JP2004364472A - 駆動装置、レンズ駆動装置および光量調節装置 - Google Patents

駆動装置、レンズ駆動装置および光量調節装置 Download PDF

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Abstract

【課題】駆動装置を小型化したり、駆動装置によりレンズや光量調節部材の精密な位置だしを行えるようにする。
【解決手段】マグネットを有する第1のロータ1と、第1のコイル2と、該第1のコイルによって励磁されることで前記第1のロータに回転力を付与する第1の磁極部3a(3cは不図示)と、マグネットを有する第2のロータ7と、第2のコイル8と、該第2のコイルによって励磁されることで前記第2のロータに回転力を付与する第2の磁極部9a(9cは不図示)と、前記第1のロータと前記第2のロータの間に配置されて前記第1のロータの回転軸と前記第2のロータの回転軸を連結するリードスクリュー部材13,14とを有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、小型の撮影装置等に好適な駆動装置、レンズ駆動装置および光量調節装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
回転軸を中心とする直径を小さくし、かつ、出力を高めたステッピングモータが特許文献1(従来例1)にて開示されている。この従来例1にて開示されているモータの分解斜視図を図9に、モータの側面の断面図を図10に、それぞれ示す。
【0003】
これらの図において、201は円周方向に4分割して異なる極に交互に着磁された永久磁石からなるロータ、202はロータ201の軸方向に隣り合って配置される第1のコイル、203はロータ201の軸方向に隣り合って配置される第2のコイル、204は第1のコイル202により励磁され軟磁性材料からなる第1のステータ、205は第2のコイル203により励磁され軟磁性材料からなる第2のステータである。
【0004】
第1のステータ204は、ロータ201の外周面に隙間をあけて対向する第1の外側磁極204a,204b、ロータ201の内周面に隙間をあけて対向する第1の内側磁極204c,204dを備え、第2のステータ205は、ロータ201の外周面に隙間をあけて対向する第2の外側磁極205a、205b、ロータ201の内周面に隙間をあけて対向する第2の内側磁極205c,205dを備えている。
【0005】
206は出力軸であり、ロータ201が固着され、第1のステータ204の軸受け部204e、第2のステータ205の軸受け部205eに回転可能に保持されている。207は非磁性材料からなる連結リングであり、第1のステータ204と第2のステータ205とを所定の間隔で保持する。
【0006】
上記構成においては、第1のコイル202と第2のコイル203への通電方向を切り換えることで、第1の外側磁極204a,204b、第1の内側磁極204c,204d、第2の外側磁極205a,205b、第2の内側磁極205c,205dの極性を切り換え、ロータ201を回転させていくものである。
【0007】
このモータは、コイルに通電することで発生した磁束が外側磁極部から対向する内側磁極部へ、あるいは、内側磁極部から対向する外側磁極部へと流れ、外側磁極部と内側磁極部の間に位置するマグネットに効率的に作用する。また、外側磁極部と内側磁極部との距離を円筒形状のマグネットの厚さ程度とすることができるため、外側磁極部と内側磁極部とで構成される磁気回路の抵抗を小さくすることができる。磁気回路の抵抗が小さいほど、少ない電流で多くの磁束を発生させることができ、出力が向上する。
【0008】
この種のモータにおいて、第1のコイル202が励磁すべき第1のステータ204は第2のコイル203への通電により励磁されないよう、また第2のコイル203が励磁すべき第2のステータ205は第1のコイル202への通電により励磁されないよう、非磁性材料からなる連結リング207にてお互いを所定の相対位置に固定されるが、これらは出来るだけお互いに距離をおいて構成するのが望ましい。
【0009】
また、特許文献2(従来例2)に、モータとそのモータにより駆動されるリードスクリューを鏡筒内に、光軸に平行にお互いに並べて配置したものが開示されている。この従来例2の構成を図11に示す。
【0010】
