JP3697179B2 - モータ - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、小型に構成するのに好適な円筒形状のモータに関する。
【0002】
【従来の技術】
図10は従来のステップモータの一構成例を示す模式的縦断面図であり、図11は図10のステップモータのステータから流れる磁束の状態を模式的に示す部分断面図である。
【0003】
図10において、ステータコイル105が同心状に巻回したボビン101が、軸方向に並んで2個配置され、これらの2個のボビン101はそれぞれ別のステータヨーク106に挟持固定されている。各ステータヨーク106の内径面には、ボビン101の内径面円周方向に沿って交互に配置されるステータ歯106a及び106bが形成されている。ステータ歯106a又は106bと一体のステータヨーク106が、2個のケース103それぞれに固定されている。こうして、励磁用の2個のステータコイル105のそれぞれに対応する2個のステータ102が構成されている。
【0004】
2個のケース103の一方にはフランジ115と軸受108が固定され、他方のケース103には他の軸受108が固定されている。ロータ109はロータ軸110に固定されたロータマグネット111から成り、ロータマグネット111は各ステータ102のステータヨーク106と放射状の空隙部を形成している。そして、ロータ軸110は2個の軸受108によって回転可能に支持されている。
【0005】
しかしながら、上記従来の小型のステップモータでは、ロータ109の外周にケース103、ボビン101、ステータコイル105及びステータヨーク106が同心状に配置されているため、モータの外形寸法が大きくなってしまうという技術的課題があった。また、ステータコイル105への通電により発生する磁束は、図11に示すように主としてステータ歯106aの端面106a1とステータ歯106bの端面106b1 とを通過するため、ロータマグネット111に効果的に作用せず、モータ出力が高くならないという技術的課題もあった。
【0006】
このような技術的課題を解決することを目的として、本出願人は特開平09−331666に記載されているような構成のモータを提案している。この提案に係るモータは、円筒形状の永久磁石を円周方向に等分割して異なる極に交互に着磁させたロータ(ロータマグネット)を形成し、ロータの軸方向(モータの軸方向)に第1のコイル、ロータ及び第2のコイルを順に配置し、第1のコイルにより励磁される第1の外側磁極部及び第1の内側磁極部をロータの軸方向一半部の外周面及び内周面に対向させ、第2のコイルにより励磁される第2の外側磁極部及び第2の内側磁極部をロータの軸方向他半部の外周面及び内周面に対向させるように構成したものであり、ロータ軸である回転軸が円筒形状の永久磁石(マグネット)から取り出されている。
【0007】
このような構成のモータならば、出力が高くモータの外形寸法を小さいものとすることができる。更に、マグネットを薄くすることにより、第1の外側磁極部と第1の内側磁極部との間の距離、並びに第2の外側磁極部と第2の内側磁極部との間の距離を小さくすることができ、それにより磁気回路の磁気抵抗を小さくすることができる。そのため、第1のコイル及び第2のコイルに流す電流が少なくても、多くの磁束を発生させることができ高い出力を維持できる。
【0008】
図12は、上記構成のモータを示す模式的縦断面図である。311がマグネット、312が第1のコイル、313が第2のコイル、314が第1のステータ、314a、314bが第1の外側磁極部、314c、314dが第1の内側磁極部、315が第2のステータ、315a、315bが第2の外側磁極部、315c、315dが第2の内側磁極部、316が第1のステータ314と第2のステータ315を保持する連結リング、317がマグネット311が固着されマグネット311と一体に回転する出力軸である。この出力軸317は第1のステータ314と第2のステータ315の軸受部314e、315eに回転可能に支持されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような特開平9−331666号公報等に記載されているタイプのモータでも、図10に示す従来のステップモータと同様に、軸方向の長さが長くなってしまう欠点があった。また図10、図12に記載されているタイプのモータの場合、第1のコイルへの通電により発生する磁束がマグネットに作用する位置と、第2のコイルへの通電により発生する磁束がマグネットに作用する位置とが、マグネットの軸方向にずれている。そのためマグネットが、マグネットの軸と平行方向における位置で(つまり図12でいう314側の位置と315側の位置とで)着磁のムラがある場合は、マグネットの回転停止位置の精度が悪くなることもある。
