JPH05257051A - 駆動装置 - Google Patents

駆動装置

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Publication number
JPH05257051A
JPH05257051A JP5385592A JP5385592A JPH05257051A JP H05257051 A JPH05257051 A JP H05257051A JP 5385592 A JP5385592 A JP 5385592A JP 5385592 A JP5385592 A JP 5385592A JP H05257051 A JPH05257051 A JP H05257051A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
stepping motors
shutter
stator
rotor
Prior art date
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Pending
Application number
JP5385592A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Wakabayashi
央 若林
Kiyosada Machida
清貞 町田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP5385592A priority Critical patent/JPH05257051A/ja
Publication of JPH05257051A publication Critical patent/JPH05257051A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステッピングモ−タの設置に要する平面スペ
−スを減少させる。 【構成】 径方向に着磁したロ−タ2a,3aと、この
ロ−タ2a,3aの外周に放射状に配列された複数の分
割ステ−タ2b,3b,4と、この各ステ−タ2b,3
b,4をそれぞれ励磁するコイル2c,3c,4とを有
する複数のステッピングモ−タ2,3を複数平面的に配
置し、この各ステッピングモ−タ2,3のうち、相互に
隣接し合うステ−タ4をステッピングモータ2,3に共
通に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にカメラのレンズシ
ャッタ、レンズ駆動などに使用して好適なステッピング
モータを利用した駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、レンズシャッタおよびレ
ンズを駆動する駆動装置は、径方向に着磁されたロータ
と、このロ−タの外周に対向する複数の磁極を有するス
テ−タと、このステ−タを励磁するコイルとからなる複
数個のステッピングモ−タをシャッタ本体に平面的に配
置する構成になっていた。この種の駆動装置に使用され
るステッピングモ−タは、円筒型のステッピングモ−タ
に比べて軸方向の厚みを小さくできるため、レンズシャ
ッタの厚みを薄くできるという長所がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の駆動装置では、ステッピングモ−タを単純
に同一平面上に配置するだけであるため、ステッピング
モ−タの数が多くなると、これらステッピングモ−タを
設置する平面スペ−スが大きくなり、ひいてはシャッタ
本体部分が大型化してしまう問題があった。
【0004】本発明の目的は、ステッピングモ−タの設
置に要する平面スペ−スを小さくすることができる駆動
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】一実施例を示す図1およ
び図2に対応付けて本発明を説明すると、本発明は、径
方向に着磁したロ−タ2a,3aと、このロ−タ2a,
3aの外周に放射状に配列された複数の分割ステ−タ2
b,3b,4と、この各ステ−タ2b,3bをそれぞれ
励磁するコイル2c,3c,5とを有する複数のステッ
ピングモ−タ2,3を平面的に配置してなる駆動装置に
適用される。そして、上記目的は、各ステッピングモ−
タ2,3のうち、相互に隣接し合う位置のステ−タ4を
隣接するステッピングのモータ2,3に共通に構成する
ことにより、達成できる。
【0006】
【作用】ステップモータ2,3において、相互に隣接し
合うステ−タ4が共通に使用されるから、ステ−タ1つ
の占有面積に(ステップモ−タ総数−1)を乗算した面
積に相当する分、各ステッピングモ−タを単に平面的に
配置したものに比し、その平面スペ−スを小さくするこ
とができる。
【0007】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0008】
【実施例】図1〜図5にについて本発明の一実施例を説
明する。図1は、例えばレンズシャッタおよびレンズの
駆動に供される駆動装置の平面図であり、図2は、図1
のA−A線に沿う断面図である。この図1および図2に
おいて、1はカメラのシャッタ本体であり、このシャッ
タ本体1には、その開口1aの周りに沿って第1のステ
ッピングモ−タ2、および第2のステッピングモ−タ3
が平面状に配置されている。
【0009】第1のステッピングモ−タ2は、レンズシ
