JP3363733B2 - 警報信号処理回路 - Google Patents

警報信号処理回路

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JP3363733B2
JP3363733B2 JP02637697A JP2637697A JP3363733B2 JP 3363733 B2 JP3363733 B2 JP 3363733B2 JP 02637697 A JP02637697 A JP 02637697A JP 2637697 A JP2637697 A JP 2637697A JP 3363733 B2 JP3363733 B2 JP 3363733B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は警報信号処理回路
に関し、詳細には、通信装置等で発生する警報信号を処
理する警報信号処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図15は従来例による警報信号処理回路
を示すブロック図である。図15に示した警報信号処理
回路は、セレクタ1001,1002、ROM100
3、インバータ1004,1014、ANDゲート10
05,1007,1010,1011、ORゲート10
06,1008,1009,1012,101、カウ
ンタ1031、RAM1032、パルス発生器103
3、アドレスカウンタ1034、ラッチ1035を備え
ている。
【0003】カウンタ1031は、警報状態の継続時間
を計測するカウンタである。このカウンタ1031で
は、ANDゲート1007を介して警報信号1102が
リセット端子(RESET)に入力され、その後、パル
ス発生器1033のパルス発生により送られてくるクロ
ック1303がカウントする。
【0004】ここで、警報信号1101は、n(nは自
然数)個の警報項目ALM1〜ALMn毎に警報状態
「1」又は警報無し状態「0」を表す警報データをシリ
アルに多重化したデータである。この警報信号1101
は、ANDゲート1007でイン端1004の出力とA
ND処理された後、警報信号1102としてカウンタ1
031に出力される。
【0005】RAM1032は、警報状態の継続時間と
警報処理されたデータを記憶保持するメモリである。こ
のRAM1032では、パルス発生器1033の制御信
号1304に従ってアドレスカウンタ1034によりア
ドレス指定されたメモリ上のデータがリード/ライト制
御される。このアドレスカウンタ1034もパルス発生
器1033の制御信号1304に従って制御される。
【0006】RAM1032は、カウンタ1031から
出力されるカウンタ値1301とセレクタ1001より
出力される保持データ1104とをそれぞれ記憶する。
保持データ1104はアドレス指定される領域に記憶保
持される。
【0007】RAM1032は、パルス発生器1033
の制御信号1304に従ってカウンタ値1302を読み
出してカウンタ1031にロードするとともに、アドレ
ス指定された領域に保持されているデータ1105を読
み出してラッチ1035にラッチさせる。
【0008】以上のRAM1032とカウンタ1031
とが協動して動作することにより、警報信号1101の
警報項目ALM1〜ALMn毎の警報データの継続状態
が継続する。
【0009】カウンタ1031は、警報項目毎に所定時
間だけカウントするキャリー信号1103を出力する。
ラッチ1035は、RAM1032から出力されたデー
タ1105をラッチするとともに、ラッチしたデータを
データ1109としてORゲート1013及びANDゲ
ート1011に出力する。
【0010】ORゲート1013は、ラッチ1035か
ら出力されたデータ1109とセレクタ1002から出
力された生データ1107とをOR処理して警報処理の
出力信号1106として出力する。セレクタ1001,
1002はいずれも5種類の処理方法A,B,C,D,
Eの内のいずれか一つをROM1003より供給される
選択信号1112により選択する。
【0011】セレクタ1001の入力は、警報処理によ
り取得された入力信号1115,1118,1113,
1114であり、それぞれ上述の処理方法A,B,C及
びD,Eに対応する。セレクタ1001の出力は、処理
方法A,B,C及びD,Eから選択された一つのデータ
となる。すなわち、入力信号1115,1118,11
13,1114の内のいずれか一つがデータ1104と
してRAM1032に出力される。
【0012】セレクタ102の入力は、警報信号11
01,入力信号1116であり、それぞれ上述の処理方
法A〜C,D及びEに対応する。セレクタ1102の出
力は、処理方法A〜C,D及びEから選択された一つの
データである。すなわち、警報信号1101,入力信号
1116の内の一方が生データ1107としてORゲー
ト1013に出力される。
【0013】なお、セレクタ1001,1002の選択
信号1112は、アドレスカウンタ1034のアドレス
信号1305により制御されるROM1003に予め格
納されている。
【0014】ANDゲート1005、ORゲート100
6,1008,1009、及びANDゲート1010に
よるゲート回路は、警報信号1101、キャリー信号1
103、及び再カウント禁止信号1111等により入力
信号1115,1118,1113,1114をつく
り、セレクタ1001に供給する。
【0015】ORゲート1012は、警報解除信号11
08をインバータ1014で反転させた信号と警報信号
1101とを入力してOR処理し、その出力データ11
10をANDゲート1011に出力する。ANDゲート
1011は、出力データ1110と出力データ1109
とを入力してAND処理し、再カウント禁止信号111
1を得る。この再カウント禁止信号111はインバー
タ1004で反転された後にANDゲート1007に出
力される。
【0016】なお、上述したANDゲート1005、O
Rゲート1006,1008,1009、及びANDゲ
ート1010によるゲート回路は警報処理回路を構成
し、パルス発生器1033、アドレスカウンタ103
4、及びROM1003は警報処理のための制御回路を
構成する。
【0017】つぎに、動作について説明する。図1
示した警報信号処理回路において、警報項目ALM1〜
ALMn毎の警報データが多重化された警報信号110
1は、ANDゲート1007を通り、警報信号1102
としてカウンタ1031のリセット端子に加えられる。
そして、警報データが「0」(警報無しを示す)のと
き、カウンタ1031はリセットされる。
【0018】ある警報項目で警報が発生した場合には、
警報データが「1」になる。この場合、カウンタ103
1のリセットが解除され、カウンタ1031はクロック
1303をカウントアップする。警報項目ALM1〜A
LMnの各々について、カウンタ1031からキャリー
信号1103が出力されるまでの時間内で警報状態の継
続す時間が検出される。
【0019】セレクタ1001において処理Aが選択さ
れた場合には、入力信号1115が保持データ1104
としてRAM1032に記憶され、その後、ラッチ10
35を介してORゲート1013に加えられる。このと
き、セレクタ1002においては、警報信号1101が
そのまま生データ1107としてORゲート1013に
加えられる。
【0020】この結果、ORゲート1013からは、警
報発生と同時にOR処理された警報処理出力信号110
6が出力される。
【0021】また、セレクタ1001において処理Bが
選択された場合には、警報信号1101と再カウント禁
止信号1111とのOR出力である入力信号1118が
保持データ1104としてRAM1032に記憶され、
その後、ラッチ1035を介してORゲート1013に
加えられる。このとき、セレクタ1002においては、
警報信号1101がそのまま生データ1107としてO
Rゲート1013に加えられる。
【0022】この結果、警報発生と同時にORゲート1
013からOR処理された警報処理出力信号1106が
出力され、この状態は警報解除信号1108が前述のゲ
ート回路に加えられるまで保持される。
【0023】また、セレクタ1001において処理Cが
選択された場合には、警報信号1101とカウンタ10
31のキャリー信号1103とのAND出力と再カウン
ト禁止信号1111とがAND処理されて得られる入力
信号1113が保持データ1104としてRAM103
2に記憶され、その後、ラッチ1035を介してORゲ
ート1013に加えられる。このとき、セレクタ100
2においては、警報信号1101がそのまま生データ1
107としてORゲート1013に加えられる。
【0024】この結果、警報発生と同時にORゲート1
013からOR処理された警報処理出力信号1106が
出力され、この状態は所定時間後に保持される。
【0025】また、セレクタ1001において処理Dが
