JP3534169B2 - トナー供給装置及びそれを有する画像形成装置 - Google Patents

トナー供給装置及びそれを有する画像形成装置

Info

Publication number
JP3534169B2
JP3534169B2 JP15990998A JP15990998A JP3534169B2 JP 3534169 B2 JP3534169 B2 JP 3534169B2 JP 15990998 A JP15990998 A JP 15990998A JP 15990998 A JP15990998 A JP 15990998A JP 3534169 B2 JP3534169 B2 JP 3534169B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
toner container
container
empty
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP15990998A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11338237A (ja
Inventor
有二 北島
俊次 加藤
正純 矢羽田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=15703824&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP3534169(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP15990998A priority Critical patent/JP3534169B2/ja
Priority to DE19923898A priority patent/DE19923898B4/de
Priority to US09/318,000 priority patent/US6151471A/en
Publication of JPH11338237A publication Critical patent/JPH11338237A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3534169B2 publication Critical patent/JP3534169B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トナー供給装置及
びそれを有する画像形成装置に関し、特に、電子写真方
式における画像担持体上の潜像を顕像化してトナー画像
を形成するトナーを現像位置から離れた位置より供給す
るトナー供給装置及びそれを有する電子写真方式におけ
る画像担持体上の潜像を顕像化してトナー像を形成する
トナーを現像位置から離れた位置より供給されて画像を
形成する複写機、ファクシミリ装置、プリンターあるい
はこれらの複合機等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置に使用される現像装置はト
ナーを画像担持体上に供給することにより画像担持体上
の潜像を現像する構成を備えており、現像装置のタンク
内に収容されたトナーが減少してきた場合にはトナー補
給部よりタンク内にトナーを補給する。更に、トナーの
消費が進行してトナー補給部に設けたトナーカートリッ
ジ内のトナーも減少した場合には、新たなトナーカート
リッジとの交換が行われる。このようなトナーカートリ
ッジを用いたトナー補給装置としては従来から種々のも
のが提案されている。例えば、現像装置のトナータンク
に隣接して設けられたトナーサーバに設けた複数本のト
ナーカートリッジを回動して複数回自動的に変換される
ようして、操作者によるトナーカートリッジの交換頻度
を減少するトナー補給機構は公知である(特開平2−2
77083号の公報を参照)。現像装置と別体に設けら
れたトナー貯留手段からモーノポンプを使用してトナー
を空気との混合気として現像装置に供給するようにした
小型でメンテナンス時の操作性を向上させる構成も公知
である(特開平7−219329号の公報を参照)。複
数個のトナーカートリッジの容器をそれぞれ個別に装着
出来るトナーカートリッジ収容部を備え、一方又は他方
のトナーカートリッジのトナー容器から複数本の分岐管
と本管を有するトナー移送管を経由して現像装置にトナ
ーを補給するトナー補給装置において、トナー移送管を
通過するトナー量を測定するセンサーの近傍を通過トナ
ーが無いことがセンサーによって検知されると、他方の
トナーカートリッジの容器内のアジテータを回転させ
て、他方のトナーカートリッジの容器内のトナーを搬出
し始めるようにすることも公知である(特開平4―80
779号、特開平8―137227号等の公報を参
照)。更に、現像位置から離れた複数本のトナー容器を
備えたトナー供給装置から、現像装置にトナーを搬送し
て画像を形成することも同一出願人の発明者から提案さ
れている。然し、従来の複数のトナーカートリッジのト
ナー容器を有するトナーサーバやトナー供給装置におい
ては、トナー容器の着脱操作性が悪く、トナーを吐出す
るトナー容器は、トナー容器内のトナーが空又は空直前
の状態となるまで使用した後に、他のトナー容器からト
ナーを吐出することが出来たとしても、トナー容器内の
トナーが空又は空直前の状態となる以前に他のトナー容
器を任意に選択することが出来なかったので、トナー供
給が中断したり、不足又はトナー容器内のトナーが劣化
して、画像形成の動作が中断したり、形成画像の品質が
低下すると言う不具合が生じていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のかかる
トナー供給装置及びそれを有する画像形成装置は、2個
以上のトナーカートリッジのトナー容器を有するトナー
サーバやトナー供給装置においては、トナー容器の着脱
操作性が悪いという不具合があった。更に、トナーを吐
出するトナー容器は、トナー容器内のトナーが空又は空
直前となるまで使用した後に、他のトナー容器からトナ
ーを吐出することが出来ても、トナー容器内のトナーが
空又は空直前となる以前に他のトナー容器を任意に選択
することが出来なかったので、トナー供給が中断した
り、不足したり又はトナー容器内のトナーが劣化して画
像形成の動作が中断したり、形成画像の品質が低下する
と言う問題が生じていた。そこで本発明の課題は、この
ような問題点を解決するものである。即ち、2個以上の
トナー容器の着脱操作性が良く、使用するトナー容器を
選択可能にして、トナー供給の中断や不足又はトナー容
器内のトナーの劣化を防止して、画像形成動作の中断や
形成画像の品質低下を防止するトナー供給装置及びそれ
を有して画像を形成する画像形成装置を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の本発明は、画像担持体上の潜像を顕像化
するトナーを現像位置から離れた位置より供給するトナ
ー供給装置において、トナーを内部に貯蔵して開口から
吐出するトナー容器を挿入する少なくとも2個の挿入口
を備えたトナー容器挿入部と、上記各挿入口に挿入され
た上記トナー容器を着脱可能に保持するトナー容器保持
手段と、上記トナー容器保持手段に保持された2個以上
の上記トナー容器から任意に選択した特定の上記トナー
容器の開口からトナーを吐出させて、他の上記トナー容
器の上記開口からのトナーの吐出を阻止させるようにす
るトナー容器選択制御手段と、上記トナー容器保持手段
に保持された上記トナー容器の上記開口から吐出された
トナーを移送するトナー移送経路と、上記トナー移送経
路に吐出されたトナーを流動化した気体との混合気とし
て移送する気体流移送手段と、を備えたトナー供給装置
において、上記トナー容器選択制御手段は、一度使用を
開始したトナー容器内のトナーが空又は空直前の状態に
なる以前に、上記トナー容器の回転による開口からのト
ナーの吐出を阻止して、他の上記トナー容器の回転によ
る上記開口からのトナーの吐出を順次開始するように制
御することを最も主要な特徴とする。請求項2の本発明
は、請求項1記載のトナー供給装置において、トナー容
器選択制御手段は、初期稼働の初期状態時に、上記トナ
ー容器保持手段に保持された2個以上のトナー容器から
任意に選択した特定の上記トナー容器の開口からのみト
ナーを吐出させ、上記トナー容器選択制御手段は、一度
使用を開始したトナー容器内のトナーが空又は空直前の
状態になる以前に、上記トナー容器の回転による開口か
らのトナーの吐出を阻止して、他の上記トナー容器の回
転による上記開口からのトナーの吐出を順次開始するよ
うに制御することを最も主要な特徴とする。請求項3の
本発明は、請求項1又は2記載のトナー供給装置におい
て、トナー容器選択制御手段は、上記トナー容器保持手
段に保持された2個以上の全てのトナー容器内のトナー
が空又は空直前の状態になった時に、警告手段がトナー
容器内のトナーが空又は空直前であることを警告するよ
うに制御することを最も主要な特徴とする。請求項4の
本発明は、画像担持体上の潜像を顕像化するトナーを現
像位置から離れた位置より供給して画像を形成する画像
形成装置において、上記請求項1乃至3記載のいずれか
一つの請求項に記載のトナー供給装置と、上記トナー供
給装置から供給するトナーと気体との混合気を搬送する
弾性体の管からなる混合気搬送経路と、上記混合気搬送
経路によってトナーが搬送されて供給される現像手段
と、上記現像手段により静電潜像を顕像化したトナー像
を担持する画像担持体と、上記画像担持体上に形成され
たトナー像を被転写体に転写する転写手段と、からなる