図11において、Mはステッピングモータである。51はコの字型に折り曲げ形成されたフレームであり、このフレーム51の両端に形成された保持穴51a,51bにステッピングモータMの本体部の端部が嵌合保持される。52はピニオンギヤであり、ステッピングモータMの出力軸に固着されている。53はリードネジ軸(駆動軸)であり、ステッピングモータMの本体部の長さと同等な長さのリードネジ部53aが形成されている。このリードネジ軸53は、フレーム51の両端に形成された保持穴51c,51d(不図示)に回動可能に嵌合保持される。こうして、ステッピングモータMとリードネジ軸53とは、フレーム51によって、出力軸とリードネジ軸53とが互いの径方向に並んでかつ平行に延びるように(いわゆる並列的に)配置される。また、リードネジ軸53の一端にはギヤ部53bが設けられており、このギヤ部53bはピニオンギヤ52と噛み合っている。このため、ステッピングモータMが回転するとリードネジ軸53が回転駆動される。
【0011】
54はL字型の板バネであり、基端部54aがフレーム51に固着され、バネ性を有する腕部54bがリードネジ軸53の端部53cを押圧している。これにより、リードネジ軸53がフレーム51に対して片寄され、これらの間のスラスト方向のガタが防止される。55はレンズ56を保持するレンズホルダーであり、該レンズホルダー55には雌ネジが形成された当接部55aが設けられており、この当接部55a(雌ネジ)がリードネジ軸53のリードネジ部53aに当接(係合)している。さらに、レンズホルダー55には、ガイド穴部55bと振れ止め溝部55cとが形成されており、それぞれ不図示の地板に保持されたガイド棒57,58と摺動可能に嵌合している。このため、レンズホルダー55は、ガイド棒57,58により、光軸回りでの回転が規制された状態で光軸方向にガイドされることになる。
【0012】
このように構成されたレンズ駆動装置では、ステッピングモータMの回転によりリードネジ軸53が回転すると、レンズホルダー55は当接部55aにおいてリードネジ部53aから軸方向の駆動力を受け、ステッピングモータMの回転量及び回転方向に応じてレンズ56とともに光軸方向に移動する。
【0013】
また、特許文献3(従来例3)に、光量調節装置において、光量調節部材を駆動するリードスクリューとステッピングモータとを光軸と直交する面に並べて配置したものが開示されている。この従来例3を図12に示す。
【0014】
図12において、101は駆動源であるステッピングモータであり、カバー108により地板111に位置決め固定されている。このステッピングモータ101の出力軸(回転軸)は、光軸に直交する円(以下、光軸直交円という)の接線方向に延びている。また、ステッピングモータ101の軸方向の長さはステッピングモータ101の外径以上となっている。このため、モータ出力軸を光軸方向に延ばす場合に比べて、光量調節装置全体の光軸方向寸法を小さくすることができる。
【0015】
102はステッピングモータ101の出力軸に圧入されたギアであり、ステッピングモータ101の駆動力を伝えるギア103に噛み合っている。104はカバー108と軸受け109とにより回転自在に支持されている送りネジであり、ギア103と固着されて一体回転する。106は押さえバネであり、ネジ105によりカバー108に固定され、送りネジ104の一端を軸受け109側に押しつけてスラストガタを抑えている。
【0016】
110はラックギアであり、地板111の光軸直交円の接線方向に延びて形成されたガイド溝111aに係合している。ラックギア110の不図示の歯部は送りネジ104のギア部と噛み合っている。このため、ラックギア110は送りネジ104の回転により地板111のガイド溝111aの長手方向に移動する。
【0017】
このようにラックギア110を光軸直交円の接線方向に移動させて、光量調節部材112,113を駆動する構成とすることにより、例えばラックギアを光軸方向に移動させる場合に比べて、光量調節装置全体の光軸方向寸法を小さくすることができる。また、光軸からの距離を最小限にした駆動構成とすることができる。
【0018】
107はフォトインタラプタであり、検出ギャップ107aにラックギア110の遮光部が入り込める位置に、カバー108により保持される。このフォトインタラプタ107は、ラックギア110の遮光部が検出ギャップ107aの中間部まで入り、フォトインタラプタ107の発光部から受光部に向かって照射される光を遮光することにより出力信号はHレベルとなる。また、遮光していない状態では出力信号はLレベルとなる。このフォトインタラプタ107の出力信号の変化によりラックギア110の位置を検出することができる。また、ラックギア110は、地板111の裏面側に突出する駆動ピン110bを有しており、この駆動ピン110bは光量調節部材112,113にそれぞれ形成された駆動カム112a,113aに係合している。
【0019】
114は地板111に取り付けられた押さえ板であり、光量調節部材112,113を地板111との間に移動自在に挟んで保持する。光量調節部材112,113にはそれぞれ、これらの移動方向(ガイド溝111aに直交する方向)に延びるガイドスリット112b,112c,113b,113cが形成されている。これらガイドスリット112b,112c,113b,113cには、地板111に設けられた不図示のガイドピンがそれぞれ係合しており、これら光量調節部材112,113はガイドスリットの長手方向にガイドされる。
