JPS60416A - レンズ駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はスチルカメラ、シネカメラ、テレビカメラ等の
撮影レンズ駆動装置に関し、特にオートフォーカス（自
動焦点調＊）やオートズーム（自動変倍）のためにモー
タを内蔵し、そのモータでレンズを駆動するものである
。

従来のレンズを光軸方向に駆動する装置、例えばオート
フォーカスレンズでは円筒形レンズ鏡胴の外側にモータ
や減速ギヤ列等の駆動機構を組込んでいる。そのため、
レンズ鏡胴の外形は、部分的な突部を生じ異様な形とな
っていた。モータを取付けるために鏡胴の固定筒に加工
する部分やギヤ列等の部分が多数になるため、高価なも
のとなっていた。加えてレンズを駆動する際ギヤ列等か
ら発生する騒音も大きいという欠点がある。モータのブ
ラシの摩耗やギヤ歯面の摩耗が避けられず、また歯面へ
のゴミの付着等により故障が起り、性能面での信頼性は
好ましいものではない。

このような従来のレンズ駆動装置の改良を図るために、
鏡胴の内部にモータを組込んだ提案がいくつかなされて
いる。そのなかでも、最も進歩していると思われる特開
昭５１（−１４７１３２号公報に開示されるものはギヤ
等がないため構造がシンプルでこの面からは一応の評価
が得られるものである。

しかしモータのロータとレンズの移動機構である回転リ
ングをそれぞれ別体で構成・して結合している。そのた
め、これらの回転部が大型になってしまう。また回転時
のイナーシャが大きくなりオートフォーカスの迅速な撮
影動作には向かないものである。

本発明は従来の装置のこのような欠点を除去し、駆動性
能が良くコンパクトで安価なレンズ駆動装置を提供する
ことを目的とする。

この目的を達成するため、本発明はレンズを光軸方向に
移動させる機構をステップモータで駆動するし″ンス駆
動装置に於て、該移動機構をステップモータのロータマ
グネントにより形成したことを特徴とするレンズ駆動装
置である。

以下図面の記載の基ずいて本発明の実施例を詳細に説明
する。

第１図は本発明を適用したレンズ駆動装置を組込んだオ
ートフォーカスレンズ鏡胴の実施例である。鏡胴ｌには
レンズＧ１・Ｇ２・Ｇ３ｌｌＧ４−Ｇ、・Ｇ６が組込ま
れており、そのうちレンズＧ５を光軸方向に移動させて
合焦させるものである。固定筒３はレンズＧ１・Ｇ２・
Ｇ３　・Ｇ４・Ｇ６を保持すると共にステップモータの
ステータを保持する。ステータは外筒ヨーク５、界磁コ
イル６＃７、ステータ界磁ヨーク８・９からなる。

ロータはプラスチックマグネット１１かもなり、固定筒
３の内側筒３ａにボールベアリング１５ａ・１５ｂによ
って支持されている。

このステップモータのロータとステータの部分拡大図が
第２図に示しである。同図は各部の構造を解りやすくす
るため、外筒ヨ〜り５かもステータ界磁ヨーク８−９と
ロータマグネット１１とを引き出した状態で示しである
。外筒ヨーク５には２相からなる界磁ヨーク８・９が嵌
る。ヨーク５の位置決め穴５ｂにヨーク８の前部っめ８
ｂが嵌入する。同じく穴５Ｃ及び５ｄにはヨーク８の後
部つめとヨーク９の前部つめ及びヨーク９の後部つめ（
各つめ図示省略）が嵌入する。ステータ界磁ヨーク８は
ヨーク１６のクシ歯１６ａとヨーク１７のクシ歯１７ａ
が互いに噛み合う形で対向している。ステータ界磁ヨー
ク９も同し様にクシ歯が互いに噛み合い対向している。

ヨーク８とヨーク９とは１ピンチ分位相をずらせてあり
、前記各つめと位置決め穴によって位置決めされる。ヨ
ーク８・９のクシ歯ピッチは、オートフォーカスの合焦
精度との関連で定められる。ヨーク５と８が形成する空
間８ａにはコイル６（本図に於て省略）がヨーク５と９
か形成する空間９ａにはコイル（同しく省略）が夫々巻
かれることになる。

プラスチックのロータマグネント１１はＮ極とＳ極の磁
極か交互に一定ピッチで着磁され、一体形成されている
。このロータ１１は回転カムの役割をし、内周部に有底
カム溝１１ｂを設けである。カム溝１１ｂの軌跡はレン
ズの合焦位置の移動＋Ａ跡に合わせられる。同しくロー
タ１１の内周面にヘアリング１５ａを配置する溝１１ａ
及びペアリンク１５ｂを配置する溝（不図示）を設けで
ある。