ことを最も主要な特徴とする。請求項5の本発明は、
求項4記載の画像形成装置において、トナー供給装置に
おける、トナー容器保持手段に保持された2個以上の全
てのトナー容器内のトナーが空又は空直前の状態になっ
た時に、上記トナー容器内のトナーが空又は空直前で有
ることを警告する警告手段を有することを最も主要な特
徴とする。
【0005】
【作用】上記のように構成されたトナー供給装置及びそ
れを有する画像形成装置は、請求項1においては、トナ
ーを内部に貯蔵する少なくとも2個以上のトナー容器
を、本体正面からトナー容器挿入部に挿入してトナー容
器保持手段で着脱可能に保持して、トナー容器選択制御
手段により、任意に選択した特定のトナー容器の開口か
らトナーを吐出させて、他のトナー容器の開口からのト
ナーの吐出を阻止させるようにして、トナー容器からト
ナー移送経路に吐出したトナーを、気体流移送手段によ
り流動化する気体との混合気として現像位置から離れた
位置より供給するようにして、2個以上のトナー容器は
着脱操作性が良く、そのなかの使用するトナー容器を任
意に選択可能にして、トナー供給の中断やトナー容器内
のトナーの劣化を防止するトナー供給装置を提供するこ
とが出来るようにする。更に、トナー容器選択制御手段
により、一度使用を開始したトナー容器内のトナーが空
又は空直前の状態になる以前にトナーの吐出を阻止し
て、他のトナー容器の開口からのトナーの吐出をさせる
ようにして、トナー容器からトナー移送経路に吐出した
トナーを、気体流移送手段により流動化する気体との混
合気として現像位置から離れた位置より供給するように
して、2個以上のトナー容器の着脱操作性が良く、各ト
ナー容器内のトナーは、順次開始される各トナー容器の
回転によりトナー帯電量の低下やトナー凝集が解消され
て、トナー供給の中断や不足することなくトナーを供給
することが出来るようにする。請求項2においては、ト
ナーを内部に貯蔵する少なくとも2個以上の新規のトナ
ー容器を、本体正面からトナー容器挿入部に挿入してト
ナー容器保持手段で着脱可能に保持した初期稼働の初期
状態時に、トナー容器選択制御手段により、まず任意に
選択した特定のトナー容器の開口のみからトナーを吐出
させて、他のトナー容器の開口からのトナーの吐出を阻
止させるようにして、トナー容器からトナー移送経路に
吐出したトナーを、気体流移送手段により流動化する気
体との混合気として現像位置から離れた位置より供給す
るようにして、2個以上のトナー容器の着脱操作性が良
く、初期状態時にトナー容器を使用した場合には、常に
満杯のトナー容器が存在することになり、トナー供給の
中断又は不足を防止するトナー供給装置を提供すること
が出来るようにする。更に、トナー容器選択制御手段に
より、一度使用を開始したトナー容器内のトナーが空又
は空直前の状態になる以前にトナーの吐出を阻止して、
他のトナー容器の開口からのトナーの吐出をさせるよう
にして、トナー容器からトナー移送経路に吐出したトナ
ーを、気体流移送手段により流動化する気体との混合気
として現像位置から離れた位置より供給するようにし
て、2個以上のトナー容器の着脱操作性が良く、各トナ
ー容器内のトナーは、順次開始される各トナー容器の回
転によりトナー帯電量の低下やトナー凝集が解消され
て、トナー供給の中断や不足することなくトナーを供給
する。請求項3においては、トナーを内部に貯蔵する少
なくとも2個以上のトナー容器を、本体正面からトナー
容器挿入部に挿入してトナー容器保持手段で着脱可能に
保持して、トナー容器選択制御手段により、任意に選択
した特定のトナー容器の開口からトナーを吐出させて、
他のトナー容器の開口からのトナーの吐出を阻止させる
ようにして、トナー容器からトナー移送経路に吐出した
トナーを、気体流移送手段により流動化する気体との混
合気として現像位置から離れた位置より供給するように
すると共にトナー容器保持手段に保持された2個以上の
全てのトナー容器内のトナーが空又は空直前の状態にな
った時に、警告手段がトナー容器内のトナーが空又は空
直前であることを警告するようにして、2個以上のトナ
ー容器の着脱操作性が良く、トナー供給の中断、不足又
はトナー容器内のトナーの劣化を防止すると共にトナー
容器の交換作業を一時にまとめて行うことが出来るトナ
ー供給装置を提供することが出来るようにする。請求項
4においては、請求項1乃至3記載のいずれか1項に記
載のトナー供給装置から供給するトナーを、気体との混
合気として混合気搬送経路によって供給される現像手段
により、静電潜像を顕像化したトナー像を担持する画像
担持体上に形成されたトナー像を、転写手段で被転写体
に転写するようにして、トナー容器の着脱操作性や交換
性が良く、トナー供給の中断、不足又はトナー容器内の
トナーの劣化による、画像形成動作の中断や濃 度不足等
の形成画像の品質低下等を防止して、高品質の画像を形
成する画像形成装置を提供することが出来るようにす
る。請求項5においては、請求項1乃至3記載のいずれ
か1項に記載のトナー供給装置から供給するトナーを、
気体との混合気として混合気搬送経路によって供給され
る現像手段により、静電潜像を顕像化したトナー像を担
持する画像担持体上に形成されたトナー像を、転写手段
で被転写体に転写すると共にトナー供給装置のトナー容
器保持手段に保持された2個以上の全てのトナー容器内
のトナーが空又は空直前の状態になった時に、警告手段
がトナー容器内のトナーが空又は空直前であることを警
告するようにして、2個以上のトナー容器の着脱操作性
や交換性が良く、トナー供給の中断、不足又はトナー容
器内のトナーの劣化による画像形成動作の中断や濃度不
足等の形成画像の品質低下等を防止すると共にトナー容
器の交換作業を一時にまとめて行うことが出来る高品質
の画像を形成する画像形成装置を提供することが出来る
ようにする。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は本発明のトナー供給
装置の一例の構成を示す斜視図であり、略円筒状のトナ
ー容器1は、電子写真方式における潜像を顕像化してト
ナー画像を形成するトナー(T)を筒形状の内部に貯蔵
しており、図示しない独立した画像形成装置100の現
像手段102の現像位置から離れた位置に配置されたト
ナー供給装置0のトナー容器挿入部2の挿入口2aの、
各挿入口2a1、挿入口2a2、挿入口2a3に着脱可
能に図示の矢印A方向の本体正面0aから挿入されてト
ナー容器保持手段3により保持される。トナー容器選択
制御手段4のCPU(制御手段)は、上記トナー容器保
持手段3により保持された2個以上の上記トナー容器1
から選択した特定の上記トナー容器1の開口1aからト
ナー(T)を吐出させて、他の上記トナー容器1の上記
開口1aからのトナー(T)の吐出を阻止させるように
なっている。つまり、トナーを吐出させるトナー容器を
選択できる。気体流移送手段6は、上記トナー容器保持
手段3に保持されて上記トナー容器1の上記開口1aか
らトナー移送経路5に吐出されて、トナー堆積収容部8
に堆積したトナー(T)を、流動化する気体との混合気
として、弾性体の管からなる混合気搬送経路101を介
して、図示しない上記画像形成装置100の上記現像手
段102に移送する通称モーノポンプとも呼ばれる粉体
ポンプユニットである。
【0007】警告手段7は、上記トナー容器選択制御手
段4のCPUにより、上記トナー容器保持手段3に保持
された2個以上の全ての上記トナー容器1内のトナー
(T)が空又は空直前の状態になった時に、上記トナー
容器1内のトナー(T)が空又は空直前であることを、
表示面7aに警告表示するようになっている。上記表示
面7aは、例えばLED表示部材であって、上記トナー
容器挿入部2の各上記挿入口2a1〜2a3に上記本体
正面0aから挿入される3個のトナー容器1に対応して
設けられた各開閉扉9の前面に、上記トナー容器選択制
御手段4のCPUにより、上記トナー容器保持手段3に
保持された2個以上の全ての上記トナー容器1内のトナ
ー(T)が空又は空直前の状態になった時に、上記トナ
ー容器1内のトナー(T)が空又は空直前の状態である
旨の警告メッセージを表示又は警告音と共に又は単独で
表示するようになっている。トナー容器有無検知手段1
0は、上記トナー容器挿入部2の上記各挿入口2aの各
上記挿入口2a1、上記挿入口2a2、上記挿入口2a
3に挿入されて上記トナー容器保持手3に保持される上
記トナー容器1の有無の状態を検知するようになってい
る。トナー有無検知手段11は、例えば高さセンサ11
aから成り、上記トナー堆積収容部8に堆積したトナー
(T)の上面の高さを検知して、上記トナー容器選択制
御手段4のCPUを介して、上記気体流移送手段6で移
送されて上記トナー容器1の内部に貯蔵したトナー
(T)が空になる直前であるトナーニアエンド又は空の
状態を認識するようになっている。
【0008】図2は装着されたトナー容器からトナーが
吐出される状態を示す要部断面図であり、同図におい
て、上記トナー容器有無検知手段10によって、トナー
容器1が、トナー容器挿入部2の挿入口2aから挿入さ
れてトナー容器保持手段3に保持されると、フィラー1
0aがトナー容器の周面に接触して、センサ部10b
(例えば、透過型フォトセンサ=フォトインタラプタ)
を遮蔽すると、上記トナー容器1の「有」を検知する。
トナー容器1の「有」を検知すると、上記トナー容器選
択制御手段4のCPUを介して、上記トナー容器挿入部
2の上記挿入口2aと上記トナー移送経路5との間を遮
蔽する遮蔽手段12の遮蔽板12aが、駆動モータ12
b(或はモータにより駆動されるギヤ、アーム等の作動
部材)により駆動されて、図示の矢印B方向(開放方
