JPH0784444A - 現像装置の分解方法、組み立て方法、清掃方法及び清掃装置、並びに現像ユニットの分解方法及び清掃方法 - Google Patents

現像装置の分解方法、組み立て方法、清掃方法及び清掃装置、並びに現像ユニットの分解方法及び清掃方法

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JPH0784444A
JPH0784444A JP5187427A JP18742793A JPH0784444A JP H0784444 A JPH0784444 A JP H0784444A JP 5187427 A JP5187427 A JP 5187427A JP 18742793 A JP18742793 A JP 18742793A JP H0784444 A JPH0784444 A JP H0784444A
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developing
unit
cleaning
toner
process cartridge
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Minoru Sato
実 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】現像ユニット内の残留トナーの除去を確実に行
う。 【構成】待機位置M1 に配置された移動可能な保持台8
6によって、現像ユニット3を、現像スリーブ33を上
方に向けた状態で保持する。保持台86を作業位置M2
に移動させると、現像スリーブ33のスリーブギヤ33
bが駆動ギヤ81に噛合し、吸引ノズル73先端の吸引
口73aがトナー容器31内に挿入される。モータ79
を介して現像スリーブ33を回転駆動しながら、吸引ノ
ズル73でトナー容器31内の残留トナーを吸引する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置に用いら
れる現像装置の分解方法、組み立て方法、清掃方法及び
清掃装置、並びに現像ユニットの分解方法及び清掃方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、レーザビームプリンタ等の画像
形成装置において、像担持体と、少なくとも1つのプロ
セス手段、例えば現像ユニットとを一体的にカートリッ
ジ化して、プロセスカートリッジを構成し、該プロセス
カートリッジを着脱自在に画像形成装置の装置本体に装
着することにより、メインテナンスフリーを実現したも
のが知られている。
【0003】従来、このような画像形成装置では、例え
ば、プロセスカートリッジに収納された現像剤がなくな
った場合に、プロセスカートリッジ全体を新規のものと
交換するのが一般的であった。この交換作業は、ワンタ
ッチで装置本体を開放し、装置本体内部から古いプロセ
スカートリッジを取り出し、新品のプロセスカートリッ
ジを装着するといった、極めて簡単な作業であって、操
作者自身の手で容易に行うことができるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
プロセスカートリッジにおいては、現像剤がなくなった
場合に(現像剤収容容器内の現像剤の残量が所定量以下
になった場合をいう。以下同じ。)、プロセスカートリ
ッジ全体を新しいものに交換するのが一般的であった。
このため、現像剤(以下適宜「トナー」という。)がな
くなったプロセスカートリッジにトナーを再充填し、そ
の他消耗品等の交換を行い、プロセスカートリッジを再
生することが考えられる。この際、クリーニングユニッ
トにあっては必要部品を交換するのはもちろん、さらに
廃トナー溜めに回収された廃トナーを抜き取る作業、い
わゆる清掃作業を行わなければならない。
【0005】現像剤がなくなったプロセスカートリッジ
は、トナーを再充填すればよいのであるが、このトナー
の再充填については、次のような課題が指摘されてい
る。現像装置は、内側にトナーを収容した現像剤収容容
器(以下「トナー容器」という。)と、現像スリーブを
支持する現像室とを有し、トナー容器と現像室との間に
は、現像スリーブ表面に対向するように、横長の長方形
状の開口部が形成されている。そして、トナー容器内の
トナーは、この開口部を介して現像室に供給され、ここ
で現像スリーブ表面に塗布されて、その後、感光体ドラ
ム表面の静電潜像に付着されるようになっている。とこ
ろで、新規のプロセスカートリッジの場合は、この開口
部にシール部材が貼着されており、トナー容器内のトナ
ーが、プロセスカートリッジの搬送時等に開口部から漏
れ出るのを防止している。シール部材は、例えば開口部
の長手方向の長さの2倍以上の長さを有する熱可塑性の
シールフィルムによって形成されており、開口部に対す
る貼着は、その開口部を額縁状に囲繞するフランジ部と
ほぼ同形の基材を介して行われる。基材の中央部を閉鎖
するようにして、基材にシールフィルムを熱接着した
後、この基材をトナー容器と現像室とによって挟み込
む。このとき、開口部の閉鎖は、シールフィルムの全長
の半分以下の部分によって行われ、残りの半分以上の部
分は、開口部の長手方向の一方の端部で折り返され、折
り返し部の基端側は、他端部のスリットを介してさらに
外側に延長されている。熱接着の強度ついては、搬送時
