JP3133270B2 - モータ及び繰出し装置 - Google Patents

モータ及び繰出し装置

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JP3133270B2 JP09048501A JP4850197A JP3133270B2 JP 3133270 B2 JP3133270 B2 JP 3133270B2 JP 09048501 A JP09048501 A JP 09048501A JP 4850197 A JP4850197 A JP 4850197A JP 3133270 B2 JP3133270 B2 JP 3133270B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超小型に構成した円筒
形状のモータ及びその超小型のモータを例えばカメラの
レンズを駆動する繰出し装置に適用したモータ及び繰出
し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来例の小型円筒形のステップモータと
しては、図16に示すものがある。ボビン101にステ
ータコイル105が同心状に巻回され、ボビン101は
2個のステータヨーク106で軸方向から挟持固定され
ており、かつステータヨーク106にはボビン101の
内径面円周方向にステータ歯106aと106bが交互
に配置され、ケース103には、ステータ歯106aま
たは106bと一体のステータヨーク106が固定され
てステータ102が構成されている。
【0003】2組のケース103の一方にはフランジ1
15と軸受108が固定され、他方のケース103には
他の軸受108が固定されている。ロータ109はロー
タ軸110に固定されたロータ磁石111から成り、ロ
ータ磁石111はステータ102のステータヨーク10
6aと放射状の空隙部を形成している。そして、ロータ
軸110は2個の軸受108の間に回転可能に支持され
ている。このように小型に構成されたステップモータに
よってカメラのレンズを駆動するようにしたものは特開
平3−180823号公報で公知のものになっている。
これは円弧状のステップモータを撮影レンズの周囲に配
置し、ステップモータの出力軸によりメネジを駆動さ
せ、レンズを保持するレンズホルダに固着されたオネジ
を光軸と平行方向に前後させるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の小型のステップモータはロータの外周にケース10
3、ボビン101、ステータコイル105、ステータヨ
ーク106等が同心状に配置されているためにモータの
外形寸法が大きくなってしまう欠点があった。また、ス
テータコイル105への通電により発生する磁束は図1
7に示すように主としてステータ歯106aの端面10
6a1とステータ歯106bの端面106b1とを通過
するためロータ磁石111に効果的に作用しないのでモ
ータの出力は高くならない欠点がある。
【0005】また、従来のレンズ繰出し装置では、円弧
状のステップモータをレンズの周囲に配置したため、円
周方向での占有面積が大きく、その他の機構、例えばシ
ャッタを駆動するためのアクチュエータ等を同一面内に
配置することが困難な場合がある。
【0006】したがって、本発明の第1の目的は、新規
な構成の超小型のモータを提供することにある。本発明
の第2の目的は、モータの製造を容易なものとすること
である。本発明の第3の目的は、コンパクトでしかも駆
動力の高いモータを提供することにある。本発明の第4
の目的は、コンパクトな繰出し装置を提供することにあ
る。本発明の第5の目的は、コンパクトなレンズ繰出し
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、円筒形状に形成されるとともに少なくと
もその外周面を周方向にn分割して異なる極に交互に着
磁されたロータであるマグネットを備え、該マグネット
の軸方向に第1のコイルと前記マグネットと第2のコイ
ルを順に配置し、第1のステータ及び第2のステータを
外筒及び内筒により形成し、前記第1のステータの外筒
及び内筒により形成されかつ前記第1のコイルにより励
磁される第1の外側磁極及び第1の内側磁極を前記マグ
ネットの一端の外周面及び内周面に対向させるとともに
前記第2のステータの外筒及び内筒により形成され且つ
前記第2のコイルにより励磁される第2の外側磁極及び第
2の内側磁極を前記マグネットの他端側の外周面及び内
周面に対向させ、前記第1の外側磁極及び前記第1の内
側磁極の先端と前記第2の外側磁極及び前記第2の内側磁
