JP3084009B2 - 高架構造物の桁裏面へのパネルの取付方法 - Google Patents

高架構造物の桁裏面へのパネルの取付方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として橋梁や高
架道路等の高架構造物の桁裏面へのパネルの取付方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば高架道路等の高架構造物の桁裏面
には、その下を通行する車両の騒音が桁裏面で反射して
周囲に騒音が漏れるのを防止するために吸音性を有する
吸音パネルが、または桁裏面の美粧化を図るために化粧
パネルが取付けられている。従来、かかる桁裏面へのパ
ネルの取付けは、高所作業であるために、まず桁裏面に
足場を組み立て、しかる後、その足場上に作業者が乗っ
てパネルの取付作業を行うようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの足場
の組み立ては、まず桁裏面の長手方向に沿って取付けら
れた桁材から索条を吊り下げると共にこの索条に親パイ
プを吊り下げ、次に熟練を有する鳶職等の作業者がこの
親パイプの上に乗って親パイプと交差する方向にころば
しパイプ及びころばしパイプの中央部に腹起こしパイプ
等を配置し、しかる後それらのパイプの交差部をクラン
プ等の固定具で固定して枠組みし、次いでその上に足場
板を戴置することによって一般に組み立てられるもので
あるために、足場の組み立ては非常に危険を伴い、極め
て熟練を要しまた非常に手間な作業であり、さらにパネ
ルの取付作業が完了すると分解撤去する必要があるため
に、作業効率も極めて悪く、また足場の組み立てに要す
る分だけ作業期間が長期化すると共にコストアップにも
なっていた。
【0004】そこで本発明は、取付けるべきパネルを足
場にしてパネルを取付けることにより、上記の如き問題
を解決し、作業性および安全性を向上させた高架構造物
の桁裏面へのパネルの取付方法を提供せんとするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成としている。すなわちこの
発明に係る高架構造物の桁裏面へのパネルの取付方法
は、桁裏面に設けられた相対向する桁材よりそれぞれ吊
り下げられた複数の索条に、長方形状の複数のパネルを
桁材と交差する向きに順次配列しつつ所定の高さで水平
に吊り下げ、次いで吊り下げられたパネルを足場にし
て、パネル上にその長手方向と交差してパネル支持材を
配設し、このパネル支持材で複数のパネルを互いに連結
固定すると共に固定部材を介してこのパネル支持材を桁
材に固定することを特徴とするものである。
【0006】本発明によれば、まず取付けるべきパネル
を索条により桁材より吊り下げ、次にこの取付けるべき
パネルを足場にして、このパネルを桁材に固定するよう
になされているので、従来の如く別個に足場を組み立て
る必要がなく、まして作業完了時に足場を撤去する必要
もなく、取付けるべきパネル自体を吊り足場としている
ので、作業効率を向上させると共に足場の組み立てに要
していたコストを低減し、作業期間を短縮することがで
きる。また作業者は従来の如く危険な且つ熟練を要する
親パイプ等の上で作業することがなく、常にこの吊り下
げられたパネルの上で作業することとなるので、熟練を
要せず、且つ作業の安全性を向上させることができる。
【0007】また本発明によれば、桁裏面に設けられた
相対向する桁材よりそれぞれ吊り下げられた複数の索条
に、長方形状の複数のパネルを桁材と交差する向きに順
次配列しつつ所定の高さで水平に吊り下げ、次いで吊り
下げられたパネルを足場にして、パネル上にその長手方
向と交差してパネル支持材を配設し、このパネル支持材
で複数のパネルを互いに連結固定すると共に固定部材を
介してこのパネル支持材を桁材に固定している。すなわ
ち予めパネルに重量的に重いパネル支持材を固定する
と、重量的に重くなるので、本発明では予めパネルにパ
ネル支持材を固定せずに、重量的に軽くした状態でパネ
ルを吊り下げ、次いで吊り下げられたパネルを足場にし
