JP2002278421A - プロセスカートリッジの再生産方法 - Google Patents

プロセスカートリッジの再生産方法

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JP2002278421A JP2001077784A JP2001077784A JP2002278421A JP 2002278421 A JP2002278421 A JP 2002278421A JP 2001077784 A JP2001077784 A JP 2001077784A JP 2001077784 A JP2001077784 A JP 2001077784A JP 2002278421 A JP2002278421 A JP 2002278421A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 簡易なプロセスカートリッジの再生産方法を
提供する。また、使用者にとって満足できる品質の画像
を形成することができなくなる程度まで現像剤が消費さ
れて、プロセスカートリッジとして商品価値を喪失した
プロセスカートリッジを再び商品化することができるプ
ロセスカートリッジの再生産方法を提供する。 【解決手段】 ドラムユニットと現像しているユニット
を結合しているピン60をドラムフレームを加工して引
き抜き、分離する。ドラムユニットから感光体ドラムを
取り外して、ドラムフレームを清掃して再使用して又は
新品の感光体ドラムを取り付ける。現像ユニットからエ
ンドカバー10gを取り外す。トナー充填口からトナー
をトナー収納部に充填し、エンドカバーをを取り付けた
現像ユニットとドラムユニットをピンで再結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプロセスカートリッ
ジの再生産方法に関するものである。ここでプロセスカ
ートリッジとしては、帯電手段、現像手段、クリーニン
グ手段と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化
し、このカートリッジを画像形成装置本体に対して着脱
可能とするものである。或いは帯電手段、現像手段、ク
リーニング手段の少なくとも一つと像担持体とを一体的
にカートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とす
るものである。更に、少なくとも現像手段と電子写真感
光体とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体
に着脱可能にするものをいう。
【0002】また、画像形成装置としては、例えば電子
写真複写機、電子写真プリンター、(例えば、LEDプ
リンター、レーザービームプリンター等)、電子写真フ
ァクシミリ、及び、電子写真ワードプロセッサー等が含
まれる。
【0003】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た電子写真画像形成装置においては、電子写真感光体及
び前記電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的
にカートリッジ化して、このカートリッジを画像形成装
置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採
用されている。このプロセスカートリッジ方式によれ
ば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユー
ザー自身で行うことができるので、格段に操作性を向上
させることができた。そこでこのプロセスカートリッジ
方式は、画像形成装置において広く用いられている。
【0004】このようなプロセスカートリッジは、現像
剤を用いて記録媒体に画像を形成するものである。そこ
で、画像形成を行うに従って現像剤を消費する。そし
て、プロセスカートリッジを購入した使用者にとって満
足できる品質の画像を形成することが出来なくなる程度
まで現像剤が浪費された際に、プロセスカートリッジと
しての商品価値がなくなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、現像剤が消費さ
れて商品価値が喪失したプロセスカートリッジを再び商
品化することが出来る簡易なプロセスカートリッジの再
生産方法が望まれていた。
【0006】本発明の目的は、簡易なプロセスカートリ
ッジの再生産方法を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、使用者にとって満足
できる品質の画像を形成することができなくなる程度ま
で現像剤が消費されて、プロセスカートリッジとして商
品価値を喪失したプロセスカートリッジを再び商品化す
ることができるプロセスカートリッジの再生産方法を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第1の発明
は、電子写真感光体ドラムと、電子写真感光体ドラムに
帯電を行うための帯電ローラと、電子写真感光体ドラム
に残留する現像剤を除去するクリーニングブレードと、
を有するドラムフレームと、電子写真感光体ドラムに形
成された静電潜像を現像剤を用いて現像するための現像
ローラと、前記現像ローラを支持する現像フレームと、
現像剤を収納する現像剤収納部を有する現像剤フレーム
であって、現像フレームと結合された現像剤フレーム
と、を有して、電子写真画像形成装置本体に着脱可能な
プロセスカートリッジの再生産方法において、(a)ド
ラムフレームに侵入穴をあけて、穴から押し出し部材を
侵入させて、ドラムフレームの内側から、ドラムフレー
ムと現像フレームとを回動可能に結合しているピンであ
って、ドラムフレームと現像フレームの長手方向の一端
と他端とに設けられたピンを、ピンが嵌合している嵌合
穴に進入したのとは反対側から嵌合穴底に加工を施して
嵌合穴底側からドラムフレームの外側へ押し出すピン押
し出し工程と、(b)ドラムフレームと現像フレームと
を分離する分離工程と、(c)ネジをドラムフレームか
ら取り外すことによって、ドラムフレームの長手方向の
一端に設けられている、電子写真感光体ドラムの一端に
設けられている軸を支持している軸受部をドラムフレー
ムから取り外す軸受部取り外し工程と、(d)ドラムフ
レームの長手方向の他端に設けられている、電子写真感
光体ドラムの他端を支持しているドラム位置決めピンか
ら電子写真感光体ドラムを斜め方向へ引き抜いて、ドラ
ムフレームから電子写真感光体ドラムを取り出すドラム
取り出し工程と、(e)新品の電子写真感光体ドラムの
長手方向他端に、ドラムフレームの長手方向の他端に設
けられているドラム位置決めピンを挿入させて、次い
で、新品の電子写真感光体ドラムの一端に設けられてい
る軸を支持するように軸受部をドラムフレームの長手方
向の一端にネジによって取り付けるドラム取り付け工程
と、(f)ネジを現像フレームの長手方向一端から取り
外すことによって、現像フレームの長手方向の一端に取
り付けられている一端エンドカバーを取り外す工程と、
(g)エンドカバーを取り外したことによって露出した
現像剤充填開口からキャップを取り外して、その後、現
像剤を再充填して、その後、現像剤充填開口を封止する
現像剤再充填工程と(h)現像ローラの長手方向の一端
を支持するように、現像フレームの長手方向の一端に、
ネジによって一端エンドカバーを取り付ける現像ローラ
取り付け工程と、(i)ドラムフレームと現像フレーム
の長手方向の一端と他端とに設けられた穴にピンを嵌合
させて、ドラムフレームと現像フレームとを結合する結
合工程と、を有することを特徴とするプロセスカートリ
ッジの再生産方法である。
【0009】本出願に係る第2の発明は、電子写真感光
体ドラムと、電子写真感光体ドラムに帯電を行うための
帯電ローラと、電子写真感光体ドラムに残留する現像剤
を除去するクリーニングブレードと、を有するドラムフ
レームと、電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像
を現像剤を用いて現像するための現像ローラと、前記現
像ローラを支持する現像フレームと、現像剤を収納する
現像剤収納部を有する現像剤フレームであって、現像フ
レームと結合された現像剤フレームと、を有して、電子
写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッ
ジの再生産方法において、(a)ドラムフレームに侵入
穴をあけて、穴から押し出し部材を侵入させて、ドラム
フレームの内側から、ドラムフレームと現像フレームと
を回動可能に結合しているピンであって、ドラムフレー
ムと現像フレームの長手方向の一端と他端とに設けられ
たピンを、ピンが嵌合している嵌合穴に進入したのとは
反対側から嵌合穴底に加工を施して嵌合穴底側からドラ
ムフレームの外側へ押し出すピン押し出し工程と、
(b)ドラムフレームと現像フレームとを分離する分離
工程と、(c)ネジをドラムフレームから取り外すこと
によって、ドラムフレームの長手方向の一端に設けられ
ている、電子写真感光体ドラムの一端に設けられている
軸を支持している軸受部をドラムフレームから取り外す
軸受部取り外し工程と、(d)ドラムフレームの長手方
向の他端に設けられている、電子写真感光体ドラムの他
端を支持しているドラム位置決めピンから電子写真感光
体ドラムを斜め方向へ引き抜いて、ドラムフレームから
電子写真感光体ドラムを取り出すドラム取り出し工程
と、(e)電子写真感光体ドラムが取り付けられていた
空間を利用して、ドラム位置決めピンをドラムフレーム
の内側から外側へ押し出して、ドラム位置決めピンをド
ラムフレームから取り外す位置決めピン取り外し工程
と、(f)新品の電子写真感光体ドラムをドラムフレー
ム内に侵入させて、その長手方向他端にドラムフレーム
の外側からドラム位置決めピンを挿入させて、次いで、
新品の電子写真感光体ドラムの一端に設けられている軸
を支持するように軸受部をドラムフレームの長手方向の
一端にネジによって取り付けるドラム取り付け工程と、
(g)ネジを現像フレームの長手方向一端から取り外す
ことによって、現像フレームの長手方向の一端に取り付
けられている一端エンドカバーを取り外す工程と、
(h)エンドカバーを取り外したことによって露出した
現像剤充填開口からキャップを取り外して、その後、現
像剤を再充填して、その後、現像剤充填開口を封止する
現像剤再充填工程と、(i)現像ローラの長手方向の一
端を支持するように、現像フレームの長手方向の一端
に、ネジによって一端エンドカバーを取り付ける現像ロ
ーラ取り付け工程と、(j)ドラムフレームと現像フレ
ームの長手方向の一端と他端とに設けられた穴にピンを
嵌合させて、ドラムフレームと現像フレームとを結合す
る結合工程と、を有することを特徴とするプロセスカー
トリッジの再生産方法である。
【0010】本出願に係る第3の発明は、電子写真感光
体ドラムと、電子写真感光体ドラムに帯電を行うための
帯電ローラと、電子写真感光体ドラムに残留する現像剤
を除去するクリーニングブレードと、を有するドラムフ
レームと、電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像
を現像剤を用いて現像するための現像ローラと、前記現
像ローラを支持する現像フレームと、現像剤を収納する
現像剤収納部を有する現像剤フレームであって、現像フ
レームと結合された現像剤フレームと、を有して、電子
写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッ
ジの再生産方法において、(a)ドラムフレームに侵入
穴をあけて、穴から押し出し部材を侵入させて、ドラム
フレームの内側から、ドラムフレームと現像フレームと
を回動可能に結合しているピンであって、ドラムフレー
ムと現像フレームの長手方向の一端と他端とに設けられ
たピンを、ピンが嵌合している嵌合穴に進入したのとは
反対側から嵌合穴底に加工を施して嵌合穴底側からドラ
ムフレームの外側へ押し出すピン押し出し工程と、
