JP3153836B2 - 多重化警報信号処理回路 - Google Patents

多重化警報信号処理回路

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JP3153836B2 JP07954793A JP7954793A JP3153836B2 JP 3153836 B2 JP3153836 B2 JP 3153836B2 JP 07954793 A JP07954793 A JP 07954793A JP 7954793 A JP7954793 A JP 7954793A JP 3153836 B2 JP3153836 B2 JP 3153836B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、通信装置等で使用す
る警報信号処理回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の警報信号処理回路を含む
警報信号処理システムを示すブロック図である。図にお
いて、51は警報信号処理システム上で監視対象となる
ものであり、故障等が生じた場合に警報信号を発する収
容装置である。この従来例では、14台の収容装置が含
まれており、#1〜#14はそれぞれの収容装置を識別
するために付したものである。52は収容装置51から
の警報信号を受信し、処理を行なう警報信号処理回路、
53は警報信号処理回路52を含み、処理結果に応じて
表示等を行なう警報信号処理装置である。
【0003】図6は、従来の警報信号処理回路を示すブ
ロック図であり、図において41は入力された多重化警
報信号を8ビットのパラレル信号に変換するシリアル/
パラレル変換回路、42はシリアル/パラレル変換回路
41からの8ビットパラレル信号を所定番地に記憶する
警報信号記憶用RAM、43は警報信号記憶用RAM4
2等を制御するCPU、44はCPU43用のRAM、
45はプログラム等を格納するROM、46は警報出力
用のI/Oポート、47はパルス信号409を発生させ
るパルスジュネレータ48よりパルス信号409を受け
て警報信号記憶用RAM42に対しアドレス信号を送出
するアドレスカウンタである。
【0004】101は、入力される多重化警報信号、4
02はパラレル化された警報信号、404はCPUから
のアドレスバス、405はCPUのデータバス、403
はパラレルデータ記憶用のアドレスバス、409はパル
スジュネレータ48より発生されるパルス信号、410
はクロック信号、411はフレームパルスである。
【0005】次に動作について説明する。多重化された
警報信号101は、シリアル/パラレル変換回路41に
おいて8ビットのパラレル信号に変換された後、パルス
ジェネレータ48からのパルス信号409に同期したア
ドレス信号403で指示されたRAM42の番地に記憶
される。RAM42に記憶されたデータは、アドレスバ
ス404及びデータバス405を介してCPU43が読
み出しを行い、ROM45に指示された、警報処理を行
いI/Oポート46より外部に出力される。かかる外部
出力を受けて、開示しない制御盤等において故障した収
容装置が故障内容とともに表示される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の警報信号処理回
路は、以上のように構成されるので大量の多重化警報信
号のデータを処理する場合は、CPUの動作が追いつか
ない、または、データの読み逃しを行うなど実用上好ま
しくない点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、大量のデータを読み逃しなくシ
ンプルな回路で処理することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る多重化警
報信号処理回路は、多重化警報信号よりモードビットを
検出するモードビット検出回路と、同一の処理を行う多
重化警報信号を収集するデマルチプレクサと、収集され
た多重化警報信号毎に警報処理を行なうタイミング処理
回路を有するものである。さらに、多重化警報信号より
マスク信号を検出するマスク信号検出回路と、このマス
ク信号を記憶するマスク信号記憶回路と、このマスク信
号に応じて所定時にマスクビット信号を出力する回路
と、マスクビット信号に応じて多重化警報信号をマスク
するゲートとを入力部分に有するものである。また、コ
ピー信号を有する多重化警報信号よりコピー信号を検出
するコピー信号検出回路と、コピー信号を記憶するコピ
ー信号記憶回路と、前記コピー信号に応じて前記多重化
警報信号にコピービットの内容を付加するゲートとを入
力部分に有するものである。
【0009】
【作用】この発明における警報信号処理回路は、各装置
からの警報信号に付与されたモードビットを検出し、そ
のモードビットに対応して、警報信号の処理を行うので
高速に大量の警報信号を読み逃しなく処理する。また、
マスク信号を検出し、多重化警報信号をマスクする。さ
らに、コピー信号を検出し、多重化警報信号にコピービ
ットの内容を付加する。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、1は多重化された警報信号101
