JP5119957B2 - 車両用シートの操作レバー装置 - Google Patents

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本発明は、複数のロック機構を有する車両用シートに設けられ、操作レバーの段階的な操作量に応じて各ロック機構のロック状態を順次解除できる操作レバー装置に関する。
この種の操作レバー装置として、特許文献1がある。特許文献1は、シートクッションとシートバックとからなる車両用シートの折り畳み装置であって、当該車両シートは、シートクッションと車両フロアとを着脱可能に固定するフロアロック機構と、シートクッションとシートバックとを着脱可能に固定する角度調整機能付きロック機構と、両ロック機構のロック状態を、その段階的な操作量に応じて順次解除する操作レバー装置とを有する。操作レバー装置は、操作レバーにより角度調整機能付きロック機構のロックを解除する主ケーブルと、該主ケーブルに連動しフロアロック機構のロックを解除させる従動機構を有する。従動機構は、枠部材に取り付けられ主ケーブルの牽引力により変位する変位部材と、該変位部材とフロアロック機構の作用子板とを連結し、作用子板を牽引する従動ケーブルとからなる。そして、操作レバーを所定量操作することで、先ず第1段階として角度調整機能付きロック機構のロック状態が解除され、さらに操作レバーを操作すると、次いで第2段階としてフロアロック機構のロック状態を解除可能となっている。
特開平9−142187号公報
特許文献1の操作レバー装置は、その段階的な操作量に応じて1つの操作レバーで2つのロック機構を順次ロック解除できる点で利便性が高い。しかし、特許文献1の操作レバー装置における従動機構は、操作レバーに連結された主ケーブルが牽引されることを前提として従動する機構となっているので、角度調整機能付きロック機構とフロアロック機構のロック解除順序を変更することはできない。特許文献1の車両用シートは、単に折り畳み収納する際に応じた順序でロック解除されて姿勢操作されるので、角度調整機能付きロック機構とフロアロック機構をロック解除する順序は特別変更する必要が無い。しかし、近年では車両用シートの高機能化が進んでおり、当該車両用シートにはリクライニング機構、フロアに設けられたストライカと係合するフック機構、オットマン、シートの着座向きを変更するシート回転機構、ヘッドレストの角度調節機構などの種々の機構が設けられ、それぞれにその姿勢をロックする複数のロック機構が設けられている。これらは、必ずしもロック解除の順序が定められるものではなく、1つの操作レバーで複数のロック機構のロック状態を順次解除できるとしても、その解除順序が1パターンしかなければ、逆に使い勝手が悪くなる。特許文献1の操作レバー装置ではロック機構をロック解除する順序の変更は不可能なので、当該操作レバー装置で複数のロック機構の解除用に適用すれば、上記のような問題が生じる。また、特許文献1の操作レバー装置では、2箇所以上のロック機構を順次ロック解除させたい場合に対応できない。
そこで、本発明は上記課題を解決するものであって、操作レバーの段階的な操作量に応じて2箇所以上のロック機構のロック状態でも順次解除でき、かつ乗員の好みや使用目的等に応じてロック解除する順序を適宜変更できる車両用シートの操作レバーを提供する。
本発明は、複数のロック機構を有する車両用シートに設けられ、操作レバーの段階的な操作量に応じて各ロック機構のロック状態を順次解除できる操作レバー装置に関する。当該操作レバー装置は、レバーシャフトの一端に接合されロック解除操作する際に前記レバーシャフトを回動中心として回動操作される操作レバーと、該操作レバーの操作力を受けて従動シャフトを回動中心として回動する円筒溝カムと、該円筒溝カムに嵌合して往復直線運動し、前記各ロック機構に連結された連結部材をそれぞれ牽引操作する複数の従節と、前記操作レバーの操作力を前記円筒溝カムへ伝達する伝達機構と、前記円筒溝カムの初動位置を任意の位置に切り替え可能な切替手段とを有する。円筒溝カムとは、円筒形の円筒体の外周面に、カム機構となる溝が凹み形成されているものをいう。前記複数の従節は、それぞれ互いに所定寸法隔てて前記円筒溝カムに並設嵌合されている。ここでの各従節同士の間隔は特に限定されず、必ずしも等間隔である必用はないが、等間隔で並設されていることが好ましい。前記円筒溝カムが回動していないニュートラル状態において、各従節は前記ロック機構がロック状態にある前記連結部材の付勢方向側のニュートラル位置にある。