JP4622353B2 - 画像形成装置、画像形成ユニット - Google Patents

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本発明は、例えば複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置で使用されるトナーを搬送するトナー搬送装置等に係り、より詳しくは、搬送されるトナーを他の装置に受け渡すための機構を備えたトナー搬送装置等に関する。
従来の画像形成装置として、トナー像を形成担持する感光体ドラムと、感光体ドラムに対向配置される転写搬送ベルトと、転写搬送ベルトによって搬送される用紙上に感光体ドラム上のトナー像を転写する転写装置とを備えたものが知られている。
このような画像形成装置では、転写後の感光体ドラム上にトナーが残留するため、この残留トナーをクリーニングするドラムクリーナが設けられる。また、転写後の転写搬送ベルト上にもトナーが付着することがあるため、この残留トナーをクリーニングするベルトクリーナが設けられる。
これらドラムクリーナやベルトクリーナに回収された残留トナーは、各クリーナそれぞれに設けられたハウジング内に貯留されるようになっている。ところが、残留トナーがハウジング内に次第に蓄積されていくために、これら残留トナーを処理する機構が必要となる。そこで、画像形成装置内にトナー回収容器を設けると共に、ハウジング内にはオーガを配設し、オーガによって残留トナーを搬送することで、回収容器に残留トナーを回収させるようにした技術が存在する(特許文献1参照。)。
ところで、最近の画像形成装置では、メンテナンス性を良好なものとする目的で、感光体ドラム、現像器、ドラムクリーナ等をまとめてユニット化したり、転写搬送ベルト、ベルトクリーナ等をまとめてユニット化したりすることが行われている。このため、これらのユニットを交換する際には、ユニットを構成するクリーナも画像形成装置本体から取り外されることになる。
しかしながら、トナー回収容器はユニットと別に設けられているため、ユニットを取り外す際には、ハウジング側に設けられた残留トナーの排出口が露出してしまう。このようにして排出口が露出してしまうと、排出口近傍にある残留トナーが飛散して画像形成装置本体内を汚したり、また、交換を行っている作業者の手を汚したりする、といった問題が生じる。
そこで、例えば上述した特許文献1では、オーガを収容する円筒状のカバー(ハウジング)の側面に排出口を形成すると共に、このカバーの外周に開口が側面に形成された円筒状のシャッタ部材を回動可能に設け、ねじりバネによって開口が閉鎖される方向にシャッタ部材を付勢するようにしたものが提案されている。そして、画像形成動作が行われているときにはオーガの回転力によってシャッタ部材をバネの付勢力に抗して回動させることで排出口と開口とを一致させて残留トナーを排出可能とする一方、画像形成動作が行われていないとき(ユニットを取り外すときも含む)にはシャッタ部材をバネの付勢力によって回動させることで排出口と開口とをずらせて残留トナーを排出不可能とし、残留トナーの飛散を抑制している。
特開平5−69921号公報(第2−3頁、図1)
しかしながら、上記特許文献1において、画像形成を行うに際して開口を開放させるためには、オーガの回転に連動してシャッタ部材を回動させるための機構が必要となり、装置構成が複雑になってしまう。また、逆にシャッタ部材によって開口を閉塞するためには、オーガを逆回転させる必要があり、これに対応するためにオーガを正逆回転可能な構成とすると共に複雑な制御を行わなければならないという問題もある。
本発明は、かかる技術的課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、簡易な構成で、トナーの飛散を抑制しながらトナーの排出口を開閉することにある。
かかる目的のもと、本発明が適用されるトナー搬送装置は、トナーを搬送する搬送部材と、搬送部材によるトナーの搬送方向下流側で搬送部材を収容すると共にトナーを排出するための排出口を備えた筒状部材と、筒状部材がスライド自在に挿入される鍔部および鍔部から筒状部材の軸方向に延設され筒状部材に設けられた排出口を開閉するシャッタ部を有するスライド部材と、スライド部材を筒状部材の排出口を閉塞する方向に付勢する付勢部材とを含んでいる。
ここで、筒状部材がフレーム材に設けられた貫通孔に挿入される際に、スライド部材の鍔部がフレーム材に当接してフレーム材の前後を仕切ることを特徴とすることができる。また、スライド部材の鍔部がフレーム材に当接してフレーム材の前後を仕切った後に、鍔部がフレーム材によって逆方向に付勢されることによりシャッタ部がずれて排出口が露出することを特徴とすることができる。