(b)ドラムフレームと現像フレームとを分離する分離
工程と、(c)ネジをドラムフレームから取り外すこと
によって、ドラムフレームの長手方向の一端に設けられ
ている、電子写真感光体ドラムの一端に設けられている
軸を支持している軸受部をドラムフレームから取り外す
軸受部取り外し工程と、(d)ドラムフレームの長手方
向の他端に設けられている、電子写真感光体ドラムの他
端を支持しているドラム位置決めピンの段部をドラムフ
レームの内側から外側へ押し出し、その後、ドラムフレ
ームの外側からドラム位置決めピンを引き抜く位置決め
ピン取り外し工程と、(e)ドラムフレームから電子写
真感光体ドラムを取り出すドラム取り出し工程と、
(f)新品の電子写真感光体ドラムをドラムフレーム内
に侵入させて、その長手方向他端にドラムフレームの外
側からドラム位置決めピンを挿入させて、次いで、新品
の電子写真感光体ドラムの一端に設けられている軸を支
持するように軸受部をドラムフレームの長手方向の一端
にネジによって取り付けるドラム取り付け工程と、
(g)ネジを現像フレームの長手方向一端から取り外す
ことによって、現像フレームの長手方向の一端に取り付
けられている一端エンドカバーを取り外す工程と、
(h)エンドカバーを取り外したことによって露出した
現像剤充填開口からキャップを取り外して、その後、現
像剤を再充填して、その後、現像剤充填開口を封止する
現像剤再充填工程と、(i)現像ローラの長手方向の一
端を支持するように、現像フレームの長手方向の一端
に、ネジによって一端エンドカバーを取り付ける現像ロ
ーラ取り付け工程と、(j)ドラムフレームと現像フレ
ームの長手方向の一端と他端とに設けられた穴にピンを
嵌合させて、ドラムフレームと現像フレームとを結合す
る結合工程と、を有することを特徴とするプロセスカー
トリッジの再生産方法である。
【0011】本出願に係る第4の発明は、電子写真感光
体ドラムと、電子写真感光体ドラムに帯電を行うための
帯電ローラと、電子写真感光体ドラムに残留する現像剤
を除去するクリーニングブレードと、を有するドラムフ
レームと、電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像
を現像剤を用いて現像するための現像ローラと、前記現
像ローラを支持する現像フレームと、現像剤を収納する
現像剤収納部を有する現像剤フレームであって、現像フ
レームと結合された現像剤フレームと、を有して、電子
写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッ
ジの再生産方法において、(a)ドラムフレームに侵入
穴をあけて、穴から押し出し部材を侵入させて、ドラム
フレームの内側から、ドラムフレームと現像フレームと
を回動可能に結合しているピンであって、ドラムフレー
ムと現像フレームの長手方向の一端と他端とに設けられ
たピンを、ピンが嵌合している嵌合穴に進入したのとは
反対側から嵌合穴底に加工を施して嵌合穴底側からドラ
ムフレームの外側へ押し出すピン押し出し工程と、
(b)ドラムフレームと現像フレームとを分離する分離
工程と、(c)ネジをドラムフレームから取り外すこと
によって、ドラムフレームの長手方向の一端に設けられ
ている、電子写真感光体ドラムの一端に設けられている
軸を支持している軸受部をドラムフレームから取り外す
軸受部取り外し工程と、(d)プロセスカートリッジが
装置本体に装着された際に、プロセスカートリッジを装
置本体に位置決めするための、ドラムフレームの長手方
向の他端に設けられているカートリッジ位置決め部の一
部を切り欠いて、切り欠いた部分でもって、電子写真感
光体ドラムの他端を支持しているドラム位置決めピンを
ドラムフレームから引き抜いて、ドラムフレームから電
子写真感光体ドラムを取り出すドラム取り出し工程と、
(e)新品の電子写真感光体ドラムの長手方向他端に、
ドラムフレームの長手方向の他端に設けられているドラ
ム位置決めピンを挿入させて、次いで、新品の電子写真
感光体ドラムの一端に設けられている軸を支持するよう
に軸受部をドラムフレームの長手方向の一端にネジによ
って取り付けるドラム取り付け工程と、(f)ネジを現
像フレームの長手方向一端から取り外すことによって、
現像フレームの長手方向の一端に取り付けられている一
端エンドカバーを取り外す工程と、(g)エンドカバー
を取り外したことによって露出した現像剤充填開口から
キャップを取り外して、その後、現像剤を再充填して、
その後、現像剤充填開口を封止する現像剤再充填工程
と、(h)現像ローラの長手方向の一端を支持するよう
に、現像フレームの長手方向の一端に、ネジによって一
端エンドカバーを取り付ける現像ローラ取り付け工程
と、(i)ドラムフレームと現像フレームの長手方向の
一端と他端とに設けられた穴にピンを嵌合させて、ドラ
ムフレームと現像フレームとを結合する結合工程と、を
有することを特徴とするプロセスカートリッジの再生産
方法である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る一実施の形態
を図面に基づいて詳細に説明する。以下の説明におい
て、プロセスカートリッジの長手方向とは、プロセスカ
ートリッジを装置本体へ着脱する方向と交差する方向
(略直交する方向、像担持体の軸線方向)であり、記録
媒体の表面と平行であり、且つ記録媒体の搬送方向と交
差(略直交)する方向である。また、左右とは記録媒体
の搬送方向に従って記録媒体を上から見て左又は右であ
る。また、プロセスカートリッジの上面とは、プロセス
カートリッジを装置本体へ装着した状態で上方に位置す
る面であり、下面とは下方に位置する面である。
【0013】先ず、プロセスカートリッジ及びそれを着
脱可能な電子写真画像形成装置について、図1及び図2
を参照して具体的に説明する。なお、図1はプロセスカ
ートリッジを装着した電子写真画像形成装置の構成模式
説明図、図2はプロセスカートリッジの構成模式説明図
である。ここでは説明の順序として、先ずプロセスカー
トリッジ及びこれを用いる電子写真画像形成装置の全体
構成を説明し、次にプロセスカートリッジを電子写真画
像形成装置本体に着脱するためのプロセスカートリッジ
着脱機構の構成について説明する。
【0014】(全体構成)この電子写真画像形成装置
(レーザービームプリンタ、以下「画像形成装置」とい
う)Aは、図1に示すように、光学手段としての光学系
1から画像情報に基づいた情報光をドラム形状の電子写
真感光体(像担持体、以下「感光体ドラム」という)7
へ照射して該感光体ドラム7に静電潜像を形成し、この
静電潜像を現像剤(以下「トナー」という)で現像して
トナー像を形成する。そして前記トナー像の形成と同期
して、記録媒体(記録紙、OHPシート、布等)2をカ
セット3aからピックアップローラ3b及びこれに圧接
する圧接部材3cで一枚ずつ分離給送し、プロセスカー
トリッジBの感光体ドラム7に形成したトナー像を転写
手段としての転写ローラ4に電圧印加することによって
記録媒体2に転写し、その記録媒体2を搬送ガイド3f
によって定着手段5へと搬送する。この定着手段5は駆
動ローラ5aと、ヒータ5bを内蔵すると共に支持体5
cによって回転可能に支持された筒状シートで構成され
た定着回転体5dからなり、通過する記録媒体2に熱及
び圧力を印加して転写トナー像を定着する。そしてこの
記録媒体2を排出ローラ3dで搬送し、反転搬送経路を
通して排出部6へと排出する如く構成している。なお、
本実施の形態例では、ピックアップローラ3b、圧接部
材3c、排出ローラ3d等により搬送手段3を構成して
いる。
【0015】(プロセスカートリッジ)一方、前記プロ
セスカートリッジBは、電子写真感光体と、少なくとも
一つのプロセス手段を備えたものである。ここでプロセ
ス手段としては、例えば電子写真感光体を帯電させる帯
電手段、電子写真感光体に形成された静電潜像を現像す
る現像手段、電子写真感光体に残留するトナーをクリー
ニングするためのクリーニング手段等がある。本実施の
形態のプロセスカートリッジBは、図2に示すように、
感光層を有する電子写真感光体である感光体ドラム7を
回転し、帯電手段である帯電ローラ8へ電圧印加して前
記感光体ドラム7の表面を一様に帯電し、この帯電した
感光体ドラム7に対して前記光学系1からの画像情報に
基づいた情報光(光像)を露光開口9bを通して露光し
て感光体ドラム7表面に静電潜像を形成し、該静電潜像
を現像手段10によって現像するように構成している。
【0016】前記現像手段10はトナー収容部10a内
のトナーをトナー送り手段である回転可能な送り部材1
0bで送り出す。そして、固定磁石10cを内蔵した現
像回転体(現像剤担持体)である現像ローラ10dを回
転させると共に、現像ブレード10eによって摩擦帯電
電荷を付与したトナー層を現像ローラ10dの表面に形
成し、そのトナーを前記静電潜像に応じて感光体ドラム
7に転移させることによってトナー像を形成して可視像
化するものである。
【0017】そして転写ローラ4に前記トナー像と逆極
性の電圧を印加してトナー像を記録媒体2に転写した後
は、クリーニングブレード11aによって感光体ドラム
7に残留したトナーを掻き落とすと共に、スクイシート
11bによってすくい取り、除去トナー収納部11cへ
集めるクリーニング手段11によって感光体ドラム7上
の残留トナーを除去するように構成している。
【0018】本実施の形態で示すプロセスカートリッジ
Bは、感光体ドラム7を回転可能に支持し、クリーニン
グ手段11、帯電ローラ8が組み込まれたドラムフレー
ム11dと、現像手段10、トナー収容部10aを組み
込んだトナー現像枠体10fとから成っている。そして
トナー現像枠体10fは、現像手段10の現像ローラ1
0dが感光体ドラム7に対し所定の間隔をあけて平行に
対向できるようにクリーニング枠体11dに対し回動可
能に支持され、現像ローラ10dと感光体ドラム7との
間の間隔保持を行うスペーサ10m(図8参照)を現像
ローラ10dの両端部に配置してある。トナー現像枠体
10fの両側面にはエンドカバーであるホルダー部材1
0gがねじ止めされている。図5に示すようにホルダー
部材10gは現像ユニットをクリーニングユニットに回
転可能に吊る為の結合穴10g8が形成された吊り腕1
0g7を持つ。現像ユニットとクリーニングユニットの
間には間隔を保持するために所定の加圧力が与えられて
いる。
【0019】プロセスカートリッジBは、現像枠体10
f1、蓋部材10f2を溶着して一体化したトナー現像
枠体10fと、クリーニング枠体11dとを結合して構
成したカートリッジ枠体CFに収納してカートリッジ化
されている。そしてこのカートリッジ枠体CFの長手方
向両側面には図3、図4に示すように、電子写真画像形
成装置本体(以下「画像形成装置本体」という)14に
対し矢印X方向(図19参照)に着脱可能に装着するた
めの装着ガイド18bと、感光体ドラム7の回転軸と同
軸上に有り、画像形成装置内部の位置決め手段で支持さ
れるで位置決め部材(以下、位置決めという)18aが
設けられている。位置決め18aは左右で直径の異なる
円筒ボスであり、反駆動側の位置決めには感光体ドラム
7の回転軸に中心を持ち位置決め18aより半径の大き
な円弧の突起部18a1を持つ。装着ガイド18bには
後述する移動ガイド41で受けられる下面18b1と、
装着ガイド18bのプロセスカートリッジの挿入方向の
先端になる先端部18b2を持つ。この先端部18b2
は下面18b1とつながる円弧を上面とつながる円弧よ
り大きくしてある。下面18b1の挿入方向の後端角部
になる後端下角部18b3では下面18b1との挟角を
鋭角にした斜面部18b4が形成され、上面の挿入方向
後端部は上面と直交する直交面18b5から成る。装着
ガイド18bの後端はプロセスカートリッジの重心位置
より後方まで設けてあり、装着ガイド18bでプロセス
カートリッジBを支持すると常に前下がりな姿勢を維持
するようにされている。本実施の形態では装着ガイド1
8bはドラムフレーム11dの側面で位置決め18aの
上方に設けてある。しかし装着ガイド18bの配置はト
ナー現像枠体10fやその側面に取付けられるホルダー
