JP3007236B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP3007236B2
JP3007236B2 JP4315527A JP31552792A JP3007236B2 JP 3007236 B2 JP3007236 B2 JP 3007236B2 JP 4315527 A JP4315527 A JP 4315527A JP 31552792 A JP31552792 A JP 31552792A JP 3007236 B2 JP3007236 B2 JP 3007236B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクシートの有するイ
ンクを被記録材に転写して記録を行う記録装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】今日、ファクシミリ装置は、オフィスの
みならず一般過程においても広く使用されるようになっ
ている。これらのファクシミリ装置の中にはインクシー
トを使用したいわゆる熱転写記録方式に係るファクシミ
リ装置が広く用いられている。上記熱転写記録方式に係
るファクシミリ装置は、被記録材として普通紙を使用す
ることができ、画像も鮮明に記録できる利点がある。
【0003】上記記録装置においては、記録すべきデー
タが無い場合には、インクシートの搬送を停止させるよ
うに制御(以下、『白スキップ』と言う)が行われる場
合があり、白スキップを行うかどうかは記録データの有
無のみによって判断されていた。
【0004】また上記記録装置においては、高速記録を
実現するために、記録前に記録ヘッドに通電してインク
が記録シートに転写されない範囲で温めておいて、記録
のための通電時間をできるだけ短縮するように予熱する
ことが行われている。また前記した記録すべきデータが
無い場合に白スキップを行うときにも、記録ヘッドの記
録前の予熱は毎ライン行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記記録装置においては、白スキップを行っている間は、
インクシートの搬送を停止させて記録シートの搬送のみ
を行うために、インクシートの同じ部分が記録シートに
よって擦られることになる。インクシート表面(記録シ
ートと接する面)には、インクシートが記録シートに擦
られてインクが記録シートに転写してしまういわゆる地
汚れを防ぐために、クリア層を設けている場合がある
が、長時間連続して白スキップを行うと、クリア層がは
げ落ちてしまう場合がある。また記録前に記録ヘッドの
予熱を毎ライン行うと、記録ヘッドの蓄熱の度合によっ
てこのクリア層が溶け落ちて、地汚れが生じ易くなる。
【0006】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、被記録材の地汚れを生じ難くして高品位画像を得
ることができる記録装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の課題を解
決し、以下に述べる実施例に適用される代表的な手段
は、インクシートの有するインクを被記録材に転写して
記録を行う記録装置において、前記被記録材を搬送する
ための被記録材搬送手段と、前記インクシートに作用し
て前記被記録材に画像を記録する記録手段と、前記記録
手段の温度を検知するための温度検知手段と、1ライン
の記録情報中に記録されるべきデータの有無を検知する
データ検知手段と、前記データ検知手段におけるデータ
の有無に応じてインクシートの搬送を制御するインクシ
ート搬送制御手段とを有し、前記インクシート搬送制御
手段は、記録ラインに記録情報が存在しない場合にはイ
ンクシートの搬送を停止させ、前記温度検知手段によっ
て決められたライン数分連続してインクシートの搬送を
止めたら、前記データ検知手段からの記録情報によらず
にインクシートを搬送するように制御することを特徴と
する。
【0008】
【作用】上記構成によれば、記録する画像データの1ラ
インの記録情報中に記録されるべきデータが存在しない
場合、インクシート搬送制御手段によってインクシート
の搬送を停止させ、温度検知手段によって予め設定され
ている連続白スキップ数を越えた場合に、データ検知手
段からの記録情報によらずにインクシートを搬送する。
【0009】
【実施例】
〔第一実施例〕次に前記手段を適用した本発明の一実施
例に係る記録装置について説明する。本実施例は、熱転
写プリンタをファクシミリ装置に適用した例を示すもの
で、図1はファクアミリ装置の制御部と記録部の電気的
接続を示す説明図、図2はファクシミリ装置の概略構成
を示すブロック図、図3はファクシミリ装置の全体構成
を示す断面図、図4は記録シートとインクシートの搬送
