JP3148336B2 - フロントシートのシートクッション構造 - Google Patents

フロントシートのシートクッション構造

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JP3148336B2
JP3148336B2 JP06069292A JP6069292A JP3148336B2 JP 3148336 B2 JP3148336 B2 JP 3148336B2 JP 06069292 A JP06069292 A JP 06069292A JP 6069292 A JP6069292 A JP 6069292A JP 3148336 B2 JP3148336 B2 JP 3148336B2
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Toyota Motor Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フロントシートにおけ
るシートクッション構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、フロントシートにおけるシート
クッションは、乗員が着座するクッションパッド等から
成るクッション部と、このクッション部の外周下方側に
配置されシートクッションの骨格部材を構成するクッシ
ョンフレームと、を備えている。このクッションフレー
ムにはシートクッションのクッション性能を向上させる
ために複数種類のバネが掛け渡されている(一例とし
て、実開昭63−29460号参照)。
【0003】これに開示された構造によれば、図19に
示されるように、波状のジグザグばね200と一対の圧
縮コイルばね202とが用いられている。この内、ジグ
ザグばね200はシートクッション204の下側面のほ
ぼ全域に亘って掛け渡されており、一対の圧縮コイルば
ね202は着座した乗員の臀部下方側の位置(以下、本
明細書では「ヒップポイント」と称す。)に配置されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この構
造によると、複数種類のばね(ジグザグばね200及び
圧縮コイルばね202)を複雑に掛け渡して配置してい
るので、各ばね(ジグザグばね200または圧縮コイル
ばね202)のバネ特性がシートクッション204全体
に与える影響が判別しにくく、そのチューニング(調
整)が難しくなるという問題点が生じる。
【0005】上記事実を考慮し本発明は、バネのチュー
ニングを容易に行うことができるフロントシートのシー
トクッション構造を得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
係るフロントシートのシートクッション構造は、乗員が
着座するクッション部と、前記クッション部の外周部下
方側に配置され、前記クッション部を支持する骨格部材
を構成する支持部材と、前記クッション部が載置された
状態で前記クッション部と連結され、前記クッション部
に着座した乗員の支持面を形成する所望曲面形状の支持
パネルと、前記支持パネルの前端部付近と前記支持部材
とを弾性的に連結する第1の連結手段と、一端部が前記
支持パネルの両側部において前記クッション部へ着座し
た乗員の臀部位置よりも車両後方側となる部位に連結さ
れ、他端部が引張方向の付勢力を有しかつ一端が前記支
持部材に連結された付勢手段の他端と連結され、支点回
りに揺動可能とされた一対の第2の連結手段と、を有す
ることを特徴としている。
【0007】請求項2記載の本発明に係るフロントシー
トのシートクッション構造は、請求項1記載の本発明に
おいて、前記一対の第2の連結手段を、各支点を結ぶ線
を軸線として有する軸状部材によって連結したことを特
徴としている。
【0008】請求項3記載の本発明に係るフロントシー
トのシートクッション構造は、請求項1または請求項2
記載の本発明において、前記第1の連結手段はトーショ
ンスプリングとされ、前記支持パネルに接触する前記ト
ーションスプリングの部分には移動ピースが取り付けら
れ、前記移動ピースが前記トーションスプリングの弾性
変形量に応じてスライド可能に前記支持パネルの前端部
付近に保持されていることを特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1記載に係る本発明では、クッション部
に乗員が着座した場合、乗員の体重はクッション部が載
置された状態で連結された支持パネルに加わる。この支
持パネルは、着座状態の乗員の支持面を形成する所望曲
面形状とされているので、平面形状等の支持パネルを用
いた場合に比し、座り心地が良い。そして、この支持パ
ネルは、その前端部付近が第1の連結手段によって支持
部材と弾性的に連結されており、その両側部の車両後方
側となる部位が第2の付勢手段を介する第2の連結手段
によって支持部材と弾性的に連結されているので、支持
パネルは支持部材に全体として弾性支持されることにな
る。しかも、第2の連結手段の付勢手段は、引張方向の
付勢力を有する、即ちバネ特性がフックの法則により直
線的であるので、バネ特性が直線的でない圧縮方向の付
勢力を有する付勢手段(例えば、圧縮コイルばね等)を
用いた場合に比し、使用した付勢手段がシートクッショ
ン全体に与えるバネ特性の影響が把握し易くなる。従っ
て、付勢手段のチューニングが容易になる。
【0010】さらに、圧縮方向の付勢力を有する付勢手
段を用いる場合には、必然的に着座する乗員のヒップポ
イントの下方に配置せざるを得ないが、本発明における
付勢手段は引張方向の付勢力を有するので、乗員のヒッ
プポイントに配置する必要はなくレイアウトの自由度が
高い。このため、付勢手段を支持パネルの両側部等に配
置することが可能となる。従って、シートクッションの
下方の空間、つまり支持パネルの下方の空間を空けるこ
