JP3173078B2 - 籾摺選別機の制御装置 - Google Patents
籾摺選別機の制御装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、籾・玄米等の混合粒
を選別する揺動選別装置を具備する籾摺選別機の制御装
置に関するものである。
を選別する揺動選別装置を具備する籾摺選別機の制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】揺動選別板の板面には選別用の凹凸が形
成されていて、一側の高い供給側から反対側の低い排出
側である縦方向に傾斜させて、籾・玄米等の混合粒を供
給側から排出側へ流動する過程で、縦方向と直交する横
方向に斜上下の往復動をさせながら、横方向の高い揺上
側に比重の高い玄米を、横方向の低い揺下側に比重の低
い籾を、また、これらの中間部には未選別の混合粒を分
布させて選別する揺動選別装置を具備する籾摺選別機が
ある。このような揺動選別装置を具備する籾摺選別機
で、揺動選別板で選別済の玄米を、玄米切替弁で機外取
出状態に切り替えたり、あるいは、機内循環状態に切り
替え再度揺動選別装置あるいは籾摺部に還元するものが
ある。
成されていて、一側の高い供給側から反対側の低い排出
側である縦方向に傾斜させて、籾・玄米等の混合粒を供
給側から排出側へ流動する過程で、縦方向と直交する横
方向に斜上下の往復動をさせながら、横方向の高い揺上
側に比重の高い玄米を、横方向の低い揺下側に比重の低
い籾を、また、これらの中間部には未選別の混合粒を分
布させて選別する揺動選別装置を具備する籾摺選別機が
ある。このような揺動選別装置を具備する籾摺選別機
で、揺動選別板で選別済の玄米を、玄米切替弁で機外取
出状態に切り替えたり、あるいは、機内循環状態に切り
替え再度揺動選別装置あるいは籾摺部に還元するものが
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】籾摺部,摺落米風選部
及び揺動選別装置を具備する籾摺選別機において、籾摺
部の籾ホッパの穀粒の有無を検出するグレンセンサ,籾
ホッパの籾シャッタの開閉を検出するシャッタ開閉セン
サ及び揺動選別板の横方向の玄米分布領域,混合米分布
領域及び籾分布領域の穀粒分布状態を検出するセンサの
検出結果により、籾ホッパのグレンセンサが穀粒なしを
検出した作業終了時、及び、グレンセンサが穀粒ありを
検出している作業中断時の双方において、揺動選別板の
穀粒分布状態により、揺動選別板の玄米分布流域から取
り出された穀粒を機外取出状態と機内循環状態とに切り
替える玄米切替弁を機内循環側に切替る残米処理に移行
することにして、作業終了間際の選別精度を良好にしよ
うとするものである。
及び揺動選別装置を具備する籾摺選別機において、籾摺
部の籾ホッパの穀粒の有無を検出するグレンセンサ,籾
ホッパの籾シャッタの開閉を検出するシャッタ開閉セン
サ及び揺動選別板の横方向の玄米分布領域,混合米分布
領域及び籾分布領域の穀粒分布状態を検出するセンサの
検出結果により、籾ホッパのグレンセンサが穀粒なしを
検出した作業終了時、及び、グレンセンサが穀粒ありを
検出している作業中断時の双方において、揺動選別板の
穀粒分布状態により、揺動選別板の玄米分布流域から取
り出された穀粒を機外取出状態と機内循環状態とに切り
替える玄米切替弁を機内循環側に切替る残米処理に移行
することにして、作業終了間際の選別精度を良好にしよ
うとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
従来技術のもつ問題点を解決するために、次の技術的手
段を講じた。即ち、この発明は、籾摺部,摺落米を風選
する摺落米風選部2及び揺動選別装置3を有する籾摺選
別機であって、籾摺部1の籾ホッパ8の穀粒の有無を検
出するグレンセンサ35,籾ホッパ8の籾シャッタ37
の開閉を検出する籾シャッタ開閉センサ38,揺動選別
装置3の揺動選別板21における玄米分布領域,混合米
分布領域及び籾分布領域の穀粒分布状態を検出する穀粒
分布検出手段を設け、揺動選別板21の玄米分布領域の
穀粒有りを検出し且つ他の穀粒分布領域の穀粒なし検出
の場合には、グレンセンサ35が穀粒有・無のいずれか
を検出し、前記籾シャッタ開閉センサ38が籾シャッタ
37の開・閉のいずれかを検出してもこれらとは無関係
に、揺動選別板21の玄米分布領域の穀粒を機外取出状
態から機内循環状態に切り替える穀粒切替手段を設けた
ことを特徴とする籾摺選別機の制御装置である。
従来技術のもつ問題点を解決するために、次の技術的手
段を講じた。即ち、この発明は、籾摺部,摺落米を風選
する摺落米風選部2及び揺動選別装置3を有する籾摺選
別機であって、籾摺部1の籾ホッパ8の穀粒の有無を検
出するグレンセンサ35,籾ホッパ8の籾シャッタ37
の開閉を検出する籾シャッタ開閉センサ38,揺動選別
装置3の揺動選別板21における玄米分布領域,混合米
分布領域及び籾分布領域の穀粒分布状態を検出する穀粒