極の先端とを対向させるとともに前記第1のステータ及
び前記第2のステータの外筒先端部から形成される前記
第1の外側磁極と前記第2の外側磁極の位相をずらして固
定する非磁性材料からなる部材を備え、前記第1のコイ
ルにより発生する磁束が第1の外側磁極と前記第1内側
磁極との間の前記マグネットを横切るとともに前記第2
のコイルにより発生する磁束が前記第2の外側磁極と前
記第2の内側磁極との間の前記マグネットを横切ること
によりロータであるマグネットに作用させることを特徴
とするモータを採用するものである。
【0008】上記構成において、モータの径はマグネッ
トの外周面に第1、第2の外側磁極を対向させることで
決め、モータの軸方向の長さは第1のコイルとマグネッ
トと第2のコイルを順に配置することで決められ、モー
タを非常に小型化する事ができるものである。また、第
1のコイルにより発生する磁束は第1の外側磁極と第1
の内側磁極との間のロータであるマグネットを横切るの
で、効果的にロータであるマグネットに作用し、第2の
コイルにより発生する磁束も第2の外側磁極と第2の内
側磁極との間のロータであるマグネットを横切るので、
効果的にロータであるマグネットに作用し、モータの出
力を高める。
【0009】本発明は、また、上記構成において、前記
マグネットの内周面は周方向にn分割して異なる極に交
互に着磁され、且つ隣接する外周面とも異なる極に着磁
されていることを特徴とする。
【0010】本発明は、また、上記構成において、前記
第1の外側磁極と前記第2の外側磁極の位相をずらして固
定する非磁性材料からなる部材は円筒形状の接続部材で
あることを特徴とする。
【0011】本発明は、また、上記構成において、前記
第1の外側磁極と前記第2の外側磁極の位相をずらして固
定する非磁性材料からなる部材は前記第1の外側磁極に
対し前記第2の外側磁極を180/n度ずらして配置させる
ことを特徴とする。
【0012】本発明は、また、上記構成において、前記
第1のコイルと前記第2のコイルは前記マグネットと略同
じ径に形成されていることを特徴とする。
【0013】本発明は、円筒形状に形成されるとともに
少なくともその外周面を周方向にn分割して異なる極に
交互に着磁されたロータであるマグネットを備え、該マ
グネットの軸方向に第1のコイルと前記マグネットと第2
のコイルを順に配置し、前記第1のコイルにより励磁さ
れる第1の外側磁極及び第1の内側磁極を前記マグネット
の一端の外周面及び内周面に対向させるとともに前記第
2のコイルにより励磁される第2の外側磁極及び第2の内
側磁極を前記マグネットの他端側の外周面及び内周面に
対向させ、前記第1の外側磁極及び前記第1の内側磁極の
先端と前記第2の外側磁極及び前記第2の内側磁極の先端
とを対向させるとともに前記第1の外側磁極と前記第2の
外側磁極の位相をずらして固定する非磁性材料からなる
部材を備え、前記第1のコイルにより発生する磁束が前
記第1の外側磁極と前記第1の内側磁極との間の前記マグ
ネットを構切るとともに前記第2のコイルにより発生す
る磁束が前記第2の外側磁極と前記第2の内側磁極との間
の前記マグネットを構切ることによりロータであるマグ
ネットに作用させてモータを構成し、該モータのマグネ
ットの出力軸の回転運動を変換手段により直進運動に変
換して直進手段とすることを特教とする繰出し装置を採
用するものである。
【0014】本発明は、また、上記構成において、前記
直進手段はレンズを保持するレンズホルダを固定してい
ることを特徴とする。
【0015】
【実施例】次に、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0016】(実施例1)図1〜図3は、本発明の実施
例1のステップモータを示す図であり、そのうち、図1
はステップモータの分解斜視図であり、図2はステップ
モータの組み立て後の軸方向の断面図であり、図3は図
2のA−A線での断面図およびB−B線での断面図であ
る。
【0017】図1〜図3において、1はロータを構成す
る円筒形状のマグネットであり、このロータであるマグ
ネット1は、その外周表面を円周方向にn分割して(本
実施例では4分割して)S極、N極が交互に着磁された
着磁部1a、1b、1c、1dとし、この着磁部1a、
1bがS極に着磁され、着磁部1b、1dがN極に着磁
されている。7はロータ軸となる出力軸で、この出力軸
7はロータであるマグネット1に固着されている。これ
ら出力軸7とマグネット1とでロータを構成している。
2及び3は円筒形状のコイルであり、コイル2及び3は
前記マグネット1と同心でかつ、マグネット1を軸方向
