JP3114062B2 - 半導体装置の隔離膜形成方法 - Google Patents

半導体装置の隔離膜形成方法

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JP3114062B2 JP09242482A JP24248297A JP3114062B2 JP 3114062 B2 JP3114062 B2 JP 3114062B2 JP 09242482 A JP09242482 A JP 09242482A JP 24248297 A JP24248297 A JP 24248297A JP 3114062 B2 JP3114062 B2 JP 3114062B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、半導体装置の隔離
膜形成方法に関するもので、特に高集積化素子の隔離の
特性を向上させることができる半導体装置の隔離膜形成
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の半導体装置の隔離膜形成方
法を図1に基づき説明する。まず、図1(a)に示すよ
うに、半導体基板1上に気相成長法(CVD)を用いて
第1絶縁層2を形成する。この第1絶縁層2は1μmの
厚さに形成する。次いで、反応性イオンエッチング(R
IE)法を用いて基板1の所定の位置の表面が露出され
るように第1絶縁層2をパターニングして接続ホールを
形成する。そして、基板1を含んだ全面にCVDを用い
て0.1μmの厚さを有する第2絶縁層3を形成する。
【0003】次いで、図1(b)に示すように、第2絶
縁層3をエッチバックして接続ホールの両側に側壁3a
を形成した後、第1絶縁層2及び側壁3aをマスクに用
して基板1を所定の深さにエッチングする。このエッチ
ングされる基板1の幅は、0.1μmであり、エッチン
グの深さは、0.5μmである。さらに、図1(c)に
示すように、第1絶縁層2と側壁3aを除去して基板1
の表面を露出させる。基板1のエッチング、及び第1絶
縁層2と側壁3aの除去による基板1の損傷を回復させ
るために、基板1を表面処理し、基板1の全面に200
Åの厚さを有する酸化膜4を熱成長させる。熱成長した
酸化膜4上にCVDを用いて3000Åの厚さを有する
第3絶縁層5を形成した後、その上にフォトレジストを
塗布する。露光及び現像工程でフォトレジストをパター
ニングしてフォトレジストパターン6を形成する。
【0004】図1(d)に示すように、フォトレジスト
パターン6をマスクに用いて酸化膜4の表面が露出され
るように第3絶縁層5を反応性イオンエッチング法を利
用して選択的に除去する。そして、基板1内にそれぞれ
注入エネルギーを変えて三重のボロンイオン注入を実施
して素子隔離領域を形成する。このボロンイオンの注入
量は、3×E12 ions/cm2であり、イオン注入エネルギ
ーは、それぞれ130、180、そして260KeVであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の半導体装置の隔離膜形成方法は、隔離領域の基板
をエッチングするので基板が損傷される恐れがあるとい
う問題がある。また、エッジが急峻となり電界集中によ
る漏洩電流が発生することがある。さらに、隔離領域の
大きいパターンを形成する場合、エッチングされる基板
の幅が大きくなるため、隔離領域の表面の平坦性が悪く
なるという問題もある。本発明は、上記問題を解決する
ためになされたもので、その目的は、素子隔離領域の幅
に係わらず優れた平坦性を有する半導体装置の隔離膜形
成方法を提供することにある。本発明の他の目的は、幅
の異なる第1、第2隔離領域を一度のフォトレジスト工
程で形成して工程を簡略化することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】基板に、狭い隔離領域で
は、マスクを利用してその領域の幅いっぱいのリセスを
形成する一方、広い幅の隔離領域には狭い幅のリセスを
複数形成させ、狭い領域にリセスにのみ側壁を形成させ
て、それをマスクとして基板をエッチングして狭い領域
に深いリセスを形成させ、それらのリセスを絶縁材で埋
め込んで隔離膜を形成する。従って、狭い隔離領域では
垂直方向に隔離膜が形成され、広い領域では水平方向に
幅広く隔離膜を形成することができる。そして、それら
は同時に形成することができ、その際、マスクの使用は
一度きりであるので工程が複雑になることはない。
【0007】
【実施の形態】以下、添付図面に基づき本発明の半導体
装置の隔離膜形成方法を詳細に説明する。図2は、本発
明の第1実施形態の半導体装置のレイアウト図であり、
図3は、図2のA−A’線およびB−B’線上の構造断
面図である。そして、図4、5は、図2のA−A’とB
−B’の本発明の半導体装置の隔離膜形成方法を示す工
