JPH0720762A - プロセスカートリッジの分解、組み立て、再使用、清掃方法、帯電器の再利用、清掃方法、及び画像形成装置 - Google Patents

プロセスカートリッジの分解、組み立て、再使用、清掃方法、帯電器の再利用、清掃方法、及び画像形成装置

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JPH0720762A
JPH0720762A JP5187430A JP18743093A JPH0720762A JP H0720762 A JPH0720762 A JP H0720762A JP 5187430 A JP5187430 A JP 5187430A JP 18743093 A JP18743093 A JP 18743093A JP H0720762 A JPH0720762 A JP H0720762A
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JP
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process cartridge
unit
cleaning
image forming
forming apparatus
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JP5187430A
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English (en)
Inventor
Minoru Sato
実 佐藤
Toshiaki Nagashima
長嶋  利明
Yasuo Fujiwara
靖夫 藤原
Hiroo Kobayashi
尋夫 小林
Tsutomu Nishigamidoko
力 西上床
Kazuaki Odakawa
和彬 小田川
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Canon Inc
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00987Remanufacturing, i.e. reusing or recycling parts of the image forming apparatus

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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】感光ドラム及びクリーニングブレードの交換を
容易に、しかも精度よく行えるようにしたプロセスカー
トリッジを提供する。 【構成】プロセスカートリッジCを上枠1、一次帯電ユ
ニット2、現像ユニット3、クリーニングユニット4の
4つの大きなユニットに分解する。さらに各ユニットを
細部に分解する。長期使用に伴って劣化した感光ドラム
41、クリーニングブレード45をはじめとして、その
他消耗品の交換、部材の清掃、部材の調整等を行った
上、プロセスカートリッジCを再構成する。分解、組立
に際しては特別な専用工具等は必要としない。さらに、
感光ドラム41に対して配設精度の必要なクリーニング
ブレード45、放電ワイヤ22、現像スリーブ33等
は、所定の組立を行うだけで、必要な精度を容易に確保
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、レーザビーム
プリンタ等の画像形成装置に着脱自在に装着するプロセ
スカートリッジの分解、組み立て、再使用等に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、レーザビームプリンタ等の画像
形成装置において、像担持体と他のプロセス手段、例え
ばクリーニングユニットや現像ユニットとを一体的にカ
ートリッジ化して、プロセスカートリッジを構成し、該
プロセスカートリッジを着脱自在に画像形成装置の装置
本体に装着することにより、メインテナンスフリーを実
現したものが知られている。
【0003】従来、このような画像形成装置では、例え
ば、プロセスカートリッジに組み込まれた構成部材が寿
命に達した場合には、プロセスカートリッジを分解し
て、その寿命に達した部材を新規な部材に交換するとい
う方法はとらず、プロセスカートリッジ全体を新規のも
のと交換するのが一般的であった。この交換作業は、ワ
ンタッチで装置本体を開放し、装置本体内部から古いプ
ロセスカートリッジを取り出し、新品のプロセスカート
リッジを装着するといった、極めて簡単な作業であっ
て、操作者自身の手で容易に行うことができるものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
プロセスカートリッジにあっては、現像剤がなくなった
場合(現像剤収容容器内の現像剤の残量が所定量以下に
なった場合をいう。以下同じ。)はもちろん、例えばプ
ロセスカートリッジの主要構成部材である感光ドラム
(像担持体)が劣化して寿命に達した場合においても、
プロセスカートリッジ全体が新しいものに交換され、古
いプロセスカートリッジは廃棄されるのが一般的であっ
た。このため、古いプロセスカートリッジの構成部材に
はまだ寿命に達せず、さらなる使用に十分耐えうる部材
がかなり多く含まれているにもかかわらず、これらの部
材が廃棄されて無駄になるおそれがあった。
【0005】これらの無駄をなくすためには、現像剤
(以下適宜「トナー」という。)がなくなったプロセス
カートリッジにトナーを再充填し、その他消耗品等の交
換を行わなければならない。この消耗品の交換として
は、少なくとも感光ドラムとクリーニングブレードとを
新規なものと交換するのが好ましい。ところで、プロセ
スカートリッジのトナーがなくなったことは、残量検知
センサ等によって、簡単に確認することができるが、感
光ドラムの寿命はそうはいかない。従来、使用不能とな
ったプロセスカートリッジは廃棄することを前提として
各部材の寿命等が設定されていたため、感光ドラムの寿
命は、トナーがなくなるのとほぼ同時期に設定されてい
た。したがって、トナーがなくなったときには、ほぼ感
光ドラムも寿命に達していると見ることができ、トナー
がなくなってプロセスカートリッジを交換する場合に
は、同時に感光ドラムも新規なものと交換している。た
だし、ここで言う新規なものとは、新品ばかりでなく、
再研磨とによって性能を回復したものも含めるものとす
る。
【0006】そして感光ドラムの交換にともない、この
表面に摺擦して感光ドラム上の残留トナーを除去するク
リーニングブレードを消耗品として同時に交換する。
【0007】ところで、この感光ドラム、クリーニング
ブレードの交換に際して、特殊な工具や装置等を使用し
たり、また配設精度を確保するために特別な治具等を使
用するのでは、分解、交換、組立等に多大な工数を要す
るのはもちろん、専門の技術等が必要となり、これらの
ことは、プロセスカートリッジ全体を再利用する上で、
大きな障害となっていた。
【0008】そこで、本発明は、上述従来技術の問題を
解決すべく、プロセスカートリッジの分解、組み立て、
清掃等を簡単に、また再使用できる部材を可及的再利用
するようにしたプロセスカートリッジの分解、組み立
て、再使用、清掃方法等を提供することを目的とするも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、画像形成装置本体に装着可
能なプロセスカートリッジの分解方法において、カート
リッジカバーを取り外し、次いで、帯電手段を取り外
し、次いで、現像剤収容容器と一体の現像ユニットとク
リーニングユニットとを分割して、前記両ユニットを分
割後、像担持体を保護するドラムシャッターを取り外
す、ことを特徴とする。
【0010】プロセスカートリッジの分解方法は、ま
た、前記カートリッジカバーを取り外すにあたって、前
記カートリッジカバーの前記クリーニングユニット側長
手方向ほぼ中央部分を親指で押しながら下側を開き持ち
上げて取り外す、ようにしてもよい。
【0011】次に、画像形成装置本体に装着可能なプロ
セスカートリッジの組み立て方法において、像担持体を
保護する再使用ドラムシャッターを取り付け、次いで、
現像剤収容容器と一体の再使用現像ユニットと再使用ク
リーニングユニットとを結合し、次いで、帯電手段を取
り付け、次いで、再使用カートリッジカバーを取り付け
る、ことを特徴とする。
【0012】次に、プロセスカートリッジの組み立て方
法は、前記帯電手段は、放電ワイヤ及びシールドを再使
用する、または、前記ドラムシャッターを前記クリーニ
ングユニットに取り付ける、または、前記帯電手段を前
記器クリーニングユニットに取り付ける、ことを特徴と
する。
【0013】次に、プロセスカートリッジの再使用方法
において、前記プロセスカートリッジは、プロセス手段
としての帯電手段、現像手段またはクリーニング手段と
前記像担持体としての電子写真感光体とを一体的にカー
トリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするもの
である、または、前記プロセスカートリッジは、プロセ
ス手段としての帯電手段、現像手段、クリーニング手段
の少なくとも一つと前記像担持体としての電子写真感光
体とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に
着脱可能とするものである、または、前記プロセスカー
トリッジは、プロセス手段としての少なくとも現像手段
と前記像担持体としての電子写真感光体とを一体的にカ
ートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするも
のである、ことを特徴とする。
【0014】次に、プロセスカートリッジを装着可能で
あって、転写材に画像を形成する画像形成装置におい
て、(a)像担持体を保護する再使用ドラムシャッター
を取り付け、次いで、現像剤収容容器と一体の再使用現
像ユニットと再使用クリーニングユニットとを結合し、
次いで、帯電手段を取り付け、次いで、再使用カートリ
ッジカバーを取り付けて組み立てられたプロセスカート
リッジを装着可能な装着手段と、(b)転写材を搬送す
る搬送手段と、を有する、ことを特徴とする。
【0015】また、上述の前記画像形成装置は電子写真
複写機である、または、前記画像形成装置はレーザビー
ムプリンタである、または、前記画像形成装置はファク
シミリ装置である、ことを特徴とする。
【0016】次に、画像形成装置本体に装着可能であっ
て、現像剤収容容器に収納されていたトナーを消費した
プロセスカートリッジの再使用方法において、現像剤収
容容器にトナーの充填を行い、プロセスカートリッジを
再使用するにあたって、像担持体とクリーニングブレー
ドは交換し、カートリッジフレームは検査して所定の基
準に達していれば清掃後、再使用する、ことを特徴とす
る。
【0017】プロセスカートリッジの再使用方法は、ま
た前記プロセスカートリッジは、現像剤収容容器と現像
スリーブとを有する現像フレームと、像担持体とクリー
ニング手段とを有するクリーニングフレームと、をばね
部材の付勢力によって一体として、画像形成装置本体に
装着可能である、または、前記プロセスカートリッジ
は、現像剤収容容器と現像スリーブとを有する現像フレ
ームと、像担持体とクリーニング手段とを有するクリー
ニングユニットと、をばね部材の付勢力によって一体と
して、さらに露光開口と前露光開口とを有するカートリ
ッジカバーでもって前記両フレームを覆う、または、前
記プロセスカートリッジの再使用にあたって、前記プロ
セスカートリッジの有するばね部材は検査して所定の基
準に達していれば再使用する、または、前記プロセスカ
ートリッジの再使用にあたって、前記プロセスカートリ
ッジの有するギヤは検査して所定の基準に達していれば
再使用する、または、前記プロセスカートリッジの再使
用にあたって、前記プロセスカートリッジの有する帯電
