JPH1141901A - モータ - Google Patents

モータ

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JPH1141901A
JPH1141901A JP20856197A JP20856197A JPH1141901A JP H1141901 A JPH1141901 A JP H1141901A JP 20856197 A JP20856197 A JP 20856197A JP 20856197 A JP20856197 A JP 20856197A JP H1141901 A JPH1141901 A JP H1141901A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータの外径寸法を小さく抑えつつ出力の高
いものとする。 【構成】 モータは、円筒形状に形成されるとともに、
少なくともその外周面を周方向にn分割して異なる極に
交互に着磁されている永久磁石を備え、永久磁石の軸方
向に第1のコイルと、永久磁石と、第2のコイルを順に
配置し、第1のコイルにより励磁される第1の外側磁極
及び第1の内側磁極を永久磁石の外周面及び内周面に対
向させ、第2のコイルにより励磁される第2の外側磁極
及び第2の内側磁極を前記永久磁石の外周面及び内周面
に対向させ、第1の外側磁極と第2の外側磁極は互いに
概略対向するように配置し、先端部の展開形状が凸形状
となるよう形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は円筒形状のモータに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来例の小型円筒形のステップモータと
しては、図8に示すものがある。この従来例のモータで
は、ボビン101にステータコイル105が同心状に巻
回され、ボビン101はステータヨーク106を2個で
軸方向から挟持固定し、かつステータヨーク106には
ボビン101の内径面円周方向にステータ歯106aと
106bが交互に配置され、ケース103にステータ歯
106aまたは106bと一体のステータヨーク106
が固定され、ステータ102が構成されている。
【0003】2組のケース103の一方にはフランジ1
15と軸受108が固定され、他方のケース103には
もう1個の軸受108が固定されている。ロータ109
のロータ軸110にはロータ磁石111が固定され、ス
テータヨーク106aと放射状の空隙部を構成し、軸受
108で両支持されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、ロータ109の外周にケース103、ボビン
101、ステータコイル105、ステータヨーク106
等が同心状に配置されているためにモータの外径寸法が
大きくなってしまう欠点があった。またステータコイル
105への通電により発生する磁束は主としてステータ
歯106aと106bの端面間を通過するためロータ磁
石111に効果的に作用しないため出力は高くならない
欠点もある。
【0005】したがって、本発明の目的は、モータの外
径寸法を小さく抑えつつ出力の高いものとすることにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために、本発明のモータは、円筒形状に形成され
るとともに、少なくともその外周面を周方向にn分割し
て異なる極に交互に着磁されている永久磁石を備え、該
永久磁石の軸方向に第1のコイルと、前記永久磁石と、
第2のコイルを順に配置し、前記第1のコイルにより励
磁される第1の外側磁極及び第1の内側磁極を前記永久
磁石の外周面及び内周面に対向させ、前記第2のコイル
により励磁される第2の外側磁極及び第2の内側磁極を
前記永久磁石の外周面及び内周面に対向させ、前記第1
の外側磁極と前記第2の外側磁極は互いに概略対向する
ように配置されかつ先端部の展開形状が凸形状となるよ
う形成されていることを特徴とする。
【0007】上記構成において、第1のコイルと第2の
コイルは永久磁石を軸方向に関して挟む位置に配置され
ているため、本モータの外径寸法を小さくしている。ま
た、第1のコイルにより発生する磁束は永久磁石の外周
面に対向する第1の外側磁極と永久磁石の内周面に対向
する第1の内側磁極との間を通過するので効果的に永久
