JP2001318570A - 廃トナー回収装置 - Google Patents

廃トナー回収装置

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JP2001318570A
JP2001318570A JP2000138663A JP2000138663A JP2001318570A JP 2001318570 A JP2001318570 A JP 2001318570A JP 2000138663 A JP2000138663 A JP 2000138663A JP 2000138663 A JP2000138663 A JP 2000138663A JP 2001318570 A JP2001318570 A JP 2001318570A
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toner collecting
container
shutter
unit
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JP2000138663A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kusuda
宏 楠田
Yuji Nagai
雄二 永井
Yoshihiro Mizoguchi
義浩 溝口
Takashi Yoshihara
孝史 吉原
Tadashi Shimotoso
忠 下唐湊
Kazuhiro Ogata
和大 緒方
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃トナー回収装置において、廃トナー回収口
での付着トナー量を大幅に低減させる。 【解決手段】 廃トナーを回収する廃トナー回収ユニッ
ト3と、廃トナー回収ユニット3の下方に配置され、廃
トナー排出口と連通する廃トナー回収口が形成されて廃
トナー回収ユニット3に投下された廃トナーを収容する
廃トナー回収容器111と、廃トナー排出口と廃トナー
回収口との間に揺動自在に設置され、廃トナー回収ユニ
ット3から廃トナー回収容器111へ至る廃トナーの流
路を開閉するシャッタ212と、廃トナー回収容器11
1に対して一方向に慣性力を付与して振動を与える振動
発生手段113と、振動発生手段113による廃トナー
回収容器111の振動動作によりシャッタ212を揺動
させるラックギヤ213とを有する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写機や
レーザビームプリンタ等の画像形成装置の廃トナー回収
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子写真技術を採用した画像
形成装置においては、画像形成の過程で発生する廃トナ
ーを回収する機構として、廃トナー回収容器内に自然落
下にて堆積させる構造やスイープローラによって排出さ
れた廃トナーを廃トナー回収容器内に搬送する構造が一
般的によく知られている。
【0003】このように構成された従来の廃トナー回収
装置の動作について説明する。
【0004】ここで、図14は従来の廃トナー回収装置
が装着されプロセスカートリッジを示す断面図である。
【0005】図14に示すように、プロセスカートリッ
ジは、静電潜像が形成される感光体ドラム51と、感光
体ドラム51の表面を一様に所定の電位に帯電させる帯
電ローラ55と、感光体ドラム51上の静電潜像にトナ
ーを供給してトナー像を形成する現像ローラ52と、ト
ナー像転写後の感光体ドラム51に残留した廃トナーを
除去するクリーニングブレード54と、クリーニングブ
レード54により除去された廃トナーを回収する廃トナ
ー回収装置53と、廃トナー回収装置53により回収さ
れた廃トナーが収容される廃トナー回収容器56と、廃
トナー回収装置53と廃トナー回収容器56との間に設
置されて機内へのトナー飛散を防止するトナー汚染防止
シール57とを備えている。
【0006】このようなプロセスカートリッジにより、
電子写真装置における画像形成は、帯電ローラ55によ
って感光体ドラム51の表面を均一に帯電し、図示しな
い露光装置によって感光体ドラム51に潜像を形成す
る。
【0007】次に、現像ローラ52によってトナー像を
形成した後、図示しない転写装置によってトナー像を次
の画像形成工程へと移行させる。
【0008】このとき、感光体ドラム51上には未転写
トナーとして少量のトナーが残留するため、このトナー
をクリーニングブレード54によって掻き落とし、廃ト
ナーとして廃トナー回収装置53によって廃トナー回収
容器56へと搬送排出し、廃トナー回収容器56の中に
自然落下で廃トナーを蓄積する。
【0009】このように、従来の廃トナー回収装置は、
簡単な構成で設計できる利点を有するものの、廃トナー
回収容器56が着脱可能に構成されている場合には、ト
ナー汚染に対しては特に配慮することが要求されてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