部材10gに設けてあっても良い。
【0020】図2に示すように本実施の形態のプロセス
カートリッジBには、感光体ドラム7の転写ローラ4に
対向する転写開口9aと露光開口9bを一体的に覆うこ
とができるドラムシャッター12がドラムフレーム11
dに回転可能に設けられている。ドラムシャッター12
の構成を説明する。ドラムシャッター12は、感光体ド
ラム7が転写ローラ4と当接する転写開口9aを覆うこ
とができるドラム保護部12aを有する。
【0021】図7に示すように、ドラムフレーム11d
の露光開口9b付近で回転可能に支持される為の回転軸
12bには、回転軸12bの両端でドラムフレーム11
dと回転摺動する摺動部12b1と両端の摺動部12b
1をつなぐ露光開口9bに掛かる部分では摺動部12b
1より太い大径部12b2と、大径部12b2にドラム
シャッター12が閉じた状態のときに露光開口9bを塞
ぐ露光シャッター部12b3(図2参照)が設けてあ
る。ドラムシャッター12は、ドラム保護部12aの両
端部と回転軸12bの大径部12b2の長手方向外側で
回転軸12bとドラム保護部12aをつなぐ左右2箇所
に設けた連結部12cを有する。回転軸12bの大径部
12b2の右側に配置され、プロセスカートリッジBの
上側に突出したカム部12dを有する。右側の連結部1
2cに設けられドラムシャッター12の長手方向で外側
に延びたリブ12eがあり、リブ12eは固定ガイド4
4のシャッターガイド44c(図19から図23の何れ
か参照)に受けられ、ドラムシャッター12が開いた姿
勢を保持する。
【0022】このドラムシャッター12にはシャッター
バネ12f(図7参照)のバネ力によって、ドラムシャ
ッター12が感光体ドラム7を覆う方向に付勢力が加え
られている。このシャッターバネ12fは回転軸12b
の一端に挿入されバネ端がドラムフレーム11dと連結
部12c根本を加圧したねじりコイルばねである。これ
によりプロセスカートリッジBが装置本体より取り出さ
れている状態では、ドラムシャッター12は、図2の二
点鎖線で示すような感光体ドラム7の転写開口9aを覆
う閉じた状態を維持し、装置本体内にあって画像形成動
作可能な状態では、後述するドラムシャッター開閉手段
によって回転し、図2の実線で示すような転写開口9a
を露出させ感光体ドラム7と転写ローラ4が当接可能に
な姿勢をとる。
【0023】次にクリーニング手段について図13、図
14を用いて構成を詳細に説明する。
【0024】クリーニング手段11は除去トナー収容部
11cからのクリーニングブレード11aのゴム両端裏
からのトナー漏れを防ぐ第一のシール部材11e、クリ
ーニングブレード裏のトナー漏れを防ぐ第二のシール部
材11hがドラムフレーム11dの所定の位置に両面テ
ープ等で固定される。つぎに、クリーニングブレードが
ドラムフレーム11dの所定の位置に、小ねじで固定さ
れ、クリーニングブレード11aをクリーニングブレー
ド11aのゴム両端からのトナー漏れ防止、及び感光ド
ラム上のトナー等の付着物のふき取り部材としての第三
のシール部材11f、すくい取り部材である、スクイシ
ート11bが両面テープ11g等により、ドラムフレー
ム11dに固定されている。また、帯電ローラ8に画像
形成装置本体Aから給電するための電極8cがドラムフ
レーム11dにはめ込まれている。
【0025】さらに、帯電ローラー8に電極8cから給
電し、かつ軸受となる帯電ローラ軸受8b、他方の帯電
ローラ軸受8aがドラムフレーム11dに組み込まれ、
帯電ローラ8の軸部が前記軸受8b、8aにはめ込まれ
ている。
【0026】感光ドラム7は一方に駆動伝達用のカップ
リング手段70と現像ローラ10d、転写ローラ4に駆
動伝達するギヤ、アース接点等々が一体となったドラム
ギヤ71が結合され、他方には軸受を有するフランジ8
5が結合されている。感光体ドラム7は一方端がカップ
リング手段70側が位置決め18aを持つ軸受18cに
回転自在に支持されている。軸受け18cは小ねじによ
りドラムフレーム11dに結合されている。感光体ドラ
ムの他方端は位置決めピン18dが位置決め18a内に
収まるようにドラムフレーム11dの穴11に圧入され
て支持されている。
【0027】ピン18dは頭部18d3から縮径した大
径部18d4、大径部18d4から縮径した小径部18
d5を一体に有する。穴11iの長さは大径部18d4
の長さより短い。大径部18d4が穴11iに圧入され
ると、端部大径部18d4と小径部18d5間の段端部
18d1はドラムフレーム11dの側壁11jの内面か
ら突出している。尚、頭部18d3の首下端面18d2
は側壁11jの外面に接している。
【0028】また、このクリーニング手段11の組立も
以上の記述と同順で行われている。次にプロセスカート
リッジBの現像手段10ついてさらに詳細に説明する。
【0029】現像手段10は、図2に示すように、現像
枠体10f1と蓋部材10f2とを結合してトナー室
(トナー収容部)10a及び現像室10iを構成してい
る。
【0030】また、トナー現像枠体10fには、トナー
収容部10aに収納されているトナーが現像ローラ10
dに供給される際に通過するトナー通過開口10kが設
けられている。
【0031】図8、図9に示すように、トナー現像枠体
10fのトナー通過開口10kを塞ぐ複数層から成るト
ナーシール部材(特開平11−102105号公報参
照)27には、レーザー光により引き裂き可能なカバー
フィルム部27bがシール取付部に加熱溶着されてお
り、このカバーフィルム部27bにはトナーシール部材
27を固定するためのシーラント層31が設けられてい
る。
【0032】上記トナーシール部材27は、図11に示
すように、前記トナー通過開口10kの4辺の縁に沿っ
てシール取付部10hに貼り付けられており、このトナ
ーシール部材27には、トナー通過開口10kを開封す
るために前述のようにレーザーによってハーフカット処
理27cされている(特開平11−102105号公
報)。
【0033】また、トナー現像枠体10fの長手方向に
おける一端部には、トナー収容部10aにトナーを充填
するためのトナー充填口(不図示)が設けられ、トナー
充填後キャップ部材10j(図11参照)で封止され
る。
【0034】前記現像枠体10f1と蓋部材10f2は
共に樹脂の射出成型によって成形される。これらを組み
立てるには前記現像枠体10f1の開放壁部分に蓋部材
10f2を接合すると共に、該接合部分を溶着して結合
する。結合後、現像ローラー10dの両端部のトナーの
漏れを防止する端部シール10r、現像ブレード10e
の両端部のトナー漏れを防ぐシール部材10s、現像ロ
ーラ10dの下部の隙間からトナーの飛散を防止するシ
ート部材10tが両面テープ等により現像枠体10f1
及び蓋部材10f2に貼りつけられる。
【0035】ところで、前述したように図7に示すよう
に、エンドカバー10gにはドラムフレーム11dへ向
かってアーム部10g7が突出しており、該アーム10
g7の先端に設けた長手方向の結合穴10g8とドラム
フレーム11dに設けた不図示の結合穴に嵌入するピン
60(図6参照)によりドラムフレーム11dとエンド
カバー10gは回動可能に結合することができる。そし
て、アーム部10g7の上のバネ止め10g9に内径が
嵌入する圧縮コイルばねがドラムフレーム11dとの間
に縮設され、現像ローラ10d両側のスペーサ10mと
感光体ドラム7が圧接する。
【0036】図5、図6、図7に示すように前述のよう
に一体化されたトナー現像枠体10fと蓋部材10f2
に、感光体ドラム7やクリーニング手段11等を組み付
けたドラムフレーム11dは、ピン60を装着ガイド1
8bの内側にあるピン挿入ガイド18b6に沿って両側
のエンドカバー10gのピン結合用の穴10g8を通し
挿入され、エンドカバー10gの穴10g8の両側でピ
ン挿入ガイド18b6と同軸上にあるドラムフレーム1
1dの穴(不図示)に圧入され、結合する。さらにドラ
ムシャッター12、シャッターバネ12fをドラムフレ
ーム11dに結合することによってプロセスカートリッ
ジB′が組み立てられる。
【0037】(エンドカバーと把手部材の構成)現像手
段10の長手両側に配置された一方のエンドカバー10
gは、感光体ドラム7の端部に固定したドラムギア(不
図示)に噛み合っている現像ローラ10dの端部に固定
した現像ローラギア10n(図10参照)と、該現像ロ
ーラギア10nから前記トナー送り部材10bの搬送ギ
ア(不図示)に駆動を伝達するための二つのアイドラギ
ア10p,10qから成るギアトレインを覆っている。
また、他方のエンドカバー10gには以下に述べる把手
部材10g1が設けられている。
【0038】トナーシール部材27の引き出し部27a
(図8参照)は、トナー通過開口10kの長手方向一端
10p(図10参照)側で折り返され、トナー現像枠体
10fの穴10f11(図11参照)を通って外部へ引
き出される。
【0039】図14に示すようにこのトナーシール部材
27の引き出し部27aの外部に引き出された端部27
a1は、更にエンドカバー10gの穴10g6を通って
外部へ引き出され、引き出し部27aの加熱固定可能な
図9に示す面R(シーラント層31側)が把手部材10
g1側になるように手掛けとなる板状の把手部材10g
1の貫通穴10g4を通り、把手部材10g1の決めら
れた面に加熱固定される。尚、把手部材10g1はエン
ドカバー10gから取り外し可能に設けられている。詳
しくは、エンドカバー10gに接続された接続部の肉厚
を特に薄くして折曲して切り離せるようにしてある。ま
た、把手部材10g1とエンドカバー10gとは一体成
形されている。好ましくは、ハイインパクトポリスチレ
ン(HIPS)やアクリルニトリルブタジエンポリマー
(ABS)等のスチレン系材料を用いて一体成形するの
が良い。そして、引き出し部27aの端部27a1をこ
の把手部材10g1に加熱溶着している。
【0040】以上によって組み立てられた図6に示すプ
ロセスカートリッジB′は把手部材10g1付の状態で
包装に収まるように図16に示すように把手部材10g
1が矢印P側に倒されて出荷される。このとき、把手部
材10g1の先端部は倒したときにドラムフレーム11
dの位置決めである突起部18a1に干渉しないように
逃げ(図7に示す切欠10g2)を設けてある。
【0041】ユーザーがプロセスカートリッジを購入し
使用する際に把手部材10g1を、図16に示すように
プロセスカートリッジBの画像形成装置本体14への挿
入方向と逆方向の矢印Q側に倒すと、把手部材10g1
に設けた突起10g5の先端部Nがエンドカバー10g
に当接して回転支点となり、把手部材10g1の根元側
(エンドカバー10gとの接続部)がエンドカバー10
gから切り離され、図17に示すように把手部材10g
の手掛けである凸部10g3を操作者が指に引っ掛けて
矢印F方向に引くことにより、引き出し部27aが引き
出されてカバーフィルム部27bが引き裂かれ、トナー
現像枠体10fのトナー通過開口10kが開封され、ト
ナー収容部10aからトナーを現像室10iへ送り出し
可能となり、図2及び図4のプロセスカートリッジBの
状態となり、画像形成装置本体14へ挿入する準備がで
きる。
【0042】(プロセスカートリッジ着脱機構)次にプ
ロセスカートリッジBを画像形成装置本体14に着脱す
るためのプロセスカートリッジ着脱機構の構成について
説明する。
【0043】本実施の形態のプロセスカートリッジ着脱
機構は、画像形成装置本体でプロセスカートリッジを保
持して光学系と搬送手段の間を移動する移動ガイド4
1、移動ガイド41を開閉カバー15の閉動作の前半と
開動作の後半で移動させる為のカムプレート50、カム
プレート50に開閉カバー15の回転動作を伝えるため
の連結プレート51、プロセスカートリッジの移動後に
プロセスカートリッジを画像形成動作可能な位置に支持
するプッシュアーム、プロセスカートリッジのドラムシ
ャッター12のドラムシャッター開閉手段から構成され
ている。
【0044】更に本実施の形態では開閉カバーの閉動作
の後半と開動作の前半で、プロセスカートリッジに長手
方向右端部から駆動を伝達する画像形成装置側のカップ
