JP3120795B2 - 内部電圧発生回路 - Google Patents

内部電圧発生回路

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JP3120795B2
JP3120795B2 JP10316325A JP31632598A JP3120795B2 JP 3120795 B2 JP3120795 B2 JP 3120795B2 JP 10316325 A JP10316325 A JP 10316325A JP 31632598 A JP31632598 A JP 31632598A JP 3120795 B2 JP3120795 B2 JP 3120795B2
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    • G05F1/10Regulating voltage or current
    • G05F1/46Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc
    • G05F1/462Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc as a function of the requirements of the load, e.g. delay, temperature, specific voltage/current characteristic
    • G05F1/465Internal voltage generators for integrated circuits, e.g. step down generators

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は外部から供給される
外部電源電圧とは異なる所定の電圧を半導体集積回路の
内部回路に供給するための内部電圧発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体記憶装置などの半導体集積
回路装置では、外部から供給される外部電源電圧VCC
そのまま使用するのではなく、内部電圧発生回路によっ
て降圧、または昇圧して所定の内部電源電圧を生成し、
生成した内部電源電圧を必要とする内部回路に供給する
ことにより、低消費電力化や素子の信頼性向上を図って
いる。
【0003】例えば、半導体記憶装置は、記憶容量を向
上させ、読み書きを高速化するためにトランジスタなど
のサイズを微細化している。これに伴い、トランジスタ
などに高い電圧を印加することができなくなってきてい
るため、半導体記憶装置の内部に降圧電源回路を設け、
外部電源電圧より低い内部電源電圧を発生させている。
【0004】一方、DRAMや不揮発性メモリなどの半
導体記憶装置のワード線は、所望の性能を確保するため
に外部から供給される外部電源電圧よりも高い昇圧電圧
を必要とする。さらに、DRAMの電荷保持特性を向上
させるため、半導体基板を負電圧にバイアスすることも
ある。このように、半導体記憶装置はその内部に種々の
内部電源電圧を発生する内部電圧発生回路を有してい
る。
【0005】図10は従来の内部電圧発生回路の構成を
示す図であり、降圧電源回路の構成を示す回路図であ
る。
【0006】図10において、従来の降圧電源回路は、
外部電源電圧VCCが供給され、負荷である内部回路に降
圧した電圧を供給するための、PチャネルMOSFET
(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transisto
r)から成る出力トランジスタ101と、外部電源電圧
CCが供給され、出力トランジスタ101のゲート電圧
を制御するための制御電圧を出力する差動増幅回路10
2と、所定の一定電圧である基準電圧VREFを差動増幅
回路102に供給する基準電圧発生回路103と、出力
トランジスタ101の出力接点と接地電位間に挿入さ
れ、発振を防止するための位相補償用コンデンサ104
とを有している。
【0007】差動増幅回路102は、ゲートどうしが共
通に接続されたPチャネルMOSFETから成るトラン
ジスタQ1、Q2と、トランジスタQ1、Q2に直列に
接続され、ソースどうしが共通に接続されたNチャネル
MOSFETから成るトランジスタQ3、Q4と、トラ
ンジスタQ1〜Q4に所定の電流を流すための電流源5
とによって構成されている。
【0008】なお、トランジスタQ1、Q2は、トラン
ジスタQ2のゲートとドレインを接続することでカレン
トミラー回路を構成し、それぞれのソース−ドレイン間
に流れる電流が等しくなるように動作する。
【0009】基準電圧VREFは差動増幅回路102の反
転入力端子106であるトランジスタQ3のゲートに印
加され、出力トランジスタ101のゲートには差動増幅
