JP2003219623A - ステッピングモータ - Google Patents

ステッピングモータ

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JP2003219623A JP2002008525A JP2002008525A JP2003219623A JP 2003219623 A JP2003219623 A JP 2003219623A JP 2002008525 A JP2002008525 A JP 2002008525A JP 2002008525 A JP2002008525 A JP 2002008525A JP 2003219623 A JP2003219623 A JP 2003219623A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】軸と平行方向に関する寸法がコンパクトで、高
出力、且つ安価な構造のステッピングモータを提供す
る。 【解決手段】中空円盤形状に形成され中心の仮想軸に対
して直交する第1の平面と同じく仮想軸に対して直交す
る第2の平面と外周面と内周面からなり、その中心を回
転中心としての仮想軸に対して角度方向に分割して異な
る極に交互に着磁されたマグネットと、マグネットの外
周面の外側に配置された第1のコイル、内側に配置され
た第2のコイルと、マグネットの回転中心の仮想軸に対
して垂直方向の面の一方の面に対向し第1のコイルによ
り励磁される第1の磁極部と、他の一方の面に対向し第
1のコイルにより励磁される第2の磁極部と、前記マグ
ネットの回転中心の仮想軸に対して垂直方向の面の一方
の面に対向し前記第2のコイルにより励磁される第3の
磁極部と、他の一方の面に対向し前記第2のコイルによ
り励磁される第4の磁極部と、を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超薄型の円盤形状
のステッピングモータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、小型モータに適する形態としてブ
ラシレスタイプのものがあげられる。ブラシレスタイプ
のモータで駆動回路の単純なものとしては以下に記載す
る永久磁石を用いたステップモータがある。
【0003】小型円筒形状のステップモータとしてはま
ず図9に示すものがある。これは、ボビン101にステ
ータコイル105が同心状に巻回され、ボビン101は
2個のステータヨーク106で軸方向から挟持固定され
ており、かつステータヨーク106にはボビン101の
内径面円周方向にステータ歯106aと106bが交互
に配置され、ケース103には、ステータ歯106aま
たは106bと一体のステータヨーク106が固定され
てステータ102が構成されている。2組のケース10
3の一方にはフランジ115と軸受け108が固定さ
れ、他方のケース103には他の軸受け108が固定さ
れている。ロータ109はロータ軸110に固定された
ロータ磁石111からなり、ロータ磁石111はステー
タ102のステータヨーク106aと放射状の空隙部を
形成している。そして、ロータ軸110は2個の軸受け
108の間に回転可能に支持されている。
【0004】このような構造のステップモータの変形例
として、特公昭53−2774号で提案される光制御装
置がある。これはステップモータに連結するシャッタ羽
根をステップ的に開閉させて光の通過量を制御するもの
である。また、別の変形例として、特開昭57−166
847号で提案される中空形モータがある。これはステ
ップモータをリング状の構造として、その中央部の空洞
を光等が通過可能としたものである。
【0005】また、銀塩フィルムを用いるカメラのシャ
ッタ或いは絞り調節機構や上記デジタルカメラのシャッ
タにおいて、撮影レンズを小型化、短軸化しようとする
とシャッタ或いは絞り調節機構の前後にレンズが位置せ
ざるを得なくなり、モータの高出力化とともにシャッタ
或いは絞り調節機構の光軸方向に関する薄型化が望まれ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9に
示す上記従来の小型のステップモータは、ロータの外周
にケース103、ボビン101、ステータコイル10
5、ステータヨーク106が同心状に配置されているた
め、モータの外形寸法が大きくなってしまう欠点があっ
た。また、ステータコイル105への通電により発生す
る磁束は図10に示すように主としてステータ歯106
aの端面106a1とステータ歯106bの端面106
b1とを通過するため、ロータ磁石111に効果的に作
用しないのでモータの出力は高くならない欠点がある。
【0007】特公昭53−2774号の光制御装置及び
特開昭57−166847号の中空形モータにおいても
