JP2000295218A - 警報マスク回路 - Google Patents

警報マスク回路

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JP2000295218A
JP2000295218A JP11096508A JP9650899A JP2000295218A JP 2000295218 A JP2000295218 A JP 2000295218A JP 11096508 A JP11096508 A JP 11096508A JP 9650899 A JP9650899 A JP 9650899A JP 2000295218 A JP2000295218 A JP 2000295218A
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recovery
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Satoshi Hamada
智 濱田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】警報多重信号の分離・多重回路の削除、及び、
多重単位毎に有していた二次警報マスク回路数を削減
し、ハードウェア規模を削減する。 【解決手段】警報多重信号の位相に同期したアドレス信
号1によって、同一アドレス信号1の間に、記憶手段5
から回復保護時間3を読み出し、記憶手段5に警報継続
時間4として書き込む。ここで、警報継続時間4は、警
報多重信号の該当ビットが「警報有り」の場合、カウン
タ初期値11となり、「警報無し」の場合、回復保護時
間3の値にインクリメントした値となる。ただし、「警
報無し」状態において、回復保護時間3の値が予め設定
された値に達した時点で、上位警報の回復保護を解除
し、以降、回復保護時間3の値を保持する。また、警報
多重信号の該当ビットが「警報有り」の間は、回復保護
時間3の値は初期値のままで停止している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、警報マスク回路、
特にデジタル通信、データ伝送等の分野で、多重伝送装
置の監視機能の警報マスク回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の2次警報マスク回路は、図2のブ
ロック図に示す如き構成を有する。即ち、下位警報分離
回路20と、上位警報分離回路21と、m個(複数)の
2次警報マスク回路22−1〜22−mと、下位警報多
重回路23とを有する。上位警報分離回路21には、m
多重された上位警報多重信号S23が入力される。ま
た、上位警報分離回路21は、2次警報マスク回路22
−1〜22−mに対して単位上位警報S24−1〜S2
4−mに変換して出力する。一方、下位警報分離回路2
0には、1フレーム中にm多重された下位警報多重信号
S20が入力される。また、この下位警報分離回路20
は、この信号S20を単位下位警報S21−1〜S21
−mに変換して2次警報マスク回路22−1〜22−m
に出力する。2次警報マスク回路22−1〜22−m
は、単位下位マスク警報S22−1〜S22−mを下位
警報多重回路23に出力する。下位警報多重回路23
は、下位マスク警報多重信号S25を出力する。
【0003】各2次警報マスク回路22は、回復保護カ
ウンタ221と、デコーダ222と、警報回復保護回路
223と、下位警報マスク回路224とを有する。回復
保護カウンタ221は、上位警報分離回路21からの単
位上位警報S24を受け、デコーダ222に対して回復
保護時間を出力する。また、デコーダ222は、警報回
復保護回路223に対して回復許可信号S4を出力し、上
述した単位上位警報S24を受けて、下位警報マスク回
路224に対して保護処理警報S5を出力し、下位警報
分離回路20が出力する単位下位警報S21と共に下位
警報マスク回路224で上述した単位下位マスク警報S
22を出力する。
【0004】以下、図2の従来の2次警報マスク回路の
動作を説明する。この回路は複数の伝送路から検出され
た警報を多重処理している回路において、1フレーム中
にm多重された下位警報多重信号S20を入力とする。
この入力された下位警報多重信号S20は、下位警報分
離回路20において、各伝送路毎の警報に相当する単位
下位警報信号S21に変換される。また、入力された上
位警報多重信号S23も上位警報分離回路21におい
て、各伝送路毎の警報に相当する単位上位警報S24に
変換される。伝送路単位の警報に分離された単位下位警