【0010】
また軸方向に短いモータとしては、例えば特開平7−213041号公報や特開2000−50601号公報等で提案されている図13に示すようなものがある。複数のコイル(301、302、303)と円盤形状のマグネット(304)で構成されている。コイルは図に示すように薄型コイン形状であり、その軸はマグネットの軸と平行に配置されている。一方円盤形状のマグネットは、その円盤の軸方向に着磁されておりマグネットの着磁面とコイルの軸は対向する様に配置されている。この場合コイルから発生する磁束は、図14中の矢印で示すように完全には有効にマグネットに作用していない。また、マグネットに作用する回転力の中心は図に示すようにモータの外径からLだけ離れた位置となるので、モータの大きさの割には発生するトルクが小さくなってしまう。また、このモータの中心部はコイルやマグネットが占有してしまっているので、モータ内に別の部品を配置することは困難である。更には複数のコイルが必要であることからコイルへの通電制御が複雑になったりコストが上がってしまったりする欠点がある。
【0011】
また、上記のモータにより絞り羽根やシャッタやレンズ等を駆動する装置が知られている。しかしながら、上述した特開平9−331666号公報等に記載されているタイプのモータは中実の細長い円筒形状であるため、絞り羽根やシャッタ、あるいはレンズ等の駆動源として用いる場合は、カメラの鏡筒内で光軸と平行になるように配置する必要がある。よって、鏡筒の半径寸法がレンズの半径や絞り開口の半径寸法だけではなく、これにモータの直径を加えた値となっていた。
【0012】
図15は図12に示すような中実の円筒形状のステップモータを使用する場合の鏡筒地板あるいは光量調節装置の横断面の大きさを線図で示す説明図である。図15において、モータをM、鏡筒地板あるいは光量調節装置を300、開口部を301とし、モータMの直径をD1、開口部301の直径をD2、鏡筒地板又は光量調節装置300の直径をD3とすると、鏡筒地板又は光量調節装置300の直径D3は少なくとも(2×D1+D2)以上になってしまう。
【0013】
一方、鏡筒装置あるいは光量調節装置はコンパクト化が望まれており、そのためには半径方向の厚さ寸法の薄いドーナツ型の断面形状を有するモータが望まれている。更には、他のレンズ群の移動の妨げならぬように光軸方向と平行方向に関する長さについても短いものが望まれている。
【0014】
また、中空のドーナツ形状のモータにより絞り羽根を駆動するものは、例えば特開昭53−37745号公報や特開昭57−16647号公報等で提案されている。これらは中空状のマグネットの外側にコイルを巻回する構造になっているため、コイルの厚み、マグネットの厚みおよびステータの厚みとの全てが半径方向の厚みに加算されてしまい、半径方向の厚さ寸法の薄いドーナツ型のモータとしては十分ではなかった。
【0015】
レンズを駆動するモータは他にも実開昭56−172827号公報等で提案されている。これは、コイルの中心軸が鏡筒の光軸中心に向かう方向に配置されているため、コイル形状の複雑化、組み立ての複雑化、コイルの個数の増加という不都合があり、更には部品点数の増加によって装置自体の小型化が難しく、コストも高くなってしまっていた。
【0016】
本発明はこのような技術的課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、モータ自体及び該モータを用いる装置をコンパクトで簡易な構造にすることである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本願の請求項1に記載の発明は、少なくとも周方向に異なる極に交互に着磁された回転可能なマグネットと、第1のコイルにより励磁され、前記マグネットに対向する第1の磁極部と、第2のコイルにより励磁され、前記第1の磁極部とは異なる範囲で前記マグネットに対向する第2の磁極部と、前記マグネットを挟んで前記第1の磁極部と前記第2の磁極部に対向するとともに、前記第1の磁極部および前記第2の磁極部と磁気回路を形成する磁極部とを有し、前記第1の磁極部と前記第2の磁極部のうち、一方の磁極部の中心が前記マグネットの着磁された極の中心と対向するときには、他方の磁極部の中心が前記マグネットの極と極の境界部と対向し、前記第1の磁極部と前記第2の磁極部が前記マグネットの回転軸を中心とする同一円周上に配置されていることを特徴とするモータを提供する。
【0018】
