JPH06134328A - 籾摺選別機の制御装置 - Google Patents

籾摺選別機の制御装置

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JPH06134328A
JPH06134328A JP28653292A JP28653292A JPH06134328A JP H06134328 A JPH06134328 A JP H06134328A JP 28653292 A JP28653292 A JP 28653292A JP 28653292 A JP28653292 A JP 28653292A JP H06134328 A JPH06134328 A JP H06134328A
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JP
Japan
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grain
rice
paddy
sensor
rocking
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Application number
JP28653292A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Isshiki
勉 一色
Michikazu Iwai
通和 岩井
Kosaku Maeda
耕作 前田
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】籾摺選別機で自動制御により籾摺作業をするに
あたり、揺動選別装置3の残留穀粒処理を容易化する。 【構成】籾摺部1の籾ホッパ8には穀粒張込の有無を検
出する籾ホッパ穀粒センサ29を設け、揺動選別装置3
の揺動選別板17の玄米分布流域から取り出された穀粒
を機外排出側あるいは混合米取出側に切替る玄米切替弁
42及び混合米分布流域から取り出された穀粒を籾摺部
への還元側あるいは機内循環側に切替る籾切替弁44を
設け、揺動選別板の穀粒分布状態を検出する穀粒センサ
37,38,39,40を設け、籾ホッパ穀粒センサが
穀粒無しを検出し、揺上側穀粒センサのみが穀粒分布を
検出した場合に、玄米切替弁の混合米取出側への切替及
び籾切替弁の籾摺部へ還元切替側に切替られ、所定時間
後に玄米切替弁の機外排出側へ切替えられる残留穀粒処
理行程に移行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、籾摺選別機で自動制
御により籾摺作業をするにあたり、作業の終了処理を簡
単化しようとする籾摺選別機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の籾摺部,摺落米風選部及び揺動選
別装置型の混合米選別部を有する籾摺選別機で、自動制
御により籾摺作業をするものにおいて、選別作業終了時
に揺動選別装置に残留している混合米の中の籾を出来る
だけ籾摺し玄米化して取り出すにあたり、揺動選別板の
玄米分布流域及び混合米分布流域に分布している混合米
を、できるだけ玄米を多くして、機外に取り出す必要が
ある。そこで、従来装置として、揺動選別装置の混合米
ホッパの穀粒量が少なくなり作業終了時になると、揺動
選別装置の揺動選別板における玄米分布流域から取り出
された穀粒を、機外排出側あるいは機内循環側に切替る
玄米切替弁が機内循環側に切替られて、籾混入の玄米を
機外に取出のを防止するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来装置に
あつては、籾の混入した玄米の機外取出は防止できるも
のの、残留している混合米を籾摺し、籾を減少し機外に
取出すことができないという問題点があつた。そこで、
この発明は、作業終了時の揺動選別装置に残っている混
合米を、まとめて籾摺部に還元し、籾摺を数回繰り返し
て籾の混入比率を減少し、次いで、この籾比率の減少し
ている混合米を、揺動選別装置で選別して玄米を機外に
取り出し、残留した混合米を再度同様な方法で籾摺・選
別を繰り返し、残留している混合米の量を減少し、選別
作業の精度向上を図ろうとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
従来技術のもつ問題点を解決するために、次の技術的手
段を講じた。即ち、この発明は、籾摺部1,摺落米風選
部2,揺動選別装置3型の混合米選別部を具備する籾摺
選別機において、籾摺部1の籾ホッパ8には所定量の穀