器は検査して所定の基準に達していれば再使用する、ま
たは、前記プロセスカートリッジの再使用にあたって、
前記プロセスカートリッジの有する現像ブレードは検査
して所定の基準に達していれば再使用する、または、前
記プロセスカートリッジの再使用にあたって、前記プロ
セスカートリッジの有するドラムシャッターは検査して
所定の基準に達していれば再使用する、または、前記プ
ロセスカートリッジは、プロセス手段としての帯電手
段、現像手段またはクリーニング手段と前記像担持体と
しての電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して
画像形成装置本体に着脱可能とするものである、また
は、前記プロセスカートリッジは、プロセス手段として
の帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも
一つと前記像担持体としての電子写真感光体とを一体的
にカートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とす
るものである、または、前記プロセスカートリッジは、
プロセス手段としての少なくとも現像手段と前記像担持
体としての電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化
して画像形成装置本体に着脱可能とするものである、こ
とを特徴とする。
【0018】次に、プロセスカートリッジを装着可能で
あって、転写材に画像を形成する画像形成装置におい
て、(a)現像剤収容容器にトナーの充填を行い、プロ
セスカートリッジを再使用するにあたって、交換された
新しい像担持体とクリーニングブレードと、検査して所
定の基準に達した再使用カートリッジフレームとを有す
るプロセスカートリッジを装着可能な装着手段と、
(b)転写材を搬送する搬送手段と、を有することを特
徴とする。
【0019】また、上述の画像形成装置において、前記
画像形成装置は電子複写機である、または、前記画像形
成装置はレーザビームプリンタである、または、前記画
像形成装置はファクシミリ装置である、ことを特徴とす
る。
【0020】次に、画像形成装置に用いられる帯電器の
再利用方法において、収納室内で帯電器に空気を吹き付
け、前記収納室内から空気を吸引して、前記帯電器を清
掃した後に、放電ワイヤを取り外して、次いで、シール
ドを溶液で吹いて清掃し、新しい放電ワイヤを取り付け
る、ことを特徴とする。
【0021】また、帯電器の再利用方法は、前記収納室
内の雰囲気全体を吸引する、または、前記シールドを拭
く溶液はアルコール液である、または、前記帯電器を画
像形成装置に装着した際に、前記画像形成装置の有する
像担持体の表面に当接するシール材を交換する、ことを
特徴とする。
【0022】次に、画像形成装置本体に装着可能なプロ
セスカートリッジの有する帯電器の清掃方法において、
前記プロセスカートリッジからカートリッジカバーを取
り外して帯電器を露出させ、次いで、像担持体を支持す
る枠体から前記帯電器を取り外して、次いで、収納室内
で帯電器に空気を吹き付け、前記収納室内から空気を吸
引して、前記帯電器を清掃した後に、放電ワイヤを取り
外して、次いで、シールドを溶液で拭いて清掃し、新し
い放電ワイヤを取り付ける、ことを特徴とする。
【0023】次に、プロセスカートリッジの清掃方法に
おいて、上述の前記プロセスカートリッジは、プロセス
手段としての帯電手段、現像手段またはクリーニング手
段と前記像担持体としての電子写真感光体とを一体的に
カートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とする
ものである、または、前記プロセスカートリッジは、プ
ロセス手段としての帯電手段、現像手段、クリーニング
手段の少なくとも一つと前記像担持体としての電子写真
感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本
体に着脱可能とするものである、または、前記プロセス
カートリッジは、プロセス手段としての少なくとも現像
手段と前記像担持体としての電子写真感光体とを一体的
にカートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とす
るものである、ことを特徴とする。
【0024】なお、上述の、再使用現像ユニット、再使
用クリーニングユニットとは、再使用する現像ユニッ
ト、再使用するクリーニングユニットということであ
る。
【0025】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。
【0026】本発明の詳細な説明に入り前に、感光ドラ
ム(像担持体)及びクリーニングブレードが組み込まれ
たプロセスカートリッジの構成の概略、さらに該プロセ
スカートリッジの装着先となるレーザビームプリンタ
(画像形成装置)の構成の概略について説明する。
【0027】図1は、プロセスカートリッジCの概略を
示す縦断面である。プロセスカートリッジCは、まず、
大きくは4つのユニット、すなわち上枠(カートリッジ
カバー)1、一次帯電ユニット(帯電手段)2、現像ユ
ニット(現像手段)3及びクリーニングユニット(クリ
ーニング手段)4に分解可能となっている。また、現像
ユニット3及びクリーニングユニット4は、後述の各構
成部材を収納しまたは支持する現像フレーム3A及びク
リーニングユニット4Aを備えている。なお、プロセス
カートリッジCをこの4つのユニットに分解した場合に
は、像担持体としての感光ドラム(電子写真感光体)4
1は、クリーニングユニット4に含まれる構成となって
いる。
【0028】上枠1は、一次帯電ユニット2、現像ユニ
ット3及びクリーニングユニット4を上方から覆うフレ
ームによって構成され、前後方向(図1の矢印K1、K
2方向)のほぼ中央には、露光光、前露光光をそれぞれ
通過させるための透孔11a、11bが上下方向に貫通
するように穿設されている。
【0029】一次帯電ユニット2は、コ字型の断面を有
しその開口部を感光ドラム41に向けたシールド21
と、該シールド21の内側に配置された放電ワイヤ22
と、シールド21の開口部に配置されたグリッド23と
を備えている。
【0030】現像ユニット3は、トナー(現像剤)を収
容するトナー容器(現像剤収容容器)31、該トナー容
器31に隣接して配置され開口部31aを介して該トナ
ー容器31に連通された現像室32、該現像室32に前
記感光ドラム41に対向するようにして配置された現像
スリーブ33を備えている。現像スリーブ33は、矢印
R1方向に回転自在に支持され、また現像スリーブ33
の上方には、現像スリーブ33表面に塗布されたトナー
の層厚を規制する現像ブレード35が配置されている。
【0031】クリーニングユニット4は、感光ドラム4
1及びクリーニング装置42を備えている。感光ドラム
41は、矢印R2方向に回転自在に支持されており、そ
の下方には感光ドラム41を不要な露光や傷から保護す
るための保護板(ドラムシャッター)が配置されてい
る。なお、この保護板43は、退避可能に構成されてい
て、プロセスカートリッジCを後述の装置本体に装着し
たときには、自動的に退避し、感光ドラム41の下部を
露出するように構成されている。クリーニング装置42
は、感光ドラム41表面に摺擦して該表面に付着してい
る残留トナーを除去するクリーニングブレード45、該
クリーニングブレード45にて掻き落とされた残留トナ
ーを捕獲するスクイシート46、スクイシート46によ
って捕獲された残留トナーを前方(矢印K1方向)に移
動させる廃トナー送り部材47、移動された残留トナー
を溜める廃トナー溜め49を備えている。
【0032】このように構成されたプロセスカートリッ
ジCは、図2に図示するレーザビームプリンタ50に装
着される。レーザビームプリンタ50は、装置本体51
及び装置本体51前側(矢印K1方向)下端に回動中心
51aを有するカバー52を備えている。このカバー5
2は、平常時は、閉鎖されており(同図の実線)、プロ
セスカートリッジCの交換時や、画像形成対象となる紙
等の転写材Pのジャム処理時等には開放される(同図の
二点鎖線)構成となっている。プロセスカートリッジC
は、開放状態のカバー52によって一旦保持され、この
カバー52を閉鎖することにより、装置本体51内の所
定の位置(同図の実線)に配置されるように構成されて
いる。なお、所定の位置に配置されたプロセスカートリ
ッジCは、感光ドラム41、現像スリーブ33等が装置
本体51側の駆動手段(不図示)に接続されて、それぞ
れ矢印R2、R1方向(図1参照)に回転駆動され、ま
た一次帯電ユニット2の放電ワイヤ22、現像スリーブ
33は同じく装置本体51側の高圧電源に接続されるよ
うになっている。
【0033】次に、図1、図2を参照してレーザビーム
プリンタ50による画像形成プロセスを説明する。スタ
ートボタン(不図示)を介して、画像形成開始が指令さ
れると、感光ドラム41が矢印R2方向に回転駆動さ
れ、感光ドラム41表面は、一次帯電ユニット2によっ
て一様均一に帯電される。感光ドラム41表面は、レー
ザユニット53、反射ミラー55等を備えた露光手段に
よって露光Lを受け、画像情報に応じた静電潜像が形成
される。静電潜像は、現像ユニット3の現像スリーブ3
3を介してトナーが付着されてトナー像となる。感光ド
ラム41上に形成されたトナー像は、転写装置56を介
して転写材P上に転写される。この転写材Pは、装置本
体51の後側(矢印K2方向)に装着された給紙カセッ
ト57に収納されていたものが給紙ローラ59によって
給紙され、さらにレジストローラ対60によって感光ド
ラム41の回転に同期して供給されたものである。トナ
ー像が転写された転写材Pは、搬送ガイド61に沿って
搬送され、定着装置62に到達する。転写材Pは、ここ
で定着ローラ62aと加圧ローラ62bとによる加熱加
圧を受けて、トナー像が表面に固着(定着)される。ト
ナー像が定着された転写材Pは、その後、排紙ローラ6
3によって、カバー52の上面に形成された排紙トレイ
65上に排出される。
【0034】上述の画像形成プロセスを繰り返すことに
よって、現像ユニット3のトナー容器31内のトナーは
順次消費される。そして、トナー容器31内のトナーの
残量が所定量以下になると、現像スリーブ33表面に塗
布されるトナーが少なくなり、したがって、現像スリー
ブ33を介して感光ドラム41上の静電潜像に付着され
るトナーが不足する。この状態で感光ドラム41上のト
ナー像を転写材Pに転写すると画線部がかすれたり、黒
ベタ部分の濃度が不足したりして致命的な画像欠陥が生
じる。
【0035】このような場合、以前では、プロセスカー
トリッジC全体を新規なものと交換し、古いプロセスカ
ートリッジCは廃棄したり、他の用途に再利用(例え
ば、樹脂性の部材を溶融して他のプラスチック製品とし
て利用)したりしていたが、トナーがなくなった場合で
もプロセスカートリッジCの構成部材のうちには、まだ
寿命に達せず、十分に再使用に耐えうるものが多数含ま
れている。そこで、近時、資源の有効利用の観点から、
再利用可能な部材を同じ用途に有効に再利用すべく、ト
ナーの再充填を行い、さらに交換の必要な消耗品等は交
換するなどして、古いプロセスカートリッジCを再生し
て再度利用するようにしている。ここで、交換が必要な
部材として、長期使用に伴い表面の感光層が劣化した感
光ドラム41、該感光ドラム41に摺接して表面の残留
トナーを除去するクリーニングブレード45をはじめと
して、その他シール部材等があげられる。
【0036】本実施例に係るプロセスカートリッジC
は、トナーを再充填したり、上述の部材を交換したりす
る際に、はじめに4つの大きなユニットに分解し、つづ
いて各ユニットと必要に応じて細部に分解するように構
成されている。
【0037】そこで、まず、プロセスカートリッジC全
体を前述の4つの大きなユニット、すなわち上枠1、一
次帯電ユニット2、現像ユニット3、クリーニングユニ
ット4に分解する手順から説明する。
