JP3453811B2 - 揺動選別装置型の籾摺選別機 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、揺動選別装置型の籾
摺選別機に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の揺動選別装置型の籾摺選別機は、
籾摺部，摺落米風選部，揺動選別装置型の混合米選別部
及び揚穀搬送部を具備するもので、籾摺部で籾摺された
摺落米は摺落米風選部で風選された後、混合米揚穀機で
揚穀されて、混合米揚穀機の投出口部の下方に位置して
いて、且つ、貯留穀粒量により上下動する混合米ホッ
パ，分配供給樋及び分配ケ−スを経て、揺動選別装置に
供給される構成である。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】このような従来装置に
あつては、混合米揚穀機の投出口部の下方で、且つ、揺
動選別装置の上方に、穀粒の貯留量により上下動する混
合米ホッパ及び分配供給樋が設けられているので、これ
らの部材が機体の上部に突出することとなつて、機体高
さが高くなり、機体全体を小型化できないという問題点
があつた。

【０００４】そこで、この発明は、揺動選別装置の上方
に配置されている混合米ホッパ部及び分配供給樋の部分
を工夫することにより、機体を小型化したものでありな
がら、揺動選別装置への穀粒の供給を適正化しようとす
るものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】この発明は、このような
従来技術のもつ問題点を解決するために、次の技術的手
段を講じた。即ち、請求項１に記載の発明は、籾摺部
Ａ，摺落米風選部Ｂ及び揺動選別装置１５型の混合米選
別部Ｃを具備する籾摺選別機において、籾摺風選後の混
合米を混合米揚穀機２を経由して籾摺部Ａの籾ホッパ４
より下方に位置している揺動選別装置１５の分配供給樋
１７のホッパ部１７ａに直接供給する構成とし、分配供
給樋１７のホッパ部１７ａから所定穀粒量が溜った後に
このホッパ部１７ａからオーバーフローする穀粒を受け
て上下動する混合米タンク２９の移動に関連して籾摺部
Ａへの籾供給量が関連的に調節されることを特徴とする
揺動選別装置型の籾摺選別機の構成とする。また、請求
項２に記載の発明は、籾摺部Ａ，摺落米風選部Ｂ及び揺
動選別装置１５型の混合米選別部Ｃを具備する籾摺選別
機において、籾摺風選後の混合米を混合米揚穀機２を経
由して籾摺部Ａの籾ホッパ４より下方に位置している揺
動選別装置１５の分配供給樋１７のホッパ部１７ａに直
接供給する構成とし、分配供給樋１７のホッパ部１７ａ
から所定穀粒量が溜った後にこのホッパ部１７ａからオ
ーバーフローする穀粒を受ける受板の移動に関連して籾
摺部Ａへの籾供給量が関連的に調節されることを特徴と
する揺動選別装置型の籾摺選別機の構成とする。

【０００６】

【作用】籾摺部Ａで籾摺された摺落米は、摺落米風選部
Ｂで風選された後、混合米揚穀機２で揚穀されて、籾摺
部Ａの籾ホッパ４より下方に位置している分配供給樋１
７のホッパ部１７ａに、混合米揚穀機２から直接供給さ
れ、更に、分配供給樋１７及び分配ケース１８を経て揺
動選別板１６，１６，…に供給される。選別作業中に、
分配供給樋１７のホッパ部１７ａに供給された穀粒は、
順次分配供給樋１７，分配ケース１８を経て揺動選別板
１６，１６，…に供給され、混合米揚穀機２の揚穀量よ
り揺動選別板１６，１６，…への供給量が少ない場合に
は、分配供給樋１７のホッパ部１７ａに穀粒が貯留さ
れ、所定量を超えると、オーバーフローする。このオー
バーフロー穀粒を混合米タンク２９で受けることにより
該タンク２９が移動しこのタンク移動に関連して、籾摺
部Ａの籾供給量が減少側に調節され、分配供給樋１７の
ホッパ部１７ａへの穀粒供給量が適正化される。 また、
請求項２に記載の発明では、上記オーバーフロー穀粒を
受板で受けこの受板の移動に関連して、上記と同様に籾
摺部Ａの籾供給量が減少側に調節され、分配供給樋１７
のホッパ部１７ａへの穀粒供給量が適正化される。