分布検出手段を設け、揺動選別板21の玄米分布領域の
穀粒有りを検出し且つ他の穀粒分布領域の穀粒なし検出
の場合には、グレンセンサ35が穀粒有・無のいずれか
を検出し、前記籾シャッタ開閉センサ38が籾シャッタ
37の開・閉のいずれかを検出してもこれらとは無関係
に、揺動選別板21の玄米分布領域の穀粒を機外取出状
態から機内循環状態に切り替える穀粒切替手段を設けた
ことを特徴とする籾摺選別機の制御装置である。
【0005】
【実施例】以下、図面に示す発明の実施例について説明
する。まず、実施例の構成について説明する。この籾摺
選別機は、籾摺をする籾摺部1、籾摺部1からの摺落米
を風選する摺落米風選部2、摺落米風選部2での風選後
の摺落米を籾・玄米に選別する揺動選別装置3及び揚穀
搬送部4によって構成されている。そして、機体前下部
に籾摺部1を、機体後上部に摺落米風選部2を、機体後
下部に揺動選別装置3を、籾摺部1の一横側部に揚穀搬
送部4の混合米揚穀機5を、揚穀搬送部4の籾揚穀機6
を揺動選別装置3の一横側部に、機体の最後部に揚穀搬
送部4の玄米揚穀機7を、夫れ夫れ配置した構成であ
る。
する。まず、実施例の構成について説明する。この籾摺
選別機は、籾摺をする籾摺部1、籾摺部1からの摺落米
を風選する摺落米風選部2、摺落米風選部2での風選後
の摺落米を籾・玄米に選別する揺動選別装置3及び揚穀
搬送部4によって構成されている。そして、機体前下部
に籾摺部1を、機体後上部に摺落米風選部2を、機体後
下部に揺動選別装置3を、籾摺部1の一横側部に揚穀搬
送部4の混合米揚穀機5を、揚穀搬送部4の籾揚穀機6
を揺動選別装置3の一横側部に、機体の最後部に揚穀搬
送部4の玄米揚穀機7を、夫れ夫れ配置した構成であ
る。
【0006】籾摺部1は、籾ホッパ8,籾摺ロ−ル9,
9の内装されている籾摺室10等で構成されていて、籾
摺部1で籾摺された摺落米は、摺落米ラセン11で一横
側方に送られて、混合米揚穀機5の下部に流入する構成
である。摺落米風選部2は、摺落米風選箱体12,摺落
米風選箱体12内にバネ13で上下動自在に支持されて
いる摺落米ホッパ14,摺落米ホッパ14の下方から後
方上位に向かって斜設されている摺落米風選路15,粃
米受樋16,摺落米受樋17,吸引フアン19,排塵筒
20,摺落米流路20等で構成されている。
9の内装されている籾摺室10等で構成されていて、籾
摺部1で籾摺された摺落米は、摺落米ラセン11で一横
側方に送られて、混合米揚穀機5の下部に流入する構成
である。摺落米風選部2は、摺落米風選箱体12,摺落
米風選箱体12内にバネ13で上下動自在に支持されて
いる摺落米ホッパ14,摺落米ホッパ14の下方から後
方上位に向かって斜設されている摺落米風選路15,粃
米受樋16,摺落米受樋17,吸引フアン19,排塵筒
20,摺落米流路20等で構成されている。
【0007】次に、揺動選別装置3について説明する。
21は揺動選別板であり、その板面には選別用の凹凸が
形成されていて、縦方向(図1の紙面に直交する方向)
一側が高い供給側,その反対の他側が低い排出側とな
り、供給側と排出側とを結ぶ縦方向に対して直交する横
方向の高い一方側を揺上側,その反対側の低位側を揺下
側として、揺動選別板21を縦方向及び横方向の2面と
もに傾斜した構成である。
21は揺動選別板であり、その板面には選別用の凹凸が
形成されていて、縦方向(図1の紙面に直交する方向)
一側が高い供給側,その反対の他側が低い排出側とな
り、供給側と排出側とを結ぶ縦方向に対して直交する横
方向の高い一方側を揺上側,その反対側の低位側を揺下
側として、揺動選別板21を縦方向及び横方向の2面と
もに傾斜した構成である。
【0008】揺動選別装置3の機体には揺動アーム2
2,22の下端を軸支し、揺動アーム22,22の上端
を、揺動選別板21,21,…側の枠体にピンを介して
連結し、一方の揺動アーム22,22にロッド(図示省
略)の一端を連結し、ロッド(図示省略)の他端にクラ
ンク軸(図示省略)を嵌合して、クランク軸(図示省
略)をモ−タ等の駆動源で回転させると、揺動アーム2
2,22が往復揺動し、揺動選別板21,21,…が横
方向斜め上下に往復揺動をする構成である。
2,22の下端を軸支し、揺動アーム22,22の上端
を、揺動選別板21,21,…側の枠体にピンを介して
連結し、一方の揺動アーム22,22にロッド(図示省
略)の一端を連結し、ロッド(図示省略)の他端にクラ
ンク軸(図示省略)を嵌合して、クランク軸(図示省
略)をモ−タ等の駆動源で回転させると、揺動アーム2
2,22が往復揺動し、揺動選別板21,21,…が横
方向斜め上下に往復揺動をする構成である。
【0009】この揺動選別板21における縦方向の供給
側で、且つ、横方向の揺下側寄りの箇所に、籾摺部1で
籾摺され、且つ摺落米風選部2で風選された後の混合米
が、分配樋23及び分配ケース24を経て供給される。
すると、揺動選別板21,21,…に供給された混合米
は、粒形の大小,比重の大小,摩擦係数の大小等の関係
で、比重の重い玄米は選別方向である横方向揺上側に偏
