口A3で示す。これらの二点鎖
線で示すシール範囲A1、エア吹込口A2、エア排出口
A3は、それぞれ密着面179g、噴出口179d、吸
引口179eに対応する。このように、吸引装置179
は、エアブロック179aに密着されたクリーニングユ
ニット4に対し、送気管179cの基端側から供給した
圧縮エアQ1を、エア吹込口A2に密着された噴出口1
79dから間隙Gを介してクリーニングユニット4内部
に送り込んで(Q2)、クリーニングユニット4内の廃
トナーを飛散させた上、エア排出口A3に密着された吸
引口179eからクリーニングユニット4内の空気とと
もに廃トナーを吸引し(Q3)、この吸引した廃トナー
を基端側に送り出す(Q4)ように構成されている。
【0120】なお、この際、クリーニングユニット4及
びエアブロック179aの外部に漏れ出た廃トナーは、
図31に示すように、雰囲気吸引口178を介して、雰
囲気とともに補助吸引装置(不図示)によって吸引する
ようにしている。
【0121】つづいて、清掃装置170の構成を示す図
31及び動作の流れを示すフローチャート図36を中心
に、そして適宜他の図面を参照しながら、クリーニング
ユニット4の清掃方法及び清掃装置170の動作につい
て詳細に説明する。
【0122】まず、清掃装置(掃除機)170の動作を
開始する(S1)。次に、原点位置M1に配置された受
け台172の上面に、清掃対象となるクリーニングユニ
ット4を載せる(S2)。カバー170bを閉じると
(S3)、これを検知センサ(ドアスイッチ)170d
が検知し(S4)、エアシリンダがオンされて(S
5)、受け台172上の所定位置にクリーニングユニッ
ト4がクランプされる(S6)。エアシリンダ175が
オンされ(S7)、受け台172が原点位置M1から清
掃位置M2に移動し(S8)、クリーニングユニット4
の間隙Gが吸引装置179の密着面179gに密着され
る(図35参照)。モータ177aがオンされ(S
9)、衝撃付与装置177が起動し、凸部材177gに
よるクリーニングユニット4の打撃が開始される(S1
0)。これにより、クリーニングユニット4の内壁に付
着していた廃トナーを強制的に落下させるとともに、廃
トナーを移動しやすいようにする。ロータリアクチュエ
ータ176が起動され(S11)、揺動装置173の揺
動台173aがα=0〜80度の間を1往復する(S1
2)。吸引装置179の圧縮空気の制止弁(不図示)が
開かれ、(S13,S14)、噴出口179d(図35
参照)から間隙Gを介してクリーニングユニット4内に
エアを吹き込むのと並行して、クリーニングユニット4
内のエアを、廃トナーとともに間隙Gを介して吸引口1
79eから吸引する。これを適宜な時間だけ継続し、ク
リーニングユニット4内の廃トナーの吸引を完了する。
【0123】揺動台173aを1往復、揺動させる(S
15)。ロータリアクチュエータ176がオフされ(S
16)、揺動台173aの水平位置N1が確認された後
(S17)、モータ177aがオフされ(S18,S1
9)、衝撃付与装置177によるクリーニングユニット
4の打撃が終了する。圧縮空気の制止弁が閉じられ(S
20,S21)、エアシリンダ175がオフされると
(S22)、清掃位置M2にあった受け台172が原点
位置M1に復帰する(S23)。すると、エアシリンダ
がオフされて(S24)、受け台172に対するクリー
ニングユニット4のクランプが解除される(S25)。
つづいて、カバー170bを開放し(S26)、ハウジ
ング170a内からクリーニングユニット4を取り出し
(S27)、このクリーニングユニット4に対する清掃
作業が完了する。
【0124】ここで次のクリーニングユニット4の清掃
を行う場合には(S28)、S2に戻り、一方、清掃作
業を終えるときは、清掃装置170をオフする(S2
9)。
【0125】上述の清掃工程においては、図36のフロ
ーチャートのS9からS18までの間、衝撃付与装置1
77によるクリーニングユニット4の打撃は、継続して
行われており、これと並行して、クリーニングユニット
4の揺動動作、及び廃トナーの吸引が行われている。し
たがって、クリーニングユニット4の内壁等に付着して
いる廃トナーをたたき落とすとともに、間隙Gに向け
て、円滑に移動させ、さらに噴出口179dから吹き出
す圧縮エアによってクリーニングユニット4内の廃トナ
ーを適宜舞い上がらせ、そして吸引口179eから吸引
する。これら一連の動作によって、クリーニングユニッ
ト4内の廃トナーを残すことなく確実に抜き取ることが
できる。
【0126】なお、上述の清掃作業において、揺動台1
73aの揺動回数や、吸引装置179による吸引時間等
は、クリーニングユニット4内の廃トナーの残量、吸引
装置179の性能等に基づいて任意に設定すればよい。
【0127】図36のフローチャートで示す清掃作業で
は、S1からS4は作業者が手動で行い、S5からS2
5は自動で行われ、最後のS26からS29までは再び
手動で行なっている。すなわち、作業者が手動で行うの
は、はじめは、クリーニングユニット4を、原点位置M
1にある受け台172に載せるまで、そして終わりは、
原点位置M1の受け台172上から清掃終了後のクリー
ニングユニット4を取り出すところからである。
【0128】ところで、クリーニングユニット4の清掃
に際し、例えば、図36に示す一連の清掃工程のうち、
どの工程を手動で行い、どの工程を自動で行うかについ
ては、まったく問うものではない。例えば、図37の斜
視図に示すように、すべて手動で行うものでもよい。ク
リーニングユニット4を適当な台の上に載せて固定し、
吸引装置(不図示)の吸引ノズル180を手で持って、
その吸引口180aをクリーニングユニット4の間隙G
に押し当てる。クリーニングユニット4の上面の矢印P
