JP2004286790A - 廃トナー処理装置及び該処理装置を有する画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】廃トナー容器13の内部にトナー検知空間Sを設け、その空間Sを区画する壁部21,22を挟んだ状態でフォトセンサ24の発光部25と受光部26を配置し、トナー検知空間Sに廃トナーが入り込んだとき、フォトセンサにより、これを検知する。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、廃トナーを収容する廃トナー容器と、その廃トナー容器内の廃トナーを検知する廃トナー検知センサを備えた廃トナー処理装置と、その処理装置を有する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複写機、プリンタ、プロッタ、ファクシミリ或いはこれらの少なくとも2つの機能を備えた複合機などとして構成される画像形成装置においては、その画像形成動作時に廃トナーが発生する。例えば、感光体上にトナー像を形成し、そのトナー像を記録媒体に転写する形式の画像形成装置においては、そのトナー像の転写後の感光体上に転写残トナーが付着しているので、そのトナーをクリーニング装置によって除去しているが、その除去されたトナーが廃トナーとして発生する。このような廃トナーは、廃トナー処理装置の廃トナー容器に搬送されて、ここに蓄積される。その廃トナー容器内に多量の廃トナーが蓄積され、当該廃トナー容器が廃トナーで満杯となり、或いは満杯に近い状態となったことが廃トナー検知センサにより検知されると、その廃トナー容器が空の別の廃トナー容器と交換されるか、又は内部の廃トナーを排出させるなどの処置がなされる。
【0003】
ここで、従来の廃トナー処理装置においては、その廃トナー検知センサが、廃トナー容器の壁部内面に取り付けられ、該廃トナー容器の内部に配置されている(例えば特許文献1参照)。このように廃トナー検知センサを廃トナー容器の内部に設けた場合には、一般に、そのセンサとして音叉型センサや圧電振動方式のセンサを用いる必要がある。ところが、かかるセンサは高価であるため、廃トナー処理装置全体のコストが上昇する欠点を免れない。
【0004】
廃トナー検知センサとして、比較的低価格なフォトセンサを用いることができれば、廃トナー処理装置のコストを低減できるのであるが、フォトセンサを廃トナー容器の内部に配置すると、その発光部と受光部にトナーが付着して該センサが誤動作するおそれがあるため、従来はフォトセンサを用いることは困難であった。
【0005】
また、特に最近では、廃トナー容器内の廃トナーを排出した後、その廃トナー容器を再び使用するリサイクルが行われているが、フォトセンサを廃トナー容器の内部に設けると、廃トナー容器内の廃トナーを排出した後、フォトセンサの発光部と受光部に多量のトナーが付着したままとなるので、その廃トナー容器をそのままリサイクルすることは困難である。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−15344号公報(第4頁、図1)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、廃トナー検知センサとして、支障なくフォトセンサを用いることのできる廃トナー処理装置と、その廃トナー処理装置を有する画像形成装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、搬送されてくる廃トナーを収容する廃トナー容器と、該廃トナー容器内の廃トナーを検知するフォトセンサとを具備し、該フォトセンサの発光部と受光部は、前記廃トナー容器内のトナー検知空間を区画する廃トナー容器の2つの壁部を、その外側から挟んだ状態で配置され、該廃トナー容器内の廃トナーの量が増大して、前記トナー検知空間に廃トナーが入り込んだことを前記フォトセンサが検知し得るように構成したことを特徴とする廃トナー処理装置を提案する(請求項1)。
