JPH04140363A - 吊り足場組立て工法とそれに使用される吊り足場材 - Google Patents

吊り足場組立て工法とそれに使用される吊り足場材

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JPH04140363A
JPH04140363A JP25892290A JP25892290A JPH04140363A JP H04140363 A JPH04140363 A JP H04140363A JP 25892290 A JP25892290 A JP 25892290A JP 25892290 A JP25892290 A JP 25892290A JP H04140363 A JPH04140363 A JP H04140363A
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scaffold
scaffolding
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Katsuo Uzawa
鵜澤 勝雄
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Shinsei Industries Co Ltd
Shinsei Kogyo KK
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Shinsei Industries Co Ltd
Shinsei Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明の吊り足場組立て工法は、高速道路の工事や橋梁
工事でそれらの桁材や高欄等から下方に吊り足場を作る
のに使用されるものである。
【従来の技術】
高速道路や橋梁等の工事を始めとする各種の建設、土木
工事では、吊り足場と称される足場を作り、その上で建
設作業や改修工事等を行なうことが多い。 この吊り足場は、従来は例えば以下のようにして組立て
られていた。 a、第9図のように、作業者Mが乗ったクレン等Cを移
動させながら、二本の桁材等の支持材Aにチェーン吊下
用クランプDを所定間隔で取付け、夫々のクランプDに
チェーンBを吊下げる。 b、第10図のように吊下げられているチェノBに親バ
イブと呼ばれる縦材Eを通し、その上に熟練した鳶職人
等の作業者Mが乗って隣り合う縦材E同士を連接させる
。 (これを通常は親パイプを流すという)。 C1第11図のように吊下げられている縦材Eの間に、
ころがしバイブと呼ばれる横材Fを渡してそれらを直交
クランプ等の固定具Gにより固定する。 d 同横材Fの中央部に腹起こしパイプと称される補助
材Hを載せ、これと横材Fとを直交クランブ等の固定具
Gで固定する。 e、第12図のように前記横材Fの上に足場板Jを載せ
て同横材Fに番線Kにより固定する。 f、前記足場板Jに作業者Mが乗って、それより先の縦
材E間に別の横材Fを渡して固定し、その横材Fに足場
板Jを載せて固定する。この作業を繰返して所望とする
範囲に吊り足場を組立ててゆく。 g 第13図のように前記縦材Eに手摺りを取付けたり
、必要に応して、吊り足場の下に落下防止用ネットNを
張ったり、吊り足場の上に養生シートを被せたりする。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来の吊り足場組立て工法は以下のような
問題があった。 a 第10図のように先に吊下げられている縦材Eに乗
って次の縦材EをチェーンBの間に流さなければならな
いので、その作業は熟練者でなければ難しく、しかも手
間と時間がかかる。また如何に熟練した鳶職人といえど
も落下する危険性が高く、作業の安全面に多くの問題が
あった。 b、第11図のように縦材Eに横材Fを渡して固定した
り、第12図のように足場板Jを固定したり、第13図
のように落下防止用ネットNを張ったりしなければなら
ないので、それらの作業が面倒であり、完成までに多く
の手間と時間がかかり、その分だけコスト高になり、し
かもこの吊り足場を仮設するために工期全体が長びく。 C1第9図のようにクレーンCを移動させなければなら
ないので、非常に面倒であり、手間もかかる。しかも例
えば高速道路の橋梁工事ではクレーンCを移動するため
に橋梁の下の道路を封鎖する必要があるので、通行の邪