【0038】はじめに、分解対象となるプロセスカート
リッジCをエアダクト(不図示)内にセットし、エアを
吹き付けて、表面に付着しているトナーや塵埃を除去す
る。
【0039】次に、図3に示すように、上枠1の左右
(矢印K1方向を前方とする)の壁部1a、1bを、ク
リーニングユニット4に固定している左右2本ずつ、計
4本のピン12を外す。ピン12の頭部は、中央に凹部
を有するフランジ状に形成されており、このフランジ部
を例えばラジオペンチでつかみ、回しながら外側に引き
抜く。ピン12は、樹脂性で、先端側に係合部を有する
が、引き抜き時にこの係合部や、ラジオペンチでつかん
だフランジ部が破損しやすく、再組立時には、新品と交
換する。また、プロセスカートリッジCを使用する前、
トナー容器31と現像室32を密閉しているシールフィ
ルム(不図示)を保護するシールフィルムカバー13
を、例えばラジオペンチで引き抜く。シールフィルムカ
バー13の固定もピン12と同様に行っているため、再
組み立て時には新品と交換する。
【0040】次に、図3に示すように、上枠1の左右両
側を左右の手でつかみ(二点鎖線)左右の親指を同図上
方の2箇所の斜線部にそれぞれ当て、これらの部分を下
方に押しながら、他の指で上枠1の左右の壁部1a、1
bの下部の斜線部(一方の斜線部のみ図示)をそれぞれ
左右外側に開くようにして全体を持ちあげる。これによ
って、図4に示すように、クリーニングユニット4の上
面の2箇所に突出されて、上枠1の係合孔1c、1dに
係止されている爪4a、4bの係合を解除し、上枠1を
クリーニングユニット4から外す。これで4つのユニッ
トのうち上枠1の取外しを完了する。上枠1は、エアダ
クト内でエアを吹き付け、表面や内側に付着したトナ
ー、埃等の異物を除去することにより、そのまま、再利
用する。
【0041】次に、クリーニングユニット4の上部に嵌
合されている一次帯電ユニット2を外す。一次帯電ユニ
ット2は、図4、図5に示すように、一方の端部に脚部
25を有し、脚部25と反対側に配置されたクリーニン
グユニット4の付勢部材(不図示)によって、脚部25
側に付勢された状態で、係合されている。脚部25を手
でつかみ、横方法(矢印方向)に軽く押しながら脚部2
5を上方に持ち上げる。これにより、一次帯電器ユニッ
ト2の取外しが完了する。
【0042】現像ユニット3とクリーニングユニット4
とを分解するに先立ち、図6に図示するように、現像フ
レーム3A側の凸部3c及びクリーニングフレーム4A
側の凸部4cに係合させ、両者の間に張設された圧縮ば
ね(ばね部材)41aを取り外す。この圧縮ばね41a
とほぼ同様の圧縮ばね41aが現像ユニット3及びクリ
ーニングユニット4の反対側の端部にも張設されてお
り、この圧縮ばねも同様に取り外す。なお、これらの圧
縮ばね41a等は、現像ユニット3側の現像スリーブ3
3をクリーニングユニット4側の感光ドラム41に向け
て付勢するものであり、これにより、現像スリーブ33
の両端部の外周に装着したスペーサ(不図示)が感光ド
ラム41両端部の非画像形成領域に当接し、感光ドラム
41表面と、現像スリーブ33表面とが所定の間隙で対
向するように構成されている。なお、上述の圧縮ばね4
1aは、検査して所定の基準に達していれば再組み立て
時に、再使用する。
【0043】この状態では、現像ユニット3とクリーニ
ングユニット4とは、左右両端部にて回転可能な状態で
係合されている。この係合を解除するには、現像ユニッ
ト3とクリーニングユニット4とを結合しているピン4
dをラジオペンチで引き抜く。そして、図6の矢印方向
に現像ユニット3を約80度程回転させた上、現像ユニ
ット3の図7中右端側を上方に少し持ち上げると、右端
側の係合が解除され、現像ユニット3とクリーニングユ
ニット4とが分離される。
【0044】これで、プロセスカートリッジCは、上枠
1、一次帯電ユニット2、現像ユニット3、クリーニン
グユニット4の4つの大きなユニットに分解されたこと
になる。
【0045】つづいて、各ユニットのさらに細部への分
解、部材の清掃そして部材の交換等について、各ユニッ
ト毎に説明する。
【0046】まず、上枠1は、他の部材によって摺擦さ
れたりする部分がない、つまり摩耗したりする部分がな
いので、上述のように、清掃した後、そのまま再利用に
供する。
【0047】次に、一次帯電ユニット2は、シールド2
1、放電ワイヤ22、グリッド23の清掃等を行う。ま
ず、一次帯電ユニット2全体の付着トナーや塵を除去す
る。これは、例えば、清掃装置(不図示)を利用して行
う。、清掃装置の収納室の所定の位置に一次帯電ユニッ
ト2をセットし、全体にエアを吹き付けるとともに、収
納室全体の雰囲気を吸引するようにする。次に、個別の
部材の清掃に先立ち、連結ばね(不図示)を外し、係合
部の係合を解除して、シールド21からグリッド23を
取り外す。そして、シールド21を図8(a)に示すよ
うに、治具B1の傾斜面B2に載せ、同図(b)のよう
にストッパB3で位置決めする。一方の壁部21aの外
面と他方の壁部21bの内面(斜線部)とをIPA(ア
ルコール液)を付けたシルボン紙で清掃し、次に180
度反転して、今度は他方の壁部21bの外面と一方の壁
部21aの内面(斜線部)とを同様にシルボン紙で清掃
する。この際、シルボン紙の塵やけばがシールド21に
付着しないように注意する。シールド21は、清掃後、
変形をチェックする。図9に示すように、max部とm
in部とを有するゲージG1を、シールド21の一方の
端部に挿入し、min部ではスムーズに通り、max部
では軽く止まることを確認する。同様にシールド21の
中央部及び他端部においてもゲージG1を差し込み、m
in部とmax部とのそれぞれ通過と停止とを確認す
る。次に、グリッド23は、図10(a)に示すよう
に、治具B4の凸部B5に被せるようにして載せ、表面
側をシルボン紙B7によって清掃する。その後、同図
(b)のようにグリッド23を反転し、今度は凹部B6
に嵌め込むようにしてセットし、裏面側を同様にシルボ
ン紙B7によって清掃する。放電ワイヤ22は、エアを
吹き付け、CRゴムで空拭きした後、図11に示すよう
に、クリーナペンB8での清掃を行う。クリーナペンB
8のペン先B9には、V字型に切り込んだフェルトが取
り付けてあり、このフェルトにはアルコールが含浸させ
てある。ペン先B9の谷部を放電ワイヤ22にまたが
せ、強制的に下方に押し付けることなく、クリーナペン
B8の自重をかけた状態で放電ワイヤ22の一方の端部
から、他方の端部へと矢印方向に移動させる。その後、
シールド21を180度反転して裏返し、クリーナペン
B8による同様の動作を繰り返し、放電ワイヤ22の清
掃を終了する。これらの清掃によって、その性能を回復
する場合には、シールド及び放電ワイヤ22は、再使用
する。
【0048】一次帯電ユニット2においては、必要に応
じて、すなわち、上述の清掃によっても放電ワイヤ22
の性能が所定の基準に達しないような場合には、次のよ
うにして放電ワイヤ22を交換する。まず、一次帯電ユ
ニット2の構成を簡単に説明する。図12の分解斜視図
に示すように、シールド21の左右両端部には、絶縁ブ
ロック21c、21dが固定されている。各絶縁ブロッ
ク21c、21dの下端面には、ピン状の突起21c1
、21c2 (不図示)、21d1 、21d2 が突設さ
れており(図13参照、同図には、絶縁ブロック21d
のもののみ図示)、シールド21の左右両端部に穿設し
た小孔21e1 、21e2 に貫通させた後、一方の突起
21d2 を加熱圧着することによって、絶縁ブロック2
1c、21dをシールド21の左右両端部に固定してい
る。絶縁ブロック21c、21dには、嵌合穴21c4
(不図示)、21d4 (図14参照)が穿設されてお
り、放電ワイヤ22は、これらの嵌合穴21c4 、21
d4 に嵌合するピン22a、22bによって左右両端を
固定されている。なお、ピン22a、22bは、絶縁ブ
ロック21c、21dよりも硬度の低い樹脂製の部材に
よって形成されている。絶縁ブロック21c、21dの
内側には、図12に示すように、上下方向のガイド部2
1c3 、21d3 が形成されており、このガイド部21
c3 、21d3 によって駒21f、21gが上下動自在
に案内されている。これら駒21f、21gは、それぞ
れ腕部21f1 、21g1 、V字状の切欠部21f2 、
21g2 を有する。各腕部21f1 、21g1 にはこれ
らを貫通するピン21f3 、21g3 によって、ころ2
1f4 、21g4 が回動自在に支持され、一方切欠部2
1f2 、21g2 は、放電ワイヤ22の左右両端部にま
たがるようにして、これらの部分を同図中、下方に押圧
する。したがって、感光ドラム41表面に当接するころ
21f4 、21g4 の先端から放電ワイヤ22までの距
離は正確に維持されるように構成されている。すなわ
ち、感光ドラム41表面と、放電ワイヤ22の距離と
が、上述の駒21f、21gによって、正確に規制され
るようになっている。また、一方の絶縁ブロック21c
には、図12及び図15に示すように放電ワイヤ22に
電圧を印加するための電極22cが、ピン22aとの間
に介装されている。
【0049】左右の絶縁ブロック21c、21dには、
図12に示すように、カバー21h、21iが着脱容易
に取り付けられている。各カバー21h、21iには、
それぞれ、窓21h1 、21i1 、係止孔21h2 、2
1h2 、21i2 、21i2が形成されている。カバー
21iは、図14に示すように、絶縁ブロック21dの
上方から被せると、係止孔21i2 、21i2 が絶縁ブ
ロック21dの、爪21d5 、21d5 に係合するよう
に構成されている。このとき、窓21i1 からは、駒2
1gの腕部21g1 及びころ21g4 が突出し、また、
ピン22bが係合穴21d4 に押圧されて、放電ワイヤ
22の保持を確実にするように構成されている。なお、
カバー21hの構成も、上述のカバー21iと同様であ
る。
【0050】放電ワイヤ22を交換するには、まず、左
右のカバー21h、21iの下端部を開くようにして、
係合孔21h2 、212 、21i2 、21i2 を、それ
ぞれ爪21c5 、21c5 、2d5 、21d5 から外
し、つづいて、矢印方向に持ちあげる。これによって、
左右の駒21f、21gと、放電ワイヤ22の左右両端
部を固定しているピン22a、22bとが露出する。左
右の駒21f、21gは、特にこれを固定しているもの
はないから、それぞれガイド部21c3 、21d3 に沿
って上方に取り外す。次にピン22a、22bをそれぞ
れ絶縁ブロック21c、21dから引き抜き、これらの
ピン22a、22bに巻き付けてあった放電ワイヤ22
を取り外す。
【0051】放電ワイヤ22、及びピン22a、22b
を新品に交換し、新規の放電ワイヤ22の左右両端部を
それぞれピン22a、22bに4回ほど巻き付け、その
後各絶縁ブロック21c、21dの係合穴21c4 、2
1d4 に嵌合する。さらに、このようにして左右のピン
22a、22bの間に張設された放電ワイヤ22の左右
両端部に、それぞれガイド部21c3 、21d3 に沿う
ようにして、駒21f、21gをまたがす。さらに、絶
縁ブロック21c、21dにそれぞれカバー21h、2
1iを被せることによって、放電ワイヤ22の交換を完
了する。
【0052】シールド21や放電ワイヤ22の清掃、ま
たは交換によって、性能が回復した一次帯電ユニット2
は、後述の、分解、清掃等の終了したクリーニングユニ
ット4に再取り付けすることになる。このとき、左右両
端部付近に貼着されているシール部材21n(ただし、
図9には、一方のみ図示)を交換する。このシール部材
21nは、人口皮革によって形成されており、感光ドラ
ム41表面に摺接されているため、摩耗が激しく、再利
用不能であるので新品と交換する。なお、シール部材2
1の近傍には、シール部材21mが配置されているが、
発泡ポリウレタンによって形成されたこのシール部材1
2は、固定部材に当接されているだけで極めて損傷が少
ないため、交換せずにそのまま再利用する。