向)に移動して遮蔽を解除することが出来るようになっ
て、上記トナー容器1の上記開口1aから上記トナー容
器保持手段3の移動手段3g等により栓1gを引き抜き
開栓して、上記トナー移送経路5にトナー(T)の吐出
が可能な状態となるようになっている。
【0009】図3は図2においてトナー容器が装着され
ていな状態を示す断面図であり、上記トナー容器有無検
知手段10によって、上記トナー容器1が、上記トナー
容器挿入部2の上記挿入口2aに未挿入であれば、上記
フィラー10aが、そのばね力により時計廻り方向に回
動してセンサ部10bと干渉しないようになり、トナー
容器1の「無し」を検知する。トナー容器有無検知手段
10が、トナー容器1の「無」を検知すると、トナー容
器選択制御手段4のCPUを介して、トナー容器挿入部
2の上記挿入口2aと上記トナー移送経路5との間を遮
蔽する上記遮蔽手段12の上記遮蔽板12aが、上記駆
動モータ12bにより駆動されて、図示の矢印C方向
(遮蔽方向)に移動して、上記トナー容器挿入部2の上
記挿入口2aと上記トナー移送経路5との間を遮蔽する
ようになっているから、上記トナー移送経路5から上記
トナー容器挿入部2の上記挿入口2aを介してのトナー
(T)の飛散を防止出来る。
【0010】図4は上記トナー供給装置の制御例の一つ
を示すフローチャートであり、同図において、上記トナ
ー供給装置0は、上記トナー容器選択制御手段4のCP
Uにより、一度使用を開始したトナー容器1を、そのト
ナー(T)が空又は空直前の状態になるまで使用する場
合には、トナー(T)の供給状態になると(ステップ
1)、新規の上記トナー容器1が上記トナー容器挿入部
2の上記挿入口2aの各上記挿入口2a1、上記挿入口
2a2、上記挿入口2a3に挿入された最初に稼働する
初期状態かどうかを判断して(ステップ2)、初期状態
であれば、上記トナー容器有無検知手段10により、上
記トナー容器挿入部2の上記挿入口2aから挿入されて
上記トナー容器保持手段3に保持された2個以上の上記
トナー容器1が有るか否かを検知することにより(ステ
ップ3)、上記トナー容器保持手段3に保持されている
上記トナー容器1が単一ならば(ステップ3 No)、
その単一の上記トナー容器1の上記開口1aから上記栓
1gを抜き取り開栓して(ステップ4)、上記トナー容
器1の上記開口1aからトナー(T)を吐出して(ステ
ップ5)、終了する。ステップ3において2個以上の上
記トナー容器1が有る場合には、上記トナー容器保持手
段3に保持されている2個以上の上記トナー容器1の
内、任意に選択された1個の特定の上記トナー容器1の
上記開口1aから上記栓1gを抜き取り開栓して(ステ
ップ6)、選択されなかった他の上記トナー容器1の上
記開口1aを閉じる上記栓1gを閉栓状態にして(ステ
ップ7)、選択された1個の特定の上記トナー容器1の
上記開口1aからトナー(T)を吐出して(ステップ
8)、終了する。
【0011】ステップ1において初期状態でない場合、
つまり新規のトナー容器ばかりでない場合には、上記ト
ナー容器挿入部2の上記挿入口2aから挿入されて上記
トナー容器保持手段3に保持されて開栓中の上記トナー
容器1の上記開口1aからトナー(T)を継続して吐出
して継続使用して、他の上記トナー容器1の上記開口1
aを未開栓にして未使用にするが(ステップ9)、更に
上記トナー有無検知手段11の上記高さセンサ11aに
より、上記トナー容器1内のトナー(T)が空又は空直
前で有るか否かを検知して(ステップ10)、上記トナ
ー容器1内のトナー(T)が空又は空直前の状態でない
ならば、上記トナー容器1の上記開口1aからトナー
(T)を吐出して終了する(ステップ11)。然し、ス
テップ10において、上記トナー容器1内のトナー
(T)が空又は空直前の状態であれば、トナー容器有無
検知手段10により、トナー容器挿入部2の挿入口2a
から挿入されて上記トナー容器保持手段3に保持された
上記トナー容器1の有無を検知するにより(ステップ1
2)、上記トナー容器1が有り、上記トナー容器保持手
段3に保持されている複数個の上記トナー容器1の内、
任意に選択された1個の特定の上記トナー容器1の上記
開口1aから上記栓1gを抜き取り開栓して(ステップ
13)、選択されなかった他の上記トナー容器1の上記
開口1aを閉じる上記栓1gを未開栓にして(ステップ
14)、選択された1個の特定のトナー容器1の開口1
aからトナー(T)を吐出して(ステップ15)、終了
するが、上記トナー容器保持手段3に保持された2個以
上の全てのトナー容器1内のトナー(T)が空又は空直
前の状態になった時に、上記警告手段7が全ての上記ト
ナー容器1内のトナー(T)が空又は空直前の状態であ
ることを警告して(ステップ16)、終了する。このよ
うに本形態例では、トナー容器選択制御手段4により任
意に選択した特定のトナー容器の開口からトナーを吐出
させて、他のトナー容器の開口からのトナーの吐出を阻
止させるようにしている。このため、2個以上のトナー
容器のうちの使用するトナー容器を任意に選択可能にし
て、トナー供給の中断やトナー容器内のトナーの劣化を
防止することができる。また、初期状態時にトナー容器
を使用した場合には、常に満杯のトナー容器が存在する
ことになり、トナー供給の中断又は不足を防止すること
ができる。
【0012】図5は本発明のトナー供給装置の他の制御
例を示すフローチャートであり、上記トナー供給装置0
において、上記トナー容器選択制御手段4のCPUによ
り、既に一度使用を開始した上記トナー容器1内のトナ
ー(T)が空又は空直前の状態になる以前に上記開口1
aからのトナー(T)の吐出を阻止して、他の上記トナ
ー容器1の上記開口1aからのトナー(T)の吐出を順
次開始する場合には、上記トナー容器有無検知手段10
により、上記トナー容器挿入部2の上記挿入口2aから
挿入されて上記トナー容器保持手段3に保持された2個
以上の上記トナー容器1の有無を検知することにより
(ステップ21)、上記トナー容器1が2個以上が無い
ならば、上記警告手段7が警告して(ステップ22)、
終了する。上記トナー容器保持手段3に保持された2個
以上の上記トナー容器1が有れば(ステップ21 Ye
s)、トナー(T)の供給状態になり(ステップ2
3)、上記トナー有無検知手段11の高さセンサ11a
により、全ての上記トナー容器1内のトナー(T)が空
又は空直前で有るかを検知して(ステップ24)、上記
トナー容器保持手段3に保持された2個以上の全てのト
ナー容器1内のトナー(T)が空又は空直前の状態にな
った時に、上記警告手段7が上記トナー容器1内のトナ
ー(T)が空又は空直前であることを警告して(ステッ
プ25)、終了する。然し、ステップ24がNoの場
合、即ち上記トナー容器保持手段3に保持された上記ト
ナー容器1内にトナー(T)がある場合は、トナー
(T)が空又は空直前でない上記トナー容器1が単一か
を判断して(26)、トナー(T)が空又は空直前の上
記トナー容器1が単一であればステップ33へ移行す
る。然し、トナー(T)が空又は空直前でない上記トナ
ー容器1が単一でないならば、トナー(T)が空又は空
直前でない複数個の上記トナー容器1中から、任意の1
個の特定の上記トナー容器1を選択して(ステップ2
7)、選択された上記トナー容器1が継続して使用され
ているか否かを判断して(ステップ28)、継続して使
用される選択された上記トナー容器1であれば、それ以
外の他のトナー容器1を選択して、そのトナー容器1の
上記開口1aから上記栓1gを抜き取り開栓して(ステ
ップ29)、他の上記トナー容器1の上記開口1aから
トナー(T)を吐出して供給して(ステップ30)、そ
の後にトナー(T)供給を終了して(ステップ31)、
他の上記トナー容器1の上記開口1aに上記栓1gを差
込み閉栓して(ステップ32)、終了する。然し、ステ
ップ28において、選択されたトナー容器1が継続して
使用されていない場合には、その上記トナー容器1の上
記開口1aから上記栓1gを抜き取り開栓し、他の上記
トナー容器1の上記開口1aを上記栓1gで閉栓して
(ステップ33)、上記トナー容器1の上記開口1aか
らトナー(T)を吐出して供給して(ステップ34)、
その後にトナー(T)供給を終了して(ステップ3
4)、上記トナー容器1の上記開口1aに上記栓1gを
差込み閉栓して(ステップ36)、終了する。ステップ
26において空又は空直前の上記トナー容器1が単一で
あればステップ33へ移行し、当該トナー容器を開栓す
る。その後は、順次ステップ34、35、36へと進
む。
【0013】図6は本発明の他の制御例を示すフローチ
ャートであり、上記トナー供給装置0において、上記ト
ナー容器選択制御手段4のCPUにより、上記トナー容
器1の各選択モードを図示しない入力部からキー入力し
て(ステップ101)、キー入力して記憶された上記ト
ナー容器1の選択モードが、一度使用を開始した上記ト
ナー容器1内のトナー(T)を継続して空又は空直前の
状態になるまで使用するモードか否かを判断して(ステ
ップ102)、一度使用を開始した上記トナー容器1内
のトナー(T)を継続して空又は空直前まで使用するモ
ードであれば、上記トナー容器1内のトナー(T)を継
続して空又は空直前となるまで使用してから後に、他の
上記トナー容器1を選択して使用して(ステップ1乃至
16)、終了する。然し、一度使用を開始した上記トナ
ー容器1内のトナー(T)を継続して空又は空直前まで
使用しないモードならば、上記トナー容器1内のトナー
(T)が空又は空直前の以前に、他の上記トナー容器1
を選択して使用して(ステップ21乃至36)、終了す
る。本発明では、一度使用を開始したトナー容器を空又
は空直前になるまで使用し、その間他のトナー容器から
のトナー吐出を中止するので、一度使用したトナー容器
