JP2943061B2 - 穀物加工装置 - Google Patents
穀物加工装置Info
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- JP2943061B2 JP2943061B2 JP27140196A JP27140196A JP2943061B2 JP 2943061 B2 JP2943061 B2 JP 2943061B2 JP 27140196 A JP27140196 A JP 27140196A JP 27140196 A JP27140196 A JP 27140196A JP 2943061 B2 JP2943061 B2 JP 2943061B2
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- Japan
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- shutter
- rotated
- plate
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- Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、穀物加工装置に関する
ものである。
ものである。
【0002】
【従来技術】従来公知の、穀物加工装置には、例えば、
供給ホッパーには供給シャッターが、貯留タンクには貯
留タンクシャッターが、玄米取出口には仕上米シャッタ
ーが設けられていたから、本体の所望位置には、3個の
切替操作レバーを設けて開閉操作していた。なお、図1
に示す籾摺装置は公知である。図1において、Aは籾摺
風選部、Bは揺動選別部で、籾摺風選部Aは上部に左右
一対のゴムロールaを軸架し、ゴムロールaの下方に籾
ガラを風選する風選部bを形成する。揺動選別部Bに
は、選別板cを5〜6段位多段に重架した選別装置dを
設け、籾摺風選部Aの後方にはバケットエレベーターe
を設けて混合米を揚穀し、バケットエレベーターeの排
出口に貯留タンクfを設け、分配装置gを経て各段の揺
動選別板cに均等分配されるようにする。前記籾摺風選
部Aの上方には供給ホッパーhが設けられ、供給ホッパ
ーhに籾米を供給すると、ゴムロールaで籾摺され、風
選部bで風選された籾ガラはブロアーiで吹送され、籾
摺されたものはバケットエレベーターeにより揚穀され
て貯留タンクfに流入し、分配装置gより選別装置dに
供給される。選別装置dでは、揺動により、籾米と、混
合米と、玄米とに分離され、玄米は仕上米としてスロワ
ーjで取出され、混合米はバケットエレベーターeに戻
されて再選別され、籾米は供給ホッパーhに戻されて再
び籾摺りされる。
供給ホッパーには供給シャッターが、貯留タンクには貯
留タンクシャッターが、玄米取出口には仕上米シャッタ
ーが設けられていたから、本体の所望位置には、3個の
切替操作レバーを設けて開閉操作していた。なお、図1
に示す籾摺装置は公知である。図1において、Aは籾摺
風選部、Bは揺動選別部で、籾摺風選部Aは上部に左右
一対のゴムロールaを軸架し、ゴムロールaの下方に籾
ガラを風選する風選部bを形成する。揺動選別部Bに
は、選別板cを5〜6段位多段に重架した選別装置dを
設け、籾摺風選部Aの後方にはバケットエレベーターe
を設けて混合米を揚穀し、バケットエレベーターeの排
出口に貯留タンクfを設け、分配装置gを経て各段の揺
動選別板cに均等分配されるようにする。前記籾摺風選
部Aの上方には供給ホッパーhが設けられ、供給ホッパ
ーhに籾米を供給すると、ゴムロールaで籾摺され、風
選部bで風選された籾ガラはブロアーiで吹送され、籾
摺されたものはバケットエレベーターeにより揚穀され
て貯留タンクfに流入し、分配装置gより選別装置dに
供給される。選別装置dでは、揺動により、籾米と、混
合米と、玄米とに分離され、玄米は仕上米としてスロワ
ーjで取出され、混合米はバケットエレベーターeに戻
されて再選別され、籾米は供給ホッパーhに戻されて再
び籾摺りされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記周知のものは、複
数のシャッターを切替えるのに、その数だけの切替操作
レバーを設けているので、構造複雑、コスト高価ななっ
ていた。
数のシャッターを切替えるのに、その数だけの切替操作
レバーを設けているので、構造複雑、コスト高価ななっ
ていた。
【0004】
【発明の目的】一個の操作レバーで、複数の切替体の切
替を行ない、構造簡単、コスト安価にする。
替を行ない、構造簡単、コスト安価にする。
【0005】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、穀物
加工装置の所望位置に切替体を複数個設け、前記穀物加
工装置の任意の位置に操作軸を設け、該操作軸に一個の
操作レバーと位相を順次変えた複数個のカムプレートを
固定し、前記操作軸の近傍に前記操作軸と平行の平行軸
を設け、該平行軸には前記複数のカムプレートにより順
次回動する複数のリンクを設け、前記複数の切替体と前
記複数のリンクとを適宜の手段で連結した穀物加工装置
としたものである。
加工装置の所望位置に切替体を複数個設け、前記穀物加
工装置の任意の位置に操作軸を設け、該操作軸に一個の
操作レバーと位相を順次変えた複数個のカムプレートを
固定し、前記操作軸の近傍に前記操作軸と平行の平行軸
を設け、該平行軸には前記複数のカムプレートにより順
次回動する複数のリンクを設け、前記複数の切替体と前
記複数のリンクとを適宜の手段で連結した穀物加工装置
としたものである。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明すると、図