とができ、後部座席に着座する乗員の足入れ性を向上さ
せることができる。
【0011】また、支持パネルと第2の連結手段の一端
部との連結位置は、支持パネルの両側部においてクッシ
ョン部へ着座した乗員のヒップポイントよりも車両後方
側となる部位とされているため、該連結位置が例えば乗
員のヒップポイントと一致する場合に比べて、悪路走行
時等において路面からボデーに入力された振動や乗員の
前後動に支持パネルが共振して車両幅方向回りに回動す
る(以下、この現象を本明細書では「ピッチング」と称
す。)ことを防止することができる。
【0012】請求項2記載の本発明では、請求項1記載
の本発明における一対の第2の連結手段が、これらの各
支点を結ぶ線を軸線として有する軸状部材によって連結
されているので、車両がコーナーを曲がる時に乗員に作
用する慣性力によって乗員の重心位置が相対変位し第2
の連結手段の支点(揺動中心)に撓みが生じて支持パネ
ルひいては座面が車両前後方向回りに若干量回転する
(以下、この現象を本明細書では、「ローリング」と称
す。)ことを防止することができる。
【0013】請求項3記載の本発明では、請求項1また
は請求項2記載の本発明における第1の連結手段がトー
ションスプリングとされている。そして、支持パネルに
接触するトーションスプリングの部分に移動ピースが取
り付けられ、この移動ピースがトーションスプリングの
弾性変形量に応じてスライド可能に支持パネルの前端部
付近に保持されている。
【0014】従って、乗員がクッション部に着座した場
合に、乗員の体重に応じてトーションスプリングが弾性
変形するが、この際移動ピースがトーションスプリング
の弾性変形量に応じてスライドする。このため、支持パ
ネルの前端部付近とトーションスプリングとを直接接触
させた場合に比し、摺動抵抗が低減される。従って、ク
ッションパネルの前端部付近を円滑に変位させることが
できるので、フロントシートのクッション部の前端部付
近のクッション性能が向上される。
【0015】
【実施例】
《第1実施例》以下に、本発明の第1実施例に係るフロ
ントシートのシートクッション構造について、図1〜図
5を用いて説明する。なお、これらの図において、適宜
示される矢印FRは車両前方側、矢印UPは車両上方
側、矢印INは車両室内側をそれぞれ示している。
【0016】図1に示されるように、フロントシート1
0は乗員の背面を支持するシートバック12、乗員の臀
部を支持するシートクッション14及び乗員の頭部を支
持するヘッドレスト16を備えている。シートバック1
2内には略枠状のシートバックフレーム18が配設され
ており、このシートバックフレーム18によってシート
バック12は支持されている。シートバックフレーム1
8には、複数種類のバックバネ20、22が張設されて
いる。また、シートバックフレーム18の両側部18A
の下端部は、後述するクッションフレーム32の両側部
44Aの後端側に取り付けられたヒンジプレート24に
揺動可能に連結されており、このためシートバック12
はシートクッション14に対して傾倒可能となってい
る。
【0017】以下、シートクッション14の構造につい
て詳述する。図2に示されるように、シートクッション
14はクッション部としてのクッションパッド26を備
えており、このクッションパッド26の表面にはクッシ
ョンカバー28が被覆されている。そして、クッション
パッド26は、支持パネルとしてのクッションパネル3
0に載置されて連結されており、更にクッションパネル
30は支持部材としてのクッションフレーム32に連結
されている。以下、この順に説明する。
【0018】〔クッションパネル30の説明〕図3に示
されるように、クッションパネル30は、板材を所望曲
面形状に屈曲させることにより形成されている。すなわ
ち、クッションパネル30は徐々に変化する所定の曲率
半径で描かれた後端凹曲面部30Aを備えており、この
後端凹曲面部30Aには複数の重量低減孔34が形成さ
れて肉抜きされている。後端凹曲面部30Aの前方側に
は、連続的に中間凸曲面部30Bが形成されている。中
間凸曲面部30Bは後端凹曲面部30Aよりも緩やかな
円弧状の面とされ、後端凹曲面部30Aに形成された重
量低減孔34よりも大径とされた複数の重量低減孔36
が形成されている。なお、乗員がシートクッション14
に着座した場合、この中間凸曲面部30Bと後端凹曲面
部30Aとの境目よりも若干後端凹曲面部30A寄りに
乗員のヒップポイントがくることになる。
【0019】中間凸曲面部30Bの前方側には、連続的
に前部中央平面部30Cが形成されている。この前部中
央平面部30Cにも、重量低減孔34、36が混在して
形成されている。この前部中央平面部30Cの両サイド
には、一段下がって方形平面部30Dが形成されてい
る。一対の方形平面部30Dと中間凸曲面部30Bとの
間は、所定角度の傾斜面30Eによって接続されてい
る。また、一対の方形平面部30Dの外方側の側縁は、
段階的に傾斜する傾斜面30F、30Gによって緩やか
に立ち上がっている。
【0020】後端凹曲面部30A、中間凸曲面部30B
及び一対の傾斜面30Gの周縁には、これに対して所定
角度で立ち上がり、若干凸面状とされた外周凸面部30
Hが連続して形成されている。さらに、外周凸面部30
Hと接続するクッションパネル30の周縁部30Iは、
チャンネル状に屈曲されている。
【0021】上述したような所望曲面形状とされたクッ
ションパネル30の周縁部30Iの後端側には、長手直
角断面が矩形状で平面視で略コ字形のリインフォース3
8が嵌着されている。リインフォース38の両端部及び
これに対応する周縁部30Iには、同軸上に貫通孔40
が形成されている。また、周縁部30Iの貫通孔40付
近は凹部42とされている。
【0022】〔クッションフレーム32の説明〕次に、
クッションフレーム32の構成について説明する。
【0023】図4に示されるように、クッションフレー
