JPH0576845A - 籾摺選別機の穀粒切替制御装置 - Google Patents
籾摺選別機の穀粒切替制御装置Info
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- JPH0576845A JPH0576845A JP24156291A JP24156291A JPH0576845A JP H0576845 A JPH0576845 A JP H0576845A JP 24156291 A JP24156291 A JP 24156291A JP 24156291 A JP24156291 A JP 24156291A JP H0576845 A JPH0576845 A JP H0576845A
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- paddy
- grains
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- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
- Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】この発明は、作業終了時において、揺動選別装
置3の揺動選別板21で選別された玄米分布流域の穀粒
を、正確に機外取出状態あるいは機内循環状態へ切替え
る。 【構成】籾摺部の籾ホッパ8の穀粒を検出できる籾セン
サ35,揺動選別装置に供給される混合米を一時貯留す
る摺落米ホッパ14の穀粒を検出できる摺落米センサ4
2及び揺動選別装置に穀粒を供給する分配樋の穀粒を検
出できる分配センサ56を設け、これらのセンサ35,
42,56の検出結果により、揺動選別装置3の玄米分
布流域から取り出された穀粒を機外取出状態と機内循環
状態とに切り替える玄米切替弁33を関連的に切替制御
する。
置3の揺動選別板21で選別された玄米分布流域の穀粒
を、正確に機外取出状態あるいは機内循環状態へ切替え
る。 【構成】籾摺部の籾ホッパ8の穀粒を検出できる籾セン
サ35,揺動選別装置に供給される混合米を一時貯留す
る摺落米ホッパ14の穀粒を検出できる摺落米センサ4
2及び揺動選別装置に穀粒を供給する分配樋の穀粒を検
出できる分配センサ56を設け、これらのセンサ35,
42,56の検出結果により、揺動選別装置3の玄米分
布流域から取り出された穀粒を機外取出状態と機内循環
状態とに切り替える玄米切替弁33を関連的に切替制御
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、籾・玄米等の混合粒
を選別する揺動選別装置を具備する籾摺選別機の穀粒切
替制御装置に関するものである。
を選別する揺動選別装置を具備する籾摺選別機の穀粒切
替制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】揺動選別板の板面には選別用の凹凸が形
成されていて、一側の高い供給側から反対側の低い排出
側である縦方向に傾斜させて、籾・玄米等の混合粒を供
給側から排出側へ流動する過程で、縦方向と直交する横
方向に斜上下の往復動をさせながら、横方向の高い揺上
側に比重の高い玄米を、横方向の低い揺下側に比重の低
い籾を、また、これらの中間部には混合粒を分布させて
選別する揺動選別装置を具備すると共に、籾摺部での摺
落米を風選する摺落米ホッパ付きの摺落米風選部を具備
する籾摺選別機がある。このような揺動選別装置を具備
する籾摺選別機で、揺動選別板で選別済の玄米を、玄米
切替弁で機外取出状態に切り替えたり、あるいは、機内
循環状態に切り替えるものがある。
成されていて、一側の高い供給側から反対側の低い排出
側である縦方向に傾斜させて、籾・玄米等の混合粒を供
給側から排出側へ流動する過程で、縦方向と直交する横
方向に斜上下の往復動をさせながら、横方向の高い揺上
側に比重の高い玄米を、横方向の低い揺下側に比重の低
い籾を、また、これらの中間部には混合粒を分布させて
選別する揺動選別装置を具備すると共に、籾摺部での摺
落米を風選する摺落米ホッパ付きの摺落米風選部を具備
する籾摺選別機がある。このような揺動選別装置を具備
する籾摺選別機で、揺動選別板で選別済の玄米を、玄米
切替弁で機外取出状態に切り替えたり、あるいは、機内
循環状態に切り替えるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような摺落米風選
部及び揺動選別装置を具備する籾摺選別機において、揺
動選別装置の搬送上手側にある摺落米ホッパに、一時貯
留された籾・玄米・籾殻の混じっている摺落米を摺落米
風選部で風選して籾・玄米の混合米とし、この混合米を
一時貯留する混合米ホッパを経由することなく、分配樋
及び分配ケ−スを経て揺動選別装置の揺動選別板に供給
するタイプにあつては、摺落米ホッパの穀粒を検出する
にしても籾殻の混じっている摺落米を検出するものであ
るので、摺落米中の籾・玄米の混合米量の検出は正確を
でなく、単に摺落米ホッパの穀粒量を検出して、揺動選
別装置の揺動選別板で選別された玄米を、玄米切替弁で
機外取出状態に切り替えたり、あるいは、機内循環状態