第１図に示すようにカム溝ｆｉｂには、合焦レンズＧ５
を保持する移動筒１３に軸支されたガイドコロ１４か係
合し、そのコロ１４は固定筒３の内側筒３ａに設けられ
た光軸方向に長い案内孔３Ｃを摺動自在に貫通している
。

この他第１図に於て、１７は絞りユニット、１９は絞り
を操作するリング、２１はカメラボティと連結するマウ
ントである。

第３図は」−記ステップモータの駆動を制御するブロッ
ク回路図である。５０は合焦検出部、５２は信号処理演
算部、５４はリングカウンタである。各ブロック内は種
々方式の回路が適用できる。Ｌ、、Ｌ２．Ｌ３．Ｌ４は
界磁コイル６＠７（第１図）に対応するものである。Ｅ
は駆動電源電池である。

上記構成のステップモータに於て、リングカウンタ５４
の入力端に図示のパルス波形の入力信号が送られると界
磁コイルＬ、に給電されコイルＬ１に対応する界磁ヨー
クが励磁される。その界磁ヨークと対応しているマグネ
ット１１の着磁磁極がＳ極あるとすると、ヨークの発生
磁極がＳ極になると互いに反発しヨークは隣りのＮ極と
吸引し合う。リングカウンタ５４のパルスの入力に応じ
て各磁界コイルＬ、−Ｌ４に通電するための上記のよう
な着磁がくり返されロータマグネットであるカム筒１１
は光軸を中心に回動する。

カム溝１１ｂの回転により合焦レンズＧ５が光軸方向に
移動しフォーカス動作がなされる。この動作は、移動機
構である回転軸受けとカム及びモ−夕のロータであるマ
グネットとが一体となっているため、精度が良くコンパ
クトである。回転時のイナーシャもなく、迅速な応答回
転、好適な制御性か得られ、キャ駿音がない。またコス
トダウンにも役立つものである。

なお、」−記実施例ではプラスチックマグネットはフェ
ライ（・等の金属粉末を混入したブラスチンク材ネｌを
使用している。そのため従来のカラス繊ＭＬ’９を混入
したプラスチック成形品に比して強度の向上がはかれ、
カムのリフト誤差、溝［ＩＪの均一度等も精度良く成形
され、温度変化等に対しても狂いの少ないものである。

レンズの移動機構としてカムのかわりにへりコイドネジ
を設けても良い。また２相のステップモータ以外に制御
性精度との関連で、より多層のステンプモータであって
も良い。

本発明は」二記実施例はオートフォーカスレンズの合焦
移動機構について説明したが、これに限られることなく
スームレンズの変倍移動機構、オートフォーカス・スー
ムレンズの合焦移動機構及び変倍移動機構にも適用し得
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明駆動装置を備えたオートフォーカスレン
ズの一部側断面図、第２図は同上要部の分解斜視図、第
３図は駆動回路ブロック図である。 １はレンズ鏡胴、３は固定筒、５は外筒ヨーク、６・７
は界磁コイル、８・９は界磁ヨーク、１１はロータマグ
ネット、ｌｌａはベアリング受−は溝、ｌｌｂはカム溝
、１４はカイトコロ、１５ａ　＊　’１５　ｂはベアリ
ングである。 特許出願人　キャノン株式会社 （自発）手続補正書 昭和５９年　７月２３日 昭和５８年　特　許　願第　８９７８２号２、発明の名
称 レンズ駆動装置 ３、補正をする者 事件との関係　特　許出願人 名　称　（１００）キャノン株式会社 ４、代理人 東京都渋谷区代々木二丁目１１番１２号木村ビルディン
グ ５、補正の対象　明細書「特許請求の範囲」　・　「発
明（２）明細書３頁５〜６行「・・・於て、・・・形成
した・・・」とあるのを下記に補正する。 記 ・・・於て、レンズ鏡胴の固定筒に取付けられたコイル
の内周に該コイルから発生する磁界を誘引するクシ歯ヨ
ークを配設し、該ヨークの内側に微少間隔を保って円筒
磁石を回転可能に支持し、該円筒磁石の内周に設けた回
転カム溝と、該固定筒に設けた前記光軸方向と平行な案
内溝とに係合する係合部材を、移動レンズ保持筒に取付
けた・・・ （３）同　５頁４行の「一体」を「円筒形に」に、同頁
１３行「・・・されたガイ・・・」を「された保合部材
であるガイ・・・」に夫々補正する。 ２、特許請求の範囲 １、レンズを光軸方向に移動させる機構をステップモー
タで駆動するレンズ駆動装置に於て、ことを特徴とする
レンズ駆動装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）レンズを光軸方向に移動させる機構をステップモ
   ータで駆動するレンズ駆動装置に於て、該移動機構をス
   テップモータのロータマグネットにより形成したことを
   特徴とするレンズ駆動装置６゜