【0020】
ラックギア110の駆動ピン110bは、前述のように光量調節部材112,113の駆動カム112a,113aに係合しながら地板111のガイド溝111aに沿って直進移動可能である。ラックギア110の駆動ピン110bが地板111のガイド溝111aに沿って移動することにより、光量調節部材112,113がガイドスリット長手方向に駆動され、開口部111fの大きさ(絞り開口の大きさ)が変化するようになっている。
【0021】
上記の図11および図12に示す従来例においては、いずれもモータの出力をリードスクリューに伝える手段として歯車を用いているため、歯車の噛み合い部にバックラッシ生じてしまい、レンズおよび光量調節部材の精密な位置出しができない欠点があった。また、リードスクリューとモータを並べて配置するので、図11に示す従来例2では、H1で示す鏡筒内での円周方向に関する寸法が大きくなり、コンパクト化を損ねる。また、図12に示す従来例3の場合も、H2で示す寸法が大きくなり、コンパクト化を損ねてしまう。
【0022】
上記従来例2,3のもつ欠点、つまりバックラッシの発生を防ぐとともに上記H1或いはH2の寸法を小さくするために、モータの出力軸の先端にリードスクリューを直列的に連結し、それによりレンズ等を駆動する方法が考えられる。例えば特許文献4(従来例4)にてこの種のモータが開示されている。
【0023】
【特許文献1】
特開平9−331666号公報
【特許文献2】
特開平11−190815号公報
【特許文献3】
特開平11−194387号公報
【特許文献4】
特開2000−287434号公報
【0024】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、カメラのコンパクト化に伴い、レンズの最後尾の位置から結像面までの距離およびレンズの最前面の位置からカメラの外装カバーまでの距離のいずれも短くすることが望まれており、上記従来例4のように、モータの出力軸の先端にリードスクリューを直列的に連結したものでは、モータの位置する側に非常に長い軸方向のスペースを必要とされ、カメラのコンパクト化を損ねてしまう。
【0025】
図13は、モータの出力軸の先端にリードスクリューを直列的に連結し、それにより光量調節部材を駆動するようにする場合の構成例を示すものであるが、図示のようにL寸法が大きくなり、コンパクト性を損ねると同時にリードスクリューの位置が光量調節装置の中心位置から偏った位置になり、絞り羽根やシャッタ羽根の光量調節部材との連動が取れにくい構造になってしまったり、羽根に駆動力が加わる位置のバランスが悪くなり、動作が安定しないといった問題点がある。なお、図13において、301はステッピングモータ、304は送りネジ、311は地板、312,313は光量調節部材、314は押さえ板であり、図12のステッピングモータ101、送りネジ104、地板111、光量調節部材112,113、押さえ板114と同様の機能を有するものである。
【0026】
また、上記ステッピングモータが例えば従来例4のように軸方向に第1のステータと第2のステータ等が並置されるものの場合、出来るだけモータの軸方向の長さを短く構成するために、発生する駆動力に関係がないかに見える前記第1のステータと第2のステータとの間の隙間を短く構成した場合、第1のコイルへの通電によって第2のステータが励磁されてしまったり、第2のコイルへの通電によって第1のステータが励磁されてしまったりしてモータの特性が悪くなってしまう。
【0027】
(発明の目的)
本発明の目的は、駆動装置によりレンズや光量調節部材の精密な位置だしを行うことのできる駆動装置、レンズ駆動装置および光量調節装置を提供しようとするものである。
【0028】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1および2に記載の発明は、マグネットを有する第1のロータと、第1のコイルと、該第1のコイルによって励磁されることで第1のロータに回転力を付与する第1の磁極部と、マグネットを有する第2のロータと、第2のコイルと、該第2のコイルによって励磁されることで第2のロータに回転力を付与する第2の磁極部と、前記第1のロータと前記第2のロータの間に配置されて前記第1のロータの回転軸と前記第2のロータの回転軸を連結するリードスクリュー部材を有する駆動装置とするものである。
【0029】
上記構成においては、第1のロータと第2のロータの各出力軸に挟まれるように同軸上にリードスクリュー部材を配置し、第1のロータと第2のロータによる駆動により前記リードスクリュー部材を回転させ、前記リードスクリュー部材に係合する被駆動部材を軸方向に移動させることができる構成にしている。
