JP2000200222A - 模倣品防止装置 - Google Patents

模倣品防止装置

Info

Publication number
JP2000200222A
JP2000200222A JP11001704A JP170499A JP2000200222A JP 2000200222 A JP2000200222 A JP 2000200222A JP 11001704 A JP11001704 A JP 11001704A JP 170499 A JP170499 A JP 170499A JP 2000200222 A JP2000200222 A JP 2000200222A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bit string
signal
host microprocessor
true
microprocessor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11001704A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Sakaguchi
智之 坂口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP11001704A priority Critical patent/JP2000200222A/ja
Priority to EP99126228A priority patent/EP1018713A1/en
Publication of JP2000200222A publication Critical patent/JP2000200222A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F7/00Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus
    • G07F7/08Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus by coded identity card or credit card or other personal identification means
    • G07F7/10Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus by coded identity card or credit card or other personal identification means together with a coded signal, e.g. in the form of personal identification information, like personal identification number [PIN] or biometric data
    • G07F7/1008Active credit-cards provided with means to personalise their use, e.g. with PIN-introduction/comparison system
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/30Payment architectures, schemes or protocols characterised by the use of specific devices or networks
    • G06Q20/34Payment architectures, schemes or protocols characterised by the use of specific devices or networks using cards, e.g. integrated circuit [IC] cards or magnetic cards
    • G06Q20/341Active cards, i.e. cards including their own processing means, e.g. including an IC or chip
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/38Payment protocols; Details thereof
    • G06Q20/40Authorisation, e.g. identification of payer or payee, verification of customer or shop credentials; Review and approval of payers, e.g. check credit lines or negative lists
    • G06Q20/409Device specific authentication in transaction processing