【0053】次に、現像ユニット3の清掃方法、清掃を
行うための清掃装置、部材の交換、トナーの再充填等に
ついて説明する。まず、図17に沿って、図16に示す
現像ユニット3を清掃するための清掃装置の構成を説明
する。清掃装置70は、ベース部材71のほぼ中央に固
定された支持台72を有し、この支持台72を介してほ
ぼ水平に吸引ノズル73を支持している。吸引ノズル7
3は、先端に吸引口73aを有し、基端側にはエアシリ
ンダ75aによって開度が調整されるエアバルブ75が
配設され、このエアバルブ75によって吸引量が調整さ
れるように構成されている。エアバルブ75のさらに基
端側には、吸引のみ可能な外気吸引口76が設けられ、
最基端のトナー排出口73bには、大型掃除機(吸引装
置)の吸引口77が接続されている。
【0054】ベース部材71中央の支持台72の上部に
は、モータ(動力源)79が固定されており、モータ7
9の出力軸79aは、中間部を軸受80によって回転支
持されるとともに、先端部には後述の現像スリーブ33
のスリーブギヤ33bに噛合する駆動ギヤ81が固定さ
れている。なお、軸受80及び駆動ギヤ81はカバー8
2によって覆われている。ベース部材71の中央には、
支持台72に隣接するようにしてロータリアクチュエー
タ83が固定されている。ロータリアクチュエータ83
から水平に伸びた回転軸83aの先端には、アース接点
85が設けられている。このア−ス接点85は、回転軸
83aの回転に伴って揺動し、後述の現像ユニット3の
現像ブレード35に接離するように構成されている。
【0055】ベース部材71の図17における左半部の
上面には、ガイド溝71aが形成されており、該ガイド
溝71aに沿って矢印方向に往復移動可能な保持台86
が配設されている。保持台86は、ガイド溝71aに沿
って移動するガイド台座86aと、該ガイド台座86a
に搭載されて現像ユニット3を下方から支持する受け台
86bとによって構成されている。この受け台86b
は、現像ユニット3を支持する際に、同図に示すよう
に、現像スリーブ33を上方に配置し、トナー容器31
を下方に配置した状態で支持する。ガイド溝71aの基
端側、つまりベース部材71の中央近傍には、ストッパ
71bが設けてあり、上述の保持台86は、同図実線で
図示された位置と、該ストッパ71bによって規制され
る位置との間を往復移動し、これにより、現像ユニット
3を同図実線にて示す待機位置M1 と、同図二点鎖線の
スリーブギヤ33bにて代表する作業位置M2 との間を
移動させる。待機位置M1 にセットされた現像ユニット
3は、トナー容器31のトナー補給口31cが、所定の
間隔を介して吸引ノズル73の吸引口73aと対向し、
一方、作業位置M2 に移動された現像ユニット3は、現
像スリーブ33のスリーブギヤ33bが前述の駆動ギヤ
81に噛合するとともに、吸引ノズル73の吸引口73
aがトナー補給口31cを介してトナー容器31の内部
に挿入されるように構成されている。なお、吸引ノズル
73の吸引口73aの下端部には、図18に示すよう
な、吸引ノズル73の軸方向に切り欠いたノッチ部73
c、73cを設け、同図矢印にて示すように、トナー容
器31底部の残留トナーを有効に吸引するようにしてい
る。
【0056】次に、図17の清掃装置70の構成図、及
び図19のフローチャートを参照しながら、清掃装置7
0の動作及び清掃装置70を使用した清掃方法について
説明する。
【0057】清掃装置(清掃機)70をONし(S
1)、モータ79をONして(S2)駆動ギヤ81を回
転させる。駆動ギヤ81の回転を確認したら(S3)、
保持台(受け台)86を待機位置(原点)M1 に移動し
(S4)、これを確認したら(S5)、現像ユニット
(DTユニットセット)3を上述のように現像スリーブ
33側を上方に配置した状態で保持台86上にセットす
る(S6)。確認後(S7)、保持台86を作業位置
(清掃位置)M2 に移動し(S8)、駆動ギヤ81にス
リーブギヤ33bを噛合させる。確認後(S9)、現像
ユニット3を作業位置M2 にロックする(S10、S1
1)。この状態で、吸引ノズル73の吸引口73aは、
トナー容器31の内側に挿入される。
【0058】つづいて、手動スイッチをONし(S1
2)、タイマをスタートさせる(S13)。ロ−タリア
クチュエータ83を作動させ(S14)、ア−ス接点8
5を現像ユニット3の現像ブレード35に接触させてア
−スをとる(S15)。エアバルブ75を外気吸引から
ノズル吸引に切り替え(S16)、確認後(S17)、
タイマがカウントする所定時間(例えば5sec )の吸引
による清掃作業を行う(S18)。清掃終了後、エアバ
ルブ75をノズル吸引から外気吸引に切り替え(S1
9、S20)、さらに、ロータリアクチュエータ83を
オフして(S21)、ア−スを解除する(S22)。ス
イッチ自動をオフし(S23)、作業位置M2 のロック
を解除する(S24、S25)。保持台86を待機位置
M1 に戻し(S26、S27)、現像ユニット3を取り
外す(S28)。
【0059】次の現像ユニット3の清掃を行う場合には
(S29)、S6に戻り、一方、清掃作業を終了する場
合には、モータ79をオフし(S30)、モータストッ
プ後(S31)、清掃装置70をオフし(S32)、清
掃作業を完了する。
【0060】このような清掃方法によると、上述のよう
に、現像スリーブ33を上方に配置した状態で現像ユニ
ット3を保持し、さらに現像スリーブ33を強制的に回
転させながら、トナー容器31内に挿入した吸引ノズル
73の吸引口73aによって、残留トナーの吸引作業を
行うので、例えば現像スリーブ33表面と現像室32の
壁部との間に挟まった残留トナーをトナー容器31内に
落下させながらの吸引作業が可能となり、残留トナーを
確実に除去することができる。
【0061】上述の吸引ノズル73は、図20に示すよ
うに構成してもよい。先端にエア吹き出し口87aを有
する管87を設け、この管87の中間部を吸引ノズル7
3の内部に配設するとともに、先端のエア吹き出し口8
7aをトナー容器31の底部31eに向けてセットす
る。管87の基端部87bから圧縮エアを供給し、エア
吹き出し口87aから吹き出す。これにより、底部31
eに溜っていた残留トナーを適度に舞い上がらせ、これ
を吸引ノズル73によって吸引する。滞留しがちな底部
31eの残留トナーを有効に吸引することが可能とな
る。なお、この吹き出しに使用するエア圧は、実験等に
基づいて適宜に設定すればよい。
【0062】次に、清掃の済んだ現像ユニット3をさら
に細部に分解する。まず、図21に示すように、ねじ3
5a、35bを外して、現像ブレード35を取り外し、
さらに左右両端のねじ36a、36bを外して左右のア
ーム36c、36dを引き抜く。左右のアーム36c、
36dによって現像室32に固定されていた現像スリー
ブ33及びその内側の磁石33aを前方(矢印K1方
向)に取り外す。これにより、図22に示すように、再
シール部材(後に詳述)の貼着先となるトナー容器31
の開口部31aが露出される。さらに、現像スリーブ3
3を細部に分解して、再利用するスリーブギヤ33b、
軸受(前)33c、磁石33aと、廃棄して新品と交換
する現像スリーブ本体33e、ころ33d、33d、軸
受(奥)33h、スリーブ電極(不図示)に分ける。再
利用するものについては、エア吹き付け等によって清掃
を行う。なお、上述の現像ブレード35、スリーブギヤ
33b等は、普通は、再利用することになるが、これら
再利用する部材であっても、検査を行った結果、その性
能が所定の基準を満たさないものについては、適宜新品
と交換する。さらに、図22に示す現像室32に、両面
テープで貼着されていた長手シール33f、端部シール
33g、33gを剥し、現像室32側の貼着部分の粘着
剤を除去した後、エア等で清掃し、新品の長手シール3
3f、端部シール33g、33gを両面テープで貼着す
る。このように、長手シール33f、端部シール33
g、33gの交換等が終了したトナー容器31は、次の
再シール工程にまわされる。
【0063】次に、トナー容器31の開口部31aを、
再シール部材によって閉鎖する。この開口部31aは、
新規なプロセスカートリッジCにおいては、シールフィ
ルムによって閉鎖されており、搬送中の衝撃等によって
トナー容器31からトナーが漏れ出るのを防止してい
る。そして、使用に際しては、このシールフィルムを引
き剥し、開口部31aを開放し、トナー容器31内のト
ナーが該開口部31aを介して現像スリーブ33に供給
されるようにしている。ところで、トナーがなくなった
古いプロセスカートリッジCの開口部31aには、この
シールフィルムは、当然、貼着されていないので、古い
プロセスカートリッジCにおいては、トナー容器31に
トナーを再充填するに先立ち、開口部31aを、新規な
ときとほぼ同様な状態に閉鎖する必要がある。なお、新
規なプロセスカートリッジCでは、シールフィルムによ
る開口部31aの閉鎖は容易であるが、古いプロセスカ
ートリッジCでは新規なものに比して格段に困難であ
る。これを図23(a)、(b)を参照して説明する。
なお、これらの図は、図1のA−A線矢視拡大図であ
る。
【0064】新規なプロセスカートリッジCにおいて
は、シールフィルム91を開口部31aに貼着する以前
には、トナー容器31と現像室32とは別の部材によっ
て構成されており、これらはシールフィルム91の貼着
後に一体に構成するようにしているため、貼着は容易で
ある。トナー容器31の長方形状の開口部31aの全周
には額縁状のフランジ部31bが形成されている。ま
た、現像室32にもほぼ同形状のフランジ部32bが形
成されている。一方、シールフィルム91はこれらフラ
ンジ部31b、32bと同形の額縁状の基材92に貼着
されている。つまり、シールフィルム91と基材92と
は例えば熱接着等によって剥離可能な状態で一体に構成
されている。そして、トナー容器31のフランジ部31
bと現像室32のフランジ部32bとにより、基材92
を挟み込むようにして、トナー容器31と現像室32と
を一体に構成する。ただし、シールフィルム91に対応
する部分には、現像室32側にスリット32cを設け
て、シールフィルム91の剥離を妨げないようにしてい
る。開口部31aの開放に際しては、一方のスリット3
2cから突出しているシールフィルム91の基端部91
aを矢印K3方向に引くことによって、図23(b)の
ように、シールフィルム91の屈曲部91bを移動さ
せ、シールフィルム91を完全に引き抜けば、開口部3
1aが完全に開放される。
【0065】これに対し、トナー容器31へのトナーの
再充填に先立つ開口部31aの閉鎖時には、シールフィ
ルム91を基材92に貼着するものであるが、この貼着
作業は、同図(b)の矢印K4方向からは行うことがで
きず、したがって、シールフィルム91を引き抜いたと
同じスリット32cを介して行われる困難な作業とな
る。
【0066】次に、開口部31aを再シールするための
再シール部材、及びこの再シール部材を使用した再シー
ル方法について詳述する。
【0067】図24(a)は、再シール部材90の正面
図、また同図(b)は、(a)のB−B線矢視図であ
る。ただし、これらの図においては、長さLに対して、
幅W及び厚さtの寸法は、拡大して表示している。
【0068】再シール部材90は、帯状のシールフィル
ム91と、該シールフィルム91の前半部91cに設け
た粘着部93と、該粘着部93を覆う剥離紙95とによ
って構成されている。シールフィルム91は、樹脂性の
フィルムによって形成され、全長Lに対する前半部91
cの長さL1 (粘着部93に対応する部分)と折り返し
部91dの長さL2 (粘着部93以外の部分)との関係
がL2 >L1 を満足するように、つまり、シールフィル
ム91の全長Lが前半部91cの長さL1 の2倍以上に
なるように各寸法が設定されている。粘着部93は、一
般に市販されている両面テープや粘着剤の塗布によって
構成することができる。また、剥離紙95は、シールフ
ィルム91とほぼ同寸法のものを使用する。ここで、粘