リング手段とプロセスカートリッジ側のカップリング手
段70の連結と解除を行う駆動連結手段と開閉カバーが
閉じたことを検知し画像形成装置を動作可能に通電させ
るインターロックスイッチを有している。開閉カバーの
閉じる動作では、開閉カバーと連動した移動ガイド41
の移動によりプロセスカートリッジを搬送し、次にカッ
プリング手段を駆動連結手段で連結可能な図1の位置に
すると共にプッシュアームを作動させ、その後インター
ロックスイッチを動作する。そして開閉カバーの開く動
作においては、先にインターロックスイッチを解除し、
次に駆動連結手段とプッシュアームを解除して、最後に
移動ガイドを移動するように構成してある。
【0045】また、シャッター12は開閉カバーの閉じ
る動作での上記移動ガイド41のプロセスカートリッジ
Bの搬送過程でカム部12dが光学系1の支持板に当接
することで開く動作が始まり、さらに進行すると、リブ
12eがシャッターガイド42cに乗り上げ、画像形成
位置である図1の位置で開いた状態が保たれる。開閉カ
バーの開く動作では、逆の動作で、シャッター12を閉
じることができる。
【0046】(プロセスカートリッジの本体への装着)
次に、プロセスカートリッジ着脱機構によるプロセスカ
ートリッジBの着脱動作を、図18乃至図25を用いて
説明する。
【0047】画像形成装置本体14の開閉カバー15を
完全に開くと(全開状態)プロセスカーリッジを着脱す
るための開口Wが現れる。この状態では図15に示すよ
うに、移動ガイド41がプロセスカートリッジの挿入方
向奥側に下がった姿勢で現れる。移動ガイド41の挿入
方向上流側には補助ガイド42が左右に略対称に内側板
40に固定されている。
【0048】補助ガイド42は移動ガイド41後端に連
なる着脱補助部42aと、移動ガイド41の上面41a
6にほぼつながる面をもつ上規制部42bを持つ。着脱
補助部42aにはガイド面41a2に連なる前ガイド面
42a1と、前ガイド面42a1に連続し前ガイド面4
2a1より傾斜が緩くほぼ水平にされた導入ガイド面4
2a2、前ガイド面42a1と導入ガイド面42a2の
下にあり前ガイド面42a1より急傾斜にして移動ガイ
ド41の下面に向かう下ガイド面42a3を持つ。また
上規制部42bには移動ガイド41の上面41a6にほ
ぼつながる上ガイド面42b1、上ガイド面42b1に
連続し下ガイド面42a3と略平行で上ガイド面42b
1から上に傾斜する上導入ガイド面42b2を持つ。ま
た前ガイド43のサイドガイド43bは移動ガイド41
のガイド面41a2に対して平行よりやや傾斜が急にさ
れた傾斜面43b1と、傾斜面43b1に連続し開閉カ
バー15側に設けた水平面43b2を持つ。
【0049】このため開閉カバー15を開いて現れる開
口Wの左右の内側板40内面には、導入ガイド面42a
2と上導入ガイド面42b2で入口側が広くされ、補助
カバー42の上規制部42bと着脱補助部42aと移動
ガイド41との間に構成された上ガイドG1と、下ガイ
ド面42a3と水平面43b2で入口側を広くされ、着
脱補助部42a、移動ガイド41とサイドガイド43b
の間で構成された下ガイドG2の2本のガイド溝が現れ
る。また開閉カバー15は図12で示したように開閉の
中心となる中心ボス15aがカバーの下側にあるので、
開閉カバー15は下側に開き、裏蓋16が開口Wに面す
る。裏蓋16に設けた凸部16aにはプロセスカートリ
ッジ挿入方向に向かって下に傾斜したラフガイド面16
a1が形成されている。
【0050】プロセスカートリッジBには前述のように
カートリッジ枠体CFの両側面に感光体ドラム7の回転
軸と同軸に形成した位置決め18aと、プロセスカート
リッジの着脱方向に沿って形成したリブ状の装着ガイド
18bが設けられている。さらにトナー現像枠体10f
の下面には図2に示すように突起部10f3が長手方向
の両端付近に設けられている。
【0051】開口WにプロセスカートリッジBを挿入す
る際は、開口Wの側面の上ガイドG1にプロセスカート
リッジBの装着ガイド18bを、下ガイドG2に位置決
め18aを合わせ、装着ガイド18bが移動ガイド41
のガイド溝41a奥に突き当たるところまで挿入する。
このとき裏蓋16の凸部16aはプロセスカートリッジ
Bの挿入位置をある程度限定し、プロセスカートリッジ
Bの装着ガイド18b、位置決め18aを上ガイドG
1、下ガイドG2へ導き易くするラフガイドとして作用
する。これはラフガイド面16a1から導入ガイド面4
2a2の開閉カバー側の頂点までの距離h1と、トナー
現像枠体10fの下面から装着ガイド18bの下面18
b1と先端部18b2との交点までの距離h2を、h1
<h2と設定し、導入ガイド面42a2の開閉カバー側
の頂点からサイドガイド43bの水平面43b2の開閉
カバー側の頂点までの距離h3と、装着ガイド18bの
下面18b1と先端部18b2との交点から位置決め1
8aの下面までの距離h4を、h3>h4とすること
で、図16及び図17に示すようにトナー現像枠体10
fの下面を凸部16a上面に設けたラフガイド面16a
1沿わせると、装着ガイド18bが上ガイドG1の入口
へ、位置決め18aが下ガイドG2の入口に自然に案内
されるようにしてある。また凸部16aは図21に示す
ように装着ガイド18bが移動ガイド41のガイド面4
1a2へ掛かるまでトナー現像枠体10fの後端に接
し、プロセスカートリッジBが装着方向で前下がりの姿
勢を維持させているので、プロセスカートリッジBが自
重で移動ガイド41のガイド溝41aの奥へ移動しやす
くしてある。
【0052】凸部16aが裏蓋16の長手方向で両端部
付近に設けられ中央部を低く抑えてあるのは、プロセス
カートリッジの着脱時やジャム処理時にユーザーの手が
無理なく入る空間を確保するものであり、開閉カバー1
5を開いて現れる開口WをプロセスカートリッジBの装
着のための限定された領域と、画像形成装置の内部へユ
ーザーがアクセスしやすい空間の両方を満足させるため
の形状である。
【0053】ここで開口Wにおける凸部16aとプロセ
スカートリッジの長手方向での位置関係を図24を用い
て説明する。裏蓋16の凸部16aの外側の間隔L1、
左側の凸部外側面と左側補助ガイドの内面の間隔L2、
右側の凸部外側面と右側補助ガイドの内面の間隔L3に
対して、プロセスカートリッジBの突起部10f3の内
側の間隔l1、左側突起部内側面とカートリッジ枠体C
Fの左側側面の間隔l2、右側突起部内側面とカートリ
ッジ枠体CFの右側側面の間隔l3との関係が、L1
<l1であり、L2≒l2+(l1−L1)/2+
((L1+L2+L3)−(l1+l2+l3))/
2、L3≒l3+(l1−L1)/2+((L1+L
2+L3−(l1+l2+l3))/2としてあるの
で、式より両端の凸部16aはトナー現像枠体下面の
突起部10f3の間におさまり、式より突起部10
f3を凸部16aに合わせることで開口Wに対するプロ
セスカートリッジBの長手方向でのおよその位置合わせ
ができる関係になっている。
【0054】このように形成された裏蓋16の凸部16
aを利用して、プロセスカートリッジBの装着ガイド1
8bを上ガイドG1へ、位置決め18aを下ガイドG2
へ案内すると、上ガイドG1の下面である前ガイド面4
1a1とガイド面41a2が前下がりに傾斜して形成さ
れており、装着ガイド18bの後端がプロセスカートリ
ッジの重心位置より後方まで設けてあるのでプロセスカ
ートリッジBは前下がりな姿勢となり、プロセスカート
リッジBは自重で移動ガイド41の奥の方へ誘導される
ようになっている。下ガイドG2の下面であるサイドガ
イド43bの傾斜面43b1はガイド面41a2より若
干傾斜が急なので、プロセスカートリッジを挿入してい
くと位置決め18aはサイドガイド43bの傾斜面43
b1から離れていく(図21参照)。このためプロセス
カートリッジは開口Wから挿入されていくと、装着ガイ
ド18bを移動ガイド41で受けられる構成となってい
る。移動ガイドのガイド面41a2で受けられたプロセ
スカートリッジBをさらに挿入していくと装着ガイド1
8bの先端部18b2が移動ガイド41の上面傾斜41
a7に当接する(図22参照)。装着ガイド18bの先
端部18b2は滑らかな円弧であり、上面傾斜41a7
の下側はガイド面41a2より下がった受け面41a1
になっているため、プロセスカートリッジBは上面傾斜
41a7の作用により装着時より更に傾斜を強める方向
への姿勢を変えながらガイド溝41aの奥側へ挿入さ
れ、装着ガイド先端部18b2が受け面41a1の奥側
に接してプロセスカートリッジの装着が完了する(図2
3参照)。
【0055】プロセスカートリッジBが傾斜を強める方
向への姿勢を変えるときは、前ガイド43に設けた当接
リブ43c先端がトナー現像枠体10fの下面に当接
し、この当接リブ43cの先端を支点にしてプロセスカ
ートリッジBは更に前下がりな姿勢に変化する(図2
2,図23参照)。プロセスカートリッジBが挿入を完
了した状態で、トナー現像枠体10fの下面が当接リブ
43cと接するポイントはプロセスカートリッジBの重
心位置より挿入方向で後方に設定してあるため、プロセ
スカートリッジは装着完了時に挿入方向後側になるトナ
ー現像枠体10fを持ち上げた姿勢をとる。このため開
口Wから挿入されたプロセスカートリッジBは装着ガイ
ドの先端部18b2の下側をガイド溝41aの受け面4
1a1の奥側で、トナー現像枠体10fの下面を前ガイ
ド43の当接リブ43cで支持され、装着ガイド18b
の後端下角部18b3は持ち上げられている。当接リブ
43cは装着ガイド18bの後端下角部18b3が移動
ガイド41のガイド面41a2と同じ位の高さになるよ
うに設定される。
【0056】本実施の形態に係るプロセスカートリッジ
着脱機構における移動ガイド41は、開閉カバー15の
開閉動作に連動して移動する構成である。このため、移
動ガイド41の後端(開閉カバー側端面)をプロセスカ
ートリッジBで押せる構成であると、移動ガイド41が
画像形成装置の内部へ逃げてしまい、移動ガイド41の
ガイド溝41a内へプロセスカートリッジBの装着ガイ
ド18bを入れることができなくなる。そのために、本
実施の形態では、プロセスカートリッジBの装着方向
(矢印X方向)において移動ガイド41の上流側に、内
側板40に固定され、かつ移動ガイド41後端に連なる
着脱補助部42a有する補助ガイド42を設けている。
この補助ガイド42によって上述の問題が解決され、プ
ロセスカートリッジBのガイドリブ18bは確実に移動
ガイド41のガイド溝41aへ案内される。
【0057】また開閉カバー15の開閉動作に連動して
移動する移動ガイド41にプロセスカートリッジBを装
着させる構成であることから、開閉カバー15を途中ま
で閉めた状態では移動ガイド41は画像形成装置内部へ
移動しているため、補助ガイド42の着脱補助部42a
との間には隙間ができる。開閉カバー15の閉め量が少
なく、装着ガイド18bが跨ぎ超えることができる程度
の隙間であれば、プロセスカートリッジの装着を行うこ
とは可能である。しかし、この隙間がある程度広くなっ
た場合、プロセスカートリッジBの装着ガイド18bは
移動ガイド41のガイド溝41aへ入れることができな
くなり、隙間が更に広い場合は装着ガイド18bがこの
隙間に入り込んで画像形成装置内へ潜り込んでしまうこ
とが想定される。このため本実施の形態では開閉カバー
15を途中まで閉めた状態でのプロセスカートリッジの
挿入を、裏蓋16の凸部16aで防止している。
【0058】開閉カバー15の閉じ量が大きい場合は、
裏蓋16の凸部16aが上規制部42bに近く、プロセ
スカートリッジの装着可能な空間が無くなるので、プロ
セスカートリッジの挿入はできない。開閉カバー15を
途中まで閉じプロセスカートリッジがまだ挿入可能の状
態の場合、開閉カバー15の回転により凸部16aは本
来の着脱方向(矢印X方向)に対して侵入し、裏蓋16
のラフガイド面16a1は通常よりも角度が急になるの
で、プロセスカートリッジBは通常より急な角度でしか
挿入することができなくなる。この開閉カバー15の閉
じかけの状態で凸部16aのラフガイド面16a1にプ
ロセスカートリッジBの下面を沿わせるようにしてプロ