粒張込の有無を検出する籾ホッパ穀粒センサ29を設
け、揺動選別装置3の揺動選別板17の玄米分布流域か
ら取り出された穀粒を機外排出側あるいは混合米取出側
に切替る玄米切替弁42及び混合米分布流域から取り出
された穀粒を籾摺部1への還元側あるいは機内循環側に
切替る籾切替弁44を夫れ夫れ設け、揺動選別板17の
穀粒分布状態を検出する揺上側穀粒センサ37,中間部
穀粒センサ38,揺下側穀粒低センサ39及び揺下側穀
粒高センサ40を夫れ夫れ設け、籾ホッパ穀粒センサ2
9が穀粒無しを検出し、且つ、揺上側穀粒センサ37の
みが穀粒分布を検出した場合に、玄米切替弁42の混合
米取出側への切替及び籾切替弁44の籾摺部1への還元
切替側への切替、次いで所定時間後に玄米切替弁42の
機外排出側への切替えからなる残米処理行程に移行し、
この残米処理行程が数回繰り返えされた後残米処理行程
が終了することを特徴とする籾摺選別機の制御装置の構
成としたものである。
【0005】
【作用】上記のように構成されているので、自動制御で
の籾摺選別作業中に籾ホッパ8の籾ホッパ穀粒センサ2
9が所定量以下の穀粒を検出し、且つ、揺動選別板17
の揺上側穀粒センサ37が穀粒無しを検出して作業終了
状態となると、玄米切替弁42が混合米取出側に切替ら
れると共に、籾切替弁44が籾摺部1への還元切替側に
切替られて、揺動選別板17の排出側から取り出された
穀粒は、まとめて籾摺部1に還元・籾摺されて籾比率が
減少し、次いで、所定時間後に玄米切替弁42が機外排
出側に切替えられて、籾比率の減少した混合米が揺動選
別装置17で選別されて、玄米が機外に取り出され残留
穀粒処理がされる。このようにして、玄米の機外に取り
出されて減量した残留混合米について、前述と同様な残
留穀粒処理行程が繰り返えされ、順次残留穀粒量が減少
していく。
【0006】
【実施例】以下図面に示すこの発明の実施例を説明す
る。まず、図1に基づき籾摺選別機の全体構成について
説明する。この籾摺選別機は、籾摺をする籾摺部1、籾
摺部1からの摺落米を風選する摺落米風選部2、摺落米
風選部2での風選後の摺落米を籾・玄米に選別する揺動
選別装置3、混合米揚穀機5,籾揚穀機6,玄米揚穀機
7からなる揚穀搬送部4によって構成されている。そし
て、機体前上部に籾摺部1を、機体前下部に摺落米風選
部2を、夫れ夫れ配置し、この籾摺部1及び摺落米風選
路部2の一側方に、混合米揚穀機5を、また、他側方に
籾揚穀機6を夫れ夫れ配置し、機体後部に揺動選別装置
3を配置し、揺動選別装置3の後方に玄米揚穀機7を配
置した構成である。
【0007】籾摺部1は、籾ホッパ8,籾摺ロ−ル9,
9の内装されている籾摺室10等で構成されていて、籾
摺部1で籾摺された摺落米は、下方の摺落米風選路部2
に流下する構成である。摺落米風選部2は、摺落米風選
箱体11,摺落米風選箱体11の後下部から前上部に向
かって斜設されている摺落米風選路12,粃受樋13,
摺落米受樋14,吸引排塵機15及び排塵筒16等で構
成されている。
【0008】次に、揺動選別装置3について説明する。
平面長方形状の揺動選別板17,17,…には、選別用
の凹凸部が構成されていて、縦方向(図1の紙面と直交
する方向)の一側が高い供給側、その反対の他側が低い
排出側となり、縦方向に対して直交する横方向(図1の
左右方向)の高い一方側を揺上側、その反対側の低位側
を揺下側として、揺動選別板17,17,…を縦方向及
び横方向の2面ともに傾斜した構成としている。
【0009】揺動選別板17,17,…は、揺動ア−ム
(図示省略)で横方向斜上下に往復揺動自在に支持され
ていて、一方の揺動ア−ム(図示省略)が揺動装置(図
示省略)で揺動される構成である。揺動選別板17,1
7,…における縦方向の供給側で、且つ、横方向の揺下
側寄り部分に供給口が設けられていて、混合米が混合米
ホッパ18,分配樋19及び分配ケース20を経て揺動
選別板17,17,…に供給される。
【0010】揺動選別板17,17…に供給された混合
米は、粒形の大小,比重の大小,摩擦係数の大小等の関
係で、比重が重い小形の玄米は、選別方向である横方向
揺上側の玄米分布流域に偏流分布し、また、玄米に比較
して大きく比重の軽い籾は、横方向揺下側の籾分布流域
に偏流分布し、また、その中間部の混合米分布流域に
は、分離されない籾と玄米の混合米が偏流分布する。揺
動選別板17の排出側には、玄米仕切板21及び籾仕切
板22を配置し、玄米は玄米仕切板21で仕切られて取
り出され、玄米受樋23,玄米流路24,玄米揚穀機7
を経て機外に取り出され、また、玄米仕切板21及び籾