廃トナー回収装置においては、廃トナー回収容器が装着
されている状態ではトナー汚染防止シールによって機内
へのトナー汚染が回避されているものの、廃トナー回収
容器を着脱する際の衝撃で当該容器の廃トナー回収口に
付着したトナーの飛散が誘発され、機内を汚染するとい
う問題点を有していた。
【0011】そこで、本発明は、廃トナー回収口での付
着トナー量を大幅に低減させることのできる廃トナー回
収装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の廃トナー回収装置は、画像形成部より排出
された廃トナーが投下される廃トナー投下口が形成され
るとともに投下された廃トナーが流出する廃トナー排出
口が底面に形成されて廃トナーを回収する廃トナー回収
部と、廃トナー回収部の下方に配置され、廃トナー排出
口と連通する廃トナー回収口が形成されて廃トナー回収
部に投下された廃トナーを収容する廃トナー回収容器
と、廃トナー排出口と廃トナー回収口との間に揺動自在
に設置され、廃トナー回収部から廃トナー回収容器へ至
る廃トナーの流路を開閉するシャッタと、廃トナー回収
容器に対して一方向に慣性力を付与して振動を与える振
動発生手段と、振動発生手段による廃トナー回収容器の
振動動作によりシャッタを揺動させる揺動手段とを有す
る構成としたものである。
【0013】これにより、振動発生手段により廃トナー
回収容器を振動させ、この振動により揺動手段がシャッ
タを揺動させているので、シャッタ付近に付着したトナ
ーが廃トナー回収容器内にふるい落とされ、廃トナー回
収口での付着トナー量を大幅に低減することが可能にな
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、画像形成部より排出された廃トナーが投下される廃
トナー投下口が形成されるとともに投下された廃トナー
が流出する廃トナー排出口が底面に形成されて廃トナー
を回収する廃トナー回収部と、廃トナー回収部の下方に
配置され、廃トナー排出口と連通する廃トナー回収口が
形成されて廃トナー回収部に投下された廃トナーを収容
する廃トナー回収容器と、廃トナー排出口と廃トナー回
収口との間に揺動自在に設置され、廃トナー回収部から
廃トナー回収容器へ至る廃トナーの流路を開閉するシャ
ッタと、廃トナー回収容器に対して一方向に慣性力を付
与して振動を与える振動発生手段と、振動発生手段によ
る廃トナー回収容器の振動動作によりシャッタを揺動さ
せる揺動手段とを有する廃トナー回収装置であり、振動
発生手段により廃トナー回収容器を振動させ、この振動
により揺動手段がシャッタを揺動させているので、シャ
ッタ付近に付着したトナーが廃トナー回収容器内にふる
い落とされ、廃トナー回収口での付着トナー量を大幅に
低減することが可能になるという作用を有する。
【0015】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、シャッタは、廃トナーの流路を
閉止する方向に付勢されて廃トナー回収部側に設けられ
た回動軸に回動自在に保持されている廃トナー回収装置
であり、廃トナー回収容器を取り外したときにはシャッ
タにより確実に廃トナーの流路が閉止されるので、シャ
ッタの開閉動作の信頼性を大幅に向上させることが可能
になるという作用を有する。
【0016】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1または2記載の発明において、廃トナー回収容器は振
動発生手段による振動付勢方向と同一方向に着脱自在と
されている廃トナー回収装置であり、廃トナー回収装置
を合理的に配置することが可能になるとともに、振動動
作時と着脱時の案内部材とが共有化できて廃トナー回収
容器の着脱における操作性を向上させることが可能にな
るという作用を有する。
【0017】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図13を用いて説明する。なお、これらの図面にお
いて同一の部材には同一の符号を付しており、また、重
複した説明は省略されている。
【0018】図1は本発明の一実施の形態による廃トナ
ー回収装置が装着されたカラー画像形成装置を示す概略
図、図2は図1のカラー画像形成装置における廃トナー
回収装置を示す斜視図、図3は図2の廃トナー回収装置
の要部を示す説明図、図4は図2の廃トナー回収装置の
要部を示す斜視図、図5は図3の廃トナー回収装置の動
作を示す説明図、図6は図3の廃トナー回収装置におけ
る振動動作の一状態を示す説明図、図7は図3の廃トナ
ー回収装置における振動動作の他の状態を示す説明図、
図8は本発明の他の実施の形態による廃トナー回収装置
を示す説明図、図9は図8の廃トナー回収装置における
廃トナー回収容器の装着時の状態を示す説明図、図10
は図8の廃トナー回収装置における廃トナー回収容器の
離脱時の状態を示す説明図、図11は本発明の一実施の
形態における廃トナー回収容器の機内への装着動作を示
す説明図、図12は廃トナー回収容器の機内への装着過