セスカートリッジBを急角度で挿入すると、移動ガイド
41のガイド面41a2と補助カバー42の導入ガイド
面42a2が不連続になっているため、装着ガイド18
bの先端面18b2は移動ガイド41の後端面に接す
る。このとき位置決め18aがサイドガイド43bの傾
斜面43b1と接し、トナー現像枠体10fの下面が裏
蓋16の凸部16aに接してプロセスカートリッジBの
姿勢は限定される。この装着ガイド18bの先端と移動
ガイド41の後端、位置決め18aとサイドガイド43
bの傾斜面43b1、トナー現像枠体10fの下面と凸
部16aの3箇所が当接している状態から更に開閉カバ
ー15を閉じていくと、移動ガイド41は画像形成装置
内部へ移動し、裏蓋16の凸部16aも上方に回転して
くるので、プロセスカートリッジBは反時計回りに回転
して装着ガイド18bの上面後端で直交面18b5との
角部が補助ガイド42の上導入ガイド面42b2に当接
し、これ以上開閉カバー15を閉じることができなくな
る。つまり開閉カバー15が途中まで閉じた状態からプ
ロセスカートリッジを挿入しても開閉カバー15を閉め
ることができないので、プロセスカートリッジの装着不
良という問題を未然に防ぐことができる。
【0059】ここで上述の開閉カバー15を途中まで閉
めた状態からプロセスカートリッジBを挿入してしまい
プロセスカートリッジBを移動できない状態になったと
きでも、再度開閉カバー15を開方向に回転させると移
動ガイド41が開口W側に移動し、装着ガイド18bの
先端部18b2を押してプロセスカートリッジBを引き
出してくる。そして移動ガイド41の受け面41a1と
補助ガイド42の前ガイド面42a1の隙間が小さくな
り、装着ガイド18bがその隙間を跨ぎ越えると、装着
ガイド18bはガイド溝41a内に収まりプロセスカー
トリッジの装着ができるようになる。
【0060】(プロセスカートリッジの再生産)トナー
収容部10a内のトナーが使い切られると、そのプロセ
スカートリッジB′は回収され、次のように再生産され
る。
【0061】再生産については、分解した部品を検査
し、検査に合格すればその部品は再組立に使用し、不合
格であれば、新しい部品や、他の同機種の分解、検査で
使用可能と判断された部品を適宜再生産に使用すること
とする。
【0062】(ドラムシャッター取り外し工程)図25
を参照しながら、ドラムシャッターの取り外し工程を説
明する。
【0063】ドラムフレーム11dに回動可能に取り付
けられた、ドラムシャッター12を取り外す。ドラムシ
ャッター12をクリーニング枠体11dから取り外すに
は、ドラムフレーム11dの両側の軸受け部11d1
と、ドラムシャッター12両端の回転摺動部12b1間
に、不図示のマイナスドライバの先を差し込んでこじ上
げると外せる。また、ドラムシャッター12が感光体ド
ラム7を覆おう方向に付勢力を与えるドラムシャッター
バネ12fも同時に取り外すことが出来る。この際に前
記ドラムシャッター12の回転摺動部12b1が損傷し
てしまう場合がある。損傷してしまった場合には、この
ドラムシャッター12は再組立時には新品と交換する。
検査をした結果、十分に機能することが確認できた場合
には、ドラムシャッター12を再使用する。また、ドラ
ムシャッターバネ12fは検査後、異常がなければ再利
用する。
【0064】(クリーニングユニットと現像ユニットの
分離工程)次に、図6、図7、図8、図11、図26、
図27、図28、図29、図30を参照しながら、クリ
ーニングユニットCと現像ユニットDを分離する工程に
ついて以下に説明する。図6はトナーシール未開封のプ
ロセスカートリッジの斜視図、図11は現像手段組立斜
視図、図26、図27はドラムフレーム11dの背面
図、図28はプロセスカートリッジBの非駆動側を示す
側面図(図29、図30の断面位置を示す図)、図2
9、図30は結合ピンの抜き取り説明図である。
【0065】まず、前述した図6と図11及び、図2
9、図30を使って、クリーニングユニットCと現像ユ
ニットDの結合構成を説明する。図11に示すエンドカ
バー10gにはドラムフレーム11dへ向かってアーム
部10g7が突出しており、前記アーム10g7の先端
に設けた長手方向の結合穴10g8を有している。
【0066】また、図6に示すように感光体ドラム7や
クリーニング手段11等を組み付けたドラムフレーム1
1dには、結合ピン60が装着ガイド18bの内側にあ
るピン挿入ガイド18b6に沿って両側のエンドカバー
10gの結合穴10g8を通し挿入され、エンドカバー
10gの結合穴10g8の両側でピン挿入ガイド18b
6と同軸上にあるドラムフレームの穴18b7(図2
9、図30参照)に圧入されている。
【0067】クリーニングユニットCと現像ユニットD
を分離するには、ドラムシャッター12を取り外したド
ラムフレーム11d背面(図26参照)の前記結合ピン
60が圧入している穴18b7近傍に、穴80(図3
0)を開け、現われた結合ピン60の端面を押し出す方
法がある。詳しく説明する為に、図28にプロセスカー
トリッジBの非駆動側を示す側面図を示し、図中のS−
Sの断面図を図29、図30に示しているので、これら
を用いて説明する。ここでは、非駆動側を例にとって説
明するが、駆動側も同様である。
【0068】先ず、前記穴80を開けるには、図29に
示すような、超音波カッター81を用いて溶融加工すれ
ば容易である。また、ドリルやカッター等で切削加工し
てもよい。前記穴80を開ける位置は、前記結合ピン6
0の端面60a(図30参照)が見えるところが望まし
く、前記穴80の大きさは、図31に示すように、結合
ピン60を矢印T方向(抜き方向)に押し出す為に使用
するマイナスドライバ等83が挿入できる大きさで、且
つ出来るだけ小さい穴がよい。穴80を有するドラムフ
レーム11′dを検査をした結果、十分に機能すること
が確認できた場合には、再利用するからである。更に
は、ピン挿入ガイド18b6と同軸上にあるドラムフレ
ームの穴18b7は袋穴であり、ドラムフレーム11d
の背面側のみに穴80を開けることで、モールドの切り
粉等をドラムフレーム11′d内に落とすことなく、分
離できる。また、前記結合ピン60を押し出す前に、図
29と図30に示すように、前記ピン挿入ガイド18b
66をカッター82等で削除しておけば、結合ピン60
を引き抜き易くなる。
【0069】クリーニングユニットCと現像ユニットD
の分離工程手順を追って説明する。前記ピン挿入ガイド
18b6をカッター82等で削除し、超音波カッター8
1等で、ドラムフレーム11d背面の前記結合ピン60
の端面60a付近に、前記穴80を開ける。前記穴80
に図31に示すようにマイナスドライバ等83を挿入
し、マイナスドライバ83を矢印u方向に倒すことで、
前記結合ピン60の端面60aを押し、結合ピン60を
矢印T方向(抜き方向)に押し出す。前記汎用工具等の
マイナスドライバ83を使って押し出す場合、結合ピン
60全長を押し出すのは困難なので、結合ピン60の他
端面60bが、前記ピン挿入ガイド18b6を削除した
面から突出してきたら、図32に示すようにニッパやラ
ジオペンチ84等の汎用工具で掴み、引き抜く。分離さ
れたクリーニングユニットC′と現像ユニットDは図3
3の状態になる。
【0070】以上の様に、クリーニングユニットCと現
像ユニットDの分離工程を説明したが、手順はこれに限
ったものではない。
【0071】(クリーニングユニットの再生産)次に、
クリーニングユニットC′の再生産を説明する。
【0072】先ず、感光体ドラム7をドラムフレーム1
1′dから取り外す工程を説明する。前述したように、
図14を参照しながら、感光体ドラムの支持構成を説明
する。感光体ドラム7は一方に駆動伝達用のカップリン
グ手段70と現像ローラ10d、転写ローラ4に駆動伝
達するギヤ部、アース接点等々が一体となったドラムギ
ヤ71が結合され、他端には軸受を有するフランジ85
が結合されている。感光体ドラム7はカップリング手段
70側には位置決め18aを持つ軸受18cが小ねじに
より結合され、他方は位置決めピン18dが位置決め1
8a内に収まるようにクリーニング枠体11dに圧入さ
れて支持されている。この感光体ドラム7をドラムフレ
ーム11′dから取り外す簡単な方法は、小ねじを外し
て前記軸受18cを取り外し、感光ドラム7のドラムギ
ヤ71部を図34に示す矢印V方向に持ち上げ、ドラム
フレーム11′dの側壁をたわませながら斜めに引き抜
くことで、取り外すことが出来る。その後、位置決めピ
ン18dをドラムフレーム11′d内側から押して、抜
くことができる。
【0073】望ましくは、以下の方法で分解したほうが
よい。感光体ドラム7をドラムフレーム11′dから取
り外すには、図36に示すように、前記感光体ドラム7
のフランジ85の位置決めピン18dをドラムフレーム
11′dの位置決め18a内から抜けばよい。図35に
示すように、前記位置決めピン18dを位置決め18a
から突出させるには、位置決めピン18dの端面18d
1(図14参照)とフランジ85の隙間に治具86を挿
入し、端面18d1とドラムフレーム11′dの側壁1
1jを挟み、矢印E方向に押し付けることで位置決めピ
ン18dの他端面18d2を位置決め18aから押し出
すことができる。その後、図35に示すように、位置決
めピン18dの頭18d3をニッパやラジオペンチ84
等の汎用工具で掴んで、引き抜くことができる。これに
より感光体ドラム7を取り外すことができる。
【0074】または、位置決め18aの一部を切り欠
き、ラジオペンチ、ニッパ等の汎用工具で位置きめピン
18dをつかみ、引き抜くことができる。
【0075】次に、図14に示す、帯電ローラ8及び、
帯電ローラ8の軸受けとなるローラ軸受け8a,8bを
取り外す。
【0076】次に、感光体ドラム7を取り外したクリー
ニングユニットC′から、除去トナーを抜取る。図37
に示すように、感光体ドラム7を取り外したクリーニン
グユニットC′に、トナー吸引装置の吸引ノズル87を
手に持って、その吸引ノズル87をクリーニングユニッ
トC′のクリーニングブレード11aとスクイシート1
1b間の隙間88に押し当てる。ドラムフレーム11′
dの上面を軽くたたきながら、吸引ノズル87を隙間8
8に沿って横方向に移動させ内部の除去トナーを吸引す
る。次に、除去トナーの抜き取りが終了したクリーニン
グユニットC′は、図38に示すように、クリーニング
ブレード11aを取り外して、ドラムフレーム11′d
の内部をエアガン89等によってエアー等を吹き付け清
掃する。取り外した感光体ドラム7とクリーニングブレ
ード10aはエアーを吹き付ける等して付着したトナー
を清掃した後、夫々検査して再使用可能か否か判断す
る。検査を行った結果、その性能が基準を満たないもの
については適宜新品と交換する。
【0077】(クリーニングユニットの再組立)新品も
しくは、再利用されるクリーニングブレード10aと新
品のスクイシート10cをドラムフレーム11′dに取
り付け後、新品若しくは、再利用される帯電ローラ8の
軸受となるローラ軸受8a,8b、帯電ローラ8を取り
付ける。更に、新品の感光体ドラム7をドラムフレーム
11′dに回転自在に取り付ける為には、軸受18cを
ドラムフレーム11′dに小ねじにより結合し、且つ他
方は位置決めピン18dをドラムフレーム11′dの位
置決め18a内に収まるように圧入する。また、前述し
た位置決めピン18dを抜かずに、感光体ドラム7を引
き抜いたドラムフレーム11′dに、新品の感光体ドラ
ム7を再組立するには、図35に示す矢印V方向とは逆
方向からドラムフレーム11′dの側壁11jをたわま
せながら斜めに感光体ドラム7を挿入することで、再組
立できる。
【0078】(現像手段の再生産方法)次に、現像手段
10の分解方法、及び、トナーの再充填による再生産方
法を説明する。再生産については、分解した部品を検査
し、検査に合格すればその部品は再組立に使用し、不合
格であれば、新しい部品を適宜再生産に使用することと
する。
【0079】(エンドカバーとトナーキャップの分解)
クリーニング手段11と分離された現像手段10を図3
9に示すように、さらに分解する。まず、トナー充填口