前記円筒溝カムが前記伝達機構を介して前記操作レバーの操作力を受けて正回転すると、前記複数の従節がそれぞれ前記ニュートラル位置から順次一往動して前記連結部材を牽引するロック解除位置へ変位する。一方、前記操作レバーの操作力を解除して前記円筒溝カムが逆回転すると、前記複数の従節がそれぞれ前記ロック解除位置から順次一復動して前記ニュートラル位置へ変位する。このような構成となっていることで、操作レバーの段階的な操作力に応じて、複数の従節が順次ロック解除位置に変位し、それぞれ連結部材を介して連結された複数のロック機構が順次ロック解除されることになる。そのうえで、前記操作レバーを操作していないニュートラル状態において、前記複数の従節の設置位置をそれぞれ保持しながら該各従節と円筒溝カムとを脱離させ、前記切替手段によって前記円筒溝カムを回動させることで該円筒溝カムの初動位置を変更して、前記円筒溝カムの回動に伴って前記複数の従節が順次往復直線運動する順序を変更可能となっていることを特徴とする。
前記レバーシャフトと従動シャフトとは平行状態で設置されている。前記伝達機構は、前記レバーシャフトの他端に設けられたギアと、該レバーシャフトに設けられたギアと直接又は間接的に連結される、前記従動シャフトの他端に設けられたギアとを備える。両シャフトのギアは、互いに直接噛合っている場合と、例えばギア歯を有するベルトや中間ギアなど、他の部材を介して間接的に連動する場合とがある。前記円筒溝カムは、該円筒溝カムが一回転する間に前記各従節が前記ニュートラル位置からロック解除位置へ順次一往動するように一巻き螺旋状に形成されている。換言すれば、操作レバーの操作力を解除して円筒溝カムが逆方向に一回転する間に、前記各従節は前記ロック解除位置からニュートラル位置へ一復動することになる。そのうえで、前記伝達機構を構成するレバーシャフトのギアと従動シャフトのギアとのギア比が、前記操作レバーをニュートラル位置から回動限界まで操作したときに前記円筒溝カムが一回転するよう設定されている。
前記従動シャフトの一端、すなわち操作レバーと同じ側に前記切替手段が設けられている。前記切替手段を引くと、前記円筒溝カムも前記切替手段に連動して引かれることで、前記各従節との嵌合状態が解除される。そのままの状態で前記切替手段を回動操作することで、前記円筒溝カムも前記切替手段と一体的に回動操作されてその初動位置が変更される。前記円筒溝カムの初動位置を適宜切り替えたところで前記切替手段を押し込むことで、前記円筒溝カムと前記複数の従節が再度嵌合することになる。
前記切替手段は、前記円筒溝カムの初動位置を切り替え変更する際に掴む操作部と、円形平板状のベース部と、該ベース部における前記つまみ部と反対側に突出する複数の突起部とを有する。前記突起部は、前記ベース部の周縁に沿って等間隔で設けられている。前記円筒溝カムと前記切替手段との間には、プレート部材が介在しており、該プレート部材の片面には、前記切替手段と嵌合する円筒形のボスが形成されている。当該ボスには、前記切替手段の突起部と同間隔かつ同数の切欠が形成されており、前記切替手段の突起部と前記ボスの切欠との嵌合位置を適宜変更することで、前記円筒溝カムの初動位置を等間隔で位置決め可能となっている。
本発明では、操作レバーの段階的な操作量に応じて複数のロック機構のロック状態を順次解除できる構造として、円筒溝カム機構を採用した点が注目される。具体的には、複数のロック機構にそれぞれ連結された連結部材をそれぞれ各従節に連結し、複数の従節を1つの円筒溝カムによって往復直線運動できる構造となっている。したがって、操作したいロック機構の数に応じて円筒溝カムへ嵌合する従節の数を適宜変更することで、2箇所以上のロック機構のロック解除操作も可能となる。そのうえで、円筒溝カムの初動位置を任意の位置に切り替え変更できる切替手段を設けているので、操作レバーの段階的な操作量に応じて複数のロック機構のロック状態を順次解除できる構成を採用しながらも、乗員の好みや使用目的等に応じてロック解除する順序を適宜変更できる。
レバーシャフトと従動シャフトとを平行に設置し、伝達機構としてレバーシャフトのギアと従動シャフトのギアとを備える構成とすれば、両ギアのギア比を適宜設計変更するだけで、操作レバーの操作量に応じた円筒溝カムの回転量を調節できる。具体的には、円筒溝カムが一回転する間に各従節が順次一往動するように一巻き螺旋状に形成されている場合において、両ギアのギア比によって操作レバーを回動限界まで操作したときに円筒溝カムが一回転するように設定できる。これにより、円筒溝カムを一回転させるための操作レバーの回動限界を、例えば30度や90度など、操作レバーの操作性や嵌合される従節の数及び間隔寸法などに応じて適宜設計できる。