仕切板22で仕切られた混合米は、混合米受樋25,混
合米流路26,摺落米受樋14,混合米揚穀機5,混合
米ホッパ18,分配樋19,分配ケ−ス20を経て再度
揺動選別装置3に循環供給されて再選別され、また、籾
仕切板22で仕切られた籾は、籾受樋27、籾流路28
及び籾揚穀機6を経て、籾摺部1に還元されて再度籾摺
される。
【0011】次に、図2乃至図4について説明する。2
9は、籾ホッパ8に籾が所定量溜ったことを検出する籾
ホッパ穀粒センサ、30は籾供給調節弁31の全閉鎖及
び全開口を検出する籾供給調節弁開閉センサ、30aは
籾供給調節弁31の開度を検出する籾供給調節弁開度セ
ンサ、32は玄米仕切板21の最揺下側への移動を検出
する揺下側移動センサ,33は玄米仕切板21の標準移
動位置を検出する標準位置センサ,34は最揺上側への
移動を検出する揺上側移動センサであり、35は混合米
ホッパ18の混合米調節弁36の開度を検出する混合米
調節弁開度センサ、37は揺動選別板17の揺上側17
cの穀粒分布状態を検出する揺上側穀粒センサ、38は
揺動選別板17の横方向中間部の混合米分布流域の穀粒
分布状態を検出する中間部穀粒センサ、39は揺下側1
7dの薄い穀粒分布を検出する揺下側穀粒低センサ、4
0は揺下側17dの厚い穀粒分布を検出する揺下側穀粒
高センサ、41は玄米受樋23から取り出された穀粒を
機外取出状態である玄米流路24側、あるいは、機内循
環側の混合米流路26側に切替る玄米切替弁42の切替
状態を検出する玄米切替弁切替センサ、43は混合米受
樋27から取り出された穀粒を籾摺部1への還元状態で
ある籾流路28側、あるいは、機内循環側の混合米流路
26側に切替る籾切替弁44の切替状態を検出する籾切
替弁切替センサ、45は揺動選別板17の横方向の傾斜
角度を検出する選別板傾斜センサ、46は籾摺ロ−ル
9,9を駆動する主モ−タ47の負荷電流値を検出する
負荷電流センサであり、これらのセンサ群は入力インタ
−フエイスを経由して、演算部及びレジスタ部を内蔵し
ているCPU、並びに、プログラムメモリ及び演算用メ
モリからなる演算制御部48に接続されている。
【0012】また、演算制御部48から出力インタ−フ
ェイス及び駆動回路を経由して、籾供給調節弁31の開
度を調節する籾供給調節弁調節モ−タ49,籾摺ロール
9,9の間隙を開閉調節するロール間隙調節モータ5
0,混合米調節弁36の開閉調節をする混合米調節モー
タ51,揺動選別板17の傾斜角度を調節する選別板角
度調節モ−タ52,玄米仕切板21を移動調節する玄米
仕切板調節モ−タ53,玄米切替弁調節モ−タ54及び
籾切替弁調節モ−タ55に、夫れ夫れ制御指令信号が出
力される構成である。
【0013】次に、演算制御部48の制御内容について
説明する。 図5に示すように、元電源がONされると、コントロ
−ルボックス内の演算制御部48に通電され、イニシャ
ル制御に移行する。イニシャル制御とは、籾摺作業を開
始する前に、機体の調節各部を作業開始可能な適正状態
に調節設定するもので、図6のフロ−に従って、籾供給
調節弁31の閉鎖チエック指令信号が出力され、籾供給
調節弁開閉センサ30が閉鎖状態を検出しない非閉鎖の
場合には、籾供給調節弁調節モータ49に閉鎖指令信号
が出力されて閉鎖され、籾供給調節弁31の全閉鎖を確
認すると、次のチエックに移行するものである。同様に
して、混合米調節弁36の全閉鎖のチエック,籾切替弁
44の籾摺部1への還元側への切替チエック,玄米切替
弁42の機内循環側への切替チエック,玄米仕切板21
の揺上側17cへの移動調節チエック,揺動選別板17
の横方向傾斜角度の標準角度への調節チエック,籾ホッ
パ8の籾ホッパ穀粒センサ29の異常チエック(籾ホッ
パ8に穀粒の張込がないのに、籾ホッパ穀粒センサ29
が穀粒有りを図7のL・E・D表示装置56が点燈表示
している異常状態),揺動選別板17の揺上側穀粒セン
サ37・中間部穀粒センサ38・揺下側穀粒低センサ3
9,揺下側穀粒高センサ40の異常チエックがされ、調
節各部が作業開始状態にあるか否かがチエックされる。
このようにして、イニシャル制御が終了し、それが図7
に示すコントロ−ルパネルのメッセイジ表示部57に表
示される。
【0014】次いで、運転スイッチ58をONすると、
主モ−タ47が駆動され、籾摺選別機の回転各部が駆動
される。 次に、図5のフローに従って、籾摺ロール間隙の初期
設定制御が開始される。即ち、演算制御部48からの間
隙開指令信号がロール間隙調節モータ50に送られて、
籾摺ロール9,9の間隙が所定時間開けられ、負荷電流
センサ59で検出する負荷電流値が所定電流値(例え