110のある側のエンドカバー10gを固定している小
ねじを外す。現像ローラ10dを位置決めしている軸受
111を押さえながら、圧縮バネ114がついたままエ
ンドカバー10gを長手方向に引き抜く。エンドカバー
10gを外すことで、トナー充填口110にはめ込まれ
たトナーキャップ10jがみえる。同様に軸受111を
押さえながら、トナーキャップ10jをラジオペンチ
(不図示)等を用いて、引き抜く。軸受111は手で押
さえながらでもよいが、望ましくは、図41に示すよう
な仮位置決め治具112を用いて作業を行った方が、ト
ナーの飛散を防ぐ上ではよい。
【0080】(トナーの再充填)図40に示すようにト
ナー現像枠体10fのトナー充填口110を上向きに保
持し、トナーキャップ10jを抜いたトナー充填口11
0の径にあわせたロート113をトナー充填口110に
はめ込み、仮位置決め冶具112で、現像ローラ10d
及び軸受111を押さえながら、ロート113からトナ
ー現像枠体10fにトナーを再充填する。ロート113
を使わず、直接トナーを充填口110からトナーを再充
填してもよいが、トナーの飛散を抑え、効率よく再充填
するには、ロート状の本体中にオーガを備えた定量供給
装置等を用いた方がよい。
【0081】(現像手段の組立)以上のようにトナー現
像枠体10fにトナーを再充填した後、現像手段10の
再組立を行う。再組立は前述の分解工程を逆の手順で行
えばよい。すなわち、トナー現像枠体10fにトナー再
充填後、仮位置決め冶具112を取り付けたままロート
113を外し、トナーキャップ10jをトナー充填口1
10にはめ込む。その後、仮位置決め冶具112を外
し、エンドカバー10gを再組立し、小ねじでトナー現
像枠体10fに締結する。エンドカバー10gが検査の
結果使用不可能と判定された場合に新品のエンドカバー
(実施の形態の最初に説明した把手部10g2が一体に
なったもの)を用いる場合は新品のエンドカバーに一体
に形成された把手部材10g2は、前述の現像手段10
の詳細説明内で述べたように折り、切り離す。
【0082】以上のようにして、現像手段10はクリー
ニング手段11と結合する前段階までの再組立が終了す
る。
【0083】尚、分解したエンドカバー10g、トナー
キャップ10jはもとより、現像手段10の他の部品で
破損等が発見された場合は新しい部品や、他の同機種の
分解、検査で使用可能と判定された部品に適宜交換す
る。
【0084】(現像ユニットとクリーニングユニットと
を再結合するユニット再結合工程)以上のように、(ド
ラムシャッターの取り外し工程)の後、現像ユニットD
とクリーニングユニットCとを分離後、(クリーニング
ユニットの再生産)、(クリーニングユニットの再組
立))を経て再生産されたクリーニングユニットC′と
(エンドカバー及びトナーキャップの分解)、(トナー
の再充填)、(現像手段の再組立)を経て再生産された
現像ユニットD′を(クリーニングユニットと現像ユニ
ットの分離工程)と逆の手順で再結合するが、再組立さ
れたクリーニングユニットC′のドラムフレーム11′
dには、前記ピン挿入ガイド18b6がないため、結合
ピン60の挿入を慎重に行う必要がある。結合ピン60
の挿入を効率的に行う方法を説明する。図41は再生産
されたクリーニングユニットC′と再生産された現像ユ
ニットD′を再組立したところのであり、後述する図4
2、図43の断面図の切断位置S−Sを示した側面図で
ある。また、図42、図43は結合ピンの挿入方法説明
図である。
【0085】図41に示すように、再生産されたクリー
ニングユニットC′のドラムフレーム11′dには、前
記ピン挿入ガイド18b6がないので、結合ピン60
を、装着ガイド18bの内側にあるピン挿入ガイド18
b6を削り取って残った穴18b6′に挿入するのは難
しくなる。そこで、図42に示すように、結合ピン挿入
治具90を用いることで、容易化できる。結合ピン挿入
治具90は結合ピン60をガイドするためのガイド部9
0aと結合ピン60の端面60bを押す挿入部90bか
らなる。ガイド部90aは装着ガイド18bの内側に入
り込み、穴18b6′の近傍まで、結合ピン60をガイ
ドする。図43に示すように、結合ピン60は、穴18
b6′に沿って両側のエンドカバー10gの穴10g8
を通し挿入され、エンドカバー10gの穴10g8の両
側で穴18b6′と同軸上にあるドラムフレームの穴1
8b7に圧入できる。これにより、再生産されたクリー
ニングユニットC′と再生産された現像ユニットD′は
結合ピン60を中心に回動可能に再結合される。
【0086】以上が本発明の実施の形態のプロセスカー
トリッジの再生産の主要工程であるが、前述の工程は本
発明の再生産方法の一実施の形態を示したもので、手順
及び方法は前述のそれに限定されるものではない。
【0087】また、前述した実施の形態で示したプロセ
スカートリッジは単色画像を形成する場合を例示した
が、本発明に係るプロセスカートリッジは現像手段を複
数設け、複数色の画像(例えば2色画像、3色画像ある
いはフルカラー等)を形成するカートリッジにも好適に
適用することができる。
【0088】また、電子写真感光体としては、前記感光
体ドラムに限定されることなく、例えば次のものが含ま
れる。先ず感光体としては光導電体が用いられ、光導電
体としては例えばアモルファスシリコン、アモルファス
セレン、酸化亜鉛、酸化チタン及び有機光導電体(OP
C)等が含まれる。また前記感光体を搭載する形状とし
ては例えばドラム状またはベルト状のものが用いられて
おり、例えばドラムタイプの感光体にあっては、アルミ
合金等のシリンダ上に光導電体を蒸着或いは塗工を行っ
たものである。
【0089】また現像方法としても、公知の2成分磁気
ブラシ現像法、カスケード現像法、タッチダウン現像
法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可
能である。
【0090】また帯電手段の構成も、前述した実施の形
態では所謂接触帯電方法を用いたが、他の構成として従
来から用いられているタングスワイヤーの三方周囲にア
ルミ等の金属シールドを施し、前記タングスワイヤーに
高電圧を印加することによって生じた正または負のイオ
ンを感光体ドラムの表面に移動させ、該ドラムの表面を
一様に帯電する構成を用いても良いことは当然である。
【0091】なお、前記帯電手段としては前記ローラ型
以外にも、ブレード(帯電ブレード)、パッド型、ブロ
ック型、ロッド型、ワイヤ型等のものでも良い。
【0092】また感光体ドラムに残存するトナーのクリ
ーニング方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁気
ブラシなど用いてクリーニング手段を構成しても良い。
【0093】また前述したプロセスカートリッジとは、
例えば電子写真感光体と、少なくともプロセス手段の1
つを備えたものである。従って、そのプロセスカートリ
ッジの態様としては、前述した実施の形態のもの以外に
も、例えば、電子写真感光体と現像手段とを一体的にカ
ートリッジ化し、装置本体に着脱可能にするもの。更に
は電子写真感光体と、現像手段と、帯電手段又はクリー
ニング手段のいずれかを組み合わせて一体的にカートリ
ッジ化し、装置本体に着脱可能にするもの等がある。
【0094】即ち、前述したプロセスカートリッジと
は、少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体的に
カートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とする
ものをいう。そして、このプロセスカートリッジは、使
用者自身が装置本体に着脱することができる。従って、
装置本体のメンテナンスを使用者自身で行うことができ
る。
【0095】更に、前述した実施の形態では、電子写真
画像形成装置としてレーザービームプリンタを例示した
が、本発明はこれに限定する必要はなく、例えば、電子
写真複写機、LEDプリンタ等の電子写真プリンタ、フ
ァクシミリ装置、ワードプロセッサ、或いはこれらの複
合機(マルチファンクションプリンタ等)等の電子写真
画像形成装置に使用することも当然可能である。
【0096】尚、本発明の再生産方法における各工程
は、適宜順番を変えても良い。
【0097】また、前述した実施の形態は、使用済みの
プロセスカートリッジを回収して、分解する。そして、
分解によって各プロセスカートリッジから取り外した同
一の部品ごとに集める。その後、前記部品を用いて、場
合によっては、一部部品は新品の部品(再使用でない部
品)を用いて、前述した再生産方法でプロセスカートリ
ッジを再生産する場合を含む。及び、前述した実施の形
態は、使用済みのプロセスカートリッジを回収して、分
解する。そして、そのカートリッジから取り外した部品
を用いて、場合によっては、一部部品は新品の部品(再
使用でない部品)、或いは、他のプロセスカートリッジ
から取り外した部品を用いて、前述した再生産方法でそ
のプロセスカートリッジを再生産する場合を含む。
【0098】更に、本願発明には、以下のいずれの場合
も、含まれる。 (1)プロセスカートリッジを再生産するにあたって、
1個のプロセスカートリッジから取り外した部品のみを
再使用して、カートリッジの再生産を行う場合。 (2)前記(1)の場合に、寿命に達している、或い
は、損傷している等、再使用することができない部品に
ついては、新品の部品、或いは、他のカートリッジから
取り外した再使用部品を用いて、カートリッジの再生産
を行う場合。 (3)プロセスカートリッジを再生産するにあたって、
複数個のプロセスカートリッジから取り外した部品を一
旦同じ部品ごとに集める。そしてその部品ごとに集めた
部品から必要な部品を選択して取り出して、その部品を
再使用して、カートリッジの再生産を行う場合。 (4)前記(3)の場合に、寿命に達している、或い
は、損傷している等再使用することができない部品につ
いては、新品の部品を用いて、カートリッジの再生産を
行う場合。
【0099】尚、前記部品とは、クレームに記載した構
成、即ち、カートリッジのある部分を構成する品であ
る。そして、分解できる最小単位、或いは、ユニットで
ある場合も含まれる。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プロセスカートリッジの再生産について一つの簡易な方
法を実現したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子写真画像形成装置の概要構成を示す断面図
【図2】プロセスカートリッジの概要構成を示す断面図
【図3】プロセスカートリッジの斜視図
【図4】プロセスカートリッジの斜視図
【図5】現像ユニットとクリーニングユニットを分解し
て示す斜視図
【図6】トナーシール未開封のプロセスカートリッジの
斜視図
【図7】現像ユニットとクリーニングユニットを分離し
て示す斜視図
【図8】トナーシール部材斜視図
【図9】トナーシール部材拡大断面図
【図10】トナー現像枠体と蓋部材とトナーシール部材
と結合した正面図
【図11】現像手段組立斜視図
【図12】プロセスカートリッジの画像形成装置への挿
入概略斜視図
【図13】クリーニングユニットの分解斜視図
【図14】クリーニングユニットの分解斜視図
【図15】エンドカバーと把手部材の断面図
【図16】エンドカバーと把手部材の断面図
【図17】エンドカバーと把手部材の断面図
【図18】プロセスカートリッジ着脱機構の斜視図
【図19】図18に示すプロセスカートリッジ着脱機構
へのプロセスカートリッジ挿入動作の説明図
【図20】図18に示すプロセスカートリッジ着脱機構
へのプロセスカートリッジ挿入動作の説明図
【図21】図18に示すプロセスカートリッジ着脱機構
へのプロセスカートリッジ挿入動作の説明図
【図22】図18に示すプロセスカートリッジ着脱機構
へのプロセスカートリッジ挿入動作の説明図
【図23】図18に示すプロセスカートリッジ着脱機構
へのプロセスカートリッジ挿入動作の説明図
【図24】(a)(b)は開口Wにおける裏蓋凸部とプ
ロセスカートリッジの突起部の長手方向での位置関係の