て、重量的に重いパネル支持材を固定するようになされ
ている。
【0008】従って吊り下げる際のパネルの重量を軽く
しているので、パネルの吊り下げにクレーン車等が必要
でなく、またパネル支持材はパネルを桁材に固定するも
のであると共に、このパネル支持材にて、吊り下げた後
に、パネル同志が互いに連結されるので、吊り下げる際
は、パネルは人が乗れる程度の大きさであればよく、小
形のパネルを使用することができる。さらに桁材とパネ
ル支持材とを並行に配置しているので、桁材とパネル支
持材とを互いに任意の位置で固定でき、またこのパネル
支持材をパネルの長手方向と交差して配置することによ
り、パネル支持材で多数のパネルを互いに連結固定して
いるので、パネルを連結するために他の連結材等を使用
する必要がない。
【0009】なお本発明において、パネルに係止具を固
定し、桁材より吊り下げられた索条に、この係止具を係
止することにより、パネルを吊り下げるようにすれば、
この係止具に索条の下端を係止して容易にパネルを吊り
下げることができる。
【0010】また係止具を固定する場合は、パネルの少
なくともほぼ四隅に係止具を固定し、桁材より吊り下げ
られた索条に、この四隅の係止具を係止することによ
り、パネルを吊り下げるようにすれば、パネルを水平に
安定して吊り下げることができる。
【0011】また本発明において、前記パネルの上面
に、開口縁が内方に突出された取付溝を長手方向に設け
ると共に取付溝に取付ボルトの頭部を摺動可能に挿入
し、この挿入した取付ボルトにより前記係止具及びパネ
ル支持材をパネルに固定するようにすれば、取付ボルト
により前記係止具及びパネル支持材をパネルに固定する
際に、取付ボルトを取付溝内を摺動させることにより、
桁材に対して吊り下げやすい位置に係止具を取付けるこ
とができ、またパネル支持材に予め設けられたボルト孔
等に対して取付ボルトの位置合わせを容易にすることが
できる。
【0012】また索条をパネルの係止具に係止して、複
数のパネルを桁材と交差する向きに順次配列しつつ所定
の高さで水平に吊り下げた後、各パネルの相互間隔を一
定に保つように、隣接する各パネル間を添接板により仮
止めし、しかる後にパネル支持材により複数のパネルを
連結固定するようにすれば、パネル支持材により複数の
パネルを互いに連結固定する作業が容易となり、またそ
れぞれ各パネルが分離したバラバラの状態と比較して、
隣接する各パネル間を添接板により仮止めすることによ
り、パネルのたて揺れ、よこ揺れを少なくすることがで
きるので、吊り下げられたパネルを足場としてより安全
に作業することができる。
【0013】またパネルは、高架構造物の下を通行する
車両の騒音が桁裏面で反射して周囲に騒音が漏れるのを
防止するための吸音性を有する吸音パネルであってもよ
いし、桁裏面を隠蔽して美粧化を図るための化粧パネル
であってもよく、特に取付けるべきパネルの目的等は限
定されるものではない。
【0014】前記防音パネルとしては、例えば金属繊維
等の集合体やセラミック等の粉末焼結体等の吸音材から
形成されたものであってもよいし、又は多数の開孔を有
する前面板と背面板とによって形成される中空パネル体
内に吸音材が内装されたものであってもよいし、吸音性
を有する筒体や半筒体が配列されたものであってもよ
く、特に限定されるものではない。
【0015】また化粧パネルとしては、例えばアルミニ
ウム合金板や亜鉛鋼板等の表面にポリエステル系粉体塗
装やアクリル樹脂塗装、フッ素樹脂塗装、無機質系塗装
等が施された塗装金属板が用いられるが、特に限定され
るものではない。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照し、具体的に説明する。
【0017】まず、図1は、本発明に係る高架構造物の
桁裏面へのパネルの取付方法によって、桁裏面にパネル
が取付けられた高架構造物の実施の一形態を示す断面図
であり、図2はパネルの分解斜視図である。
【0018】図1〜2において、1は橋梁や高架道路等
の高架構造物であり、2はこの高架構造物1の桁裏面に
その長手方向に沿って複数設けられた桁材であり、3は