着部93の、次の3つの部材のそれぞれに対する粘着力
の大小関係、すなわちシールフィルム91、基材92、
剥離紙93のそれぞれに対する粘着力は、シールフィル
ム91に対するものが最大で、あとはこの順に小さくな
る。これにより、例えば図25(a)の状態で、剥離紙
95を剥すと、粘着部93は、シールフィルム91側に
残り、また、剥離紙95を剥して粘着部93をトナー容
器31のフランジ部31b上の基材92に接着させた状
態で、シールフィルム91を剥すと、粘着部93は、基
材92側には残らず、シールフィルム91と一体になっ
て剥される。なお、参考までに、本実施例において使用
した再シール部材90の各寸法の具体的な数値をあげる
と、t=250μm(t1 =100μm、t2 =150
μm、t3 =100μm)、L=555mm、L1 =2
55mm、L2 =300mm、W=42.8mmであ
る。
【0069】つづいて、再シール部材90の再シール方
法について図25(a)、(b)、図26(c)、
(d)、図27(e)、(f)、図28(g)、
(h)、図29(i)、(j)を参照しながら説明す
る。なお、上述の(a)〜(j)は一連の再シール動作
を図示するものであり、また、これらの図においては、
開口部31a等に対して、再シール部材90及び挿入板
96(後述)は、拡大して図示している。
【0070】図25(a)に示すように、まず、現像室
32からスリーブ33等を矢印K1方向に取り外し、さ
らにキャップ31dを外した状態で、トナー容器31
を、その開口部31aを下方に向けた状態でセットす
る。なお、同図中、32eにて示す部材は、スリット3
2cからトナーが漏洩するのを防止するための漏れ防止
部材であり、現像室32側のフランジ部32bに貼着さ
れている。したがって、後述のように、開口部31aに
対するシールフィルム91の貼着は、この漏れ防止部材
32eを下方に押し縮め、これによって確保した該漏れ
防止部材32eと、トナー容器31のフランジ部31b
との間隙を介して行うものである。なお、以下、説明の
便宜上、矢印K5方向を左側、矢印K6方向を右側とい
うことにする。
【0071】つづいて、再シール部材90を、下方に向
けた開口部31aに対向する側の上方から順に、シール
フィルム91、粘着部93、剥離紙95が配置されるよ
うにセットするセット工程を行う(同図(b))。
【0072】次に、挿入板96をシールフィルム91の
折り返し部91dの上面に載置し、挿入板96の先端縁
96aをシールフィルム91の前半部91cと折り返し
部91dとのほぼ境界に当てる挿入板載置工程を行う
(図26(c))。この挿入板96は、例えば、シール
フィルム91と同じ幅を有するステンレス板によって構
成されている。その長さについては、開口部31aの左
右幅よりも十分に長く、開口部31aを完全に覆った状
態になったときでも、スリット32cの外側に十分な握
り代が得られるように設定されている。また、厚さにつ
いては、この挿入板96及び挿入板96に折り返した状
態で係止した再シール部材90がスリット32cを円滑
に通過できる程度の厚さに設定されている。ただし、挿
入時に座屈等が発生するのを防止するためには、適度な
厚さを確保するのが好ましい。なお、本実施例では、
0.3mm厚のステンレス板を使用している。挿入板9
6と再シール部材90との実質的な厚さは、図27
(e)の状態のときに最大となり、先端部でt4 =1.
05mmとなるが、先端部以外の部分は、t5 =0.8
5mmとなり、1mmに設定されているスリット32c
を実用上問題なく通過することができる。
【0073】次に、折り返し工程を行う。この工程で
は、図26(d)に示すように、挿入板96の先端縁9
6aを中心に、シールフィルム91の前半部と、粘着部
93と、剥離紙95の前半部とを一体にして折り返し、
屈曲部90aを形成し、挿入板96の上面側に、上方か
ら順に、剥離紙95の前半部、粘着部93、シールフィ
ルム91の前半部を配置し、また挿入板96の下面側
に、上方から順にシールフィルム91の折り返し部、剥
離紙91の折り返し部を配置するようにする。
【0074】次の図27(e)に図示する剥離紙折り返
し工程では、上述の折り返し工程で最下層に位置した剥
離紙95の折り返し部を、屈曲部90a近傍を中心にし
てさらに折り返し、上述の折り返し工程では最上層に位
置した剥離紙95の前半部のさらに上方に配置する。こ
のとき、剥離紙95の屈曲部95aは、再シール部材9
0全体の屈曲部90aとは一致させずに、挿入板96下
面の、先端縁96aから少しずれた位置に形成するよう
にする。こうすることで、挿入時の抵抗によって、剥離
紙95が不要に剥離されるのを防止している。
【0075】以上の、剥離紙折り返し工程までで、挿入
の前準備が終了し、同図(f)に図示する挿入工程に入
る。挿入工程では、同図(e)に図示する状態の、挿入
板96に巻き付けた再シール部材90を、スリット32
cを介して挿入する。挿入板96を右方に差し入れるこ
とによって、再シール部材90の屈曲部90aを同図二
点鎖線で示すように、開口部31aに沿って、順次奥に
挿入していく。
【0076】上述の挿入工程は、屈曲部90aが、右側
のフランジ部31bに到達する少し前に終了し(同図
(f)の二点鎖線)、図28(g)に示す露出工程に入
る。この露出工程は、屈曲部90aが、先の図27
(f)に示す状態で右側のフランジ部31bに食い込む
ことによって剥離紙95の剥離が不能となるのを防止す
るためのものである。すなわち、図28(g)のように
剥離紙95の基端部95bを少し引いて、粘着部93の
一部を5mm程度露出させる。
【0077】その後、挿入板96による再挿入工程を行
い、上述の粘着部93の露出部分がフランジ部31bに
対応する位置まで再シール部材90を挿入する(同図
(h))。
【0078】つづいて、剥離紙95の基端部95bを左
方向に引いて、開口部31aに対面する粘着部93をす
べて露出させる剥離工程を行う(図29(i))。
【0079】さらに、挿入板96を矢印K4方向から押
圧して、粘着部93をフランジ部31bに良好に接着さ
れる接着工程、挿入板96を引き抜く引き抜き工程を実
施し、同図(j)に示すように、開口部31aに対する
再シールを完了する。
【0080】再シールの完了したトナー容器31に対し
ては、トナー補給口31cを介して、図30に示すよう
に、現像ホッパー97を利用する等によってトナーTの
再充填を行うことができる。ロート状の本体97aの上
部には、トナーTを補給するための供給口97bが形成
されており、また下端部には、トナー容器31のトナー
補給口31cに適合するアダプタ97cが装着されてい
る。さらに本体97aの内部には、回転自在のオ−ガ9
7dが配置され、このオーガ97dの回転を適宜に制御
することによって、トナーの補充速度を調整する。な
お、本体97aの内面等にフッ素処理を施す等して、摩
擦係数を低減させるようにした場合には、現像ホッパ−
97からトナー容器31に対するトナーの補充を効率よ
く実施することが可能である。
【0081】トナーの補充が終了したトナー容器31に
は、図29(j)に示すように、トナー補給口31cに
キャップ31dを装着し、さらに、図25(a)とは逆
に、エア等にて清掃済みの現像ブレード35、現像スリ
ーブ33等を装着することによって、現像ユニット3を
再構成することができる。
【0082】上述の実施例において、再シール部材90
を利用してトナー容器31の開口部31aを再シールす
る際に、図25(a)にて示すように、開口部31aを
下方に向けて配置したが、これに限らず、上方あるいは
側方を向けるようにしてもよい。これらの場合には、同
図(b)にて示す再シール部材90の向きを開口部31
aの向きに対応させて変更させればよく、他の工程につ
いては、開口部31aを上方に向けた場合とまったく同
様である。また、上述の実施例では、再シール部材90
の粘着部93は、長方形状に形成していたが、これは、
シールフィルム91の貼着先となる開口部31aのフラ
ンジ部31bの形状に合わせて、額縁状に形成すること
もできる。粘着部93が長方形状の場合には、貼着に供
するのは、フランジ部31bに対応する長方形の外周部
近傍のみであるため、粘着部93の中心部近傍には、不
要なトナーが付着してしまう。この状態でシールフィル
ム91を剥すと、シールフィルム91とともに、この付
着トナーがスリット32cから引き出され、他の構成部
材や操作者の衣服等を汚すおそれがある。貼着部93
が、額縁状に形成された場合には、シールフィルム91
に対する不要なトナー付着がなく、上述の問題を解消す
ることができる。
【0083】次にクリーニングユニット4の分解、清
掃、清掃を行うための清掃装置について説明する。クリ
ーニングユニット4から保護板43(図1参照)、感光
ドラム41を取外し、この状態で後述の廃トナーの抜取
り(清掃作業)を行う。なお、上述の説明においては、
感光ドラム41、保護板43をも含めてクリーニングユ
ニット4としていたが、以下においては、これらを含ま
ないものについても適宜クリーニングユニット4という
ものとする。
【0084】図31参照して、清掃装置の構成を説明す
る。清掃装置170は、全体を覆うハウジング170a
を有しており、ハウジング170aの手前側上部(図3
1の左上)には、把手170c付きの透明なカバー17
0bが開閉自在に取り付けられている。このカバー17
0bの開閉状態は、検知センサ170dによって検知さ
れる。また、ハウジング170aの奥側上部(同図の右
上)には、排気口170eが形成されていて、補助吸引
装置の雰囲気吸引口178が接続されている。
【0085】ハウジング170aの内側の手前側下部に
は、ストッパ台171が配置されており、ストッパ台1
71の上面は水平面に形成され、また奥側の面は急勾配
の傾斜面に形成されている。これら水平面及び傾斜面に
は、それぞれゴム材からなるストッパ171a、171
bが固着されており、後述の揺動装置の揺動運動は、こ
れらストッパ171a、171bによって、その揺動限
が規制されている。
【0086】ストッパ台171の水平面には、受け台1
72が前後方向移動自在に配置されている。受け台17
2は、奥側に連結されたエアシリンダ175によって、
原点位置M1 (図31の二点鎖線)と清掃位置M2 (同
図の実線)との間を移動するように構成されている。受
け台172の上面は、クリーニングユニット4の下面に
適合する形状に形成されており、図31の二点鎖線で示
すように、原点位置M1 に配置された受け台172に対
して、クリーニングユニット4は、クリーニングブレー
ド45を奥側上方、スクイシ−ト46を奥側下方に配置
した姿勢で受け台172上面に載置する。したがって、
クリーニングブレード45先端とスクイシ−ト46の先
端とによって形成される間隙Gは、奥側に配置すること
になる。受け台172は、図32に示すように移動ブロ
ック172aと固定ブロック172bとからなるクラン
プ装置172cを備えている。なお、図32の斜視図に
は、原点位置M1 に位置する受け台172(不図示)に
上述の姿勢で載置した状態のクリーニングユニット4を
図示している。クランプ装置172cは、原点位置M1
の受け台172にクリーニングユニット4を載せるに先
立って開放されていたカバー170b(図31の二点鎖
線)を、クリーニングユニット4の載置後に閉鎖すると
(同図実線)、この閉鎖を前述の検知センサ170dが
検知し、受け台172上のクリーニングユニット4を把
持して、位置決めするように構成されている。つまり、
クランプ装置172cは、カバー170bの閉鎖に連動
してクランプ動作を開始し、図32の位置決めブロック
172aを不図示のエアシリンダを介して伸長してクリ
ーニングユニット4の側面の嵌合部4bに当接させ、ク
リーニングユニット4を他の側面が固定ブロック172
bに当接されるまでスライドさせるように構成されてい
る。
【0087】上述の受け台172は、その奥側下端がス
トッパ173c(図31参照)にて規制される清掃位置
M2 においては、揺動装置(移動装置)173に積載さ