ム32は矩形枠状のフレーム本体44を備えている。フ
レーム本体44には、ロッド46、スプリング係止部4
8及びスプリング係止板50が取り付けられており、以
下、この順に説明する。
【0024】このフレーム本体44の両側部44Aに
は、その前後方向中間部と前端部との間に真直棒状のロ
ッド46が掛け渡されている。また、フレーム本体44
の前端部44Bには、両側部44A寄りに一対のスプリ
ング係止部48が立設されている。このスプリング係止
部48はフレーム本体44の前端部44Bの下面への取
付面48A及び前端部44Bの垂直面への取付面48B
を備え、両取付面48A、48Bを接続するかたちで係
止部48Cが起立している。この係止部48Cの上端部
には、中央に形成された円孔と前端縁に形成されたU字
形の切欠きとが設けられている。
【0025】また、スプリング係止部48とロッド46
との間には、矩形平板とされた基部50Aがフレーム本
体44の側部44Aに固着されたスプリング係止板50
が配設されている。スプリング係止板50は、基部50
Aの前後端から内側へ延出されてロッド46の軸方向中
間部付近で交叉する中間部50Bを備えている。中間部
50Bの内方側端部にはフック状のアーム50Cが一体
的に形成されており、ロッド46の周面に弾性的に係止
されている。
【0026】〔クッションパネル30とクッションフレ
ーム32との連結構造〕次に、クッションパネル30と
クッションフレーム32との連結構造について詳述す
る。なお、クッションパネル30とクッションフレーム
32とは、その前端部及び後端部で連結されており、以
下、前端部の連結構造、後端部の連結構造の順に説明す
る。
【0027】前端部の連結構造 図5に示されるように、クッションパネル30の一対の
方形平面部30Dの裏面には、金属ブラケット52が配
置されている。なお、図5では、クッションパネル30
をセンターラインで切断して示し、かつ重量低減孔3
4、36は図示を省略している。
【0028】金属ブラケット52は平面視で略矩形の底
部52Aを備えており、底部52Aの両側部は互いに同
方向(車両上方側)へ折り曲げられて起立部52Bとさ
れている。さらに、起立部52Bの上端部は、クッショ
ンパネル30の傾斜面30Eの傾斜角度に合致する所定
角度で、互いに離反する方向へ折り曲げられて添接部5
2Cとされている。この添接部52Cとクッションパネ
ル30の傾斜面30Eとがスポット溶接されており、こ
れにより金属ブラケット52がクッションパネル30の
方形平面部30Dの裏面側に固定され、クッションパネ
ル30の方形平面部30D付近の剛性を上げている。ま
た、金属ブラケット52の底部52Aの中央には楕円孔
54が形成されて肉抜きされていると共にその周囲三箇
所にはリベット孔56が形成されている。
【0029】金属ブラケット52の底部52Aの裏面に
は、平面視で矩形状とされかつ樹脂製のスライドベース
58が密着配置されている。なお、図5には、スライド
ベース58の一部を切り欠いて図示している。スライド
ベース58にも、金属ブラケット52のリベット孔56
に対応してリベット孔60が形成されており、図示しな
いリベットで両者は結合されている。スライドベース5
8の両側部には、鋭角的に内方へ屈曲されて一対のレー
ル部58Aが形成されている。このレール部58A内へ
は、樹脂製のスライダ62が係止されている。
【0030】スライダ62は、平面視で方形平板状の基
部62Aと、この基部62Aの中央部裏面側に一体的に
形成されたフック62Bと、を備えている。基部62A
の両側部は、前記レール部58Aに沿って車両前後方向
に沿ってスライド可能となるように、所定角度で鋭角に
傾斜している。フック62Bは円弧状の爪とされてお
り、弾性変形することにより後述するトーションスプリ
ング64の直線部64Aを保持することができる。
【0031】一方、図4に示されるように、クッション
フレーム32側には、トーションスプリング64が係止
されている。すなわち、トーションスプリング64は、
平面視でコ字形とされた直線部64Aと、この直線部6
4Aの両端部に形成されたコイル部64Bと、から成
る。直線部64Aの軸方向両端部(クッションフレーム
32の幅方向側の両端部)は、前述したようにスライダ
62のフック62Bへ弾性的に係止されている。また、
一対のコイル部64Bはロッド46に巻装されており、
その巻装位置はロッド46の軸方向両端部付近に係止さ
れたスプリング係止板50のアーム50Cに隣接する位
置とされている。そして、両コイル部64Bの端部が、
スプリング係止板50の中間部50Bに弾性的に係止さ
れている。これにより、トーションスプリング64は、
スライダ62、金属ブラケット52を介してクッション
パネル30をロッド46を中心として図4の矢印A方向
へ押圧付勢している。すなわち、クッションパネル30
の前端部は、トーションスプリング64によって、クッ
ションフレーム32に弾性的に連結されている。
【0032】なお、上述したスライドベース58、スラ
イダ62、トーションスプリング64が、本発明におけ
る第1の連結手段に相当する。
【0033】後端部の連結構造 クッションパネル30の後端部とクッションフレーム3
2とはテンションスプリング66及び後端リンク68等
によって連結されている。
【0034】後端リンク68は側方視で略く字形とされ
ており、一方の端部68Aと他方の端部68Bとが交叉
する基端68Cには貫通孔70が形成されている。この
貫通孔70と同軸上にクッションフレーム32のフレー
ム本体44の両側部44Aにも貫通孔(図示省略)が形
成されている。これらの貫通孔70へは周縁一部にスリ
ットが形成されたカラー74が内側から嵌入されてお
り、更にカラー74へは同軸上に中空円筒形状のブッシ
ュ76が嵌入されている。この状態で、段付ボルト78
が平ワッシャ80を介して内側から嵌入されてナット8
2が螺合されている。これにより、後端リンク68は段
