JPH09254426A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09254426A
JPH09254426A JP6592096A JP6592096A JPH09254426A JP H09254426 A JPH09254426 A JP H09254426A JP 6592096 A JP6592096 A JP 6592096A JP 6592096 A JP6592096 A JP 6592096A JP H09254426 A JPH09254426 A JP H09254426A
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JP
Japan
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thermal head
recording
recording paper
forming apparatus
thermal
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JP6592096A
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English (en)
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Nobuo Fujisaki
信夫 藤崎
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】カット紙を用いた感熱記録方式または熱転写記
録方式の画像形成装置において、記録開始時にサーマル
ヘッドの温度が低いことによる、記録品質の低下を防止
する。 【構成】この発明の装置は、サーマルヘッド33、これ
を駆動するゲートアレイ49、カットされた記録紙Pを
搬送するピックアップローラ24及び送信用モータ5
4、そしてこれらを制御するCPU41を備えている。
記録紙Pがサーマルヘッド33に到達するまで、CPU
41の制御により、ゲートアレイ49がサーマルヘッド
33に余熱パルスSTR1、STR2を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はファクシミリ装置
やプリンタ等の画像形成装置に関し、詳しく言えば、感
熱記録方式又は熱転写記録方式の画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置等の画像形成装置に
は、感熱記録方式又は熱転写記録方式が適用されること
が多い。感熱記録方式では、サーマルヘッドが感熱記録
紙表面の発色層を選択的に発色させて、画像を感熱記録
紙上に記録する。また、熱転写記録方式では、サーマル
ヘッドがドナーフィルム上のインクを溶融させて記録紙
に付着させて、画像を記録紙上に形成する。
【0003】感熱記録方式であっても、熱転写記録方式
であっても、サーマルヘッドの温度が所定の範囲にない
と記録の品質は十分に保証されない。サーマルヘッドの
温度が低いと、十分な記録品質が得られないことがあ
る。すなわち、感熱記録方式の場合には、感熱記録紙の
表面に発色したドットが小さい又は薄い。熱転写記録方
式の場合にも、記録紙に付着するインクが少なく、ドッ
トが小さい又は薄くなる。
【0004】逆に、サーマルヘッドの温度が高いと、感
熱記録方式の場合には、発色するドットが大きく濃くな
るだけでなく、いわゆるスティッキングが生じて記録の
品質が著しく低下することがある。スティッキングとは
感熱記録紙の発色層がサーマルヘッドに融着すること
で、スティッキングが生じると記録紙が滑らかに搬送さ
れず記録の品質が著しく低下する。熱転写記録方式にお
いても、サーマルヘッドの温度が高すぎると記録の品質
が低下するのは同様である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】いわゆるカット紙を用
いた画像形成装置では、記録紙カセット、記録紙ホッパ
等から紙をピックアップして、サーマルヘッドの位置ま
で記録紙先端を搬送するまで若干の時間が必要である。
そして、サーマルヘッドを発熱駆動して記録を始めて
も、サーマルヘッドの温度が低いので、記録開始時の記
録の品質が低下する。
【0006】また、連続して複数頁を記録する場合であ
っても、1の頁の記録の終了の後、次の頁のための用紙
をピックアップして、サーマルヘッドの位置に搬送する