選択された場合には、処理Cの場合と同様に入力信号1
113がORゲート1013に加えられ、セレクタ10
02においては、入力信号1116(ゼロ)が生データ
1107としてORゲート1013に加えられる。
【0026】この結果、警報発生後に、所定時間を経て
ORゲート1013からOR処理された警報処理出力信
号1106が出力され、この状態は前述のゲート回路に
警報解除信号1108が加えられるまで保持される。
【0027】また、セレクタ1001において処理Eが
選択された場合には、カウンタ1031のキャリー信号
1103と再カウント禁止信号1111とのAND出力
と警報信号1101とがAND処理されて得られる入力
信号1114が保持データ1104としてRAM103
2に記憶され、その後、ラッチ1035を介してORゲ
ート1013に加えられる。このとき、セレクタ100
2においては、入力信号1116(ゼロ)が生データ1
107としてORゲート1013に加えられる。
【0028】この結果、警報発生と同時にORゲート1
013からOR処理された警報処理出力信号1106が
出力される。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】従来の警報信号処理回
路は以上のように構成されているので、警報信号110
1を送出してくる装置の種類が複数あって、装置の種別
毎に警報項目毎の出力を変更する必要がある場合には、
装置別の警報項目毎の出力内容を記憶保持したROM1
003を有する図15に示したような回路構成(警報信
号処理回路)が装置の種類に対応する数だけ必要とな
り、これによって回路規模が大きくなる等の問題があっ
た。
【0030】この発明は上記のような問題を解消するた
めになされたもので、複数の装置に対応して回路構成を
共通化することで回路規模を小さく、かつ安価にするこ
とが可能な警報信号処理回路を得ることを目的とする。
【0031】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、この発明に係る警報信号処理回路
は、装置の種別に対応させて警報項目毎の出力制御を行
うための情報を記憶する記憶手段と、複数の装置から入
力された警報項目毎の警報信号を多重化する多重化手段
と、多重化手段により多重化された警報信号に基づいて
装置の種別を検出する検出手段と、検出手段により検出
された装置の種別に対応する情報を記憶手段から読み出
して出力する制御を行う制御手段と、を備えたものであ
る。
【0032】従って、複数の装置から入力された警報項
目毎の警報信号を多重化し、その多重化された警報信号
に基づて装置の種別を検出し、その装置の種別に応じた
出力制御を行うための情報を出力する制御を行うように
したので、装置の種別毎に出力制御を行うための情報が
変更可能となり、これによって、複数の装置に対応して
回路構成が共通化されることから、回路規模を小さく、
かつ安価にすることが可能である。
【0033】つぎの発明に係る警報信号処理回路は、警
報信号を出力する複数の装置に接続され、前記各装置を
特定するためのモード情報を警報信号の入力タイミング
で入力する警報信号処理回路であって、各モード情報に
対応させて警報項目毎の出力制御を行うための情報を記
憶する記憶手段と、複数の装置から入力された警報項目
毎の入力信号を多重化する多重化手段と、多重化手段に
より多重化された入力信号からモード情報を検出する検
出手段と、検出手段により検出されたモード情報に対応
する情報を記憶手段から読み出して出力する制御を行う
制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0034】従って、複数の装置から入力された警報項
目毎の警報信号を多重化し、その多重化された警報信号
からモード情報を検出し、そのモード情報に応じた出力
制御を行うための情報を出力する制御を行うようにした
ので、モードに応じて出力制御を行うための情報が変更
可能となり、これによって、複数の装置に対応して回路
構成が共通化されることから、回路規模を小さく、かつ
安価にすることが可能である。
【0035】つぎの発明に係る警報信号処理回路は、警
報信号を出力する複数の装置に接続され、各装置から警
報信号を入力する警報信号処理回路であって、警報信号
の有意、無意にそれぞれ対応させて警報項目毎の出力制
御を行うための情報を記憶する記憶手段と、複数の装置
から入力された警報項目毎の警報信号を多重化する多重
化手段と、多重化手段により多重化された警報信号から
複数の装置の内の特定装置のビット位置にある任意のビ
ット情報の有意、もしくは無意を検出する検出手段と、
検出手段により検出された有意もしくは無意に対応する
情報を記憶手段から読み出して出力する制御を行う制御
手段と、を備えたことを特徴とする。
【0036】従って、複数の装置から入力された警報項
目毎の警報信号を多重化し、その多重化された警報信号
から複数の装置の内の特定装置のビット位置にある任意
のビット情報の有意、もしくは無意を検出し、その有
意、もしくは無意に応じた出力制御を行うための情報を
出力する制御を行うようにしたので、任意のビット情報
の有意/無意に応じて出力制御を行うための情報が変更
可能となり、これによって、複数の装置に対応して回路
構成が共通化されることから、回路規模を小さく、かつ
安価にすることが可能である。
【0037】つぎの発明に係る警報信号処理回路は、警
報信号を出力する複数の装置に接続され、各装置を特定
するためのモード情報を警報信号の入力タイミングで入
力する警報信号処理回路であって、各モード情報に対応
させて警報項目毎の出力制御を行うための情報を記憶す
る記憶手段と、複数の装置から入力された警報項目毎の
警報信号を多重化する多重化手段と、多重化手段により
多重化された警報信号から複数の装置の内の特定装置の
ビット位置にある任意のビット情報の有意、もしくは無
意を検出する検出手段と、検出手段により検出された有
意もしくは無意に対応する情報を記憶手段から読み出し
て出力するとともに、検出手段により有意が検出された
場合、特定装置について記憶手段から読み出した情報を
マスク処理して出力する制御を行う制御手段と、を備え
たことを特徴とする。
【0038】従って、複数の装置から入力された警報項
目毎の警報信号を多重化し、その多重化された警報信号
から複数の装置の内の特定装置のビット位置にある任意
のビット情報の有意、もしくは無意を検出し、その有
意、もしくは無意に応じて特定装置に関する情報出力や
同装置に関する出力情報をマスク処理しての情報出力を
制御するようにしたので、特定装置における任意のビッ
ト情報の有意/無意に応じて同装置に関する出力制御を
行うための情報がマスク処理によって変更可能となり、
これによって、複数の装置に対応して回路構成が共通化
されることから、全体の回路規模を小さく、かつ安価に
することが可能である。
【0039】つぎの発明に係る警報信号処理回路は、警
報信号を出力する複数の装置に接続され、各装置を特定
するためのモード情報を警報信号の入力タイミングで入
力する警報信号処理回路であって、各モード情報に対応
させて警報項目毎の出力制御を行うための情報を記憶す
る記憶手段と、複数の装置から入力された警報項目毎の
警報信号を多重化する多重化手段と、多重化手段により
多重化された警報信号から複数の装置の内の特定装置の
ビット位置にある任意のビット情報の有意、もしくは無
意を検出する検出手段と、検出手段により検出された有
意もしくは無意に対応する情報を記憶手段から読み出し
て出力するとともに、検出手段により有意が検出された
場合、特定装置について記憶手段から読み出した情報を
コピー処理して出力する制御を行う制御手段と、を備え
たことを特徴とする。
【0040】従って、複数の装置から入力された警報項
目毎の警報信号を多重化し、その多重化された警報信号
から複数の装置の内の特定装置のビット位置にある任意
のビット情報の有意、もしくは無意を検出し、その有
意、もしくは無意に応じて特定装置に関する出力情報を
同装置に関する出力情報にコピーするようにしたので、
特定装置における任意のビット情報の有意/無意に応じ
て同装置に関する出力制御を行うための情報がコピー処
理によって変更可能となり、これによって、複数の装置
に対応して回路構成が共通化されることから、全体の回
路規模を小さく、かつ安価にすることが可能である。
【0041】つぎの発明に係る警報信号処理回路は、装
置の種別に対応させて警報項目毎の出力制御を行うため
の情報を記憶する記憶手段と、複数の装置から入力され
た警報項目毎の警報信号を多重化する多重化手段と、多
重化手段による多重化に同期させて装置の種別に対応す
る情報を記憶手段から読み出して出力する制御を行う制
御手段と、を備えたものである。
【0042】従って、複数の装置から入力された警報項
目毎の警報信号を多重化し、その多重化された警報信号