流分布し、また、玄米に比較して大きく比重の軽い籾は
横方向揺下側に偏流分布し、その中間部には分離されな
い籾と玄米の混合米が偏流分布する。揺動選別板21の
排出側に玄米仕切板25及び籾仕切板26を配置するこ
とにより、玄米は玄米取出樋27に、混合米は混合米取
出樋28に、籾は籾取出樋29に、夫れ夫れ取り出され
る。このようにして取り出された玄米は、玄米流路30
を経て玄米揚穀機7の下部に流入して揚穀されて、玄米
揚穀機7の上部から機外に取り出され、また、籾取出樋
29に取り出された籾は、籾流路32,籾揚穀機6を経
て籾摺部1に揚穀還元されて再度の籾摺がされ、また、
混合米取出樋28に取り出された混合米は、混合米流路
31を経て混合米揚穀機5に流入して揚穀され、摺落米
ホッパ14,摺落米風選路15,摺落米流路20,分配
樋23,分配ケース24を経て揺動選別装置3に供給さ
れて、再選別される構成であるまた、玄米流路30には
流下した玄米を、玄米流路30を経て玄米揚穀機7に流
れる機外取出状態としたり、あるいは、隣の混合米流路
31に流れて、機内循環状態に切替ることのできる玄米
切替弁33を設け、また、混合米流路31には流下した
混合米を混合米流路31を経て混合米揚穀機5に流れ
て、揺動選別装置3への循環状態としたり、あるいは、
隣の籾流路32に流れて籾摺部1への還元状態に切替る
ことのできる混合米切替弁34を設けている。
側で、且つ、横方向の揺下側寄りの箇所に、籾摺部1で
籾摺され、且つ摺落米風選部2で風選された後の混合米
が、分配樋23及び分配ケース24を経て供給される。
すると、揺動選別板21,21,…に供給された混合米
は、粒形の大小,比重の大小,摩擦係数の大小等の関係
で、比重の重い玄米は選別方向である横方向揺上側に偏
流分布し、また、玄米に比較して大きく比重の軽い籾は
横方向揺下側に偏流分布し、その中間部には分離されな
い籾と玄米の混合米が偏流分布する。揺動選別板21の
排出側に玄米仕切板25及び籾仕切板26を配置するこ
とにより、玄米は玄米取出樋27に、混合米は混合米取
出樋28に、籾は籾取出樋29に、夫れ夫れ取り出され
る。このようにして取り出された玄米は、玄米流路30
を経て玄米揚穀機7の下部に流入して揚穀されて、玄米
揚穀機7の上部から機外に取り出され、また、籾取出樋
29に取り出された籾は、籾流路32,籾揚穀機6を経
て籾摺部1に揚穀還元されて再度の籾摺がされ、また、
混合米取出樋28に取り出された混合米は、混合米流路
31を経て混合米揚穀機5に流入して揚穀され、摺落米
ホッパ14,摺落米風選路15,摺落米流路20,分配
樋23,分配ケース24を経て揺動選別装置3に供給さ
れて、再選別される構成であるまた、玄米流路30には
流下した玄米を、玄米流路30を経て玄米揚穀機7に流
れる機外取出状態としたり、あるいは、隣の混合米流路
31に流れて、機内循環状態に切替ることのできる玄米
切替弁33を設け、また、混合米流路31には流下した
混合米を混合米流路31を経て混合米揚穀機5に流れ
て、揺動選別装置3への循環状態としたり、あるいは、
隣の籾流路32に流れて籾摺部1への還元状態に切替る
ことのできる混合米切替弁34を設けている。
【0010】籾ホッパ8には、所定量の籾を検出するグ
レンセンサ35が設けられている。(なお、このグレン
センサ35は籾シャッタ37の下方に配置する構成と
し、籾がなくなったことを検出する方式としてもよ
い。)籾ホッパ8の流下口には、シャッタ調節モータ3
6で開閉調節できる籾シャッタ37,籾シャッタ37の
開閉を検出できる籾シャッタ開閉センサ38,摺落米ホ
ッパ14の上下動に関連して開閉する籾供給調節弁39
が設けられている。また、ロール間隙調節モータ40で
ロール間隙調節手段41を正転あるいは逆転させること
により、籾摺ロール9,9の間隙が調節できる構成であ
る。
レンセンサ35が設けられている。(なお、このグレン
センサ35は籾シャッタ37の下方に配置する構成と
し、籾がなくなったことを検出する方式としてもよ
い。)籾ホッパ8の流下口には、シャッタ調節モータ3
6で開閉調節できる籾シャッタ37,籾シャッタ37の
開閉を検出できる籾シャッタ開閉センサ38,摺落米ホ
ッパ14の上下動に関連して開閉する籾供給調節弁39
が設けられている。また、ロール間隙調節モータ40で
ロール間隙調節手段41を正転あるいは逆転させること
により、籾摺ロール9,9の間隙が調節できる構成であ
る。
【0011】摺落米ホッパ14には、所定量の穀粒を検
出できる摺落米センサ42が設けられていて、摺落米ホ
ッパ14の流下口には、摺落米調節モータ43で開閉調
節でき、且つ、ポテンショメータ44で開度を検出でき
る摺落米調節弁45が設けられている。また、揺動選別
板21には、穀粒の分布状態を検出できるセンサ、即
ち、横方向揺上側の玄米分布流域に配置されている玄米
側センサ46,横方向中間部の混合米分布流域に配置さ
れている混合米側センサ47,横方向揺下側の籾分布流
域に配置されている籾側上センサ48a,籾側下センサ