に挟む位置に配置され、コイル2及び3はその外径が前
記マグネット1の外径とほぼ同じ寸法である。
【0018】18および19は軟磁性材料からなる第1
のステータ及び第2のステータで、第1のステータ18
及び第2のステータ19の位相は180/n度、即ち4
5°ずれて配置され、これらの第1のステータ18及び
第2のステータ19は外筒及び内筒からなっている。第
1のステータ18の外筒及び内筒の間にコイル2が設け
られ、このコイル2が通電されることにより第1のステ
ータ18が励磁される。第1のステータ18の外筒及び
内筒はその先端部が外側磁極18a、18b及び内側磁
極18c、18dを形成しており、この内側磁極18c
と内側磁極18dの位相は互いに同位相となるように3
60/(n/2)度、即ち180度ずれて形成され、内
側磁極18cに対して外側磁極18aが対向配置してお
り、また内側磁極18dに対し外側磁極18bが対向配
置している。
【0019】第1のステータ18の外側磁極18a、1
8b及び内側磁極18c、18dはマグネット1の一端
側の外周面及び内周面に対向してマグネット1の一端側
を挟み込むように設けられる。また第1のステータ18
の穴18eには回転軸7の一端部が回転可能に嵌合す
る。
【0020】第2のステータ19の外筒及び内筒の間に
コイル3が設けられ、このコイル3が通電されることに
より第2のステータ19が励磁される。第2のステータ
19の外筒及び内筒はその先端部が外側磁極19a、1
9b及び内側磁極19c、19dを形成しており、この
内側磁極19cと内側磁極19dの位相は互いに同位相
となるように360/(n/2)度、即ち180度ずれ
て形成され、内側磁極19cに対し外側磁極19aが対
向配置しており、内側磁極19dに対し外側磁極19b
が対向配置している。第2のステータ19の外側磁極1
9a、19b及び内側磁極19a、19b及び内側磁極
19c、19dは永久磁石1の他端側の外周面及び内周
面に対向して永久磁石1の他端側を挟み込むように設け
られる。また第2のステータ19の穴19eには回転軸
7の他端部が回転可能に嵌合する。
【0021】したがって、コイル2により発生する磁束
は外側磁極18a、18bと内側18c、18dとの間
のロータであるマグネット1を横切るので、効果的にロ
ータであるマグネット1に作用し、コイル3により発生
する磁束は外側磁極19a、19bと内側磁極19c、
19dとの間のロータであるマグネットを横切るので、
効果的にロータであるマグネット1に作用し、モータの
出力を高める。
【0022】20は非磁性材料からなる円筒形状部材と
しての連結リングであり、この連結リング20の内側の
一端側には溝20a、20bが設けられ、他端側には溝
20a、20bに対し位相を45度ずらした溝20c、
20dが設けられ、溝20a、20bに第1のステータ
18の外側磁極18a、18bを嵌合し、溝20c、2
0dに第2のステータ19の外側磁極19a、19bを
嵌合し、これら嵌合部分を接着剤により固定して、連結
リング20に第1のステータ18及び第2のステータ1
9が取り付けられるものである。これら第1のステータ
18と第2のステータ19は互いに外側磁極18a、1
8b及び内側磁極18c、18dの先端と外側磁極19
a、19b及び内側磁極19c、19dの先端とを対向
させ、外側磁極18a、18bと外側磁極19a、19
bとの間を連結リング20の内面側の突出部20e、2
0fの幅だけ隔てて連結リング20に固定されている。
【0023】図2はステップモータの断面図であり、図
3(a)、(b)、(c)、(d)は図2のA−A線で
の断面図を示し、図3の(e)、(f)、(g)、
(h)は図2のB−B線での断面図を示している。図3
の(a)と(e)とが同時点での断面図であり、図3の
(b)と(f)とが同時点での断面図であり、図3の
(c)と(g)とが同時点での断面図であり、図3の
(d)と(h)とが同時点での断面図である。
【0024】次に、本発明のステップモータの動作を説
明する。図3の(a)、(e)の状態からコイル2及び
3に通電して、第1のステータ18の外側磁極18a、
18bをN極とし、内側磁極18c、18dをS極と
し、第2のステータ19の外側磁極19a、19bをS
極とし、内側磁極19c、19dをN極に励磁すると、
ロータであるマグネット1は反時計方向に45度回転
し、図3の(b)と(f)に示す状態になる。
【0025】次にコイル2への通電を反転させ、第1の
ステータ18の2外側磁極18a、18bをS極とし、
内側磁極18c、18dをN極とし、第2のステータ1
9の外側磁極19a、19bをS極とし、内側磁極19