の中から収容される装置51の構成示すモードビット信
号を検出するモードビット検出回路、2は検出したモー
ドビット信号102を警報信号の繰り返し周期の間保持
するモードビット記憶RAM、3は検出したモードビッ
ト信号103に対応して警報処理方法を指示するRO
M、4は入力された多重化警報信号101をROMから
の警報処理指示信号104に対応して振り分けをするデ
マルチプレクサ、5、6は入力された警報信号に対応し
た警報処理を行い警報通知信号106を出力するタイミ
ング処理回路、7はモードビット記憶RAM2及びRO
M3を制御するためのアドレス信号107,108を出
力するアドレスカウンタ、8はクロック信号110及び
フレームパルス信号111からアドレスカウンタを動作
させるパルス信号109を生成するパルスジェネレータ
である。
【0011】図2は図1に示すこの発明の一実施例によ
る多重化警報信号処理回路に入力される多重化警報信号
の一例である。図2において、多重化警報信号は、16
通りのマルチフレームからなり、14台の収納装置にお
ける80種類の故障を識別可能に構成したものである。
ここで#1〜#14は収容装置に対応するフレームであ
る。また、#1〜#14はそれぞれにおいて、収容装置
の構成に対応するモードビットを有している。即ち、各
警報ビットの意味はモードビットにより指示される。こ
のとき、モードビットは2ビット割り当てられており、
4通りのモードを示す。従って、収容装置の構成が4種
類以内である場合に適用可能となる。また、A〜Zは各
警報項目であり、各収容装置における故障内容を識別す
るものである。例えば、電源部や入力信号部等の故障を
示すものである。また、その配置は、モードビットによ
り決定される。
【0012】次に動作について説明する。図1において
モードビット検出回路1は、多重化された警報信号10
1の中からモードビットを検出する。検出されたモード
ビットは、モードビット記憶RAM2に1周期の間記憶
され、該当する警報ビットが入力される間(例:図2の
#1の入力期間)、警報処理方法を指示するROM3に
出力される。警報ビットの識別はシステムクロック11
0とフレームパルス111から生成されるパルス信号1
09に同期したアドレス信号107,108とモードビ
ット信号103により制御される。
【0013】ROMにはモードビットに対応した警報ビ
ットの処理方法が格納記憶されており、警報処理方法指
示信号104は、入力された多重化警報信号101の振
り分けをデマルチプレクサ4に指示する。多重化警報信
号101はデマルチプレクサ4において警報処理方法の
同一のものが集められ、警報種別に対応した警報処理を
タイミング処理回路5,6で実施され警報通知信号10
6として出力される。
【0014】従って、この実施例にかかる発明によれ
ば、多重化された警報信号の中からモードビット等を読
み出し、モードビットに対応した警報処理をリアルタイ
ムに多重化したまま行う構成としたので大量のデータを
読み逃しなく、シンプルかつ安価な回路で処理するとが
可能となる。
【0015】なお、上記実施例では、モードビットを2
ビットとしたが、これに限らず、3ビット、4ビットで
もよく、収容装置の数及びその種類に応じて適宜選択で
きるものである。
【0016】なお上記実施例では、多重化された警報信
号からモードビットを検出し警報処理方法の指示及び警
報処理の実施を行う回路のみについて記述したが、さら
に警報データのマスクをその前段階として行なってもよ
い。即ち、図1で示した警報信号処理回路に入力される
前にマスク機能を加えるものである。
【0017】図3は警報信号マスク回路の一実施例であ
る。図1と同一符号を付した構成は、図1の構成と同一
又は相当部を示す。図において、21は多重化警報信号
101の中からマスク信号を検出し、出力するマスク信
号検出回路、22はマスク信号検出回路21において検
出されたマスク信号を記憶するマスク信号記憶RAM、
23はマスク信号記憶RAM22からのデータを受け、
所定のタイミングで出力するROM、24はROM23
の出力と多重化警報信号101の論理積をとるアンドゲ
ートである。
【0018】次に動作について説明する。警報信号マス
ク回路に入力された多重化警報信号101は分岐され、
マスク信号検出回路21に入力される。かかるマスク信
号検出回路21では、多重化警報信号101の中からマ
スクを指示する信号202が検出され出力される。そし
て、かかる信号202はマスク信号記憶RAM22に入
力され所定期間記憶されることになる。
【0019】一方、システムクロック210とフレーム
パルス211からパルスジェネレータ28において生成
されるパルス信号209に同期したアドレス信号20
7、208がマスク信号記憶RAM22及びROM23
のアドレス指定を行なう。そして、ROM23で指示さ
れた警報ビットのマスクをアンドゲート24によって実
施する。アンドゲート24の出力信号205は図1で示
した警報信号処理回路に入力される。これによって、不
要な故障警報をなくすことができ、実施例1で示した発
明を実行する上で効果的なものとなる。
【0020】また、同様に警報データのコピーに使用す
ることも可能である。即ち、図1で示した警報信号処理
回路に入力される前にコピー機能を実行するものであ