48bが、夫れ夫れ設けられている。なお、これらの穀
粒分布状態を検出するセンサ46,47,48a,48
bは、揺動選別板21に取付けられる構成あるいは玄米
仕切板25,籾仕切板26に取付ける等任意の構成でよ
く、光学式メカ式等種々の方式のものを採用できる。
出できる摺落米センサ42が設けられていて、摺落米ホ
ッパ14の流下口には、摺落米調節モータ43で開閉調
節でき、且つ、ポテンショメータ44で開度を検出でき
る摺落米調節弁45が設けられている。また、揺動選別
板21には、穀粒の分布状態を検出できるセンサ、即
ち、横方向揺上側の玄米分布流域に配置されている玄米
側センサ46,横方向中間部の混合米分布流域に配置さ
れている混合米側センサ47,横方向揺下側の籾分布流
域に配置されている籾側上センサ48a,籾側下センサ
48bが、夫れ夫れ設けられている。なお、これらの穀
粒分布状態を検出するセンサ46,47,48a,48
bは、揺動選別板21に取付けられる構成あるいは玄米
仕切板25,籾仕切板26に取付ける等任意の構成でよ
く、光学式メカ式等種々の方式のものを採用できる。
【0012】玄米切替弁33は、玄米切替・モ−タ49
で機外取出側あるいは機内循環側に切替でき、玄米切替
弁33の切替終端位置には夫々リミットスイッチ50,
50が設けられていて、切替終端位置に移動した玄米切
替モータ49の作動を停止する構成とし、また、籾切替
弁34は、籾切替モータ51で籾摺部1への還元側ある
いは揺動選別装置3への循環側に切替できると共に、籾
切替弁34の切替終端位置には夫々リミットスイッチ5
0,50が設けられていて、切替終端位置に移動した籾
切替モータ51の作動を停止する構成である。52は混
合米流路31の穀粒量を検出する循環センサである。な
お、53は揺動選別板21の傾斜角度を調節する傾斜調
節モータ,54は玄米仕切弁25の移動調節をする仕切
弁調節モータ,56は分配樋23の穀粒量を検出する分
配センサである。
で機外取出側あるいは機内循環側に切替でき、玄米切替
弁33の切替終端位置には夫々リミットスイッチ50,
50が設けられていて、切替終端位置に移動した玄米切
替モータ49の作動を停止する構成とし、また、籾切替
弁34は、籾切替モータ51で籾摺部1への還元側ある
いは揺動選別装置3への循環側に切替できると共に、籾
切替弁34の切替終端位置には夫々リミットスイッチ5
0,50が設けられていて、切替終端位置に移動した籾
切替モータ51の作動を停止する構成である。52は混
合米流路31の穀粒量を検出する循環センサである。な
お、53は揺動選別板21の傾斜角度を調節する傾斜調
節モータ,54は玄米仕切弁25の移動調節をする仕切
弁調節モータ,56は分配樋23の穀粒量を検出する分
配センサである。
【0013】これらのグレンセンサ35,籾シャッタ開
閉センサ38,摺落米センサ42,ポテンショメータ4
4,玄米側センサ46,混合米側センサ47,籾側上セ
ンサ48a、籾側下センサ48b、リミットスイッチ5
0,50…,循環センサ52、及び分配センサ56の検
出情報が、入力インタ−フェイスを経由して、制御部,
演算部及びレジスタ部からなるCPU並びにプログラム
メモリ及び演算用メモリのメモリ部から構成されている
演算制御部55に入力される構成であり、また、演算制
御部55から出力インタ−フェイスを介して、シャッタ
調節モータ36,ロール間隙調節モータ40,摺落米調
節モータ43,玄米切替モータ49,籾切替モータ51
に制御指令信号が出力される構成である。
閉センサ38,摺落米センサ42,ポテンショメータ4
4,玄米側センサ46,混合米側センサ47,籾側上セ
ンサ48a、籾側下センサ48b、リミットスイッチ5
0,50…,循環センサ52、及び分配センサ56の検
出情報が、入力インタ−フェイスを経由して、制御部,
演算部及びレジスタ部からなるCPU並びにプログラム
メモリ及び演算用メモリのメモリ部から構成されている
演算制御部55に入力される構成であり、また、演算制
御部55から出力インタ−フェイスを介して、シャッタ
調節モータ36,ロール間隙調節モータ40,摺落米調
節モータ43,玄米切替モータ49,籾切替モータ51
に制御指令信号が出力される構成である。
【0014】次の、演算制御部55の制御内容について
説明する。玄米側センサ46が穀粒ありを検出し、他
の混合米側センサ47,籾側下センサ48b及び籾側上
センサ48aが穀粒なしを検出した場合には、揺動選別
板21の穀粒量が小であるので、演算制御部55から摺
落米調節モータ43に供給増加指令信号が送られ、所定
時間(例えば20秒)摺落米調節弁45が増加側に調節
される。なお、所定時間後にこれらセンサからの検出情
報が入力され、同じ検出結果であると、同様の制御が繰
り返される。また、玄米側センサ46及び混合米側セン
サ47が穀粒ありを検出し、他の籾側下センサ48b及
び籾側上センサ48aが穀粒なしを検出した場合にも、
穀粒量が小であるので同様の制御がされる。玄米側セ
ンサ46,混合米側センサ47及び籾側上センサ48a