に切り替えるのでは、作業終了か否かの判断が不正確と
なり、玄米切替弁の切り替えを正確に行なうことができ
ないという問題点があつた。そこで、この発明は、この
ような籾摺選別機での玄米切替弁の切り替え制御の正確
化を図ろうとするものである。
部及び揺動選別装置を具備する籾摺選別機において、揺
動選別装置の搬送上手側にある摺落米ホッパに、一時貯
留された籾・玄米・籾殻の混じっている摺落米を摺落米
風選部で風選して籾・玄米の混合米とし、この混合米を
一時貯留する混合米ホッパを経由することなく、分配樋
及び分配ケ−スを経て揺動選別装置の揺動選別板に供給
するタイプにあつては、摺落米ホッパの穀粒を検出する
にしても籾殻の混じっている摺落米を検出するものであ
るので、摺落米中の籾・玄米の混合米量の検出は正確を
でなく、単に摺落米ホッパの穀粒量を検出して、揺動選
別装置の揺動選別板で選別された玄米を、玄米切替弁で
機外取出状態に切り替えたり、あるいは、機内循環状態
に切り替えるのでは、作業終了か否かの判断が不正確と
なり、玄米切替弁の切り替えを正確に行なうことができ
ないという問題点があつた。そこで、この発明は、この
ような籾摺選別機での玄米切替弁の切り替え制御の正確
化を図ろうとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
従来技術のもつ問題点を解決するために、次の技術的手
段を講じた。即ち、この発明は、籾摺部1,籾摺部1で
の摺落米を風選する摺落米風選部2及び揺動選別装置3
型の混合米選別部を有する籾摺選別機であつて、籾摺部
1の籾ホッパ8の穀粒を検出できる籾センサ35,揺動
選別装置3に供給される被選別穀粒を一時貯留する摺落
米ホッパ14の穀粒を検出できる摺落米センサ42及び
揺動選別装置3に穀粒を供給する分配樋23の穀粒を検
出できる分配センサ56の検出結果により、揺動選別装
置3の玄米分布流域から取り出された穀粒を機外取出状
態と機内循環状態とに切り替える玄米切替弁33を関連
的に切替制御することを特徴とする籾摺選別機の穀粒切
替制御装置としたものである。
従来技術のもつ問題点を解決するために、次の技術的手
段を講じた。即ち、この発明は、籾摺部1,籾摺部1で
の摺落米を風選する摺落米風選部2及び揺動選別装置3
型の混合米選別部を有する籾摺選別機であつて、籾摺部
1の籾ホッパ8の穀粒を検出できる籾センサ35,揺動
選別装置3に供給される被選別穀粒を一時貯留する摺落
米ホッパ14の穀粒を検出できる摺落米センサ42及び
揺動選別装置3に穀粒を供給する分配樋23の穀粒を検
出できる分配センサ56の検出結果により、揺動選別装
置3の玄米分布流域から取り出された穀粒を機外取出状
態と機内循環状態とに切り替える玄米切替弁33を関連
的に切替制御することを特徴とする籾摺選別機の穀粒切
替制御装置としたものである。
【0005】
【実施例】以下、図1乃至図5に示す発明の実施例につ
いて説明する。まず、実施例の構成について説明する
と、この籾摺選別機は、籾摺をする籾摺部1、籾摺部1
からの摺落米を風選する摺落米風選部2、摺落米風選部
2での風選後の摺落米を選別する揺動選別装置3及び揚
穀搬送部4によって構成されている。そして、機体前上
部に籾摺部1を、機体後上部に摺落米風選部2を、機体
後下部に揺動選別装置3を、籾摺部1の横側部に揚穀搬
送部4の混合米揚穀機5を、揚穀搬送部4の籾揚穀機6
を揺動選別装置3の一側部に、機体の最後部に揚穀搬送
部4の玄米揚穀機7を、夫れ夫れ配置した構成である。
いて説明する。まず、実施例の構成について説明する
と、この籾摺選別機は、籾摺をする籾摺部1、籾摺部1
からの摺落米を風選する摺落米風選部2、摺落米風選部
2での風選後の摺落米を選別する揺動選別装置3及び揚
穀搬送部4によって構成されている。そして、機体前上
部に籾摺部1を、機体後上部に摺落米風選部2を、機体
後下部に揺動選別装置3を、籾摺部1の横側部に揚穀搬
送部4の混合米揚穀機5を、揚穀搬送部4の籾揚穀機6
を揺動選別装置3の一側部に、機体の最後部に揚穀搬送
部4の玄米揚穀機7を、夫れ夫れ配置した構成である。
【0006】籾摺部1は、籾ホッパ8,籾摺ロ−ル9,
9の内装されている籾摺室10等で構成されていて、籾
摺部1で籾摺された摺落米は、摺落米ラセン11で一側
方に送られて、混合米揚穀機5 の下部に流入する構成
である。摺落米風選部2は、摺落米風選箱体12,摺落
米風選箱体12内にバネ13で上下動自在に支持されて
いる摺落米ホッパ14,摺落米ホッパ14の下方から後
方上位に向かって斜設されている摺落米風選路15,粃
米受樋16,摺落米受樋17,吸引フアン19,排塵筒
20,摺落米流路20等で構成されている。
9の内装されている籾摺室10等で構成されていて、籾
摺部1で籾摺された摺落米は、摺落米ラセン11で一側
方に送られて、混合米揚穀機5 の下部に流入する構成
である。摺落米風選部2は、摺落米風選箱体12,摺落
米風選箱体12内にバネ13で上下動自在に支持されて
いる摺落米ホッパ14,摺落米ホッパ14の下方から後
方上位に向かって斜設されている摺落米風選路15,粃
米受樋16,摺落米受樋17,吸引フアン19,排塵筒
20,摺落米流路20等で構成されている。
【0007】次に、揺動選別装置3について説明する