報S21と単位上位警報S24は、それぞれの2次警報
マスク回路22に入力され、単位下位警報S21に対し
て必要なマスク処理を行った後、単位下位マスク警報S
22として出力される。そして、下位警報多重回路23
において、各2次警報マスク回路22から出力された単
位下位マスク警報S22を多重し、下位マスク警報多重
信号S25として出力する。
【0005】次に、単位二次警報マスク回路22の動作
を説明する。上位警報分離回路21からの単位上位警報
S24を入力した回復保護カウンタ221は、単位上位
警報S24の回復側への変化をトリガに、予め設定され
た値になるまで回復保護時間S7としてカウントを行
い、回復保護時間S7がその値に達したところで停止す
る。しかし、カウント中に単位上位警報S24が発生側
に変化した場合には、再び回復保護時間S7はリセット
される。デコーダ222は、回復保護時間S7を監視
し、設定値になると、単位上位警報S24の回復保護時
間S7が経過したことを知らせる回復許可信号S4を出力
する。警報回復保護回路223では、入力した単位下位
警報S21に対して、回復許可信号S4により一定時間回
復を引き延ばし、保護処理警報S5として出力する。単
位下位警報マスク回路224では、入力した単位下位警
報S21を保護処理警報S5によりマスクし、単位下位
マスク警報S22として出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の問題点の1
つは、下位警報のマスク処理を行う2次警報マスク部
が、多重度数分だけ必要となっていた。その理由は、多
重処理された警報を一旦伝送路単位の警報に分離し、下
位警報のマスク処理を行った後に、再び多重処理を行っ
ている為である。
【0007】また別の問題点は、警報の多重度が増加す
るにつれて、ハードウェア規模が増大するということで
ある。その理由は、マスク処理を行う為に、多重処理さ
れた警報を一旦伝送路単位の警報に分離する為の分離
部、マスク処理後の下位警報を再び多重する為の多重部
が必要となる為である。
【0008】本発明の目的は、多重された警報情報を分
離することなく警報のマスク処理を可能とし、ハードウ
ェア規模を小さくする警報マスク回路を提供することで
ある。
【0009】本発明の他の目的は、回路構成の簡単な警
報マスク回路を提供することである。
【0010】本発明の更に他の目的は、多重分離回路を
削減し、分離単位の回復保護回路を削減することによ
り、低消費電力の警報マスク回路を提供することであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明による警報マスク回路は、次のような特徴的
な構成を採用している。
【0012】(1)上位警報多重信号及び下位警報多重
信号を入力とし、下位マスク警報多重信号を出力する警
報マスク回路において、前記上位警報多重信号の位相に
合わせて回復保護時間を読み出す記憶手段を設け、前記
回復保護時間の値が設定値に達している場合には上位警
報の回復保護を解除し、警報多重信号の位相に合わせて
前記記憶手段に警報継続時間を書き込む警報マスク回
路。
【0013】(2)前記上位警報多重信号が「警報あ
り」の場合、前記記憶手段に対して、前記警報継続時間
の値として、カウンタ初期値を書き込み、「警報なし」
の場合、前記回復保護時間の値にインクリメントした値
を書き込む上記(1)の警報マスク回路。
【0014】(3)前記上位警報多重信号の該当ビット
が「警報あり」の間は、前記回復保護時間の値を初期値
のまま停止させ、前記警報多重信号の該当ビットが「警
報なし」の間は、1フレーム毎に前記回復保護時間の値
をインクリメントし、前記回復保護時間の値が設定値に
達した場合は、前記回復保護時間の値を保持する上記
(1)の警報マスク回路。
【0015】(4)前記回復保護時間の値のインクリメ
ント中に、前記上位警報多重信号中の該当ビットが「警
報あり」に変化した場合、前記回復保護時間の値をカウ
ンタ初期値に戻す上記(2)又は(3)の警報マスク回
路。
【0016】(5)前記上位警報多重信号の該当ビット
が「警報なし」に変化後、前記回復保護時間の値がデコ
ーダで設定された値に達するまで、前記上位警報多重信
号の該当ビットの回復保護を行う上記(2)の警報マス
ク回路。
【0017】(6)前記上位警報多重信号中の任意のビ
ットに対して、前記回復保護期間中は、前記警報多重信
号の該当ビットをマスクし、前記上位警報多重信号の任
意のビットに対して、回復保護期間終了後に前記下位警
報多重信号の該当ビットを通過させる上記(5)の警報
マスク回路。