の場合であっても、常に満杯のトナー容器が存在するこ
ととなり、トナー供給の中断または不足を防止すること
ができる。また、一度使用を開始したトナー容器を空又
は空直前になるまで使用したあとに、他のトナー容器か
らのトナー吐出を開始するので、トナー容器内にトナー
が残留することがなくトナー供給を継続し、トナー供給
の中断または不足を防止することができる。また、一度
使用を開始した上記トナー容器1内のトナー(T)を継
続して空又は空直前まで使用せず、その前段階で吐出を
中止して、他のトナー容器からの吐出を開始することに
より、順次開始されるトナー容器の回転によりトナー帯
電量が低下し、トナー凝集が解消されて、トナーの中断
や不足をなくすることができる。
【0014】図7は本発明のトナー供給装置を適用した
画像形成装置の一例の斜視図、図8はその縦断面図であ
り、図示しないメインモータの電源をONして、上記ト
ナー容器1が上記トナー容器保持手段3に保持されなが
ら回転駆動手段3aにより回転駆動されると、上記トナ
ー容器1の筒形状の内部に貯蔵されたトナー(T)は、
上記トナー容器1の軸方向一端に設けた上記開口1aか
ら上記トナー移送経路5に吐出されて、上記トナー堆積
収容部8に堆積して収容され、上記トナー堆積収容部8
に堆積されて収容されたトナー(T)は、上記気体流移
送手段6により上記画像形成装置100の上記現像手段
102に移送して供給される。上記トナー堆積収容部8
へのトナー(T)の供給は、上記トナー堆積収容部8の
下部位置に設けられた上記トナー有無検知手段11の上
記高さセンサ11aと上記トナー容器選択制御手段4の
CPUにより行われる。即ち、上記トナー有無検知手段
11の上記高さセンサー11aの圧電素子により検知さ
れたトナー(T)の量がある定められた高さ以下である
と、上記トナー容器1の軸方向一端に設けた上記開口1
aから吐出してトナー(T)の供給が開始される。そし
て、上記高さセンサ11aにてトナーの有無を検知し
て、上記トナー堆積収容部8内に堆積して収容されたト
ナー(T)の量がある定められた高さ以上になるとトナ
ー供給を停止する。上記トナー容器選択制御手段4のC
PUにより、上記トナー容器挿入部2の各挿入口2aの
上記挿入口2a1、上記挿入口2a2、上記挿入口2a
3に挿入されて上記トナー容器保持手段3に保持される
各上記トナー容器1に対応した上記開閉扉9の前面に配
置された上記警告手段7の各上記表示面7aと、上記画
像形成装置100の本体正面100aに設けられた操作
パネル100b上の警告手段105の表示面105aに
も、上記トナー容器保持手段3に保持された複数本の全
ての上記トナー容器1内のトナー(T)が空又は空直前
の状態になった時に、上記トナー容器1内のトナーが空
又は空直前である旨の警告メッセージを表示又は警告音
と共に又は単独で表示することが出来るようになってい
る。
【0015】又、トナー(T)を吐出している上記トナ
ー容器1は、上記高さセンサ11aにてトナー(T)の
量がある定められた高さ以下であると検知され、この検
知があらかじめ定められた回数、時間等を越えると、上
記トナー有無検知手段11がトナー容器選択制御手段4
のCPUにより、内部に貯蔵したトナー(T)が「空」
になる直前であるトナーニアエンドを認識するようにな
っている。上記栓1gは、上記トナー有無検知手段11
による上記トナー容器1内のトナー(T)が「空」にな
る直前のトナーニアエンドであることを認識してから、
上記トナー容器1内部に貯めたトナー(T)が無くなる
のに充分な所定時間が経過した後に、内部のトナー
(T)を吐出した上記トナー容器1の上記開口1aを閉
じるようになっている。この画像形成装置100は、複
写機の例であり、上記トナー供給装置0と、自動原稿送
り部(ADF)110と、従来公知の電子写真方式によ
る画像形成を行うための、露光部120、画像形成部1
30、給紙部140等から構成されている。上記露光部
120は、上記自動原稿送り部(ADF)110あるい
は手差しにてコンタクトガラス111上に載置された原
稿(O)に光を照射するための光源121と、原稿
(O)からの反射光像を上記画像形成部130の画像担
持体103の感光体ドラム上に露光するためのミラー群
122及びレンズ123からなる露光光学系によって構
成されている。
【0016】上記画像形成部130は、上記画像担持体
103の感光体ドラムとその周囲に配設された帯電手段
106、上記現像手段102、レジストローラ107、
転写手段104、クリーニング手段108と、定着手段
109等によって構成されている。また、上記給紙部1
40には各種サイズの転写紙(P)が収納された複数の
給紙カセットが設置されている。尚、上記露光部120
はアナログ式の露光光学系の例であるが、上記露光部1
20としてレーザ光源と偏向器を用いたレーザ走査光学
系を用いて画像信号に応じて、上記画像担持体103の
感光体ドラム上に光書き込みを行う方式にすれば、レー
ザプリンタとして機能させることができ、更に、上記自
動原稿送り部(ADF)110と上記露光部120の間
に原稿読取装置を設置すればデジタル複写機やファクシ
ミリ装置の構成となる。画像形成動作が開始されると、
上記画像担持体103の感光体ドラムが上記帯電手段1
06により帯電され、上記露光部120からの原稿像が
露光されて静電潜像が形成される。この静電潜像は上記
現像手段102の2成分現像剤又は1成分現像剤によっ
て現像して顕像化され、上記画像担持体103の感光体
ドラム上にトナー像が形成される。上記画像担持体10
3の感光体ドラム上に形成されたトナー像は、上記給紙
部140から給紙され、上記レジストローラ107を介
して上記画像担持体103の感光体ドラムと上記転写手
段104の転写ベルト104aとのニップ部に給紙され
た転写紙(P)に上記転写手段104により転写され、
トナー像が転写された転写紙(P)は上記転写手段10
4の上記転写ベルト104aで上記定着手段109に搬
送され、上記定着手段109でトナー像が転写紙(P)
に定着される。定着後の転写紙(P)は図示しないトレ
イに排紙されて収納されるようになっている。
【0017】他方、転写紙(P)にトナー像を転写後の
上記画像担持体103の感光体ドラム上は上記クリーニ
ング手段108により清掃され、残留トナーや紙粉等の
異物が除去、回収されて、次工程に備えられる。又、転
写紙(P)を搬送後の上記転写手段104の上記転写ベ
ルト104aもクリーニング手段104bにより清掃さ
れ、残留トナーや紙粉等の異物が除去、回収されるよう
になっている。上記現像手段102としては、以下の説
明ではトナー(T)とキャリアを用いた2成分磁気ブラ
シ現像方式を用いた例を示す。上記画像形成装置100
の上記現像手段102の現像位置から離れている位置に
配置された上記トナー供給装置0は、上記混合気搬送経
路101としてのフレキシブルな管部材からなるトナー
(T)と気体の混合気供給パイプにより、上記現像手段
102と連結されており、上記画像形成装置100の上
記本体正面100aでもある上記トナー供給装置0の上
記本体正面0aに装着された上記トナー容器1内に貯蔵
されているトナー(T)が、上記気体流移送手段6の通
称モーノポンプとも呼ばれる粉体ポンプユニットによっ
て、上記混合気搬送経路101のフレキシブルな管部材
からなるトナーと気体との混合気供給パイプを介して上
記現手段102に、気体の空気との混合気として搬送し
て供給されるようになっている。上記混合気搬送経路1
01のトナー(T)と気体との混合気供給パイプは、フ
レキシブルで、且つ、耐トナー性に優れた管材料で、例
えば、ナイロン、テフロン等を用いることが非常に有効
である。従って、上記トナー供給装置0と上記現像手段
102との接続がフレキシブルであるので各々の設置の
制約がなくなり、上記トナー容器1の着脱操作や交換性
が良く、レイアウトの有効活用が図れるようになった。
【0018】図9は気体流移送手段の一例の断面図であ
り、同図において、上記気体流移送手段6の粉体ポンプ
ユニットは、従来公知の通称モーノポンプと呼ばれ、ロ
ータ6a、ステータ6b、ホルダ6c等より構成され
て、上記トナー容器1の上記開口1aから上記トナー移
送経路5に吐出されて、上記トナー堆積収容部8に堆積
して収容されたトナー(T)を、気体の空気との混合状
態で移送するようになっている。上記ロータ6aは、図
示しない駆動源と横搬送スクリユ6dを介して連結され
て回転駆動される。上記ステータ6bは、ゴム材料等の
弾性体で作られていて上記ロータ6aを包囲している。
上記ホルダ6cは、上記ステータ6bを保持している。
上記ステータ6bの側面と上記ホルダ6cの内部側面の
間にはlmm程度の隙間6eがあり、トナー通路6fに
連通している。上記隙間6eから上記トナー通路6fに
吹き込むように、気体供給口6gが設けられている。上
記気体供給口6gは、上記トナー通路6fに連通してお
り、気体供給手段6hのエアポンプに設けられた気体吐
出口6iと気体供給管6jを介して連通している。上記
気体供給手段6hのエアーポンプは、作動すると上記気
体供給口6gを介してトナー(T)に、0.5〜1.0
リットル/分程度の送風量で気体の空気を吹き込むよう
になっている。これにより、上記気体流移送手段6の粉
体ポンプユニットの上記トナー通路6fから出るトナー
(T)は、流動化が促進され、気体の空気との混合状態
で上記混合気搬送経路101のフレキシブルな管部材か
らなるトナーと気体との混合気供給パイプを介して上記
現手段102に、気体の空気との混合気として搬送して
供給されるようになっているから、上記気体流移送手段
6の粉体ポンプユニットのトナー(T)の移送がより確
実なものとなる。