れる。揺動装置173は、図33(a)に示すように底
板の左右両端に側板173b、173bを立設させた揺
動台173aを備えている。この揺動台173aは、一
方の側板173bの外面に固着された回転軸173dを
介して揺動自在に支持されるとともに、他方の側板17
3bには、回転軸173dに対応する位置に、キー17
6cを介して揺動軸176bが連結されている。揺動軸
176bは、図31に示すように、エアシリンダ176
aを介してロータリアクチュエータ176により、所定
の角度αの範囲内において、正転と逆転とを繰り返すよ
うに構成されている。この揺動軸176bの正転、逆転
の反復によって、図33(b)((a)の断面A)に示
すように、揺動台173aは、水平位置N1 (同図の実
線)と、起立位置N2 (同図の二点鎖線)との間を角度
αをもって揺動するように構成されている。揺動台17
3aの水平位置N1 と起立位置N2 とは、それぞれ前述
のストッパ台171のストッパ171a、171bとに
よって位置決めされるようになっている。なお、本実施
例においてはα=80度に設定している。
【0088】揺動台173aの水平位置N1 (図31の
実線)における奥側上部には、モータ177aを介して
クリーニングユニット4に打撃を加える衝撃付与装置1
77が装着されている。衝撃付与装置177は、図34
(a)に示すように(ただし、同図は衝撃付与装置17
7を図31とは反対側から見た図である)、モータ軸1
77bの端面に、その中心から偏心して突設されたカム
軸177c(同図(c)参照)と、基端側に揺動中心1
77eを有するとともに先端側に上述カム軸177cが
遊嵌するガイド溝177hを有する打撃台177dと、
該打撃台177dの先端側上面にねじ止めされた打撃板
177fと、該打撃板177f先端に下向きに固定され
た凸部材177gとを備えている。打撃板177fは適
度な弾性を有する板状の部材によって形成されている。
また凸部材177gは、例えば打撃対象となるクリーニ
ングユニット4の廃トナー溜め49よりも硬度の低い樹
脂によって形成されていて、クリーニングユニット4を
傷つけないようにしている。衝撃付与装置177は、モ
ータ軸177bと一体のカム軸177cの矢印方向の回
転によって、打撃台177dがほぼ上下方向に揺動し、
これによって凸部材177gがクリーニングユニット4
から離れたり(図34(a))、クリーニングユニット
4上面を打撃したり(同図(b))する動作を繰り返
す。なお、同図では、打撃台177d、打撃板177
f、凸部材177gは、1組のみを図示しているが、他
にもう1組のものを設けこれら2組を例えば軸で一体に
連結し、それぞれの凸部材177gによって、図35に
図示するクリーニングユニット4上面の矢印P、Pで示
す位置に打撃を加えるものとする。
【0089】図31に示すように、上述の、清掃位置M
2 における受け台172、エアシリンダ175、衝撃付
与装置177は、すべて揺動装置173の揺動台173
aに搭載されており、したがってこれらは、揺動台17
3aと一体に動作するように構成されている。
【0090】清掃位置M2 に移動された受け台172上
のクリーニングユニット4の奥側の間隙Gは、図31に
図示するように吸引装置179のエアブロック179a
によって覆われる。図35にエアブロック179aの詳
細図を示す。エアブロック179a全体は、ほぼ中空に
構成されており、クリーニングユニット4の間隙Gに対
面する密着面179gには、噴出口179d及び吸引口
179eの部分を除いて、ほぼ全体にゴム状のシール部
材179bが取り付けられている。エアブロック179
aの内側には、クリーニングユニット4にエアを吹き込
むための送気管179cが配設され、該送気管179c
の噴出口179dは、上述密着面179gの一方の端部
近傍に開口している。さらにエアブロック179aの内
側には、吸気管179fが配設され、該吸気管179f
の吸引口179eは密着面179gの他方の端部近傍に
配設されている。これら噴出口179d、吸引口179
eを有する密着面179gは、前述の受け台172を介
して矢印K3方向に搬送され、清掃位置M2 に配置され
たクリーニングユニット4のクリーニングブレード45
及びスクイシ−ト46に密着し、両者の先端の間の間隙
Gを完全に覆うように構成されている。その様子を図3
5の間隙G近傍の二点鎖線A1 、A2 、A3で示す。こ
れらの二点鎖線は、それぞれ密着面179g、噴出口1
79d、吸引口179eに対応する。このように、吸引
装置179は、エアブロック179aに密着されたクリ
ーニングユニット4に対し、送気管179cの基端側か
ら供給した圧縮エアQ1 を、A2 に密着された噴出口1
79dから間隙Gを介してクリーニングユニット4内部
に送り込んで(Q2 )、クリーニングユニット4内の廃
トナーを飛散させた上、A3 に密着された吸引口179
eからクリーニングユニット4内の空気とともに廃トナ
ーを吸引し(Q3 )、この吸引した廃トナーを基端側に
送り出す(Q4 )ように構成されている。
【0091】なお、この際、クリーニングユニット4及
びエアブロック179aの外部に漏れ出た廃トナーは、
図31に示すように、雰囲気吸引口178を介して、雰
囲気とともに補助吸引装置(不図示)によって吸引する
ようにしている。
【0092】つづいて、清掃装置170の構成を示す図
31及び動作の流れを示すフローチャート図36を中心
に、そして適宜他の図面を参照しながら、クリーニング
ユニット4の清掃方法及び清掃装置170の動作につい
て詳細に説明する。
【0093】まず、清掃装置(掃除機)170の作動を
開始する(S1)。次に、原点位置M1 に配置された受
け台172の上面に、清掃対象となるクリーニングユニ
ット4を載せる(S2)。カバー170bを閉じると
(S3)、これを検知センサ(ドアスイッチ)170d
が検知し(S4)、エアシリンダがオンされて(S
5)、受け台172上の所定位置にクリーニングユニッ
ト4がクランプされる(S6)。エアシリンダ175が
オンされ(S7)、受け台172が原点位置M1 から清
掃位置M2 に移動し(S8)、クリーニングユニット4
の間隙Gが吸引装置179の密着面179gに密着され
る(図35参照)。モータ177aがオンされ(S
9)、衝撃付与装置177が起動し、凸部材177gに
よるクリーニングユニット4の打撃が開始される(S1
0)。これにより、クリーニングユニット4の内壁に付
着していた廃トナーを強制的に落下させるとともに、廃
トナーを移動しやすいようにする。ロータリアクチュエ
ータ176が起動され(S11)、揺動装置173の揺
動台173aがα=0〜80度の間を1往復する(S1
2)。吸引装置179の圧縮エアバルブ(不図示)が開
かれ(S13、S14)、噴出口179d(図35参
照)から間隙Gを介してクリーニングユニット4内にエ
アを吹き込むのと並行して、クリーニングユニット4内
のエアを、廃トナーとともに間隙Gを介して吸引口17
9eから吸引する。これを適宜な時間だけ継続し、クリ
ーニング4内の廃トナーの吸引を完了する。
【0094】揺動台173aを1往復、揺動させる(S
15)。ロータリアクチュエータ176がオフされ(S
16)、揺動台173aの水平位置N1 が確認された後
(S17)、モータ177aがオフされ(S18、S1
9)、衝撃付与装置177によるクリーニングユニット
4の打撃が終了する。圧縮エアバルブが閉じられ(S2
0、S21)、エアシリンダ175がオフされると(S
22)、清掃位置M2にあった受け台172が原点位置
M1 に復帰する(S23)。すると、エアシリンダがオ
フされて(S24)、受け台172に対するクリーニン
グユニット4のクランプが解除される(S25)。つづ
いて、カバー170bを開放し(S26)、ハウジング
170a内からクリーニングユニット4を取り出し(S
27)、このクリーニングユニット4に対する清掃作業
が完了する。
【0095】ここで次のクリーニングユニット4の清掃
を行う場合には(S28)、S2に戻り、一方、清掃作
業を終えるときは、清掃装置170をオフする(S2
9)。
【0096】上述の清掃工程においては、図36のフロ
ーチャートのS9からS18までの間、衝撃付与装置1
77によるクリーニングユニット4の打撃は、継続して
行われており、これと並行して、クリーニングユニット
4の揺動動作、及び廃トナーの吸引が行われている。し
たがって、クリーニングユニット4の内壁等に付着して
いる廃トナーをたたき落とすとともに、間隙Gに向け
て、円滑に移動させ、さらに噴出口179dから吹き出
す圧縮エアによってクリーニングユニット4内の廃トナ
ーを適宜舞い上がらせ、そして吸引口179eから吸引
する。これら一連の動作によって、クリーニングユニッ
ト4内の廃トナーを残すことなく確実に抜き取ることが
できる。
【0097】なお、上述の清掃作業において、揺動台1
73aの揺動回数や、吸引装置179による吸引時間等
は、クリーニングユニット4内の廃トナーの残量、吸引
装置179の性能等に基づいて任意に設定すればよい。
【0098】図36のフローチャートで示す清掃作業で
は、S1からS4は作業者が手動で行い、S5からS2
5は自動で行われ、最後のS26からS29までは再び
手動で行なっている。すなわち、手動で行うのは、はじ
めは、クリーニングユニット4を、原点位置M1 にある
受け台172に載せるまで、そして終わりは、原点位置
M1 の受け台172上から清掃終了後のクリーニングユ
ニット4を取り出すところからである。
【0099】ところで、クリーニングユニット4の清掃
に際し、例えば、図36に示す一連の清掃工程のうち、
どの工程を手動で行い、どの工程を自動で行うかについ
ては、まったく問うものではない。例えば、図37の斜
視図に示すように、すべて手動で行うものでもよい。ク
リーニングユニット4を適当な台の上に載せて固定し、
吸引装置(不図示)の吸引ノズル180を手で持って、
その吸引口180aをクリーニングユニット4の間隙G
に押し当てる。クリーニングユニット4の上面の矢印P
の部分を叩きながら、吸引口180aを間隙Gに沿って
横方向に移動させ、内部の廃トナーを吸引する。
【0100】この際、クリーニングユニット4の一方の
端部近傍に露出しているギヤ47aを矢印R3方向に回
転させながら(搬送工程を行いながら)、吸引作業を行
うと、一層効率よく廃トナーの抜取りを行うことができ
る。すなわちギヤ47aは、図1の47にて示す廃トナ
ー送り部材に固定されたギヤ(不図示)に噛合されてお
り、したがって、ギヤ47aを図37の矢印R3方向に
回転させると、図1の廃トナー送り部材47が、同図に
おける反時計方向に回転し、これにより、廃トナー溜め
49の底部の廃トナーを順次、間隙Gに向けて移動させ
ることができるからである。
【0101】なお、図31にて図示する一部手動、いわ
ゆる半自動の清掃装置170においては、図37に図示
するギヤ47aを回転させるには及ばない。清掃装置1
70には、これに代わるものとして、前述のように、揺
動装置173が組み込まれており、揺動装置173によ
るクリーニングユニット4の揺動動作によって、廃トナ
ー送り部材47aを回転させる場合よりも効率よく廃ト
ナーを間隙G方向に移動させることができるからであ
る。
【0102】また、図37に示すような清掃装置181
を使用することもできる。清掃装置181は、ハウジン
グ70a、カバー170bを有し、基本的な構成は図3
1に示す清掃装置70とほぼ同様である。大きく異なる
点は、図38の清掃装置181では、クリーニングユニ
ット4内の廃トナーを吸引する吸引口(不図示)を手動
で移動させる点である。移動把手181aを横方向に移
動させることにより、これと一体に構成された吸引口を
クリーニングユニット4の間隙Gに沿って移動させ、内
部の廃トナーを吸引するものである。
【0103】トナーの抜取りの終了したクリーニングユ
ニット4は、クリーニングブレード45、スクイシ−ト
46を取り外して、廃トナー溜め49の内部をエア等に