【0009】
その際、前記発光部が、発光波長900±150nmの発光ダイオードを具備し、前記受光部が、分光感度波長900±50nmをピークに持つフォトダイオードを具備していると有利である(請求項2)。
【0010】
また、上記請求項1又は2に記載の廃トナー処理装置において、前記廃トナー容器の内部に挿入された廃トナー搬送管を有し、該廃トナー搬送管を通して廃トナー容器内に搬送されてくる廃トナーが、前記トナー検知空間と反対側の廃トナー容器内の部分からトナー検知空間へ向けて漸次蓄積されていくように、前記廃トナー搬送管の下部にトナー排出口が形成されていると有利である(請求項3)。
【0011】
さらに、上記請求項3に記載の廃トナー処理装置において、前記廃トナー搬送管に形成されたトナー排出口の廃トナー搬送方向の最下流側端が、前記発光部から前記受光部へ至る光の光路よりも上方に位置し、かつ該光路から前記トナー排出口の最下流側端までの水平方向と上下方向の距離をそれぞれa,bとしたとき、0.3≦a/b≦1.8となるように、各距離a,bの大きさを設定すると有利である(請求項4)。
【0012】
また、上記請求項3又は4に記載の廃トナー処理装置において、前記光路からトナー排出口の最下流側端までの水平方向の距離aが3乃至15mmに設定されていると有利である(請求項5)。
【0013】
さらに、上記請求項1乃至5のいずれかに記載の廃トナー処理装置において、前記トナー検知空間を区画する廃トナー容器の2つの壁部の光透過率が30%以上であると有利である(請求項6)。
【0014】
また、上記請求項1乃至6のいずれかに記載の廃トナー処理装置において、前記トナー検知空間を区画する廃トナー容器の2つの壁部が、廃トナーとの摩擦によって該廃トナーの帯電極性と同極性に帯電する材料より成ると有利である(請求項7)。
【0015】
さらに、上記請求項1乃至7のいずれかに記載の廃トナー処理装置において、前記廃トナーがマイナスに帯電し、前記2つの壁部がポリプロピレンより成ると有利である(請求項8)。
【0016】
また、上記請求項1乃至8のいずれかに記載の廃トナー処理装置において、前記トナー検知空間を区画する2つの壁部の内側面を清掃できるように廃トナー容器を構成すると有利である(請求項9)。
【0017】
さらに、上記請求項9に記載の廃トナー処理装置において、前記トナー検知空間の近傍の廃トナー容器の壁部に、前記トナー検知空間を区画する2つの壁部を清掃するための清掃孔が形成されていると有利である(請求項10)。
【0018】
また、上記請求項3乃至10のいずれかに記載の廃トナー処理装置において、前記廃トナー搬送管と廃トナー容器を相対的に移動させて、廃トナー搬送管を、前記トナー検知空間と反対側の廃トナー容器部分から挿入したとき、該廃トナー搬送管に形成されたトナー排出口の最下流側端が所定の位置にもたらされるように、該廃トナー搬送管の先端部を案内するガイド面を廃トナー容器に形成すると有利である(請求項11)。
【0019】
さらに、上記請求項11に記載の廃トナー処理装置において、前記廃トナー搬送管の先端部に丸みが形成されていると有利である(請求項12)。
【0020】
また、本発明は、上記目的を達成するため、請求項1乃至12のいずれかに記載の廃トナー処理装置を具備することを特徴とする画像形成装置を提案する(請求項13)。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態例を図面に従って詳細に説明する。
【0022】
図1は画像形成装置の概略図であり、図2は図1の概略平面図である。図1に示すように、画像形成装置本体内に配置された感光体1は矢印A方向に回転駆動され、このとき帯電装置2によって感光体1が所定の極性に帯電され、その帯電面に図示していない露光装置から書き込み光Lが照射されて感光体1上に静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置3を通るとき、粉体状のトナーによってトナー像として可視像化される。この現像装置3に収容されたトナーは所定の極性、図の例ではマイナス極性に帯電されていて、その帯電トナーが静電的に感光体上の静電潜像に移行して該潜像が可視像化される。
