JP2827852B2 - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JP2827852B2
JP2827852B2 JP5294150A JP29415093A JP2827852B2 JP 2827852 B2 JP2827852 B2 JP 2827852B2 JP 5294150 A JP5294150 A JP 5294150A JP 29415093 A JP29415093 A JP 29415093A JP 2827852 B2 JP2827852 B2 JP 2827852B2
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典明 兵頭
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ装置に係り、
とくに、印字文字等の修正機構を装備したプリンタ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプリンタは、印字する機能主体
として構成され、印字後に当該印字文字等を修正する機
能を備えたものは稀であった。この印字後の修正機能を
備えたプリンタについても、その多くは適用範囲が限定
されていた。
【0003】修正したい単語のサーチとリプレイスをメ
モリで行なう自動リプレイス印字方法(特開平2−59
926号公報)は、印字後の文字の消去方法が明示され
ていない。
【0004】この印字後の修正機能を備えたプリンタと
しては、例えば、熱転写方式で実現している熱転写プ
リンタ(実開昭61−173362号公報),サーマ
ルヘッド及び該サーマルヘッドを用いるサーマルプリン
タ(特開昭63−170067号公報),或いはサー
マルプリンタ(特公平2−24228号公報)等が一般
に知られている。
【0005】また、修正したい単語のサーチとリプレイ
スをメモリで行なう自動リプレイス印字方法について
は、例えば特開平2−59926号公報等がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
従来例にあって、例えば上記ないしのものについて
は、それぞれの印字方式を利用したものであって、ドッ
トインパクト方式やキャラクタインパクト方式,或いは
電子写真方式等には適用できないものとなっていた。ま
た、上記のものは、一般に特に重要視されている印字
後の文字の消去方法については、何らの解決もなされて
いない。
【0007】このため、上記従来例にあっては、一度印
字されると1字修正する場合にも、頁単位で再印字する
必要があり、紙が無駄になるという不都合があった。
【0008】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、とくに印字済の記録用紙の一又は二以上の箇
所を容易に修正することを可能とし、これによって用紙
の無駄をなくし同時に環境保全を図ったプリンタ装置を
提供することを、その目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、用紙の搬送
路を介して配設されたプラテンおよび印字ヘッド部を備
えた印字機構部と、用紙搬送路の上流側および下流側に
それぞれ装備された搬送ローラ部と、前述した印字機構
を上位機からの指令により駆動制御する主制御部とを
備えてなるプリンタ装置において、印字ヘッド部の上流
側に、用紙上の各印字文字の位置を読み取る文字位置セ
ンサを配設すると共に前述した用紙上に印字出力された
文字等の情報を白塗りコーティングする印字文字コーテ
ィング機構を装備する。
【0010】この印字文字コーティング機構を、用紙上
に印字された文字の位置を読み取る文字位置センサと、
文字消去用のコーティング剤が塗布されたコーティング
剤付テープと、文字位置センサが読み取った位置にコー
ティング剤付テープを圧着するコーティング圧着ヘッド
と、前述したコーティング圧着ヘッドを支持すると共に
当該コーティング圧着ヘッドを所定位置に移送し且つコ
ーティング剤付テープの巻取り動作等を所定のタイミン
グで駆動するコーティング機構駆動手段とを備えた構成
とする。更に、前述した主制御部を、印字文字コーティ
ング機構の動作を上位機からの指示により制御するコー
ティング機構駆動制御機能と、文字位置センサを作動さ
せて修正箇所の位置を読み取る位置センサ制御機能と、
上位機からの指示により作動し印字ヘッド部による修正
文字の印字動作等を制御する修正印字動作制御機能とを
備えた構成とする。 そして、前述した文字位置センサ
を、印字機構部とは切り離して且つ前述した用紙搬送路
を横切った状態で配置する、という構成を採っている。
これによって前述した目的を達成しようとするものであ
る。
【0011】
