JP2008197723A - 電圧発生回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】電圧発生回路のミラートランジスタ及び出力トランジスタのゲート電圧を同一で、且つ一定な電圧に制御する。
【解決手段】電圧発生回路30には、差動増幅回路1、Nch MISトランジスタNT1乃至3、Nch MISトランジスタNT11乃至13、Pch MISトランジスタPT11乃至13、抵抗RA1乃至RA4、及び抵抗RS1乃至RS4が設けられる。Nch MISトランジスタNT1は、ドレインに高電位側電源VDD電圧が入力され、ゲートに差動増幅回路1から出力される出力電圧(ゲート電圧)Vを入力する。Nch MISトランジスタNT2は、ドレインに高電位側電源VDD電圧が入力され、ゲートに差動増幅回路1から出力される出力電圧(ゲート電圧)Vを入力する。Nch MISトランジスタNT3は、ソースフォロア型トランジスタドレインとして降圧された内部電源電圧としての出力電圧VINTを出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体記憶装置やSoCなどに使用される電圧発生回路に関する。
半導体素子の微細化、低電圧動作化、高集積度化の進展に伴い、半導体記憶装置やSoC(System on a chip)などの半導体チップには、外部電源電圧とは異なる電圧を生成する電圧発生回路が搭載される。電圧発生回路には外部電源電圧を降圧する降圧回路と外部電源電圧を昇圧する昇圧回路とがある。降圧回路には、電流をあまり流さない、例えばスタンバイモードなどに使用される電圧発生回路(シリーズレギュレータ等)と、電流を流す、例えばアクティブモードなどに使用される出力トランジスタがソースフォロア型の電圧発生回路とがある。ソースフォロア型の電圧発生回路では、一般的に出力トランジスタの前段に設けられる出力トランジスタと同種類のミラートランジスタがダイオード接続(ゲートがドレインに接続)される(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1などの記載されるソースフォロア型の電圧発生回路では、出力トランジスタのドレインに外部電源電圧が入力され、ミラートランジスタのゲート電圧を一定に保つように制御し、且つ出力トランジスタ及びミラートランジスタのゲートを接続させて出力トランジスタにより発生する降圧された内部電源電圧をミラートランジスタのソース電圧と一致させている。
ところが、外部電源電圧が高い場合、出力トランジスタ及びミラートランジスタの特性が一致しなくなり、ミラートランジスタの単位幅当たりの電流量が出力トランジスタの単位幅当たりの電流に一致しないという問題点がある。ミラートランジスタの単位幅当たりの電流量が出力トランジスタの単位幅当たりの電流に一致しない場合、ミラートランジスタのゲート電圧を制御することでミラートランジスタのソース電圧を所定の電圧に制御し、出力トランジスタのソース電圧を所定の電圧(降圧された内部電源電圧)に制御するということが困難となる。
特開2003−178584号公報(頁8、図10)
本発明は、ミラートランジスタ及び出力トランジスタのゲート電圧を同一で、且つ一定な電圧に制御できる電圧発生回路を提供する。
本発明の一態様の電圧発生回路は、ゲートが一定な第1の電圧に制御され、ドレインに第1の高電位側電源電圧が入力され、ソースから前記第1の高電位側電源電圧を降圧した第2の高電位側電源電圧を出力する第1のトランジスタと、ゲートに前記第1の電圧が入力され、ドレインに前記第1の高電位側電源電圧が入力され、ソース電圧が所定の電圧になるように前記第1の電圧を制御する第2のトランジスタとを具備することを特徴とする。
更に、本発明の他態様の電圧発生回路は、ゲートが一定な第1の電圧に制御され、ドレインに第1の高電位側電源電圧が入力され、ソースから前記第1の高電位側電源電圧を降圧した第2の高電位側電源電圧を出力する第1のトランジスタと、ゲートに前記第1の電圧が入力され、ドレインにRC回路により前記第1の高電位側電源電圧をRC遅延した第3の高電位側電源が入力され、ソース電圧が所定の電圧になるように前記第1の電圧を制御する第2のトランジスタとを具備することを特徴とする。
本発明によれば、ミラートランジスタ及び出力トランジスタのゲート電圧を同一で、且つ一定な電圧に制御できる電圧発生回路を提供することができる。
以下本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
まず、本発明の実施例1に係る電圧発生回路について、図面を参照して説明する。図1は電圧発生回路の構成を示す回路図、図2は差動増幅回路の構成を示す回路図、図3は従来の電圧発生回路の構成を示す回路図、図4は従来の電圧発生回路に流れる電流値と電圧値との関係を示す負荷曲線図である。本実施例では、電圧発生回路を構成するミラートランジスタの端子の接続を変更している。
図1に示すように、電圧発生回路30には、差動増幅回路1、Nch MISトランジスタNT1乃至3、Nch MISトランジスタNT11乃至13、Pch MISトランジスタPT11乃至13、抵抗RA1乃至RA4、及び抵抗RS1乃至RS4が設けられる。
電圧発生回路30は、例えば半導体記憶装置としての半導体チップの内部に設けられ、外部電源電圧としての高電位側電源VDD電圧を入力し、降圧された内部電源電圧としての出力電圧VINTを半導体チップ内に設けられる図示しない種々の回路に出力する。なお、MISトランジスタはMISFET(Metal Insulator Semiconductor Field Effect Transistor)とも呼称される。