【０００７】

【実施例】以下、図面に示すこの発明の実施例について
説明する。まず、図１及び図２に示す実施例の構成につ
いて説明する。この籾摺選別機は、籾摺をする籾摺部
Ａ，籾摺部Ａからの摺落米を風選する摺落米風選部Ｂ，
摺落米風選部Ｂでの風選後の混合米を籾・玄米に分離選
別する揺動選別装置型の混合米選別部Ｃ，穀粒を揚穀搬
送する揚穀搬送部Ｄにより構成されている。そして、籾
摺部Ａを機体の前上部に、また、摺落米風選部Ｂを機体
の前下部に配置すると共に、摺落米風選部Ｂの吸引排塵
機１を籾摺部Ａの前方に配置している。機体後部には揺
動選別装置型の混合米選別部Ｃを配置し、混合米選別部
Ｃの左右側の一横側部に揚穀搬送部Ｄの混合米揚穀機２
を配置し、混合米選別部Ｃの後方には、揚穀搬送部Ｄの
玄米揚穀機３を配置する構成である。

【０００８】籾摺部Ａは、籾ホッパ４，籾摺ロール５，
５，籾摺室６等で構成されている。次に、摺落米風選部
Ｂについて説明すると、上方の籾摺室６から摺落米が流
下して、摺落米風選箱体７の後下部に位置する摺落米風
選路８の選別始端側に供給され、終端側ほど前側高位に
位置するように斜設されている摺落米風選路８で、摺落
米が風選される構成である。この摺落米風選路８の始端
側下方には、選別された混合米を受ける摺落米受樋９が
設けられおり、また、終端側下方には、粃米を受ける粃
受樋１０が設けられている。摺落米風選路８を後側下位
の始端側から前側上位の終端側へ流れた選別風は、吸引
排塵機１，排塵筒１１を経て機外へ排出される。粃受樋
１０に落下選別された粃は、粃揚穀機１２で揚穀され、
次いで、籾揚穀機２７に受け継がれて、籾ホッパ４に還
元される。また、摺落米受樋９に落下選別された混合米
は、摺落米ラセン１３で横一側方に搬送されて混合米揚
穀機２の下部に流入し、混合米揚穀機２で揚穀されて揺
動選別装置１５に供給される。

【０００９】次に、揺動選別装置１５で構成されている
混合米選別部Ｃについて説明する。多段の揺動選別板１
６，１６，…の板面には、選別用の凹凸が多数設けられ
ていて、その縦方向一側方の高位の供給側１６ａから他
側方低位の排出側１６ｂ（図１の紙面に直交する前後方
向）に穀粒が流動する構成とし、また、縦方向に直交す
る選別方向である横方向において、一側の揺上側１６ｃ
を高く、他側の揺下側１６ｄを低くして傾斜した構成と
し、揺動選別板１６，１６，…の横方向を機体の前後方
向（図１の左右方向）に沿わせた状態で、揺動アームで
横方向に斜上下に往復揺動する構成としている。