の部分を叩きながら、吸引口180aを間隙Gに沿って
横方向に移動させ、内部の廃トナーを吸引する。
【0129】この際、クリーニングユニット4の一方の
端部近傍に露出しているギヤ47aを矢印R3方向に回
転させながら(搬送工程を行いながら)、吸引作業を行
うと、一層効率よく廃トナーの抜き取りを行うことがで
きる。すなわちギヤ47aは、図1にて示す廃トナー送
り部材に固定されたギヤ(不図示)に噛合されており、
したがって、ギヤ47aを図37の矢印R3方向に回転
させると、図1の廃トナー送り部材47が、同図におけ
る反時計方向に回転し、これにより、廃トナー溜め49
の底部の廃トナーを順次、間隙Gに向けて移動させるこ
とができるからである。
【0130】なお、図31にて図示する一部手動、いわ
ゆる半自動の清掃装置170においては、図37に図示
するギヤ47aを回転させるには及ばない。清掃装置1
70には、これに代わるものとして、前述のように、揺
動装置173が組み込まれており、揺動装置173によ
るクリーニングユニット4の揺動動作によって、廃トナ
ー送り部材47aを回転させる場合よりも効率よく廃ト
ナーを間隙G方向に移動させることができるからであ
る。
【0131】また、図38に示すような清掃装置181
を使用することもできる。清掃装置181は、ハウジン
グ170a、カバー170bを有し、基本的な構成は図
31に示す清掃装置170とほぼ同様である。大きく異
なる点は、図38の清掃装置181では、クリーニング
ユニット4内の廃トナーを吸引する吸引口(不図示)を
手動で移動させる点である。移動把手181aを横方向
に移動させることにより、これと一体に構成された吸引
口をクリーニングユニット4の間隙Gに沿って移動さ
せ、内部の廃トナーを吸引するものである。
【0132】トナーの抜き取りの終了したクリーニング
ユニット4は、クリーニングブレード45、スクイシー
ト46を取り外して、廃トナー溜め49の内部をエア等
によって清掃し、クリーニングブレード45、スクイシ
ート46を新品に交換する。
【0133】一方、感光体ドラム41は、図39に示す
プレス装置182によって、細部に分解する。プレス装
置182の治具182a,182a上に、両端の駆動ギ
ヤ(実施例では感光体ドラム41に駆動力伝達するとき
にスラスト方向に付勢して感光体ドラム41の位置決め
を確実且つ容易に行うために、駆動ギヤとしてはす歯ギ
ヤを使用している)41b、フランジギヤ41cが左右
に突出するようにしてドラムシリンダ41dをセットす
る。プレス装置182の昇降部材182b,182b
と、治具182a,182aとの間に、それぞれ駆動ギ
ヤ41b、フランジギヤ41cを挟み込んで駆動ギヤ4
1b、フランジギヤ41cに曲げ力を加えこれらをドラ
ムシリンダ41dから外す。なお、これらの部材は、分
解時破損され再利用されるものではないが、上述のよう
に、ドラムシリンダ41d等の金属部材と、駆動ギヤ4
1b、フランジギヤ41c等の樹脂部材とに分別した上
で、材料として再利用する。
【0134】上述の廃トナーの抜き取り、清掃、クリー
ニングブレード45及びスクイシート46の交換が済ん
だ廃トナー溜め49に、新品の感光体ドラム41、清掃
済の保護板43を取り付けることによって、クリーニン
グユニット4を再構成する。この際、感光体ドラム41
に対するクリーニングブレード45の取付け精度を確保
する必要があるが、両者は廃トナー溜め49を構成する
共通の枠体に対して、位置決め固定するようになってい
るので、精度の確保が容易である。なお、ドラムシャッ
タ(保護板)43をはじめとする、再利用を原則とする
部材であっても、清掃等によってその性能が所定の基準
に達しない場合には、適宜新品と交換する。
【0135】次に、図3〜図7を参照して説明したプロ
セスカートリッジCの分解のときと逆の手順にしたがっ
て、クリーニングユニット4に、現像ユニット3、一次
帯電ユニット2、上枠1を取り付けて、プロセスカート
リッジCを再構成する。すなわち、クリーニングユニッ
ト4に現像ユニット3を組合わせ(図7)、現像ローラ
33を感光体ドラム41に向けて付勢する圧縮ばね41
aを取付け(図6)、クリーニングユニット4の上面に
一次帯電ユニット2を装着し(図5)、最後に、これら
一連の組立によって、一体に組まれたクリーニングユニ
ット4、現像ユニット3、一次帯電ユニット2の上方か
ら、上枠1を被せ(図4)、ピン12によってこれを固
定する(図3)。この際、感光体ドラム41に対して取
付け精度を確保すめ必要のある一次帯電ユニット2の放
電ワイヤ22、及び現像ユニット3の現像ローラ33
は、それぞれ感光体ドラム41の画像形成領域以外の外
周に当接するスペーサによって位置決めされるため、上
述手順にしたがって、単にプロセスカートリッジCを再
構成するのみで、これらの精度は簡単に確保される。
【0136】このようにして再構成されたプロセスカー
トリッジC(図1参照)は、全ての部品を新しい部品で
構成した新品のプロセスカートリッジCとほぼ同等の性
能を発揮できるように、再生することができ、したがっ
て、省資源に貢献することができる。
【0137】この再構成されたプロセスカートリッジC
は、新品のものと同様に図2に示すレーザビームプリン
タ50に装着されて、新品のときとまったく同様に画像
形成に供される。
【0138】なお、プロセスカートリッジCの再構成に
際し、トナーフレーム31、廃トナー溜め49等は樹脂
性であり、例えばクリーニングブレード45は、この廃
トナー溜め49に対してタッピングねじによって取り付
けられている。したがって、クリーニングブレード45
の交換時に、このタッピングねじを外し、再度取り付け
た場合に、これが弛みがちとなる。そこで、図40に図
示するようなナイロック(商品名)と呼ばれる、ねじ部