操作レバーは、その操作性から、必然的に車両用シートの外面に設けられる。そこで、切替手段も操作レバーと同じ側に設けられていれば、円筒溝カムの初動位置を楽に操作できる。切替手段を引いて円筒溝カムと各従節との嵌合状態を解除したうえで、円筒溝カムの初動位置を変更できれば、各従節の設置位置がズレることがない。したがって、円筒溝カムの初動位置を変更するだけで、当該円筒溝カムと各従節との相対位置関係が変化するので、確実に各従節が往復運動される順序を変更できる。
切替手段に複数の突起部を設けると共に、プレート部材のボスに該切替手段の突起部と同間隔かつ同数の切欠が形成しておけば、切替手段の突起部とボスの切欠との嵌合位置を適宜変更することで、円筒溝カムの初動位置を等間隔で位置決め可能となる。
以下に、適宜図面を参照しながら、本発明に係る車両用格納シートの実施の形態について説明するが、これに限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲においてさらに種々の変更が可能であることはいうまでもない。図1〜図11に、本発明の実施例を示す。図1は、操作レバー装置の斜視図である。図2は、操作レバー装置の正面図である。図3は、操作レバー装置の平面図である。図4は、操作レバー装置の右側面図である。図5は、操作レバー装置の分解斜視図である。図6は、円筒溝カムの回動に伴う各従節の変位の様子を示す円筒溝カムの平面展開図である。詳しくは、図6(a)は、円筒溝カムがニュートラル状態にあるときの平面展開図である。図6(b)は、操作レバーを1段階回動操作し、第1の従節が最初にロック解除位置へ変位した状態を示す平面展開図である。図6(c)は、操作レバーを2段階目まで回動操作し、第2の従節が2番目にロック解除位置へ変位した状態を示す平面展開図である。図6(d)は、操作レバーを回動限界まで回動操作し、第3の従節が最後にロック解除位置へ変位した状態を示す平面展開図である。図7は、ニュートラル状態にある操作レバー装置の縦断側面図である。図8は、調節つまみを引いて該調節つまみと円筒溝カムとを係合させた状態における操作レバー装置の縦断側面図である。図9は、円筒溝カムとカムベース及び各従節との嵌合が解除され、円筒溝カムの初動位置を変更可能な状態の操作レバー装置の縦断側面図である。図10は、第2の従節が最初に変位する初動位置にある円筒溝カムの平面展開図である。図11は、第3の従節が最初に変位する初動位置にある円筒溝カムの平面展開図である。
操作レバー装置1は、図示していない複数のロック機構を有する自動車などの車両用シート(例えばシートクッションのアウトサイド)に設けられ、当該複数のロック機構を1つの操作レバー装置1によって順次ロック解除可能となっている。図1ないし図5に示されるように、操作レバー装置1は合成樹脂成形品により構成され、ロック解除操作するための操作レバー2と、該操作レバー2の操作力を受けて円筒溝カム3と、該円筒溝カム3に摺動可能に嵌合された棒状の従節4と、円筒溝カムの初動位置を任意の位置に切り替え操作する調節つまみ5とを有する。操作レバー装置1が車両用シートに組みつけられたとき、操作レバー2と調節つまみ5が車両用シートの外面に露出している。これを基準として、以下の説明では、操作レバー2及び調節つまみ5が配される側を外方とし、これと反対側を内方とする。図3における図面下側及び図4における図面左側が外方であり、図3における図面上側及び図4における図面右側が内方となる。また、以下の説明における外方が本発明の一端側に相当し、内方が本発明の他端側に相当する。
操作レバー2は、その外方端が操作レバー2に接合されたレバーシャフト8を回動中心として回動操作され、レバーシャフト8の内方端には、円弧状のフレーム9の内面にギア歯10が形成された(図5参照)内歯歯車11が取り付けられている。なお、レバーシャフト8と内歯歯車11との取り付け面にはそれぞれセレーション12が形成されており、操作レバー2の回動操作に伴って内歯歯車11が確実にレバーシャフト8と一体的に回動するようになっている。円筒溝カム3は、レバーシャフト8と平行状態で設置された従動シャフト13を回動中心として回動する。従動シャフト13の内方端には平歯車14が一体形成されており、操作レバー装置1を組み立てたとき、レバーシャフト8に取り付けられた内歯歯車11と従動シャフト13の平歯車14とが内外で噛合うことで、操作レバー2の回動操作に伴うレバーシャフト8からの操作力が、内歯歯車11と平歯車14とを介して従動シャフト13へ伝達される。これにより、従動シャフト13が操作レバー2の回動操作に従動する。この内歯歯車11と平歯車14とが、本発明の伝達機構に相当する。
