JP3544122B2 - トナー供給装置及びそれを有する画像形成装置 - Google Patents

トナー供給装置及びそれを有する画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3544122B2
JP3544122B2 JP17061398A JP17061398A JP3544122B2 JP 3544122 B2 JP3544122 B2 JP 3544122B2 JP 17061398 A JP17061398 A JP 17061398A JP 17061398 A JP17061398 A JP 17061398A JP 3544122 B2 JP3544122 B2 JP 3544122B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
discharged
toner container
supply device
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP17061398A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11352855A (ja
Inventor
正純 矢羽田
俊次 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=15908118&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP3544122(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP17061398A priority Critical patent/JP3544122B2/ja
Priority to US09/318,000 priority patent/US6151471A/en
Priority to DE19923898A priority patent/DE19923898B4/de
Publication of JPH11352855A publication Critical patent/JPH11352855A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3544122B2 publication Critical patent/JP3544122B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トナー供給装置及びそれを有する画像形成装置に関し、特に、電子写真方式における画像担持体上の潜像を顕像化してトナー像を形成するトナーを現像位置から離れた位置より供給するトナー供給装置及びそれを有する電子写真方式における画像担持体上の潜像を顕像化してトナー像を形成するトナーを現像位置から離れた位置より供給して画像を形成する複写機、プリンター、ファクシミリ装置、あるいはこれらの複合機等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子写真複写方式は、一様に帯電された画像担持体の感光体上に露光や光書き込み等によって静電潜像を形成し、この静電潜像を、例えば、磁性キャリアとトナーとを混合した二成分現像剤のトナー、あるいは、両者を一体化した一成分系現像剤を用いて可視像化処理し、その可視像を転写材に転写して複写物を得るものである。
このような、電子写真複写方式の画像形成装置用トナーは、製造工程の最終段階でトナー中の粗粒子等をスクリーンを介して除去することにより、画像を形成した時に、画像上に砂状のカブリ、縦筋状のムラ、転写不良等の異常画像の発生を防止するようにした技術は公知である(特開平5―293443号の公報を参照)。
画像形成装置においては、現像装置のトナータンクに隣接して設けられたトナーサーバに設けた複数本のトナーカートリッジを回動して複数回自動的に変換されるようにして、操作者によるトナーカートリッジの交換頻度を減少するトナー補給機構は公知である(特開平2―277083号の公報を参照)。
現像装置と別体に設けられたトナー貯留手段からモーノポンプを使用してトナーを空気との混合気として供給するようにしたメンテナンス時の操作性を向上させる現像装置も公知である(特開平7−219329号の公報を参照)。
複数個のトナーカートリッジのトナー容器をそれぞれ個別に装着出来るトナーカートリッジ収容部を備え、一方又は他方のトナーカートリッジのトナー容器から複数本の分岐管と本管を有するトナー移送管を経由して現像装置にトナーを補給するトナー補給装置において、トナー移送管を通過するトナー量を測定するセンサーの近傍に通過トナーが無いことが検知されると、他方のトナーカートリッジのトナー容器内のアジテータを回転させて、他方のトナーカートリッジの容器内のトナーが搬出され始めるようにすることも公知である(特開平4―80779号、特開平8―137227号等の公報を参照)。
更に、現像位置から離れた複数本のトナー容器を備えたトナー供給装置から、現像装置にトナーを搬送して画像を形成することも同一出願人の発明者から提案されている。
【0003】
他方、画像形成装置においては、可視像を転写後に、感光体や中間転写体のような画像担持体上に残留するトナーを除去するためのクリーニング装置が設けられている。転写ベルトや、転写された可視像を有する転写材を定着装置へ送る搬送装置等、他の画像形成部位においても最終的に画像形成に供されなかったトナーが残り、このような残留トナーについてもクリーニング装置が備えられている。
これら、クリーニングされた残留トナーに関して、従来においては、そのまま画像形成装置の下方に備えられた廃棄ボトル等へ回収して廃棄するように処理されていた。近年に至り、資源の有効利用が求められ、取り除かれたトナーについても再利用することが求められるようになった。そこで、クリニーング装置により回収されたトナーを現像装置やトナー補給装置に移送する機構が数多く提案されいる。
しかし、実際に再利用しようとすると、回収トナーには、紙粉がまじっていたり、トナーが凝集して適正サイズより大きいトナー凝集塊が少なからず存在していた。そのため、このような回収トナーをそのまま現像装置へ戻すと、これら紙粉やトナー凝集塊によって白抜けや黒点等が生じる異常画像が発生することが多く、形成する画像品質が低下していた。
このような、紙粉やトナー凝集塊を取り除くために、メッシュ状フィルター装置を備えることも公知である(特開平7―77906号の公報を参照)。
然し、従来の複数のトナーカートリッジのトナー容器を有するトナーサーバやトナー供給装置及びそれを有する画像形成装置においては、トナー容器の着脱操作性が悪く、トナー凝集、又は、トナー容器内に貯蔵されている新規トナー、廃棄ボトル等へ回収される廃棄トナー、画像形成部内の再使用トナー等がそれぞれ異なる場所に配置されて、それぞれの異なる場所での狭い隙間からトナーが飛び散るトナー汚れと言う不具合が生じていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述した従来のトナー供給装置及びそれを有する画像形成装置は、トナー容器の着脱操作性が悪く、トナー凝集、又は、トナー容器内に貯蔵されている新規トナー、廃棄ボトル等へ回収される廃棄トナー、画像形成部内の再使用トナー等がそれぞれ異なる場所に配置されて、それぞれの異なる場所での狭い隙間からトナーが飛び散るトナー汚れと言う問題が生じていた。