    • G06Q20/4097Device specific authentication in transaction processing using mutual authentication between devices and transaction partners

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Storage Device Security (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 周辺機器のタイプによらず、少量生産品であ
っても最適のコストで実現可能な周辺機器の模倣品防止
装置を提供する。 【解決手段】 真偽情報処理部13は、装置本体6側の
ホストマイクロプロセッサ11から真偽判定回路インタ
フェース部12を介して送出されるビット列(質問ビッ
ト列)を受信する。受信した質問ビット列に対して、シ
フトレジスタと排他的論理和(XOR)を含む乱数演算
処理回路で演算処理を施したビット列を生成する。生成
されたビット列は最終的な結果(応答ビット列)のみを
ホストインタフェース部22、真偽判定回路インタフェ
ース部12を通してホストマイクロプロセッサ11に送
り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IDカード、メモ
リカード、民生機器などの模倣品と判別するための真偽
判定に用いられる模倣品防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、メモリカードなどの真偽判定のた
めの模倣品防止装置は、一般的に立入禁止区域の管理や
入退場者の管理、電子マネーやICカード式のクレジッ
トカード・プリペイドカードなどのセキュリティを重視
する環境において用いられてきた。
【0003】しかし近年、これらの分野とは別に、ソフ
トウェア技術の進展により、ハードウェアに頼らずソフ
トウェアのみで高度な技術・機能を実現することができ
るようになりつつある。この場合、装置への機能追加は
汎用のROMやRAMの追加のみで実現可能となりうる
が、一方では、ROMの複製によるソフトウェア著作権
の侵害や、機器として保証していない類似の機器や部品
を追加することによるトラブルの発生が懸念される。
【0004】この要請に応えるために、例えばデータ記
憶媒体の真偽試験のため、特表平9−501529号に
公表されているように、専用のハードワイヤードロジッ
クを付加し、電源投入時のパワーアップシーケンスもし
くはリセットシーケンス内で高速の鍵情報(もしくは認
証情報)のやりとりを行う方法が提案されている。
【0005】図2に示すように、この先行技術文献に公
表されたデータ記憶媒体3の試験方式では、装置本体側
のマイクロプロセッサユニット1を介して装置側の安全
モジュール2とデータ記憶媒体側の特別回路5との間で
パワーアップ/リセットシーケンス内での信号が確定し
ない期間を利用して認証情報のやりとりを行っており、
専用の信号線を有していない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図2の方式ではパワー
アップ/リセットシーケンス内に信号が不確定となって
いるデータ記憶媒体3のみでの動作しかできないという
欠点を有する。
【0007】さらには、電源投入時のパワーアップシー
ケンスもしくはリセットシーケンス内での動作が前提と
なっているため、専用ハードウェアチップでの実現が必
須となっており、多品種少量生産を行うような民生用装
置のオプション機器としてはコストが大きすぎて適切で
はないという問題もある。
【0008】また、民生用装置のオプション機器として
は、この先行技術文献で示されているほどの高度なセキ
ュリティを必要としない場合も多い。この場合、第三者
が模倣品を開発するために具体的な方式の解析を行うた
めにかかるコストが、その解析結果によって模倣品など
を製造することで得られる利益を上回るのであれば、実
質的に模倣品の製造などを防止することができる。
【0009】本発明の主な目的は、上記の前提に基づい
て考案されたもので、周辺機器のタイプによらず、少量
生産品であっても最適のコストで実現可能な周辺機器の
模倣品防止装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による模倣品防止
装置は、オプション機器に真偽情報の処理を行って模倣
品を防止するための真偽情報処理部を有し、その真偽情
報処理部は、装置本体側のホストマイクロプロセッサか
ら送出される質問ビット列を受信し、受信した質問ビッ
ト列に対して、乱数演算処理を施したビット列を生成す
る演算手段と、演算手段で生成されたビット列を最終的
な結果である応答ビット列として前記ホストマイクロプ
ロセッサに送り返す手段とを含む。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0012】本発明の実施の形態は、電子機器におい
