JP3021824B2 - 揺動選別装置の制御装置 - Google Patents

揺動選別装置の制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、揺動選別装置の制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】籾摺部へ穀粒を供給する籾摺エレベ−
タ,籾摺をする籾摺部,籾摺部からの摺落米を風選する
摺落米風選部,籾・玄米の混合米を選別する揺動選別装
置型の混合米選別部,玄米選別エレベ−タ,小米選別
機,屑米タンク及び計量器から構成されている籾処理装
置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような揺動選別装
置において、選別開始時に調節部材を特殊に調節操作す
ることにより、玄米への籾の混入を防止しながら、選別
済玄米取出の迅速化を図ろうとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
従来技術のもつ問題点を解決するために、次の技術的手
段を講じた。即ち、この発明は、揺動選別板24の横方
向の傾斜調節手段,玄米仕切板30の移動調節手段,揺
動選別板24の玄米仕切板30で仕切られ玄米流路32
に取り出された玄米を機内循環側と機外取出側とに切替
ることのできる玄米排出弁29を有する揺動選別装置で
あつて、揺動選別板24での作業開始初期に、玄米仕切
板30の玄米仕切幅を狭くすると共に、揺動選別板24
の横方向傾斜角度を急傾斜に調節することを特徴とする
揺動選別装置の制御装置の構成としたものである。
【0005】
【実施例】以下、図面に示すこの発明の実施例について
説明する。まず、実施例の構成について説明する。この
籾処理装置は、図1に示すように、搬入された穀粒を揚
穀する籾揚穀機1,籾摺をする籾摺部2,籾摺部2から
の摺落米を風選する摺落米風選部3,籾・玄米の混合米
を選別する揺動選別装置型の混合米選別部4,混合米選
別部4で選別された玄米を揚穀する玄米揚穀機5,小米
を選別除去する小米選別装置6,6,屑米を貯留する屑
米タンク7及び計量器8から構成されている。
【0006】籾摺部2は、図2に示すように上位に配置
されていて、この籾摺部2は、籾ホッパ9,籾摺ロ−ル
10,10,拡散板(図示省略)の内装されている籾摺
室11等で構成されていて、籾摺部2で籾摺された摺落
米は、下方の摺落米風選部3に流入する構成である。摺
落米風選部3は、籾摺部2の下方に配置されていて、こ
の摺落米風選部3は、摺落米風選ケース12,摺落米風
選ケース12内に選別始端側が下位に位置し選別終端側
が上位に位置するように斜設されている第1風路13,
第2風路14,摺落米受樋15,粃米受樋16,第1風
路13及び第2風路14の終端側に接続されている粃米
選別風路17,粃米選別風路17の終端側に接続されて
いる排塵ダクト18及び吸引フアン(図示省略)等で構
成されている。そして、摺落米受樋15に選別された摺
落米は、摺落米流下路19を流下して、混合米選別部4
に供給され、また、粃米受樋16に選別された粃米は、
粃米流下路20を流下して籾揚穀機1の下部に流入し、
揚穀されて籾摺部2で再度籾摺される。なお、21は粃
米選別風路17で選別された粃米を粃米流下路20に案
内する第2粃米流下路であり、22,22は、摺落米風
選ケース12の第1風路13,第2風路14に対応して
設けられている透明の開閉自在の点検窓である。
【0007】次に、揺動選別装置23で構成されている
混合米選別部4について説明する。多段の揺動選別板2
4,24,…は、穀粒の供給側から排出側への流下方向
である縦方向及びこれに直交する選別方向である横方向
の2面とも傾斜した構成として、縦方向を上方の摺落米
風選部3の選別風の流れ方向に対して直交する左右方向
(図2の紙面に直交する方向)に沿わせた状態で配置さ
れていて、揺動アーム25,25,…,クランク軸(図