そこで本発明の課題は、このような問題点を解決するものである。即ち、トナー容器の着脱操作性が良く、トナー凝集、又は、トナーが飛び散るトナー汚れを防止するトナー供給装置及びそれを有する画像形成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の本発明は、電子写真方式によって画像担持体上の潜像を顕像化するトナーを現像位置から離れた位置より供給するトナー供給装置において、トナーを内部に貯蔵して吐出する1個又は2個以上のトナー容器を本体正面から挿入するトナー容器挿入部と、上記トナー容器挿入部から挿入された上記トナー容器を着脱可能に保持するトナー容器保持手段と、上記トナー容器保持手段に保持された上記トナー容器の開口から吐出されるトナーを移送するトナー移送経路と、上記トナー移送経路に吐出されたトナーを気体との混合気として移送する気体流移送手段と、画像形成処理後の回収トナーを排出する排出口と、上記排出口から排出された回収トナーを収容する回収トナー収容手段と、からなるトナー供給装置において、排出口から排出された回収トナーを分別する分級装置を備えたことを特徴とする。
請求項2の本発明は、請求項記載のトナー供給装置において、分級装置は、本体正面からトナー容器挿入部に挿入されるトナー容器の開口側に配置されていることを特徴とする。
請求項3の本発明は、請求項1又は2記載のトナー供給装置において、前記トナー移送経路と、前記分級装置から吐出された再使用トナーを移送する再使用トナー移送経路とが合流する合流部を備えたことを特徴とする。
請求項4の本発明は、請求項3記載のトナー供給装置において、再使用トナー移送経路は、本体正面からトナー容器挿入部に挿入されるトナー容器の開口側に配置されていることを特徴とする。
請求項5の本発明は、請求項1、2、3、又は4記載のトナー供給装置において、分級装置からの廃棄トナーが吐出される廃棄トナー移送経路を備えたことを特徴とする。
請求項6の本発明は、請求項5記載のトナー供給装置において、廃棄トナー移送経路は、本体正面からトナー容器挿入部に挿入されるトナー容器の開口側に配置されていることを特徴とする。
【0006】
【作用】
上記のように構成されたトナー供給装置及びそれを有する画像形成装置は、請求項1においては、トナーを内部に貯蔵するトナー容器を本体正面からトナー容器挿入部に挿入してトナー容器保持手段で着脱可能に保持されて開口からトナーが吐出されるトナー移送経路に吐出されたトナーを気体流移送手段で流動化する気体との混合気として移送し、画像形成処理後の回収トナーを排出口から回収トナー収容手段に排出して収容するようにして、トナー容器の着脱操作性が良く、トナー凝集、又は、トナーが飛び散るトナー汚れを防止するトナー供給装置を提供することが出来るようにする。更に、トナーを内部に貯蔵するトナー容器を本体正面からトナー容器挿入部に挿入してトナー容器保持手段で着脱可能に保持されて開口からトナーが吐出されるトナー移送経路に吐出されたトナーを気体流移送手段で流動化する気体との混合気として移送し、画像形成処理後の回収トナーを排出口から回収トナー収容手段に排出して収容すると共に排出口から排出された回収トナーを分級装置で分別するようにして、トナー容器の着脱操作性が良く、トナー凝集、又は、トナーが飛び散るトナー汚れを防止すると共に分級装置の分別によるトナーが飛び散るトナー汚れも防止するトナー供給装置を提供することが出来るようにする。更に、トナーを内部に貯蔵するトナー容器を本体正面からトナー容器挿入部に挿入してトナー容器保持手段で着脱可能に保持されて開口からトナーが吐出されるトナー移送経路に吐出されたトナーを気体流移送手段で流動化する気体との混合気として移送し、画像形成処理後の回収トナーを排出口から回収トナー収容手段に排出して収容すると共に排出口から排出された回収トナーを、本体正面からトナー容器挿入部に挿入されるトナー容器の開口側に配置してなる分級装置で分別するようにして、トナー容器の着脱操作性が良く、トナー凝集、又は、トナーが飛び散るトナー汚れを防止すると共に分級装置の分別によるトナーが飛び散るトナー汚れも防止する小型のトナー供給装置を提供することが出来るようにする。
請求項においては、トナーを内部に貯蔵するトナー容器を本体正面からトナー容器挿入部に挿入してトナー容器保持手段で着脱可能に保持されて開口からトナーが吐出されるトナー移送経路に吐出されたトナーを気体流移送手段で流動化する気体との混合気として移送し、画像形成処理後の回収トナーを排出口から回収トナー収容手段に排出して収容すると共にトナー容器の開口からトナーが吐出されるトナー移送経路と分級装置から分別された再使用トナーが吐出される再使用トナー移送経路を合流部で合流するようにして、トナー容器の着脱操作性が良く、トナー凝集、又は、トナーが飛び散るトナー汚れを防止すると共に分級装置で分別された再使用トナーを単独又は新規トナーと混合してもトナーが飛び散るトナー汚れも防止するトナー供給装置を提供することが出来るようにする。
請求項においては、トナーを内部に貯蔵するトナー容器を本体正面からトナー容器挿入部に挿入してトナー容器保持手段で着脱可能に保持されて開口からトナーが吐出されるトナー移送経路に吐出されたトナーを気体流移送手段で流動化する気体との混合気として移送し、画像形成処理後の回収トナーを排出口から回収トナー収容手段に排出して収容すると共にトナー容器の開口からトナーが吐出されるトナー移送経路と、分級装置から分別された再使用トナーが吐出される、本体正面からトナー容器挿入部に挿入されるトナー容器の開口側に配置してなる再使用トナー移送経路とを合流部で合流するようにして、トナー容器の着脱操作性が良く、トナー凝集、又は、トナーが飛び散るトナー汚れを防止すると共に分級装置で分別された再使用トナーを単独又は新規トナーと混合してもトナーが飛び散るトナー汚れも防止する小型のトナー供給装置を提供することが出来るようにする。
請求項においては、トナーを内部に貯蔵するトナー容器を本体正面からトナー容器挿入部に挿入してトナー容器保持手段で着脱可能に保持されて開口からトナーが吐出されるトナー移送経路に吐出されたトナーを気体流移送手段で流動化する気体との混合気として移送し、画像形成処理後の回収トナーを排出口から回収トナー収容手段に排出して収容すると共に排出口から排出された回収トナーを分級装置で分別された廃棄トナーを廃棄トナー移送経路に吐出するようにして、トナー容器の着脱操作性が良く、トナー凝集、又は、トナーが飛び散るトナー汚れを防止すると共に分級装置の分別による廃棄トナーが飛び散るトナー汚れも防止するトナー供給装置を提供することが出来るようにする。
請求項においては、トナーを内部に貯蔵するトナー容器を本体正面からトナー容器挿入部に挿入してトナー容器保持手段で着脱可能に保持されて開口からトナーが吐出されるトナー移送経路に吐出されたトナーを気体流移送手段で流動化する気体との混合気として移送し、画像形成処理後の回収トナーを排出口から回収トナー収容手段に排出して収容すると共に排出口から排出された回収トナーを分級装置で分別された廃棄トナーを、本体正面からトナー容器挿入部に挿入されるトナー容器の開口側に配置してなる廃棄トナー移送経路に吐出するようにして、トナー容器の着脱操作性が良く、トナー凝集、又は、トナーが飛び散るトナー汚れを防止すると共に分級装置の分別による廃棄トナーが飛び散るトナー汚れも防止する小型のトナー供給装置を提供することが出来るようにする。