と、21は揺動選別板であり、その板面には選別用の凹
凸が形成されていて、縦方向一側が高い供給側、その反
対の他側が低い排出側となり、供給側と排出側とを結ぶ
縦方向に対して直交する横方向の高い一方側を揺上側、
その反対側の低位側を揺下側として、揺動選別板21を
縦方向及び横方向の2面ともに傾斜した構成としてい
る。
と、21は揺動選別板であり、その板面には選別用の凹
凸が形成されていて、縦方向一側が高い供給側、その反
対の他側が低い排出側となり、供給側と排出側とを結ぶ
縦方向に対して直交する横方向の高い一方側を揺上側、
その反対側の低位側を揺下側として、揺動選別板21を
縦方向及び横方向の2面ともに傾斜した構成としてい
る。
【0008】揺動選別装置3の機体には揺動アーム2
2,22の下端を軸支し、揺動アーム22,22の上端
を、揺動選別板21,21,…側の枠体にピンを介して
連結し、一方の揺動アーム22,22にロッド(図示省
略)の一端を連結し、ロッド(図示省略)の他端にクラ
ンク軸(図示省略)を嵌合して、クランク軸(図示省
略)をモ−タ等の駆動源で回転させると、揺動アーム2
2,22が往復揺動し、揺動選別板21,21,…が横
方向斜め上下に往復揺動をする構成である。
2,22の下端を軸支し、揺動アーム22,22の上端
を、揺動選別板21,21,…側の枠体にピンを介して
連結し、一方の揺動アーム22,22にロッド(図示省
略)の一端を連結し、ロッド(図示省略)の他端にクラ
ンク軸(図示省略)を嵌合して、クランク軸(図示省
略)をモ−タ等の駆動源で回転させると、揺動アーム2
2,22が往復揺動し、揺動選別板21,21,…が横
方向斜め上下に往復揺動をする構成である。
【0009】この揺動選別板21における縦方向の供給
側で、且つ、横方向の揺下側寄りの箇所に、籾摺部1で
籾摺され、且つ摺落米風選部2で風選された後の混合米
が、分配樋23及び分配ケース24を経て供給される。
すると、混合米は粒形の大小,比重の大小,摩擦係数の
大小等の関係で、比重の重い玄米は選別方向である横方
向揺上側に偏流分布し、また、玄米に比較して大きく比
重の軽い籾米は横方向揺下側に偏流分布し、その中間部
には分離されない籾米と玄米の混合米が偏流分布する。
揺動選別板21の排出側に玄米仕切板25及び籾仕切板
26を配置することにより、玄米は玄米取出樋27か
ら、混合米は混合米取出樋28から、籾は籾取出樋29
から夫々取り出される。このようにして取り出された玄
米は、玄米流路30を経て玄米揚穀機7の下部に流入し
て揚穀されて、玄米揚穀機7の上部から機外に取り出さ
れ、また、籾取出樋29に取り出された籾は、籾流路3
2,揚穀搬送部4の籾揚穀機6を経て籾摺部1に揚穀還
元されて再度の籾摺がされ、また、混合米取出樋28か
ら取り出された混合米は、混合米流路31を経て揚穀搬
送部4の混合米揚穀機5に流入して揚穀され、摺落米ホ
ッパ14,摺落米風選路15,摺落米流路20,分配樋
23,分配ケース24を経て揺動選別装置3に供給され
て、再選別される構成である。また、玄米流路30には
流下した玄米を、玄米流路30を経て玄米揚穀機7に流
れる機外取出状態としたり、あるいは、隣の混合米流路
31に流れる機内循環状態に切替ることのできる玄米切
替弁33を設け、また、混合米流路31には流下した混
合米を混合米流路31を経て混合米揚穀機5に流れる揺
動選別装置3への循環状態としたり、あるいは、隣の籾
流路32に流れる籾摺部1への還元状態に切替ることの
できる混合米切替弁34を設けている。
側で、且つ、横方向の揺下側寄りの箇所に、籾摺部1で
籾摺され、且つ摺落米風選部2で風選された後の混合米
が、分配樋23及び分配ケース24を経て供給される。
すると、混合米は粒形の大小,比重の大小,摩擦係数の
大小等の関係で、比重の重い玄米は選別方向である横方
向揺上側に偏流分布し、また、玄米に比較して大きく比
重の軽い籾米は横方向揺下側に偏流分布し、その中間部
には分離されない籾米と玄米の混合米が偏流分布する。
揺動選別板21の排出側に玄米仕切板25及び籾仕切板
26を配置することにより、玄米は玄米取出樋27か
ら、混合米は混合米取出樋28から、籾は籾取出樋29
から夫々取り出される。このようにして取り出された玄
米は、玄米流路30を経て玄米揚穀機7の下部に流入し
て揚穀されて、玄米揚穀機7の上部から機外に取り出さ
れ、また、籾取出樋29に取り出された籾は、籾流路3
2,揚穀搬送部4の籾揚穀機6を経て籾摺部1に揚穀還
元されて再度の籾摺がされ、また、混合米取出樋28か
ら取り出された混合米は、混合米流路31を経て揚穀搬
送部4の混合米揚穀機5に流入して揚穀され、摺落米ホ
ッパ14,摺落米風選路15,摺落米流路20,分配樋
23,分配ケース24を経て揺動選別装置3に供給され
て、再選別される構成である。また、玄米流路30には
流下した玄米を、玄米流路30を経て玄米揚穀機7に流
れる機外取出状態としたり、あるいは、隣の混合米流路
31に流れる機内循環状態に切替ることのできる玄米切
替弁33を設け、また、混合米流路31には流下した混
合米を混合米流路31を経て混合米揚穀機5に流れる揺
動選別装置3への循環状態としたり、あるいは、隣の籾
流路32に流れる籾摺部1への還元状態に切替ることの