【0030】
同じく上記目的を達成するために、請求項3,4および5に記載の発明は、周方向に複数に分割されて異なる極に交互に着磁されたマグネット部を有する回転可能な第1のロータと、該第1のロータに隣接して配置される第1のコイルと、該第1のコイルにより励磁され、前記第1のロータのマグネット部および前記第1のコイルに対向する櫛歯形状の第1の磁極部と、前記第1のコイルにより励磁され、前記第1の磁極部との間に前記第1のロータのマグネット部を挟むように、前記第1のロータのマグネット部に対向する第2の磁極部と、周方向に複数に分割されて異なる極に交互に着磁されたマグネット部を有する回転可能な第2のロータと、該第2のロータに隣接して配置される第2のコイルと、該第2のコイルにより励磁され、前記第2のコイルのマグネット部および前記第2のコイルに対向する櫛歯形状の第3の磁極部と、前記第2のコイルにより励磁され、前記第3の磁極部との間に前記第2のロータのマグネット部を挟むように、前記第2のロータのマグネット部に対向する第4の磁極部と、前記第1のロータと前記第2のロータの間に配置され、前記第1のロータと前記第2のロータを一体的に回転可能に連結するリードスクリュー部材とを有する駆動装置とするものである。
【0031】
上記構成においては、第1のロータと第2のロータの各回転軸に挟まれるようにリードスクリュー部材を配置し、第1のロータと第2のロータにより前記リードスクリュー部材を回転させ、前記リードスクリュー部材に係合する被駆動部材を軸方向に移動させることができる構成にしているものであって、第1および第2のロータのそれぞれを、少なくとも一方が櫛歯形状で形成された磁極部で挟むことにより、駆動装置全体の小型化を達成する構成にしている。
【0032】
同じく上記目的を達成するために、請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の駆動装置と、該駆動装置の構成要素である前記リードスクリュー部材に係合し、該リードスクリュー部材の回転に伴って該リードスクリュー部材の軸方向に移動させられる係合部材と、該係合部材に一体的に保持されるレンズとを有し、 前記駆動装置を、前記レンズの光軸方向と前記リードスクリュー部材の軸方向が並行となるように配置し、前記リードスクリュー部材の回転に伴い、前記レンズを前記光軸方向に移動させるようにしたレンズ駆動装置とするものである。
【0033】
上記構成においては、第1のロータと第2のロータの各出力軸に挟まれるように同軸上にリードスクリュー部材を配置し、第1のロータと第2のロータによる駆動により前記リードスクリュー部材を回転させ、前記リードスクリュー部材に係合する係合部材およびレンズを、ギヤを介することなく直接並行して前記レンズの光軸方向に移動させる構成にしている。
【0034】
同じく上記目的を達成するために、請求項7および8に記載の発明は、請求項1に記載の駆動装置と、該駆動装置の構成要素である前記リードスクリュー部材に係合し、該リードスクリュー部材の回転に伴って該リードスクリュー部材の軸方向に移動させられる係合部材と、該係合部材の移動に伴って作動し、開口部に対して進退して該開口部を通過する光量を調節する光量調節部材とを有する光量調節装置とするものである。
【0035】
上記構成においては、第1のロータと第2のロータの各出力軸に挟まれるように同軸上にリードスクリュー部材を配置し、第1のロータと第2のロータによる駆動により前記リードスクリュー部材を回転させ、ギヤを介することなく直接前記リードスクリュー部材に係合する係合部材を移動させてこれに連動して作動する光量調節部材を、開口部に対して進退して該開口部を通過する光量を調節する構成にしている。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
【0037】
図1乃至図7は本発明の実施の第1の形態に係る駆動装置およびレンズ駆動装置を示す図であり、詳しくは、図1は駆動装置の分解斜視図、図2は図1の駆動装置の組立て後の軸方向の断面図、図3乃至図6は駆動装置の第1のロータおよび第2のロータの回転の様子を示すもので、各図の(a)は図2におけるA−A断面図、各図の(b)は図2におけるB−B断面図である。また、図7は図1の駆動装置が適用されるレンズ駆動装置の斜視図である。
【0038】
これらの図において、1は円筒形状のマグネット部をもつ第1のロータであり、マグネット部は外周面を円周方向に4分割して交互にS極とN極に着磁されている。詳しくは図3に示すように、着磁部1a,1cは外周面がN極に、着磁部1b,1dは外周面がS極に、それぞれ着磁されている。この実施の第1の形態では、着磁極数は4極であるが、2極以上であればよい。