請求項においては、トナーを内部に貯蔵するトナー容器を本体正面からトナー容器挿入部に挿入してトナー容器保持手段で着脱可能に保持されて開口からトナーが吐出されるトナー移送経路に吐出されたトナーを気体流移送手段で流動化する気体との混合気として移送し、画像形成処理後の回収トナーを排出口から回収トナー収容手段に排出して収容すると共に排出口から排出された回収トナーを分級装置で分別された廃棄トナーを、本体正面からトナー容器挿入部に挿入されるトナー容器の開口側に配置してなる廃棄トナー移送経路に吐出するようにして、トナー容器の着脱操作性が良く、トナー凝集、又は、トナーが飛び散るトナー汚れを防止すると共に分級装置の分別による廃棄トナーが飛び散るトナー汚れも防止する小型のトナー供給装置を提供することが出来るようにする。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の一形態例のトナー供給装置の構成を説明する為の一部断面斜視図であり、図2はこのトナー供給装置の内部構成と画像形成部との関係を示す略図、図3はトナー廃棄部の構成を示す略図である。図1乃至図3において、トナー容器1は、電子写真方式における潜像を顕像化してトナー画像を形成するトナー(T)を筒形状の内部に貯蔵して、独立した画像形成装置100の現像手段102の現像位置から離れた位置に配置されたトナー供給装置0のトナー容器挿入部2の各挿入口2a、挿入口2bに着脱可能に図示の矢印A方向の本体正面0aから挿入してトナー容器保持手段3に保持されて、開閉扉14を図示の矢印B方向に回動して密閉されて、トナー(T)が飛び散るトナー汚れを防止するようになっている。
上記トナー容器保持手段3に保持されて選択されたトナ容器1の開口1aから、例えば、新規トナー(T)をトナー移送経路4に吐出させて、他のトナー容器1の上記開口1aからのトナー(T)の吐出を阻止させるようになっている。気体流移送手段5は、トナー容器保持手段3に保持されトナー容器1の開口1aからトナー移送経路4に吐出されて、トナー堆積収容部13に堆積したトナー(T)を、流動化する気体との混合気として、弾性体の管からなる混合気搬送経路101を介して、上記画像形成装置100の上記現像手段102に移送する通称モーノポンプとも呼ばれる粉体ポンプユニットである。
【0008】
排出口6(回収トナー受入れ口)には、上記画像形成装置100の転写手段104の転写ベルト104a上をクリーニングするクリーニング手段104bと画像担持体103上をクリーニングするクリーニング手段105から画像形成処理後の回収された回収トナー(t)を流動化する気体との混合気として搬送する弾性体の管からなる上記混合気搬送経路101が連通される。
上記排出口6から排出された回収トナー(t)は、上記本体正面0aからトナー容器挿入部2に挿入されるトナー容器1の上記開口1a側に配置された分級装置8にて分別される。分別された再使用トナー(TT)は、上記本体正面0aからトナー容器挿入部2に挿入されるトナー容器1の上記開口1a側に配置された再使用トナー移送経路9が合流部10でトナー移送経路4に連通して、新規トナー(T)と混合されて、上記気体流移送手段5の通称モーノポンプとも呼ばれる粉体ポンプユニットによって上記画像形成装置100の上記現像手段102に供給されて再使用される。
他方、上記分級装置8で分別された廃棄トナー(tt)は、図3に示すように本体正面0aからトナー容器挿入部2に挿入されるトナー容器1の上記開口1a側に配置された廃棄トナー移送経路11から、回収トナー収容手段7の廃棄トナー容器挿入部7bの本体正面0aから挿入された廃棄トナー容器7aに収容されてから、上記開閉扉14を図示の矢印C方向に開放して、上記廃棄トナー容器7aを取り出して廃棄トナー(tt)として廃棄される。
【0009】
図4はトナー容器を回転させる過程で、肩部200の作用によりトナーが確実に開口部1aから吐出される状態を示す図であり、トナー容器1は、新規トナー(T)を内部に貯蔵する筒形状のトナー容器本体1bの軸方向一端に、貯蔵された新規トナー(T)を吐出する開閉可能なトナー容器本体1bの径よりも小さな径の上記開口1aを形成している。
また、トナー容器1は、上記開口1aが形成されている端面の肩部200内面の一部を肩部内面部分から上記開口1aの縁まで追り出させて、新規トナー(T)の持ち上げ用の迫り出し部1cを形成する。
トナー容器1の分図(a)乃至(d)は、上記迫り出し部1c及び開口迫り出し部1dによる新規トナー(T)の案内の仕方を示したものでありそれぞれの分図において、各分図(a1)、(b1)、(c1)、(d1)は正面図で、それらに対応した各分図(a2)、(b2 )、(c2)、(d2 )は右側面図である。
トナー容器1が分図(a)から90度ずつ図示の矢印Eの回転の方向に回転した状態が順に分図(b)、分図(c)、分図(d)である。
分図(a)の状態では、肩部200の最大径部分が鉛直下方に位置し、容器の内壁にらせん状に形成された案内溝1eによりトナー容器1の頭部の最大径部分の周壁下部にトナー(T)が案内されてきている。
分図(b)の状態は、分図(a)の状態から図示の矢印Dの方向に90度だけ回転された伏熊で、肩部200の最大径部分と上記迫り出し部1cとの境界部分が鉛直下方に位置し、上記案内溝1eにより案内されてきた新規トナー(T)の一部が上記迫り出し部1cに載っている。
分図(c)の状態は、分図(b)の状態から更に図示の矢印Dの方向に90度だけ回転された状態で、分図(c)の状態になるまでの90度の回転中に、上記迫り出し部1cがスプーンのようにして、上記開ロ1aの縁まで新規トナー(T)を持ち上げる。
分図(d)の状態は、分図(c)の状態から更に図示の矢印Dの方向に90度だけ回転された状態で、回転され分図(d)の状態になる前後では、上記迫り出し部1c上の新規トナー(T)が、部分的に上記開口迫り出し部1dに移り、上記開口迫り出し部1dの傾斜によって、上記開口1aから吐出させられるようになっている。
ここで、図示の例では分図(c)に良く現れているように上記迫り出し部1c自体もスプーンの掬い部のような凹形状をしている。
従って、上記開口1a近傍をこのような容器形状にすれば、トナー容器1内の新規トナー(T)を上記開口1aから新規トナー(T)粉が一魂りとなって排出落下して図示しないホツパ内で粉塵を起こすようなことはなく、トナー(T)粉が除々に排出される。
またトナー容器1内の収納された新規トナー(T)を最後までほとんど残すことなく使いきるようにすることができる。
更に、トナー容器1の回転時に、余分な新規トナー(T)が除かれ、いわばスプーン1杯分のトナーのみを掬い上げて上記開口1aへ持ち上げるので、上記開口1aからのトナー排出が一定に行われる。
【0010】
図5はトナー容器の閉栓状態を示す要部断面図であり、トナー容器1は、トナー供給装置0の上記本体正面0aから図示の矢印A方向から挿入されて、トナー供給装置0と一体的なトナー容器保持手段3のホルダ部3bに着脱可能にセットされている。上記ホルダ部3bは、外側のホルダ3b1の中に回転自在に支持された内ホルダ3b2を備えた構成を有しており、上記内ホルダ3b2は図示しない回転駆動手段により歯車3b3を介して回転できるようになっている。
トナー容器1は、上記内ホルダ3b2と同期して回転できるように各々に図示してない凹凸が設けてある。上記内ホルダ3b2は、トナー(T)の吐出時に、トナー容器1と上記内ホルダ3b2の受け部との間からトナー(T)が飛散しないように、シール3cが設けてある。
上記ホルダ3b1内には、スライダー3d及びチャック3eが各々摺動自在に支持されている。上記スライダー3dは、常に栓1gをトナー(T)を押しつける方向にスプリング3fにより押されている。この状態から上記チャック3eを図示の矢印E方向へ移動させると、上記栓1gのつまみ部1g1を上記チャック3eの爪3e1がつかみ、上記栓1gがトナー容器1より引き抜かれるようになっている。
開栓状態を示す図6において、上記栓1gがトナー容器1より引き抜かれて、上記歯車3b3を回転駆動手段3aの歯車により回転させると上記内ホルダ3b2が回転し、トナー容器1が上記内ホルダ3b2と同期して回転すると、トナー容器1内の新規トナー(T)が上記開口1aより吐出される。