まで記録が行われないので、サーマルヘッドの温度が低
下してしまう。
【0007】この発明は上記に鑑みなされたもので、カ
ット紙を用いた画像形成装置において、サーマルヘッド
の温度の低下による記録の品質不良を防止することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の画像形成装置は、サーマルヘッドと、こ
のサーマルヘッドを発熱駆動するサーマルヘッド駆動手
段と、カットされた記録媒体を搬送する搬送手段と、上
記サーマルヘッド駆動手段及び搬送手段を制御する制御
手段とを備えた画像形成装置において、上記搬送手段が
記録媒体の搬送を開始した後、記録媒体がサーマルヘッ
ドに到達するまで、上記サーマルヘッド駆動手段がサー
マルヘッドを余熱するよう上記制御手段が制御すること
を特徴としている。
【0009】請求項1では、記録紙カセット等から記録
紙をピックアップしてから、その記録紙の先端がサーマ
ルヘッドに到達するまで、サーマルヘッドが余熱されて
いるので、記録を始めても十分な記録品質を得ることが
できる。
【0010】請求項2では、請求項1の画像形成装置に
おいてサーマルヘッド駆動手段が全黒データをサーマル
ヘッドに転送し、記録紙上に画像が形成されない程度の
エネルギの駆動パルスを、所定の周期ごとにサーマルヘ
ッドに印加して余熱している。従って、請求項2の発明
は、全黒データを用いて、サーマルヘッドを均一に余熱
することができる。また、全ての発熱素子が駆動される
から、サーマルヘッドの温度を速く所望の温度まで上げ
ることができる。
【0011】請求項3では、請求項2の画像形成装置に
おいて、サーマルヘッド自体や装置内の温度に基づい
て、余熱するエネルギを制御するようにしている。従っ
て、請求項3の発明は、サーマルヘッドの温度が低い場
合には大きなエネルギをサーマルヘッドに与え、サーマ
ルヘッドの温度が高い場合にはエネルギを与えないよう
に制御できる。そして、記録開始時にサーマルヘッド温
度を適切な値にして、記録の品質を向上させることがで
きる。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を、図面を
用いて以下に説明する。この実施の形態は、本発明を熱
転写記録方式のファクシミリ装置に適用している。図3
は、実施の形態に係るファクシミリ装置1の要部を破断
して示す側面図である。10は、原稿の読取系を示して
いる。読取系10は、分離ローラ13、分離パッド1
4、搬送ローラ15a、15b、プラテンローラ15c
及び密着型イメージセンサ16とから構成される。
【0013】分離ローラ13及び分離パッド14は、原
稿ホッパ11にセットされた原稿(図示せず)を、摩擦
力により1枚、1枚分離する。搬送ローラ15a、15
bは、分離された原稿を密着型イメージセンサ16に搬
送する。プラテンローラ15cは、原稿を密着型イメー
ジセンサ16に密着させつつ、搬送する。密着型イメー
ジセンサ16は、図3紙面垂直方向に原稿を走査し、イ
メージ信号を出力する。
【0014】20は、記録紙の搬送系を示している。搬
送系20は、記録紙ホッパ21、押し上げ板22、コイ
ルバネ23、ピックアップローラ24、分離部材25、
記録紙センサPS1、記録紙センサPS2から構成され
る。押し上げ板22は、記録紙ホッパ21内に、その上
端を回転軸として回転可能に取り付けられている。コイ
ルバネ23は、押し上げ板22を図3中左上方向に付勢
する。その結果、記録紙Pは、ピックアップローラ24
の外周面に押しつけられる。
【0015】ピックアップローラ24は、記録紙ホッパ
21から記録紙をピックアップし、さらに分離部材25
との共同作用により記録紙を一枚ずつ分離し、図3中左
方向に搬送する。記録紙センサPS1は、記録紙ホッパ
21内に記録紙Pがあるかどうか検出する。また、記録
紙センサPS2は、記録紙ホッパ21から記録紙が確実
にピックアップされたかどうか検出する。
【0016】記録系30は、記録紙ガイド31、プラテ
ンローラ32、サーマルヘッド33、記録紙センサPS
3、排出ローラ34、インクドナーフィルムカセット3
5、インクドナーフィルム36から構成される。記録紙
ガイド31は、搬送系20から搬送されてくる記録紙
を、サーマルヘッド33に導く。サーマルヘッド33
は、いわゆるラインヘッドであり、図3紙面垂直方向に
発熱体を並べて形成している。図3では示していない
が、サーマルヘッド33の適所には、サーミスタが取り