同様に上記課題を解決するために、本願の請求項2に記載の発明は、少なくとも周方向に分割されて異なる極に交互に着磁された回転可能なマグネットと、第1のコイルにより励磁され、前記マグネットに対向する第1の磁極部と、前記第1のコイルにより励磁されるとともに、前記マグネットを挟んで前記第1の磁極部と対向する磁極部と、第2のコイルにより励磁され、前記第1の磁極部とは異なる範囲で前記マグネットに対向する第2の磁極部と、前記第2のコイルにより励磁されるとともに、前記マグネットを挟んで前記第2の磁極部に対向する磁極部とを有し、前記第1の磁極部と前記第2の磁極部のうち、一方の磁極部の中心が前記マグネットの着磁された極の中心と対向するときには、他方の磁極部の中心が前記マグネットの極と極の境界部と対向し、前記第1の磁極部と前記第2の磁極部が前記マグネットの回転軸を中心とする同一円周上に配置されていることを特徴とするモータを提供する。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明を適用した一実施形態に係るモータの分解斜視図であり、図2はこのモータの軸を通り、軸方向に平行な面での断面図であり、図3はモータのコイルを通り、軸方向と垂直な面での断面図である。
【0021】
図1〜図3において、1はロータで、軸部と、永久磁石からなる円筒形状のマグネット部とから構成される。このマグネット部は、外周表面を円周方向に多分割即ち着磁極数がNAとなるよう(本実施形態では16分割即ちNA=16となるよう)S極、N極が交互に着磁されている。軸部と円筒形状のマグネット部は一体に成形されていても良いし、別に成形してから接着或いは圧入により結合して一体的にしても良い。
【0022】
また、マグネット部は、射出成形等により成形されるプラスチックマグネット材料により構成することで、円筒形状の半径方向の厚さを非常に薄くすることができる。マグネット部の内周面は、外周面に比べ弱い着磁分布を持つか、あるいは全く着磁されていないか、あるいは外周面と逆の極、すなわち外周面がS極の場合はその範囲の内周面はN極に着磁されているもののいずれかである。ロータ1の軸部1s、1tは後で述べるカバー5の嵌合穴5a、ステータ2の嵌合穴2hに回転可能に嵌合している。
【0023】
2は外筒及び内筒を有する軟磁性材料から成るステータであり、前記ロータ1の軸部1tを回転可能に嵌合している。特開平9−331666号公報に記載されたものとは異なり、ステータは一つだけで構成されている。本実施形態では、内筒部2gも第1の外側磁極部2a、2b、2c及び第2の外側磁極部2d、2e、2fと一体的に構成されているが、別部材で成形してから結合する構成でも構わない。ステータ2の外筒の先端部には、筒を先端方向から切欠き、軸と平行方向に延びる櫛歯形状の外側磁極が形成されている。この外側磁極は、ロータ1のマグネット部の外周面と対向し、円周方向に並んで複数の外側磁極が形成されている。後述するコイル3,4によってステータが励磁された場合、外側磁極部からは磁束が発生するが、外側磁極間は単なる空間であるため磁束は発生しない。よって外筒の円周方向について見れば、マグネットに磁束を及ぼす外側磁極部とマグネットに磁束を及ぼすことのない空間とが交互に配置されていることになる。本実施形態では第1の外側磁極部2a、2b、2cと第2の外側磁極部2d、2e、2fとから構成されている。
【0024】
本実施形態ではステータ2は単一の部材から構成され、第1の外側磁極部2a、2b、2cと第2の外側磁極部2d、2e、2fは一体的に構成されている。このため第1の外側磁極部2a、2b、2cと第2の外側磁極部2d、2e、2fとの相互誤差は小さく抑えられ、組み立てによるモータの性能のばらつきを抑えることができる。
【0025】
ステータ2の内筒部2gはロータ1のマグネット部の内周面と対向する内側磁極部を構成している。内筒部2gにより構成される内側磁極と第1の外側磁極部2a、2b、2cとで、また、内筒部2gにより構成される内側磁極と第2の外側磁極部2d、2e、2fとで、ロータ1のマグネット部を挟む構成になる。
【0026】
3は第1のコイルで第1の外側磁極部2a、2b、2cの周りに巻回されており、通電されることにより第1の外側磁極部2a、2b、2cと第1の外側磁極部2a、2b、2cと対向する内側磁極部である内筒部2gの一部を励磁する。勿論この場合第1の外側磁極部とそれに対向する内側磁極部とはお互いに異なる極に励磁される。
【0027】
4は第2のコイルで第2の外側磁極部2d、2e、2fの周りに巻回されており、通電されることにより第2の外側磁極部2d、2e、2fと対向する内側磁極部である内筒部2gの一部を励磁する。勿論この場合第2の外側磁極部とそれに対向する内側磁極部とはお互いに異なる極に励磁される。