トナー容器1内の新規トナー(T)が少なくなり「空」になる直前になると、図示しないトナー有無検知手段とトナー容器選択制御手段のCPUにより新規トナーニアエンドを認識してから、内部に貯蔵された新規トナー(T)が無くなるのに充分な所定時間が経過した後に、移動手段3gにより、上記チャック3eを図示の矢印F方向に移動させて、上記開口1aを上記栓1gが閉めるようになっている。
【0011】
図7は移動手段の一例の構成図であり、上記移動手段3gは、駆動モータ3g1、ウオームギヤ3g2、ウオームホイール(又はハスバギヤ)3g3、ピニオン3g4、ラック3g5よりなり、上記駆動モータ3g1が時計及び反時計方向に回転することで、上記チャック3eを図示の矢印Gの方向の左右方向へ移動できるようになっている。
図8はトナー容器の係止機構を示しており、同図において、ストッパ3hは、上記ホルダ3b1に、トナー容器1の係止部1fに係止するように段ネジ3i及びスプリング3jによって支持されており、上記栓1gを閉める力では、図示の矢印H方向に回動して2点鎖線に示す位置まで持ち上がらないように、上記スプリング3jで押しつけられている。従って、トナー容器1の上記開口1aを上記栓1gで閉める時、トナー容器1が逃げるようなことは生じない。
然し、トナー容器1の交換時には、より強くトナー容器1を引き抜くか又は上記ストッバ3hを手動あるいは、図示しないレバー等を追加して図示の2点鎖線の位置まで上記ストッパ3hを退避させることにより、簡単に交換できるようになっている。
【0012】
図9は分級装置の一例の構成を示す断面図であり、図示しない上記画像形成装置100の上記転写手段104の上記クリーニング手段104bと上記クリーニング手段105等から画像形成処理後の回収された回収トナー(t)を流動化する気体との混合気として搬送する弾性体の管からなる上記混合気搬送経路101が連通される上記排出口6から排出された回収トナー(t)は、回収トナー経路6aを介して上記分級装置8のケース8a内に収容された筒形状の篩部8b内に送られる。
これらの回収されて上記排出口6からトナー供給装置内に排出された回収トナー(t)の上記篩部8b内への搬送は、上記回収トナー経路6aのパイプに内蔵された搬送スクリュー6bが駆動源のモータ6cの駆動力を受けて回転することによってなされる。
上記篩部8bは、一端部を回収トナー経路6aのパイプに嵌合されて、他端部を支持手段8cに支持されて回動可能に保持されていて、上記搬送スクリュー6bからの回転駆動を受けて回転するようになっている。
上記篩部8b内に嵌入した上記回収トナー経路6aのパイプ部分には、回収トナー(t)を押し出す分別促進補助手段8dの一方の端部が固定されて取り付けられている。他方、上記分別促進補助手段8dの他方の自由端部は、上記篩部8bの上記円筒形状部に設けられた網形状部材の内周面に当接するようになっていて、回収トナー(t)を網形状部材の筒形状内側の内周面との間に挟み込んで押しつけ、網形状部材の筒形状外側に通過し易くして押し出すと共に網形状部材の目詰まりも防止する分別促進補助を行うので、分別率は優れたものになった。
【0013】
上記分別促進補助手段8dは、可撓性部材であって、毛等のブラシ形状部材、又は、PETフイルム片のフイルム形状部材を使用すると有効である。
回収トナー(t)は上記篩部8b内に送られ、網形状部材のメッシュ内を通過できた再使用トナー(TT)は、図示の矢印I方向の上記再使用トナー移送経路9に落下して、上記合流部10で連通したトナー移送経路4からの新規トナー(T)と混合されて、図示しない上記気体流移送手段5の通称モーノポンプとも呼ばれる粉体ポンプユニットによって図示しない上記画像形成装置100の上記現像手段102に供給されて再使用されるようになっている。
他方、回収トナー(t)は上記篩部8b内に送られ、網形状部材を通過できなかった紙粉や規定サイズより大きい凝集トナー塊等の廃棄トナー(tt)は、図示の矢印Jの方向の上記廃棄トナー移送経路11から、上記回収トナー収容手段7の上記廃棄トナー容器挿入部7bに挿入された上記廃棄トナー容器7aに収容されてから、上記廃棄トナー容器7aを取り出して廃棄トナー(tt)として廃棄されるようになっている。
以上のように上記分級装置8により分別された再使用トナー(TT)を使うことによって、分別せずに回収トナー(t)を再使用した時に比べて大幅に異常画像の発生が減少した。また、異常画像発生のおそれがあるとして従来捨てられていた回収トナー(t)についても再使用することが可能となった。
尚、異常画像発生の減少の様子は、上記篩部8bの網形状部材の開口幅に依存しており、開口幅を大きくするにしたがって異常画像の発生が増加する傾向にある。従って、許容できる画像に応じて網形状部材の開口幅は決定される。
【0014】
図10は気体流移送手段の一例の構成を示す断面図であり、上記気体流移送手段5には、従来公知の通称モーノポンプと呼ばれるスクリューポンプが用いられ、ロータ5a、ステータ5b、ホルダー5c等により構成される。上記ロータ5aは、駆動源のモータ5dと横搬送スクリュー5eの駆動軸を介して係合しており、駆動源の上記モータ5dの回転により上記ロータ5aが回転駆動される。
即ち、上記気体流移送手段5は、駆動源の上記モータ5dと上記横搬送スクリュー5eの駆動軸を介して連結された上記ロータ5aと、ゴム材料等の弾性体で作られていて上記ロータ5aを包囲して固定された上記ステータ5b、上記ステータ5bを保持する上記ホルダー5c等を具備しており、トナー堆積収容部13の下部に堆積した新規トナー(T)と再使用トナー(TT)を上記横搬送スクリュー5eの駆動軸から導入し、上記ロータ5aの回転によりトナー通路5fに向けて搬送する。上記ステータ5bの側面と上記ホルダー5cの内部側面の間には、例えば、1mm程度の隙間5gがあり、トナー通路5fに連通している。
上記隙間5gからトナー通路5fに吹き込むように、気体の空気を供給する気体供給口5hが設けられている。即ち、上記気体供給口5hは、トナー通路5fに連通しており、気体ポンプ5iに設けられた気体吐出口5jと気体供給管5kを介して連通している。上記気体ポンプ5iが作動すると、上記気体供給管5k及び上記気体供給口5hを介してトナー通路5f内の新規トナー(T)又は再使用トナー(TT)又はそれらの混合トナー(T)に、例えば、0.5〜1.0リットル/分程度の送風量で気体の空気を吹き込むようになっていて、上記気体流移送手段5のトナー通路5fから出るトナー(T)は流動化が促進され、気体の空気との混合状態で上記混合気搬送経路101に吐出され、上記現像手段102に供給されるようになっている。
【0015】
図11はトナー供給装置と画像形成装置を合体させた装置の構成例の外観斜視図であり、図12はその正面縦断面図である。上記トナー供給装置0は、上記画像形成装置100の図示しない上記現像手段102から離れた画像形成部110の下方に設けられたトナー供給装置装着部106に、本体正面100aから出し入れが可能であって、着脱手段12の固定ネジ12aと固定部12bによって着脱可能に固定されるようになっている。
図12において、上記画像形成装置100は、複写機の例であり、上記トナー供給装置0と、上記画像形成部110と、従来公知の電子写真方式による画像形成を行うための、露光部120、自動原稿送り部(ADF)130、給紙部140等から溝成されている。上記露光部120は、上記自動原稿送り部(ADF)130あるいは手差しにてコンタクトガラス121上に載置された原稿(O)に光を照射するための光源122と、原稿(O)からの反射光像を上記画像形成部110の上記画像担持体103の感光体ドラム上に露光するためのミラー群123及びレンズ124からなる露光光学系によって構成されている。