できる混合米切替弁34を設けている。
【0010】籾ホッパ8には、所定量の籾を検出する籾
センサ35が設けられており、籾ホッパ8の流下口は、
シャッタ調節モータ36でで開閉調節できる籾シャッタ
37及び、手動あるいは調節手段で開閉調節でき且つポ
テンショメータ38で開閉度を検出できる籾供給調節弁
39が設けられており、また、籾摺ロール9,9の間隙
はロール間隙調節モータ40でロール間隙調節手段41
を正転あるいは逆転して調節できる構成である。
センサ35が設けられており、籾ホッパ8の流下口は、
シャッタ調節モータ36でで開閉調節できる籾シャッタ
37及び、手動あるいは調節手段で開閉調節でき且つポ
テンショメータ38で開閉度を検出できる籾供給調節弁
39が設けられており、また、籾摺ロール9,9の間隙
はロール間隙調節モータ40でロール間隙調節手段41
を正転あるいは逆転して調節できる構成である。
【0011】摺落米ホッパ14には、所定量の穀粒を検
出できる籾摺センサ42が設けられていて、摺落米ホッ
パ14の流下口には、摺落米調節モータ43で開閉調節
でき、且つ、ポテンショメータ44で開度を検出できる
摺落米調節弁45が設けられている。また、揺動選別板
21には、穀粒の分布状態を検出できて横方向揺上側に
配置されている玄米側センサ46,横方向中間部に配置
されている混合米側センサ47,横方向揺下側の籾側セ
ンサ48,48が設けられている。なお、これらの穀粒
分布状態を検出するセンサ46,47,48は、揺動選
別板21に取付けられる構成あるいは玄米仕切板25,
籾仕切板26に取付ける等任意の構成でよく、光学式メ
カ式等種々の方式のものを採用できる。玄米切替弁33
は、ソレノイド・モ−タ等で構成されている玄米切替弁
切替手段49で機外取出側あるいは機内循環側に切替で
き、玄米切替弁33の切替終端位置には夫々リミットス
イッチ50,50が設けられていて、切替終端位置に移
動した玄米切替弁切替手段49の作動を停止する構成と
し、また、籾切替弁34は、ソレノイド・モ−タ等の籾
切替弁切替手段51で籾摺部1への還元側あるいは揺動
選別装置3への循環側に切替できると共に、籾切替弁3
4の切替終端位置には夫々リミットスイッチ50,50
が設けられていて、切替終端位置に移動した籾切替弁切
替手段51の作動を停止する構成であり、52は混合米
流路31の穀粒量を検出する循環センサである。なお、
53は揺動選別板21の傾斜角度を調節する傾斜調節モ
ータ,54は玄米仕切弁25の移動調節をする仕切弁調
節モータ,56は分配樋23の穀粒量を検出する分配セ
ンサである。
出できる籾摺センサ42が設けられていて、摺落米ホッ
パ14の流下口には、摺落米調節モータ43で開閉調節
でき、且つ、ポテンショメータ44で開度を検出できる
摺落米調節弁45が設けられている。また、揺動選別板
21には、穀粒の分布状態を検出できて横方向揺上側に
配置されている玄米側センサ46,横方向中間部に配置
されている混合米側センサ47,横方向揺下側の籾側セ
ンサ48,48が設けられている。なお、これらの穀粒
分布状態を検出するセンサ46,47,48は、揺動選
別板21に取付けられる構成あるいは玄米仕切板25,
籾仕切板26に取付ける等任意の構成でよく、光学式メ
カ式等種々の方式のものを採用できる。玄米切替弁33
は、ソレノイド・モ−タ等で構成されている玄米切替弁
切替手段49で機外取出側あるいは機内循環側に切替で
き、玄米切替弁33の切替終端位置には夫々リミットス
イッチ50,50が設けられていて、切替終端位置に移
動した玄米切替弁切替手段49の作動を停止する構成と
し、また、籾切替弁34は、ソレノイド・モ−タ等の籾
切替弁切替手段51で籾摺部1への還元側あるいは揺動
選別装置3への循環側に切替できると共に、籾切替弁3
4の切替終端位置には夫々リミットスイッチ50,50
が設けられていて、切替終端位置に移動した籾切替弁切
替手段51の作動を停止する構成であり、52は混合米
流路31の穀粒量を検出する循環センサである。なお、
53は揺動選別板21の傾斜角度を調節する傾斜調節モ
ータ,54は玄米仕切弁25の移動調節をする仕切弁調
節モータ,56は分配樋23の穀粒量を検出する分配セ
ンサである。
【0012】これらの籾センサ35,ポテンショメータ
38,摺落米センサ42,ポテンショメータ44,玄米
側センサ46,混合米側センサ47,籾側センサ48,
リミットスイッチ50,50…,循環センサ52,及び
分配センサ56の検出情報が、入力インタ−フェイスを
経由して、制御部,演算部及びレジスタ部からなるCP
U並びにプログラムメモリ及び演算用メモリのメモリ部
から構成されている演算制御部55に入力される構成で
あり、また、演算制御部55から出力インタ−フェイス
を介して、シャッタ調節モータ36,ロール間隙調節モ
ータ40,摺落米調節モータ43,玄米切替弁切替手段
49,籾切替弁切替手段51に制御指令信号が出力され
る構成である。
38,摺落米センサ42,ポテンショメータ44,玄米
側センサ46,混合米側センサ47,籾側センサ48,
リミットスイッチ50,50…,循環センサ52,及び
分配センサ56の検出情報が、入力インタ−フェイスを
経由して、制御部,演算部及びレジスタ部からなるCP