2は図1の籾摺装置の外観を新たにデザインしたもの
で、1は籾摺部、2は揺動選別部であり、籾摺部1も揺
動選別部2も正面四角箱形状にデザインされ、籾摺部1
の方が揺動選別部2の方よりも稍高く、籾摺部1側の側
部の前後中央に籾ガラ排出ブロワー3を設け、揺動選別
部2側の側部に仕上米スロワー4を設ける。籾摺部1の
後方には混合米バケットエレベーター5を設け、混合米
バケットエレベーター5の排出部には上下動はしない固
定貯留タンク6を設ける。
2は図1の籾摺装置の外観を新たにデザインしたもの
で、1は籾摺部、2は揺動選別部であり、籾摺部1も揺
動選別部2も正面四角箱形状にデザインされ、籾摺部1
の方が揺動選別部2の方よりも稍高く、籾摺部1側の側
部の前後中央に籾ガラ排出ブロワー3を設け、揺動選別
部2側の側部に仕上米スロワー4を設ける。籾摺部1の
後方には混合米バケットエレベーター5を設け、混合米
バケットエレベーター5の排出部には上下動はしない固
定貯留タンク6を設ける。
【0007】前記揺動選別部2内に設けてある揺動選別
装置7は、図3のように、上部に分配装置8を、その下
部に5〜6段位の段積した選別板9群を設け、選別板9
は台枠10に支杆11で支持され、カム輪12がモータ
ー13で回転すると揺動するように形成されている。前
記選別板9は前後方向の角度は固定であるが、左右方向
の分布角度は選別状態に応じて調節自在に形成され、第
1調節モーター14で回転するネジ杆15により左側の
軸着部16を中心に右側が上下動して左右傾斜が変更さ
れる。この調節は、透視窓17(図2)から最上段の選
別板9の選別状態を見て図2のスイッチ18を操作して
行なう。前記分配装置8は、図4のように、その底板1
9は階段状に形成されて揺動により穀物は右側に移動す
るようにし、移動方向の突当部には各段の選別板9に至
る分割口20を形成する。
装置7は、図3のように、上部に分配装置8を、その下
部に5〜6段位の段積した選別板9群を設け、選別板9
は台枠10に支杆11で支持され、カム輪12がモータ
ー13で回転すると揺動するように形成されている。前
記選別板9は前後方向の角度は固定であるが、左右方向
の分布角度は選別状態に応じて調節自在に形成され、第
1調節モーター14で回転するネジ杆15により左側の
軸着部16を中心に右側が上下動して左右傾斜が変更さ
れる。この調節は、透視窓17(図2)から最上段の選
別板9の選別状態を見て図2のスイッチ18を操作して
行なう。前記分配装置8は、図4のように、その底板1
9は階段状に形成されて揺動により穀物は右側に移動す
るようにし、移動方向の突当部には各段の選別板9に至
る分割口20を形成する。
【0008】前記選別板9はいずれも前側は低く後側は
高く前後方向に傾斜しており、前側には第1仕切板21
と第2仕切板22が設けられ、第1仕切板21より右側
は玄米排出部23となり、第1仕切板21と第2仕切板
22の間が混合米排出部24となり、第2仕切板22よ
り左側が籾米排出部25となり、第1仕切板21は第2
調節モーター26で回転するネジ杆27で、第2仕切板
22は第3調節モーター28で回転するネジ杆29で左
右方向に自由に調節移動する構造である。
高く前後方向に傾斜しており、前側には第1仕切板21
と第2仕切板22が設けられ、第1仕切板21より右側
は玄米排出部23となり、第1仕切板21と第2仕切板
22の間が混合米排出部24となり、第2仕切板22よ
り左側が籾米排出部25となり、第1仕切板21は第2
調節モーター26で回転するネジ杆27で、第2仕切板
22は第3調節モーター28で回転するネジ杆29で左
右方向に自由に調節移動する構造である。
【0009】次に前記籾摺部1の構成について述べる。
正面形状四角箱状に形成した籾摺部1は、最上部に供給
ホッパー30が設けられ、供給ホッパー30の底板31
は右側の揺動選別部2側に至る程低く形成されて右側に
片寄った位置に供給口32が形成され、供給口32の下
部に上下部ロール33、34が設けられる。上下部ロー
ル33、34のうち高さの低い右側の下部ロール34は
固定ロールで回転はするが固定である。高さの高い左側
の上部ロール33は可動ロールであって、供給量に応じ
て細かく斜め上下動するが、異物が供給されたようなと
きは大きく斜め上動して下部ロール34より離間し、ゴ
ムロールの破損を防止するように形成される。
正面形状四角箱状に形成した籾摺部1は、最上部に供給
ホッパー30が設けられ、供給ホッパー30の底板31
は右側の揺動選別部2側に至る程低く形成されて右側に
片寄った位置に供給口32が形成され、供給口32の下
部に上下部ロール33、34が設けられる。上下部ロー
ル33、34のうち高さの低い右側の下部ロール34は
固定ロールで回転はするが固定である。高さの高い左側
の上部ロール33は可動ロールであって、供給量に応じ
て細かく斜め上下動するが、異物が供給されたようなと
きは大きく斜め上動して下部ロール34より離間し、ゴ
ムロールの破損を防止するように形成される。
【0010】前記上下部ロール33、34は図4のよう
に全体として右側に片寄って設けられ、前記上下部ロー
ル33、34の下方位置には左側が高くなる風選路35
が設けられ、風選路35の左側の下部に翼車36を有す
る前記籾ガラ排出ブロワー3が設けられる。37は風選
路35の傾斜底板であり、傾斜底板37の右端には混合
米受樋38が設けられ、混合米受樋38上には後方に混
合米を搬送するコンベア39が設けられ、コンベア39
は前記混合米バケットエレベーター5の下端に連結され
る。40は前記翼車36に至る籾ガラ受樋であり、前記
混合米受樋38と前記籾ガラ受樋40の間には2番受樋
41が設けられ、該2番受樋41上には2番コンベア4
2が設けられ、前記2番受樋41の終端に2番スロワー
43が取付けられる。
に全体として右側に片寄って設けられ、前記上下部ロー