c、19dをN極に励磁すると、ロータであるマグネッ
ト1は更に反時計方向に45度回転し、図3の(c)と
(g)に示す状態になる。
【0026】次に、コイル3への通電を反転させ、第2
のステータ19の外側磁極19a、19bをN極とし、
内側磁極19c、19dをS極とし、第1ステータ18
の外側磁極18a、18bをS極とし、内側磁極18
c、18dをN極に励磁すると、ロータであるマグネッ
ト1はさらに反時計方向45度回転し、図3の(d)と
(h)に示す状態になる。以後、このようにコイル2及
びコイル3への通電方向を順次切り換えていくことによ
りロータであるマグネット1は通電位相に応じた位置へ
と回転していくものである。
【0027】ここで、このような構成のステップモータ
がモータを超小型化する上で最適な構成であることにつ
いて述べる。ステップモータの基本構成の特徴について
述べると、第1に、マグネットを中空の円筒形状に形成
していること、第2に、マグネットの外周面を周方向に
n分割して異なる極に交互に着磁していること、第3
に、マグネットの軸方向に第1のコイルとマグネットと
第2のコイルを順に配置していること、第4に第1、第
2のコイルにより励磁される第1、第2のステータの外
側磁極及び内側磁極をマグネットの外周面及び内周面に
対向させていること、である。
【0028】したがって、このステップモータの径はマ
グネットの径にステータの磁極を対向して設けるだけの
大きさがあればよく、また、ステップモータの軸方向の
長さマグネットの長さに第1のコイルと第2のコイルの
長さを加えただけの長さがあればよいことになる。この
ため、ステップモータの大きさは、マグネット及びコイ
ルの径と長さによって決まるもので、マグネット及びコ
イルの径と長さをそれぞれ非常に小さくすればステップ
モータを超小型化する事ができるものである。
【0029】この時、マグネット及びコイルの径と長さ
をそれぞれ非常に小さくすると、ステップモータとして
の出力精度を維持することが難しくなるが、これはマグ
ネットを中空の円筒形状に形成し、この中空の円筒形状
に形成されたマグネットの外周面及び内周面に第1、第
2のステータの外側磁極及び内側磁極を対向させる単純
な構造によりステップモータとしての出力精度の問題を
解決している。この時、後述する実施例2の如く、マグ
ネットの外周面だけでなく、マグネットの内周面も円周
方向に着磁すれば、モータの出力を更に効果的にするこ
とができる。
【0030】(実施例2)図4は本発明の実施例2を示
すものである。前述した本発明の実施例1において、ロ
ータであるマグネット1は、その外周表面を円周方向に
n分割してS極、N極に交互に着磁しているが、本発明
の実施例2においては、ロータであるマグネット1の外
周表面だけではなく、図4に示す如くロータであるマグ
ネット1の内周表面も円周方向にn分割して(本実施例
では4分割して)S極、N極を交互に着磁しており、モ
ータの出力を更に効果的にしているものである。この
時、マグネット1の内周表面は隣接する外周表面と異な
る極に着磁されており、着磁部1a、1cの内周表面が
N極に着磁され、着磁部1b、1dの内周表面がS極に
着磁されている。この実施例2では、ロータであるマグ
ネット1の外周表面だけでなく、ロータであるマグネッ
ト1の内周表面も円周方向にn分割してS極、N極に交
互に着磁していることから、マグネット1の内周表面と
第1のステータ18の内側磁極18c、18d並びに第
2のスーテタ19の内側磁極19c、19dとの関係で
モータの出力が増大するものである。
【0031】(実施例3)図5は本発明の実施例3を示
すものである。前述した本発明の実施例1において、第
1のステータ18及び第2のステータ19は外筒及び内
筒を一体的に形成しているが、本発明の実施例3におい
ては、第1のステータ18及び第2のステータ19は図
5に示す如く、外筒及び内筒を別々に形成しているもの
である。即ち、第1のステータ18の内筒はその先端の
内側磁極18c、18dとともに第1のヨーク181
形成し、第1のステータ18の外筒はその先端の外側磁
極18a、18bとともに第3のヨーク182 を形成す
る。また、第2のステータ19の内筒はその先端の内側
磁極19c、19dとともに第2のヨーク191 を形成
し、第2のステータ19の外筒はその先端の外側磁極1
9a、19bとともに第4のヨーク192 を形成するも
のである。実施例3においても、ロータであるマグネッ
ト1の外周表面だけでなく、実施例2に示すようにロー
タであるマグネット1の内周表面も円周方向にn分割し
てS極、N極を交互に着磁すると、モータの出力を更に