U並びにプログラムメモリ及び演算用メモリのメモリ部
から構成されている演算制御部55に入力される構成で
あり、また、演算制御部55から出力インタ−フェイス
を介して、シャッタ調節モータ36,ロール間隙調節モ
ータ40,摺落米調節モータ43,玄米切替弁切替手段
49,籾切替弁切替手段51に制御指令信号が出力され
る構成である。
【0013】次の、演算制御部55の制御内容について
説明する。 図5に示すように、籾センサ35が穀粒なしと検出
し、次いで、籾摺センサ42が穀粒なしと検出し、次い
で、分配センサ56が穀粒なしと検出すると、演算制御
部55から玄米切替弁33を機外取出状態から機内循環
側に切替る制御指令信号が玄米切替弁切替手段49に出
力されて、玄米切替弁33が機内循環側に切替られると
共に、籾切替弁34を揺動選別装置3への循環状態から
籾摺部1への還元側に切替える制御指令信号が籾切替弁
切替手段51に出力されて、籾切替弁34が機内循環側
に切替られる構成である。従って、籾センサ35,籾摺
センサ42及び分配センサ56の複数のセンサで作業継
続中であるか、あるいは、作業終了段階であるかを検出
するので、その判断が正確となり、能率的に籾摺選別作
業を行なうものでありながら、玄米への籾混入を防止し
選別精度の向上を図ることができる。なお、籾センサ3
5,摺落米センサ42,分配センサ56の検出順序に関
係なく、これらのセンサが穀粒なしと検出すると、玄米
切替弁33及び籾切替弁34が切替られる構成としても
よい。 循環センサ52の所定量以上の穀粒量検出が演算制御
部55に入力されると、演算制御部55から籾摺部1の
籾シャッタ37を所定量閉鎖調節する制御指令信号がシ
ャッタ調節モータ36に出力されて、籾シャッタ37が
所定量閉鎖調節され、籾摺ロール9,9への供給量が減
少調節される。従って、籾摺作業開始時の選別が安定し
ない時期に、籾切替弁34を籾摺部1への還元側に切替
て揺動選別装置3から混合米揚穀機5への供給量が多く
なっても、籾摺部1から混合米揚穀機5に供給される摺
落米を減少して、混合米揚穀機5の詰まりを防止でき
る。
説明する。 図5に示すように、籾センサ35が穀粒なしと検出
し、次いで、籾摺センサ42が穀粒なしと検出し、次い
で、分配センサ56が穀粒なしと検出すると、演算制御
部55から玄米切替弁33を機外取出状態から機内循環
側に切替る制御指令信号が玄米切替弁切替手段49に出
力されて、玄米切替弁33が機内循環側に切替られると
共に、籾切替弁34を揺動選別装置3への循環状態から
籾摺部1への還元側に切替える制御指令信号が籾切替弁
切替手段51に出力されて、籾切替弁34が機内循環側
に切替られる構成である。従って、籾センサ35,籾摺
センサ42及び分配センサ56の複数のセンサで作業継
続中であるか、あるいは、作業終了段階であるかを検出
するので、その判断が正確となり、能率的に籾摺選別作
業を行なうものでありながら、玄米への籾混入を防止し
選別精度の向上を図ることができる。なお、籾センサ3
5,摺落米センサ42,分配センサ56の検出順序に関
係なく、これらのセンサが穀粒なしと検出すると、玄米
切替弁33及び籾切替弁34が切替られる構成としても
よい。 循環センサ52の所定量以上の穀粒量検出が演算制御
部55に入力されると、演算制御部55から籾摺部1の
籾シャッタ37を所定量閉鎖調節する制御指令信号がシ
ャッタ調節モータ36に出力されて、籾シャッタ37が
所定量閉鎖調節され、籾摺ロール9,9への供給量が減
少調節される。従って、籾摺作業開始時の選別が安定し
ない時期に、籾切替弁34を籾摺部1への還元側に切替
て揺動選別装置3から混合米揚穀機5への供給量が多く
なっても、籾摺部1から混合米揚穀機5に供給される摺
落米を減少して、混合米揚穀機5の詰まりを防止でき
る。
【0014】次に、図6乃至図7に基づき揺動選別板2
1の穀粒分布状態を検出するセンサについて説明する。
玄米側センサ46,混合米側センサ47及び籾側センサ
48を、1枚目の揺動選別板21の検出穴57,57,
…から流下する穀粒により検出する構成とし、玄米側セ
ンサ46及び籾側センサ48は、揺動選別板21の縦方
向排出側21a終端部に配置し、混合米側センサ47を
縦方向中間部に位置した構成とし、これらのセンサ4
6,47,48の設けられている2枚目の揺動選別板2
1の側壁58,58を高くして、揺動選別板21,21
相互の間隔を広く取り、これらセンサ46,47,48
への藁屑類の付着防止及び配線関係の容易化、並びに、
作業終了時の被選別穀粒の減少過程で図6(3)の仮想
線59で示すように不規則に被選別穀粒の横方向揺下側
端縁が変化しても迅速に検出できる利点がある。
1の穀粒分布状態を検出するセンサについて説明する。
玄米側センサ46,混合米側センサ47及び籾側センサ
48を、1枚目の揺動選別板21の検出穴57,57,
…から流下する穀粒により検出する構成とし、玄米側セ
ンサ46及び籾側センサ48は、揺動選別板21の縦方
向排出側21a終端部に配置し、混合米側センサ47を
縦方向中間部に位置した構成とし、これらのセンサ4
6,47,48の設けられている2枚目の揺動選別板2
1の側壁58,58を高くして、揺動選別板21,21
相互の間隔を広く取り、これらセンサ46,47,48