の中間に樹脂部185aを設けたねじ185と交換す
る。これにより、タッピングねじによって形成された雌
ねじ部に、ねじ185を螺合した場合でも、その弛み等
を有効に防止することができる。
【0139】(プロセス手段の他の構成)前述した本発
明に係るプロセスカートリッジは現像方法としては、公
知の2成分磁気ブラシ現像法、カスケード現像法、タッ
チダウン現像法、クラウド現像法等の種々の現像法を用
いることが可能である。
【0140】また電子写真感光体としては、前記感光体
ドラムに限定されることなく、例えば次のものが含まれ
る。まず感光体としては光導電体が用いられ、光導電体
としては例えばアモルファスシリコン、アモルファスセ
レン、酸化亜鉛、酸化チタン及び有機光導電体(OP
C)等が含まれる。また前記感光体を搭載する形状とし
ては、例えばドラム状、ベルト状等の回転体及びシート
状等が含まれる。尚、一般的にはドラム状又はベルト状
のものが用いられており、例えばドラムタイプの感光体
にあっては、アルミ合金等のシリンダー上に光導電体を
蒸着又は塗工等を行ったものである。
【0141】また帯電手段の構成も、前述した実施の形
態では所謂コロナ帯電器を用いたが、他の構成として所
謂接触帯電ローラを用いてもよい。この帯電ローラは金
属製のローラ軸に導電性の弾性層を設け、さらにその上
に高抵抗の弾性層を設け、さらにその表面に保護膜を設
けてなる。導電性の電性層はローラ軸に供給されるバイ
アス電圧を導く作用をなす。また高抵抗の弾性層は感光
体ドラムへのリーク電流を制限してバイアス電圧の急降
下を防ぐ作用をなす。また保護層は導電性弾性層や高抵
抗の弾性層の塑性物質が感光体ドラムに触れて感光体ド
ラムの表面を変質させることがないように作用する。前
記帯電ローラを感光体ドラムに接触させると共に、感光
体ドラムの回転に従動回転可能に取り付け、この帯電ロ
ーラに帯電バイアスを印加して感光体ドラムの表面を均
一に帯電させるものである。
【0142】尚、前記帯電手段としては前記ローラ型以
外にも、ブレード型(帯電ブレード)、パッド型、ブロ
ック型、ロッド型、ワイヤ型等のものでも良い。
【0143】また感光体ドラムに残存するトナーのクリ
ーニング方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁気
ブラシ等を用いてクリーニング手段を構成しても良い。
【0144】(カートリッジの再生に際して新品と再使
用品との組み合わせ態様)本発明の前述したようにプロ
セスカートリッジを再生するにあたり、少なくとも感光
体ドラムは新しい部品を使用するが、その他の部品の清
掃、検査の結果、基準を満たせば再使用し、満たさなけ
れば交換して新しい部品を使用する。このとき、通常は
再使用可能な部品であっても態様によっては、以下の部
材は新しい部品と交換して再生することも可能である。 (1)感光体ドラムは検査することなく新品と交換して
プロセスカートリッジを再生する。具体的には、例えば
再使用トナー現像フレームには再使用現像ローラを取り
付け、再使用ドラムフレームには新しい感光体ドラム
と、再使用弾性クリーニングブレードと、再使用コロナ
帯電器を取り付けてプロセスカートリッジを再生する。
【0145】この場合、トナー現像フレームは再使用す
る前述した方法によりトナーフレームのシールが容易且
つ確実になし得、また感光体ドラムは新品を使用するこ
とにより、再生プロセスカートリッジであっても新規カ
ートリッジと全く同様の画質を得ることができる。そし
て、他の部材は再使用することによって省資源に貢献す
ることができる。 (2)感光体ドラムの他に、クリーニングブレードも検
査することなく、新品を用いてプロセスカートリッジを
再生する。具体的には、例えば再使用トナー現像フレー
ムには再使用現像ローラを取り付け、再使用ドラムフレ
ームには新しい感光体ドラムと、新しい弾性クリーニン
グブレードと、再使用コロナ帯電器を取り付けてプロセ
スカートリッジを再生する。
【0146】クリーニングブレードは感光体ドラムに常
時接触しており、感光体ドラムの回転によって摺擦して
消耗することがある。そのために、開発過程での検討時
に交換が必要である確率が高い場合には、クリーニング
ブレードは再生時に検査することなく新品と交換するよ
うにしてもよい。このようにすれば、クリーニングブレ
ードの検査工程が省略できて、プロセスカートリッジの
再生の効率が向上する。勿論、検査をして充分に再使用
できる結果のでる確率が高い場合には、再使用すること
が好ましい。このようにすれば、さらに省資源に貢献で
きるからである。 (3)感光体ドラムの他に、クリーニングブレード及び
現像ローラも新しい部品を使用してプロセスカートリッ
ジを再生する。具体的には、例えば再使用トナー現像フ
レームには、新しい現像ローラを取り付け、再使用ドラ
ムフレームには新しい感光体ドラムと、新しい弾性クリ
ーニングブレードと、再使用コロナ帯電器を取り付けて
プロセスカートリッジを再生する。
【0147】現像ローラも現像ブレードと摺擦して摩耗
することがある。そこで、前述したように、開発過程で
の検討時に交換が必要である確率が高い場合には、検査
をすることなしに再生産時に新品と交換することが作業
の効率向上になる。
【0148】なお、上述のプロセスカートリッジの態様
としては、上述の実施の形態で説明したものも含み、次
のようなものがある。
【0149】まず、プロセス手段としての帯電手段、現
像手段、またはクリーニング手段と電子写真感光体とを
一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可
能とするもの。
【0150】次に、プロセス手段としての帯電手段、現
像手段、クリーニング手段の少なくとも一つと電子写真