ル33、34の下方位置には左側が高くなる風選路35
が設けられ、風選路35の左側の下部に翼車36を有す
る前記籾ガラ排出ブロワー3が設けられる。37は風選
路35の傾斜底板であり、傾斜底板37の右端には混合
米受樋38が設けられ、混合米受樋38上には後方に混
合米を搬送するコンベア39が設けられ、コンベア39
は前記混合米バケットエレベーター5の下端に連結され
る。40は前記翼車36に至る籾ガラ受樋であり、前記
混合米受樋38と前記籾ガラ受樋40の間には2番受樋
41が設けられ、該2番受樋41上には2番コンベア4
2が設けられ、前記2番受樋41の終端に2番スロワー
43が取付けられる。
【0011】該2番スロワー43は、混合米受樋38の
上部に設けられた戻し籾受樋44に揚穀するもので、そ
の跳揚筒45の中途には、図6のように切替弁46を介
して取出樋47が設けられ、切替弁46を実線の位置に
切替えると2番物は機外に取出される。
上部に設けられた戻し籾受樋44に揚穀するもので、そ
の跳揚筒45の中途には、図6のように切替弁46を介
して取出樋47が設けられ、切替弁46を実線の位置に
切替えると2番物は機外に取出される。
【0012】前記揺動選別部2の選別板9の排出側(前
側)の下部には、玄米取出口48と混合米取出口49
と、籾米取出口50が設けられ、玄米取出口48と混合
米取出口49の下部には左右方向の一軸反対螺旋51、
52が設けられて、玄米取出口48からの玄米を搬送す
る右側の一軸反対螺旋51は翼車53を有する前記仕上
米スロワー4に連結され、混合米取出口49からの混合
米を搬送する左側の一軸反対螺旋52は前記混合米受樋
38上に臨むように連結される。前記籾米取出口50は
前記戻し籾受樋44に臨むように連結され、前記戻し籾
受樋44に集った戻し籾は、戻しスロワー54で供給ホ
ッパー30に戻されて再処理される。
側)の下部には、玄米取出口48と混合米取出口49
と、籾米取出口50が設けられ、玄米取出口48と混合
米取出口49の下部には左右方向の一軸反対螺旋51、
52が設けられて、玄米取出口48からの玄米を搬送す
る右側の一軸反対螺旋51は翼車53を有する前記仕上
米スロワー4に連結され、混合米取出口49からの混合
米を搬送する左側の一軸反対螺旋52は前記混合米受樋
38上に臨むように連結される。前記籾米取出口50は
前記戻し籾受樋44に臨むように連結され、前記戻し籾
受樋44に集った戻し籾は、戻しスロワー54で供給ホ
ッパー30に戻されて再処理される。
【0013】55aは仕上米スロワー4の上端排出部で
あるが、図7のように、屈曲流路56を経て穀粒は上端
排出口55より排出され、屈曲流路56に穀粒が留まる
と、翼車53の風は上端排出口55からは排出されず、
戻し風路57を経て風選路35に戻され、翼車36で一
緒に排風されて、塵埃を飛散させない。
あるが、図7のように、屈曲流路56を経て穀粒は上端
排出口55より排出され、屈曲流路56に穀粒が留まる
と、翼車53の風は上端排出口55からは排出されず、
戻し風路57を経て風選路35に戻され、翼車36で一
緒に排風されて、塵埃を飛散させない。
【0014】58はキャスターであるが、図4のように
作業中に設置位置の変更が可能のように設けるが、図8
のように荷造りした状態でも梱包材59より下方に突き
出すように設けて、荷造りしたまま短かい距離移送でき
るようにする。移動終了後は図8の仮線の位置に収容す
る。このことにより、クレーンの使用が大幅に容易にな
る。キャスター58は、回転ハンドル58aを回転させ
れば上下するようにフレームに軸着されており、大荷重
が掛っても戻らないようにラックピニオンによる回転伝
達機構を採用すると好適である。また、前記回転ハンド
ル58aは籾ガラ排出ブロワー3の側部が好適である
が、位置は限定されない。また、キャスター58は、前
後または左右に一対設けられる。
作業中に設置位置の変更が可能のように設けるが、図8
のように荷造りした状態でも梱包材59より下方に突き
出すように設けて、荷造りしたまま短かい距離移送でき
るようにする。移動終了後は図8の仮線の位置に収容す
る。このことにより、クレーンの使用が大幅に容易にな
る。キャスター58は、回転ハンドル58aを回転させ
れば上下するようにフレームに軸着されており、大荷重
が掛っても戻らないようにラックピニオンによる回転伝
達機構を採用すると好適である。また、前記回転ハンド
ル58aは籾ガラ排出ブロワー3の側部が好適である
が、位置は限定されない。また、キャスター58は、前
後または左右に一対設けられる。
【0015】図2において60は固定貯留タンク6の前
後両側に設けた点検窓であり、点検窓60により混合米
の留り具合を見て調節する。図9は供給ホッパー30と
上下部ロール33、34の拡大図の一例であり、供給ホ
ッパー30の側部に戻し室61が形成され、供給ホッパ
ー30と戻し室61の間に切替弁62が設けられ、切替
弁62を一方に切替えると供給ホッパー30より供給さ
れ、切替弁62を他方に切替えると戻し室61より供給
される。また、回転ハンドル63に固定した螺杆64を
上部ロール33の支持腕74aに設けたコマ65に螺合
し、回転ハンドル63を回転させると、微妙に遠近調節
され、また螺杆64に異常ハンドル66を取付けて、異
常ハンドル66を操作すると、一挙に離間するように形
成する。なお、手動で調節する装置は、その他類似のも
のが考慮できる。
後両側に設けた点検窓であり、点検窓60により混合米
の留り具合を見て調節する。図9は供給ホッパー30と
上下部ロール33、34の拡大図の一例であり、供給ホ
ッパー30の側部に戻し室61が形成され、供給ホッパ
ー30と戻し室61の間に切替弁62が設けられ、切替
弁62を一方に切替えると供給ホッパー30より供給さ
れ、切替弁62を他方に切替えると戻し室61より供給
される。また、回転ハンドル63に固定した螺杆64を