程断面図である。隔離領域の幅の大小は、素子の特性及
び設計に基づいて互いに異なる。図2は、素子間の隔離
のための隔離領域の幅が互いに異なる場合の素子隔離膜
を示す図である。
【0008】図2の領域32は相対的に幅の狭い隔離領
域であり、領域33は相対的に幅の広い隔離領域であ
る。それぞれの領域で、図3に示すように、基板を所定
の深さにエッチングする。そのエッチングした箇所に絶
縁膜36を埋設して基板の表面と平坦となるようにす
る。図示のように、相対的に幅の狭い隔離領域32では
その領域の幅のほぼ中央部に半導体基板に深くエッチン
グしたリセスを有する。また、相対的に幅の広い隔離領
域33では深いリセスを形成させずに、縦横に一定の間
隔でわずかに深くエッチングし、エッチングの深さの浅
い矩形状部分を形成させている。幅広の隔離領域で深く
エッチングされた部分が3箇所あるが、これはその領域
の幅によるもので、2箇所とし、島状の浅いエッチング
箇所を1箇所としても良い。その他、領域の幅によって
縞状の部分の数は異なる。
【0009】図4、5は、素子間の隔離のための隔離領
域の幅に応じた隔離膜形成方法を示す図で、図2のA−
A’とB−B’の本実施形態の半導体装置の隔離膜形成
方法を示す工程断面図である。図に示すように、本実施
形態では、相対的に幅の狭い第1隔離領域32と相対的
に幅の広い第2隔離領域33とを半導体基板に形成す
る。半導体基板30上に第1絶縁層31を形成し、その
上にフォトレジスト(図示せず)を塗布する。そして、
露光及び現像工程を介して前記フォトレジストをパター
ニングしてフォトレジストパターン(図示せず)を形成
する。次いで、前記フォトレジストパターンをマスクに
用いて基板30の表面が露出されるように第1絶縁層3
1を選択的に除去して相対的に幅の狭い第1隔離領域3
2と相対的に幅の広い第2隔離領域33を形成する(図
4a)。このとき、相対的に幅の狭い第1隔離領域32
では基板30が全て露出されるように第1絶縁層31を
除去し、相対的に幅の広い第2隔離領域33では一定の
間隙を開けて第1絶縁層31が矩形の島状に残るように
第1絶縁層31を部分的に除去する。ここで、相対的に
幅の広い第2隔離領域33で第1絶縁層31が除去され
る幅は、相対的に幅の狭い第1隔離領域32の幅より狭
くする。第1絶縁層31は、シリコン窒化物とシリコン
酸化物のうちの1つであり、第1、第2隔離領域32、
33は同時にパターニングされる。
【0010】次いで、図4(b)に示すように、フォト
レジストパターンを除去し、パターン化した第1絶縁層
31をマスクにして第1、第2隔離領域32、33で露
出された半導体基板30を一定の深さにエッチングして
第1、第2リセス32a、33aを形成する。すなわ
ち、断面上で、第1隔離領域32には1つの第1リセス
32aだけが形成されるが、第2隔離領域33には複数
個の第2リセス33aが形成される。第1、第2リセス
32a、33aを形成するために、基板30を反応性イ
オンエッチング(RIE)又はケミカルドライエッチン
グ(CDE)法を利用してエッチングしてもよい。さら
に、第2リセス33aを第1リセス32aより相対的に
狭い幅で形成しても良く、また、この後、第1絶縁層3
1とフォトレジストをマスクに用いてチャンネルストッ
プイオン注入を実施してもよい。
【0011】次いで、図4(c)に示すように、第1絶
縁層31を含んだ基板30上にCVD法を利用して保護
膜34を形成する。この保護膜34はシリコン窒化物と
シリコン酸化物のうちのいずれか1つを用い、保護膜3
4の厚さは第2リセス33aを埋め込むことができる一
方、第1リセス32aでは全体が埋め込まれずに中央部
分にリセスができる程度とする。次いで、図5(d)に
示すように、保護膜34の厚さ以上に前記保護膜34を
エッチバックして第1リセス32aに保護膜による側壁
34aを形成し、第2リセス33aは完全に埋め込まれ
るようにする。したがって、第1リセス32aでは側壁
34aの間の底部に基板の面が露出する。
【0012】次いで、図5(e)に示すように、側壁3
4aをマスクにして第1リセス32aの露出された基板
30を所定の深さにエッチングして第3リセス35を形
成する。このとき、第1絶縁層31と保護膜34をマス
クに用いてチャンネルストップイオン注入をすることが
できる。基板をエッチングした後、第1リセス32aの
側壁34a及び第2リセス33aの保護膜34を除去す
る。さらに、図5(f)に示すように、化学機械的研磨
法(Chemical Mechanicalpolising:CMP)を利用し
て第2リセス33aの形成されている第2隔離領域33
の第1絶縁層31を除去し、かつ基板30の第2隔離領
域内に島状に残された部分を所定の深さにへこませる。
その際、第1絶縁層31をマスクにしてチャンネルスト
ップイオン注入を実施することができる。
【0013】次いで、図5(g)に示すように、第1、