【００１０】揺動選別板１６，１６，…の供給側１６ａ
の上方には、分配供給樋１７及び分配ケース１８を配置
すると共に、これらを揺動選別板１６，１６，…に一体
的に取り付けて、機体の上端線（籾ホッパ４の上端縁に
沿った横方向の線）から、分配供給樋１７のホッパ部１
７ａが少し突出した状態となつている。混合米揚穀機２
で揚穀された混合米は、分配供給樋１７のホッパ部１７
ａ，分配供給樋１７及び分配ケ−ス１８を経て、揺動選
別板１６，１６，…の縦方向の高い供給側１６ａで、且
つ、横方向の高い揺上側１６ｃに構成されている供給口
１６ｅ，１６ｅ，…から、揺動選別板１６，１６，…に
供給される構成である。籾ホッパ４と分配供給樋１７と
の間の空間部には、混合米タンク２９がばね３０により
上下動自在に支持されていて、混合米タンク２９の上下
動は、ア−ム等の連動部材３１を介して、籾摺部Ａの籾
供給調節弁３２に連動連結されている。混合米タンク２
９の流下口は、オ−バ−フロ−パイプ３３を経由して、
摺落米受樋９に連通している。しかして、分配供給樋１
７のホッパ部１７ａに所定量の穀粒が溜ると、穀粒は流
下口１７ｂから混合米タンク２９に流下し、混合米タン
ク２９に所定量溜り、ばね３０に抗して混合米タンク２
９が下動すると、連動部材３１を介して籾供給調節弁３
２が減少側に関連的に調節され、混合米揚穀機２を経て
揚穀される摺出米の量が減少し、分配供給樋１７への穀
粒供給量が適正化される。３４は、混合米タンク２９の
開閉弁（図示省略）を開閉するレバ−である。なお、こ
の実施例に替えて、分配供給樋１７のホッパ部１７ａか
らの穀粒の流下部に、連動部材３１に取り付けられてい
る穀粒受板（図示省略）を配置し、穀粒の流下に関連し
て穀粒受板及び連動部材３１が下方に移動して、籾供給
調節弁３２を関連的に減少側に調節する構成としてもよ
い。

【００１１】揺動選別板１６，１６，…の縦方向の排出
側１６ｂに対向して、玄米仕切板１９及び籾仕切板２０
が設けられていて、揺動選別板１６，１６，…の横方向
揺上側１６ｃの玄米分布流域，横方向中間部の混合米分
布流域及び横方向揺下側１６ｄの籾分布流域に分布した
穀粒が、玄米仕切板１９及び籾仕切板２０により、夫れ
夫れ玄米，混合米及び籾に仕切られる構成である。

【００１２】このようにして仕切られた玄米は、玄米受
樋２１に流下し、玄米流路２２を経て、後方の玄米揚穀
機３の下部に流入し、玄米揚穀機３から機外に取り出さ
れる。また、玄米仕切板１９と籾仕切板２０とで仕切ら
れた混合米は、混合米受樋２３，混合米流路２４を経て
摺落米受樋９に搬送され、次いで、摺落米受樋９の摺落
米移送ラセン１３で一側に搬送されて、混合米揚穀機２
の下部に流入して揚穀され、ホッパ部１７ａ，分配供給
樋１７，分配ケース１８を経て、揺動選別板１６，１
６，…に供給されて、再選別されるものである。また、
籾仕切板２０で仕切られた籾は、籾受樋２５から籾流路
２６を経て籾揚穀機２７に流入し、籾揚穀機２７で揚穀
されて、籾還元流路２８を経由して籾摺部Ａに還元さ
れ、再度の籾摺がされる構成である。

【００１３】次に、図３〜図５に基づいて、分配供給樋
１７及び分配ケ−ス１８の他の実施例について説明す
る。揺動選別板１６，１６，…を多段に構成するにあた
り、例えば、７段の小型式と、例えば、１１段の大型式
とがあるが、部品の共用化を図りながら、小型式及び大
型式の複数の型式に対応しようとするものである。図３
は、分配ケ−ス１８の分配流路１８ａ，１８ａ，…を示
すもので、左側の７段供給用のものは、ａ〜ｇの７個の
分配流路１８ａ，１８ａ，…で構成されており、また、
右側の４段供給用のものは、ｈ〜ｋの４個の分配流路１
８ａ，１８ａ，…で構成されている。