付けらている。サーマルヘッド33には、プラテンロー
ラ32が押しつけられており、インクドナーフィルム3
6と記録紙とをサーマルヘッド33に密着させる。プラ
テンローラ32は、図3中反時計方向に回転し記録紙及
びインクドナーフィルム36を、図3中左方向に搬送す
る。
【0017】記録紙センサPS3は、記録紙が完全に排
出されたかどうかを検出するためのものである。排出ロ
ーラ34は、記録紙を図2中左下方向に排出する。イン
クドナーフィルムカセット35は、ファクシミリ装置1
内に着脱自在に設けられており、インクドナーフィルム
36を支持する。インクドナーフィルム36は、供給側
35aより巻き取り側35bに巻き取られていく。な
お、インクドナーフィルム36は、ガイド37、38に
より導かれる。特に、ガイド38は、インクドナーフィ
ルム36を記録紙より剥離させるように作用する。
【0018】図2は、ファクシミリ装置1の回路の概略
を説明するブロック図である。CPU41は、ファクシ
ミリ装置1の全体を制御すると共に、画像データの符号
化・復号をする。CPU41は、データバス55a、ア
ドレスバス55bを介して、画像処理回路44、モデム
46、リードオンリメモリ(ROM)47、ランダムア
クセスメモリ(RAM)48、ゲートアレイ49、操作
パネル51が接続されている。
【0019】画像処理回路44は、密着型イメージセン
サ(CIS)16からのアナログイメージ信号を、シェ
ーデイング補正、ガンマ補正等して、2値化する。この
2値化されたデジタルイメージ信号は、データバス55
aを通してCPU41に取り込まれる。CPU41はソ
フトウェア処理により、デジタルイメージデータをM
H、MR、MMR等の符号に変換する。
【0020】モデム46は、画像信号を変調・復調する
機能(ITU(国際電気通信連合)−T、勧告V.27
ter,V29)、ITU−T勧告T.30に定められ
た手順信号を送信・受信する機能(ITU−T勧告V.
21)、ダイアルのため押しボタンダイヤル信号(DT
MF)を発生する機能等を有している。モデム46は、
網制御回路(NCU)45を通して電話回線Lに接続さ
れる。前記CPU41は、図示しない制御線を介して、
NCU45を制御する。
【0021】ROM47は、CPU41のプログラムや
フォント等の固定的なデータを記憶している。RAM4
8は、CPU41の作業領域として用いられる他に、短
縮ダイヤルのデータ等可変的なデータを記憶する。ゲー
トアレイ49は、前記サーマルヘッド33へデータを転
送し、発熱駆動のためのストローブ信号STR1、ST
R2を発生する。また、ゲートアレイ49は、画像ダイ
ナミックRAM(DRAM)50への符号化データの書
き込み、読み出しを制御する。なお、画像DRAM50
は、符号化データのバッファとして機能する。
【0022】操作パネル51には、図示しない入力キー
が設けられている。ユーザーはこれらのキーを操作し
て、ファクシミリ装置1に動作の指示を与える。また、
操作パネル51には表示のための液晶表示器(LCD)
52が接続されている。LCD52を見て、ユーザーは
ファクシミリ装置1の動作状態を把握するこができる。
【0023】CPU41には、記録紙センサPS1、P
S2、PS3、アナログ/デジタル(A/D)変換器3
3b、モータドライバ42、53が接続されている。A
/D変換器33bは、サーマルヘッド33に取り付けら
れるサーミスタ33aからのアナログ信号をデジタル信
号に変換する。CPU41は、A/D変換器33bの出
力に基づき、サーマルヘッド33の温度を検出する。
【0024】モータドライバ42、53は、それぞれ送
信用モータ43、受信用モータ54に接続されている。
送信用モータ43、受信用モータ54には、2相ステッ
ピングモータを用いているが、これに限定されるもので
はない。CPU41は、励磁信号を発生し、モータドラ
イバ42、53はそれに基づいて、それぞれ送信用モー
タ43、受信用モータ54を定電流駆動する。
【0025】送信用モータ43は、図2中の分離ローラ
13、搬送ローラ15a、15b、プラテンローラ15
cを回転駆動する。また、受信用モータ54は、ピック
アップローラ24、プラテンローラ32、排出ローラ3
4を回転駆動させ、インクドナーフィルム36を巻き取
り駆動する。
【0026】次に、ファクシミリ装置1の記録動作を図
1を参照しながら説明する。交換機から呼出信号がくる
と、CPU41はNCU45を通して呼出信号を検出す
る。そして、CPU41はNCU45内のリレー(図示