機構を示す説明図、図5及び図6は記録動作を示すフロ
ーチャート、図7は記録動作中のストローブ信号を示す
タイミングチャートである。
【0010】先ず図2を参照して記録装置の概略構成に
ついて説明すると、1は原稿を光電的に読み取ってデジ
タル画像信号として制御部2に出力する読取部で、原稿
搬送用モータ(図示せず)やCDDイメージセンサー等
を装備している。
【0011】上記制御部2の構成を説明すると、2aは
画像データの各ラインのイメージデータを格納するライ
ンメモリであり、原稿の送信或いはコピーの時は読取部
1からの1ライン分のイメージデータが格納され、画像
データ受信の時は復号された受信画像データの1ライン
データが格納される。そして、格納されたデータが後述
する記録部に出力されることによって画像形成が行われ
る。
【0012】2bは送信する画像情報をMH符号化等に
より符号化すると共に、受信した符号化画像データを復
号化してイメージデータに変換する符号化/復号化部で
ある。2cは送信する或いは受信された符号化画像デー
タを格納するバッファメモリである。上記制御部2の各
部は、例えばマイクロプロセッサ等のCPU2dによっ
て制御されている。上記制御部2はCPU2dの他に、
CPU2dの制御プログラムや各種データを記憶してい
るROM2e、CPU2dのワークエリアとして各種デ
ータの一時保存を行うRAM2f等を装備している。更
に2gはプログラマブルタイマーであって、上記CPU
2dより計時時間がセットされ、計時の開始が指示され
ると計時を開始する。そして、指定された時間毎にCP
U2dに割り込み信号やタイムアウト信号等を出力する
ように動作する。
【0013】3は後述する記録ヘッドを装備して熱転写
記録方法により記録シートに画像記録を行う記録部であ
る。4は送信開始等の各種機能キーやテンキー等を有す
る操作部である。5は各種機能や状態を表示する表示部
であって、通常操作部4に隣接して設けられている。6
は装置全体に電力を供給するための電源部である。また
7はモデム(変復調器)、8は網制御部(NCU)、9
はハンドセットである。
【0014】次に図3を参照して前記読取部1及び記録
部3の構成について説明する。先ず読取部1の構成につ
いて説明する。1aは原稿1bを照射する光源で、原稿
1bより反射された光は光学系(ミラー1c,1d、レ
ンズ1e)を介してCCDセンサー1fに入力され電気
信号が変換される。上記原稿1bは、図示しない原稿搬
送用モーターによって駆動される搬送用ローラ1g,1
h,1i,1jにより原稿1bの読取速度に対応して搬
送される。尚、1kは原稿積載台であって、この原稿積
載台1kに積載された複数枚の原稿1bは搬送用ローラ
1hと分離押圧片1mとの協働作用によって1枚ずつに
分離されて読取位置に搬送される。
【0015】次に記録部3の構成について説明する。3
aは普通紙である長尺状の記録シート3bをコア3cに
ロール状に巻回したシートロールである。このシートロ
ール3aはプラテンローラ3dの矢印方向への回転によ
り記録シート3bを記録ヘッド3eに供給できるように
装填部3fに回転自在に装填されている。
【0016】上記プラテンローラ3dは、記録シート3
bを矢印b方向に搬送すると共に、記録ヘッド3eの発
熱素子3gとの間で、インクシート3h及び記録シート
3bを押圧するものである。上記記録ヘッド3eの発熱
によって画像記録が行われた記録シート3bは、プラテ
ンローラ3dの更なる回転により排出ローラ3i方向に
搬送され、1頁分の記録が終了すると、カッター3jの
噛合によって頁単位に切断される。
【0017】3kはインクシート3hを巻回しているイ
ンクシート供給ロール、3lはインクシート巻取ロール
であって、後述するインクシート搬送用モーターによっ
て駆動され、インクシート3hを矢印a方向に巻き取る
ものである。上記インクシート供給ロール3k及びイン
クシート巻取ロール3lは、装置本体のインクシート装
填部3mに着脱可能に装填されている。3nはインクシ
ート3hの残量検出や搬送速度を検出するためのセンサ
ーである。また3pはインクシート3hの有無を検出す
るためのインクシートセンサーであり、3qはスプリン
グであって、記録ヘッド3eをインクシート3h,記録
シート3bを介してプラテンローラ3dに押圧するもの
である。3rは記録シート3bの有無を検出するための
記録シートセンサーである。
【0018】10は制御部2の主要部を構成する制御基板
であり、この制御基板10より各部に各種制御信号が出力
される。11はモデム基板ユニット、12はNCU基板ユニ
ットである。
【0019】次に図4を参照して記録シート3bとイン
クシート3hの搬送機構について説明する。13はプラテ
ローラ3dを回転駆動し、記録シート3bを矢印b方向
に搬送するための記録シート搬送用モーターである。ま