第2、第3リセス32a、33a、35を形成させた基
板30の全面に第2絶縁層36を堆積させてエッチバッ
クして第1、第2、第3リセス32a、33a、35を
埋める。第1絶縁層31を除去して素子間の隔離のため
の隔離膜を形成する。第2絶縁層36は、第1、第2、
第3リセス32a、33a、35に充分に埋められ、さ
らにエッチバックされても完全にそれらのリセスを埋め
ている厚さとする。この第2絶縁層36としは酸化膜を
使用する。ここで、エッチバックする方法としては化学
機械的研磨法を用い、同時に第2絶縁層36を平坦化す
る。CMP法は、アルミナ、シリカ等の研磨粒子とフッ
化アンモニウム、又はアンモニア水等の研磨液を使用す
る。
【0014】図6は、本発明の第2実施形態の半導体装
置のレイアウト図であり、図7は、図6のA−A’線及
びBーB’線上の構造断面図である。そして、図8、9
は図6のA−A’とBーB’の本発明の半導体装置の隔
離膜形成方法を示す工程断面図である。隔離領域の幅の
大小は、素子の特性及び設計に基づいて互いに差があ
る。まず、図6は、素子間の隔離のための隔離領域の幅
が互いに異なっていることを示す図である。
【0015】図7は、相対的に幅の狭い隔離領域53と
相対的に幅の広い隔離領域54の基板が所定の深さにエ
ッチングされ、隔離領域に絶縁膜57が基板の表面に対
して丸く形成される。しかし、相対的に幅の狭い隔離領
域53では半導体基板の表面から深くエッチングされる
リセスを有し、相対的に幅の広い隔離領域54では深く
エッチングされず、基板の表面部に亜鈴状に互いに連結
されて形成される。
【0016】そして、図8、9は、素子間の隔離のため
の隔離領域の幅による隔離膜形成方法を示す図で、図6
のA−A’とB−B’での工程を同時に説明する。この
実施形態も先の実施形態と同様に相対的に幅の狭い第1
隔離領域53と相対的に幅の広い第2隔離領域54とを
有する半導体装置を形成するためのものである。図8
(a)に示すように、半導体基板50上に第1絶縁層5
1と第2絶縁層52を順次形成し、酸化防止マスク層を
形成し、第2絶縁層52上にフォトレジスト(図示せ
ず)を形成する。そして、露光及び現像工程でフォトレ
ジストをパターニングしてフォトレジストパターン(図
示せず)を形成し、相対的に幅の狭い第1隔離領域53
と相対的に幅の広い第2隔離領域54で第1、第2絶縁
層51、52を選択的に除去する。このとき、相対的に
幅の狭い第1隔離領域53では基板50が全て露出され
るように隔離領域の幅に第1、第2絶縁層51、52を
除去するが、相対的に幅の広い第2隔離領域54では一
定の間隙を開けて除去し、領域の内側に部分的に島状に
残るように第1、第2絶縁層51、52を除去する。こ
こで、相対的に幅の広い第2隔離領域54において第
1、第2絶縁層51、52が除去される幅は相対的に幅
の狭い第1隔離領域53の幅より狭くする。第1絶縁層
51はパッド酸化膜を使用し、第2絶縁層52はシリコ
ン窒化膜を使用する。そして、第1、第2絶縁層51、
52を酸化防止マスク層とし、パッド酸化膜とシリコン
窒化膜との積層膜の代わりにシリコン窒化膜とシリコン
酸化膜との積層膜を利用することも。
【0017】次いで、図8(b)に示すように、第1絶
縁層51と第2絶縁層52をマスクに用いて第1、第2
隔離領域53、54の露出された半導体基板50を一定
の深さにエッチングして第1、第2リセス53a、54
aを形成する。断面上で、第1隔離領域53には1つの
第1リセス53aが形成されるが、第2隔離領域54に
は複数個の第2リセス54aが形成される。この第1、
第2リセス53a、54aは必ずしも形成しなくてもよ
い。第1、第2リセス53a、54aを形成するために
は、基板50を反応性イオンエッチング又はケミカルド
ライエッチングを利用してエッチングする。そして、第
2リセス54aは、第1リセス53aより相対的に狭い
幅を有するように形成する。その際、フォトレジストと
第1、第2絶縁層51、52をマスクに用いてチャンネ
ルストップイオンを注入することができる。
【0018】次いで、図8(c)に示すように、フォト
レジストを除去し、第2絶縁層52を含んだ基板50に
CVD法で保護膜55を形成する。この保護膜55はシ
リコン酸化物を使用する。また、保護膜55の厚さは第
2リセス54aを完全に埋込、第1リセス53aでは中
央部に別のリセスが形成される程度にする。次いで、図
9(d)に示すように、保護膜55の厚さ以上に保護膜
55をエッチバックして第1リセス53aに保護膜の側
壁55aを形成し、第2リセス54aでは埋め込まれる
ようにする。すなわち、第1リセス53aではその底部
が露出されるようにする。これに対して、第2リセスは
その底部は完全に塞がれている。
【0019】次いで、図9(e)に示すように、側壁5
5aをマスクにして第1リセス53aの露出された基板