【0028】
内筒部2gの第1の外側磁極に対向する部分は第1のコイル3によって励磁され、内筒部2gの第2の外側磁極部に対向する部分は第2のコイル4によって励磁されるのであるが、これらは互いに独立して励磁されている。第1のコイル3によって励磁される第1の外側磁極部2a、2b、2cに対向する部分を今後、第1の内側磁極と呼び、第2のコイル4によって励磁される第2の外側磁極部2d、2e、2fに対向する部分を今後、第2の内側磁極と呼ぶ。第1の内側磁極と第2の内側磁極は本実施例のように一体で構成されても良いし、別体で構成されても良い。第1の外側磁極部2a、2b、2c或いは第2の外側磁極部2d、2e、2fのように筒形状を切欠き、軸と平行方向に延びる歯のように構成しても良い。
【0029】
また、ステータ2の第1の外側磁極部2a、2b、2c或いは第2の外側磁極部2d、2e、2fは円筒を先端方向から切欠き、ステータ外周面に沿ってモータ軸に平行な方向に延出する櫛歯により構成されているので、モータの直径を最小限に抑えることができる。仮に外側磁極部を円周方向に空間を挟むことで複数構成した櫛歯形状ではなく、半径方向に延びる凹凸で形成したとする。この場合、磁極として効果的に作用させるためには凹部からの磁束の影響を少なく、凸部からの磁束の影響を大きくする必要があり、凹凸の差を大きくしなければならない。その凹凸の差の分だけモータの直径は大きくなってしまう。本実施形態ではもちろんそのようなことはなく、外側磁極1枚分の厚みだけで足りる。
【0030】
ステータ2の第1の外側磁極部2a、2b、2cと内筒部2gの一部の第1の内側磁極はロータ1のマグネット部の外周面及び内周面に対向して、マグネット部を挟み込むように形成されており、第2の外側磁極部部2d、2e、2fと内筒部2gの一部の第2の内側磁極はロータ1のマグネット部の外周面及び内周面に対向して、該マグネット部を挟み込むように形成されている。第1のコイル3への通電により第1の外側磁極部2a、2b、2cと第1の内側磁極が励磁され、その磁極間にはロータ1のマグネット部を横切る磁束が発生し、効果的に該マグネットに作用する。同様に第2のコイル4への通電により第2の外側磁極部2d、2e、2fと第2の内側磁極が励磁され、その磁極間にはロータ1のマグネット部を横切る磁束が発生し、効果的に該マグネットに作用する。
【0031】
さらに、ロータ1のマグネット部は前記したように射出成形等により成形される中空円筒形状のプラスチックマグネット材料により構成されているので、円筒形状の半径方向厚さを非常に薄くすることができる。
【0032】
そのため、第1の外側磁極部2a、2b、2cと第1の内側磁極との距離及び第2の外側磁極部2d、2e、2fと第2の内側磁極との距離を非常に小さくできる。それゆえ、第1のコイル3と第1の外側磁極部2a、2b、2cと第1の内側磁極により形成される磁気回路、および、第2のコイル4と第2の外側磁極部2d、2e、2fと第2の内側磁極により形成される磁気回路の磁気抵抗を小さくすることができる。これにより、少ない電流で多くの磁束を発生させることができ、モータの出力アップ、低消費電力化、コイルの小型化を達成することができる。
【0033】
5はカバーで内周部がステータ1の第1の外側磁極部2a、2b、2cや第2の外側磁極部2d、2e、2fの外周面に取り付けられ、嵌合穴5aはロータ1の軸部1sを回転可能に嵌合している。
【0034】
図4はロータ1のマグネット部とステータの位置関係を示す断面図である。図4からわかるように、マグネット部はその外周表面を円周方向に均一に多分割して(本実施形態では16分割して)S極、N極が交互に着磁された着磁部1a、1b、1c、1d、1e、1f、1g、1h、1i、1j、1k、1m、1n、1p、1q、1rが形成されている。ここでは、前記着磁部1a、1c、1e、1g、1i、1k、1n、1qがS極に着磁され、前記着磁部1b、1d、1f、1h、1j、1m、1p、1rがN極に着磁されている。
【0035】
ここでマグネット部と外側磁極部との位置関係について説明する。3個の第1外側磁極部2a、2b、2cと同じくロータのマグネット部の外周面に対向する前記3個の第2外側磁極部2d、2e、2fが形成されている。マグネット部の外周表面の分割数をNAとすると、ステータ2の第1外側磁極部2a、2b、2cは着磁位相に対して同位相になるように360/(NA/2)度の整数倍、すなわちθ1=45度の整数倍お互いにずらして形成されている。この式におけるNAは、図4からもわかるように16である。
【0036】