回路102の出力であるトランジスタQ3のドレイン電
圧が印加される。また、出力トランジスタ101のドレ
インから出力される出力電圧VINT(降圧電圧)は差動
増幅回路102の非反転入力端子107であるトランジ
スタQ4のゲートに帰還されている。
【0010】このような構成において、図10に示した
降圧電源回路は、例えば、出力電圧VINTが基準電圧V
REFよりも低い状態では、差動増幅回路102のノード
Bの電位が上昇し、ノードAの電位が低下するため、出
力トランジスタ101のソース−ゲート電圧VGSが大き
くなり、出力電圧VINTが高くなる方向に動作する。一
方、出力電圧VINTが基準電圧VREFよりも高い状態で
は、差動増幅回路102のノードBの電位が低下し、ノ
ードAの電位が上昇するため、出力トランジスタ101
のソース−ゲート電圧VGSが小さくなり、出力電圧V
INTが負荷によって低くなる方向に動作する。
【0011】すなわち、図10に示した降圧電源回路
は、出力電圧VINTが基準電圧VREFと等しくなるように
制御される。
【0012】次に、図10に示した基準電圧発生回路1
03について図面を用いて詳細に説明する。
【0013】図11は図10に示した基準電圧発生回路
の構成を示す回路図である。
【0014】図11において、従来の基準電圧発生回路
は、図10に示した降圧電源回路と同様に、外部電源電
圧VCCが供給され、負荷に基準電圧VREFを供給するた
めの、PチャネルMOSFETから成る出力トランジス
タ111と、外部電源電圧V CCが供給され、出力トラン
ジスタ111のゲート電圧を制御するための制御電圧を
出力する差動増幅回路112と、出力トランジスタ11
1の出力接点と接地電位間に挿入され、発振を防止する
ための位相補償用コンデンサ114とを有する構成であ
り、出力トランジスタ111を介して出力される基準電
圧VREFを所定の比で分圧し、その電圧を差動増幅回路
112に帰還する分圧回路であるトリミング抵抗R10
1、R102をさらに有する構成である。
【0015】差動増幅回路112の非反転入力端子11
7には、基準電圧VREFをトリミング抵抗R101、R
102で分圧した電圧が入力され、出力トランジスタ1
11からは、下記式(1)に示すように反転入力端子
16に入力される比較電圧VRとトリミング抵抗R10
1、R102の抵抗値で決まる基準電圧VREFが出力さ
れる。
【0016】 VREF=VR×(R101+R102)/R102…(1) なお、図11に示した差動増幅回路112の反転入力端
子116に入力する比較電圧VRは、例えば、図12に
示すような回路から供給される。
【0017】図12は図11に示した差動増幅回路の反
転入力端子116に入力する比較電圧の発生回路の一構
成例を示す回路図である。
【0018】図12に示すように、比較電圧VRの発生
回路は、スレショルド電圧が異なるNチャネルMOSF
ETから成る2つのトランジスタQ5、Q6を有し、2
つのトランジスタQ5、Q6のスレショルド電圧VT
差電圧を比較電圧VRとして出力する構成である。
【0019】このような構成では、周囲温度が変化する
ことで各トランジスタQ5、Q6のスレショルド電圧V
Tが変動しても、それらの電圧変動を相殺できるように
トランジスタQ5、Q6のサイズや抵抗R103、R1
04の値を決めることで、比較電圧VRの変動を低く抑
えることができる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】図10に示した従来の
降圧電源回路の差動増幅回路102の非反転入力端子1
07に外乱に相当する低周波の微小振幅信号INを入力
すると、図13に示すように差動増幅回路102の出力
であるノードAには入力信号INと同位相で振幅が増幅
された信号が出力される。但し、ここでは理解を容易に
するため、降圧出力VINTが非反転入力端子107と切
断されているものと仮定する。したがって、出力トラン
ジスタ101のドレインには、入力信号INと極性が反
転し、ノードAよりもさらに増幅された信号VINTが出
力される。なお、入力信号INとノードAに現れる信号
の振幅比が差動増幅回路102の利得G01となり、ノー
ドAに現れる信号と出力信号VINTの振幅比が出力トラ
ンジスタ101の利得G02となる。
【0021】次に、入力信号INの周波数を高くする
と、図14に示すようにノードAに現れる信号は入力信
号INの周波数に追従することができずに位相が遅れ、
利得も下がって入力信号INが低周波の場合に比べて振
幅が小さくなる。同様に、出力信号VINTもノードAか
らさらに位相が遅れ、入力信号INが低周波の場合に比
べて振幅が小さくなる。
【0022】入力信号INの周波数をさらに高くする
と、出力信号VINTの位相はさらに遅れ、180度遅れ
て入力信号INと同位相になる。ここで、図10に示す
接続にもどり、入力信号INよりも出力信号VINTの振