上記と同様に、ロータ磁石の外周にステータコイル及び
ステータヨークが配置されているためモータの外形寸法
が大きくなるとともに、ステータコイルへの通電により
発生する磁束がロータ磁石に効果的に作用しない。
【0008】また、モータにより絞り羽根やシャッタや
レンズ等を駆動する装置が知られている。しかしなが
ら、図9に示すようなタイプのモータは中実の円筒形状
であったため、カメラの鏡筒内で光軸と平行になるよう
に配置し絞り羽根やシャッタあるいはレンズ等を駆動す
るのに用いようとした場合、鏡筒の半径寸法はレンズの
半径や絞り開口の半径寸法にモータの直径を加えた値に
なることから、カメラの鏡筒の直径を十分小さい値にす
ることはできなかった。
【0009】また、上記の例の駆動源或いはモータは光
軸方向の寸法が長くなってしまい、撮影レンズを絞り羽
根或いはシャッタ羽根の近くまで配置することは困難で
あった。
【0010】また、軸方向に短い薄型のモータとして
は、例えば特開平7−213041や特開2000−5
0601等で提案されている図11、図12に示すよう
なものがある。複数のコイル(301、302、30
3)と円盤形状のマグネット(304)で構成されるも
のであり、コイルは図に示すように薄型コイン形状であ
りその軸はマグネットの軸と平行に配置されている。一
方円盤形状のマグネットはその円盤の軸方向に着磁され
ておりマグネットの着磁面とコイルの軸は対向する様に
配置されている。
【0011】この場合コイルから発生する磁束は図12
中の矢印で示すように完全には有効にマグネットに作用
せず、またマグネットが発生する回転力の中心は各コイ
ルの中心の位置でありモータの外径からLだけ離れた位
置となるのでモータの大きさの割には発生するトルクは
小さくなってしまう。また、このモータの中心部付近ま
でコイルが占有してしまっているのでモータ内に別の部
品を配置することは困難である。更には複数のコイルが
必要であることからコイルへの通電制御が複雑になった
りコストが上がってしまったりする欠点がある。
【0012】また、コイルとマグネットが回転軸に対し
て平行方向に重ねて配置されているため、このモータを
シャッタや絞り調整機構に用いた場合にモータは光軸方
向の寸法が長くなってしまい、撮影レンズを絞り羽根或
いはシャッタ羽根の近くまで配置することは困難であっ
た。
【0013】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであり、本出願に係る第1及び第4の発
明の目的は、特に軸と平行方向に関する寸法がコンパク
トで、高出力、且つ安価な構造のステッピングモータを
提供することである。
【0014】また、本出願に係る第2の発明の目的は、
上記の第1の発明の目的に加え更に組み立てが容易でコ
ストが安いステッピングモータを提供することである。
【0015】また、本出願に係る第3の発明の目的は、
上記の第1の発明の目的に加え更に位置出し性能の良い
ステッピングモータを提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本出願にかかる第1の発明は中空円盤形状に形成さ
れ、中心の仮想軸に対して直交する第1の平面と同じく
仮想軸に対して直交する第2の平面と外周面と内周面か
らなりその中心を回転中心として回転可能に保持される
とともに少なくとも回転中心の仮想軸に対して垂直方向
の面が該仮想軸を中心とする角度方向に分割して異なる
極に交互に着磁されたマグネットと、該マグネットの外
周面の外側に配置された第1のコイル、前記マグネット
の内周面の内側に配置された第2のコイルと、中空円盤
形状に形成された前記マグネットの回転中心の仮想軸に
対して垂直方向の面の一方の面に対向し前記第1のコイ
ルにより励磁される第1の磁極部と、前記マグネットの
回転中心の仮想軸に対して垂直方向の面の他の一方の面
に対向し前記第1のコイルにより励磁される第2の磁極
部と、中空円盤形状に形成された前記マグネットの回転
中心の仮想軸に対して垂直方向の面の一方の面に対向し
前記第2のコイルにより励磁される第3の磁極部と前記
マグネットの回転中心の仮想軸に対して垂直方向の面の
他の一方の面に対向し前記第2のコイルにより励磁され
る第4の磁極部とからなるものである。
【0017】上記構成において、ステップモータの軸方
向の長さは円盤状のマグネット厚さと厚さ方向に対向す
る磁極部で決められ、ステップモータの軸と平行方向に
関する寸法は非常に小さくできる。また、第1のコイル
により発生する磁束は第1の磁極と第2の磁極との間に
ある マグネットを横切るので効果的に作用する。第2
のコイルにより発生する磁束は第3の磁極と第4の磁極
との間にある マグネットを横切るので効果的に作用し
高出力なモータとすることができる。