に基づく装置の種別に応じた出力制御を行うための情報
を出力する制御を行うようにしたので、装置の種別毎に
出力制御を行うための情報が変更可能となり、これによ
って、複数の装置に対応して回路構成が共通化されるこ
とから、回路規模を小さく、かつ安価にすることが可能
である。
【0043】つぎの発明に係る警報信号処理回路は、警
報信号を出力する複数の装置に接続され、各装置から警
報信号を入力する警報信号処理回路であって、各装置に
対応させて警報項目毎の出力制御を行うための情報を記
憶する記憶手段と、複数の装置から入力された警報項目
毎の警報信号を多重化する多重化手段と、多重化手段に
よる多重化に同期させて装置の種別に対応する情報を記
憶手段から読み出して出力する制御を行う制御手段と、
多重化手段により多重化された警報信号から複数の装置
の内の特定装置のビット位置にある任意のビット情報の
有意、もしくは無意を検出する検出手段と、検出手段に
より有意が検出された場合にのみ、特定装置について多
重化手段により多重化された特定装置の警報信号をコピ
ー処理して出力するコピー手段と、を備えたことを特徴
とする。
【0044】従って、複数の装置から入力された警報項
目毎の警報信号を多重化し、その多重化された警報信号
から複数の装置の内の特定装置のビット位置にある任意
のビット情報の有意、もしくは無意を検出し、その有
意、もしくは無意に応じて特定装置に関する多重化され
た警報信号を同装置に関する多重化された警報信号にコ
ピーするようにしたので、装置の種別毎に出力制御を行
うための情報が変更可能となり、これによって、複数の
装置に対応して回路構成が共通化されることから、回路
規模を小さく、かつ安価にすることが可能であるととも
に、特定装置における任意のビット情報の有意/無意に
応じて同装置に関する多重化された警報信号をコピー出
力することが可能である。
【0045】つぎの発明に係る警報信号処理回路は、警
報信号を出力する複数の装置に接続され、各装置から警
報信号を入力する警報信号処理回路であって、各装置に
対応させて警報項目毎の出力制御を行うための情報を記
憶する記憶手段と、複数の装置から入力された警報項目
毎の警報信号を多重化する多重化手段と、多重化手段に
よる多重化に同期させて装置の種別に対応する情報を記
憶手段から読み出して出力する制御を行う制御手段と、
多重化手段により多重化された警報信号から複数の装置
の内の特定装置のビット位置にある任意のビット情報の
有意、もしくは無意を検出する検出手段と、検出手段に
より有意が検出された場合にのみ、特定装置以外につい
て多重化手段により多重化された警報信号をマスク処理
して出力するマスク手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0046】従って、複数の装置から入力された警報項
目毎の警報信号を多重化し、その多重化された警報信号
から複数の装置の内の特定装置のビット位置にある任意
のビット情報の有意、もしくは無意を検出し、その有
意、もしくは無意に応じて特定装置に関する多重化され
た警報信号や同装置に関する多重化された警報信号をマ
スク処理しての出力制御するようにしたので、装置の種
別毎に出力制御を行うための情報が変更可能となり、こ
れによって、複数の装置に対応して回路構成が共通化さ
れることから、回路規模を小さく、かつ安価にすること
が可能であるとともに、特定装置における任意のビット
情報の有意/無意に応じて同装置に関する多重化された
警報信号をマスク出力することが可能である。
【0047】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係る警報信号処理回路の好適な実施の形態を詳細
に説明する。
【0048】(実施の形態1) 図1はこの発明の実施の形態1による警報信号処理回路
を示すブロック図である。図1に示した警報信号処理回
路は、例えば、パラレル/シリアル変換回路(以下にP
/S変換回路と称する)1、モード情報検出回路2、R
OM3、及びアドレスカウンタ4を備えている。
【0049】P/S変換回路1は、種類の異なる4種類
の装置に対応してそれぞれ多重化された入力信号10
1,102,103,104をパラレル入力し、パラレ
ル/シリアル変換後、入力信号101,102,10
3,104をさらに多重化したシリアルデータ105を
後段のモード情報検出回路2に出力する。このP/S変
換回路1は、アドレスカウンタ4より供給されるタイミ
ング信号301により動作タイミングを得る。また、上
記入力信号101,102,103,104は、装置別
の警報信号である。
【0050】モード情報検出回路2は、RAM2を有
し、シリアルデータ105に基づいて各装置の種別を表
すビット情報を検出してそのモード情報106,107
をRAM21に一時保持した後にROM3に供給する。
このモード情報検出回路2は、アドレスカウンタ4より
供給されるタイミング信号304A及びアドレス信号3
04B,304Cに従ってシリアルデータ105からモ
ード情報を検出する。
【0051】この実施の形態1では、装置の種類は一例
として4種類としている。このため、モードはA,B,
C,Dの4種類でよい。モードA,B,C,Dはアドレ
スカウンタ4によるアドレス信号304A,304Bの
2ビット情報“00”、“01”、“10”、“11”
(バイナリ表記)で指定できる。
【0052】ROM3は、装置の種別を表すモードに対
応して予め用意された警報項目の数の出力制御情報を記
憶している。このROM3は、モード情報106,10
7の2ビット情報によりモードが指定され、かつアドレ
スカウンタ4より供給されるアドレス信号303A〜3
03Gまでの7ビット情報により警報項目ALMが指定
されることで、出力制御情報を変更する。なお、警報項
目は7ビット情報で表現されることから、警報項目の種
類はALM1〜ALM128までの128種類となる。
このROM3は、モード及び警報項目ALMに基づき出
力制御情報を取得し、これを3ビット情報として出力信
号108,109,110により出力する。
【0053】アドレスカウンタ4は、P/S変換回路1
に対してタイミング信号301を生成して供給し、モー
ド情報検出回路2に対してタイミング信号302A及び
アドレス信号302B,302Cを生成して供給し、R
OM3に対してアドレス信号303A〜303Gを生成
して供給する。
【0054】つぎに、ROM3について説明する。図2
はROM3のメモリ内容を示す図である。ROM3は、
図2に示したように、モードA,B,C,Dに対応させ
て各警報項目ALM1〜128の出力制御情報OCIA
1〜128、出力制御情報OCIB1〜128、出力制
御情報OCIC1〜128、出力制御情報OCID1〜
128を記憶している。
【0055】このROM3において、例えば、指定モー
ドが「A」、かつ指定警報項目が「ALM1」であった
場合には、出力制御情報は「OCIA1」となり、ま
た、指定モードが「D」、かつ指定警報項目が「ALM
128」であった場合には、出力制御情報は「OCID
128」となる。
【0056】つぎに、動作について説明する。図3は実
施の形態1によるP/S変換回路1とアドレスカウンタ
4間の動作タイミングを示すタイミングチャートであ
り、図4は実施の形態1によるモード情報検出回路2と
アドレスカウンタ4の動作タイミングを示すタイミング
チャートであり、図5は実施の形態1によるROM3と
アドレスカウンタ4間の動作タイミングを示すタイミン
グチャートである。
【0057】この実施の形態1では、各装置から1つの
警報項目に対して1ビットの入力信号101〜104が
入力されるため、警報項目1〜128までの1周期で1
28ビットの警報信号が入力される。
【0058】アドレスカウンタ4は、P/S変換回路1
に対して1つの警報項目に対して4クロックのタイミン
グ信号301を生成するように動作する(図3参照)。
このため、1つの警報項目の入力期間中は、各入力信号
101〜104の値は変化しない。
【0059】また、P/S変換回路1は、タイミング信
号301に従って1つの警報項目の入力期間中に4種類
の入力信号101〜104を多重化してシリアル出力す
る。すなわち、P/S変換回路1では、上記入力期間の
第1クロックに従って入力信号101がシリアル出力さ
れ、続く第2クロックに従って入力信号102がシリア
ル出力される。以下同様に、第3、第4クロックにそれ
ぞれ従って入力信号103,104がシリアル出力され
る。
【0060】このようにして、警報項目ALM1に対応
する入力信号101〜104が多重化され、シリアルデ
ータ105としてモード情報検出回路2に出力される。
続く警報項目ALM2〜128の入力信号101〜10
4についてもタイミング信号301に従って多重化さ
れ、順次シリアルデータ105として出力される。
【0061】アドレスカウンタ4は、モード情報検出回