魔になり、交通渋滞の原因ともなる。しかも橋梁の下が
川や池等の場合はクレーンを使用できないことがあり、
その場合は全て人手作業になるので作業性が著しく低下
し、しかも危険性も高まる。
【発明の目的】
本発明の目的は、何よりも作業の安全性が高く、作業性
がよく、短期間に且つ未熟者でも手軽に吊り足場を仮設
できるようにした吊り足場組立て工法を提供することに
ある。
【課題を解決するための手段】
本発明のうち請求項第1の吊り足場組立て工法は第1図
〜第4図のように、桁材等の二以上の支持材Aから二本
以上の索条Bを吊下げ、それらの索条Bに作業者が乗れ
る広さを有する足場材lを吊下げ、この足場材1の横に
同足場材lと同様にして支持材Aに吊下げた足場材lを
順次同支持材への長平方向に連結固定することを特徴と
するものである。 本発明のうち請求項第2の吊り足場組立で工法は第5図
のように、前記足場材l同士を前記連結方向と直交方向
にも連結するようにしたことを特徴とするものである。
【作用】
本発明の吊り足場組立て工法を用いて吊り足場を仮設す
る場合は例えば以下のようにして行なう。 a 第1図のように二本の桁材等の支持材Aの対向位置
にチェーン吊下川クランプDを取付けてそれにチェーン
Bを吊下げる。 b そのチェーンBを足場材1の長手方向両端部に設け
られている係止部3の夫々に掛けて、その足場材lを支
持材A間に吊下げる。 C0この足場材lの上面に取付けられている踏み材2に
第2図のように作業者Mが乗って支持材Aの先方に別の
クランプDを取付け、それにチェノBを吊下げる。 d、このチェーンBを第3図のように別の足場材1の長
平方向両端部に設けられている係止部3の夫々に掛けて
、その足場材1を先に吊下げた足場材1の横に吊下げる
。 e、後で吊下げた足場材1に取付けられている連結具4
を、先に吊下げた足場材1に連結固定して、二つの足場
材lを幅方向に連結固定する。 以下、第2図、第3図の作業を繰返して第4図のように
足場材を組立てる。 f 前記のようにして組立てられた吊り足場の幅が狭い
場合には、第5図のように隣の支持材AにクランプDを
取付けてそれにチェーンBを吊下げ、そのチェーンBを
別の足場材lの係止部3に掛け、同足場材1を先に吊下
げられている足場材1の長手方向に吊下げる。この足場
材lを先に組立てられている足場材lに連結具4によっ
て連結して、吊り足場を所望する幅に広げる。
【実施例】
第1図〜第5図は本発明の吊り足場組立て工法の一例で
あり、第6図〜第8図は同工法に使用される足場材lの
一例である。 これらの図に示す1aは基材である。この基材laは鉄
製の長い角バイブ10が対向して配置され、その両端部
に鉄製の短い丸バイブ11を貫通させて両角バイブ10
が連結されて、人が乗ることのできる大きさの細長長方
形に形成されている。また前記角バイブlOの長平方向
中央部は適宜間隔毎にアルミニウム製の軽量連結鋼材1
2により支持固定されている。 第1図〜第8図の2は踏み材である。この実施例の踏み
材2にはエキスバンドメタルが使用され、それが基材1
aの長手方向両端部を除く上面に貼られている。これに
より軽量で、しかも足場面積の十分に広い吊り足場を得
ることができ、吊り足場上の物品が落下することもない
。 第1図〜第8図に示す3は前記基材1aの長平方向両端
部に設けられた係止部であり、これは橋梁の桁材等の支
持材Aから吊下げられたチェーン等の索条Bを係止する
ためのものである。この実施例の係止部3は前記基材1
aの丸バイブ11と問丸バイブ11側の軽量連結鋼材1
2との間に渡して固定された単管バイブで構成されてい
る。この係止部3に各桁材等の支持材Aから吊下げられ
ているチェーンBを夫々掛けることにより、前記基材1
aを支持材Aの間に吊下げることができる。 第3図、第6図、第7図に示す4は連結具であり、これ
は前記基材1a同士を幅方向に連結固定するものである
。この実施例の連結具4には第6図、第7図に明示する
ようにB型ジヨイントが使用され、その一端が予め前記
基材1aの二本の丸バイブ11の夫々に差込まれて固定
されている。 そして連結具4の他端側を他方の基材1aの丸バイブ1
1内に差込み、同連結具4に形成されている貫通穴13
と丸バイブ11に形成されている係止穴14とを位置合
わせし、問丸バイブ11の外側からそれらの穴13.1
4にグラビライーロック等の貫通部材15を貫通させて
、同連結具4が丸パイプ11から抜けないようにする。 これにより前記基材1aが幅方向に連結固定されるよう