付ボルト78の平滑周面部を中心としてその軸回りに回
動可能とされている。
【0035】また、図3に示されるように、後端リンク
68の一方の端部68Aには貫通孔84が形成されてお
り、この貫通孔84へは前記カラー74及びブッシュ7
6が外側から嵌入されている。リインフォース38の両
端部の貫通孔40へは、その内側から内周面に雌ねじが
形成されたブッシュ86が嵌入されている。そして、一
方の端部68Aとクッションパネル30の凹部42との
間に平ワッシャ80が介在されて、この状態でボルト8
8が外側(ブッシュ76側)から螺合されている。これ
により、後端リンク68の一方の端部68Aは、クッシ
ョンパネル30のリインフォース38に対して回動自在
となっている。そして、この後端リンク68の一方の端
部68Aとリインフォース38との連結位置は、上述し
た着座状態の乗員のヒップポイントよりも所定距離(好
ましくは、50mm程度)だけ、車両後方側へ離間した
位置とされている。
【0036】また、図4に示されるように、後端リンク
68の他方の端部68Bには内方側へクランクされてク
ッションフレーム32のフレーム本体44の両側部44
Aとの干渉を回避している。この他方の端部68Bに
は、上端側縁及び前端側縁が開放されたスプリング係止
ブラケット90が嵌入されてスポット溶接されている。
このスプリング係止ブラケット90の両側板の前端部に
は鍵穴形状の係止孔92が形成されており、この係止孔
92へは付勢手段としてのテンションスプリング66の
ワイヤ94の端部に固着された円柱形状の固定部96が
嵌入されている。すなわち、二枚の側板の間隙寸法は固
定部96に固着されたワイヤ94の線径よりも僅かに大
きく設定されており、このため固定部96が係止孔92
へ嵌入された状態では、ワイヤ94が二枚の側板間に固
定部96回りにぶれることなく回動自在に位置してい
る。
【0037】テンションスプリング66は同心の二重ス
プリング構造とされており、外側スプリング100と内
側スプリング102とから成る。外側スプリング100
のコイル径は内側スプリング102のコイル径よりも大
径とされており、その線径も外側スプリング100の方
が内側スプリング102よりも大径とされている。
【0038】外側スプリング100の前端フックは、前
述したスプリング係止部48の係止部48CのU字形の
切欠きに係止されており、後端フックはピース104の
長手方向中間部に形成された長孔に係止されている。ピ
ース104の後端部には、前述したワイヤ94の他端が
固着されている。一方、内側スプリング102の前端フ
ックはスプリング係止部48の係止部48Aの円孔に係
止されており、後端フックはピース104の前端に形成
された円孔へ係止されている。
【0039】従って、外側スプリング100と内側スプ
リング102とが一体となってテンションスプリング6
6として図4の矢印B方向への引張方向の付勢力を後端
リンク68の他方の端部68Bに付与している。これに
より、後端リンク68は、基端68Cの段付ボルト78
を中心としてクッションパネル30を押し上げる方向
(図4の矢印C方向)に付勢している。なお、テンショ
ンスプリング66の設定バネ力は、前述したトーション
スプリング64の設定バネ力よりも大とされている。
【0040】なお、上述した二重構造のテンションスプ
リング66を用いたことにより、全体のコイル径(即
ち、外側スプリング100の外径)を小さくすることが
できる(仮に、一重で同一の設定バネ力を得ようとした
場合には、そのテンションスプリングのコイル径が大径
化する)と共に、微妙なチューニングを線径の細い内側
スプリング102の巻数を変えることによって行うこと
ができるので、正確なテンションスプリング66のチュ
ーニングを行うことができる。
【0041】上述したテンションスプリング66(付勢
手段でもある)、後端リンク68、段付ボルト78、ボ
ルト88が、本発明における第2の連結手段に相当す
る。
【0042】以下に、本実施例の作用を説明する。ま
ず、フロントシート10のシートクッション14のクッ
ション性能、即ちバネのチューニングについて説明す
る。
【0043】クッション性能は、トーションスプリング
64とテンションスプリング66とのバネ力によって決
まるが、両者は別個独立し相互に連係するものではない
ので、個々のトーションスプリング64、テンションス
プリング66がクッションパネル30に与える付勢力の
みを考えればよい。従って、複数種類のバネが相互に連
係するバネ構造に比べ、個々のバネがシートクッション
14に与える影響を判別し易い。
【0044】しかも、クッションパネル30の後端部と
クッションフレーム32とを連結しているバネがテンシ
ョンスプリング66、即ち引張方向の付勢力を有するの
で、バネ特性がリニアになる。従って、バネ特性がリニ
アでない圧縮コイルスプリング等を用いたバネ構造に比
べ、バネのチューニングが容易になる。また、テンショ
ンスプリング66は外側スプリング100と内側スプリ
ング102とから成る二重構造であるので、内側スプリ
ング102のコイル部の巻数等を変更することによりチ
ューニングの微調整も行える。
【0045】上述したような所望のチューニングが行わ
れた状態では、クッションパネル30にトーションスプ
リング64及びテンションスプリング66によって車両
上方側への付勢力が作用している。
【0046】次に、この状態で乗員がシートクッション
14に着座した場合、乗員の体重によって後端リンク6
8がテンションスプリング66の付勢力に抗して基端6
8Cの段付ボルト78を中心として図4の矢印C方向と
反対方向へ回動する。また、トーションスプリング64
が図4の矢印A方向と反対方向へと回動する。これによ
り、クッションパネル30は、図6に示される状態から
図7に示される状態へと変位する。この際、スライダ6
2が、スライドベース58のレール部58Aに沿ってス