せず)を閉じ、モデム46を電話回線に接続する。モデ
ム46は、相手機といわゆるハンドシェイクを行い、C
PU41は通信速度、通信モード、符号形式等を決定す
る。続いて、相手機はトレーニングの後、画信号を送信
してくる。
【0027】モデム46は画信号を復調し、その符号化
データをデータバス55aを介してCPU41に転送す
る。CPU41は、符号化データを復号してエラーがな
いかどうか確認し、符号化データを画像DRAM50に
一旦格納する。
【0028】一方、CPU41は、励磁相信号A、B、
A’、B’をモータドライバ53に出力し、ピックアッ
プローラ24を回転させる。記録時の回転速度は基本的
には1ラインにつき5msであるが、この場合には速く
記録紙を搬送するため、記録時よりも速く励磁相を切り
換えている。それと同時に、サーマルヘッド33に対し
て、全黒データが転送され、余熱パルスの印加が始ま
る。余熱パルスは、5msごとにサーマルヘッド33に
印加され、通常の記録時よりも時間幅の短いストローブ
信号である。このファクシミリ装置1に適用されるサー
マルヘッドは2分割駆動なので、2つのストローブパル
スSTR1、STR2を用いている。
【0029】ストローブパルスSTR1,STR2の幅
は、サーミスタ33aで検出された温度に基づいてCP
U41で決定される。例えば、温度を4段階にわけ、そ
れぞれに印加パルス幅を決めておく(T1>T2>T3
>0)。記録紙の先端がサーマルヘッド33に到達する
までに、サーマルヘッド33が40°C程度になってい
ることが好ましい。 サーミスタ温度 印加パルス幅 0℃以下 T1 μs 1〜20℃ T2 μs 21〜40℃ T3 μs 41℃ 0 μs
【0030】なお、サーマルヘッド33には全黒データ
を転送ていると述べたが、これは全ての発熱素子を発熱
させ、均一にサーマルヘッド33を余熱するためと、温
度が低いときに速くサーマルヘッド33の温度を上げる
ためである。もちろん、全黒データでなくてもよく、例
えば白、黒交互のデータ等も適用することができる。但
し全黒データでない場合には、同じエネルギを得るため
に余熱パルスの時間幅を大きくせねばならず、サーマル
ヘッドの温度を速く上げる点では若干不利となる。
【0031】また、サーマルヘッド33内のシフトレジ
スタや画像DRAM等に残っている前の記録時のデータ
も適用することが可能ではあるが、どのようなデータが
残っているかわからないので信頼性には欠ける。なお、
図1には示していないが、画像データを転送する直前に
全白データを転送して、余熱の為の全黒データが、出力
画像に影響が出ないようにするのが好ましい。
【0032】ピックアップローラ24が記録紙Pをピッ
クアップし、その先端が記録紙センサPS2がオンにな
れば、記録紙が正しくピックアップされたとして、処理
を続行する。もし、所定時間が経過しても記録紙センサ
PS2がオンにならなければ、記録紙のジャムが生じた
として、CPU41は異常をLCD52に表示するとと
もに、モータ54及びサーマルヘッド33の余熱を停止
する。
【0033】記録紙センサPS2がオンになった場合に
は、そこから所定のステップ分、受信モータ54を駆動
する。この所定ステップは、記録紙センサPS2とサー
マルヘッド33との距離に相当している。この間も、サ
ーマルヘッド33の余熱が続けられる。一般的にサーマ
ルヘッド33の温度は上昇していくので、サーマルヘッ
ド33に印加される余熱パルスの時間幅も減少する。
【0034】図1では、サーマルヘッド33の温度が2
0°Cをこえると、余熱パルスの幅がT2μsから、T
3μsに減少するのが示されている。図1では示してい
ないが、外気温の高い場合には、余熱中にサーマルヘッ
ド33の温度が41°C以上となり、余熱パルス幅が0
μsとなって、余熱が停止することもあり得る。その場
合でも、サーマルヘッド33の温度が40°C 未満と
なれば再び余熱が始まる。
【0035】記録紙の先端がサーマルヘッド33に到達
すると、画像DRAM50内の画像データが、CPU4
1に読み出されて復号され、1ラインずつゲートアレイ
49を介してサーマルヘッド33に転送される。サーマ
ルヘッド33は、ゲートアレイ49からのストローブパ
ルスSTR1、STR2を受け、各発熱素子が画像デー
タに基づき選択的に発熱しする。ストローブパルスST
R1、STR2は記録するのに十分な時間幅が与えられ
ているから、インクドナーフィルム36上のインクが溶
融して、記録紙に付着する。この実施の形態では、1ラ