ば、0.5アンペア)以下で籾摺ロ−ルの非接触状態を
検出すると、ロ−ル間隙調節モ−タ50に籾摺ロール
9,9の閉鎖指令信号が出力され、次いで、負荷電流セ
ンサ59で負荷電流値の所定増(例えば、無負荷電流値
に1アンペアを加えた値)を検出して籾摺ロール9,9
の微接触が検出されると、閉鎖指令信号の出力が停止さ
れて籾摺ロ−ル9,9の閉鎖移動が停止され、次いで、
初期間隙設定のための開指令信号が所定時間(例えば、
5秒間)ロ−ル間隙調節モ−タ50に出力され、籾摺ロ
−ル9,9の間隙が開けられて、初期間隙(例えば、1
mm)に調節設定される。 籾摺ロールの初期間隙設定制御が終了し、図5のフロ
ーに示すように、籾ホッパ8の籾ホッパ穀粒センサ29
が籾有りを検出すると、演算制御部48から籾供給調節
モータ49に中途開口指令信号が出力されて、籾摺部1
の籾供給調節弁31が中途部まで開口(例えば、10m
m)され、次いで、これに関連して同時にあるいは所定
時間後に、混合米ホッパ18の混合米調節弁39を所定
の標準位置まで開口する標準開口指令信号が出力され、
初期籾摺作業が開始される。 次いで、図5のフローに示すように籾摺ロ−ル間隙の
負荷電流制御に入る。籾摺ロ−ル9,9駆動用の主モ−
タ47の負荷電流値が、負荷電流センサ59で検出され
て、演算制御部48内の籾供給調節弁31の開度及び設
定脱ぷ率に関連した制御基準値と、検出負荷電流値とが
比較され、検出負荷電流値が制御基準値の範囲内にある
場合には、そのままの籾摺ロ−ル間隙を維持しつつ籾摺
作業を継続し、検出負荷電流値が制御基準値より大(あ
るいは小)の場合には、ロ−ル間隙開指令信号(あるい
は閉指令信号)が出力されて、ロ−ル間隙調節モ−タ5
0を介して、籾摺ロ−ル9,9の間隙が開側(あるいは
閉側)に調節され、所定の脱ぷ率を維持しながら籾摺作
業が行われる。 次いで、図5のフローに示すように、切替弁の切替制
御に入る。この制御は、揺動選別板17の穀粒の分布状
態により、玄米切替弁42を機外排出あるいは機内循環
に切替たり、籾切替弁44を籾摺部への還元あるいは機
内循環に切替るもので、図8のフローに従って次のよう
に行われる。 a.揺動選別板17の揺上側穀粒センサ37,中間部穀
粒センサ38,揺下側穀粒低センサ39及び揺下側穀粒
高センサ40のいずれもが穀粒分布を検出しないで、且
つ、籾ホッパ8の籾ホッパ穀粒センサ29が穀粒有りを
検出した場合には、揺動選別板17の選別待機状態と判
断し、玄米切替弁42を機内循環側に切替ると共に、籾
切替弁44を籾摺部1への還元側に切り替え、揺動選別
板17の排出側から流下した全穀粒を、籾摺部1に還元
状態とする。 b.揺動選別板17の揺上側穀粒センサ37,中間部穀
粒センサ38,揺下側穀粒低センサ39及び揺下側穀粒
高センサ40のいずれもが穀粒分布を検出しないで、且
つ、籾ホッパ8の籾ホッパ穀粒センサ29が穀粒無しを
検出した場合には、非選別状態と判断し、機体の調節各
部を前述のイニシャル制御のように切り替え、作業の開
始に備える。 c.揺動選別板17の揺上側穀粒センサ37のみが穀粒
分布を検出し、他の中間部穀粒センサ38,揺下側穀粒
低センサ39及び揺下側穀粒高センサ40が穀粒無しを
検出し、籾ホッパ8の籾ホッパ穀粒センサ29が穀粒有
りを検出した場合には、揺動選別板17で選別は開始さ
れたが選別異常と判断し、玄米切替弁42を機内循環側
に切替ると共に、籾切替弁44を籾摺部1への還元側に
切り替え、揺動選別板17の排出側から流下した全穀粒
を籾摺部1に還元し、籾の混入している玄米が機外に取
り出されないようにする。 d.揺動選別板17の揺上側穀粒センサ37のみが穀粒
分布を検出し、他の中間部穀粒センサ38,揺下側穀粒
低センサ39及び揺下側穀粒高センサ40が穀粒無しを
検出し、籾ホッパ8の籾ホッパ穀粒センサ29が穀粒無
しを検出した場合には、作業終了状態と判断し、後述の
残留穀粒処理制御に移行する。 e.揺動選別板17の揺上側穀粒センサ37及中間部穀
粒センサ38が穀粒分布を検出し、他の揺下側穀粒低セ
ンサ39及び揺下側穀粒高センサ40が穀粒無しを検出
した場合には、揺動選別板17の全面に穀粒が分布して
いないが、ある程度の選別ができていて玄米の機外取出
が可能と判断し、玄米切替弁42を機外排出側に切替る
と共に、籾切替弁44を籾摺部1への還元側に切り替
え、揺動選別板17の玄米分布流域から流下した玄米を
機外に取り出すと共に、籾切替弁44を籾摺部1への還
元状態とする。 f.揺動選別板17の揺上側穀粒センサ37,中間部穀
粒センサ38及び揺下側穀粒低センサ39が穀粒分布を