【0039】
2は円筒形状の第1のコイルであり、第1のロータ1と同心で、かつ該第1のロータ1と軸方向に隣り合う位置に配置され、第1のコイル2はその外径が第1のロータ1のマグネット部の外径とほぼ同じ寸法である。
【0040】
3は軟磁性材料から成る第1のステータであり、先端部に歯形状の第1の外側磁極部3aが形成された外筒および円柱形状の内筒3bから成る。外側磁極部3aは円筒を一部切り欠いた櫛歯形状であって、各歯がロータ1の回転軸方向に延出しており、第1のロータ1のマグネット部の外周面に所定の隙間を持って所定の角度(X度)対向するように構成(図3参照)されている。この第1のステータ3の円柱形状の内筒3bの先端でかつマグネット部の内径部にあって第1の外側磁極部3aに対向する位置には、第1の外側磁極部3aに対向する位置に櫛歯形状の第1の内側磁極部3cが形成されている。第1の内側磁極部3cは第1の外側磁極部3aに対向するように櫛歯形状で構成されているが、単に円筒形状であっても構わないし、内筒3bのみで内側磁極を構成してもかまわない。その場合は多少出力が低下する可能性がある。
【0041】
5は非磁性材料から成る第1のカバーであり、第1のステータ3を所定の位相角度で保持するものである。この第1のカバー5は穴5aにて第1のロータ1を回転可能に保持する。6は第1の軸受けであり、第1のステータ3の内筒3bの内径部に固着され、穴6aにて第1のロータ1を回転可能に保持する。
【0042】
上記の第1のロータ1、第1のコイル2、第1のステータ3、第1のカバー5、第1の軸受け6により、第1の駆動装置を構成する。但し、駆動装置として駆動力発生に直接関与するのは、第1のロータ1、第1のコイル2、第1のステータ3であり、最低限これらを備えればこの第1の駆動装置を構成することができる。
【0043】
7は概略円筒形状のマグネット部をもつ第2のロータであり、マグネット部は外周面を円周方向に4分割して交互にS極とN極に着磁されている。詳しくは図3に示すように、着磁部7a,7cは外周面がN極に、着磁部7b,7dは外周面がS極に、それぞれ着磁されている。この実施の第1の形態では、着磁極数は4極であるが、2極以上であればよい。8は円筒形状の第2のコイルであり、第2のロータ7と同心で、かつ該第2のロータ7と軸方向に隣り合う位置に配置され、第2のコイル8はその外径が前記第2のロータ7のマグネット部の外径とほぼ同じ寸法である。
【0044】
9は軟磁性材料から成る第2のステータであり、先端部に歯形状の第2の外側磁極部9aが形成された外筒および円柱形状の内筒9bから成る。前記外側磁極部9aは円筒を一部切り欠いた櫛歯形状であって、各歯がロータ1の回転軸方向に延出しており、第2のロータ7のマグネット部の外周面に所定の隙間を持って所定の角度(X度)対向するように構成(図3参照)されている。この第2のステータ9の円柱形状の内筒9bの先端でかつマグネット部の内径部にあって、第2の外側磁極部9aに対向する位置には第2の外側磁極部9aに対向する位置に櫛歯形状の第2の内側磁極部9cが形成されている。第2の内側磁極部9cは第1の外側磁極部9aに対向するように櫛歯形状で構成されているが、単に円筒形状であっても構わないし、内筒9bのみで内側磁極を構成しても構わない。その場合は多少出力が低下する可能性がある。
【0045】
11は非磁性材料からなる第2のカバーであり、第2のステータ9を所定の位相角度で保持するものである。この第2のカバー11は穴11aにて前記第2のロータ7を回転可能に保持する。12は第2の軸受けであり、第2のステータ9の内筒9bの内径部に固着され穴12aにて第2のロータ7を回転可能に保持する。
【0046】
上記の第2のロータ7、第2のコイル8、第2のステータ9、第2のカバー11、第2の軸受け12により、第2の駆動装置を構成する。但し、駆動装置として駆動力発生に直接関与するのは第2のロータ7、第2のコイル8、第2のステータ9であり、最低限これらを備えれば第2の駆動装置を構成することができる。
【0047】
13は連結板であり、第1の駆動装置と第2の駆動装置が同軸上に固着される。第1の駆動装置の出力軸である第1のロータの出力部1eと第2の駆動装置の出力軸である第2のロータの出力部7eは向き合うように配置されている。14はリードスクリューであり、リードスクリュー部14aを備え、穴14bにおいて第1の駆動装置の出力軸である第1のロータの出力部1eが固着され、穴14cにおいて、第2の駆動装置の出力軸である第2のロータの出力部7eが固着されている。したがって、第1の駆動装置の出力軸である第1のロータと第2の駆動装置の出力軸である第2のロータとは連結されて回転する構成となっている。
【0048】