る。図4は警報信号コピー回路の一実施例である。図1
と同一符号を付した構成は、図1の構成と同一又は相当
部を示す。図において、31は多重化された警報信号1
01の中からコピー指示信号302を検出し出力するコ
ピー信号検出回路、32は係るコピー指示信号302を
所定アドレスに記憶するコピー信号記憶RAM、33は
コピー信号記憶RAM32からのデータを受け、所定の
タイミングで出力するROM、34はROM33の出力
と多重化警報信号101の論理和をとるアンドゲートで
ある。
【0021】次に動作について説明する。警報信号コピ
ー回路に入力された多重化された警報信号101は分岐
され、コピー信号検出回路31に入力される。かかるコ
ピー信号検出回路31では、多重化警報信号101の中
からコピーを指示する信号302が検出され出力され
る。そして、かかる信号302はコピー信号記憶RAM
に入力され所定期間記憶されることになる。
【0022】一方、システムクロック310とフレーム
パルス311からパルスジェネレータ38において生成
されるパルス信号309に同期したアドレス信号30
7、308がコピー信号記憶RAM32及びROM33
のアドレス指定を行なう。そして、ROM33で指示さ
れた警報ビットのコピーをオアゲート34によって実施
する。オアゲート34の出力は図1で示した警報信号処
理回路に入力される。これにより故障につき関連する収
容装置につき警報処理を行なうことができる。
【0023】尚、上記警報信号マスク回路及び警報信号
コピー回路はそれぞれ単独に警報信号処理回路に付加す
ることとしたが、これに限らず、両方とも付加する構成
としてもよい。
【0024】尚、図1、図3及び図4においてアドレス
カウンタ7、27、37及びパルスジェネレータ8、2
8、38をそれぞれ別個に表示したが、別個に設けなけ
ればならないという趣旨ではなく、共通化してもよい。
共通化することにより回路規模を削減することができ
る。
【0025】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、多重
化された警報信号の中からモードビット等を読み出し、
モードビットに対応した警報処理をリアルタイムに多重
化したまま行う構成としたので大量のデータを読み逃し
なく、シンプルかつ安価な回路で処理するとが可能とな
る。また、マスク機能を有するので、不要な故障警報を
なくすことができる。さらに、コピー機能を有するの
で、故障につき関連する収容装置につき警報処理を行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による多重化警報信号処理
回路の構成図である。
【図2】この発明の一実施例による多重化警報信号回路
に入力される多重化警報信号の一例を示す図である。
【図3】この発明の他の実施例による警報信号処理回路
の構成図である。
【図4】この発明の他の実施例による警報信号処理回路
の構成図である。
【図5】従来の警報信号処理システムのブロック図であ
る。
【図6】従来の警報信号処理回路のブロック図である。
【符号の説明】
1 モードビット検出回路 2 モードビット記憶RAM 3 ROM 4 デマルチプレクサ 5 タイミング処理回路 6 タイミング処理回路 21 マスク信号検出回路 22 マスク信号記憶RAM 24 アンドゲート 31 コピー信号検出回路 32 コピー信号記憶RAM 34 オアゲート 101 多重化警報信号

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 警報項目に対応する警報ビット及び収容
    装置毎に定められた警報データの構成を識別するモード
    ビットとからなる多重化警報信号を入力する入力部と、
    この入力部からの多重化警報信号より前記モードビット
    を検出するモードビット検出回路と、前記モードビット
    検出回路により検出されたモードビットが同一である多
    重化警報信号を収集するデマルチプレクサと、収集され
    た多重化警報信号毎に警報処理を行なうタイミング処理
    回路からなる多重化警報信号処理回路。
  2. 【請求項2】 マスク信号を有する多重化警報信号より
    マスク信号を検出するマスク信号検出回路と、前記マス
    ク信号を記憶するマスク信号記憶回路と、前記マスク信
    号に応じて所定時にマスクビット信号を出力する回路
    と、前記マスクビット信号に応じて前記多重化警報信号
    をマスクするゲートとを前記入力部に有することを特徴
    とする請求項1記載の多重化警報信号処理回路。
  3. 【請求項3】 コピー信号を有する多重化警報信号より
    コピー信号を検出するコピー信号検出回路と、前記コピ
    ー信号を記憶するコピー信号記憶回路と、前記コピー信
    号に応じて前記多重化警報信号にコピービットの内容を
    付加するゲートとを前記入力部に有することを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載の多重化警報信号処理回
    路。
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