また、他の観点から捉えると、本発明は、トナー像またはトナー像が形成された記録材を搬送する画像搬送体と画像搬送体をクリーニングするクリーナとを有し、画像形成装置本体に引き出し自在に設けられたドロワに装着される画像形成ユニットであって、クリーナは、画像搬送体に付着する残留トナーを除去するクリーニング部材と、クリーニング部材によって除去された残留トナーを搬送する搬送部材と、クリーニング部材および搬送部材が収容されるハウジングと、ハウジングに連通接続され、搬送部材による残留トナーの搬送方向下流側には残留トナーを排出するための排出口が設けられた筒状部材と、筒状部材がスライド自在に挿入される鍔部および鍔部から筒状部材の軸方向に延設され筒状部材に設けられた排出口を開閉するシャッタ部を有するスライド部材と、スライド部材を筒状部材の排出口を閉塞する方向に付勢する付勢部材とを含んでいる。
ここで、筒状部材が画像形成装置本体のフレーム材に設けられた貫通孔に挿入される際に、スライド部材の鍔部がフレーム材に当接してフレーム材の前後を仕切ることを特徴とすることができる。また、スライド部材の鍔部がフレーム材に当接してフレーム材の前後を仕切った後に、鍔部がフレーム材によって逆方向に付勢されることによりシャッタ部がずれて排出口が露出することを特徴とすることができる。さらに、排出口が露出した際の排出口とフレーム材との距離が30mm以上あることを特徴とすることができる。
本発明によれば、簡易な構成で、トナーの飛散を抑制しながらトナーの排出口を開閉することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施の形態という)について詳細に説明する。
図1は本実施の形態が適用される画像形成装置を示した概略構成図である。図1に示す画像形成装置は、矢印A方向に回転する感光体ドラム10の周囲に、感光体ドラム10を帯電する帯電器11、感光体ドラム10上に静電潜像を書込むレーザ露光器12(図中露光ビームを符号Bmで示す)、トナーが収容されて感光体ドラム10上の静電潜像をトナーにより可視像化する現像器13、転写部15における静電転写に先立ち感光体ドラム10上のトナー像を帯電する転写前帯電器14、感光体ドラム10上に形成されたトナー像を転写部15において転写材である記録紙(用紙)Pに転写する転写ユニット20、転写部15の下流側において感光体ドラム10に近接して配置された画像濃度の調整を行うための画像濃度センサ18、静電転写後の残留トナーの帯電量を低減するクリーニング前帯電器16、感光体ドラム10上の残留トナーが除去されるドラムクリーナ17等の電子写真用デバイスが配設されている。さらには、用紙Pに転写された未定着トナー像を定着する定着器60、各装置(各部)の動作を制御する制御部30を備えている。
転写ユニット20は、駆動ロール22とアイドルロール23とによって張架された転写搬送ベルト21と、転写搬送ベルト21の内側に配設され、転写搬送ベルト21を介して感光体ドラム10に圧接される転写ロール24とを備えている。そして、転写ユニット20は、転写部15に搬送されてくる用紙Pに感光体ドラム10上のトナー像を転写する機能と、転写部15においてトナー像が転写された用紙Pを定着器60まで搬送する機能とを有している。
また、本実施の形態の画像形成装置は、用紙搬送系として、用紙Pを収容する用紙トレイ50、この用紙トレイ50に集積された用紙Pを所定のタイミングで取り出して搬送するピックアップロール51、ピックアップロール51により繰り出された用紙Pを搬送する搬送ロール52、搬送された用紙Pを所定のタイミングで転写部15に送り込むレジストロール54、搬送ロール52により搬送された用紙Pをレジストロール54に導く搬送シュート53、レジストロール54から送り出された用紙Pを転写部15に導くインレットシュート55、転写ユニット20によりトナー像が転写されて搬送されてくる用紙Pを定着器60へ導く定着入口ガイド56を備えている。
次に、本実施の形態に係る画像形成装置の基本的な作像プロセスについて説明する。図1に示すような画像形成装置では、図示しない画像読取装置(IIT)や図示しないパーソナルコンピュータ(PC)等から出力される画像データは、図示しない画像処理装置により所定の画像処理が施される。画像処理装置では、入力された反射率データに対して、シェーディング補正、位置ズレ補正、ガンマ補正、枠消し編集、移動編集等の各種画像編集等の所定の画像処理が施される。画像処理が施された画像データは、レーザ露光器12に出力される。
レーザ露光器12では、入力された画像データに応じて、例えば半導体レーザから出射された露光ビームBmを感光体ドラム10に照射している。感光体ドラム10では、帯電器11によって表面が所定の帯電電位に帯電された後、このレーザ露光器12によって表面が走査露光され、静電潜像が形成される。