検出し、揺下側穀粒高センサ40のみが穀粒無しを検出
している場合には、揺動選別板17の全面に穀粒が分布
して穀粒層厚も適正な正常選別状態であるので、玄米切
替弁42を機外排出側に切替ると共に、籾切替弁44を
機内循環側に切り替え、揺動選別板17の玄米分布流域
から流下した玄米を機外に取り出すと共に、籾切替弁4
4を機内循環側に切り替え、揺動選別板17の混合米分
布流域から流下した穀粒を、再度揺動選別装置3に循環
し再選別する。 g.揺動選別板17の揺上側穀粒センサ37,中間部穀
粒センサ38,揺下側穀粒低センサ39及び揺下側穀粒
高センサ40の全部が穀粒分布を検出している場合に
は、揺下側17d側の穀粒層厚の厚い過剰供給状態で、
非正常な選別状態であるので、籾供給調節弁31及び混
合米調節弁36を所定量閉鎖側に調節し、また、玄米切
替弁42を機外排出側に切替えて玄米機外取出をすると
共に、籾切替弁44を籾摺部1への還元側に切り替え、
更に、揺動選別板17のL・E・D表示装置56を点滅
し、選別異常である旨の表示を行う。 h.例えば、揺動選別板17の混合米分布流域まで穀粒
が分布しているのに、中間部穀粒センサ38が穀粒有り
を検出し、揺上側穀粒センサ37が穀粒無しを検出し、
揺上側穀粒センサ37が異常である場合のように、揺上
側穀粒センサ37,中間部穀粒センサ38,揺下側穀粒
低センサ39及び揺下側穀粒高センサ40のいずれか一
つ以上故障している場合には、正常な制御が行われない
ので、前述のイニシャル制御と同様に調節各部を初期状
態に復帰し作業を中止する。 次いで、図5に示すように玄米仕切板制御及び籾供給
調節弁31の作業開口制御に移行する。玄米仕切板21
が揺上側17cに位置していることを揺上側移動センサ
34が検出し、次いで、揺上側穀粒センサ37,中間部
穀粒センサ38,揺下側穀粒低センサ39が夫れ夫れ穀
粒の分布を検出すると、玄米仕切板標準位置・移動指令
信号が玄米仕切板調節モ−タ53に出力され、玄米仕切
板21が揺下側17dに移動し、標準位置センサ33で
作業標準位置に移動したことを検出すると、玄米仕切板
21は停止する。
【0015】なお、玄米仕切板21の最揺下側位置に移
動しているのを、揺下側移動センサ32が検出すると、
例え作業者が誤って玄米仕切板21を揺下側17dに移
動しようとして仕切板揺下側移動スイッチ61を押して
も、演算制御部48から玄米仕切板移動調節モ−タ53
へは、揺下側移動指令信号は出力されず、玄米仕切板2
1の安全を図っている。
【0016】次いで、図5に示すように、籾供給調節弁
31の中途開口状態を、籾供給調節弁開度センサ30a
で確認し、且つ、籾供給調節弁31の中途開口調節時か
ら所定時間(例えば3分)経過後であると、籾供給調節
弁調節モ−タ49に全開指令信号が出力されて、籾供給
調節弁31が全開に調節され、高能率で籾摺作業が開始
される。 次に、図5のフローに従って、籾ホッパ8の籾供給調
節弁31及び混合米ホッパ18の混合米調節弁36の自
動調節をする供給量自動制御に移行する。 a.図10のフローに示すように、揺動選別板17の揺
上側穀粒センサ37,中間部穀粒センサ38,揺下側穀
粒低センサ39及び揺下側穀粒高センサ40のいずれも
が穀粒分布を検出せず、且つ、籾ホッパ8の籾ホッパ穀
粒センサ29が穀粒有り検出した場合には、混合米調節
弁36の開指令信号が所定時間内に所定回数(例えば2
回)以上出力されたか否かチエックされ、所定回数以上
出力されていると、供給量自動制御を所定時間中止し、
揺動選別板17のL・E・D表示装置56を点燈して、
作業者に揺動選別板17の横傾斜角度が適正でないこと
を知らせ、作業者が選別板傾斜角度調節モ−タ52を人
為的に調節して、適正傾斜角度に復帰させる(なお、人
為的な傾斜調節に替えて、揺動選別板17の穀粒センサ
37,38,39,40から穀粒分布状態を検出して、
自動的に傾斜角度調節をする構成としてもよい。)。 b.図10のフローに示すように、揺動選別板17の揺
上側穀粒センサ37,中間部穀粒センサ38,揺下側穀
粒低センサ39及び揺下側穀粒高センサ40のいずれも
が穀粒分布を検出せず、且つ、籾ホッパ8の籾ホッパ穀
粒センサ29が穀粒無しを検出した場合には、籾供給調
節弁31及び混合米調節弁36の全閉鎖指令信号の出力
による全閉鎖、玄米切替弁42の機内循環側への切替指
令信号の出力による機内循環切替、籾切替弁44の籾摺
部1への還元切替指令信号の出力による還元切替がされ
て、作業開始時の位置に調節され、また、揺動選別板1
7のL・E・D表示装置56への点燈指令信号の出力に
よる点燈で、揺動選別板17に穀粒の供給されてない異