幅が大きければ(差動増幅回路102と出力トランジス
タ101の総合利得G01+G02が0dB以上であれ
ば)、図10に示した降圧電源回路は発振する。このよ
うに周波数に対する総合利得及び位相の関係を示したの
が図15に示すボード線図である。
【0023】図15に示すように、差動増幅回路102
と出力トランジスタ101の総合利得G01+G02が0d
B(利得1倍)のとき、入力信号INに対する出力信号
IN Tの位相φ(差動増幅器102の位相φ1と出力ト
ランジスタ101の位相φ2の合計値)が−180度よ
りも遅れていれば降圧電源回路は発振し、−180度よ
りも進んでいれば降圧電源回路は発振しない。なお、総
合利得G01+G02が0dBのときの位相と−180度と
の差を位相余裕Δφと称し、一般に、位相余裕Δφが大
きいほど発振し難い回路となる。
【0024】ところで、位相余裕Δφを大きくするため
には、差動増幅回路102のカットオフ周波数(利得が
3dB低下する周波数)ωP1と出力トランジスタ101
のカットオフ周波数ωP2の差を広げればよく、図10に
示した降圧電源回路の場合、出力トランジスタ101の
カットオフ周波数ωP2を低くして高周波における利得を
下げるか、差動増幅回路102のカットオフ周波数ωP1
を高くして応答速度を高速化すればよい。
【0025】通常、カットオフ周波数を低くする方がカ
ットオフ周波数を高めるよりも簡単に実現できるため、
従来の降圧電源回路では、出力側に容量の大きな位相補
償用コンデンサ104を設けて出力トランジスタ101
のカットオフ周波数ωP2を低くし、位相余裕Δφを大き
くして発振を防止している。
【0026】しかしながら位相補償用コンデンサ104
の容量を大きくすると、大きなレイアウト面積が必要に
なるため、高集積化の要求が益々高まっている近年の半
導体集積回路に上記のような構成を採用することが困難
になってきている。
【0027】本発明は以上説明したような従来の技術が
有する問題点を解決するためになされたものであり、位
相補償用コンデンサの容量を小さくして素子のレイアウ
ト面積の増大を防止した内部電圧発生回路を提供するこ
とを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の内部電圧発生回路は、外部から供給される外部
電源電圧よりも高い昇圧電圧を出力する昇圧電源回路を
備えた半導体集積回路の内部回路に所定の電圧を供給す
るための内部電圧発生回路であって、前記外部電源電圧
が供給され、前記内部回路に前記外部電源電圧よりも低
い降圧電圧を供給する、ソースが前記内部回路に接続さ
れたNチャネルMOSFETから成る出力トランジスタ
と、所定の一定電圧である基準電圧を出力する基準電圧
発生回路と、前記基準電圧が非反転入力端子に入力さ
れ、前記降圧電圧が反転入力端子に帰還され、前記基準
電圧と前記降圧電圧とが一致するように前記出力トラン
ジスタのゲートに制御電圧を出力する、前記昇圧電圧が
供給される差動増幅回路と、前記出力トランジスタ及び
前記差動増幅回路を含む帰還ループの発振を防止するた
めの位相補償用コンデンサと、を有する構成である。
【0029】このとき、前記位相補償用コンデンサは、
前記出力トランジスタの出力接点と接地電位間に挿入さ
れる構成であってもよい。
【0030】また、本発明の内部電圧発生回路の他の構
成は、外部から供給される外部電源電圧よりも高い昇圧
電圧を出力する昇圧電源回路を備えた半導体集積回路の
内部回路に所定の電圧を供給するための内部電圧発生回
路であって、前記外部電源電圧が供給され、前記所定の
電圧を生成するための基準電圧を前記内部回路に対して
供給するための、NチャネルMOSFETから成る出力
トランジスタと、所定の一定電圧である比較電圧を出力
する比較電圧発生回路と、前記基準電圧を所望の比で分
圧する分圧回路と、前記比較電圧が非反転入力端子に入
力され、前記分圧回路の出力電圧が反転入力端子に帰還
され、前記比較電圧と前記分圧回路の出力電圧とが一致
するように前記出力トランジスタのゲートに制御電圧を
出力する、前記昇圧電圧が供給される差動増幅回路と、
前記出力トランジスタ、前記分圧回路、及び前記差動増
幅回路を含む帰還ループの発振を防止するための位相補
償用コンデンサと、を有するものである。
【0031】このとき、前記位相補償用コンデンサは、
前記差動増幅回路の出力接点と接地電位間に挿入される
構成であってもよく、前記差動増幅器は、流す電流を減
らすことで、前記帰還ループが発振しない程度にカット
オフ周波数が低く設定されたものでもよい。
【0032】また、上記構成に、前記外部電源電圧が供
給され、前記基準電圧を出力するための、PチャネルM
OSFETから成る第2の出力トランジスタと、前記比
較電圧が反転入力端子に入力され、前記分圧回路の出力
電圧が非反転入力端子に帰還され、前記比較電圧と前記