【0018】上記目的を達成するために、本出願にかか
る第2の発明は、第1の発明に加え、前記第2の磁極部
と前記第4の磁極部が同一部材からなることを特徴とす
るものである。上記構成において、前記第2の磁極部と
前記第4の磁極部が同一部材であることからコストが安
く、また前記第2の磁極部と前記第4の磁極部の位相あ
わせの必要がないので組み立てが容易でコストが安いス
テッピングモータを提供することができる。
【0019】上記目的を達成するために、本出願にかか
る第3の発明は、第1の発明に加え前記第1の磁極部は
前記円盤状のマグネットの対向する位置は前記第3の磁
極部が前記円盤状のマグネットの対向する位置に対して
外径側であり、前記第1の磁極部は前記円盤状のマグネ
ットの対向する面積S1、前記第3の磁極部は前記円盤
状のマグネットの対向する面積S2とすると、S1<S
2であることを特徴とするものである。
【0020】上記構成において、前記第1の磁極部が励
磁されることで発生する電磁力が作用するマグネット上
の位置の回転中心からの距離をR1、前記第3の磁極部
が励磁されることで発生する電磁力が作用するマグネッ
ト上の位置の回転中心からの距離をR2とすると、R1
>R2の関係にあるから、上記S1、S2をS1<S2
の関係になっているので、第1の磁極部が励磁されるこ
とで発生する回転トルクと第3の磁極部が励磁されるこ
とで発生する回転トルクとは、ほぼ同じになり位置出し
性能の良いステッピングモータとなる。
【0021】上記目的を達成するために、本出願にかか
る第4の発明は上記第1、2、3の発明に加え、前記第
1の磁極部或いは前記第3の磁極部は前記円盤形状のマ
グネットの軸方向と垂直な平面に所定の隙間をもって対
向しマグネットの半径方向に延出する櫛歯形状する櫛歯
形状の歯により構成されることを特徴とするものであ
る。
【0022】磁極部がマグネットの着磁面方向への凹凸
により構成されるものに比べて軸と平行方向に関する寸
法は小さく構成できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0024】(第1の実施例)図1〜図6は本発明の第
1の実施例のステッピングモータを示す図であり、その
うち、図1はステッピングモータの分解斜視図であり、
図2はシャッタの組み立て完成状態の軸方向断面図であ
り、図3、図4、図5、図6はステップモータのマグネ
ットの回転動作説明図である。
【0025】図1から図5において、1は中空円盤形状
に形成され中心の仮想軸に対して直交する第1の平面と
同じく仮想軸に対して直交する第2の平面と外周面と内
周面からなりその中心を回転中心として回転可能に保持
されるとともに少なくとも回転中心の仮想軸に対して垂
直方向の面1eが該仮想軸を中心とする角度方向に分割
して異なる極に交互に着磁されたマグネットであり、図
3に示すように該マグネット1は1e面が回転中心の仮
想軸を中心とする角度方向にn分割(本実施例では10
分割)して、S極・N極が交互に着磁されている。
【0026】マグネット1の1e面に対して裏の面1f
は1e面とは逆の極性に分割着磁されていても良いし全
く着磁されていなくても良い。該マグネット1は射出成
形によりプラスチックマグネット材料で形成される。こ
れにより円筒形状の厚さ方向即ち軸と平行方向に関する
長さを非常に薄く構成することができる。また、該マグ
ネット1には中央部に嵌合部1aがあり,該嵌合部1a
は後述の嵌合リング6の嵌合部6aに摺動可能に嵌合し
て回転可能に支持される。
【0027】マグネット1は射出成形により形成される
プラスチックマグネットであるため、嵌合部1aはマグ
ネット1で一体成形でき、回転中心に対してマグネット
部の同軸精度が向上する。また、射出成形マグネットは
表面に薄い樹脂皮膜が形成されるため、錆の発生がコン
プレッションマグネットに比較して大幅に少ないので、
塗装などの防錆処理を廃止できる。さらにコンプレッシ
ョンマグネットで問題になる磁性粉の付着もなく、防錆
塗装時に発生しやすい表面のふくらみもなく、品質の向
上が達成できる。
【0028】マグネット1の材料にはNd−Fe−B系
希土類磁性粉とポリアミドなどの熱可塑性樹脂バインダ
ー材との混合物を射出成形することにより形成されたプ
ラスチックマグネットを用いている。これにより、コン
プレッション成形されたマグネットの場合の曲げ強度が
500Kgf/cm2程度なのに対して、例えばポリア
ミド樹脂をバインダー材として使用した場合800Kg
f/cm2以上の曲げ強度が得られ、コンプレッション
成形では出来ない薄肉円筒形状に形成することが可能と
なる。薄肉円筒状に形成することで後述の第1ステータ
7の第1の磁極部と第2ステータ8の第2の磁極部との
間隔及び第3ステータ9の第3の磁極部と第4ステータ
10の第4の磁極部との間隔を短く設定することがで