ライドベース58の中間位置から前端位置へとスライド
する。従って、トーションスプリング64をクッション
パネル30の裏面側へ直接当接係止させた場合に比し、
摺動抵抗が低減され円滑な操作が得られると共にトーシ
ョンスプリング64の塑性変形が防止される。そして、
トーションスプリング64、テンションスプリング66
の付勢力とクッションパッド26、クッションパネル3
0等の部材の荷重及び乗員の体重とが均衡した状態でク
ッションパネル30の変位が止まる。
【0047】なお、このシートクッションパネル30は
所望曲面形状とされているので、乗員にとって最適な座
圧分布が得られる。
【0048】ここで、着座状態の乗員のヒップポイント
はクッションパネル30の後端凹曲面部30Aと中間凸
曲面部30Bとの境目よりも若干後端凹曲面部30A寄
りに位置される。そして、このヒップポイントよりも5
0mm程度後方側へ離間した位置に、後端リンク68の
一方の端部68Aとクッションパネル30の後端部との
連結位置がある。このため、ヒップポイントと後端リン
ク68の一方の端部68Aとクッションパネル30の後
端部との連結位置が重なる場合に比べ、路面入力や乗員
の姿勢変化に対してクッションパネル30が敏感に共振
することが防止される。また、前記連結位置がクッショ
ンパネル30の角部に近い位置(四隅)となるので、こ
の連結位置がヒップポイントよりも前方側にある場合よ
りも、クッションパネル30の安定化が図れる。これら
のことから、乗員の着座状態が安定される。
【0049】このように本実施例では、所望曲面形状の
クッションパネル30を用い、このクッションパネル3
0の後端部両側とクッションフレーム32のフレーム本
体44の両側部44Aとを引張方向を有するテンション
スプリング66を介して後端リンク68によって連結
し、このテンションスプリング66と別個独立にクッシ
ョンパネル30の前端部を弾性的に連結するトーション
スプリング64を配設したので、個々のバネ(トーショ
ンスプリング64、テンションスプリング66)のバネ
力がクッションパネル30ひいてはシートクッション1
4に与える影響を判別し易く、個々のバネのチューニン
グを容易化することができる。
【0050】さらに、クッションパネル30の後端部と
フレーム本体44の両側部44Aとを連結する後端リン
ク68に引張方向の付勢力を有するテンションスプリン
グ66を作用させているので、バネ特性がリニアにな
り、この点でもバネのチューニングの容易化を図ること
ができる。
【0051】また、各バネ(トーションスプリング6
4、テンションスプリング66)が相互に連携すること
もないので、バネの組付作業を容易にすることができ
る。しかも、使用するバネの個数が従来構造よりも少な
いので、フロントシート10の重量低減に資することが
できる。
【0052】また、本実施例では、乗員のヒップポイン
トよりも後方側となる位置でクッションパネル30の両
側とフレーム本体44の両側部44Aとを後端リンク6
8を介して連結しているので、悪路走行時等における路
面入力等に対してクッションパネル30が敏感に共振し
て、ピッチングが生じるのを抑えることができる。
【0053】さらに、本実施例では、クッションパネル
30の後端部とクッションフレーム32のフレーム本体
44とを弾性的に連結するのにテンションスプリング6
6を用いたことにより、乗員のヒップポイントでクッシ
ョンパネル30を弾性的に支持する必要がなくなり、バ
ネ(即ち、テンションスプリング66)の配設位置をク
ッションパネル30の後端部両側にすることができる。
従って、クッションパネル30の後端部中央の下方側の
空間を空けることができる。このため、後部座席に着座
する乗員の足入れ性を向上させることができる。
【0054】また、本実施例では、トーションスプリン
グ64の直線部64Aをスライダ62に係止させ、この
スライダ62がスライドベース58に対してスライドす
るように構成したので、トーションスプリング64の直
線部64Aをクッションパネル30の裏面側に直接当接
係止させる場合に比し、摺動抵抗を低減することがで
き、円滑に操作させることができる。従って、シートク
ッション14の前端部付近でのクッション性能を向上さ
せることができる。また、トーションスプリング64に
塑性変形等の損傷が生じるのを防止することができる。
【0055】なお、本実施例では、トーションスプリン
グ64の直線部64Aをスライダ62に係止させ、この
スライダ62をスライドベース58に対してスライドさ
せているが、これに限らず、図8、図9に示される構成
にしてもよい。すなわち、この構成では、トーションス
プリング64の直線部64Aの両端部に円筒形状のロー
ラ170が嵌入されており、このローラ170がスライ
ドベース172に形成された凹部174内に配置されて
いる。従って、この構成によれば、トーションスプリン
グ64の弾性変形に伴って、ローラ170がスライドベ
ース172の凹部174内を転動することになる。この
ため、転がり摩擦力だけになるので、スライダ62を用
いた場合よりも更に摩擦抵抗が低減され、操作がより円
滑化するというメリットがある。また、スライドベース
172に凹部174を形成するだけでよく、ローラ17
0も円筒形状であるため、構造の簡素化を図ることがで
き、成形も容易になる。 《第2実施例》次に、図10を用いて、本発明の第2実
施例について説明する。なお、第1実施例と同一構成部
分については、同一番号を付してその説明を省略する。
【0056】本実施例では、第1実施例で用いたトーシ
ョンスプリング64の代わりに、後端リンク68と同一
構成の前端リンク106を用いている点に特徴がある。
すなわち、後端リンク68の他方の端部68Bには一重
構造とされたテンションスプリング108の一端が形成
されており、その他端はフレーム本体44の両側部44
Aに形成された折曲部110の円孔112へ係止されて