【0023】
また、感光体1には、矢印B方向に回転駆動される無端状の転写ベルト4が対向配置され、この転写ベルト4と感光体1との間に、転写紙などの記録媒体Pが矢印Cで示すように送り込まれる。このとき、転写ベルト4を介して感光体1に対向配置された転写装置5の作用により、感光体1上のトナー像が記録媒体P上に転写される。このようにしてトナー像を転写された記録媒体Pは、転写ベルト4を離れた後、図示していない定着装置を通り、このとき記録媒体P上のトナー像が記録媒体に定着される。定着装置を通過した記録媒体は同じく図示していない排紙部に排出される。
【0024】
トナー像転写後の感光体表面に付着する転写残トナーはクリーニング装置6によって除去され、感光体表面が清掃される。ここに示したクリーニング装置6は、クリーニングケース7と、感光体1の表面に圧接するクリーニングブレード8と、このクリーニングケース7の底部に配置されたトナー排出コイル9とを有している。クリーニングブレード8によって感光体表面から掻き取られたトナーは、図2に矢印Dで示すように、回転駆動されるトナー排出コイル9によってクリーニングケース7の外部に廃トナーとして排出される。
【0025】
排出された廃トナーは、廃トナー搬送パイプ10内に移行した後、図2に示すように、このパイプ10内に配置されたトナー搬送コイル11の回転によって、矢印D1方向に搬送され、次いで廃トナー処理装置12の廃トナー容器13に矢印D2で示すように送り込まれる。この廃トナー処理装置12は、廃トナー容器13のほかに、廃トナー搬送パイプ10に接続され、かつ廃トナー容器13の内部に挿入された廃トナー搬送管14を有している。廃トナー搬送管14の内部にも、トナー搬送コイル15が配置され、このコイル15が図示していないギアを介して同じく図示していない駆動モータにより回転駆動されることにより、廃トナー搬送パイプ10から廃トナー搬送管14に移行した廃トナーが廃トナー容器13内に送り込まれる。
【0026】
また、図1及び図2に示した転写ベルト4上にも多少のトナーが付着し、これを放置すると、記録媒体の裏面にそのトナーが移行して、記録媒体がトナーで汚される。そこで、図1及び図2に示すように、この転写ベルト4を清掃するクリーニング装置16が設けられており、このクリーニング装置16は、転写ベルト4の表面に圧接したクリーニングブレード17と、クリーニングケース118と、そのクリーニングケース118の底部に配置されたトナー排出コイル119を有している。クリーニングブレード17により転写ベルト4の表面から掻き取られたトナーは、回転駆動されるトナー排出コイル119によって、図2に矢印D3で示すようにクリーニングケース118の外部に廃トナーとして排出される。この排出された廃トナーは、廃トナー搬送パイプ10に移行し、このパイプ10と廃トナー搬送管14を通して廃トナー容器13内に搬送される。
【0027】
図3は廃トナー処理装置12の部分断面平面図であり、図4は図3に示した廃トナー処理装置12を矢印IV方向から見た部分断面図である。これらの図に示すように、前述の廃トナー搬送管14は、廃トナー容器13の一方の端壁18に形成された貫通孔19から廃トナー容器13の内部に挿入され、該廃トナー容器13内の上部をほぼ水平に延びている。また、廃トナー容器13の他方の端壁20の幅方向中央部分における2つの壁部21,22によってトナー検知空間Sが区画され、廃トナー搬送管14はこのトナー検知空間Sまで、或いはその近傍にまで延びている。この廃トナー搬送管14の先端部23は開口している。トナー検知空間Sの機能については後述する。
【0028】