またステータ2の第2外側磁極部2d、2e、2fは着磁位相に対して同位相になるように360/(NA/2)度の整数倍、すなわちθ2=45度の整数倍お互いにずらして形成されている。第1の外側磁極と第2の外側磁極は全体がθ3=(180/NA+A×360/NA)度すなわち(11.25+22.5×A)度ずれて配置されている。この式中のAは整数である。本実施形態ではNA=16,A=4としており、θ3=101.25度となっている。
第1の外側磁極と第2の外側磁極とは、ロータの軸方向と平行方向に関してのロータに対向する範囲は重なっている。つまり第1の外側磁極と第2の外側磁極はロータの軸を中心とした同一円周上に配置されている。
【0037】
上記構成によれば、第1の外側磁極と第2外側磁極とは、同一のロータに対してそれぞれ異なる角度範囲に関して対向するように構成されており、またロータの軸方向と平行方向に関する位置は重なるように配置されているので、ロータは軸方向に関して短く構成できるので、軸方向と平行方向に関する長さについても短いモータとすることができる。
【0038】
上記構成の大きな特徴として、第1の外側磁極部と第2の外側磁極部とが、軸に垂直な平面における同一円周上に存在することがあげられる。ロータ1の外周面の一部分着目すれば、ロータ1が回転することにより、このロータの一部分に対して第1の外側磁極部による磁束と第2の外側磁極による磁束とが交互に作用することになる。2つの外側磁極部がロータのマグネット部の同じ個所に対して磁束を作用させるので、着磁によるバラツキなどによる悪影響を受けずに安定した性能となるモータとすることが可能となる。
【0039】
次に、図4〜図7を参照して、本発明の実施形態に係るステップモータの動作を説明する。
図4に記載されたモータは、第1のコイル3に通電しステータ1の第1の外側磁極部2a、2b、2cをN極とし、内筒部2gの一部で第1の外側磁極部2a、2b、2cに対向する内側磁極部即ち第1の内側磁極部をS極となるように励磁している状態である。この状態では第2のコイルには通電は行っていない。
【0040】
図4の状態から第1のコイル3への通電方向を遮断し、同時に第2のコイル4に通電しステータ1の第2の外側磁極部2d、2e、2fをN極とし、内筒部2gの一部で第2の外側磁極部2d、2e、2fに対向する内側磁極部即ち第2の内側磁極部をS極となるように励磁すると、図5に示すようにロータ1は反時計方向に11.25度回転する。
【0041】
図5の状態から第2のコイル4への通電方向を遮断し、同時に第1のコイル3に図4の状態とは逆方向の通電、即ち第1の外側磁極部2a、2b、2cをS極、内筒部2gの一部で第1の外側磁極部2a、2b、2cに対向する内側磁極部即ち第1の内側磁極部をN極となるように励磁すると図6に示すようにロータ1は反時計方向にさらに11.25度回転する。
【0042】
図6の状態から第1のコイル3への通電方向を遮断し、同時に第2のコイル4に図5の状態とは逆方向の通電、即ち第2の外側磁極部2d、2e、2fをS極、内筒部2gの一部で第2の外側磁極部2d、2e、2fに対向する内側磁極部即ち第2の内側磁極部をN極となるように励磁すると、図7に示すようにロータ1は反時計方向に更に11.25度回転する。
【0043】
以後、このように第1のコイル3及び第2のコイル4への通電方向を順次切り替え或いは遮断していくことにより、前記櫛歯形状の第1の外側磁極部2a、2b、2cと第2の外側磁極部2d、2e、2fは異なるタイミングで励磁の切り替えが行われ、ロータ1は通電位相に応じた位置へと回転していくことになる。
【0044】
本実施形態では、第1の通電状態として第1のコイル3を正方向通電、第2のコイル4を非通電、第2の通電状態として第1のコイル3を非通電、第2のコイル4を正方向通電、第3の通電状態として第1のコイル3を逆方向通電、第2のコイル4を非方向通電、第4の通電状態として第1のコイル3を非通電、第2のコイル4を逆方向通電として、第1の通電状態から第2の通電状態、第3の通電状態、第4の通電状態へ切り替えを行いロータ1を回転させていったが、第5の通電状態として第1のコイル3を正方向通電、第2のコイル4を正方向通電、第6の通電状態として第1のコイル3を正方向通電、第2のコイル4を逆方向通電、第7の通電状態として第1のコイル3を逆方向通電、第2のコイル4を逆方向通電、第8の通電状態として第1のコイル3を逆方向通電、第2のコイル4を正方向通電とし第5の通電状態から第6の通電状態、第7の通電状態、第8の通電状態へと通電状態を切り替える或いはその逆に第5の通電状態から第8の通電状態、第7の通電状態、第6の通電状態へと通電状態を切り替えるような通電の切り替えを行っても良い。それによってもロータ1は通電位相に応じた回転位置へと回転していく。
