JP2587361B2 - 化粧板の取り付け工法および装置 - Google Patents

化粧板の取り付け工法および装置

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JP2587361B2 JP4804793A JP4804793A JP2587361B2 JP 2587361 B2 JP2587361 B2 JP 2587361B2 JP 4804793 A JP4804793 A JP 4804793A JP 4804793 A JP4804793 A JP 4804793A JP 2587361 B2 JP2587361 B2 JP 2587361B2
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義裕 前田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、橋梁や高架道路、歩道
橋などの道路構造物の下面に化粧板を取り付ける工法お
よびそれに使用する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、都市景観を重視した「街づくり」
はますます重要性を増し、周辺環境に合わせた街路の美
化や、道路構造物の修景整備が不可欠となっている。歩
行者の交通安全施設として設置されている横断歩道橋の
美装化もその一つであり、鋼製高欄をアルミ高欄に取替
えたり、アルミ化粧板で桁をカバーしたりする。
【0003】このうち、アルミ化粧板で桁をカバーする
ことについては、歩道橋の桁の裏側面にアルミ化粧板を
取り付けるのに作業足場を必要とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる作業足場は枠組
足場(ビティ)など地上から組み立てるものでは、全体
が大掛かりな足場となり、組立解体に手数を要するし、
しかも、これが歩道橋下の道路の通行を阻害することに
なる。また、橋上から仮設梁を張り出させ、これで作業
足場を中空で吊支承したりすることなども行われている
が、この場合は吊り足場であるので地上に設置スペース
を求める必要がないが、吊支承するための構造はいぜん
として大掛かりなもので、作業足場の組立・解体に多大
な時間と労力を必要となる。
【0005】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、少ない部材点数で、簡単かつ迅速に作業足場を設置
・解体でき、工事の合理化を図ることができる化粧板の
取り付け工法および装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、化粧板取り付け面に適宜間隔で設ける下地材
としての吊り杆と、化粧板隅角部への係合フランジを有
し、前記吊り杆下端が貫通してネジ止めされる支承ブラ
ケットと、吊り杆下端に係合するネジ継手と、該ネジ継
手に螺合するネジ部を有する足場支保材としての吊り鉤
とを使用し、吊り杆端に支承ブラケットを設けるととも
にネジ継手を介して吊り鉤を接続し、この吊り鉤で作業
足場を吊支して設け、該作業足場を用いて化粧板を前記
支承ブラケットに取り付けることを要旨とするものであ
る。
【0007】
【作用】本発明によれば、作業足場を吊支するのは吊り
鉤であるが、この吊り鉤は化粧板取り付けの下地材とし
ての吊り杆を利用して、これと軸を同じくし、かつ、延
長するような状態で着脱自在に設けることができる。そ
して、化粧板は吊り杆端に設ける支承ブラケットに取り
付けるが、前記吊り鉤は吊り杆と同軸位置なので支承ブ
ラケットの直下にあり、化粧板取り付けの邪魔にはなら
ない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面について詳細に
説明する。図1は本発明の化粧板の取り付け工法および
装置の1実施例を示す側面図、図2は同上要部の一部切
欠いた側面図、図5は全体の縦断側面図である。
【0009】図中1は歩道橋、高架橋、その他の橋梁の
桁を示し、この橋梁の桁1の下面1aを化粧板としての
アルミニウムハニカムパネル8で覆う場合である。
【0010】橋梁の桁1の下面1aには下地材としての
角管による桟木2が間隔をおいて平行するように予め設
けられていて、該桟木2にナット管3を適宜間隔で取り
付ける。このナット管3は上端に結合フランジ3aを有
するもので、ネジ穴の開口を下向きにして、この結合フ
ランジ3aをボルト止めもしくは溶接で固定して桟木2
に取り付ける。
【0011】先に、本発明で使用する各部材について説
明すると、図中4は上下両端をネジ部4aとした下地材
としての吊り杆、5はこの吊り杆4の下端に取り付ける
支承ブラケットである。
【0012】図4にも示すように該支承ブラケット5
は、天板5aを有し、下面が開放するアルミ鋳物製の角
管で、その下端に係合フランジ5bを外向きに水平に設