【0018】(7)記憶手段と、該記憶手段にアドレス
信号を入力するアドレス発生部と、前記記憶手段から読
み出した回復保護時間をデコードし回復許可信号を出力
するデコーダと、前記回復許可信号及び上位警報多重信
号を入力とし、下位警報多重信号を入力し、下位マスク
警報多重信号を出力する下位警報マスク回路に保護処理
警報を出力する警報回復保護回路と、前記回復保護時
間、前記上位警報多重信号及び前記回復許可信号を入力
とし、警報引き延ばし時間を出力する加算器と、前記警
報引き延ばし時間及びタイマリセット部からのカウンタ
初期値を選択し、警報継続時間を前記記憶手段に入力す
る選択器とを有する警報マスク回路。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の警報マスク回路の
好適実施形態例の構成及び動作を添付図1を参照して詳
細に説明する。尚、従来回路と対応する回路及び信号に
は、便宜上、同様の参照符号を使用することとする。
【0020】本明細書における「2次警報」とは、一般
に、上位警報の回復直後には、検出回路の構成上、本来
発生していない筈の下位警報が検出される場合があるの
で、斯る警報を意味する。通常、伝送路警報を処理して
いる回路では、上位警報が発生した場合、下位警報をマ
スクする構成となっている。斯る2次警報をマスクす為
には、上位警報の回復に対して一定の保護時間を設ける
ことにより、下位警報をマスクする技法がとられてい
る。
【0021】本発明の実施形態例は、複数の伝送路から
検出された警報を多重化処理する回路において、各伝送
路において検出された上位警報を多重した上位警報多重
信号S3と、各伝送路において検出された下位警報を上
位警報と同配列で多重した下位警報多重信号S2とを入
力とする。そして、多重化信号状態のままで、任意の伝
送路に対する上位警報の回復時に同一伝送路内の下位警
報をマスクする回路である。
【0022】本発明の警報マスク回路の好適実施形態例
にあっては、下位警報多重信号S2が入力される下位警
報マスク回路4を有する。また、この下位警報マスク回
路4には、上位警報多重信号S3が入力される警報回復
保護回路3からの保護処理警報S5が入力される。ま
た、警報マスク回路は、アドレス発生部1からのアドレ
ス信号S1を受ける記憶手段8を有する。この記憶手段
8には、選択器7からの警報継続時間S10が入力され
る。この選択器7は、加算器5からの警報引き延ばし時
間S8又はタイマリセット部6からのカウンタ初期値S
9が入力される。記憶手段8の出力である回復保護時間
S7は、加算器5とデコーダ2とに入力され、デコーダ
2から出力される回復許可信号S4は、加算器5と警報
回復保護回路3とに入力される。
【0023】図1の警報マスク回路は、複数の伝送路か
ら検出された警報を多重化処理し、多重度に相当する一
定周期でアドレス信号S1をアドレス発生部1から発生
する。記憶手段8は、このアドレス信号S1を入力し、
同一アドレスにおいてnビットのカウンタ値である回復
保護時間S7を出力すると共にnビットのカウンタ値に
よる警報継続時間S10を入力する。デコーダ2は、記
憶手段8からの回復保護時間S7を入力し、予め設定さ
れたカウンタ値に一致した場合に、回復許可信号S4を
出力する。
【0024】加算器5は、この回復許可信号S4と、回
復保護時間S7と、上位警報多重信号S3とを入力と
し、上位警報多重信号S3が「警報なし」で且つ回復許
可信号S4が「回復不可」となっている場合に、回復保
護時間S7をカウントアップした値を警報引き延ばし時
間S8として出力する。一方、回復許可信号S4が、
「回復許可」となっている場合には、保護時間終了を示
す値を警報引き延ばし時間S8として出力する。
【0025】タイマリセット部6は、nビットのカウン
タ初期値S9を選択器7に出力する。選択器7は、上位
警報多重信号S3と、警報引き延ばし時間S8と、カウ
ンタ初期値S9とを入力とし、上位警報多重信号S3が
「警報なし」の場合には、警報引き延ばし時間S8を選
択し、「警報あり」の場合には、カウンタ初期値S9を
選択することにより、警報継続時間S10として記憶手
段8に出力する。
【0026】また、警報回復保護回路3は、回復許可信
号S4と、上位警報多重信号S3とを入力とし、回復許
可信号S4が「回復許可」となるまで上位警報多重信号
S3の警報状態を継続させた保護処理警報S5として
「マスク指示」を出力する。下位警報マスク回路4は、
下位警報多重信号S2と、保護処理警報S5とを入力と
し、保護処理警報S5が警報状態の間、下位警報多重信
号S2をマスクし、下位マスク警報多重信号S6として