常であることを作業者に知らせる。 c.揺動選別板17の揺上側穀粒センサ37のみが穀粒
分布を検出し、他の中間部穀粒センサ38,揺下側穀粒
低センサ39及び揺下側穀粒高センサ40が穀粒無しを
検出し、籾ホッパ8の籾ホッパ穀粒センサ29が穀粒有
りを検出した場合には、前述「a」と同様の制御がされ
る。 d.揺動選別板17の揺上側穀粒センサ37のみが穀粒
分布を検出し、他の中間部穀粒センサ38,揺下側穀粒
低センサ39及び揺下側穀粒高センサ40が、穀粒無し
を検出し、籾ホッパ8の籾ホッパ穀粒センサ29が穀粒
無しを検出した場合には、後述の残留穀粒処理制御に移
行する。 e.揺動選別板17の揺上側穀粒センサ37及中間部穀
粒センサ38が穀粒分布を検出し、他の揺下側穀粒低セ
ンサ39及び揺下側穀粒高センサ40が穀粒無しを検出
し、籾ホッパ穀粒センサ29が穀粒有りを検出した場合
には、前述の「a」と同様の制御が行われ、また、籾ホ
ッパ穀粒センサ29が穀粒無しを検出した場合には、図
5の供給量自動制御のフロ−の最初に復帰し、再度揺動
選別板17の穀粒分布状態が検出される。 f.揺動選別板17の揺上側穀粒センサ37,中間部穀
粒センサ38及び揺下側穀粒低センサ39が穀粒分布を
検出し、揺下側穀粒高センサ40のみが穀粒無しを検出
している場合には、揺動選別板17の全面に穀粒が分布
している正常選別状態であるので、籾供給調節弁31及
び混合米調節弁36への制御指令信号は出力されず、供
給量自動制御の最初のフロ−に復帰し、所定時間後に揺
動選別板17の穀粒分布状態が検出される。 g.図10のフローに示すように、揺動選別板17の揺
上側穀粒センサ37,中間部穀粒センサ38,揺下側穀
粒低センサ39及び揺下側穀粒高センサ40の全部が穀
粒分布を検出し、籾ホッパ穀粒センサ29が穀粒無しを
検出している場合には、図10の供給量自動制御の最初
のフロ−に復帰し、所定時間後に揺動選別板17の穀粒
分布状態が検出される。 h.揺動選別板17の揺上側穀粒センサ37,中間部穀
粒センサ38,揺下側穀粒低センサ39及び揺下側穀粒
高センサ40の全部が穀粒分布を検出し、籾ホッパ穀粒
センサ29が穀粒有りを検出している場合には、混合米
調節弁36の開指令信号が所定時間内に所定回数(例え
ば2回)以上出力されたか否かチエックされ、所定回数
以上出力されていると、供給量自動制御を所定時間中止
し、揺動選別板17のL・E・D表示装置56を点燈し
て、作業者に揺動選別板17の横傾斜角度が適正でない
ことを知らせ、作業者が選別板傾斜角度調節モ−タ53
を人的に調節して、適正傾斜角度に復帰させる。 i.揺動選別板17の揺上側穀粒センサ37,中間部穀
粒センサ38,揺下側穀粒低センサ39及び揺下側穀粒
高センサ40の全部が穀粒分布を検出し、籾ホッパ穀粒
センサ29が穀粒有りを検出している場合には、混合米
調節弁36の開指令信号が所定時間内に所定回数(例え
ば2回)以上出力されたか否かチエックされ、所定回数
以上出力されていない場合には、混合米調節弁36の閉
鎖指令信号が出力されて、混合米調節弁36が所定量閉
鎖調節され、所定時間(例えば、20秒)後に、揺上側
穀粒センサ37,中間部穀粒センサ38,揺下側穀粒低
センサ39及び揺下側穀粒高センサ40の穀粒分布が検
出される。 j.揺動選別板17の揺上側穀粒センサ37,中間部穀
粒センサ38,揺下側穀粒低センサ39及び揺下側穀粒
高センサ40の全部が穀粒分布を検出しない場合には、
籾供給調節弁31及び混合米調節弁36の全閉鎖指令信
号の出力による全閉鎖、玄米切替弁42の機内循環側へ
の切替指令信号の出力による機内循環切替、籾切替弁4
4の籾摺部1への還元切替指令信号の出力による還元切
替がされて作業開始時の位置に調節され、また、揺動選
別板17のL・E・D表示装置56への点燈指令信号の
出力による点燈で、揺動選別板17に穀粒の供給されて
ない異常状態を作業者に知らせる。 次いで、図5のフローの残留穀粒処理制御に移行す
る。図11に示すように、揺動選別板17の揺上側穀粒
センサ37のみが穀粒分布を検出し、他の中間部穀粒セ
ンサ38,揺下側穀粒低センサ39及び揺下側穀粒高セ
ンサ40が穀粒無しを検出し、籾ホッパ8の籾ホッパ穀
粒センサ29が穀粒無しを検出した場合には、玄米切替
弁42の機内循環側への切替指令信号が出力されて、玄
米切替弁42が機内循環側に切替られると共に、籾切替
弁44の籾摺部1への還元切替指令信号が出力されて、
籾切替弁44が籾摺部1への還元側に切替られ、揺動選
別板17から排出された穀粒を全て籾摺部1に還元され
て籾摺され、次いで、所定時間後に玄米切替弁42の機