【作 用】印字文字の修正に際しては、まず、主制御部
のコーティング機構駆動制御機能が作動して印字文字コ
ーティング機構を稼働状態に設定し、同時に位置センサ
制御機能が作動して送り込まれる用紙に対して文字位置
センサを作動させて直ちに修正箇所を読み取る。
て、主制御部のコーティング機構駆動制御機能が作動し
てコーティング機構駆動手段等を付勢し、例えば、コー
ティング材圧着用の圧着ヘッドを修正箇所に移動させ
る。この場合、コーティング剤付テープは、用紙上に近
接して配置されている。その後、更に主制御部のコーテ
ィング機構駆動制御機能が作動して例えば圧着ヘッドが
コーティング剤付テープを修正箇所に圧着せしめ、これ
によって当該修正箇所へのコーティング剤の付着工程が
完了する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図4に基
づいて説明する。
【0013】まず、図1において、符号1は用紙100
の搬送路を介して配設されプラテンおよび印字ヘッド部
を備えた印字機構部を示す。この印字機構部1で、通常
の印字出力が成され、また、後述する修正文字等の印字
出力が行われる。
【0014】この印字機構部1を挟んで前述した用紙搬
送路の上流側および下流側に、それぞれ搬送ローラ部
2,3が配設定されている。この搬送ローラ部2,3は
それぞれトルクリミッタを介して回転駆動され、下流側
の搬送ローラ部3が上流側の搬送ローラ部2より幾分速
めに駆動されるようになっている。これにより、用紙搬
送路上に載置された用紙100が円滑に走行されるよう
になっている。
【0015】号5は、印字機構部1の印字ヘッド部を
上位機からの指令により駆動制御する主制御部を示す。
また、印字機構部1と前述した一方の搬送ローラ部2と
の間に、用紙100上に印字出力された文字等の情報を
白塗りコーティングする印字文字コーティング機構10
が装備されている。
【0016】そして、前述した主制御部5は、前述した
印字文字コーティング機構10の動作を上位機からの指
示により制御するコーティング機構駆動制御機能と、上
位機からの指示により作動し前述した印字機構部1によ
る修正文字の印字動作等を制御する修正印字動作制御機
能とを備えている。
【0017】印字文字コーティング機構10は、図2に
示すように、用紙100上に印字された文字の位置を読
み取る文字位置センサ11と、文字消去用のコーティン
グ剤が塗布されたコーティング剤付テープ12と、文字
位置センサ11が読み取った位置にコーティング剤付テ
ープ12を圧着するコーティング圧着ヘッド13と、こ
のコーティング圧着ヘッド13を支持すると共に該コー
ティング圧着ヘッド13を所定位置に移送し且つ前述し
たコーティング剤付テープ12の巻取り動作等を所定の
タイミングで駆動制御するコーティング機構駆動手段1
4とを備えている。そして、前述した文字位置センサ1
1は、図2に示すように、印字機構部1とは切り離して
且つ前述した用紙搬送路上の用紙上を横切った状態で配
置されている。 ここで、文字位置センサとしては、前述
した用紙上の各印字文字に対応した複数のセンサ素子を
一列に配置して成るものが使用されている。図2中に開
示した文字位置センサ11は、これを示すもので、各印
字文字に対応した複数のセンサ素子を一列に表示した複
数の小円で表示してる。この場合、文字位置センサ11
としては、一次元のCCDセンサを用いてもよい。
【0018】このため、印字文字の修正に際しては、送
り込まれる用紙100に対して、まず文字位置センサ1
1が作動し、修正箇所を読み取る。この場合、機械的な
動作部分がないので修正箇所の読み取りは瞬時に実行さ
れる。同時にコーティング機構駆動手段14が作動し、
圧着ヘッド13を修正箇所に移動させる。この場合、コ
ーティング剤付テープ12は、用紙100上に,当該用
紙100に近接し且つ当該用紙100を横断するように
して配置されている。その後、主制御部5に付勢され
て、圧着ヘッド13がコーティング剤付テープ12を修
正箇所に圧着せしめ、これによって修正箇所へのコーテ
ィング剤の付着工程が完了する。
【0019】図3に、上位機としての文書作成装置Aと
これに接続されたプリンタ装置Bとを示す。この文書作
成装置Aは、上記印字文字コーティング機構10の動作
を制御するに際し、まず図3に示すように、ワードプロ
セッサ及びパーソナルコンピュータ等の文書作成装置A
により、図4に示す印字済記録紙100に基づいて修正
文書101を作成する。
【0020】次に、印字済記録紙100をプリンタ装置
Bに挿入し、文書作成装置Aからの修正モードでプリン
タ装置Bに所定の印字コマンドを発行する。これによ
り、プリンタ装置Bは、印字文字コーティング機構10
を作動させ、文字位置センサ11で修正文書101(図