よって清掃し、クリーニングブレード45、スクイシ−
ト46を新品に交換する。
【0104】一方、感光ドラム41は、図39に示すプ
レス装置182によって、細部に分解する。プレス装置
182の治具182a、182a上に、両端の駆動ギヤ
41b、フランジギヤ41cが左右に突出するようにし
てドラムシリンダ41dをセットする。プレス装置18
2の昇降部材182b、182bと、治具182a、1
82aとの間に、それぞれ駆動ギヤ41b、フランジギ
ヤ41cを挟み込んでこれらをドラムシリンダ41dか
ら外す。なお、これらの部材は、再利用されるものでは
ないが、上述のように、ドラムシリンダ41d等の金属
部材と、駆動ギヤ41b、フランジギヤ41c等の樹脂
部材とに分別した上で、材料として再利用する。
【0105】上述の、廃トナーの抜取り、清掃、クリー
ニングブレード45及びスクイシ−ト46の交換が済ん
だ廃トナー溜め49に、新品の感光ドラム41、清掃済
の保護板43を取り付けることによって、クリーニング
ユニット4を再構成する。この際、感光ドラム41に対
するクリーニングブレード45の取付け精度を確保する
必要があるが、両者は廃トナー溜め49を構成する共通
の枠体に対して、位置決め固定するようになっているの
で、精度の確保が容易である。なお、保護板43をはじ
めとする、再利用を減速とする部材であっても、清掃等
によってその性能が所定の基準に達しない場合には、適
宜新品と交換する。
【0106】次に、図3〜図7を参照して説明したプロ
セスカートリッジCの分解のときと逆の手順にしたがっ
て、クリーニングユニット4に、現像ユニット3、一次
帯電ユニット2、上枠1を取り付けて、プロセスカート
リッジCを再構成する。すなわち、クリーニングユニッ
ト4に現像ユニット3を組合せ(図7)、現像スリーブ
33を感光ドラム41に向けて付勢する圧縮ばね41a
を取付け(図6)、プクリーニングユニット4の上面に
一次帯電ユニット2を装着し(図5)、最後に、これら
一連の組立によって、一体に組まれたクリーニングユニ
ット4、現像ユニット3、一次帯電ユニット2の上方か
ら、上枠1を被せ(図4)、ピン12によってこれを固
定する(図3)。この際、感光ドラム1に対して取付け
精度を確保する必要のある一次帯電ユニット2の放電ワ
イヤ22、及び現像ユニット3の現像スリーブ33は、
それぞれ感光ドラム41の画像形成領域以外の外周に当
接するスペーサによって位置決めされるため、上述手順
にしたがって、単にプロセスユニットCを再構成するの
みで、これらの精度は簡単に確保される。
【0107】このようにして再構成されたプロセスカー
トリッジC(図1参照)は、新品のプロセスカートリッ
ジCとほぼ同等の性能を発揮できるように、再生するこ
とができ、したがって、省資源に貢献することができ
る。
【0108】この再構成されたプロセスカートリッジC
は、新品のものと同様に図2に示すレーザビームプリン
タ50に装着されて、新品のときとまったく同様に画像
形成に供される。
【0109】なお、プロセスカートリッジCの再構成に
際し、トナー容器31、廃トナー溜め49等は樹脂性で
あり、例えばクリーニングブレード45は、この廃トナ
ー溜め49に対してタップねじによって取り付けられて
いる。したがって、クリーニングブレード45の交換時
に、このタップねじを外し、再度取り付けた場合に、こ
れが弛みがちとなる。そこで、図40に図示するような
ナイロック(商品名)と呼ばれる、ねじ部の中間に樹脂
部185aを設けたねじ185と交換する。これによ
り、タップねじによって形成された雌ねじ部に、ねじ1
85を螺合した場合でも、その弛み等を有効に防止する
ことができる。
【0110】なお、上述のプロセスカートリッジの態様
としては、上述の実施例で説明したものも含み、次のよ
うなものがある。
【0111】まず、プロセス手段としての帯電手段、現
像手段、またはクリーニング手段と像担持体としての電
子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形成
装置本体に着脱可能とするもの。
【0112】次に、プロセス手段としての帯電手段、現
像手段、クリーニング手段の少なくとも一つと像担持体
としての電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し
て画像形成装置本体に着脱するのも。
【0113】そして、プロセス手段としての少なくとも
現像手段と像担持体としての電子写真感光体とを一体的
にカートリッジ化して画像形成装置本体に着脱するも
の、等である。
【0114】さらに、上述の画像形成装置としては、図
2に示すレーザビームプリンタをはじめとして、その
他、電子写真複写機、ファクシミリ装置がある。
【0115】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
汎用工具を使用した簡単な分解組立作業で交換可能であ
って、しかも交換時の配設精度の確保を容易にした像担
持体及びクリーニングブレードを備えることにより、プ
ロセスカートリッジの分解、再構成を容易に行うことが
でき、ひいてはプロセスカートリッジの再利用を促進す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プロセスカートリッジの縦断面図。
【図2】プロセスカートリッジを装着したレーザビーム
プリンタの縦断面図。
【図3】ピンを外したプロセスカートリッジを示す斜視
説明図。
【図4】プロセスカートリッジから上枠を外した状態を
示す斜視図。
【図5】クリーニングユニットから一次帯電ユニットを
外した状態を示す斜視図。
【図6】現像スリーブを感光ドラムに向けて付勢する圧
縮ばねを外した状態を示す斜視図。
【図7】現像ユニットとクリーニングユニットとを切り
離した状態を示す斜視図。
【図8】(a)は治具にシールドを載せた状態を示す斜
視図。(b)は治具にシールドを載せた状態を示す側面
図。
【図9】シールドの変形をチェックする様子を示す斜視
図。
【図10】(a)はグリッドの表面を清掃する様子を示
す斜視図。(b)はグリッドを反転する様子を示す斜視
図。
【図11】放電ワイヤを清掃する様子を示す斜視図。
【図12】一次帯電ユニットの分解斜視図。
【図13】シールドの絶縁ブロックの長手方向の縦断面
図。
【図14】同じく絶縁ブロックの長手方向に直角な方向
の縦断面図。
【図15】同じく他の絶縁ブロックの長手方向に直角な
方向の縦断面図。
【図16】現像ユニットの全体構成を示す斜視図。
【図17】現像ユニットの清掃装置の概略構成を示す正
面図。
【図18】吸引ノズルの先端の形状を示す斜視図。
【図19】現像ユニットの清掃の流れを示すフローチャ
ート。
【図20】吸引ノズルの他の実施例を示す模式図。
【図21】現像ユニットから現像ブレード、アームを取
り外した状態を示す分解斜視図。
【図22】トナー容器の斜視図。
【図23】(a)、(b)は、シールフィルムを剥して
開口部を開放する状態を示す動作説明図。
【図24】(a)は再シール部材の正面図。(b)は
(a)B−B線矢視図。
【図25】(a)は現像室から現像スリーブを取り外し
た状態を示す断面図。(b)は再シール部材のセット工
程を示す正面図。
【図26】(c)は挿入板載置工程を示す正面図。
(d)は再シール部材の折り返し工程を示す正面図。
【図27】(e)は剥離紙折り返し工程を示す正面図。
(f)は再シール部材の挿入工程を示す断面図。
【図28】(g)は粘着部を一部剥離させる露出工程を
示す正面図。(h)は再シール部材の再挿入工程を示す
断面図。
【図29】(i)は剥離工程、接着工程、引き抜き工程
を示す断面図。(j)は開口部に対する再シール終了を
示す断面図。
【図30】現像ユニットに対するトナーの補給を示す動
作説明図。
【図31】クリーニングユニットの清掃装置の概略を示
す縦断面図。
【図32】プロセスカートリッジのクランプを示す斜視
図。
【図33】(a)は揺動装置の斜視説明図。(b)は揺
動台の動作を示す、(a)のA断面図。
【図34】(a)は衝撃付与装置の動作説明図。(b)
は衝撃付与装置の動作説明図。(c)はモータ軸、カム
軸の構成を示す斜視図。
【図35】吸引装置の動作説明図。
【図36】クリーニングユニットの清掃の流れを示すフ
ローチャート。
【図37】吸引装置の他の実施例を示す斜視図。
【図38】クリーニングユニットの清掃装置の他の実施
例を示す斜視図。
【図39】感光ドラムの分解に使用するプレス装置の斜
視図。
【図40】弛み止めを施したねじを示す正面図及び側面
図。
【符号の説明】
1 カートリッジカバー(上枠) 2 帯電手段(一次帯電ユニット) 3 現像手段(現像ユニット) 4 クリーニング手段(クリーニングユニッ
ト) 11a 露光開口(透孔) 11b 前露光開口(透孔) 21 シールド 21n シール部材 22 放電ワイヤ 23 グリッド 31 現像剤収容容器(トナー容器) 31a 開口部 32 現像室 33 現像スリーブ 33b スリーブギヤ 35 現像ブレード 41 像担持体(感光ドラム、電子写真感光体) 41a ばね部材(圧縮ばね) 42 クリーニング装置 43 ドラムシャッター(保護板) 45 クリーニングブレード 46 スクイシ−ト 47 廃トナー送り部材 49 廃トナー溜め 59 搬送手段(給紙ローラ) 60 搬送手段(レジストローラ) C プロセスカートリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 尋夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 西上床 力 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小田川 和彬 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体に装着可能なプロセス
    カートリッジの分解方法において、 カートリッジカバーを取り外し、次いで、 帯電手段を取り外し、次いで、 現像剤収容容器と一体の現像ユニットとクリーニングユ
    ニットとを分割して、前記両ユニットを分割後、像担持
    体を保護するドラムシャッターを取り外す、 ことを特徴とするプロセスカートリッジの分解方法。
  2. 【請求項2】 前記カートリッジカバーを取り外すにあ
    たって、前記カートリッジカバーの前記クリーニングユ
    ニット側長手方向ほぼ中央部分を親指で押しながら下側
    を開き持ち上げて取り外す、 ことを特徴とする請求項1記載のプロセスカートリッジ
    の分解方法。
  3. 【請求項3】 画像形成装置本体に装着可能なプロセス
    カートリッジの組み立て方法において、 像担持体を保護する再使用ドラムシャッターを取り付
    け、次いで、 現像剤収容容器と一体の再使用現像ユニットと再使用ク
    リーニングユニットとを結合し、次いで、 帯電手段を取り付け、次いで、 再使用カートリッジカバーを取り付ける、 ことを特徴とするプロセスカートリッジの組み立て方
    法。
  4. 【請求項4】 前記帯電手段は、放電ワイヤ及びシール
    ドを再使用する、 ことを特徴とする請求項3記載のプロセスカートリッジ
    の組み立て方法。
  5. 【請求項5】 前記ドラムシャッターを前記クリーニン
    グユニットに取り付ける、 ことを特徴とする請求項3記載のプロセスカートリッジ
    の組み立て方法。
  6. 【請求項6】 前記帯電手段を前記器クリーニングユニ
    ットに取り付ける、 ことを特徴とする請求項3記載のプロセスカートリッジ
    の組み立て方法。
  7. 【請求項7】 前記プロセスカートリッジは、プロセス
    手段としての帯電手段、現像手段またはクリーニング手
    段と前記像担持体としての電子写真感光体とを一体的に
    カートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とする
    ものである、 ことを特徴とする請求項1または請求項3記載のプロセ
