JPH1028881A - 籾摺装置の籾摺ロール - Google Patents

籾摺装置の籾摺ロール

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JPH1028881A
JPH1028881A JP20525696A JP20525696A JPH1028881A JP H1028881 A JPH1028881 A JP H1028881A JP 20525696 A JP20525696 A JP 20525696A JP 20525696 A JP20525696 A JP 20525696A JP H1028881 A JPH1028881 A JP H1028881A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 合理的な、ゴムロールの可動機構を得る。 【構成】 供給ホッパー30の下部に上部ロール33と
下部ロール34を左右に傾斜配設した籾摺室67を設け
たものにおいて、前記下部ロール34は回転のみ自由と
した固定ロールとし、前記上部ロール33は前記下部ロ
ール34に対して接離する可動ロールとし、かつ前記上
部ロール33の方が前記下部ロール34よりも周速度を
高速にした籾摺装置の籾摺ロールとしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、籾摺装置の籾摺ロール
に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、供給ホッパーの下部に上部ロールと
下部ロールを左右に傾斜配設した籾摺室を設けたものに
おいて、前記上部ロールは回転のみ自由とした固定ロー
ルとし、前記下部ロールは前記上部ロールに対して接離
する可動ロールとし、かつ前記下部ロールの方が前記上
部ロールよりも周速度を高速にした籾摺装置の籾摺ロー
ルは公知である。また、図1の籾摺装置も公知である。
図1において、Aは籾摺風選部、Bは揺動選別部で、籾
摺風選部Aは上部に左右一対のゴムロールaを軸架し、
ゴムロールaの下方に籾ガラを風選する風選部bを形成
する。揺動選別部Bには、選別板cを5〜6段位多段に
重架した選別装置dを設け、籾摺風選部Aの後方にはバ
ケットエレベーターeを設けて混合米を揚穀し、バケッ
トエレベーターeの排出口に貯留タンクfを設け、分配
装置gを経て各段の揺動選別板cに均等分配されるよう
にする。前記籾摺風選部Aの上方には供給ホッパーhが
設けられ、供給ホッパーhに籾米を供給すると、ゴムロ
ールa、aで籾摺され、風選部bで風選された籾ガラは
ブロアーiで吹送され、籾摺された混合米はバケットエ
レベーターeにより揚穀されて貯留タンクfに流入し、
分配装置gより選別装置dに供給される。選別装置dで
は、揺動により、籾米と、混合米と、玄米との3者に分
離し、玄米は仕上米としてスロワーjで取出され、混合
米はバケットエレベーターeに戻されて再選別され、籾
米は供給ホッパーhに戻されて再び籾摺される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記周知の籾摺装置
は、一対のゴムロールaのうち一方は可動ゴムロールで
あるがその可動機構に問題がある点、風選部bにおける
選別に問題があり、ブロアーiで吹送される籾ガラ中
に、籾米の相当量が混合している点、デザインを考慮し
て、籾摺風選部Aを四角箱に形成するにあたり、供給ホ
ッパーhとゴムロールa室と風選部bをどのように形成
するかの点に課題がある。本発明は、上記課題のうち、
特に、一対のゴムロールの可動機構につき、鋭意解決し
たものである。
【0004】
【発明の目的】合理的な、ゴムロールの可動機構を得
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、供給
ホッパー30の下部に上部ロール33と下部ロール34
を左右に傾斜配設した籾摺室67を設けたものにおい
て、前記下部ロール34は回転のみ自由とした固定ロー
ルとし、前記上部ロール33は前記下部ロール34に対
して接離する可動ロールとし、かつ前記上部ロール33
の方が前記下部ロール34よりも周速度を高速にした籾
摺装置の籾摺ロールとしたものである。また、前記上部
ロール33は、前記上部ロール33と前記下部ロール3
4の軸心を結ぶ方向に対して略平行に可動するようにし
た籾摺装置の籾摺ロールとしたものである。また、前記
上部ロール33は、略水平に可動するようにした籾摺装