第1のロータ1のマグネット部の着磁位相と第1のステータ3の第1の外側磁極部3aの関係は、第2のロータ7のマグネット部の着磁位相と第2のステータ9の第2の外側磁極部9aの関係に対して180/(着磁極数)度、即ち45°ずれて配置されている(図3(a),図3(b)参照)。
【0049】
次に、リードスクリュー14が第1の駆動装置と第2の駆動装置によって駆動される様子を説明する。
【0050】
図3(a),図3(b)の状態から、第1のコイル2および第2のコイル8に通電して、第1のステータ3の第1の外側磁極部3aをN極とし、第1の内側磁極部3cをS極とし、第2のステータ9の第2の外側磁極部9aをS極とし、第2の内側磁極部9cをN極に励磁すると、リードスクリュー部材(連結板13およびリードスクリュー14よりなる)によって連結されている第1のロータ1および第2のロータ7は反時計方向に45度回転し、図4(a),図4(b)に示す状態になる。
【0051】
次に、第2のコイル8への通電状態をそのままに保持し、第1のコイル2への通電を反転させ、第1のステータ3の第1の外側磁極部3aをS極とし、第1の内側磁極部3cをN極とすると、第2のステータ9の第2の外側磁極部9aはS極のままで、第2の内側磁極部9cはN極に励磁されたままであるので、リードスクリュー部材によって連結されている第1のロータ1および第2のロータ7は反時計方向に45度回転し、図5(a),図5(b)に示す状態になる。
【0052】
次に、第1のコイル2への通電状態をそのままに保持し、第2のコイル8への通電を反転させ、第1のステータ3の第1の外側磁極部3aをS極、第1の内側磁極部3cをN極のまま、第2のステータ9の第2の外側磁極部9aはN極とし、第2の内側磁極部9cはS極に励磁すると、リードスクリュー部材によって連結されている第1のロータ1および第2のロータ7は反時計方向に45度回転し、図6(a),図6(b)に示す状態になる。
【0053】
以後、このように第1のコイル2および第2のコイル8への通電方向を順次切り換えていくことにより、第1のロータ1及び第2のロータ7、リードスクリュー14も同時に回転し、通電位相に応じた位置へと回転していくものである。
【0054】
なお、第1のロータ1および第2のロータ7のマグネット部は外周面だけではなく、マグネットの内周面も円周方向に分割して着磁すれば、モータの出力を更に高めることができる。
【0055】
図7は、上記の駆動装置を駆動源としたレンズ駆動装置を示す斜視図である。
【0056】
図7において、15はレンズホルダー、16はレンズホルダー15に固定されているレンズである。レンズホルダー15は不図示のガイドに光軸方向に移動可能に保持され、保持部15aに設けられた雌ネジ部15bがリードスクリュー14と噛み合い、このリードスクリュー14が回転する事でレンズ16が光軸と平行方向に移動する。17はカメラ本体の一部或いは鏡筒地板の一部であり、これに連結板13が固着される事で、第1の駆動装置および第2の駆動装置、リードスクリュー部材から成る駆動装置が固定されることになる。
【0057】
上記実施の第1の形態によれば、第1の駆動装置と第2の駆動装置により挟まれるようにリードスクリュー部材を配置してあるので、レンズの最後尾の位置から結像面までの距離およびレンズの最前面の位置から不図示のカメラの外装カバーまでの距離のどちらかが極端に長くなるような事はなく、カメラをコンパクトに構成できる。
【0058】
また、リードスクリュー部材と駆動装置とは、図11や図12の従来例のようにギヤを用いることなく連結を行っているので、バックラッシの発生がなく、レンズの精密な位置だしが可能となる。
【0059】
さらに、第1の駆動装置と第2の駆動装置とリードスクリュー部材は同軸上に配置されるので、従来例2の図11にてH1で示した鏡筒内での円周方向に関する寸法は小さく抑えられ、コンパクトなものになる。
【0060】
更に、第1の駆動装置と第2の駆動装置とは、リードスクリュー部材を挟むかたちで十分離れた位置に配置されているので、第1のコイルへの通電によって第2のステータが励磁されてしまう事がなく、また、第2のコイルへの通電によって第1のステータが励磁されてしまう事もないので、モータの特性は良好に保たれる。
【0061】
(実施の第2の形態)
第1の駆動装置と第2の駆動装置、リードスクリュー部材からなる上記実施の第1の形態の駆動装置および第1の駆動装置と第2の駆動装置を連結する連結板13を、光量調節装置に応用した例を、本発明の実施の第2の形態として以下に説明する。
【0062】
図8は本発明の実施の第2の形態に係る光量調節装置の構成を示す分解斜視図である。
【0063】