いる。また、前端リンク106の他方の端部106Bに
嵌着されたスプリング係止ブラケット90にはテンショ
ンスプリング108よりもバネ力が小さいテンションス
プリング114の一端が係止されており、その他端はス
プリング係止部48の係止部48Cに係止されている。
【0057】さらに、前端リンク106は、その一方の
端部106Aがクッションパネル30の前端下側に取り
付けられスライドベース58として機能するブラケット
116(図10には一部切り欠いて図示)に連結されて
いる。ブラケット116には、長孔118が形成されて
おり、この長孔118内を軸方向中間部が円滑周面とさ
れたボルト120が相対移動することによりスライダ6
2としての機能を確保している。
【0058】この実施例でも、前述した第1実施例と同
様に機能し、同様の効果が得られる。しかも、この実施
例では、後端リンク68側のみならず、前端リンク10
6側においても引張方向の付勢力を有するテンションス
プリング114を用いているので、第1実施例の構造よ
りも更に個々のバネのチュウーニングの容易化を図るこ
とができる。 《第3実施例》次に、本発明の第3実施例について説明
する。なお、第1実施例、第2実施例と同一構成部分に
ついては、同一番号を付してその説明を省略する。
【0059】図11、図12に示されるように、この実
施例では、一対の後端リンク68がその回転中心位置で
コネクティングロッド130によって連結されている。
すなわち、コネクティングロッド130の軸方向両端部
130Aの内周面にはセレーション132が形成されて
おり、このセレーション132へはヒンジピン134の
セレーション136が形成された頭部が比較的緊密に嵌
合されている。ヒンジピン134は軸方向中間部に円形
状の座金138が一体的に固着されており、この座金1
38と後端リンク68の基部68Cの内側面とは溶着さ
れている。このため、ヒンジピン134は、後端リンク
68と一体回転する。このヒンジピン134の軸方向先
端部の周面には一条の溝140(図11参照)が形成さ
れており、この軸方向先端部は次に説明するブッシュ1
44を貫通している。
【0060】フレーム本体44の側部44Aの外側面に
は、ヒンジピン134の周面との当たり面確保のための
平ワッシャ142が溶着されている。このフレーム本体
44の側部44Aと平ワッシャ142とはスプール形状
かつ樹脂もしくは銅製のブッシュ144が嵌入されてい
る。ブッシュ144内にはヒンジピン134が貫通して
いる。貫通された状態で、ヒンジピン134の溝140
へEリング146が嵌着されており、ヒンジピン134
の抜け止めが防止されている。なお、ヒンジピン134
の軸方向中間部を段付ボルト状として、Eリング146
を用いる代わりに、ナットを螺合されてもよい。
【0061】以下に、本実施例の作用を説明する。一対
の後端リンク68の回転支軸としてヒンジピン134が
用いられ、双方のヒンジピン134をコネクティングロ
ッド130で連結し、その連結構造にセレーション13
2、136を用いたことにより、各後端リンク68の回
転角に差が生じるのが防止される。このため、一対の後
端リンク68の回転角は相互に同一となり、一対の後端
リンク68は同期回転することになる。
【0062】このことを図13〜図15の説明図を用い
て説明すると、図13及び図14に示されるようにコネ
クティングロッド130の無い構造、即ち各後端リンク
68をリインフォース38の各端部に連結する場合、後
端リンク68の回動をスムーズに行わせるため、ボルト
88の周面とカラー74の内周面との間及びカラー74
の内側面と後端リンク68の一方の端部68Aの外側面
との間に僅かな間隙148、150(図14参照)が設
けられる。この間隙148、150分だけ、ボルト88
が独立に動くことができる(なお、図14では、ブッシ
ュ76及び平ワッシャ80の図示を省略している。)。
従って、図15に示されるように、車両がコーナーを曲
がるとき等に乗員に作用する矢印G方向への慣性力によ
って乗員の重心が移動した場合、これを受けて慣性力が
作用する方向側のボルト88が軸線を下げる方向へ動
き、慣性力が作用する方向と反対方向側のボルト88が
軸線を上げる方向へ動く。これにより、シートクッショ
ン14の支持面を形成するシートクッションパネル30
が車両前後方向回りに微妙にローリングするおそれがあ
る。この場合、乗員の上体姿勢が変化し易くなり、この
ような車両走行状態を好まない乗員もいる。なお、ロー
リングを防止すべく、前記間隙148、150を詰める
と、各部品に要求される精度がシビアになり、コストア
ップとなるので量産性を低下させることになる。
【0063】このような現象を回避する効果が、本実施
例には有る。すなわち、一対の後端リンク68はヒンジ
ピン134で軸支され、このヒンジピン134の周面に
セレーション136を形成し、かつ両者を両端部内周面
にセレーション132が形成されたコネクティングロッ
ド130で連結したことにより、前記間隙148、15
0を残しつつも、相互の後端リンク68に位相の遅れが
生じようとするとこれを阻止する方向へのトルクがセレ
ーション132、134に発生し、一対の後端リンク6
8を同期回転させることができる。従って、各部品の寸
法精度をシビアにすることなくローリングが生じるのを
防止することができる。 《第4実施例》次に、本発明の第4実施例について説明
する。なお、第1〜第3実施例と同一構成部分について
は、同一番号を付してその説明を省略する。
【0064】この実施例は、図11、図12に示される
コネクティングロッド130を更に改良した構造であ
り、以下図16を用いて説明する。
【0065】この実施例では、軸方向中間部を車両上方
側へコ字形に屈曲させたコネクティングロッド152に
よって一対の後端リンク68が連結されている。このコ
ネクティングロッド152を用いた場合、前述した第3
実施例と同一の作用、効果が得られる他、軸方向中間部