上部ロール33の支持腕74aに設けたコマ65に螺合
し、回転ハンドル63を回転させると、微妙に遠近調節
され、また螺杆64に異常ハンドル66を取付けて、異
常ハンドル66を操作すると、一挙に離間するように形
成する。なお、手動で調節する装置は、その他類似のも
のが考慮できる。
【0016】図10は縦断面図で、籾摺部1は、最上部
に供給ホッパー30を、供給ホッパー30の下部に上下
部ロール33、34を有する籾摺室67を、該籾摺室6
7の下部に風選路35を有する風選室68を夫々形成す
る。前記供給ホッパー30と前記籾摺室67と前記風選
室68とを前壁73と後壁72で包囲して略四角形状の
籾摺部1とし、前記籾摺室67と前記後壁72の間には
籾摺駆動室69を、前記風選室68と前記後壁72との
間には伝導室71を、前記風選室68と前記前壁73と
の間には戻し装置室70を形成する。
に供給ホッパー30を、供給ホッパー30の下部に上下
部ロール33、34を有する籾摺室67を、該籾摺室6
7の下部に風選路35を有する風選室68を夫々形成す
る。前記供給ホッパー30と前記籾摺室67と前記風選
室68とを前壁73と後壁72で包囲して略四角形状の
籾摺部1とし、前記籾摺室67と前記後壁72の間には
籾摺駆動室69を、前記風選室68と前記後壁72との
間には伝導室71を、前記風選室68と前記前壁73と
の間には戻し装置室70を形成する。
【0017】しかして、上記において、図4のように、
供給ホッパー30には供給シャッター74を、固定貯留
タンク6には貯留タンクシャッター75を、玄米取出口
48には仕上米シャッター76を夫々設け、該供給シャ
ッター74と貯留タンクシャッター75と仕上米シャッ
ター76は、一本の操作レバー77で開閉するように構
成する。即ち、籾摺部1の側面には、一本の操作レバー
77を設け、該操作レバー77を操作軸78に固定し、
操作軸78には3個のカムプレート79、80、81を
位相を変えて固定する。カムプレート79、80、81
は同形のもので、操作軸78の近傍にこれと平行の平行
軸82を設け、平行軸82には前記カムプレート79、
80、81により順次回動するリンク83、84、85
を設ける。実施例のリンクは「ヘの字」型であり、3個
とも位相は変えないで同じように取付け、操作レバー7
7を操作してa位置まで回動させると、リンク83はカ
ムプレート79により仮線の位置まで回動する。しか
し、カムプレート80とカムプレート81は位相を変え
てあるので、リンク84、85には当接せず、リンク8
4、85は回動しない。操作レバー77がa位置まで回
動すると、リンク84はカムプレート80に当接するよ
うになる。したがって、操作レバー77をa位置からb
位置まで回動させると、リンク84はカムプレート80
により仮線の位置まで回動する。同様に、操作レバー7
7をb位置からc位置まで回動させると、リンク85は
カムプレート81により仮線の位置まで回動する。この
間、カムプレート79、80は引続き回動するが、カム
プレートには同径の同径部86が形成されているので、
リンク83、84は仮線の位置に回動したままになる。
87は各リンク83〜85に設けた突起、88はリンク
83に接続したワイヤー、89はリンク84に接続した
ワイヤー、90はリンク85に接続したワイヤーであ
る。
供給ホッパー30には供給シャッター74を、固定貯留
タンク6には貯留タンクシャッター75を、玄米取出口
48には仕上米シャッター76を夫々設け、該供給シャ
ッター74と貯留タンクシャッター75と仕上米シャッ
ター76は、一本の操作レバー77で開閉するように構
成する。即ち、籾摺部1の側面には、一本の操作レバー
77を設け、該操作レバー77を操作軸78に固定し、
操作軸78には3個のカムプレート79、80、81を
位相を変えて固定する。カムプレート79、80、81
は同形のもので、操作軸78の近傍にこれと平行の平行
軸82を設け、平行軸82には前記カムプレート79、
80、81により順次回動するリンク83、84、85
を設ける。実施例のリンクは「ヘの字」型であり、3個
とも位相は変えないで同じように取付け、操作レバー7
7を操作してa位置まで回動させると、リンク83はカ
ムプレート79により仮線の位置まで回動する。しか
し、カムプレート80とカムプレート81は位相を変え
てあるので、リンク84、85には当接せず、リンク8
4、85は回動しない。操作レバー77がa位置まで回
動すると、リンク84はカムプレート80に当接するよ
うになる。したがって、操作レバー77をa位置からb
位置まで回動させると、リンク84はカムプレート80
により仮線の位置まで回動する。同様に、操作レバー7
7をb位置からc位置まで回動させると、リンク85は
カムプレート81により仮線の位置まで回動する。この
間、カムプレート79、80は引続き回動するが、カム
プレートには同径の同径部86が形成されているので、
リンク83、84は仮線の位置に回動したままになる。
87は各リンク83〜85に設けた突起、88はリンク
83に接続したワイヤー、89はリンク84に接続した
ワイヤー、90はリンク85に接続したワイヤーであ
る。
【0018】図13は、供給シャッター74の開閉装置
で、供給シャッター74の近傍位置に一端が軸止91さ
れ、他端は自重で下降する作動杆92を設け、作動杆9
2の中間位置に係合長孔93を形成し、供給シャッター
74は軸94で軸止し、軸94に固定した係合棒95の
先端を前記係合長孔93に係合させる。前記ワイヤー8
8は回動杆96の下端に連結し、回動杆96はバネ97
で常時左回転するように付勢され、回動杆96に固定の
係合棒98を前記作動杆92の下縁に当接させる。即
ち、ワイヤー88を引いたときは、回動杆96に固定の
係合棒98は前記作動杆92の下縁より離れるから、作