て、周辺機器(オプション)の部分に本体(周辺機器を
取り付ける対象物)からの要求と内部に保持している鍵
情報から計算される値を応答として返す真偽情報処理部
を設け、装置本体部には真偽情報処理部との通信を行う
ためのポートを設けたことを特徴としている。
【0013】図1は本発明による実施の形態の模倣品防
止方式の概要を示すブロック図である。本発明の実施の
形態では、オプション機器9のためのインタフェース8
(このインタフェースには、電気的接続を伴うものと、
機構的接続のみのものの両方を含んでいる)と、オプシ
ョン機器上に真偽情報の処理を行う真偽情報処理部13
と、オプション機器9と装置本体6を接続する信号線1
4〜17(ここでは、真偽情報処理部のための電源のた
めの線は省略している)とを含んで構成される。
【0014】図3は図1における真偽情報処理部13の
概要を示す回路図である。ホストインタフェース部22
は、図1の装置本体6側のホストマイクロプロセッサ1
1から真偽判定回路インタフェース部12を介して送出
されるビット列(質問ビット列)を受信する。受信した
質問ビット列に対して、初期値(鍵情報)記憶部20を
含むシフトレジスタ23と排他的論理和(XOR)演算
回路60の乱数演算処理回路で演算処理を施したビット
列を生成する。生成されたビット列は演算出力制御部1
9により、最終的な結果(応答ビット列)のみをホスト
インタフェース部22、真偽判定回路インタフェース部
12を通してホストマイクロプロセッサ11に送り返
す。
【0015】この演算処理は、接続に使用している信号
線25〜28を観測しても、初期値記憶部20の内容と
シフトレジスタ23と排他的論理和演算回路60からな
る演算処理を具体的に予測することが困難な内容として
いる。
【0016】より具体的には、図3の例示ではシフトレ
ジスタ23と排他的論理和演算60で図示しているお
り、シフトレジスタの初期値は不揮発性メモリ等で構成
された初期値記憶部20に記憶され、真偽情報処理部1
3を初期化するRST信号14、25によりシフトレジ
スタ23にロードされる仕組みとしている。シフトレジ
スタ23の初期値(初期値記憶部20に記憶された値)
と、シフトレジスタ23から抽出するビットの組み合わ
せは外部から読み出し不可能であるので、ホストマイク
ロプロセッサ11から十分な長さの質問ビット列を真偽
判定回路インタフェース部12を通してCRG信号27
としてホストインタフェース22部に送出すれば、ホス
トインタフェース22部からホストマイクロプロセッサ
11に返される演算結果(ANS信号28の応答ビット
列)は、M系列の疑似乱数をホストマイクロプロセッサ
11からの質問ビット列で攪乱した値となり、信号線2
5〜28の観測による演算内容の解析は十分に困難にな
る。
【0017】ホストマイクロプロセッサ11では、真偽
情報処理部13と同じ演算をソフトウェアにて実施し、
その結果が真偽情報処理部13から受信した応答ビット
列と同一であるかを判定する。判定結果が一致しない場
合には、このオプション機器9は正規のものではない
か、不適当なものであると判断する。
【0018】真偽情報処理部13の処理内容は極めて単
純にすることが可能であるので、専用ハードウェアとせ
ずに、安価で小型の処理能力の小さいワンチップマイク
ロプロセッサ(ただし、プログラム内容を外部に読み出
すことができないもの)を使用して同等のものを容易に
構成することができる。
【0019】従って、少量生産のものであっても安価に
オプション機器の正当性を判断することができ、模倣品
を防止することができるという効果が得られる。
【0020】図4は本発明の第2の実施の形態を示すブ
ロック図である。図4を参照すると、オプション機器3
6はマイクロプロセッサの増設メモリモジュールであ
る。図4にはこのオプション機器36とこれを接続する
装置本体部29が示されている。
【0021】本オプション機器36(増設メモリモジュ
ール)は、増設メモリとしての機能を果たす増設メモリ
モジュール部37と、図1の真偽情報処理部13に対応
するROM内蔵1チップマイクロプロセッサ39と、そ
の付属回路(パワーオンリセット回路38、図示しない
クロック供給回路)とを有する。
【0022】ROM内蔵1チップマイクロプロセッサ3
9は、プログラムおよび固定データを格納するROM
と、作業領域としてのRAMと適当な数の汎用I/Oポ
ートを内蔵している。このROM内蔵1チップマイクロ
プロセッサ39はそのプログラム内容を外部から読み出
し不可能なものとする必要がある。このような1チップ
マイクロプロセッサはすでに市販されているので、詳細
の説明は省略する。
【0023】また、装置本体部29は、ホストマイクロ
プロセッサ33と、ホストマイクロプロセッサ33で実
行するプログラム及び固定データを格納するプログラム
ROM32と、ホストマイクロプロセッサ33の作業領
域および可変データを格納する作業用メモリ30と、増
設メモリモジュール部37への読み書きを処理するメモ
リコントローラ31と、真偽情報処理部であるROM内
蔵1チップマイクロプロセッサ39との通信のための汎