この桁裏面に桁材2と交差する向きに配列された複数の
長方形状のパネルである。パネル3の長さは、桁材2間
に取付け易いように、好適には桁材2の間隔にほぼ等し
い寸法(桁材2間の寸法は通常3〜3.5m程度となさ
れているために、パネル3の長さもその寸法に対応した
3〜3.5m程度となされる)となされ、また作業者が
乗れる程度の広さを確保すると共に作業者が手で持ち上
げられる程度に軽量化するために、幅寸法は好適には6
00〜1000mm程度の細幅となされる。そしてこの
パネル3の上面の長手方向には、開口縁31が内方に突
出された取付溝32が複数それぞれ並行に設けられてい
る。
【0019】4は、パネル3の長手方向と交差して複数
個並列に配設され、複数のパネル3を互いに連結固定す
る例えばH型鋼からなるパネル支持材であり、5はこの
パネル支持材4を桁材2に固定するための固定部材であ
り、この固定部材5は、桁材2より横方向に張り出して
溶接固定された横部材51と、この横部材51とパネル
支持材4とを取付ボルト53により連結固定する縦部材
52とから構成されている。
【0020】次に、本発明に係る高架構造物の桁裏面へ
のパネルの取付方法の実施の一形態について、前記図1
〜2に図3〜8を加えて説明する。
【0021】まず桁裏面に設けられた相対向する桁材2
に、それぞれ吊り下げ用のクランプ21を複数取り付け
る。またパネル3には、図2の如く、その上面の左右両
側部に形成された取付溝32内に、予め所定数の取付ボ
ルト33,34の頭部をそれぞれ挿入し、両端部に挿入
した方の取付ボルト33にアイナット等の係止具35を
取付け固定し、すなわちパネル3の少なくとも四隅に係
止具35を固定し、それよりやや内側に挿入した方の取
付ボルト34はパネル支持材4を固定するためのものと
する。なお図3は、パネル3に係止具35を固定した状
態の断面図であって、このパネル3は防音パネルの場合
を示し、Aは、多数の開孔を有する踏み板兼用の前面板
であり、Bは吸音材を示している。
【0022】次に図4の如く、前記パネル3の四隅の係
止具35にそれぞれチェーンやワイヤー等の索条6の下
端を係止すると共にその索条6の上端を係止具35と相
対向する桁材2のクランプ21にそれぞれ係止し、パネ
ル3を桁材2と交差する向きにして、予め取付位置とし
て設定された所定の高さまで水平に吊り下げる。なおパ
ネル3を所定の高さまで容易且つ正確に吊り上げるよう
に、索条6のほぼ中間部に高さ調整具61を設け、この
高さ調整具61によって、高さの微調整が行えるように
しておくのが好ましい。また索条6をパネル3の係止具
35に係止するには、図4の如く、二股に別れた索条6
の下端をそれぞれ係止具35に直接結ぶように係止して
もよいし、図5の如く索条6の下端に横棒状のハンガー
62を取付け、このハンガー62の左右端部より垂下さ
せたフック63を係止具35に引っ掛けることにより係
止するようにしてもよい。なおパネル3の四隅に取付け
られた係止具35を索条6によって相対向する桁材2よ
り吊り下げることにより、パネル3は桁材2と交差する
向きで、水平に且つ安定的に吊り下げることができる。
そしてかかる同様の作業を繰り返し行い、複数のパネル
3を桁材2と交差する向きに順次配列しつつ吊り下げ
る。
【0023】なお、かようにして複数のパネル3を桁材
2と交差する向きに順次配列しつつ吊り下げた後、図6
の如く、隣接する各パネル3間を添接板36により仮止
めしておくのが好ましい。すなわち吊り下げられた個々
のパネル3が分離したバラバラの状態であれば、たて揺
れやよこ揺れが発生しやすく、またパネル支持材4によ
り複数のパネル3を連結固定する際にも、各パネル3の
相互間隔が一定に保たれずに不安定な状態での連結固定
作業となるが、各パネル3間を添接板36により仮に連
結しておくことにより、それらを防止し、作業効率を高
めることができる。
【0024】前記添接板36により仮止めするには、予
めパネル3の取付溝32内にこの添接板36を固定する
取付ボルト37の頭部を挿入しておけばよく、そして適
当な位置にこの取付ボルト37を摺動して、適宜添接板