説明図
【図25】ドラムシャッター取り外し工程説明図
【図26】ドラムフレームの背面説明図
【図27】(a)(b)(c)はドラムフレームの背面
【図28】プロセスカートリッジの非駆動側を示す側面
【図29】結合ピンの抜き取り説明断面図
【図30】結合ピンの抜き取り説明断面図
【図31】結合ピンの抜き取り説明断面図
【図32】結合ピンの抜き取り説明断面図
【図33】クリーニングユニットと現像ユニットの分離
斜視図
【図34】感光体ドラムの取り外し説明用斜視図
【図35】感光体ドラムの取り外し説明用正面図
【図36】感光体ドラムの取り外し説明用正面図
【図37】除去トナー除去方法を説明する斜視図
【図38】クリーニング枠体の清掃方法を説明する斜視
【図39】エンドカバーとトナーキャップの取り外しを
説明する斜視図
【図40】トナー充填方法を説明する斜視図
【図41】プロセスカートリッジの非駆動側を示す側面
【図42】結合ピンの再圧入工程を説明する断面図
【図43】結合ピンの再圧入工程を説明する断面図
【符号の説明】
A…画像形成装置 B…プロセスカートリッジ B′…プロセスカートリッジ C…クリーニングユニット C′…クリーニングユニット CF…カートリッジ枠体 D…現像ユニット D′…現像ユニット G1…上ガイド G2…下ガイド L1,L2,L3,L4,l1,l2,l3…間隔 l5,l6,l8…長さ l7…突起高さ N…先端部 R…面 W…開口 h1,h2,h3,h4…距離 1…光学系 2…記録媒体 3…搬送手段 3a…カセット 3b…ピックアップローラ 3c…圧接部材 3d…排出ローラ 3f…搬送ガイド 4…転写ローラ 5…定着手段 5a…駆動ローラ 5b…ヒータ 5c…支持体 5d…定着回転体 6…排出部 7…感光体ドラム 8…帯電ローラ 8a…帯電ローラ軸受 8b…帯電ローラ軸受 9a…転写開口 9b…露光開口 10…現像手段 10a…トナー収容部 10b…送り部材 10c…固定磁石 10d…現像ローラ 10e…現像ブレード 10f…トナー現像枠体 10f1…現像枠体 10f2…蓋部材 10f3…突起部 10g…エンドカバー(ホルダー部材) 10g1…把手部材 10g2…切欠 10g3…凸部 10g4…貫通穴 10g5…突起 10g6…穴 10g7…アーム部 10g8…結合穴 10g9…バネ止め 10h…シール取り付け部 10i…現像室 10j…キャップ 10k…トナー通過開口 10m…スペーサ 10n…現像ローラギア 10r…端部シール 10s…シール部材 10t…シール部材 11…クリーニング手段 11a…クリーニングブレード 11b…スクイシート 11c…除去トナー収納部 11d…ドラムフレーム 11′d…再使用枠体(穴加工あり) 11d1…軸受け部 11e…第一のシール部材 11f…第三のシール部材 11g…両面テープ 11h…第二のシール部材 11i…穴 11j…側壁 12…ドラムシャッター 12a…ドラム保護部 12b…回転軸 12b1…回転摺動部 12b2…大径部 12b3…露光シャッター部 12c…連結部 12d…カム部 12e…リブ 12f…シャッターバネ 14…画像形成装置本体 15…開閉カバー 15a…中心ボス 16…裏蓋 16a…凸部 16a1…ラフガイド面 18a…位置決め 18a1…突起部 18b…装着ガイド 18b1…下面 18b2…先端部 18b3…後端下角部 18b4…斜面部 18b5…直交面 18b6…ピン挿入ガイド 18b7…穴 18c…軸受 18d…位置決めピン 18d1…端面 18d2…他端面 27…トナーシール部材 27a…引き出し部 27a1…端部 27b…カバーフィルム部 31…シーラント層 40…内側板 41…移動ガイド 41a…ガイド溝 41a1…受け面 41a2…ガイド面 41a6…上面 41a7…上面傾斜 42…補助ガイド 42a…着脱補助部 42a1…前ガイド面 42a2…導入ガイド面 42a3…下ガイド面 42b…上規制部 42b1…上ガイド面 42b2…上導入ガイド面 43…前ガイド 43b…サイドガイド 43b1…傾斜面 43b2…水平面 43c…当接リブ 44…固定ガイド 44c…シャッターガイド 50…カムプレート 51…連結プレート 60…結合ピン 60a端面 60b他端面 70…カップリング手段 71…ドラムギヤ 80…穴 81…超音波カッター 82…カッター 83…マイナスドライバ 84…ラジオペンチ 85…フランジ 86…治具 87…吸引ノズル 88…隙間 89…エアガン 90…結合ピン挿入治具 90aガイド部 90b…挿入部 110…トナー充填口 111…軸受 112…位置決め治具 113…ロート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗原 敏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H035 CA07 CB03 CD02 CD05 CD07 CD14 2H071 BA13 BA16 BA22 BA29 DA08 DA15 2H077 AA02 AA31 AA33 BA08 BA09 GA04

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真感光体ドラムと、 電子写真感光体ドラムに帯電を行うための帯電ローラ
    と、 電子写真感光体ドラムに残留する現像剤を除去するクリ
    ーニングブレードと、 を有するドラムフレームと、 電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像を現像剤を
    用いて現像するための現像ローラと、 前記現像ローラを支持する現像フレームと、 現像剤を収納する現像剤収納部を有する現像剤フレーム
    であって、 現像フレームと結合された現像剤フレームと、を有し
    て、 電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカート
    リッジの再生産方法において、(a)ドラムフレームに
    侵入穴をあけて、穴から押し出し部材を侵入させて、ド
    ラムフレームの内側から、 ドラムフレームと現像フレームとを回動可能に結合して
    いるピンであって、ドラムフレームと現像フレームの長
    手方向の一端と他端とに設けられたピンを、ピンが嵌合
    している嵌合穴に進入したのとは反対側から嵌合穴底に
    加工を施して嵌合穴底側からドラムフレームの外側へ押
    し出すピン押し出し工程と、(b)ドラムフレームと現
    像フレームとを分離する分離工程と、(c)ネジをドラ
    ムフレームから取り外すことによって、ドラムフレーム
    の長手方向の一端に設けられている、電子写真感光体ド
    ラムの一端に設けられている軸を支持している軸受部を
    ドラムフレームから取り外す軸受部取り外し工程と、
    (d)ドラムフレームの長手方向の他端に設けられてい
    る、電子写真感光体ドラムの他端を支持しているドラム
    位置決めピンから電子写真感光体ドラムを斜め方向へ引
    き抜いて、ドラムフレームから電子写真感光体ドラムを
    取り出すドラム取り出し工程と、(e)新品の電子写真
    感光体ドラムの長手方向他端に、ドラムフレームの長手
    方向の他端に設けられているドラム位置決めピンを挿入
    させて、次いで、新品の電子写真感光体ドラムの一端に
    設けられている軸を支持するように軸受部をドラムフレ
    ームの長手方向の一端にネジによって取り付けるドラム
    取り付け工程と、(f)ネジを現像フレームの長手方向
    一端から取り外すことによって、現像フレームの長手方
    向の一端に取り付けられている一端エンドカバーを取り
    外す工程と、(g)エンドカバーを取り外したことによ
    って露出した現像剤充填開口からキャップを取り外し
    て、その後、現像剤を再充填して、その後、現像剤充填
    開口を封止する現像剤再充填工程と(h)現像ローラの
    長手方向の一端を支持するように、現像フレームの長手
    方向の一端に、ネジによって一端エンドカバーを取り付
    ける現像ローラ取り付け工程と、(i)ドラムフレーム
    と現像フレームの長手方向の一端と他端とに設けられた
    穴にピンを嵌合させて、ドラムフレームと現像フレーム
    とを結合する結合工程と、を有することを特徴とするプ
    ロセスカートリッジの再生産方法。
  2. 【請求項2】 電子写真感光体ドラムと、 電子写真感光体ドラムに帯電を行うための帯電ローラ
    と、 電子写真感光体ドラムに残留する現像剤を除去するクリ
    ーニングブレードと、を有するドラムフレームと、 電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像を現像剤を
    用いて現像するための現像ローラと、 前記現像ローラを支持する現像フレームと、 現像剤を収納する現像剤収納部を有する現像剤フレーム
    であって、 現像フレームと結合された現像剤フレームと、を有し
    て、 電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカート
    リッジの再生産方法において、(a)ドラムフレームに
    侵入穴をあけて、穴から押し出し部材を侵入させて、ド
    ラムフレームの内側から、ドラムフレームと現像フレー
    ムとを回動可能に結合しているピンであって、ドラムフ
    レームと現像フレームの長手方向の一端と他端とに設け
    られたピンを、ピンが嵌合している嵌合穴に進入したの
    とは反対側から嵌合穴底に加工を施して嵌合穴底側から
    ドラムフレームの外側へ押し出すピン押し出し工程と、
    (b)ドラムフレームと現像フレームとを分離する分離
    工程と、(c)ネジをドラムフレームから取り外すこと
    によって、ドラムフレームの長手方向の一端に設けられ
    ている、電子写真感光体ドラムの一端に設けられている
    軸を支持している軸受部をドラムフレームから取り外す
    軸受部取り外し工程と、(d)ドラムフレームの長手方
    向の他端に設けられている、電子写真感光体ドラムの他
    端を支持しているドラム位置決めピンから電子写真感光
    体ドラムを斜め方向へ引き抜いて、ドラムフレームから
    電子写真感光体ドラムを取り出すドラム取り出し工程
    と、(e)電子写真感光体ドラムが取り付けられていた
    空間を利用して、ドラム位置決めピンをドラムフレーム
    の内側から外側へ押し出して、ドラム位置決めピンをド
    ラムフレームから取り外す位置決めピン取り外し工程
    と、(f)新品の電子写真感光体ドラムをドラムフレー
    ム内に侵入させて、その長手方向他端にドラムフレーム
    の外側からドラム位置決めピンを挿入させて、次いで、
    新品の電子写真感光体ドラムの一端に設けられている軸
    を支持するように軸受部をドラムフレームの長手方向の
    一端にネジによって取り付けるドラム取り付け工程と、
    (g)ネジを現像フレームの長手方向一端から取り外す
    ことによって、現像フレームの長手方向の一端に取り付
    けられている一端エンドカバーを取り外す工程と、
    (h)エンドカバーを取り外したことによって露出した
    現像剤充填開口からキャップを取り外して、その後、現
    像剤を再充填して、その後、現像剤充填開口を封止する
    現像剤再充填工程と、(i)現像ローラの長手方向の一
    端を支持するように、現像フレームの長手方向の一端
    に、ネジによって一端エンドカバーを取り付ける現像ロ
    ーラ取り付け工程と、(j)ドラムフレームと現像フレ
    ームの長手方向の一端と他端とに設けられた穴にピンを
    嵌合させて、ドラムフレームと現像フレームとを結合す
    る結合工程と、 を有することを特徴とするプロセスカートリッジの再生
    産方法。
  3. 【請求項3】 電子写真感光体ドラムと、 電子写真感光体ドラムに帯電を行うための帯電ローラ