感光体ドラム10に形成された静電潜像は、現像器13によってトナー像が現像される。すなわち、例えばトナーとキャリアからなる現像剤を担持した現像剤担持体(現像スリーブ)13aに、図示しない電源から直流電圧からなる現像バイアス、または交流電圧に直流電圧が重畳された現像バイアスが印加されて、感光体ドラム10との間に現像電界が形成される。それによって、現像スリーブ13a上のトナーが静電潜像の画像部に転移し、静電潜像が可視像化される。
ここで、本実施の形態の画像形成装置では、所定のサイクル毎にセットアップサイクルが実行される。すなわち、実際の画像形成動作に先立って、所定のパッチ領域が所定の条件で現像される。その際には、転写ユニット20の転写搬送ベルト21は感光体ドラム10から離隔した状態に設定される。その状態で、現像されたパッチ領域は転写部15をそのまま通過し、転写部15の下流側に配設された画像濃度センサ18によってパッチ領域のトナー像の濃度が計測される。画像濃度センサ18によって計測されたトナー濃度信号は制御部30に送られる。そして、画像濃度センサ18からの信号に基づく制御部30からの指示により、帯電器11による感光体ドラム10の帯電電位および/または現像器13に印加される現像バイアス値が調整され、所定の画像濃度が維持されるように設定されることとなる。
次に、実際の画像形成動作時において感光体ドラム10上に形成されたトナー像は、感光体ドラム10と転写ユニット20とが当接する転写部15に搬送される。トナー像が転写部15に搬送されると、用紙搬送系では、トナー像が転写部15に搬送されるタイミングに合わせてピックアップロール51が回転し、用紙トレイ50から所定サイズの用紙Pが供給される。ピックアップロール51により供給された用紙Pは、搬送ロール52により搬送され、搬送シュート53を経てレジストロール54に到達する。このレジストロール54においては、用紙Pは一旦停止され、トナー像が担持された感光体ドラム10の移動タイミングに合わせてレジストロール54が回転する。それによって、用紙Pの位置とトナー像の位置との位置合わせがなされ、用紙Pはインレットシュート55から転写部15に送り出される。
転写部15では、タイミングを合わせて搬送された用紙Pが、転写ユニット20の転写搬送ベルト21を介して、感光体ドラム10と転写ロール24との間に挟み込まれる。その際に、転写ロール24にはトナーの帯電極性(ここでは、マイナス極性とする。)と反対極性の電圧(転写バイアス)が印加されることで、転写ロール24から転写搬送ベルト21に感光体ドラム10上のトナー帯電極性とは反対極性の電荷が付与される。それにより、感光体ドラム10上に担持された未定着トナー像は、感光体ドラム10と転写ロール24とによって押圧される転写部15において、用紙P上に静電転写される。
その後、トナー像が静電転写された用紙Pは、転写ユニット20の転写搬送ベルト21に静電吸着された状態で感光体ドラム10から剥離されて搬送され、転写ユニット20の用紙P搬送方向下流側に設けられた定着器60まで送られる。なお、用紙Pが感光体ドラム10から剥離されず、感光体ドラム10に吸着されたままの状態となった場合には、転写部15の下流側の感光体ドラム10表面近傍に配設された分離爪(不図示)によって、用紙Pは感光体ドラム10から分離され、転写搬送ベルト21に静電吸着されるように構成されている。
転写搬送ベルト21の定着器60側の後端部では、転写搬送ベルト21が駆動ロール22に巻き付く際の曲率、および用紙Pのコシによって、用紙Pは転写搬送ベルト21から剥離される。そして、用紙Pは、定着入口ガイド56に導かれて定着器60に搬送される。
定着器60に搬送された用紙P上の未定着トナー像は、定着器60において熱および圧力による定着処理を受けることによって用紙P上に定着される。そして定着画像が形成された用紙Pは、画像形成装置の排出部に設けられた排紙載置部に搬送され、一連の画像形成動作が完了する。
なお、本実施の形態の画像形成装置では、単色のトナー画像を形成する構成としたが、本発明は、例えばイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を重ね合わせてカラートナー画像を形成するカラー画像形成装置に適用することも可能である。
続いて、転写ユニット20について詳細に説明する。
図2は、転写ユニット20の構成を示す側面図である。図2に示すように、転写ユニット20は、用紙Pに感光体ドラム10(図1参照)上のトナー像を転写するとともに、トナー像が転写された用紙Pを搬送する転写搬送部20A、転写搬送部20Aを感光体ドラム10に接離させるリトラクト機構部20B、転写搬送部20Aに付着した紙粉やトナー等の付着物を除去するクリーニング部20C、搬送されてくる用紙Pを転写部15に導くインレットシュート部20Dで構成されている。
図3は、転写ユニット20を装置手前側から見た斜視図であり、図4は、転写ユニット20を装置奥側から見た斜視図である。図3および図4に示すように、転写ユニット20の転写搬送部20Aは、感光体ドラム10の軸方向に亘って配設された転写搬送ベルト21、転写搬送ベルト21を張架して矢印B方向へ回動させる駆動ロール22、転写搬送ベルト21を張架して所定のテンションを付与するアイドルロール23、感光体ドラム10との間で転写電界を形成してトナー像を用紙Pに転写する転写ロール24により構成されている。なお、図4では、感光体ドラム10の記載を省略している。
