JP3062148B2 - 感熱記録方法および感熱記録装置 - Google Patents

感熱記録方法および感熱記録装置

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JP3062148B2
JP3062148B2 JP10070633A JP7063398A JP3062148B2 JP 3062148 B2 JP3062148 B2 JP 3062148B2 JP 10070633 A JP10070633 A JP 10070633A JP 7063398 A JP7063398 A JP 7063398A JP 3062148 B2 JP3062148 B2 JP 3062148B2
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    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/35Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads providing current or voltage to the thermal head
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    • B41J2/36Print density control
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/38Preheating, i.e. heating to a temperature insufficient to cause printing

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は感熱記録方法および
感熱記録装置に関し、特に記録デバイスの温度により記
録条件を変えるようにした感熱記録方法および感熱記録
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の感熱記録方法および感熱
記録装置は、記録紙に記録した文字や記号等の印字濃度
を十分な濃度に保ったままで記録時間を短くするために
用いられている。そして、記録デバイスの温度を使用し
た技術として、たとえば特開平5−268436号公報
に開示されているように、記録デバイスの温度をレジス
タに自動的に取り込みCPUはこのレジスタを必要なと
きに読み込むようにしてCPUの負荷を少なくするもの
がある。
【0003】この従来の感熱記録装置のブロック図であ
る図4を参照すると、従来の感熱記録装置は、電圧を印
加することにより発生する印字エネルギーにより記録紙
に印字する記録デバイス42と、記録デバイス42の温
度を検出する温度センサ43と、記録紙を切断するカッ
タ46と、記録紙を搬送する駆動部44と、記録紙の先
端位置を検出する位置センサ45と、記録開始コマンド
を受けたときに温度センサ43の示す温度を調査し、こ
の調査結果が予め定めた温度(例えば25度C)以上を
示すときには、記録紙に印字する動作を示す記録動作時
の記録紙の搬送速度を予め定めた通常速度(例えば、1
0msecで0.13mm進む速度であるV=13mm
/sec)にし、記録デバイス42の印字エネルギーを
予め定めた通常印字エネルギー(例えば、記録デバイス
42の温度が25度C以上のときに記録紙を通常速度で
搬送して印字したときに、印字された文字や記号等の印
字状態を示す、印字領域の黒の占める割合である黒率が
十分な印字濃度となる予め定めた黒率となるときの印字
エネルギーを示す。)にするようにし、前記調査結果が
25度C未満を示すときには、予め定めた黒率以上にす
るために、記録動作時の記録紙の搬送速度を通常速度よ
り低い速度にしかつ記録デバイス42の印字エネルギー
を通常印字エネルギーにするか、又は、記録動作時の記
録紙の搬送速度を通常速度にしかつ記録デバイス42の
印字エネルギーを通常印字エネルギーより高い印字エネ
ルギーのいずれかにするようにした記録制御部41と、
を有する構成である。
【0004】次に、従来の感熱記録装置の動作を説明す
る。
【0005】記録制御部41は、記録開始コマンドを受
けたときに、温度センサ43の示す温度を調査してこの
温度を記憶しておく。次に、記録制御部41は、記録後
の記録紙の先頭部に不要な余白が付かないようにするた
めに行う、記録前に記録紙を巻き戻す動作を示す巻き戻
し動作をする。すなわち、予め先端を待機時の記録紙先