用I/Oポート34とを有する。その他に、装置本体部
29の仕様によって、各種I/O処理ブロックが接続さ
れるが、本発明には必ずしも必要ではないことと、当業
者には周知の内容であるので省略する。
【0024】両者に内蔵される汎用I/Oポート34
は、HレベルまたはLレベルをソフトウェアで設定でき
るごく一般的な出力ポートと、端子の状態がHレベルな
のかLレベルなのかをソフトウェアで検出できるごく一
般的な入力ポートからなる。汎用I/Oポート34の機
能・構造の詳細については、当業者にはよく知られてい
るのでここでは説明しない。
【0025】メモリコントローラ31と増設メモリモジ
ュール37との間は、一般的な増設メモリインタフェー
ス35で接続される。例えば、増設メモリモジュール3
7にスタティック方式のRAMを使用した場合には、ア
ドレスバス・データバス・RD/WR信号などで構成さ
れ、増設メモリモジュール37にダイナミック方式のR
AMを使用した場合には、多重化されたアドレスバス・
データバス・ロウアドレスストローブ(RAS)信号・
カラムアドレスストローブ(CAS)信号・出力イネー
ブル(OE)信号・書き込み許可(WE)信号などで構
成される。本発明の実施の形態の場合、この部分のイン
タフェース35はいかなるものでも差し支えなない。
【0026】以下、図4の第2の実施の形態の動作につ
き説明する。最初、真偽情報処理部であるROM内蔵1
チップマイクロプロセッサ39の動作について、図5の
フローチャートを用いて説明する。また、同時に、ホス
トマイクロプロセッサ33の動作について図6のフロー
チャートを用いて説明する。さらに、両者の動作のタイ
ミングがわかるよう、この時のタイミングチャートを図
8に示す。ここでは、ホストマイクロプロセッサ33か
ら送出されるビット列(質問ビット列V11)の長さを
xビット、ROM内蔵1チップマイクロプロセッサ39
から返されるビット列(応答ビット列V12)の長さを
yビットとする。
【0027】まず、ROM内蔵1チップマイクロプロセ
ッサ39は、電源投入によるパワーオンリセット回路3
8によって初期化(S1)され、待機状態(S2)とな
る。待機状態(S2)において、ROM内蔵1チップマ
イクロプロセッサ39は汎用I/Oポート34からのC
RG信号41の変化を待つ状態となる。
【0028】ホストマイクロプロセッサ33は、オプシ
ョン機器部36の真偽を判定したい任意の時刻にCRG
信号41を変化させる(S12、S13)。これによ
り、これから質問ビット列V11を送信しオプション機
器部36の真偽の確認をすることをROM内蔵1チップ
マイクロプロセッサ39に通知する。
【0029】待機状態のROM内蔵1チップマイクロプ
ロセッサ39は、CRG信号41の変化を検出すると、
シフト演算処理(図3のシフトレジスタ23に相当)に
使用する変数Sを初期化する(S3)。初期化する値と
しては、ROM内に保持している値(図3の初期値記憶
部20に相当)を使用する。この動作は、図1では、R
ST信号による動作に対応する。
【0030】ホストマイクロプロセッサ33は、ROM
内蔵1チップマイクロプロセッサ39に送るデータ(質
問ビット列V11)の1ビット目(bit0)を汎用I
/Oポート34のCRG信号41に設定する(S1
4)。
【0031】その後、ホストマイクロプロセッサ33
は、汎用I/Oポート34のCLK信号40をHにする
(S15)。
【0032】ROM内蔵1チップマイクロプロセッサ3
9は、CLK信号40がHになったことを検出(S4)
したら、CRG信号41(質問ビット列V11)を読み
取る。その読み取りにより、ROM内蔵1チップマイク
ロプロセッサ39は、図7に示すように、このCRG信
号の値(図7のV2)と、シフト演算処理に使用する変
数Sのあらかじめ決められたビットSa、ビットSb・
・・(図3の初期値記憶部20の出力に相当)との排他
的論理和をとり、その演算結果をTとする。その後、変
数Sを左1ビットシフト(図7のV3)し、ビット0に
Tを代入する(S6)。
【0033】ホストマイクロプロセッサ33は、上記の
処理が終わるだけの十分な時間を待って、汎用I/Oポ
ート34のCLK信号40をLにする(S16)。な
お、以降、ホストマイクロプロセッサ33が汎用I/O
ポート34のCLK信号40を操作する際には、ROM
内蔵1チップマイクロプロセッサ39がCLK信号40
の変化による処理が完了するのに必要な時間だけ待って
から次の動作を行うものとする。
【0034】ROM内蔵1チップマイクロプロセッサ3
9は、CLK信号40がLになったことを検出したら、
これが何回目かを確認し、x(x=質問ビット列V11
の長さ)回目以降であれば、ANS信号42として変数
Sの最上位ビットの値(応答ビット列V12)を出力す
る(S8、S9)。さらに、(x+y)回目以降であれ
ば、処理を終了して、待機状態へと戻る(S10)。そ
うでない場合には、次にCLK信号がHになるのを待つ
(S4)。
【0035】ホストマイクロプロセッサ33は、x回目
のCLK出力までS14〜S17を繰り返し、x回目以
降のCLK出力であれば、汎用I/Oポート34を介し