に形成された屈曲部152Aによってシートクッション
14の後方下部空間が阻害されることがないので、後部
座席に着座する乗員の足入れ性を向上させることができ
るという効果がある。 《第5実施例》次に、本発明の第5実施例について説明
する。なお、第1〜第4実施例と同一構成部分について
は、同一番号を付してその説明を省略する。
【0066】この実施例では、フレーム本体44の両側
部44Aへの取付ブラケット154を別途設けた点に特
徴がある。
【0067】取付ブラケット154は略コ字形とされて
おり、その中間部には貫通孔が形成されている。この取
付ブラケット154の中間部には、後端リンク68がヒ
ンジピン134で軸支されている。また、取付ブラケッ
ト154の両端取付部154Aがフレーム本体44の側
部44Aの内側面へ当接配置された状態でボルト156
によって固定されるようになっている。また、取付ブラ
ケット154の中間部からはフレーム本体44の側部4
4A側へ屈曲された下端取付部154Bが形成されてお
り、この下端取付部154Bが側部44Aの下面に当接
配置された状態でボルト156で固定されるようになっ
ている。なお、取付ブラケット154の両端取付部15
4A及び下端取付部154Bの表面には図示しないウエ
ルドナットが固着されている。また、フレーム本体44
の両側部44Aの下面が図17に示される幅方向寸法よ
りも更に内側へ延出されていれば、下端取付部154B
を両側部44Aと反対側へ屈曲させてもよい。
【0068】この構造によれば、一対の後端リンク68
のヒンジピン134とコネクティングロッド130とを
先に連結しておき、両者が連結された状態で取付ブラケ
ット154をその両端取付部154A、下端取付部15
4Bがフレーム本体44の側部44Aに当接するように
配置して、ボルト156で固定することができる。従っ
て、コネクティングロッド130の組付性を向上させる
ことができる。
【0069】また、コネクティングロッド130の交換
も容易に行うことができるので、例えばヒンジピン13
4のセレーション136のキー数及びコネクティングロ
ッド130のセレーション132のキー溝数は変更せず
に、コネクティングロッド130径寸法のみを変更する
ことによりその重量を若干変更することが可能となる。
これにより、ローリングを全く生じないフロントシート
と、ある程度のローリングを生じるフロントシートとの
中間的なフロントシートが得られる等、乗員の好みに応
じて、バネのチューニングとは別の意味でのチューニン
グを容易に行うことができる。
【0070】なお、この実施例によっても、第3実施例
と同様の作用、効果が得られるのはもとよりである。 《第6実施例》次に、本発明の第6実施例について説明
する。なお、第1〜第5実施例と同一構成部分について
は、同一番号を付してその説明を省略する。
【0071】この実施例では、各前端リンク68の一方
の端部68Aに相互に切り起こし方向が直交する一対の
切り起こし158が形成されており、これらの切り起こ
し158にトーションスプリング160の軸芯をL字形
に屈曲させた軸方向両端部160Aが係止されている。
【0072】なお、この構造では、各前端リンク68は
各々軸支されているが、コネクティングロッド130に
よっては連結されていない。但し、コネクティングロッ
ド130と組み合わせてもよい。
【0073】この構造によれば、図18に示される状態
では、トーションスプリング160は自然状態であるの
で、付勢力を生じていない。しかしながら、この状態か
ら、相互の前端リンク68の回転角に位相遅れが多少な
りとも生じると(回転角がずれると)、トーションスプ
リング160が捩じれてこれによりトーションスプリン
グ160に付勢力が生じ、第3実施例と同様に一対の前
端リンク68を同期回転させることができる。
【0074】
【発明の効果】請求項1記載の本発明に係るフロントシ
ートのシートクッション構造は、クッション部に着座し
た乗員の支持面を形成する所望曲面形状の支持パネル
が、第1の連結手段及び引張方向の付勢力を有する付勢
手段を介した第2の連結手段によって弾性的に連結され
ているので、圧縮方向の付勢力を有する付勢手段によっ
て支持する場合に比し、バネのチューニングを容易に行
うことができるという優れた効果を有する。
【0075】また、請求項1記載の本発明に係るフロン
トシートのシートクッション構造は、引張方向の付勢力
を有する付勢手段を介して第2の連結手段によって支持
パネルに弾性的に連結したことにより、付勢手段のレイ
アウトの自由度を高くすることができるので、シートク
ッションの下方の空間を空けることができ、後部座席に
着座する乗員の足入れ性を向上させることができるとい
う優れた効果をも有する。
【0076】さらに、請求項1記載の本発明に係るフロ
ントシートのシートクッション構造は、支持パネルと第
2の連結手段の一端部との連結位置が、支持パネルの両
側部においてクッション部へ着座した乗員の臀部位置よ
りも車両後方側となる部位とされているので、支持パネ
ルにピッチングが生じることを防止することができると
いう優れた効果をも有する。
【0077】請求項2記載の本発明に係るフロントシー
トのシートクッション構造は、請求項1記載の本発明に
おける一対の第2の連結手段がこれらの各支点を結ぶ線
を軸線とした軸状部材によって連結されているので、支
持パネルひいては座面がローリングを起こすことを防止
することができるという優れた効果を有する。
【0078】請求項3記載の本発明に係るフロントシー
トのシートクッション構造は、請求項1または請求項2
記載の本発明における第1の連結手段をトーションスプ
リングとし、支持パネルに接触するトーションスプリン
グの部分に移動ピースを取り付け、移動ピースがトーシ
ョンスプリングの弾性変形量に応じてスライド可能に支
持パネルの前端部付近に保持されているので、支持パネ
ルの前端部付近とトーションスプリングとを直接接触さ