等の多少の衝撃によっては容易に剥離されない一方、使
用時の操作者による積極的な剥離動作に対しては容易に
剥離するようになっている。すなわち、使用時に操作者
がシールフィルムの基端側を外側に引くのに伴い、シー
ルフィルムの折り返えされた屈曲部が基端側と同方向に
徐々に移動し、開口部が順次開放されていく。
【0006】上述の新規なプロセスカートリッジのシー
ル部材の貼着は、簡単に行うことができる。これは、新
規のプロセスカートリッジでは、上述のように現像装置
のトナー容器と現像室とは別体に構成されており、これ
らトナー容器と現像室との間に基材を介してシール部材
全体を挟み込めば、おのずとシールフィルムによってト
ナー容器の開口部が閉鎖される。その後、トナー容器と
現像室とは、シール部材を挟持した状態で分解不能に一
体化される。
【0007】一方、使用後の(一旦、シールフィルムが
剥された)のプロセスカートリッジは、現像剤収容容器
と現像室とが分解不能なため、開口部の正面からシール
部材を貼着することができず、上述のスリットを介し
て、横方向から貼着せざるを得ない。この細いスリット
を介してのシール部材の貼着作業は非常に煩雑なもので
あった。さらに、トナー容器や現像室には、良好な現像
を行うには不十分な量ではあるが、使い切ることができ
ない幾分かのトナーが残っているのが普通である。した
がって、このような状態で煩雑なシール部材の貼着作業
を行うと、残留トナーが飛散して他の部材に付着した
り、作業者の衣服を汚濁したりするおそれがあり、これ
らのことが課題として指摘されていた。
【0008】そこで、本発明は、従来の上述課題を解決
すべく、現像スリーブを回転させながら、トナー補給口
から現像剤収容容器(トナー容器)内部に差し入れた吸
引ノズルによって残留トナーを吸引することにより、残
留トナーの除去を確実に行うようにした現像ユニットの
清掃方法、及びその清掃方法を実施するための清掃装置
等を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、画像形成装置に用いられる
現像装置の分解方法において、枠体から現像ブレードを
取り外して、次いで、現像スリーブを取り外して、次い
で、前記枠体からシール材を取り外して分解することを
特徴とする。
【0010】画像形成装置の用いられる現像装置の組み
立て方法において、現像スリーブ側に設けられた現像剤
収容容器の開口部を塞ぐためのシールフィルムを取り付
けること、及び現像剤収容容器にトナーを充填するこ
と、を行い、次いで、シール材を取り付け、次いで、現
像スリーブを取り付け、その後、枠体に現像ブレードを
取り付ける、ことを特徴とする。
【0011】組み立て方法は、また、前記シールフィル
ムで現像剤収容容器の開口部を塞ぐのに先立って、現像
剤収容容器にトナーを充填する、または前記現像剤収容
容器にトナーを充填するに先立って、前記シールフィル
ムで現像剤収容容器の開口部を塞ぐ、ことを特徴とす
る。
【0012】画像形成装置本体に装着可能なプロセスカ
ートリッジの有する現像ユニットの分解方法において、
前記プロセスカートリッジを、現像剤収容容器と現像ス
リーブとを有する現像ユニットとクリーニングユニット
とに分解した後、前記現像ユニットの枠体から現像ブレ
ードを取り外して、次いで、現像スリーブを取外して、
次いで、前記枠体からシール材を取り外して分解する、
ことを特徴とする。
【0013】現像ユニットの分解方法は、また、前記プ
ロセスカートリッジは、プロセス手段としての帯電手
段、現像手段またはクリーニング手段と像担持体として
の電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画像
形成装置本体に着脱可能とするものである、または、前
記プロセスカートリッジは、プロセス手段としての帯電
手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも一つと
像担持体としての電子写真感光体とを一体的にカートリ
ッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするものであ
る、または、前記プロセスカートリッジは、プロセス手
段としての少なくとも現像手段と像担持体としての電子
写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形成装
置本体に着脱可能とするものである、ことを特徴とす
る。
【0014】現像剤収容容器と現像スリーブとを有する
現像装置の清掃方法において、前記現像スリーブを回転
させながら、前記現像剤収容容器の現像剤補給口からト
ナーを吸引する、ことを特徴とする。
【0015】現像装置の清掃方法は、また、前記吸引に
よって、前記現像剤収容容器内のトナーの吸引と前記現
像スリーブ周面に付着したトナーの吸引とが行われる、
または、前記吸引の開始は、前記現像スリーブの回転開
始後に行われる、または、前記現像装置の清掃を行うあ
たって、前記現像スリーブの表面に当接もしくは接近し
ている現像ブレードの板金からアースをとる、ことを特
徴とする。
【0016】現像剤収容容器と現像スリーブとを有する
現像装置を清掃するための清掃装置において、前記現像
装置を支持する支持手段と、前記現像スリーブを回転さ
せるための回転手段と、トナーを吸引するための空気吸