き、その間の磁気抵抗を小さい磁気回路とすることがで
きる。
【0029】これにより、後述の第1のコイル2及び第
2のコイル4への通電を行った場合、小さな起磁力でも
多くの磁束を発生することができ、アクチュエータの性
能が高まる。
【0030】2は円筒形状の第1のコイルであり、絶縁
材料からなる第1のボビン3に巻き付けられている。第
1のコイル2はマグネット1の外周面の外側で軸と平行
方向に関して重なる位置に配置されている。第1のコイ
ル2の軸方向の長さはマグネット1の軸方向の長さ即ち
円盤形状の厚さとほぼ同じ寸法となっている。
【0031】4は円筒形状の第2のコイルであり、絶縁
材料からなる第2のボビン5に巻き付けられている。第
2のコイル4はマグネット1の内周面の内側で軸と平行
方向に関して重なる位置に配置されている。第2のコイ
ル4の軸方向の長さはマグネット1の軸方向の長さ即ち
円盤形状の厚さとほぼ同じ寸法となっている。
【0032】ボビン5のリブ5aはマグネット1の1e
面の位置規制をするようになっており、第1のステータ
7の第2の磁極部7a,7b,7c,7d,7e及び第
3のステータ9の磁極部9a,9b,9c,9d,9e
とマグネット1との間隔を所定量確保する。
【0033】7は軟磁性材料からなる第1のステータで
あり、第1のコイル2への通電により励磁される第1の
磁極部7a,7b,7c,7d,7eを持ち、磁極部7
a,7b,7c,7d,7eは前記円盤形状のマグネッ
ト1の軸方向と垂直な平面1eに所定の隙間をもって対
向しマグネットの半径方向でしかも内径方向に延出する
櫛歯形状する櫛歯形状の歯により構成されている。第1
のステータ7の磁極部はその先端部がマグネットの半径
方向に延出する複数の歯、即ち櫛歯形状によって構成さ
れるが、この延出する歯の数はマグネット1の着磁分割
数nの1/2個形成され、それらが720/n度(本実
施例では72度)ずつ等分配置されている(本実施例で
は5つ)。コイルへの通電により磁極部7a,7b,7
c,7d,7eはすべて互いに同極になるように励磁さ
れる。
【0034】8は軟磁性材料からなる第2のステータで
あり、第1のコイル2への通電により励磁される第2の
磁極部8a,8b,8c,8d,8eを持ち、磁極部8
a,8b,8c,8d,8eは円盤形状のマグネット1
の軸方向と垂直な平面1fに所定の隙間をもって対向し
マグネットの半径方向でしかも内径方向に延出する櫛歯
形状する櫛歯形状の歯により構成されている。第2のス
テータ8の磁極部はその先端部がマグネットの半径方向
に延出する複数の歯、即ち櫛歯形状によって構成される
が、この延出する歯の数はマグネット1の着磁分割数n
の1/2個形成され、それらが720/n度(本実施例
では72度)ずつ等分配置されている(本実施例では5
つ)。
【0035】第2のステータの磁極部8a,8b,8
c,8d,8eはマグネット1を挟んで第1のステータ
7の第1の磁極部7a,7b,7c,7d,7e に対
向する位置形成されている。
【0036】第1のステータ7と第2のステータ8とは
磁極部とは逆側の位置即ち第1のコイルの外径を覆う7
f部と8f部で磁気的に連結されている。第1のコイル
2、第1のステータ7、第2のステータ8は磁気回路を
構成している。
【0037】第1のコイル2への通電により磁極部8
a,8b,8c,8d,8eはすべて互いに同極になる
ように励磁される。ただし前記第1のステータ7の磁極
部7a,7b,7c,7d,7eと第2のステータ8の
磁極部8a,8b,8c,8d,8eとは異なる極性に
励磁される。
【0038】この構成によりステップモータの厚さを最
小限にしつつ磁極の形成が可能となる。すなわち磁極部
を軸方向と平行に延びる凹凸で形成すると、その分ステ
ップモータの厚くなってしまうが、本実施例では半径方
向に延出する櫛歯形状により磁極部を形成しているの
で、ステップモータの軸と平行方向の寸法即ち厚さを最
小限に抑えることができる。
【0039】9は軟磁性材料からなる第3のステータで
あり、第2のコイル4への通電により励磁される第3の
磁極部9a,9b,9c,9d,9eを持ち、磁極部9
a,9b,9c,9d,9eは円盤形状のマグネット1
の軸方向と垂直な平面1eに所定の隙間をもって対向し
マグネットの半径方向でしかも外径方向に延出する櫛歯
形状する櫛歯形状の歯により構成されている。第3のス
テータ9の磁極部はその先端部がマグネットの半径方向
に延出する複数の歯、即ち櫛歯形状によって構成される
が、この延出する歯の数はマグネット1の着磁分割数n
の1/2個形成され、それらが720/n度(本実施例
では72度)ずつ等分配置されている(本実施例では5
つ)。コイルへの通電により磁極部9a,9b,9c,
9d,9eはすべて互いに同極になるように励磁され
る。