感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本
体に着脱するもの。
【0151】そして、プロセス手段としての少なくとも
現像手段と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化
して画像形成装置本体に着脱するもの、等である。
【0152】さらに、上述の画像形成装置としては、図
2に示すレーザビームプリンタをはじめとして、その
他、電子写真複写機、ファクシミリ装置がある。
【0153】本明細書において、新しい部品(例えば、
感光体ドラム)とは、未使用の部品の他に回収したフレ
ームを溶解して再成型したものを含む。
【0154】また、再使用部品とは、使用後に市場等か
ら回収した使用済の部品を再度用いる部品のことを意味
する。再使用するにあたっては、清掃、検査を行い、充
分なる機能を発揮することが保証されるたものである。
また、必要に応じて機能回復処理(例えば、切削、研
磨、研削、溶剤塗布等)を施したものを含む。
【0155】また、検査としては、検査者による目視に
よる検査、必要に応じて装置による検査が含まれる。
【0156】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、使用可能
な部材を再使用してプロセスカートリッジを再生産する
ことにより、省資源に貢献することができる。このと
き、再使用のトナー現像フレームを使用によって、トナ
ー収納部を有するトナーフレームの開口シールを容易且
つ確実に行うことができる。また、トナー漏れが生ずる
ことがない。
【0157】また、さらに再生プロセスカートリッジに
あっても、新規カートリッジの場合と同様の画質を得る
ことができる。
【0158】また、態様によっては、クリーニングブレ
ード又は現像ローラ、或いはその両方の部材も新しい部
品を用いてプロセスカートリッジを再生することによ
り、検査工程を省略することができるので、作業能率の
向上を図ることができる。
【0159】従って、上記再生したプロセスカートリッ
ジを用いることにより、省資源及び省エネルギー化に貢
献しつつ、新規なプロセスカートリッジと同品質の画像
形成を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プロセスカートリッジの縦断面図である。
【図2】プロセスカートリッジを装着したレーザビーム
プリンタの縦断面図である。
【図3】ピンを外したプロセスカートリッジを示す斜視
説明図である。
【図4】プロセスカートリッジから上枠を外した状態を
示す斜視図である。
【図5】クリーニングユニットから一次帯電ユニットを
外した状態を示す斜視図である。
【図6】現像ローラを感光体ドラムに向けて付勢する圧
縮ばねを外して状態を示す斜視図である。
【図7】現像ユニットとクリーニングユニットとを切り
離した状態を示す斜視図である。
【図8】(a)は治具にシールドを載せた状態を示す斜
視図である。(b)は治具にシールドを載せた状態を示
す側面図である。
【図9】シールドの変形チェックする様子を示す斜視図
である。
【図10】(a)はグリッドの表面を清掃する様子を示
す斜視図である。(b)はグリッドを反転する様子を示
す側面図である。
【図11】放電ワイヤを清掃する様子を示す斜視図であ
る。
【図12】一次放電ユニットの分解斜視図である。
【図13】シールドの絶縁ブロックの長手方向の縦断面
図である。
【図14】同じく絶縁ブロックの長手方向に直角な方向
の縦断面図である。
【図15】同じく他の絶縁ブロックの長手方向に直角な
方向の縦断面図である。
【図16】現像ユニットから現像ブレード、アームを取
り外した状態を示す分解斜視図である。
【図17】現像ユニットを切断する治具を示す側面図で
ある。
【図18】(a)現像フレームを切削する治具を示す斜
視図である。(b)トナーフレームを切削する治具を示
す斜視図である。
【図19】再使用の現像フレームと新しいトナーフレー
ムを組み込む様子を示す斜視図である。
【図20】再使用の現像フレームと新しいトナーフレー
ムを他の方法で組み込む様子を示す斜視図である。
【図21】(a)、(b)は、シールフィルムを剥がし
て開口部を解放する状態を示す動作説明図である。
【図22】トナーフレームと現像フレームの溶着説明図
である。
【図23】トナーフレームからガスケットを剥がす治具
の動作説明図である。
【図24】再使用の現像フレームと新しいトナーフレー
ムを組み込む様子を示す斜視図である。
【図25】再使用のトナーフレームと新しい現像フレー
ムを組み込む様子を示す斜視図である。
【図26】再使用のトナーフレームと新しい現像フレー
ムを他の方法で組み込む様子を示す斜視図である。
【図27】シールフィルムをガスケットにヒートシール
する説明図である。
【図28】シールフィルムをトナーフレームと溶着され
ているガスケットにヒートシールする説明図である。
【図29】現像ユニットに対するトナーの補給を示す動
作説明図である。
【図30】現像ユニットにキャップを装着した斜視図で
ある。
【図31】クリーニングユニットの清掃装置の概略を示
す縦断面図である。
【図32】プロセスカートリッジのクランプを示す斜視
図である。
【図33】(a)は揺動装置の斜視図である。(b)は
揺動台の動作を示す、(a)のA断面図である。
【図34】(a)は衝撃付与装置の動作説明図である。
(b)は衝撃付与装置の動作説明図である。(c)はモ
ータ軸、カム軸の構成を示す斜視図である。
【図35】吸引装置の動作説明図である。
【図36】クリーニングユニットの清掃の流れを示すフ
ローチャートである。
【図37】吸引装置の他の実施を示す斜視図である。