示省略),クランクロッド(図示省略)等の揺動装置
で、横方向に斜上下の往復動をする構成である。この揺
動選別板24,24,…の上方には、穀粒量により上下
動する混合米ホッパ26が設けられている。この混合米
ホッパ26には上下方向に沿って透明の複数の確認窓2
7,27,…が構成されていて、内部の穀粒量を確認で
きる。この混合米ホッパ26の繰出バルブ28で繰り出
された混合米は、分配樋29を経て揺動選別板24,2
4,…の縦方向の供給側に構成されている供給口に供給
される。揺動選別板24,24,…の排出側には、玄米
仕切板30及び籾仕切板31が設けられていて、揺動選
別板24,24,…の横方向揺上側の玄米分布流域,横
方向中間部の混合米分布流域及び横方向揺下側の籾分布
流域に分布する穀粒が、夫れ夫れ玄米,混合米及び籾米
に仕切られる。玄米仕切板30で仕切られた玄米は、玄
米流路32に取り出され、次いで、玄米揚穀機5で揚穀
されて機外に取り出され、また、玄米仕切板30と籾仕
切板31とで仕切られた混合米は、混合米流路33,混
合米樋34を経て混合米揚穀機35に流入して混合米ホ
ッパ26に揚穀され、更に、分配樋29から揺動選別板
24,24,…に供給されて再選別されるものであり、
また、籾仕切板31で仕切られた籾は、籾流路36から
籾揚穀機1に流入して揚穀され、籾摺部2で再度の籾摺
がされる構成である。
【0008】次に、玄米揚穀機5で取り出された玄米の
処理について説明する。玄米揚穀機5の玄米取出部37
には、機外取出流路38と小米選別流路39,39に切
り替えることのできる切替弁40が設けられていて、小
米選別流路39,39に流入した玄米は、2系列の第1
小米選別装置41,41及び第2小米選別装置42,4
2に供給されて選別され、第1小米選別装置41,41
では小さな小米が選別されて、下方の第1小米タンク4
3に貯留され、また、第2小米選別装置42,42では
比較的大きい小米が選別されて、下方の第2小米タンク
44に貯留される構成である。なお、第1小米選別装置
41,41及び第2小米選別装置42,42は、玄米を
下方から揚穀する過程で小粒を選別網筒(図示省略)か
ら外周側に通過排出し、精粒の玄米を上方に揚穀して機
外に取り出す周知のものであるので、構成の詳細な説明
は省略する。
【0009】次に、図5及び図6に基づき、運転操作盤
45及び制御機器について説明する。運転操作盤45の
内部に設けられている、レジスタ部,演算部,制御部を
有するCPU及びプログラムメモリ,演算用メモリから
なる演算制御部46には、入力インタ−フェイスを経由
して、自動スイッチ47,起動スイッチ48,停止スイ
ッチ49,籾麦調整切替スイッチ50,籾返還切替スイ
ッチ51,多数枚数・少数枚数選別切替スイッチ52,
仕切板自動スイッチ53,仕切板広狭調節スイッチ5
4,傾斜調節スイッチ55,仕上米切替スイッチ56、
及び、搬送スイッチ57,機器スイッチ58,籾選別ス
イッチ59,籾自動切替スイッチ60,ロール調節スイ
ッチ61,差戸調節スイッチ62,供給自動切替スイッ
チ63、並びに、非常停止スイッチ64,警報の入切を
する警報スイッチ65、更に、センサ類として、籾ホッ
パ満量センサ66,籾ホッパ減量センサ67,混合米ホ
ッパ満量センサ68,混合米ホッパ減量センサ69,屑
米タンク満量センサ70,計量タンク満量センサ71
が、接続されている。
【0010】また、演算制御部46から出力インタ−フ
ェイスを経由して、自動運転表示灯72,籾摺ロールの
間隙を作業状態と非作業状態とに切替るロール間隙切替
手段73,差戸調整用モ−タ74,混合米ホッパ26の
繰出バルブ28の繰出量調節をする混合米調整用モ−タ
75,玄米仕切板30を調節する仕切板調整用モ−タ7
6,揺動選別板24の横傾斜角度を調節する傾斜調整用
モ−タ77,籾揚穀機1で揚穀された穀粒の方向切替を
する籾切替モ−タ78,玄米流路32に取り出された穀
粒を循環側あるいは排出側切替る玄米排出弁79を切替
作動する玄米切替モ−タ80,籾返還切替モ−タ81,