【0040】10は軟磁性材料からなる第4のステータ
であり、第2のコイル4への通電により励磁される第4
の磁極部10a,10b,10c,10d,10eを持
ち、磁極部10a,10b,10c,10d,10eは
前記円盤形状のマグネット1の軸方向と垂直な平面1f
に所定の隙間をもって対向しマグネットの半径方向に延
出する櫛歯形状する櫛歯形状の歯により構成されてい
る。第4のステータ10の磁極部はその先端部がマグネ
ットの半径方向に延出する複数の歯、即ち櫛歯形状によ
って構成されるが、この延出する歯の数はマグネット1
の着磁分割数nの1/2個形成され、それらが720/
n度(本実施例では72度)ずつ等分配置されている
(本実施例では5つ)。
【0041】第4のステータの磁極部10a,10b,
10c,10d,10eはマグネット1を挟んで第3の
ステータ9の第3の磁極部9a,9b,9c,9d,9
eに対向する位置形成されている。
【0042】第3のステータ9と第4のステータ10と
は磁極部とは逆側の位置即ち第2のコイルの内径を覆う
9f部と10f部で磁気的に連結されている。第2のコ
イル4、第3のステータ9、第4のステータ10は磁気
回路を構成している。
【0043】第2のコイル4への通電により第4のステ
ータ10の磁極部10a,10b,10c,10d,1
0eはすべて互いに同極になるように励磁される。ただ
し第3のステータ9の磁極部9a,9b,9c,9d,
9eと第4のステータ10の磁極部10a,10b,1
0c,10d,10eとは異なる極性に励磁される。
【0044】この構成によりステップモータの厚さを最
小限にしつつ磁極の形成が可能となる。すなわち磁極部
を軸方向と平行に延びる凹凸で形成すると、その分ステ
ップモータの厚くなってしまうが、本実施例では半径方
向に延出する櫛歯形状により磁極部を形成しているの
で、ステップモータの軸と平行方向の寸法即ち厚さを最
小限に抑えることができる。
【0045】第1のステータ7の第1の磁極部7a,7
b,7c,7d,7eがマグネット1に対向している位
置は第3のステータ9の第3の磁極部9a,9b,9
c,9d,9eがマグネット1に対向している位置に対
してマグネットの外周面側であり、第1の磁極部が励磁
されることで発生する電磁力が作用するマグネット上の
位置の回転中心からの距離をR1、前記第3の磁極部が
励磁されることで発生する電磁力が作用するマグネット
上の位置の回転中心からの距離をR2とすると、R1>
R2の関係にある。第1の磁極部が円盤状のマグネット
の対向する面積S1、第3の磁極部が前記円盤状のマグ
ネットの対向する面積S2とすると、S1<S2となる
ように設定してある。これによれば、第3の磁極部が励
磁されことで発生する電磁力は、第1の磁極部が励磁さ
れことで発生する電磁力に比べて大きくなり、(電磁
力)×(電磁力が作用する半径)の値即ち回転トルク
は、第1の磁極部が励磁されことで発生する場合と第3
の磁極部が励磁されことで発生する場合とで同じにな
り、位置出し性能の良いステッピングモータとなる。
【0046】第1の磁極部がマグネット1の着磁面に対
向する位相と、第3の磁極部がマグネット1の着磁面に
対向する位相は(180/N)度即ち本実施例では18
度ずれて構成されている。
【0047】6は嵌合リングで、第4のステータに固定
され摺動面6aがマグネット1の内周面部1aと回転可
能に嵌合している。またリブ6bがマグネット1の1f
面の位置規制をするようになっており、第2のステータ
8の第2の磁極部8a,8b,8c,8d,8e及び第
4のステータ10の磁極部10a,10b,10c,1
0d,10eとマグネット1との間隔を所定量確保す
る。
【0048】11は非磁性材料からなるベースで、第2
のステータ8と第4のステータ10を磁気的に分断しつ
つそれらを固定している。
【0049】次に、図3〜図6を参照して、図1及び図
2で説明した本発明の一実施例に係るステップモータの
動作を説明する。図3は、第1のステータ7の第1の磁
極部7a、7b、7c、7d、7eをN極とし、第2の
ステータ8の第2の磁極部8a,8b,8c,8d,8
eをS極とし、第3のステータ9の第3の磁極部9a、
9b、9c、9d、9eをS極とし、第4のステータ1
0の第4の磁極部10a,10b,10c,10d,1
0eをN極とするように、第1のコイル2及び第2のコ
イル4に通電して励磁した状態を示す。
【0050】図3の状態から第1のコイル2の通電はそ
のままで、第2のコイル4への通電方向を切り替えて、
第3のステータ9の第3の磁極部9a、9b、9c、9
d、9eをN極、第4のステータ10の第4の磁極部1
0a,10b,10c,10d,10eをS極となるよ
うに励磁する。これにより、マグネット1は反時計方向
に18度回転し、図4に示す状態になる。