Nch MISトランジスタNT1は、ドレインが高電位側電源VDDに接続され、ゲートが差動増幅回路1に接続される。Nch MISトランジスタNT1は、ドレインに高電位側電源VDD電圧が入力され、ゲートに差動増幅回路1から出力される出力電圧(ゲート電圧)Vを入力して、ミラートランジスタとして機能する。
Nch MISトランジスタNT2は、ドレインが高電位側電源VDDに接続され、ゲートが差動増幅回路1に接続される。Nch MISトランジスタNT2は、ドレインに高電位側電源VDD電圧が入力され、ゲートに差動増幅回路1から出力される出力電圧(ゲート電圧)Vを入力して、ミラートランジスタとして機能する。
Nch MISトランジスタNT3は、ドレインが高電位側電源VDDに接続され、ゲートが差動増幅回路1に接続される。Nch MISトランジスタNT3は、ドレインに高電位側電源VDD電圧が入力され、ゲートに差動増幅回路1から出力される出力電圧(ゲート電圧)Vを入力して、ソースフォロア型の出力トランジスタとして降圧された内部電源電圧としての出力電圧VINTを出力する。
Nch MISトランジスタNT11は、ドレインがNch MISトランジスタNT1のソースに接続され、ソースが抵抗RA4の一端に接続され、ゲートに制御信号ACTが入力される。Pch MISトランジスタPT11は、ソースがNch MISトランジスタNT1のソースに接続され、ドレインが抵抗RA4の一端に接続され、ゲートに制御信号/ACTが入力される。制御信号/ACTは、制御信号ACTの逆位相の信号である。
Nch MISトランジスタNT11及びPch MISトランジスタPT11はトランスファーゲートとして機能し、制御信号ACTが“High”レベル(制御信号/ACTが“Low”レベル)のときに“ON”する。抵抗RA4は他端がノードN1に接続される。抵抗RA3は一端がノードN1に接続される。
Nch MISトランジスタNT12は、ドレインが抵抗RA3の他端に接続され、ソースが抵抗RA2の一端に接続され、ゲートに制御信号ACTが入力される。Pch MISトランジスタPT12は、ソースが抵抗RA3の他端に接続され、ドレインが抵抗RA2の一端に接続され、ゲートに制御信号/ACTが入力される。
Nch MISトランジスタNT12及びPch MISトランジスタPT12はトランスファーゲートとして機能し、制御信号ACTが“High”レベル(制御信号/ACTが“Low”レベル)のときに“ON”する。抵抗RA2は他端がノードN2に接続される。抵抗RA1は一端がノードN2に接続される。
Nch MISトランジスタNT13は、ドレインが抵抗RA1の他端に接続され、ソースが接地電圧である低電位側電源VSSに接続され、ゲートに制御信号ACTが入力される。Pch MISトランジスタPT13は、ソースが抵抗RA1の他端に接続され、ドレインが低電位側電源VSSに接続され、ゲートに制御信号/ACTが入力される。
Nch MISトランジスタNT13及びPch MISトランジスタPT13はトランスファーゲートとして機能し、制御信号ACTが“High”レベル(制御信号/ACTが“Low”レベル)のときに“ON”する。
抵抗RS4は、一端がNch MISトランジスタNT2のソースに接続され、他端がノード1及び3に接続される。抵抗RS3は、一端がノードN3に接続され、他端が抵抗RS2の一端に接続される。抵抗RS2は、他端がノード2及び4に接続される。抵抗RS1は、一端がノードN4に接続され、他端が低電位側電源Vssに接続される。
ここで、Nch MISトランジスタNT2側(Nch MISトランジスタNT2、抵抗RS1乃至S4)は常に低電位側電源Vss側に電流が流れ、Nch MISトランジスタNT1側(Nch MISトランジスタNT1、抵抗RA1乃至A4、Nch MISトランジスタNT11乃至13、及びPch MISトランジスタPT11乃至13)は、アクティブ時(制御信号ACTが“High”レベル(制御信号/ACTが“Low”レベル)のとき)に低電位側電源Vss側に電流が流れる。ノードN2及びN4から抵抗分割された電圧である帰還電圧Vが差動増幅回路1の入力側の(−)ポートに入力される。
図2に示すように、差動増幅回路1には、Nch MISトランジスタNT21、Nch MISトランジスタNT22、及びPch MISトランジスタPT21乃至23が設けられる。
差動増幅回路1は、入力側の(+)ポートに基準電圧VREFを入力し、入力側の(−)ポートに帰還電圧Vを入力し、差動増幅された信号を出力電圧(ゲート電圧)Vとして出力する。
ここで、帰還電圧Vが基準電圧VREFよりも低い場合、出力電圧(ゲート電圧)Vは“High”レベルとなり、帰還電圧Vが基準電圧VREFよりも高い場合、出力電圧(ゲート電圧)Vは“Low”レベルとなる。基準電圧VREFには、例えばBGR(Band Gap Reference)回路から出力され、高精度で、電圧係数及び温度係数が非常に小さな電圧が用いられる。
Pch MISトランジスタPT21は、ソースが高電位側電源VDDに接続され、ゲートに制御信号CMPGが入力され、定電流源として機能する。Pch MISトランジスタPT22は、ソースがPch MISトランジスタPT21のドレインに接続され、ゲートに帰還電圧Vが入力される。Pch MISトランジスタPT23は、ソースがPch MISトランジスタPT21のドレインに接続され、ゲートに基準電圧VREFが入力される。Pch MISトランジスタPT22とPch MISトランジスタPT23とは差動対をなす。