た14はインクシート3hをキャプスタンローラ15,ピン
チローラ16により矢印a方向に搬送するためのインクシ
ート搬送用モーターである。また17,18は記録シート搬
送用モーター13の回転をプラテンローラ3dに伝達する
伝達ギヤであり、19,20はインクシート搬送用モーター
14の回転をキャプスタンローラ15に伝達するための伝達
ギヤである。更に21はインクシート巻取ロール3lに連
結する滑りクラッチユニットである。
【0020】上記伝達ギヤ19にはクラッチギヤ21aが噛
合しており、インクシート搬送用モーター14を駆動する
ことにより、伝達ギヤ19,クラッチギヤ21aを介してイ
ンクシート巻取ロール3lにインクシート3hが巻き取
られる。上記インクシート巻取ロール3lによるインク
シート3hの巻取量とキャプスタンローラ15により搬送
されるインクシート3hの搬送量の差分量に相当する分
が滑りクラッチユニット21によって吸収される。これに
よって、上記インクシート巻取ロール3lの巻取径の変
動によるインクシート3hの搬送速度(搬送量)の変動
を抑えることができる。
【0021】図1は上記ファクシミリ装置の制御部2と
記録部3との電気的接続を示すブロック図であり同一部
材には同一図番を表示してある。データ検知部22は内部
にデータ入力側,データ出力側の最低2ライン分のライ
ンバッファを有し、1ライン分のシリアル記録データ23
aがシフトクロック23bに同期して符号化/復号化部2
bより入力側のラインバッファに入力される際にデータ
の判定を行う。1ライン分のデータの入力中に黒情報が
入力されると制御部2への信号線24にHを出力する。制
御部2ではこの信号線24の内容を過去の複数ライン分に
わたってRAM2fに記憶させている。また同時に信号
線25aには出力側のラインバッファにある前ラインのデ
ータがシフトクロック25bに同期して記録ヘッド3eの
シフトレジスタ26に出力される。前記信号線24の内容
は、制御部2から信号線28によってラッチ回路27に入力
するラッチ信号によりクリアされ、このラッチ信号によ
ってデータ入力側のバッファのデータをデータ出力側の
バッファにラッチする。
【0022】前記符号化/復号化部2bは1ライン分の
画像データが転送可能となると、信号線29にHを出力す
る。制御部2はこの信号を確認後、信号線30にパルスを
出力する。このパルスをデータ転送開始信号として符号
化/復号化部2bではデータ検知部22に1ライン分の画
像データを転送する。1ライン分の画像データ転送終了
後、信号線29の出力をLに戻す。
【0023】記録ヘッド3eはラインヘッドであって、
制御部2からの1ライン分のシリアル記録データ25aや
シフトクロック25bを入力するためのシフトレジスタ2
6、ラッチ信号によりシフトレジスタ26のデータをラッ
チするラッチ回路27、1ライン分の発熱抵抗体よりなる
発熱素子3gを装備している。上記発熱素子3gは、3
g−1〜3g−mで表示されたm個のブロックに分割し
て駆動されている。また31は上記記録ヘッド3eに設け
られた該記録ヘッド3eの温度を検出するための温度セ
ンサーである。この温度センサー31の出力信号32は制御
部2内でA/D変換されて前記CPU2dに入力され
る。これにより、CPU2dは記録ヘッド3eの温度を
検知し、駆動回路33は上記温度に対応してストローブ信
号34のパルス幅を変更したり、或いは記録ヘッド3eの
発熱素子3gに電流を供給する電源線35に出力する駆動
電圧を変更して記録ヘッド3eの印加エネルギーを変更
している。また上記駆動回路33は記録データが記録ヘッ
ド3eに入力する前に、制御部2より入力された予熱デ
ータに基づいて記録ヘッド3eの予熱のためにストロー
ブ信号34を出力し、発熱素子3gを温める。尚、上記イ
ンクシート3hの種類(特性)は、前述した操作部4の
スイッチ4aにより指示されているが、インクシート3
hに印刷されたマークや切欠或いは突起等を判別するこ
とにより判断するようにしても良い。
【0024】36,37,38夫々対応する記録シート搬送用
モーター13,インクシート搬送用モーター14、排出ロー
ラ駆動モーター39を回転駆動するモーター駆動回路、40
はカッター3jを駆動するためのカッター駆動回路であ
る。上記記録シート搬送搬送用モーター13,インクシー
ト搬送用モーター14,及び排出ローラ駆動モーター39
は、本実施例ではステッピングモーターが使用されてい
るが、これに限定されるものではなく、例えばDCモー
ターであっても良い。
【0025】次に図5及び図6に示すフローチャートを
参照して上記ファクシミリ装置の記録動作について説明
する。上記フローチャートは、1頁分の記録処理を実行
する制御プログラムを示すものであり、該制御プログラ
ムは制御部2のROM2eに記憶されている。この処理
は記録する1ライン分のイメージデータがラインメモリ