【0019】図10はトナー供給装置と現像手段との関
係を示す略図であり、上記トナー供給装置0の上記気体
流移送手段6の粉体ポンプユニットから上記混合気搬送
経路101により上記現像手段102へ搬送されるトナ
ー(T)の供給は、上記現像手段102のトナー補給部
102aに設けられた上記トナー有無検知手段11の高
さセンサ11bと上記トナー容器選択制御手段4のCP
Uにより行われる。図示しないメインモータの電源をO
Nして、上記トナー容器1が上記トナー容器保持手段3
に保持されながら回転駆動されて、上記トナー容器1の
筒形状の内部に貯蔵されたトナー(T)は、上記トナー
容器1の軸方向一端に設けた上記開口1aから上記トナ
ー移送経路5に吐出して上記トナー堆積収容部8に堆積
して収容され、上記トナー堆積収容部8に堆積して収容
されたトナー(T)は、上記気体流移送手段6により上
記現像手段102の上記トナー補給部102aへ供給が
開始される。上記現像手段102へのトナー(T)の供
給は、上記トナー補給部102aの下部位置に設けられ
た上記トナー有無検知手段11の上記高さセンサー11
bと上記トナー容器選択制御手段4のCPUにより行わ
れる。即ち、上記トナー有無検知手段11の上記高さセ
ンサー11bにより検知されたトナー(T)の量がある
定められた高さ以下であると、上記気体流移送手段6の
粉体ポンプニニットを駆動して上記現像手段102の上
記トナー補給部102aへトナー(T)の供給が開始さ
れる。そして、上記トナー補給部102a内に堆積して
収容されたトナー(T)の量がある定められた高さ以上
になると上記高さセンサー11bにて検知してトナー供
給を停止する。これらの制御により、上記トナー補給部
102a内には常に所定量のトナー(T)が収納され、
安定した現像工程が保証される。又、トナー(T)を吐
出している上記トナー容器1は、上記高さセンサー11
bにてトナー(T)の量がある定められた高さ以下であ
ると検知し、これが予め定められた回数、時間等を越え
ると、他のトナー容器1の上記回転駆動手段3aの駆動
中止を解除して内部に貯蔵するトナー(T)を上記トナ
ー移送経路5に吐出して上記トナー堆積収容部8に堆積
して収容するようになっている。上記他のトナー容器1
の内部に貯蔵したトナー(T)を、上記トナー移送経路
5に吐出して上記トナー堆積収容部8に堆積し収容し
て、上記気体流移送手段6の粉体ポンプニニットを駆動
して上記混合気搬送経路101を経て、上記現像手段1
02の上記トナー補給部102aへの供給が開始され
る。上記現像手段102の上記トナー補給部102aに
は、上記トナー補給部102aに設けられている攪拌部
材102a1の軸方向一端側にトナー補給用開口102
a2が形成されており、上記トナー補給用開口102a
2には、トナー回収手段102bが脱着可能に設置され
るようになっている。
【0020】図11はトナー回収手段等の内部構成図で
あり、上記トナー回収手段102bは、上記トナー補給
部102aとは別体で構成されたユニット構造であり、
トナー(T)供給源である上記トナー供給装置0から上
記混合気搬送経路101のフレキシブルな管部材からな
るトナーと気体との混合気供給パイプを介して気体の空
気との混合状態で搬送されてきたトナー(T)は、空気
と分離して回収され、上記現像手段102の上記トナー
補給部102a内に収容されている補給するトナー
(T)が減少した際に補給するために用いられる。上記
トナー回収手段102bは、縦方向に長手方向に設定さ
れた漏斗形状のトナー分離部102b1を有する。上記
トナー分離部102b1は、トナー供給源である上記ト
ナー供給装置0から気体の空気により搬送されるトナー
(T)と気体の空気とを分離し、トナー(T)のみを重
力により落下させて上記現像手段102の上記トナー補
給部102aに導入することができるホッパによって構
成されている。このため、上記トナー分離部102b1
の上部位置には、トナー搬送手段の一つをなす上記混合
気搬送経路101のフレキシブルな管部材からなるトナ
ーと気体との混合気供給パイプの一端が連結され、下部
位置には、上記現像手段102の上記トナー補給部10
2aに連結可能な開口102b2が形成されている。こ
れにより、上記混合気搬送経路101のフレキシブルな
管部材からなるトナー(T)と気体の空気との混合気の
供給パイプから送られてくる気体の空気とトナー(T)
の混合気は、上記トナー分離部102b1の内周壁に衝
突すると、上記トナー分離部102b1の形状及び上記
混合気搬送経路101のフレキシブルな管部材からなる
トナーと気体との混合気の供給パイプからの吐出位置と
により、螺旋運動をしながら下降し、比重の軽い気体の
空気が上昇する一方、比重の大きいトナー(T)のみが
落下することになるので、気体の空気とトナー(T)と
が分離される。上記トナー分離部102b1の上面に
は、気体の空気のみを吐き出させるためのフィルタ10
2b3が設けられており、また、下面には、上記開口1
02b2を開閉するための開閉部材102b4が設けら
れている。
【0021】図12は現像手段の構成例であり、上記現
像手段102は、上記トナー補給部102aと現像容器
部102cとで構成されており、上記現像容器部102
cは、図示の矢印D方向に回動可能に保持された上記画
像担持体103である感光体ドラムの近傍に配置され、
そして、上記トナー補給部102aは上記現像容器部1
02cに搭載されている。上記現像容器部102cの内
部には、攪拌ローラ102d及びパドルホイール102
eが設けられており、上記攪拌ローラ102dにより攪
拌混合されて互いに逆極性に摩擦帯電させられた磁性あ
るいは非磁性のトナーと磁性キャリアとからなる2成分
系現像剤が上記パドルホイール102eにより汲み上げ
られるようになっている。上記トナー補給部102a
は、上記画像担持体103の感光体ドラムに供給される
トナー(T)の濃度が低下した場合に、トナー補給ロー
ラ102a3の回転によりトナー(T)を上記攪拌ロー
ラ102dに向け繰り出すようになっている。上記パド
ルホイール102eによって現像剤が汲み上げられる位
置には、上記画像担持体103の感光体ドラムに近接さ
せて複数の現像ローラ102f、現像ローラ102gが
設けられている。上記現像ローラ102fと上記現像ロ
ーラ102gは、上記画像担持体103の感光体ドラム
の回動方向に沿って上流側に位置するものが第1の上記
現像ローラ102fとされ、下流側に位置するものが第
2の上記現像ローラ102gとされている。これら第1
の上記現像ローラ102fと第2の上記現像ローラ10
2gは、図示しない駆動部により図中、反時計方向に回
転可能なスリーブとこのスリーブの内部に固定されてい
るマグローラとを主要部として備えている。このスリー
ブは、アルミニウムあるいは、ステンレスの非磁性体で
構成され、マグローラは、フェライト磁石あるいはゴム
磁石さらにはナイロン粉末とフェライト粉末とを混練し
て成形したプラスチック磁石等からなり、磁極が周方向
に沿って複数配置された構成を有している。
【0022】上記現像容器部102c内においては、上
記パドルホイール102eの回転時に発生する遠心力に
よって現像剤が汲み上げられ、第1の上記現綾ローラ1
02fに向け放出される。放出された現像剤の一部は、
直接、第1の上記現像ローラ102fに供給されて第1
の上記現像ローラ102fの表面に担持される。放出さ
れる現像剤の残りの一部は、第2の上記現像ローラ10
2gに突き当たることにより跳ね返ると第1の上記現像
ローラ102f側の磁力により第1の上記現像ローラ1
02fの表面に支持される。第1の上記現像ローラ10
2fへの現像剤の供給を第2の上記ローラ102g側か
らも行うようにするためには、第2の上記現像ローラ1
02gからの跳ね返り量を多くする目的で上記パドルホ
イール102eの回転速度を比較的高速化し、遠心力を
増大させておく必要がある。第1の上記現像ローラ10
2fに担持された現像剤は、現像スリーブの回転に伴っ
てローラ表面を移動し、ドクタブレード102hによっ
て層厚を規制された上で、第1の上記現像ローラ102
fと上記画像担持体103の感光体ドラムとが対向する
第1の現像領域(D1)に達する。現像領域(D1)に
達した現像剤は、第1の上記現像ローラ102f側の磁
力の作用が弱まる位置に移動すると、第2の上記現像ロ
ーラ102g側の回転及びマグローラからの磁力によっ
て、図示の波線で示すように第2の上記現像ローラ10
2gと上記画像担持体103の感光体ドラムとの第2の
現像領域(D2)に向け移送される。そして、第2の上
記現像ローラ102gの磁力が作用しなくなる位置で上
記現像容器部102cの底部に落下し、再度、上記パド
ルホイール102eにより攪拌される。
【0023】上記ドクタブレード102hによって掻き
取られた現像剤は、セパレータ102iによってその延
長方向他端に位置する搬送スクリュ102jに向け案内
され、上記搬送スクリュ102jにより上記攪拌ローラ
102d上に降り落とされるようになっている。このた
め、上記セパレータ102iにおける延長方向他端に
は、現像剤を落下させるためのスリットが上記攪拌ロー
ラ102dと対向する位置に形成されている。第1の上
記現像ローラ102fと第2の上記現像ローラ102g
に設けられているマグローラは、第1の上記現像ローラ
102fと第2の上記現像ローラ102g同士の最も接
近している位置の間に同極同士による反発磁界が形成で
きる磁極の配置が設定され、現像剤の移送方向が第2の
上記現像ローラ102gに向かう方向に強制的に設定さ
れるようになっている。これにより、現像剤は、上記第
2の現像ローラ102g側の磁極の磁力によって第2の