路2に対してアドレス情報302B,30Cを与える
タイミングをタイミング信号302Aによって計るよう
に動作する(図4参照)。図4の例では、警報項目AL
M5の入力期間の後、2警報項目分の入力期間にモード
情報の入力期間が挿入される。すなわち、4種類の装置
は、それぞれ入力信号101〜104により2警報項目
分の入力期間を通じてアサインされることになる。4種
類の装置はそれぞれモードA,B,C,Dにより区別さ
れるものとする。
【0062】具体的には、このモード情報の入力期間の
内、最初の入力期間に入力される入力信号101〜10
4は、それぞれ「0」、「0」、「1」、「1」の値と
なってP/S変換回路1に入力される。このP/S変換
回路1では、「0」、「0」、「1」、「1」の順で多
重化したシリアルデータ105がモード情報検出回路2
に出力される。
【0063】続く入力期間に入力される入力信号101
〜104は、それぞれ「0」、「1」、「0」、「1」
の値となってP/S変換回路1に入力される。このP/
S変換回路1では、「0」、「1」、「0」、「1」の
順で多重化したシリアルデータ105がモード情報検出
回路2に出力される。
【0064】以上の動作で、「0」、「0」の順入力
信号101が入力されると、最初の「0」を1ビット
目、つぎの「0」を2ビット目として、データは“0
0”(Bはバイナリを示す)となる。この場合には、第
1装置に該当するモードAがアサインされたことにな
る。
【0065】同様に、入力信号102の場合には、デー
タは“01”となるので、第2装置に該当するモードB
がアサインされたことになる。同様に、入力信号103
の場合には、データは“10”となるので、第3装置に
該当するモードCがアサインされたことになる。同様
に、入力信号104の場合には、データは“11”とな
るので、第4装置に該当するモードDがアサインされた
ことになる。
【0066】モード情報検出回路2では、タイミング信
号302Aに従ってモード情報の書き込みタイミングが
制御される。すなわち、タイミング信号302Aの最初
のタイミングで順次アドレスが指定され、装置をアサイ
ンするモード情報の値“00”,“01”,“10”,
“11”が順次RAM21に格納される。その結果、各
警報項目単位のモード情報がRAM21に記憶されたこ
とになる。
【0067】モード情報検出回路2において、RAM2
1に格納されたモード情報の値“00”,“01”,
“10”,“11”は、図4に示したように、アドレス
情報302B,302Cにより各警報項目毎に多重化さ
れた順番に対応させてモード情報106,107として
ROM3に出力される。
【0068】モード情報106,107は各警報項目毎
にバイナリでそれぞれ、0、0、1、1の順、0、1、
0、1の順に出力されるとともに、モード情報106が
下位ビット、モード情報107が上位ビットであること
から、モード情報106及びモード情報7の組み合
わせは、出力順に“00”、“01”、“10”、“1
1”となる。すなわち、各警報項目毎に、モードA,
B,C,Dの順でモード情報がROM3に入力される。
【0069】また、ROM3には、アドレスカウンタ4
からアドレス信号303A〜303Gが各警報項目毎に
異なるパルスパターンで入力される。その結果、警報項
目毎にROM3に入力されるモードの種別に対応して警
報項目ALM1〜128までのカウント値が順次入力さ
れる。
【0070】ROM3は、モード情報106,107及
びアドレス信号303A〜303Gを入力することで、
モードの種別、すなわち装置の種別に対応して出力制御
情報を変更しながら出力するように動作する。なお、こ
の出力動作は、シリアルデータ105に同期して実施さ
れる。
【0071】以上説明したように、実施の形態1によれ
ば、複数の装置から入力された警報項目毎の入力信号1
01〜104をP/S変換し、そのシリアルデータ10
5からモード情報を検出し、そのモード情報106,1
07に応じて出力制御情報を出力する制御を行うように
したので、モードに応じて出力制御情報が変更可能とな
り、これによって、複数の装置に対応して回路構成が共
通化されることから、回路規模を小さく、かつ安価にす
ることが可能である。
【0072】この実施の形態1では、4種類の装置に対
応して4種類のモードを使用していたが、装置の種類の
数に対応させてモードの種類の数を増減することが可能
であり、この場合にはモード情報検出回路2によるモー
ドの検出数の変更やモードの数に応じて関連する信号の
数を増減することで対処できる。
【0073】また、警報項目の種類の数についても、1
28個に限らず、増減が可能であり、この場合にはRO
M3に記憶させる出力制御情報の設定数や警報項目のカ
ウント値を示すアドレス信号のパルスパターンを増減す
ることで対処できる。
【0074】(実施の形態2) さて、前述の実施の形態1では、各装置に対応するモー
ド情報に従って出力制御情報を変更するようにしたが、
以下に説明する実施の形態2のように、各装置より入力
される警報信号中の特定のモードの任意のビット情報の
有意状態に応じて出力制御情報を変更するようにしても
よい。
【0075】図6はこの発明の実施の形態2による警報
信号処理回路を示すブロック図である。図6の警報信号
処理回路で前述の実施の形態1と同様の構成及び機能を
有するユニットについては、図1のユニットと同様に番
号を付し、その説明を省略する。
【0076】図6に示した警報信号処理回路は、例え
ば、P/S変換回路1、モード情報検出回路2、ROM
30、アドレスカウンタ4、モード情報追加回路5、A
NDゲート6、インバータ7、及びRAM8を備えてい
る。
【0077】ROM30は、前述のROM3と同様にモ
ード情報検出回路2よりモード情報106,107及び
アドレスカウンタ4よりアドレス信号303A〜303
Gを入力するとともに、後述のRAM8より供給される
追加モード情報113に従って出力制御情報を変更出力
する。
【0078】モード情報追加回路5は、アドレスカウン
タ4よりアドレス信号303A〜303Gを入力し、警
報項目中の例えば第1装置(モードA)のタイミングに
対応させてモード情報の追加を有意にさせる追加モード
情報111を出力する。
【0079】ANDゲート6は、P/S変換回路1のシ
リアルデータ105とモード情報追加回路5の追加モー
ド情報111とのAND処理に応じて追加モード情報1
12を得る。なお、上記モード情報追加回路5とAND
ゲート6とは、各警報項目において、任意のビット情報
の有意“1”、無意“0”を検出するための検出回路と
して機能する。
【0080】インバータ7は、モード情報追加回路5の
追加モード情報111を反転出力してRAM8のリード
/ライト信号114を得る。
【0081】つぎに、ROM30について説明する。図
7はROM30のメモリ内容を示す図である。
【0082】ROM30は、図7に示したように、追加
モードの有意、無意に対応させて各警報項目ALM1〜
128の出力制御情報OCIV1〜128、出力制御情
報OCII1〜128を記憶している。なお、追加モー
ドの有意とは、警報項目中の第1装置(モードA)のタ
イミングで警報信号に与えられる任意のビット情報
“1”を指し、追加モードの無意とは、警報項目中の第
2〜第3装置(モードB〜モードD)のタイミングで警
報信号に与えられる任意のビット情報“0”を指す。
【0083】このROM30において、追加モードが有
意、かつ指定警報項目が「ALM1」であった場合に
は、出力制御情報は「OCIV1」となり、また、追加
モードが無意、かつ指定警報項目が「ALM128」で
あった場合には、出力制御情報は「OCII128」と
なる。
【0084】つぎに、動作について説明する。図8はR
OM30とアドレスカウンタ4間の動作タイミングを示
すタイミングチャートである。
【0085】例えば、警報項目ALM5の入力期間に、
モードAの任意のビット情報が“1”であると、追加モ
ードは有意として処理される。すなわち、モードAは特
定のモードとして扱うことになる。
【0086】すなわち、警報項目中の第1装置(モード
A)のタイミングでは、モード情報追加回路5から出力
される追加モード情報111は“1”となるので、P/
S変換回路1から出力されるシリアルデータ105の入
力信号101に該当するビット情報が“1”になると、
ANDゲート6のAND処理結果である追加モード情報
112は“1”となる。
【0087】このとき、インバータ7では、追加モード
情報111“1”の入力によってその反転信号であるラ
イト信号“0”がRAM8に入力される。その結果、R
AM8には、追加モード情報112“1”が書き込まれ
る。
【0088】ROM30は、RAM8に書き込まれた追
加モード情報112“1”に基づく追加モード情報11
3“1”が入力されるので、有意かつアドレス信号30
3A〜303Gでカウントされる警報項目に該当する出