Nch MISトランジスタNT21は、ドレインがPch MISトランジスタPT22のドレインに接続され、ゲートがNch MISトランジスタNT22のゲートに接続され、ソースが低電位側電源VSSに接続される。Nch MISトランジスタNT22は、ドレインがPch MISトランジスタPT23のドレインに接続され、ゲートがドレインに接続され、ソースが低電位側電源VSSに接続される。
ここで、Nch MISトランジスタNT21とNch MISトランジスタNT22とは、カレントミラー回路を構成する。Pch MISトランジスタPT22のドレインとNch MISトランジスタNT21のドレインの間から出力電圧(ゲート電圧)Vが出力される。
図3に示すように、従来の電圧発生回路30aには、差動増幅回路1a、Nch MISトランジスタNT1a、Nch MISトランジスタNT2a、Nch MISトランジスタNTT1、Nch MISトランジスタNTT2、Nch MISトランジスタNT11乃至13、Pch MISトランジスタPTT1、Pch MISトランジスタPTT2、Pch MISトランジスタPT11乃至13、抵抗RA1乃至RA4、及び抵抗RS1乃至RS4が設けられる。
電圧発生回路30aは、例えば半導体記憶装置としての半導体チップの内部に設けられ、外部電源電圧としての高電位側電源VDD電圧をPch MISトランジスタPPT2のソース及びNch MISトランジスタNTT2のドレインに入力し、例えばワード線昇圧用電源電圧としての高電位側電源VPP電圧をPch MISトランジスタPPT1のソースに入力し、降圧された内部電源電圧としての出力電圧VINTを半導体チップ内に設けられる図示しない種々の回路に出力する。ここでは、従来の電圧発生回路30aが本実施例の電圧発生回路30aと異なる部分について説明し、同一部分については説明を省略する。
差動増幅回路1aは、入力側の(+)ポートに帰還電圧Vを入力し、入力側の(−)ポートに基準電圧VREFを入力し、差動増幅された信号を制御信号PGMとして出力する。ここで、差動増幅回路1aは差動増幅回路1と同一回路構成を有し、入力側のポートに入力される電圧が逆である。帰還電圧Vが基準電圧VREFよりも低い場合、制御信号PGMは“Low”レベルとなり、帰還電圧Vが基準電圧VREFよりも高い場合、制御信号PGMは“High”レベルとなる。
Pch MISトランジスタPTT1は、ソースに高電位側電源VPP電圧が入力され、ゲートに差動増幅回路1aから出力される制御信号PGMが入力される。Pch MISトランジスタPTT1は、高電位側電源VPPが“Low”レベルのときに“ON”してドレイン側から出力電圧(ゲート電圧)Vを出力する。Pch MISトランジスタPTT2は、ソースに高電位側電源VDD電圧が入力され、ゲートに制御信号VPGが入力される。
Nch MISトランジスタNT1aは、ドレインに出力電圧(ゲート電圧)Vが入力され、ゲートがドレインに接続される。Nch MISトランジスタNT1aは、ダイオード接続されたミラートランジスタとして機能する。
Nch MISトランジスタNT2aは、ドレインに出力電圧(ゲート電圧)Vが入力され、ゲートがドレインに接続される。Nch MISトランジスタNT2aは、ダイオード接続されたミラートランジスタとして機能する。
Nch MISトランジスタNTT1は、ドレインがPch MISトランジスタPPT2のドレインに接続され、ゲートに出力電圧(ゲート電圧)Vが入力され、制御信号VPGがアクティブのときに降圧された内部電源電圧としての出力電圧VINTを出力するソースフォロア型の出力トランジスタである。
Nch MISトランジスタNTT2は、ドレインに高電位側電源VDD電圧が入力され、ゲートに出力電圧(ゲート電圧)Vが入力され、スタンバイのとき及びアクティブのときに降圧された内部電源電圧としての出力電圧VINTを出力するソースフォロア型の出力トランジスタである。
ここで、Nch MISトランジスタNT2a側は常に低電位側電源Vss側に電流が流れ、Nch MISトランジスタNT1a側は、アクティブ時(制御信号ACTが“High”レベル(制御信号/ACTが“Low”レベル)のとき)に低電位側電源Vss側に電流が流れる。ノードN2及びN4から抵抗分割された電圧である帰還電圧Vが差動増幅回路1aの入力側の(+)ポートに入力される。
従来の電圧発生回路30aでは、電源電圧を降圧するソースフォロア型の出力段トランジスタ(Nch MISトランジスタNTT1及びNTT2)のソース電圧は、ダイオード接続されるミラートランジスタ(Nch MISトランジスタNT1a及びNT2a)のソース電圧が一致するという前提で、ミラートランジスタ(Nch MISトランジスタNT1a及びNT2a)のゲート及びソース電圧を制御することにより、降圧された内部電源電圧としての出力電圧VINTを出力している。
だが、図4に示すように、高電位側電源VDD電圧が高い場合には、ダイオード接続されるミラートランジスタと電源電圧を降圧するソースフォロア型の出力段トランジスタの負荷特性が一致しなくなる。
このため、スタンバイ状態でのVgs(ゲート−ソース間電圧)におけるミラートランジスタの負荷電流Ifk1と電源電圧を降圧するソースフォロア型の出力段トランジスタの負荷電流Ifk2との関係が、