【0045】
先に第1および第2の外側磁極部の位置関係について説明したが、以下にマグネット部と第1および第2の外側磁極部の位置関係について説明する。
最初に上記したように第1の通電状態、第2の通電状態、第3の通電状態、第4の通電状態の間で通電状態を切り替えると、第1の外側磁極部と第2の外側磁極部は一方ずつ励磁される極性の切り替えが行われる。このとき第1の外側磁極部の励磁が行われたとき、それぞれの第1の外側磁極部の中心部が、マグネット部の着磁部の中心部と対向する。このときそれぞれの第2の外側磁極部の中心部は、マグネット部の着磁部の境界部と対向する。
【0046】
反対に第2の外側磁極部の励磁が行われたときは、それぞれの第2の外側磁極部の中心部が、マグネット部の着磁部の中心部と対向し、それぞれの第1の外側磁極部の中心部が、マグネット部の着磁部の境界部と対向する。
【0047】
上記のように第1の外側磁極部と第2の外側磁極部とで、マグネットの着磁部の半領域分だけ位相がずれているため、第1の外側磁極部と第2の外側磁極部とで通電を切り替えるたびに、ロータは着磁部の半分の面積に相当する回転を行うことになる。つまり16分割されたマグネット部を有していれば11.25(=360/16/2)度ずつ回転することになる。
【0048】
本実施形態ではコイルを巻回しやすいという理由から、第1の外側磁極部をロータの片側にまとめて配置し、第2の外側磁極部をロータの反対側にまとめて配置したが、これに限らず第1の外側磁極部と第2の外側磁極部とが交互に配置されていても構わない。ただしこの場合は、外側磁極部を励磁させる第1のコイルと第2のコイルとの配置を工夫する必要がある。例えば、交互に配置された第1の外側磁極部と第2の外側磁極部を励磁するために交互に独立したコイルを配置する方法がある。
【0049】
上記のロータ1は軸部1s、1tを備えておりこの部分で回転可能に保持されているが、マグネット部やその他の円周部で例えばカバー5の内周面に保持される構造をとれば中空な円筒形状のモータとすることが可能となる。そのような場合の構造を変形例として図8に示す。
【0050】
ロータ1の外周面には溝1uが1周形成されており、カバー5の突起リブ5bと嵌合している。これによりロータ1はカバー5に回転可能に保持されている。ロータは内径部に突起を設けたりして例えばカメラのレンズやシャッタや絞り羽根を駆動する用途に用いることが可能である。
【0051】
図9は本発明を適用した一実施例に係るモータを駆動源として備えたレンズ鏡筒装置を示す模式的縦断面図である。図9においても、図1〜図7で説明した前述の実施例と同一又は相当する部分はそれぞれ同一符号で示されており、それらの詳細説明は前述の実施例を参照することにし、ここでは適宜省略する。
【0052】
図9において、50はステータ2の外側磁極部に固定されたヘリコイド地板であり、51はレンズホルダーである。前記ヘリコイド地板50の内径部にはメスヘリコイド部50aが形成されており、前記レンズホルダー51の外径部にはオスヘリコイド部51aが形成されており、該オスヘリコイド部51aを前記メスヘリコイド部50aに摺動可能に嵌合することにより、該レンズホルダー51は前記ヘリコイド地板50に対して相対回転させることにより軸方向に移動するように装着されている。
【0053】
図9において、前記レンズホルダー51にはレンズ52が固定されている。このレンズ52は、レンズホルダー51を回転させることにより、該レンズホルダー51とともに光軸方向に移動(変位)して位置を調節できるようになっている。
【0054】
ロータ1はヘリコイド地板50の嵌合部50eに対して1v部で回転可能に取り付けられている。前記レンズホルダー51の内側端面部には溝51bが形成されており、この溝51bにはロータ1のピン部1wが嵌合している。従って、ロータ1の回転に伴って前記レンズホルダー51が回転することで、前記レンズ52が装置の軸方向に移動するように構成されている。つまり、ロータ1が回転することでレンズ52が光軸方向の位置を変位するように構成されている。
【0055】
図9に示すような上記構成のレンズ鏡筒装置において、モータ自体の中空部(内径部)を光路として配置できるので、装置全体の外径寸法は、中空部(開口部)の直径をD2とすると、概略(マグネット厚さ+内側磁極部厚さ+外側磁極部厚さ)×4+D2で済ませることが可能となる。しかも外側磁極部はモータ軸に平行な方向に延出する歯により形成するので、レンズ鏡筒装置全体を非常にコンパクトなものにすることができる。
【0056】