力制御情報が出力される。
【0089】以上説明したように、実施の形態2によれ
ば、複数の装置から入力された警報項目毎の入力信号1
01〜104をP/S変換し、そのシリアルデータ10
5から複数の装置の内の特定装置のビット位置にある任
意のビット情報の有意、もしくは無意を検出し、その有
意、もしくは無意に応じて出力制御情報を出力する制御
を行うようにしたので、任意のビット情報の有意/無意
に応じて出力制御情報が変更可能となり、これによっ
て、複数の装置に対応して回路構成が共通化されること
から、回路規模を小さく、かつ安価にすることが可能で
ある。
【0090】さて、上述した実施の形態2では、追加モ
ード情報を警報項目中の第1装置(モードA)のタイミ
ングとしていたが、他の装置(モードB〜モードD)の
タイミングとしてもよく、あるいは、追加モード情報の
ビット数を増加してもよい。この場合には、ROM30
に供給する追加モード情報113のビット数を増やすこ
とで対処できる。
【0091】(実施の形態3) さて、前述の実施の形態2は、特定のモードについて任
意のビット情報の有意を検出したタイミングで出力制御
情報を変更するようにしていたが、以下に説明する実施
の形態3のように、特定のモードについて任意のビット
情報の有意を検出したタイミングで特定のモードにおけ
る特定のビット(出力制御情報)をマスクするようにし
てもよい。なお、以下の説明でも特定のモードをモード
Aとして扱うことにする。
【0092】図9はこの発明の実施の形態3による警報
信号処理回路を示すブロック図である。図9の警報信号
処理回路で前述の実施の形態1及び2と同様の構成及び
機能を有するユニットについては、図1及び図2のユニ
ットと同様に番号を付し、その説明を省略する。
【0093】図9に示した警報信号処理回路は、例え
ば、P/S変換回路1、モード情報検出回路2、アドレ
スカウンタ4、モード情報追加回路50、ANDゲート
6,10,11,12、インバータ7、RAM8、及び
ROM91,92を備えている。
【0094】ROM91は、前述のROM3と同様に、
モード情報検出回路2よりモード情報106,107及
びアドレスカウンタ4よりアドレス信号303A〜30
3Gを入力して出力制御情報(出力信号115A,11
6A,117A)を出力する。
【0095】ROM92は、前述のROM30と同様
に、モード情報検出回路2よりモード情報106,10
7及びアドレスカウンタ4よりアドレス信号303A〜
303Gを入力するとともに、RAM8より供給される
追加モード情報113に従って出力制御情報(出力信号
115B,116B,117B)を変更出力する。
【0096】なお、ROM92は、モードAの検出タイ
ミングで追加モード情報を検出した場合にROM91よ
り出力される同モードAに関する出力制御情報をAND
ゲート11〜12によりマスクできるように出力制御情
報として“0”データを記憶している。なお、マスク対
象となる特定のモードすなわちモードAは、任意のビッ
ト情報の検出により本来“1”として出力されるところ
を“0”で出力されることになる。
【0097】モード情報追加回路50は、前述のモード
情報追加回路5と同様にアドレス信号303A〜303
Gを入力して追加モード情報111を出力する際に、モ
ード情報検出回路2より供給されるモード情報106,
107に基づき追加モード情報11の出力を制御す
る。
【0098】ANDゲート10は、ROM91の出力信
号117AとROM92の117BとをAND処理して
前述の出力制御信号を構成する出力信号108を得る。
同様に、ANDゲート11は、ROM91の出力信号1
16AとROM92の116BとをAND処理して前述
の出力制御信号を構成する出力信号109を得る。同様
に、ANDゲート12は、ROM91の出力信号115
AとROM92の115BとをAND処理して前述の出
力制御信号を構成する出力信号110を得る。
【0099】つぎに、動作について説明する。図9に示
した警報信号処理回路では、モード情報検出回路2のR
AM21に格納されたモード情報106,107がRO
M91,92に出力され、同時にアドレスカウンタ4よ
りアドレス信号303A〜303GがROM91,92
に出力される。
【0100】このとき、モード情報検出回路2において
モードAが検出されると、モード情報追加回路50にお
いてモードAを表すモード情報106,107がモード
情報検出回路2より入力される。モード情報追加回路5
0では、追加モード情報111が有意“1”となり、R
AM8にはANDゲート6を介して得られる追加モード
情報112が格納される。
【0101】このように、任意のビットの有意が確認さ
れると、ROM92の上位アドレスには、モードA“0
0”を“100”に変えて入力される。ROM92に
は、シリアルデータ105中のモードAに対応する情報
のタイミング度に、変換された“100”がアドレス情
報として入力される。
【0102】ROM92には、アドレス“100”(ア
ドレス信号303A〜303G)に対応するデータとし
てモードAに対応するビット情報中、情報処理したくな
いビットのタイミングのアドレスデータを“0”にし、
その他のすべてのアドレスのデータを“1”としておけ
ば、ROM91から“00”(アドレス信号303A〜
303G)のあるアドレス情報で出力された正規の出力
に対し、ANDゲート10〜12で“0”が乗算され
る。
【0103】その結果、出力はモードAに対応する、情
報処理したくない特定のビットタイミングでのみ出力1
08〜110がすべて“0”となり、モードAにおける
特定のビットについてマスクされたことになる。
【0104】以上説明したように、実施の形態3によれ
ば、複数の装置から入力された警報項目毎の入力信号1
01〜104をP/S変換し、そのシリアルデータ10
5から複数の装置の内の特定装置のビット位置にある任
意のビット情報の有意、もしくは無意を検出し、その有
意、もしくは無意に応じて特定装置に関する情報出力や
同装置に関する出力情報をANDゲート10〜12によ
りマスク処理しての情報出力を制御するようにしたの
で、任意のビット情報の有意/無意に応じて特定装置に
関する出力制御を行うための情報がマスク処理によって
変更可能となる。これによって、複数の装置に対応して
回路構成が共通化されることから、全体の回路規模を小
さく、かつ安価にすることが可能である。
【0105】(実施の形態4) さて、前述の実施の形態3では、ROM91から出力制
御信号を出力する段階でマスク処理を施していたが、以
下に説明する実施の形態4のように、警報信号の生デー
タすなわちシリアルデータ105の段階でマスク処理を
施すようにしてもよい。なお、以下の説明でも特定のモ
ードをモードAとして扱うことにする。
【0106】図10はこの発明の実施の形態4による警
報信号処理回路を示すブロック図である。図10の警報
信号処理回路で前述の実施の形態3と同様の構成及び機
能を有するユニットについては、図9のユニットと同様
に番号を付し、その説明を省略する。
【0107】図10に示した警報信号処理回路は、例え
ば、P/S変換回路1、モード情報検出回路2、アドレ
スカウンタ4、モード情報追加回路50、ANDゲート
6,13、インバータ7、RAM8、及びROM91,
92を備えている。
【0108】図10に示した警報信号処理回路では、P
/S変換回路1の出力(シリアルデータ105)とRO
M92の出力(出力信号118)とがANDゲート13
の入力に接続され、ANDゲート13の出力はモード情
報検出回路2に入力される。ANDゲート13は、シリ
アルデータ105と出力信号118とをAND処理して
その結果をモード情報検出回路2に出力する。
【0109】つぎに、動作について説明する。図10に
示した警報信号処理回路では、モード情報検出回路2の
RAM21に格納されたモード情報106,107がR
OM91,92に出力され、同時にアドレスカウンタ4
よりアドレス信号303A〜303GがROM91,9
2に出力される。
【0110】このとき、モード情報検出回路2において
モードAが検出され、その任意のビット情報が有意
“1”であると、モード情報追加回路50においてモー
ドAを表すモード情報106,107がモード情報検出
回路2より入力される。
【0111】モード情報追加回路50では、追加モード
情報111が有意“1”となり、RAM8にはANDゲ
ート6を介して得られる追加モード情報112が格納さ
れる。そして、RAM8より追加モード情報113が出
力されると、ROM92では追加モード情報が出力され
ると、マスク処理したいモードA対応の任意のビットの
タイミングで“0”が出力される。
【0112】このため、ANDゲート13では、P/S
変換回路1から出力されるシリアルデータ105中でマ
スクを意図したビットが“1”の場合に、そのビットを
“0”に変換する処理が行われる。これにより、マスク