Ifk2>Ifk1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・式(1)
となり、アクティブ状態である負荷電流最大領域でのVgs(ゲート−ソース間電圧)におけるミラートランジスタの負荷電流Ifk1aと電源電圧を降圧するソースフォロア型の出力段トランジスタの負荷電流Ifk2aとの関係が、
Ifk2a>Ifk1a・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・式(2)
となり、ミラートランジスタの単位幅あたりの電流量が電源電圧を降圧するソースフォロア型の単位幅あたりの電流量と一致しなくなる。この不一致は高電位側電源VDD電圧が高くなればより顕著となる。
即ち、従来ではミラートランジスタのゲート電圧を制御することでミラートランジスタのソース電圧を所定の値に制御するということが困難となる。
ところが、本実施例ではミラートランジスタのゲートとドレインをダイオード接続せずに、モニターを通じてミラートランジスタ及び電源電圧を降圧するソースフォロア型の出力段トランジスタのゲート電位を同一で、且つ一定な電圧に制御している。
なお、モニターを通じてミラートランジスタと電源電圧を降圧するソースフォロア型の出力段トランジスタを流れる電流は、ゲート幅寸法をW、ゲート長寸法をLとすると、W/Lで規格化した場合の電流値が一致するように設定される。
このため、ミラートランジスタ及び電源電圧を降圧するソースフォロア型の出力段トランジスタのドレイン−ソース間の電位差を等しくすることができ、降圧された内部電源電圧としての出力電圧VINTの精密制御が可能となる。
上述したように、本実施例の電圧発生回路では、差動増幅回路1、Nch MISトランジスタNT1乃至3、Nch MISトランジスタNT11乃至13、Pch MISトランジスタPT11乃至13、抵抗RA1乃至RA4、及び抵抗RS1乃至RS4が設けられる。Nch MISトランジスタNT1は、ドレインに高電位側電源VDD電圧が入力され、ゲートに差動増幅回路1から出力される出力電圧(ゲート電圧)Vを入力して、ミラートランジスタとして機能する。Nch MISトランジスタNT2は、ドレインに高電位側電源VDD電圧が入力され、ゲートに差動増幅回路1から出力される出力電圧(ゲート電圧)Vを入力して、ミラートランジスタとして機能する。Nch MISトランジスタNT3は、ドレインに高電位側電源VDD電圧が入力され、ゲートに差動増幅回路1から出力される出力電圧(ゲート電圧)Vを入力して、ソースフォロア型の出力トランジスタとして降圧された内部電源電圧としての出力電圧VINTを出力する。
このため、従来のようにミラートランジスタをダイオード接続していないので、外部電源電圧が高い場合でもソースフォロア型の出力トランジスタとミラートランジスタの単位幅当たりの電流量を一致させることができる。したがって、ソースフォロア型の出力トランジスタとミラートランジスタのドレイン−ソース間の電位差を等しくすることができ、降圧された内部電源電圧としての出力電圧VINTの精密制御ができる。
なお、本実施例では、電圧発生回路30を構成するトランジスタにMISトランジスタを用いているがMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタ(MOSFETとも呼称される)を用いてもよい。
次に、本発明の実施例2に係る電圧発生回路について、図面を参照して説明する。図5はゲート電圧発生部の構成を示す回路図である。本実施例では、電圧発生回路を構成する差増増幅回路の代わりにゲート電圧発生部を設けている。
以下、実施例1と同一構成部分には、同一符号を付してその部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
図5に示すように、ゲート電圧発生部2には、差動増幅回路1b、Nch MISトランジスタNT34、及びPch MISトランジスタPT33が設けられる。
ここで、ゲート電圧発生部2は、実施例1の差動増幅回路1を置き換えたものであり、ゲート電圧発生部2は実施例1の差動増幅回路1と同様な動作を行い、ゲート電圧発生部2を有する電圧発生回路は、実施例1の電圧発生回路30と同様な動作をする。
差動増幅回路1bには、Nch MISトランジスタNT31乃至33、Pch MISトランジスタPT31、及びPch MISトランジスタPT32が設けられる。差動増幅回路1bの入力側の(+)ポートには帰還電圧Vが入力され、入力側の(−)ポートには基準電圧VREFが入力される。
Pch MISトランジスタPT31は、ソースが高電位側電源VDDに接続され、ゲートがドレインに接続される。Pch MISトランジスタPT32は、ソースが高電位側電源VDDに接続され、ゲートがPch MISトランジスタPT31のゲートに接続され、ドレインがノードN11に接続される。Pch MISトランジスタPT31及びPch MISトランジスタPT32はカレントミラー回路として動作する。
Nch MISトランジスタNT31は、ドレインがPch MISトランジスタPT31のドレインに接続され、ゲートに帰還電圧Vが入力される。Nch MISトランジスタNT32は、ドレインがノードN11に接続され、ゲートに帰還電圧Vが入力される。Nch MISトランジスタNT31及びNch MISトランジスタNT32は、差動対をなす。ノードN11から差動増幅された信号が出力される。