2aに格納されて、記録動作が開始できる状態になるこ
とにより開始される。
【0026】またこの処理は制御部2のタイマー2gで
計時される時間ごとに発生する割り込み信号に同期して
行われる。割り込みの間隔は、本実施例では2.5ms
ecとしている。記録する1ライン分のイメージデータ
は割り込み信号が発生するまでにデコードその他の処理
が終了していて、記録動作が開始できる状態になってい
るものとする。更に記録シートセンサー3rによって記
録シート3bが、インクシートセンサー3pによってイ
ンクシート3hが夫々装着していることが制御部2によ
って確認されているものとする。
【0027】先ずステップS1で記録ヘッド3eの温度
を温度センサー31からの出力信号32によって読み取り、
制御部2でこのアナログ信号を16段階のデジタル値にA
/D変換してRAM2fに格納しておく。次にステップ
S2に進行して符号化/復号化部2bからの出力信号29
によって画像データが転送可能かどうかを調べ、ステッ
プS3に進行して符号化/復号化部2bに対して信号線
30にパルスを発生させ画像データを転送する。このパル
スによってデータ検知部22に対して信号線23aにデータ
が出力され、該データ検知部22からはデータ入力に同期
してデータ検知部22の出力側バッファにあるデータが信
号線25aによりシフトレジスタ26に転送される。画像デ
ータ転送終了後にステップS4に進行して信号線24の値
を読み取り、RAM2fに格納しておく。この値が有効
となるのは次のラインのステップS7である。次にステ
ップS5に進行して信号線28にラッチ信号を出力する。
このパルスによってデータ検知部22の出力信号の値がL
にクリアされ、同時にシフトレジスタ26のデータがラッ
チ回路27にラッチされ、通電可能な状態になる。そし
て、ここで駆動回路33へ記録コマンドを出力する。この
駆動回路33の処理は後に説明する。
【0028】次にステップS6に進行して記録シート3
bを1ライン分搬送する。記録シート3bの搬送量はフ
ァイン1ラインで1/7.7mm、スタンダード1ライ
ンで1/3.85mmである。次にステップS7に進行
してこれから記録するデータの内容を先にRAMに格納
した値を見ることによって判断する。印字ラインが全白
ラインであるときにはステップS8に進行する。
【0029】ステップS8ではRAM2fにある白スキ
ップカウンタに1を加える。次にステップS9に進行し
てステップS1で検知した記録ヘッド3eの温度を判断
する。前述したようにA/D変換され0〜15の16段階に
分けられた記録ヘッド3eの温度の値が9未満のとき
(本実施例では約40°C未満)、連続白スキップ(イン
クシートの搬送を停止させた状態)可能なライン数は1
00ラインであるとしてステップS11に進行してRAM
2fの白スキップカウンタの値を見ることによって今回
の白スキップが連続何ライン目かを判断する。ここでは
記録ヘッド3eの蓄熱の度合が高いため、連続白スキッ
プ可能なライン数は50ラインとする。白スキップが50ラ
イン未満ならばインクシート3hは搬送せずにステップ
S14に進行し、1頁分の記録が終了しているか否かを判
断し、終了していない場合にはステップS1に戻る。白
スキップが50ライン目ならば、ステップS12に進行して
通常のデータ記録の場合と同様にインクシート3hを1
ライン分搬送し、ステップS13に進行してRAM2fの
白スキップカウンタを0にクリアする。
【0030】次にステップS14に進行して1頁分の記録
が終了しているか否かを判断し、終了していれば図6示
すステップS20に進行し、次ライン記録があるならばス
テップS1に戻る。また前記ステップS7においてデー
タ中に記録すべき情報がある場合にはステップS15に進
行してRAM2fの白スキップカウンタを0にクリアし
てステップS16に進行し、インクシート3hを1ライン
分搬送する。次にステップS17に進行して記録ヘッド3
eの発熱素子3gに通電して記録を開始する。次にステ
ップS18に進行して発熱素子3gの全ブロックの通電が
終了したか否かを判断し、通電を終了するとステップS
19に進行して1頁分の記録が終了したか否かを判断す
る。本実施例では符号化/復号化部2bに転送するデー
タが無くなってもデータ検知部22の出力側のバッファに
は最終ラインのデータが残っているので、符号化/復号
化部2bから全白ラインのダミーデータを転送して最終
ラインのデータを押し出してやる。
【0031】1頁分の記録が終了したならば、ステップ
S20に進行し記録シート3bをカッター3jの位置まで
所定量搬送し、ステップS21に進行して記録シート3b
を頁単位に切断する。その後ステップS22に進行して記
録シート3bの先端を記録位置まで戻して1頁分の記録
を終了する。
【0032】次に図7は画像記録動作における記録ヘッ