図8において、21は地板であり、開口部21aを有する。22は第1の絞り羽根であり、長穴22a,22b,22cが後述の押さえ板24の突起24a,24b,24cと摺動可能に嵌合して、矢印C方向および矢印C方向とは逆方向に移動可能である。23は第2の絞り羽根であり、長穴23a,23b,23cが後述の押さえ板24の突起24a,24b,24cと摺動可能に嵌合して矢印C方向および矢印C方向とは逆方向に移動可能である。
【0064】
24は押さえ板であり、第1の絞り羽根22と第2の絞り羽根23が移動可能であるように地板21との間に隙間をもってこれら絞り羽根を挟んで地板21に固着されている。25は雌ネジ部材であり、地板21の溝21bに沿って矢印Dおよび矢印D方向とは逆方向に移動可能に構成されている。すなわち、前述の第1の絞り羽根22と第2の絞り羽根23の移動方向とは垂直な方向に移動可能に構成されている。
【0065】
雌ネジ部材25はそのピン25aが第1の絞り羽根22のカム穴22dおよび第2の絞り羽根23のカム穴23dに摺動可能に嵌合しており、該雌ネジ部材25が矢印D或いはこの矢印D方向とは逆方向に移動することによって、第1の絞り羽根22と第2の絞り羽根23は矢印C方向或いは矢印C方向とは逆方向に移動するので、第1の絞り羽根22と第2の絞り羽根23は地板21の開口部21aに進入或いは退避し、開口部21aを通過する光量の調整を行うことができる。
【0066】
第1の駆動装置および第2の駆動装置、リードスクリュー部材よりなる駆動装置は、図8に示すように光軸と垂直面内上に直線状に配置されている。そして、連結板13が地板21に固定されることで、該駆動装置は地板21に固定されることになる。
【0067】
雌ネジ部材25の雌ネジ部25bはリードスクリュー14と噛み合い、該リードスクリュー14が回転する事で、光軸と垂直面内でかつ第1の絞り羽根22と第2の絞り羽根23の移動方向とは垂直方向に移動する。この雌ネジ部材25の移動によって第1の絞り羽根22と第2の絞り羽根23は矢印C方向或いは矢印C方向とは逆方向に移動し、地板21の開口部21aを通過する光量の調整を行うことができる。
【0068】
上記の実施の第2の形態によれば、第1の駆動装置と第2の駆動装置を挟んでリードスクリュー部材を配置してあるので、リードスクリュー部材が図13で示したように装置の片側に偏って配置されることがなく、絞り羽根をバランスよく駆動させることができる。
【0069】
また、リードスクリュー部材と駆動装置とはギヤを用いることなく連結を行っているので、バックラッシの発生がなく、絞り羽根の精密な位置だしが可能となる。
【0070】
さらに、第1の駆動装置と第2の駆動装置とリードスクリュー部材は同軸上に配置されているので、図12の従来例3にてH2で示した鏡筒内での円周方向に関する寸法は小さく抑えられ、コンパクトなものになる。
【0071】
更に、第1の駆動装置と第2の駆動装置とは、リードスクリュー部材を挟むかたちで十分離れた位置に配置されているので、第1のコイルへの通電によって第2のステータが励磁されてしまう事がなく、また、第2のコイルへの通電によって第1のステータが励磁されてしまう事もないので、モータの特性は良好に保たれる。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、駆動装置によりレンズや光量調節部材の精密な位置だしを行うことができる駆動装置、レンズ駆動装置又は光量調節装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1の形態に係る駆動装置を示す分解斜視図である。
【図2】図1の駆動装置の組立て後の軸方向の断面図である。
【図3】図1の駆動装置の第1のロータおよび第2のロータの回転の様子を示す断面図である。
【図4】図1の駆動装置の第1のロータおよび第2のロータの回転の様子を示す断面図である。
【図5】図1の駆動装置の第1のロータおよび第2のロータの回転の様子を示す断面図である。
【図6】図1の駆動装置の第1のロータおよび第2のロータの回転の様子を示す断面図である。
【図7】図1の駆動装置をレンズ駆動装置に適用した場合の斜視図である。
【図8】本発明の実施の第2の形態に係る光量調節装置の構成を示す分解斜視図である。
【図9】従来例1に記載されたモータを示す分解斜視図である。
【図10】同じく従来例1に記載されたモータの側面の断面図である。
【図11】従来例2に記載されたレンズ駆動装置の構成を示す分解斜視図である。
【図12】従来例3に記載された光量調節装置の構成を示す分解斜視図である。
【図13】従来の他の光量調節装置の構成を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 第1のロータ
1a,1b,1c,1d 着磁部
2 第1のコイル
3 第1のステータ
3a 第1の外側磁極部
3c 第1の内側磁極部
5 第1のカバー
6 第1の軸受け
7 第2のロータ
7a,7b,7c,7d 着磁部