外排出側への切替指令信号が出力されて、玄米切替弁4
2が機外排出側に切替られ、籾摺部1で籾摺された玄米
が、玄米仕切板42で仕切られて機外に取り出される。
このような籾摺及び玄米の機外取出の切替を数回繰り返
し、残留穀粒が籾摺されて、機外に取り出される。次い
で、所定時間後に玄米切替弁42の機内循環側への切替
指令信号が出力して切替られる。 前述の残留穀粒処理制御が終了し、停止スイッチ60
がONされると、初期設定状態制御、即ち、作業初期に
行われたイニシャル制御と同様の制御に移行し、機体の
調節部材が作業初期の調節位置に復帰し、機体が停止さ
れる。10.次に、停止スイッチ60のON〜元電源スイ
ッチOFFの間に行われるモニタ制御について説明す
る。機体の調節各部が自動運転条件を満たしてない場合
には、該当のL・E・D表示装置56が点滅すると共
に、ブザ−(図示省略)から警報音を発し、自動制御運
転を停止する構成である。
【0017】また、自動制御運転中に作業者の操作装置
の誤操作があると、次のような対応が行われる。 a.籾摺ロ−ル間隙の初期調節設定中に、籾供給調節ス
イッチ62,混合米供給調節スイッチ66,玄米切替弁
42の玄米切替弁調節スイッチ64,籾切替弁44の籾
切替弁調節スイッチ63が夫れ夫れONした場合には、
籾供給調節弁31,混合米調節弁36,玄米切替弁42
及び籾切替弁44に、イニシャル制御の状態に復帰する
ようにとの制御指令信号が出力され、調節各部が復帰し
た後に、籾摺ロ−ル間隙の初期設定制御が再開される。 b.籾摺作業中に籾供給調節スイッチ62の閉鎖側がO
Nし、籾供給調節弁31が中途開口状態となるのを籾供
給調節弁開度センサ30aが検出した場合には、籾摺ロ
−ル間隙の負荷電流値制御だけが中止され、それ以外の
自動制御は続行される。そして、その後の籾供給調節弁
31が中途開口位置より全開調節位置に復帰すると、籾
摺ロ−ル間隙の負荷電流値制御が再開される。 c.籾摺作業中に、籾供給調節スイッチ62の閉鎖側が
ONし、籾供給調節弁31が全閉鎖状態になった場合に
は、全ての自動制御が中止され、籾供給調節弁31が全
開状態に復帰すると、全ての自動制御が再開される。 d.籾摺作業中に、混合米供給調節スイッチ66の増加
側あるいは減少側がONされた場合には、前述の供給量
自動制御のみが中止され、その他の自動制御は続行され
る。 e.籾摺作業中に、玄米切替弁調節スイッチ64の機内
循環側あるいは機外取出側がONした場合には、玄米切
替弁42及び籾切替弁44の自動制御及び残留穀粒処理
の自動制御のみが中止され、その他の自動制御は続行さ
れる。 f.籾摺作業中に、籾切替弁調節スイッチ63の籾摺部
1への還元側あるいは機内循環側がONした場合には、
玄米切替弁42及び籾切替弁44の自動制御及び残留穀
粒処理の自動制御のみが中止され、その他の自動制御は
続行される。
【0018】次に、図1の実施例の作用について説明す
る。籾摺作業をする場合には、籾摺部1の籾ホッパ8に
籾を供給し、運転スイッチ(図示省略)をONすると、
籾は籾摺ロ−ル9,9で籾摺されて、摺落米は下方の摺
落米風選部2に流下し、比重の軽い籾殻は、吸引排塵機
15,排塵筒16を経て機外に排出され、また、比重の
重い混合米は摺落米受樋14に落下選別される。次い
で、摺落米受樋14に落下した混合米は、混合米揚穀機
5で揚穀されて、混合米ホッパ18,分配樋19及び分
配ケース20を経て揺動選別板17,17,…に供給さ
れる。揺動選別板17,17,…に供給された混合米
は、横方向斜上下の往復揺動をされ、粒形の大小,比重
の大小,摩擦係数の大小等の関係で、比重が重い小形の
玄米は、横方向揺上側の玄米分布流域に偏流分布し、ま
た、玄米に比較して大きく比重の軽い籾米は、横方向揺
下側の籾分布流域に偏流分布し、また、その中間部に
は、分離されない籾と玄米の混合米が偏流分布し、これ
らの穀粒は玄米仕切板21及び籾仕切板22で仕切られ
て取り出される。
【0019】
【発明の効果】この発明は、上述のように構成されてい
るので、自動制御での籾摺選別作業中に籾ホッパ8の籾
ホッパ穀粒センサ29が所定量以下の穀粒を検出し、且
つ、揺動選別板17の揺上側穀粒センサ37が穀粒無し
を検出して作業終了状態となると、玄米切替弁42が混
合米取出側に切替られると共に、籾切替弁44が籾摺部
1への還元切替側に切替られて、揺動選別板17の排出
側から取り出された穀粒は、まとめて籾摺部1に還元・
籾摺されて籾比率が減少し、次いで、所定時間後に玄米
切替弁42が機外排出側に切替えられて、籾比率の減少
した混合米が揺動選別装置3で選別されて、玄米が機外