程を示す説明図、図13は廃トナー回収容器の機内への
固定状態を示す説明図である。
【0019】図1に示すように、本実施の形態のカラー
画像形成装置は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シ
アン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像をそれぞ
れ形成するためのプロセスユニット7,8,9,10が
一列に配置されており、各プロセスユニット7,8,
9,10は像担持体としての感光体ドラム(感光体)7
a,8a,9a,10aを有している。感光体ドラム7
a,8a,9a,10aの上方には、画像信号を出力し
て感光体ドラム7a,8a,9a,10a上に静電潜像
を形成するレーザユニット(露光手段)5が配置されて
いる。また、各プロセスユニット7,8,9,10に
は、レーザユニット5により各感光体ドラム7a,8
a,9a,10a上に形成された静電潜像にトナーを供
給してこれを顕像化する現像ローラ(現像手段)7e,
8e,9e,10eが備えられている。
【0020】さらに、カラー画像形成装置は、ドライブ
ローラ1の駆動によって図中矢印B方向へと走行され、
現像ローラ7e,8e,9e,10eにより感光体ドラ
ム7a,8a,9a,10a上に形成された各色トナー
像が重ね転写される閉ループ状の中間転写ベルト2と、
中間転写ベルト2をクリーニングする中間転写体クリー
ニングユニット(中間転写体クリーニング手段)6と、
給紙ユニット12から供給された用紙(記録媒体)Pに
中間転写ベルト2上のトナー像を転写する転写ローラ1
1と、転写されたトナー像を用紙Pに定着させる定着器
4とを備えている。
【0021】これにより、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、ブラック(K)のプロセスユニ
ット7,8,9,10により顕像化されたトナー像は順
次中間転写ベルト2上に転写・合成され、カラーのトナ
ー画像が形成される。その後、トナー画像は転写ローラ
11により用紙P上へ転写されて定着器4によって定着
され、矢印C方向へ排紙される。なお、用紙P上に転写
されずに中間転写ベルト2上にわずかに残ったトナー
は、中間転写体クリーニングユニット6により除去され
る。
【0022】プロセスユニット7,8,9,10は、既
に説明した感光体ドラム7a,8a,9a,10aと、
この感光体ドラム7a,8a,9a,10aの表面を一
様に帯電させるブラシ式の帯電器7b,8b,9b,1
0bと、残留トナーを感光体ドラム7a,8a,9a,
10aの表面から除去するクリーニングブレード7c,
8c,9c,10cと、クリーニングブレード7c,8
c,9c,10cに掻き取られた廃トナーを搬送する廃
トナースクリュー(廃トナー搬送手段)7d,8d,9
d,10dと、既に説明した現像ローラ7e,8e,9
e,10eと、現像ローラ7e,8e,9e,10eの
表面にトナーを供給するサプライローラ7f,8f,9
f,10fと、現像ローラ7e,8e,9e,10e上
のトナーを均一且つ所定の電位に帯電する薄層化ブレー
ド7g,8g,9g,10gとを備えたものである。
【0023】ここで、廃トナーは、廃トナースクリュー
7d,8d,9d,10dの回転により、中間転写ベル
ト2の幅方向に送られて中間転写ベルト2の領域外まで
搬送される。
【0024】中間転写体クリーニングユニット6は、中
間転写ベルト2からトナーを掻き取るクリーニングブレ
ード6aと、クリーニングブレード6aに掻き取られた
トナーおよび中間転写ベルト2上のトナーを吸着するブ
ラシローラ6bと、ブラシローラ6bをクリーニングす
るクリーニングローラ6cと、クリーニングローラ6c
上の廃トナーを清掃するクリーニングブレード6dと、
クリーニングローラ6cより排出される廃トナーを中間
転写ベルト2の幅方向に送って中間転写ベルト2の領域
外まで搬送する廃トナースクリュー(廃トナー搬送手
段)6eにより構成されている。
【0025】そして、各色のプロセスユニット7,8,
9,10および中間転写体クリーニングユニット6とい
った画像形成部より排出される廃トナーは、ここでは図
中矢印D方向(図2)、すなわち中間転写ベルト2の幅
方向に沿って中間転写ベルト2の領域外まで搬送され
る。
【0026】中間転写ベルト2の下方には、このように
して搬送された廃トナーが投下される廃トナー投下口3
a,3b,3c,3d,3eが形成されるとともに投下
された廃トナーが流出する廃トナー排出口が底面に形成
されて廃トナーを回収する廃トナー回収ユニット(廃ト
ナー回収部)3が中間転写ベルト2の走行方向に沿って
配置されている。そして、廃トナー回収ユニット3の下
方には、廃トナー排出口と連通する廃トナー回収口11
1b(図4)が形成されて廃トナー回収ユニット3に投
下された廃トナーを収容する廃トナー回収容器111が
取り付けられている。そして、廃トナー排出口と廃トナ
ー回収口111bとの間には、廃トナー回収ユニット3
から廃トナー回収容器111へ至る廃トナーの流路を開