てANS信号42(応答ビット列V12)を読み出して
から(S18)、CLK信号40をHにし(S19)、
さらにCLK信号40をLとする(S20)。(x+
y)回目のCLK出力までS18〜S21を繰り返し、
ホストマイクロプロセッサ11内で読み出したANS信
号42を順次シフト処理を行って、x回目時点での変数
S(応答ビット列V12)の状態を読み出す。
【0036】ホストマイクロプロセッサ33は応答ビッ
ト列V12の読み出しが完了したら、ROM内蔵1チッ
プマイクロプロセッサ39の処理と同じ内容を計算し、
読み出した応答ビット列V12と値と一致するかを確認
し、一致しなければ偽物もしくは適切でないオプション
品であると判断する(S22)。
【0037】本実施の形態中のxおよびyの値、初期値
(鍵情報)は任意に選ぶことができる。xおよびyの値
は任意に選ぶことができ、大きくするほど解析が困難と
なり、模倣品を作りにくくなる。実際には、真偽の確認
にかけることのできる時間とROM内蔵1チップマイク
ロプロセッサ39の能力と必要とされる解析の困難さで
決定することとなる。
【0038】図7に示す排他的論理和処理−シフト演算
処理は、排他的論理和処理にCRG信号V2(質問ビッ
ト列V11)が入っていなければ、M系列の乱数生成ア
ルゴリズムであるので、本方式の排他的論理和処理は十
分なランダムさが期待できる。さらに、初期化後にホス
トマイクロプロセッサ33が汎用I/Oポート34を介
して送信したCRG信号41(質問ビット列V11)す
べてがシフトレジスタ(図3のシフトレジスタ23に相
当する)での演算結果である変数Sに影響するので、そ
の結果、必ずROM内蔵1ワンチップマイクロプロセッ
サ39からホストマイクロプロセッサ33に伝送される
応答ビット列V12に影響を与える。よって、真偽情報
処理部の模造品を作るために、信号の観測による具体的
な演算内容の解析を行うことがより困難となるという効
果がある。
【0039】さらに、第2の実施の形態では増設メモリ
モジュールで説明したが、ホストマイクロプロセッサ3
3と真偽情報処理部であるROM内蔵1チッププロセッ
サ39の間のインタフェースは、オプション機器の主要
機能に一切依存しないため、どのようなオプション機器
(例えば、プリンタのインクカートリッジなどのように
本来のオプション機器の機能として電気的接続を有しな
いもの)であっても応用することが可能である。この効
果は、図3に示す真偽情報処理部13を使用した場合で
も同様である。
【0040】さらに、第1および第2の実施の形態で
は、CRG信号27、41により真偽確認の開始を行う
ため、いつでも任意のタイミングで真偽・誤実装の確認
を行うことができる。活線挿抜の仕組みが備わっていれ
ば、装置本体の電源再投入やシステムリセットを行うこ
となく真偽・誤実装の確認を行うことができる。なお、
具体的な活線挿抜の方式については、当業者には周知で
あるので、説明を省略する。
【0041】また、第2の実施の形態では、真偽情報処
理部をチップの外部からのプログラム読み出しが不可能
なROM内蔵のワンチップマイクロプロセッサ39で構
成しているため、少量生産の場合でも安価に構成するこ
とができる。
【0042】なお、第2の実施の形態では、真偽情報処
理部13をチップの外部からのプログラム読み出しが不
可能なROM内蔵のワンチップマイクロプロセッサ39
で構成しているが、大量に生産を行う場合には図3の処
理を直接行うハードワイヤードロジックによる回路を内
蔵した半導体チップで構成することもできる。
【0043】また、第2の実施の形態では、オプション
機器の機能部として増設メモリ(RAM)モジュール3
7を想定しているが、この増設メモリ(RAM)モジュ
ール37の代わりとして、機能追加を実現するプログラ
ムROMもしくはデータROMを搭載する場合、プログ
ラムROMもしくはデータROMおよびそれらのインタ
フェースに汎用のものを使用しても、これらのROMを
不正に複製して模倣されることによる著作権の侵害を防
止することができる。
【0044】図9は本発明の第3の実施の形態を示すブ
ロック図、図10はその動作を示すタイミングチャート
である。本実施の形態の基本的構成は図4の第2の実施
の形態に類似するが、オプション機器の判別方法につい
てさらに工夫している。
【0045】図9において、真偽情報処理部に対応する
内蔵1チップマイクロプロセッサ53に対し、オプショ
ン機器の種別を示す属性情報54を供給する。この信号
は図9ではわかりやすくするため外部からの信号のイメ
ージで描いているが、ROM内蔵1チップマイクロプロ
セッサ53の内部ROMにあらかじめ記録しておいても
よい。この属性情報はANS信号57によって応答ビッ
ト列(bit y−1〜bit 0、図10のV12)
に引き続いて、ID1〜ID0ビット(V13)として
送信させることができる。図10はこのときのタイミン
グチャートを示している。
【0046】従って、本実施の形態では、このID1〜
ID0ビット(V13)を用いてホストマイクロプロセ
ッサ47はオプション機器50の属性を知ることがで