引手段と、空気を吹き付けるための空気吹き付け手段
と、有する、ことを特徴とする。
【0017】現像装置の清掃装置は、また前記支持手段
は手動操作でスライド移動可能である、または、前記空
気吸引手段はノズルを有し、空気吸引時にノズルは前記
現像剤収容容器の奥側まで進入させる、または、前記空
気吸引手段はノズルを有し、前記ノズルの先端はその一
部が切り欠かれている、または、前記空気吹き付け手段
はノズルを有し、前記ノズルは圧縮空気を現像剤収容容
器内に局部的に吹き付ける、または、前記空気吸引手段
の有するノズルと、前記空気吹き付け手段の有するノズ
ルは一体になっている、ことを特徴とする。
【0018】画像形成装置本体に装着可能なプロセスカ
ートリッジの有する現像ユニットの清掃方法において、
前記プロセスカートリッジを、現像剤収容容器と現像ス
リーブとを有する現像ユニットとクリーニングユニット
とに分解した後、前記現像ユニットを支持手段によって
支持して、その後前記現像スリーブを回転させながら、
前記現像剤収容容器の現像剤補給口からトナーを吸引す
る、ことを特徴とする。
【0019】現像ユニットの清掃方法は、また前記プロ
セスカートリッジは、現像ユニットとクリーニングユニ
ットとに分解するに先立って、上枠を取り外す、また
は、前記プロセスカートリッジは、プロセス手段として
の帯電手段、現像手段またはクリーニング手段と像担持
体としての電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化
して画像形成装置本体に着脱可能とするものである、ま
たは、前記プロセスカートリッジは、プロセス手段とし
ての帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくと
も一つと像担持体としての電子写真感光体とを一体的に
カートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とする
ものである、または、前記プロセスカートリッジは、プ
ロセス手段としての少なくとも現像手段と像担持体とし
ての電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画
像形成装置本体に着脱可能とするものである、ことを特
徴とする。
【0020】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。
【0021】本発明に係る現像ユニットの清掃方法及び
清掃装置の説明を行う前に、現像ユニットが組み込まれ
たプロセスカートリッジの構成の概略、さらに該プロセ
スカートリッジの装着先となるレーザビームプリンタ
(画像形成装置)の構成の概略、そしてプロセスカート
リッジから現像ユニットを取り出す作業の概略について
説明する。
【0022】図1は、プロセスカートリッジCの概略を
示す縦断面である。プロセスカートリッジCは、まず、
大きくは4つのユニット、すなわち上枠(カートリッジ
カバー)1、一次帯電ユニット(帯電手段)2、現像ユ
ニット(現像手段)3及びクリーニングユニット4に分
解可能となっている。なお、プロセスカートリッジCを
この4つのユニットに分解した場合には、像担持体とし
ての感光体ドラム41は、クリーニングユニット4に含
まれる構成になっている。
【0023】上枠1は、一次帯電ユニット2、現像ユニ
ット3及びクリーニングユニット4を上方から覆うフレ
ームによって構成され、前後方向(図1の矢印K1、K
2方向)のほぼ中央には、露光光を通過させるための透
孔11が上下方向に貫通するように穿設されている。
【0024】一次帯電ユニット2は、コ字型の断面を有
しその開口部を感光体ドラム41に向けたシールド21
と、該シールド21の内側に配置された放電ワイヤ22
と、シールド21の開口部に配置されたグリッド23と
を備えている。
【0025】現像ユニット3は、トナー(現像剤)を収
容するトナー容器(現像剤収容容器)31、該トナー容
器31に隣接して配置され開口部31aを介して該トナ
ー容器31に連通された現像室32、該現像室32に前
記感光体ドラム41に対向するようにして配置された現
像スリーブ33を備えている。現像スリーブ33は、矢
印R1方向に回転自在に支持され、また現像スリーブ3
3の上方には、現像スリーブ33表面に塗布されたトナ
ーの層厚を規制する現像ブレード35が配置されてい
る。
【0026】クリーニングユニット4は、感光体ドラム
41及びクリーニング装置42を備えている。感光体ド
ラム41は、矢印R2方向に回転自在に支持されてお
り、その下方には感光体ドラム41を不要な露光や傷か
ら保護するための保護板43が配置されている。なお、
この保護板43は、退避可能に構成されていて、プロセ
スカートリッジCを後述の装置本体に装着したときに
は、自動的に退避し、感光体ドラム41の下部を露出す
るように構成されている。クリーニング装置42は、感
光体ドラム41表面に摺擦して該表面に付着している残
留トナーを除去するクリーニングブレード45、該クリ
ーニングブレード45にて掻き落とされた残留トナーを
捕獲するスクイシート46、スクイシート46によって
捕獲された残留トナーを前方(矢印K1方向)に移動さ
せる移動部材47、移動された残留トナーを溜める廃ト
ナー溜め49を備えている。
【0027】このように構成されたプロセスカートリッ