が穀粒ありを検出し、籾側下センサ48bだけが穀粒な
しを検出した場合には、適正な穀粒量であるので、演算
制御部55からは制御指令信号が出力されず、このまま
の供給量を維持する。玄米側センサ46,混合米側セ
ンサ47,籾側下センサ48b及び籾側上センサ48a
の全部が、穀粒ありを検出した場合には、穀粒量が多す
ぎるので、演算制御部55から摺落米調節モータ43に
供給減少指令信号が送られ、所定時間(例えば20秒)
摺落米調節弁45が減少側に調節される。なお、所定時
間後にこれらセンサからの検出情報が入力され、同じ検
出結果であると、同様の制御が繰り返される。グレン
センサ35が穀粒なしを検出し、且つ、揺動選別板21
のセンサ群のうち玄米側センサ46だけが穀粒有りを検
出し、他のセンサ47,48a,48b群が穀粒なしの
検出をした場合には、籾籾シャッタ37の開閉を検出す
る籾シャッタ開閉センサ38及び摺落米調節弁45の開
閉を検出するポテンショメータ44が開あるいは閉のい
ずれを検出していても、籾シャッタ37の閉鎖,摺落米
調節弁45の閉鎖,玄米切替弁33の循環側への切替,
籾切替弁34の籾摺部還元側への切替制御がされる、所
謂、残米処理制御がなされる。従って、揺動選別板21
で選別された機外取出用の玄米に籾が混入せず選別精度
が良好となる。
説明する。玄米側センサ46が穀粒ありを検出し、他
の混合米側センサ47,籾側下センサ48b及び籾側上
センサ48aが穀粒なしを検出した場合には、揺動選別
板21の穀粒量が小であるので、演算制御部55から摺
落米調節モータ43に供給増加指令信号が送られ、所定
時間(例えば20秒)摺落米調節弁45が増加側に調節
される。なお、所定時間後にこれらセンサからの検出情
報が入力され、同じ検出結果であると、同様の制御が繰
り返される。また、玄米側センサ46及び混合米側セン
サ47が穀粒ありを検出し、他の籾側下センサ48b及
び籾側上センサ48aが穀粒なしを検出した場合にも、
穀粒量が小であるので同様の制御がされる。玄米側セ
ンサ46,混合米側センサ47及び籾側上センサ48a
が穀粒ありを検出し、籾側下センサ48bだけが穀粒な
しを検出した場合には、適正な穀粒量であるので、演算
制御部55からは制御指令信号が出力されず、このまま
の供給量を維持する。玄米側センサ46,混合米側セ
ンサ47,籾側下センサ48b及び籾側上センサ48a
の全部が、穀粒ありを検出した場合には、穀粒量が多す
ぎるので、演算制御部55から摺落米調節モータ43に
供給減少指令信号が送られ、所定時間(例えば20秒)
摺落米調節弁45が減少側に調節される。なお、所定時
間後にこれらセンサからの検出情報が入力され、同じ検
出結果であると、同様の制御が繰り返される。グレン
センサ35が穀粒なしを検出し、且つ、揺動選別板21
のセンサ群のうち玄米側センサ46だけが穀粒有りを検
出し、他のセンサ47,48a,48b群が穀粒なしの
検出をした場合には、籾籾シャッタ37の開閉を検出す
る籾シャッタ開閉センサ38及び摺落米調節弁45の開
閉を検出するポテンショメータ44が開あるいは閉のい
ずれを検出していても、籾シャッタ37の閉鎖,摺落米
調節弁45の閉鎖,玄米切替弁33の循環側への切替,
籾切替弁34の籾摺部還元側への切替制御がされる、所
謂、残米処理制御がなされる。従って、揺動選別板21
で選別された機外取出用の玄米に籾が混入せず選別精度
が良好となる。
【0015】なお、この実施例に加えて、揺動選別板2
1での穀粒不適正分布状態、即ち、玄米側センサ46、
混合米側センサ47が穀粒を検出し、籾側上センサ48
a、籾側下センサ48bが穀粒を検出していない場合に
も、残米処理制御に移行する構成としてもよい。グレ
ンセンサ35が穀粒ありを検出し、且つ、揺動選別板2
1のセンサ群のうち玄米側センサ46だけが穀粒有りを
検出し、他のセンサ47,48a,48b群が穀粒なし
の検出をした場合には、籾籾シャッタ37の開閉検出用
の籾シャッタ開閉センサ38及び摺落米調節弁45開閉
検出用のポテンショメータ44が開あるいは閉のいずれ
を検出していても、前記の所謂、残米処理制御がなさ
れる。
1での穀粒不適正分布状態、即ち、玄米側センサ46、
混合米側センサ47が穀粒を検出し、籾側上センサ48
a、籾側下センサ48bが穀粒を検出していない場合に
も、残米処理制御に移行する構成としてもよい。グレ
ンセンサ35が穀粒ありを検出し、且つ、揺動選別板2
1のセンサ群のうち玄米側センサ46だけが穀粒有りを
検出し、他のセンサ47,48a,48b群が穀粒なし
の検出をした場合には、籾籾シャッタ37の開閉検出用
の籾シャッタ開閉センサ38及び摺落米調節弁45開閉
検出用のポテンショメータ44が開あるいは閉のいずれ
を検出していても、前記の所謂、残米処理制御がなさ
れる。
【0016】なお、グレンセンサ35が穀粒ありを検出
し、籾籾シャッタ37の開閉検出用の籾シャッタ開閉セ
ンサ38が籾シャッタ37の開を検出している場合に
は、籾摺作業中であるので、残米処理制御には移行しな