動杆92は自重で降下し、係合棒95を介して供給シャ
ッター74を開く。99は開閉位置の調節ボルトであ
る。100は前記固定貯留タンク6内に設けた調節板で
あり、調節板100の下端は軸101で軸止され、軸1
01の端部には回動杆102の中間が固定させ、回動杆
102の一端には釣り上げるバネ103が取付けられ、
回動杆102の他端は紐104で作動杆92の先端に連
結される。
で、供給シャッター74の近傍位置に一端が軸止91さ
れ、他端は自重で下降する作動杆92を設け、作動杆9
2の中間位置に係合長孔93を形成し、供給シャッター
74は軸94で軸止し、軸94に固定した係合棒95の
先端を前記係合長孔93に係合させる。前記ワイヤー8
8は回動杆96の下端に連結し、回動杆96はバネ97
で常時左回転するように付勢され、回動杆96に固定の
係合棒98を前記作動杆92の下縁に当接させる。即
ち、ワイヤー88を引いたときは、回動杆96に固定の
係合棒98は前記作動杆92の下縁より離れるから、作
動杆92は自重で降下し、係合棒95を介して供給シャ
ッター74を開く。99は開閉位置の調節ボルトであ
る。100は前記固定貯留タンク6内に設けた調節板で
あり、調節板100の下端は軸101で軸止され、軸1
01の端部には回動杆102の中間が固定させ、回動杆
102の一端には釣り上げるバネ103が取付けられ、
回動杆102の他端は紐104で作動杆92の先端に連
結される。
【0019】それゆえ、固定貯留タンク6内の穀物が増
加すると、調節板100はバネ103の弾力に抗して下
動し、軸101を介して回動杆102を右転させ、紐1
04を介して作動杆92を上動させるから、係合長孔9
3、係合棒95、軸94を介して供給シャッター74は
閉じる。図14、15は貯留タンクシャッター75を示
し、貯留タンク6の下端に取付けられ、ワイヤー89が
バネ105を介して取付けられる。貯留タンクシャッタ
ー75はバネ106で常時閉じるように牽引される。1
07は貯留タンクシャッター75と共に回動するリン
ク、108はリンク107が当接する調節ボルトであ
り、操作レバー77をa位置からb位置まで回動させる
と、リンク84はカムプレート80により仮線の位置ま
で回動し、ワイヤー89を引いて貯留タンクシャッター
75を開く。図16は仕上米シャッター76について示
している。仕上米シャッター76は下端が軸109で軸
止され、軸109にはレバー110が固定され、レバー
110にバネ111が取付けられて、常時仕上米シャッ
ター76は閉じ、また、レバー110にワイヤー90が
取付けられて、操作レバー77をb位置からc位置まで
回動させると、リンク85はカムプレート81により仮
線の位置まで回動し、ワイヤー90を引いて仕上米シャ
ッター76を開くようにする。
加すると、調節板100はバネ103の弾力に抗して下
動し、軸101を介して回動杆102を右転させ、紐1
04を介して作動杆92を上動させるから、係合長孔9
3、係合棒95、軸94を介して供給シャッター74は
閉じる。図14、15は貯留タンクシャッター75を示
し、貯留タンク6の下端に取付けられ、ワイヤー89が
バネ105を介して取付けられる。貯留タンクシャッタ
ー75はバネ106で常時閉じるように牽引される。1
07は貯留タンクシャッター75と共に回動するリン
ク、108はリンク107が当接する調節ボルトであ
り、操作レバー77をa位置からb位置まで回動させる
と、リンク84はカムプレート80により仮線の位置ま
で回動し、ワイヤー89を引いて貯留タンクシャッター
75を開く。図16は仕上米シャッター76について示
している。仕上米シャッター76は下端が軸109で軸
止され、軸109にはレバー110が固定され、レバー
110にバネ111が取付けられて、常時仕上米シャッ
ター76は閉じ、また、レバー110にワイヤー90が
取付けられて、操作レバー77をb位置からc位置まで
回動させると、リンク85はカムプレート81により仮
線の位置まで回動し、ワイヤー90を引いて仕上米シャ
ッター76を開くようにする。
【0020】
【作用】次に作用を述べる。 (全体の作動)供給ホッパー30に籾米を投入し、供給
ホッパー30の供給シャッタ74を開くと上下部ロール
33、34に供給されて籾摺され、籾摺米は風選室68
内の風選路35で吸引されて籾ガラは機外に放出され、
選別された混合米は混合米受樋38に落下してコンベア
39で後送され、混合米バケットエレベーター5の下端
に供給されて揚穀され、固定貯留タンク6に貯留され
る。また、2番受樋41に落下した2番物は、2番スロ
ワー43で揚穀されて戻し籾受樋44に戻される。上下
部ロール33、34は、回転ハンドル63を回転する
と、その上部ロール33が遠近調節され、最適の間隔に
調節されて籾摺される。また、工具等の異物が供給され
ることがあるが、そのときは、異常ハンドル66を引い
て、間隔を広くして、破損を防止する。
ホッパー30の供給シャッタ74を開くと上下部ロール
33、34に供給されて籾摺され、籾摺米は風選室68
内の風選路35で吸引されて籾ガラは機外に放出され、
選別された混合米は混合米受樋38に落下してコンベア
39で後送され、混合米バケットエレベーター5の下端
に供給されて揚穀され、固定貯留タンク6に貯留され
る。また、2番受樋41に落下した2番物は、2番スロ
ワー43で揚穀されて戻し籾受樋44に戻される。上下
部ロール33、34は、回転ハンドル63を回転する
と、その上部ロール33が遠近調節され、最適の間隔に
調節されて籾摺される。また、工具等の異物が供給され
ることがあるが、そのときは、異常ハンドル66を引い
て、間隔を広くして、破損を防止する。
【0021】しかして、固定貯留タンク6の貯留タンク
シャッター75を開くと、混合米は固定貯留タンク6よ
り分配装置8に供給され、分配装置8の底板19の振動