き、例えば、増設メモリモジュールの場合には装置本体
部のプログラムROMの中からどの部分を実行許可する
か、すなわちどの機能を活性化させるかを指定すること
ができるという効果が得られる。
【0047】本構成において、属性情報54として図示
している部分はさらにビット数を増やすなどしたうえ
で、オプション機器1台毎に変えて製造することができ
る。これにより、オプション機器の1台1台を個別に識
別できる。
【0048】従って、ホストマイクロプロセッサ側でこ
の属性情報の確認を頻繁に行うことにより、オプション
機器が入れ替えられたことを検出することができるとい
う効果が得られる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の真偽情報
処理部は、オプション機器の主要機能に一切依存しない
ため、どのようなオプション機器(例えば、プリンタの
インクカートリッジなどのように本来のオプション機器
の機能として電気的接続を有しないもの)であっても応
用することが可能である。
【0050】さらに、本発明では、CRG信号により真
偽確認の開始を行う構成であるため、いつでも任意のタ
イミングで真偽・誤実装の確認を行うことができる。活
線挿抜の仕組みが備わっていれば、装置本体の電源再投
入やシステムリセットを行うことなく真偽・誤実装の確
認を行うことができる。なお、具体的な活線挿抜の方式
については、当業者には周知であるので、説明を省略す
る。
【0051】また、真偽情報処理部をチップの外部から
のプログラム読み出しが不可能なROM内蔵のワンチッ
プマイクロプロセッサで構成した場合、少量生産の場合
でも安価に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】従来模倣品防止装置を示すブロック図である。
【図3】図1における真偽情報処理部の詳細を示す回路
図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図5】図4におけるROM内蔵1チップマイクロプロ
セッサの動作を示すフローチャートである
【図6】図4におけるホストマイクロプロセッサの動作
を示すフローチャートである
【図7】図4におけるROM内蔵1チップマイクロプロ
セッサによる演算処理動作を説明する為の図である。
【図8】図4におけるホストマイクロプロセッサとRO
M内蔵1チップマイクロプロセッサ間の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図9】本発明の第3の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図10】図9におけるホストマイクロプロセッサとR
OM内蔵1チップマイクロプロセッサ間の動作を示すタ
イミングチャートである。
【符号の説明】
6 装置本体 7 オプション機器インタフェース部 8 インタフェース 9 オプション機器 10 オプション機器機能部 11 ホストマイクロプロセッサ 12 真偽判定回路インタフェース部 13 真偽情報処理部 14 RST信号 15 CLK信号 16 CRG信号 17 ANS信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オプション機器に真偽情報の処理を行っ
    て模倣品を防止するための真偽情報処理部を備え、 前記真偽情報処理部は、装置本体側のホストマイクロプ
    ロセッサから送出される質問ビット列を受信し、受信し
    た質問ビット列に対して、乱数演算処理を施したビット
    列を生成する演算手段と、前記演算手段で生成されたビ
    ット列を最終的な結果である応答ビット列として前記ホ
    ストマイクロプロセッサに送り返す手段とを含む模倣品
    防止装置。
  2. 【請求項2】 前記質問ビット列は、前記ホストマイク
    ロプロセッサからのCRG信号により受信されることを
    特徴とする請求項1記載の模倣品防止装置。
  3. 【請求項3】 前記演算手段は、前記乱数演算のための
    変数として初期値が設定されるシフトレジスタと前記質
    問ビット列が供給される排他的論理和回路とを有する請
    求項1記載の模倣品防止装置。
  4. 【請求項4】 前記初期値は、前記ホストマイクロプロ
    セッサからのRST信号に応答して前記シフトレジスタ
    に設定されることを特徴とする請求項3記載の模倣品防
    止装置。
  5. 【請求項5】 前記演算手段は、前記乱数演算処理のた
    めの変数としての初期値を前記CRG信号の変化によっ
    て設定し、前記初期値と前記CRG信号から読み取られ
    る前記質問ビット列によって前記乱数演算処理を実行す
    ることを特徴とする請求項2記載の模倣品防止装置。
  6. 【請求項6】 前記送り返す手段は、前記応答ビット列
    と前記オプション機器の種別を示す属性情報を送り返す
    ことを特徴とする請求項1記載の模造品防止装置。