8 第2のコイル
9 第2のステータ
9a 第2の外側磁極部
9c 第2の内側磁極部
11 第2のカバー
12 第2の軸受け
13 連結板
14 リードスクリュー
15 レンズホルダー
16 レンズ
21 地板
22 第1の絞り羽根
23 第2の絞り羽根
24 押さえ板
25 雌ネジ部材

Claims (8)

  1. マグネットを有する第1のロータと、第1のコイルと、該第1のコイルによって励磁されることで前記第1のロータに回転力を付与する第1の磁極部と、マグネットを有する第2のロータと、第2のコイルと、該第2のコイルによって励磁されることで前記第2のロータに回転力を付与する第2の磁極部と、前記第1のロータと前記第2のロータの間に配置されて前記第1のロータの回転軸と前記第2のロータの回転軸を連結するリードスクリュー部材とを有することを特徴とする駆動装置。
  2. 前記第1のコイルに流す電流の向きの切換えと、前記第2のコイルに流す電流の向きの切換えが、交互に行われることで前記リードスクリュー部材が回転することを特徴とする請求項1記載の駆動装置。
  3. 周方向に複数に分割されて異なる極に交互に着磁されたマグネット部を有する回転可能な第1のロータと、
    前記第1のロータに隣接して配置される第1のコイルと、
    前記第1のコイルにより励磁され、前記第1のロータのマグネット部および前記第1のコイルに対向する櫛歯形状の第1の磁極部と、
    前記第1のコイルにより励磁され、前記第1の磁極部との間に前記第1のロータのマグネット部を挟むように、前記第1のロータのマグネット部に対向する第2の磁極部と、
    周方向に複数に分割されて異なる極に交互に着磁されたマグネット部を有する回転可能な第2のロータと、
    前記第2のロータに隣接して配置される第2のコイルと、
    前記第2のコイルにより励磁され、前記第2のロータのマグネット部および前記第2のコイルに対向する櫛歯形状の第3の磁極部と、
    前記第2のコイルにより励磁され、前記第3の磁極部との間に前記第2のロータのマグネット部を挟むように、前記第2のロータのマグネット部に対向する第4の磁極部と、
    前記第1のロータと前記第2のロータの間に配置され、前記第1のロータと前記第2のロータを一体的に回転可能に連結するリードスクリュー部材と、を有することを特徴とする駆動装置。
  4. 前記第1のロータおよび前記第2のロータのマグネット部は円筒形状であり、前記第1のコイルは前記第1のロータの回転軸方向に配置され、前記第2のコイルは前記第2のロータの回転軸方向に配置され、前記第1の磁極部は前記第1のロータのマグネット部の外周面に対向し、前記第2の磁極部は前記第1のロータのマグネット部の内周面に対向し、前記第3の磁極部は前記第2のロータのマグネット部の外周面に対向し、前記第4の磁極部は前記第2のロータのマグネット部の内周面に対向し、前記第1および第2のロータの回転軸と前記リードスクリュー部材が同一直線状に配置されることを特徴とする請求項1記載の駆動装置。
  5. 前記第1の磁極部および前記第3の磁極部は、円筒を切り欠くことによって前記第1および第2のロータの回転軸方向に延出した歯形状に形成されていることを特徴とする請求項4記載の駆動装置。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の駆動装置と、該駆動装置の構成要素である前記リードスクリュー部材に係合し、該リードスクリュー部材の回転に伴って該リードスクリュー部材の軸方向に移動させられる係合部材と、該係合部材に一体的に保持されるレンズとを有し、
    前記駆動装置を、前記レンズの光軸方向と前記リードスクリュー部材の軸方向が並行となるように配置し、前記リードスクリュー部材の回転に伴い、前記レンズを前記光軸方向に移動させるようにしたことを特徴とするレンズ駆動装置。
  7. 請求項1から5のいずれかに記載の駆動装置と、該駆動装置の構成要素である前記リードスクリュー部材に係合し、該リードスクリュー部材の回転に伴って該リードスクリュー部材の軸方向に移動させられる係合部材と、該係合部材の移動に伴って作動し、開口部に対して進退して該開口部を通過する光量を調節する光量調節部材とを有することを特徴とする光量調節装置。
  8. 前記開口部を通過する光束方向に対して前記リードスクリュー部材の軸方向が直交するように前記駆動装置を配置するとともに、前記係合部材の移動に伴って作動する前記光量調節部材の作動方向が、前記光束方向および前記リードスクリュー部材の軸方向の何れにも直交する方向となるように、前記光量調節部材を配置したことを特徴とする請求項7に記載の光量調節装置。
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