効果的に増大させることができるものである。
【0032】(実施例4)図6〜図8は、本発明の実施
例4のステップモータを示す図であり、図6は、ステッ
プモータの縦断面図であり、図7は、図6の線2−2に
おける横断面図であり、図8は、図6の線3−3におけ
る横断面図である。
【0033】図6〜図8において、1はリング状の永久
磁石からなるマグネットリングであり、図7、図8に示
すように、円周方向を4等分されて交互にS極とN極と
が半径方向に着磁されている。
【0034】2、3は、それぞれ、コイルである。コイ
ル2、コイル3は、マグネットリング1に対して同軸位
置にあり、マグネットリング1の両端に配置されてい
る。
【0035】4は軟磁性材料から成る第1ヨークであ
り、コイル2の内径に挿入されかつマグネットリング1
の内径面に対向している筒状の磁極部4aを持つ。
【0036】5は軟磁性材料から成る第2ヨークであ
り、コイル3の内径に挿入されかつマグネットリング1
の内径面に対向している筒状の磁極部5aを持つ。
【0037】6は軟磁性材料から成る第3ヨークであ
り、第3ヨークは筒形状であり、図6に示すように、コ
イル2、コイル3、マグネットリング1の外周を覆うよ
うに構成されている。また、第3ヨークは第1ヨーク
4、第2ヨーク5と固着されている。
【0038】7は出力軸であり、出力軸7の大径部7c
によってマグネットリング1と固着されており、マグネ
ットリング1と一体的に回転するように構成されてい
る。出力軸7は、また、大径部7cの両側の部分である
7a、7bにおいて、第1ヨーク4の開口部4b、第2
ヨーク5の開口部5bと回転可能に支持されている。
【0039】8は直進筒であり、直進筒8は、その外周
部8aが第1ヨーク4の内径部4cに摺動可能に嵌合し
ており、また、メネジ部8bが形成されていて、出力軸
7に形成されたオネジ部7dと螺合している。また、直
進筒8には、軸線方向の溝8cが形成されており、第1
ヨーク4のダボ4dは円周方向の動きが規制されて軸線
方向の移動のみが可能なようにこの溝8cに摺動可能に
嵌合している。この構成により、出力軸7の回転によっ
て直進筒8は軸線方向に移動させられる。
【0040】第3ヨーク6には、マグネットリング1の
外周面に対向し、ほぼマグネットリング1と第1ヨーク
4の磁極部4aの軸線方向で重複する範囲で、かつ円周
方向の所定の範囲内で、内径が小さい部分6e、6f
(図8参照)が形成されている。また、マグネットリン
グ1の外周面に対向し、ほぼマグネットリング1と第2
ヨ−クの磁極部5aの軸線方向で重複する範囲で、かつ
円周方向の所定の範囲内で、内径が小さい部分6a、6
b(図7参照)が形成されている。なお、上記の所定範
囲は、この実施例では、マグネットリング1の分極のピ
ッチ角度の90°である。
【0041】図7、図8に示すように、第3ヨーク6の
部分6e、6fと部分6a、6bとは45°位相がずれ
て形成されている。この位相のずれの角度はマグネット
リング1の極数を2nとすると、90°/nであること
が望ましい。この実施例では、n=2であるから、45
°位相がずれている。
【0042】コイル2に通電を行うことにより、第1ヨ
ーク4の磁極部4aと第3ヨーク6の部分6e、6fと
の間で磁束が発生するが、内径寸法が大きい部分6g、
6h(図8参照)と第1ヨーク4の磁極部4aとの間で
は磁束はほどんど発生しない。
【0043】同様に、コイル3に通電を行うことによ
り、第2ヨーク5の磁極部5aと第3ヨーク6の部分6
a、6bの間で磁束が発生するが、内径寸法の大きい部
分6c、6d(図7参照)と第2ヨーク5の磁極部5a
との間では磁束はほどんど発生しない。
【0044】コイル2、コイル3への通電方向を交互に
切り換えていくことにより、部分6a、6bと部分6
e、6fはS極、あるいはN極に通電方向に応じて切り
換わり、マグネットリング1は回転していく。マグネッ
トリング1の回転により、出力軸1のオネジに螺合して
いる直進筒8は軸線方向に繰り出されていく。
【0045】この実施例によれば、コイル1により磁束
が発生する位置とコイル2により磁束が発生する位置と
の回転方向に関する相対的な位置関係は、同一部材、即
ち第3ヨーク6の部分6a、6bと6e、6fとの相対
的な位置によって決定されるので、精度が良く、各個体
差による性能のバラツキは少なくとも一定の性能を確保
して製造することは容易である。
【0046】また、この実施例では、コイルは出力軸と
同軸(同心上に)に構成してあり、全体としては、小径
の筒形になっているので、カメラの鏡筒内に配置した場
合、前述の特開平3−180823号公報等で公知とな