い。揺動選別板21の玄米側センサ46,混合米側セ
ンサ47及び籾側下センサ48bおよび籾側上センサ4
8aの検出結果において、混合米側センサ47が穀粒有
りを検出し、玄米側センサ46が穀粒なしを検出した場
合、籾側下センサ48bが穀粒有りを検出し、玄米側セ
ンサ46及び混合米側センサ47のいずれか一方が穀粒
なしを検出した場合、また、籾側上センサ48aが穀粒
ありを検出し、玄米側センサ46,混合米側センサ47
及び籾側下センサ48bのいずれか一方あるいは全部が
穀粒なしを検出した場合には、センサ異常と判断し、演
算制御部55から駆動用モ−タの停止指令信号,籾シャ
ッタ37の閉鎖指令信号,摺落米調節弁45の閉鎖指令
信号,玄米切替弁33の循環側への切替指令信号,籾切
替弁34の籾摺部還元側への切替指令信号が出力され、
所定時間後に駆動停止がされる。グレンセンサ35が
穀粒なしと検出し、次いで、摺落米センサ42が穀粒な
しと検出し、次いで、分配センサ56が穀粒なしと検出
すると、前述の残米処理制御に移行する。グレンセンサ
35,摺落米センサ42及び分配センサ56の複数のセ
ンサで作業継続中であるか、あるいは、作業終了段階で
あるかを検出するので、その判断が正確となり、能率的
に籾摺選別作業を行なうものでありながら、玄米への籾
混入を防止し選別精度の向上を図ることができる。な
お、グレンセンサ35,摺落米センサ42,分配センサ
56の検出順序に関係なく、これらのセンサが穀粒なし
と検出すると、玄米切替弁33が循環側及び籾切替弁3
4が籾摺部1への還元側に切替られる構成としてもよ
い。
し、籾籾シャッタ37の開閉検出用の籾シャッタ開閉セ
ンサ38が籾シャッタ37の開を検出している場合に
は、籾摺作業中であるので、残米処理制御には移行しな
い。揺動選別板21の玄米側センサ46,混合米側セ
ンサ47及び籾側下センサ48bおよび籾側上センサ4
8aの検出結果において、混合米側センサ47が穀粒有
りを検出し、玄米側センサ46が穀粒なしを検出した場
合、籾側下センサ48bが穀粒有りを検出し、玄米側セ
ンサ46及び混合米側センサ47のいずれか一方が穀粒
なしを検出した場合、また、籾側上センサ48aが穀粒
ありを検出し、玄米側センサ46,混合米側センサ47
及び籾側下センサ48bのいずれか一方あるいは全部が
穀粒なしを検出した場合には、センサ異常と判断し、演
算制御部55から駆動用モ−タの停止指令信号,籾シャ
ッタ37の閉鎖指令信号,摺落米調節弁45の閉鎖指令
信号,玄米切替弁33の循環側への切替指令信号,籾切
替弁34の籾摺部還元側への切替指令信号が出力され、
所定時間後に駆動停止がされる。グレンセンサ35が
穀粒なしと検出し、次いで、摺落米センサ42が穀粒な
しと検出し、次いで、分配センサ56が穀粒なしと検出
すると、前述の残米処理制御に移行する。グレンセンサ
35,摺落米センサ42及び分配センサ56の複数のセ
ンサで作業継続中であるか、あるいは、作業終了段階で
あるかを検出するので、その判断が正確となり、能率的
に籾摺選別作業を行なうものでありながら、玄米への籾
混入を防止し選別精度の向上を図ることができる。な
お、グレンセンサ35,摺落米センサ42,分配センサ
56の検出順序に関係なく、これらのセンサが穀粒なし
と検出すると、玄米切替弁33が循環側及び籾切替弁3
4が籾摺部1への還元側に切替られる構成としてもよ
い。
【0017】次に、実施例の作用について説明する。籾
摺作業をする場合には、籾摺部1の籾ホッパ8に籾を供
給し、電源スイッチ(図示省略)及び運転スイッチ(図
示省略)をONし、籾摺選別機の回転各部を駆動する。
すると、籾ホッパ8から籾摺ロール9,9に供給された
籾は籾摺され、籾・玄米及び籾殻の摺落米は摺落米ラセ
ン11,混合米揚穀機5,摺落米ホッパ14を経て、摺
落米風選部2に供給されて風選され、軽い籾殻は吸引フ
アン18,排塵筒19を経て機外に排出され、重い玄米
及び籾の混合米は、摺落米風選路15,摺落米受樋1
7,摺落米流路20,分配樋23,分配ケース24を経
て、揺動選別板21,21,…に供給される。
摺作業をする場合には、籾摺部1の籾ホッパ8に籾を供
給し、電源スイッチ(図示省略)及び運転スイッチ(図
示省略)をONし、籾摺選別機の回転各部を駆動する。
すると、籾ホッパ8から籾摺ロール9,9に供給された
籾は籾摺され、籾・玄米及び籾殻の摺落米は摺落米ラセ
ン11,混合米揚穀機5,摺落米ホッパ14を経て、摺
落米風選部2に供給されて風選され、軽い籾殻は吸引フ
アン18,排塵筒19を経て機外に排出され、重い玄米
及び籾の混合米は、摺落米風選路15,摺落米受樋1
7,摺落米流路20,分配樋23,分配ケース24を経
て、揺動選別板21,21,…に供給される。
【0018】揺動選別板21,21,…が横方向斜上下
に往復揺動すると、混合米は粒形の大小あるいは比重の
大小、摩擦係数の大小の関係で、小さくて比重の重い玄
米は横方向揺上側の玄米分布流域に偏流分布し、また、
玄米に比較して大きく比重の軽い籾は横方向揺下側の籾