また、廃トナー処理装置12は、搬送されてくる廃トナーを収容する廃トナー容器13のほかに、その廃トナー容器内の廃トナーを検知するフォトセンサ24を具備し、このフォトセンサ24は発光部25と受光部26を有している。かかるフォトセンサ24は、廃トナー容器13の外部に配置され、その発光部25と受光部26は、廃トナー容器13内のトナー検知空間Sを区画する廃トナー容器13の2つの壁部21,22を、その外側から挟んだ状態で配置されている。フォトセンサ24は画像形成装置本体の支持部(図示せず)に着脱自在に支持され、廃トナー容器13は、画像形成装置本体の支持面上に載置されている。
【0029】
廃トナー容器13は、その少なくとも壁部21,22が光を透過する材料から構成され、トナー検知空間Sにトナーが存在しない状態では、フォトセンサ24の発光部25から出射した光は、2つの壁部21,22とトナー検知空間Sを通過して受光部26に入射する。
【0030】
また、廃トナー容器13の内部に挿入された廃トナー搬送管14の部分には、その長手方向に延びるトナー排出口27が形成されている。該トナー排出口27は、廃トナー搬送管14の下部に形成され、廃トナー容器13の一方の端壁18の側からトナー検知空間Sの側へ向けて延びている。図示した例ではスリット状の1つのトナー排出口27が形成されているが、廃トナー搬送管14の長手方向に沿って複数のトナー排出口を形成することもできる。
【0031】
前述のように図1及び図2に示したクリーニング装置6,16から排出され、廃トナー搬送パイプ10を通して廃トナー搬送管14に搬送された粉体状の廃トナーは、廃トナー容器13の内部において、トナー排出口27からその廃トナー容器13の内部に排出される。このとき、廃トナー容器13が空の状態であったとすると、廃トナー搬送管14内を搬送された廃トナーは、先ずトナー排出口27のトナー搬送方向上流側の部分27Aから廃トナー容器13の底部へと落下し、この部分から廃トナーが堆積し始め、漸次、トナー検知空間Sの側へと堆積していく。図4の破線X1,X2,X3は、廃トナー容器13内で廃トナーが徐々に堆積していく様子を示しているが、その堆積トナー表面の水平面に対する角度θは、通常、ほぼ45°程度である。
【0032】
上述のように廃トナー容器13内に廃トナーが堆積していき、その廃トナーの量が増大して、該廃トナー容器13内が廃トナーで満杯となり、又は満杯に近い状態となる。このときの状態を廃トナー満杯状態ということにすると、廃トナー容器13が廃トナー満杯状態になると、トナー検知空間Sに廃トナーが入り込む。すると、フォトセンサ24の発光部25から受光部26へ至る光が、その廃トナーによって遮断される。これによりそのフォトセンサ24から満杯信号が生ぜしめられ、これに基づいて図示していない表示部に廃トナー容器を空の廃トナー容器と交換すべき表示がなされる。このように、廃トナー容器内の廃トナーの量が増大して、トナー検知空間Sに廃トナーが入り込んだことをフォトセンサ24が検知し得るように構成され、これによりフォトセンサ24が廃トナー容器13の廃トナー満杯状態を検知するのである。
【0033】
表示部の上記表示を見たオペレータは、画像形成装置本体の前ドア(図示せず)を開き、フォトセンサ24を外した後、廃トナー容器13を図2に矢印Eで示した手前側に引けば、その廃トナー容器13を画像形成装置本体内から取り出すことができる。このとき、画像形成装置本体側に配置された廃トナー搬送管14が廃トナー容器13から抜き出される。次いで、空の廃トナー容器を矢印Eと反対方向に押し込みながら、その廃トナー容器の貫通孔19から廃トナー搬送管14を廃トナー容器13内に挿入して該廃トナー容器13を、図3及び図4に示した所定の位置にセットし、次いでフォトセンサ24を図3及び図4に示したように装着することができる。
【0034】
上述のように、本例の廃トナー処理装置においては、廃トナー検知センサが低価格なフォトセンサ24より成るので、廃トナー処理装置のコストを低減できる。しかも、フォトセンサ24は、廃トナー容器13とは別個に、しかもその廃トナー容器13の外部に設けられているので、その発光部25と受光部26にトナーが付着することを防止できる。また発光部25と受光部26にトナーが付着したとしても、簡単にその清掃を行うことができる。さらに、後述するように、画像形成装置本体から取り外した廃トナー容器13から廃トナーを排出することにより空となった廃トナー容器13を再び使用することができるが、その廃トナー容器自体にはフォトセンサ24は設けられていないので、その廃トナー容器13をそのまま再使用することが可能となる。