ジCは、図2に図示するレーザビームプリンタ50に装
着される。レーザビームプリンタ50は、装置本体51
及び装置本体51前側(矢印K1方向)下端に回動中心
51aを有するカバー52を備えている。このカバー5
2は、平常時は、閉鎖されており(同図の実線)、プロ
セスカートリッジCの交換時や、画像形成対象となる紙
等の転写材Pのジャム処理時等には開放される(同図の
二点鎖線)構成となっている。装着時のプロセスカート
リッジCは、開放状態のカバー52によって一旦保持さ
れ、このカバー52を閉鎖することにより、装置本体5
1内の所定の位置(同図の実線)に配置されるように構
成されている。なお、所定の位置に配置されたプロセス
カートリッジCは、感光体ドラム41、現像スリーブ3
3等が装置本体51側の駆動手段(不図示)に接続され
て、それぞれ矢印R2、R1方向(図1参照)に回転駆
動され、また一次帯電ユニット2の放電ワイヤ22、現
像スリーブ33が同じく装置本体51側の高圧電源に接
続されるようになっている。
【0028】次に、図1、図2を参照してレーザビーム
プリンタ50による画像形成動作を説明する。不図示の
スタートボタン(不図示)を介して、画像形成開始が指
令されると、感光体ドラム41が矢印R2方向に回転駆
動され、感光体ドラム41表面は、一次帯電ユニット2
によって一様均一に帯電される。感光体ドラム41表面
は、レーザユニット53、反射ミラー55等を備えた露
光手段によって露光Lを受け、画像情報に応じた静電潜
像が形成される。静電潜像は、現像ユニット3の現像ス
リーブ33を介してトナーが付着されてトナー像とな
る。感光体ドラム41上に形成されたトナー像は、転写
装置56を介して転写材P上に転写される。この転写材
Pは、装置本体51の後側(矢印K2方向)に装着され
た給紙カセット57に収納されていたものが給紙ローラ
59によって給紙され、さらにレジストローラ対60に
よって感光体ドラム41の回転に同期して供給されたも
のである。トナー像が転写された転写材Pは、搬送ガイ
ド61に沿って搬送され、定着装置62に搬送される。
転写材Pは、ここで定着ローラ62aと加圧ローラ62
bとによる加熱加圧を受けて、トナー像が表面に固着さ
れる。トナー像が定着された転写材Pは、その後、排紙
ローラ63によって、カバー52の上面に形成された排
紙トレイ65上に排出される。
【0029】上述の画像形成を繰り返すことによって、
現像ユニット3のトナー容器31内のトナーは順次消費
される。そして、トナー容器31内のトナーの残量が所
定量以下になると、現像スリーブ33表面に塗布される
トナーが少なくなり、したがって、現像スリーブ33を
介して感光体ドラム41上の静電潜像に付着されるトナ
ーが不足する。この状態で感光体ドラム41上のトナー
像を転写材Pに転写すると画線部がかすれたり、黒ベタ
部分の濃度が不足したりして致命的な画像欠陥が生じ
る。
【0030】このような場合、以前では、プロセスカー
トリッジC全体を新規なものと交換し、古いプロセスカ
ートリッジCは廃棄したり、他の用途に再利用(例え
ば、樹脂性の部材を溶融して他のプラスチック製品とし
て)したりしていたが、トナーがなくなった場合でもプ
ロセスカートリッジCの構成部材のうちには、まだ寿命
に達せず、十分に再使用に耐えうるものが多数含まれて
いる。そこで、近時、資源の有効利用の観点から、再使
用可能な部材を同じ用途に有効に再利用すべく、トナー
の再充填を行い、さらに交換の必要な消耗品等は、交換
するなどして、古いプロセスカートリッジCを再生して
再度利用するようにしている。
【0031】再利用のためには、プロセスカートリッジ
Cを分解して、トナーを再充填する必要があり、トナー
の再充填に先立ち現像ユニット3の清掃及びトナー容器
31の開口部31aに対する再シールを行う必要があ
る。
【0032】そこで、まず、プロセスカートリッジC全
体を上述の4つのユニット、すなわち上枠1、一次帯電
ユニット2、現像ユニット3、クリーニングユニット4
に分解して、トナーを再充填すべく現像ユニット3を取
り出す手順を説明し、これにつづいて、現像ユニット3
を清掃するための清掃装置、そしてこの清掃装置を使用
した清掃方法について詳述する。
【0033】はじめに、分解対象となるプロセスカート
リッジCをエアダクト(不図示)内にセットし、エアを
吹き付けて、表面に付着しているトナーや塵埃を除去す
る。
【0034】次に、図3に示すように、上枠1の左右
(矢印K1方向を前方とする)の壁部1a、1bを、ク
リーニングユニット4に固定している左右2本ずつ、計
4本のピン12を外す。ピン12の頭部は、中央に凹部
を有するフランジ状に形成されており、このフランジ部
を例えばラジオペンチでつかみ、回しながら外側に引き
抜く。ピン12は、樹脂製で、先端側に係合部を有する
が、引き抜き時にこの係合部や、ラジオペンチでつかん
だフランジ部が損傷しやすく、再組立時には、新品と交
換する。また、プロセスカートリッジCを使用する前、
トナー容器31と現像室32を密閉しているシールフィ
ルム(不図示)を保護するシールフィルムカバー13を
例えばラジオペンチで引き抜く。シールフィルムカバー
13の固定は、ピン12と同様、引き抜き時に破損され
ることが多いので、再組立時には、新品と交換する。
【0035】次に、図3に示すように、上枠1の左右両
側を左右の手でつかみ(二点鎖線)左右の親指を同図上