閉するシャッタ212(図3)が設置されている。
【0027】これにより、各プロセスユニット7,8,
9,10および中間転写体クリーニングユニット6の計
5箇所より搬送されてきた廃トナーは一旦廃トナー回収
ユニット3内に投下され、廃トナー排出口から廃トナー
回収口を通って廃トナー回収容器111内へ落下移動し
て堆積される。
【0028】このとき、廃トナー回収容器111を振動
させて衝撃を与えることにより、廃トナーは廃トナー回
収容器111の内部方向へと送られることになり、容器
内に均一且つ満杯に回収される。
【0029】図3、図4および図5に示すように、廃ト
ナー回収容器111には、この廃トナー回収容器111
に対して一方向に慣性力を付与して振動を与える振動発
生手段113が取り付けられている。これにより、廃ト
ナー回収容器111は一旦矢印Aの方向に変位される。
このような変位のために加えられた付勢力W1が解除さ
れると、予め矢印Aとは反対の矢印Bの方向に付勢手段
112により付勢されていた付勢力W2によって押し戻
されて、フレーム114に設けられた停止板114aに
衝突する。そして、このような動作が繰り返されること
によって、廃トナー回収容器111内の廃トナーは廃ト
ナー回収口111dから容器内部へと搬送されて堆積さ
れる。
【0030】また、廃トナー回収容器111にはラック
ギヤ(揺動手段)213が設けられている。このラック
ギヤ213は、廃トナー回収ユニット3に揺動可能に配
置されたシャッタ212に設けられたギヤ211と噛み
合っている。これにより、廃トナー回収容器111の振
動動作によりラックギヤ213がギヤ211を繰り返し
正逆回動させ、図6に示すように、廃トナー回収容器1
11が矢印Aの方向に押し出され、次に、図7に示すよ
うに、矢印Bの方向に戻される動作を繰り返すことで、
シャッタ212が揺動動作を繰り返すことになる。
【0031】このように、本実施の形態の廃トナー回収
装置によれば、振動発生手段により廃トナー回収容器1
11を振動させ、この振動によりラックギヤ213がシ
ャッタ212を揺動させているので、シャッタ212付
近に付着したトナーが廃トナー回収容器111内にふる
い落とされ、廃トナー排出口および廃トナー回収口11
1bでの付着トナー量を大幅に低減することが可能にな
る。
【0032】これにより、廃トナー回収容器111の着
脱時における廃トナー排出口および廃トナー回収口11
1bから機内へのトナー汚染を大幅に軽減することが可
能になる。
【0033】なお、廃トナー排出口と廃トナー回収口1
11bとの間をウレタンフォーム等の弾性体を使用して
シールディングすることにより、より確実にトナー汚染
を軽減することが可能になる。
【0034】ここで、図8に示すように、シャッタ21
2は廃トナー回収ユニット3側に設けられた回動軸21
4に回動自在に保持することができる。このとき、シャ
ッタ212は、図示しないばねによって矢印Gの方向
(図10)である廃トナーの流路を閉止する方向に常時
付勢される。
【0035】これによれば、図9に示すように、廃トナ
ー回収容器111の装着時においては、シャッタ212
に設けられたギヤ211と廃トナー回収容器111のラ
ックギヤ213とが噛み合うことによってシャッタ21
2が廃トナーの流路を開放する。そして、図10に示す
ように、廃トナー回収容器11を取り外したときには、
シャッタ212が当該流路を閉止する。
【0036】これにより、廃トナー回収容器111を取
り外したときにはシャッタ212により確実に廃トナー
の流路が閉止されるので、開閉動作の信頼性を大幅に向
上させることが可能になる。
【0037】図11に示すように、廃トナー回収容器1
11の機内への装着は、矢印Fの方向に両側に配置され
た案内部材115に沿って、機内の奥へと挿入される。
【0038】このとき、図12に示すように、廃トナー
回収容器111の挿入方向先端の2箇所の角部が矢印E
と反対方向、つまり廃トナー回収容器111を把持する
方向の付勢力を持つ付勢装置112に当接してこれを矢
印Eの方向押し広げ、付勢装置112に設けられた固定
ローラ112aが廃トナー回収容器111の先端角部側
方に設けられた凹部に嵌合すると、図13に示すよう
に、廃トナー回収容器111が固定される。また、これ
と逆の動作を行うことにより、廃トナー回収容器111
が取り外される。
【0039】なお、本実施の形態においては廃トナー回
収容器111に対する付勢装置112が装着時の固定機
能も兼用しているが、廃トナー回収容器111の固定部
材を別途設けるようにしてもよい。
【0040】そして、このような構成に基づいて、廃ト
ナー回収容器111に対する振動発生手段113による
振動方向と廃トナー回収容器111の着脱方向とを同一
方向にすれば、廃トナー回収装置を合理的に配置するこ
とができる。また、振動動作時と着脱時の案内部材11
5とが共有化できることから、廃トナー回収容器111
の着脱における操作性を向上させることが可能になる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、振動発