で分割口20に移動し、分割口20で分けられて各段の
選別板9に供給される。選別板9はモーター13で回転
するカム輪12により左右に揺動するが、選別板9の板
面には多数の突起が形成されているから、比重の重い玄
米は図において右側に移動し、比重の軽い籾米は反動で
左側に移動し、中央には分離されない混合米が分布す
る。右側の玄米排出部23に集合した玄米は玄米取出口
48に落下し、一軸反対螺旋51で右方に移送されて翼
車53で跳上げられ、仕上米スロワー4で取出される。
なお、仕上米スロワー4の上端排出部55aは図7のよ
うに屈曲流路56に形成され、屈曲流路56に穀物が溜
ると翼車53の風は排風されず戻し風路57より戻さ
れ、塵埃は飛散しないようになっている。
シャッター75を開くと、混合米は固定貯留タンク6よ
り分配装置8に供給され、分配装置8の底板19の振動
で分割口20に移動し、分割口20で分けられて各段の
選別板9に供給される。選別板9はモーター13で回転
するカム輪12により左右に揺動するが、選別板9の板
面には多数の突起が形成されているから、比重の重い玄
米は図において右側に移動し、比重の軽い籾米は反動で
左側に移動し、中央には分離されない混合米が分布す
る。右側の玄米排出部23に集合した玄米は玄米取出口
48に落下し、一軸反対螺旋51で右方に移送されて翼
車53で跳上げられ、仕上米スロワー4で取出される。
なお、仕上米スロワー4の上端排出部55aは図7のよ
うに屈曲流路56に形成され、屈曲流路56に穀物が溜
ると翼車53の風は排風されず戻し風路57より戻さ
れ、塵埃は飛散しないようになっている。
【0022】前記選別板9の選別状態は、透視窓17よ
り見ることが出来るが、もし、玄米排出部23側に穀物
が片寄り過ぎるときは、左右の傾斜が足りないのである
からスイッチ18を操作して図3の第1調節モーター1
4に通電し、ネジ杆15を回転させて選別板9の右側を
高くし、その反対のときは第1調節モーター14を逆転
させて選別板9の右側を低くする。また、仕上米スロワ
ー4で取出される玄米中に若干の籾米が混入するような
ときは、第1仕切板21の位置が左に寄り過ぎているの
であるから、第2調節モーター26に通電してネジ杆2
7を回転させて第1仕切板21を右に移動させる。
り見ることが出来るが、もし、玄米排出部23側に穀物
が片寄り過ぎるときは、左右の傾斜が足りないのである
からスイッチ18を操作して図3の第1調節モーター1
4に通電し、ネジ杆15を回転させて選別板9の右側を
高くし、その反対のときは第1調節モーター14を逆転
させて選別板9の右側を低くする。また、仕上米スロワ
ー4で取出される玄米中に若干の籾米が混入するような
ときは、第1仕切板21の位置が左に寄り過ぎているの
であるから、第2調節モーター26に通電してネジ杆2
7を回転させて第1仕切板21を右に移動させる。
【0023】上記選別で、混合米取出口49より落下し
た混合米は一軸反対螺旋52で左に移動させ、混合米受
樋38に集めて混合米バケットエレベーター5により揚
穀する。又、籾米取出口50に取出された籾米は戻し籾
受樋44に集められ、戻しスロワー54で供給ホッパー
30に戻され、再度籾摺される。(本願独自の作用) 供給シャッター74と貯留タンクシャッター75と仕上
米シャッター76は、一本の操作レバー77で開閉する
ように構成してある。即ち、操作レバー77を固定した
操作軸78には3個のカムプレート79、80、81を
位相を変えて固定し、操作軸78の近傍にはこれと平行
の平行軸82を設け、平行軸82には前記カムプレート
79、80、81により順次回動するリンク83、8
4、85を設けてあるので、操作レバー77を操作して
a位置まで回動させると、リンク83はカムプレート7
9により仮線の位置まで回動し、ワイヤー88を引い
て、回動杆96をバネ97の弾力に抗して左転させ、回
動杆96に固定の係合棒98を作動杆92の下縁より離
す。作動杆92は重量物であるから自重で降下し、係合
棒95を介して供給シャッター74を開く。(なお、固
定貯留タンク6内の穀物が増加すると、調節板100は
バネ103の弾力に抗して下動し、軸101を介して回
動杆102を右転させ、紐104を介して作動杆92を
上動させるから、係合長孔93、係合棒95、軸94を
介して供給シャッター74は閉じる。) このとき、カムプレート80とカムプレート81はとも
に位相を変えてあるので、一緒に回動してもリンク8
4、85には当接せず、リンク84、85は回動しな
い。操作レバー77がa位置を過ぎると、リンク84は
カムプレート80に当接するようになる。したがって、
リンク84はカムプレート80により仮線の位置まで回
動する。
た混合米は一軸反対螺旋52で左に移動させ、混合米受
樋38に集めて混合米バケットエレベーター5により揚
穀する。又、籾米取出口50に取出された籾米は戻し籾
受樋44に集められ、戻しスロワー54で供給ホッパー
30に戻され、再度籾摺される。(本願独自の作用) 供給シャッター74と貯留タンクシャッター75と仕上
米シャッター76は、一本の操作レバー77で開閉する
ように構成してある。即ち、操作レバー77を固定した
操作軸78には3個のカムプレート79、80、81を
位相を変えて固定し、操作軸78の近傍にはこれと平行
の平行軸82を設け、平行軸82には前記カムプレート
79、80、81により順次回動するリンク83、8
4、85を設けてあるので、操作レバー77を操作して
a位置まで回動させると、リンク83はカムプレート7
9により仮線の位置まで回動し、ワイヤー88を引い
て、回動杆96をバネ97の弾力に抗して左転させ、回
動杆96に固定の係合棒98を作動杆92の下縁より離
す。作動杆92は重量物であるから自重で降下し、係合
棒95を介して供給シャッター74を開く。(なお、固
定貯留タンク6内の穀物が増加すると、調節板100は