置の籾摺ロールとしたものである。また、前記上部ロー
ル33には前記下部ロール34に対して弾力的に近付く
弾力的接近機構63aを設けた籾摺装置の籾摺ロールと
したものである。また、前記上部ロール33は前記弾力
的接近機構63aごと大きく離脱するようにした籾摺装
置の籾摺ロールとしたものである。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明すると、図
2は図1の籾摺装置の外観を新たにデザインしたもの
で、1は籾摺部、2は揺動選別部であり、籾摺部1も揺
動選別部2も正面形状四角箱形状にデザインされて左右
側に配置され、籾摺部1の方が揺動選別部2よりも稍背
が高く、籾摺部1側の左側部には軸心が前後方向の籾ガ
ラ排出ブロワー3が設けられ、揺動選別部2側の右側部
には軸心が左右方向の仕上米スロワー4が設けられる。
籾摺部1の後方には混合米バケットエレベーター5が設
けられ、混合米バケットエレベーター5の排出部には上
下動はしない固定貯留タンク6が設けられる。
【0007】前記揺動選別部2内に設けてある揺動選別
装置7は、図3のように、上部に固定貯留タンク6から
の穀物を分配する分配装置8を、その下部に5〜6段位
の重積した選別板9群を設け、選別板9は台枠10上に
重積され、台枠10は垂直支杆11で支持され、カム輪
12がモーター13で回転すると水平に左右揺動するよ
うに形成されている。前記選別板9は前後方向に流れて
選別され、選別板9の前後方向の流れ傾斜角度は一定で
あるが、左右方向の選別傾斜角度は選別状態に応じて調
節されるように調節自在に形成され、第1調節モーター
14で回転するネジ杆15により右側の軸着部16を中
心に左側が上下動して左右傾斜角度が変更される。この
調節は、透視窓17(図2)から選別板9上の選別され
ている穀物の状態を見てスイッチ18(図2)を操作し
て行なう。前記分配装置8は図4のように、その底板1
9は階段状に形成されて揺動で右側に移動するように
し、移動方向の突当部には各段の選別板9に至る分割口
20が形成されている。
【0008】前記選別板9はいずれも前側は低く後側は
高く前後方向に傾斜しており、前側の低い位置には第1
仕切板21と第2仕切板22とが左右側に所定の間隔を
置いて設けられ、第1仕切板21より右側は玄米排出部
23となり、第1仕切板21と第2仕切板22の間が混
合米排出部24となり、第2仕切板22より左側が籾米
排出部25となり、第1仕切板21は第2調節モーター
26で回転するネジ杆27で、第2仕切板22は第3調
節モーター28で回転するネジ杆29で左右方向に自由
に移動する構造である。
【0009】次に前記籾摺部1の構成について述べる。
正面形状四角箱状に形成した籾摺部1は、最上部にシャ
ッター30a付きの供給ホッパー30が設けられ、供給
ホッパー30の底板31は右側の揺動選別部2側に至る
程低く形成されて右側に片寄った位置に供給口32が形
成され、供給口32の下部に上部ロール33と下部ロー
ル34が設けられる。前記シャッター30aは、前記固
定貯留タンク6内に設けたバネ6aで吊設される傾斜調
節板6bと連動されていて、固定貯留タンク6内の貯留
量が増加すると、前記シャッター30aは閉鎖する。前
記下部ロール34は位置固定ロールで、低速で回転はす
るが固定である。上部ロール33は高速で回転し可動ロ
ールであって、供給量に応じて細かく斜め上下動する
が、異物が供給されたようなときは大きく斜め上動して
(水平方向移動でも可)下部ロール34より離間し、ゴ
ムロールの破損を防止するように形成される。上部ロー
ル33が高速で回転し可動ロールであると、籾米の食込
みがスムーズであり、急な食込みは防止され、ロール間
隙の微調節が容易であり、摩耗も少ない。
【0010】前記上下部ロール33、34は図4のよう
に全体として籾摺部1に対し右側に片寄って設けられ、
前記上下部ロール33、34の下方位置には左側が高く
なる風選路35が設けられ、風選路35の左側の下部に
翼車36を有する籾ガラ排出ブロワー3が設けられる。
翼車36の軸心は前後方向である。37は風選路35の
傾斜底板であり、傾斜底板37の右端には混合米受樋3
8が設けられ、混合米受樋38上には後方に混合米を搬
送するコンベア39が設けられ、コンベア39は混合米
バケットエレベーター5の下端に連結される。40は前
記翼車36に至る籾ガラ受樋であり、混合米受樋38と
籾ガラ受樋40の左右中間には粃等の2番受樋41が設
けられ、2番受樋41上には2番コンベア42が設けら