生手段により廃トナー回収容器を振動させ、この振動に
より揺動手段がシャッタを揺動させているので、シャッ
タ付近に付着したトナーが廃トナー回収容器内にふるい
落とされ、廃トナー回収口での付着トナー量を大幅に低
減することが可能になるという有効な効果が得られる。
【0042】これにより、廃トナー回収容器の着脱時に
おける機内へのトナー汚染を大幅に軽減することが可能
になるという有効な効果が得られる。
【0043】シャッタを、廃トナーの流路を閉止する方
向に付勢させて廃トナー回収部側に設けられた回動軸に
回動自在に保持すれば、廃トナー回収容器を取り外した
ときにはシャッタにより確実に廃トナーの流路が閉止さ
れるので、シャッタの開閉動作の信頼性を大幅に向上さ
せることが可能になるという有効な効果が得られる。
【0044】廃トナー回収容器を振動発生手段による振
動付勢方向と同一方向に着脱自在とすれば、廃トナー回
収装置を合理的に配置することが可能になるとともに、
振動動作時と着脱時の案内部材とが共有化できて廃トナ
ー回収容器の着脱における操作性を向上させることが可
能になるという有効な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による廃トナー回収装置
が装着されたカラー画像形成装置を示す概略図
【図2】図1のカラー画像形成装置における廃トナー回
収装置を示す斜視図
【図3】図2の廃トナー回収装置の要部を示す説明図
【図4】図2の廃トナー回収装置の要部を示す斜視図
【図5】図3の廃トナー回収装置の動作を示す説明図
【図6】図3の廃トナー回収装置における振動動作の一
状態を示す説明図
【図7】図3の廃トナー回収装置における振動動作の他
の状態を示す説明図
【図8】本発明の他の実施の形態による廃トナー回収装
置を示す説明図
【図9】図8の廃トナー回収装置における廃トナー回収
容器の装着時の状態を示す説明図
【図10】図8の廃トナー回収装置における廃トナー回
収容器の離脱時の状態を示す説明図
【図11】本発明の一実施の形態における廃トナー回収
容器の機内への装着動作を示す説明図
【図12】廃トナー回収容器の機内への装着過程を示す
説明図
【図13】廃トナー回収容器の機内への固定状態を示す
説明図
【図14】従来の廃トナー回収装置が装着されプロセス
カートリッジを示す断面図
【符号の説明】
3 廃トナー回収ユニット(廃トナー回収部) 3a,3b,3c,3d,3e 廃トナー投下口 111 廃トナー回収容器 111b 廃トナー回収口 113 振動発生手段 212 シャッタ 213 ラックギヤ(揺動手段) 214 回動軸
フロントページの続き (72)発明者 溝口 義浩 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 吉原 孝史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 下唐湊 忠 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 緒方 和大 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H034 BF00 CA02 CA04 CA05 CA08 2H071 CA01 CA05 DA13 EA10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成部より排出された廃トナーが投下
    される廃トナー投下口が形成されるとともに投下された
    廃トナーが流出する廃トナー排出口が底面に形成されて
    廃トナーを回収する廃トナー回収部と、 前記廃トナー回収部の下方に配置され、前記廃トナー排
    出口と連通する廃トナー回収口が形成されて前記廃トナ
    ー回収部に投下された廃トナーを収容する廃トナー回収
    容器と、 前記廃トナー排出口と前記廃トナー回収口との間に揺動
    自在に設置され、前記廃トナー回収部から前記廃トナー
    回収容器へ至る廃トナーの流路を開閉するシャッタと、 前記廃トナー回収容器に対して一方向に慣性力を付与し
    て振動を与える振動発生手段と、 前記振動発生手段による前記廃トナー回収容器の振動動
    作により前記シャッタを揺動させる揺動手段とを有する
    ことを特徴とする廃トナー回収装置。
  2. 【請求項2】前記シャッタは、廃トナーの流路を閉止す
    る方向に付勢されて前記廃トナー回収部側に設けられた
    回動軸に回動自在に保持されていることを特徴とする請
    求項1記載の廃トナー回収装置。
  3. 【請求項3】前記廃トナー回収容器は振動発生手段によ
    る振動付勢方向と同一方向に着脱自在とされていること
    を特徴とする請求項1または2記載の廃トナー回収装
    置。
JP2000138663A 2000-05-11 2000-05-11 廃トナー回収装置 Pending JP2001318570A (ja)

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