にしである。なお、この連結具4は基材1aと別体のも
のであってもよく、その場合には例えば隣り合う一方の
基材1aの丸バイブ11に連結具4の一端側を差込んで
固定し、他方の基材1aの丸バイブ11に同連結具4の
他端側を差込んで固定して使用すればよい。また、この
連結具4の構造及びその固定機構は前記以外のものであ
ってもよく、例えば通常に使用される固定クランプ等を
用いてもよい。 第5図、第8図に示す5は前記連結具4とは別の連結具
であり、これは前記基材1a同士を長手方向に連結する
ためのものである。この連結具5には第8図に明示する
ように通常の固定クランプが使用され、長手方向に並べ
られた基材1aの丸パイプ11同士を連結することによ
り基材1a同士が長平方向に連結されるようにしである
。そして本発明では前記連結具5を予めいずれか一方の
基材1aに取付けておいてもよい。また、前記連結具5
の構造やその連結機構は前記以外のものであってもよい
。 なお、前記踏み材2は網状に限らず平板状のものを使用
してもよい。また、同踏み材2を基材laの上面全面に
取付けてもよい。そしてそのようにしたときに同踏み材
2が網状のものの場合はその網の目にチェーンBを通し
て前記係止部3に係止するとよい。また同踏み材2が平
板状のものの場合は、同踏み材2の係止部3の近くに貫
通穴を開け、その穴にチェーンBを通して係止部3に係
止するとよい。
【発明の効果】
本発明の吊り足場組立て工法は以下のような効果がある
。 81人が乗れる広さの足場材1を幅方向に連結固定して
安定した吊り足場を作り、その上に作業者Mが乗って順
次別の足場材1を連結固定するものであるので、従来の
ように細く不安定な縦材Eや横材Fの上に作業者Mが乗
る必要がなく1作業者Mが落下する危険性も少なく、作
業の安全性が著しく向上する。従って、吊り足場の仮設
に熟練を必要とせず、誰でもが安全に吊り足場を施工す
ることができる。 b、先に吊下げられている足場材1に乗って次の足場材
lを吊下げることができるので、従来のようにクレーン
等Cを移動させる必要がな(、高速道路の橋梁工事等で
その下の道路を閉鎖する必要がなく、交通の妨げになる
こともない。また、クレーンを使用できない箇所でも、
安全に且つ短期間に吊り足場を作ることができる。 C従来のように縦材Eと横材Fとを連結固定する手間が
なく、作業性がよく、施工に要する時間を大幅に短縮で
き、ひいてはコストを低減することができる。 d9足場材1に予め踏み材2を取付けておけば従来のよ
うに足場板Jを横材Fに番@にで固定する必要がない6
また、同踏み材2を足場材Iの全面を覆うように取付け
ておけば、従来のように落下防止用ネットNを張る必要
もない。従ってその分だけ作業性がよ(なり、施工に要
する時間を短縮でき、コストを低減することができる。 e1足場材1を長手方向に連結して吊り足場を所望する
幅に広げることもでき、汎用性が広い。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の吊り足場組立て工法を用いた
吊り足場の組立て説明図、第5図は同工法を用いた吊り
足場の完成状態を示す斜視図、第6図、第7図は同工法
に使用された足場材の一例を示す斜視図、第8図は長平
方向に連結された足場材の連結構造の詳細図、第9図〜
第13図は従来の吊り足場の組立て説明図である。 1は足場材 Aは支持材 Bはチェーン等の索条 第9 図 、弓 O図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)桁材等の二以上の支持材Aから二本以上の索条B
    を吊下げ、それらの索条Bに作業者が乗れる広さを有す
    る足場材1を吊下げ、この足場材1の横に同足場材1と
    同様にして支持材Aに吊下げた足場材1を順次同支持材
    Aの長手方向に連結固定することを特徴とする吊り足場
    組立て工法。
  2. (2)前記足場材1同士を前記連結方向と直交方向にも
    連結するようにしたことを特徴とする吊り足場組立て工
    法。
JP2258922A 1990-09-28 1990-09-28 吊り足場組立て工法とそれに使用される足場材 Expired - Lifetime JPH07103679B2 (ja)

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