JP11001704A 1999-01-07 1999-01-07 模倣品防止装置 Pending JP2000200222A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11001704A JP2000200222A (ja) 1999-01-07 1999-01-07 模倣品防止装置
EP99126228A EP1018713A1 (en) 1999-01-07 1999-12-30 Imitation judging device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11001704A JP2000200222A (ja) 1999-01-07 1999-01-07 模倣品防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000200222A true JP2000200222A (ja) 2000-07-18

Family

ID=11508950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11001704A Pending JP2000200222A (ja) 1999-01-07 1999-01-07 模倣品防止装置

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP1018713A1 (ja)
JP (1) JP2000200222A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100687144B1 (ko) 2003-09-29 2007-02-27 산요덴키가부시키가이샤 모조품 방지 시스템, 모조품 방지용 태그 및 모조품 방지 시스템을 이용하여 모조품을 방지하는 방법
WO2007132908A1 (ja) * 2006-05-15 2007-11-22 Sony Corporation 通信システムおよび認証方法、情報処理装置および情報処理方法、並びにバッテリ
US7486045B2 (en) 2003-09-12 2009-02-03 Sanyo Electric Co., Ltd. Battery pack, electrical device connectable to battery pack, and method of identifying battery pack type
JP2011250861A (ja) * 2010-05-31 2011-12-15 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機、主制御基板、周辺基板、遊技機の認証方法及び認証プログラム
JP2011250864A (ja) * 2010-05-31 2011-12-15 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機、主制御基板、周辺基板、遊技機の認証方法及び認証プログラム
JP2012070845A (ja) * 2010-09-28 2012-04-12 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111510465B (zh) * 2020-06-30 2020-10-13 之江实验室 一种基于混合数据类型工业协议的拟态裁决方法及裁决器

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2471003B1 (fr) * 1979-11-30 1986-01-24 Dassault Electronique Systeme a objet portatif presentant une information confidentielle et lecteur de cette information, notamment pour des transactions financieres et/ou commerciales
FR2650097B1 (fr) * 1989-07-19 1992-12-31 Pailles Jean Claude Carte a microcircuit cable et procede de transaction entre une carte a microcircuit cable correspondante et un terminal
DE4419805A1 (de) * 1994-06-06 1995-12-07 Giesecke & Devrient Gmbh Verfahren zur Echtheitsprüfung eines Datenträgers
CH690530A5 (de) * 1995-12-11 2000-09-29 Ip Tpg Holdco Sarl Verfahren zur Echtheitskontrolle eines bei einer Transaktion verwendeten vorausbezahlten Zahlungsmittels.