したい任意のビットが“1”の場合でも強制的に“0”
に変更される。
【0113】以上説明したように、前例の実施の形態3
の生データの任意のビットに対する処理情報を“1”か
ら“0”にして処理内容を強制的に未処理とするマスク
処理の他に、実施の形態4のように、生データの段階で
マスク処理を施すようにしても、前述の実施の形態3と
同様の効果を得ることができる。
【0114】(実施の形態5) さて、前述の実施の形態4は、特定のモードについて任
意のビット情報の有意を検出した際に、同モードの特定
のビットについてマスク処理を施すようにしていたが、
以下に説明する実施の形態5のように、特定のモードの
任意のビット情報の有意状態を同モードの特定のビット
情報にコピーするようにしてもよい。なお、以下の説明
でも特定のモードをモードAとして扱うことにする。
【0115】図11はこの発明の実施の形態5による警
報信号処理回路を示すブロック図である。図11の警報
信号処理回路で前述の実施の形態4と同様の構成及び機
能を有するユニットについては、図10のユニットと同
様に番号を付し、その説明を省略する。
【0116】図11に示した警報信号処理回路は、例え
ば、P/S変換回路1、モード情報検出回路2、アドレ
スカウンタ4、モード情報追加回路50、ANDゲート
6、インバータ7、RAM8、ROM91,92、及び
ORゲート14を備えている。
【0117】図11に示した警報信号処理回路では、P
/S変換回路1の出力(シリアルデータ105)とRO
M92の出力(出力信号118)とがORゲート14の
入力に接続され、ORゲート14の出力はモード情報検
出回路2に入力される。ORゲート14は、シリアルデ
ータ105と出力信号118とをOR処理してその結果
をモード情報検出回路2に出力する。
【0118】つぎに、動作について説明する。図11に
示した警報信号処理回路では、モード情報検出回路2の
RAM21に格納されたモード情報106,107がR
OM91,92に出力され、同時にアドレスカウンタ4
よりアドレス信号303A〜303GがROM91,9
2に出力される。
【0119】このとき、モード情報検出回路2において
モードAが検出され、その任意のビット情報が有意
“1”であると、モード情報追加回路50においてモー
ドAを表すモード情報106,107がモード情報検出
回路2より入力される。
【0120】モード情報追加回路50では、追加モード
情報111が有意“1”となり、RAM8にはANDゲ
ート6を介して得られる追加モード情報112が格納さ
れる。そして、RAM8より追加モード情報113が出
力されると、ROM92では、追加モード情報が出力さ
れると、コピー処理したいモードA対応の任意のビット
のタイミングで“1”が出力される。
【0121】このため、ORゲート14では、P/S変
換回路1から出力されるシリアルデータ105中でコピ
ーを意図したビットが“0”の場合にそのビットを
“1”とする処理が行われる。これにより、コピーした
い任意のビットが“0”でも強制的に“1”に変更する
ことができる。
【0122】以上説明したように、実施の形態5によれ
ば、複数の装置から入力された警報項目毎の入力信号1
01〜104をP/S変換し、そのシリアルデータ10
5から複数の装置の内の特定装置のビット位置にある任
意のビット情報の有意、もしくは無意を検出し、その有
意、もしくは無意に応じて特定装置に関する任意のビッ
トに“1”にコピーするようにしたので、任意のビット
情報の有意/無意に応じて特定装置に関する出力制御を
行うための情報がコピー処理によって変更可能となる。
これによって、複数の装置に対応して回路構成が共通化
されることから、全体の回路規模を小さく、かつ安価に
することが可能である。
【0123】(実施の形態6) さて、前述の実施の形態1〜5では、警報信号中にモー
ド情報を含めているため、入力信号101〜104がど
の装置の種別に対応していても問題ないが、各入力信号
101〜104に対応する装置の種別が固定であった場
合には、以下に説明する実施の形態6のように、モード
検出を行わない回路構成としてもよい。
【0124】図12はこの発明の実施の形態6による警
報信号処理回路を示すブロック図である。図12に示し
た警報信号処理回路は、例えば、P/S変換回路1、ア
ドレスカウンタ4、及びROM93を備えている。RO
M93は、警報項目毎の各装置に対応する出力制御情報
を予め記憶している。
【0125】つぎに、動作について説明する。図12に
示した警報信号処理回路では、ROM93に対してモー
ド情報は供給されず、ROM93は、アドレスカウンタ
4より供給される303A〜303Gにより警報項目毎
の各モードのタイミングを判断し、そのタイミングに該
当する出力制御情報を出力信号108〜110として出
力する。
【0126】以上説明したように、実施の形態6によれ
ば、複数の装置から入力された警報項目毎の入力信号1
01〜104をP/S変換し、そのシリアルデータ10
5に基づく装置の種別に応じた出力制御を行うための情
報を出力する制御を行うようにしたので、前述の実施の
形態1〜5のようにモード検出が不要となるとともに、
装置の種別毎に出力制御を行うための情報が変更可能と
なり、これによって、部品点数が削減され、かつ複数の
装置に対応して回路構成が共通化されることから、回路
規模を小さく、かつ安価にすることが可能である。
【0127】(実施の形態7) この発明は、以下に説明する実施の形態7のように、前
述の実施の形態6に前述の実施の形態5のようにコピー
機能をもたせてもよい。なお、以下の説明では、4種類
の装置の内、入力信号101を出力する装置を特定の装
置として扱うことにする。
【0128】図13はこの発明の実施の形態7による警
報信号処理回路を示すブロック図である。図13の警報
信号処理回路で前述の実施の形態6と同様の構成及び機
能を有するユニットについては、図12のユニットと同
様に番号を付し、その説明を省略する。
【0129】図13に示した警報信号処理回路は、例え
ば、P/S変換回路1、アドレスカウンタ4、ROM1
5,93、ANDゲート16、インバータ17、セレク
18、RAM19、及びORゲート20を備えてい
る。
【0130】ROM15は、アドレスカウンタ4のアド
レス信号303A〜303Gに基づき特定の装置の任意
のビット情報の有意“1”のタイミングで出力信号11
9“1”を出力するとともに、同タイミングで特定の装
置のアドレス情報121をセレクタ1に出力するメモ
リ構成を有している。
【0131】ANDゲート16は、P/S変換回路1の
シリアルデータ105とROM15の出力信号119と
をAND処理し、その結果である出力信号120をイン
バータ17に出力する。インバータ17はANDゲート
16の出力信号120を反転してRAM1のリード/
ライト制御を行う。
【0132】セレクタ18は、アドレスを選択する回路
であり、ROM15の出力信号119に従ってROM1
5のアドレス情報121をアドレス信号122としてR
AM19に出力する。また、RAM19は、ROM15
の出力信号119及びANDゲート16の出力信号12
0に従ってセレクタ18のアドレス信号122をリード
/ライトする。さらに、ORゲート20は、RAM19
の出力信号123に従ってP/S変換回路1のシリアル
データ105を有意、もしくは無意にしてシリアルデー
タ124として出力する。
【0133】つぎに、動作について説明する。図13に
示した警報信号処理回路では、P/S変換回路1より出
力されるシリアルデータ105がANDゲート16,O
Rゲート20に出力される。
【0134】ORゲート20では、RAM19の出力信
号123がシリアルデータ105にコピーされ、そのコ
ピー結果がシリアルデータ124として出力される。A
NDゲート16では、ROM15の出力信号119が
“1”の場合にのみシリアルデータ105がそのまま出
力信号120としてインバータ17に出力される。
【0135】動作時に、アドレスカウンタ4から出力さ
れるアドレス信号303A〜303Gが各警報項目の特
定の装置に該当するタイミングを示した場合には、RO
M15からANDゲート16、RAM19、セレクタ1
8に出力信号119“1”が出力される。
【0136】その際、ANDゲート16からインバータ
17にシリアルデータ105と同一のビット情報が出力
され、シリアルデータ105のビット情報が“1”の場
合にRAM19にはライトタイミングとなる。このタイ
ミング時にRAM19には、出力信号119“1”が入
力されることから、セレクタ18よりアドレス信号12
2が書き込まれる。
【0137】すなわち、ROM15のアドレス信号12
1はモードAのタイミングでセレクタ18を介してアド
レス信号122としてRAM19に出力される。このラ
イトタイミングは、アドレス信号303A〜303Gに
より計られる。
【0138】さらに詳述すれば、入力信号101の任意