分圧回路の出力電圧とを比較して前記第2の出力トラン
ジスタのゲートに制御電圧を出力する、前記外部電源電
圧が供給される第2の差動増幅回路と、前記第2の出力
トランジスタ及び前記第2の差動増幅回路から成る第2
の帰還ループの発振を停止するための発振停止手段と、
を備えた立上げ回路をさらに有する構成であってもよ
く、前記発振停止手段は、前記比較電圧が入力される第
1のトランジスタ、及び前記分圧回路の出力電圧が入力
される第2のトランジスタのトランジスタサイズを変え
ることで、前記第2の差動増幅回路に入力オフセット電
圧を持たせた構成であってもよい。
【0033】なお、前記出力トランジスタは、低しきい
値電圧であってもよく、前記昇圧電源回路は、前記基準
電圧を利用して前記昇圧電圧を生成する構成であっても
よい。
【0034】上記のように構成された内部電圧発生回路
では、出力トランジスタにNチャネルMOSFETを用
いることで、出力トランジスタがソースフォロワとして
動作し、その利得が1になる。したがって、総合利得が
0dBとなる周波数が従来よりも低くなるため、位相補
償用コンデンサによる位相遅れ量を少なくしても発振を
防止できるようになる。
【0035】特に、内部回路に対して基準電圧を供給す
る構成の場合、差動増幅器に流す電流を減らすことで、
差動増幅器のカットオフ周波数を低く設定することがで
きる。
【0036】
【発明の実施の形態】(第1実施例)次に、本発明の内
部電圧発生回路の第1実施例について、降圧電源回路を
例にして説明する。
【0037】上述したように、従来の降圧電源回路では
位相余裕Δφを大きくするために差動増幅回路のカット
オフ周波数ωP1と出力トランジスタのカットオフ周波数
ωP2の差を広げる手法を採用している。本実施例では出
力トランジスタの利得を下げることで同様の効果が得ら
れるようにする。
【0038】図1は本発明の内部電圧発生回路の第1実
施例の構成を示す図であり、降圧電源回路の一構成例を
示す回路図である。
【0039】図1において、本実施例の降圧電源回路
は、図10に示した従来の降圧電源回路のうち、出力ト
ランジスタ1をPチャネルMOSFETからNチャネル
MOSFETに変更し、差動増幅回路2に外部電源電圧
CCを昇圧した昇圧電圧Vpを供給する構成である。
【0040】また、基準電圧発生回路3から出力される
基準電圧VREFを差動増幅回路2の非反転入力端子7に
入力し、出力電圧VINTを反転入力端子6に帰還してい
る。その他の構成は従来と同様であるため、その説明は
省略する。
【0041】このような構成において、本実施例の降圧
電源回路は、例えば、出力電圧VIN Tが基準電圧VREF
りも低い状態では、差動増幅回路2の出力接点であるノ
ードAの電位が上昇するため、出力トランジスタ1のソ
ース−ゲート電圧VGSが大きくなり、出力電圧VINT
電位が高くなる方向に動作する。
【0042】一方、出力電圧VINTが基準電圧VREFより
も高い状態では、ノードAの電位が低下するため、出力
トランジスタ1のソース−ゲート電圧VGSが小さくな
り、出力電圧VINTの電位が負荷によって低くなる方向
に動作する。
【0043】したがって、図1に示した降圧電源回路
は、従来と同様に出力電圧VINTが基準電圧VREFと等し
くなるように制御される。
【0044】ここで、NチャネルMOSFETである出
力トランジスタ1はソースフォロワとして動作するた
め、出力電圧VINTは差動増幅回路2の出力であるノー
ドAの電圧よりも出力トランジスタ1のしきい値電圧V
Tだけ低い値に制限される。また、例えば、ノードAの
電圧が0.1V変動すると、出力電圧VINTもほぼ0.
1V変動する。すなわち、本実施例の降圧電源回路の出
力トランジスタ1の利得は1(0dB)であり、従来の
ように出力トランジスタにPチャネルMOSFETを用
いた場合に比べて利得が大幅に小さくなる。
【0045】図2のボード線図に示すように、本実施例
の降圧電源回路の差動増幅回路2(利得G01)と出力ト
ランジスタ1(利得G02)の総合利得G01+G02は、差
動増幅回路2の利得G01に等しくなり、そのカットオフ
周波数は出力トランジスタ1のカットオフ周波数ωP2
等しくなる。
【0046】このとき、差動増幅回路2の位相φ1と出
力トランジスタ1の位相φ2の合計の位相φの周波数特
性は従来と同様であるが、総合利得G01+G02が0dB
となる周波数は従来に比べて低くなる。したがって、位
相補償用コンデンサ4の容量を従来と同じにするなら
ば、降圧電源回路の位相余裕Δφを大きくすることがで
きる。
【0047】また、本実施例の降圧電源回路の位相余裕
Δφを従来と同程度にするならば、図3のボード線図に
示すように出力トランジスタ1のカットオフ周波数ωP2
を高くすることができる。すなわち、位相補償用コンデ
ンサ4の容量を小さくすることができるため、素子のレ