方の2箇所の斜線部にそれぞれ当て、これらの部分を下
方に押しながら、他の指で上枠1の左右の壁部1a、1
bの下部の斜線部(一方の斜線部のみ図示)をそれぞれ
左右外側に開くようにして全体を持ちあげる。これによ
って、図4に示すように、クリーニングユニット4の上
面の2箇所に突出されて、上枠1の係合孔1c、1dに
係止されている爪4a、4bの係合を解除し、上枠1を
クリーニングユニット4から外す。これで4つのユニッ
トのうち上枠1の取外しを完了する。上枠1は、エアダ
クト内でエアを吹き付け、表面や内側に付着したトナ
ー、埃等の異物を除去することにより、そのまま、再利
用する。
【0036】次に、クリーニングユニット4の上部に取
り付けられた一次帯電ユニット2を矢印方向から上方に
引き上げるようにしてクリーニングユニット4から外
す。図5に示すように、現像ユニット3及びクリーニン
グユニット4の左右両側に配置され、現像ユニット3側
の現像スリーブ33をクリーニングユニット4側の感光
体ドラム41に向けて付勢する加圧ばね41a、41b
(ただし、図5では一方のばね41aのみを図示)を取
り外した上、図6に示すように、現像ユニット3の左右
両端にねじ止めされているアーム36c、36dのクリ
ーニングユニット4に対する係合を解除し、現像ユニッ
ト3とクリーニングユニット4との連結を解除する。こ
れら一連の分解作業によって、プロセスカートリッジC
から現像ユニット3を図7に図示するような状態で取り
出すことができる。
【0037】次に、図8を参照して、清掃装置の構成を
説明する。清掃装置70は、ベース部材71のほぼ中央
に固定された支持台72を有し、この支持台72を介し
てほぼ水平に吸引ノズル73を支持している。吸引ノズ
ル73は、先端に吸引口73aを有し、基端側にはエア
シリンダ75aによって開度が調整されるエアバルブ7
5が配設され、このエアバルブ75によって吸引量が調
整されるように構成されている。さらに、エアバルブ7
5のさらに基端側には、吸引のみ可能な外気吸引口76
が設けられ、最基端のトナー排出口73bには、大型掃
除機の吸引口77が接続されている。
【0038】ベース部材71中央の支持台72の上部に
は、モータ79が固定されており、モータ79の出力軸
79aは、中間部を軸受80によって回転支持されると
ともに、先端部には後述の現像スリーブ33のスリーブ
ギヤ33bに噛合する駆動ギヤ81が固定されている。
なお、軸受80及び駆動ギヤ81はカバー82によって
覆われている。ベース部材71の中央には、支持台72
に隣接するようにしてロータリアクチュエータ83が固
定されている。ロータリアクチュエータ83から水平に
伸びた回転軸83aの先端には、アース接点85が設け
られている。このア−ス接点85は、回転軸83aの回
転に伴って揺動し、後述の現像ユニット3の現像ブレー
ド35の板金に接離するように構成されている。
【0039】ベース部材71の左半部の上面には、ガイ
ド溝71aが形成されており、該ガイド溝71aに沿っ
て矢印方向に往復移動可能な保持台(保持台)86が配
置されている。保持台86は、ガイド溝71aに沿って
移動するガイド台座86aと、該ガイド台座86aに搭
載されて現像ユニット3を下方から支持する受け台86
bとによって構成されている。この受け台86bは、現
像ユニット3を支持する際に、同図に示すように、現像
スリーブ33を上方に配置し、トナー容器31を下方に
配置した状態で支持する。ガイド溝71aの基端側、つ
まりベース部材71の中央近傍には、ストッパ71bが
固定されており、上述の保持台86は、同図実線で支持
された位置と、該ストッパ71bによって規制される位
置との間を往復移動し、これにより、現像ユニット3を
同図実線にて示す待機位置M1 と、同図二点鎖線のスリ
ーブギヤ33bにて代表する作業位置M2 との間を移動
させる。待機位置M1 にセットされた現像ユニット3
は、トナー容器31のトナー補給口31cが、所定の間
隔を介して吸引ノズル73の吸引口73aと対向し、一
方、作業位置M2 に移動された現像ユニット3は、現像
スリーブ33のスリーブギヤ33bが前述の駆動ギヤ8
1に噛合するとともに、吸引ノズル73の吸引口73a
がトナー補給口31cを介してトナー容器31の内部に
挿入されるように構成されている。なお、吸引ノズル7
3の吸引口73aの下端部には、図9に示すような、吸
引ノズル73の吸引方向に切り欠いたノッチ部73c、
73cを設け、同図矢印にて示すように、下方からの残
留トナーを有効に吸引するように構成されている。
【0040】次に、図8の清掃装置70の構成図、及び
図10のフローチャートを参照しながら、清掃装置70
の動作及び清掃装置70を使用した清掃方法について説
明する。
【0041】清掃装置(清掃機)70をONし(S
1)、モータ79をONして(S2)駆動ギヤ81を回
転させる。駆動ギヤ81の回転を確認したら(S3)、
保持台(受け台)86を待機位置(原点)M1 に移動し
(S4)、これを確認したら(S5)、現像ユニット
(DTユニットセット)3を上述のように現像スリーブ
33側を上方に配置した状態で保持台86上にセットす
る(S6)。確認後(S7)、保持台86を作業位置
(清掃位置)M2 に移動し(S8)、駆動ギヤ81にス
リーブギヤ33bを噛合させる。確認後(S9)、現像
ユニット3を作業位置M2 にロックする(S10、S1