Nch MISトランジスタNT33は、ドレインがNch MISトランジスタNT31及びNch MISトランジスタNT32のソースに接続され、ソースが低電位側電源VSSに接続され、ゲートに制御信号CMNGが入力され、定電流源として動作する。
ここで、帰還電圧Vが基準電圧VREFよりも低い場合、出力電圧(ゲート電圧)Vは“Low”レベルとなり、帰還電圧Vが基準電圧VREFよりも高い場合、出力電圧(ゲート電圧)Vは“High”レベルとなる。基準電圧VREFには、例えばBGR(Band Gap Reference)回路から出力され、高精度で、電圧係数及び温度係数が非常に小さな電圧が用いられる。
Pch MISトランジスタPT33は、ソースが高電位側電源VDDに接続され、ゲートにノードN11から出力される信号が入力される。Nch MISトランジスタNT34は、ドレインがPch MISトランジスタPT33のドレインに接続され、ソースが低電位側電源VSSに接続され、ゲートに制御信号CMNGが入力される。Pch MISトランジスタPT33及びNch MISトランジスタNT34は、インバータ動作して実施例1の差動増幅回路1と同様に出力電圧(ゲート電圧)Vを出力する。
上述したように、本実施例の電圧発生回路では、ゲート電圧発生部2には、差動増幅回路1b、Nch MISトランジスタNT34、及びPch MISトランジスタPT33が設けられる。差動増幅回路1bには、Nch MISトランジスタNT31乃至33、Pch MISトランジスタPT31、及びPch MISトランジスタPT32が設けられる。Nch MISトランジスタNT31及びNch MISトランジスタNT32は、差動対をなす。Pch MISトランジスタPT33及びNch MISトランジスタNT34は、インバータ動作して出力電圧(ゲート電圧)Vを出力する。
このため、実施例1と同様な効果の他に、差動増幅回路1bの差動対をNch MISトランジスタにしているので、他の回路に使用される差動増幅回路と共通化を図ることができる。
なお、本実施例では、Pch MISトランジスタPT31及びPch MISトランジスタPT32から構成されるカレントミラー回路を用いているが、高電位側電源VDDとNch MISトランジスタNT31の間、高電位側電源VDDとNch MISトランジスタNT32の間にそれぞれ負荷抵抗を用いてもよい。
次に、本発明の実施例3に係る電圧発生回路について、図面を参照して説明する。図6は電圧発生回路の構成を示す回路図、図7は差動増幅回路の構成を示す回路図である。本実施例では、高電位側電源の電圧変動を抑制するためにRC回路を設けている。
以下、実施例1と同一構成部分には、同一符号を付してその部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
図6に示すように、電圧発生回路30bには、差動増幅回路1c、RC回路3、Nch MISトランジスタNT1乃至3、Nch MISトランジスタNT11乃至13、Pch MISトランジスタPT11乃至13、抵抗RA1乃至RA4、及び抵抗RS1乃至RS4が設けられる。
電圧発生回路30bは、例えば半導体記憶装置としての半導体チップの内部に設けられ、外部電源電圧としての高電位側電源VDD電圧を入力し、降圧された内部電源電圧としての出力電圧VINTを半導体チップ内に設けられる図示しない種々の回路に出力する。
RC回路3にはコンデンサC1乃至3、及び抵抗R1乃至3が設けられる。抵抗R1は一端が高電位側電源VDDに接続される。コンデンサC1は一端が抵抗R1の他端に接続され、他端が低電位側電源VSSに接続される。抵抗R2は一端が抵抗R1の他端に接続される。コンデンサC2は一端が抵抗R2の他端に接続され、他端が低電位側電源VSSに接続される。抵抗R3は一端が抵抗R2の他端に接続され、他端がノードN5に接続される。コンデンサC3は一端が抵抗R3の他端に接続され、他端が低電位側電源VSSに接続される。
RC回路3は、高電位側電源VDDとノードN5の間に設けられ、外部電源電圧としての高電位側電源VDDの電圧変動を抑制した高電位側電源VDDX電圧をノードN5に出力する。
Nch MISトランジスタNT1は、ドレインがノードN5に接続され、ゲートが差動増幅回路1cに接続される。Nch MISトランジスタNT1は、ドレインに高電位側電源VDDX電圧が入力され、ゲートに差動増幅回路1cから出力される出力電圧(ゲート電圧)Vを入力して、ミラートランジスタとして機能する。
Nch MISトランジスタNT2は、ドレインがノードN5に接続され、ゲートが差動増幅回路1cに接続される。Nch MISトランジスタNT2は、ドレインに高電位側電源VDDX電圧が入力され、ゲートに差動増幅回路1cから出力される出力電圧(ゲート電圧)Vを入力して、ミラートランジスタとして機能する。
差動増幅回路1cは、図7に示すように、実施例1の差動増幅回路1と同一回路構成を有し、高電位側電源を高電位側電源V高電位側電源VDDXに変更している。差動増幅回路1aは、実施例1の差動増幅回路1と同様な動作をする。
上述したように、本実施例の電圧発生回路では、差動増幅回路1c、RC回路3、Nch MISトランジスタNT1乃至3、Nch MISトランジスタNT11乃至13、Pch MISトランジスタPT11乃至13、抵抗RA1乃至RA4、及び抵抗RS1乃至RS4が設けられる。RC回路3にはコンデンサC1乃至3、及び抵抗R1乃至3が設けられる。RC回路3は、高電位側電源VDDとノードN5の間に設けられ、外部電源電圧としての高電位側電源VDDの電圧変動を抑制した高電位側電源VDDX電圧をミラートランジスタであるNch MISトランジスタNT1及びNT2のドレインに出力する。差動増幅回路1cのPch MISトランジスタPT21のソースに高電位側電源VDDX電圧が入力される。