ドの通電のタイミングを示すタイミングチャートであ
る。ここでは、記録ヘッド3eの発熱素子3gは4つの
ブロックに分割されて通電される。尚、ストローブ信号
34a,34b,34b,34dは記録ヘッド3eの発熱素子3
gの各ブロックに対する通電信号に対応している。また
t1,t2,t3,t4は夫々記録の際の各ストローブ
信号のパルス幅を表している。これらのパルス幅は記録
ヘッド3eの温度センサー31からの情報により決定され
る。即ち、記録ヘッド3eの温度が高いときにはパルス
幅を短めにして記録ヘッド3eの蓄熱を考慮し、温度が
低いときにはパルス幅を長めにして印字濃度を一定に確
保する。また本実施例ではスタンダード1ラインの記録
に対して4つのブロックへストローブ信号34を4スキャ
ン(計16個のストーブパルス)を出力しており、スキャ
ンを重ねる毎にパルス幅は基本的に小さくする(t1>
t2>t3>t4)ことによって、記録ヘッド3eの蓄
熱を防止している。
【0033】また本実施例では、ライン型の記録ヘッド
3eを使用した場合の例で説明したが、これに限定され
るものではなく、例えばシリアル型の記録ヘッドを有す
る熱転写プリンタ等であっても良い。また本実施例は、
熱転写プリンタをファクシミリ装置に適用した場合につ
いて説明したが、これに限定されるものではなく、他の
記録装置、例えばワードプロセッサ、タイプライタ、或
いは複写装置等であってもよい。
【0034】また記録シート3bとしては記録紙に限ら
ず、インクが転写可能な材質であれば、例えば布、プラ
スチックシート等であっても良い。またインクシート3
hとしては、本実施例に示すロール構成に限らず、装置
本体に着脱可能な筐体にインクシート3hを内蔵して、
この筐体毎記録装置本体内に着脱するインクシートカセ
ットタイプであっても良い。
【0035】〔他の実施例〕前記実施例において、例え
ば標準モードのときの1ラインの記録時間が20msで、
ファインモードのときの1ラインの記録時間が20msで
あるとすると、50ライン白スキップを行うと、白スキッ
プを行っている時間は両モードとも1秒間であるが、そ
の1秒間の記録シート3bの移動量(移動速度)は、標
準モードはファインモードの2倍となる。よって、標準
モードの方がより地汚れは発生し易いと考えられる。こ
の様な場合、標準モードの連続白スキップは25ラインま
で、ファインモードの連続白スキップは50ラインまで、
というように記録モードによって連続白スキップの最大
値を設定しても良い。
【0036】また図4において、インクシート搬送用モ
ーター14は、インクシート巻取ロール3lを駆動してい
るため、インクシート3hの残量が少なくなってきたと
きにはインクシート巻取ロール3lの径が大きくなって
おり、インクシート搬送用モーター14の駆動速度が同じ
であれば巻取ロール3lの径が大きい程インクシート3
hの搬送量が多くなる。前記実施例ではあるライン数連
続で白スキップをおこなったらデータの内容にかかわら
ずインクシート3hを1ライン分搬送するように構成し
たが、インクシート3hの残量を検出するセンサー3n
を用いてインクシート3hの残量が多い場合には2〜3
ライン分インクシート3hを搬送するようにしても良
い。
【0037】〔第二実施例〕次に前記記録装置の第二実
施例について説明する。本実施例は、熱転写プリンタを
ファクシミリ装置に適用した例を示すものであり、装置
の概略構成は前記第一実施例と同様であり同一部材には
同一番号を付して説明を省略する。図8はファクアミリ
装置の制御部と記録部の電気的接続を示す説明図、図9
は記録動作を示すフローチャート、図10は記録動作中の
ストローブ信号を示すタイミングチャートである。
【0038】図8はファクシミリ装置の制御部2と記録
部3との電気的接続を示すブロック図であり、前記第一
実施例と同一部材には同一図番を表示してある。データ
検知部22は内部にデータ入力側,データ出力側の最低2
ライン分のラインバッファを有し、1ライン分のシリア
ル記録データ23aがシフトクロック23bに同期して入力
側のラインバッファに入力される際にデータの判定を行
う。1ライン分のデータの入力中に黒情報が入力される
と制御部2への信号線24にHを出力する。同時に信号線
25aには出力側のラインバッファにある前ラインのデー
タをシフトクロック25bに同期して記録ヘッド3eのシ
フトレジスタ26に出力する。前記信号線24の内容は、制
御部2からラッチ回路27に入力するラッチ信号によりク
リアされ、このラッチ信号によってデータ入力側のバッ
ファのデータをデータ出力側のバッファにラッチする。
信号線41は予熱データの種類を選択する信号線であり、
本実施例では予熱データとして全黒,前ラインの論理反
転の2種類が選択できるものとする。また42は予熱デー
タの転送開始信号を転送する信号線である。