【図38】クリーニングユニットの清掃装置の他の実施
例を示す斜視図である。
【図39】感光体ドラムの分解に使用するプレス装置の
斜視図である。
【図40】ゆるみ止めを施したねじを示す正面図及び側
面図である。
【図41】トナーフレームと現像フレームの接合部を示
す縦断面図である。
【図42】再生時のトナーフレームと現像フレームの接
合部の加工を示す縦断面図である。
【図43】現像フレームとガスケットを再利用し、専用
のトナーフレームを用いた場合を示す現像フレームとト
ナーフレームの接合部の縦断面図である。
【図44】現像フレームとガスケットを再利用し、専用
のトナーフレーム及びガスケットを用いた場合を示す現
像フレームとトナーフレームの接合部の縦断面図であ
る。
【図45】トナーフレームとガスケットを再利用し、専
用の現像フレームを用いた場合を示す現像フレームとト
ナーフレームの接合部の縦断面図である。
【図46】トナーフレームを再利用し、専用の現像フレ
ームとガスケットを用いた場合を示す現像フレームとト
ナーフレームの接合部の縦断面図である。
【符号の説明】
1…上枠(カートリッジカバー) 1a,1b…壁部
1c,1d…係合穴 2…一次帯電ユニット 3…現像ユニット 3A…トナー現像フレーム 3c…
凸部 4…クリーニングユニット 4A…ドラムフレーム 4
a,4b…爪 4c…凸部 4d…ピン 11a,11b…透光 12…ピン 13…シールフィルムカバー 21…シールド 21a,21b…壁部 21c…絶縁
ブロック 21c1,21c2…突起 21c3…ガイ
ド部 21c4…嵌合穴 21c5…爪 21d…絶縁
ブロック 21d1,21d2…突起 21d3…ガイ
ド部 21d4…嵌合穴 21d5…爪 21e1,2
1e2…小孔 21f…駒 21f1…腕部 21f2
…切欠部 21f3…ピン 21f4…ころ 21g…
駒 21g1…腕部 21g2…切欠部 21g3…ピ
ン 21g4…ころ 21h…カバー 21h1…窓
21h2…係止孔 21i…カバー 21i1…窓 2
1i2…係止穴 21m,21n…シール部材 22…放電ワイヤ 22a,22b…ピン 22c…電
極 23…グリッド 25…脚部 31…トナーフレーム 31a…開口部 31b…フラ
ンジ部 31c…トナー補給口 31d…キャップ 3
1e…溶接用リブ条 31f…位置決め穴 31j…ガ
イド 31p…凹部 31′…トナーフレーム 31′
a…開口部 31′b…フランジ部 31′c…トナー
補給口 31′e…リブ条 31′f…位置決め孔
31′g,31′h…ポリウレタン 31″…トナーフ
レーム 31″a…開口部 31″b…フランジ部 31″e…
リブ条 31″g…ガイド 32…現像フレーム 32a…開口 32b…フランジ
部 32c…スリット 32d…位置決めボス 32f…取付部 32g…端部
シール 32h,32i…ポリウレタン 32j…ガイ
ド 32′…現像フレーム 32′b…フランジ部 3
2′d…位置決めボス 32′e…リブ条 32′g,
32′h…ポリウレタン 32″…現像フレーム 3
2″a…開口部 32″b…フランジ部 32″d…位置決めボス 32″e…リブ条 32″g
…ガイド 32″h,32″i…ポリエレタン 33…現像ローラ 33a…磁石 33b…ギヤ 33
c…軸受 33d…ころ 33e…現像ローラ本体 3
3h…軸受 34…アンテナ線 35…現像ブレード 35a,35b…ねじ 36a,36b…ねじ 36c,36d…アーム 36
c1,36d1…回動軸 41…感光体ドラム 41a…圧縮ばね 41b…駆動
ギヤ 41c…フランジギヤ 41d…ドラムシリンダ 42…クリーニング装置 43…保護板(ドラムシャッタ) 45…弾性クリーニングブレード 46…スクイシート 47…廃トナー送り部材 47a…ギヤ 49…廃トナー溜め 50…レーザビームプリンタ 51…装置本体 51a…回動中心 52…カバー 53…レーザユニット 55…反射ミラー 56…転写装置 57…給紙カセット 59…給紙ローラ 60…レジストローラ対 61…搬送ガイド 62…定着装置 62a…定着ローラ 62b…加圧ロ
ーラ 63…排紙ローラ 65…排紙トレイ 91…シールフィルム 91a…基端部 91b…屈曲
部 92…ガスケット 92a…開口部 92b,92c…
ポリウレタン 92′…ガスケット 92′a…開口部
92″ガスケット 92″a…開口部 93…接着剤 94…接着部 97…現像ホッパー 97a…本体 97b…供給口
97c…アダプタ 9d…オーガ 98…ホーン 98a…シールバー 99a…受け治具 99a1…凹部 99b…押さえ治
具 170…清掃装置 170a…ハウジング 170b…
カバー 170c…把手 170d…検知センサー 1
70e…排気口 171…ストッパ台 171a,171b…ストッパ
171c…傾斜面 171h…水平面 172…受け台 172a…移動ブロック 172b…
固定ブロック 172c…クランプ装置 173…揺動装置 173a…揺動台 173b…側板
173c…ストッパ 173d…回転軸 175…エアシリンダ 176…ロータアクチュエータ 176a…エアシリン
ダ 176b…揺動台 176c…キー 177…衝撃付与装置 177a…モータ 177b…
モータ軸 177c…カム軸 177d…打撃台 17
7e…揺動中心 177f…打撃板 177g…凸部材
177h…ガイド溝 179…吸引装置 179a…エアブロック 179b
…シール部材 179c…送気管 179d…噴出口
179e…吸引口 179f…吸気管 179g…密着
面 180…吸引ノズル 180a…吸引口 181…清掃装置 181a…移動把手 182…プレス装置 182a…治具 182b…昇降
部材 185…ねじ 185a…樹脂部 186…鋸 186a…スライドベース 186b…鋸