このため、実施例1と同様な効果の他に、外部電源電圧としての高電位側電源VDDが電圧変動しても、その振動は遮断され安定した高電位側電源VDDX電圧が入力されるのでソースフォロア型の出力トランジスタとミラートランジスタのゲート電圧を安定、且つ一定に保つことができる。
なお、本実施例では、ソースフォロア型の出力トランジスタとしてのNch MISトランジスタNT3のドレインを高電位側電源VDDに接続しているが、ドレインを高電位側電源VDDXに接続してもよい。
次に、本発明の実施例4に係る電圧発生回路について、図面を参照して説明する。図8はゲート電圧発生部の構成を示す回路図である。本実施例では、ゲート電圧発生部に供給される高電位側電源を変更している。
以下、実施例3と同一構成部分には、同一符号を付してその部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
図8に示すように、ゲート電圧発生部2aには、差動増幅回路1d、Nch MISトランジスタNT34、及びPch MISトランジスタPT33が設けられる。
ここで、ゲート電圧発生部2aは実施例3の差動増幅回路1cを置き換えたものであり、ゲート電圧発生部2aは実施例3の差動増幅回路1cと同様な動作を行い、ゲート電圧発生部2aを有する電圧発生回路は、実施例3の電圧発生回路30bと同様な動作をする。
差動増幅回路1dには、Nch MISトランジスタNT31乃至33、Pch MISトランジスタPT31、及びPch MISトランジスタPT32が設けられる。差動増幅回路1dの入力側の(+)ポートには帰還電圧Vが入力され、入力側の(−)ポートには基準電圧VREFが入力される。
Pch MISトランジスタPT31は、ソースが高電位側電源VDDXに接続され、ゲートがドレインに接続される。Pch MISトランジスタPT32は、ソースが高電位側電源VDDXに接続され、ゲートがPch MISトランジスタPT31のゲートに接続され、ドレインがノードN11に接続される。Pch MISトランジスタPT31及びPch MISトランジスタPT32はカレントミラー回路として動作する。Pch MISトランジスタPT33は、ソースが高電位側電源VDDXに接続され、ゲートにノードN11から出力される信号が入力される。
上述したように、本実施例の電圧発生回路では、ゲート電圧発生部2aには、差動増幅回路1d、Nch MISトランジスタNT34、及びPch MISトランジスタPT33が設けられる。差動増幅回路1dには、Nch MISトランジスタNT31乃至33、Pch MISトランジスタPT31、及びPch MISトランジスタPT32が設けられる。Pch MISトランジスタPT31及びPT32のソースに高電位側電源VDDXが入力される。Nch MISトランジスタNT31及びNch MISトランジスタNT32は、差動対をなす。Pch MISトランジスタPT33のソースに高電位側電源VDDXが入力される。Pch MISトランジスタPT33及びNch MISトランジスタNT34は、インバータ動作して出力電圧(ゲート電圧)Vを出力する。
このため、実施例1及び3と同様な効果の他に、差動増幅回路1dの差動対をNch MISトランジスタにしているので、他の回路に使用される差動増幅回路と共通化を図ることができる。
次に、本発明の実施例5に係る電圧発生回路について、図面を参照して説明する。図9は電圧発生回路の構成を示す回路図、図10は差動増幅回路の構成を示す回路図である。本実施例では、電圧発生回路に供給される高電位側電源を変更している。
以下、実施例1と同一構成部分には、同一符号を付してその部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
図9に示すように、電圧発生回路30cには、差動増幅回路1e、Nch MISトランジスタNT1乃至3、Nch MISトランジスタNT11乃至13、Pch MISトランジスタPT11乃至13、抵抗RA1乃至RA4、及び抵抗RS1乃至RS4が設けられる。電圧発生回路30cは、例えば半導体記憶装置としての半導体チップの内部に設けられ、降圧された内部電源電圧としての出力電圧VINTを半導体チップ内に設けられる図示しない種々の回路に出力する。
Nch MISトランジスタNT1は、ドレインが、例えばワード線昇圧用電源としての高電位側電源VPPに接続され、ゲートが差動増幅回路1eに接続される。Nch MISトランジスタNT1は、ドレインに高電位側電源VPP電圧が入力され、ゲートに差動増幅回路1eから出力される出力電圧(ゲート電圧)Vを入力して、ミラートランジスタとして機能する。
Nch MISトランジスタNT2は、ドレインが高電位側電源VPPに接続され、ゲートが差動増幅回路1eに接続される。Nch MISトランジスタNT2は、ドレインに高電位側電源VPP電圧が入力され、ゲートに差動増幅回路1eから出力される出力電圧(ゲート電圧)Vを入力して、ミラートランジスタとして機能する。
図10に示すように、差動増幅回路1eには、Nch MISトランジスタNT21、Nch MISトランジスタNT22、及びPch MISトランジスタPT21乃至23が設けられる。差動増幅回路1eは、入力側の(+)ポートに基準電圧VREFを入力し、入力側の(−)ポートに帰還電圧Vを入力し、差動増幅された信号を実施例1と同様に出力電圧(ゲート電圧)Vとして出力する。Pch MISトランジスタPT21は、ソースが高電位側電源VPPに接続され、ゲートに制御信号CMPGが入力され、定電流源として機能する。