【0035】
フォトセンサとしては、適宜なセンサを用いることができるが、発光部25が発光波長900±150nmの発光ダイオードを具備し、受光部26が分光感度波長900±50nmをピークに持つフォトダイオードを具備するフォトセンサを用いることが好ましい。かかる波長領域のフォトセンサは、量産性に優れ、コストを低く抑えることが可能である。
【0036】
また、前述のように、本例の廃トナー処理装置12は、廃トナー容器13の内部に挿入された廃トナー搬送管14を有し、トナー搬送コイル15の回転により、その廃トナー搬送管14を通して廃トナー容器13内に搬送されてくる廃トナーが、トナー検知空間Sと反対側の廃トナー容器内の部分からトナー検知空間Sへ向けて漸次蓄積されていくように、廃トナー搬送管14の下部にトナー排出口27が形成されているので、廃トナー容器13への廃トナーの充填効率を高めることができ、廃トナー容器13の内部に大きな空間を残した状態でフォトセンサ24が満杯信号を出力する不具合を防止できる。
【0037】
その際、図4に示すように、廃トナー搬送管14に形成されたトナー排出口27の廃トナー搬送方向の最下流側端27Bが、フォトセンサ24の発光部25から受光部26へ至る光の光路X(図3)よりも上方に位置し、かつ該光路Xからトナー排出口27の最下流側端27Bまでの水平方向と上下方向の距離をそれぞれa,bとしたとき、0.3≦a/b≦1.8となるように、各距離a,bの大きさを設定し、特に、上記光路Xからトナー排出口27の最下流側端27Bまでの水平方向の距離aを3乃至15mmに設定すると、廃トナー容器13内への廃トナーの充填効率をより効果的に高め、しかも廃トナー容器13内に過度に多量の廃トナーが詰め込まれてその廃トナーの密度が異常なほど高くなる不具合を阻止することができる。a/bが1.8より大きいと、廃トナー容器13内に未だ大きな空間が残されている時点で、フォトセンサ24が廃トナー満杯状態を検知してしまい、廃トナー容器13の廃トナー充填率が低下する。逆に、a/bが0.3よりも小さいと、フォトセンサ24が廃トナー満杯状態を検知したとき、廃トナー容器13内の廃トナーの密度が過度に高くなっており、これによってトナー搬送コイル15に大きな負担がかかり、このコイル15を駆動するギアが破損するおそれがある。0.3≦a/b≦1.8とすることにより、これらの不具合を阻止することができるのである。
【0038】
廃トナー容器13は適宜な方法で製造することができるが、樹脂をブロー成形法によって成形することにより、廃トナー容器13を製造すると、その量産性を高め、しかも廃トナー容器13のコストを低減できる利点が得られる。かかる方法により廃トナー容器13を製造した場合、その厚みは約0.5〜5mm程度となり、その幅が広いものとなる。
【0039】
一方、トナー検知空間Sに廃トナーが未だ存在しない状態のときには、フォトセンサ24の発光部25から出射した光が、トナー検知空間Sを区画する2つの壁部21,22を確実に透過しなければ、廃トナー容器13が満杯状態でないにもかかわらず、満杯状態であると誤検知されるおそれがある。そこで、この壁部21,22の厚さがいかなるときも、両壁部21,22を通り抜ける光の率、すなわち光透過率が30%以上の材料によって廃トナー容器13を構成することが好ましい。トナー検知空間Sを区画する廃トナー容器13の2つの壁部21,22の光透過率が30%以上であるように廃トナー容器13を構成するのである。廃トナー容器13をこのように光透過率の高い材料によって構成すれば、トナー検知空間Sに未だ廃トナーが入り込んでいないときに、廃トナー容器13内に浮遊するトナー粉がトナー検知空間Sを区画する壁部21,22の内側面に付着したときも、発光部25から出射した光が、その両壁部21,22を透過して受光部26に達することができ、誤検知の発生を阻止することが可能である。