警報用ブザ−82に制御信号が出力させる構成である。
【0011】次に、演算制御部46の制御内容について
説明する。 自動スイッチ47がONされ,供給自動切替スイッチ
63及び仕切板自動スイッチ53が手動で自動側に切替
られると、自動運転が開始され、自動運転表示灯72が
点滅すると共に、警報用ブザ−82から起動警報が発せ
られる。 次いで、この起動警報が終了すると、籾処理装置の搬
送系が駆動され、次いで所定時間後に、籾摺部2,摺落
米風選部3,小米選別装置6,6,…の混合米選別部4
を除く全ての機材が駆動され、次いで、所定時間後に混
合米選別部4が駆動され、次いで、籾麦調整切替スイッ
チ50が手動で籾調整側あるいは麦調整側に切替られる
(なお、以下では籾調整に切替状態として説明す
る。)。また、籾揚穀機1に穀粒を搬送供給するインタ
−ロックフイダ(図示省略)は、自動運転表示灯72の
作動警報の点滅が終了すると駆動されて、籾揚穀機1に
穀粒の供給を開始し、籾ホッパ9の籾ホッパ満量センサ
66がONし満量を検出すると、これに関連して停止さ
れ、また、籾ホッパ満量センサ66がOFFすると、所
定時間後にインタ−ロックフイダ(図示省略)の駆動が
再開される。 次いで、籾ホッパ9の満量センサ61がONすると、
これに関連してエアーシリンダ83が作動されて籾摺ロ
−ル10,10がで所定圧で閉鎖されると共に、差戸調
整用モータ74に開指令信号が出力されて差戸84が開
かれ、籾が籾摺ロ−ル10,10に供給されて、籾摺部
2での籾摺作業が開始される。なお、差戸84が開けら
れた状態では、籾摺ロール10,10への供給量を調節
する籾供給調節弁(図示省略)は、混合米ホッパ26に
穀粒が供給されてない状態で上方に移動しているのと関
連して開口状態にあり、差戸84の開により籾摺ロ−ル
10,10に籾が供給される。
【0012】なお、この実施例に替えて、ロール間隙調
整用モ−タ(図示省略),籾摺ロ−ル駆動用モ−タの負
荷電流を検出する負荷電流センサ(図示省略)等で籾摺
ロ−ルの間隙を調整する構成としてもよい。また、籾ホ
ッパ満量センサ66が満量を検出するまでは、差戸84
はインタ−ロックされているので、籾摺ロ−ル10,1
0に籾が供給されることはない。 前述の籾摺ロ−ル10,10の籾摺開始と同時にある
いは所定時間後に、仕切板調整用モ−タ76に玄米仕切
幅が狭くなる狭調節指令信号が出力されて、玄米仕切板
30が挾位置に移動調節されると共に、傾斜調整用モー
タ77に急傾斜指令信号が出力されて、揺動選別板24
の横方向傾斜角度が急傾斜に調節され、混合米ホッパ2
6の混合米ホッパ減量センサ69が穀粒を検出すると、
混合米調整用モ−タ75が駆動され、混合米繰出バルブ
28が作動して穀粒が繰り出され、揺動選別板24での
選別が開始される。
【0013】次いで、揺動選別板24上の穀粒の供給状
態を検出する選別板センサ85が所定量の穀粒が供給さ
れて板面全体への分布状態を検出すると、玄米仕切板3
0が玄米仕切幅を広くなる方向に調節されると共に、傾
斜調整用モータ77に制御指令信号が出力されて、揺動
選別板24の横傾斜角度が緩傾斜側に調節されると共
に、玄米切替モータ80に制御指令信号が出力されて、
還元側に切替られていた玄米排出弁79が、機外取出側
に切替られる。なお、玄米仕切板30及び揺動選別板2
4の横傾斜調節は、手動で操作する構成としてもよい。 混合米ホッパ26の混合米ホッパ満量センサ68が穀
粒の満量を検出すると、差戸調整用モータ74に閉鎖制
御指令信号が出力されて、差戸84が閉鎖され、籾摺ロ
−ル10,10への籾供給が停止される。 第1・第2小米タンク43,44に屑米が溜り屑米タ
ンク満量センサ70が満量を検出すると、第1・第2小
米タンク43,44の警報装置であるパトライト86が
点滅する。また、第1・第2小米選別装置41,42で
選別された精粒の玄米が、計量タンク(図示省略)に取
り出され、計量タンク(図示省略)が満量になると、満