っている円弧状のステップモータに比べて鏡筒内の円周
方向に占める割合は小さくてすみ、同一平面内で他の構
造部材やシャッタ等の駆動源を容易に配置することが可
能になる。
【0047】図9は、本発明の各実施例のステップモー
タを撮影レンズの移動に用いた繰出し装置の分解斜視図
である。繰出し装置では、ステップモータを鏡筒内に配
置し、その出力軸を介して直進筒8によって撮影レンズ
を光軸方向に移動させるものである。
【0048】図9において、9は撮影レンズである。1
0はレンズホルダであり、その内径部10aに撮影レン
ズ9を保持する。直進筒8は、レンズホルダ10と光軸
方向に一体に移動するように、レンズホルダ10の耳部
10bに取付けられている。
【0049】11は、ガイド軸であり、レンズホルダ1
0の突出部10cに固着されている。12は鏡筒(図示
せず)に固着されたガイド管である。ガイド軸11はガ
イド管12の内径部12aに摺動可能に嵌合し、レンズ
ホルダ10を光軸方向に移動するように案内する。
【0050】13はコイルスプリングであり、レンズホ
ルダ10と鏡筒地板(図示せず)との間で作用し、レン
ズホルダ10と鏡筒地板(図示せず)とを互いに離す方
向に付勢している。これにより、前述の出力軸7と第1
ヨーク4、第2ヨーク5との間のガタ及び出力軸7のオ
ネジ部7cと直進筒8のメネジ部との間のガタ等が無く
される。また、レンズホルダ10のガイド軸11を回転
中心とした回転方向の規制は地板(図示せず)からのダ
ボ14がレンズホルダ10のU字溝10dに摺動可能に
嵌合することで行われる。
【0051】前述の構成によれば、出力軸7の回転によ
り直進筒8は光軸方向で前後に動かされ、出力軸7の回
転量に応じて撮影レンズ9は光軸方向に駆動される。撮
影レンズ9の駆動源としてのステップモータの鏡筒円周
方向(矢印D方向)に占めるわりあい小さいものとな
り、同一平面内には他のシャッタを駆動する駆動源を配
置することが可能になる。
【0052】出力軸7のオネジ部7cと直進筒8のメネ
ジ部8bとから成る繰出し機構は第3ヨーク6内に収容
されているので、駆動源を含む繰出し装置はコンパクト
なものになる。この実施例では、直進筒8によりレンズ
ホルダを駆動したが被駆動部材としてはこれに限らず、
ファインダのレンズやアパーチャサイズ切替用マスク等
を駆動してもよい。
【0053】本発明の実施例4においては、ロータであ
るマグネット1の外周表面だけでななく、内周表面も円
周方向にn分割して(本実施例では4分割して)S極、
N極を交互に着磁しているが、この実施例4においても
実施例1のように、ロータであるマグネット1の外周表
面だけを円周方向にn分割して(本実施例では4分割し
て)S極、N極が交互に着磁されるようにしてもよいも
のである。
【0054】(実施例5)図10〜図12は、本発明の
実施例5のステップモータを示す図であり、図10は、
ステップモータの第3ヨークのみを示す縦断面図であ
り、図11は、図10の線6における横断面図であり、
図12は第3ヨークのみを示す斜視図である。
【0055】この実施例では、第3ヨーク6の内径が小
さい部分6a、6b、6f、6e(内方に突出する部
分)を外周面からの半抜きによって形成している。この
構造は、実施例4の構造と比べて、製造が容易となる利
点がある。
【0056】(実施例6)図13〜図15は、本発明の
実施例6のステップモータを示す図であり、図13は、
本発明の実施例6のステップモータの縦断面図であり、
図14は、図13の線9−9おける横断面図であり、図
15は、ステップモータの第3ヨークのみを示す斜視図
である。
【0057】実施例6では、実施例4の第3ヨーク6の
代わりに、第3ヨーク16が設けられている。第3ヨー
ク16には、実施例4における第3ヨーク6の軸線方向
の範囲内において部分6a、6bと対応する範囲の内径
が大きな部分6c、6dの代わりに、切り欠き穴16
c、16dが形成され、同様に、軸線方向の範囲内にお
いて、部分6e、6fに対応する範囲の6g、6hの代
わりに、切り欠き穴16g、16hが形成されている。
そして、切り欠き穴16c、16dと切り欠き穴16
g、16haとは円周方向に45°ずれている。これに
より、コイル3への通電により発生する磁束は第2ヨー
ク5と部分16a、16bとの間を通る。これは、実施
例4における第3ヨーク6の6a、6bと第2ヨークと
の関係と同じである。
【0058】同様に、コイル2への通電により発生する
磁束は前述の切り欠き穴16g、16h以外のところと
第2ヨークとの間、即ち、実施例4の第1ヨーク4と第
3ヨークの6e、6fの間と同じ位置を通る。