以上説明したように、上記実施形態によれば、第1のコイル3、第2のコイル4により外側磁極部と内側磁極部との間にあるロータのマグネット部を横切る磁束を発生させ、磁束を効果的に作用させることができる。その結果、モータ出力の向上を図ることが可能となる。
【0057】
また、第1の外側磁極部及び第2の外側磁極部を、モータ軸と平行な方向に延出する櫛歯により構成したので、モータの占有体積つまりモータの外径と内径の間の体積(ドーナツ形状の幅寸法)を最小限に抑えることができる。もし外側磁極部を半径方向に延びる凹凸で形成すると、効果的に磁束を作用させるためには凹凸差を大きくしなければならず、その分モータの外径と内径の間の体積は大きくなってしまう。しかし、本発明の本実施形態に係るモータでは、モータ軸と平行な方向に延出する歯により外側磁極部を形成するので、モータの占有体積つまりモータの外径と内径の間の体積を最小限に抑えることができる。
【0058】
また、第1の外側磁極と第2外側磁極とは、同一のロータに対して軸と平行方向に関しては重なりつつそれぞれ異なる角度範囲において対向するように構成されているので、第1の外側磁極と第2の外側磁極とが同一円周上に配置できる。したがって、ロータを軸方向に関して短く構成でき、モータ全体としての軸方向の長さについても短くすることができる。
【0059】
具体的に言えば、第1のコイル3と第1の外側磁極部2a、2b、2cと第1の内側磁極により形成される磁気回路において発生する磁束と、第2のコイル4と第1の外側磁極部2d、2e、2fと第2の内側磁極により形成される磁気回路において発生する磁束とが、ロータ1の同一のマグネット部に作用する構成になっている。ロータが回転することにより、それぞれの磁気回路はマグネットの同一円周上に作用し、マグネットの同一の部位を利用する構成となっている。ロータのマグネット部の同一部位を利用するので、着磁によるバラツキなどによる悪影響を受けずに安定した性能となるモータとすることができる。
【0060】
更に、前記第1の外側磁極部と前記第2の外側磁極部とは同一部材から構成すれば、前記第1の外側磁極部と第2の外側磁極部との相互の誤差を小さく抑えることができる。
【0061】
また、ロータ1は軸部1s、1tを備えておりこの部分で回転可能に保持されているが、マグネット部やその他の円周部で例えばカバー5の内周面に保持される構造をとると中空な円筒形状のモータとすることができる。
【0062】
また更に、前記ロータの外周面の着磁極数をNAとすると、前記第1の外側磁極部は前記第2の外側磁極部に対して(180/NA)度位相がずれて形成されているので、第1のコイル及び第2のコイルへの通電方向を順次変える事により通電状態に応じた位置へ前記ロータを回転していくことができステッピングモータとして機能させることができる。
【0063】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、従来の小型モータと比較して、直径および回転軸方向長をさらに小型化し、分品点数も少なく簡易な構造のモータを提供できる。また、モータを駆動するための2つの磁気回路はロータの同一個所に対して作用するため、ロータの着磁ムラの影響を受けにくい回転精度の高いモータを提供することができる。さらに、ロータの中心に回転軸を有する構成だけでなく、レンズ駆動等に適した中空形状のモータを構成することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るモータの分解斜視図
【図2】図1のモータの軸方向に平行な面での断面図
【図3】図1のモータのコイルを通り軸方向に垂直な面での断面図
【図4】図1のモータのマグネット部と外側磁極部の位置関係を示した図
【図5】図4のモータの通電を変化させたときのマグネット部と外側磁極部の位置関係を示した図
【図6】図5のモータの通電を変化させたときのマグネット部と外側磁極部の位置関係を示した図
【図7】図6のモータの通電を変化させたときのマグネット部と外側磁極部の位置関係を示した図
【図8】本発明の実施形態に係るモータの変形例
【図9】本発明のモータを用いたレンズ鏡筒装置の断面図
【図10】従来のステップモータの一構成例を示す模式的縦断面図
【図11】図10のステップモータのステータの磁束の状態を模式的に示す部分断面図
【図12】従来の中実の円筒形状のステップモータの他の構造例を示す模式的縦断面図
【図13】従来の薄型コイン形状のモータの構成図
【図14】図12に示すモータの磁束の様子を示す断面図
【図15】図10に示すような中実の円筒形状のステップモータを使用する場合の鏡筒地板あるいは光量調節装置の横断面の大きさを示す説明図
【符号の説明】
1 ロータ