量センサ(図示省略)がONし、警報装置である計量パ
トライト(図示省略)が点滅し、混合米ホッパ26の繰
出バルブ28が停止すると共に、玄米排出弁79が機外
取出側から還元側に切替られ、次いで、所定時間後に籾
摺部2の差戸84が閉鎖され、次いで、混合米選別部4
の駆動がが停止され、次いで、籾摺部2,摺落米風選部
3等の他の機材の駆動が停止され、最後に搬送系の駆動
が停止される。 次に、籾ホッパ9が空になった際の駆動停止について
説明すると、まず初めに籾摺部2が停止し、次いで、混
合米選別部4の混合米ホッパ26の混合米ホッパ減量セ
ンサ69が減量を検出すると、玄米排出弁79が機外取
出側から還元側に切替られ、次いで所定時間後に混合米
選別部4の駆動が停止され、次いで、所定時間後に他の
機材の駆動が停止され、最後に所定時間後に搬送系の駆
動が停止される。
【0014】次に、実施例の作用について説明する。籾
処理施設で籾摺作業をする場合には、籾摺部2の籾ホッ
パ9に原籾を供給し、電源スイッチ及び運転スイッチを
ONし、籾摺選別機の回転各部を駆動する。すると、籾
ホッパ9から籾摺部2の籾摺ロール10,10に供給さ
れた籾は籾摺され、摺落米は摺落米風選部3の第1風路
13,第2風路14で風選され、軽い籾殻は排塵ダクト
18から機外に排出され、重い玄米及び籾の混合米は、
摺落米受樋15,摺落米流下路19,混合米揚穀機3
5,混合米ホッパ26,分配樋29を経て、揺動選別板
24,24,…に供給される。
【0015】揺動アーム25,25が揺動すると、揺動
選別板24,24,…が横方向斜め上下に往復揺動し、
この揺動選別板24に混合米が供給されると、混合米は
粒形の大小あるいは比重の大小、摩擦係数の大小の関係
で、比重の重い玄米は横方向揺上側に偏流分布し、ま
た、玄米に比較して大きく比重の軽い籾米は横方向揺下
側に偏流分布し、また、横方向中間部には分離されない
籾米と玄米の混合米が偏流分布する。揺動選別板24,
24,…の排出側から流出する穀粒は、玄米仕切板3
0,籾米仕切板31で仕切られて、玄米は玄米流路32
から、混合米は混合米流路33から、また、籾は籾流路
36から夫々取り出され選別される。
【0016】このようにして籾摺選別作業が行われるの
であるが、 スイッチ類がONされ、自動スイッチ47がONされ
ると、自動運転が開始される。この際に、自動運転表示
灯72が点滅すると共に、警報用ブザ−82から起動警
報が発せられるので安全であり、 この起動警報が終了すると、籾処理装置の搬送系が駆
動され、次いで籾摺部2,摺落米風選部3,第1・第2
小米選別装置41,42,…等のの混合米選別部4を除
く全ての機材が駆動され、次いで、混合米選別部4が駆
動され、インタ−ロックフイダ(図示省略)から籾揚穀
機1に穀粒の供給が開始され、籾ホッパ9に籾が供給さ
れ、 籾ホッパ9の籾ホッパ満量センサ66が満量を検出す
ると、籾摺ロ−ル10,10がエアーシリンダ83で閉
鎖され所定圧で籾摺ロ−ル10,10を押圧すると共
に、差戸84が開かれ、籾摺作業が開始され、 前述の籾摺作業の開始と関連して、玄米仕切板30が
挾位置に移動調節されると共に、揺動選別板24が急傾
斜に調節されて、揺動選別板24での作業開始時に、玄
米に籾が混入しにくい状態で選別作業を開始することが
でき、次いで、混合米ホッパ26の混合米ホッパ減量セ
ンサ69が穀粒の減量を検出すると、繰出バルブ28か
ら穀粒が繰り出されて、揺動選別板24での選別が開始
され、次いで、揺動選別板24の所定量の穀粒を検出し
板面全体での穀粒分布状態を検出すると、玄米仕切板3
0が玄米仕切幅が広くなる方向に調節されると共に、揺
動選別板24の横傾斜角度が緩傾斜側に調節されて標準
状態に復帰し、玄米排出弁29が循環側から機外取出側
に切替られて、籾摺選別作業が開始され、 このような作業中に、混合米ホッパ26の混合米満量
センサ61が満量を検出すると、差戸84が閉鎖され
て、籾摺ロ−ル10,10への籾供給が停止され、 第1・第2小米タンク43,44が満量になると、警