のビットの有意がANDゲート16で確認され、有意の
場合には、入力信号101におけるコピーしたい先のビ
ットのアドレス情報(ROM15の出力121)がセレ
クタ18で選択され、RAM19に送出するインバータ
17の出力タイミングでRAM19に記憶される。
【0139】セレクタ18では、任意のビットの有意を
検出するタイミングだけROM15の出力121が選択
され、RAM19の読み出しアドレスとしてRAM19
に入力される。
【0140】このようにして、RAM19では、特定の
装置のタイミングでシリアルデータ105が有意であれ
ば、そのビット情報が特定の装置のビット情報として該
当するアドレス位置に書き込まれる。すなわち、特定の
装置のビット情報が同装置のビット情報としてコピーさ
れる。
【0141】以上説明したように、実施の形態7によれ
ば、複数の装置から入力された警報項目毎の入力信号1
01〜104をP/S変換し、そのシリアルデータ10
5から複数の装置の内の特定装置のビット位置にある任
意のビット情報の有意、もしくは無意を検出し、その有
意、もしくは無意に応じて特定装置に関する多重化され
た警報信号を同装置に関する多重化された警報信号にコ
ピーするようにしたので、前述の実施の形態6の効果に
加え、任意のビット情報の有意/無意に応じて特定装置
内で特定装置の多重化された警報信号をコピー出力する
ことが可能である。
【0142】(実施の形態8) さて、前述の実施の形態7では、特定の装置の任意のビ
ット情報の有意状態を同装置のビット情報にコピーして
出力するようにしていたが、以下に説明する実施の形態
8のように、特定の装置の任意のビット情報の有意状態
の検出タイミングで同装置の特定のビット情報をマスク
するようにしてもよい。
【0143】図14はこの発明の実施の形態8による警
報信号処理回路を示すブロック図である。図14の警報
信号処理回路で前述の実施の形態7と同様の構成及び機
能を有するユニットについては、図13のユニットと同
様に番号を付し、その説明を省略する。
【0144】図14に示した警報信号処理回路は、例え
ば、P/S変換回路1、アドレスカウンタ4、ROM1
5,93、ANDゲート16、インバータ17、セレク
18、RAM19、及びANDゲート21を備えてい
る。ORゲート21は、RAM19の出力信号123と
P/S変換回路1のシリアルデータ105とをAND処
理してシリアルデータ124として出力する。
【0145】つぎに、前述の実施の形態7と異なる動作
についてのみ説明する。図14に示した警報信号処理回
路では、P/S変換回路1より出力されるシリアルデー
タ105がANDゲート16,21に出力される。AN
Dゲート21では、RAM19の出力信号123とシリ
アルデータ105とがAND処理されることで、マスク
したい特定装置対応のビット情報が“1”から“0”に
マスク処理される。その結果、シリアルデータ124か
らは、任意のビットを検出している特定装置の筒底のビ
ットがマスクされた状態で出力される。
【0146】以上説明したように、実施の形態8によれ
ば、複数の装置から入力された警報項目毎の入力信号1
01〜104をP/S変換し、そのシリアルデータ10
5から複数の装置の内の特定装置のビット位置にある任
意のビット情報の有意、もしくは無意を検出し、その有
意、もしくは無意に応じて特定装置に関する多重化され
た警報信号や同装置に関する多重化された警報信号をマ
スク処理しての出力制御するようにしたので、前述の実
施の形態6の効果に加えて、任意のビット情報の有意/
無意に応じて特定装置に関する多重化された警報信号を
マスク出力することが可能である。
【0147】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、複数の装置から入力された警報項目毎の警報信号を
多重化し、その多重化された警報信号に基づて装置の種
別を検出し、その装置の種別に応じた出力制御を行うた
めの情報を出力する制御を行うようにしたので、装置の
種別毎に出力制御を行うための情報が変更可能となり、
これによって、複数の装置に対応して回路構成が共通化
されることから、回路規模を小さく、かつ安価にするこ
とが可能な警報信号処理回路が得られるという効果を奏
する。
【0148】つぎの発明によれば、複数の装置から入力
された警報項目毎の警報信号を多重化し、その多重化さ
れた警報信号からモード情報を検出し、そのモード情報
に応じた出力制御を行うための情報を出力する制御を行
うようにしたので、モードに応じて出力制御を行うため
の情報が変更可能となり、これによって、複数の装置に
対応して回路構成が共通化されることから、回路規模を
小さく、かつ安価にすることが可能な警報信号処理回路
が得られるという効果を奏する。
【0149】つぎの発明によれば、複数の装置から入力
された警報項目毎の警報信号を多重化し、その多重化さ
れた警報信号から複数の装置の内の特定装置のビット位
置にある任意のビット情報の有意、もしくは無意を検出
し、その有意、もしくは無意に応じた出力制御を行うた
めの情報を出力する制御を行うようにしたので、任意の
ビット情報の有意/無意に応じて出力制御を行うための
情報が変更可能となり、これによって、複数の装置に対
応して回路構成が共通化されることから、回路規模を小
さく、かつ安価にすることが可能な警報信号処理回路が
得られるという効果を奏する。
【0150】つぎの発明によれば、複数の装置から入力
された警報項目毎の警報信号を多重化し、その多重化さ
れた警報信号から複数の装置の内の特定装置のビット位
置にある任意のビット情報の有意、もしくは無意を検出
し、その有意、もしくは無意に応じて特定装置に関する
情報出力や同装置に関する出力情報をマスク処理しての
情報出力を制御するようにしたので、特定装置における
任意のビット情報の有意/無意に応じて同装置に関する
出力制御を行うための情報がマスク処理によって変更可
能となり、これによって、複数の装置に対応して回路構
成が共通化されることから、全体の回路規模を小さく、
かつ安価にすることが可能な警報信号処理回路が得られ
るという効果を奏する。
【0151】つぎの発明によれば、複数の装置から入力
された警報項目毎の警報信号を多重化し、その多重化さ
れた警報信号から複数の装置の内の特定装置のビット位
置にある任意のビット情報の有意、もしくは無意を検出
し、その有意、もしくは無意に応じて特定装置に関する
出力情報を同装置に関する出力情報にコピーするように
したので、特定装置における任意のビット情報の有意/
無意に応じて同装置に関する出力制御を行うための情報
がコピー処理によって変更可能となり、これによって、
複数の装置に対応して回路構成が共通化されることか
ら、全体の回路規模を小さく、かつ安価にすることが可
能な警報信号処理回路が得られるという効果を奏する。
【0152】つぎの発明によれば、複数の装置から入力
された警報項目毎の警報信号を多重化し、その多重化さ
れた警報信号に基づく装置の種別に応じた出力制御を行
うための情報を出力する制御を行うようにしたので、装
置の種別毎に出力制御を行うための情報が変更可能とな
り、これによって、複数の装置に対応して回路構成が共
通化されることから、回路規模を小さく、かつ安価にす
ることが可能な警報信号処理回路が得られるという効果
を奏する。
【0153】つぎの発明によれば、複数の装置から入力
された警報項目毎の警報信号を多重化し、その多重化さ
れた警報信号から複数の装置の内の特定装置のビット位
置にある任意のビット情報の有意、もしくは無意を検出
し、その有意、もしくは無意に応じて特定装置に関する
多重化された警報信号を同装置に関する多重化された警
報信号にコピーするようにしたので、装置の種別毎に出
力制御を行うための情報が変更可能となり、これによっ
て、複数の装置に対応して回路構成が共通化されること
から、回路規模を小さく、かつ安価にすることが可能で
あるとともに、特定装置における任意のビット情報の有
意/無意に応じて同装置に関する多重化された警報信号
をコピー出力することが可能な警報信号処理回路が得ら
れるという効果を奏する。
【0154】つぎの発明によれば、複数の装置から入力
された警報項目毎の警報信号を多重化し、その多重化さ
れた警報信号から複数の装置の内の特定装置のビット位
置にある任意のビット情報の有意、もしくは無意を検出
し、その有意、もしくは無意に応じて特定装置に関する
多重化された警報信号や同装置に関する多重化された警
報信号をマスク処理しての出力制御するようにしたの
で、装置の種別毎に出力制御を行うための情報が変更可
能となり、これによって、複数の装置に対応して回路構
成が共通化されることから、回路規模を小さく、かつ安
価にすることが可能であるとともに、特定装置における
任意のビット情報の有意/無意に応じて同装置に関する
多重化された警報信号をマスク出力することが可能な警