    スカートリッジの再使用方法。
  8. 【請求項8】 前記プロセスカートリッジは、プロセス
    手段としての帯電手段、現像手段、クリーニング手段の
    少なくとも一つと前記像担持体としての電子写真感光体
    とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に着
    脱可能とするものである、 ことを特徴とする請求項1または請求項3記載のプロセ
    スカートリッジの再使用方法。
  9. 【請求項9】 前記プロセスカートリッジは、プロセス
    手段としての少なくとも現像手段と前記像担持体として
    の電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画像
    形成装置本体に着脱可能とするものである、 ことを特徴とする請求項1または請求項3記載のプロセ
    スカートリッジの再使用方法。
  10. 【請求項10】 プロセスカートリッジを装着可能であ
    って、転写材に画像を形成する画像形成装置において、
    (a)像担持体を保護する再使用ドラムシャッターを取
    り付け、次いで、 現像剤収容容器と一体の再使用現像ユニットと再使用ク
    リーニングユニットとを結合し、次いで、 帯電手段を取り付け、次いで、 再使用カートリッジカバーを取り付けて組み立てられた
    プロセスカートリッジを装着可能な装着手段と、(b)
    転写材を搬送する搬送手段と、を有する、 ことを特徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記画像形成装置は電子写真複写機で
    ある、 ことを特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記画像形成装置はレーザビームプリ
    ンタである、 ことを特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記画像形成装置はファクシミリ装置
    である、 ことを特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 画像形成装置本体に装着可能であっ
    て、現像剤収容容器に収納されていたトナーを消費した
    プロセスカートリッジの再使用方法において、 現像剤収容容器にトナーの充填を行い、プロセスカート
    リッジを再使用するにあたって、 像担持体とクリーニングブレードは交換し、カートリッ
    ジフレームは検査して所定の基準に達していれば清掃
    後、再使用する、 ことを特徴とするプロセスカートリッジの再使用方法。
  15. 【請求項15】 前記プロセスカートリッジは、現像剤
    収容容器と現像スリーブとを有する現像フレームと、像
    担持体とクリーニング手段とを有するクリーニングフレ
    ームと、をばね部材の付勢力によって一体として、画像
    形成装置本体に装着可能である、 ことを特徴とする請求項14記載のプロセスカートリッ
    ジの再使用方法。
  16. 【請求項16】 前記プロセスカートリッジは、現像剤
    収容容器と現像スリーブとを有する現像フレームと、像
    担持体とクリーニング手段とを有するクリーニングユニ
    ットと、をばね部材の付勢力によって一体として、さら
    に露光開口と前露光開口とを有するカートリッジカバー
    でもって前記両フレームを覆う、 ことを特徴とする請求項14記載のプロセスカートリッ
    ジの再使用方法。
  17. 【請求項17】 前記プロセスカートリッジの再使用に
    あたって、前記プロセスカートリッジの有するばね部材
    は検査して所定の基準に達していれば再使用する、 ことを特徴とする請求項14記載のプロセスカートリッ
    ジの再使用方法。
  18. 【請求項18】 前記プロセスカートリッジの再使用に
    あたって、前記プロセスカートリッジの有するギヤは検
    査して所定の基準に達していれば再使用する、 ことを特徴とする請求項14記載のプロセスカートリッ
    ジの再使用方法。
  19. 【請求項19】 前記プロセスカートリッジの再使用に
    あたって、前記プロセスカートリッジの有する帯電器は
    検査して所定の基準に達していれば再使用する、 ことを特徴とする請求項14記載のプロセスカートリッ
    ジの再使用方法。
  20. 【請求項20】 前記プロセスカートリッジの再使用に
    あたって、前記プロセスカートリッジの有する現像ブレ
    ードは検査して所定の基準に達していれば再使用する、 ことを特徴とする請求項14記載のプロセスカートリッ
    ジの再使用方法。
  21. 【請求項21】 前記プロセスカートリッジの再使用に
    あたって、前記プロセスカートリッジの有するドラムシ
    ャッターは検査して所定の基準に達していれば再使用す
    る、 ことを特徴とする請求項14記載のプロセスカートリッ
    ジの再使用方法。
  22. 【請求項22】 前記プロセスカートリッジは、プロセ
    ス手段としての帯電手段、現像手段またはクリーニング
    手段と前記像担持体としての電子写真感光体とを一体的
    にカートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とす
    るものである、 ことを特徴とする請求項14記載のプロセスカートリッ
    ジの再使用方法。
  23. 【請求項23】 前記プロセスカートリッジは、プロセ
    ス手段としての帯電手段、現像手段、クリーニング手段
    の少なくとも一つと前記像担持体としての電子写真感光
    体とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に
    着脱可能とするものである、 ことを特徴とする請求項14のプロセスカートリッジの
    再使用方法。
  24. 【請求項24】 前記プロセスカートリッジは、プロセ
    ス手段としての少なくとも現像手段と前記像担持体とし
    ての電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画
    像形成装置本体に着脱可能とするものである、 ことを特徴とする請求項14記載のプロセスカートリッ
    ジの再使用方法。
  25. 【請求項25】 プロセスカートリッジを装着可能であ
    って、転写材に画像を形成する画像形成装置において、
    (a)現像剤収容容器にトナーの充填を行い、プロセス
    カートリッジを再使用するにあたって、 交換された新しい像担持体とクリーニングブレードと、
    検査して所定の基準に達した再使用カートリッジフレー
    ムとを有するプロセスカートリッジを装着可能な装着手
    段と、(b)転写材を搬送する搬送手段と、を有する画
    像形成装置。
  26. 【請求項26】 前記画像形成装置は電子複写機であ
    る、 ことを特徴とする請求項25記載の画像形成装置。
  27. 【請求項27】 前記画像形成装置はレーザビームプリ
    ンタである、 ことを特徴とする請求項25記載の画像形成装置。
  28. 【請求項28】 前記画像形成装置はファクシミリ装置
    である、 ことを特徴とする請求項25記載の画像形成装置。
  29. 【請求項29】 画像形成装置に用いられる帯電器の再
    利用方法において、 収納室内で帯電器に空気を吹き付け、前記収納室内から
    空気を吸引して、前記帯電器を清掃した後に、放電ワイ
    ヤを取り外して、次いで、シールドを溶液で吹いて清掃
    し、新しい放電ワイヤを取り付ける、 ことを特徴とする帯電器の再利用方法。
  30. 【請求項30】 前記収納室内の雰囲気全体を吸引す
    る、 ことを特徴とする請求項29記載の帯電器の再利用方
    法。
  31. 【請求項31】 前記シールドを拭く溶液はアルコール
    液である、 ことを特徴とする請求項29記載の帯電器の再利用方
    法。
  32. 【請求項32】 前記帯電器を画像形成装置に装着した
    際に、前記画像形成装置の有する像担持体の表面に当接
    するシール材を交換する、 ことを特徴とする請求項29記載の帯電器の再利用方
    法。
  33. 【請求項33】 画像形成装置本体に装着可能なプロセ
    スカートリッジの有する帯電器の清掃方法において、 前記プロセスカートリッジからカートリッジカバーを取
    り外して帯電器を露出させ、次いで、像担持体を支持す
    る枠体から前記帯電器を取り外して、次いで、収納室内
    で帯電器に空気を吹き付け、前記収納室内から空気を吸
    引して、前記帯電器を清掃した後に、放電ワイヤを取り
    外して、次いで、シールドを溶液で拭いて清掃し、新し
    い放電ワイヤを取り付ける、 ことを特徴とする帯電器の清掃方法。
  34. 【請求項34】 前記プロセスカートリッジは、プロセ
    ス手段としての帯電手段、現像手段またはクリーニング
    手段と前記像担持体としての電子写真感光体とを一体的
    にカートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とす
    るものである、 ことを特徴とする請求項33記載のプロセスカートリッ
    ジの清掃方法。
  35. 【請求項35】 前記プロセスカートリッジは、プロセ
    ス手段としての帯電手段、現像手段、クリーニング手段
    の少なくとも一つと前記像担持体としての電子写真感光
    体とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に
    着脱可能とするものである、 ことを特徴とする請求項33のプロセスカートリッジの
    清掃方法。
  36. 【請求項36】 前記プロセスカートリッジは、プロセ
    ス手段としての少なくとも現像手段と前記像担持体とし
    ての電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画
    像形成装置本体に着脱可能とするものである、 ことを特徴とする請求項33記載のプロセスカートリッ
    ジの清掃方法。
JP5187430A 1993-06-30 1993-06-30 プロセスカートリッジの分解、組み立て、再使用、清掃方法、帯電器の再利用、清掃方法、及び画像形成装置 Pending JPH0720762A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002268514A (ja) * 2001-03-09 2002-09-20 Canon Inc プロセスカートリッジの再生産方法
JP2002278422A (ja) * 2001-03-19 2002-09-27 Canon Inc プロセスカートリッジの再生産方法
JP2002278421A (ja) * 2001-03-19 2002-09-27 Canon Inc プロセスカートリッジの再生産方法
US6931226B2 (en) 2001-04-27 2005-08-16 Canon Kabushiki Kaisha Process cartridge remanufacturing method

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JP2002278422A (ja) * 2001-03-19 2002-09-27 Canon Inc プロセスカートリッジの再生産方法
JP2002278421A (ja) * 2001-03-19 2002-09-27 Canon Inc プロセスカートリッジの再生産方法
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