磁石に作用し、第2のコイルにより発生する磁束は永久
磁石の外周面に対向する第2の外側磁極と永久磁石の内
周面に対向する第2の内側磁極との間を通過するので効
果的に永久磁石に作用し、モータの出力を高める。
【0008】さらに、第1の外側磁極と第2の外側磁極
は互いに対向し合う先端の展開形状が凸形状になってい
るので、第1の外側磁極と第2の外側磁極との間の磁気
抵抗は高くなり、第1のコイルにより発生する磁束が第
2のコイル側に作用しにくくなり、また第2のコイルに
より発生する磁束が第1のコイル側に作用しにくくな
り、モータの出力は大きくなる。
【0009】
【実施例】
(実施例1)図1〜図4は、本発明の実施例1のステッ
プモータを示す図であり、そのうち、図1はステップモ
ータの分解斜視図であり、図2はステップモータの組み
立て後の軸方向の断面図であり、図3は図2のA−A線
での断面図及びB−B線での断面図である。図4は一部
部品を除いた平面図である。
【0010】図1〜図4において、1はロータを構成す
る円筒形状のマグネットであり、このロータであるマグ
ネット1は、その外周表面を円周方向にn分割して(本
実施例では4分割して)S極、N極が交互に着磁された
着磁層1a、1b、1c、1dを有し、着磁部1a、1
cがS極に着磁され、着磁部1b、1dがN極に着磁さ
れている。7はロータ軸となる出力軸で、この出力軸7
はロータであるマグネット1に固着されている。これら
出力軸7とマグネット1とでロータを構成している。2
及び3は円筒形状のコイルであり、コイル2及び3は前
記マグネット1と同心でかつ、マグネット1を軸方向に
挟む位置に配置され、コイル2及び3はその外径が前記
マグネット1の外径とほぼ同じ寸法である。
【0011】18および19は軟磁性材料からなる第1
のステータ及び第2のステータで、第1のステータ18
および第2のステータ19の位相は180/n度、即ち
45°ずれて配置され、これらの第1のステータ18及
び第2のステータ19は外筒及び内筒からなっている。
第1のステータ18の外筒及び内筒の間にコイル2が設
けられ、このコイル2が通電されることにより第1のス
テータ18が励磁される。第1のステータ18の外筒及
び内筒はその先端部が外側磁極18a、18b及び内側
磁極18c、18dを形成しており、この内側磁極18
cと内側磁極18dの位相は互いに同位相となるように
360/(n/2)度、即ち180度ずれて形成され、
内側磁極18cに対して外側磁極18aが対向配置して
おり、また内側磁極18dに対して外側磁極18bが対
向配置している。
【0012】第1のステータ18の外側磁極18a、1
8b及び内側磁極18c、18dはマグネット1の一端
側の外周面及び内周面に対向してマグネット1の一端側
を挟み込むように設けられる。また第1のステータ18
の穴18eに回転軸7の一端部が回転可能に嵌合する。
【0013】第2のステータ19の外筒及び内筒の間に
コイル3が設けられ、このコイル3が通電されることに
より第2のステータ19が励磁される。第2のステータ
19の外筒及び内筒はその先端部が外側磁極19a、1
9b及び内側磁極19c、19dを形成しており、この
内側磁極19cと内側磁極19dの位相は互いに同位相
となるように360/(n/2)度、即ち180度ずれ
て形成され、内側磁極19cに対し外側磁極19aが対
向配置しており、内側磁極19dに対し外側磁極19b
が対向配置している。第2のステータ19の外側磁極1
9a、19b及び内側磁極19c、19dは永久磁石1
の他端側の外周面及び内周面に対向して永久磁石1の他
端側を挟み込むように設けられる。また第2のステータ
19の穴19eには回転軸7の他端部が回転可能に嵌合
する。
【0014】したがって、コイル2により発生する磁束
は外側磁極18a、18bと内側磁極18c、18dと
の間のロータであるマグネット1を横切るので、効果的
にロータであるマグネット1に作用し、コイル3により
発生する磁束は外側磁極19a、19bと内側磁極19
c、19dとの間のロータであるマグネットを横切るの
で、効果的にロータであるマグネット1に作用し、モー
タの出力を高める。
【0015】20は非磁性材料からなる円筒形状部材と
しての連結リングであり、この連結リング20の内側の
一端側には溝20a、20bが設けられ、他端部には溝
20a、20bに対し位相を180/n度すなわち45