バネ103の弾力に抗して下動し、軸101を介して回
動杆102を右転させ、紐104を介して作動杆92を
上動させるから、係合長孔93、係合棒95、軸94を
介して供給シャッター74は閉じる。) このとき、カムプレート80とカムプレート81はとも
に位相を変えてあるので、一緒に回動してもリンク8
4、85には当接せず、リンク84、85は回動しな
い。操作レバー77がa位置を過ぎると、リンク84は
カムプレート80に当接するようになる。したがって、
リンク84はカムプレート80により仮線の位置まで回
動する。
【0024】ついで、操作レバー77をa位置からb位
置まで回動させると、リンク84はカムプレート80に
より仮線の位置まで回動し、ワイヤー89を引いて貯留
タンクシャッター75を開く。ついで、操作レバー77
をb位置からc位置まで回動させると、リンク85はカ
ムプレート81により仮線の位置まで回動し、ワイヤー
90を引いて仕上米シャッター76を開くようにする。
置まで回動させると、リンク84はカムプレート80に
より仮線の位置まで回動し、ワイヤー89を引いて貯留
タンクシャッター75を開く。ついで、操作レバー77
をb位置からc位置まで回動させると、リンク85はカ
ムプレート81により仮線の位置まで回動し、ワイヤー
90を引いて仕上米シャッター76を開くようにする。
【0025】
【発明の効果】本発明は、穀物加工装置の所望位置に切
替体(供給シャッター74、貯留タンクシャッター7
5、仕上米シャッター76)を複数個設け、前記穀物加
工装置の任意の位置に操作軸78を設け、該操作軸78
に一個の操作レバー77と位相を順次変えた複数個のカ
ムプレート79、80、81を固定し、前記操作軸77
の近傍に前記操作軸78と平行の平行軸82を設け、該
平行軸82には前記複数のカムプレート79、80、8
1により順次回動する複数のリンク83、84、85を
設け、前記複数の切替体(供給シャッター74、貯留タ
ンクシャッター75、仕上米シャッター76)と前記複
数のリンク83、84、85とを適宜の手段で連結した
穀物加工装置としたものであるから、操作レバー77を
操作してa位置まで回動させると、リンク83はカムプ
レート79により仮線の位置まで回動し、ワイヤー88
を引いて、例えば供給シャッター74を開き、ついで、
操作レバー77をa位置からb位置まで回動させると、
リンク84はカムプレート80により仮線の位置まで回
動し、ワイヤー89を引いて貯留タンクシャッター75
を開き、ついで、操作レバー77をb位置からc位置ま
で回動させると、リンク85はカムプレート81により
仮線の位置まで回動し、ワイヤー90を引いて仕上米シ
ャッター76を開くようにできる。
替体(供給シャッター74、貯留タンクシャッター7
5、仕上米シャッター76)を複数個設け、前記穀物加
工装置の任意の位置に操作軸78を設け、該操作軸78
に一個の操作レバー77と位相を順次変えた複数個のカ
ムプレート79、80、81を固定し、前記操作軸77
の近傍に前記操作軸78と平行の平行軸82を設け、該
平行軸82には前記複数のカムプレート79、80、8
1により順次回動する複数のリンク83、84、85を
設け、前記複数の切替体(供給シャッター74、貯留タ
ンクシャッター75、仕上米シャッター76)と前記複
数のリンク83、84、85とを適宜の手段で連結した
穀物加工装置としたものであるから、操作レバー77を
操作してa位置まで回動させると、リンク83はカムプ
レート79により仮線の位置まで回動し、ワイヤー88
を引いて、例えば供給シャッター74を開き、ついで、
操作レバー77をa位置からb位置まで回動させると、
リンク84はカムプレート80により仮線の位置まで回
動し、ワイヤー89を引いて貯留タンクシャッター75
を開き、ついで、操作レバー77をb位置からc位置ま
で回動させると、リンク85はカムプレート81により
仮線の位置まで回動し、ワイヤー90を引いて仕上米シ
ャッター76を開くようにできる。
【図1】先行例の正面図。
【図2】本願の正面図。
【図3】本願の揺動選別部内の正面図。
【図4】同一部縦断正面図。
【図5】同2番スロワーと戻しスロワーの正面図。
【図6】同2番スロワーの断面図。
【図7】仕上米スロワーの一部断面側面図。
【図8】荷造り状態の正面図。
【図9】ロール開閉装置の正面図。
【図10】籾摺部の縦断側面図。
【図11】要部断面図。
【図12】要部斜視図。
【図13】供給シャッター部の斜視図。
【図14】貯留タンクシャッター部の一部断面図。
【図15】貯留タンクシャッター部の斜視図。
【図16】仕上米シャッター部の縦断側面図。
1…籾摺部、2…揺動選別部、3…籾ガラ排出ブロワ
ー、4…仕上米スロワー、5…混合米バケットエレベー
ター、6…固定貯留タンク、7…揺動選別装置、8…分
配装置、9…選別板、10…台枠、11…支杆、12…
カム輪、13…モーター、14…第1調節モーター、1
5…ネジ杆、16…軸着部、17…透視窓、18…スイ
ッチ、19…底板、20…分割口、21…第1仕切板、
22…第2仕切板、23…玄米排出部、24…混合米排
出部、25…籾米排出部、26…第2調節モーター、2
7…ネジ杆、28…第3調節モーター、29…ネジ杆、
30…供給ホッパー、31…底板、32…供給口、33
…上部ロール、34…下部ロール、35…風選路、36
…翼車、37…傾斜底板、38…混合米受樋、39…コ
ンベア、40…籾ガラ受樋、41…2番受樋、42…2
番コンベア、43…2番スロワー、44…戻し籾受樋、
45…跳揚筒、46…切替弁、47…取出樋、48…玄
米取出口、49…混合米取出口、50…籾米取出口、5
1…一軸反対螺旋、52…一軸反対螺旋、53…翼車、
54…戻しスロワー、55…上端排出口、55a…上端
排出部、56…屈曲流路、57…戻し風路、58…キャ