【0039】記録ヘッド3eはラインヘッドであって、
制御部2からの1ライン分のシリアル記録データ25aや
シフトクロック25bを入力するためのシフトレジスタ2
6、ラッチ信号によりシフトレジスタ26のデータをラッ
チするラッチ回路27、1ライン分の発熱抵抗体よりなる
発熱素子3gを装備している。上記発熱素子3gは、3
g−1〜3g−mで表示されたm個のブロックに分割し
て駆動されている。また31は上記記録ヘッド3eに設け
られた該記録ヘッド3eの温度を検出するための温度セ
ンサーであり、この温度センサー31の出力信号は制御部
2に入力される。駆動回路33は制御部2よりコマンドを
入力し、記録ヘッド3eを各ブロック単位で駆動するス
トローブ信号を出力する。また上記駆動回路33はストロ
ーブの走査ごとにストローブ信号34のパルス幅をコント
ロールすることができる。よって、上記駆動回路33は上
記記録ヘッド3eの温度に対応してストローブ信号34の
パルス幅を変更したり、或いはインクシート3hの特性
に応じて電源線35に出力する駆動電圧を変更して記録ヘ
ッド3eの印加エネルギーを変更している。まか記録デ
ータが記録ヘッド3eに入力する前に記録ヘッド3eの
予熱のため、制御部2より入力された予熱データに基づ
いてストローブ信号34を出力し、発熱素子3gを温め
る。尚、前記インクシート3hの種類(特性)は、前述
した操作部4のスイッチ4aにより指示されているが、
インクシート3hに印刷されたマークや切欠或いは突起
等を判別することにより判断するようにしても良い。
【0040】36,37,38夫々対応する記録シート搬送用
モーター13,インクシート搬送用モーター14、排出ロー
ラ駆動モーター39を回転駆動するモーター駆動回路、40
はカッター3jを駆動するためのカッター駆動回路であ
る。上記記録シート搬送搬送用モーター13,インクシー
ト搬送用モーター14,及び排出ローラ駆動モーター39
は、本実施例ではステッピングモーターが使用されてい
るが、これに限定されるものではなく、例えばDCモー
ターであっても良い。
【0041】次に図9に示すフローチャートを参照して
上記ファクシミリ装置の記録動作について説明する。上
記フローチャートは、1頁分の記録処理を実行する制御
プログラムを示すものであり、該制御プログラムは制御
部2のROM2eに記憶されている。この処理は記録す
る1ライン分のイメージデータがラインメモリ2aに格
納されて、記録動作が開始できる状態になることにより
開始される。
【0042】またこの処理は制御部2のタイマー2gで
計時される時間ごとに発生する割り込み信号に同期して
行われる。割り込みの間隔は、本実施例では2.5ms
ecとしている。記録する1ライン分のイメージデータ
は割り込み信号が発生するまでにデコードその他の処理
が終了していて、記録動作が開始できる状態になってい
るものとする。更に記録シートセンサー3rによって記
録シート3bが、インクシートセンサー3pによってイ
ンクシート3hが夫々装着していることが制御部2によ
って確認されているものとする。
【0043】先ずステップS21で制御部2より信号線42
にパルスを発生させ、1ライン分の予熱データがデータ
検知部22より信号線25aにシフトクロック25bと同期し
て出力され、シフトレジスタ26に入力する。このとき信
号線41には全黒データを選択するためにHが出力されて
いるものとする。次に予熱データ転送終了後にステップ
S22に進行して信号線28にラッチ信号を出力し、シフト
レジスタ26のデータがラッチ回路27にラッチされ、記録
ヘッド3eを予熱データに基づいて通電可能な状態にす
る。またここでは頁の先頭ラインであるので、予熱は記
録データの内容にかかわらず行うものとする。次にステ
ップS23に進行して駆動回路33へ予熱のためのコマンド
を出力する。この駆動回路33の処理は後に説明する。
【0044】次にステップS24,S25に進行してインク
シート3h,記録シート3bを夫々1ライン分搬送す
る。記録シート3bの搬送量はファイン1ラインで1/
7.7mm、スタンダード1ラインで1/3.85mm
である。次にステップS26に進行して記録のための画像
データをデータ処理部22に信号線23aより入力する。こ
のときデータ入力に同期してデータ検知部22の出力側バ
ッファにあるデータが信号線25aよりシフトレジスタ26
に転送される。
【0045】次にステップS27に進行してデータの転送
終了後にデータ検知部22の信号線24の内容を制御部2の
RAM2fに格納する。この信号はデータがデータ検知
部22に転送されるときに黒情報が入力されるとHになる
ものとする。即ち、1ラインが全白情報であればステッ
プS27の時点でLとなっている。この信号はデータ検知
部22に入力したデータの反転であるので,このデータが