【0040】
上述のように高い光透過率を有する材料は多く存在するが、そのうち、壁部21,22の内側面にトナー粉が付着しにくい材料を用いることが好ましい。壁部21,22の内側面にトナーが付着する原因は、両者間に作用する静電気力であると考えられる。従って、トナー検知空間Sを区画する廃トナー容器13の2つの壁部21,22が、廃トナーとの摩擦によって該廃トナーの帯電極性と同極性に帯電する材料より成ると、その壁部21,22の内側面にトナーが静電的に付着することを防止でき、フォトセンサ24の誤検知をより確実に防止することができる。
【0041】
現在使用されている画像形成装置においては、感光体に形成された静電潜像を可視像化するトナーとして、一般に、マイナス極性に帯電するトナーが使用されており、図1及び図2に示した画像形成装置においても、前述のように、トナーはマイナスに帯電される。このように廃トナーがマイナスに帯電する場合、トナー検知空間Sを区画する2つの壁部21,22がポリプロピレンより成ると特に有利である。ポリプロピレンより成る2つの壁部21,22の光透過率は、30%以上とすることができ、しかも、ポリプロピレンは廃トナーとの摩擦により、その廃トナーと同じマイナス極性に帯電するので、かかるポリプロピレンより成る壁部21,22の内側面に廃トナーが静電的に付着する不具合を防止することができる。
【0042】
また、画像形成装置本体から外した廃トナー容器13から廃トナーを排出させることができるように、廃トナー容器13には、図3に示すように、トナー廃棄用穴28が形成され、通常、この穴28は蓋29によって閉鎖されている。画像形成装置本体から取り外した廃トナー容器13の蓋29を外し、内部の廃トナーを排出し、次いで蓋29で穴28を閉鎖することにより、その廃トナー容器13を再び使用することができる。廃トナー容器13をリサイクルするのであるが、当該廃トナー容器13が上述のようにポリプロピレンより成ると、廃トナーを排出した後の廃トナー容器13の壁部21,22の内側面に付着するトナーを極く少量なものにすることができるので、廃トナー排出後の廃トナー容器13をそのまま再使用することも可能となる。
【0043】
ポリカーボンにより廃トナー容器13を構成した場合も、その両壁部21,22の光透過率を30%以上にすることができ、よってポリカーボンも廃トナー容器13の構成材料として好適なものである。但し、ポリカーボンより成る壁部21,22は、ポリプロピレンの場合よりも、その内側面にトナー粉が静電的に付着しやすい。従ってポリカーボンよりもポリプロピレンのほうが廃トナー容器13の製造材料として好ましい。ポリプロピレンより成る廃トナー容器は、その使用後に良質な燃料にもなり、廃トナー容器13として非常に優れた材料と言うことができる。
【0044】
上述のように、壁部21,22の内側面にトナーが付着することを防止することが可能であるが、トナーの粒径が小さくなり、これが10μmを下回るようになると、ポリプロピレンより成る廃トナー容器13の壁部21,22にも、トナーが付着するようになり、その壁部21,22の光透過率が低下する。図5はトナーの粒径と、ポリプロピレンより成る壁部21,22の光透過率の関係の一例を示すグラフである。このグラフからも判るように、トナーの粒径が10μm以下となると、壁部21,22に付着したトナーの影響によって、その光透過率が10%以下となる。画像形成装置本体から取り出した廃トナー容器13から廃トナーを排出させるとき、その壁部21,22に多量のトナーが付着して、その光透過率が上述の如く10%以下となったとすれば、その廃トナー容器13をそのまま再利用することはできない。フォトセンサ24による誤検知が発生するからである。
【0045】