への藁屑類の付着防止及び配線関係の容易化、並びに、
作業終了時の被選別穀粒の減少過程で図6(3)の仮想
線59で示すように不規則に被選別穀粒の横方向揺下側
端縁が変化しても迅速に検出できる利点がある。
【0015】次に、図8乃至図9により、籾シャッタ3
7の開閉調節手段の別実施例を説明する。まず、図8に
ついて説明する。シャッタ調節モータ36により、籾供
給調節手段である籾供給調節軸60を正転及び逆転でき
る構成とし、この籾供給調節軸60にはピッチの狹い開
ラセン溝61及びピッチの広い閉ラセン溝62を構成し
て、両端部でこれらの開・閉ラセン溝61,62を連続
させ、籾シャッタ37に取付けられているガイドピン6
3をこれらの開・閉ラセン溝61,62に係合させた構
成である。従って、シャッタ調節モータ36を正転ある
いは逆転させることにより、籾シャッタ37は開方向に
はゆっくりと開口調節され、閉鎖方向には迅速に調節さ
れるので、籾摺開始時に穀粒の急激な供給を防止して籾
摺ロール9,9の過負荷運転を防止でき、また、閉鎖時
には迅速に閉鎖するので、作業終了後の穀粒の籾摺ロー
ル9,9への噛み込みを防止できる。
7の開閉調節手段の別実施例を説明する。まず、図8に
ついて説明する。シャッタ調節モータ36により、籾供
給調節手段である籾供給調節軸60を正転及び逆転でき
る構成とし、この籾供給調節軸60にはピッチの狹い開
ラセン溝61及びピッチの広い閉ラセン溝62を構成し
て、両端部でこれらの開・閉ラセン溝61,62を連続
させ、籾シャッタ37に取付けられているガイドピン6
3をこれらの開・閉ラセン溝61,62に係合させた構
成である。従って、シャッタ調節モータ36を正転ある
いは逆転させることにより、籾シャッタ37は開方向に
はゆっくりと開口調節され、閉鎖方向には迅速に調節さ
れるので、籾摺開始時に穀粒の急激な供給を防止して籾
摺ロール9,9の過負荷運転を防止でき、また、閉鎖時
には迅速に閉鎖するので、作業終了後の穀粒の籾摺ロー
ル9,9への噛み込みを防止できる。
【0016】次に、図9について説明する。シャッタ調
節モータ36で籾供給調節手段である籾供給調節軸60
を正転及び逆転できる構成とし、この籾供給調節軸60
には開ラセン溝61が構成されていて、この開ラセン溝
61に籾シャッタ37側のガイドピン63を係合させ、
このガイドピン63をソレノイド64で出没させて、ガ
イドピン63が籾供給調節軸60の開ラセン溝61に係
合あるいは離脱できる構成とし、籾シャッタ37をバネ
65で閉鎖方向に押圧付勢する構成とし、籾シャッタ3
7の開口時には、シャッタ調節モータ36の回転で開ラ
セン溝61及びガイドピン63の係合案内で、籾シャッ
タ37をゆっくり開口し、閉鎖時にはガイドピン63を
開ラセン溝61から離脱させて、バネ65で迅速に閉鎖
する構成である。
節モータ36で籾供給調節手段である籾供給調節軸60
を正転及び逆転できる構成とし、この籾供給調節軸60
には開ラセン溝61が構成されていて、この開ラセン溝
61に籾シャッタ37側のガイドピン63を係合させ、
このガイドピン63をソレノイド64で出没させて、ガ
イドピン63が籾供給調節軸60の開ラセン溝61に係
合あるいは離脱できる構成とし、籾シャッタ37をバネ
65で閉鎖方向に押圧付勢する構成とし、籾シャッタ3
7の開口時には、シャッタ調節モータ36の回転で開ラ
セン溝61及びガイドピン63の係合案内で、籾シャッ
タ37をゆっくり開口し、閉鎖時にはガイドピン63を
開ラセン溝61から離脱させて、バネ65で迅速に閉鎖
する構成である。
【0017】次に、図1乃至図5に示す実施例の作用に
ついて説明する。籾摺作業をする場合には、籾摺部1の
籾ホッパ8に原籾を供給し、電源スイッチ(図示省略)
及び運転スイッチ(図示省略)をONし、籾摺選別機の
回転各部を駆動する。すると、籾ホッパ8から籾摺部1
の籾摺ロール9,9に供給された籾は籾摺され、籾・玄
米及び籾殻の摺落米は混合米揚穀機5,摺落米ホッパ1
4を経て、摺落米風選部2に供給されて風選され、軽い
籾殻は吸引フアン18,排塵筒19を経て機外に排出さ
れ、重い玄米及び籾の混合米は、摺落米風選路15,摺
落米受樋17,摺落米流路20,分配樋23,分配ケー
ス24を経て、揺動選別板21,21,…に供給され
る。
ついて説明する。籾摺作業をする場合には、籾摺部1の
籾ホッパ8に原籾を供給し、電源スイッチ(図示省略)
及び運転スイッチ(図示省略)をONし、籾摺選別機の
回転各部を駆動する。すると、籾ホッパ8から籾摺部1
の籾摺ロール9,9に供給された籾は籾摺され、籾・玄
米及び籾殻の摺落米は混合米揚穀機5,摺落米ホッパ1
4を経て、摺落米風選部2に供給されて風選され、軽い
籾殻は吸引フアン18,排塵筒19を経て機外に排出さ
れ、重い玄米及び籾の混合米は、摺落米風選路15,摺
落米受樋17,摺落米流路20,分配樋23,分配ケー
ス24を経て、揺動選別板21,21,…に供給され
る。
【0018】揺動選別板21,21,…が横方向斜上下
に往復揺動すると、混合米は粒形の大小あるいは比重の
大小、摩擦係数の大小の関係で、小さくて比重の重い玄
米は横方向揺上側に偏流分布し、また、玄米に比較して
大きく比重の軽い籾は横方向揺下側に偏流分布し、ま
た、その中間部には分離されない籾と玄米の混合米が偏