インの処理単位を5msとしているが、CPU41の画
像データの復号時間により、10ms、15ms・・・
と長くなることがある。
【0036】記録の終了した記録紙は、排出ローラ34
の上を通って、装置外に排出される。記録紙センサPS
3は、記録紙の先端が到達するとオンになり、記録紙の
後端が通過するとオフなる。記録紙センサPS3がオン
になっている時間が、所定値をこえるとCPU41は記
録紙のジャムと判断する。
【0037】コピー動作の場合も同様に余熱が行われ
る。原稿が原稿ホッパ11にセットされ、操作パネル5
1の図示しないコピーボタンが押されると、原稿が密着
型イメージセンサ16の位置まで繰り込まれる。同時
に、記録紙が記録紙ホッパ21からピックアップされ
て、記録紙がサーマルヘッド33に到達するまで、サー
マルヘッド33の余熱が行われる。
【0038】原稿の先端が密着型イメージセンサ16の
先端に到達すると、原稿の画像の読み取りが始まる。画
像処理回路44からのイメージデータは、データバス5
5a、ゲートアレイ49を介してサーマルヘッド33に
転送される。ゲートアレイ49からのストローブ信号S
TR1、STR2を受けて発熱し、インクが記録紙に転
写される。
【0039】なお、上記実施の形態では熱転写方式のフ
ァクシミリ装置に適用しているが、感熱記録方式のファ
クシミリ装置にも適用可能である。その場合には、イン
クドナーフィルムは使用されず、記録紙も感熱記録紙が
適用される。さらに、この発明は、ファクシミリ装置の
みならず、プリンタ、プロッタ等、感熱記録方式又は熱
転写記録方式の画像形成装置に広く適用可能である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の画
像形成装置は、記録紙をピックアップしてからサーマル
ヘッドに到達し、記録が開始されるまでにサールヘッド
を余熱するものであるから、記録開始時のサーマルヘッ
ドの温度が低いことが防止され、適切な記録品質を得る
ことができる。
【0041】また、請求項2の画像形成装置では、余熱
時にサーマルヘッドに全黒データを転送しているので、
サーマルヘッドを確実に且つ均一に余熱することができ
る。さらに、請求項3の画像形成装置では、外気温や装
置内温度の高低に係わらず、記録開始時にサーマルヘッ
ドの温度を最適にし、記録開始時の記録品質を向上でき
る利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の
動作を説明するタイムチャートである。
【図2】同ファクシミリ装置の回路構成を説明するブロ
ック図である。
【図3】同ファクシミリ装置の要部を破断して示す側面
図である。
【符号の説明】
20:搬送系、21:記録紙ホッパ、24:ピックアッ
プローラ、30:記録系、33:サーマルヘッド、33
a:サーミスタ、41:CPU、49:ゲートアレイ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーマルヘッドと、このサーマルヘッド
    を発熱駆動するサーマルヘッド駆動手段と、カットされ
    た記録媒体を搬送する搬送手段と、上記サーマルヘッド
    駆動手段及び搬送手段を制御する制御手段とを備えた画
    像形成装置において、上記搬送手段が記録媒体の搬送を
    開始した後、記録媒体がサーマルヘッドに到達するま
    で、上記サーマルヘッド駆動手段がサーマルヘッドを余
    熱するよう上記制御手段が制御することを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記余熱は、サーマルヘッド駆動手段が
    全黒データをサーマルヘッドに転送し、記録紙上に画像
    が形成されない程度のエネルギの駆動パルスを、所定の
    周期ごとにサーマルヘッドに印加する請求項1記載の画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 温度を検出する温度検出手段を前記サー
    マルヘッドに設け、前記サーマルヘッド駆動手段は、温
    度検出手段の出力に基づき、駆動パルスの時間幅を調整
    する請求項2記載の画像形成装置。
JP6592096A 1996-03-22 1996-03-22 画像形成装置 Pending JPH09254426A (ja)

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