上記現像ローラ102gに受け渡される。上記現像容器
部102c内の上記攪拌ローラ102dの近傍には、ト
ナー(T)とキャリアとの混合比を検出するためのトナ
ー濃度検出手段102kをなすトナー濃度センサが配置
されている。上記トナー濃度検出手段102kのトナー
濃度センサは現像剤中に位置するコイルのインダクタン
ス変化を利用して、現像剤中のトナー(T)の含有量か
らトナー濃度を検出する方式が一例として用いられてい
る。
【0024】図13は上記トナー容器を回転させる過程
で、肩部200の作用によりトナーが確実に開口部1a
から吐出される状態を示す図である。上記トナー容器1
は、トナー(T)を内部に貯蔵する筒形状のトナー容器
本体1bの軸方向一端に、貯蔵されたトナー(T)を吐
出する開閉可能な上記トナー容器本体1bの径よりも小
さな径の上記開口1aを形成している。また、上記トナ
ー容器1は、上記開口1aが形成されている端面の肩部
内面の一部を肩部内面部分から上記開口1aの縁まで迫
り出させて、トナー(T)の持ち上げ用の迫り出し部1
cを形成する。上記トナー容器1の分図(a)乃至
(d)は、上記迫り出し部1c及び開口迫り出し部1d
によるトナー(T)の案内の仕方を示したものでありそ
れぞれの分図において、各分図(a1)、(b1)、
(c1)、(d1)は正面図で、それらに対応した各分
図(a2)、(b2 )、(c2)、(d2 )は右側
面図である。上記トナー容器1が、分図(a)から90
度ずつ図示の矢印Eの回転の方向に回転した状態が順に
分図(b)、分図(c)、分図(d)である。分図
(a)の状態では、肩部200の最大径部分が鉛直下方
に位置し、容器の内壁にらせん状に形成された案内溝1
eにより上記トナー容器1の頭部の最大径部分の周壁下
部にトナー(T)が案内されてきている。分図(b)の
状態は、分図(a)の状態から図示の矢印Eの方向に9
0度だけ回転された状態で、肩部の最大径部分と上記迫
り出し部1cとの境界部分が鉛直下方に位置し、上記案
内溝1eにより案内されてきたトナー(T)の一部が上
記迫り出し部1cに載っている。分図(c)の状態は、
分図(b)の状態から更に図示の矢印Eの方向に90度
だけ回転された状態で、分図(c)の状態になるまでの
90度の回転中に、上記迫り出し部1cがスプーンのよ
うにして、上記開口1aの縁までトナー(T)を持ち上
げる。分図(d)の状態は、分図(c)の状態から更に
図示の矢印Eの方向に90度だけ回転された状態で回転
されて分図(d)の状態になる前後では、上記迫り出し
部1c上のトナー(T)が、部分的に上記開口迫り出し
部1dに移り、上記開口迫り出し部1dの傾斜によっ
て、上記開口1aから吐出させられるようになってい
る。ここで、図示の例では分図(c)に良く現れている
ように上記迫り出し部1c自体もスプーンの掬い部のよ
うな凹形状をしている。従って、上記開口1a近傍をこ
のような形状にすれば、上記トナー容器1内のトナー
(T)を上記開口1aからトナー(T)粉が一魂りとな
って排出落下して図示しないホツパ内で粉塵を起こすよ
うなことはなく、トナー(T)粉が除々に排出される。
また上記トナー容器1内の収納トナー(T)を最後まで
ほとんど残すことなく使いきるようにすることができ
る。更に、上記トナー容器1の回転時に、余分なトナー
(T)が除かれ、いわばスプーン1杯分のトナーのみを
掬い上げて上記開口1aへ持ち上げるので、上記開口1
aからのトナー排出が一定に行われる。
【0025】図14はトナー容器の栓を開閉する機構例
を示しており、上記トナー容器1は、上記トナー供給装
置0の上記本体正面0aから図示の矢印A方向から挿入
されて、上記トナー供給装置0と一体的な上記トナー容
器保持手段3のホルダ部3bに着脱可能にセットされて
いる。上記ホルダ部3bは、ホルダ3b1の中に回転自
在に支持された内ホルダ3b2が備えられており、上記
内ホルダ3b2は図示しない回転駆動手段により歯車3
b3を介して回転できるようになっている。上記トナー
容器1は、上記内ホルダ3b2と同期して回転できるよ
うに各々に図示してない凹凸が設けてある。上記内ホル
ダ3b2は、トナー(T)の吐出時に、上記トナー容器
1と上記内ホルダ3b2の受け部との間からトナーが飛
散しないように、シール3cが設けてある。上記ホルダ
3b1内には、スライダー3d及びチャック3eが各々
摺動自在に支持されている。上記スライダー3dは、常
に上記栓1gをトナー(T)を押しつける方向にスプリ
ング3fにより押されている。この状態から上記チャッ
ク3eを図示の矢印F方向へ移動させると、上記栓11
gのつまみ部1g1を上記チャック3eの爪3e1がつ
かみ、上記栓1gが上記トナー容器1より引き抜かれる
ようになっている。
【0026】図15は栓を開放してから容器を回転させ
る動作を示す図であり、上記栓1gが上記トナー容器1
より引き抜かれて、上記歯車3b3を上記回転駆動手段
3aの歯車により回転させると上記内ホルダ3b2が回
転し、上記トナー容器1が上記内ホルダ3b2と同期し
て回転すると、上記トナー容器1内のトナー(T)が上
記開口1aより吐出される。上記トナー容器1内のトナ
ー(T)が少なくなり「空」になる直前になると、図示
しない上記トナー有無検知手段11と上記トナー容器選
択制御手段4のCPUによりトナーニアエンドを認識し
てから、内部に貯蔵されたトナー(T)が無くなるのに
充分な所定時間が経過した後に、移動手段3gにより、
上記チャック3eを図示の矢印G方向に移動させて、上
記開口1aを上記栓1gが閉めるようになっている。図
16は移動手段の構成例であり、上記移動手段3gは、
駆動モータ3g1、ウオームギヤ3g2、ウオームホイ
ール(又はハスバギヤ)3g3、ピニオン3g4、ラッ
ク3g5よりなり、上記駆動モータ3g1が時計及び反
時計方向に回転することで、上記チャック3eを図示の
矢印Hの方向の左右方向へ移動できるようになってい
る。図17はトナー容器を係止する機構の構成例であ
り、ストッパ3hは、上記ホルダ3b1に、上記トナー
容器1の係止部1fに係止するように段ねじ3i及びス
プリング3jによって支持されており、上記栓1gを閉
める力によっては、図示の矢印I方向に回動して2点鎖
線に示す位置まで持ち上がることがないように、上記ス
プリング3jで押しつけられている。従って、上記トナ
ー容器1の上記開口1aを上記栓1gで閉める時、上記
トナー容器1が逃げるようなことは生じない。然し、上
記トナー容器1の交換時には、より強く上記トナー容器
1を引き抜くか又は上記ストッバ3hを手動あるいは、
図示しないレバー等を追加して図示の2点鎖線の位置ま
で上記ストッパ3hを退避させることにより、簡単に交
換できるようになっている。
【0027】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、請求項1の発明によれば、トナーを内部に
貯蔵する少なくとも2個以上のトナー容器を、本体正面
からトナー容器挿入部に挿入してトナー容器保持手段で
着脱可能に保持して、トナー容器選択制御手段により、
任意に選択した特定のトナー容器の開口からトナーを吐
出させて、他のトナー容器の開口からのトナーの吐出を
阻止させるようにして、トナー容器からトナー移送経路
に吐出したトナーを、気体流移送手段により流動化する
気体との混合気として現像位置から離れた位置より供給
するようにしたので、2個以上のトナー容器は着脱操作
性が良く、そのなかの使用するトナー容器を任意に選択
可能にして、トナー供給の中断やトナー容器内のトナー
の劣化を防止するトナー供給装置を提供することが出来
るようになった。また、使用中のトナー容器が空、或は
空直前の状態になる前に他のトナー容器に切り返しよう
できるので、トナー供給の中断、不足、容器内のトナー
の劣化等を防止できる。更に、トナー容器選択制御手段
により、一度使用を開始したトナー容器内のトナーが空
又は空直前の状態になる以前にトナーの吐出を阻止し
て、他のトナー容器の開口からのトナーの吐出をさせる
ようにして、トナー容器からトナー移送経路に吐出した
トナーを、気体流移送手段により流動化する気体との混
合気として現像位置から離れた位置より供給するように
したので、2個以上のトナー容器の着脱操作性が良く、
各トナー容器内のトナーは、順次開始される各トナー容
器の回転によりトナー帯電量の低下やトナー凝集が解消
されて、トナー供給の中断や不足することなくトナーを
供給するトナー供給装置を提供することが出来るように
なった。つまり、一度使用を開始したトナー容器が空、
又は空直前の状態になる前に使用を中止して他のトナー
容器の使用開始を可能としたので、上記メリットを提供
できる。請求項2の発明によれば、トナーを内部に貯蔵
する少なくとも2個以上の新規のトナー容器を、本体正
面からトナー容器挿入部に挿入してトナー容器保持手段
で着脱可能に保持した初期稼働の初期状態時に、トナー
容器選択制御手段により、まず任意に選択した特定のト
ナー容器の開口のみからトナーを吐出させて、他のトナ
ー容器の開口からのトナーの吐出を阻止させるようにし
て、トナー容器からトナー移送経路に吐出したトナー
を、気体流移送手段により流動化する気体との混合気と
して現像位置から離れた位置より供給するようにしたの
で、2個以上のトナー容器の着脱操作性が良く、初期状
態時にトナー容器を使用した場合には、常に満杯のトナ
ー容器が存在することになり、トナー供給の中断又は不
足を防止するトナー供給装置を提供することが出来るよ
うになった。更に、トナー容器選択制御手段により、一
度使用を開始したトナー容器内のトナーが空又は空直前
の状態になる以前にトナーの吐出を阻止して、他のトナ
ー容器の開口からのトナーの吐出をさせるようにして、
トナー容器からトナー移送経路に吐出したトナーを、気