円筒溝カム3は、円筒形の円筒体3aの外周面に一巻き螺旋状に凹み形成されている。具体的には、図6も参照しながら、円筒体3aの内方周端に沿って回動方向と平行に形成された前半溝部3bと、円筒体3aの外方周端に沿って回動方向と平行に形成された後半溝部3cと、前半溝部3bと後半溝部3cとを繋ぐ傾斜溝部3dとからなる。円筒溝カム3には、複数本、具体的には第1〜第3の3本の従節4a〜4cが、等間隔(120°間隔)で並設嵌合されている。従節4の長手方向中間部には摺動子16が突出形成されており、当該摺動子16が円筒溝カム3に嵌合して摺動することで、円筒溝カム3の回動に伴って従節4が往復直線運動する。各従節4a〜4cの内方端には、各ロック機構に連結された各ケーブル17がそれぞれ1本ずつ連結されており、従節4が往動することでケーブル17が牽引されて、ロック機構がロック解除される。ケーブル17が、本発明の連結部材に相当する。なお、図6(a)によく示されるように、円筒溝カム3が回動していないニュートラル状態では、各従節4a〜4cは全て円筒溝カム3の前半溝部3bにある。また、前半溝部3bの内方側及び後半溝部3cの外方側は、開放(壁がない)状態となっている。
主に図5を参照しながら、操作レバー装置1の具体的構成について詳しく説明する。操作レバー装置1は、対向状に配される外方側プレート20と内方側プレート21とを有し、当該両プレート20・21に亘ってレバーシャフト8及び従動シャフト13が回動自在に貫通している。外方側プレート20の外側に操作レバー2及び調節つまみ5が位置しており、内方側プレート21の外側に伝達機構としての内歯歯車11及び平歯車14が位置している。レバーシャフト8には2本の溝22・22が凹み形成されている。当該2本の溝22・22に、それぞれCリング23・23が弾性変形させて嵌合される。これにより、2つのCリング23・23によって外方側プレート20と内方側プレート21とが外側から挟持され(図3参照)、両プレート20・21に対するレバーシャフト8、延いては操作レバー2及び内歯歯車11の内外方向へのガタツキが防止されている。
両プレート20・21の間には、円筒溝カム3と共に、薄円筒形のカムベース25が従動シャフト13に挿通された状態で回動自在に配されている。また、第1〜第3の従節4a〜4cは、内外方向に往復直線運動可能状に両プレート20・21に亘って貫通されている。カムベース25の径方向中央に穿設された挿通孔の内面と、操作レバー装置1を組み立てたときにカムベース25が配される位置の従動シャフト13の外周面とには、それぞれセレーション24が形成されており、当該両者13・25のセレーション24が噛合うことで、カムベース25が従動シャフト13と一体的に回動する。円筒溝カム3も従動シャフト13に挿通されることで、カムベース25と同軸上の外方寄りに配される。なお、円筒溝カム3の円筒体3aにはセレーションは設けられていない。円筒溝カム3とカムベース25とは、互いの対向面に設けられたカムベース25側の突起26と、円筒溝カム3側に設けられた凹部27とが嵌合する(図7〜図9参照)ことで一体的に回動する。突起26及び凹部27は、周方向に120°間隔で3個づつ形成されている。従動シャフト13の内方端寄り部位にはリング壁28が一体形成されており、当該リング壁28と内方側プレート21との間に、従動シャフト13をニュートラル状態へ常時付勢する捻りコイルバネ29が配されている。
円筒溝カム3の径方向中央の挿通孔30には、外方側プレート20を介して連結体35が挿通係合される。連結体35は、円筒溝カム3の挿通孔30に挿通係合される円筒部35aと、円筒部35aの外方側周端から一体形成されたフランジ部35bとからなる。円筒部35aには、2つの弾性変形可能な係合片36が対向状に設けられており、この係合片36が円筒溝カム3の挿通孔30の内面に設けられた係合凹部37に係合する(図7〜図9参照)ことで、連結体35と円筒溝カム3との抜け外れが防止される。フランジ部35bには、周方向に等間隔で3つの連結孔38が穿設されている。