れ、2番受樋41の排出端に2番スロワー43が取付け
られる。
【0011】前記2番スロワー43は、混合米受樋38
の上部に設けられた戻し籾受樋44に連絡されるが、そ
の跳揚筒45の中途には、図5、6のように切替弁46
を介して取出樋47が設けられ、切替弁46を実線の位
置に切替えると2番物は機外に取出される。
【0012】前記揺動選別部2の選別板9の排出側の下
部には、玄米取出口48と混合米取出口49と、籾米取
出口50が設けられ、玄米取出口48と混合米取出口4
9の下部には左右方向の一軸反対螺旋51、52が設け
られて、玄米取出口48からの玄米を搬送する右側の一
軸反対螺旋51は翼車53を有する仕上米スロワー4に
連結され、混合米取出口49からの混合米を搬送する左
側の一軸反対螺旋52は前記混合米受樋38上に臨むよ
うに連結される。前記玄米取出口48の上部には、切替
弁48aが設けられ、切替弁48aを実線の位置にする
と、穀物は前記玄米取出口48に取出され、切替弁48
aを仮線の位置にすると、穀物は前記混合米取出口49
から取出される。前記籾米取出口50は前記戻し籾受樋
44に臨むように連結され、前記戻し籾受樋44に集っ
た戻し籾は、戻しスロワー54で供給ホッパー30に戻
されて再処理される。
【0013】55は仕上米スロワー4の上端排出部であ
るが、図7のように、屈曲流路56を経て穀粒は上端排
出部55より排出され、屈曲流路56に穀粒が留まる
と、翼車53の風は上端排出部55からは排出されず、
戻し風路57を経て風選路35に戻され、翼車36で一
緒に排風されて、塵埃を飛散させない。
【0014】58はキャスター、58aはL型横杆、5
8bは螺杆、58cはハンドルであるが、特に図8のよ
うに全体を荷造りした状態では、キャスター58は梱包
枠59より下方に突き出すように設け、荷造りしたまま
移送できるようにする。
【0015】図2において60は固定貯留タンク6の前
後両側に設けた点検窓であり、点検窓60により混合米
の留り具合を見て調節する。
【0016】図9は供給ホッパー30と上下部ロール3
3、34の拡大図の一例であり、供給ホッパー30の側
部に籾米の戻し室61を形成し、供給ホッパー30と戻
し室61の間に切替弁62が設けられ、切替弁62を一
方に切替えると供給ホッパー30より供給され、切替弁
62を他方に切替えると戻し室61より供給される。ま
た、回転ハンドル63に固定した螺杆64を上部ロール
33の支持腕65aに設けたコマ65に螺合し、回転ハ
ンドル63を回転させると、微妙に遠近調節され、また
螺杆64に異常ハンドル66を取付けて、異常ハンドル
66を操作すると、一挙に離間するように形成する。な
お、手動で調節する装置は、その他類似のものが考慮で
きる。図中、63aは弾力的接近機構全体を示す。
【0017】しかして、籾摺部1は、最上部に供給ホッ
パー30を、供給ホッパー30の下部に上下部ロール3
3、34を有する籾摺室67を、該籾摺室67の下部に
風選路35を有する風選室68を夫々形成するのである
が、前記供給ホッパー30と前記籾摺室67と前記風選
室68とを前壁73と後壁72で包囲して略四角形状の
籾摺部1とし、前記籾摺室67と前記後壁72の間には
籾摺駆動室69を、前記風選室68と前記後壁72との
間には伝導室71を、前記風選室68と前記前壁73と
の間には戻し装置室70を形成する。
【0018】前記籾摺部1の上部には、手動レバー群を
設ける。74は供給ホッパー30の開閉シャッター30
aを開閉する籾供給手動レバーで、開閉シャッター30
aは傾斜調節板6bにも連動されているが、籾供給手動
レバー74にも連動されている。75は混合米供給手動
レバー、76は固定貯留タンク6の下部の開閉シャッタ
ーで、混合米供給手動レバー75を引き下ろすと開閉シ
ャッター76は開く。77は仕上米シャッターレバーで
ある。78は揺動クラッチレバーで、引き下げると選別
板9は揺動する。
【0019】
【作用】次に作用を述べる。供給ホッパー30に籾米を
投入し、籾供給手動レバー74を引下げて開閉シャッタ
ー30aを開き、混合米供給手動レバー75を引下げて
固定貯留タンク6の開閉シャッターを開き、仕上米シャ
ッターレバー77を引下げて仕上米スロワー4に穀物が
流れるようにし、揺動クラッチレバー78を引き下げて
選別板9を揺動させると、籾米は上下部ロール33、3
4に供給されて籾摺され、籾摺米は風選室68内の風選
路35で吸引されて籾ガラは排出ブロワー3により機外