報装置であるパトライト86が点滅して警報し、第1・
第2小米選別装置41,42で選別された整粒の玄米
で、計量タンク(図示省略)が満量になると、警報装置
である計量パトライト(図示省略)が点滅して警報し、
混合米ホッパ26の繰出バルブ28の回転が停止すると
共に、玄米排出弁79が機外取出側から還元側に切替ら
れ、次いで、所定時間後に籾摺部2の差戸84が閉鎖さ
れるもので、オペレ−タの運転操作を軽減しながら作業
をすることができる。
【0017】
【発明の効果】上述のように、揺動選別装置23での選
別作業開始初期に、玄米仕切板30の玄米仕切幅を狭く
すると共に、揺動選別板24の横方向傾斜角度を急傾斜
に調節することことにより、揺動選別板24への穀粒分
布の迅速化を図ると共に、玄米への籾混入を少なくし、
玄米の機外取り出し時期の迅速化を図ることができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体のフロー図
【図2】全体の側面図
【図3】全体の切断正面図
【図4】全体の平面図
【図5】運転操作盤
【図6】ブロック回路図
【図7】制御タイムチヤ−ト
【符号の説明】
1 籾揚穀機 2 籾摺部 3 摺落米風選部 4 混合米選別部 5 玄米揚穀機 6 小米選別装置 7 屑米タンク 8 計量器 9 籾ホッパ 10 籾摺ロ−ル 11 籾摺室 12 摺落米風選ケース 13 第1風路 14 第2風路 15 摺落米受樋 16 粃米受樋 17 粃米選別風路 18 排塵ダクト 19 摺落米流下路 20 粃米流下路 21 第2粃米流下路 22 点検窓 23 揺動選別装置 24 揺動選別板 25 揺動アーム 26 混合米ホッパ 27 確認窓 28 繰出バルブ 29 分配樋 30 玄米仕切板 31 籾仕切板 32 玄米流路 33 混合米流路 34 混合米樋 35 混合米揚穀機 36 籾流路 37 玄米取出部 38 機外取出流路 39 小米選別流路 40 切替弁 41 第1小米選別装置 42 第2小米選別装置 43 第1小米タンク 44 第2小米タンク 45 運転操作盤 46 演算制御部 47 主操作スイッチ 48 起動スイッチ 49 停止スイッチ 50 籾麦調整切替スイッチ 51 籾返還切替スイッチ 52 多数枚数・少数枚数切替スイッチ 53 仕切板自動スイッチ 54 仕切板広狭調節スイッチ 55 傾斜調節スイッチ 56 仕上米切替スイッチ 57 搬送スイッチ 58 機器スイッチ 59 籾選別スイッチ 60 籾自動切替スイッチ 61 ロール調節スイッチ 62 差戸調節スイッチ 63 供給自動切替スイッチ 64 非常停止スイッチ 65 警報スイッチ 66 籾ホッパ満量センサ 67 籾ホッパ減量センサ 68 混合米ホッパ満量センサ 69 混合米ホッパ減量センサ 70 屑米タンク満量センサ 71 計量タンク満量センサ 72 自動運転表示灯 73 ロール間隙切替手段 74 差戸調整用モータ 75 混合米調整用モータ 76 仕切板調整用モータ 77 傾斜調整用モータ 78 籾切替モータ 79 玄米排出弁 80 玄米切替モータ 81 籾返還切替モータ 82 警報用ブザー 83 エヤ−シリンダー 84 差戸 85 選別板センサ 86 パトライト

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揺動選別板24の横方向の傾斜調節手
    段,玄米仕切板30の移動調節手段,揺動選別板24の
    玄米仕切板30で仕切られ玄米流路32に取り出された
    玄米を機内循環側と機外取出側とに切替ることのできる
    玄米排出弁29を有する揺動選別装置であつて、揺動選
    別板24での作業開始初期に、玄米仕切板30の玄米仕
    切幅を狭くすると共に、揺動選別板24の横方向傾斜角
    度を急傾斜に調節することを特徴とする揺動選別装置の
    制御装置。
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