度ずらした溝20c、20dが設けられ、溝20a、2
0bに第1のステータ18の外側磁極18a、18bを
嵌合し、溝20c、20dに第2のステータ19の外側
磁極19a、19bを嵌合し、これら嵌合部分を接着剤
により固定して、連結リング20に第1のステータ18
及び第2のステータ19が取り付けられるものである。
これら第1のステータ18と第2のステータ19は互い
に外側磁極18a、18b及び内側磁極18c、18d
と外側磁極19a、19b及び内側磁極19c、19d
と対向させ、連結リング20の内面側の突出部20e、
20fにより或る距離だけ間隔を隔てて固定されてい
る。
【0016】図4は連結リングを図示しない本実施例の
モータの側面図である。この図に示すように、第1のス
テータ18の外側磁極18a及び図示しない外側磁極1
8b、第2のステータ19の外側磁極19a及び図示し
ない外側磁極19bは先端部が根元の幅D1より小さな
D2となっていわゆる凸形状となっている。これにより
第1のステータ18の外側磁極18aと、それと概略対
向するよう配置されている第2のステータ19の外側磁
極間との間の磁気抵抗は、それぞれの外側磁極の先端が
平坦な場合に比べて大きくなる。これによりコイル2、
コイル3から発生する磁束は互いに影響を及ぼしにくく
なり、モータの回転は安定しかつ出力は高くなる。
【0017】同様に、図4では不図示の第1のステータ
18の外側磁極18b、第2のステータ19の外側磁極
19bも先端部が根元の幅D1より小さなD2となって
おり、先端部が凸形状となっている。これにより第1の
ステータ18の外側磁極18bとそれに概略対向するよ
うに配置されている第2のステータ19bとの間の磁気
対向はそれぞれの外側磁極の先端が平坦な場合に比べて
大きくなる。このためコイル2、コイル3から発生する
磁束は互いに影響を及ぼしにくくなり、モータの回転は
安定しかつ出力は高くなる。
【0018】図4からわかるように、第1のステータ1
8の外側磁束18a、18b、第2のステータ19の外
側磁束19a、19bがマグネット1に対向している面
積は凸形状にするために切欠いた面積だけ少しだけ小さ
くなるだけなので、これによるモータ出力の低下は少な
く、上記したコイル2とコイル3の間で互いに影響しあ
う磁束を減らしたことによるモータ出力の増大の方が大
きい。
【0019】図2はステップモータの断面図であり、図
3(a)、(b)、(c)、(d)は図2のA−A線で
の断面図を示し、図3の(e)、(f)、(g)、
(h)は図2のB−B線での断面図を示している。図3
の(a)と(e)とが同時点での断面図であり、図3の
(b)と(f)とが同時点での断面図であり、図3の
(c)と(g)とが同時点での断面図であり、図3の
(d)と(h)とが同時点での断面図である。
【0020】次に、本発明のステップモータの動作を説
明する。図3の(a)、(e)の状態からコイル2及び
3に通電して、第1のステータ18の外側磁極18a、
18bをN極とし、内側磁極18c、18dをS極と
し、第2のステータ19外側磁極19a、19bをN極
とし、内側磁極19c、19dをS極に励磁すると、ロ
ータであるマグネット1は反時計方向に45度回転し、
図3の(b)と(f)に示す状態になる。
【0021】次に、コイル2への通電を反転させ、第1
のステータ18の2外側磁極18a、18bをS極と
し、内側磁極18c、18dをN極とし、第2ステータ
19の外側磁極19a、19bをN極とし、内側磁極1
9c、19dをS極に励磁すると、ロータであるマグネ
ット1は更に反時計方向に45度回転し、図3の(c)
と(g)に示す状態になる。
【0022】次に、コイル3への通電を反転させ、第2
のステータ19の外側磁極19a、19bをS極とし、
内側磁極19c、19dをN極とし、第1ステータ18
の外側磁極18a、18bをS極とし、内側磁極18
c、18dをN極に励磁すると、ロータであるマグネッ
ト1はさらに反時計方向45度回転し、図3の(d)と
(a)に示す状態になる。以後、このようにコイル2及
び3への通電方向を順次切り換えていくことにより、ロ
ータであるマグネット1は通電位相に応じた位置へと回
転していくものである。
【0023】ここで、このような構成のステップがモー
タを超小型化する上で最適な構成であることについて述
べる。ステップモータの基本構成について述べると、第