ャッタの駆動に供されるもので、径方向に着磁されたロ
−タ2aと、このロ−タ2aの外周に対向する複数の磁
極を有するとともにロ−タ2aを中心にして第2のステ
ッピングモータ3と反対の側に開口1aの円周方向に沿
い配置した一方の分割ステ−タ2bと、第1および第2
のステッピングモータ2,3間に開口1aの円周方向に
沿い配置されていて両ステッピングモータ2,3に共用
される他方の分割ステータ4と、一方のステータ2aに
巻回された励磁コイル2cと、他方のステータ4に巻回
された励磁コイル5とから構成される。第2のステッピ
ングモ−タ3は、レンズのズ−ミングおよびフォ−カシ
ングに供されるもので、径方向に着磁されたロ−タ3a
と、このロ−タ3aの外周に対向する複数の磁極を有す
るとともにロ−タ3aを中心にして第1のステッピング
モータ2と反対の側に開口1aの円周方向に沿い配置さ
れた一方の分割ステ−タ3bと、このステ−タ3bに巻
回された励磁コイル3cと、上記共通のステータ4およ
びその励磁コイル5とから構成される。
【0010】上記第1および第2のステッピングモータ
2,3に共用されるステータ4は、開口1aを中心にし
て略同心円状に配列した一対の鉄心4a,4bからな
り、この各鉄心4a,4bの両端には、第1および第2
のステッピングモータ2,3のロータ2a,3aの外周
に対向する磁極が形成されている。そして、励磁コイル
5はそれぞれのロータ2a,3aに対向する両鉄心4
a,4bの両端の磁極が互いに異なる極性になるように
して図示の如く巻回される。
【0011】このように、第1のステッピングモ−タ2
と第2のステッピングモ−タ3の他方のステータ4を共
用できる構造にすることにより両ステッピングモータ
2,3をシャッタ本体1と平行する同一平面内に配設し
得る。そして、第1のステッピングモ−タ2のロ−タ2
aおよびステ−タ2bの上面側には、図2に示すように
レンズシャッタ操作用の動力伝達部6が配設され、第2
のステッピングモ−タ3のロ−タ3aおよびステ−タ3
cの上面側には、図2に示すようにレンズ駆動用の動力
伝達部7が配設される。
【0012】レンズシャッタ操作用動力伝達部6は、図
2および図3に示すように第1のステッピングモ−タ2
により駆動される減速ギヤ列6aを有し、この減速ギヤ
列6aの終段ギヤ6bには、セクタ−レバ−8のギヤ部
8aが噛合され、このセクタ−レバ−8の中間部は軸ピ
ン9によりシャッタ本体1に回動可能に支持されてい
る。動力伝達部6およびセクタ−レバ−8を介して第1
のステッピングモータ2により操作されるレンズシャッ
タは、図3に示すようにシャッタ開口1aを開閉する2
枚のシャッタ羽根10,11を備え、このシャッタ羽根
10,11はピン12,13によりシャッタ本体1に回
動可能に支持されている。また、シャッタ羽根10,1
1の軸支側に形成した長穴10a,11aには、セクタ
−レバ−8の他端に突設したピン14が係合されてい
る。
【0013】レンズ駆動用動力伝達部7は、図2および
図4に示すように第2のステッピングモ−タ3により駆
動される減速ギヤ列7aを有し、この減速ギヤ列7aの
終段ギヤ7bには、シャッタ本体1に回転可能に取り付
けた送りギヤ15に噛合され、この送りギヤ15の軸心
には送りねじ16が螺合されている。
【0014】図5は、上述した構成の駆動装置を内蔵し
たズ−ムレンズ鏡筒部の断面図である。この図5におい
て、1群レンズ17はシャッタ本体1に固定され、シャ
ッタ本体1は外筒18内に固設されている。外筒18
は、カメラ本体19と一体の筒部20内に光軸廻りに回
転可能に設けたレンズ駆動環21にヘリコイド嵌合され
ており、この駆動環21が不図示の駆動機構により回転
されると外筒18がキ−22に案内されて光軸方向に移
動される。
【0015】23は、1群レンズ17の動きに合わせて
ズーミングおよびフォ−カシングするための2群レンズ
であり、この2群レンズ23はホルダ−24に保持さ
れ、ホルダ−24は送りねじ16の一端に連結されてい
る。25は2群レンズ23を光軸方向に案内するガイド
ロッド(図1,図3,図4参照)であり、26はアパ−
チャである。なお、図1,図3および図4において、斜
線を施した部分27はキ−22の配置スペ−スである。
【0016】次に動作について説明する。まず、カメラ
本体19に設けたズーミング用ボタン(不図示)を操作
することによりズーミング指令信号が発生すると、不図
示の制御回路が動作して駆動環21の駆動機構(不図
示)にパルス信号が供給され、これにより駆動環21を
回転して1群レンズ17および2群レンズ23を含む外
筒18を図5の矢印A方向に移動させる。これと同時に
不図示の制御回路から外筒18の光軸方向の位置に応じ
て発生するパルス信号が第2のステッピングモータ3の
ステータコイル3cおよび共通のステータコイル5に供
給されることによりロータ3aが回転され、その回転は
減速ギヤ列17aを介して送りギヤ15に伝達される。
送りギヤ15が回転すると、送りねじ16が図2および
図5の矢印B方向に外筒18と異なる速度で移動し2群
レンズ23が同一方向に移動してズーミング(ズームダ
ウン,ズームアップ)を行う。ズーミング後、不図示の
レリーズボタンを半押しなどすることにより、AF指令
がオートフォ−カス制御部(不図示)に入力されると、
この制御部がズーミングされた撮影レンズの合焦の有無
を判定し、合焦していないと判定されたときは、例えば
そのずれ量を演算し、この演算結果に基づいて不図示の