転写搬送ベルト21は、例えばポリイミドあるいはポリアミド等の樹脂にカーボンブラック等の帯電防止剤を適当量含有させたものが用いられ、その体積抵抗率が10〜1010Ωcmに設定された半導電性のエンドレスベルトである。駆動ロール22は、画像形成装置本体側の駆動モータ(図示せず)からカップリング25によって駆動が伝達されるように構成され、所定の速度で転写搬送ベルト21を回動させる。また、転写ロール24は、表面はカーボンを分散したEPDMとNBRのブレンドゴムのチューブ、内部はカーボンを分散したEPDMゴムのロールからなり、硬度は例えば25°(アスカーC)に設定されている。そして、転写ロール24には、転写電源(図示せず)からトナー帯電極性(マイナス極性)とは反対極性(プラス極性)の転写バイアスが安定的に印加される。それにより、転写ロール24から転写搬送ベルト21に対し、感光体ドラム10上のトナー帯電極性とは反対極性の電荷が付与される。
また、転写搬送部20Aは、駆動ロール22を揺動中心として、リトラクト機構部20Bによりアイドルロール23側が揺動するように構成され、感光体ドラム10と接離可能に構成されている。
また、クリーニング部20Cは、図2に示したように、転写搬送部20Aの転写搬送ベルト21表面上に付着した紙粉やトナー等の付着物を拭き取るクリーニングブラシ41、クリーニングブラシ41に付着した付着物を叩き落すべく、クリーニングブラシ41に食い込むように当接して配置されたフリッカバー42、転写搬送ベルト21の搬送方向におけるクリーニングブラシ41の下流側に配設され、転写搬送ベルト21表面上の付着物を掻き取るクリーニングブレード43、クリーニングブラシ41およびクリーニングブレード43により転写搬送ベルト21表面から除去された紙粉やトナー等を受けるクリーナハウジング44、クリーナハウジング44内の紙粉やトナー等からなる廃棄粉体を画像形成装置本体に設けられた回収ボトル(図示せず)へと搬送する回収オーガ45、クリーニングブレード43を保持するブレードホルダ46により構成されている。また、図3および図4に示すように、転写ユニット20の奥側には、回収オーガ45が収容されると共に、この回収オーガ45によって搬送されてきたトナーや紙粉等を回収ボトル側に向けて排出する排出部47が設けられている。
ここで、クリーニングブラシ41は、表面に例えば太さが680デニール、繊維密度が3.1×10フィラメント/cmであるポリプロピレンからなるブラシ繊維が形成されたブラシロールであり、転写搬送ベルト21の搬送方向とは反対方向に回転するように構成されている。また、クリーニングブレード43は、例えば厚さ2mmのウレタンゴムからなる板状部材であり、転写搬送ベルト21に対してカウンタ当接して配置されている。そして、クリーニングブラシ41は、転写搬送ベルト21の搬送方向とは反対方向に回転しながら、転写搬送ベルト21表面上に付着した紙粉やトナー等の付着物を拭き取り、大部分の付着物を転写搬送ベルト21表面上からクリーナハウジング44に回収する。さらに、クリーニングブラシ41の下流側に配置されたクリーニングブレード43は、クリーニングブラシ41によって拭き取りきれなかった付着物を掻き取って、クリーナハウジング44に回収する。特に、トナーとして小粒径の重合トナーが用いられた場合のように、付着物の転写搬送ベルト21への付着力が強い場合には、クリーニングブラシ41との接触による付着力低減効果と、クリーニングブレード43の掻き取り効果との相乗効果によって、付着物を充分に除去することができる。
また、回収オーガ45は、図2中の矢印Cの方向に回転しながらクリーナハウジング44内の紙粉やトナー等を装置奥側(図中奥側)へ向けて搬送する。回収オーガ45は、矢印Cの方向、すなわちクリーナハウジング44の底面において回収された紙粉やトナー等を定着器60側から離れる方向(転写搬送ベルト21の用紙Pを搬送する方向における上流側)に移動させるように回転することで、紙粉やトナー等はクリーナハウジング44内の定着器60側とは反対側の側壁44aに沿って搬送される。そのため、回収されたトナーは定着器60からの熱を受け難く、トナー同士の融着を抑えることができるので、回収された紙粉やトナー等をスムースに回収ボトルまで搬送することが可能である。なお、排出部47の構成については後述する。