50を所定の深さにエッチングして第3リセス56を形
成する。この際、第1、第2絶縁層51、52と保護膜
55をマスクに用いてチャンネルストップイオンを注入
することができる。エッチング後、第1リセス53aの
側壁55a及び第2リセス54aの保護膜55を除去す
る。ここまでは、先の実施形態と特に変わるところはな
い。次いで、図9(f)に示すように、第1、第2絶縁
層51、52をマスクに用いて第1、第2、第3リセス
53a、54a、56に800℃以上の酸化性雰囲気で
熱処理して3000〜5000Åの厚さの第3絶縁層5
7を形成する。このとき相対的に幅の広い第2隔離領域
54においてはバーズ・ビークによって第3絶縁層57
間の第1絶縁層51と基板50との界面にも酸化膜が形
成され、この酸化膜によって第3絶縁層57同士が互い
に連結される。そして、残っている第1、第2絶縁層5
1、52を除去する。第3絶縁層57は酸化膜を使用す
る。相対的に幅の広い隔離領域では、3個の亜鈴状の隔
離膜が形成されているが、領域の幅によって二つの場合
もあり、また、もっと多い場合もある。
【0020】
【発明の効果】本発明の半導体装置の隔離膜形成方法
は、第1隔離領域では垂直方向に隔離膜を形成し、第2
隔離領域においては水平方向に隔離膜を形成するので、
いずれの場合も素子の絶縁の特性を向上させることがで
きる。また、その際、第1、第2隔離領域を形成するに
あたって、1つのマスクを用いた一度の感光膜工程で形
成するので、工程を簡略化することができるという効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の半導体装置の隔離膜形成方法を示す工程
断面図、
【図2】本発明の第1実施形態の半導体装置のレイアウ
ト図、
【図3】図2のA−A’線、B−B’線上の構造断面
図、
【図4】図2のA−A’とB−B’による第1実施形態
の半導体装置の隔離膜形成方法を示す工程断面図、
【図5】図2のA−A’とB−B’による第1実施形態
の半導体装置の隔離膜形成方法を示す工程断面図、
【図6】本発明の第2実施形態の半導体装置のレイアウ
ト図、
【図7】図6のA−A’線、B−B’線上の構造断面
図、
【図8】図6のA−A’とB−B’による本発明の半導
体装置の隔離膜形成方法を示す工程断面図。
【図9】図6のA−A’とB−B’による本発明の半導
体装置の隔離膜形成方法を示す工程断面図。
【符号の説明】
30、50 半導体基板 31、51 第1絶縁層 32、53 第1隔離領域 32a、53a 第1リセス 33、54 第2隔離領域 33a、54a 第2リセス 34、55 保護膜 34a、55a 側壁 35、56 第3リセス 36、52 第2絶縁層 57 第3絶縁層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−48437(JP,A) 特開 昭59−124141(JP,A) 特開 平1−287951(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/76

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対的に狭い幅を有する第1隔離領域と
    相対的に広い幅を有する第2隔離領域とに同時に隔離膜
    を形成する方法において、 基板上に第1絶縁層を形成する工程と、 前記第1絶縁層を選択的にパターニングして第1、第2
    隔離領域を形成し、前記第1隔離領域に1つの第1リセ
    スと前記第2隔離領域に前記第1リセスより相対的に狭
    い幅を有する複数個の第2リセスとを形成する工程と、 前記第1絶縁層を含む基板上に第2絶縁層を形成
    記第2絶縁層をエッチバックして前記第1リセスに側
    が形成されると共に前記第2リセス前記第2絶縁層
    によって埋め込まれるようにする工程と、 前記第1リセスの側壁をマスクに用いて第1隔離領域の
    基板を所定の深さにエッチングして第3リセスを形成
    し、前記第2絶縁層を除去する工程と、 前記第2隔離領域の第1絶縁層を除去して島状に残され
    た基板の部分をへこます工程と、 前記第1、第2、第3リセスに第3絶縁層を埋め込み、
    前記第1絶縁層を除去する工程と、 を備えることを特徴とする半導体装置の隔離膜形成方
    法。
  2. 【請求項2】 前記相対的に狭い幅を有する第1隔離
    領域と相対的に広い幅を有する第2隔離領域とは同時に
    パターニングすることを特徴とする請求項1記載の半導
    体装置の隔離膜形成方法。
JP09242482A 1996-10-30 1997-09-08 半導体装置の隔離膜形成方法 Expired - Fee Related JP3114062B2 (ja)

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