【００１４】図４は、７段の揺動選別板１６，１６，…
に分配供給するものを示すもので、分配供給樋１７の終
端側に分配ケ−ス１８の分配流路１８ａ，１８ａ，…を
連結している。揺動選別板１６，１６，…の１段目から
４段目までの供給するａ〜ｄの分配流路１８ａ，１８
ａ，…の下端部は、上下に隣接してずらした配置とし、
揺動選別板１６，１６，…の５段目から７段目までに供
給するｅ〜ｇの分配流路１８ａ，１８ａ，…の下端部
は、揺動選別板１６の１段分の厚さだけ相互に離した配
置とし、５段目〜７段目の揺動選別板１６，１６，…
を、揺動選別枠体３５に装着するに際しては、揺動選別
枠体３５に揺動選別板１６，１６，…を一段飛ばしに装
着している。このように構成されているので、分配供給
樋１７に供給された混合米は、ａ〜ｇの７個の分配流路
１８ａ，１８ａ，…を経て、１段目〜７段目までの揺動
選別板１６，１６，…に夫れ夫れ供給される。

【００１５】図５は、１１段の揺動選別板１６，１６，
…に分配供給するものを示す。分配供給樋１７の終端側
には、７段供給用分配ケ−ス１８のａ〜ｇの分配流路１
８ａ，１８ａ，…及び４段供給用分配ケ−ス１８のｈ〜
ｋの分配流路１８ａ，１８ａ，…を、接近して連結配置
している。即ち、４段供給用分配ケ−ス１８のｈ〜ｋの
分配流路１８ａ，１８ａ，…の下端部分については、揺
動選別板１６の一段分だけ相互に離した構成としている
ので、７段供給用分配ケ−ス１８のｄ〜ｇの分配流路１
８ａ，１８ａ，…の間に、ｈ〜ｋの分配流路１８ａ，１
８ａ，…の下端部分を嵌合状態で配置して、合計１１段
の揺動選別板１６，１６，…に混合米が夫れ夫れ供給さ
れる構成としている。したがって、７段用の分配ケ−ス
１８に４段用の分配ケ−ス１８を結合することにより、
揺動選別枠体３５を共用化しながら、大型式及び小型式
に対応できる。

【００１６】次に、図６に基づいて分配供給樋１７の他
の実施例について説明する。分配供給樋１７には、仕切
壁３６，３６，…で仕切って、揺動選別板１６，１６，
…の枚数に応じた分割供給樋３７，３７，…を構成し、
これらの分割供給樋３７，３７，…の終端側は、夫れ夫
れ分配ケ−ス１８の分配流路に接続されていて、穀粒は
各揺動選別板１６，１６，…に供給される構成である。
分配供給樋１７の分割供給樋３７，３７，…を構成する
にあたり、仕切壁３６，３６，…を穀粒移送方向に対す
る左右方向において、一側から他側にかけて順次低くし
て、分割供給樋３７，３７，…も順次低くなる構成する
と共に、低位側の分割供給樋３７の側方には、オ−バ−
フロ−した穀粒を受ける循環通路３８を構成している。

【００１７】しかして、混合米揚穀機２から混合米が、
分割供給樋３７，３７，…の始端側に供給されると、混
合米は移送方向に流れて、分配ケ−ス１８を経て揺動選
別板１６，１６，…に夫れ夫れ供給され、また、混合米
は分割供給樋３７，３７，…の低位側である左右他側方
にも流れて、余分な穀粒は循環通路３８の終端側からオ
−バ−フロ−し、混合米のオ−バ−フロ−に関連して、
籾摺部Ａの籾供給調節弁（図示省略）が関連的に調節さ
れて、揺動選別板１６，１６，…への供給量が適正化さ
れる。なお、分割供給樋３７，３７，…を水平に近ずく
ように緩傾斜に調節すると供給量が多くなり、急傾斜に
調節すると、供給量を減少できる。