さらに、インレットシュート部20Dは、転写搬送部20Aの上流側に配置されている。そして、感光体ドラム10を支持する感光体ドラム支持ユニットに固設された感光体ドラムインレットシュート55a、およびレジストロール54を支持するレジストロール支持ユニットに固設されたレジストロールレットシュート55b(図1参照)と組み合わされて、インレットシュート55を構成している。かかるインレットシュート55は、レジストロール54から搬送されてくる用紙Pを、転写部15における感光体ドラム10と転写搬送ベルト21とのニップ部に、傾くことなく正確な姿勢を維持しながら搬入する。
図5(a),(b)は、上述した転写ユニット20のクリーニング部20Cに設けられる排出部47を、定着器60側から見た図である。図5に示すように、排出部47は、回収オーガ45が内部に収容されると共に端部にはこの回収オーガ45を回転可能に保持する壁部を備えたパイプ部材71、このパイプ部材71の端部側から下方に向けて開口する開口部72、このパイプ部材71に対して軸方向にスライド自在に取り付けられる鍔状の鍔部73aとこの鍔部73aからパイプ部材71の端部側に向かって突出形成されるシャッタ部73bとから構成されるスライド部材73、スライド部材73の鍔部73aの背面側とパイプ部材71の外周面に沿って設けられたリブ71aとの間に配設されスライド部材73をパイプ部材71の端部側に向けて付勢する付勢バネ74を有している。
なお、図5(a)は、付勢バネ74の付勢力によってスライド部材73が図中右側に向けて移動し、スライド部材73のシャッタ部73bがパイプ部材71に設けられた開口部72を閉塞している状態を示している。一方、図5(b)は、付勢バネ74の付勢力に抗する逆方向への付勢力によってスライド部材73が図中左側に向けて移動し、スライド部材73のシャッタ部73bが開口部72を開放している状態を示している。また、パイプ部材71の外周面には、図示しないストッパ部が設けられており、付勢バネ74の付勢力によってスライド部材73がパイプ部材71から外れてしまうのを防止している。
また、本実施の形態では、上述した転写ユニット20が画像形成装置本体から引き出し自在に配設されており、そのメンテナンス性を確保できるようになっている。
図6は、画像形成装置本体側に設けられ、転写ユニット20が装着されるドロワ80を示している。また、図7は、ドロワ80に転写ユニット20が装着された状態を示している。このドロワ80は、画像形成装置本体手前側に設けられるフロントフレーム81と、奥側に設けられるリアフレーム82と、下側および両側部に設けられてフロントフレーム81とリアフレーム82とを接続するメインフレーム83と、フロントフレーム81の手前側に揺動自在に設けられるハンドル84とを備えている。また、メインフレーム83の両側部には、このドロワ80を画像形成装置本体の手前側から奥側に向かって設けられたフレーム部材(図示せず)に沿ってD方向に移動させるためのレール85,86が装着されている。
さらに、図6に示すように、リアフレーム82の中央部やや右側には、図5に示す転写ユニット20の駆動ロール22に設けられたカップリング25およびカップリング25の下部に設けられた排出部47をドロワ80の奥側に突出させるための切り欠きフレーム87が取り付けられている。ここで、切り欠きフレーム87は、「Ω」を逆さにした形状を有しており、下部に設けられた円状の部位で排出部47を受けることで、排出部47が設けられる転写ユニット20の位置決めを容易なものとし、また、位置決め精度を高めている。そして、転写ユニット20の公差を一方向のみで吸収することが可能となるため、転写ユニットの位置出しを容易なものとしている。
さらにまた、ハンドル84には、フロントフレーム81側からリアフレーム82に向かって延びるシャフト88が配設されており、リアフレーム82側に設けられたロック機構89により、転写ユニット20のドロワ80へのロック/ロック解除、および、ドロワ80の画像形成装置本体へのロック/ロック解除を行えるようになっている。なお、ドロワ80のリアフレーム82の右側には大きな切り欠き部が形成されているが、これは定着器60が装着される部位に対応して設けられたものであり、このドロワ80に設けられた転写ユニット20は、定着器60とは別に画像形成装置本体に対する着脱を行えるようになっている。
次に、図8を参照しながら、画像形成装置本体へのドロワ80の押し込み動作における排出部47の動作について説明を行う。なお、この説明では、図7に示すように、ドロワ80に転写ユニット20を装着し、ドロワ80を矢印D方向に押して画像形成装置本体奥側へと押し込んでいくものとする。なお、画像形成装置本体におけるドロワ80の奥側には、パイプ部材71を挿入するための円状の貫通孔91が形成された装置フレーム90が配設されており、さらに奥側には、パイプ部材71が挿入されると共に下部にはトナー回収ボトル(図示せず)と連通接続される搬送経路93を備えたカバー部材92が設けられている。