端位置47にして待機していた記録紙を、この待機時の
記録紙先端位置47から記録開始時の記録紙先端位置4
8に駆動部44を動作させて戻す。そして、記録制御部
41は、記憶しておいた調査結果が25度C以上のとき
には、駆動部44を動作させて記録紙を通常速度により
搬送させ、印字開始から印字終了までの印字期間(印字
エネルギー発生期間)を示す印字パルスを記録デバイス
42に印加し、記録デバイス42に通常印字エネルギー
により記録紙に印字させる(このときの印字状態は、十
分な印字濃度となる予め定めた黒率以上となる。)。ま
た、記憶しておいた調査結果が25度C未満のときに
は、印字状態を十分な印字濃度となる予め定めた黒率以
上にするために、駆動部44を動作させて記録紙を通常
速度より低い速度で搬送させ印字パルスを記録デバイス
42に印加し記録デバイス42に通常印字エネルギーに
より記録紙に印字させるか、又は、駆動部44を動作さ
せて記録紙を通常速度で搬送させ印字パルスを記録デバ
イス42に印加し記録デバイス42に通常印字エネルギ
ーより高い印字エネルギーにより記録紙に印字させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の感熱記
録装置は、記録を開始するときの記録デバイスの温度が
25度C未満のときには、印字状態を十分な印字濃度と
なる予め定めた黒率以上にするために、駆動部に記録紙
を通常速度より低い速度で搬送させ、記録デバイスに通
常印字エネルギーで記録紙に印字させるか、又は、駆動
部に記録紙を通常速度で搬送させ、記録デバイスに通常
印字エネルギーより高い印字エネルギーで記録紙に印字
させるようにしているため、印字状態を十分な印字濃度
が得られる予め定めた黒率以上にするために、記録紙を
通常速度より低い速度で搬送させたり、記録デバイスに
通常印字エネルギーより高い印字エネルギーで記録紙に
印字させたりするので、記録デバイスの温度が25度C
未満のときには、印字状態を予め定めた黒率以上にする
ために、印字速度(記録紙の搬送速度)を遅くしたり、
記録デバイスの印字エネルギーを高くしたりする必要が
あるという問題点がある。
【0007】本発明の目的はこのような従来の欠点を除
去するため、記録デバイスの温度が25度C未満のとき
にも、印字速度(記録紙の搬送速度)を遅くしたり記録
デバイスの印字エネルギーを高くしたりせずに、文字や
記号等の印字状態を十分な印字濃度が得られる黒率以上
にできる感熱記録方法および感熱記録装置を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の感熱記録方法
は、記録前に記録紙を巻き戻す動作を示す巻き戻し動作
時に、予め定めた速度により前記記録紙を戻しながら、
予め定めた印字エネルギーにより前記記録紙に印字する
記録デバイスに、印字を示す黒点が前記記録紙上にあら
われないようにして印字動作をさせ、前記記録デバイス
記録前に暖めるようにした感熱記録方法であって、前
記記録デバイスの温度により前記記録紙を戻す前記速度
を変えるようにしている。
【0009】また、本発明の感熱記録装置は、印字エネ
ルギーにより記録紙に印字して記録する記録デバイス
と、前記記録デバイスの温度を検出する温度センサと、
前記記録紙を搬送する駆動部と、記録開始コマンドを受
けたときに前記温度センサの示す温度を調査し、この調
査結果により、記録前に前記記録紙を前記駆動部により
巻き戻す動作を示す巻き戻し動作時に、前記記録デバイ
スを暖める動作を示す暖め動作をするか否かと前記記録
デバイスが前記記録紙に印字して記録する記録動作時の
前記記録紙の搬送速度と前記記録デバイスの前記印字エ
ネルギーとを決めるようにした記録制御部と、を備えて
構成されている。
【0010】さらに、本発明の感熱記録装置の前記記録
制御部は、前記温度センサの示す温度の前記調査結果が
予め定めた第1の温度以上を示すときには、前記暖め動
作をせず、前記記録動作時の前記記録紙の前記搬送速度
を予め定めた第1の速度にし、前記記録デバイスの前記
印字エネルギーを予め定めた第1の印字エネルギーにす
るように決め、前記調査結果が前記第1の温度未満で予
め定めた第2の温度以上を示すときには、前記暖め動作
をし、前記記録動作時の前記記録紙の前記搬送速度を前
記第1の速度にし、前記記録デバイスの前記印字エネル
ギーを前記第1の印字エネルギーにするように決め、前
記調査結果が前記第2の温度未満を示すときには、前記
暖め動作をし、前記記録動作時の前記記録紙の搬送速度
を前記第1の速度より低い第2の速度にしかつ前記記録