上記画像形成部110は、上記画像担持体103の感光体ドラムとその周囲に配設された帯電手段107、上記現像手段102、レジストローラ108、上記転写手段104、上記クリーニング手段105と、定着手段109等によって構成されている。
また、上記給紙部140には各種サイズの転写紙(P)が収納された複数の給紙カセットが設置されている。
尚、上記露光部120はアナログ式の露光光学系の例であるが、上記露光部120としてレーザ光源と偏向器を用いたレーザ走査光学系を用いて画像信号に応じて、上記画像担持体103の感光体ドラム上に光書き込みを行う方式にすれば、レーザプリンタとして機能させることができ、更に、上記自動原稿送り部(ADF)130と上記露光部120の間に原稿読取装置を設置すればデジタル複写機やファクシミリ装置の構成となる。
【0016】
画像形成動作が開始されると、上記画像担持体103の感光体ドラムが上記帯電手段107により帯電され、上記露光部120からの原稿像が露光されて静電潜像が形成される。この静電潜像は上記現像手段102の2成分現像剤又は1成分現像剤によって現像して顕像化され、上記画像担持体103の感光体ドラム上にトナー像が形成される。上記画像担持体103の感光体ドラム上に形成されたトナー像は、上記給紙部140から給紙され、上記レジストローラ108を介して上記画像担持体103の感光体ドラムと上記転写手段104の上記転写ベルト104aとのニップ部に給紙された転写紙(P)に上記転写手段104により転写され、トナー像が転写された転写紙(P)は上記転写手段104の上記転写ベルト104aで上記定着手段109に搬送され、上記定着手段109でトナー像が転写紙(P)に定着される。定着後の転写紙(P)は排紙トレイ111に排紙されて収納されるようになっている。
他方、転写紙(P)にトナー像を転写した後の上記画像担持体103の感光体ドラム上は上記クリーニング手段105により清掃され、残留トナーや紙粉筆の異物が除去、回収されて、次工程に備えられる。又、転写紙(P)を搬送後の上記転写手段104の上記転写ベルト104aも上記クリーニング手段104bにより清掃され、残留トナーや紙粉等の異物が除去、回収されるようになっている。
【0017】
上記現像手段102としては、以下の説明ではトナー(T)とキャリアを用いた2成分磁気ブラシ現像方式を用いた例を示す。上記画像形成装置100の上記現像手段102の現像位置から離れている位置に配置された上記トナー供給装置0は、上記混合気搬送経路101としてのフレキシブルな管部材からなる新規トナー(T)と気体の混合気供給パイプで上記現像手段102と連結されており、上記画像形成装置100の上記本体正面100aでもある上記トナー供給装置0の上記本体正面0aに装着された上記トナー容器1内に貯蔵されている新規トナー(T)又は上記分級装置8で分別された再使用トナー(TT)が、上記気体流移送手段5の通称モーノポンプとも呼ばれる粉体ポンプユニットによって、上記混合気搬送経路101のフレキシブルな管部材からなる混合気供給パイプを介して上記現手段102に、気体の空気との混合気として搬送して供給されるようになっている。
上記混合気搬送経路101の新規トナー(T)又は再使用トナー(TT)と気体との混合気供給パイプは、フレキシブルで、且つ、耐トナー性に優れた管材料で、例えば、ナイロン、テフロン等を用いることが非常に有効である。従って、上記トナー供給装置0と上記現像手段102との接続がフレキシブルであるので各々の設置の制約がなくなり、上記トナー容器1の着脱操作や交換性が良く、レイアウトの有効活用が図れるようになった。
【0018】
転写紙(P)へ転写されなかった上記画像担持体103の感光体ドラム上に付着した残留トナーは、上記クリーニング手段105のクリーニングブレード105aにより掻き取られ回収トナー(t)として、気体流移送手段105bにより上記混合気搬送経路101を介して、上記排出口6から上記トナー供給装置0内に排出される。
又、上記転写手段104の上記転写ベルト104aの表面も、上記画像担持体103の感光体ドラムのトナーや転写紙(P)からの紙粉により汚れるが、クリーニング手段104bのクリーニングブレードにより掻き取られ回収トナー(t)として、気体流移送手段104cにより上記混合気搬送経路101を介して、上記排出口6から上記トナー供給装置0内に排出される。
従って、上記トナー容器1は小型化されて、本体正面0aから挿入するから着脱操作性が良く、上記トナー容器1内のトナー(T)は大量に堆積されることが少なく、更に回転されるから凝集が防止され、新規トナー(T)と回収トナー(t)の再使用トナー(TT)と廃棄トナー(tt)が上記トナー供給装置0内の同一の場所に集められので、トナー(T)又は回収トナー(t)の再使用トナー(TT)と廃棄トナー(tt)が飛び散るトナー汚れを防止するトナー供給装置0及びそれを有する画像形成装置100を提供することが出来るようになった。
【0019】
【発明の効果】
本発明によれば、装置正面からの着脱によりトナー容器の着脱操作性が向上し、また回収トナーを分級するのでトナー凝集がなくなる。また、トナー容器内に貯留されている新規トナー、廃棄ボトル等に回収される廃棄トナー、画像形成部内の再使用トナー等を近接した位置に集約して搬送、廃棄するようにしたので、従来のように異なった場所の狭い隙間からトナーが飛び散ることによるトナー汚れの発生を有効に防止することができる。即ち、まず、請求項1の発明によれば、トナーを内部に貯蔵するトナー容器を本体正面からトナー容器挿入部に挿入してトナー容器保持手段で着脱可能に保持されて開口からトナーが吐出されるトナー移送経路に吐出されたトナーを気体流移送手段で流動化する気体との混合気として移送し、画像形成処理後の回収トナーを排出口から回収トナー収容手段に排出して収容するようにしたので、トナー容器の着脱操作性が良く、トナー凝集、又は、トナーが飛び散るトナー汚れを防止するトナー供給装置を提供することが出来るようになった。更に、トナーを内部に貯蔵するトナー容器を本体正面からトナー容器挿入部に挿入してトナー容器保持手段で着脱可能に保持されて開口からトナーが吐出されるトナー移送経路に吐出されたトナーを気体流移送手段で流動化する気体との混合気として移送し、画像形成処理後の回収トナーを排出口から回収トナー収容手段に排出して収容すると共に排出口から排出された回収トナーを分級装置で分別するようにしたので、トナー容器の着脱操作性が良く、トナー凝集、又は、トナーが飛び散るトナー汚れを防止すると共に分級装置の分別によるトナーが飛び散るトナー汚れも防止するトナー供給装置を提供することが出来るようになった。つまり、回収トナー中の大きな塊や紙粉を分別して廃棄する一方で、使用可能なトナーだけを再使用するようにした。
請求項の発明によれば、トナーを内部に貯蔵するトナー容器を本体正面からトナー容器挿入部に挿入してトナー容器保持手段で着脱可能に保持されて開口からトナーが吐出されるトナー移送経路に吐出されたトナーを気体流移送手段で流動化する気体との混合気として移送し、画像形成処理後の回収トナーを排出口から回収トナー収容手段に排出して収容すると共に排出口から排出された回収トナーを、本体正面からトナー容器挿入部に挿入されるトナー容器の開口側に配置してなる分級装置で分別するようにしたので、トナー容器の着脱操作性が良く、トナー凝集、又は、トナーが飛び散るトナー汚れを防止すると共に分級装置の分別によるトナーが飛び散るトナー汚れも防止する小型のトナー供給装置を提供することが出来るようになった。