1a〜1r マグネット部の着磁部
2 ステータ
3 第1のコイル
4 第2のコイル
50 ヘリコイド地板(レンズ鏡筒装置)
50a メスヘリコイド部
51 レンズホルダー
51a オスヘリコイド部
51b 溝(レンズホルダー)
52 レンズ

Claims (12)

  1. 少なくとも周方向に異なる極に交互に着磁された回転可能なマグネットと、
    第1のコイルにより励磁され、前記マグネットに対向する第1の磁極部と、
    第2のコイルにより励磁され、前記第1の磁極部とは異なる範囲で前記マグネットに対向する第2の磁極部と、
    前記マグネットを挟んで前記第1の磁極部と前記第2の磁極部に対向するとともに、前記第1の磁極部および前記第2の磁極部と磁気回路を形成する磁極部とを有し、
    前記第1の磁極部と前記第2の磁極部のうち、一方の磁極部の中心が前記マグネットの着磁された極の中心と対向するときには、他方の磁極部の中心が前記マグネットの極と極の境界部と対向し、
    前記第1の磁極部と前記第2の磁極部が前記マグネットの回転軸を中心とする同一円周上に配置されていることを特徴とするモータ。
  2. 少なくとも周方向に分割されて異なる極に交互に着磁された回転可能なマグネットと、
    第1のコイルにより励磁され、前記マグネットに対向する第1の磁極部と、
    前記第1のコイルにより励磁されるとともに、前記マグネットを挟んで前記第1の磁極部と対向する磁極部と、
    第2のコイルにより励磁され、前記第1の磁極部とは異なる範囲で前記マグネットに対向する第2の磁極部と、
    前記第2のコイルにより励磁されるとともに、前記マグネットを挟んで前記第2の磁極部に対向する磁極部とを有し、
    前記第1の磁極部と前記第2の磁極部のうち、一方の磁極部の中心が前記マグネットの着磁された極の中心と対向するときには、他方の磁極部の中心が前記マグネットの極と極の境界部と対向し、
    前記第1の磁極部と前記第2の磁極部が前記マグネットの回転軸を中心とする同一円周上に配置されていることを特徴とするモータ。
  3. 前記第1の磁極部と前記第2の磁極部は異なるタイミングで励磁されることを特徴とする請求項1または2に記載のモータ。
  4. 前記第1のコイルと前記第2のコイルが前記マグネットの回転軸を中心とする同一円周上に配置されていることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のモータ。
  5. 前記第1の磁極部の前記マグネットの着磁された極に対する位相と、前記第2の磁極部の前記マグネットの着磁された極に対する位相とがずれていることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のモータ。
  6. 前記マグネットの周方向に着磁された極の数をNAとすると、前記マグネットの着磁された極に対する前記第1の磁極部の位相は、前記マグネットの着磁された極に対する前記第2の磁極部の位相に対して、(180/NA)度だけずれていることを特徴とする請求項に記載のモータ。
  7. 前記ロータの回転軸を中心として、前記第1の磁極部と前記第2の磁極部とのなす角度が、(180−180/NA)度であることを特徴とする請求項に記載のモータ。
  8. 前記マグネットは中空円筒形状であり、前記第1の磁極部は前記マグネットの外周面に対向するとともに、前記第2の磁極部は前記マグネットの外周面に前記第1の磁極部とは異なる範囲で対向することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のモータ。
  9. 前記マグネットの外周面に対向する円筒形状部を備えたステータを有し、前記円筒形状部の一端より他端に向かって形成された切り欠きにより前記第1の磁極部と前記第2の磁極部とが形成されていることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のモータ。
  10. 請求項1からのいずれかに記載のモータを駆動源としてシャッタあるいは絞り羽根を駆動することを特徴とする光学装置。
  11. 請求項1から10のいずれかに記載のモータをレンズの光軸と平行に配置し、前記モータを駆動源として前記レンズを駆動することを特徴とする光学装置。
  12. 前記レンズを保持するレンズホルダーを有し、前記レンズホルダーは前記マグネットの回転に伴って回転して前記レンズの光軸方向に変位することを特徴とする請求項11に記載の光学装置。
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