【0051】次に、第1のコイル2への通電を反転させ
て、第1のステータ7の第1の磁極部7a、7b、7
c、7d、7eをS極とし、第2のステータ8の第2の
磁極部8a,8b,8c,8d,8eをN極となるよう
に励磁する。これにより、マグネット1は反時計方向に
更に18度回転し、図5に示す状態になる。
【0052】次に、第2のコイル4への通電を反転させ
て、第3のステータ9の第3の磁極部9a、9b、9
c、9d、9eをS極とし、第4のステータ10の第4
の磁極部10a,10b,10c,10d,10eをN
極となるように励磁する。これにより、マグネット1は
反時計方向に更に18度回転し、図6に示す状態にな
る。
【0053】以後、このように第1のコイル2及び第2
のコイル4への通電方向を順次切り換えていくことによ
り、ロータであるマグネット1は通電位相に応じた位置
へと回転していくことになる。
【0054】また、第2のステータ8の第2の磁極部8
a,8b,8c,8d,8eと第4のステータの10の
第4の磁極部10a,10b,10c,10d,10e
に対向している円盤状形状のマグネット1の面1fは必
ずしも着磁されている必要はない。
【0055】しかしながら、円盤形状のマグネット1の
面1fが1e面とは逆の極性に分割着磁されていればよ
り一層出力は増す。
【0056】ここで、このような構成のステップモータ
が、高出力で超小型化になる上で最適な構成であること
について述べる。本実施例のアクチュエータの基本構成
について述べると、第1にマグネットを中空の円盤形状
に形成していること。第2にマグネットの回転中心の仮
想軸に対して垂直方向の面が仮想軸を中心とする角度方
向に分割して異なる極に交互に着磁していること。第3
にマグネットの外周面の外側と内周面の内側でかつ軸方
向に関して重なるようにそれぞれコイルを同軸上に配置
していること。第4にそれらのコイルにより励磁される
第1の磁極、第2の磁極、第3の磁極、第4の磁極をそ
れぞれ円盤形状のマグネットの軸方向と垂直な面即ち円
盤形状の平面に対向させていること。第5に第1の磁極
部を半径方向に延出する櫛歯により構成していること。
このアクチュエータの軸方向に関する寸法即ち厚さは、
円盤形状のマグネットの厚さに対してステータの磁極を
対向させるだけの厚さがあればよく、このためアクチュ
エータの厚さは、マグネット或いはコイルの厚さによっ
て決まるので、マグネット及びコイルの径と高さをそれ
ぞれ非常に小さくすればアクチュエータを超小型にする
ことができる。またコイル2への通電により発生する磁
束は第1の磁極部と第2の磁極部との間にあるマグネッ
トを横切るので効果的に作用する。
【0057】第1の磁極部、第2の磁極部、第3の磁極
部、第4の磁極部は半径方向に延出する櫛歯形状により
構成されるため、軸方向への凹凸により構成されるもの
に比べて軸方向に関する寸法は小さく構成できる。これ
により、非常に薄型の円盤形状のアクチエータとするこ
とができる。
【0058】ベース11の中心に開口部を設け、マグネ
ット1に連結して不図示のシャッタ羽根を開閉させるよ
うにすれば、ベース11の開口部の通過光量を制御する
シャッタ装置にすることができる。また、その時のシャ
ッタ装置の光軸と平行方向に関する寸法即ち厚さ方向に
関する寸法は、第1のステータ7の第1の磁極部7a、
7b、7c、7d、7e或いは第3のステータ9の第3
の磁極部9a、9b、9c、9d、9eと、マグネット
1の厚さと、第2のステータ8の第2の磁極部8a,8
b,8c,8d,8e或いは第4のステータ10の第4
の磁極部10a,10b,10c,10d,10eとで
決まるため非常に小さく構成でき、シャッタ装置の近く
まで他の構造物を配置可能となる。
【0059】以上により、シャッタ装置に応用した場合
に有効な、出力が高く、かつ安価で小型のステップモー
タを提供することができる。
【0060】(第2の実施例)図7は第2の実施例を示
す図であり、ベースを廃止し、第1の実施例における第
2ステータと第4ステータを同一部材で形成している。
12は軟磁性材料からなる第5ステータで、平板形状に
切欠き穴により平面的な形状の第2の磁極部15a,1
5b,15c,15d,15eと第4の磁極部15f,
15g,15h,15i,15jが形成されている。こ
れも磁極が軸方向への凹凸により構成されるものに比べ
て軸方向に関する寸法は小さく構成できる。
【0061】第5のステータ15の第2の磁極部15
a,15b,15c,15d,15eはマグネット1を
挟んで第1のステータ7の第1の磁極部7a、7b、7
c、7d、7eに対向する位置に形成されており、第5
のステータの第4の磁極部1部15f,15g,15
h,15i,15jはマグネット1を挟んで第3のステ
ータ9の第3の磁極部部9a、9b、9c、9d、9e