実際に記録ヘッド3eに転送されるのは次ラインがステ
ップS26に進行した時に行われる。制御部2は上記信号
を読み取ってRAM2fに格納後、ラッチ信号を信号線
28に出力する。このラッチ信号によりシフトレジスタ26
のデータがラッチ回路27にラッチされ、同時に信号線24
の内容がLにクリアされるものとする。
【0046】次にステップS28に進行して発熱素子3g
の各ブロックに通電して画像記録を行う。に1を加え
る。次にステップS29に進行して1頁分の記録が終了し
ているか否かを判断し、終了していない場合にはステッ
プS30に進行して次ラインのデータがまだあるか否かを
確認する。この時点で次ラインのデータは、前述したよ
うに先のステップS27におけるラッチ信号によってデー
タ検知部22の出力側バッファより転送されるデータであ
り、このデータが全白データであるかどうかはすでにR
AM2fに格納されている。上記ステップS30におい
て、次ラインのデータがある場合にはステップS31に進
行する。
【0047】ステップS31において、データ検知部22よ
り制御部2のRAM2fに格納されたデータの内容がH
であれば、ステップS21に戻り、次の割り込み信号によ
り予熱データの転送を開始する。また上記データの内容
がLであれば、ステップS25に戻り、予熱,インクシー
ト3hの搬送を行わず記録シート3bのみを搬送し、全
白データを記録ヘッド3eに転送する。本実施例では、
画像処理の都合上、全白データでも記録ヘッド3eに転
送を行うが、全白データであるので通電は行われない。
【0048】前記ステップS30において、データ検知部
22に転送すべき次ラインのデータがない場合には、ステ
ップS32に進行して全白ラインのダミーデータをデータ
検知部22に転送して最終ラインの出力バッファのデータ
をシフトレジスタ26に押し出してやる。これが最終ライ
ンのデータであるので、ステップS33に進行して記録シ
ート3b及びインクシート3hを共に所定量搬送する。
そして、ステップS28〜S29を経て、1頁分の記録が終
了したならば、ステップS34に進行し記録シート3bを
カッター3jの位置まで所定量搬送し、ステップS35に
進行して記録シート3bを頁単位に切断する。その後ス
テップS36に進行して記録シート3bの先端を記録位置
まで戻して1頁分の記録を終了する。
【0049】次に図10は画像記録動作における全情報で
ない場合の予熱と記録ヘッドの通電のタイミングを示す
タイミングチャートである。ここでは、記録ヘッド3e
の発熱素子3gは4つのブロックに分割されて通電され
る。尚、ストローブ信号34a,34b,34b,34dは記録
ヘッド3eの発熱素子3gの各ブロックに対する通電信
号に対応している。またt1は予熱の、t2,t3,t
4,t5は夫々記録の際の各ストローブ信号のパルス幅
を表している。上記t1の値はおよそ0.05ms〜
0.08ms程度で記録されない程度のパルス幅であ
る。本実施例では予熱は1スキャンとしてあるが、複数
のスキャンで予熱を行っても良い。また予熱は記録のた
めのスキャンの直前に短時間で行う方が効果的である。
【0050】上記各パルス幅は記録ヘッド3eの温度セ
ンサー31からの情報により決定される。即ち、記録ヘッ
ド3eの温度が高いときにはパルス幅を短めにして記録
ヘッド3eの蓄熱を考慮し、温度が低いときにはパルス
幅を長めにして印字濃度を一定に確保する。また本実施
例ではスタンダード1ラインの記録に対して4つのブロ
ックへストローブ信号34を4スキャン(計16個のストー
ブパルス)を出力しており、スキャンを重ねる毎にパル
ス幅は基本的に小さくする(t2>t3>t4>t5)
ことによって、記録ヘッド3eの蓄熱を防止している。
【0051】〔第三実施例〕前記第二実施例において、
前ラインでも記録を行っている場合において、記録され
るべき情報が存在するラインでは、図9に示すフローチ
ャートのステップS21で予熱データ転送時に信号線41を
Lとして予熱データは前ラインの記録データを論理反転
させたデータを選択し、前ラインで記録を行わなかった
発熱素子3gのみ予熱を行い、白スキップ中は同様に予
熱を行わず、白スキップ後の記録開示時の最初の1ライ
ン目の予熱はステップS21で信号線41にHを出力し全発
熱素子3gを均一に温めるように全黒データを転送して
予熱を行うようにする。尚、白スキップ後の記録開始時
の最初の1ライン目かどうかの判断は、制御部2のRA
M2fに信号線24のデータ判定の情報を過去数ライン分
記憶させていれば容易に可能である。
【0052】上記第三実施例において、予熱データの選
択が不可能であるとき、例えば前ラインの論理反転した
データを生成することができないならば、白スキップ後
の記録開始ときの1ライン目の予熱は連続記録時の予熱
よりもスキャン数を増やして白スキップ中に温度の低下