調節つまみ5には、円形平板状のベース板40と、該ベース板40の調節つまみ5と反対側(内方側)に、ベース板40の周縁に沿って等間隔で突出形成された複数(本実施例では120°間隔で3つ)の切替突起41とが一体形成されている。すなわち、調節つまみ5と、ベース板40と、切替突起41とによって本発明の切替手段が成り、さらに調節つまみ5が本発明の操作部に、ベース板40が本発明のベース部に、切替突起41が本発明の突起部に相当する。各切替突起41の外面には嵌合溝42が形成されており、各切替突起41の内面には連結片43が一体形成されている。外方側プレート20の外方面には、円筒形のボス45が突出形成されている。また、操作レバー装置1には、外方側プレート20の外側から相通されリング47を有するリング部50aと、内方側プレート21の外側から挿通されストッパー片48を有するストッパー部50bとからなり、リング部50aとストッパー部50bとに一体形成された両挿通片49・49同士を接合することで構成される回転ストッパー50を有する。ボス45には、切替突起41と同じ間隔、すなわち周方向に120°間隔で切欠46が3つ形成されている。そして、各切替突起41の嵌合溝42に回転ストッパー50のリング47を嵌合させたうえで、ボス45の各切欠46に切替突起41を位置決め状態で嵌合させる。なお、リング47と各切替突起41とは、嵌合溝42内で互いに回動自在となっており、リング47はボス45の外周を囲んでいる。最後に、回転ストッパー50のリング部50aとストッパー部50bとの両挿通片49・49同士を突き合わせ接合させることで、操作レバー装置1が組み立てられる。このとき、回転ストッパー50の挿通片49は、外方側プレート20の挿通孔51と内方側プレート21の挿通孔53とに挿通されており、ストッパー片48は、内方側プレート21の挿通孔53の上方の挿通孔54と、該挿通孔54の対向位置にあるカムベース25の挿通孔52に臨んでいる。
次に、操作レバー装置1による複数のロック機構のロック解除操作について説明する。図4に示されるように、第1〜第3の従節4a〜4cには、それぞれ1本のケーブル17が連結されている。各ケーブル17は、車両用シートに設けられる3箇所のロック機構に連結されており、各ケーブル17が従節4によって牽引されることで、これに対応するロック機構がロック解除される。ロック機構としては、車両用シート用として公知の各種ロック機構であれば特に限定されず、例えばリクライニング機構、フロアに設けられたストライカと係合するフック機構、オットマン、シートの着座向きを変更するシート回転機構、ヘッドレストの角度調節機構などのロック機構が挙げられる。
図1〜図4及び図6(a)は、操作レバー2を回動操作しておらず、円筒溝カム3も回動していない操作レバー装置1のニュートラル状態を示している。このニュートラル状態では、第1〜第3の従節4a〜4cは、全て円筒体3aの内方側端にある円筒溝カム3の前半溝部3bにおいて並設嵌合されたニュートラル位置にある。このニュートラル位置では、ケーブル17に牽引力が作用しておらず、各ロック機構はロック状態にある。なお、図1〜図4に示す状態では、図6によく示されるように、従節4の変位起点となる円筒溝カム3の傾斜溝部3dに近いほうから、第1の従節4a、第2の従節4b、第3の従節4cの順で並んでいる。従動シャフト13は、捻りコイルバネ29によってこのニュートラル状態の角度に常時付勢されており、捻りコイルバネ29のピッチにより、本実施例における操作レバー2の回動限界は45°となっている。また、伝達機構たるレバーシャフト8の内歯歯車11と従動シャフト13の平歯車14とのギア比は、操作レバー2が45°回動する間に、円筒溝カム3が一回転するように設定されている。したがって、操作レバー2を15°回動させると、円筒溝カム3が120°回動することになる。なお、操作レバー2の回動操作に伴う内歯歯車11が回動したとき、当該内歯歯車11のフレーム9が第3の従節4cと干渉しないよう、フレーム9は若干斜め上向きに傾斜する角度で取り付けられている。
操作レバー2を捻りコイルバネ29の付勢力に抗して、図2(b)に示すように15°回動させると、これと一体的に内歯歯車11もレバーシャフト8を介して15°回動する。このとき、2つのCリング23によってレバーシャフト8が内外方向にガタツクことはない。これに伴い、内歯歯車11と噛合う平歯車14も同方向に120°回動し、操作レバー2の回動操作力が内歯歯車11及び平歯車14を介して伝達されて、レバーシャフト8と平行状態にある従動シャフト13も120°従回動する。従動シャフト13が回動すると、セレーション24で噛合うカムベース25も一体的に回動し、さらに円筒溝カム3も突起26と凹部27との嵌合により一体的に120°回動する。なお、このとき円筒溝カム3の円筒体3aと調節つまみ5とは非連結状態にあるので、調節つまみ5は回動しない。