請求項の発明によれば、トナーを内部に貯蔵するトナー容器を本体正面からトナー容器挿入部に挿入してトナー容器保持手段で着脱可能に保持されて開口からトナーが吐出されるトナー移送経路に吐出されたトナーを気体流移送手段で流動化する気体との混合気として移送し、画像形成処理後の回収トナーを排出口から回収トナー収容手段に排出して収容すると共にトナー容器の開口からトナーが吐出されるトナー移送経路と分級装置から分別された再使用トナーが吐出される再使用トナー移送経路を合流部で合流するようにしたので、トナー容器の着脱操作性が良く、トナー凝集、又は、トナーが飛び散るトナー汚れを防止すると共に分級装置で分別された再使用トナーを単独又は新規トナーと混合してもトナーが飛び散るトナー汚れも防止するトナー供給装置を提供することが出来るようになった。従来異なった移送経路を経て搬送されていた新規トナーと回収トナーを合流させるようにしたので、コンパクト化でき、またトナー飛散による汚れを防止できる。
請求項の発明によれば、トナーを内部に貯蔵するトナー容器を本体正面からトナー容器挿入部に挿入してトナー容器保持手段で着脱可能に保持されて開口からトナーが吐出されるトナー移送経路に吐出されたトナーを気体流移送手段で流動化する気体との混合気として移送し、画像形成処理後の回収トナーを排出口から回収トナー収容手段に排出して収容すると共にトナー容器の開口からトナーが吐出されるトナー移送経路と、分級装置から分別された再使用トナーが吐出される、本体正面からトナー容器挿入部に挿入されるトナー容器の開口側に配置してなる再使用トナー移送経路とを合流部で合流するようにしたので、トナー容器の着脱操作性が良く、トナー凝集、又は、トナーが飛び散るトナー汚れを防止すると共に分級装置で分別された再使用トナーを単独又は新規トナーと混合してもトナーが飛び散るトナー汚れも防止する小型のトナー供給装置を提供することが出来るようになった。
請求項の発明によれば、トナーを内部に貯蔵するトナー容器を本体正面からトナー容器挿入部に挿入してトナー容器保持手段で着脱可能に保持されて開口からトナーが吐出されるトナー移送経路に吐出されたトナーを気体流移送手段で流動化する気体との混合気として移送し、画像形成処理後の回収トナーを排出口から回収トナー収容手段に排出して収容すると共に排出口から排出された回収トナーを分級装置で分別された廃棄トナーを廃棄トナー移送経路に吐出するようにしたので、トナー容器の着脱操作性が良く、トナー凝集、又は、トナーが飛び散るトナー汚れを防止すると共に分級装置の分別による廃棄トナーが飛び散るトナー汚れも防止するトナー供給装置を提供することが出来るようになった。回収トナーのうち再使用不能な部分については分級装置により分別して廃棄するようにしたので、コンパクトな構成でありながら、廃棄トナーの廃棄を含めたトナーリサイクル機構を実現することができる。
請求項の発明によれば、トナーを内部に貯蔵するトナー容器を本体正面からトナー容器挿入部に挿入してトナー容器保持手段で着脱可能に保持されて開口からトナーが吐出されるトナー移送経路に吐出されたトナーを気体流移送手段で流動化する気体との混合気として移送し、画像形成処理後の回収トナーを排出口から回収トナー収容手段に排出して収容すると共に排出口から排出された回収トナーを分級装置で分別された廃棄トナーを、本体正面からトナー容器挿入部に挿入されるトナー容器の開口側に配置してなる廃棄トナー移送経路に吐出するようにしたので、トナー容器の着脱操作性が良く、トナー凝集、又は、トナーが飛び散るトナー汚れを防止すると共に分級装置の分別による廃棄トナーが飛び散るトナー汚れも防止する小型のトナー供給装置を提供することが出来るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置の概略を説明する斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置の主要部を説明する説明図である。
【図3】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置の他の主要部を説明する説明図である。
【図4】(a1)(a2)乃至(d1)(d2)は本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置の他の主要部の状態を説明する説明図である。
【図5】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置の他の主要部の状態を説明する説明図である。
【図6】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置の他の主要部の状態を説明する説明図である。
【図7】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置の他の主要部の状態を説明する説明図である。
【図8】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置の他の主要部の状態を説明する説明図である。
【図9】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置の他の主要部の状態を説明する説明図である。
【図10】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置の他の主要部の状態を説明する説明図である。
【図11】本発明の実施の形態例を示す画像形成装置の概略を説明する斜視図である。
【図12】本発明の実施の形態例を示す画像形成装置を説明する説明図である。
【符号の説明】
0 トナー供給装置、0a 本体正面
1 トナー容器、1a 開口、1b トナー容器本体、1c 迫り出し部、
1d 開口迫り出し部、1e 案内溝、1f 係止部、
1g 栓、1g1 つまみ部
2 トナー容器挿入部、2a 挿入口、2b 挿入口
3 トナー容器保持手段、3a 回転駆動手段、3b ホルダ部、
3b1 ホルダ、3b2 内ホルダ、3b3 歯車、
3c シール、3d スライダー、3e チャック、
3e1 爪、3f スプリング、3g 移動手段、
3g1 駆動モータ、3g2 ウオームギヤ、
3g3 ウオームホイール(又はハスバギヤ)、
3g4 ピニオン、3g5 ラック、3h ストッパ、
3i 段ネジ、3j スプリング
4 トナー移送経路
5 気体流移送手段、5a ロータ、5b ステータ、5c ホルダ、
5d モータ、5e 横搬送スクリュー、
5f トナー通路、5g 隙間、5h 気体供給口、
5i 気体ポンプ、5j 気体吐出口、
5k 気体供給管
6 排出口、6a 回収トナー経路、6b 搬送スクリュー、6c モータ
7 回収トナー収容手段、7a 廃棄トナー容器、
7b 廃棄トナー容器挿入部
8 分級装置、8a ケース、8b 篩部、8c 支持手段、
8d 分別促進補助手段
9 再使用トナー移送経路、 10 合流部、 11 廃棄トナー移送経路、
12 着脱手段、 13 トナー堆積収容部、 14 開閉扉、
100 画像形成装置、100a 本体正面
101 混合気搬送経路、 102 現像手段、 103 画像担持体、
104 転写手段、104a 転写ベルト、104b クリーニング手段、
104c 気体流移送手段
105 クリーニング手段、105a クリーニングブレード、
105b 気体流移送手段
106 トナー供給装置装着部、 107 帯電手段、 108 レジストローラ、 109 定着手段、 110 画像形成部、 111 排紙トレイ、 120 露光部、 121 コンタクトガラス、 122 光源、
123 ミラー群、 124 レンズ、 130 自動原稿送り部(ADF)、 140 給紙手段