体流移送手段により流動化する気体との混合気として現
像位置から離れた位置より供給するようにしたので、2
個以上のトナー容器の着脱操作性が良く、各トナー容器
内のトナーは、順次開始される各トナー容器の回転によ
りトナー帯電量の低下やトナー凝集が解消されて、トナ
ー供給の中断や不足することなくトナーを供給するトナ
ー供給装置を提供することが出来るようになった。つま
り、一度使用を開始したトナー容器が空、又は空直前の
状態になる前に使用を中止して他のトナー容器の使用開
始を可能としたので、上記メリットを提供できる。
【0028】請求項3の発明によれば、トナーを内部に
貯蔵する少なくとも2個以上のトナー容器を、本体正面
からトナー容器挿入部に挿入してトナー容器保持手段で
着脱可能に保持して、トナー容器選択制御手段により、
任意に選択した特定のトナー容器の開口からトナーを吐
出させて、他のトナー容器の開口からのトナーの吐出を
阻止させるようにして、トナー容器からトナー移送経路
に吐出したトナーを、気体流移送手段により流動化する
気体との混合気として現像位置から離れた位置より供給
するようにすると共にトナー容器保持手段に保持された
2個以上の全てのトナー容器内のトナーが空又は空直前
の状態になった時に、警告手段がトナー容器内のトナー
が空又は空直前であることを警告するようにしたので、
2個以上のトナー容器の着脱操作性が良く、トナー供給
の中断、不足又はトナー容器内のトナーの劣化を防止す
ると共にトナー容器の交換作業を一時にまとめて行うこ
とが出来るトナー供給装置を提供することが出来るよう
になった。請求項4の発明によれば、請求項1乃至3記
載のいずれか1項に記載のトナー供給装置から供給する
トナーを、気体との混合気として混合気搬送経路によっ
て供給される現像手段により、静電潜像を顕像化したト
ナー像を担持する画像担持体上に形成されたトナー像
を、転写手段で被転写体に転写するようにしたので、ト
ナー容器の着脱操作性や交換性が良く、トナー供給の中
断、不足又はトナー容器内のトナーの劣化による、画像
形成動作の中断や濃度不足等の形成画像の品質低下等を
防止して、高品質の画像を形成する画像形成装置を提供
することが出来るようになった。請求項5の発明によれ
ば、請求項1乃至3記載のいずれか1項に記載のトナー
供給装置から供給するトナーを、気体との混合気として
混合気搬送経路によって供給される現像手段により、静
電潜像を顕像化したトナー像を担持する画像担持体上に
形成されたトナー像を、転写手段で被転写体に転写する
と共にトナー供給装置のトナー容器保持手段に保持され
た2個以上の全てのトナー容器内のトナーが空又は空直
前の状態になった時に、警告手段がトナー容器内のトナ
ーが空又は空直前であることを警告するようにしたの
で、2個以上のトナー容器の着脱操作性や交換性が良
く、トナー供給の中断、不足又はトナー容器内のトナー
の劣化による画像形成動作の中断や濃度不足等の形成画
像の品質低下等を防止すると共にトナー容器の交換作業
を一時にまとめて行うことが出来る高品質の画像を形成
する画像形成装置を提供することが出来るようになっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置の
概略を説明する斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置の
主要部の状態を説明する説明図である。
【図3】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置の
主要部の他の状態を説明する説明図である。
【図4】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置の
他の主要部の動作を説明するフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置の
他の主要部の他の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図6】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置の
他の主要部の他の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図7】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置及
びそれを有する画像形成装置の概略を説明する斜視図で
ある。
【図8】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置及
びそれを有する画像形成装置を説明する説明図である。
【図9】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置の
他の主要部を説明する説明図である。
【図10】本発明の他の実施の形態例を示すトナー供給
装置及びそれを有する画像形成装置の主要部を説明する
説明図である。
【図11】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置
及びそれを有する画像形成装置の他の主要部を説明する
説明図である。
【図12】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置
を有する画像形成装置の他の主要部を説明する説明図で
ある。
【図13】(a1)(a2)〜(d1)(d2)は本発
明の実施の形態例を示すトナー供給装置及びそれを有す
る画像形成装置の他の主要部の状態を説明する説明図で
ある。
【図14】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置
及びそれを有する画像形成装置の他の主要部を説明する
断面図である。
【図15】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置
及びそれを有する画像形成装置の他の主要部を説明する
断面図である。
【図16】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置
及びそれを有する画像形成装置の他の主要部を説明する
説明図である。
【図17】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置
及びそれを有する画像形成装置の他の主要部の動作を説
明する説明図である。
【符号の説明】
0 トナー供給装置、0a 本体正面 1 トナー容器、1a 開口、1b トナー容器本体、
1c 迫り出し部、1d 開口迫り出し部、1e 案内
溝、1f 係止部、1g 栓、1g1 つまみ部 2 トナー容器挿入部、2a 挿入口、2a1 挿入
口、2a2 挿入口、2a3 挿入口 3 トナー容器保持手段、3a 回転駆動手段、3b
ホルダ部、3b1 ホルダ、3b2 内ホルダ、3b3
歯車、3c シール、3d スライダー、3e チャ
ック、3e1 爪、3f スプリング、3g 移動手
段、3g1 駆動モータ、3g2 ウオームギヤ、3g
3 ウオームホイール(又はハスバギヤ)、3g4 ピ
ニンオ、3g5 ラック、3h ストッパ、3i 段ね
じ、3j スプリング 4 トナー容器選択制御手段 5 トナー移送経路 6 気体流移送手段、6a ロータ、6b ステータ、
6c ホルダ、6d 横搬送スクリユ、6e 隙間、6
f トナー通路、6g 気体供給口、6h 気体供給手
段、6i 気体吐出口、6j 気体供給管 7 警告手段、7a 表示面 8 トナー堆積収容部 9 開閉扉 10 トナー容器有無検知手段、10a フイラ、10
b センサ部 11 トナー有無検知手段、11a 高さセンサ、11
b 高さセンサ 12 遮蔽手段、12a 遮蔽板、12b 駆動モータ 100 画像形成装置、100a 本体正面、100b
操作パネル 101 混合気搬送経路 102 現像手段、102a トナー補給部、102a
1 攪拌部材、102a2 トナー補給用開口、102
a3 トナー補給ローラ、102b トナー回収手段、
102b1 トナー分離部、102b2 開口、102
b3 フイルタ、102b4 開閉部材、102c 現
像容器部、102d 攪拌ローラ、102e パドルホ
イール、102f 現像ローラ、102g 現像ロー
ラ、102h ドクタブレード、102i セパレー
タ、102j 搬送スクリュ、102k トナー濃度検
出手段 103 画像担持体 104 転写手段、104a 転写ベルト、104b
クリーニング手段 105 警告手段、105a 表示面 106 帯電手段 107 レジストローラ 108 クリーニング手段 109 定着手段 110 自動原稿送り部(ADF) 111 コンタクトガラス 120 露光部 121 光源 122 ミラー群 123 レンズ 130 画像形成部 140 給紙部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−80779(JP,A) 特開 平10−97130(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 G03G 21/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上の潜像を顕像化するトナー
    を現像位置から離れた位置より供給するトナー供給装置
    において、トナーを内部に貯蔵して開口から吐出するト
    ナー容器を挿入する少なくとも2個の挿入口を備えた
    ナー容器挿入部と、上記各挿入口に挿入された上記トナ
    ー容器を着脱可能に保持するトナー容器保持手段と、上