デバイスの前記印字エネルギーを前記第1の印字エネル
ギーにするか、又は、前記記録動作時の前記記録紙の搬
送速度を前記第1の速度にしかつ前記記録デバイスの前
記印字エネルギーを前記第1の印字エネルギーより高い
第2の印字エネルギーのいずれかにするようにしてい
る。
【0011】また、本発明の感熱記録装置の前記暖め動
作は、前記巻き戻し動作時に、予め定めた第3の速度に
より前記記録紙を戻しながら、予め定めた第3の印字エ
ネルギーにより前記記録デバイスに、印字を示す黒点が
前記記録紙上にあらわれないようにして印字させる動作
としている。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0013】図1は、本発明の感熱記録装置の一つの実
施の形態を示すブロック図である。
【0014】図1に示す本実施の形態は、電圧を印加す
ることにより発生する印字エネルギーにより記録紙に印
字することにより文字や記号等を記録する記録デバイス
2と、記録デバイス2の温度を検出する温度センサ3
と、記録紙を搬送する例えばプロテンローラを含む駆動
部4と、記録開始コマンドを受けたときに温度センサ3
の示す温度を調査し、この調査結果により、記録前に記
録紙を駆動部4により巻き戻す動作を示す巻き戻し動作
20時に、記録デバイス2を暖める動作を示す暖め動作
21をするか否かと記録デバイス2が記録紙に印字して
記録する記録動作時の記録紙の搬送速度と記録デバイス
2の印字エネルギーとを決めるようにした記録制御部1
とにより構成されている。
【0015】記録制御部1は、この感熱記録装置を使用
する例えば約10度Cから約80度Cの温度範囲におい
て、温度センサ3の示す温度の調査結果が予め定めた第
1の温度16(例えば、25度C)以上を示すときに
は、暖め動作21をせず、記録動作時の記録紙の搬送速
度を予め定めた第1の速度(例えば、10msecで
0.13mm進む速度であるV=13mm/sec、以
後通常速度10と記載する。)にし、記録デバイス2の
印字エネルギーを予め定めた第1の印字エネルギー(以
後、通常印字エネルギー11と記載する。この通常印字
エネルギー11は、記録デバイス2の温度が第1の温度
16以上のときに記録紙を通常速度10で搬送して印字
したときに、印字された文字や記号等の印字状態を示
す、印字領域の黒の占める割合である黒率が十分な印字
濃度となる予め定めた黒率となるときの印字エネルギー
を示す。このとき、印字濃度と記録デバイス2に印加す
る電圧と記録紙の搬送速度と黒率との関係は実験等によ
り予め明確にしておく。)にするように決め、調査結果
が第1の温度16未満で予め定めた第2の温度17(例
えば、20度C)以上を示すときには、暖め動作21を
し、記録動作時の記録紙の搬送速度を通常速度10に
し、記録デバイス2の印字エネルギーを通常印字エネル
ギー11にするように決め、調査結果が第2の温度17
未満を示すときには、暖め動作21をし、記録動作時の
記録紙の搬送速度を通常速度10より低い第2の速度
(以後、低速度12と記載する。)にしかつ記録デバイ
ス2の印字エネルギーを通常印字エネルギー11にする
か、又は、記録動作時の記録紙の搬送速度を通常速度1
0にしかつ記録デバイス2の印字エネルギーを通常印字
エネルギー11より高い第2の印字エネルギー(以後、
高印字エネルギー13と記載する。)のいずれかにする
ようにしている。
【0016】ここで、暖め動作21とは、記録デバイス
2の温度が予め定めた第1の温度16未満のときでも記
録紙を通常速度10や従来よりも遅い速度で搬送し記録
デバイス2により通常印字エネルギー11や従来よりも
低い印字エネルギーで印字しても十分な印字濃度が得ら
れるようにするために巻き戻し動作20時に記録デバイ
ス2を暖める動作をいう。
【0017】なお、図1には、記録紙と、記録紙を切断
するカッタ6と、記録紙の先端位置を検出する位置セン
サ5とを併せて示している。
【0018】次に、本実施の形態の感熱記録装置の動作
を図2及び図3を参照して詳細に説明する。
【0019】図2は、本発明の実施の形態の動作の一例
を示す流れ図である。
【0020】図3は、記録後の記録紙の状態の一例を示
す図であり、記録紙には、先頭部と後尾部に余白があ
り、中間に記録内容があることを示している。
【0021】図1において、記録制御部1は、記録開始
コマンドを受けたときに、温度センサ3の示す温度を調
査し(S1)、この調査結果が予め定めた第1の温度1
6以上を示すときには、記録後の記録紙の先頭部に図3
に示すように不要な余白が付かないようにするために行