円筒溝カム3が120°回動すると、図6(b)に示されるように、120°等間隔で並設された3つの従節4a〜4cのうち、円筒溝カム3の傾斜溝部3dに最も近い位置にある第1の従節4が、傾斜溝部3dを摺動しながら後半溝部3c側へ変位する。これにより、第1の従節4aに連結されていたケーブル17が牽引されて、これに対応するロック機構がロック解除される。すなわち、操作レバー2を15°回動操作することで円筒溝カム3が120°正回動し、第1の従節4aのみがニュートラル位置からロック解除位置へ一往動することで、これに対応する所定のロック機構がロック解除される。このとき、第2・第3の従節4b・4cは、前半溝部3b内に残っており、変位していない。
第1の従節4aをロック解除位置へ変位させたところで、さらに図2(c)に示すように操作レバー2を15°(ニュートラル状態から30°)回動操作させると、上記機構と同様にして円筒溝カム3がさらに120°(ニュートラル状態から240°)回動することで、図6(c)に示されるように、第2の従節4bが傾斜溝部3dを摺動しながらニュートラル位置からロック解除位置へ一往動し、これに対応する別のロック機構がロック解除される。このとき、第1の従節4aはロック解除位置のまま保持されており、第3の従節4cはニュートラル位置のままである。
第2の従節4bをロック解除位置へ変位させたところで、さらに図2(d)に示すように操作レバー2を15°(ニュートラル状態から45°)回動操作させると、上記機構と同様にして円筒溝カム3がさらに120°(ニュートラル状態から360°)回動することで、図6(d)に示されるように、第3の従節4cが傾斜溝部3dを摺動しながらニュートラル位置からロック解除位置へ一往動し、これに対応するさらに別のロック機構がロック解除される。このとき、第1・第2の従節4a・4bはロック解除位置のまま保持されている。
このように、本実施例の操作レバー装置1によれば、操作レバー2の段階的な操作量に応じて3箇所のロック機構を順次ロック解除できる。操作レバー2の操作力を解除すれば、捻りコイルバネ29の付勢力によって自動的に操作レバー2はニュートラル位置へ戻る。これに伴い円筒溝カム3も逆一回転し、第3の従節4c、第2の従節4b、第1の従節4aの順で、順次ロック解除位置からニュートラル位置へ一復動する。
次に、図7〜図9を参照しながら、円筒溝カム3の初動位置の切り替え手順について説明する。図7に示すニュートラル状態では、カムベース25と円筒溝カム3の円筒体3aとが突起26及び凹部27において嵌合している。この状態は、調節つまみ5の切替突起41をボス45の切欠46に嵌合させたとき、連結体35のフランジ部35bが調節つまみ5のベース板40によって押圧され、その押圧力が連結体35の円筒部35aを介して円筒体3aに伝達されることで保持されている。このとき、切替突起41の連結片43は、連結体35のフランジ部35bに穿設した連結孔38と嵌合連結しておらず、円筒溝カム3は調節つまみ5に規制されることなく回動自在となっている。また、切替突起41の嵌合溝42にリング47が嵌合された回転ストッパー50も内方側にあることで、ストッパー片48は、カムベース25の挿通孔52に挿通されていない。したがって、カムベース25も、回転ストッパー50に規制されることなく回動自在となっている。
図7に示すニュートラル状態から調節つまみ5を外方側へ引くと、図8に示されるように、切替突起41の連結片43が連結体35のフランジ部35bに穿設した連結孔38に挿通されて、調節つまみ5と連結体35とが連結される。これに伴いリング47が切替突起41の嵌合溝42に嵌合している回転ストッパー50も外方側へ変位することで、ストッパー片48がカムベース25の挿通孔52に挿通する。これにより、調節つまみ5を操作して円筒溝カム3の初動位置を切り替える際に、円筒部35a以外の回動部材が不用意に回動して位置ズレすることが回避される。
図8の状態からさらに調節つまみ5を外方側へ引くと、図9に示されるように、切替突起41とボス45の切欠46との嵌合状態が解除され、調節つまみ5が回動自在となる。なお、上述のように、切替突起41と回転ストッパー50のリング47とは、嵌合溝42内において互いに回動自在となっている。また、連結体35のフランジ部35bが切替突起41の連結片43の基部で牽引されることで、連結体35と係合している円筒体3aも外方側へ変位され、カムベース25との嵌合状態が解除される。このとき、各従節4の摺動子16は、開放空間となっている前半溝部3bの内方周端から抜け外れる(脱離する)ことで、各従節4の位置が変化することはない。これにより、円筒体3aは調節つまみ5と一体的に回動するが、カムベース25を含め円筒体3a以外の回動部材は円筒体3aとは独立した機構として回動することはない。この状態において、調節つまみ5を適当な角度に回転変更することで、円筒溝カム3の初動位置を任意に切り替え可能となる。