流分布する。揺動選別板21,21,…の縦方向排出側
は玄米仕切板25,籾仕切板26で仕切られているの
で、玄米は玄米取出樋27及び玄米流路30を経て、混
合米は混合米取出樋28及び混合米流路31を経て、ま
た、籾は籾取出樋29及び籾流路32を経て夫々取り出
され選別される。
に往復揺動すると、混合米は粒形の大小あるいは比重の
大小、摩擦係数の大小の関係で、小さくて比重の重い玄
米は横方向揺上側に偏流分布し、また、玄米に比較して
大きく比重の軽い籾は横方向揺下側に偏流分布し、ま
た、その中間部には分離されない籾と玄米の混合米が偏
流分布する。揺動選別板21,21,…の縦方向排出側
は玄米仕切板25,籾仕切板26で仕切られているの
で、玄米は玄米取出樋27及び玄米流路30を経て、混
合米は混合米取出樋28及び混合米流路31を経て、ま
た、籾は籾取出樋29及び籾流路32を経て夫々取り出
され選別される。
【0019】このよにして籾摺選別作業が行われるので
あるが、作業開始時の揺動選別板21での選別が安定し
なく揺動選別板21の揺上側である玄米分布流域に分布
した穀粒を、並びに、中間部の混合米分布流域に分布し
た穀粒を合流して混合米揚穀機5を経て揺動選別装置3
に循環している時に、循環センサ52の所定量以上の穀
粒量検出に関連して、演算制御部55から籾シャッタ3
7を所定量閉鎖調節する制御指令信号が出力されて、籾
シャッタ37が所定量閉鎖調節され、籾摺ロール9,9
への供給量が減少調節される。従って、揺動選別装置3
から混合米揚穀機5への供給量が多くなっても、籾摺部
1の摺落米が減少し混合米揚穀機5に供給される摺落米
が減少するので、混合米揚穀機5の詰まりを防止でき
る。
あるが、作業開始時の揺動選別板21での選別が安定し
なく揺動選別板21の揺上側である玄米分布流域に分布
した穀粒を、並びに、中間部の混合米分布流域に分布し
た穀粒を合流して混合米揚穀機5を経て揺動選別装置3
に循環している時に、循環センサ52の所定量以上の穀
粒量検出に関連して、演算制御部55から籾シャッタ3
7を所定量閉鎖調節する制御指令信号が出力されて、籾
シャッタ37が所定量閉鎖調節され、籾摺ロール9,9
への供給量が減少調節される。従って、揺動選別装置3
から混合米揚穀機5への供給量が多くなっても、籾摺部
1の摺落米が減少し混合米揚穀機5に供給される摺落米
が減少するので、混合米揚穀機5の詰まりを防止でき
る。
【0020】また、作業終了に際して、籾センサ35が
穀粒なしの検出をし、次いで、摺落米センサ42が穀粒
なしの検出し、次いで、分配センサ56が穀粒なしを検
出すると、演算制御部55からの制御指令信号で、玄米
切替弁33が機外排出側から機内循環側に切替られると
共に、籾切替弁34が揺動選別装置3への循環状態から
籾摺部1への還元側に切替られるので、玄米切替弁33
及び籾切替弁34の作業終了調節を自動化できる。この
ように玄米切替弁33が機内循環側に切替えられ、籾切
替弁34が籾摺部1への還元側に切替えられるので、揺
動選別板21の排出側から排出された穀粒は全量籾摺部
1に還元されて籾摺されることとなり、これを数回繰り
返すことにより籾を略全量籾摺し玄米として取出すこと
ができる。
穀粒なしの検出をし、次いで、摺落米センサ42が穀粒
なしの検出し、次いで、分配センサ56が穀粒なしを検
出すると、演算制御部55からの制御指令信号で、玄米
切替弁33が機外排出側から機内循環側に切替られると
共に、籾切替弁34が揺動選別装置3への循環状態から
籾摺部1への還元側に切替られるので、玄米切替弁33
及び籾切替弁34の作業終了調節を自動化できる。この
ように玄米切替弁33が機内循環側に切替えられ、籾切
替弁34が籾摺部1への還元側に切替えられるので、揺
動選別板21の排出側から排出された穀粒は全量籾摺部
1に還元されて籾摺されることとなり、これを数回繰り
返すことにより籾を略全量籾摺し玄米として取出すこと
ができる。
【0021】
【発明の効果】上述のように、揺動選別装置3で選別作
業をするにあたり、作業終了間際に籾センサ35,籾摺
センサ42及び分配センサ56が穀粒なしあるいは減少
を検出すると、玄米切替弁33が機外排出側から機内循
環側に切替られて作業終了処理の自動化が図られるの
で、複数のセンサの検出結果に基づき作業継続中である
か、あるいは、作業終了段階であるかを判断するので、
その判断が正確となり、能率的に籾摺選別作業を行なう
ものでありながら、玄米への籾混入を防止し選別精度の
向上を図ることができる。
業をするにあたり、作業終了間際に籾センサ35,籾摺
センサ42及び分配センサ56が穀粒なしあるいは減少
を検出すると、玄米切替弁33が機外排出側から機内循
環側に切替られて作業終了処理の自動化が図られるの
で、複数のセンサの検出結果に基づき作業継続中である
か、あるいは、作業終了段階であるかを判断するので、
その判断が正確となり、能率的に籾摺選別作業を行なう
ものでありながら、玄米への籾混入を防止し選別精度の
向上を図ることができる。
【図1】全体の切断側面図
【図2】一部切断した正面図
【図3】要部の切断側面図
【図4】斜視図
【図5】フローチャート
【図6】平面図及び切断正面図
【図7】切断正面図
【図8】切断側面図及び側面図