    記トナー容器保持手段に保持された2個以上の上記トナ
    ー容器から任意に選択した特定の上記トナー容器の開口
    からトナーを吐出させて、他の上記トナー容器の上記開
    口からのトナーの吐出を阻止させるようにするトナー容
    器選択制御手段と、上記トナー容器保持手段に保持され
    た上記トナー容器の上記開口から吐出されたトナーを移
    送するトナー移送経路と、上記トナー移送経路に吐出さ
    れたトナーを流動化した気体との混合気として移送する
    気体流移送手段と、を備えたトナー供給装置において、 上記トナー容器選択制御手段は、一度使用を開始したト
    ナー容器内のトナーが空又は空直前の状態になる以前
    に、上記トナー容器の回転による開口からのトナーの吐
    出を阻止して、他の上記トナー容器の回転による上記開
    口からのトナーの吐出を順次開始するように制御する
    とを特徴とするトナー供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のトナー供給装置におい
    て、トナー容器選択制御手段は、初期稼働の初期状態時
    に、上記トナー容器保持手段に保持された2個以上のト
    ナー容器から任意に選択した特定の上記トナー容器の開
    口からのみトナーを吐出させ 上記トナー容器選択制御手段は、一度使用を開始したト
    ナー容器内のトナーが空又は空直前の状態になる以前
    に、上記トナー容器の回転による開口からのトナーの吐
    出を阻止して、他の上記トナー容器の回転による上記開
    口からのトナーの吐出を順次開始するように制御する
    とを特徴とするトナー供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のトナー供給装置に
    おいて、トナー容器選択制御手段は、上記トナー容器保
    持手段に保持された2個以上の全てのトナー容器内のト
    ナーが空又は空直前の状態になった時に、警告手段がト
    ナー容器内のトナーが空又は空直前であることを警告す
    るように制御することを特徴とするトナー供給装置。
  4. 【請求項4】 画像担持体上の潜像を顕像化するトナー
    を現像位置から離れた位置より供給して画像を形成する
    画像形成装置において、上記請求項1乃至3記載のいず
    れか一つの請求項に記載のトナー供給装置と、上記トナ
    ー供給装置から供給するトナーと気体との混合気を搬送
    する弾性体の管からなる混合気搬送経路と、上記混合気
    搬送経路によってトナーが搬送されて供給される現像手
    段と、上記現像手段により静電潜像を顕像化したトナー
    像を担持する画像担持体と、上記画像担持体上に形成さ
    れたトナー像を被転写体に転写する転写手段と、からな
    ることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の画像形成装置において、
    トナー供給装置における、トナー容器保持手段に保持さ
    れた2個以上の全てのトナー容器内のトナーが空又は空
    直前の状態になった時に、上記トナー容器内のトナーが
    空又は空直前で有ることを警告する警告手段を有するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
JP15990998A 1998-05-25 1998-05-25 トナー供給装置及びそれを有する画像形成装置 Expired - Lifetime JP3534169B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15990998A JP3534169B2 (ja) 1998-05-25 1998-05-25 トナー供給装置及びそれを有する画像形成装置
DE19923898A DE19923898B4 (de) 1998-05-25 1999-05-25 Tonerversorgungseinrichtung und -verfahren sowie Bilderzeugungsvorrichtung und -verfahren
US09/318,000 US6151471A (en) 1998-05-25 1999-05-25 Toner supplying device, method and image forming apparatus using the same toner supplying device or method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15990998A JP3534169B2 (ja) 1998-05-25 1998-05-25 トナー供給装置及びそれを有する画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11338237A JPH11338237A (ja) 1999-12-10
JP3534169B2 true JP3534169B2 (ja) 2004-06-07

Family

ID=15703824

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15990998A Expired - Lifetime JP3534169B2 (ja) 1998-05-25 1998-05-25 トナー供給装置及びそれを有する画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3534169B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7676182B2 (en) * 2006-05-17 2010-03-09 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus equipped with a buffering mechanism

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11338237A (ja) 1999-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6151471A (en) Toner supplying device, method and image forming apparatus using the same toner supplying device or method
US6097903A (en) Toner supplying device, toner container therefor and image forming apparatus using same toner supplying device and toner container
JPH05204244A (ja) 画像形成装置
JP3534159B2 (ja) トナーバンク及びそれを有する画像形成装置
JP3568088B2 (ja) 画像形成装置
JP3705364B2 (ja) 画像形成装置及びこれに用いられるプロセスカートリッジ、現像装置
JP3534165B2 (ja) トナー供給装置及びそれを有する画像形成装置
JP3534169B2 (ja) トナー供給装置及びそれを有する画像形成装置
JP4060998B2 (ja) トナー供給装置及びそれを有する画像形成装置
JP3526382B2 (ja) 画像形成装置
JP3459859B2 (ja) 現像装置
JP3544122B2 (ja) トナー供給装置及びそれを有する画像形成装置
JPH1165252A (ja) トナー容器及びトナーバンク及びそれらを有する画像形成装置
JP4154055B2 (ja) トナー供給装置及びそれを有する画像形成装置
JP3527098B2 (ja) トナー供給装置及びそれを有する画像形成装置
JP4373849B2 (ja) トナーリサイクル装置
JP3544850B2 (ja) トナー供給装置
JP3432673B2 (ja) 画像形成装置
US7197263B2 (en) Developer storage device and image forming apparatus
JP7468048B2 (ja) 現像剤補給装置および画像形成装置
JP3482632B2 (ja) トナー供給装置及びそれを有する画像形成装置
JP4006371B2 (ja) 画像形成装置
JP2005115343A (ja) 現像剤収納装置及び画像形成装置
JP3618949B2 (ja) 画像形成装置
JP3482300B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040302

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090319

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100319

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110319

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120319

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140319

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term