に放出され、選別された混合米は混合米受樋38に落下
してコンベア39で後送され、混合米バケットエレベー
ター5の下端に供給されて揚穀され、固定貯留タンク6
に貯留される。また、2番受樋41に落下した2番物
は、2番スロワー43で揚穀されて戻し籾受樋44に戻
される。このとき、上下部ロール33、34は、例えば
回転ハンドル63を回転することにより、その上部ロー
ル33が遠近微調節されて、最適の間隔に調節され籾摺
されるが、上部ロール33が高速で回転し可動ロールで
あるため、籾米の食込みがスムーズであり、急な食込み
は防止され、ロール間隙の微調節が容易であり、摩耗も
少ない。なお、工具等の異物が供給されるようなことが
あるが、そのときは、異常ハンドル66を引いて、上下
部ロール33、34の間隔を広くして、破損を防止す
る。
【0020】しかして、固定貯留タンク6に貯留された
混合米は、固定貯留タンク6より分配装置8に供給さ
れ、分配装置8の底板19の振動で分割口20に移動
し、分割口20で分けられて各段の選別板9に供給され
る。選別板9は揺動クラッチレバー78を引下げること
によりクラッチ入りになってモーター13で回転するカ
ム輪12により左右に揺動するが、選別板9の板面には
図において右側に揺り寄せうる多数の揺寄突起が形成さ
れているから、比重の重い玄米は図において右側に移動
し、比重の軽い籾米は反動で左側に移動し、中央には分
離されない混合米が分布する。右側の玄米排出部23に
集合した玄米は玄米取出口48に落下し、一軸反対螺旋
51で右方に移送されて翼車53で跳上げられ、仕上米
スロワー4で取出される。この場合、仕上米スロワー4
の上端排出部55は図7のように屈曲流路56に形成さ
れ、屈曲流路56に穀物が溜ると翼車53の風は排風さ
れず戻し風路57より戻されるから、塵埃は飛散しな
い。
【0021】前記選別板9の選別状態は、透視窓17よ
り見ることが出来るが、もし、玄米排出部23側に穀物
が片寄り過ぎるときは、左右の傾斜が足りないのである
からスイッチ18を操作して図3の第1調節モーター1
4に通電し、ネジ杆15を回転させて選別板9の右側を
高くし、その反対のときは第1調節モーター14を逆転
させて選別板9の右側を低くする。また、仕上米スロワ
ー4で取出される玄米中に若干の籾米が混入するような
ときは、第1仕切板21の位置が左に寄り過ぎているの
であるから、第2調節モーター26に通電してネジ杆2
7を回転させて第1仕切板21を右に移動させる。
【0022】上記選別で、混合米取出口49より落下し
た混合米は一軸反対螺旋52で左に移動させ、混合米受
樋38に集めて混合米バケットエレベーター5により揚
穀する。又、籾米取出口50に取出された籾米は戻し籾
受樋44に集められ、戻しスロワー54で供給ホッパー
30に戻され、再度籾摺される。
【0023】前記戻しスロワー54による戻し量が多く
なると、籾摺室6内の貯留量が多くなり、限界を越える
と、詰まりが生ずるが、本願は籾摺室6内に調節板6b
が設けられ、調節板6bはバネ6aで吊設され、調節板
6bが下がると開閉シャッター30aに連動されて開閉
シャッタ−30aが閉じるから詰まりは生じない。
【0024】
【発明の効果】本発明は、供給ホッパー30の下部に上
部ロール33と下部ロール34を左右に傾斜配設した籾
摺室67を設けたものにおいて、前記下部ロール34は
回転のみ自由とした固定ロールとし、前記上部ロール3
3は前記下部ロール34に対して接離する可動ロールと
し、かつ前記上部ロール33の方が前記下部ロール34
よりも周速度を高速にした籾摺装置の籾摺ロールとした
ものであるから、上部ロール33が下部ロール34より
も高速で回転し、且つ可動ロールであるため、籾米の食
込みがスムーズであり、急な食込みはなく、ロール間隙
の微調節が容易であり、摩耗も少ない。また、前記上部
ロール33は、前記上部ロール33と前記下部ロール3
4の軸心を結ぶ方向に対して略平行に可動するようにし
た籾摺装置の籾摺ロールとしたものであるから、実施化
容易、作用円滑である。また、前記上部ロール33は、
略水平に可動するようにした籾摺装置の籾摺ロールとし
たものであるから、上部ロール33の可動が最も簡単な
構造で容易にできる。また、前記上部ロール33には前
記下部ロール34に対して弾力的に近付く弾力的接近機
構63aを設けた籾摺装置の籾摺ロールとしたものであ
るから、籾摺作用が円滑にできる。また、前記上部ロー
ル33は弾力的接近機構63aごと大きく離脱するよう
にした籾摺装置の籾摺ロールとしたものであるから、簡