に対向する位置に形成されている。また第1のステータ
7と第5のステータ15とは磁極部とは逆側の位置即ち
第1のコイル2の外径を覆う7f部と15k部で磁気的
に連結されている。また第3のステータ9と第5のステ
ータ15とは磁極部とは逆側の位置即ち第2のコイル4
の内径を覆う9f部と15m部で磁気的に連結されてい
る。
【0062】第5のステータ15の第2の磁極部15
a,15b,15c,15d,15eと第4の磁極部1
5f,15g,15h,15i,15jとの間で磁束の
通過をできるだけ少なくするために、第2の磁極部15
a,15b,15c,15d,15eと第4の磁極部1
5f,15g,15h,15i,15jとの間の接続形
状はなるべく細い形状にしてその間の磁気抵抗を大きく
している。
【0063】これによれば第1の実施例と同様の効果を
得つつ、ベースが不要になるので更に薄型でコストの安
いステップモータとすることができる。
【0064】(第3の実施例)図8は第3の実施例を示
す図であり、ベースを廃止し、第1の実施例における第
2ステータと第4ステータを同一部材で形成し、更に第
2磁極部と第4磁極部を切欠きによる形状で構成せず、
単なる平板形状で構成している。16は軟磁性材料から
なる第6のステータである。
【0065】第1のステータ7の第1の磁極部7a、7
b、7c、7d、7eは上に述べた櫛歯形状で構成され
ているため、第1のステータ7の第1の磁極部7a、7
b、7c、7d、7eと第6のステータ16の間を通過
する磁束は櫛歯状の第1のステータ7の第1の磁極部7
a、7b、7c、7d、7eと該第1のステータ7の第
1の磁極部7a、7b、7c、7d、7eの形状を第6
のステータ16の平板形状上に投影した位置との間を通
過する。そのため第1のステータ7の第1の磁極部7
a、7b、7c、7d、7eに対向するもう一つの磁極
である第6のステータ16の形状は単なる平板形状形状
のままでもよいのである。
【0066】同様に第3のステータ9の第3の磁極部部
9a、9b、9c、9d、9eは上に述べた櫛歯形状で
構成されているため、第3のステータ9の第3の磁極部
部9a、9b、9c、9d、9eと第6のステータ16
の間を通過する磁束は櫛歯状の第3のステータ9の第3
の磁極部部9a、9b、9c、9d、9eと該第3のス
テータ9の第3の磁極部部9a、9b、9c、9d、9
eの形状を第6のステータ16の平板形状上に投影した
位置との間を通過する。そのため第3のステータ9の第
3の磁極部部9a、9b、9c、9d、9eに対向する
もう一つの磁極である第6のステータ16の形状は単な
る平板形状形状のままでもよいのである。これによれば
第6のステータは第1の実施例、第2の実施例に比べ製
造は容易になり更にコストが安くなる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本出願に係る第1
乃至第4の発明によれば、ステップモータの軸方向の長
さは円盤状のマグネット厚さと厚さ方向に対向する磁極
部で決められ、ステップモータの軸と平行方向に関する
寸法は非常に小さくできる。また、第1のコイルにより
発生する磁束は第1の磁極と第2の磁極との間にあるマ
グネットを横切るので効果的に作用する。第2のコイル
により発生する磁束は第3の磁極と第4の磁極との間に
ある マグネットを横切るので効果的に作用し高出力な
モータとすることができる。
【0068】また、本出願にかかる第2の発明によれ
ば、上記効果に加え、前記第2の磁極部と前記第4の磁
極部が同一部材からなるので、前記第2の磁極部と前記
第4の磁極部が同一部材であることからコストが安く、
また前記第2の磁極部と前記第4の磁極部の位相あわせ
の必要がないので組み立てが容易でコストが安いステッ
ピングモータとすることができる。
【0069】また、本出願にかかる第3の発明によれ
ば、前記第1の磁極部は前記円盤状のマグネットの対向
する位置は前記第3の磁極部が前記円盤状のマグネット
の対向する位置に対して外径側であり、前記第1の磁極
部は前記円盤状のマグネットの対向する面積S1、前記
第3の磁極部は前記円盤状のマグネットの対向する面積
S2とすると、S1<S2とするものである。前記第1
の磁極部が励磁されることで発生する電磁力が作用する
マグネット上の位置の回転中心からの距離をR1、前記
第3の磁極部が励磁されることで発生する電磁力が作用
するマグネット上の位置の回転中心からの距離をR2と
すると、R1>R2の関係にあるから、上記S1、S2
をS1<S2の関係とすることで、第1の磁極部が励磁
されることで発生する回転トルクと第3の磁極部が励磁
されることで発生する回転トルクとは、ほぼ同じになり
位置出し性能の良いステッピングモータとすることがで
きる。
【0070】また、本出願にかかる第4の発明によれ
ば、前記第1の磁極部或いは前記第3の磁極部は前記円