画像形成装置本体に対してドロワ80を押し込んでいく際、ドロワ80に装着された転写ユニット20の排出部47は、まず、図8(a)に示すような状態となる。これを具体的に説明すると、まず、排出部47に設けられたスライド部材73の鍔部73aが、画像形成装置本体に設けられた装置フレーム90に当接する。また、パイプ部材71およびスライド部材73のシャッタ部73bは、装置フレーム90に設けられた貫通孔91を貫通して装置フレーム90よりも奥側のカバー部材92に挿入される。このとき、スライド部材73のシャッタ部73bは、未だパイプ部材71に設けられた開口部72を塞いだ状態にある。そして、装置フレーム90とスライド部材73の鍔部73aとが接触することにより、装置フレーム90の手前側と奥側とが仕切られる。
次に、さらにドロワ80を画像形成装置本体奥側へと押し込んでいくと、ドロワ80に装着された転写ユニット20の排出部47は、図8(b)に示すような状態となる。これを具体的に説明すると、まず、装置フレーム90によってスライド部材73の鍔部73aが付勢される。このとき装置フレーム90は固定状態にあるので、スライド部材73は図8(a)に示す位置と同じ位置にあり、付勢バネ74がスライド部材73を介して装置フレーム90より受ける力によって縮む。すると、パイプ部材71はさらにカバー部材92に挿入されていく一方でスライド部材73のシャッタ部73bの位置は変わらないため、スライド部材73のシャッタ部73bはパイプ部材71に設けられた開口部72を塞げなくなり、開口部72が露出する。このとき、開口部72は、カバー部材92に設けられた搬送経路93の直上に位置することとなり、クリーニング部20Cによって回収された廃トナーや紙粉等を排出できる状態となる。また、カップリング25は、図示しない駆動モータに接続されたカップリングに接続され、駆動ロール22に対して駆動力を伝達できるようになる。この状態で図7に示すハンドル84の操作によってロック状態とされ、画像形成可能な状態となる。このとき、図8(a)と同様に、装置フレーム90とスライド部材73の鍔部73aとは接触状態が維持されており、装置フレーム90の装置手前側と奥側とが仕切られている。このため、たとえ開口部72から排出される廃トナー等が飛び散ったとしても、これらの廃トナー等が転写ユニット20側に飛散してくることはない。特に、図8(b)に示すセット状態では、装置フレーム90の壁面から開口部72の中心までの距離が31.6mmと長く設定されているため、仮にトナーの飛び散りが生じたとしても、飛び散ったトナーが装置フレーム90を越えて転写ユニット20側に侵入することはない。なお、本発明者の実験によれば、距離が30mm未満の場合にはトナーが装置フレーム90に到達することがあったが、30mm以上の場合にはトナーが装置フレーム90に到達しないことが確認されている。
次に、同様に図8を参照しながら、今度は、画像形成装置本体に装着されたドロワ80の引き出し動作における排出部47の動作について説明を行う。なお、ドロワ80の引き出しは、例えば転写ユニット20の交換やジャムとなった用紙Pを取り除く際に行われる。
画像形成装置本体からドロワ80を引き出す前に、まず、ハンドル84を操作してロックの解除が行われる。このとき、ドロワ80に装着された転写ユニット20の排出部47は、図8(b)に示す状態にある。
次に、ドロワ80を画像形成装置本体奥側から引き出していくと、ドロワ80に装着された転写ユニット20の排出部47は、図8(a)に示す状態となる。これを具体的に説明すると、まず、装置フレーム90によってスライド部材73の鍔部73aに加えられていた付勢力が徐々に解除され、これに対応して、付勢バネ74によってスライド部材73が逆方向に付勢される。このとき、上述したように装置フレーム90は固定状態にあるので、スライド部材73は、図8(b)に示す位置と同じ位置にある。すると、パイプ部材71は、カバー部材92から引き抜かれていく一方でスライド部材73のシャッタ部73bの位置は変わらないため、スライド部材73のシャッタ部73bはパイプ部材71に設けられた開口部72を塞ぎ、開口部72が隠される。なお、開口部72の閉塞は、開口部72がカバー部材92内にある間に行われる。また、カップリング25は、図示しない駆動モータに接続されたカップリングとの接続を解除され、駆動ロール22に対して駆動力を伝達できなくなる。そして、スライド部材73のシャッタ部73bによってパイプ部材71の開口部72が完全に閉塞された後に、装置フレーム90からスライド部材73の鍔部73aが離れる。つまり、開口部72が塞がった後に装置フレーム90の装置手前側と奥側との仕切りが解除されるため、開口部72の閉塞前に廃トナー等が飛び散ったとしても、これらの廃トナーが転写ユニット20側に飛散してくることはない。
そして、ドロワ80をさらに引き出すことにより、画像形成装置本体の手前側に転写ユニット20を露出させることができ、作業が可能な状態となる。