そこで、トナー検知空間Sを区画する2つの壁部21,22の内側面を清掃できるように廃トナー容器を構成することが好ましい。例えば、図6に示すように、トナー検知空間Sの近傍の廃トナー容器13の壁部に、トナー検知空間Sを区画する2つの壁部21,22を清掃するための清掃孔30を形成した廃トナー容器13を用いるのである。この清掃孔30は、通常、図示していない蓋によって閉鎖されている。廃トナー容器13を画像形成装置本体外に取り出し、その廃トナー容器13から廃トナーを排出させた後、上記蓋を取り外して清掃孔30を開放する。この状態で、この清掃孔30から指を差し入れるなどして、壁部21,22の内側面に付着したトナーを取り除くのである。次いで、再び清掃孔30を蓋で閉鎖すれば、その廃トナー容器13を支障なく再使用することができる。このようにして、廃トナー容器13を繰り返し再使用することが可能である。
【0046】
清掃孔30を設ける代りに、例えば、壁部21,22の部分を他の廃トナー容器部分に対して着脱できるように構成し、壁部21,22の部分を他の廃トナー容器の部分から離脱して、その壁部21,22の内側面を清掃できるように構成することもできる。
【0047】
ところで、空の廃トナー容器13を画像形成装置本体内にセットするときは、廃トナー搬送管14と廃トナー容器13を相対的に移動させて、廃トナー搬送管14を、トナー検知空間Sと反対側の廃トナー容器部分、すなわち一方の端壁18に形成された貫通孔19から挿入するのであるが、このとき廃トナー搬送管14の先端部23が図3及び図4に示した所定の位置に配置されず、例えばこの廃トナー搬送管14が図3に二点鎖線で示した位置に挿入されてしまったとすれば、フォトセンサ24によって、前述の如き適正な時期に廃トナー満杯状態を検知することができなくなる。廃トナー容器13が大型化すると、廃トナー搬送管14の長さも長くなり、例えば500mm程度の長さとなる。このような長尺な廃トナー搬送管14の場合、その根元部付近で例えば0.5°の倒れが生じただけでも、その先端部23においては約4.4mmという大きな位置ずれが発生する。
【0048】
そこで、本例の廃トナー処理装置においては、図3に示すように、廃トナー容器13の他方の端壁20に、トナー検知空間Sを区画する壁部21,22へ向けて廃トナー搬送管14の先端部23を案内するテーパ状のガイド面31が形成されている。廃トナー搬送管14と廃トナー容器13を相対的に移動させて、廃トナー搬送管14を、トナー検知空間Sと反対側の廃トナー容器部分から挿入したとき、廃トナー搬送管14に形成されたトナー排出口27の最下流側端27Bが所定の位置にもたらされるように、廃トナー搬送管14の先端部を案内するガイド面31を廃トナー容器13に形成するのである。これにより廃トナー搬送管14の先端部23を、容易に廃トナー容器13内の所定の正しい位置に位置決めすることができる。
【0049】
また、図4に示すように、廃トナー搬送管14の先端部23は45±25°の角度でカットされており、これによりその先端部23は、これを上から見ると図3に示すように丸みを持った形状となる。このため、廃トナー搬送管14が廃トナー容器13に挿入されるとき、その廃トナー搬送管14の先端部23をより一層正しく所定の位置にもたらすことができる。また、この先端部23が廃トナー容器13の内壁面に当たっても、強く摺接することはなく、滑らかに廃トナー搬送管14を廃トナー容器13内に挿入することができる。
【0050】
廃トナー搬送管14の先端部23に丸みを形成するには、図7の(a),(b)に示すように、廃トナー搬送管14の先端部23に、例えば45±25°の角度δの2つのカット面を形成してもよい。図7の(a)は廃トナー搬送管14の先端部23を上から見た状態を示し、図7の(b)はその先端部23を横からみた状態を示している。
【0051】
図1及び図2には、以上説明した廃トナー処理装置12を有する画像形成装置の一例を示したが、他の適宜な形態の画像形成装置にも廃トナー処理装置12を採用することができる。
【0052】
【発明の効果】
本発明によれば、廃トナー処理装置のコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の一例を示す概略図である。