う、記録前に記録紙を巻き戻す動作を示す巻き戻し動作
20をさせる。すなわち、前回カッタ6でカットした記
録紙の先端がカット後に待機時の記録紙先端位置7に予
め戻されて待機している記録紙の先端を、駆動部4を動
作させ位置センサ5により記録紙の先端位置を検出する
ことにより、待機時の記録紙先端位置7から記録開始時
の記録紙先端位置8に戻させる(S2)。そして、駆動
部4を動作させて記録紙を通常速度10により搬送さ
せ、印字開始から印字終了までの印字期間(印字エネル
ギー発生期間)を示す印字パルスを記録デバイス2に印
加し、記録デバイス2に通常印字エネルギー11により
記録紙に印字させる(このときの印字状態は、十分な印
字濃度となる予め定めた黒率以上となる。)(S3)。
【0022】また、記録制御部1は、ステップ1(S
1)で調査した結果が第1の温度16未満で第2の温度
17以上を示すときには暖め動作21をする。すなわ
ち、予め定めた第3の速度14(例えば、30mm/
S)でステップ2(S2)で示した巻き戻し動作20を
行い、巻き戻し動作20中に印字パルスを記録デバイス
2に印加し、予め定めた第3の印字エネルギー15(例
えば、0.1J)により印字を示す黒点が記録紙上にあ
らわれないようにして記録デバイス2に印字させる(S
4)。そして、ステップ3(S3)へと続き制御を続行
する。
【0023】さらに、記録制御部1は、ステップ1(S
1)で調査した結果が第2の温度17未満のときには、
暖め動作21を行い(S5)、そして、印字状態を十分
な印字濃度となる予め定めた黒率以上にするために、駆
動部4を動作させて記録紙を低速度12により搬送さ
せ、印字パルスを記録デバイス2に印加し、記録デバイ
ス2に通常印字エネルギー11により記録紙に印字させ
るか、又は、駆動部4を動作させて記録紙を通常速度1
0により搬送させ、印字パルスを記録デバイス2に印加
し、記録デバイス2に高印字エネルギー13により記録
紙に印字させる(S6)。
【0024】以上の説明では、暖め動作21を、第3の
速度14で巻き戻し動作20を行い第3の印字エネルギ
ー15により記録デバイス2に印字させるようにして行
ったが、記録デバイス2の温度によりこの第3の速度1
4と第3の印字エネルギー15を変えるようにしても良
い。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の感熱記録
方法および感熱記録装置によれば、記録を開始するとき
に記録デバイスの温度を調べ、この温度が予め定めた第
1の温度(例えば、25度C)未満のときに、記録前に
記録紙を巻き戻す動作を示す巻き戻し動作時に記録デバ
イスを暖める動作を示す暖め動作をし、記録デバイスの
温度が第1の温度未満で第2の温度(例えば、20度
C)以上を示すときには、巻き戻し動作後、記録紙を通
常速度により搬送させ、記録デバイスに通常印字エネル
ギーにより記録紙に印字させ、記録デバイスの温度が第
2の温度未満のときには、巻き戻し動作後、記録紙を低
速度により搬送させ、記録デバイスに通常印字エネルギ
ーにより記録紙に印字させるか、又は、記録紙を通常速
度により搬送させ、記録デバイスに高印字エネルギーに
より記録紙に印字させるため、記録デバイスの温度が第
1の温度未満で第2の温度以上を示すときには、通常速
度と通常印字エネルギーとを使用して、すなわち、印字
速度(記録紙の搬送速度)を遅くしたり記録デバイスの
印字エネルギーを高くしたりせずに、文字や記号等の印
字状態を十分な印字濃度が得られる黒率以上にでき、ま
た、記録デバイスの温度が第2の温度未満のときには、
印字速度(記録紙の搬送速度)を通常速度よりも遅いが
この温度で使用する従来の速度よりも速く、記録デバイ
スの印字エネルギーを通常印字エネルギーよりも高いが
この温度で使用する従来の印字エネルギーよりも低くし
て、文字や記号等の印字状態を十分な印字濃度が得られ
る黒率以上にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の感熱記録装置の一つの実施の形態を示
すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態の動作の一例を示す流れ図
である。
【図3】記録後の記録紙の状態の一例を示す図である。