1)。この状態では、吸引ノズル73の吸引口73a
は、トナー容器31の内側に挿入される。
【0042】つづいて、手動スイッチをONし(S1
2)、タイマをスタートさせる(S13)。ロ−タリア
クチュエータ83を作動させ(S14)、ア−ス接点8
5を現像ユニット3の現像ブレード35に接触させてア
−スをとる(S15)。エアバルブ75を外気吸引から
ノズル吸引に切り替え(S16)、確認後(S17)、
タイマがカウントする所定時間(例えば5sec )の吸引
による清掃作業を行う(S18)。清掃終了後、エアバ
ルブ75をノズル吸引から外気吸引に切り替え(S1
9、S20)、さらに、ロータリアクチュエータ83を
オフして(S21)、ア−スを解除する(S22)。ス
イッチ自動をオフし(S23)、作業位置M2 のロック
を解除する(S24、S25)。保持台86を待機位置
1 に戻し(S26、S27)、現像ユニット3を取り
外す(S28)。
【0043】次の現像ユニット3の清掃を行う場合には
(S29)、S6に戻り、一方、清掃作業を終了する場
合には、モータ79をオフし(S30)、モータストッ
プ後(S31)、清掃装置70をオフし(S32)、清
掃作業を完了する。
【0044】本発明の実施例を適用した清掃方法による
と、上述のように、現像スリーブ33を上方に配置した
状態で現像ユニット3を保持し、さらに現像スリーブ3
3を強制的に回転させながら、トナー容器31内に挿入
した吸引ノズル73の吸引口73aによって、残留トナ
ーの吸引作業を行うので、例えば現像スリーブ33表面
と現像室32の壁部との間に挟まった残留トナーをトナ
ー容器内に落下させながらの吸引作業となり、残留トナ
ーを確実に除去することができる。
【0045】次に、清掃の済んだ現像ユニット3をさら
に細部に分解する。まず、図11に示すように、ねじ3
5a、35bを外して、現像ブレード35を取り外し、
さらに左右両端のねじ36a、36bを外して左右のア
ーム36c、36dを引き抜く。左右のアーム36c、
36dによって現像室32に固定されていた現像スリー
ブ33及びその内側の磁石33aを前方(矢印K1方
向)に取り外す。これにより、再シール部材70(後に
詳述)の貼着先となるトナー容器31の開口部31aが
露出される。さらに、現像スリーブ33を細部に分解し
て、再利用するスリーブギヤ33b、軸受(前)33
c、磁石33aと、廃棄して新品と交換する現像スリー
ブ本体33e、ころ33d、33d、軸受(奥)33
h、スリーブ電極(不図示)に分ける。再利用するもの
については、エア吹き付け等によって清掃を行う。さら
に、図12に示す現像室32に、両面テープで貼着され
た長手シール(シール材)33f、端部シール(シール
材)33g、33gを剥し、現像室32側の貼着部分の
粘着材を除去した後、エア等で清掃し、新品の長手シー
ル33f、端部シール33g、33gを両面テープで貼
着する。
【0046】このように、長手シール33f、端部シー
ル33g、33gの交換等が終了したトナー容器31
は、次の再シール工程に送られる。
【0047】再シール工程では、上述の開口部31a
に、再シール部材(不図示)を貼着し、トナー容器31
にトナーを再充填したときや、プロセスカートリッジの
Cの搬送中等に開口部31aからトナーが漏洩しないよ
うにする。
【0048】再シールの完了したトナー容器31に対し
ては、トナー補給口31cを介して、図13に示すよう
に、現像ホッパー87を利用する等によってトナーTの
再充填を行うことができる。ロート状の本体87aの上
部には、トナーTを補給するための供給口87bが形成
されており、また下端部には、トナー補給口31cに適
合するアダプタ87cが装着されている。さらに本体8
7aの内部には、回転自在のオ−ガ87dが配置され、
このオーガ87dの回転を適宜に制御することによっ
て、トナーの補充速度を調整する。なお、本体87aの
内面等にフッ素処理を施す等して、摩擦係数を低減させ
るようにした場合には、現像ホッパ−87からトナー容
器31に対するトナーの補充を効率よく実施することが
可能である。
【0049】トナーの補充が終了したトナー容器31に
は、トナー補給口31cにキャップ31dを装着し、さ
らに、図11にて説明したのとほぼ逆の手順で、現像ス
リーブ33、ア−ム36、36、現像ブレード35等を
装着することによって、現像ユニット3を再構成するこ
とができる。
【0050】再構成した現像ユニット3は、はじめに4
つの大きいブロックに分解したときとほぼ逆の手順で、
クリーニングユニット4、一次帯電ユニット2、上枠1
とともにプロセスカートリッジCとして再組立される。
なお、この再組立に際して、各ユニット毎に、機械的な
摩耗を受ける消耗品や劣化によって性能が低下した部材
あるいは再調整が必要な部材等は、それぞれ、交換や再
調整によって、性能を回復するようにするのが好まし
い。例えば、消耗品としては、トナーの飛散を防止する
ためスポンジ状のシール部材やクリーニングブレード4
5があり、性能低下部材としては、感光体ドラム41が
ある。
【0051】このようにして再組立するプロセスカート
リッジCは、新規なプロセスカートリッジCとほぼ同等
の性能を発揮できるように、再生することができ、した
がって、省資源に貢献することができる。
【0052】上述の吸引ノズル73は、図14に示すよ
うに構成してもよい。先端にエア吹き出し口90aを有