イアウト面積を小さくすることができる。
【0048】ところで、上述したように出力トランジス
タ1にNチャネルMOSFETを用いると、出力電圧V
INTは差動増幅回路2のノードAよりも出力トランジス
タ1のしきい値電圧VT分だけ低い電圧に制限されてし
まう。したがって、本実施例の降圧電源回路の出力トラ
ンジスタ1にはしきい値電圧VTが低いものを用いると
より好ましい。
【0049】また、図4(a)に示すように、出力電圧
INTは、外部電源電圧VCCを立ち上げる際に基準電圧
REFと等しい電圧に制御されるまで外部電源電圧VCC
に追随して上昇させることが望ましい。したがって、本
実施例の降圧電源回路の差動増幅回路2には外部電源電
圧VCCを昇圧した電圧である昇圧電圧Vpを供給する。
【0050】昇圧電圧Vpを供給する昇圧電源回路は、
特にその構成を限定するものではないが、例えば、図5
に示すように、基準電圧VREFが入力される、帰還ルー
プを構成するコンパレータ31、リングオシレータ3
2、及びチャージポンプ33を備えた回路で生成され
る。
【0051】コンパレータ31は、昇圧電圧Vpを抵抗
器34、35で分圧した電圧Vp2と基準電圧VREF
を比較し、Vp2>VREFであればイネーブル信号とし
てHレベルを出力し、Vp2<VREFであればLレベル
を出力する。
【0052】リングオシレータ32は、クロック発振回
路を備え、イネーブル信号がHレベルのときにクロック
信号をチャージポンプ33に供給し、Lレベルのときは
発振を停止してクロック信号の供給をストップする。
【0053】チャージポンプ33は、クロック信号をも
とに倍圧整流を行い、昇圧された電圧Vpを出力する。
昇圧電圧Vpが所定の電圧より高くなるとリングオシレ
ータ32の発振が停止するため徐々に昇圧電圧Vpが低
下する。また、昇圧電圧Vpが所定の電圧より低くなる
とリングオシレータ32の発振が再開するため徐々に昇
圧電圧Vpが上昇する。このようにして昇圧電圧Vpは
所定の電圧に維持される。
【0054】図5に示すように、昇圧電圧Vpは半導体
集積回路の内部回路に供給されるとともに、基準電圧発
生回路37と降圧電源回路38に供給される。
【0055】(第2実施例)次に、本発明の内部電圧発
生回路の第2実施例について、基準電圧発生回路を例に
して説明する。
【0056】図6は本発明の内部電圧発生回路の第2実
施例の構成を示す図であり、基準電圧発生回路の一構成
例を示す回路図である。
【0057】図6において、本実施例の基準電圧発生回
路は、第1実施例と同様に、図11に示した従来の基準
電圧発生回路のうち、出力トランジスタ11をPチャネ
ルMOSFETからNチャネルMOSFETに変更し、
差動増幅回路12に昇圧電圧Vpを供給する構成であ
る。
【0058】また、比較電圧VRを差動増幅回路12の
非反転入力端子17に入力し、出力トランジスタ11を
介して出力される基準電圧VREFをトリミング抵抗R
1、R2によって分圧し、分圧した電圧を差動増幅回路
12の反転入力端子16に帰還している。
【0059】さらに、位相補償用コンデンサ14は差動
増幅回路12の出力接点であるノードAと接地電位間に
設けている。
【0060】なお、昇圧電源回路30を、図5に示した
ように基準電圧VREFから昇圧電圧Vpを生成する構成
とした場合、昇圧電源回路30は基準電圧発生回路37
の出力である基準電圧VREFをもとに昇圧電圧Vpを生
成し、基準電圧発生回路37は昇圧電源回路30の出力
である昇圧電圧Vpをもとに基準電圧VREFを生成す
る。このため、基準電圧VREF及び昇圧電圧Vpは外部
電源電圧VCCを供給しても出力されないことになる。し
たがって、本実施例の基準電圧発生回路37には、電源
オン時に基準電圧発生回路を立ち上げるための立上げ回
路20を備えている。
【0061】立上げ回路20は、従来の降圧電源回路と
同様に、外部電源電圧VCCが供給される、PチャネルM
OSFETから成る出力トランジスタ21と、外部電源
電圧VCCが供給され、出力トランジスタ21のゲート電
圧を制御するための制御電圧を出力する差動増幅回路2
2とを有し、差動増幅回路22の反転入力端子26に比
較電圧VRが入力され、非反転入力端子27にトリミン
グ抵抗R1、R2によって分圧された電圧が帰還される
構成である。
【0062】立上げ回路20の反転入力端子26及び非
反転入力端子27に接続される2つのトランジスタ(N
チャネルMOSFET)は異なったトランジスタサイズ
で形成され、差動増幅回路22には入力オフセット電圧
OFを持つようにしてある。すなわち、図6に示した立
上げ回路20は、非反転入力端子27に帰還される電圧
が反転入力端子26に入力される比較電圧VRよりも少
し低い(0.1V程度)電圧になるように動作する。そ
の他の構成については従来と同様であるため、その説明
は省略する。
【0063】このような構成において、差動増幅回路1