制御回路から発生するパルス信号を第2のステッピング
モータ3に与え、このステッピングモータ3を発生パル
ス数分に相当する角度だけ回転することにより、2群レ
ンズ23を図5の矢印B方向へ移動させ、フォ−カシン
グを行う。
【0017】ズーミングおよびフォ−カシング後、不図
示のレリーズボタンを全押しすることにより、不図示の
制御回路が動作すると、この制御回路から第1のステッ
ピングモータ2のステータコイル2cおよび共通のステ
ータコイル5にパルス信号が供給され、そのロータ2a
を所定角度回転させる。ロータ2aが回転すると、その
回転は減速ギヤ列5aを介してセクターレバー8に伝達
され、このセクターレバー8をそのピン9を中心にして
図3の矢印C方向に回動させる。これにより、ピン14
および長穴10a,11aを介して連繋されたシャッタ
羽根10,11が回動してシャッタ開口1bを開き、露
光する。
【0018】このように本実施例においては、ロータお
よびこれに対向するステータを平面的に配置することで
構成される第1および第2のステッピングモータ2,3
の、隣接するステータ4を共通の構造にしたので、ステ
ータ1つの占有面積に(ステップモ−タ総数−1)を乗
算した面積に相当する分、ステッピングモータ2,3の
設置に要する平面スペースを、一平面内に配置する従来
の平面スペースより小さくすることができる。これによ
り、送りねじ,キーおよびガイドロッドなどの他の部品
の配置に要するスペースを,平面スペースを拡大するこ
となく容易に確保することができる。
【0019】なお、上記実施例では、2つのステッピン
グモータを配置した場合について述べたが、3つ以上の
ステッピングモータを配置する場合にも適用できる。こ
の場合、3つのステッピングモータの隣接するステータ
を共通化してもよい。また、本発明は、カメラのシャッ
タレンズの駆動装置に限らず、その他の駆動装置にも利
用でき、さらにはカメラ以外にも利用できる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ロ
ータと、このロータの外周に対向する複数のステータと
を平面的に配列してなる複数のステッピングモータにお
いて、相互に隣接し合うステータを隣接するステッピン
グモータに共通に構成したので、複数のステッピングモ
ータを平面的に配置するために要する平面スペースを小
さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の駆動装置をカメラのシャッタおよびレ
ンズ駆動に利用した場合の一例を示す概略平面図であ
る。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】本実施例におけるセクターシャッタ部の概略平
面図である。
【図4】本実施例におけるレンズ駆動部の概略平面図で
ある。
【図5】本実施例の駆動装置を内蔵したズームレンズ鏡
筒部の概略断面図である。
【符号の説明】
1 シャッタ本体 2 第1のステッピングモータ 2a ロータ 2b ステータ 2c コイル 3 第2のステッピングモータ 3a ロータ 3b ステータ 3c コイル 4 共通のステータ 5 コイル 6,7 動力伝達部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 径方向に着磁したロータと、 このロータの外周に放射状に配列された複数の分割ステ
    ータと、 この各ステータをそれぞれ励磁するコイルとを有するス
    テッピングモータを複数平面的に配置してなる駆動装置
    において、 前記各ステッピングモータのうち、相互に隣接し合う位
    置のステータを隣接するステッピングモータに共通に構
    成したことを特徴とする駆動装置。
JP5385592A 1992-03-12 1992-03-12 駆動装置 Pending JPH05257051A (ja)

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JP5385592A JPH05257051A (ja) 1992-03-12 1992-03-12 駆動装置

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ID=12954389

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JP5385592A Pending JPH05257051A (ja) 1992-03-12 1992-03-12 駆動装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003023763A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Canon Inc モータ
JP2016194605A (ja) * 2015-03-31 2016-11-17 日本電産コパル株式会社 カメラ用フォーカルプレーンシャッタ、カメラ用フォーカルプレーンシャッタシステムおよびカメラ用フォーカルプレーンシャッタを備えるカメラ
WO2018110248A1 (ja) * 2016-12-15 2018-06-21 日本電産コパル株式会社 羽根駆動装置及びこの羽根駆動装置を備えた撮像機器並びにアクチュエータ

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