出力する。
【0027】次に、図1の警報マスク回路の動作を説明
する。1フレーム中にm多重された上位警報多重信号S
3と、下位警報多重信号S2とを入力し、下位マスク警
報多重信号S6を出力する2次警報マスク回路の、上位
警報多重信号S3の任意の位置に挿入された警報が「警
報あり」から「警報なし」へと変化した際に、その上位
警報の回復が一定時間引き延ばされ、その間下位警報が
マスクされる動作を説明する。
【0028】先ず、上位警報多重信号S3の該当ビット
が「警報あり」の場合について説明する。この場合に
は、警報回復保護回路3に入力された上位警報多重信号
S3の該当ビットは、回復許可信号S4とは無関係に、
保護処理警報S5として「マスク指示」が出力されてい
る。この「マスク指示」を受信した下位警報マスク回路
4は、入力された下位警報多重信号S2の該当ビットを
常時マスクする。
【0029】この間も、アドレス発生部1は、例えばR
AM(ランダムアクセスメモリ)である記憶手段8に対
して、多重度に相当するmビット周期でアドレス信号S
1を出力し続ける。そのアドレスは、上位警報多重信号
S3と下位警報多重信号S2に同期している。従って、
記憶手段8は、この警報マスク回路が上位警報多重信号
S3と下位警報多重信号S2を受信するタイミングにお
いて、同一アドレス内においてnビットのカウンタ値で
示された回復保護時間S7を出力し、nビットのカウン
タ値で示された警報継続時間S10を入力する動作を繰
り返す。
【0030】ここで、回復保護時間S7とは、上位警報
多重信号S3の任意のビットにおける警報情報に対し
て、その回復側を引き延ばす為に必要時間までカウント
するタイマを示しており、その値としては1フレーム前
に書き込まれた警報継続時間S10が出力されている。
警報継続時間S10を出力する選択器7は、上位警報多
重信号S3の該当ビットの値が「警報あり」の場合、常
時タイマリセット部6の出力であるカウンタ初期値S9
を選択しており、それを警報継続時間S10としてフレ
ーム毎に記憶手段(RAM)8に書き込んでいる。ここ
で、警報継続時間S10とは、上位警報多重信号S3の
該当ビットが「警報あり」から「警報なし」へと変化し
てからの時間を示す。
【0031】次に、上位警報多重信号S3が、「警報あ
り」から「警報なし」へと変化した場合について説明す
る。この場合、記憶手段8から出力された回復保護時間
S7は、加算器5に入力される。同一タイミングで入力
される上位警報多重信号S3の値が「警報なし」となっ
た場合、回復保護時間S7であるカウンタ値は、カウン
タ初期値S9から1フレーム毎にインクリメントされ
る。その値は、リタイミング後、nビットのカウンタ値
で示された警報引き延ばし時間S8として出力される。
そして、選択器7は、上位警報多重信号S3の値が「警
報なし」となった場合、警報引き延ばし時間S8が選択
され、警報継続時間S10として記憶手段8に書き込ま
れる。
【0032】このようにして、上位警報多重信号S3が
「警報あり」から「警報なし」へと変化した後、「警報
なし」が継続している間は、フレーム毎に回復保護時間
S7がインクリメントされる。そして、デコーダ2は、
回復保護時間S7が予め設定されたカウンタ値に達する
までは回復許可信号として「回復不可」を出力してい
る。一致した場合に「回復許可」を出力し、それを受信
した加算器5はインクリメントを中止する。
【0033】一方、警報回復保護回路3は、回復許可信
号S4として「回復不可」が入力されている間は、上位
警報多重信号S3の該当ビットを「警報あり」に固定し
ている。「回復許可」となった場合に、上位警報多重信
号S3の該当ビットの通過が可能となり、保護処理警報
S5として「マスク解除」が出力される。そして、「マ
スク解除」を受信した下位警報マスク回路4は、入力さ
れた下位警報多重信号S2の該当ビットを通過させるこ
とが可能となる。
【0034】尚、回復保護時間S7がデコーダ2で設定
された値に達する前に、再び上位警報多重信号S3の該
当ビットが「警報あり」となった場合を説明する。この
場合、選択器7において、常時タイマリセット部6の出
力であるカウンタ初期値S9が選択される。回復保護時
間S7の出力は、次に上位警報多重信号S3の該当ビッ
トが「警報なし」になるまで、カウンタ初期値S9のま
ま停止した状態となる。
【0035】以上、本発明の警報マスク回路の好適実施
形態例を詳述した。しかし、本発明は斯かる特定例のみ
に限定されるべきではなく本発明の要旨を逸脱すること
なく、種々の変形変更が可能であることが当業者には容
易に理解できよう。
【0036】