36を固定すればよい。添接板36は、例えば金属板に
前記取付ボルト37が挿入可能なボルト孔等を穿設して
形成すればよい。また添接板36は、隣接する二個のパ
ネル3を連結するものと、隣接する四個のパネル3を連
結するもの等とを適宜使い分ける。
【0025】次にこの吊り下げられたパネル3上を足場
にして、このパネル3を桁材2に取付ければよく、図7
の如く、まず桁材2と交差する向きに順次配列されたこ
の複数のパネル3の長手方向と交差して、パネル3の両
端部よりやや内側に、パネル支持材4を二個並列に配設
する。そして各パネル3の取付溝32に予め挿入された
パネル支持材固定用の取付ボルト34をパネル支持材4
に穿設されたボルト孔等に挿入してナット締めすること
により、このパネル支持材4で複数のパネル3を互いに
連結固定する。
【0026】そして、複数のパネル3を互いに連結固定
したこのパネル支持材4を固定部材5を介して桁材2に
固定すればよい。固定部材5は、パネル支持材4を桁材
2に固定するものであれば特に限定されるものではな
く、本形態では前記した如く、桁材2より横方向に張り
出して溶接固定された横部材51と、この横部材51と
パネル支持材4とを取付ボルト53により連結固定する
縦部材52とから構成されている。かようにして桁裏面
を覆うように、パネル3を桁材2に取付ければ、図8の
如く、パネル3の取付作業は完了する。なおパネル3の
取付作業が完了すると、索条6や添接板36を撤去する
が、索条6や添接板36をそのまま残しておいてもよ
い。なお索条6をそのまま残しておけば、万一桁材2か
らパネル支持材4が離脱しても、索条6により吊り下げ
られるので、落下を防止することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、取付けるべきパネルを
索条により桁材より吊り下げ、この取付けるべきパネル
を足場にして、このパネルを桁材に固定するようになさ
れているので、従来の如く別個に足場を組み立てる必要
がなく、まして作業完了時に足場を撤去する必要もな
く、取付けるべきパネル自体を吊り足場としているの
で、作業効率を向上させると共に足場の組み立てに要し
ていたコストを低減し、作業期間を短縮することができ
る。また作業者は従来の如く危険な且つ熟練を要する親
パイプ等の上で作業することがなく、常にこの吊り下げ
られたパネルの上で作業することとなるので、熟練を要
せず、且つ作業の安全性を向上させることができる。
【0028】また本発明では、予めパネルに重量的に重
いパネル支持材を固定せずに、重量的に軽くした状態で
パネルを吊り下げ、次いで吊り下げられたパネルを足場
にして、重量的に重いパネル支持材を固定するようにな
され、吊り下げる際のパネルの重量を軽くしているの
で、パネルの吊り下げにクレーン車等が必要でなく、ま
たパネル支持材はパネルを桁材に固定するものであると
共に、このパネル支持材にて、吊り下げた後に、パネル
同志が互いに連結されるので、吊り下げる際は、パネル
は人が乗れる程度の大きさであればよく、小形のパネル
を使用することができる。さらに桁材とパネル支持材と
を並行に配置しているので、桁材とパネル支持材とを互
いに任意の位置で固定でき、またこのパネル支持材をパ
ネルの長手方向と交差して配置することにより、パネル
支持材で多数のパネルを互いに連結固定しているので、
パネルを連結するために他の連結材等を使用する必要が
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により桁裏面にパネルが取付けられた高
架構造物の実施の一形態を示す断面図である。
【図2】本発明によるパネルの実施の一形態を示す分解
斜視図である。
【図3】本発明によるパネルに係止具を固定した状態を
示す断面図である。
【図4】本発明によるパネルを吊り下げた状態を示す斜
視図である。
【図5】本発明による索条を係止具に係止した他の形態
を示す斜視図である。
【図6】本発明による吊り下げた複数のパネルに添接板
を取付けた状態を示す斜視図である。
【図7】本発明による吊り下げた複数のパネルを桁材に
取付ける状態を示す斜視図である。