台 186c…台 186d,186e…取付具 187…フライス 188…鉋(カンナ) A1…シール範囲 A2…エア吹込口 A3…エア排出
口 B1…治具 B2…傾斜面 B3…ストッパ B4…治
具 B5…凸部 B6…凹部 B7…シルボン紙 B8
…クリーナペン B9…ペン先 C…プロセスカートリッジ G…間隙 G1…ゲージ L…露光 P…転写材 T…トナー a…斜線部 b…斜線部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−121086(JP,A) 特開 平7−28318(JP,A) 特開 平7−77864(JP,A) 特開 平7−199635(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 550 G03G 21/16 - 21/18

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真感光体を有する第一ユニット
    と、現像手段を有する現像フレーム及び現像剤を収納す
    る現像剤収納部を有するトナーフレームが接合部にガス
    ケットを内包して接合されて一体となった第二ユニット
    と、が、互いに結合されて、電子写真画像形成装置に着
    脱可能なプロセスカートリッジの再生方法において、
    (a)電子写真感光体を有する第一ユニットと、現像手
    段と現像剤収納部を有する前記第二ユニットを結合して
    いる結合部材を取り外して両ユニットに分解し、次いで
    (b)第二ユニットのトナーフレームを結合部付近で接
    合部に沿って切断分離し、(c)上記工程(b)により
    分離した現像フレーム及びガスケットのトナーフレーム
    との接合面の溶着部及び接着部を切削により削除し、
    (d)前記(c)工程で残ったガスケットにトナーシー
    ルを剥離可能に接着又は溶着し、(e)前記(c)工程
    で作られた現像フレームの接合面に適合する専用のトナ
    ーフレームを用意し、(f)前記(c)工程で作られた
    現像フレームと前記専用のトナーフレームを接合し、
    (g)現像剤を充填する、工程を有するプロセスカート
    リッジの再生方法。
  2. 【請求項2】 (c)工程後の現像フレームと専用のト
    ナーフレームを溶着により接合する請求項1に記載のプ
    ロセスカートリッジの再生方法。
  3. 【請求項3】 電子写真感光体を有する第一ユニット
    と、現像手段を有する現像フレーム及び現像剤を収納す
    る現像剤収納部を有するトナーフレームが接合部にガス
    ケットを内包して接合されて一体となった第二ユニット
    と、が、互いに結合されて、電子写真画像形成装置に着
    脱可能なプロセスカートリッジの再生方法において、
    (a)電子写真感光体を有する第一ユニットと、現像手
    段と現像剤収納部を有する前記第二ユニットを結合して
    いる結合部材を取り外して両ユニットに分解し、次いで
    (b)第二ユニットのトナーフレームを接合部付近で接
    合部に沿って切断し、(c)上記工程(b)により分離
    した現像フレームのトナーフレームとの溶着部及びガス
    ケット並びにガスケットの現像フレームとの接合面の溶
    着部を切削により削除し、(d)前記(c)工程で作ら
    れた現像フレームの接合面に適合する接合面を有する専
    用のトナーフレームと新たなガスケットを用意し、
    (e)新たなガスケットにトナーシールを剥離可能に接
    着し、(f)トナーシールを施した新たなガスケットを
    前記専用のトナーフレームに接着又は溶着し、(g)前
    記(c)工程で作られた現像フレームと前記(f)工程
    で作られたトナーシール付の新たなガスケット付のトナ
    ーフレームを接合し、(h)前記(f)工程後又は
    (g)工程後に現像剤を充填する、工程を有するプロセ
    スカートリッジの再生方法。
  4. 【請求項4】 (c)工程後の現像フレームとトナーフ
    レームを溶着により結合する請求項2に記載のプロセス
    カートリッジの再生方法。
  5. 【請求項5】 電子写真感光体を有する第一ユニット
    と、現像手段を有する現像フレーム及び現像剤を収納す
    る現像剤収納部を有するトナーフレームが接合部にガス
    ケットを内包して接合されて一体となった第二ユニット
    と、が、互いに結合されて、電子写真画像形成装置に着
    脱可能なプロセスカートリッジの再生方法において、
    (a)電子写真感光体を有する第一ユニットと、現像手
    段と現像剤収納部を有する前記第二ユニットを結合して
    いる結合部材を取り外して両ユニットに分解し、次いで
    (b)第二ユニットの現像フレームを接合部付近で接合
    部に沿って切断し、(c)上記工程(b)により分離し
    たトナーフレーム及びガスケットの現像フレームとの溶
    着部がなくなるまで切削により削除し、(d)上記
    (c)工程で残ったガスケットにトナーシールを剥離可
    能に接着し、(e)前記(c)工程で作られたトナーフ
    レームの接合面に適合する専用の現像フレームを用意
    し、(f)前記(c)工程で作られたトナーフレームと
    前記専用の現像フレームを接合し(g)前記(d)工程
    後又は(f)工程後に現像剤を再充填する、工程を有す
    るプロセスカートリッジの再生方法。
  6. 【請求項6】 (c)工程後のトナーフレームと専用の
    現像フレームを溶着により接合する請求項5に記載のプ
    ロセスカートリッジの再生方法。