2の反転入力端子16には、基準電圧VREFをトリミン
グ抵抗R1、R2によって分圧した電圧が帰還され、出
力トランジスタ11からは、下記式(2)に示すように
非反転入力端子17に入力される比較電圧VRとトリミ
ング抵抗R1、R2の抵抗比で決まる基準電圧VREF
出力される。
【0064】 VREF=VR×(R1+R2)/R2…(2) ところで、図6に示すトリミング抵抗R1、R2には寄
生容量が在るため、その利得G03は、出力トランジスタ
11のカットオフ周波数ωP2よりもさらに低いカットオ
フ周波数ωP3を有する周波数特性になる。
【0065】したがって、出力トランジスタ11をNチ
ャネルMOSFETに変更して利得G02を下げても、図
7のボード線図に示すように、差動増幅器12(利得G
01)と出力トランジスタ11(利得G02)とトリミング
抵抗R1、R2(利得G03)の総合利得G01+G02+G
03は、トリミング抵抗R1、R2の周波数特性による位
相の遅れのために位相余裕Δφがなくなり、基準電圧発
生回路が発振する可能性がある。
【0066】そこで、本実施例では差動増幅回路12の
出力(ノードA)と接地電位間に位相補償用コンデンサ
14を設け、差動増幅回路12のカットオフ周波数ωP1
を低くしている。
【0067】また、差動増幅回路12の電流源に流す電
流を減らし、応答速度を遅くして差動増幅回路12のカ
ットオフ周波数ωP1を低くしている。これは、基準電圧
発生回路の負荷電流の変動が少なく、かつ駆動能力に比
べて負荷抵抗が十分に小さいため、降圧電源回路のよう
に差動増幅回路12を高速に動作させる必要がないため
である。
【0068】このとき、差動増幅器12(利得G01)と
出力トランジスタ11(利得G02)とトリミング抵抗R
1、R2(利得G03)の総合利得G01+G02+G03は、
図8のボード線図に示すようになり、位相余裕Δφが大
きくなる。
【0069】したがって、位相補償用コンデンサ14の
容量を小さくすることができるため、素子のレイアウト
面積を小さくすることができる。また、差動増幅回路1
2の電流源に流す電流を低減しているため、基準電圧発
生回路の消費電流を少なくすることができる。
【0070】一方、立上げ回路20は、外部電源オン時
に出力の電圧を(VR−VOF)×(R1+R2)/R2
まで上昇させる。このとき、基準電圧VREFを利用して
生成される昇圧電圧Vpもある程度まで上昇するため、
差動増幅回路12が動作するようになり、出力電圧も所
定の電圧(基準電圧VREF)まで上昇する。但し、立上
げ回路20は位相補償用コンデンサを有していないため
に位相余裕Δφがなく、図9に示すように立上げ時に発
振する。なお、図9は外部電源電圧VCC=3.7V、比
較電圧VR=1.3V、昇圧電圧Vp=4.0Vとした
ときのシミュレーション結果である。
【0071】出力電圧が所定の電圧に到達すれば立上げ
回路20の差動増幅回路22の非反転入力端子27(ノ
ードD)に帰還される電圧は比較電圧VRと等しくな
る。
【0072】このとき、差動増幅回路22には入力オフ
セット電圧VOFが設けられているため、差動増幅器22
の出力接点(ノードC)の電圧が正の方向に振り切れて
電源電圧VCCとほぼ等しくなり、出力トランジスタ21
がオフするため立上げ回路20の発振が完全に停止す
る。このような発振を停止する手段を備えていれば、立
上げ回路20が立上げ時に発振しても問題ないため、立
上げ回路20の差動増幅回路22の電流源に流す電流を
少なくすることができる。
【0073】従来のように出力トランジスタにPチャネ
ルMOSFETを用いた構成では、発振を抑制するため
に基準電圧発生回路の差動増幅回路の電流源に大きな電
流を流し(例えば、10μA程度)、差動増幅回路の応
答速度を上げていた。
【0074】一方、本実施例の基準電圧発生回路では、
上述したように2つの差動増幅回路12、22に流す電
流をそれぞれ減らすことが可能であり、例えば、1μA
以下に設定することができる。したがって、回路の構成
要素が従来より増加しても基準電圧発生回路全体の消費
電流を低減することができる。
【0075】また、基準電圧発生回路を構成する差動増
幅回路の出力トランジスタは、駆動能力がさほど要求さ
れないので、小形のトランジスタで構成でき、立上げ回
路20を設けても、それほどレイアウト面積を増加させ
ることがない。
【0076】なお、本実施例では立上げ回路20の発振
を停止させる手段として、差動増幅回路22に入力オフ
セット電圧VOFを持たせる構成を示したが、例えば、立
上げ回路20の出力を外部電源オン時から所定の時間経
過後に切断する構成にしてもよく、所定の電圧に達した
ら切断する構成にしてもよい。
【0077】ところで、上記各実施例と同様に、降圧電
源回路の出力トランジスタにNチャネルMOSFETを
用いた構成は特開平7−30334号公報に記載されて