【発明の効果】上述の説明から理解される如く、本発明
の警報マスク回路によると、次の如き顕著な効果を有す
る。
【0037】先ず第1に、ハードウェア規模が小さくな
る。その理由は、多重化された警報情報を分離すること
なく上位警報の回復保護が可能となり、分離多重回路が
削減できる為である。また、多重化信号のままの処理可
能となる為に、分離単位毎に用意していたカウンタ及び
周辺回路が不要となる為である。
【0038】第2に、ビット単位に変化する警報情報に
対して多重処理を意識することなく、回復保護が可能と
なる。その理由は、記憶手段(RAM)を用いることに
より、任意の時刻において1フレーム前の情報と最新の
情報を容易に比較して処理することが可能となる為であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の警報マスク回路の好適実施形態例のブ
ロック図である。
【図2】従来の警報マスク回路のブロック図である。
【符号の説明】
1 アドレス発生部 2 デコーダ 3 警報回復保護回路 4 下位警報マスク回路 5 加算器 6 タイマリセット部 7 選択器 8 記憶手段 20 下位警報分離回路 21 上位警報分離回路 22 2次警報マスク回路 23 下位警報多重回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上位警報多重信号及び下位警報多重信号を
    入力とし、下位マスク警報多重信号を出力する警報マス
    ク回路において、前記上位警報多重信号の位相に合わせ
    て回復保護時間を読み出す記憶手段を設け、前記回復保
    護時間の値が設定値に達している場合には上位警報の回
    復保護を解除し、警報多重信号の位相に合わせて前記記
    憶手段に警報継続時間を書き込むことを特徴とする警報
    マスク回路。
  2. 【請求項2】前記上位警報多重信号が「警報あり」の場
    合、前記記憶手段に対して、前記警報継続時間の値とし
    て、カウンタ初期値を書き込み、「警報なし」の場合、
    前記回復保護時間の値にインクリメントした値を書き込
    むことを特徴とする請求項1に記載の警報マスク回路。
  3. 【請求項3】前記上位警報多重信号の該当ビットが「警
    報あり」の間は、前記回復保護時間の値を初期値のまま
    停止させ、前記警報多重信号の該当ビットが「警報な
    し」の間は、1フレーム毎に前記回復保護時間の値をイ
    ンクリメントし、前記回復保護時間の値が設定値に達し
    た場合は、前記回復保護時間の値を保持することを特徴
    とする請求項1に記載の警報マスク回路。
  4. 【請求項4】前記回復保護時間の値のインクリメント中
    に、前記上位警報多重信号中の該当ビットが「警報あ
    り」に変化した場合、前記回復保護時間の値をカウンタ
    初期値に戻すことを特徴とする請求項2又は3に記載の
    警報マスク回路。
  5. 【請求項5】前記上位警報多重信号の該当ビットが「警
    報なし」に変化後、前記回復保護時間の値がデコーダで
    設定された値に達するまで、前記上位警報多重信号の該
    当ビットの回復保護を行うことを特徴とする請求項2に
    記載の警報マスク回路。
  6. 【請求項6】前記上位警報多重信号中の任意のビットに
    対して、前記回復保護期間中は、前記警報多重信号の該
    当ビットをマスクし、前記上位警報多重信号の任意のビ
    ットに対して、回復保護期間終了後に前記下位警報多重
    信号の該当ビットを通過させることを特徴とする請求項
    5に記載の警報マスク回路。
  7. 【請求項7】記憶手段と、該記憶手段にアドレス信号を
    入力するアドレス発生部と、前記記憶手段から読み出し
    た回復保護時間をデコードし回復許可信号を出力するデ
    コーダと、前記回復許可信号及び上位警報多重信号を入
    力とし、下位警報多重信号を入力し、下位マスク警報多
    重信号を出力する下位警報マスク回路に保護処理警報を
    出力する警報回復保護回路と、前記回復保護時間、前記
    上位警報多重信号及び前記回復許可信号を入力とし、警
    報引き延ばし時間を出力する加算器と、前記警報引き延
    ばし時間及びタイマリセット部からのカウンタ初期値を
    選択し、警報継続時間を前記記憶手段に入力する選択器
    とを有することを特徴とする警報マスク回路。
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