  7. 【請求項7】 電子写真感光体を有する第一ユニット
    と、現像手段を有する現像フレーム及び現像剤を収納す
    る現像剤収納部を有するトナーフレームが接合部にガス
    ケットを内包して接合されて一体となった第二ユニット
    と、が、互いに結合されて、電子写真画像形成装置に着
    脱可能なプロセスカートリッジの再生方法において、
    (a)電子写真感光体を有する第一ユニットと、現像手
    段と現像剤収納部を有する前記第二ユニットを結合して
    いる結合部材を取り外して両ユニットに分解し、次いで
    (b)第二ユニットの現像フレームを接合部付近で接合
    部に沿って切断し、(c)上記工程(b)により分離し
    たトナーフレームの現像フレームとの溶着部及びガスケ
    ット並びにガスケットのトナーフレームとの接合面の溶
    着部又は接着部を切削により削除し、(d)前記(c)
    工程で作られたトナーフレームの接合面に適合する接合
    面を有する専用の現像フレームと新たなガスケットを用
    意し、(e)新たなガスケットにトナーシールを剥離可
    能に接着し、(f)前記(c)工程で作られたトナーフ
    レームと前記専用の現像フレームとの間にトナーシール
    を剥離可能に接着したガスケットを内包してこれら両フ
    レームを接合し、(g)現像剤を再充填する、工程を有
    するプロセスカートリッジの再生方法。
  8. 【請求項8】 (c)工程後のトナーフレームと専用の
    現像フレームを溶着により接合する請求項7に記載のプ
    ロセスカートリッジの再生方法。
  9. 【請求項9】 電子写真感光体を有する第一ユニット
    と、現像手段を有する現像フレーム及び現像剤を収納す
    る現像剤収納部を有するトナーフレームが接合部にガス
    ケットを内包して接合されて一体となった第二ユニット
    と、が、互いに結合されて、電子写真画像形成装置に着
    脱可能なプロセスカートリッジの再生方法において、
    (a)電子写真感光体を有する第一ユニットと、現像手
    段と現像剤収納部を有する前記第二ユニットを結合して
    いる結合部材を取り外して両ユニットに分解し、次いで
    (b)第二ユニットのトナーフレームを結合部付近で接
    合部に沿って切断分離し、(c)上記工程(b)により
    分離した現像フレーム及びガスケットのトナーフレーム
    との接合面の溶着部及び接着部を切削により削除し、
    (d)前記(c)工程で作られた現像フレームの接合面
    に適合する専用のトナーフレームとこのトナーフレーム
    に接着又は溶着する新しいガスケットを用意し、(e)
    前記(c)工程で残ったガスケット又は前記(d)工程
    で用意したガスケットにトナーシールを剥離可能に接着
    又は溶着し、(f)前記専用のトナーフレームに新しい
    ガスケットを接着又は溶着し、(g)前記(c)工程で
    作られた現像フレームと前記専用のトナーフレームを接
    合し、(h)現像剤を充填する、工程を有するプロセス
    カートリッジの再生方法。
  10. 【請求項10】 (c)工程後の現像フレームと専用の
    トナーフレームを溶着により接合する請求項9に記載の
    プロセスカートリッジの再生方法。
  11. 【請求項11】 電子写真感光体を有する第一ユニット
    と、現像手段を有する現像フレーム及び現像剤を収納す
    る現像剤収納部を有するトナーフレームが接合部にガス
    ケットを内包して接合されて一体となった第二ユニット
    と、が、互いに結合されて、電子写真画像形成装置に着
    脱可能なプロセスカートリッジの再生方法により得られ
    たプロセスカートリッジであって、(a)電子写真感光
    体を有する第一ユニットと、現像手段と現像剤収納部を
    有する前記第二ユニットを結合している結合部材を取り
    外して両ユニットに分解し、次いで、(b)第二ユニッ
    トのトナーフレームを接合部付近で接合部に沿って切断
    分離し、(c)上記工程(b)により分離した現像フレ
    ーム及びガスケットのトナーフレームとの接合面の溶着
    部及び接着部を切削により削除し、(d)前記(c)工
    程で残ったガスケットにトナーシールを剥離可能に接着
    又は溶着し、(e)前記(c)工程で作られた現像フレ
    ームの接合面に適合する専用のトナーフレームを用意
    し、(f)前記(c)工程で作られた現像フレームと前
    記専用のトナーフレームを接合し、(g)現像剤を充填
    する、工程により得られ、再使用の現像フレーム及びガ
    スケットと新たな専用のトナーフレームを有するプロセ
    スカートリッジ。
  12. 【請求項12】 電子写真感光体を有する第一ユニット
    と、現像手段を有する現像フレーム及び現像剤を収納す
    る現像剤収納部を有するトナーフレームが接合部にガス
    ケットを内包して接合されて一体となった第二ユニット
    と、が、互いに結合されて、電子写真画像形成装置に着
    脱可能なプロセスカートリッジの再生方法により得られ
    たプロセスカートリッジであって、(a)電子写真感光
    体を有する第一ユニットと、現像手段と現像剤収納部を
    有する前記第二ユニットを結合している結合部材を取り
    外して両ユニットに分解し、次いで(b)第二ユニット
    のトナーフレームを接合部付近で接合部に沿って切断
    し、(c)上記工程(b)により分離した現像フレーム
    のトナーフレームとの溶着部及びガスケット並びにガス