【図2】図1に示した画像形成装置の概略平面図である。
【図3】廃トナー処理装置の部分断面平面図である。
【図4】図3の矢印IV方向に見た廃トナー処理装置の部分断面側面図である。
【図5】トナーの粒径と、廃トナー容器の壁部の光透過率との関係の一例を示すグラフである。
【図6】清掃孔を設けた廃トナー容器の例を示す図である。
【図7】廃トナー搬送管の先端部形状の他の例を示す図である。
【符号の説明】
12 廃トナー処理装置
13 廃トナー容器
14 廃トナー搬送管
21,22 壁部
23 先端部
24 フォトセンサ
25 発光部
26 受光部
27 トナー排出口
27B 最下流側端
30 清掃孔
31 ガイド面
S トナー検知空間
X 光路
Claims (13)
- 搬送されてくる廃トナーを収容する廃トナー容器と、該廃トナー容器内の廃トナーを検知するフォトセンサとを具備し、該フォトセンサの発光部と受光部は、前記廃トナー容器内のトナー検知空間を区画する廃トナー容器の2つの壁部を、その外側から挟んだ状態で配置され、該廃トナー容器内の廃トナーの量が増大して、前記トナー検知空間に廃トナーが入り込んだことを前記フォトセンサが検知し得るように構成したことを特徴とする廃トナー処理装置。
- 前記発光部が、発光波長900±150nmの発光ダイオードを具備し、前記受光部が、分光感度波長900±50nmをピークに持つフォトダイオードを具備する請求項1に記載の廃トナー処理装置。
- 前記廃トナー容器の内部に挿入された廃トナー搬送管を有し、該廃トナー搬送管を通して廃トナー容器内に搬送されてくる廃トナーが、前記トナー検知空間と反対側の廃トナー容器内の部分からトナー検知空間へ向けて漸次蓄積されていくように、前記廃トナー搬送管の下部にトナー排出口が形成されている請求項1又は2に記載の廃トナー処理装置。
- 前記廃トナー搬送管に形成されたトナー排出口の廃トナー搬送方向の最下流側端が、前記発光部から前記受光部へ至る光の光路よりも上方に位置し、かつ該光路から前記トナー排出口の最下流側端までの水平方向と上下方向の距離をそれぞれa,bとしたとき、0.3≦a/b≦1.8となるように、各距離a,bの大きさを設定した請求項3に記載の廃トナー処理装置。
- 前記光路からトナー排出口の最下流側端までの水平方向の距離aが3乃至15mmに設定されている請求項3又は4に記載の廃トナー処理装置。
- 前記トナー検知空間を区画する廃トナー容器の2つの壁部の光透過率が30%以上である請求項1乃至5のいずれかに記載の廃トナー処理装置。
- 前記トナー検知空間を区画する廃トナー容器の2つの壁部が、廃トナーとの摩擦によって該廃トナーの帯電極性と同極性に帯電する材料より成る請求項1乃至6のいずれかに記載の廃トナー処理装置。
- 前記廃トナーがマイナスに帯電し、前記2つの壁部がポリプロピレンより成る請求項1乃至7のいずれかに記載の廃トナー処理装置。
- 前記トナー検知空間を区画する2つの壁部の内側面を清掃できるように廃トナー容器を構成した請求項1乃至8のいずれかに記載の廃トナー処理装置。
- 前記トナー検知空間の近傍の廃トナー容器の壁部に、前記トナー検知空間を区画する2つの壁部を清掃するための清掃孔が形成されている請求項9に記載の廃トナー処理装置。
- 前記廃トナー搬送管と廃トナー容器を相対的に移動させて、廃トナー搬送管を、前記トナー検知空間と反対側の廃トナー容器部分から挿入したとき、該廃トナー搬送管に形成されたトナー排出口の最下流側端が所定の位置にもたらされるように、該廃トナー搬送管の先端部を案内するガイド面を廃トナー容器に形成した請求項3乃至10のいずれかに記載の廃トナー処理装置。
- 前記廃トナー搬送管の先端部に丸みが形成されている請求項11に記載の廃トナー処理装置。
- 請求項1乃至12のいずれかに記載の廃トナー処理装置を具備することを特徴とする画像形成装置。
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