1にマグネットを中空の円筒形状に形成していること、
第2にマグネットの外周面を周方向にn分割して異なる
極に交互に着磁していること、第3にマグネットの軸方
向に第1のコイルとマグネットと第2のコイルを順に配
置していること、第4に第1、第2のコイルにより励磁
される第1、第2のステータの外側磁極及び内側磁極を
マグネットの外周面及び内周面に対向させていること、
である。
【0024】したがって、このステップモータの径はマ
グネットの径にステータの磁極を対向して設けるだけの
大きさがあればよく、また、ステップモータの軸方向の
長さマグネットの長さに第1のコイルと第2のコイルの
長さを加えただけの長さがあればよいことになる。この
ため、ステップモータの大きさは、マグネット及びコイ
ルの径と長さによって決まるもので、マグネット及びコ
イルの径と長さをそれぞれ非常に小さくすれば、ステッ
プモータを超小型化する事ができるものである。
【0025】この時、マグネット及びコイルの径と長さ
をそれぞれ非常に小さくすると、ステップモータとして
の精度を維持することが難しくなるが、これはマグネッ
トを中空の円筒形状に形成し、この中空の円筒形状に形
成されたマグネットの外周面及び内周面に第1、第2の
ステータの外側磁極及び内側磁極に対向させる単純な構
造によりステップモータとしての精度の問題を解決して
いる。この時、後述する実施例2の如く、マグネットの
外周面だけでなく、マグネットの内周面も円周方向に分
割して半径方向に着磁すれば、モータの出力を更に効果
的に増大することができる。第1のステータ18、第2
のステータ19はメタルインジェクションモールド(M
IM)により形成するのが望ましい。
【0026】(実施例2)図5は本発明の実施例2を示
すものである。前述した本発明の実施例1において、ロ
ータであるマグネット1は、その外周表面を円周方向に
n分割してS極、N極に交互に着磁しているが、本発明
の実施例2においては、ロータであるマグネット1の外
周表面だけではなく、図5に示す如くロータであるマグ
ネット1の内周表面も円周方向にn分割して(本実施例
では4分割して)S極、N極を交互に着磁しており、モ
ータの出力を更に効果的に増大するものである。この
時、マグネット1の内周表面は隣接する外周表面と異な
る極に着磁されており、着磁部1a、1bの内周表面が
N極に着磁され、着磁部1b、1dの内周表面がS極に
着磁されている。この実施例2では、ロータであるマグ
ネット1の外周表面だけでなく、ロータであるマグネッ
ト1の内周表面も円周方向にn分割してS極、N極に交
互に着磁していることから、マグネット1の内周表面と
第1のステータ18の内側磁極18c、18dに第2の
ステータ19の内側磁極19c、19dの関係でモータ
の出力が増大するものである。
【0027】(実施例3)図6は本発明の実施例3を示
すものである。前述した本発明の実施例1において、第
1のステータ18及び第2のステータ19は外筒及び内
筒を一体的に形成しているが、本発明の実施例3におい
ては、第1のステータ18及び第2のステータ19は図
6に示す如く、外筒及び内筒を別々に形成しているもの
である。即ち、第1のステータ18の内筒はその先端の
内側磁極18c、18dとともに第1のヨーク181
形成し、第1のステータ18の外筒はその先端の外側磁
極18a、18bとともに第3のヨーク182 を形成す
る。また、第2のステータ19の内筒はその先端の内側
磁極19c、19dとともに第2のヨーク191 を形成
し、第2のステータ19の外筒はその先端の外側磁極1
9a、19bとともに第4のヨーク192 を形成するも
のである。実施例3においても、ロータであるマグネッ
ト1の外周表面だけでなく、実施例2に示すようにロー
タであるマグネット1の内周表面も円周方向にn分割し
てS極、N極を交互に着磁すると、モータの出力を更に
効果的に増大させることができるものである。
【0028】(第4実施例)図7は第4の実施例で永久
磁石1の着磁形状を第1のステータ18に対向する範囲
と第2のステータ19に対向する範囲とで180/n度
すなわち45°位相をずらし、そのかわり第1のステー
タ18の外側磁極18aと第2のステータ19の外側磁
極19aを位相差なく完全に対向するように配置したモ
ータに適用したものである。これらの外側磁極18a、
18b、19a、19bも先端が凸形状にしてあるので