    ケットの現像フレームとの接合面の溶着部を切削により
    削除し、(d)前記(c)工程で作られた現像フレーム
    の接合面に適合する接合面を有する専用のトナーフレー
    ムと新たなガスケットを用意し、(e)新たなガスケッ
    トにトナーシールを剥離可能に接着し、(f)トナーシ
    ールを施した新たなガスケットを前記専用のトナーフレ
    ームに接着又は溶着し、(g)前記(c)工程で作られ
    た現像フレームと前記(f)工程で作られたトナーシー
    ル付の新たなガスケット付のトナーフレームを接合し、
    (h)前記(f)工程後又は(g)工程後に現像剤を充
    填する、工程により得られ、再使用の現像フレーム及び
    新たな専用のトナーフレーム及びガスケットを有するプ
    ロセスカートリッジ。
  13. 【請求項13】 電子写真感光体を有する第一ユニット
    と、現像手段を有する現像フレーム及び現像剤を収納す
    る現像剤収納部を有するトナーフレームが接合部にガス
    ケットを内包して接合されて一体となった第二ユニット
    と、が、互いに結合されて、電子写真画像形成装置に着
    脱可能なプロセスカートリッジの再生方法により得られ
    たプロセスカートリッジであって、(a)電子写真感光
    体を有する第一ユニットと、現像手段と現像剤収納部を
    有する前記第二ユニットを結合している結合部材を取り
    外して両ユニットに分解し、次いで、(b)第二ユニッ
    トの現像フレームを接合部付近で接合部に沿って切断
    し、(c)上記工程(b)により分離したトナーフレー
    ム及びガスケットの現像フレームとの溶着部がなくなる
    まで切削により削除し、(d)上記(c)工程で残った
    ガスケットにトナーシールを剥離可能に接着し、(e)
    前記(c)工程で作られたトナーフレームの接合面に適
    合する専用の現像フレームを用意し、(f)前記(c)
    工程で作られたトナーフレームと前記専用の現像フレー
    ムを接合し、(g)前記(d)工程部又は(f)工程後
    に現像剤を再充填する、工程により得られ、再使用のト
    ナーフレーム及びガスケットと新たな専用の現像フレー
    ムを有するプロセスカートリッジ。
  14. 【請求項14】 電子写真感光体を有する第一ユニット
    と、現像手段を有する現像フレーム及び現像剤を収納す
    る現像剤収納部を有するトナーフレームが接合部にガス
    ケットを内包して接合されて一体となった第二ユニット
    と、が、互いに結合されて、電子写真画像形成装置に着
    脱可能なプロセスカートリッジの再生方法により得られ
    たプロセスカートリッジであって、(a)電子写真感光
    体を有する第一ユニットと、現像手段と現像剤収納部を
    有する前記第二ユニットを結合している結合部材を取り
    外して両ユニットに分解し、次いで(b)第二ユニット
    の現像フレームを接合部付近で接合部に沿って切断し、
    (c)上記工程(b)により分離したトナーフレームの
    現像フレームとの溶着部及びガスケット並びにガスケッ
    トのトナーフレームとの接合面の溶着部又は接着部を切
    削により削除し、(d)前記(c)工程で作られたトナ
    ーフレームの接合面に適合する接合面を有する専用の現
    像フレームと新たなガスケットを用意し、(e)新たな
    ガスケットにトナーシールを剥離可能に接着し、(f)
    前記(c)工程で作られたトナーフレームと前記専用の
    現像フレームとの間にトナーシールを剥離可能に接着し
    たガスケットを内包してこれら両フレームを接合し、
    (g)現像剤を再充填する、工程により得られ、再使用
    のトナーフレーム及び新たな専用の現像フレーム及びガ
    スケットを有するプロセスカートリッジ。
  15. 【請求項15】 電子写真感光体を有する第一ユニット
    と、現像手段を有する現像フレーム及び現像剤を収納す
    る現像剤収納部を有するトナーフレームが接合部にガス
    ケットを内包して接合されて一体となった第二ユニット
    と、が、互いに結合されて、電子写真画像形成装置に着
    脱可能なプロセスカートリッジの再生方法により得られ
    たプロセスカートリッジであって、(a)電子写真感光
    体を有する第一ユニットと、現像手段と現像剤収納部を
    有する前記第二ユニットを結合している結合部材を取り
    外して両ユニットに分解し、次いで(b)第二ユニット
    のトナーフレームを結合部付近で接合部に沿って切断分
    離し、(c)上記工程(b)により分離した現像フレー
    ム及びガスケットのトナーフレームとの接合面の溶着部
    及び接着部を切削により削除し、(d)前記(c)工程
    で作られた現像フレームの接合面に適合する専用のトナ
    ーフレームとこのトナーフレームに接着又は溶着する新
    しいガスケットを用意し、(e)前記(c)工程で残っ
    たガスケット又は前記(d)工程で用意したガスケット
    にトナーシールを剥離可能に接着又は溶着し、(f)前
    記専用のトナーフレームに新しいガスケットを接着又は
    溶着し、(g)前記(c)工程で作られた現像フレーム
    と前記専用のトナーフレームを接合し、(h)現像剤を
    充填する、工程により得られ、再使用の現像フレーム及
    びガスケットと、新たな専用のトナーフレーム及びガス
    ケットを有するプロセスカートリッジ。
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