以上説明したように、本実施の形態では、開口部72を開閉するシャッタ部73bと一体的に鍔部73aを設けたスライド部材73を用い、鍔部73aで装置フレーム90の前後を仕切った後に、シャッタ部73bによる開口部72の閉塞を解除し、廃トナー等を排出できる構成とした。これにより、開口部72から廃トナー等が漏れ、機内を汚すといった事態を回避することができる。また、開口部72が露出して廃トナー等を排出できる状態となったときには、開口部72が装置フレーム90から十分に離れているので、仮にトナーの飛散が生じたとしても、飛散したトナーが装置フレーム90を越えて転写ユニット20側に悪影響を与えるといった事態を回避することができる。
そして、本実施の形態では、回収オーガ45の軸方向にスライドするスライド部材73および付勢バネ74を用いて開口部72の開閉動作を行っているので、簡易な構成で、開口部72を開閉できると共にトナーの飛散を抑制することができる。
なお、本実施の形態では、転写搬送ベルト21をクリーニングするクリーニング部20Cによって除去された廃トナーや紙粉等を回収ボトルに向けて搬送する例について説明を行ったが、これに限られるものではなく、例えば、感光体ドラム10をクリーニングするドラムクリーナ17によって除去された廃トナーを回収ボトルに向けて搬送する機構にも適用することができる。また、トナーボトルから現像器13に新たなトナーを供給する機構に対しても適用することができる。
また、本実施の形態では、クリーニング対象として転写搬送ベルト21を例に説明を行ったが、例えば感光体ドラム10をクリーニングする場合にも適用可能であるし、例えば感光体ドラム10に形成されたトナー像を一旦中間転写ベルト等の中間転写体に転写した後に用紙に一括転写する態様にあっては、中間転写体をクリーニングする場合にも適用可能である。
本実施の形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 転写ユニットの概略構成を示す図である。 転写ユニットをフロント側から見た斜視図である。 転写ユニットをリア側から見た斜視図である。 (a),(b)は、ベルトクリーナに設けられた排出部の構成および動作を説明するための図である。 転写ユニットが装着されるドロワを示す図である。 ドロワに転写ユニットを装着した状態を示す図である。 (a),(b)は画像形成装置本体に対するドロワの着脱と排出部の動作とを説明するための図である。
符号の説明
10…感光体ドラム、11…帯電器、12…レーザ露光器、13…現像器、15…転写部、17…ドラムクリーナ、20…転写ユニット、20A…転写搬送部、20B…リトラクト機構部、20C…クリーニング部、20D…インレットシュート部、21…転写搬送ベルト、22…駆動ロール、23…アイドルロール、24…転写ロール、25…カップリング、41…クリーニングブラシ、42…フリッカバー、43…クリーニングブレード、44…クリーナハウジング、45…回収オーガ、46…ブレードホルダ、47…排出部、50…用紙トレイ、60…定着器、71…パイプ部材、71a…リブ、72…開口部、73…スライド部材、73a…鍔部、73b…シャッタ部、74…付勢バネ、80…ドロワ、81…フロントフレーム、82…リアフレーム、83…メインフレーム、84…ハンドル、85,86…レール、87…切り欠きフレーム、88…シャフト、89…ロック機構、90…装置フレーム、91…貫通孔、92…カバー部材、93…搬送経路

Claims (7)

  1. トナー像またはトナー像が形成された記録材を搬送する画像搬送体と当該画像搬送体をクリーニングするクリーナとを有する画像形成ユニットと、
    前記画像形成ユニットが装着され、装置本体に押し込みおよび引き出し自在に設けられたドロワと、
    前記装置本体の前記ドロワの押し込み方向下流側に固定配置され、当該ドロワの押し込み方向に貫通する貫通孔を有するフレーム材と
    を有する画像形成装置であって、
    前記クリーナは、
    前記画像搬送体に付着する残留トナーを除去するクリーニング部材と、
    前記クリーニング部材によって除去された残留トナーを搬送する搬送部材と、
    前記クリーニング部材および前記搬送部材が収容されるハウジングと、
    前記ハウジングに連通接続され、前記搬送部材による残留トナーの搬送方向下流側には残留トナーを排出するための排出口が設けられた筒状部材と、
    前記筒状部材がスライド自在に挿入される鍔部および当該鍔部から当該筒状部材の軸方向に延設され当該筒状部材に設けられた前記排出口を開閉するシャッタ部を有するスライド部材と、
    前記スライド部材を前記筒状部材の前記排出口を閉塞する方向に付勢する付勢部材とを有し、