分布流域に偏流分布し、また、その中間部の混合米分布
流域には、分離されない籾と玄米の混合米が偏流分布す
る。揺動選別板21,21,…の縦方向排出側は玄米仕
切板25,籾仕切板26で仕切られているので、玄米分
布流域に分布した玄米、は玄米取出樋27及び玄米流路
30を経て、また、混合米分布流域に分布した混合米
は、混合米取出樋28及び混合米流路31を経て、ま
た、籾分布流域に分布した籾は、籾取出樋29及び籾流
路32を経て、夫々取り出され選別される。
に往復揺動すると、混合米は粒形の大小あるいは比重の
大小、摩擦係数の大小の関係で、小さくて比重の重い玄
米は横方向揺上側の玄米分布流域に偏流分布し、また、
玄米に比較して大きく比重の軽い籾は横方向揺下側の籾
分布流域に偏流分布し、また、その中間部の混合米分布
流域には、分離されない籾と玄米の混合米が偏流分布す
る。揺動選別板21,21,…の縦方向排出側は玄米仕
切板25,籾仕切板26で仕切られているので、玄米分
布流域に分布した玄米、は玄米取出樋27及び玄米流路
30を経て、また、混合米分布流域に分布した混合米
は、混合米取出樋28及び混合米流路31を経て、ま
た、籾分布流域に分布した籾は、籾取出樋29及び籾流
路32を経て、夫々取り出され選別される。
【0019】このよにして籾摺選別作業が行われるので
あるが、グレンセンサ35が穀粒なしを検出し、且つ、
揺動選別板21のセンサ群のうち玄米側センサ46だけ
が穀粒有りを検出し、他のセンサ群が穀粒なしの検出を
した場合には、籾シャッタ37の開閉検出用の籾シャッ
タ開閉センサ38及び摺落米調節弁45開閉検出用のポ
テンショメータ44が開あるいは閉のいずれを検出して
いても、また、グレンセンサ35が穀粒ありを検出し、
且つ、揺動選別板21のセンサ群のうち玄米側センサ4
6だけが穀粒有りを検出し、他のセンサ群が穀粒なしの
検出をした場合には、籾シャッタ37の閉鎖,摺落米調
節弁45の閉鎖,玄米切替弁33の循環側への切替,籾
切替弁34の籾摺部還元側への切替制御がされる、所
謂、残米処理制御がなされる。従って、揺動選別板21
で選別された機外取出用の玄米に籾が混入せず選別精度
が良好となり、また、作業再開時の調節操作が容易とな
る。
あるが、グレンセンサ35が穀粒なしを検出し、且つ、
揺動選別板21のセンサ群のうち玄米側センサ46だけ
が穀粒有りを検出し、他のセンサ群が穀粒なしの検出を
した場合には、籾シャッタ37の開閉検出用の籾シャッ
タ開閉センサ38及び摺落米調節弁45開閉検出用のポ
テンショメータ44が開あるいは閉のいずれを検出して
いても、また、グレンセンサ35が穀粒ありを検出し、
且つ、揺動選別板21のセンサ群のうち玄米側センサ4
6だけが穀粒有りを検出し、他のセンサ群が穀粒なしの
検出をした場合には、籾シャッタ37の閉鎖,摺落米調
節弁45の閉鎖,玄米切替弁33の循環側への切替,籾
切替弁34の籾摺部還元側への切替制御がされる、所
謂、残米処理制御がなされる。従って、揺動選別板21
で選別された機外取出用の玄米に籾が混入せず選別精度
が良好となり、また、作業再開時の調節操作が容易とな
る。
【0020】
【発明の効果】上述のように、揺動選別装置3で選別作
業をするにあたり、グレンセンサ35が穀粒なしを検出
し、且つ、揺動選別板21の穀粒分布状態を検出する検
出手段が玄米分布領域だけ穀粒有りを検出し、他の穀粒
分布領域で穀粒なしを検出した場合には、グレンセンサ
35の穀粒有無の検出,前記籾シャッタ開閉センサ38
の籾シャッタ37の開閉検出とは無関係に、揺動選別板
21の玄米分布流域の穀粒を機外取出状態から機内循環
状態に切り替える制御がされて、揺動選別板21で選別
された機外取出用の玄米に籾が混入せず選別精度が良好
となる。
業をするにあたり、グレンセンサ35が穀粒なしを検出
し、且つ、揺動選別板21の穀粒分布状態を検出する検
出手段が玄米分布領域だけ穀粒有りを検出し、他の穀粒
分布領域で穀粒なしを検出した場合には、グレンセンサ
35の穀粒有無の検出,前記籾シャッタ開閉センサ38
の籾シャッタ37の開閉検出とは無関係に、揺動選別板
21の玄米分布流域の穀粒を機外取出状態から機内循環
状態に切り替える制御がされて、揺動選別板21で選別
された機外取出用の玄米に籾が混入せず選別精度が良好
となる。
【図1】全体の切断側面図
【図2】一部切断した正面図
【図3】要部の切断側面図
【図4】ブロック図
1…籾摺部,2…摺落米風選部、3…揺動選別装置,4
…揚穀搬送部, 5…混合米揚穀機,6…籾揚穀機,7…玄米揚穀機,8
…籾ホッパ, 9…籾摺ロ−ル,10…籾摺室,11…摺落米ラセン,
12…摺落米風選箱体, 13…バネ,14…ホッパ,15…摺落米風選路,16
…粃米受樋, 17…摺落米受樋,18…吸引フアン,19…排塵筒,
20…摺落米流路, 21…揺動選別板,22…揺動アーム,23…分配樋,
24…分配ケース, 25…玄米仕切板,26…籾仕切板,27…玄米取出
樋,28…混合米取出樋, 29…籾取出樋,30…玄米流路,31…混合米流路,