【００１８】次に、図７に基づいて、分配供給樋１７の
ホッパ部１７ａの変形例について説明する。混合米揚穀
機２で揚穀された混合米は、分配供給樋１７のホッパ部
１７ａ，分配供給樋１７及び分配ケ−ス１８を経て、揺
動選別板１６，１６，…の供給口１６ｅ，１６ｅ，…か
ら、揺動選別板１６，１６，…に供給され、また、籾ホ
ッパ４と分配供給樋１７との間の空間部には、混合米タ
ンク２９がばね３０により上下動自在に支持されてい
て、混合米タンク２９の上下動は、ア−ム等の連動部材
３１を介して、籾摺部Ａの籾供給調節弁３２に連動連結
され、混合米タンク２９の流下口は、オ−バ−フロ−パ
イプ（図示省略）を経由して、摺落米受樋９に連通して
いる。このような構成において、分配供給樋１７のホッ
パ部１７ａの流下口１７ｂには、開閉調節板３９を回動
自在に設けて、開閉調節板３９の上端縁から穀粒がオ−
バ−フロ−できる構成としている。従って、開閉調節板
３９の回動により、ホッパ部１７ａの穀粒の溜り量を増
減調節して、分配供給樋１７から揺動選別板１６，１
６，…への供給量を増減調節できる。

【００１９】次に、図１乃至図２に示す実施例の作用に
ついて説明する。籾摺選別機で籾摺選別作業をする場合
には、機体の回転各部を駆動し、籾ホッパ４に籾を張り
込み、籾摺ロール５，５に籾が供給されると、互いに反
対方向に回転している籾摺ロール５，５で籾摺され、下
方の摺落米風選路８に落下供給される。次いで、摺落米
は摺落米風選路８の選別風により選別され、軽い籾殻は
摺落米風選路８の終端側に流れ、更に、吸引排塵機１及
び排塵筒１１を経て機外に排出され、また、比較的軽い
粃は粃受樋１０に落下選別され、また、重い籾・玄米の
混合米は、摺落米受樋９に落下選別され、摺落米ラセン
１３，混合米揚穀機２，分配供給樋１７のホッパ部１７
ａ，分配供給樋１７，分配ケース１８を経て、揺動選別
板１６，１６，…に、夫れ夫れ供給される。

【００２０】揺動選別板１６，１６，…に供給された混
合米は、揺動アームの横方向斜上下の往復揺動により、
粒形の大小，比重の大小あるいは摩擦抵抗の差異等によ
り選別されて、横方向の揺上側１６ｃである玄米分布流
域に偏流分布した玄米は、玄米仕切板１９で仕切られて
取り出されて、玄米受樋２１，玄米流路２２を経て、玄
米揚穀機３で揚穀されて機外に取り出される。また、揺
動選別板１６，１６，…の横方向中間部である混合米分
布流域に偏流分布した混合米は、玄米仕切板１９及び籾
仕切板２０で仕切られて取り出され、混合米受樋２３，
混合米流路２４，混合米揚穀機２，混合米ホッパ１４，
分配供給樋１７，分配ケース１８を経て、揺動選別板１
６，１６，…に再度供給されて再選別される。また、揺
動選別板１６，１６，…の横方向揺下側の籾分布流域に
偏流分布した籾は、籾仕切板２０で仕切られて取り出さ
れ、籾受樋２５，籾流路２６，籾揚穀機２７を経て籾摺
部Ａに還元されて、再度籾摺される。

【００２１】このように籾摺選別されるのであるが、混
合米揚穀機２から分配供給樋１７のホッパ部１７ａに直
接混合米を供給すると共に、混合米タンク２９を籾摺部
Ａと揺動選別装置１５の間の空間部に配置して、分配供
給樋１７のホッパ部１７ａからオ−バ−フロ−した穀粒
を混合米タンク２９に受ける構成としたので、機体の上
方への突出部材を混合米揚穀機２だけと少なくできて、
機体の小型化を図ることができるものでありながら、分
配供給樋１７のホッパ部１７ａにおける穀粒のオ−バ−
フロ−に関連して、籾摺部Ａの籾供給調節弁３２が減少
調節されて、揺動選別装置１５への穀粒供給の適正化を
図ることができるものである。