【0059】これにより、実施例4、実施例5と同様
に、コイル2、コイル3に通電する通電方向を順次変化
させていくことにより、マグネットリング1を回転させ
ていくことができる。
【0060】実施例6の第3ヨーク16は実施例4、実
施例5の第3ヨーク6に比べて凸部6a、6b、6e、
6fがないため、その分マグネットリング1の外径寸法
を大きくすることができ、モータの出力を高めることが
できる。なお、切り欠きを第3ヨークに形成する代わり
に、第1ヨーク、第2ヨークに形成してもよい。
【0061】以上の各実施例ではステップモータを例に
して、説明しているが、本発明は、これに限定されるも
のではなく、ホール素子等を用いてロータ位置に応じて
通電切り換えを行えば、ブラシレスモータとしても使え
ることは勿論である。
【0062】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明によれば、
円筒形状に形成されるとともに少なくともその外周面を
周方向にn分割して異なる極に着磁されたマグネットを
備え、外マグネットの軸方向に第1のコイルと前記マグ
ネットと第2のコイルを順に配置し、前記第1のコイル
により励磁される第1の外側磁極及び第1の内側磁極を
前記マグネットの一端側の外周面及び内周面に対向させ
るとともに、前記第2のコイルにより励磁される第2の
外側磁極及び第2の内側磁極を前記マグネットの他端側
の外周面及び内周面に対向させてモータを構成したもの
であるから、従来とは異なる全く新規な構成のモータと
することができ、モータを超小型化する上で最適な構成
である。
【0063】また、マグネットを中空の円筒形状に形成
し、この中空の円筒形状に形成されたマグネットの外周
面及び内周面に第1、第2の外側磁極及び内側磁極を対
向させることによりモータとして効果的な出力を得るこ
とができるものである。
【0064】また、位相のずれた第1、第2のステータ
を同一部品で構成できるので、モータの組み立てを容易
にでき、且つ、性能のばらつきが少ないモータが得られ
る。このようなモータをカメラのレンズを駆動する繰出
し装置に適用することにより、コンパクトな繰出し装置
が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例1に係るステップモー
タの分解斜視図である。
【図2】図2は、図1に示すステップモータの組立て完
成状態の断面図である。
【図3】図3は、図2に示すステップモータのロータの
回転動作説明図である。
【図4】図4は、本発明の実施例2に係るステップモー
タのロータの回転動作説明図である。
【図5】図5は、本発明の実施例3に係るステップモー
タの分解斜視図である。
【図6】図6は、本発明の実施例4に係るステップモー
タの断面図である。
【図7】図7は、図6に示すステップモータの線2−2
における断面図である。
【図8】図8は、図6に示すステップモータの線3−3
における断面図である。
【図9】図9は、各実施例のステップモータを撮影レン
ズの移動に用いた繰出し装置の分解斜視図である。
【図10】図10は、本発明の実施例5に係るステップ
モータの第3ヨークを示す断面図である。
【図11】図11は、図10に示すステップモータの線
6−6における断面図である。
【図12】図12は、図10に示すステップモータの第
3ヨークの斜視図である。
【図13】図13は、本発明の実施例6に係るステップ
モータの断面図である。
【図14】図14は、図13に示すステップモータの線
9−9における断面図である。
【図15】図15は、図13に示すステップモータの第
3ヨークの斜視図である。
【図16】図16は、従来のステップモータを示す断面
図である。
【図17】図17は、図16に示す従来のステップモー
タの磁束の説明図である。
【符号の説明】
1 マグネット 2 第1のコイル 3 第2のコイル 4 第1のヨーク 5 第2のヨーク 6 第3のヨーク 7 出力軸 8 直進筒 9 レンズ 10 レンズホルダ 16 第3ヨーク 18 第1のステータ 18a、18b 外側磁極 18c、18d 内側磁極 181 第1のヨーク 182 第3のヨーク 19 第2のステータ 19a、19b 外側磁極 19c、19d 内側磁極 191 第2のヨーク 192 第4のヨーク 20 接続部材としての連結リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−15939(JP,A) 特開 平4−229065(JP,A) 特開 平7−303365(JP,A) 特開 昭61−128763(JP,A) 特開 平2−228241(JP,A) 特開 昭62−141955(JP,A) 特開 平4−172959(JP,A) 米国特許4754183(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 37/14