報信号処理回路が得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による警報信号処理
回路を示すブロック図である。
【図2】 図1に示した警報信号処理回路のROMのメ
モリ内容を示す図である。
【図3】 実施の形態1による入力信号とシリアルデー
タ間の動作タイミングを示すタイミングチャートであ
る。
【図4】 実施の形態1による入力信号とモード情報等
の他の信号間の動作タイミングを示すタイミングチャー
トである。
【図5】 実施の形態1によるシリアルデータ、モード
情報、アドレス信号間の動作タイミングを示すタイミン
グチャートである。
【図6】 この発明の実施の形態2による警報信号処理
回路を示すブロック図である。
【図7】 図6に示した警報信号処理回路のROMのメ
モリ内容を示す図である。
【図8】 実施の形態2による入力信号とモード情報等
の他の信号間の動作タイミングを示すタイミングチャー
トである。
【図9】 この発明の実施の形態3による警報信号処理
回路を示すブロック図である。
【図10】 この発明の実施の形態4による警報信号処
理回路を示すブロック図である。
【図11】 この発明の実施の形態5による警報信号処
理回路を示すブロック図である。
【図12】 この発明の実施の形態6による警報信号処
理回路を示すブロック図である。
【図13】 この発明の実施の形態7による警報信号処
理回路を示すブロック図である。
【図14】 この発明の実施の形態8による警報信号処
理回路を示すブロック図である。
【図15】 従来例による警報信号処理回路を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 P/S変換回路、2 モード情報検出回路、3,3
0,91,92,93ROM、4 アドレスカウンタ、
5,50 モード情報追加回路、6 ANDゲート、1
0,11,12 ANDゲート、13 ANDゲート、
14 ORゲート、15 ROM、18 セレクタ、2
0 ORゲート、21 ANDゲート。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置の種別に対応させて警報項目毎の出
    力制御を行うための情報を記憶する記憶手段と、 複数の装置から入力された警報項目毎の警報信号を多重
    化する多重化手段と、 前記多重化手段により多重化された警報信号に基づいて
    装置の種別を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された装置の種別に対応する情
    報を前記記憶手段から読み出して出力する制御を行う制
    御手段と、 を備えたことを特徴とする警報信号処理回路。
  2. 【請求項2】 警報信号を出力する複数の装置に接続さ
    れ、前記各装置を特定するためのモード情報を警報信号
    の入力タイミングで入力する警報信号処理回路であっ
    て、 前記各モード情報に対応させて警報項目毎の出力制御を
    行うための情報を記憶する記憶手段と、 前記複数の装置から入力された警報項目毎の入力信号を
    多重化する多重化手段と、 前記多重化手段により多重化された入力信号からモード
    情報を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出されたモード情報に対応する情
    報を前記記憶手段から読み出して出力する制御を行う制
    御手段と、 を備えたことを特徴とする警報信号処理回路。
  3. 【請求項3】 警報信号を出力する複数の装置に接続さ
    れ、前記各装置から警報信号を入力する警報信号処理回
    路であって、 警報信号の有意、無意にそれぞれ対応させて警報項目毎
    の出力制御を行うための情報を記憶する記憶手段と、 複数の装置から入力された警報項目毎の警報信号を多重
    化する多重化手段と、 前記多重化手段により多重化された警報信号から前記複
    数の装置の内の特定装置のビット位置にある任意のビッ
    ト情報の有意、もしくは無意を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された有意もしくは無意に対応
    する情報を前記記憶手段から読み出して出力する制御を
    行う制御手段と、 を備えたことを特徴とする警報信号処理回路。
  4. 【請求項4】 警報信号を出力する複数の装置に接続さ
    れ、前記各装置を特定するためのモード情報を警報信号
    の入力タイミングで入力する警報信号処理回路であっ
    て、 前記各モード情報に対応させて警報項目毎の出力制御を
    行うための情報を記憶する記憶手段と、 複数の装置から入力された警報項目毎の警報信号を多重
    化する多重化手段と、前記多重化手段により多重化され
    た警報信号から前記複数の装置の内の特定装置のビット
    位置にある任意のビット情報の有意、もしくは無意を検
    出する検出手段と、 前記検出手段により検出された有意もしくは無意に対応
    する情報を前記記憶手段から読み出して出力するととも
    に、前記検出手段により有意が検出された場合、前記特
    定装置について前記記憶手段から読み出した情報をマス
    ク処理して出力する制御を行う制御手段と、 を備えたことを特徴とする警報信号処理回路。
  5. 【請求項5】 警報信号を出力する複数の装置に接続さ
    れ、前記各装置を特定するためのモード情報を警報信号
    の入力タイミングで入力する警報信号処理回路であっ
    て、 前記各モード情報に対応させて警報項目毎の出力制御を
    行うための情報を記憶する記憶手段と、 複数の装置から入力された警報項目毎の警報信号を多重
    化する多重化手段と、 前記多重化手段により多重化された警報信号から前記複
    数の装置の内の特定装置のビット位置にある任意のビッ
    ト情報の有意、もしくは無意を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された有意もしくは無意に対応
    する情報を前記記憶手段から読み出して出力するととも
    に、前記検出手段により有意が検出された場合、前記特
    定装置について前記記憶手段から読み出した情報をコピ
    ー処理して出力する制御を行う制御手段と、 を備えたことを特徴とする警報信号処理回路。
  6. 【請求項6】 装置の種別に対応させて警報項目毎の出
    力制御を行うための情報を記憶する記憶手段と、 複数の装置から入力された警報項目毎の警報信号を多重
    化する多重化手段と、 前記多重化手段による多重化に同期させて装置の種別に
    対応する情報を前記記憶手段から読み出して出力する制
    御を行う制御手段と、 を備えたことを特徴とする警報信号処理回路。
  7. 【請求項7】 警報信号を出力する複数の装置に接続さ
    れ、前記各装置から警報信号を入力する警報信号処理回
    路であって、 前記各装置に対応させて警報項目毎の出力制御を行うた
    めの情報を記憶する記憶手段と、 複数の装置から入力された警報項目毎の警報信号を多重
    化する多重化手段と、前記多重化手段による多重化に同
    期させて装置の種別に対応する情報を前記記憶手段から
    読み出して出力する制御を行う制御手段と、 前記多重化手段により多重化された警報信号から前記複
    数の装置の内の特定装置のビット位置にある任意のビッ
    ト情報の有意、もしくは無意を検出する検出手段と、 前記検出手段により有意が検出された場合にのみ、前記
    特定装置について前記多重化手段により多重化された前
    記特定装置の警報信号をコピー処理して出力するコピー
    手段と、 を備えたことを特徴とする警報信号処理回路。
  8. 【請求項8】 警報信号を出力する複数の装置に接続さ
    れ、前記各装置から警報信号を入力する警報信号処理回
    路であって、 前記各装置に対応させて警報項目毎の出力制御を行うた
    めの情報を記憶する記憶手段と、 複数の装置から入力された警報項目毎の警報信号を多重
    化する多重化手段と、 前記多重化手段による多重化に同期させて装置の種別に
    対応する情報を前記記憶手段から読み出して出力する制
    御を行う制御手段と、 前記多重化手段により多重化された警報信号から前記複
    数の装置の内の特定装置のビット位置にある任意のビッ
    ト情報の有意、もしくは無意を検出する検出手段と、 前記検出手段により有意が検出された場合にのみ、前記
    特定装置について前記多重化手段により多重化された警
    報信号をマスク処理して出力するマスク手段と、を備え
    たことを特徴とする警報信号処理回路。
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