    と、 電子写真感光体ドラムに残留する現像剤を除去するクリ
    ーニングブレードと、を有するドラムフレームと、 電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像を現像剤を
    用いて現像するための現像ローラと、 前記現像ローラを支持する現像フレームと、 現像剤を収納する現像剤収納部を有する現像剤フレーム
    であって、 現像フレームと結合された現像剤フレームと、を有し
    て、 電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカート
    リッジの再生産方法において、(a)ドラムフレームに
    侵入穴をあけて、穴から押し出し部材を侵入させて、ド
    ラムフレームの内側から、ドラムフレームと現像フレー
    ムとを回動可能に結合しているピンであって、ドラムフ
    レームと現像フレームの長手方向の一端と他端とに設け
    られたピンを、ピンが嵌合している嵌合穴に進入したの
    とは反対側から嵌合穴底に加工を施して嵌合穴底側から
    ドラムフレームの外側へ押し出すピン押し出し工程と、
    (b)ドラムフレームと現像フレームとを分離する分離
    工程と、(c)ネジをドラムフレームから取り外すこと
    によって、ドラムフレームの長手方向の一端に設けられ
    ている、電子写真感光体ドラムの一端に設けられている
    軸を支持している軸受部をドラムフレームから取り外す
    軸受部取り外し工程と、(d)ドラムフレームの長手方
    向の他端に設けられている、電子写真感光体ドラムの他
    端を支持しているドラム位置決めピンの段部をドラムフ
    レームの内側から外側へ押し出し、その後、ドラムフレ
    ームの外側からドラム位置決めピンを引き抜く位置決め
    ピン取り外し工程と、(e)ドラムフレームから電子写
    真感光体ドラムを取り出すドラム取り出し工程と、
    (f)新品の電子写真感光体ドラムをドラムフレーム内
    に侵入させて、その長手方向他端にドラムフレームの外
    側からドラム位置決めピンを挿入させて、次いで、新品
    の電子写真感光体ドラムの一端に設けられている軸を支
    持するように軸受部をドラムフレームの長手方向の一端
    にネジによって取り付けるドラム取り付け工程と、
    (g)ネジを現像フレームの長手方向一端から取り外す
    ことによって、現像フレームの長手方向の一端に取り付
    けられている一端エンドカバーを取り外す工程と、
    (h)エンドカバーを取り外したことによって露出した
    現像剤充填開口からキャップを取り外して、その後、現
    像剤を再充填して、その後、現像剤充填開口を封止する
    現像剤再充填工程と、(i)現像ローラの長手方向の一
    端を支持するように、現像フレームの長手方向の一端
    に、ネジによって一端エンドカバーを取り付ける現像ロ
    ーラ取り付け工程と、(j)ドラムフレームと現像フレ
    ームの長手方向の一端と他端とに設けられた穴にピンを
    嵌合させて、ドラムフレームと現像フレームとを結合す
    る結合工程と、 を有することを特徴とするプロセスカートリッジの再生
    産方法。
  4. 【請求項4】 電子写真感光体ドラムと、 電子写真感光体ドラムに帯電を行うための帯電ローラ
    と、 電子写真感光体ドラムに残留する現像剤を除去するクリ
    ーニングブレードと、を有するドラムフレームと、 電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像を現像剤を
    用いて現像するための現像ローラと、 前記現像ローラを支持する現像フレームと、 現像剤を収納する現像剤収納部を有する現像剤フレーム
    であって、 現像フレームと結合された現像剤フレームと、を有し
    て、 電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカート
    リッジの再生産方法において、(a)ドラムフレームに
    侵入穴をあけて、穴から押し出し部材を侵入させて、ド
    ラムフレームの内側から、ドラムフレームと現像フレー
    ムとを回動可能に結合しているピンであって、ドラムフ
    レームと現像フレームの長手方向の一端と他端とに設け
    られたピンを、ピンが嵌合している嵌合穴に進入したの
    とは反対側から嵌合穴底に加工を施して嵌合穴底側から
    ドラムフレームの外側へ押し出すピン押し出し工程と、
    (b)ドラムフレームと現像フレームとを分離する分離
    工程と、(c)ネジをドラムフレームから取り外すこと
    によって、ドラムフレームの長手方向の一端に設けられ
    ている、電子写真感光体ドラムの一端に設けられている
    軸を支持している軸受部をドラムフレームから取り外す
    軸受部取り外し工程と、(d)プロセスカートリッジが
    装置本体に装着された際に、プロセスカートリッジを装
    置本体に位置決めするための、ドラムフレームの長手方
    向の他端に設けられているカートリッジ位置決め部の一
    部を切り欠いて、切り欠いた部分でもって、電子写真感
    光体ドラムの他端を支持しているドラム位置決めピンを
    ドラムフレームから引き抜いて、ドラムフレームから電
    子写真感光体ドラムを取り出すドラム取り出し工程と、
    (e)新品の電子写真感光体ドラムの長手方向他端に、
    ドラムフレームの長手方向の他端に設けられているドラ
    ム位置決めピンを挿入させて、次いで、新品の電子写真
    感光体ドラムの一端に設けられている軸を支持するよう
    に軸受部をドラムフレームの長手方向の一端にネジによ
    って取り付けるドラム取り付け工程と、(f)ネジを現
    像フレームの長手方向一端から取り外すことによって、
    現像フレームの長手方向の一端に取り付けられている一
    端エンドカバーを取り外す工程と、(g)エンドカバー
    を取り外したことによって露出した現像剤充填開口から
    キャップを取り外して、その後、現像剤を再充填して、
    その後、現像剤充填開口を封止する現像剤再充填工程
    と、(h)現像ローラの長手方向の一端を支持するよう
    に、現像フレームの長手方向の一端に、ネジによって一
    端エンドカバーを取り付ける現像ローラ取り付け工程
    と、(i)ドラムフレームと現像フレームの長手方向の
    一端と他端とに設けられた穴にピンを嵌合させて、ドラ
    ムフレームと現像フレームとを結合する結合工程と、 を有することを特徴とするプロセスカートリッジの再生
    産方法。
  5. 【請求項5】 更に、ネジを現像フレームの長手方向他
    端から取り外すことによって、 現像フレームの長手方向の他端に取り付けられている他
    端エンドカバーを取り外す工程と、 現像ローラ取り外し工程の後に、 現像ブレードの長手方向一端と他端とに取り付けられて
    いるネジを取り外すことによって、 現像ブレードを現像フレームから取り外す現像ブレード
    取り外し工程を有することを特徴とする請求項1、又
    は、請求項2、又は、請求項3、又は、請求項4に記載
    のプロセスカートリッジの再生産方法。
  6. 【請求項6】 ピン押し出し工程において、 穴底に施す加工は、工具を用いて、穴底の切除、 また、穴底を削ることであることを特徴とする請求項
    1、又は、請求項2、又は、請求項3、又は、請求項
    4、又は、請求項5に記載のプロセスカートリッジの再
    生産方法。
  7. 【請求項7】 ピン押し出し工程において、 穴底に施す加工は、発熱する工具を用いて、工具からの
    発熱を用いて穴底を溶解することであることを特徴とす
    る請求項1、又は、請求項2、又は、請求項3、又は、
    請求項4、又は、請求項5に記載のプロセスカートリッ
    ジの再生産方法。
  8. 【請求項8】 更に、現像剤再充填工程において、 現像剤収納部を揺すりながら現像剤の再充填を行うこと
    を特徴とする請求項1、又は、請求項2、又は、請求項
    3、又は、請求項4、又は、請求項5、又は、請求項
    6、又は、請求項7に記載のプロセスカートリッジの再
    生産方法。
  9. 【請求項9】 更に、ドラム取り出し工程とドラム取り
    付け工程との間に、 電子写真感光体ドラムを取り外した後に、 電子写真感光体ドラムを帯電するための帯電ローラを、 ドラムフレームから取り外す帯電ローラ取り外し工程
    と、 帯電ローラを取り外した後に、 電子写真感光体ドラムに残留する現像剤を除去するため
    のクリーニングブレードを、 ネジを取り外すことによってドラムフレームから取り外
    すクリーニングブレード取り外し工程と、 を行うことを特徴とする請求項1、又は、請求項2、又
    は、請求項3、又は、請求項4、又は、請求項5、又
    は、請求項6、又は、請求項7、又は、請求項8に記載
    のプロセスカートリッジの再生産方法。
  10. 【請求項10】 更に、クリーニングブレード取り外し
    工程において、 クリーニングブレードを取り外した後に、 クリーニングブレードによって電子写真感光体ドラムか
    ら除去した現像剤が収納されている除去現像剤収納部か
    ら収納している現像剤を除去する現像剤除去工程を有す
    ることを特徴とする請求項9に記載のプロセスカートリ
    ッジの再生産方法。
  11. 【請求項11】 現像剤除去工程において、 除去現像剤収納部からの現像剤の除去は、現像剤を吸引
    する、 あるいは、現像剤を吹き出すことによって行うすること
    を特徴とする請求項10に記載のプロセスカートリッジ
    の再生産方法。
  12. 【請求項12】 更に、ピン押し出し工程においてピン
    を穴から完全に押し出す前に、穴から押し出したピンの
    先をつかんでピンを穴から引き抜くピン引き抜き工程を
    有することを特徴とする請求項1、又は、請求項2、又
    は、請求項3、又は、請求項4、又は、請求項5、又
    は、請求項6、又は、請求項7、又は、請求項8、又
    は、請求項9、又は、請求項10、又は、請求項11に
    記載のプロセスカートリッジの再生産方法。
  13. 【請求項13】 更に、ピン引き抜き工程に先立って、 プロセスカートリッジを装置本体へ装着する際にプロセ
    スカートリッジを装着位置へガイドするカートリッジガ
    イドの内側に設けられたピン挿入ガイドの一部を切り欠
    くピン挿入ガイド切り欠き工程を有する、そして、ピン
    引き抜き工程において、 切り欠いた箇所でもってピンの先をつかんでピンを穴か
    ら引き抜くことを特徴とする請求項1、又は、請求項
    2、又は、請求項3、又は、請求項4、又は、請求項
    5、又は、請求項6、又は、請求項7、又は、請求項
    8、又は、請求項9、又は、請求項10、又は、請求項
    11、又は、請求項12に記載のプロセスカートリッジ
    の再生産方法。
  14. 【請求項14】 ピン押し出し工程に先立って、 電子写真感光体ドラムがドラムフレームから露出してい
    る部分をカバーするためのカートリッジシャッターをド
    ラムフレームから取り外して、 このカートリッジシャッターを取り外すことによって露
    出したドラムフレーム部分に侵入穴をあけることを特徴
    とする請求項1、又は、請求項2、又は、請求項3、又
    は、請求項4、又は、請求項5、又は、請求項6、又
    は、請求項7、又は、請求項8、又は、請求項9、又
    は、請求項10、又は、請求項11、又は、請求項1
    2、又は、請求項13に記載のプロセスカートリッジの
    再生産方法。
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