スター、58a…回転ハンドル、59…梱包材、60…
点検窓、61…戻し室、62…切替弁、63…回転ハン
ドル、64…螺杆、65…コマ、66…異常ハンドル、
67…籾摺室、68…風選室、69…籾摺駆動室、70
…戻し装置室、71…伝導室、72…後壁、73…前
壁、74a…支持腕、74…供給シャッター、75…貯
留タンクシャッター、76…仕上米シャッター、77…
操作レバー、78…操作軸、79、80、81…カムプ
レート、82…平行軸、83、84、85…リンク、8
6…同径部、87…突起、88、89、90…リンク、
91…軸止、92…作動杆、93…係合長孔、94…
軸、95…係合棒、96…回動杆、97…バネ、98…
係合棒、99…調節ボルト、100…調節板、101…
軸、102…回動杆、103…バネ、104…紐、10
5…バネ、106…バネ、107…リンク、108…調
節ボルト、109…軸、110…レバー、111…バ
ネ。
ー、4…仕上米スロワー、5…混合米バケットエレベー
ター、6…固定貯留タンク、7…揺動選別装置、8…分
配装置、9…選別板、10…台枠、11…支杆、12…
カム輪、13…モーター、14…第1調節モーター、1
5…ネジ杆、16…軸着部、17…透視窓、18…スイ
ッチ、19…底板、20…分割口、21…第1仕切板、
22…第2仕切板、23…玄米排出部、24…混合米排
出部、25…籾米排出部、26…第2調節モーター、2
7…ネジ杆、28…第3調節モーター、29…ネジ杆、
30…供給ホッパー、31…底板、32…供給口、33
…上部ロール、34…下部ロール、35…風選路、36
…翼車、37…傾斜底板、38…混合米受樋、39…コ
ンベア、40…籾ガラ受樋、41…2番受樋、42…2
番コンベア、43…2番スロワー、44…戻し籾受樋、
45…跳揚筒、46…切替弁、47…取出樋、48…玄
米取出口、49…混合米取出口、50…籾米取出口、5
1…一軸反対螺旋、52…一軸反対螺旋、53…翼車、
54…戻しスロワー、55…上端排出口、55a…上端
排出部、56…屈曲流路、57…戻し風路、58…キャ
スター、58a…回転ハンドル、59…梱包材、60…
点検窓、61…戻し室、62…切替弁、63…回転ハン
ドル、64…螺杆、65…コマ、66…異常ハンドル、
67…籾摺室、68…風選室、69…籾摺駆動室、70
…戻し装置室、71…伝導室、72…後壁、73…前
壁、74a…支持腕、74…供給シャッター、75…貯
留タンクシャッター、76…仕上米シャッター、77…
操作レバー、78…操作軸、79、80、81…カムプ
レート、82…平行軸、83、84、85…リンク、8
6…同径部、87…突起、88、89、90…リンク、
91…軸止、92…作動杆、93…係合長孔、94…
軸、95…係合棒、96…回動杆、97…バネ、98…
係合棒、99…調節ボルト、100…調節板、101…
軸、102…回動杆、103…バネ、104…紐、10
5…バネ、106…バネ、107…リンク、108…調
節ボルト、109…軸、110…レバー、111…バ
ネ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B02B 5/00 - 7/02 109
Claims (1)
- 【請求項1】 穀物加工装置の所望位置に切替体を複数
個設け、前記穀物加工装置の任意の位置に操作軸を設
け、該操作軸に一個の操作レバーと位相を順次変えた複
数個のカムプレートを固定し、前記操作軸の近傍に前記
操作軸と平行の平行軸を設け、該平行軸には前記複数の
カムプレートにより順次回動する複数のリンクを設け、
前記複数の切替体と前記複数のリンクとを適宜の手段で
連結した穀物加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27140196A JP2943061B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 穀物加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27140196A JP2943061B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 穀物加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1094732A JPH1094732A (ja) | 1998-04-14 |
JP2943061B2 true JP2943061B2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=17499553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27140196A Expired - Lifetime JP2943061B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 穀物加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2943061B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5119957B2 (ja) * | 2008-02-06 | 2013-01-16 | トヨタ紡織株式会社 | 車両用シートの操作レバー装置 |
-
1996
- 1996-09-20 JP JP27140196A patent/JP2943061B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1094732A (ja) | 1998-04-14 |
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