する管90を設け、この管90の中間部を吸引ノズル7
3の内部に配設するとともに、先端のエア吹き出し口9
0aをトナー容器31の底部31eに向けてセットす
る。管90の基端部90bから圧縮エアを供給し、エア
吹き出し口90aから吹き出す。これにより、底部31
eに溜っていた残留トナーを適度に舞い上がらせ、これ
を吸引ノズル73によって吸引する。滞留しがちな底部
31aの残留トナーを有効に吸引することが可能とな
る。なお、この吹き出しに使用するエア圧は、実験等に
基づいて適宜に設定すればよい。
【0053】
【発明の効果】以上説明したよう、本発明によると、現
像ユニット内の残留トナーを除去するに際し、現像スリ
ーブを回転させながら、トナー補給口を介して現像剤収
容容器内部に差し入れた吸引ノズルによって残留トナー
を吸引することにより、残留トナーの除去を確実行うこ
とができる。
【0054】残留トナーの除去が確実になると、例えば
現像ユニットの細部への分解時に、残量トナーによって
他部材が汚染されたり、作業者の衣服等が汚されたりす
るおそれがなくなるため、分解作業の効率化が図れ、ひ
いては、プロセスカートリッジの再利用の拡大を促進す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】再シール部材の貼着対象となるトナー容器を備
えたプロセスカートリッジの縦断面図。
【図2】プロセスカートリッジを装着したレーザビーム
プリンタの縦断面図。
【図3】ピンを外したプロセスカートリッジを示す斜視
説明図。
【図4】プロセスカートリッジから上枠を外した状態を
示す斜視図。
【図5】現像スリーブを感光体ドラムに向けて付勢する
圧縮ばねを外した状態を示す斜視図。
【図6】現像ユニットとクリーニングユニットとを切り
離した状態を示す斜視図。
【図7】現像ユニット全体を示す斜視図。
【図8】清掃装置の構成を示す正面図。
【図9】吸引ノズルの吸引口の形状及び作用を示す斜視
図。
【図10】現像ユニットの清掃作業を示すフローチャー
ト。
【図11】現像ユニットから現像ブレード、アームを取
り外した状態を示す分解斜視図。
【図12】トナー容器の斜視図。
【図13】吸引ノズルの他の実施例を示す模式図。
【符号の説明】
1 上枠(カートリッジカバー) 2 帯電手段(一次帯電ユニット) 3 現像手段(現像ユニット) 4 クリーニングユニット 31 現像剤収容容器(トナー容器) 31c 現像剤補給口(トナー補給口) 31e 現像剤収容容器の底部 32 現像室 33 現像スリーブ 33b スリーブギヤ 33f シール材(長手シール) 33g シール材(端部シール) 70 清掃装置 73 空気吸引手段(吸引ノズル) 73a 吸引口 73c ノッチ部 79 動力源(モータ) 81 駆動手段(駆動ギヤ) 86 支持手段(保持台) 90a 空気吹き付け手段(エア吹き出し口) M1 待機位置(原点) M2 作業位置(清掃位置)

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置に用いられる現像装置の分
    解方法において、 枠体から現像ブレードを取り外して、次いで、現像スリ
    ーブを取り外して、次いで、前記枠体からシール材を取
    り外して分解する、 ことを特徴とする現像装置の分解方法。
  2. 【請求項2】 画像形成装置の用いられる現像装置の組
    み立て方法において、 現像スリーブ側に設けられた現像剤収容容器の開口部を
    塞ぐためのシールフィルムを取り付けること、及び現像
    剤収容容器にトナーを充填すること、を行い、次いで、
    シール材を取り付け、次いで、現像スリーブを取り付
    け、その後、枠体に現像ブレードを取り付ける、 ことを特徴とする現像装置の組み立て方法。
  3. 【請求項3】 前記シールフィルムで現像剤収容容器の
    開口部を塞ぐのに先立って、現像剤収容容器にトナーを
    充填する、 ことを特徴とする請求項2記載の現像装置の組み立て方
    法。
  4. 【請求項4】 前記現像剤収容容器にトナーを充填する
    に先立って、前記シールフィルムで現像剤収容容器の開
    口部を塞ぐ、 ことを特徴とする請求項2記載の現像装置の組み立て方
    法。
  5. 【請求項5】 画像形成装置本体に装着可能なプロセス
    カートリッジの有する現像ユニットの分解方法におい
    て、 前記プロセスカートリッジを、現像剤収容容器と現像ス
    リーブとを有する現像ユニットとクリーニングユニット
    とに分解した後、前記現像ユニットの枠体から現像ブレ
    ードを取り外して、次いで、現像スリーブを取外して、
    次いで、前記枠体からシール材を取り外して分解する、 ことを特徴とする現像ユニットの分解方法。
  6. 【請求項6】 前記プロセスカートリッジは、プロセス
    手段としての帯電手段、現像手段またはクリーニング手
    段と像担持体としての電子写真感光体とを一体的にカー
    トリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするもの
    である、 ことを特徴とする請求項5記載の現像ユニットの分解方
    法。
  7. 【請求項7】 前記プロセスカートリッジは、プロセス
    手段としての帯電手段、現像手段、クリーニング手段の