32…籾流路, 33…玄米切替弁,34…籾切替弁,35…グレンセン
サ, 36…シャッタ調節モータ,37…籾シャッタ,38…
籾シャッタ開閉センサ, 39…籾供給調節弁,40…ロール間隙調節モータ, 41…ロール間隙調節手段,42…摺落米センサ,43
…摺落米調節モータ, 44…ポテンショメータ(摺落米調節弁開閉センサ),
45…摺落米調節弁, 46…玄米側センサ,47…混合米側センサ,48a…
籾側上センサ, 48b…籾側下センサ,49…玄米切替モータ,50…
リミットスイッチ, 51…籾切替モータ,52…循環センサ,53…傾斜調
節モータ, 54…仕切板調節モータ,55…演算制御部,56…分
配センサ。
…揚穀搬送部, 5…混合米揚穀機,6…籾揚穀機,7…玄米揚穀機,8
…籾ホッパ, 9…籾摺ロ−ル,10…籾摺室,11…摺落米ラセン,
12…摺落米風選箱体, 13…バネ,14…ホッパ,15…摺落米風選路,16
…粃米受樋, 17…摺落米受樋,18…吸引フアン,19…排塵筒,
20…摺落米流路, 21…揺動選別板,22…揺動アーム,23…分配樋,
24…分配ケース, 25…玄米仕切板,26…籾仕切板,27…玄米取出
樋,28…混合米取出樋, 29…籾取出樋,30…玄米流路,31…混合米流路,
32…籾流路, 33…玄米切替弁,34…籾切替弁,35…グレンセン
サ, 36…シャッタ調節モータ,37…籾シャッタ,38…
籾シャッタ開閉センサ, 39…籾供給調節弁,40…ロール間隙調節モータ, 41…ロール間隙調節手段,42…摺落米センサ,43
…摺落米調節モータ, 44…ポテンショメータ(摺落米調節弁開閉センサ),
45…摺落米調節弁, 46…玄米側センサ,47…混合米側センサ,48a…
籾側上センサ, 48b…籾側下センサ,49…玄米切替モータ,50…
リミットスイッチ, 51…籾切替モータ,52…循環センサ,53…傾斜調
節モータ, 54…仕切板調節モータ,55…演算制御部,56…分
配センサ。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B02B 7/00
Claims (1)
- 【請求項1】 籾摺部,摺落米を風選する摺落米風選部
2及び揺動選別装置3を有する籾摺選別機であって、籾
摺部1の籾ホッパ8の穀粒の有無を検出するグレンセン
サ35,籾ホッパ8の籾シャッタ37の開閉を検出する
籾シャッタ開閉センサ38,揺動選別装置3の揺動選別
板21における玄米分布領域,混合米分布領域及び籾分
布領域の穀粒分布状態を検出する穀粒分布検出手段を設
け、揺動選別板21の玄米分布領域の穀粒有りを検出し
且つ他の穀粒分布領域の穀粒なし検出の場合には、グレ
ンセンサ35が穀粒有・無のいずれかを検出し、前記籾
シャッタ開閉センサ38が籾シャッタ37の開・閉のい
ずれかを検出してもこれらとは無関係に、揺動選別板2
1の玄米分布領域の穀粒を機外取出状態から機内循環状
態に切り替える穀粒切替手段を設けたことを特徴とする
籾摺選別機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31673491A JP3173078B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 籾摺選別機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31673491A JP3173078B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 籾摺選別機の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05146695A JPH05146695A (ja) | 1993-06-15 |
JP3173078B2 true JP3173078B2 (ja) | 2001-06-04 |
Family
ID=18080312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31673491A Expired - Fee Related JP3173078B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 籾摺選別機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3173078B2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP31673491A patent/JP3173078B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05146695A (ja) | 1993-06-15 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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