具体的には、本実施例では従節4、切替突起41、及びボス45の切欠46は、それぞれ120°等間隔で並設されていることから、切替突起41のボス45の切欠46への嵌合位置を、図2に示すような状態から適宜ずらすことで、必然的に円筒溝カム3の初動位置が適切に位置決めされながら第1〜第3の従節4a〜4cのうちのいずれかが最初に往復直線運動させるか、すなわち往復直線運動の順序を選択切り替えできる。例えば図2に示す角度から調節つまみ5によって120°右回転させた状態で切替突起41をボス45の切欠46へ位置決め嵌合させると、円筒溝カム3の初動位置は、必然的に図10に示すような位置になる。この場合、各従節4a〜4cの変位起点となる傾斜溝部3dは第1の従節4aと第2の従節4bとの間にある。これにより、操作レバー2を回動操作した際の各従節4a〜4cの往復直線運動の順序、すなわちこれらに対応するロック機構のロック解除順序は、第2の従節4b、第3の従節4c、第1の従節4aの順になる。また、図2に示す角度から調節つまみ5によって120°左回転させた状態で切替突起41をボス45の切欠46へ位置決め嵌合させると、円筒溝カム3の初動位置は、必然的に図11に示すような位置になる。この場合、各従節4a〜4cの変位起点となる傾斜溝部3dは、第2の従節4bと第3の従節4cとの間にある。これにより、操作レバー2を回動操作した際の各従節4a〜4cの往復直線運動の順序、すなわちこれらに対応するロック機構のロック解除順序は、第3の従節4c、第1の従節4a、第2の従節4bの順になる。
(変形例)
以上、本発明の代表的な実施例について説明したが、その他の変形も可能である。例えば、上記実施例では3本の従節4a〜4cを設けたが、2本や4本以上設けてもよい。また、操作力伝達機構としての各歯車のギア比を変更して、円筒溝カム3の一回転に対する操作レバー2の回動限界を変更してもよい。例えば、従節4の設置個数に応じた段階的な操作回数も考慮しながら、その回動限界を30°、40°、50°、60°、70°、80°、90°、100°、105°等に設定できる。但し、操作レバー2の回動限界をあまり大きく設定すると、操作性が悪化する。同様に、操作レバー2の段階的な操作角度も上記実施例での15°毎に限らず、10°、20°、25°、30°毎など、種々変形可能である。
また、上記実施例の内歯歯車11を半円状にしたが、少なくともニュートラル状態から操作レバー2の回動限界位置の間で両歯車が噛合っていればよく、操作レバー2の回動限界に応じて1/4円、上半円、2/3円、3/4円などとすることもできる。
また、伝達機構の構成自体を大きく変更することもできる。例えば図12に示すように、レバーシャフト8の平歯車60と従動シャフト13の平歯車14との間にターニングベルト61介在させて、平歯車60と平歯車14とを間接的に連動させてもよい。または、図13に示すように、レバーシャフト8の平歯車60と従動シャフト13の平歯車14とを直接噛合わせてもよい。この場合、従動シャフト13はレバーシャフト8と逆回転になるので、円筒溝カム3も上記実施例とは逆周りの螺旋としておく。さらには、図14に示すように、レバーシャフト8の平歯車60と従動シャフト13の平歯車14との間に中間歯車62を噛合わせることで、平歯車60と平歯車14とを間接的に連動させてもよい。
操作レバー装置の斜視図である。 操作レバー装置の正面図である。 操作レバー装置の平面図である。 操作レバー装置の右側面図である。 操作レバー装置の分解斜視図である。 円筒溝カムの平面展開図である。 ニュートラル状態にある操作レバー装置の縦断側面図である。 調節つまみと円筒溝カムとが係合した状態の操作レバー装置の縦断側面図である。 円筒溝カムの初動位置を変更可能な状態の操作レバー装置の縦断側面図である。 第2の従節が最初に変位する初動位置にある円筒溝カムの平面展開図である。 第3の従節が最初に変位する初動位置にある円筒溝カムの平面展開図である。 伝達機構の第1の変形例を示す概略構成図である。 伝達機構の第2の変形例を示す概略構成図である。 伝達機構の第3の変形例を示す概略構成図である。