【図4】従来の感熱記録装置の実施の形態を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 記録制御部 2 記録デバイス 3 温度センサ 4 駆動部 5 位置センサ 6 カッタ 7 待機時の記録紙先端位置 8 記録開始時の記録紙先端位置 10 通常速度 11 通常印字エネルギー 12 低速度 13 高印字エネルギー 14 第3の速度 15 第3の印字エネルギー 16 第1の温度 17 第2の温度 20 巻き戻し動作 21 暖め動作 41 記録制御部 42 記録デバイス 43 温度センサ 44 駆動部 45 位置センサ 46 カッタ 47 待機時の記録紙先端位置 48 記録開始時の記録紙先端位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−53546(JP,A) 特開 平2−217269(JP,A) 特開 平3−289857(JP,A) 特開 平7−68827(JP,A) 特開 平8−174893(JP,A) 特開 昭62−135382(JP,A) 実開 昭62−199348(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/32 - 2/325 B41J 2/38

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録前に記録紙を巻き戻す動作を示す巻
    き戻し動作時に、予め定めた速度により前記記録紙を戻
    しながら、予め定めた印字エネルギーにより前記記録紙
    に印字する記録デバイスに、印字を示す黒点が前記記録
    紙上にあらわれないようにして印字動作をさせ、前記記
    録デバイスを記録前に暖めるようにした感熱記録方法で
    あって、 前記記録デバイスの温度により前記記録紙を戻す前記速
    度を変えるようにした ことを特徴とする感熱記録方法。
  2. 【請求項2】 印字エネルギーにより記録紙に印字して
    記録する記録デバイスと、 前記記録デバイスの温度を検出する温度センサと、 前記記録紙を搬送する駆動部と、 記録開始コマンドを受けたときに前記温度センサの示す
    温度を調査し、この調査結果により、記録前に前記記録
    紙を前記駆動部により巻き戻す動作を示す巻き戻し動作
    時に、前記記録デバイスを暖める動作を示す暖め動作を
    するか否かと前記記録デバイスが前記記録紙に印字して
    記録する記録動作時の前記記録紙の搬送速度と前記記録
    デバイスの前記印字エネルギーとを決めるようにした記
    録制御部と、 を備えたことを特徴とする感熱記録装置。
  3. 【請求項3】 前記記録制御部は、前記温度センサの示
    す温度の前記調査結果が予め定めた第1の温度以上を示
    すときには、前記暖め動作をせず、前記記録動作時の前
    記記録紙の前記搬送速度を予め定めた第1の速度にし、
    前記記録デバイスの前記印字エネルギーを予め定めた第
    1の印字エネルギーにするように決め、 前記調査結果が前記第1の温度未満で予め定めた第2の
    温度以上を示すときには、前記暖め動作をし、前記記録
    動作時の前記記録紙の前記搬送速度を前記第1の速度に
    し、前記記録デバイスの前記印字エネルギーを前記第1
    の印字エネルギーにするように決め、 前記調査結果が前記第2の温度未満を示すときには、前
    記暖め動作をし、前記記録動作時の前記記録紙の搬送速
    度を前記第1の速度より低い第2の速度にしかつ前記記
    録デバイスの前記印字エネルギーを前記第1の印字エネ
    ルギーにするか、又は、前記記録動作時の前記記録紙の
    搬送速度を前記第1の速度にしかつ前記記録デバイスの
    前記印字エネルギーを前記第1の印字エネルギーより高
    い第2の印字エネルギーのいずれかにするようにしたこ
    とを特徴とする請求項記載の感熱記録装置。
  4. 【請求項4】 前記暖め動作は、前記巻き戻し動作時
    に、予め定めた第3の速度により前記記録紙を戻しなが
    ら、予め定めた第3の印字エネルギーにより前記記録デ
    バイスに、印字を示す黒点が前記記録紙上にあらわれな
    いようにして印字させる動作であることを特徴とする請
    求項2又は3記載の感熱記録装置。
  5. 【請求項5】 前記記録デバイスの温度により、前記記
    録紙を戻す前記第3の速度を変えるようにしたことを特
    徴とする請求項記載の感熱記録装置。
  6. 【請求項6】 前記記録デバイスの温度により、前記第
    3の印字エネルギーを変えるようにしたことを特徴とす
    る請求項4又は5記載の感熱記録装置。
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