    少なくとも一つと像担持体としての電子写真感光体とを
    一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可
    能とするものである、 ことを特徴とする請求項5記載の現像ユニットの分解方
    法。
  8. 【請求項8】 前記プロセスカートリッジは、プロセス
    手段としての少なくとも現像手段と像担持体としての電
    子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形成
    装置本体に着脱可能とするものである、 ことを特徴とする請求項5記載の現像ユニットの分解方
    法。
  9. 【請求項9】 現像剤収容容器と現像スリーブとを有す
    る現像装置の清掃方法において、 前記現像スリーブを回転させながら、前記現像剤収容容
    器の現像剤補給口からトナーを吸引する、 ことを特徴とする現像装置の清掃方法。
  10. 【請求項10】 前記吸引によって、前記現像剤収容容
    器内のトナーの吸引と前記現像スリーブ周面に付着した
    トナーの吸引とが行われる、 ことを特徴とする請求項9記載の現像装置の清掃方法。
  11. 【請求項11】 前記吸引の開始は、前記現像スリーブ
    の回転開始後に行われる、 ことを特徴とする請求項9記載の現像装置の清掃方法。
  12. 【請求項12】 前記現像装置の清掃を行うあたって、
    前記現像スリーブの表面に当接もしくは接近している現
    像ブレードの板金からアースをとる、 ことを特徴とする請求項9記載の現像装置の清掃方法。
  13. 【請求項13】 現像剤収容容器と現像スリーブとを有
    する現像装置を清掃するための清掃装置において、 前記現像装置を支持する支持手段と、 前記現像スリーブを回転させるための回転手段と、 トナーを吸引するための空気吸引手段と、 空気を吹き付けるための空気吹き付け手段と、有する、 ことを特徴とする現像装置の清掃装置。
  14. 【請求項14】 前記支持手段は手動操作でスライド移
    動可能である、 ことを特徴とする請求項13記載の現像装置の清掃装
    置。
  15. 【請求項15】 前記空気吸引手段はノズルを有し、空
    気吸引時にノズルは前記現像剤収容容器の奥側まで進入
    させる、 ことを特徴とする請求項13記載の現像装置の清掃装
    置。
  16. 【請求項16】 前記空気吸引手段はノズルを有し、前
    記ノズルの先端はその一部が切り欠かれている、 ことを特徴とする請求項13記載の現像装置の清掃装
    置。
  17. 【請求項17】 前記空気吹き付け手段はノズルを有
    し、前記ノズルは圧縮空気を現像剤収容容器内に局部的
    に吹き付ける、 ことを特徴とする請求項13記載の現像装置の清掃装
    置。
  18. 【請求項18】 前記空気吸引手段の有するノズルと、
    前記空気吹き付け手段の有するノズルは一体になってい
    る、 ことを特徴とする請求項13記載の現像装置の清掃装
    置。
  19. 【請求項19】 画像形成装置本体に装着可能なプロセ
    スカートリッジの有する現像ユニットの清掃方法におい
    て、 前記プロセスカートリッジを、現像剤収容容器と現像ス
    リーブとを有する現像ユニットとクリーニングユニット
    とに分解した後、前記現像ユニットを支持手段によって
    支持して、その後前記現像スリーブを回転させながら、
    前記現像剤収容容器の現像剤補給口からトナーを吸引す
    る、 ことを特徴とする現像ユニットの清掃方法。
  20. 【請求項20】 前記プロセスカートリッジは、現像ユ
    ニットとクリーニングユニットとに分解するに先立っ
    て、上枠を取り外す、 ことを特徴とする請求項19記載の現像ユニットの清掃
    方法。
  21. 【請求項21】 前記プロセスカートリッジは、プロセ
    ス手段としての帯電手段、現像手段またはクリーニング
    手段と像担持体としての電子写真感光体とを一体的にカ
    ートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするも
    のである、 ことを特徴とする請求項19記載の現像ユニットの清掃
    方法。
  22. 【請求項22】 前記プロセスカートリッジは、プロセ
    ス手段としての帯電手段、現像手段、クリーニング手段
    の少なくとも一つと像担持体としての電子写真感光体と
    を一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に着脱
    可能とするものである、 ことを特徴とする請求項19記載の現像ユニットの清掃
    方法。
  23. 【請求項23】 前記プロセスカートリッジは、プロセ
    ス手段としての少なくとも現像手段と像担持体としての
    電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形
    成装置本体に着脱可能とするものである、 ことを特徴とする請求項19記載の現像ユニットの清掃
    方法。
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