上述したように、本実施例の電圧発生回路では、差動増幅回路1e、Nch MISトランジスタNT1乃至3、Nch MISトランジスタNT11乃至13、Pch MISトランジスタPT11乃至13、抵抗RA1乃至RA4、及び抵抗RS1乃至RS4が設けられる。Nch MISトランジスタNT1は、ドレインが、ワード線昇圧用電源としての高電位側電源VPPに接続され、ゲートが差動増幅回路1eに接続される。Nch MISトランジスタNT1は、ドレインに高電位側電源VPP電圧が入力され、ゲートに差動増幅回路1eから出力される出力電圧(ゲート電圧)Vを入力して、ミラートランジスタとして機能する。差動増幅回路1eのPch MISトランジスタPT21のソースに高電位側電源VPP電圧が入力される。
このため、実施例1と同様な効果の他に、高電位側電源VPP電圧が外部電源電圧としての高電位側電源VDD電圧との差が小さい場合、高電位側電源VDDが電圧変動しても、その振動は遮断され安定した高電位側電源VPP電圧が入力されるのでソースフォロア型の出力トランジスタとミラートランジスタのゲート電圧を安定、且つ一定に保つことができる。
なお、本実施例では、ソースフォロア型の出力トランジスタとしてのNch MISトランジスタNT3のドレインを高電位側電源VDDに接続しているが、ドレインを高電位側電源VPPに接続してもよい。
次に、本発明の実施例6に係る電圧発生回路について、図面を参照して説明する。図11はゲート電圧発生部の構成を示す回路図である。本実施例では、ゲート電圧発生部に供給される高電位側電源を変更している。
以下、実施例5と同一構成部分には、同一符号を付してその部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
図11に示すように、ゲート電圧発生部2bには、差動増幅回路1f、Nch MISトランジスタNT34、及びPch MISトランジスタPT33が設けられる。
ここで、ゲート電圧発生部2bは実施例5の差動増幅回路1eを置き換えたものであり、ゲート電圧発生部2bは実施例5の差動増幅回路1eと同様な動作を行い、ゲート電圧発生部2bを有する電圧発生回路は、実施例5の電圧発生回路30cと同様な動作をする。
差動増幅回路1fには、Nch MISトランジスタNT31乃至33、Pch MISトランジスタPT31、及びPch MISトランジスタPT32が設けられる。Pch MISトランジスタPT31は、ソースが高電位側電源VPPに接続され、ゲートがドレインに接続される。Pch MISトランジスタPT32は、ソースが高電位側電源VPPに接続され、ゲートがPch MISトランジスタPT31のゲートに接続され、ドレインがノードN11に接続される。Pch MISトランジスタPT31及びPch MISトランジスタPT32はカレントミラー回路として動作する。Pch MISトランジスタPT33は、ソースが高電位側電源VPPに接続され、ゲートにノードN11から出力される信号が入力される。差動増幅回路1fの入力側の(+)ポートには帰還電圧Vが入力され、入力側の(−)ポートには基準電圧VREFが入力される。
上述したように、本実施例の電圧発生回路では、ゲート電圧発生部2bには、差動増幅回路1f、Nch MISトランジスタNT34、及びPch MISトランジスタPT33が設けられる。差動増幅回路1fには、Nch MISトランジスタNT31乃至33、Pch MISトランジスタPT31、及びPch MISトランジスタPT32が設けられる。Pch MISトランジスタPT31及びPT32のソースにワード線昇圧用電源としての高電位側電源VPPが入力される。Pch MISトランジスタPT33のソースに高電位側電源VPPが入力される接続される。
このため、実施例1及び6と同様な効果の他に、差動増幅回路1fの差動対をNch MISトランジスタにしているので、他の回路に使用される差動増幅回路と共通化を図ることができる。
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々、変更してもよい。
例えば、電圧発生回路を半導体メモリの降圧電源として用いているが、SoC(System on a chip)、アナログ・デジタルLSIなどのLSIの降圧電源として用いることができる。
本発明は、以下の付記に記載されているような構成が考えられる。
(付記1) ゲートが一定な第1の電圧に制御され、ドレインに第1の高電位側電源電圧が入力され、ソースから前記第1の高電位側電源電圧を降圧した第2の高電位側電源電圧を出力する第1のトランジスタと、ゲートに前記第1の電圧が入力され、ドレインに前記第1の高電位側電源電圧が入力され、ソース電圧が所定の電圧になるように前記第1の電圧を制御する第2のトランジスタと、前記第2のトランジスタのソース側と低電位側電源の間に直列接続された複数の抵抗により抵抗分割された電圧、或いは前記第2のトランジスタのソース電圧が一方の入力ポートに入力され、他方の入力ポートに基準電圧が入力される差動増幅回路と、前記差動増幅回路から出力される信号を入力し、その信号を反転して前記第1の電圧を出力するインバータとを具備する電圧発生回路。
(付記2) 前記差動増幅回路の入力側の一方のポートが(−)ポートであり、入力側の他方のポートが(+)ポートであり、前記差動増幅回路の差動対をなすトランジスタはPch MISトランジスタ或いはPch MOSトランジスタである付記1に記載の電圧発生回路。