第1実施例同様の効果がある。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1のステータ及び第2のステータの外側磁極部を先端
の幅が狭くなるような凸形状にしたことにより、それら
の外側磁極間での磁気抵抗が大きくなり、第1のコイル
と第2のコイルとの間で影響を及ぼし合うことを防ぐこ
とができ、モータの回転は安定しつつ出力も高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施例の分解斜視図であ
る。
【図2】図2は、本発明の第1実施例の組立時の断面図
である。
【図3】図3は、本発明の第1実施例の第1ヨーク、第
2ヨークの関係を示す断面図である。
【図4】図4は、本発明の第1実施例の側面図(連結リ
ングを図示しない)である。
【図5】図5は、本発明の第2実施例の第1ヨーク、第
2ヨークの関係を示す断面図である。
【図6】図6は、本発明の第3実施例の分解斜視図であ
る。
【図7】図7は、本発明の第4実施例の分解斜視図であ
る。
【図8】図8は、従来例のステップモータの断面図であ
る。
【符号の説明】
1 永久磁石 2 回転軸 3 コイル 4 コイル 18 第1のステータ 19 第2のステータ 20 連結リング

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形状に形成されるとともに、少なく
    ともその外周面を周方向にn分割して異なる極に交互に
    着磁されている永久磁石を備え、該永久磁石の軸方向に
    第1のコイルと、前記永久磁石と、第2のコイルを順に
    配置し、前記第1のコイルにより励磁される第1の外側
    磁極及び第1の内側磁極を前記永久磁石の外周面及び内
    周面に対向させ、前記第2のコイルにより励磁される第
    2の外側磁極及び第2の内側磁極を前記永久磁石の外周
    面及び内周面に対向させ、前記第1の外側磁極と前記第
    2の外側磁極は互いに概略対向するように配置されかつ
    先端部の展開形状が凸形状となるよう形成されているこ
    とを特徴とするモータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のモータにおいて、前記永
    久磁石は、その内周面が外周面に着磁された極と反対の
    極にさらに着磁されていることを特徴とするモータ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のモータにおいて、前記第
    1の外側磁極が第1のステータの外筒の先端に形成さ
    れ、前記第1の内側磁極が前記第1のステータの内筒の
    先端に形成され、前記第2の外側磁極が第2のステータ
    の外筒の先端に形成され、前記第2の内側磁極が前記第
    2のステータの内筒の先端に形成されていることを特徴
    とするモータ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のモータにおいて、前記第
    1のステータおよび前記第2のステータは、それぞれ、
    前記外筒および前記内筒が一体に形成されていることを
    特徴とするモータ。
  5. 【請求項5】 請求項3記載のモータにおいて、前記第
    1のステータおよび前記第2のステータは、それぞれ、
    前記外筒および前記内筒が別個に形成され、互いに対し
    て固定されていることを特徴とするモータ。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のモータにおいて、前記第
    1の外側磁極と前記第2の外側磁極は180/n度位相
    がずらされていることを特徴とするモータ。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のモータにおいて、前記永
    久磁石は、前記第1の外側磁極に対向する外周面に着磁
    された磁極と前記第2の外側磁極に対向する外周面に着
    磁された磁極とが互いに180/n度位相がずらされて
    おり、前記第1の外側磁極と前記第2の外側磁極が互い
    に対向していることを特徴とするモータ。
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