符号の説明
1 操作レバー装置
2 操作レバー
3 円筒溝カム
3a 円筒体
3b 前半溝部
3c 後半溝部
3d 傾斜溝部
4 従節
4a 第1の従節
4b 第2の従節
4c 第3の従節
5 調節つまみ(切替手段)
8 レバーシャフト
11 内歯歯車(伝達機構)
13 従動シャフト
14 平歯車(伝達機構)
16 摺動子
17 ケーブル(連結部材)
20 外方側プレート
21 内方側プレート
25 カムベース
29 捻りコイルバネ
35 連結体
35a 円筒部
35b フランジ部
41 切替突起(切替手段)
45 ボス
46 切欠
47 リング
48 ストッパー片
50 回転ストッパー

Claims (4)

  1. 複数のロック機構を有する車両用シートに設けられ、操作レバーの段階的な操作量に応じて各ロック機構のロック状態を順次解除できる操作レバー装置であって、
    レバーシャフトの一端に接合されロック解除操作する際に前記レバーシャフトを回動中心として回動操作される操作レバーと、該操作レバーの操作力を受けて従動シャフトを回動中心として回動する円筒溝カムと、該円筒溝カムに嵌合して往復直線運動し、前記各ロック機構に連結された連結部材をそれぞれ牽引操作する複数の従節と、前記操作レバーの操作力を前記円筒溝カムへ伝達する伝達機構と、前記円筒溝カムの初動位置を任意の位置に切り替え可能な切替手段とを有し、
    前記複数の従節は、それぞれ互いに所定寸法隔てて前記円筒溝カムに並設嵌合され、前記円筒溝カムが回動していないニュートラル状態において、各従節は前記ロック機構がロック状態にある前記連結部材の付勢方向側のニュートラル位置にあり、
    前記円筒溝カムが前記伝達手段を介して前記操作レバーの操作力を受けて正回転すると、前記複数の従節がそれぞれ前記ニュートラル位置から順次一往動して前記連結部材を牽引するロック解除位置へ変位し、前記操作レバーの操作力を解除して前記円筒溝カムが逆回転すると、前記複数の従節がそれぞれ前記ロック解除位置から順次一復動して前記ニュートラル位置へ変位し、
    前記操作レバーを操作していないニュートラル状態において、前記複数の従節の設置位置をそれぞれ保持しながら該各従節と円筒溝カムとを脱離させ、前記切替手段によって前記円筒溝カムを回動させることで該円筒溝カムの初動位置を切り替え変更して、前記円筒溝カムの回動に伴って前記複数の従節が順次往復直線運動する順序を切り替え可能となっていることを特徴とする操作レバー装置。
  2. 前記レバーシャフトと従動シャフトとは平行状態で設置され、
    前記伝達機構は、前記レバーシャフトの他端に設けられたギアと、該レバーシャフトに設けられたギアと直接又は間接的に連結される、前記従動シャフトの他端に設けられたギアとを備え、
    前記円筒溝カムは、該円筒溝カムが一回転する間に前記各従節が順次一往動するように一巻き螺旋状に形成されており、
    前記伝達手段を構成するレバーシャフトのギアと従動シャフトのギアとのギア比が、前記操作レバーをニュートラル位置から回動限界まで操作したときに前記円筒溝カムが一回転するよう設定されている、請求項1に記載の操作レバー装置。
  3. 前記従動シャフトの一端に前記切替手段が設けられており、
    前記切替手段を引くと、前記円筒溝カムも前記切替手段に連動して引かれて前記各従節との嵌合状態が解除され、そのまま前記切替手段を回動操作することで、前記円筒溝カムも前記切替手段と一体的に回動操作されてその初動位置が変更される、請求項1又は請求項2に記載の操作レバー装置。
  4. 前記切替手段は、前記円筒溝カムの初動位置を切り替え変更する際に掴む操作部と、円形平板状のベース部と、該ベース部における前記操作部と反対側に突出する複数の突起部とを有し、前記突起部は、前記ベース部の周縁に沿って等間隔で設けられており、
    前記円筒溝カムと前記切替手段との間には、プレート部材が介在しており、
    前記プレート部材の片面には、前記切替手段と嵌合する円筒形のボスが形成され、
    前記ボスには、前記切替手段の突起部と同間隔かつ同数の切欠が形成されており、
    前記切替手段の突起部と前記ボスの切欠との嵌合位置を適宜変更することで、前記円筒溝カムの初動位置を等間隔で位置決め可能な、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の操作レバー装置。
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