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7486045B2 (en) 2003-09-12 2009-02-03 Sanyo Electric Co., Ltd. Battery pack, electrical device connectable to battery pack, and method of identifying battery pack type
KR100687144B1 (ko) 2003-09-29 2007-02-27 산요덴키가부시키가이샤 모조품 방지 시스템, 모조품 방지용 태그 및 모조품 방지 시스템을 이용하여 모조품을 방지하는 방법
US7202787B2 (en) 2003-09-29 2007-04-10 Sanyo Electric Co., Ltd. Non-authentic article discrimination system, and method for discriminating non-authentic article
WO2007132908A1 (ja) * 2006-05-15 2007-11-22 Sony Corporation 通信システムおよび認証方法、情報処理装置および情報処理方法、並びにバッテリ
JP2007305074A (ja) * 2006-05-15 2007-11-22 Sony Corp 通信システムおよび認証方法、情報処理装置および情報処理方法、並びにバッテリ
TWI385506B (zh) * 2006-05-15 2013-02-11 Sony Corp A communication system and an authentication method, an information processing apparatus and an information processing method, and a battery
US8387113B2 (en) 2006-05-15 2013-02-26 Sony Corporation Communication system, authentication method, information processing device, information processing method, and battery
KR101306570B1 (ko) * 2006-05-15 2013-10-24 르네사스 일렉트로닉스 가부시키가이샤 통신 시스템 및 인증 방법, 정보 처리 장치 및 정보 처리 방법과, 배터리
JP2011250861A (ja) * 2010-05-31 2011-12-15 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機、主制御基板、周辺基板、遊技機の認証方法及び認証プログラム
JP2011250864A (ja) * 2010-05-31 2011-12-15 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機、主制御基板、周辺基板、遊技機の認証方法及び認証プログラム
JP2012070845A (ja) * 2010-09-28 2012-04-12 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
EP1018713A1 (en) 2000-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8675868B1 (en) Encrypting an address-dependent value along with code to prevent execution or use of moved code
US5148534A (en) Hardware cartridge representing verifiable, use-once authorization
US7080258B2 (en) IC, IC-mounted electronic device, debugging method and IC debugger
JPH0378815B2 (ja)
JPH0642216B2 (ja) ライト・ワンス・リード・ワンス型トークン並びにこれを用いたセキユリテイ・システム及びデバイス
US6965977B2 (en) Tamper-resistant method and data processing system using the same
JP2000200222A (ja) 模倣品防止装置
JP4106084B2 (ja) データ記憶媒体の真偽の試験方法
JP2000250816A5 (ja)
JP2000250816A (ja) 集積回路の認証方法
WO2008024336A2 (en) Write data mask method and system
CN108228486A (zh) 操作存储器系统的方法
US6665782B2 (en) Method and apparatus for preventing unauthorized access of memory devices
CN114756905B (zh) 主板防伪及bios防护实现方法、装置和控制主板
US20050173540A1 (en) System and method of authentifying
JP3625879B2 (ja) メモリチェック機能をもった情報記録媒体
KR20010032564A (ko) 미분 전류 소모 분석을 방지하는 데이터 처리 장치 및작동 방법
JP2002341956A (ja) 情報処理半導体装置、デバッグ許可鍵装置および情報処理半導体システム
JP2000076402A (ja) レスポンスタイムを可変化したicカード
KR200171853Y1 (ko) 전자오락기용 카드인식장치
EP0268140B1 (en) Hardware cartridge representing verifiable, use-once authorization
JP2003150457A (ja) 著作権保護機能内蔵媒体を用いた不正利用防止電子データ配布方式対応機器
JP2001101358A (ja) カードの不正変造防止方法、不正カード識別装置及びカード
RU2006924C1 (ru) Устройство для ввода-вывода информации
JPH10283266A (ja) 半導体集積回路及びこの半導体集積回路のテスト方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030902