いる。しかしながら、特開平7−30334号公報に記
載された降圧電源回路では、出力トランジスタにPチャ
ンルMOSFETだけでなくNチャンネルMOSFET
を用いても構成できることを示したに過ぎず、発振を防
止するための位相補償用コンデンサについては何も検討
されていない。また、差動増幅回路に供給する電源電圧
と出力トランジスタに供給する電源電圧とが同じ外部電
源電圧VCCであるため、上述したように出力電圧VINT
の値が制限されてしまう。
【0078】この様子を図4(b)に示す。同図から解
るように、外部電源電圧VCCが十分に高いときはNチャ
ネルMOSFETである出力トランジスタを介して基準
電圧VREF相当の出力電圧VINTを出力することができ
る。しかしながら、外部電源電圧VCCが(VREF+VT
より低くなると、出力電圧VINTは外部電源電圧VCC
り出力トランジスタのしきい値VTだけ低い電圧を出力
する。この結果、半導体集積回路の動作電源電圧範囲が
本願発明より狭くなる。
【0079】以上の説明では、正の電圧を生成する内部
電圧発生回路を例に説明したが、本発明は負電圧を生成
する内部電圧発生回路にも適用できる。
【0080】また、基準電圧発生回路37の出力を基準
電圧VREFとして降圧電源回路38に供給し、降圧電源
回路38で内部電圧VINTを生成する例を示したが、基
準電圧発生回路37の出力トランジスタのサイズを大き
くして駆動能力を上げることで、その出力である基準電
圧VREFを内部電圧VINTとして供給するようにしてもよ
い。
【0081】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載する効果を奏する。
【0082】出力トランジスタにNチャネルMOSFE
Tを用いることで、位相補償用コンデンサによる位相遅
れ量を少なくしても発振を防止することが可能になり、
位相補償用コンデンサの容量を小さくすることができる
ため、素子のレイアウト面積を小さくすることができ
る。
【0083】特に、内部回路に対して基準電圧を供給す
る構成の場合、差動増幅器に流す電流を減らすことで、
差動増幅器のカットオフ周波数を低く設定することがで
きるため、総合利得が0dBとなる周波数を従来よりも
低くすることができる。したがって、位相補償用コンデ
ンサによる位相遅れ量を少なくしても発振を防止できる
ようになり、位相補償用コンデンサの容量を小さくする
ことができるため、素子のレイアウト面積を小さくする
ことができる。
【0084】また、この場合、差動増幅回路に流す電流
を減らすことができるため、内部電圧発生回路の消費電
流が低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内部電圧発生回路の第1実施例の構成
を示す図であり、降圧電源回路の一構成例を示す回路図
である。
【図2】図1に示した降圧電源回路の周波数特性を示す
図であり、位相補償用コンデンサの容量を従来と同様に
した場合の様子を示すボード線図である。
【図3】図1に示した降圧電源回路の周波数特性を示す
図であり、位相余裕を従来と同様にした場合の様子を示
すボード線図である。
【図4】降圧電源回路の外部電源電圧変動に対する出力
電圧変動の様子を示す図であり、同図(a)は図1に示
した降圧電源回路の出力電圧変動の様子を示すグラフ、
同図(b)は従来の降圧電源回路の出力電圧変動の様子
を示すグラフである。
【図5】図1に示した降圧電源回路に供給する昇圧電圧
を発生する昇圧電源回路の一構成例を示すブロック図で
ある。
【図6】本発明の内部電圧発生回路の第2実施例の構成
を示す図であり、基準電圧発生回路の一構成例を示す回
路図である。
【図7】図6に示した基準電圧発生回路の周波数特性を
示す図であり、位相補償用コンデンサの位置及び差動増
幅回路の周波数特性を従来と同様にした場合の様子を示
すボード線図である。
【図8】図6に示した基準電圧発生回路の周波数特性を
示す図であり、位相補償用コンデンサの位置及び差動増
幅回路の周波数特性を変更した後の様子を示すボード線
図である。
【図9】図6に示した基準電圧発生回路の立ち上がり時
の要部動作波形を示すグラフである。
【図10】従来の内部電圧発生回路の構成を示す図であ
り、降圧電源回路の構成を示す回路図である。
【図11】図10に示した基準電圧発生回路の構成を示
す回路図である。
【図12】図11に示した差動増幅回路の反転入力端子
に入力する比較電圧の発生回路の一構成例を示す回路図
である。
【図13】図10に示した降圧電源回路の入力出力信号
波形を示す図であり、入力信号が低周波数の場合の様子
を示す波形図である。
【図14】図10に示した降圧電源回路の入力出力信号
波形を示す図であり、入力信号が高周波数の場合の様子
を示す波形図である。
【図15】図10に示した降圧電源回路の周波数特性を
示すボード線図である。
【符号の説明】