に取り出される残留穀粒処理がされので、揺動選別装置
3での残留している混合米の量を減少させると共に、籾
混入比率を減少できて、残留穀粒処理が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の切断側面図
【図2】切断側面図
【図3】斜視図
【図4】ブロック図
【図5】概要を示すフローチャート
【図6】イニシャル制御のフローチャート
【図7】コントロールボックスの操作板
【図8】切替弁自動制御のフローチャート
【図9】揺動選別板の平面図
【図10】供給量自動制御のフローチャート
【図11】残留穀粒処理制御のフローチャート
【図12】タイムチート
【符号の説明】
1 籾摺部 2 摺落米風選部 3 揺動選別装置 4 揚穀搬送部 5 混合米揚穀機 6 籾揚穀機 7 玄米揚穀機 8 籾ホッパ 9 籾ロール 10 籾摺室 11 摺落米風選箱体 12 摺落米風選路 13 粃受樋 14 摺落米受樋 15 吸引排塵機 16 排塵筒 17 揺動選別板 18 混合米ホッパ 19 分配樋 20 分配ケース 21 玄米仕切板 22 籾仕切板 23 玄米受樋 24 玄米流路 25 混合米受樋 26 混合米流路 27 籾受樋 28 籾流路 29 籾ホッパ穀粒センサ 30 籾供給調節弁開閉センサ 30a 籾供給調節弁開度センサ 31 籾供給調節弁 32 揺下側移動センサ 33 標準位置センサ 34 揺上側移動センサ 35 混合米調節弁開度センサ 36 混合米調節弁 37 揺上側穀粒センサ 38 中間部穀粒センサ 39 揺下側穀粒低センサ 40 揺下側穀粒高センサ 41 玄米切替弁切替センサ 42 玄米切替弁 43 籾切替弁切替センサ 44 籾切替弁 45 選別板傾斜センサ 46 負荷電流センサ 47 主モータ 48 演算制御部 49 籾供給弁調節モータ 50 ロール間隙調節モータ 51 混合米調節モータ 52 選別板角度調節モータ 53 玄米仕切板調節モータ 54 玄米切替弁調節モータ 55 籾切替弁調節モータ 56 L・E・D表示装置 57 メッセイジ表示部 58 運転スイッチ 59 負荷電流センサ 60 停止スイッチ 61 仕切板揺下側移動スイッチ 62 籾供給調節スイッチ 63 籾切替弁調節スイッチ 64 玄米切替弁調節スイッチ 65 籾供給調節スイッチ 66 混合米供給調節スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 籾摺部1,摺落米風選部2,揺動選別装
    置3型の混合米選別部を具備する籾摺選別機において、
    籾摺部1の籾ホッパ8には所定量の穀粒張込の有無を検
    出する籾ホッパ穀粒センサ29を設け、揺動選別装置3
    の揺動選別板17の玄米分布流域から取り出された穀粒
    を機外排出側あるいは混合米取出側に切替る玄米切替弁
    42及び混合米分布流域から取り出された穀粒を籾摺部
    1への還元側あるいは機内循環側に切替る籾切替弁44
    を夫れ夫れ設け、揺動選別板17の穀粒分布状態を検出
    する揺上側穀粒センサ37,中間部穀粒センサ38,揺
    下側穀粒低センサ39及び揺下側穀粒高センサ40を夫
    れ夫れ設け、籾ホッパ穀粒センサ29が穀粒無しを検出
    し、且つ、揺上側穀粒センサ37のみが穀粒分布を検出
    した場合に、玄米切替弁42の混合米取出側への切替及
    び籾切替弁44の籾摺部1への還元切替側への切替、次
    いで所定時間後に玄米切替弁42の機外排出側への切替
    えからなる残米処理行程に移行し、この残米処理行程が
    数回繰り返えされた後残米処理行程が終了することを特
    徴とする籾摺選別機の制御装置。
JP28653292A 1992-10-26 1992-10-26 籾摺選別機の制御装置 Pending JPH06134328A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015120112A (ja) * 2013-12-24 2015-07-02 株式会社サタケ 籾摺選別機
JP2017221904A (ja) * 2016-06-15 2017-12-21 井関農機株式会社 籾摺選別機

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JP2015120112A (ja) * 2013-12-24 2015-07-02 株式会社サタケ 籾摺選別機
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