盤形状のマグネットの軸方向と垂直な平面に所定の隙間
をもって対向しマグネットの半径方向に延出する櫛歯形
状する櫛歯形状の歯により構成しているので、磁極部が
マグネットの着磁面方向への凹凸により構成されるもの
に比べてステッピングモータの軸と平行方向に関する寸
法は小さく構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る第1の実施例のステッピン
グモータの分解斜視図である。
【図2】図2は図1に示すステッピングモータの組み立
て完成状態の軸方向断面図である。
【図3】図3はステップモータのマグネットの回転動作
説明図である。
【図4】図4はステップモータのマグネットの回転動作
説明図である。
【図5】図5はステップモータのマグネットの回転動作
説明図である。
【図6】図6はステップモータのマグネットの回転動作
説明図である。
【図7】図7は本発明に係る第2の実施例の斜視図であ
る。
【図8】図8は本発明に係る第3の実施例の斜視図であ
る。
【図9】図9は従来のステップモータの断面図である。
【図10】図10は従来のステップモータのステータの
様子を示す断面図である。
【図11】図11は従来のブラシレスモータの一例を示
す斜視図である。
【図12】図12は従来のブラシレスモータの一例を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 ・・・ マグネット 1e ・・・ 着磁部 2 ・・・ 第1のコイル 3 ・・・ ボビン 4 ・・・ 第2のコイル 5・・・・ボビン 6・・・・嵌合リング 7・・・・第1のステータ 7a、7b、7c、7d、7e ・・・第1の磁極部 8・・・・第2のステータ 8a、8b、8c、8d、8e ・・・第2の磁極部 9・・・・第3のステータ 9a、9b、9c、9d、9e ・・・第3の磁極部 10・・・・第4のステータ 10a、10b、10c、10d、10e ・・・第4
の磁極部 11・・・・ベース 15・・・・第5のステータ 16・・・・第6のステータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中空円盤形状に形成され中心の仮想軸に対
    して直交する第1の平面と同じく仮想軸に対して直交す
    る第2の平面と外周面と内周面からなり、その中心を回
    転中心として回転可能に保持されるとともに少なくとも
    回転中心の仮想軸に対して垂直方向の面が該仮想軸を中
    心とする角度方向に分割して異なる極に交互に着磁され
    たマグネットと、 該マグネットの外周面の外側に配置された第1のコイ
    ル、前記マグネットの内周面の内側に配置された第2の
    コイルと、 中空円盤形状に形成された前記マグネットの回転中心の
    仮想軸に対して垂直方向の面の一方の面に対向し前記第
    1のコイルにより励磁される第1の磁極部と、 前記マグネットの回転中心の仮想軸に対して垂直方向の
    面の他の一方の面に対向し前記第1のコイルにより励磁
    される第2の磁極部と、 中空円盤形状に形成された前記マグネットの回転中心の
    仮想軸に対して垂直方向の面の一方の面に対向し前記第
    2のコイルにより励磁される第3の磁極部と、 前記マグネットの回転中心の仮想軸に対して垂直方向の
    面の他の一方の面に対向し前記第2のコイルにより励磁
    される第4の磁極部と、 からなることを特徴とするステッピングモータ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のステッピングモータにおい
    て、前記第2の磁極部と前記第4の磁極部が同一部材か
    らなることを特徴とするステッピングモータ。
  3. 【請求項3】請求項1記載のステッピングモータにおい
    て、前記第1の磁極部は前記円盤状のマグネットの対向
    する位置は前記第3の磁極部が前記円盤状のマグネット
    の対向する位置に対して外周面側であり、前記第1の磁
    極部は前記円盤状のマグネットの対向する面積S1、前
    記第3の磁極部は前記円盤状のマグネットの対向する面
    積S2とすると、S1<S2であることを特徴とするス
    テッピングモータ。
  4. 【請求項4】請求項1、2、3記載のステッピングモー
    タにおいて、前記第1の磁極部或いは前記第3の磁極部
    は前記円盤形状のマグネットの軸方向と垂直な平面に所
    定の隙間をもって対向しマグネットの半径方向に延出す
    る櫛歯形状する櫛歯形状の歯により構成されることを特
    徴とするステッピングモータ。
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