せた場合に比し、摺動抵抗を低減させクッションパネル
の前端部付近を円滑に変位させることができるので、フ
ロントシートのクッション部の前端部付近のクッション
性能を向上させることができるという優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフロントシートのシートクッショ
ン構造が適用された第1実施例としてのフロントシート
を示す斜視図である。
【図2】図1のシートクッションをクッションパッドが
組み込まれた状態で示す斜視図である。
【図3】図2のクッションパネル及びクッションパネル
と後端リンクとの連結構造を示す一部分解斜視図であ
る。
【図4】図2のクッションフレームを示す斜視図であ
る。
【図5】図4のトーションスプリングと図3のクッショ
ンパネルとの連結構造を示す分解斜視図である。
【図6】図5のスライダがスライドしていない状態を示
す端面図である。
【図7】図6に示される状態からスライダがスライドベ
ースに対してスライドした状態を示す図6に対応する端
面図である。
【図8】図5〜図7に示されるスライダの代わりにロー
ラを用い、このローラがトーションスプリングの直線部
に嵌入された状態を示す平面図である。
【図9】図8に示されるローラが配置される凹部を備え
たスライダを示す平面図である。
【図10】トーションスプリングの代わりに前端リンク
を用いた本発明の第2実施例に係るシートクッションを
示す図2に対応する斜視図である。
【図11】一対の後端リンクをコネクティングロッドで
連結した第3実施例に係る図4に対応する斜視図であ
る。
【図12】図11のコネクティングロッドの端部と後端
リンクとの連結構造を示す断面図である。
【図13】図11、図12に示される第3実施例の効果
を説明するための説明図に係り、リインフォースの端部
に後端リンクが連結された状態を示す斜視図である。
【図14】図13の14−14線断面図である。
【図15】図13、図14に係る連結構造において、ロ
ーリングが生じた状態を示す説明図である。
【図16】図11のコネクティングロッドの軸方向中間
部を車両前方側へ屈曲させた第4実施例を示す斜視図で
ある。
【図17】図11に示される第3実施例において、コネ
クティングロッドの組付性を向上させるべく取付ブラケ
ットを設けた第5実施例を示す斜視図である。
【図18】コネクティングロッドを用いる代わりにトー
ションスプリングを用いた第6実施例を示す図16に対
応する斜視図である。
【図19】従来のシートクッション構造を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
10 フロントシート 14 シートクッション 26 クッションパッド(クッション部) 30 クッションパネル(支持パネル) 32 クッションフレーム(支持部材) 58 スライドベース(第1の連結手段) 62 スライダ(第1の連結手段) 64 トーションスプリング(第1の連結手段) 66 テンションスプリング(付勢手段、第2の連結
手段) 68 後端リンク(第2の連結手段) 78 段付ボルト(第2の連結手段) 88 ボルト(第2の連結手段) 106 前端リンク(第1の連結手段) 108 テンションスプリング(付勢手段、第2の連
結手段) 114 テンションスプリング(第1の連結手段) 130 コネクティングロッド(軸状部材) 152 コネクティングロッド(軸状部材) 160 トーションスプリング(軸状部材) 170 ローラ(第1の連結手段) 172 スライドベース(第1の連結手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 正樹 愛知県豊田市吉原町上藤池25番地 アラ コ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−256411(JP,A) 実開 昭55−40733(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47C 7/00 - 7/35

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗員が着座するクッション部と、 前記クッション部の外周部下方側に配置され、前記クッ
    ション部を支持する骨格部材を構成する支持部材と、 前記クッション部が載置された状態で前記クッション部
    と連結され、前記クッション部に着座した乗員の支持面
    を形成する所望曲面形状の支持パネルと、 前記支持パネルの前端部付近と前記支持部材とを弾性的
    に連結する第1の連結手段と、 一端部が前記支持パネルの両側部において前記クッショ
    ン部へ着座した乗員の臀部位置よりも車両後方側となる
    部位に連結され、他端部が引張方向の付勢力を有しかつ
    一端が前記支持部材に連結された付勢手段の他端と連結
    され、支点回りに揺動可能とされた一対の第2の連結手
    段と、 を有することを特徴とするフロントシートのシートクッ
    ション構造。
  2. 【請求項2】 前記一対の第2の連結手段を、各支点を
    結ぶ線を軸線として有する軸状部材によって連結したこ
    とを特徴とする請求項1記載のフロントシートのシート
    クッション構造。
  3. 【請求項3】 前記第1の連結手段はトーションスプリ
    ングとされ、前記支持パネルに接触する前記トーション
    スプリングの部分には移動ピースが取り付けられ、前記
    移動ピースが前記トーションスプリングの弾性変形量に
    応じてスライド可能に前記支持パネルの前端部付近に保
    持されていることを特徴とする請求項1または請求項2
    記載のフロントシートのシートクッション構造。
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