Claims (6)

  1. 電子写真方式によって画像担持体上の潜像を顕像化するトナーを現像位置から離れた位置より供給するトナー供給装置において、トナーを内部に貯蔵して吐出する1個又は2個以上のトナー容器を本体正面から挿入するトナー容器挿入部と、上記トナー容器挿入部から挿入された上記トナー容器を着脱可能に保持するトナー容器保持手段と、上記トナー容器保持手段に保持された上記トナー容器の開口から吐出されるトナーを移送するトナー移送経路と、上記トナー移送経路に吐出されたトナーを気体との混合気として移送する気体流移送手段と、画像形成処理後の回収トナーを排出する排出口と、上記排出口から排出された回収トナーを収容する回収トナー収容手段と、からなるトナー供給装置において、
    排出口から排出された回収トナーを分別する分級装置を備えたことを特徴とするトナー供給装置。
  2. 請求項記載のトナー供給装置において、分級装置は、本体正面からトナー容器挿入部に挿入されるトナー容器の開口側に配置されていることを特徴とするトナー供給装置。
  3. 請求項1又は2記載のトナー供給装置において、前記トナー移送経路と、前記分級装置から吐出された再使用トナーを移送する再使用トナー移送経路とが合流する合流部を備えたことを特徴とするトナー供給装置。
  4. 請求項3記載のトナー供給装置において、再使用トナー移送経路は、本体正面からトナー容器挿入部に挿入されるトナー容器の開口側に配置されていることを特徴とするトナー供給装置。
  5. 請求項1、2、3、又は4記載のトナー供給装置において、分級装置からの廃棄トナーが吐出される廃棄トナー移送経路を備えたことを特徴とするトナー供給装置。
  6. 請求項5記載のトナー供給装置において、廃棄トナー移送経路は、本体正面からトナー容器挿入部に挿入されるトナー容器の開口側に配置されていることを特徴とするトナー供給装置。
JP17061398A 1998-05-25 1998-06-03 トナー供給装置及びそれを有する画像形成装置 Expired - Lifetime JP3544122B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17061398A JP3544122B2 (ja) 1998-06-03 1998-06-03 トナー供給装置及びそれを有する画像形成装置
US09/318,000 US6151471A (en) 1998-05-25 1999-05-25 Toner supplying device, method and image forming apparatus using the same toner supplying device or method
DE19923898A DE19923898B4 (de) 1998-05-25 1999-05-25 Tonerversorgungseinrichtung und -verfahren sowie Bilderzeugungsvorrichtung und -verfahren