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形状に形成されるとともに少なくと
    もその外周面を周方向にn分割して異なる極に交互に着
    磁されたロータであるマグネットを備え、該マグネット
    の軸方向に第1のコイルと前記マグネットと第2のコイ
    ルを順に配置し、第1のステータ及び第2のステータを
    外筒及び内筒により形成し、前記第1のステータの外筒
    及び内筒により形成されかつ前記第1のコイルにより励
    磁される第1の外側磁極及び第1の内側磁極を前記マグ
    ネットの一端の外周面及び内周面に対向させるとともに
    前記第2のステータの外筒及び内筒により形成され且つ
    前記第2のコイルにより励磁される第2の外側磁極及び第
    2の内側磁極を前記マグネットの他端側の外周面及び内
    周面に対向させ、前記第1の外側磁極及び前記第1の内
    側磁極の先端と前記第2の外側磁極及び前記第2の内側磁
    極の先端とを対向させるとともに前記第1のステータ及
    び前記第2のステータの外筒先端部から形成される前記
    第1の外側磁極と前記第2の外側磁極の位相をずらして固
    定する非磁性材料からなる部材を備え、前記第1のコイ
    ルにより発生する磁束が第1の外側磁極と前記第1内側
    磁極との間の前記マグネットを横切るとともに前記第2
    のコイルにより発生する磁束が前記第2の外側磁極と前
    記第2の内側磁極との間の前記マグネットを横切ること
    によりロータであるマグネットに作用させることを特徴
    とするモータ。
  2. 【請求項2】 前記マグネットの内周面は周方向にn分
    割して異なる極に交互に着磁され、且つ隣接する外周面
    とも異なる極に着磁されていることを特徴とする請求項
    1に記載のモータ。
  3. 【請求項3】 前記第1の外側磁極と前記第2の外側磁極
    の位相をずらして固定する非磁性材料からなる部材は円
    筒形状の接続部材であることを特徴とする請求項1に記
    載のモータ。
  4. 【請求項4】 前記第1の外側磁極と前記第2の外側磁極
    の位相をずらして固定する非磁性材料からなる部材は前
    記第1の外側磁極に対し前記第2の外側磁極を180/n度ず
    らして配置させることを特徴とする請求項1に記載のモ
    ータ。
  5. 【請求項5】 前記第1のコイルと前記第2のコイルは前
    記マグネットと略同じ径に形成されていることを特徴と
    する請求項1に記載のモータ。
  6. 【請求項6】 円筒形状に形成されるとともに少なくと
    もその外周面を周方向にn分割して異なる極に交互に着
    磁されたロータであるマグネットを備え、該マグネット
    の軸方向に第1のコイルと前記マグネットと第2のコイル
    を順に配置し、前記第1のコイルにより励磁される第1の
    外側磁極及び第1の内側磁極を前記マグネットの一端の
    外周面及び内周面に対向させるとともに前記第2のコイ
    ルにより励磁される第2の外側磁極及び第2の内側磁極を
    前記マグネットの他端側の外周面及び内周面に対向さ
    せ、前記第1の外側磁極及び前記第1の内側磁極の先端と
    前記第2の外側磁極及び前記第2の内側磁極の先端とを対
    向させるとともに前記第1の外側磁極と前記第2の外側磁
    極の位相をずらして固定する非磁性材料からなる部材を
    備え、前記第1のコイルにより発生する磁束が前記第1の
    外側磁極と前記第1の内側磁極との間の前記マグネット
    を構切るとともに前記第2のコイルにより発生する磁束
    が前記第2の外側磁極と前記第2の内側磁極との間の前記
    マグネットを構切ることによりロータであるマグネット
    に作用させてモータを構成し、該モータのマグネットの
    出力軸の回転運動を変換手段により直進運動に変換して
    直進手段とすることを特教とする繰出し装置。
  7. 【請求項7】 前記直進手段はレンズを保持するレンズ
    ホルダを固定していることを特徴とする請求項6に記載
    の繰出し装置。
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