4参照)に対応する修正位置を読み取り、その位置に圧
着ヘッド13を移動させ、コーティング剤付テープ12
を印字済記録紙101に圧着して誤り文字を消去する。
次に、プリンタ装置Bは、修正文書6の内容を印字済記
録紙5に印字する。これにより、図4内に示すように修
正後の記録紙200を得る。
【0021】なお、上記実施例では、印字済記録紙10
0上の修正文字の修正に際し、予め修正文書101を作
成する場合を例示したが、本発明はかならずしもこれに
限定されず、例えば、印字済記録紙100の情報を文書
作成装置Aに入力すると共にこれをモニタ上に表示し、
外部操作で修正箇所および修正文字を特定し、これに基
づいて印字済記録紙100上の該当箇所の文字等を修正
するように構成してもよい。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、記録紙
上に印字された文字の位置を、印字機 構とは別個独立し
て装備されたセンサで迅速に読み取ると共に,その位置
にコーティング剤を圧着し且つ再印字するようにしたの
で、用紙の大きさにかかわりなく、印字済記録紙上の修
正箇所だけを迅速に再印字することができるようにな
り、紙の再利用が可能になり、従って紙の使用量が減
り、ひいては環境保全に役立つという従来にない優れた
プリンタ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すプリンタの概略平面図
である。
【図2】図1に示す実施例における印字文字コーティン
グ機構部分の一例を示す説明図である。
【図3】上位機としての文書作成装置とプリンタ装置と
を示す斜視図である。
【図4】図1に示す実施例により修正された印字済記録
紙の例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 印字機構部 2,3 搬送ローラ部 5 主制御部 10 印字文字コーティング機構 11 文字位置センサ 12 コーティング剤付テープ 13 コーティング圧着ヘッド 14 コーティング機構駆動手段 100 用紙 A 上位機としての文書作成装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙の搬送路を介して配設されたプラテ
    ンおよび印字ヘッド部を備えた印字機構部と、前記用紙
    搬送路の上流側および下流側にそれぞれ装備された搬送
    ローラ部と、前記印字機構部を上位機からの指令により
    駆動制御する主制御部とを備えてなるプリンタ装置にお
    いて、 前記印字ヘッド部の上流側に、前記用紙上の各印字文字
    の位置を読み取る文字位置センサを配設すると共に前記
    用紙上に印字出力された文字等の情報を白塗りコーティ
    ングする印字文字コーティング機構を装備し、この印字文字コーティング機構を、前記用紙上に印字さ
    れた文字の位置を読み取る文字位置センサと、文字消去
    用のコーティング剤が塗布されたコーティング剤付テー
    プと、前記文字位置センサが読み取った位置に前記コー
    ティング剤付テープを圧着するコーティング圧着ヘッド
    と、前記コーティング圧着ヘッドを支持すると共に当該
    コーティング圧着ヘッドを所定位置に移送し且つ前記コ
    ーティング剤付テープの巻取り動作等を所定のタイミン
    グで駆動するコーティング機構駆動手段とを備えた構成
    とす ると共に、 前記主制御部を、前記印字文字コーティング機構の動作
    を上位機からの指示により制御するコーティング機構駆
    動制御機能と、前記文字位置センサを作動させて修正箇
    所の位置を読み取る位置センサ制御機能と、上位機から
    の指示により作動し前記印字ヘッド部による修正文字の
    印字動作等を制御する修正印字動作制御機能とを備えた
    構成とし、前記文字位置センサを、印字機構部とは切り離して且つ
    前記用紙搬送路を横切った状態で配置したこと を特徴と
    するプリンタ装置。
JP5294150A 1993-10-30 1993-10-30 プリンタ装置 Expired - Lifetime JP2827852B2 (ja)

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JPH07125386A JPH07125386A (ja) 1995-05-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0651670A (ja) * 1992-08-04 1994-02-25 Canon Inc 画像形成装置

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