【図8】本発明によるパネルの取付けが完了した状態を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 高架構造物 2 桁材 21 クランプ 3 パネル 31 開口縁 32 取付溝 33 取付ボルト 34 取付ボルト 35 係止具 36 添接板 37 取付ボルト 4 パネル支持材 5 固定部材 51 横部材 52 縦部材 53 取付ボルト 6 索条 61 高さ調整具 62 ハンガー 63 フック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡部 次美 東京都江戸川区平井4−22−2−1001 審査官 川島 陵司 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01D 19/00 E01D 21/00 E01F 8/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 桁裏面に設けられた相対向する桁材より
    それぞれ吊り下げられた複数の索条に、長方形状の複数
    のパネルを桁材と交差する向きに順次配列しつつ所定の
    高さで水平に吊り下げ、次いで吊り下げられたパネルを
    足場にして、パネル上にその長手方向と交差してパネル
    支持材を配設し、このパネル支持材で複数のパネルを互
    いに連結固定すると共に固定部材を介してこのパネル支
    持材を桁材に固定することを特徴とする高架構造物の桁
    裏面へのパネルの取付方法。
  2. 【請求項2】 パネルに係止具を固定し、桁材より吊り
    下げられた索条に、この係止具を係止することにより、
    パネルを吊り下げるようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の高架構造物の桁裏面へのパネルの取付方法。
  3. 【請求項3】 パネルの少なくともほぼ四隅に係止具を
    固定し、桁材より吊り下げられた索条に、この四隅の係
    止具を係止することにより、パネルを吊り下げるように
    したことを特徴とする請求項2記載の高架構造物の桁裏
    面へのパネルの取付方法。
  4. 【請求項4】 パネルの上面に、開口縁が内方に突出さ
    れた取付溝を長手方向に設けると共に取付溝に取付ボル
    トの頭部を摺動可能に挿入し、この挿入した取付ボルト
    により前記係止具及びパネル支持材をパネルに固定する
    ようにしたことを特徴とする請求項2又は3記載の高架
    構造物の桁裏面へのパネルの取付方法。
  5. 【請求項5】 索条に、複数のパネルを桁材と交差する
    向きに順次配列しつつ所定の高さで水平に吊り下げた
    後、各パネルの相互間隔を一定に保つように、隣接する
    各パネル間を添接板により仮止めし、しかる後パネル支
    持材により複数のパネルを連結固定するようにしたこと
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の記載
    の高架構造物の桁裏面へのパネルの取付方法。
  6. 【請求項6】 桁裏面に設けられた桁材に吊り部材を取
    付けると共に、この吊り部材により取付けるべきパネル
    を所定の高さに吊り下げ、次いで吊り下げられたこのパ
    ネルを足場にして、このパネル自体を桁材に固定するこ
    とを特徴とする高架構造物の桁裏面へのパネルの取付方
    法。
  7. 【請求項7】 パネルは、吸音性を有する吸音パネルで
    あることを特徴とす る請求項1〜6のいずれか1項に記
    載の高架構造物の桁裏面へのパネルの取付方法。
  8. 【請求項8】 パネルは、桁裏面を隠蔽する化粧パネル
    であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に
    記載の高架構造物の桁裏面へのパネルの取付方法。
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