1、11、21 出力トランジスタ 2、12、22 差動増幅回路 3 基準電圧発生回路 4、14 位相補償用コンデンサ 5 電流源 6、16、26 反転入力端子 7、17、27 非反転入力端子 30 昇圧電源回路 31 コンパレータ 32 リングオシレータ 33 チャージポンプ 34、35 抵抗器 36 比較電圧発生回路 37 基準電圧発生回路 38 降圧電源回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05F 1/56 310 H03F 3/45

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から供給される外部電源電圧よりも
    高い昇圧電圧を出力する昇圧電源回路を備えた半導体集
    積回路の内部回路に所定の電圧を供給するための内部電
    圧発生回路であって、 前記外部電源電圧が供給され、前記内部回路に前記外部
    電源電圧よりも低い降圧電圧を供給する、ソースが前記
    内部回路に接続されたNチャネルMOSFETから成る
    出力トランジスタと、 所定の一定電圧である基準電圧を出力する基準電圧発生
    回路と、 前記基準電圧が非反転入力端子に入力され、前記降圧電
    圧が反転入力端子に帰還され、前記基準電圧と前記降圧
    電圧とが一致するように前記出力トランジスタのゲート
    に制御電圧を出力する、前記昇圧電圧が供給される差動
    増幅回路と、 前記出力トランジスタ及び前記差動増幅回路を含む帰還
    ループの発振を防止するための位相補償用コンデンサ
    と、 を有する内部電圧発生回路。
  2. 【請求項2】 前記位相補償用コンデンサは、 前記出力トランジスタの出力接点と接地電位間に挿入さ
    れる請求項1記載の内部電圧発生回路。
  3. 【請求項3】 外部から供給される外部電源電圧よりも
    高い昇圧電圧を出力する昇圧電源回路を備えた半導体集
    積回路の内部回路に所定の電圧を供給するための内部電
    圧発生回路であって、 前記外部電源電圧が供給され、前記所定の電圧を生成す
    るための基準電圧を前記内部回路に対して供給するため
    の、NチャネルMOSFETから成る出力トランジスタ
    と、 所定の一定電圧である比較電圧を出力する比較電圧発生
    回路と、 前記基準電圧を所望の比で分圧する分圧回路と、 前記比較電圧が非反転入力端子に入力され、前記分圧回
    路の出力電圧が反転入力端子に帰還され、前記比較電圧
    と前記分圧回路の出力電圧とが一致するように前記出力
    トランジスタのゲートに制御電圧を出力する、前記昇圧
    電圧が供給される差動増幅回路と、 前記出力トランジスタ、前記分圧回路、及び前記差動増
    幅回路を含む帰還ループの発振を防止するための位相補
    償用コンデンサと、を有する内部電圧発生回路。
  4. 【請求項4】 前記位相補償用コンデンサは、 前記差動増幅回路の出力接点と接地電位間に挿入される
    請求項3記載の内部電圧発生回路。
  5. 【請求項5】 前記差動増幅器は、 流す電流を減らすことで、前記帰還ループが発振しない
    程度にカットオフ周波数が低く設定された請求項3また
    は4記載の内部電圧発生回路。
  6. 【請求項6】 前記外部電源電圧が供給され、前記基準
    電圧を出力するための、PチャネルMOSFETから成
    る第2の出力トランジスタと、 前記比較電圧が反転入力端子に入力され、前記分圧回路
    の出力電圧が非反転入力端子に帰還され、前記比較電圧
    と前記分圧回路の出力電圧とを比較して前記第2の出力
    トランジスタのゲートに制御電圧を出力する、前記外部
    電源電圧が供給される第2の差動増幅回路と、 前記第2の出力トランジスタ及び前記第2の差動増幅回
    路から成る第2の帰還ループの発振を停止するための発
    振停止手段と、を備えた立上げ回路をさらに有する請求
    項3乃至5のいずれか1項記載の内部電圧発生回路。
  7. 【請求項7】 前記発振停止手段は、 前記比較電圧が入力される第1のトランジスタ、及び前
    記分圧回路の出力電圧が入力される第2のトランジスタ
    のトランジスタサイズを変えることで、前記第2の差動
    増幅回路に入力オフセット電圧を持たせた構成である請
    求項6記載の内部電圧発生回路。
  8. 【請求項8】 前記出力トランジスタは、 低しきい値電圧である請求項1乃至7のいずれか1項記
    載の内部電圧発生回路。
  9. 【請求項9】 前記昇圧電源回路は、 前記基準電圧を利用して前記昇圧電圧を生成する請求項
    1乃至8のいずれか1項記載の内部電圧発生回路。
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