けたもので、天板5aの中央に貫通孔5cを、係合フラ
ンジ5bにボルト挿通孔5dをそれぞれ穿設した。
【0013】図中6は、作業足場7の足場支保材として
の吊り鉤で、上端にネジ部6aを形成し、下端をフック
6bとした。
【0014】前記ナット管3は化粧板としてアルミニウ
ムハニカムパネル8の大きさに応じてその隅角部間の間
隔と同程度で配置するが、このナット管3に吊り杆4を
螺合して垂下する。11は固定用のナットで、これは吊り
杆4に螺合してナット管3に押圧させ、吊り杆4とナッ
ト管3との固定を強化する。
【0015】さらに、吊り杆4の下端のネジ部4aを支
承ブラケット5の天板5aの中央に貫通孔5cに貫通さ
せ、該天板5aを該ネジ部4aに螺合するナット9およ
びワッシャー10で上下から挟み付けて固定する。
【0016】この支承ブラケット5の内部ではナット9
から下方に吊り杆4の下端のネジ部4aの先端が突出す
るが、ここにカップラータイプのネジ継手12を螺合す
る。
【0017】そして、このネジ継手12にネジ部6aを螺
合し、吊り鉤6を該ネジ継手12を介して吊り杆4に軸を
同じくして延設するように接続し、その下端のフック6
bに作業足場7を吊るチェーン13を係止する。
【0018】以上の作業は、橋梁を新設する場合はこの
橋梁を作製する際に設置した足場を使用して行い、作業
足場7の設置とともに先の足場は解体する。また、橋梁
1が既設の場合は、脚立やローリングタワー等の移動足
場を使用して行えばよい。
【0019】このようにして作業足場7を設置したなら
ば、これを用いてアルミニウムハニカムパネル8を支承
ブラケット5に取り付ける。この取り付け方法は、該ア
ルミニウムハニカムパネル8は周縁にアルミ鋳物のコー
ナーブロック8aを結合しており、このコーナーブロッ
ク8aでの隅角部を係合フランジ5bの下面に重ね合わ
せ、該隅角部に形成したボルト挿通孔と係合フランジ5
bのボルト挿通孔5dを介してボルト14を挿通し、ナッ
ト15で止める。
【0020】なお、コーナーブロック8aでの隅角部で
は、その角は吊り鉤6を通過させるような湾曲した切欠
き8bが形成され、4枚のアルミニウムハニカムパネル
8の隅角部が突き合わされた場合に、この切欠き8bが
集合して円形の孔をなすようにした。
【0021】また、前記コーナーブロック8aにはこの
ナット15を収納する凹部16が下向き開口で設けられてお
り、その開口にはアルミ製のキャップ17を施す。
【0022】前記アルミニウムハニカムパネル8を展設
した後は、吊り鉤6を外し、作業足場7を撤去する。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように本発明の化粧板の取り
付け工法および装置は、少ない部材点数で、かつ、簡単
かつ迅速に作業足場を設置および解体でき、化粧板の取
り付け工事の合理化を図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の化粧板の取り付け工法および装置の1
実施例を示す側面図である。
【図2】本発明の化粧板の取り付け工法および装置の1
実施例を示す要部の一部切欠いた側面図である。
【図3】化粧板の展設状態を示す説明図である。
【図4】支承ブラケットの斜視図である。
【図5】本発明の化粧板の取り付け工法および装置の1
実施例を示す全体の縦断側面図である。
【符号の説明】
1…橋梁の桁 1a…下面 2…桟木 3…ナット管 3a…結合フラ
ンジ 4…吊り杆 4a…ネジ部 5…支承ブラケット 5a…天板 5b…係合フランジ 5c…貫通孔 5d…ボルト挿通孔 6…吊り鉤 6a…ネジ部 6b…フック 7…作業足場 8…アルミニウムハニカムパネル 8a…コーナー
ブロック 8b…切欠き 9…ナット 10…ワッシャー 11…ナット 12…ネジ継手 13…チェーン 14…ボルト 15…ナット 16…凹部 17…キャップ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧板取り付け面に下地材としての吊り
    杆を適宜間隔で設け、この吊り杆端に化粧板隅角部の支
    承ブラケットを設けるとともに、ネジ継手を介して足場
    支保材としての吊り鉤を前記吊り杆端に接続し、作業足
    場をこの吊り鉤で吊支して設け、該作業足場を用いて化
    粧板を前記支承ブラケットに取り付けることを特徴とし
    た化粧板の取り付け工法。
  2. 【請求項2】 化粧板取り付け面に適宜間隔で設ける下
    地材としての吊り杆と、化粧板隅角部への係合フランジ
    を有し、前記吊り杆下端が貫通してネジ止めされる支承
    ブラケットと、吊り杆下端に係合するネジ継手と、該ネ
    ジ継手に螺合するネジ部を有する足場支保材としての吊
    り鉤とからなることを特徴とした化粧板の取り付け装
    置。
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