【図9】切断側面図
1 籾摺部 2 摺落米風選部 3 揺動選別装置 4 揚穀搬送部 5 混合米揚穀機 6 籾揚穀機 7 玄米揚穀機 8 籾ホッパ 9 籾摺ロ−ル 10 籾摺室 11 摺落米ラセン 12 摺落米風選箱体 13 バネ 14 ホッパ 15 摺落米風選路 16 粃米受樋 17 摺落米受樋 18 吸引フアン 19 排塵筒 20 摺落米流路 21 揺動選別板 22 揺動アーム 23 分配樋 24 分配ケース 25 玄米仕切板 26 籾仕切板 27 玄米取出樋 28 混合米取出樋 29 籾取出樋 30 玄米流路 31 混合米流路 32 籾流路 33 玄米切替弁 34 籾切替弁 35 籾センサ 36 シャッタ調節モータ 37 籾シャッタ 38 ポテンショメータ 39 籾供給調節弁 40 ロール間隙調節モータ 41 ロール間隙調節手段 42 摺落米ラセン 43 摺落米調節モータ 44 ポテンショメータ 45 摺落米調節弁 46 玄米側センサ 47 混合米側センサ 48 籾側センサ 49 玄米切替弁切替手段 50 リミットスイッチ 51 籾切替弁切替手段 52 循環センサ 53 傾斜調節モータ 54 仕切板調節モータ 55 演算制御部 56 分配センサ 57 検出穴 58 側壁 59 仮想線 60 籾供給調節軸 61 開ラセン溝 62 閉センサ溝 63 ガイドピン 64 ソレノイド 65 バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高浪 豊幸 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内
Claims (1)
- 【請求項1】 籾摺部1,籾摺部1での摺落米を風選す
る摺落米風選部2及び揺動選別装置3型の混合米選別部
を有する籾摺選別機であつて、籾摺部1の籾ホッパ8の
穀粒を検出できる籾センサ35,揺動選別装置3に供給
される被選別穀粒を一時貯留する摺落米ホッパ14の穀
粒を検出できる摺落米センサ42及び揺動選別装置3に
穀粒を供給する分配樋23の穀粒を検出できる分配セン
サ56の検出結果により、揺動選別装置3の玄米分布流
域から取り出された穀粒を機外取出状態と機内循環状態
とに切り替える玄米切替弁33を関連的に切替制御する
ことを特徴とする籾摺選別機の穀粒切替制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24156291A JPH0576845A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 籾摺選別機の穀粒切替制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24156291A JPH0576845A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 籾摺選別機の穀粒切替制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0576845A true JPH0576845A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=17076191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24156291A Pending JPH0576845A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 籾摺選別機の穀粒切替制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0576845A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9599406B2 (en) | 2010-01-27 | 2017-03-21 | Rexnord Industries, Llc | Transmission having a fluid cooling shroud |
CN110280326A (zh) * | 2019-07-29 | 2019-09-27 | 佐竹机械(苏州)有限公司 | 一种旋转式距离调节装置 |
-
1991
- 1991-09-20 JP JP24156291A patent/JPH0576845A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9599406B2 (en) | 2010-01-27 | 2017-03-21 | Rexnord Industries, Llc | Transmission having a fluid cooling shroud |
CN110280326A (zh) * | 2019-07-29 | 2019-09-27 | 佐竹机械(苏州)有限公司 | 一种旋转式距离调节装置 |
CN110280326B (zh) * | 2019-07-29 | 2024-05-03 | 佐竹机械(苏州)有限公司 | 一种旋转式距离调节装置 |
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