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17061398A JP3544122B2 (ja) 1998-06-03 1998-06-03 トナー供給装置及びそれを有する画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11352855A JPH11352855A (ja) 1999-12-24
JP3544122B2 true JP3544122B2 (ja) 2004-07-21

Family

ID=15908118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17061398A Expired - Lifetime JP3544122B2 (ja) 1998-05-25 1998-06-03 トナー供給装置及びそれを有する画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3544122B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5002218B2 (ja) * 2006-02-20 2012-08-15 株式会社リコー 画像形成装置
US7676182B2 (en) * 2006-05-17 2010-03-09 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus equipped with a buffering mechanism
JP6064681B2 (ja) * 2013-03-01 2017-01-25 株式会社リコー 収納容器から現像剤を補給する現像剤補給装置、それが搭載される画像形成装置、および収納容器から粉体もしくは流体を搬送する搬送装置
JP6439381B2 (ja) * 2014-10-28 2018-12-19 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11352855A (ja) 1999-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6151471A (en) Toner supplying device, method and image forming apparatus using the same toner supplying device or method
JP3544122B2 (ja) トナー供給装置及びそれを有する画像形成装置
JP2004286790A (ja) 廃トナー処理装置及び該処理装置を有する画像形成装置
JP3482632B2 (ja) トナー供給装置及びそれを有する画像形成装置
JP3802152B2 (ja) 画像形成装置
JPH11295972A (ja) トナー供給装置及びそれを有する画像形成装置
JP3579566B2 (ja) 画像形成装置の現像剤リサイクル装置
JP2991307B2 (ja) 画像形成装置
JPH11237823A (ja) 画像形成装置
JP3534169B2 (ja) トナー供給装置及びそれを有する画像形成装置
JP4354478B2 (ja) 画像形成装置
JP3527098B2 (ja) トナー供給装置及びそれを有する画像形成装置
JPH10293461A (ja) リサイクル現像剤の分級装置
JP3924410B2 (ja) 画像形成装置
JP3489997B2 (ja) 画像形成装置
JP3808619B2 (ja) 画像形成装置及びそれに用いられるトナーカートリッジ
JP3600452B2 (ja) 画像形成装置
JP3576762B2 (ja) 画像形成装置の回収現像剤処理装置
JP2002162880A (ja) 画像形成装置
JP3544850B2 (ja) トナー供給装置
JPH07210048A (ja) トナー再利用装置
JP4354477B2 (ja) 画像形成装置
JP2570989Y2 (ja) 電子写真装置
JP3369286B2 (ja) トナー供給装置
JPH11161128A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20031128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20031219

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040301

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040309

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040326

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040331

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080416

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090416

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100416

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100416

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110416

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120416

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140416

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term