    前記画像形成ユニットを装着した前記ドロワを前記装置本体に押し込んだ際に、前記スライド部材の前記鍔部が前記フレーム材の前記貫通孔に当接して前記画像搬送体が存在する側と存在しない側とを仕切った後、当該鍔部が設けられた当該スライド部材における前記シャッタ部に対して前記筒状部材がずれることで、当該画像搬送体が存在しない側において当該筒状部材の前記排出口が露出することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成ユニットを装着した前記ドロワを前記装置本体から引き出した際に、前記付勢部材による前記スライド部材に対する付勢に伴い、当該スライド部材の前記鍔部が前記フレーム材の前記貫通孔に当接した状態が維持されることで、当該鍔部が設けられた当該スライド部材における前記シャッタ部に対して前記筒状部材がずれて、前記画像搬送体が存在しない側において当該筒状部材の前記排出口が閉塞された後、当該スライド部材の当該鍔部が当該フレーム材の当該貫通孔から離れて当該画像搬送体が存在する側と存在しない側との仕切りを解除することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記排出口が露出した際の当該排出口と前記フレーム材との距離が30mm以上あることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. トナー像またはトナー像が形成された記録材を搬送する画像搬送体と当該画像搬送体をクリーニングするクリーナとを有し、画像形成装置の装置本体に押し込みおよび引き出し自在に設けられたドロワに装着される画像形成ユニットであって、
    前記クリーナは、
    前記画像搬送体に付着する残留トナーを除去するクリーニング部材と、
    前記クリーニング部材によって除去された残留トナーを搬送する搬送部材と、
    前記クリーニング部材および前記搬送部材が収容されるハウジングと、
    前記ハウジングに連通接続され、前記搬送部材による残留トナーの搬送方向下流側には残留トナーを排出するための排出口が設けられた筒状部材と、
    前記筒状部材がスライド自在に挿入される鍔部および当該鍔部から当該筒状部材の軸方向に延設され当該筒状部材に設けられた前記排出口を開閉するシャッタ部を有するスライド部材と、
    前記スライド部材を前記筒状部材の前記排出口を閉塞する方向に付勢する付勢部材とを含み、
    前記ドロワを前記装置本体に押し込んだ際に、前記スライド部材の前記鍔部が当該装置本体における当該ドロワの押し込み方向下流側に固定配置されたフレーム材に設けられた貫通孔に当接して前記画像搬送体が存在する側と存在しない側とを仕切った後、当該鍔部が設けられた当該スライド部材における前記シャッタ部に対して前記筒状部材がずれることで、当該画像搬送体が存在しない側において当該筒状部材の前記排出口が露出することを特徴とする画像形成ユニット。
  5. 前記ドロワを前記装置本体から引き出した際に、前記付勢部材による前記スライド部材に対する付勢に伴い、当該スライド部材の前記鍔部が前記フレーム材に当接した状態が維持されることで、当該鍔部が設けられた当該スライド部材における前記シャッタ部に対して前記筒状部材がずれて、前記画像搬送体が存在しない側において当該筒状部材の前記排出口が閉塞された後、当該スライド部材の当該鍔部が当該フレーム材の前記貫通孔から離れて当該画像搬送体が存在する側と存在しない側との仕切りを解除することを特徴とする請求項4記載の画像形成ユニット。
  6. 前記排出口が露出した際の当該排出口と前記フレーム材との距離が30mm以上あることを特徴とする請求項4記載の画像形成ユニット。
  7. トナー像またはトナー像が形成された記録材を搬送する画像搬送体と当該画像搬送体をクリーニングするクリーナとを有し、画像形成装置本体に引き出し自在に設けられたドロワに装着される画像形成ユニットであって、
    前記クリーナは、
    前記画像搬送体に付着する残留トナーを除去するクリーニング部材と、
    前記クリーニング部材によって除去された残留トナーを搬送する搬送部材と、
    前記クリーニング部材および前記搬送部材が収容されるハウジングと、
    前記ハウジングに連通接続され、前記搬送部材による残留トナーの搬送方向下流側には残留トナーを排出するための排出口が設けられた筒状部材と、
    前記筒状部材がスライド自在に挿入される鍔部および当該鍔部から当該筒状部材の軸方向に延設され当該筒状部材に設けられた前記排出口を開閉するシャッタ部を有するスライド部材と、
    前記スライド部材を前記筒状部材の前記排出口を閉塞する方向に付勢する付勢部材とを含み、
    前記筒状部材が前記画像形成装置本体のフレーム材に設けられた貫通孔に挿入される際に、前記スライド部材の前記鍔部が当該フレーム材に当接して当該フレーム材の前後を仕切った後に、当該鍔部が当該フレーム材によって逆方向に付勢されることにより前記シャッタ部がずれて前記排出口が露出し、
    前記排出口が露出した際の当該排出口と前記フレーム材との距離が30mm以上あることを特徴とする画像形成ユニット。
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