した記録ヘッド3eをより温めるようにする。
【0053】
【発明の効果】本発明は前述したように、記録する画像
データの1ラインの記録情報中に記録されるべきデータ
が存在しない場合、インクシート搬送制御手段によって
インクシートの搬送を停止させ、温度検知手段によって
予め設定されている連続白スキップ数を越えた場合に、
データ検知手段からの記録情報によらずにインクシート
を搬送することによって、地汚れが発生し難く、高品位
画像を得ることができる。
【0054】またデータ検知手段におけるデータの有無
に応じてインクシートの搬送を制御し、かつ記録手段の
記録前の予熱を制御することにより、全白ライン記録中
の白スキップの時でも地汚れが発生し難く、画像記録中
の時でも記録手段を予熱することにより高品位画像を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクアミリ装置の制御部と記録部の電気的接
続を示す説明図である。
【図2】ファクシミリ装置の概略構成を示すブロック図
である。
【図3】ファクシミリ装置の全体構成を示す断面図であ
る。
【図4】記録シートとインクシートの搬送機構を示す説
明図である。
【図5】記録動作を示すフローチャートである。
【図6】記録動作を示すフローチャートである。
【図7】記録動作中のストローブ信号を示すタイミング
チャートである。
【図8】第二実施例にかかるファクシミリ装置の制御部
と記録部の電気的接続を示す説明図である。
【図9】記録動作を示すフローチャートである。
【図10】記録動作中のストローブ信号を示すタイミン
グチャートである。
【符号の説明】
1…読取部 1a…光源 1b…原稿 1c,1d…ミラー 1e…レンズ 1g,1h,1i,1j…搬送用ローラ 1k…原稿載置台 1m…分離押圧片 2…制御部 2a…ラインメモリ 2b…符号化/復号化部 2c…バッファメモリ 2d…CPU 2e…ROM 2f…RAM 2g…プログラマブルタイマー 3…記録部 3a…シートロール 3b…記録シート 3c…コア 3d…プラテンローラ 3e…記録ヘッド 3f,3m…装填部 3g…発熱素子 3h…インクシート 3i…排出ローラ 3j…カッター 3k…インクシート供給ロール 3l…インクシート巻取ロール 3n…センサー 3p…インクシートセンサー 3q…スプリング 3r…記録シートセンサー 4…操作部 5…表示部 6…電源部 7…モデム 8…網制御部 9…ハンドセット 10…制御基板 11…モデム基板ユニット 12…NCU基板ユニット 13…記録シート搬送用モーター 14…インクシート搬送用モーター 15…キャプスタンローラ 16…ピンチローラ 17,18,19,20…伝達ギヤ 21…滑りクラッチユニット 21a…クラッチギヤ 22…データ検知部 23a…記録データ 23b,25b…シフトクロック 24,25a,28,29,30,32,41,42…信号線 26…シフトレジスタ 27…ラッチ回路 31…温度センサー 33…駆動回路 34…ストローブ信号 35…電源線 36,37,38…モーター駆動回路 39…排出ローラ駆動モーター 40…カッター駆動回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−227281(JP,A) 特開 昭61−269564(JP,A) 特開 昭60−67179(JP,A) 特開 昭63−306066(JP,A) 特開 平3−202377(JP,A) 特開 平3−49964(JP,A) 実開 平3−100436(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 17/10 B41J 2/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクシートの有するインクを被記録材
    に転写して記録を行う記録装置において、 前記被記録材を搬送するための被記録材搬送手段と、 前記インクシートに作用して前記被記録材に画像を記録
    する記録手段と、 前記記録手段の温度を検知するための温度検知手段と、 1ラインの記録情報中に記録されるべきデータの有無を
    検知するデータ検知手段と、 前記データ検知手段におけるデータの有無に応じてイン
    クシートの搬送を制御するインクシート搬送制御手段と
    を有し、 前記インクシート搬送制御手段は、記録ラインに記録情
    報が存在しない場合にはインクシートの搬送を停止さ
    せ、前記温度検知手段によって決められたライン数分連
    続してインクシートの搬送を止めたら、前記データ検知
    手段からの記録情報によらずにインクシートを搬送する
    ように制御することを特徴とする記録装置。
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