(付記3) ゲートが一定な第1の電圧に制御され、ドレインに第1の高電位側電源電圧が入力され、ソースから前記第1の高電位側電源電圧を降圧した第2の高電位側電源電圧を出力する第1のトランジスタと、ゲートに前記第1の電圧が入力され、ドレインにRC回路により前記第1の高電位側電源電圧をRC遅延した第3の高電位側電源電圧が入力され、ソース電圧が所定の電圧になるように前記第1の電圧を制御する第2のトランジスタと、前記第2のトランジスタのソース側と低電位側電源の間に直列接続された複数の抵抗により抵抗分割された電圧、或いは前記第2のトランジスタのソース電圧が一方の入力ポートに入力され、他方の入力ポートに基準電圧が入力される差動増幅回路と、前記差動増幅回路から出力される信号を入力し、その信号を反転して前記第1の電圧を出力するインバータとを具備する電圧発生回路。
(付記4) 前記差動増幅回路の入力側の一方ポートが(+)入力ポートであり、入力側の他方のポートが(−)ポートであり、前記差動増幅回路の差動対をなすトランジスタはNch MISトランジスタ或いはNch MOSトランジスタである付記3に記載の電圧発生回路。
(付記5) 前記第1及び第2のトランジスタは、Nch MISFET或いはNch MOSFETであり、前記第1及び第2のトランジスタに流れる電流は、W(ゲート幅寸法)/L(ゲート長寸法)で規格化した場合に電流値が一致する付記1乃至4のいずれかに記載の電圧発生回路。
本発明の実施例1に係る電圧発生回路の構成を示す回路図。 本発明の実施例1に係る差動増幅回路の構成を示す回路図。 本発明の実施例1に係る従来の電圧発生回路の構成を示す回路図。 本発明の実施例1に係る従来の電圧発生回路に流れる電流値と電圧値との関係を示す負荷曲線図。 本発明の実施例2に係るゲート電圧発生部の構成を示す回路図。 本発明の実施例3に係る電圧発生回路の構成を示す回路図。 本発明の実施例3に係る差動増幅回路の構成を示す回路図。 本発明の実施例4に係るゲート電圧発生部の構成を示す回路図。 本発明の実施例5に係る電圧発生回路の構成を示す回路図。 本発明の実施例5に係る差動増幅回路の構成を示す回路図。 本発明の実施例6に係るゲート電圧発生部の構成を示す回路図。
符号の説明
1、1a、1b、1c、1d、1e、1f 差動増幅回路
2、2a、2b ゲート電圧発生部
3 RC回路
30、30a、30b、30c 電圧発生回路
ACT、/ACT、CMNG、CMPG、PGM、VPG 制御信号
C1〜3 コンデンサ
N1〜5、N11 ノード
NT1〜3、NT11〜13、NT21、NT22、NT31〜34、NT1a、NT2a、NTT1、NTT2 Nch MISトランジスタ
PT11〜13、PT21〜23、PT31〜33、PTT1、PTT2 Pch MISトランジスタ
R1〜3、RA1〜RA4、RS1〜RS4 抵抗
帰還電圧
DD、VDDX、VPP 高電位側電源
出力電圧(ゲート電圧)
INT 出力電圧
REF 基準電圧
SS 低電位側電源

Claims (5)

  1. ゲートが一定な第1の電圧に制御され、ドレインに第1の高電位側電源電圧が入力され、ソースから前記第1の高電位側電源電圧を降圧した第2の高電位側電源電圧を出力する第1のトランジスタと、
    ゲートに前記第1の電圧が入力され、ドレインに前記第1の高電位側電源電圧が入力され、ソース電圧が所定の電圧になるように前記第1の電圧を制御する第2のトランジスタと、
    を具備することを特徴とする電圧発生回路。
  2. ゲートが一定な第1の電圧に制御され、ドレインに第1の高電位側電源電圧が入力され、ソースから前記第1の高電位側電源電圧を降圧した第2の高電位側電源電圧を出力する第1のトランジスタと、
    ゲートに前記第1の電圧が入力され、ドレインにRC回路により前記第1の高電位側電源電圧をRC遅延した第3の高電位側電源が入力され、ソース電圧が所定の電圧になるように前記第1の電圧を制御する第2のトランジスタと、
    を具備することを特徴とする電圧発生回路。
  3. ゲートが一定な第1の電圧に制御され、ドレインに第1の高電位側電源電圧が入力され、ソースから前記第1の高電位側電源電圧を降圧した第2の高電位側電源電圧を出力する第1のトランジスタと、
    ゲートに前記第1の電圧が入力され、ドレインに前記第1の電圧よりも高い第3の高電位側電源電圧が入力され、ソース電圧が所定の電圧になるように前記第1の電圧を制御する第2のトランジスタと、
    を具備することを特徴とする電圧発生回路。
  4. 前記第1及び第2のトランジスタに流れる電流は、W(ゲート幅寸法)/L(ゲート長寸法)で規格化した場合に電流値が一致することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電圧発生回路。
  5. 前記第2のトランジスタのソース側と低電位側電源の間に直列接続された複数の抵抗により抵抗分割された電圧、或いは前記第2のトランジスタのソース電圧が一方の入力ポートに入力され、他方の入力ポートに基準電圧が入力される差動増幅回路を有し、前記差動増幅回路から前記第1の電圧が出力されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電圧発生回路。
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