易な構成で離脱操作を容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行例の正面図。
【図2】本願の正面図。
【図3】本願の揺動選別部内の正面図。
【図4】同一部縦断正面図。
【図5】同2番スロワーと戻しスロワーの正面図。
【図6】同2番スロワーの断面図。
【図7】仕上米スロワーの一部断面側面図。
【図8】荷造り状態の正面図。
【図9】ロール開閉装置の正面図。
【図10】籾摺部の縦断側面図。
【符号の説明】
1…籾摺部、2…揺動選別部、3…籾ガラ排出ブロワ
ー、4…仕上米スロワー、5…混合米バケットエレベー
ター、6…固定貯留タンク、6a…バネ、6b…傾斜調
節板、7…揺動選別装置、8…分配装置、9…選別板、
10…台枠、11…垂直支杆、12…カム輪、13…モ
ーター、14…第1調節モーター、15…ネジ杆、16
…軸着部、17…透視窓、18…スイッチ、19…底
板、20…分割口、21…第1仕切板、22…第2仕切
板、23…玄米排出部、24…混合米排出部、25…籾
米排出部、26…第2調節モーター、27…ネジ杆、2
8…第3調節モーター、29…ネジ杆、30…供給ホッ
パー、30a…シャッター、31…底板、32…供給
口、33…上部ロール、34…下部ロール、35…風選
路、36…翼車、37…傾斜底板、38…混合米受樋、
39…コンベア、40…籾ガラ受樋、41…2番受樋、
42…2番コンベア、43…2番スロワー、44…戻し
籾受樋、45…跳揚筒、46…切替弁、47…取出樋、
48…玄米取出口、48a…切替弁、49…混合米取出
口、50…籾米取出口、51…一軸反対螺旋、52…一
軸反対螺旋、53…翼車、54…戻しスロワー、55…
上端排出部、56…屈曲流路、57…戻し風路、58…
キャスター、58a…L型横杆、58b…螺杆、58c
…ハンドル、59…梱包枠、60…点検窓、61…戻し
室、62…切替弁、63…回転ハンドル、63a…弾力
的接近機構、64…螺杆、65…コマ、65a…支持
腕、66…異常ハンドル、67…籾摺室、68…風選
室、69…籾摺駆動室、70…戻し装置室、71…伝導
室、72…後壁、73…前壁、74…籾供給手動レバ
ー、75…混合米供給手動レバー、76…開閉シャッタ
ー、77…仕上米シャッターレバー、78…揺動クラッ
チレバー。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給ホッパー30の下部に上部ロール3
    3と下部ロール34を左右に傾斜配設した籾摺室67を
    設けたものにおいて、前記下部ロール34は回転のみ自
    由とした固定ロールとし、前記上部ロール33は前記下
    部ロール34に対して接離する可動ロールとし、かつ前
    記上部ロール33の方が前記下部ロール34よりも周速
    度を高速にした籾摺装置の籾摺ロール。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記上部ロール33
    は、前記上部ロール33と前記下部ロール34の軸心を
    結ぶ方向に対して略平行に可動するようにした籾摺装置
    の籾摺ロール。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記上部ロール33
    は、略水平に可動するようにした籾摺装置の籾摺ロー
    ル。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記上部ロール33
    には前記下部ロール34に対して弾力的に近付く弾力的
    接近機構63aを設けた籾摺装置の籾摺ロール。
  5. 【請求項5】 請求項1及び4において、前記上部ロー
    ル33は前記弾力的接近機構63aごと大きく離脱する
    ようにした籾摺装置の籾摺ロール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6756422B1 (en) 1999-05-10 2004-06-29 Fuji Photo Film Co., Ltd. Member used for photographic sensitive material
CN109622109A (zh) * 2019-01-23 2019-04-16 浙江伯利恒仪器设备有限公司 一种砻谷机的胶辊调节结构

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