【００２２】

【発明の効果】この発明は、上述のように、籾摺風選さ
れた摺落米は、混合米揚穀機２で揚穀されて、分配供給
樋１７のホッパ部１７ａに直接供給されるので、従来装
置のように混合米揚穀機で揚穀された穀粒が、混合米揚
穀機の下方に位置し且つ籾摺部の籾ホッパより突出して
いる混合米ホッパ及び分配供給樋を経て揺動選別板に供
給するものに比較して、機体高さを低くし小型化したも
のでありながら、揺動選別装置１５への穀粒供給の適正
化を図り、籾摺選別作業を円滑に行うことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】切断側面図

【図２】斜視図

【図３】斜視図

【図４】斜視図

【図５】斜視図

【図６】斜視図

【図７】斜視図

【符号の説明】

Ａ 籾摺部 Ｂ 摺落米風選部 Ｃ 混合米選別部 Ｄ 揚穀搬送部 １ 吸引排塵機 ２ 混合米揚穀機 ３ 玄米揚穀機 ４ 籾ホッパ ５ 籾摺ロール ６ 籾摺室 ７ 摺落米風選箱体 ８ 摺落米風選路 ９ 摺落米受樋 １０ 粃受樋 １１ 排塵筒 １２ 粃揚穀機 １３ 摺落米ラセン １５ 揺動選別装置 １６ 揺動選別板 １６ａ 供給側 １６ｂ 排出側 １６ｃ 揺上側 １６ｄ 揺下側 １６ｅ 供給口 １７ 分配供給樋 １７ａ ホッパ部 １７ｂ 流下口 １８ 分配ケース １８ａ 分配流路 １９ 玄米仕切板 ２０ 籾仕切板 ２１ 玄米受樋 ２２ 玄米流路 ２３ 混合米受樋 ２４ 混合米流路 ２５ 籾受樋 ２６ 籾流路 ２７ 籾揚穀機 ２８ 籾還元流路 ２９ 混合米タンク ３０ ばね ３１ 連動部材 ３２ 籾供給調節弁 ３３ オ−バ−フロ−パイプ ３４ レバ− ３５ 揺動選別枠体 ３６ 仕切壁 ３７ 分割供給樋 ３８ 循環通路 ３９ 開閉調節板

Claims (2)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 籾摺部Ａ，摺落米風選部Ｂ及び揺動選別
   装置１５型の混合米選別部Ｃを具備する籾摺選別機にお
   いて、籾摺風選後の混合米を混合米揚穀機２を経由して
   籾摺部Ａの籾ホッパ４より下方に位置している揺動選別
   装置１５の分配供給樋１７のホッパ部１７ａに直接供給
   する構成とし、分配供給樋１７のホッパ部１７ａから所
   定穀粒量が溜った後にこのホッパ部１７ａからオーバー
   フローする穀粒を受けて上下動する混合米タンク２９の
   移動に関連して籾摺部Ａへの籾供給量が関連的に調節さ
   れることを特徴とする揺動選別装置型の籾摺選別機。
2. 【請求項２】 籾摺部Ａ，摺落米風選部Ｂ及び揺動選別
   装置１５型の混合米選別部Ｃを具備する籾摺選別機にお
   いて、籾摺風選後の混合米を混合米揚穀機２を経由して
   籾摺部Ａの籾ホッパ４より下方に位置している揺動選別
   装置１５の分配供給樋１７のホッパ部１７ａに直接供給
   する構成とし、分配供給樋１７のホッパ部１７ａから所
   定穀粒量が溜った後にこのホッパ部１７ａからオーバー
   フローする穀粒を受ける受板の移動に関連して籾摺部Ａ
   への籾供給量が関連的に調節されることを特徴とする揺
   動選別装置型の籾摺選別機 。